管理人の日記ログ


1.THE FOOL AND SMOKE

 今日は昼過ぎで授業が終わったので、家に帰って力学の勉強をしてみた。まずは溜まりたまったプリント・・・しかし、全然解けない。解答の紙もあるのだが、読めない。一応物理なのだが、ベクトルの内積やら微分積分を乱用していて、意味がわからない。そこで教授が指定した参考書を見てみた。やはり意味がわからない。黒一色だし、文字は小さいし・・・あまりに分かりづらすぎる。これでは意味がない。
 腹が立ったので、大学の書店に行って、最も分かりやすい参考書を買ってきた。高校の物理の延長として、大学の力学を説明している本である。何でも、大学受験参考書で有名な講師が書いているとか。無駄なことはほとんど書いていないので、わかりやすい。授業や教科書が、本来こうあるべきなのに・・・。
 まあわけのわからない授業をやっている教授が指定する教科書など、わけがわからなくて当然。大学教授の授業は、一般に非常に分かりづらい。こっちに何も伝わってこない。高校までの教師とは全く別物なんだと思う。
 つまらないよね、大学の授業。

 確かセンター試験の一日目のことだったか。センター試験の帰りの時間、英語のリスニングまで受けて、外はもう真っ暗。しかも道はめちゃくちゃ混む。そりゃ、三重県中の受験生が三重大に集い、一斉に帰っていくのだから。俺も含めて、駅まで行くグループなんかはもう地獄。行きは歩いて10分ほどだったけど、帰りは3倍はかかったかな。その途中で、クラスの友人を何人か見たのも、もう思い出。いつもの黒と白の上着で自転車に乗って帰っていく人らや、わざわざ彼氏彼女で仲良く帰っていく人らや・・・。どうして、こんなこと覚えてるのかわからないけど・・・みんな、元気かな。
 で、一人で帰るのが嫌だった俺は、偶然会った友人と一緒に帰ることにした。試験が終わって気分も暗くなるかと思ったが・・・以外と盛り上がる盛り上がる。何というか・・・こういうのって、現実感がないっていうのか?とにかく、大いに盛り上がって途中まで一緒に帰った。
 その途中。混んでる道に、歩道橋があった。歩道橋・・・こういうものは、上るためにあるんだよな。友人を置いて、俺はダッシュで駆け上がった。すると、その友人は俺に向かってこう言った。

 「まあ、馬鹿と煙は高い所に上るってね」





      .    
      ('A`) 
     ノ( )ヽ
       くく








    \  __  /
     _ (m) _
       |ミ|
    /  .`
´  \
      ('A`)  
     ノ( )ヽ
       くく

































2.SIGN

 今日から四連休。俺のサークルはこの時期合宿を行わないので、非常に暇である。家で英語や生物の勉強、FF12、そして家事を行って過ごすつもりだ。そろそろ、バイトも決めないといけないなあ。
 さて、俺の大学は
設定がアレなので、地方から出て通っている人も大勢いる。生徒のうち、約半分がそういう一人暮らしの生徒だとか。俺もその中の一人だ。そんな人たちは、この連休を利用して帰省するという。三重県に帰る、か・・・。両親にも会いたいし、友達にも会いたい。お世話になった中学校や高校にも、一度訪れておきたい。忘れてきたFF12アルティマニアも回収したい。やることは結構ある。
 ・・・でも、高速バスは結構お金がかかるし・・・1500円くらいで三重県まで帰れると思ってたけど、よく考えたら名古屋から久居まで行くだけでも1000円以上かかるからな。1500円とか、絶対無理だな。うん。しっかし三重県だったら、近くにN古屋大学とかO阪大学とかK都大学とかいいところがいっぱいあったのに、どうして俺はわざわざこんな
僻地を選んだんだろう・・・。
 まあ、それはもういいや。今の俺は、入学という長ったらしいオープニングイベントを終えたところ。俺は、この物語の主人公なのさ。

 今日の話題は再びMr.Childrenの「しるし」。この曲、好きだわ。なんだかわからないけど、どこか惹かれてしまう。確か、3月に見たNHKの歌番組で聞いたのが最初だったかな。でもその時にかつて聞いたことがあるような気になったことを覚えているから、もっと前からどこかで聞いていたのかも知れない。ちなみに曲名を覚えていなかったので、最初は「ダーリン」という曲かと思っていた。11回も言ってるもんね。「しるし」は
「そっれっだっけが愛のしっるーしー」っていうやつかと。
 さて、その「しるし」、一番の歌詞の最後に、次のような一節がある。

 半信半疑 傷つかないための予防線を
  今微妙なニュアンスで 君は示そうとしている


 繰り返される「ダーリン ダーリン」と母音が合わせてあるのはさすがプロの作詞というマニアックな意見は置いておいて、この歌詞、さりげなく聞き飛ばしてしまうが、いったいどういう意味だろうか。「半信半疑」が「傷つかないための予防線」である、とは?
 こういうときはあれだ。身近な例で考えてみるのだ。皆さんも「どうせ振られるから、当たって砕けろの精神で告白してくるよ」などと言ったことはないだろうか。これこそが「半信半疑」が「傷つかないための予防線」である、ということなのである。「絶対OKされるぜ!」と思って告白して振られると非常に精神的ダメージが大きい。とはいえ、振られるために告白する人間などいるはずがない。皆、心の底では、ひょっとして行けるんじゃないか、と思っているはずだ。そういうわけで、あらかじめ"言い訳"をしておくことが「半信半疑」であり、それは「傷つかないための予防線」なのである。
 ・・・ふーむ、かたい文章になってしまった。もっと分かりやすくするため、もっと身近な例で行ってみよう。

 逆転裁判4を買った。
しかしクソゲーだった。

 俺の言い訳:
 「べっ、別に期待なんてしてなかったからね!
   ただ前作が面白かったから買っただけだからねっ!」


 結論:
 「半信半疑=ツンデレ」だという予防線


3.IS THAT ENOUGH <KANSAIISEDIALECT>

 大型連休後半戦の一日目、家に一日中おるのも暇なんで、電車で渋谷まで行ってきた。たった120円で行けるんやね。便利やなあ。もっとも、乗り換えしたり往復したりすると、少しの距離でもかなりのお金がかかることも多いけどなあ。まあ、ネットで調べれば路線はすぐわかるし・・・「小田急線」と「京王線」の違いも分かってきたしな。休日はガンガン町に繰り出してくわ。家こもってても、英語と生物の勉強と、ばれないようにパクってレポートを書くくらいしかすることないしな。反発を凄まじく買う表現やけど、何か調べやんとレポートなんて書けるわけないし、学術書なんてたるいのいちいち読んでられやんから、当然ネットで調べるっしょ?大学生っちゅうのは、そうゆうもんなんさ。
 で、渋谷の駅前を歩きまわってきたんやけど・・・まずびっくりしたんは、人の多さやね。みんな帰省しとると思ってたんやけど、俺みたいに東京にのこる人もおんのやね。黒人さん、白人さん、外人みたいな髪の色した20歳くらいのおじさんおばさん・・・俺は黒髪が好きやから、あんまりキャバいのは好きじゃないんやけどな。高校の時のクラスの写真見たけど、茶髪な人は誰もおらんかった。みんないい笑顔や。また、夏休みに帰ったとき、会おな。楽しみにしとるよ。

 俺のクラスに凄いFF12マニアがおってね・・・って言っても、ヤズとオメガとゾディをやっちゃったくらいやけど・・・うん、裏ボスまで倒した人は十分マニアって言えると思うな。で、その人がどうやら俺のサイトのFF12プレイ日誌を見てくれたんやって。まあ、前から学校のパソで行き方を紹介して「暇やったら見てなー」と言ってたんやけどね。実際に見てもらって、嬉しいや。ありがとね。
 俺も、さ。いろんなゲームに手を出してみたけどさ。やる価値のあるゲームって、なかなかあらへんね。ただ単にゲームをするだけってゆうのは、もう飽きちゃったよ。だから、何か日誌を連載できるのがいいなあ。自分の好きなものについて話し合うのは、すっげえ楽しいと思う。そのために、俺はサイトを始めたのかもね。
 で、もっかいプレイするとしたら、そろそろ最初からやりたくなってきたFF12やけど・・・アルティマニアは三重の家に置き忘れてきちゃってね、ちょっと5月の真ん中過ぎくらいまではプレイ出来る状況にあらへん。テキトウなプレイでお茶を濁したら、みんな怒っちゃうもんなあ。俺、嫌われるのは嫌いなんだよな。・・・ってわけで、FF12の最初からのプレイはちょっと見送り。そういえば、早く簡単なものでいいからビデオレコーダー買わないと、FF8のプレイも再開できへんなあ・・・。そもそも、ゲームばっかやっててええんかな・・・。
 話戻そっか。俺のいた高校はみんな真面目な受験生でね、FF12なんてやっとらんで勉強してたわけよ。だから、FF12をやって「低レベルクリアープレイ日誌」を読んだ人にリアルで会うのは、彼が初めてやったんや。管理人として、忌憚のない意見が聞きたいわけ。それで、俺は彼にこう聞いたんや。

 
「FF12プレイ日誌、どやった?」

 
「笑えたよ」






 
そんだけかいなwwwwwwwwwwww


4.DECLARATION OF LOVE

 大型連休後半戦の二日目。今日は秋葉原まで行ってきた。乗り換えるのが嫌だったので新宿から山手線で行ったが・・・やっぱ総武線を使ったほうがいいね。秋葉原と新宿は山手線の反対側たから、まっすぐ行くと2/3の距離で済むし。
 で、秋葉原。休日なので、人どおりの多い道が封鎖され、歩行者専用道路となっていた。俺はゲームプレイを録画するための安くてしょぼいビデオデッキを探していたのだが・・・どこもかしこも店はでかいし人は多いけど、高いね。PS3が62700円って、ちょっとは値引けよ・・・。俺は56800円で買ったぞ。
 物はいいし、いろんなものが売ってる。でも、なんかなあ・・・。見るところが多すぎて、何も見えなくなった、みたいな感じか?どうも、あの街はよくわからない。「聖地」とも言われる秋葉原、俺はあまり好きになれない・・・のかな。この街をよく知っている人と一緒に訪れれば、また違って見えるのかな。
 ちなみに、4、5、6日と郵便局のATMがストップしてしまい、今所持金が500円。大型連休最終盤戦は、家でひっそりと暮らすことにするわ・・・。

 「好きだ、俺と付き合ってくれ」
 ・・・なーんていうストレートに言うゲームは、あまりない。少なくとも俺がやったFF8、9、10、12では、そんな"告白"はなかった。そういうわけで、俺自身が告白するときには、だいぶ悩んだものである。いつ・どこで・どうやって・何を言うか・・・。ストレートにするか、変化球にするか・・・。何といっても、初めてだったからね。結局は真正面から攻めることにして、呼び出してこう言った。

 「○○さん。
  俺、あなたのこと、好きです。
  学校終わるまで、俺と付き合ってください」


 うーん、「学校終わるまで」の部分は蛇足だったと思う。一応、俺は東京の大学を目指していたから、卒業したらお別れになることは分かっていた。だから・・・なんて思ってたけど、馬鹿だったよ。そんな条件なんてつけるものじゃない。特に告白なんかには、ね。まあ結果は知っての通り、振られた。別にセリフが悪かったんじゃなくて、俺が悪かったんだと思う。そういうもん。だから、何を恨んでも仕方ない。
 でも、かっこ悪いくせにかっこつけて捨て台詞を残して立ち去るくらいなら、もっと何か聞くことがあったんじゃないか、と今でも思う。彼女の気持ちを聞く、唯一の絶好の機会・・・。そんな時は、もう二度と訪れない。彼女、幸せだったのかな。そして卒業のとき、皆と笑って別れられたのかな。それだけが、今でも気になるよ。
 ・・・さて、実戦では上のようなセリフを読み上げた。もし将来俺が誰かを本気で好きになって、また告白することがあれば・・・どんなことを言うのかな。その時にならないと分からない・・・けど、またいろいろ考えて、告白しようとしてタイミングを逃して、自分の勇気のなさを呪い、それでも決心して、言うんだろうと思う。単純だからさ、俺は。
 というわけで、いろんなセリフを考えてみた。ただ・・・親しみを持って名前を呼びかけ、「俺、あなたのこと好きです」までは確定だろうなあ。まずははっきり言わないといけないから・・・そっから先に何を言うかで、印象もかなり変わってくるだろう。俺も、かなりそこには腐心したんだな。
 ってわけで、いろいろなパターンを考えてみた。


 (管理人注:こっから先は真面目に書いてないです)


 「ってわけで、俺と一緒に東大行こうぜ」
 ほかに好きな大学があるとか言われそうだな。

 「オイヨイヨ!」
 ムセテンナヨ!

 「俺がボケ。君がツッコミね」
 どことなく下ネタくさいな。

 「君と俺、同じ顔をしてるって誰かがひやかした。僕らは似てんのかなそれとも似てきたのかな」
 共に生きれない日が即刻来るな。

 「一緒にモンハンやろうぜ」
 ポケモン派かもな。

 「なんだか俺もう眠くなってきたよ」
 死亡フラグ立てすぎだろ・・・常識的に考えて(AAry

 「薫と匂の宮どっちが好き?」
 俺は断然薫派。何度やっても「尿の宮」としか変換できないしな。でもさすがにこの当て字ひどすぎるな。

 「愛してるの響きだけで強くなれる気がしたよ」
 言われたことないからわからないな。

 「俺の彼氏になってください」
 アッ-!


 では!


5.DOES THAT GENTLE PLACE WAIT FOR ME

 
http://www.nicovideo.jp/watch/sm178218
 これは凄いwwwwwwwwwwwww久々にワロスwwwwwwwwwwwwwwwwwww

 ・・・なんて、ネットで見つけた面白いサイトを紹介するブログにしてしまえば、どれだけ毎日の更新は楽になるかな、と思う。しかし捉え方によるとは思うのだが、俺はそういう系のサイトはあまり好きではない。まず、他人の作ったものを無許可で利用していること、そして何よりも、自分の力でやっていないこと。俺は、やっぱ俺のサイトを見てくれる人には、俺の力で楽しませたいと思う。別に広告収入があるわけじゃない、むしろ逆に金と時間がとられていくだけなのにサイトをやっているのは・・・やっぱ、俺が自分を表現したいから、かな。
 そんな俺の自己満足、見てくれている人には本当に感謝している。ありがとう、これからもよろしくね。

 あの優しかった場所は今でも 変わらずに僕を待ってくれていますか

 この一節を知っている人は多いだろう。俺もカラオケでかつての友人が歌っていた時、この一節だけはどこかで聞いたことがあったと思ったことを、今でも色濃く覚えている。コブクロの「ここにしか咲かない花」のサビの一節である。大学に来て深く傷ついた俺の心を癒してくれる・・・そんな曲を、俺は探している。それで引っ掛かったのがこの「ここにしか咲かない花」なのである。カラオケで聞いて気にいるって・・・まあ、黄金パターンの一つだな。
 さてこの曲、テーマは「別れ」である。一番の後半の歌詞をご覧いただこう。

 あの優しかった場所は今でも 変わらずに僕を待ってくれていますか
  最後まで笑顔で何度も振り返り 遠ざかる姿に唇かみしめた
   今はこみ上げる寂寞の思いに うるんだ世界を拭ってくれる指先を待っている

 「寂寞」は「せきばく」と読み、まあ要するに「寂しい」ということである。他にも「あなたの笑い声はよく聞けば波の音でした」「ささやくほどの声で呼んでるのはいつも同じ名前」「同じ数の出会いと別れ でも割りきれなくて」などなど・・・。大きな夢を抱いて東京に来て、その現実に落胆し、昔を懐かしく思っている・・・そんな感じの歌。それって、俺のことじゃん。いいなあ。癒される〜。
 さて、一通り癒されたところで、この曲を俺の実生活に照らし合わせて考えてみよう。と言っても、全部を引用すると長すぎるので、最後の大サビ・・・この言い方は最近知ったのだが・・・二番の後のサビ(盛り上がりどころ)の歌詞だけ考えてみる。

 
あの優しかった場所は今でも 変わらずに僕を待ってくれていますか
  あの優しかった場所:「T○大学行くぜ!」とか言っても「学歴主義者乙wwwwww」とか言われない教室
 
ふいにこみ上げる寂寞の思いに うるんだ世界を拭ってくれる
  ふいにこみ上げる寂寞の思い:高校の時のわかりやすい教科書&教師を懐かしく思う気持ち
 
雨上がりの道はぬかるむけれども 今ここに生きている証を刻むよ
  今ここに生きている証を刻む:母校に行って「T大生参上!問.π>3.05を示せ」などと書いてくること
 
つかこの涙も寂寞の思いも 忘れ去られそうな時代の傷跡も
  忘れ去られそうな時代の傷跡:大学で糞講師に当たってしまい傷ついた俺の心と財布
 
燦然と輝くあけもどろの中に 風が運んで星に変わる そんな日を待っている
  燦然と輝くあけもどろの中:日本語でおk

 ・・・ふー。ちょっと感情移入できた。最近は結構難しい日本語の言い回しの歌が増えてきたけど、作詞家もこんな風にいろいろと解釈されることを願っているんだろうなあ。俺も、自分の書いた日記やプレイ日誌が様々に解釈され、それについてああだこうだと話がされていたら嬉しく思うもんな。
 しかし、これだけではまだまだ感情移入度が低い。そこで、まずは題名を変えてみた。


 「ここにしか咲かない花」
        ↓
 「ここにしか咲かへん花」


 ・・・これなんてご当地ソング?


6.WHICH IS BETTER

 金がなくて動けないので家でゴロゴロしてた。すると宅急便が来た。家からの仕送りだ。タオルや電球、棚など・・・まあ、生活グッズだ。東京の街中でこういうものを買うと、凄まじくお金がかかる。しかも、俺はそういうものを買ったことがないので、選択のセンスが全くない。そういうわけで、こういうのは地方にいる親に買ってもらい、それを東京まで送ってもらうのが一番いいのだ。しかし・・・俺には甘すぎだな。四人兄弟の三男、幼い時の写真もほとんど残ってないのに・・・。別に大学入ったからって、だから何だ、ってわけじゃないと思うんだけど・・・。
 それはそうと、家に忘れていたFF12アルティマニアも今回ついでに送ってもらった。俺はアルティマニアをいっぱい持っているので、親には「赤と青のやつ!鎧の絵ね」と徹底していた。それを怠り間違えてFF10のアルティマニアなんかを送られたら大変だ。・・・で、箱を開けてびっくり。中には次の本が入っていた。
 ・FF12シナリオアルティマニア
 ・FF12バトルアルティマニア
 ・FF12アルティマニアΩ
 ・FF12のあるきかた

 ・・・なんだ、わかってるじゃん・・・?

 T京大学とK都大学。難関と呼ばれる大学の中でも、この二つは別格の難しさを持つ。そして入試の難易度では、やはりT大が上位に来るが・・・俺は、T大よりもK大のほうがいいと思う。理由は明白。K大ならとりあえず学部を決めて入れば単位を落とさない限りそのまま進めるが、T大では「進振り」という謎システムがあり、2年生の時までかなり全力で勉強しなければいけないからだ。さもないと、理系で入ったにも関わらず、哲学科などの辺境の地に送られてしまうこととなる。
 で、その「進振り」の戦いであるが・・・こりゃ受験戦争よりもよっぽど厳しい。T大生同士の過酷な争いになる上、糞い教官に当たってしまうともはや死ぬしかない。授業も指定教科書も意味不明。どうせ試験も意味不明なんだろう。受験で糞い問題を作るとこっぴどく叱られるのに、大学入ってから糞い問題を作っても、誰も何にも言わないからな。これが日本の教育の最高峰だとしたら、全く馬鹿げた話だ。
 なんだ、俺が駄目だと思っている大学の教官の一部なんかは、頭が良すぎて駄目になったんだろうな・・・と思う。FF12初心者がゾディアークの簡単な倒し方を聞いているのに、低レベルクリアーの時の攻略法を教えちゃう・・・みたいな感じで。俺は、あんなのには絶対ならないぞ。誰でも最初は初心者、それを育てるのが、年寄りの役割だ。もう、俺もあまり成長出来ないだろうけれど・・・青が、藍よりも青くなることを願おう。
 さて、話を原点に戻そう。T大vsK大である。俺はT大の現実を知っているからこそK大のほうが良いと考えているのだが・・・しかし、K大の現実を知っているかというと、そうでもない。そこで、俺のクラスからK大に行った人は三人いるのだが、そのK大生の一人に「T大授業クソスwwwwwwwww進振りウザスwwwwwwwwwK大ウラヤマシスwwwwwwww」という趣旨のお便りを送ってみた。すると、次のような返事が返ってきた。

 >T大とK大はあんまり変わらないな。
 >K大でも退屈な授業が俺達の全て状態だし。


 ・・・つまり、T大とK大、こういうことである。


 落書きの黒板と外ばかり見てる俺
  超しんどい部屋の上の空 届かない夢を見てる
 やり場のない気持ちの 扉破りたい
  授業中電話を触って 見つかってもどうでもいい

 座ってかたまり 前向きながら
  心の一つ分かり合えぬ 教官達をにらむ
 そして仲間達は今度サボリの計画を立てる
  とにかくもう糞い授業には 入りたくない
 自分の存在が何なのかさえ わからず震えている 18の夜

 自分の自転車で走りだす 行き先も分からぬまま
  暗い夜の留年の中へ
 誰にも縛られたくないと 逃げ込んだ大学に
  自由になれぬ気がした 18の夜


 冷たい点 冷えた単位 優恋しくて
  夢見てる学部の部屋の横を さよならつぶやき走り抜ける
 闇の中 ぽつんと光る 自動販売機
  120円で買えるぬくもり 熱い缶コーヒー握りしめ

 恋の結末も分かったけど
  あの子と俺は東大さえ ずっと夢に見てる
 あー 教師達は出席しろよしろよというが 俺は嫌なのさ
  退屈な授業が俺達の全てならば
 なんてうっとくて なんて意味のない なんてめんどい 18の夜

 写したノートで学びだす 行く学部も分からぬまま
  狭い下宿の部屋の中へ
 覚えたてのカレーを作り 星空を見つめながら
  自由を求め続けた 18の夜




 すいません、最近歌ネタばかりで・・・。


7.SOMETHING WHITE

 今日の五限目の英語の時間。担当は外人の教師で、割と自由に英語を読んだり書いたりしゃべったりする授業だ。そこで今日行ったのは誤文訂正。ただし、試験で行われるような回答が一様に定まる形式ではなく、場合によっては文すべてを書き改めなければならないような、実戦的な問題である。合わせられそうで、なかなか合わせられない。俺、試験の英語はなかなかだけど、それ以外はからっきしだったんだな。頑張らないと。
 その問題が終わった後、隣の人と問題を交換して、先生の話を聞きながら答え合わせをした。その時、ふと思い出した。高校三年の時の、英語の小テスト。まだ好きだった人が隣の席だったころだ。その時の問題が単語のとてもマニアックな知識を問う問題で・・・俺も彼女もぼっろぼろだった。彼女と答案を交換して答え合わせをする時間、別に彼女だから特別ってわけではないが、俺は頑張って黒板に書かれた解答を赤ペンで写していた。で、それが終わって答案を渡すとき、彼女は俺にこう言った。
 「手間かけさせちゃって、ごめんね。ありがとう」
 どうして、今更になってこんなこと思い出したか分からないけど・・・そりゃ、好きになるよ、俺。基本的に振られたのだから、いい加減忘れなければいけないのになあ・・・。このつらい思いは、いったいどこにやればいいんだろうか。
 ・・・そうだ。やっぱり、今度告白するときは「俺と一緒に東大に行こう!」と言うことにしよう。

 今日は二限、昼休みと連続で暇だった。基本的に、大学生というのは暇なのである。勉強は難易度がケタ違いに上がり・・・というか、親切さが極端に下がり、相当な実力を持つ人以外は、真面目にやると大幅な損をしてしまうのである。だから、試験前になると先輩から過去問を収集して対策を立てたりするわけだ。手を抜いて、点だけを取ろうとするコミュニティー・・・。早く脱出しないと、どんどん馬鹿になるぞ、俺。
 さて、そんな暇な人らが集い、今日は学生食堂で本気でだべってきた。初めは勉強談義。「慶応医学部は安いほう」「早稲田の校歌は神」「高校の時の模試みんなで簡単な大学を書いて独占したよな」「俺らのクラスは女子2人だけど俺の友達で看護学科行った人は男子3人と言ってたぞ」などなど、俺らならではのマニアックな会話となった。
 その次はアニメ・ゲーム談話。「今回は犬がとどめを刺したから動画を楽しみにしててな」「俺らの世代はみなラブひなから入った」「ひとつ前の世代はエヴァから」「エヴァってあのロボットみたいな生物に乗って戦うアニメだよな」「エヴァのおめでとうエンドの脱力は異常」「それってMOTHER3みたいなもんか」「キャベツ現象よりひどいな」などなど。
 ・・・そのうち、会話が乗りに乗ってきて、
男5人で食ってる手前、下ネタで盛り上がりだした。俺以外の4人は、皆有名進学校、男子校からの出身であるという。男子校では、歯止め役がいないから、どこまででも下ネタで盛り上がるとか。で、そんな俺以外の4人がやばい系物質の話などで盛り上がりだしたので、俺は会話をあえて断ち切り、こう言った。

 「やめてくれへんかな。
  今ちょうど、半熟の卵の白身食っとるんや」






 (糸冬)


8.

 ごはんを食べながら何気なくテレビを見ていると、7時半からの「クローズアップ現代」が始まった。今日のテーマは、影響力を増す「ブログ」の話だった。「ブログ」とはご存じ日記風ホームページのことであり、誰でも手軽に始められるとあって、ここ最近急激に利用者が増えている。そしてその中に、多くの人を集め巨大な影響力を持つブログが生まれてきている・・・ということだ。元銀行員が開設した、経済の話を分かりやすく噛み砕いたブログは、月のアクセスがなんと20万件であるという。実に、この日記の30倍。俺、そんなに大勢が見てくれたら、下ネタとかちょっと、自重しちゃうぞ。
 で、そのたびに、この日記もブログ化するべきか・・・と考えてきたが、そうするつもりは、今は全くない。例えば、このサイトのやり込み日誌が全てブログになってしまったとしたら、どうだろうか。恐らく、凄まじく読みづらくなるだろう。単純に文字だけを読ませるような俺のサイトの場合、こういう古臭いスタイルが一番いいのだ。
 しかし憧れてしまうのは、多くのコメントが付いているブログである。自分の書いた文章について意見が聞きたい・・・。それは、どんなサイトの管理人でも思うことである。そういうブログの開かれた部分は、ブログの最大の特徴であり、凄くいいことだと俺は思う。

 ・・・つーか、夜間秒間5KBって遅すぎる・・・。まともにネットができん・・・。
 ネタは決まっているのだが・・・もう寝ます・・・。


9.PRINCIPLE OF GLASSES / 180 DEGREE

 「FINALFANTASY XII INTERNATIONAL ZODIAC JOB SYSTEM」なるソフトが発売するという。FF12のインターナショナル版で、よく分からないが、キャラクターのライセンスボードを12種類から選べるという。ま、名前からすると、十二星座がモチーフなのに13体の召喚獣がいたFF12みたいに、13個めの隠しジョブがあるんだろうなあ。
 個人的に気になるのはジョブシステムより、海外版オメガmk.XIIやまだ見ぬ更なる強敵。海外版オメガmk.XIIはHPが100万程度に下がった代わりに攻撃力が激増し、瀕死時のビーム攻撃は一撃で8000ダメージを与えてくるという。是非とも一戦交えてみたい相手だ。そしてインターナショナル版恒例の更なる強敵・・・ほかにもいろいろ期待してしまう。新たな武器、新たなモブ、新たな召喚獣・・・どうやら、もう一回低レベルクリアーが楽しめそうだな。

 「ドラマに出てくるメガネをかけたブス − メガネ = 美人」
 この世の中では、こんな法則が成り立つという。ドラマに出るような女優はだいたい美人であり、それがわざわざメガネをかけて、不細工な役を演じている、ということなのだろう。だから、最初に書いた法則が、まぎれもなく真相である、ということなのだ。
 しかしそれはあくまでもドラマの中での話であり、実生活ではどうなのだろうか。俺の知っているメガネをかけた女の子と言えば、やはり彼女しかいないだろう。・・・俺の好きだった人。
 俺は、メガネを外した彼女を一度だけ見たことがある。確か、一月のことだったか。センター試験前直前の問題演習、すでに正規の授業は終わり各自が任意で取る授業となっていた。その数学の時間、俺と彼女は面白いことに席が隣で(IAもIIBも両方隣だった。自分でもビックリした)、ある日一限目に行ってみて、自分が座るべき席の隣の人を見て、確かにこう思ったことを覚えている。
 「えっ、誰だっけ、あれ?」
 当然隣の席の人を知らないはずもなく・・・それはメガネを外した彼女だったわけだ。何というか、どきっとした。彼女は普段から可愛らしい女の子であったけれども・・・その時ばかりは、本気で彼女の可愛さにびっくりしてしまった。身近に、あんな人がいたなんてなあ。今では考えられないよ。
 そのことから考えだされる「メガネの法則」は次の通りである。


     「可愛らしい女の子 − メガネ = 神」



 <=> 「神 + メガネ = 可愛らしい女の子」
















 

*

 今日は熱力学をさぼる日なので、昼休み・3・4限と連続で暇。というわけで、友達を連れて一緒に本郷まで行き、成績開示をしてきた。その結果は次の通り。

 ・平成19年度 T○大学入学試験
 国語:34/80 英語:52/120 数学:67/120 物理:42/60 化学:32/60
 (予想・・・国40 英60 数60 物40 化30)
 合否・・・合格

 国語と英語は思ったよりも悪かったが、数学・物理・化学で思い通り!の点が出せ、それが合格への決定打になったようだ。総合点は318.6650点で、最低点の310.5983点とは8点も差がある。別段面白くもない点数となったな・・・。合格者最低点で合格するのが青春なんだけど・・・。
 しかし、数字を見てわかるのは、俺はまぎれもなく合格したということだ。この権利、受かったからには、最大限に活用するぜ。

 「180度違う」と言えば、それは全く違う、ということである。例えば東大に行った者と京大に行った者のように、例えばPSP派とそれ以外のように、両者は永久に交わることはない。例えば「あなたと私は人生が180度違うわね」と言われて振られたとしたら、それは全く駄目だった、ということである。
 このように、「180度」という数字には数学的意味を超えた意味があるのだ。その意味を図で分かりやすくしてみた。下の二つの図をご覧いただきたい。
























10.A GIRL WEARING GLASSES

 俺の大学は何故かやり込みゲーマーの聖地となっていて、ネット界で名の知れているような人は、なぜか俺の大学出身であることが多い。まあ、非常に大雑把な見方をすれば、受験勉強も一種のやり込みプレイのようなもの。極める人は、極めるってことだな。
 そんな人たちは、「五月祭」と言われる、まあ俺の大学の文化祭に集まるという。俺の大学には「T○大学ゲーム研究会」というのがあり、そのサークル?が主催するやり込みゲームプレイの発表会がその五月祭で開かれるのだ。何というか、行ってみたい。そして有名な人に会って話してみたい。俺だって、いつまでも中学生じゃないし。
 ・・・FF9はもう3年もやっていないから、話が出来るか分かりませんけれども。

 先週の情報の授業では、図記号の作成を行った。図記号というと、あの必要な情報を分かりやすい記号で伝えるあれである。ここで面白いのは、例えば高速道路でパーキングエリアを示したいとき、パーキングエリアを上空から写した写真を貼っても意思は伝わらない、ということだ。そのままそのものを映したとしても、それがわかりやすいとは限らない。だから、さまざまな分かりやすい図記号を考える必要が出てくるわけだ。
 そして今週の授業を迎えるにあたって、皆で作った図記号を、生徒同士で評価しあう、ということをした。最低5人の作品を評価しなければならないとか。俺の成績に関与するかどうかは不明であるが、まああるとすれば、この評価を行うという行為は確実にプラス点となるんだろうな。
 ということで、パソ室で授業を受けながら、隙を見てちょこちょこと色んな人の作品を見ては、コメントを送っていた。その中に、下のようなものがあった。





題:メガネっ娘萌え





 俺のコメント:
 俺もメガネっ娘は大好きです。
 しかし、メガネは3D化したほうがわかりやすいと思います。
 これではブ○ジャーに見えてしまいます。














   ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;ミ.ツノ i i l'``゙゙ `"''⌒`ヽヾミ=ツ,ヽ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;
   ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;'シ// /,! |     ,.,   ! !ヾ;_'ノ)||;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;
   ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;l'//ツノノ,ノl l    {,!ゝ、 ! l i ヽ_ヽ|;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;
   ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;//彡'////..,,,,,_   ヽ, ''ヽ, ヾ;ヾ、;;_ヽ|;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;
   ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;//`メ///"-=tッミ`  ;;;;':, ,.ヾ_"`i.'、ヾ||;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;
   ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;///!`//  ` ̄   ;;;;;;':,  ヽ、ノ /.|||;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;
   ;;:;;:;;:;;:;;:;;:;;:;;:;;:''| |,//       {´`'ヾ    ヽ;'||||;;:;;:;;:;;:;;:;;:;;:;;:;;:;;:;;:
   ;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:||| |//      ヽ、,> 、  ヾ    l|||:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:
   ;::;::;::;::;::;::;::;::;::| ||||/:':,    .,,__'、        !||::;::;::;::;::;::;::;::;::;::;::;: :
   :::::::::::::::::::::::::::://|::::::::':,    '─く "       |ヽ::::::::::::::::::::::::::::::::::
   ::::::::::::::::::::::::::::|||:::::::::::l ' ,     `ヽ       !ヽ:::::::::::::::::::::::::::::::::


          糸冬 了 [Ryo Itofuyu]
            (1980〜 日本)





11.DRUG-STUDYING CLUB

 FF12INT。ジョブシステム追加について、「なんで"ゾディアック"ジョブシステムなの?別にキュクレインジョブシステムとかカオスジョブシステムでもいいじゃん」と思っている人は多いだろう。しかし、副題にある"ゾディアック"(ZODIAC)とは戒律王ゾディアーク(ZODIARK)とは違い、FF12における"最強"を表す言葉である。例えば、海外版における「最強の矛」は「ZODIAC SPEAR」、同様に「最強の盾」は「ZODIAC ESCUTCHEON」である。十二星座をモチーフにしたFF12で、その全体を表す言葉が最強の証であり、ついでに隠された13番目の星座であり最強の召喚獣であるとは、何ともファンタジックな話ではないか。
 ・・・うーん、でもやっぱり"カオスジョブシステム"は論外すぎるな。

 俺が取った金曜日の最終限の授業は薬学研究。大学入る前には全くそういう分野には興味がなく、物理工学や情報工学ばかりに興味があったのだが、大学に入って実際に授業を受けて、それが一変した。何かもう、原子核の周りを電子がヒュンヒュンまわってて、それの軌道がどうとか、シュレディンガー方程式の解がどうとか、そういう難しいばっかりの話はもう飽きた。疲れた。もう、やりたくない。
 逆に興味がわいてきたのが、生命科学や有機合成化学。何というか、物体の性質にダイレクトに触れているところがいい。物質がどうしてそのような性質になるのか、という哲学はそこそこに、さまざまな有用な化学物質を合成しようとする姿勢が頼もしい。ある教官が言っていた「思い通り!に合成が進んでしまうと面白くない。すでに知られた反応だけで合成が進んでしまったから。思った通りに反応が進まないときが一番やりがいがある」という言葉は、科学のあるべき姿を説いていると思った。
 大学入る前は、ゆくゆくは工学部か理学部だな、と思っていたけれども・・・薬学部っていう選択も、悪くないな。生物系なら普通理科二類からだけど、理科一類からでも結構いけるらしいしね。難易度は非常に高いが、高校の時思っていた俺の今の大学のように、目指すべき目標として置いておくのも悪くないのかもしれない。
 しかし・・・薬学部か。そうなると、将来は製薬会社に入って、研究員として薬品を合成することになるんだろう。いい薬ができたら・・・何か、有名人になりたいんだよね、俺。だから、その薬には俺にちなんだ名前をつけてみたい。というわけで、ひとつ名前を考えてみた。



 薬品名:
 
「ツルリン」



 ・・・・・・ハゲ薬?


12.PLAYING-TIME <KANSAIISEDIALECT>

 ある人から「ミクシィ」ゆうのを紹介されて、それに登録してみた。「ミクシィ」ゆうたら、今まで「会員制の日記のようなもの」って思っとったけど・・・。なんというか、それは違うね。確かにそうすることもできるけど、それは本質じゃない。なんやろ・・・同じような考えを持った人たちが自然に集まれる場所、みたいな?文章を読む・書くとゆうよりは、たぶん人と人とのやり取りを楽しむところなんやろな。俺も一応向こうに雑記みたいのはつけることにしたけど・・・やっぱ、本腰はここや。何といっても、レイアウトが自由にできて、なんの制限もなく文章が書きなぐれるしな。やっぱ、このスタイルが一番ええわ。
 でも、ミクシィにももちろんええ点はあるよ。俺らの学校の今年の卒業生で作るコミュニティーとかね、懐かしい友達もいろいろ見つけられた。俺、今まで自分で書いてばっかりやったけど・・・ほかの人の、身近な人が、何を考え、どう思っているのか・・・そういうことを、知りたいんやね。言葉にはできないこと、そんなことも、文章なら書ける気がする・・・俺は、そういうの、あると思うよ。
 元3年7組の人とも出会えたし、知り合いもっとみんな誘ってみよかな。今はもう俺の心の中にしかあらへんあの懐かしいクラスが、帰ってくるのかも知れへんなあ。

 さて、今日はついにFF8のやり込み
「ジャンクションなしクリアー.」の最終話を書きあげたわ。いつも通り、恐ろしいほどの超長文やけど、書く方も時間がかかったし、自分の知っとることを後の人たちに伝えるために、頑張って書いたから、読んでくれると嬉しいな。これが、FF8最後のやり込みやしね。
 まあ、FFの話はプレイ日誌のために取っといて・・・今日の話は、俺のノーパの話や。大学行くゆうから、親が大枚はたいて買ってくれたんやけどね、OSが"WindowsVista"やったんや。まあ評判が悪いゆうのは聞いてたんやけど、実際それほどでもないやろうし、新しいものにせんといずれは古くなってしまうからなあ・・・ということで、Vistaのやつを買ったんや。今思えば、これが一番の失敗やったなあ・・・。
 何が失敗やったかというと、まず、やたらと動きが遅いことね。性能は遙かに高い癖に、XP積んでた家のパソより明らかに動きがとろい。ちょっとこれは許せへんなあ。さらに対応ソフトウェアも糞いのばっかりや。トップに前書いたけど、Word2007は「.docx」とか謎の拡張子で勝手に保存してくれたおかげで学校で印刷できず、レポート提出に失敗したからねえ。InternetExplolor7はデザインがあかん上に、俺のサイト回っとってもいちいち「セキュリティ保護」がどうたらとかいううっとい警告が出てくるもんなあ。解除しても何度も出てくるし、鬱陶しいことこの上ないわ。しかもXPではほぼすべてのソフトが動くうえ、念を入れて「互換モード」ってゆうのがあったけど、Vistaにはそんなもんないし、XPで普通に動いたソフトも動かなくなったり、変な動作をしたり、と・・・。遅くて、ソフトが動かんくて、使いづらいOS・・・。ほんとに、金儲けのためだけに作ったって感じやね。
 加えて糞なんが、変換システムやね。「MS-IME 2007」やったかな?学習機能がすっげぇ貧弱なんで、何度も何度も変換ミスが続出するんや。ほんとに日本人が作ったんかねえこれ。毎日の更新やレポート書きですっげぇイライラするわ。そんな糞変換、今日のプレイ日誌を書いた中でも続出したんで、その中からいくつか書いてみるな。

 ○適度
 ×敵度
 (そんな言葉ないわ)

 ○及第点
 ×旧大点
 (まさか「きゅうだい」を知らへんのか?
  確かに、やや難しい言葉やけどなあ)

 ○「第二形態」
 ×「第二携帯」
 (そんな金ないわ)

 ○△
 ×参画
 (この"参画"ゆう言葉、"男女共同参画社会"以外で聞いたことないなあ)

 ○成功時
 ×性交時
 (・・・・・・・・・)




 \(^o^)/


13.D

 今日は友達と一緒に遊んできた。まずはカラオケ店。5人メンバーで行ったんだが、そのうち2人がアニソンメンバーであり、猛烈な勢いで曲を予約する。俺はアニメはあんまり得意じゃないので、黙って見ていたという・・・。凄いな、アニソンの活力は。
 その次はゲーセンへ。友人にかっこいいところを見せようと思ってCHAOSの鬼をやって最後で撃沈。壮絶なかっこ悪さを見せつけてしまった。そのあとは2回目に挑戦したり、ガンシューテングに挑戦したり・・・帰りの電車賃がギリギリになるまで遊んだ。
 やっぱ、気の合う仲間だけの少人数で、ってのが一番楽しい。みんながみんな互いを認め合い目標を目指して努力する、なんて都合のいいことは、もうずっとないんだろうな。

 (笑)
 ・・・という記号を見かけたことがあるだろう。俺も読みは知らない(俺は「かっこしょう」と読んでいるが・・・「かっこわらい」かな)のだが、「wwww」や顔文字などに形を変え、今までずっとネット界で使われ続けている記号である。実際の会ってする話では表情や声の微妙なニュアンスで感情を表現することができるが、文字だけとなるとそうはいかない。例をあげてみると、こういうことになる。
 「彼女なんていねえよ、バーカ」
 これだと相手は本気で馬鹿にされているように感じてしまう。しかし、これに例の記号をつけるとこうだ。
 「彼女なんていねえよ、バーカ(笑)」
 笑いながらこのセリフを言っているということになり、比較的話言葉で伝えたかったニュアンスが正確に伝わることとなる。
 
このような記号は(笑)のほかにも、(爆)とか(汗)とか(死)とか(萌)とか(核爆)とか(鬼)とか(犬)とか・・・もう大量にある。が、今回は(笑)に絞っていくつか例をあげてみよう。2006年4月から2007年3月、激動の一年を綴った日記・・・その中から、特に印象に残ったコメントに(笑)をつけて見て、どのようにイメージが違ってくるか、考えてみる。


 ◆4月  ・・・こうして最初の一同爆笑を経て、壮大な受験の幕が開けるのであった(笑)。
 ◆5月  初夏。受験生の方々は今から夏の準備を始めているに違いない(笑)。
 ◆6月  席替えのくじ引きは適当に書いたのだが、今回はかなり良い場所に当たった(笑)。
 ◆7月  ・・・あれだけ学校でぎゃあぎゃあ騒いでおいて不合格は格好悪すぎるな(笑)。
 ◆8月  やっぱり俺の至高の喜びは大学合格。やっぱりこれ。人生かけてるもんね。行っちゃうよ東京へ(笑)。
 ◆9月  今回の文化祭は本当に楽しかった。問題もいろいろあったけど、クラス全員で文化祭ができて、本当に良かった(笑)。
 ◆10月 ・・・答は「ごめんなさい」だった(笑)。
 ◆11月 さて11月。皆さんいかがお過ごしだろうか。俺はというと、受験生らしくひっそりとしている。家でやることはFF12と勉強(笑)。
 ◆12月 どれも俺にとってこの18歳の時にしか体験出来なかった、貴重な思い出となりました(笑)。
 ◆1月  足切りのある大学を受ける人はキットカットを食べてはいけないそうです。きっと、カット(笑)。
 ◆2月  東大?ぼっこぼこにしてやんよ(笑)
 ◆3月  今まで色々迷惑かけてごめんな。そして、ありがとう。さよなら。また、会えるといいな(笑)。





 ノリがほとんど変わっていない(笑)




14.RUBBED BREAD

 長電話。昨日は12時を過ぎたぐらいから、かつての3年7組の友人と、1時間にわたる長電話をしてしまった。正直、メールで話し合ったことはいろんな人とあったけど・・・相手の都合さえ付けば、電話のほうがいろいろやりやすいね。いろいろと、懐かしいことを話したよ。
 ・・・東京に来て寂しい思いをしているのは、俺だけじゃなかった。みんながみんな、それぞれ故郷を名残惜しく思いながら、ある人は東京へ行き、ある人は京都へ行き、ある人は三重県に残り・・・。中学校を卒業したときなんかとは、全然違う。言葉では説明できないけど、一気に皆と離れてしまったのだ。朝早く起きてゴロゴロしてる時など、この街にたった一人だという、とてつもない寂しさを感じてしまう。
 帰りたいよ。懐かしい家、懐かしいクラスへ。あの一番楽しかった頃へ。

 と言うわけで、今日の話も過去振り返りネタである。大学行って、つまらない授業を受ける、つまらない生活・・・。文章なんかは、書いているうちに、自然と書き手の心を映し出してしまうんだと思う。そういうわけで、まともに書いたら当然ネタもつまらなくなってしまうのだ。さらに書いている方も非常につまらない。これでは何のメリットもない。
 これは、俺と彼女の思い出・・・。と言っても、彼女はもう忘れているだろうから、覚えているのは俺だけだ。その俺が忘れてしまったら、永久にこの世から消え去ってしまい、最初から無かったのと同じこととなってしまう。
 俺が覚えている、彼女のこと。それはもう、振りかえることしか出来ない。だから、書こう。忘れてしまう前に、いっぱい、いっぱい書こう。

 文化祭準備の時・・・確か、9月の直前準備の時だったか。俺はクラスでもかなり背が高いグループだったので、壁に張る段ボールの上のほうを持つ役をやっていた。俺がその時はいていたのは夏仕様のジーパン。今でも東京に持ってきてはいているそのズボン、高校二年生の夏に買ったのだが、当時ぴったりで買ったはずなのに、なぜか三年生の春くらいから緩くなってきて、その文化祭の時なんかはもう完全にゆるゆるだった。
 で、段ボールのセットなんかは当然背伸びして行うので、下手すると手を伸ばした瞬間にズボンが落ちてしまう可能性がある。好きな女の子の目の前でそれはまずいだろうと。というわけで、俺は天井近くまで段ボールを上げる作業の直前に、ズボンを引っ張って上げた。すると、彼女・・・俺の好きだった女の子・・・彼女はこう言った。
 「どうしたん?ズボンを上げると身長が伸びるの?」
 俺は笑って、こう答えた。
 「いや、このズボンさ。ぴったりで買ったのに最近ゆるゆるでね。マジで"落ちたら"しゃれにならへんよ」
 すると彼女は微笑みながらこう言った。
 「そりゃ、良かったね!痩せたんじゃない?」
 「いや、むしろ勉強疲れかも」
 俺はやれやれ、と言った表情でこう答えた。彼女は肩を落としながら、こう言った。
 「そっか。大変だね」
 あなたもねという表情をしたあと、俺は作業に戻った・・・。
 ・・・。
 所変わって、話し相手はS君。あのK大に行った彼である。文化祭準備に二人で歩いているときに、このことをこう話した。
 「いやね、謀らずとも凄まじい『こしパン』状態になってきてさ、ほんと大変やわ。
  まあ彼女も気遣ってくれてるしさ、今後はもうちょっと心身ともに健康にやらんといかんなあ」

 S君は一瞬考えたあと、こう答えた。

 「『こしパン』って、おいしいの?」





 ・・・そのズボンは、今ではもっと緩くなっている、かな。


15.CHIN

 学校で、俺の"今の"クラスで撮った入学記念写真を貰った。俺も3990円の上着と緩んだズボンで最前列に座って写っていた。こうしてみると、俺も割と普通の大学生だ。
 この写真、写真屋が撮ったものだから、当然画質は良い。でも、机に飾ってある、前のクラスのみんなで撮った記念写真・・・友達が用意したデジカメで撮った写真・・・あっちの方が、俺には美しく見えてしまう。何といっても、厳しい受験戦争を共に戦った仲間。その仲間と、入試が終わった後に撮ったものだから。心に響かないほうが無理ってもんだよ。
 ・・・いつか今のクラスも、そんな風に懐かしく思えるときが来るのかな。

 俺が大学で学ぶいわゆる「第二外国語」として選択した語学は中国語。何というか、実用性がありそうだし・・・と思っていたが、中国には凄まじい数の方言があるので、教科書の「中国語」を学んだところで、実際話せる人はあまり多くはない。まあ実用性の面では、他の語学(ドイ、フラ、スペ、ロス、イタ)と五十歩百歩、と言ったところか。
 それで、使っている教科書は"現代チャイ語基礎"みたいな感じの漢字が書いてある本で、進み方は最初に発音を集中的にやった後、物語を読んでいくという形式である。今のところ、その物語に出てきた人物は「山本」(Shanben)と「芳芳」(Fangfang)と「王」(Wang)の三人。日本人留学生の山本が、電車の中で父と娘の家族に出会い、そして三人は・・・。
 その中の「王」の娘である「芳芳」。教科書には素朴だが可愛らしい絵が書いてあり、年齢は10歳であるという。一人で電車に乗っている主人公の山本に飴玉を差し出すところあたり、実際にいたらかなり魅力的な少女のはずだ。練習CDに収録されている音声はどう聞いても
オバチャンだが、脳内変換して聞くので問題なし。声の可愛さってのも、女の子の大きな魅力の一つだぜ。
 さてそんな「芳芳」、「王」の息子であり、本名は「王芳」(Wang Fang)である。しかし、中国では一般に、小さな子供はあだ名を持つことに決まっているという。例えば俺も現役時代は「河合くん」「二歩くん」などと呼ばれていたが、そういうのと違って、中国では普通同じ文字を二つ重ねるという。だから、下の名前の漢字を重ねて「芳芳」(Fangfang)なのだ。
 ・・・そういう話を先生から聞いた時、俺の隣の友達はボソッとこうつぶやいた。

 「じゃあ、『チン』さんはどうするんかなあ・・・」












 □□□□■□□□□□■□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□
 □□□■■□□□□□■□□□□□□□■■■■■■■■■■■■□□
 □□■■□□□□□■■■■■■□□□□□□□□□□□□□■■□□
 □■■□□■□□□■□□□□■□□□□□□□□□□□□■■□□□
 □□■□■■□□■■■□□■■□□□□□□□□□□□■■□□□□
 □□□■■□□■■□■■■■□□□□□□□□□□□■■□□□□□
 □□■■□□□□□□□■■□□□□□□□□□□□■■□□□□□□
 □□■□□□■□□□■■■■□□□□□□□□□□■□□□□□□□
 □■■■■■■□□■■□□■■□□□□□□□□□■□□□□□□□
 □□□□■□□□■■□□□□■■□□□□□□□□■□□□□□□□
 □□■□■□■□□□□■■□□□□□□□□□□□■□□□□□□□
 □□■□■□■□□□□□■■□□□□□□□□□□■□□□□□□□
 □■■□■□■□□□□□□□□□□□□□□□□□■□□□□□□□
 □■□□■□□□□■■■□□□□□□□□□□□□■□□□□□□□
 □□□□■□□□□□□■■■□□□□□□□□□□■□□□□□□□
 □□□□■□□□□□□□□■■□□□□□□■■■■□□□□□□□




16.AND THEN, THEY WERE...

 文章の改行。例えば、下の二つの文章を見て欲しい。

 これで終わる・・・。いや、今日から始まる。完全なるPSの世界が。もうDSもセガも死ん
 だ。これで邪魔者は一人もいなくなる。PSP・・・PS3・・・PS3の高性能版が・・・今日出さ
 
れる。買うのは社員、おまえは使える・・・。これから先もおまえだけは信者として残し
 てやる。他にゲーム機の製法を知る者は全て死ぬ。僕は君臨する!PSとして!ゲー
 ム界の神として!GC・Wii・DS、神に背いた愚かなおまえらの相手は、もう終わりだ。

 これで終わる・・・。いや、今日から始まる。完全なるPSの世界が。もうDSもセガも死んだ。
 これで邪魔者は一人もいなくなる。PSP・・・PS3・・・PS3の高性能版が・・・今日出さ
れる。
 買うのは社員、おまえは使える・・・。これから先もおまえだけは信者として残してやる。
 他にゲーム機の製法を知る者は全て死ぬ。僕は君臨する!PSとして!ゲーム界の神として!
 GC・Wii・DS、神に背いた愚かなおまえらの相手は、もう終わりだ。

 どちらが自然に読めるかと言われれば、当然下と答えるだろう。単語の途中で改行してしまうことは、文章を極端に読みづらくしてしまうのだ。そういう観点で漫画やゲームの台詞を見てみると、ほぼすべてが絶妙な位置で改行され、自然に読めるようになっている。黒板への板書も、この方式で書いている人とそうでない人がいる。知っているか知らないかの違いではあるが、重要な要素の一つだ。
 ・・・俺がこの法則を知ったのは「メタルギアソリッド インテグラル」のスタッフ無線(140.07)。ゲームも文化だよ。


 最近凄い勢いでカラオケが好きになってきた。平日なら、二時間歌って500円ちょっと。いい暇つぶしになる。で、友人が歌っていた曲などを中心にいろいろ良いとされる曲を聴いているのだが・・・様々な曲を聴いた後は、なぜかMr.Childrenの「しるし」に戻ってきてしまう。なんでだろうな。なんでか分からないけれども、惹かれてしまう、癒されてしまう。仲良しだったけど別れなければならなかった二人と、ただ単に振られた俺。境遇全然違うのにね。
 さてこの曲、ドラマで使われたとあって、フルオーケストラのアレンジバージョンがあるという。フルオーケストラ・・・うむ。エースコンバット5やFF12の曲のように、聴きごたえのあるアレンジとなっているんだろう。ということで、それを調べるために「しるし」が主題歌となったドラマ「14歳の母」の公式サイトに行ってみた。
 ・・・ふむ、このドラマ、親の勧めで最終回だけ見たのだが・・・青い空が印象的だったので生まれた息子に「そら」という凄まじいDQNネームを授けたことくらいしか覚えていなかった。というわけで、軽く"あらすじ"を見てみた。その第一話、彼らが10代の凶行に走った理由は、このように説明されていた。

 ある日の夕方、未希と智志が一緒にいる時、街の不良たちに絡まれる。
 追いかけられた未希と智志は、夜の公園に逃げ込む。
 そこで、お互いの話をするうち、未希は智志の中に横たわる孤独を感じとる。
 そして、二人は・・・・・・・・・・・・。

 このドラマ、基本的に馬鹿にして見てきたけど・・・今までごめんな。
 分かる、分かるぞ、その気持ち。寂しいんだよな。俺も今、ものすごく寂しい。寂しかったら、それこそ・・・・・・。
 ・・・書きづらくなってきた。色んな文章を書いてきた俺だけれども、こういうのには極端に弱い。俺、まだ何も知らないお子ちゃまだからな・・・。というわけで、例文を変えて「そして、二人は・・・・・・」について考えてみよう。

 ある日の夕方、予備校に通う一般的な男・正樹がトイレを求め全力疾走している時、一人の若い男に絡まれる。
 誘われた正樹と高和は、昼のトイレに入り込む。
 そこで、お互いの話をするうち、高和は正樹の中に横たわる興味を感じ取る。
 そして、二人は・・・・・・・・・・・・。




























 


17.PRIME NUMBER

 さっき俺の家(アパート)の下の階に引っ越してくる人が俺に挨拶回りをしてきた。呼び鈴で会話していたが、向こうが顔を見せてこっちが見せないのは失礼だと思い、顔を出した。相手が自己紹介をしたので、俺も四月から引っ越してきた大学生です、と自己紹介をした。すると相手はこう言った。
 「T大生ですか?」
 ・・・いきなり核心を突かれたので、つい「はい・・・」と答えてしまった。なんでわかったんだろうな。相手は「賢そうな雰囲気だから」と言っていたけど・・・もし、本当にそうだったら嬉しいな。俺、知らない人を大学の名前で圧倒するのは大嫌いだけど、逆に俺自身を知ってもらった後に大学名を知ってもらうのは大好きだからな。
 ちなみに新聞社の人だったようだが、勧誘ははっきり断った。

 「プライム・ナンバー」とは日本語で「素数」のことである。確か高校一年で教えてもらう数学の言葉であり、定義は「1と自分自身以外の整数では割り切れないような整数」のことである(ただし"1"は素数ではない、と定義される)。これだけだと非常に分かりづらいが、例えば2や3は掛け算の形で表せないので素数、6は2*3の形で表せるので素数ではない・・・と言った感じである。
 この前の英語の授業で、数学に関する英語の文章を読んだのだが、その中で「世界最大の素数が見つかった」という話が出てきた。その数はこれである。

 
225964951-1

 数字の右肩に載せてある数字は「指数」と言い、その数だけ数字をかける・・・という意味だ。たとえば「
23」なら、2*2*2=8、ということになる。この指数計算、数字が大きくなると凄まじい数になり、上に挙げた「2の2596万4951乗」なんかは何と780万桁の数となる。
 それがどれくらい大きいかというと・・・宇宙の広さを仮に200億光年として指数で表せば1.9*1026
m、27桁の数だ。俺が知っているもっとも小さなもの、原子核の陽子が「10-15m」(1/1000000000000000m)だから、宇宙を往復するために必要な陽子の数はたったの95000000000000000000000000000000000000000個。41桁の数にすぎない。それだけ780万桁というのは凄いことなのだ。ステカセキングもびっくりだ。
 さて、この素数という数、われわれにとって決して無関係ではない。FFシリーズには「レベル系攻撃」というものが存在する。レベルが5の倍数のキャラ・・・つまりレベル5、10、15、20・・・のキャラに「デス」をかける「レベル5デス」を筆頭に、「レベル2睡眠」「レベル3コンフュ」「レベル3デフレス」「レベル4ホーリー」などの数多くのレベル技が存在する。こういう技を避けるときに、素数レベルは大活躍する。素数の定義より、素数レベルは2や3や4の倍数ではありえない(もちろん2や3それ自体は除く)ので、レベル系攻撃をすべて避けることができるのだ。その隙に攻撃を仕掛ける・・・というのは、FFシリーズで定番の戦術である。
 さて、そのFFシリーズの一つ、FF12では召喚獣のザルエラがFF12に存在するすべてのレベル系攻撃を使ってくる。その戦闘に素数レベルで挑んだらどうなるか、図を交えて実践してみよう。



 例:レベル59で挑んだ場合



メッセージ

評価

ザルエラ
レベル2睡眠を構えた!
ザルエラ
レベル3ドンアクを構えた!
ザルエラ
レベル4ブレイクを構えた!
ザルエラ
レベル5逆転を構えた!
ザルエラ
レベル素数デスを構えた!
   

結果






 すいません、昔のネタのまるパクリで・・・。


18.DON'T LOOK AT THIS WAY

 高校ではあまりFFをやっている友達と出会えなかったが、大学ではコアなFF派とも結構出会う。そういう人には凄い勢いで俺のサイトを紹介することにしている。なんだ、やっぱり知ってる人に見てもらうってのは、気合いが入るからね。それに、高校三年の時は変にかっこつけて、一番見てもらいたい人にも結局見てもらえなかったからね・・・。まあ、それはもういいや。
 それで、そんな俺のページを見てくれた大学での友人の一人が「FF12:低レベルクリアープレイ日誌」を読んだ感想を俺に話してくれた。
 「正直、さ。文章なんかでFFのバトルの臨場感が出せるのかって、なめてかかってたんだ。
  でも違った。あんだけ長い文章を、飽きずに読み応えのある構成にできるのは正直凄いよ。
  もういっかいFF12をやってみたくなってきた。
  あと笑えるところもいいね。アッ-!とか」

 アッー!はともかく・・・FF12の低レベルクリアープレイ日誌は、俺も今までで最高のものが出しつくせたと思っているので、高い評価がもらえてうれしいよ。あれを超える作品なんて、今の俺に書けるのかな。分からないことだらけの新作、まだまだ攻略情報も出つくさない頃、そして受験勉強に追われ限られた時間で一番楽しくゲームができた時・・・。また、そんな時があるといいんだけどな・・・。
 今年は二つほどやり込みプレイ日誌を連載しようと今のところ考えているが、果たして・・・?

 今日の授業中、ふと受験生のころのことを思い出した。まず思い出したのは、俺の故郷三重県の三重大学。二日間のセンター試験を受けただけだったけど・・・友達とも大勢会えたし、今では懐かしく感じる。本当にあの時は楽しかった。もう一度訪れてみたいな。昔を思い出すために。それに、三重大は、俺の・・・・・・俺の、「友達」が通ってるところだしね。
 その次に思い出したのは、俺が今通っているT○大学。と言っても、授業をさぼるさぼらないのギリギリの戦いを繰り広げている今のことではなく、受験生として訪れた時のことである。電車を降りて、駅から出たあたりで行列が始まり・・・正門のところでは報道陣、予備校の人などが集まり大にぎわいだった。俺の大学、設定がアレなので、そういう系の人たちがとてもたくさん集まるんだよな。そんなこんなで、おおすげえなあ、という顔をして試験会場に行った俺。今ではそこの生徒なんだ。たまに嬉しい、普段はむなしい・・・そんなもんだな。
 さて、予備校の人たちが俺の大学の入学試験に集まっていたのは、ひとつは当然自分たちの予備校の生徒を応援するためだろう。「東大○○○人合格!」という宣伝文句の効果を大きくするために、または自分たちが育てた生徒が合格して欲しいという純粋な気持ちのために。そして、もうひとつはもちろん、落ちた生徒を拾い上げるためだろう。落ちたのならばやはり無名の塾に行くより、活気のある予備校のほうに行きたいと思うのだ。
 そういうわけで、さまざまな予備校が集まり、宣伝のティッシュ・カイロ・筆記用具などを配っていた。実用性のあるものじゃないと、絶対貰おうなんて思わないもんな・・・。その中の一つ、河合塾が配っていた消しゴムには、こう書かれていた。

 
GO KAWAIJUKU!
 
進め、合格への道!

 ふむ・・・「かわいじゅく」の「わいじゅく」を消し、頭に「GO」を付けることにより「合格」としている・・・か。
 秀逸である・・・と言いたいところだが、正直かなり無理していると思う。その証拠に、字づら通りに訳してみるとこうだ。

 GO KAWAIJUKU!
 
進め、河合塾への道!







         _, ._
        (゚∀゚ )







                            _, ._
                           ( ゚∀゚ )







19.LETTERS FROM PREF.MIE

 「めっちゃ面白いよ。さすが変人ランキングNO.1やね」
 ・・・俺の好きだった人が、俺のことを他人に紹介するときに使った言葉である。文化祭準備のときにちらっと聞いてしまった。「変人ランキングNO.1」というのは、津高校同人誌「沖」の3年7組ページの人気投票にて、俺が見事「King of 変人」で一位を獲得した、ということである。調べてみたところ、
2006年7月14日の日記にそのことが書いてあった。
 俺・・・基本的には、彼女には嫌われていなかったんだと思う。だから、振られたのは悲しいことだけれども・・・彼女に会えて、本当に良かったと思う。
 ちなみに、俺に宛てられた三つのメッセージ、そのうち二つは送り主を知っている。「もうちょっと声を小さくしてください」は、俺の好きだった人から。そして、「京大頑張ってください」は・・・S君から。そんな俺は今T大生。S君K大生。俺ら仲良し。

 俺は高校の時部活には入っていなかったが、生徒会執行部のメンバーの一人であったため、その関連で、俺のことを「つる先輩」と呼んでくれる人がいるのだ。俺にとって「後輩」と呼べるのは、その人くらいしかいない。今高校三年生で、難関大学を目指す女の子である。俺と仲良くしてくれる、いい人だ。
 その人に俺は先日メールを送った。内容は、夏に受ける授業について。去年の今頃の俺の日記を見ていて、河合塾でどの授業を受けるかあれこれ考えていた頃を思い出して、それで後輩にメールを送ろう、ということになった。まあなんだ、昔の友達とも話したいしね。
 で、俺は基本的にメールに無駄話を大量に仕組む。そんなわけで、何度かメールの送受信を繰り返すうち、恒例の好きとか嫌いとかそういう話になった。俺はこう書いて彼女に送った。

 俺のクラスは女子が二人だから彼女なんて永久にできないwwww
 ま、高校の時も最初は好きな人居なかったし、なんとかなるっしょ?


 すると、彼女からこういう返事が返ってきた。

 なんとかなります!
 てか、男ばっかなんですか!?基本的に女子少ないんですか〜!?


 俺はニヤニヤしながら、次のように返事を書いた。

 確かどこかで読んだけど、国公立大学は7割が男らしいよ。
 で、T大は元男子校だったこともあって、8割が男。
 さらに俺の所属する理科一類は工学・理学が中心だから9割以上が男という・・・。
 通称、東京男子大学。


 ・・・別にニヤニヤしながら書いたのはアッ-!だからではなく、面白い言葉を思いついてしまったから。
 「T○大学理科一類」って名前長いから、もう俺の大学俺の学部、こうでいいよ。



 「東京男子大学
   (女子もいるよ)





20.OBEY ME

 今日はサークルの先輩に連れられて、肉焼きに行ってきた。久し振りに設備は整わないし、最初の方に焼いた肉なんて凄まじく砂がついていたけど・・・みんなで和気あいあいとできて、凄く楽しかった。やっぱ、みんなでやると楽しいな。
 で、その時久しぶりに飲んだんだけど・・・さすがに、ちょっとやばかった。俺普段は視力1.0くらいあるんだけど、それが0..3くらいに落ちた感じ?ちょっとあれがさめた今でも、駅から家までどうやって帰ってきたか覚えてないし・・・。
 ま、なんだ。「酔った勢いで告白」とか、俺の場合はあり得ないな。ほんとに冗談だと思われちゃう。どうせするなら・・・「酔った勢いで嫌いな教授の家に突撃」にしようぜ。

 「obey [oube'i] : 〜に従う」
 俺の大学、設定がアレなので一般に「最高レベルの授業が受けられる」と思われている。その考え方は基本的に正しい・・・が、それがわかりやすいかどうかは別問題であり、さらに高校の時と同じ基準における「最高レベルの授業」であるかどうかも別問題である。例えば今週受けた薬学の講義なんかは感動に近かったが、あくまで「講義」として感動であるのであって、高校の時のように「授業」として感動させられるわけではない。そのずれが、きっと俺を混乱させているのだろう。
 そして、まぎれもなく言えることだが、糞い教官も存在する。個人攻撃を禁止するこの日記では、さすがに名前を出して批判するなんてことはしないが・・・「中級英語」という授業を受け持つ教官の一人が、そんな一人だ。「中級英語」は少人数制のため本来抽選が必要な教科なのだが、その教官のところだけは人気が著しく低く、抽選なしで入れてしまうという。
 で、毎年そんな事情を知らないいたいけな一年生がその授業を取ってしまうとか。俺の友人もその中の一人である。彼は、その教官の授業を一回だけ受けたが、あまりの糞さに、授業自体を抹消してしまったとか。
 で、彼はその授業でその教官が言った言葉について、このようなことを話していた。

 「『オーベイミー』だぜ。『私に従え』だぜ。許せる?」

 ふむ・・・。しかし、俺はいい高校を出てきたので、基本的に「教師」という身分の人物を自分を育ててくれる人として、信じてしまうのだ。
 そんな俺は、彼の発言に対してこう答えた。

 「いや、『私に対して欧米の言葉で話しかけてください』って言ったんかも」



21.A VISITOR

 「えっ、じゃあ貰っとくわ。 ・・・あっ、ありがとう」
 席替えの日の確か二限目だったか、情報の授業があったのだが、俺は教師の板書をメモするノートを持ってきていなかった。というより、最初から受験に出ない情報の授業に本気で取り組むつもりはなかったのだが・・・。で、メモを取るように教師に言われたので、仕方ないか、とクシャクシャになっていたプリントを取り出し、その裏に書こうとしていたところ・・・俺の好きだった隣の席の女の子が、ルーズリーフというのか、あの紙をくれたのである。俺はかなりびっくりした。席替えの初日、まだお互いの名前くらいしか知らない状況で・・・。それで、冒頭のセリフである。だからこそ、彼女に恩を返したくて、あの日俺は隣でくしゃみをする彼女に風邪薬を差し出した。
 ・・・あの席替えの日が、俺が彼女に想いを寄せ始めた日であることは間違いないだろう。もっとも、当時は「いい雰囲気の女の子がいるんやね」くらいにしか思っていなかった。でも、いろいろなことを学び、彼女のことを知れば知るほど後ろには引けなくなり、文化祭を一緒にやったことでその想いは確信へと変わった。そして、俺は・・・・・・。

 この土日は母親が俺の家に泊まりに来た。なんでも、俺のいとこの結婚式に出席するとか。俺の母親は四人兄弟の一番下なので、いとこは俺よりずっと年上なのだ。俺ももう18だけど、結婚どころかまともな恋愛でさえしたことないのになあ・・・。何とかなると今まで言い続けてきたけど、何とかなるのかなあ・・・。
 まあ、それは置いといて、だ。俺の部屋、もちろん東京の下宿とあって全然広くないが、頑張れば俺以外にももう一人生活ができる。部屋の仕様的には三人まで生活ができるとされているが、まあ二人でギリギリと言ったところ。
 場所は、東京男子大学の駒場キャンパスまで自転車で約10分の距離である。入学前は「彼女ができたら家まで連れてこれるかな・・・」なんて考えていたけど、入学から一か月半、彼女どころか好きな人さえ出来ない。授業も何か充実しないし・・・本当に、4年間も大学生活送れるのかな。寂しい。何事も全力で挑めた高校時代が懐かしいよ。
 ・・・なんて、そんな暗い話は秘密の日記帳の裏にでも書いておけばいいということで、もっと明るい未来の話を考えよう。例えば、俺に彼女ができたとしよう。そしたら、俺はどうする?まずは、ひとしきりゲーセンやカラオケ、映画や遊園地にでも行って遊ぶだろう。そのあとは食事をして、ひょっとしたら秘密の飲み物を買って家で彼女と飲み会をするかも知れない。それが終わったら・・・まあ、あとは寝ることくらいしかすることがない。
 ・・・「寝ることくらいしかすることがない」?
 そうだな・・・まずは、彼女をベッドに寝かせるだろう。そうしたら、もちろん俺は・・・・・・。



 ねぶくろで寝ますとも。


22.

 何かだらだら過ごしてしまいました。 


23.MONSTER BALL

 なんか、最近猛烈に疲れてる。勉強なんてもちろんする気になれないし、土日は用事でいっぱいだし、何をやっても昔のように充実することはない。その懐かしい昔が戻ってくるなんてことはあり得ないわけで・・・。
 大学入って、思いっきり友達と遊んで・・・そりゃあ、楽しいよ。でもこれ、今が楽しい以外の何か意味があるんだろうか。俺の人生に忘れられない記憶を残すようなことなんだろうか。そもそも、大学での生活が意味があることなんだろうか。俺には、そうは思えないよ。
 なんかもう、疲れちゃった。いつかその意味がわかるのかもしれないけど、今はいいや。なんか、何もしたくない。
 二日分更新は明日にさせてください。もう寝たい。

 今日は視点を変えて昔を振り返ってみることにしよう。俺が昔を振り返るときはだいたい「クラス全体」か「好きだった人」の話となるが、もちろん他のいろんな人ともいろいろ話しあって、仲良くしたり、笑いあったりした。そんな人々の中から、今日は一人の女の子に登場してもらうことにしよう。
 彼女は出席番号順に席を並べた時隣になっていたのである意味「隣の席の女の子」であるが、出席番号順に席を並べると言えば断然試験の時なので、その休憩時間にお馬鹿な会話をして緊張をほぐしたりしていた。そういう友達っていいもんである。ほんとに好きな人だと、朝の挨拶をするのでさえも一大イベントになってしまうからな。
 そんな彼女であるが、今年の2月の受験直前に俺と話をしていたとき、ふと分からない問題があると俺に語りかけてきた。「格子点」の問題である。数学Bの範囲であり、網にかかる点の数を数える問題である。何だそれだけか・・・と思うかも知れないが、一般化された"n"という数字になってしまうととたんに難しくなってしまうのだ。
 当時猛烈に誰かの役に立ちたいモードであった俺は、家に帰って、頑張って彼女のために解答を作った。30分ほどで終わると思っていたが、1時間ほどかかってしまった。まあ、俺も格子点問題は苦手だったから、俺自身のためでもあったしね。詳しい説明は避けるが、"n"が一般化された答えであることを逆に使い、n=1,2などの簡単な数字で逐一計算ミスをしていないか確認しながら進める方法が一番間違いづらい。この方法でほとんどの数列の問題で計算ミスを防げる。
 さて、書きあげたと思った時・・・ふと、これはいけるのではないか、と思う方法が出来た。俺が書いた方法はnが奇数と偶数の場合で厳格に場合分けをする、少々面倒な方法。しかし、新しい方法なら、瞬殺に近いレベルで問題が解ける。これは・・・行ける!トランス状態になった俺は解説を書きなぐった。


 

 (図はn=4の時)
 確か青チャートの問題だったか。こういう図形の赤点の数を基本的に数えればいいのだが、注意しなければならないのは直線と重なっている部分である。あれも一個として数えるのだが、でたらめに「0.5個」などと数えてしまうと、答えがずれてしまうのだ。数学はこういうところで正確すぎるから融通がきかない・・・。
 しかし俺の考え方では長方形に乗っている点の数をまず数える。そんなのは当然掛け算で一発で終わる。そしてそれを半分にすると、当然図のように直線状の点も半分に切れてしまう。そのあと、半分に切れた点の数だけ、0.5を足せば良いのだ。半分に切れる点の数が「n+1」個であることは明らかだ。なので、求める解は{(n+1)(2n+1)/2 + (n+1)/2}個である。この考え方が何よりもよいのは、「半分に切れた点」というイメージしやすい図で問題を考えていること。そういう分かりやすい考え方をすることで、つまらないミスは確実に少なくなる。彼女もよくわかったと言ってくれたし、俺にとってもいい結果になったと思う。良かった良かった。しかし、よくこんな方法を思いついたもんだ。



 命名:モンスターボール格子点
 (切れた点がそれっぽいから)



24.BOYS AND GIRLS / FULL BOCCO

 行動をしないと、時間は勝手に過ぎていく。それを最近思い知った。
 ダラダラとネットをさまよっていて、気が付くともう11時。勉強にも日記の更新にも本気が出ず、結局またダラダラとネットをして、1時を過ぎたぐらいで寝る。レポートの提出期限は迫り、状況は悪化するばかり。だただた次の休憩のために授業に出席しているだけ。
 たぶん俺、今の状況に不満なんだな。でも・・・なんか、なんとかしないといけないんだな。

 俺が通っていた高校には当然「校則」というものがあった。と言っても、普通に「勉強にふさわしい格好で通学」などと書いてあるだけで、別段特殊なことは書いてない。俺の高校、進学校ではあるが、ギチギチの進学校ではなく、遊びも勉強もできる高校なのだ。いいところだったと思うよ。
 その「校則」の中で、ひとつだけ非常に論議をかもしだしたものがあった。それは・・・「禁煙の禁止」である。そりゃあ高校生だからたばこを吸うのはおかしいが・・・それは「喫煙」(きつえん)であって、「禁煙」ではない。単なる打ち間違えか、それとも・・・?
 ・・・あとに教師の訂正によって、単なる打ち間違えであることが判明した。残念。

 さて、それより俺がもっと気になっていたのは、次の事項である。
 
「男女交際は清く正しく」
 ・・・?
 なんだろうか。よく分からない。「清く正しく」ねえ・・・。「ルールを守って楽しい交際」ってことかな。
 俺らみたいに偏差値が高い(と言われている)学生は、基本的に落とし込むのが難しいが、一度崩れるとどこまででも行ける、とか。特に受験生は受験直前がやばいらしい。じゃあ受験直前の10月末に告白した俺は激ナイスタイミングだったわけだな!もっとも、崩れたのは俺だけだったようだが・・・。
 確かに受験直前になると恋愛はご法度なんて思われているが、夏休み終わったくらいから付き合い始めた人も結構いたような気がする。受験がせっぱつまってきて、別れも近づいてきて、好きな気持ちが我慢できなくなって・・・ということだろう。ああああああああもう青春やねえ。
 話を戻そう。「男女交際は清く正しく」である。多分「校内であんまイチャイチャすんなよ」という意味だろう。俺は一回も利用したことはないが、学校から駅までの道には通常ルートの他にも、カップルを隔離するための「カップルロード」というのがあった。他の人がイチャイチャしているのを見ると、普通はイライラする。ことに、それが自分がひそかに想いを寄せる人であったら・・・。まあ、俺自身はそういう事例を知らないが。カップルのほうも、他人が見ていたら自由にいちゃいちゃできない。だから、隔離は双方の利益になる、ということだろう。
 ところで気になるのは「男女交際は清く正しく」という言葉自体だ。どういうことかというと、こういうことだ。

 
「男女交際"は"清く正しく」






 アッ-!?















*

 PS3のバージョンが1.80に上がった。主な追加機能としては、PS/PS2のゲームの画質の大幅向上と、メモリーカードアダプターを使ったメモリーカードへの書き込み機能。前回バージョンアップで既存コントローラーの振動機能が追加されたことも加え、やっとPS3がPS/PS2互換機としてまともに使えるようになった、という感じだ。
 もっとも、互換機なら1,6000円で買えるPS2の方が手軽で優秀だし・・・。やっぱFF13が出るまでPS3買う価値なし!でいいと思う。というか、大学入ってからはかなりゲーム下火状態。

 最近「はしか」が東京の色んな大学ではやっていて、一部の大学は休校になっているという。先日はあの有名な「わっせだーわっせだー(ry」の早稲田大学が完全に休校となってしまった。で、俺の大学でも感染者がゾクゾクと増えてきているという。小学中学の時は学級閉鎖かもしれないというと家でゲームやっていればいいからワクワクしたが、今は何とも思わない。単に授業が後に回されるだけなうえ、結局家で暇になるだけという現実には全く変わりがない。今月最初の大型連休でもかなり暇だったのに、平日いきなり休みになったりしたら、正直どうすればいいかと・・・。
 でも、mixiで聞いた話なんだが、俺の早稲田に行った友達は、なんとこの時期を使って帰省したという。バスもすいているだろうし・・・俺は今、懐かしい友達と猛烈に会いたい。メールや電話じゃ駄目なんだ。平日でも予定をつけて、ちょっとでもいいから直接会って話したい。大学での寂しい日々のこととか、一緒に過ごした楽しい日々のこととか、俺の・・・好きだった人のこととか。
 さて、この「早稲田大学が休校」という情報、ニュースサイトではこう伝えられていた。


 
「はしか 早稲田大学も休講、5万5千人に影響 30人感染」


 ・・・これを最近流行りの言葉で書き換えてみると、こうなる。


 
「早稲田大学の戦闘員5万5000人がはしかにフルボッコ」




25.GIRLFRIEND IN THE UNIVERSITY

 ちょっと気になったんで、各プレイ日誌の文字数を調べてみた。

 FF4:
低レベルクリアー・・・7943文字

 FF8:
ジャンクションなしクリアー・・・21222文字
    
ジャンクションなし+インビジブルムーンなしクリアー ・・・10483文字
    
真・ジャンクションなし+インビジブルムーンなしクリアー・・・24429文字
    
新・ジャンクションなし+インビジブルムーンなしクリアー・・・40620文字
    
ジャンクションなしクリアー.・・・39792文字

 FF9:
低レベルクリアー・・・15958文字
    
ジタン一人+α・・・8995文字
    
初期装備+β・・・15385文字
    
低レベル+入店禁止クリアー・・・13140文字
    
低レベル+入店禁止クリアーII・・・9255文字
    
低レベル+入店禁止クリアーIII・・・65152文字

 FF10:
スフィア盤なし一人クリアー・・・7156文字

 FF12:
低レベルクリアー・・・80799文字
 
 黄色が小学校時代、青が中学時代、赤は高校時代に書いたプレイ日誌。こう見てみると、文章のボリュームとしても確実に進化してるね。個人的にはこのサイトを象徴するやり込みはFF8の「ジャンクションなしクリアー.」、FF9の「低レベル+入店禁止クリアーIII」、FF12の「低レベルクリアー」だと思っていたんだが・・・だいたいそんな感じでOKみたいだね。
 ちなみに全部のプレイ日誌を合わせると計360329文字。原稿用紙901枚分。日記も入れれば倍くらいになるかも。まあ・・・よく頑張って書いてるなあ、俺。
 なんか、ゲーム攻略雑誌とかで、一回くらい攻略記事を書きおろしてみたいなあ。ネットと印刷される文字じゃ、迫力が違うもんね。
 ちなみに先日書きあげた「ジャンクションなしクリアー.」の最終話は13193文字。いくつかのプレイ日誌はあの一話以下の戦闘力になってしまったりする。


 「俺、今・・・好きな人がいるんだよ」
 「きっ、来た!
  まっ、まさか、隣の席の!」

 俺が悩みを打ち明けた時、彼がこう言ったことを今でも覚えている。俺の友達のI君だ。彼も今、東京で暮らしている。
 彼の活躍で今でも覚えていることは・・・文化祭で、単純な構造ながらもモールス信号のような無線機を作り、お化け屋敷の運営を円滑にしたことだろうか。正直、フルな勢いでカッコいいと思ってしまった。俺もそういうちょこっと工作みたいなの、出来ればよかったんだがなあ・・・。
 で、その部品と彼の活躍について文化祭の時に、一緒に受付をやっていた俺の好きだった女の子とこんなことを話した。
 「この部品・・・I君が作ったんだってさ。さすがやねえ」
 「まあ・・・そりゃあ、暇やなあ」
 「暇って・・・おいおい。
  それI君に言っていいの?」

 「え?いいよ?」
 当時、俺はI君と彼女との関係を知らなかったので、なぜ彼女とそんなに仲がいいのかと、少しI君に嫉妬していたものだが・・・まあ、今となってはそれはもういい。彼は、俺が彼女に強い好意を寄せていたことをどうやら知っていたようだ。
「あなたと彼女の両方を知っている人なら、絶対分かったと思うよ」とは彼の弁。なんというか・・・俺だしな。基本的に理解しやすいキャラだからな。
 彼に好きだった人のことを相談したのは、実際に告白をした一週間前。それだけ俺もせっぱつまっていた、ということだろう。相談した日に彼が送ってきたメールの
「しばらく片思いを楽しみつつ準備するのもいいと思いますよ。まだ一か月半ありますから」という文面・・・今見ても懐かしく感じてしまう。あの時にはもう戻れないけど・・・あの時の気持ちは絶対に忘れないよ。
 ・・・さて、いろいろと懐かしい気持ちに浸ってしまった。時代を現代まで手繰り寄せよう。彼にちょっと用事があってメールを送った。その返答にはこう書かれていた。

 「何も無理して関西弁使わなくても・・・(笑)
  東大の彼女はできましたか?(笑)」


 「彼氏なら出来たよ^^」

 と書こうとして、やめた。


26.

 今日はいろいろ忙しかったし、明日も朝が早いので、お休みします。


27.ADULT'S FASCINATION / MEMORIAL

 五月祭一日目。とりあえず朝起きていろいろ家事をして、11時ごろに家を出た。クラスのところに行く前に、まずは一人でいろいろと回ってみた。
 ・・・正直、疲れるだけで何も面白いとは思わなかった。何をして、何を見て、何を聞いても、高校の時の文化祭のことを思い出してしまう。あのクラスみんなで作り上げた文化祭・・・思い出すたびに嬉しくもなるし、悲しくもなる。そんな文化祭に比べ・・・五月祭はあまりにも外見だけが整えられた「文化祭」、そう感じた。
 でも、クラスのみんなと合流して、みんなと一緒に作業をやっている時、俺は確かに嬉しさを感じていた。何だろう、みんなと同じことを目指している一体感、っていうのか?
 よく分からないけど・・・俺はそういうの、いいと思うな。

 某学習塾のアルバイトの説明会に行った。時期が中途半端なので、聴いていた人数は俺を入れて二人。渋谷駅の広さに圧倒されて派手に遅刻していった俺だが、何とか許してもらえたようだ。新南口・・・辺境の地過ぎるぜ・・・。
 そこでは履歴書の記入と、仕事の説明を受けた。その塾では、生徒の成績を伸ばすことが一番の目標だという。そりゃそうだ。いくら収入を得るためのアルバイトだからと言って、意味のないことをやっていては俺なんかはすぐやめてしまう。自分が教えた生徒が凄い中学・高校・大学に合格したら・・・そりゃあもう、嬉しいだろうなあ。「先生」という仕事が人気があるのは、きっとそういうところに理由があるんだろうな。
 さて、そこの説明の一つに「男性はネクタイ着用でスーツかブレザー」という指示があった。スーツは他人が着ているのを見るのは好きなのだが・・・特に、卒業式で好きだった人が着ていたのを見てから、スーツを着た女性(ひと)を見るとどきっとしてしまうのだが・・・自分が着るのはあまり好きではない。整えるのが面倒だし、俺まだまだ外見的にお子ちゃまだし・・・それに、俺の身振り手振りにスーツは似合わないだろうと。
 でも、そんな俺も今年の9月で19歳。もう、子供と言いはれる期間も残り僅かだ。そろそろスーツが似合う"大人の魅力"ってやつを身につけなければならない。それを塾講師の仕事で表すと・・・たぶん、こういうことだろう。

 生徒「せんせー、早く授業始めてください。
 俺「わ
   罠だ、これは罠だ!
    生徒が僕を陥れる為に仕組んだ罠だ!
    自己紹介をしないで授業を開始というのはおかしいじゃないか、
    それが罠だという証拠!

 生徒「せんせー、その解説わけわかりません。
 俺「・・・・・・・・・ち、違う。
   あり得ない・・・。


 生徒「せんせー、彼女はいますかー?
 俺「
罠だ・・・。
    僕は、そんな奴は知らない・・・。

 生徒「せんせー、分かりづらいって親に通報していいですかー?
 俺「や、止めろ!
   や、止め・・・。

 生徒「せんせー、正直合格無理そうです。
 俺「うわーーーーーーーーっ、落としたくない!!
   逝かせたくないーーーーーーー


 (生徒が受かる)
 俺「親御さん。
    僕の勝ちだ。



*


 

 五月祭二日目。合唱サークルの関係で朝早くに行った。俺らの出番は8時40分だったのだが・・・9時から開場なのに、こんな時間にやってどうしろと?数えられるほどの客しか入っていなかったし、曲も1回か2回くらいしか練習したことのない曲だった。もう疲れたとしか・・・。もっと、全力を尽くしてみんなと一緒に一つの歌を作り上げたい。正直、どうでも五月祭でのステージは俺にとって、どうでもいいものだと感じられてしまった・・・。
 そのあとはサークルの友人といろいろ回った。飲んだ。金が減った。体力を消耗した。帰ることにした。

 ・・・さて。いくつかの路線を乗り継ぎ、本郷三丁目駅から下北沢駅まで帰ってきた。近くの食品店でレンジでチンで食べられる食べ物を買ってきて、長い待ち時間の踏切を待っていた・・・そのとき、ふと置いてあった看板に目がとまった。ただの看板なのだが・・・いつか、どこかで、見たような気がする。いや、ここに引っ越してきて4月に見ました、とかいうオチではない。もっと昔のいつか、どこかで・・・。
 こういう「初めて見たはずなのに、どこかで見た記憶が何となくある」という事象を「デジャヴ」(既視感)と言うという。デジャヴでは多くの場合、それをどこで見たことがあるかが思い出せないとか。そんなことが偶然に起こるはずがない。だから、きっとそれは、その人の無意識な一番深いところに関係していることなのだろう。
 そういうわけで、その看板を見ても、皆さんが俺と同じ感想を抱くとは思えない。けれども、同じ感想を抱いたとしたら・・・皆さんと俺は、きっとどこかで通じ合えるのかもしれない。
 それではその画像をご覧いただこう。




















 関連:
管理人の日記 2005/11/23


28.SWEET THING

 「あなたがいないと、私は――」
 ・・・というのはFF12の某有名シーンの台詞であるが、俺もこれと同じような言葉を言ったことがある。高校の時の文化祭の実戦一日前のことだ。その日つけた日記には、単に「友人」としか書かれていないが・・・文化祭の準備で頭を打って負傷退場した人、それは俺の好きだった人だった。俺は正直かなり心配だった。もし、彼女が文化祭に参加できない、いや、そもそも俺の前からいなくなってしまうようなことがあれば・・・。だから、俺は彼女の役に立とうと、もし頭痛がひどくなったら病院に・・・と伝えた。そして、最後にこう付け加えた。
 「嫌だぜ、俺。○○さんがいなくなったら」
 ・・・ここまで言ったら、もう当時から俺の好意はバレバレだったろう。それでも仲良くしてくれたのは・・・彼女なりのあわれみか、それとも優しさか。

 今日の題名は「Sweet Thing」である。日本語で「スウィート」というと断然「甘い」という意味であるが、英語では「かわいい」ということを意味することも多い。そんなわけで、今日のテーマは「かわいいもの」である。
 月曜日の一限目、生命科学の授業・・・。正直、教師はでたらめで意味不明な授業であり、出る価値など全くない。しかし、俺は生物が好きだ。他の教科はほとんど触っていないのも多いが、生物だけは必ず家で勉強している。なんでか分からないけど・・・生物を勉強しているとどこか懐かしく感じてしまう。こんなことになら、最初から高校の時に生物を学んでおけばよかった・・・かな。
 その生物に出てくる「かわいいもの」とは・・・正直、いろんなものが凄い。炭素と水素と酸素、他の微量元素の組み合わせで、あそこまで複雑な仕組みを作り上げられるとは・・・。例えば今日出てきたものに
「ミオシン」というタンパク質がある。「ミオシン」は細胞内の色んなところに荷物を輸送する運び屋であり、アクチン繊維の上を移動している。・・・これだけだとただの面白くない物質の一つだが、面白いことにこのミオシン、ちょうど人が二本足で立って頭の上に荷物を載せているように見えるのだ。しかもADPとATPを凄い勢いで交換しながら「足」をシャカシャカと動かして移動する。これをかわいいと言わずしてどうしろと。もう惚れた。一目惚れ。ミオちゃん大好き。
 さらに教官がつまらない話をしているときに教科書をペラペラとめくっていて
「カドヘリン」というものを見つけた。体を作り上げる様々な臓器は、このカドヘリンによって細胞同士が結び付けられていることによって出来あがっているという。細胞同士がくっつけられるから「角減りン」・・・ちょっと秀逸過ぎるだろwwww
 さて、もう一つご覧いただこう。今度はT京大学教養学部理工系生命科学教科書編集委員会編「生命科学」の65ページのコラムからの引用である。


 ・・・核へ運ばれるタンパク質には核移行シグナルと呼ばれるアミノ酸配列があり、
 GDP型のGタンパク質Ranの助けをかり、
インポーチンという輸送タンパク質が結合して核膜孔を通過する。・・・







ちょwwww下ネタ自重wwwwwwww





29.

 俺の大学はつまんねえ。何が日本の最高学府だ。
 俺が知っているすべての学校の中で間違いなく最低最悪の環境と劣悪な構成員。
 この程度の大学を卒業しただけでエリート呼ばわりされるんだから笑わせる。





      \(^o^)/






      /(^o^)\





30.LIFE'S END

.................................................................................................................................................................................................................................................................
.................................................................................................................................................................................................................................................................
.................................................................................................................................................................................................................................................................
.................................................................................................................................................................................................................................................................
.................................................................................................................................................................................................................................................................
.................................................................................................................................................................................................................................................................
.................................................................................................................................................................................................................................................................
.................................................................................................................................................................................................................................................................
.................................................................................................................................................................................................................................................................
.................................................................................................................................................................................................................................................................
.................................................................................................................................................................................................................................................................
.................................................................................................................................................................................................................................................................
.................................................................................................................................................................................................................................................................
                               <(^o^)>                                  
.................................................................................................................................................................................................................................................................
.................................................................................................................................................................................................................................................................
.................................................................................................................................................................................................................................................................
.................................................................................................................................................................................................................................................................
.................................................................................................................................................................................................................................................................
.................................................................................................................................................................................................................................................................
.................................................................................................................................................................................................................................................................
.................................................................................................................................................................................................................................................................
.................................................................................................................................................................................................................................................................
.................................................................................................................................................................................................................................................................
.................................................................................................................................................................................................................................................................
.................................................................................................................................................................................................................................................................
.................................................................................................................................................................................................................................................................


31.CHAOS

 俺はこの日記の他にもmixiにも日記をつけている。mixiには、自分が優先して日記を更新したことを伝える「マイミクシィ」という制度があるが・・・そこに名を連ねているのは、高校の時の友人ばかりだ。まあ、当たり前と言えば当たり前。俺の糞大学関連のコミュニティーもあるが、絶対に参加しようなどとは思わない。うわべだけのつまらない関係はもうたくさんだ。
 人数だけを増やしたって、何も面白くはない。何万もの人間がいるより、たった一人でもいい、自分が心から信用できる人が身近にいれば・・・人は、安らかに生きていけるんだと思う。
 俺は幸せではない。

 FF10の訓練所には「アバドン」というモンスターが登場する。そいつが魔力を集中させた後に使ってくる大技の名前は「エンブレム・オブ・コスモス」と言う。当時中学校2年生の俺はその技名を初めて見た時
「コスモスwwww花かよwwww」と思ったことを、今でも覚えている。
 ・・・コスモス(cosmos)はカオス(chaos)と対立する言葉である。「cosmos」という単語は花のコスモスのほかに、秩序ある体系としての宇宙、または秩序そのものを指すことがあるのだ。つまりカオス(混沌)とちょうど逆の意味、ということになる。だから「エンブレム・オブ・コスモス」は花のマークで相手を攻撃する技ではなく、宇宙の秩序で相手に裁きを与える攻撃なのだ。うむ・・・知識が足りないというのは恐ろしいことなのだな・・・。
 そんな秩序と混沌。太古から人は不断に秩序を求め、さまざまなことを行い、またさまざまなことを論じてきた。「性善説」や「性悪説」、「リヴァイアサン」や「社会契約論」等々・・・これらはすべて、人間はもともと秩序を望んでいるか、はたまた混沌状態にあるか、について論じたものである。その両論が古典の枠を超えて現代まで伝えられているように、哲学の最も根本的な問題でもある人間がそもそもどのような状態にあるかということの答えは、今だ出ていない。いや、答えなど無いのかも知れない。
 そういうわけで、ここで仮に俺の見解を述べてみたりしたところで、意味は全くと言っていいほどないだろう。それを論じる役目は、皆さんに任せたい。俺は、ただ単に話題を提供するだけ・・・それでいいと思う。
 では、「カオス」と「コスモス」の両方の例をいくつか挙げて、新しい世代の皆さんにバトンタッチをしよう。これが少しでも皆さんの議論の参考になれば幸いだ。




 ◇コスモス



          /ニYニヽ
         /(●)(●)ヽ
        /::::⌒`´⌒::::\ 
       | ,-)___(-、|
       | l   |-┬-|  l |
        \   `ー'´   /





 ◇カオス





        ∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧            /\  /\
       < _/ ̄/_  ____ロロ>       /\ヽ ∨〃/\
       </ __ / /___/  >       /(・) \ゞ/ /(・)  〉
       <ー' __ノ /  ____  >   ___/\_/ノ  \_/ \
       < /___/  ./__  __/  >  /    ̄ ̄ ̄ ̄\       \
       < ││   //     >  /  ソ          \       |
       < ││     ̄       >:/           __        |  
       < ││    ロロ┌┐   >:r〜〜〜〜〜〜‐、ヽ\   \       |
       < ││    ┌┘│   >|:)jjjjjjjjjjjjjjjjjjjjjjjjjjjjjヽ\   \     |
       < ││      ̄ ̄   >|             /     |   /
       < ││    ____  >|:           /    /  /
       <   ̄    /___/  >|        | /   /  /
       <.  ロロ┌┐ ____ >ヽiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiii//   /  /
       <   ┌┘│./__  __/ >ヽ  ヽ〜〜"/   /  /
       <     ̄ ̄  //    > ヽ、__,,,____/_ /
       < ┌┐┌┐   ̄  _  >  _]:::::::   | [>_
       < ││││   //  > ̄~       | ゙ ̄ ̄ ̄ ̄ヽ>
       < ││││  / |   >         \     ,〜ヽ>
       < └┘└┘//||   >          \  〜 ノ ̄\>
       <   []  []  ̄ ||   >           ’ノ⌒⌒⌒⌒〉〉>
        ∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨            {       Y∫>










 ◆コスモス





        ○





 ◆カオス





                 _,. -‐ '' " ",. ̄'' ̄` ''‐、
               ,.-'      ,r''  _,,.. - 、  ` 、
              ,.r'/// /   ,.-'      `' 、. \
            /       ,r'  ,r'       ,rfn、 \ '、
       .    / /////  ,'   ,'  ,rffn.   '"     ヽ ',
           i     ,.ァ   .i  '"     ,riiニヽ.   ',. ',
       .     |  ,.r '"  |.   {  ,riiニヽ      _.    ', ',
           | .,.r'    |   !   ,..  _,,.. -‐' _,..r'  i .i
           |,'      ',   ',   '、., __ ,.. -‐''"゙  }  | .|
           |       ',    `、  ヽ        !   } .}
       .     ',         ',    '、  ヽ      ./   ! .|
           '、       `、   \  `ヽ==='゙    ,' !
            `、        '、     ' 、        / .,'
               '、'-..,,_____ ___`、    `''‐- ..,, ,,.. r'  /
              \ ヾヾヾヾヾ \          /
               ` 、  、、、、、、、、 ` - ..,,, _ _,.r'゙
                 `' - .,,_       _,. - ''"
                     `"'' '' '' ""










 ◇コスモス





            ,=::;;;,
            l,ェ`l l
            ←、,r'ヽ、        ,r―-、、      r''"`''''ー--、
             /,rニニ=-、     /;゙゚゙゙゙`> `''i     lr'゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙l  `'l
            r=,レ゙゙゙゙゙l   l    > ェ‐  〉  l    ム     l
            ζ=`>`エヽ,r-,l    < 、   l_r‐-, l   〈ェ `ェ‐  〉
           i-、 〉-、  _ノ 、   ├、    、ノ     K´    し'´`,
           ,r'-、,r'l、_,r'" /´ \  <、    ,r、      l<_    _,/
         //l´  >、_/    \__,>、,r'''"  ヽ、   〉      /l、
         'llll' l   l /      /〈 ー'      ヽ  ``ヽー    ,)\
            l   ノ l .l    / /        l,r‐';"´〉  ,r'",r''"
           l,--、l / l     ,l     /     / 〈 /'-'フ" <
       _,r=='  ノ`〉 l   / /    /      l   ヽl/"''''''''"
       _,r‐'"  / 〈  l''''''フ´ l    /      ノ   l/ /
       ‐‐''''フ"  ,r''l_,.ノ/  .(    ./     /   / /
       ‐<ニ--‐‐''" /   /   /`''ヽ、,_ ノ   / /
       _r=ニ>-==‐'フ   /  ,..ノ     >'   ,-ム、'
       /;'/`>=`ヽ'  ,r'" >-'"  _,..r―-'´`ヽ /  /
       l、/lc'`‐'`l__,.r'",r'"  ,rーl", 、     ヽ'ー''





 ◇カオス





                               r'ニ;v'ニ;、
                              _,!゚ ) i゚ ) .iヽ
                      r=、r=、   /   `ヽ,. ┘ ヽ
               ,、 ,、    .__{゚ _{゚ _}   i ′′        }
             , - (゚(゚ ))> /エl r `'、_,ノi、 l、      、     ,!    
        r-=、( ''  ,r'⌒゙i>_{       )  ヽ.____,ノ` 、  !
        `゙ゝヽ、ヽーエ ,,ノ::``、   _.r(_ ノ゙`ー. ヽ,.┬/   | /7
         にー `ヽ、_ /::::::::ィ"^゙リ-r _,,ノ ,.    lー'   /ニY二ヽ
        ,.、 `~iヽ、. `~`''"エ ゙t (,, ̄, frノ   `ァ-‐ /( ゚ )( ゚ )ヽ
        ゝヽ、__l::::ヽ`iー- '''"エ゙i, ヽ ヽ,/    /  /⌒`エ⌒   \
        W..,,」:::::::::,->ヽi''"エ::::ノ-ゝ ヽ、_ノー‐テ-/ i |      (-、  |
          ̄r==ミ__ィ'{-‐ニ二...,-ゝ、'″ /,/`ヽl , ヽ___ノ  |  ト- :、
           lミ、  / fエ  r''/'エミ)ゝ^),ノ>''"  ,:イ`ヽ | |r┬ー|  l ,/;;;;;;;;;;;;`゙
           ! ヾ .il  l  l;;;ト、つノ,ノ /   /:ト-"∧ l | /  //;;;;;;;;;;;;;;;;;;;
       .    l   ハ. l  l;;;;i _,,.:イ /   /  ,レ''";;;;;ヾ二,-;;エ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;
          人 ヾニ゙i ヽ.l  yt,;ヽ  ゙v'′ ,:ィ"  /;;;;;;;;;;;;;;r-'"エ`i,;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;
         r'"::::ゝ、_ノ  ゙i_,/  l ヽ  ゙':くエ _,,.〃_;;;;;;;;;;;;fエ'     ll;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;
         ` ̄エ     /  l  ヽ   ヾ"/  `゙''ーハ.     l;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;
               /    l  ゙t    `'     /^t;\  ,,.ゝ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;










 ◆コスモス





 





 ◆カオス





           ___*****___
 
         /   \  /    \ 
 
        /     ||       \
 
       |     /   \     |
 
       |   v/       \v  | +
 
       |  |(●),   、(●)| |  +
 
       |  |   ,,ノ(、_, )ヽ、,, | |
 
        \ |  `-=ニ=- '   |/      +
 
         | \  `ニニ´    /
 
         |   \ |  /  |
 
         |     |      |
 
         |     |      |
 
         |     |      |
 
         |             |










ひとつ前のページへ トップへ