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auカブコム証券、クレカ積立の還元率が1.0% → 0.5%に… / やり込みinFF

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2024年11月26日(火)
auカブコム証券、クレカ積立の還元率が1.0% → 0.5%に…


 
あーうー(公式で言ってる)


 残念なニュースだ。大手証券会社である
「auカブコム証券」にクレカ積立をした際のポイント還元率が、業界最大級の「1.0%」から、他社並みの「0.5%」へと下げられることになったのだ。
 …では、具体的な数値から紹介しよう。上限である
月額10万円を積み立てた場合、これまでは「1000Pontaポイント」が貰えていたところ、これからは「500Pontaポイント」しか付与されないということになる。施行は、来年1月の付与分からと、たいへん早いため、1000Pontaポイントが貰えるのは、この12月がラストである。なお、社名も「三菱UFJ eスマート証券」に変わってしまうそうだ。
 ――ちなみに、Pontaポイントは、その額で株を買って売却することにより、容易に日本円へと変換可能である。Ponta自体が、楽天ポイントやPayPayポイントと並んで、人気の高いポイントサービスであり、年会費無料の「auPAYカード」による基本の還元率も1.0%と高めなため、普段遣いにも利用可能であった。その一環として、クレカ積立を行うパターンもあったのだが、それが弱体化するというのは、ひとえに残念である。

 ところで、このようなポイント還元については、
「即売り」という行為が、一部の人たちの間で、常套手段と化しているという。簡単に言うと、クレジットカードで株を買ったあと、その株が値下がりする前に、速攻で売るという手段だ。その売った額で、株の購入代を支払うと、ポイント還元分をタダで貰えるのと同じになる。なお、何故か、この手の人々は、値下がりを異様に恐れるらしく、銘柄としては「eMAXIS Slim 国内債券」などが推奨されているようだ。あんな廃棄物を買う奴が居たのか!
 …ただし。このポイント還元は、「長期投資ユーザーを囲い込むための、出血大サービス」という意味合いが大きく、
その出費は、証券会社の負担となっているそうだ。現に、システムで安易な即売りを禁止している会社として「大和コネクト証券」「tsumiki証券」「セゾンポケット」「SBI証券(三井住友カードを使う場合)、即売りに対しポイント付与の停止や積み立て中止を示唆している会社に「PayPay証券」「ウェルスナビ」などが存在する。
 ――とまあ、ほとんどの証券会社が、何らかの対策を用意している中で、「auカブコム証券」は、
無条件でポイントが付与される会社にして、1.0%という最高の還元率を保っていた。それが今回、0.5%へと半減をしてしまったということである。

カブコム証券やauPAYカードと組み合わせても何のメリットも無いですが、快適に使えてます


 さて。限界投資オタの私も、
「auPAYカード」を使って、auカブコム証券には、MAXの月10万円を投資していた。では、今回、このようにポイント還元率が半減する中で、同証券への投資をやめるのかというと、もちろんやめるわけがない! 何故なら、私が思うクレカ積立の本質的なメリットは、「資金の先置き」、つまり、「利息ゼロでお金を借りて、株を買えること」にあると思うからだ。
 …やれ、私は、NISA枠を拓いてメインで使っている「楽天証券」
以外でクレカ積立をした場合、基本的に短い間隔で売却し、そのクレカ自身の代金支払いを自演させている。では、「即売り」と何が違うのかというと、ある程度の運用をしてから売ることだ。株購入から代金支払いまでの期間は、会社によって様々だが、1ヶ月とすると、3週間程度は運用ができる。そうすると、無論、値上がりする場合もあれば、値下がりする場合もあるが、S&P500などのインデックス・ファンドは、基本的に上昇する勢いのほうが強い。つまり、短い期間でも運用することで、トータルではメリットが得られるのだ。
 ――というわけで。“ポイント還元”というのは、私にとって、タダどころか、
利息マイナスでお金を貸してくれるようなものであり、メチャクチャに嬉しい。だが、そこが本体ではなく、そもそもクレカ積立という行為自体に利点がある。だから私は、ポイント還元率が0%であったとしても、クレカで「先置き」ができるのなら、そこに投資をしていくつもりである。

 ちなみに。このように、私は「資金の先置き」なる独自の方式を採用しているが、
これもクレカ積立の本質ではない。企業が、ポイント付与という“利息マイナス”でお金を貸してまで、株を買わせてくれるのは、5年・10年といった中長期の資産形成に、投資家たちを囲い込むためである。よって、即座に売却する「即売り」と、3週間程度で売却する「資金の先置き」、どちらも大差なく、まさに五十歩百歩というところだ。恐らく私も、証券会社やクレカ会社からは、歓迎されていない。
 ――ただまあ、私もそれが分かっているからこそ、「即売り」を批判することは無い。
勿体ないと思うだけである。ポイントを得て即座に売るのでなく、短い期間でも運用すれば、総合的にはプラスとなる確率のほうが高い。そして、そこを入り口として、「もしこれを、長期&高額で運用できたら…」というところから、本格的な投資に参戦してみてほしいのだ。投資は面白いのだから、私は、多くの人に、この魅力を分かってほしい!

(2024年11月26日)

登録タグ/ 投資
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