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「ワリオランド アドバンス」がスイッチオンラインに登場! / やり込みinFF

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管理人の日記
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2025年2月7日(金)
「ワリオランド アドバンス」がスイッチオンラインに登場!


 
ちなみに2本目に買ったソフトは「メトロイドフュージョン」だったはず


 2月14日から、「ニンテンドースイッチ オンライン(追加パック)」にて、ゲームボーイアドバンスの
「ワリオランド アドバンス:ヨーキのお宝」が配信されるという。そう言えば、私がGBAで初めて買ったソフトであったため、その縁で、軽く紹介をしてみることにしよう。
 …まず、「ワリオランド」シリーズは、マリオの偽物である
ワリオを主人公としたアクションゲームである。マリオと違う切り口で、主に携帯機にて展開されていた作品だったが、近年では、2Dアクション作品を乱立させる意味が無くなったと判断されたのか、ワリオの登場自体が、パーティゲームでの1操作キャラや、または「メイド・イン・ワリオ」(ミニゲーム集? 音ゲー?)に限られるようになった。
 ――しかしながら。時間を再び巻き戻すと、GBAというハードは、
マリオ本編作品が不在という、今からすると信じられない時代であった。計4作が発売された「マリオアドバンス」シリーズは、1が『USA』、2が『マリオワールド』、3が『ヨッシーアイランド』、4が『マリオブラザーズ3』と、全て過去作の移植である。当時は、スーパーファミコンもまだ“懐かしい”と表現するような時代ではなく、追加要素も『3』を除いて満足いくものではなかった(『4』は、GBA当時は、地獄のカードeリーダー商法)ため、「どうしてGBAに2Dマリオ新作を出さないんだ」と不満を覚えていた。もっとも、当時は「ヨッシーの万有引力」など、スーファミ時のカリスマが嘘のように不出来な作品ばかり出していたため、中途半端な2Dマリオ新作を出さなかったのは、ある意味で正解だったかもしれない。
 そういうわけで、
「ワリオランド アドバンス」(ワリオランド4)は、GBA時代に不在であった本編マリオの隙を付くように登場した。もちろん、代用品としての存在意義もあるだろうが、それ以上に、マリオの居ないところにワリオあり、という意地みたいなものを感じるのだ。

 ちなみに。私が「ワリオランド アドバンス」を購入した理由は、初代ゲームボーイで発売していた
「スーパーマリオランド3:ワリオランド」(※ワリオランド1)のプレイ経験があったからだ。当時としては多彩な変身に、クリアだけでなく宝を集めるという収集要素、そして隠しとしてワールド1つを丸々用意するなどという膨大なやり込み要素を大いに楽しみ、コイン99999枚での完全クリアーを達成したりもした。やれ、どこでROMカセットを入手したか忘れたが(親か兄弟の購入品? または、中古本体に付いてきた?)、そういうきっかけで、最新作を買うというのもあるのだ。

「げきむず」のリアルな激ムズさも中学生時代の私には衝撃的だった


 さて。では、
「ワリオランド アドバンス」のゲーム紹介に移ろう。基本的には、面クリア型の2Dジャンピングアクションであるが、優等生的なマリオ作品と違って、キャライメージと同じく、だいぶひねった感じになっている。基本操作としては、マリオに比べて、タックルがあるくらいだ。しかしながら、ワリオは不死身という設定があるらしく、敵にやられて変身をするという形態が存在する。具体的には、蜂に刺されて風船のようになったり、プレス機に潰されてペラペラになったり、ゾンビになったり…という感じだ。攻略のアクセントとして、これらの活用が重要になってくる。
 …また、ステージ攻略の手順としては、“どこかにあるカエル型のスイッチを踏んで、制限時間内にスタート地点に戻って来る”というスタイルが基本となる。この際、ただ来た道を逆戻りするだけではなく、まったく新しいルートが開けたり、
溶岩地帯が一気に凍りついたりと、ゲームプレイが様変わりする。時間制限は、実はそこまでゲーム内容を縛るわけではないが、緊張感を煽るものとして、良い演出であるように思う。
 ――さらに、
収集要素についても多彩である。ゲーム攻略に必須のものは、次のステージに進む「カギ」と、ボスへの扉を開く「宝石のカケラ」であるが、その他にも、「CD」という要素があり、これは、ゲーム内楽曲を再生できる…わけではなく、全くの意味不明な怪音声が流れる。北の方向に、何かを送信しているとかだろうか? また、ボス戦では、撃破時間によって、報酬であるお宝の回収数が決まってくる要素があり、エンディングにも関わってくるということで、救済手段も用意されているが、救済なしで時間内に倒すのは非常に難しく、やり込み攻略的なテクニックが要求される。その他、のちの「メイドインワリオ」に繋がったであろう、3つのミニゲームも用意されており、息抜きをすることができる。

 とまあ、それだけの要素があるということはあって、本作のボリュームは、メインステージ18+ボス6体と、
決して多いとは言えない。
 …ただまあ、その分、
使い回しは、ほぼ存在しない。4つのメインエリアは、自然・機械・おもちゃ箱・お化け屋敷と、明確にテーマ分けが為されており、各ステージごともしっかり個性が付けられていて、多彩なギミックを楽しむことができる。マリオの2D作品としては非常に珍しく、18の全ステージが個別楽曲である(作中では、18ステージ目のBGMは開幕1秒しか聞けないが、内部的にはちゃんと用意されているらしい。【YouTube】、そういうところも含めて、やはり、本編マリオシリーズとは、ひと味ちがう作品に仕上がっていると言えるだろう。

 さて。私がこの作品を購入したのは、確か中学1年か2年という頃である。当時、
ゲームソフトを1本買うというのは、それだけで大冒険であった。
 …そのため、本作のプレイについても、「ふつう」「むずかしい」「げきむず」の3難易度を、全てフルコンプする…
なんてのは当たり前であり、その後も、中毒性のあるミニゲームのスコアを3桁に達するまで徹底的に高めたり、脱出時間やボス撃破のタイムアタックを行ったり、はたまた、スコアについて、“無限稼ぎできず上限が決まっているタイプ”であるため、その満点を目指して、コイン全収集&ノーダメージ(雑魚敵はライフのカケラを落とすが、HP満タンだと、それがコインに変わるため)という修羅の道を歩んでいったりもした。難易度が3つあるのにセーブデーターが2つしか無いという仕様のため、スコアアタックのためだけに、2本目を買うのもありかな…などとすら考えていたこともあったくらいだ。

完全クリア時のショート姫より、王道姫がかわいいと思ったのは、私だけでなかったようだ


 そんな感じで。2月14日から、スイッチオンラインにて配信される
「ワリオランド アドバンス」であるが、これはGBAソフトのため、上位プランである追加パック版のほうに加入をしていなければならない。これが、1年単位でしか加入できず、かつ、通常のスイッチオンラインのプラン:年間2400円に対し、年間4900円と、なかなか重めである。対抗馬のPSplusプレミアムのほうもやべぇ内容なのだが、個人的には、スイッチオンラインの追加パック付きも、いい勝負が出来ていると思うものだ。なんでサービスの悪さで争ってるんだ?
 ――というわけで。個人的には、「ワリオランド アドバンス」のためだけに、スイッチオンラインの追加パックに入るというのは、おすすめできない。ただまあ、既に上位プランに入っているとか、ワリオ以外の内容でも追加パックに興味があるという人であれば、この機会に、「ワリオランド アドバンス」を遊んでみてほしいと思う。いまGBAソフトをプレイするとなると、大画面ではかなり厳しいものだが、スイッチは携帯機的な機能も持つため、大丈夫だろう。20数年前の私が熱中したゲームだ。今から新しく遊ぶ人でも楽しめるかどうか、確かみてみてほしい!

(2025年2月7日)

登録タグ/ ゲーム一般
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