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管理人の日記
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今日は、「ダンガンロンパ」シリーズの、14歳の誕生日らしい。
…さて。初作である『1』こと、「ダンガンロンパ:希望の学園と絶望の高校生」は、2010年11月25日に、意外にもPSPで登場した。「相手の証言」に対して、矛盾する「証拠品」を突き付けることで、謎を暴いていく…という意味では、「逆転裁判」タイプの推理ノベルゲーと言えるが、「高校生同士15人での仲間うちでの殺し合い」という緊張感と、それに反するポップでサイコな世界観から、独自の魅力を誇る作品だ。本編と言えるのは、『1』『2』『V3』の3作であり、当初はPSPやVitaといったソニーハードで展開していたものの、現在は基本的に全機種でプレイが可能である。
そして。私については、初期2作をVitaに移植した「1・2
リロード」を、前職の寮で友人から借りてハマり、その後しばらくして発売された『V3』もプレイしていった。が、何故か、そこでダンガンロンパシリーズは展開終了となってしまい、8年弱が経った現在になっても、本編と言える作品は登場していない。その後、「ダンガンロンパスタッフが送る〜」と称された作品は、いくつも出ているが、未だに“ダンガンロンパスタッフ”呼びであることから、たぶん、新たな代表作と呼べる物は出せていないのだろう…。
――なお、私の中では、「PSPやVitaの時期に、既存ゲームのフォロワーとして新登場し、そして燃え尽きていったゲーム」ということで、「ゴッドイーター」シリーズと重ねるところもある。これについては、過去に単独記事を書いているので、そちらをどうぞ(【日記:2021/10/25】)。
ところで。今からシリーズ作を遊ぶとしたら、まず、Vita本体が動くならば、中古パッケージが3桁円で入手できるので、それを使えば、合計1000円ほどで、『1・2 リロード』『V3』にて、3作をプレイすることが可能だ。もう、ここまで来ると、元を取るとかいうレベルではない、神のごとき環境となる。
――その他、現行機ならば、スイッチにて3作セット+おまけの新規ミニゲームが、セール前提で4000円となっている。また、当初は『V3』からの対応となったPS4版も、現在では3作全てが揃っているため、トロフィー目的だったり、PSハードにこだわりたい…という場合なら、そちらもアリである。本日で14周年ということで、少しばかり古いゲームとなるが、文字を読むゲームのため、時間が経っても色褪せないというのは嬉しい。
ゲーム版もいいぞ… |
そして。今日の話は、アニメ版の「ダンガンロンパ」である。全3作・37話が存在し、単なるゲームのアニメ化ではない作品となっている。
…まず、アニメ第1作の「ダンガンロンパ The
Animation」は、ゲーム版の『1』を、そのまま全13話でアニメ化したものである。基本的な世界感と、犯人や被害者、そして黒幕の存在などは、全てゲーム版と同じだが、話数の関係上、ダイジェストと呼んでも良いくらい、異様に展開が巻かれている。捜査パートなどは、証拠品が一瞬で集まって流されるし、犯人は、だいたい証拠を1つぶつけられただけで自白する。「相棒」が21時45分くらいになったときが、常に展開されている感じなのだ。
――その他の、作風については、ゲーム版のBGMや”おしおき”ムービーをそのまま使っているなど、あくまで「ゲームのアニメ化」という雰囲気を強く意識している。ただ、やはり、あまりにもダイジェストすぎるので、私は、「ゲームのおさらい」という感じで捉えていった。初見の人は、このアニメからでも楽しめるが、それで興味を持ったら、是非ともゲーム版のほうにも触れてみてほしいものだ。
そして、第2作の「ダンガンロンパ3 ―The End
of 希望ヶ峰学園― 未来編」と、第3作「絶望編」は、対をなす作品である。便宜上、第2作・第3作という表記をしたが、これらは同時放映がされており、「未来編 1話」→「絶望編
1話」→「未来編 2話」→「絶望編
2話」→ … →「未来編 12話」→「絶望編
希望編(12話)」というふうに、交互に見ることが推奨されている。
…そして、内容としても、ゲーム版の『V3』とは全く異なる物語になっており、「未来編」では、新キャラクターたちを交えて、「仲間の中に1人だけ襲撃者が隠れているので、それを見つけ出す」という、いわゆる“人狼”のような展開となる。また、「絶望編」のほうは、どうやら、ゲーム版『2』のキャラクターたちの過去編?
といった感じの物語が展開されるようだ。
さて。私は、お馴染みの「dアニメストア」にて、まずはアニメ第1作の「ダンガンロンパ
The Animation」を見始めた。私は、ゲーム版をプレイ済みだったが、それは既に10年近く昔のことである。よって、アニメ版のダイジェスト的な作りは、むしろちょうど良いという感じだった。テンポが良すぎるくらいの作風も、一周回って、ギャグとして楽しめる。そういうわけで、強い興味を保ちつつ、まずは第1作を最終話まで視聴した。
…そして、その勢いのまま、アニメ第2作&第3作の「ダンガンロンパ3」のほうへと進んでいった。この作品については、2016年の放送当時に、「未来編」のほうの第1話だけを見た記憶が残っているが、ゲーム版のキャラを期待していて肩透かしを喰らったことと、そして、当時はアニメに腰を据えて楽しむ環境でも無かったため、そのまま1話切りをしてしまっていた。
――だが、改めて見始めてみると、「未来編」では、「人狼」的な殺人ゲームがスタートし、先の展開が気になってくる。また、「絶望編」のほうは、『2』の前日談と言える内容で、少なくとも開幕時点では、人畜無害な内容に思える。ただし、ゲーム版『2』の設定を考えると、どう考えても破局的な展開が訪れるのは確定であり、死にゆく人の笑顔を見るかのような、何とも言えない気持ちである。
というわけで。現時点では、第2作と第3作は、全く別のアニメにしか思えないが、前述の通り、これらの作品は、1話ずつ、交互に見ることが推奨されている。2つの物語が、これからどのようにザッピングしていくのか、楽しみだ!
(2024年11月25日)
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