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管理人の日記
さすがに仕事とはいえPC10台新調は疲れるな。頭が痛くなってきたので寝ます…

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さすがにもう、過去のゲームだ |
スイッチ版「スーパーマリオギャラクシー2」は、メインステージ最後となるワールド6の攻略だ。
■マグマモンスター
ギャラクシー
溶岩をテーマとした星である。各所で、カバのような住人が溶岩の中から飛び出て、マリオを丸呑みにしようとしてくる。まともな足場がほとんど無いような場所もあり、終盤らしい雰囲気だ。
…のだが、「溶岩にあふれたステージ」という意味では、既にワールド5にて「かちこち溶岩ギャラクシー」が登場している(【日記:2025/11/2】)。あちらは、氷と溶岩が合わさり最強に見えるという面であり、直前のワールドとの難易度格差も相まって、かなり印象に残るものであった。一方のマグマモンスターギャラクシーも、難しくないことは無いのだが、W5も十分に難しかったため、慣れてしまったのだ。
■こだいの遺跡
ギャラクシー
「クラッシュ・バンディクー」風の古代遺跡が、マリオへと襲いかかる。ゴロゴロと転がる謎の岩、異様に精巧に動作する回転足場など、見どころが多い。
さて、メインルートは、やや長めであること以外、終盤ステージとしては楽である。というわけで、印象に残ったのは、もちろん身代金要求型チコだ。第1エリアだけで、30枚のコインを集める必要があるのだが、くまなく探索をしようとすると、とにかく回る足場から落下死をしやすい。この手のギミックにありがちなのだが、斜めの足場に乗れるどうかが、非常に微妙なのだ。また、私も初めて知ったのだが、このゲームの敵は、「スピンで倒すとスターピースを」「ジャンプで倒すとコインを」、それぞれ落とすようだ。というわけで、コインを狙うとなると、時間の掛かるジャンプ攻撃が必要となり、ますます落下死しやすくなってしまう。最終ワールドの、更に寄り道ルートらしい、なかなか強烈な難易度であった。
ちなみに、身代金を払った先は、巨大なハンマーがドカンドカンと叩いてくるだけで、スケベ心を出して1UPキノコを狙おうとしなければ、楽勝であった。マンマミーア!
■なつかしの砦
ギャラクシー
「スーパーマリオ64」の「バッタンキングのとりで」が移植された。マリオ64は、1996年に、ニンテンドー64で初登場した作品であり、ご存じの通り、その後の3Dアクションに絶大な影響を与えた、極めてエポックメイキングな作品である。RPG界の革命児が「ファイナルファンタジー7」なら、アクションゲームのそれは間違いなく「マリオ64」なのだ。一方で、同作を現環境でプレイするとなると、操作性に極めて大きな難があり、残念ながら現在では、もはや楽しさよりもストレスが目立つような作品となっていると感じる(【日記:2021/3/13】)。
というわけで。この「なつかしの砦
ギャラクシー」では、その傑作のステージが、『ギャラクシー2』のシステムで楽しめる。そうなると、操作性の問題が解決され、今でも楽しく遊べるように…なっていない。当時のステージデザインとして、“山のようになっている地形をぐるぐる登っていく”というマップが多い。恐らく、メモリ・ストレージ・ロード時間・3D処理能力など、まだまだ性能面の制限が多かった時代に、それでもアクションゲームとしての楽しさを確保するための仕組みだったのであろう。だが、その都合上、落下するとかなりの距離を戻されてしまう場面が多い。このステージも、まさにそれであり、そういったところは、操作性だけでは変えられない。もはや『マリオ64』は、ゲームデザイン自体が古いのだと感じざるを得なかった。
というわけで、私にとって「なつかしの砦
ギャラクシー」は、悪い意味で懐かしい気持ちになるステージだった。昔の名作も、必ずしも良いことばかりではない…。だが、功罪あったからこそ、現在の素晴らしく進化したゲームが存在するのだ。
■バトルアステロイド
ギャラクシー
W6は分岐が多いが、メインルートを進む場合は、これがラスボス前の最後のステージとなる。内容は、“様々な雑魚敵と戦闘し、全滅させると次に進める”という、ラストらしい構成だ。背景は暗めの宇宙で、音楽も落ち着きつつ壮大と、緊張感を煽るような構成となっている。しかし、問題は、全く難しくないということだ。エリアごとに、ギミックが用意されているため、それを使えば相手を倒せることが容易に分かってしまうのである。
そして、途中から身代金ルートに進むと、W1のボスであった「ガブリュウ」の強化版が出現する。足元が溶岩になるなど、強化されてはいるが、やはりそこまでの敵でもない。やっぱ、W5のほうが難しかったのでは…。
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「♪あーなーたー
は 髪の毛ありますかーー」みたいな曲 |
■クッパの新銀河帝国
ラストである。最後ということで、これまでに登場した様々なギミックを組み合わせた、総合問題的なステージとなっている。しかし、敵の攻撃は苛烈な分、ライフ増強キノコも頻繁に手に入るので、そこまでの難易度ではない。
…のだが、最後のほうにある彗星メダルのところだけは、激しく苦戦をしてしまった。道中で普通に見えており、移動する紫ブロックの上から、でっていうの舌でとりもちフラワーに張り付いて回収するだけなのだが、タッチパネル操作による不自由に加えて、少しでも遅れると紫ブロックに戻れなくなり、溶岩に落ちて死亡確定、そしてやり直しはかなり前からになる。私は、本作をコンプリートまで遊ぼうと思っており、“どうせ後から回収するなら今やるべき”と思って頑張ったが、何度も失敗して戻され、なかなかしんどい感じであった。裏面で、これ以上タッチパネルクソゲーが増えたら、耐えられないかも…。
そして、最後に出てくるのは、もちろん、究極のラスボス:クッパである。まず最初は、これまでのワールドで登場したのと同じように、“火炎放射やパンチでの攻撃を避けながら、隕石をヒップドロップでぶつけてダメージを与える”という戦闘になる。さすがに、作品の顔となるラスボス戦が、これまでの使いまわしということは無いだろう…と思っていたら、予想通り、第2段階へとバトルが進行した。
…しかしながら、予想に反していたのは、何故か異様に簡単ということである。銀河の海を流れる中、奥から巨大化したクッパが攻撃を仕掛けてくる…という内容なのだが、適当にやっているだけでも全く命中しない。そして、これまで通り、ヒップドロップで隕石を飛ばして攻撃していくのだが、その隕石が向こうから吸い付いてきてくれるため、攻撃チャンスを図る必要すらない。初見で、何の抵抗も感じることなく、あっさりとノーダメージ勝利に成功してしまった。
やれ、マリオシリーズのラスボス戦というと、難易度はそこまで高くなくても、敵のしぶとさや演出などで、こだわりを感じるものが多かった。だが、『ギャラクシー2』では、純粋に弱いうえに、アクションとしても凡庸で、クッパが巨大化したり衣装が変わったり乗り物が登場したりということもないため、何を感じさせたかったのか分からない。マリオ史上、最低のラスボス戦な可能性もあるな。やれ、洋ゲーとかだと、「雑魚戦や道中は面白いのに、ボスがさっぱり面白くない」という作品も多いが、まさかマリオもその方向性へと進んでしまっている…?
というわけで。これにて、メインシナリオはクリアーである。なお、ラストステージに挑戦するためのスターは、全120個中70個であり、これは『マリオ64』と同じであるため、狙っていたのかもしれない。
――そして、ここから先は、残ったスターを集めていく旅となる。また、同時にスペシャルワールドも登場したということで、油断ができない。今作は、全体的に難易度が上がっているため、裏面はかなり難しくなっている…はず!
(2025年11月14日)

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