FF7R/低レベルクリアー(笑)プレイ日誌 - やり込みinFF

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低レベルクリアー(笑) プレイ日誌

 





8章:伍番街スラム / 再会の花
クラウドLv15 エアリスLv17 敵Lv16〜17
※バグ利用につき、途中まで。
また、最新の情報と異なる記述も多くあります


 
裏道(バグ技)


 8章である。ここでは、新しくエアリスが仲間として加入し、伍番街スラムを中心に探索を行っていく。また、敵としては、最初と最後にタークスの「レノ」「ルード」と闘うほか、町では久しぶりにサブクエストの受注も可能となる。この8章は、1〜7章のアバランチメンバーと活動していたパートとは少し雰囲気が異なっており、
物語は序盤から中盤へと移行したと言って良い。
 …のだが、それよりも重要なことは、ここでバグ技を使うことにより、
8章中盤〜9章序盤を丸々スキップしてしまえるということである。これにより、タイムアタックでは記録を縮められるし、低レベルクリアーでも獲得経験値を下げることが可能となる。過去のFFシリーズだと、例えばFF6などはバグ勢によってストーリー進行を大胆に壊すような手法が多く開発されているが、まさか2020年にPS4で発売されたゲームにこのような大技が存在するとは驚きである。今後、パッチ等で修正されてしまうのかもしれないが…ここまで来たら、できれば残してほしいものだ。
 ――ただし、バグを使うことによって、本プレイの難易度が下がるということは無く、
むしろ上がる。まあ、レベルを抑えられることは良いとして、アイテムやマテリアに関しては、本来手に入るものが後回しになったり、永久に入手できなくなったりする。とりわけ痛いのが、神のマテリアである「●はんいか」が入手不能になってしまうという点である。「●ぞくせい」と言い、意図的に低レベル勢へ優秀なマテリアを支給しないようにしている…?

 そんなわけで。今回の第6話では、「8章中盤のバグを利用する直前まで」を書いていくことにしよう。
 ――やれ、文章的には少し短くなるのだが、ちょうど時期的に忙しくなって更新が遅れてきていることにより、量よりもスピードを重視して更新したほうが良いと思った。それに、この8章〜9章は、
文量としては2話ぶんくらいだが、内容で分けるなら3話としたほうが良いという微妙な感じであった。そこに、実生活の忙しさが重なったので、今回はいつもより少し短めにして、3話ぶんを書こうと思ったのだ。ちなみに、残り2話の内容は、「8章〜9章のバグについてと、本来のルートについて」「9章のバグ区間が終わったあとについて」である。それでは、三部作のプレイ日誌に行ってみることにしよう!

ダメージ自体は「667秒でHP0のペース」と少なめだが、耐性無しなら必中。初手で使うべし


 それでは、8章を攻略していくことにしよう。開幕では、教会にて、クラウド1人で
「レノ(1回目)」と戦うことになる。このバトルは、これまでとは全く異なる性質の戦いとなり、私も初回プレイの時はかなりの苦戦を強いられたものであった。ただし、本プレイにおいては、短期決戦となるため、「戦闘中の回復禁止」が難化要素とならず、難易度は低めである。
 ――そして、この戦闘は、「●どく」マテリアの入手後、
初めてボスにバイオが効く戦いとなる(チャプターセレクトなら、部隊長ゴンガとローチェにも有効である)。今作でのバイオは、とりあえずバイオという言葉を生み出したくらいの超強力なステータス魔法であり、今回プレイでも攻略の要となる。そのため、まずは「バイオ」の詳しい特性を、このバトルを用いて触れておきたいと思う。

 まず、本作の「バイオ」による毒ダメージは、
「667秒でHPを0にするペース(1秒につき最大HPの0.15%、小数点以下四捨五入。このダメージでトドメを刺すことはできない。味方側に掛かった場合は0.8%)というものである。
 …やれ、この数値は、「300秒でHPを0にするペース」のFF13や、「133秒でHPを0にするペース」であったFF13-2と比べると、インパクトが少ないと思うかも知れない。しかしながら、7リメイク第1弾では、「ステータス異常が有効な敵には、その状態変化を発生させようとすると、100%発生する。耐性の強さは、効く回数と効果時間によって表現される」というシステムになっている。つまり、
無効化されない限り、バイオは1発で確実に効くのだ。そして、魔法「バイオ」の持続時間は、180秒と非常に長い。その3分間だけで、実に27%ものHPを削れる計算になるのである。
 ――そして、敵の耐性については、本作での敵のステータス耐性は、「35」とか「50」などと数値で設定されているのだが、要するに「弱点」「標準」「弱耐性」「強耐性」「無効」の5種類である。その有効回数と持続時間を、以下にまとめてみた。


 敵耐性と、ステータス異常の持続時間について

 
弱点(25):100%75%50%25%無効
 
標準(35):100%65%30%無効
 
弱耐性(50):100%50%無効
 
強耐性(100):100%無効
 
無効:ステータス異常が発生しない



 なお、繰り返しとなるが、上のリストは「持続時間」についての話であり、
成功率については全て必中である。
 …そして、注目すべきは、
仮に強耐性を持っている場合でも、初回の持続時間は100%ということである。毒に強耐性を持っている相手は、実は居ないのだが、仮にそうだとしても、やはり1発で掛けられて180秒持続するため、問題なくバイオを運用していくことができる。
 ――逆に、毒を「弱点」とする相手であっても、「成功率や時間あたりのダメージが上がるわけでもなく、発動回数が増えるだけ」と、やや微妙な感じもする。しかしながら、毒を弱点とする敵は、
ルード(2回目)しか居ないので、取り立てて気にする必要は無いだろう。重要なのは、無効かそうでないかであり、無効でなければ、とりあえずバイオを使っておけば良いのである。

 そんなわけで。話を本編に戻し、このレノ(1回目)戦で、「バイオ」を使う場合を考えてみよう。
 …まず、この戦闘は短期決戦であり、戦闘時間が短いため、毒ダメージによって受ける恩恵は少なめであると言える。実際の勝利時には、開幕から少し遅れて毒を掛けたため、そこから撃破までの時間は70秒というところであった。だが、これでも
最大HPの約1割のダメージを与えられている。たった1回の行動でこれだけのHPを削れるというのは、十分に優秀である。さらに、「バイオ」自体の性能も、MP消費が僅か「3」かつ必中(障害物や敵の移動によって回避されない)と高性能である。毒魔法には、「バイオラ」「バイオガ」という上位種が存在するが、毒ステータスの持続時間は全て180秒で固定のため、基本の「バイオ」で十分である。なお、タイムラグがあるため狙って利用させるのは難しいが、地味にカット値が「50」と高く、小型の敵キャラの多くをひるませられる。例えば、今回のレノなら、このバイオで隙を作ることも可能である。なんか、優秀なことしか書いてないな。
 ――というわけで。短期決戦のレノ戦ですらこうなのだから、長期戦での利用価値は言うまでも無い。そして、「命中率が100%」かつ「早く掛ければ掛けるほど良い」ため、「毒を無効化しない相手には、とりあえずバトルが始まったら『バイオ』を使っておく」、つまり
とりあえずバイオという用語が生まれたのだ。この低レベルプレイにおいても、使わない手は無いというものなので、これから先の毒が効くボスでは全てバイオを利用していく。もし書いていなかったとしたら、それは常識すぎて文章に書くのを忘れているだけである。

基本はブレイブモードのカウンター待ち。第1段階はこれだけで勝てる


 そんなレノ(1回目)戦は、短期決戦ということがあって、戦い方が重要なバトルとなる。
 …まず、前哨戦として、
雑魚兵士のパーティ×2と戦うことになる。この相手は非常に弱いため、適当にボタン連打で勝てるし、何ならATB技や炎魔法で瞬殺しても良い。レノ戦で敗北した場合、再び教会からやり直すことになるが、この雑魚兵士を倒し続けることで(本作ではリスタートしても経験値は消えない)、詰み状態を回避することも可能である。もっとも、本作にはやたらと簡単なイージーモードがあるうえ、レベルアップがゲームシステム側で非常に強く管理されているため、ここで詰むことは考えがたい。やはり、経験値が消えないシステムは、低レベルプレイでちょっと厄介なだけである。

 そんなわけだが、雑魚兵士の中で、上級警備兵はちょっと強いため、「ファイア」を撃ち込んだりしながら撃破し、3戦目が本丸のレノ戦となる。
 …さて、こいつは、
ボタン連打では決して勝つことのできない相手である。その理由は、漫然と攻撃しても大半が回避されてしまい、全くATBゲージを補給できない。また、攻撃の威力が高く、メンバーもクラウド1人しか居ないため、受けたダメージの回復が追いつかないからである。
 ――やれ、7リメイク第1弾で、こういう敵が登場するのは初めてであり、レノは
本作のライバルキャラクターの1人と言って良いだろう。1vs1という形式や、質の高い戦闘BGMも、バトルを盛り上げてくれる。ロなんとかさんは、ちょっと戦闘面が情けなさすぎる。また、ルードさんのほうは、1vs2のバトルとなるためゴリ押し気味でも勝てるうえ、本プレイではバグによってスルーされてしまう…。

 では、具体的にどうやって戦えば良いかというと、意外と簡単なことで、
ブレイブモードのカウンター待ちをすれば良い。
 …まず、本戦闘においては、敵の攻撃をガードすると、相手は体勢を崩してヒート状態になる
(ハード以外)という特殊な性質が存在する。そして、ブレイブモードだと、その際に自動的に反撃を行って多くのATBゲージを得られるため、そこから「バーストスラッシュ」などで追撃していけば良い。なお、更に腕に自身がある場合は、回転回避で相手の攻撃を避けてヒート状態にすることもできるようだ。注意すべき点としては、敵の攻撃のうち、「電磁ショット」はガード不能の特性を持っているため、これはタイミング良く回転回避をして避けなければならない。
 ――そんなわけで、今回プレイにおいても、「ブレイブモードでカウンター待ちをして反撃を成功させる」「相手をヒート状態にしたところで『バーストスラッシュ』を使う」を2回繰り返し、相手をバースト状態にして一斉攻撃を行って、第1段階を突破していった。4章以来久しぶりに書くが、
完全にダメージを0に抑えようとするよりも、僅かなダメージで効果的な反撃を与えていったほうが、最終的に有利となることが多いようだ。

第2段階は電磁機雷が登場するのでカウンター待ちだけでは勝てない。機雷を手早く片付ける


 そうして敵のHPを50%まで減らすと、レノは第2段階に移行し、「電磁機雷」を5つ出現させる。
 …この電磁機雷の性質は、「自身の周囲」「他の機雷との間」に電撃を発生させ、当たった相手を
麻痺(スタン)させるという特徴を持つ。なお、意外な点として、麻痺効果を持っているのは前者の「自身の周囲に発生させる電撃」のみであり、「他の機雷との間に発生する電撃」のほうには追加効果は無いようだ。そして、この攻撃によってスタンすると、レノ本体の追撃によって大ダメージを受けてしまう。この第2段階は、カウンター待ちで第1段階を乗り越えてきたプレイヤーに対し、更なる難関を与えるというゲームデザインになっているのだ。
 ――ちなみに、
この電磁機雷は経験値を持っていないため、低レベルクリアーでもガンガン破壊していって問題無い。その他の点として、「●ぞくせい」で雷属性を無効化すると、麻痺の追加効果も無効化できるため、この機雷は何の意味も無くプカプカ浮かんでいるだけとなってしまう【日記:2020/4/27】。そうすると、笑ってしまうくらいに難易度が下がるので、2周目ハードの時などは是非とも試してみてほしい。

 というわけで。この電撃はガードができないため、できる限り素早く破壊してレノ本体に取り掛かりたい。そのためにうってつけの特技は、
「ラピッドチェイン」である。素早く移動しつつ3回連続攻撃をし、麻痺効果を受ける可能性を最小限にしながら、機雷を破壊していけるのだ。
 …そうして、機雷を片付けられれば、あとは第1段階の時と同じく、カウンター待ちをしていけば良い。その後のレノは、「機雷射出」で電磁機雷を追加することもあるが、
たった2個であるため、そのつど破壊していけば全く問題が無い。そうしてバーストできれば、あとは思い思いの攻撃を加えていけば良いだろう。勝利時には、最後に気持ち良くリミットゲージが溜まったため、「凶斬り」で豪快にトドメを刺していった。
 ――ちなみに、今回プレイでは、通常攻略の時と比べて、やたらと多くのリミット技を使えるというイメージがあったが、それもそのはず、本作では、
敵をバーストさせたキャラはリミットゲージが350増える(満タンは、Lv1リミット技が1000で、Lv2が1350である)という性質が存在するそうだ。最大HPと同数のダメージを受けた場合(ガード時は、ガード前のダメージで計算)の上昇量が「450」であるため(難易度ノーマルの場合。ハードでは減り、イージーでは増える)、このバースト成功時のボーナスはかなり大きいと言える。積極的にバーストを狙っていくことが、リミット技の発動においてもメリットがあったとは…。

 そんなこんなで。この戦闘は短期決戦タイプであるため、低レベル+回復禁止の条件下においても、通常プレイとほとんど違いは無い。というわけで、勝つこと自体なら容易なのであるが、せっかくなので、綺麗に勝てるまで、何度かやり直したりしてみた。
 …うむ。そうしてみると、やはり
このバトルの圧倒的なまでのクオリティの高さに気付かされるものである。シナリオ/グラフィック/BGMと言った演出面と、バトル内容の融合が凄まじいものだ。これは、世界のどのゲーム会社にも出来ない、スクウェア・エニックスの大きな強みであると思う。
 ――というわけで。例によって、
動画を掲載してみる。今回は、個人的にもかなり見ごたえのある動画になっていると思うのだが、それは別に私のプレイが上手だからというわけではなく、単純にこのバトルの出来が素晴らしいからである。いやあ、一時期はFFの未来に絶望していたけれども、こういう楽しみ方ができる作品に戻ってきてくれて、本当に良かった!

動画



さすがにここで壁抜けはできないか…


 そんなわけで、レノ(1回目)の撃破後は、エアリス(Lv17)が仲間になり、しばらく通常のストーリーを進めていくことになる。
 …というわけで、この8章の
バグ使用前の区間での経験値は、以下の通りである。ちなみに、今回始めて気付いたのであるが、離脱メンバーもステータス画面から獲得経験値が確認できるため、下のリストに掲載しておいた。


 8章:バグ使用前まで
 
クラウドLv15(1585) / [バレットLv15(1188) ティファLv15(1905)]
 
経験値 / 警備兵:35 上級警備兵:66 レノ(1回目):600 ヘッジホッグパイ:55 スモッグファクト:95

 
逃げられなかった方々
 
A+B+C 警備兵×4+上級警備兵×2+レノ(1回目) 経験値872 … ボスである。本丸のレノは雑魚兵士たちを倒した後に出現するので、敗北した場合はセーブデーターからやり直す。レノを倒したのち、クラウドがLv16に上がり、エアリスがLv17で加入する。
 
H ヘッジホッグパイ×3 経験値165 … 「モンスターは弱い者から狙う」という趣旨の会話が為される場所の戦いである。ハシゴがあるため、倒さなければならない。
 
J スモッグファクト 経験値95 … “うんてい”をするために箱を押して準備する場所での戦いであり、戦闘を回避できない直接の理由はハシゴである。

 
逃げられた方々
 
D,E ヘッジホッグパイ+ウェアラット[多数](駅に辿り着くまで) … 走り抜けて相手をしない。
 
F,G ウェアラット+ホウルイーター[多数](駅に辿り着いて最初の2パーティ) … 突っ切って2パーティとも回避できる。
 
I ホウルイーター×2+ヘッジホッグパイ(コルネオ宝物庫の手前) … 普通に逃げられる。なお、他者様の攻略だと、この後のバグ状態を引き出すために、このIの敵パーティを使っている場合が多いが、より経験値の低いKのパーティであっても、少し工夫すればバグ状態に導ける。

 
合計戦闘回避率:5/10
 
クラウドLv15(1585)→Lv16(520) 獲得経験値1132
 
エアリスLv17(0)→Lv17(260) 獲得経験値260(途中加入)
 [バレットLv15
(1188)→Lv15(2094)] 獲得経験値906
 [ティファLv15
(1905)→Lv16(724)] 獲得経験値906




全てのバグはここから始まる…(※ここ以外を起点とするバグもあります)


 というわけで。この時点で、“伍番街スラムにすぐにでも入れる”という段階まで物語を進められた。ここで、例のバグを使うことにより、
8章の残りのイベントと、9章序盤の陥没道路でのイベントをスキップし、ウォールマーケットにまで移動ができるのだ。そして、その後は問題なくストーリーを進められるため、この区域での戦闘で手に入ってしまう経験値を丸々削れるということになるのだ。
 …具体的に、この区間を抜けるために獲得せざるを得ない経験値は、クラウド基準で2654である。一方、前述のバグは戦闘を使うため、ヘッジホッグパイから55の経験値を得なければならない。しかし、本来2654必要なところを55で済ませているため、
2599の経験値を節約できたということになるのだ。
 ――ただし、冒頭でも書いたが、これによって難易度が下がるということは無く、
むしろ上がる。経験値カットによってレベルが低下するのは良いことであるが、8章中盤〜9章序盤で手に入るはずのアイテムが先送りになってしまったり、最悪の場合は入手不可能となってしまう。特に、大活躍する「●はんいか」が永久に取れなくなってしまうことは非常に惜しい。しかし、低レベルを維持するためなら仕方がないのだ。

 というわけで。次回は、
「このスキップバグのやり方」「それによって起こせる現象」を示すとともに、「バグを使わず普通に進めた場合は、どのような戦いが展開されるか」という点について、1話を使って紹介していきたい。
 …やれ、7月は、少しばかり実生活のほうが忙しくなるので、更新ペースと内容については、どちらも薄めとならざるを得ない。まあ、その時期を抜ければまた楽になるし、完全に遊ぶ時間が取れないというほどでもないため、“1週間に1話書く”という最低限のペースは守っていきたいな。

 

(2020年6月26日) 5056 PV

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