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管理人の日記
EDFッッ! EDFッッ!!
この物量処理はPS3じゃ無理 |
前に予告していた通り(【日記:2024/10/17】)、アストロボットの次の据え置きゲームとして、「地球防衛軍4.1」をスタートした。まあ、どこまで進めたかというと、更新時期の関係上、実は既に、HARDの初周クリアーを終わらせてしまったりしているのだが…。
さて、いつもながら、地球防衛軍シリーズについて、軽く紹介をしておこう。宇宙から訪れた巨大な蟻やUFOを相手に、左スティックでキャラを・右スティックで銃口を動かして戦っていくアクションシューティングであり、ジャンルとしては“TPS”に属する。その魅力は、基本ルールが単純なゆえの中毒性の高さであり、バカゲー感あふれる作風も相まって、「あと1ミッション!」と、ついつい遊んでしまう面白さがある。また、地球防衛軍は高難易度ゲーとしても知られており、EASYやNORMALでは爽快感が味わえる反面、HARD, HARDEST, INFERNOという上位難易度では、作戦や事前のキャラ育成が重要になってくる。その他、オンラインプレイも賑わっており、定番の共闘アクションとしても定着していると言えるだろう。
…さて、現在では、PSハードを中心に『地球防衛軍6』までが発売されているほか、ニンテンドースイッチにも、『2』『3』『4』の追加要素を含んだバージョンが移植されている。最新作の『6』は、ストーリー要素が唐突に超強化され、私は、フルタイムで働きながらにも関わらず、1ヶ月で170時間・1年で500時間をプレイしたという、伝説的なタイトルとなった(【日記:2022/9/25】【2023/7/22】など)。
――そして、今回の『地球防衛軍4.1』は、PS3とXbox360で2013年に発売された『地球防衛軍4』のアップグレード版として、2015年にPS4で初登場をした。このような作品が出た理由だが、『4』のPS3版が、パフォーマンスにかなりの問題があったタイトルであることを踏まえて、続編の発売前に新ハードに慣れておきたかったことと、そして、PS3版の『4』を遊んでしまった人へのリベンジという意味合いがあったと思われる。
さて、私は、過去に『地球防衛軍4』を、実はプレイ日誌を連載するくらいまで楽しんでいたのだが(【地球防衛軍4 /
INFERNOプレイ日誌】)、それが終わって10年間、『4』シリーズをプレイしたことは無かった。『4.1』についても、ダウンロード版を購入したにも関わらず、未プレイだったのである。そういうわけで、久々の地球防衛軍として、積みゲーとなっていた『4.1』を崩してみようと思ったのだ。
地下ミッションでも、自爆の危険性がある爆発物でなく、スラッグショットの使用が多かった |
というわけで。私は、未プレイであった『4.1』を、1周目のクリアまで遊んでみた。すると、物量が大幅に増しており、かつ、新ハードの性能を活かして、『4』よりも大幅に快適な環境で、大量地獄を楽しむことができたのである。
…まず、私は、せっかくPS3本体を使用可能な状態にしているということで、その対応ソフトである『地球防衛軍4』(PS3ディスク版/アップデート済)を、比較のために起動してみた。最初のミッションを選択してスタートすると、まずムービーが始まるまでに1分2秒のロードが掛かり、そこから操作が可能になるまでに38秒のロードが追加で要求されている。ちなみに、肝心のムービー自体は約30秒である。また、画質はボケボケで、出力画素数自体が低い(1280×720?)うえ、遠景の簡略化が顕著ということで、現在の4Kディスプレイでプレイするのはかなり辛い。動作もガクガクで、恐らく30fpsも安定していないだろう。10年前とはいえ、よくもまあ、こんな作品を100時間単位で遊べたものだ…。
――いっぽうの、『4.1』である。今回は、ノーマルPS5本体を使用しているということで、PS4ソフトの『地球防衛軍4.1』(※「PS5版」は存在しない)をプレイする環境としては、PS5proに続き、2番目ということになる(PS5 Pro >
ノーマルPS5 > PS4 Pro > ノーマルPS4)。そして、実際に計測したロード時間については、ミッション1のスタート時は、ムービー前のロードが5秒、それが終わってから操作開始となるまでが同じく5秒である。まあ、ほぼ気にならないレベルの短さと言って良いだろう。グラフィック動作についても、恐らくだが画素数1920×1080で、フレームレートも60fpsかそれに準ずるくらいであろうと思われる。やれ、もともと、地球防衛軍は、大作RPGのような美麗グラフィックにこだわったタイトルというわけではないものの、アクションシューティングということで、軽快動作に勝るものはないのである。
さらに。『地球防衛軍4.1』は、単純な移植というわけではなく、性能が上がったことで、物量が大幅に増している。具体的に言うと、敵と味方の量が、2倍程度に増やされている。『5』の時にも同じようなことを書いた(【日記:2020/9/24】【2020/10/25】)が、地球防衛軍は大量地獄を楽しむタイトルであるため、しっかりPS4の性能を活かした作品となっているのだ。
…また、物量以外にも、様々な部分が調整された結果、いわゆる“環境変化”も起きている。例えば、私はレンジャー(陸戦兵)を使っているのだが、「ストリンガー」という狙撃銃のシリーズは、1発ごとに再装填が必要であり、『4』の時点では、人気の「ライサンダー」シリーズの影に隠れていた。だが、『4.1』ではストリンガーシリーズの威力が2倍前後に強化され、かつ、敵の物量が増えたことで、貫通能力を活かしやすくなったため、一転して大人気の武器となった。私のHARD攻略でも、中盤で手に入った「ストリンガーJ2」が幾度となく活躍してくれた。INFERNO攻略でも、頻繁に名前を聞く武器であるため、今後の展開が楽しみである。
――そして、同じく『4.1』の環境で大活躍した武器としては、「スラッグショット」が挙げられる。敵を貫通する短射程の鋼弾によって、多数の敵を一気に撃破できる。ただ、初登場が『ポータブルV2』(Vita/2014年)という非常に微妙な時期であり、その後の『5』ではショットガンの多くに貫通特性が持たされ、続く『6』では「X900-オーキッド」など貫通武器が更に増えた。そのため、「スラッグショット」シリーズに、私は全くと言って良いほど親しみを感じて来なかった。しかしながら、間隙の時期となる『4.1』では、敵の物量が増えたにも関わらず、ロクな貫通武器が用意されていない。よって、貫通特性を持つ「スラッグショット」が、大活躍をするに至ったのだ、具体的には、HARDの序盤が終わるくらいの時期に手に入る「スラッグショットBC」は、威力が900と高く、ドラゴンを含む主力級を一撃必殺し、硬い赤蟻ですら終盤までは1発で倒せる。『4』と比べ、敵の物量が2倍近くに増えているため、この武器の貫通能力が無いと話にならないという感じである。私のHARD攻略において、スラッグショットは、常に持って行く武器の選択肢に挙がっていた。多少では丸め込めない射程の短さを許容し、対空戦にすら使っていったくらいである。
金蟻と鎧蜘蛛は、『4』の頃が最も鬼畜だった… |
というわけで。私は、『地球防衛軍4.1』の初周HARDを、前後作と比較した環境変化も踏まえながら、楽しく遊ぶことができた。
…だが、今回の日記の題名は、「始めました!」であり、もちろん本番は、最高難易度のINFERNOである。HARDとHARDESTは、ただの前置きに過ぎない。やはり、地球防衛軍シリーズをしっかり遊びたいと思うなら、上位難易度への挑戦は、避けては通れないのだ。
ところで。ここから先のプレイ方針としては、2つが存在する。まずは、HARDクリアーが完了したので、そのまま続けて、1つ上の難易度であるHARDESTへと挑戦をしていくことである。HARDをクリアしており、体力は約1000が存在するということで、そのままアクションRPGのように、自然な感じで難関へと挑んでいけるだろう。武器についても、まずはHARD相当のものをヘビロテしつつ、中盤以降で新武器が手に入ってくる…という感じが、シリーズ恒例となっている。
…次に、今回は有料DLCを購入しているということで、HARDのDLCミッションに挑んでいくという手がある。『4.1』では、『4』の全3弾のDLCを再構成した、2つのミッションパックが配信されており、全49の追加クエストが登場する。それらは、基本的に難関であるうえ、『5』『6』と異なり、DLC限定の新武器が登場することはない。一応、HARDでは、DLC2の中盤以降で、本来ならHARDEST以降でしか手に入らないレベル帯の武器が手に入ることもあるようだが、もちろん、そんなミッションは、HARDEST本編と比べても遥かに難易度が高いため、稼ぎ対象としての魅力は無い。そして、DLCの難易度は、恐らくだがINFERNOを基準として調整されていると思われるため、それ以外の難易度で通しプレイをしようとするなら、クリアが極端に困難となるようなことも起こり得る。
――というわけで。HARD本編のクリア後に、「本編HARDESTに挑む」か「HARDのDLCを攻略していく」のどちらを選ぶかは、なかなか重要な選択となる。だが、私は、後者の“DLCミッション”のほうを選んでいくことにした。まあ、せっかく、今回プレイのために有料DLCを新規に買ったのだから、遊ばなければ損というものだ。もし、どうしてもクリアができなかったとして、その時はその時で、また考えれば良い…。よーし、最近は、ゲームのプレイ時間を用意するのも厳しくなってきたけれど、今回の『地球防衛軍4.1』のミニ日誌も、頑張っていくぞ〜!
(2024年11月16日) 854 PV
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