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管理人の日記
今日(26日)は仕事でした。明日(27日)も仕事です。ヤバい!!!
ウェルスナビはジャスコナビだった…? |
少し前に、「買う価値が無い」と断じた、投資信託信託サービスの「ウェルスナビ」(【日記:2024/6/5】)だが、ピンポイントな用途で、利用用途が存在することが見つかった。それは、イオンカードでの積立購入ができることである。
…まず、流通最大手の「イオン(旧:ジャスコ)」には、「イオン銀行」というサービスが存在する。ただのスーパーのおまけ銀行と侮るなかれ、最高位であるプラチナ条件を満たせば、年率0.15%という、高めの利子が付く。また、イオンは日本のどこにでも存在し、私は、食料や生活雑貨を買うために、定期的に訪問している。そこで買い物をする際に、現金も補給するという流れは、全くもって無駄がない。「イオン銀行」は、私のような金銭管理ガチ勢が、メインバンクの一つとして使えるくらいの、魅力を持った存在なのだ。「イオンカード」とセットで、今後も長く付き合っていくことになるだろう。
――しかしながら。意外なところとして、イオングループは、「イオン証券」という会社を持っていない。私にとって、現金/預金に続く第3勢力となっている「投資」(※割合は、現金1%、預金3%、投資96%くらい)を、イオンカードでは行えないのだ。実際、イオン銀行では、投資の第1歩であるNISA・iDeCo口座も開設できるが、NISAのほうはマネックス証券、iDeCoのほうはみずほ銀行と、それぞれ他社と提携をしてのサービスとなっている。それぞれ、イオンカードでの積立は行えず、WAONポイントの還元といったサービスも得られない。せっかく、流通大手の強みを生かした金融サービスを提供しているのに、それで株を買えないというのは、私にとっては、飛車角桂香落ちという感じである。
しかしながら。そのイオンカードで、唯一、積立投資を行える銘柄が存在した。それが、「買う価値なし」と批判していた「ウェルスナビ」だったのである。ちなみに、ウェルスナビ側から見ても、クレカ積立を行えるのはイオンカードのみであり、謎の最強タッグを組んでいる。
…さて。「ウェルスナビ」という商品は、一言で表現すると、「eMAXIS
Slim 全世界株式」の0.8倍しか価格が上昇しない、純然たる劣化品である。やれ、全てプロに運用を任せられるし、それに、テレビCM等もやっているから安心…❤
と言いたいところだが、その安心感のために、本来ならば株の値上がりによって得られるはずの利益から、2割の手数料を没収されるのだ。
――とはいえ。「eMAXIS Slim 全世界株式」は、投資界隈の五条悟と呼ばれるくらいの、最強の商品である(※当サイトが勝手に呼んでるだけ)。よって、その0.8倍の上昇率であっても、四条悟であり、十分すぎるくらいの性能を持っていることは間違いない。そのため、「ウェルスナビ」についても、資産形成の入門として考えれば、必ずしも不適ではないと評価すべきであろう。ただし、5年〜数十年といった、中長期での資産形成を考えると、この20%のパフォーマンスの違いは、想像以上の差を生んでくる。やはり、あなたの人生を考えて、早めに、本家の証券会社に口座を開いたほうが良いだろう…。
そんな「ウェルスナビ」なのだが、イオンカードにて積立ができるということで、ピンポイントながらも、独自のメリットが生まれてくれた。
…さて、イオンカードでウェルスナビに積立投資をすることの利点は、まずは0.5%のポイント還元を得られることだ。上限である5万円/月の積立投資(10万円/月ではない)を行うことで、250WAONポイントを得ることができる。WAONポイントは、似たような名称のポイントが多すぎてわけわかめ(死語)になっているが、とりあえず、1WAONPOINT
= 1円として、イオン店舗での商品購入に使用可能である。普段から、イオンで買い物をする習慣がある私にとっては、完全に無駄なく、現金と等価として消費可能なポイントだ。また、「ウェルスナビ」自体も、“最強”に対して、少し引けを取るというだけであって、決して、買うことで損をするような商品ではないのである。
――そして、見落とされがちだが、クレジットカード積立投資において、その使用料が引き落とされるのは来月である。つまり、利息0円で株の購入代を前借りできているのと同じになっているのだ。ポイント還元も含めて、私にとっては、神のようなサービスである。もっとも、既に私の月間投資額は、私の月給を完全に超えている。そのため、月末には、あっちで売ったりこっちで売ったりしながら、各カードの引き落としに対応していく…という、てんてこ舞いな状況となってしまう。でもまあ、そういうところまでを含めての「攻略」だと考えているので、私にとっては問題ないというものだ。
余談である。私にとって、人生で初めて作ったクレジットカードは、「イオンカード」であった。やはり、身近な店で、そして実店舗が存在するという安心感は大きい。そんな、誰もが作れるクレカで、環境最前線に居つづける投資商品の8割の性能を持つ商品が買えるのであれば、それはそれで、十分といえるのではないだろうか。もっと早く、「投資」というものを知っておきたかった…。
そういうわけで。「ウェルスナビ」について、私は「WealthNavi
for AEON CARD」という日本語でおkなサービスで、さっそく口座開設を申し込んだ。口座が開かれ次第、上限である5万円/月を、イオンカードから積み立てていくつもりである。
――もちろん、資産運用のキモと言われる長期投資は、「楽天証券のNISA口座」と心を決めているため、ウェルスナビも含めて、その他の物はサブとしての運用になる。よって、あれやこれやと、更に忙しくなってくるだろうが、これはそういう縛りプレイなのだ。もっと、前掛かり的に攻めていって、どんどん金融資産を増やしていこう!
アー今年も夏が来た(来たね来たよ来たゼ来たわ来たの) |
おまけである。本日、楽天証券にて、新たなキャンペーンが開催された(【楽天証券の紹介ページ】)。対象の投資信託に対して、月1万円の積立、または5万円のスポット購入をすることで、総額500万円がプレゼントされるという施策であり、主催は「三菱UFJアセットマネジメント」だ。「は?
誰おまえ?」というところだろうが、神:「eMAXIS
Slim 全世界株式」を生み出した、投資界隈の名家である。
…さて、適用条件は、なんか色々と書かれているが、要するに、「対象商品」欄に書かれている投資信託を、9月末までに、5万円ぶん、スポット購入すれば良い。なお、その銘柄を、9月末までに売却してしまうと、キャンペーン適用の対象外となってしまうというのは、要注意だ。
――では、キャンペーン対象商品の中で、何を買うべきか。実際に見てみると分かるが、三菱UFJの商品の中でも、ド定番と言える「eMAXIS
Slim 全世界株式」と「eMAXIS Slim
米国株式」は、巧妙に対象から外されている。まあ正直、私もアイツらは、禁止カードにすべきと思っている…。こういうキャンペーンは、投資の裾野を広めるため、証券会社がわざわざ身銭を切って開催してくれている。だから、いつもの奴らが除外されるのは、仕方ないことだ。
しかしながら、似たような性質を持つ商品として、「eMAXIS
Slim 先進国株式」や「eMAXIS NASDAQ100」については、キャンペーン対象商品の中に残され続けている。これらは、全世界株式や米国株式と、ほぼ同じ値動きをする商品であり、とりあえず買って保有しているだけでも、大きく損をすることは無い。それぞれ、手数料も安いため、長期投資にも向いている。せっかくだから、私は、これらの商品をNISA枠に入れて、長期運用をしてみようかなと思っている。完全に、証券会社のキャンペーンに乗せられている…。
ちなみに。今回のキャンペーンは、抽選&山分けということで、参加人数が増えれば増えるほど、損をするという形式である。
…では何故、私が今回、このように、私個人にとってはデメリットしかない“キャンペーン情報を広める”という行動を取ったのかというと、それはもちろん、1日ぶんの日記のネタになるから皆さまに投資の面白さを知ってほしいからである。“株は、貯金のある人や暇人がやるもの”という考えは、今でも深く根付いているようだ。そして、「投資をしています!」という人でも、その内容を訊いてみると、要は全世界株か米国株に積立して放置をしているだけという人が大半のようだ。もちろん、それは間違いでないどころか、むしろ“一切の無駄な行動を取らない”という意味では、最適解だったりする。
――ただまあ、私は、これだけ「投資」という名のソシャゲにハマってしまっており、その魅力を、できるだけ多くの人に伝えていきたいという気持ちがある。投資は、全世界株や米国株に積み立てて放置をするだけではないのだ。恐らく、前述のキャンペーンで、定番とされる投資信託が除かれたのも、運営会社の、「できるだけ多くの商品を知ってほしい」という願いからであろう。それに、投資という分野自体は、他のギャンブルと異なり、参加人数が増えれば増えるほど得をするという性質がある。投資というのは、やっぱり面白いものなのだ!
(2024年6月26日) 4765 PV
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