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管理人の日記
カムラ化〜シリア〜 |
「カムラ
…まず、初めて「モンハンライズ」を起動すると、タイトル画面の時点で、上の画像で示したやたらと濃い顔の女性が、架空言語で歌を歌いながら出迎えてくれる。やれ、濃い顔で歌というと、アイスボーンの「これは…歌声…?」という黒歴史を思い起こさざるを得ない。
――まあ、一応、ただ本当に濃いだけだった『ワールド&アイスボーン』の受付嬢とは異なり、『ライズ』のヒノエ&ミノト姉妹は、「竜人族」という、人間とは少し異なる種族のようだが、それにしたって、もう少し、普通に好まれる感じのビジュアルに出来ただろう!
と、そんな感じでタイトル画面を抜けてゲームを開始すると、スイッチとしてはトップクラスのムービー演出を終えたあと、拠点で操作ができるようになっても、まだ歌が続いている。そう、それが「カムラ祓え歌」であり、モンハンシリーズにおいて、初のボーカル付き拠点BGMなのだ。ちなみに、ライズでは、作風として、BGM演出に、非常に多くの声楽要素が取り入れられており、思う存分、「これは…歌声…?」とつぶやくことができる。
さて。話は変わって、『サンブレイク』である。サンブレイクでは、ライズの「和風・忍者・妖怪」などといった独特な世界観は継承されず、まあ、いつものモンハンと言えるような世界観となった。
…そして、ご存じの通り、サンブレイクは、復活モンスターや高難易度クエストといった、分かりやすいやり込み要素が大量に追加された。私は、サンブレイク部分だけでプレイ時間が200時間を超えたが、今なお全要素を遊び尽くせていないくらい、莫大なボリュームを持った作品である。『ライズ』における、「やりごたえが足りない」「難易度が低すぎる」という感想は、追加パックのサンブレイクで、完全に過去の物となったのだ。
――だが、「何か新しいことをやりたい」という思いは、ライズも負けていないどころか、むしろ、モンハンシリーズの中でもトップクラスに優れていたように思うのだ。ボーカル付きのBGMはもちろん、妖怪をテーマとした様々なモンスター、そしてモンスター紹介ムービーの琵琶法師による演出、そして滑ってしまったが「百竜夜行」という新たなゲームスタイルなどなど…。やれ、ニンテンドースイッチにおけるモンハン作品について、先にPS4などでアップデートが完了していた『ワールド&アイスボーン』を参考にし、「ワールドポータブル」みたいな作品にする手も十分に有ったとは思うが、そんな純然たる劣化版とせず、『ライズ』で独自路線を目指したことは、非常に良かった。
そういうわけで。私は、BGM変更機能を使って、『サンブレイク』の拠点BGMについても、ライズと同じく、「カムラ祓え歌」にしている。
――やれ、新曲も、港町っぽい雰囲気で、決して悪くないのだが、だが、拠点BGMでいきなり歌い出した、あの衝撃には、やはり勝てないというものだ。うん、「ワイルズ&追加パック」に続いて、スイッチ次世代機で出るであろう、まったく新しいモンハンにも、単なる据え置き版のコンパチではなく、独自の味を出してくれることを期待しているよ…!
(2024年11月15日) 281 PV
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