クリスタリウムなしクリアープレイ日誌
【おまけ5】
◆クイックリンク◆
ジルニトラ戦 ジャボテンダー戦 アダマントータス戦
ネオチュー戦 ラクタヴィージャ*1戦 倒せなかった方々
◆0 第14話:未来へと生きる
あら、こんばんは。最初は( ^o^)「もう少しFF13のプレイ日誌を書き続けたいなあ」と思って何気なく始めた「おまけ」ですが、ついに第5話にまで達してしまいました。もう多分、新しいプレイ日誌として連載したほうがいいですね('A`)
今回のテーマは、「おまけ4」の最後でも予告したように、「ミッションモード」の攻略です。・・・覚えている方はいらっしゃるでしょうか。今から3ヶ月半前、初めて本編のラスボスを倒すことに成功し、表向きにはプレイ日誌を終了させた形にしましたが、裏では密かに「ミッションモード」の攻略に着手していたことを。
・・・その時の結果は、「おまけ1」に書いた通り。最終ミッションの「ウェルキンゲトリクス」どころか、遙か手前のジルニトラで詰むという結果に終わってしまいました。
――が。
あれから3ヶ月半。難関であった「おまけ2〜4」での戦いを通して、俺の腕は大きく向上しました。また、6人全員が最強武器所有&エリクサー4個所持という理想的なクリアデーターも作ることができ、環境的にも3ヶ月半前より大きく恵まれていると言えます。
今なら、一度は挫折してしまったクリスタリウム制限下でのミッションモードを、もう一度やり直せるのではないか・・・? そう思って俺は、今回の「おまけ5」を書くことにしたのです。まあウェルキンゲトリクスとスパルタクスは無理でしょうが、それ以外はやれるだけやってみようではありませんか。
ちなみに、今回は実験的にですが、「随時更新」というスタイルを取ってみます。
これは、簡単に言うと「一つのプレイ日誌に少しずつ情報を追加していく」という方式のことです。そんな面倒なことするくらいなら新しいプレイ日誌として連載したほうがいい気もしますが、まあこれはあくまで、クリスタリウムなしクリアープレイ日誌の「おまけ」ですので・・・。
――経験上、俺がプレイ日誌を書くと長すぎて読む気も書く気も失せる文章になってしまうので、それを防ぐ意味でも・・・ということで、今回の「随時更新」です。「短い間隔で読める」という反面、「情報が小出しでイライラする」などと賛否は有ると思いますが、それを含めて、今回は"実験"ということでお願いします。
・・・ではでは、御託はこれくらいにしておきましょう。
3ヶ月半振りの"連載再開"。クリスタリウムなしクリアープレイ日誌:第14話「未来へと生きる」を始めたいと思います!
◆1 双頭の人面龍 〜VS
ジルニトラ〜
さて。最初の標的は、M46・M52・M53・M59と合計4回も出現する「ジルニトラ」。前述の通り、3ヶ月半前に俺のミッションモード挑戦を挫折させた因縁の敵である。
こいつの強さは、何と言っても「攻撃ペースの速さ」と「威力の高さ」。特に、ルーチンワークで使ってくる「むさぼる」は14742〜16200という凄まじい威力を持ち、リーダーがこれを喰らったら終了である。一応、スノウが「ガード系効果UP」の能力を得た上で「ライズガード」を使えば耐えられないことも無いのだが・・・それを邪魔するのが、有効ステータスが発生している相手に使用する「竜の息吹」。デスペル+デプロテ+スロウ+ダルという凶悪な追加効果により、こちらの行動を激しく妨害してくるのだ。プロテス状態やヘイスト状態はどんどん解除されていくし、「デプロテ」「ダル」を受けてしまうと相手の攻撃のダメージが2倍になり、DEFでさえもあっさり昇天する。そして蘇生や回復に手を煩わされているうちに、リーダーに対して「むさぼる」が飛んできて終了してしまうのだ\(^o^)/
・・・「DEFをスノウ&ファングの2人体制にする」「あえて有効ステータスを発生させず『竜の息吹』の使用を阻止する」「DEFから距離を取って魔法で攻撃」などなど、思い付く限りの作戦は試してみたが、どれもこれも全然駄目。ジルニトラは「スロウ」を無効化するため遅延は無効化され、長期戦に持ち込もうにも「竜の息吹」のステータス異常で必ず状況が崩れてしまう。また、チェーン耐性が97もあるため、召喚獣を呼んでもロクにダメージを与えることができない。
――とまあ、こんな感じで、普通に戦っても「攻撃*4→『むさぼる』」のルーチンに耐えられるのは2〜3回が限度であり、とてもじゃないが248万のHPを削ることは不可能。サッズ&ヴァニラが「デシェル」を用いた上で弱点の「ファイア」「エアロ」を全力で撃ち込んだところで、せいぜい40〜50万が限界となってしまうのだ(´・ω・`)
というわけで、普通に戦っても決してジルニトラに勝つことはできないのだが・・・ならば簡単な話。普通に戦わなければ良いだけである。
そこで今回使うのは、皆さんお馴染みの「ラッキーブレイカー」。ご存じの通り、発動率こそ0.5%と低いが、上手く行けば相手を一撃でブレイク直前にまで持って行けるという究極のアビリティである。これを使えば、パーティよりも遙かに強い敵を、あっけなく倒せてしまったりもするのだ。
――ただ、クリスタリウムなしプレイでは、あまり「ラッキーブレイカー」の使用は推奨されないことが多い。というのも、「ラッキーブレイカー」は複数の装備品を組み合わせて発動する「連鎖アビリティ」に属するのだが、クリスタリウムなしだとアクセサリが1個しか装備できないため、必然的にバングル装備は外さざるを得ない。つまり、HPが初期値になってしまうのである。そこまでのリスクを背負ってまで、0.5%でのブレイクを優先したい状況は、ほとんど存在しないと言える。
また、クリスタリウムなしだと「打ち上げ」が難しいことも大きい。というのも通常プレイならば、ブレイクさえ成功すればATKの「スマッシュアッパー」やBLAの「サンダガ」あたりで完封が可能だったが、今回の制限下ではそれらの技が使えないため、「ラッキーブレイカーでのブレイク=大勝利!」という図式には必ずしも繋がらない。一応、ブレイク中は相手のキープ値が下がるため、連鎖的な妨害で攻撃封じは可能だが・・・それでもやはり攻撃を受ける=一発死のリスクは大きすぎるということだ。
しかし。今回の場合はどうせ「むさぼる」を喰らったら一撃死するため、HPが300であろうと3000であろうと大差は無い。そういうわけで、耐久力を無視して「ラッキーブレイカー」を使い、速攻でのブレイクを狙っていくのだ。攻撃されたら死ぬ、だからその前に倒す。・・・いつもの低レベルクリアーらしくなってきたぜ!(`・ω・´)
さて、「ラッキーブレイカー」の発動は運次第なので、極端な話、1回の攻撃でもブレイクまで持っていくことができる。ただ、その発動確率は0.5%と非常に低いため、可能な限り敵の攻撃には耐え抜き、攻撃できるチャンスを増やしたい。そこで使ったのが、下の作戦である。
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リーダーのヴァニラが用いるのは「アブラクサスLv.★」という耳慣れない武器であるが、これは「ブレイク不可能」が着いた「ヘヴンズアクシズ」系統のランク2武器である。ランク3まで強化しなかった理由は、金が無い・・・のはもちろんであるが、最強まで強化すると何故か連鎖アビリティの「ラッキーブレイカー」が無くなってしまい、本末転倒となってしまうからである。ちなみに「ブレイク不可能」とあるが、"ラッキーブレイカーでゲージを溜める"のは、何の問題も無く行うことができる。
そして「ラッキーブレイカー」を引き出すために装備したアクセサリは「アクセルサッシュLv.1」。正直、どれも平等に役立たないアクセサリであったため、その場に有ったものを適当に装備していったに過ぎない。せめて「10面ダイス」とかがOKなら、少しは戦術の幅が広がっただろうに・・・('A`)
ここからが実際の戦い方である。基本的にはB「JAM+HLR+DEF」を使い、粘りながらヴァニラが「デシェル」でラッキーブレイカーによるブレイクを狙っていく。スノウがDEFで攻撃を堪えつつホープがHLRでHPを回復してくれるため、ある程度までは時間を稼げるのだ。ただ、やはり3回目の「むさぼる」くらいが限界なので、それまでにブレイクできなかったらリセット。一応、立て直し用にC「HLR+ENH+DEF」なんてのも用意したが・・・ストレートにブレイクを狙ったほうが良い。
そして、運良くラッキーブレイカーでのブレイクに成功したら、@A「BLA+BLA+ATK」を使って一斉攻撃である。ジルニトラには「デシェル」が有効であるうえに、ブレイク時の共通要素としてキープ値0&チェーン耐性0の状況となるため、連鎖的に攻撃を重ねることで、行動を妨害しながらブレイク値を増やして大ダメージを与えられるのだ。そしてブレイク終了間際になったら、ヘカトンケイルを召喚し、速攻でライディングモードに移行、大技の「ガイアサルヴォーLv.1」でトドメである。
・・・とまあ、内容を書くと非常に簡単そうなのだが、現実にはそうは行かない。というのも、異常なまでに「ラッキーブレイカー」の発動率が低いのである。アルティマニアには確率0.5%と書かれているが、体感では更にその半分くらいに思えてしまう。20分くらい戦って、やっと1回発動するかどうかという程度なのだ(´・ω・`)
加えて、「ラッキーブレイカー」が発動しても必ず勝てるというわけではないということも大きい。ジルニトラは風・炎属性を弱点としているため、ヴァニラの「エアロ」&ホープの「ファイア」でも非常に大きなダメージを与えることができる。しかしそれでも、ジルニトラの248万ものHPを削りきるには、ヘイスト・フェイスの効果が有ってギリギリ。DEFのスノウが倒されるのは仕方無いが、ホープのヘイスト&フェイスは死守しなければならない。つまり、ホープが戦闘不能状態になったらアウトなのである。
他にも、「ラッキーブレイカー」の出が速すぎてブレイクの持続時間が足りずに失敗、ラッキーブレイカーが発動した瞬間に「竜の息吹」がヴァニラに飛んできて終了、最後の「ガイアサルヴォーLv.1」で削りきれずに全滅、等々・・・。とにかく今回も失敗する要素が多く、勝率は非常に低いと言わざるを得ないのだ。
まあ、RPGは戦法が決まってしまえば、最終的には作業&運ゲーになるから、これくらいは仕方無いだろう。
・・・ということで、ひたすら戦い続け・・・見事、M46・52の単体で出現するタイプのジルニトラを撃破成功! アルカキルティ大平原に出てくる方はすぐに倒せたが、ファルシ=タイタンの試練のほうは、武運が拙かったためか何と4時間も掛かってしまった。
――やれ、この「ラッキーブレイカー」。今回のミッションモード攻略における切り札になると思っていたが・・・もう二度と使いたくないわ('A`)
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さて、お次はM53・59で出現する、雑魚敵を連れたタイプのジルニトラ戦である。つーか、なんでジルニトラは4回も出てくるんだよ・・・。
ここで大きく異なってくるのは、このジルニトラ戦では先制攻撃が可能だということである。アルティマニアには「奇襲攻撃:×」と書かれているが、スニークスモークを使って"お伴の雑魚敵"に突撃すれば、ごくフツーに先制が取れてしまうのだ。そして先制攻撃を仕掛ければ、相手のブレイクゲージはブレイクギリギリまで蓄積されている・・・。というわけで、M53・59では「ラッキーブレイカー」は必要ない。とにかく奇襲を仕掛け、一斉攻撃で撃墜あるのみである。
そのジルニトラを瞬殺するためのメンバーは、ヴァニラ・ホープ・サッズの3人である。「デシェル」+「エアロ」で弱点を突けるヴァニラは必須として、残りはBLAの「ファイア」で弱点を突きながらブレイク値を大きく上げられるホープ&サッズを選択していった。特にサッズは素の魔力が1152と極めて高く、ブレイク値が999.9%時の「ファイア」は60000もの大ダメージを与えることができる。言っておくが俺は、サッズを最強キャラだと思ってるからな(;´ー`)
・・・ということで、その装備&オプティマは以下の通り。
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◆M53・59 |
まずはスニークスモークを使い、奇襲攻撃でスタート。C「JAM+BLA+ATK」で持続時間を稼ぎつつブレイク、@A「BLA+BLA+BLA」で攻撃である。ATKが無いのは・・・と思うかも知れないが、基本的にATKのルインは「『魔法攻撃』の2倍のダメージ」、一方BLAの魔法は「『魔法攻撃』の1倍のダメージ」であるが、ヴァニラ・ホープ・サッズはジルニトラの弱点を突く魔法が使えるため、実際のダメージはATKと変わらないのである。むしろブレイク値を上げられる分、大きく勝っていると言える。
・・・と。そんな感じでM53の「ジルニトラ+アルラウネ*4」の場合は、お伴が弱いので「エアロ」「ファイア」を連打して簡単に勝てるのだが、M59の「ジルニトラ+ケラトラプトル*3」のほうは難しい。というのも、ケラトラプトルが「まねきのダンス」でケラトサウルス4体を召喚してしまうからである。ケラトサウルスは、ご存じの通り500ダメージの打撃を連打するピンク色の恐竜であり、一発一発は大したことないが、積み重なると決して無視できないダメージとなってしまう。っていうか死ぬ。
そのためB「BLA+HLR+BLA」も使用し、適度にHPを回復しながら相手にダメージを与えていくのだ。もちろん、HPに余裕が有るときはBLA*3でしっかりと撃ち込み。そうしないと時間が足りなくなってしまう。回復を重視しすぎて、最後の「ガイアサルヴォーLv.1」で終わらなかった時の絶望感は・・・(´・ω・`)
とまあ、そんな感じで、M53・59のジルニトラも撃破に成功。よし、これでM46・52・53・59、合計4回のジルニトラ戦を全て突破したぞ〜!
・・・やっと、3ヶ月半前の「ジルニトラで詰む」への雪辱を果たすことができた。武器も変わったが、作戦も変わった。まだまだ戦えるぞ、俺のFF13ッ!
◆2 女騎士ブレイカー 〜VS
ジャボテンダー 〜
さて。続きましては、M54の「ジャボテンダー」戦でございます。┗|^o^|┓
こいつは凄まじいペースで10000ダメージの「針10000本」を連打してくるため、通常プレイでも大きな難関の一つとなる。ブレイク値が777.0%&チェーン耐性が100もあるため、自力でのブレイクはまず不可能。そしてダラダラ戦っているうちに、雨あられと降り注ぐ「針10000本」でパーティが壊滅してしまうのだ。
一応、普通のプレイではJAMの「ダル」が抜け穴となっているのだが、そんな便利な物はこのプレイには存在しないため、相手の行動を封じながら戦うことはできない。多くの戦闘でカギとなった「スロウ」「デシェル」は効かない、DEFで「針10000本」を引き寄せようにも「挑発」耐性は99%、召喚獣を呼んでもチェーン耐性100に阻まれてロクにダメージが与えられない・・・と、まさに八方塞がりの状況である。普通に戦っていては、事実上も理論上も勝つことは不可能なんです(´・ω・`)
で、まあ何を使うかと言うと・・・大方予想が付くと思うが、これまた「ラッキーブレイカー」の力を借りるのである。
――ということで、実戦で使った装備&オプティマは、こちら。
◆M54 |
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なんか1人しか居ないように見えるが、実際に使ったのがライトニングだけだったから仕方が無い。
戦い方は、まず戦闘が始まったら、速攻でオーディンを召喚。モタモタしていても、リーダーに「針10000本」が飛んでくるだけ。その後はオーディンと共に戦いながら、ひたすらATKで「ルイン」を連射。そして、運良くラッキーブレイカーが発動してくれたらライディングモードに入って攻撃し、「斬鉄剣Lv.3」あたりでフィニッシュである。
だが、ラッキーブレイカーでブレイクして攻撃するだけならば、他のメンバーでも十分に可能である。では何故、ライトニング&オーディンのメンバーを採用したかというと・・・オーディンの攻撃には全て「挑発」の追加効果があり、それがラッキーブレイカーを発動させるための時間を稼いでくれるのである。他のキャラクターだと、召喚モードに入っても術者に「針10000本」が当たった瞬間に召喚獣が帰って逝ってしまうんだって、これが('A`)
ということで、戦術が決まった後は実戦に挑む。数回リスタートを繰り返し、「ラッキーブレイカー」でのブレイクに成功。その後は「斬鉄剣Lv.3」を使うまでも無く、「轟剣」で接近して「真空波」を連打するだけで、ジャボテンダーの111万のHPを削り切れてしまった。うーん、この状態でのオーディンの「斬鉄剣」は、ブレイクゲージが999.9%有ればHP80万から即死に持って行けるため、是非ともその一世一代の勇姿を拝んでおきたかったんだけどなあ・・・残念(´・ω・`)
――しっかし、まあ。このバトル、要するにラッキーブレイカーを使うだけなので、省略しても何の問題も無かった気がする。(
^o^)「適当に戦ってください」で要約できるバトルをつらつらと書いて、無駄に文章を長くするのは、さすがの俺も好きじゃないんだぜ・・・('A`)
まあでも、この先に残ったメンツがイカれた方々ばかりだから、そのための息抜きとしては役に立ったけどね。
◆3 龍亀降臨 〜VS
アダマントータス〜 (エリクサー1個使用)
次のお相手は、M63「アダマントータス」。FF13における「殻を背負いし者ども」の1体であり、若干トータスのほうが能力値は低くなっているが、基本的には「アダマンタイマイ」と同じと思って頂ければ良い敵である。最大HP(タイマイ534万、トータス370万)以外はほぼ変わらないし・・・なんだこりゃ、新手のオスメス設定か?(´・ω・`)
初めて11章でアルカキルティ大平原に出たとき、ノシノシと歩く巨大な亀の存在に驚いた方は多いであろう。かく言う俺も、初回プレイでは調子に乗ってアダマンタイマイに突撃し、開始と同時に足踏みで7000ダメージを受けて即死してしまったりもした。あの時は(;^o^)「今回は雑魚敵でもこんな奴がゴロゴロ出てくるのか・・・」と思ったものだったが、まさか最終的にCP稼ぎもギル稼ぎも裏ボス戦も全てが亀になるとは考えられなかったぜ・・・。
さて、この亀。まず「アダマントータス」「アダマンタイマイ」「ロングイ」の3体に共通する要素として、戦闘には本体・左前足・右前足の3ヶ所がターゲットとして出現する。通常時は強力な攻撃を数多く使用してくるが、両足のHPを0にすると相手は転倒し、各種耐性が下がって完全に無防備となる。その後、一定時間が経つと両足のHPが全回復し、再び立ち上がって通常モードに戻る。その鈍重な外見とは裏腹に、通常時は非常に攻撃が激しいため、とにかく足を砕くのが先決となるのだ。
・・・しかしながらこのトータスの足、HPが25万もあるうえに、物理/魔法耐性が「耐久」となっている。よって、通常攻撃では埒が明かないため、ファングの「ハイウインド」など耐性貫通技で倒すのが定石。具体的には、「BLA+BLA+BLA」で足をブレイクさせて「ATK+HLR+HLR」で「ハイウインド」。相手の攻撃は「DEF+DEF+DEF」→「HLR+HLR+HLR」で耐え、転倒したら「ENH+BLA+JAM」で味方を強化して「ATK+ATK+ATK」で大ダメージ・・・と。うわあ、亀狩りだわ(;´ー`)
FF13にてアイテムコンプリートをしようとする場合、最終的に大きな関門となってくるのが「ギル稼ぎ」である。そこで、15万ギルで売れる「プラチナインゴット」とランク3武器への改造に使う「トラペゾヘドロン」を落としてくれるアダマントータス・アダマンタイマイ・ロングイは、稼ぎの対象として非常に魅力的なのである。かくして、ヴァニラが「デス」を覚えた辺りから、ひたすらに亀は狩られつづけるのであった。もはや、モ○ハンとやってることが変わらん(´・ω・`)
ところで、肝心のクリスタリウムなしプレイにおける「アダマントータス戦」を考えると、足踏みで9000ダメージを与えてくるとあって、まともに戦っても絶対に勝つことはできない。DEFならば耐えられないこともないが、耐えているだけでは意味が無い。ダメージを与えるためには、何はともあれ敵を転倒させなければならないが、足を砕くだけでも至難の業・・・というか無理。「たたかう」によるジャンプで相手の足踏み攻撃を回避し続け・・・って、FF13はそういうゲームじゃないから('A`)
――ということで、やることは一つ。「召喚獣で足を砕く!」である。というのも、この3体の亀、召喚獣が現れると足のHPが0になるという謎の特性を持っており、「召喚」のコマンドを選ぶだけで、相手をすっころばせて一方的に攻撃することができるのだ。しかも、召喚獣が現れている間は起き上がるまでのカウントが行われないため、時間いっぱいまで召喚獣と共に戦った後、通常の戦闘メンバー3人で更なる追撃を行うことができる。通常プレイでも、早い段階で「デス」を使って亀を倒す場合などに重宝する手段であるが、自力で足を砕くことがほぼ不可能なクリスタリウム封印プレイにおいては、とりわけこの「召喚獣の力」は重要となるのである。
・・・ただ、召喚獣の通常モード+ドライビングモードでの合計ダメージは70〜80万ほどであり、その後に3人でルインを滝のように叩き込んでのダメージ量が50万程度。一方、アダマントータスのHPは370万もあるため、どうやっても召喚1回では勝つことができない。そのため、TPを回復できる「エリクサー」を使い、複数回の召喚を使っての撃破を狙っていくことになる。うーん、4つしかない「エリクサー」、いつかは使うことになると思っていたけど、できれば無しで倒したかったなあ・・・(´・ω・`)
ということで、M63「アダマントータス」戦における戦術は、「エリクサー」を使ってTPを回復し、複数回の召喚で連鎖的に足を砕いて攻撃することに決まった。
ここでまず重要となるのは、「誰の召喚獣を使うか」。何度も召喚を使って攻撃するのだから、そのダメージは高いほうが良いに決まっている。・・・ということで早速、実際にアダマントータス相手に6体の召喚獣を使い、そのダメージ量を計測してみたのだ。最強筆頭候補は、通常技としては規格外の威力を持つ「バスターフォース」とメガフレア以上の大破壊をもたらす「ガイアサルヴォーLv.3」が使えるヴァニラ&ヘカトンケイルだろうが、果たして・・・?
◆召喚獣のダメージ検証@クリスタリウムLv10/アダマントータス戦 |
・・・おやおや意外。最強と思われたヘカトンケイルはそれほどダメージが伸びず、バハムートがぶっちぎりのダメージを叩き出すに至った。また、注目すべきはオーディン。ドライビングモードの終了時にブレイクゲージを800%ほどにまで増やせるため、もし「斬鉄剣Lv.3」での即死効果を発動させることができれば、合計で実に130万のHPを削ることができる。よってこの戦いでは、「バハムート」か「オーディン」の召喚魔法を使用することになるだろう。
また、戦闘メンバーであるが、アダマントータスは全属性を半減するので、BLAではダメージが通りづらい。そのため、JAMの「デシェル」が使えるヴァニラは必須としても、残り2人はATKを持ったライトニング・スノウ・サッズ・ファングから選ぶことになる。上記の召喚獣の話も組み合わせて考えると、リーダーはライトニングかファング、2人目は「デシェル」が使えるヴァニラ、そして最後の一人をスノウかサッズから選択することになるだろう。
――実戦で用いたのは、「ファング・ヴァニラ・スノウ」のメンバー。まず召喚獣に「オーディン」ではなく「バハムート」を選択した理由は、この戦闘では「@召喚獣と戦う」→「A3人で戦う」→「Bエリクサーを使って、再び召喚獣と戦う」→「C3人で戦う」→・・・というルーチンで戦闘を行うわけだが、仮にオーディンの「斬鉄剣Lv.3」でトドメを刺す場合、Bの最後でトドメを刺さなければならない。だがバハムートならば、同じエリクサーの消費量でCも戦うことができるため、そこで「斬鉄剣」の即死ダメージ以上を与えることができれば、十分に元は取れるのである。また、魔力の高いサッズではなくスノウを選んだ理由は、ひとえにモーション速度の速さゆえ。この戦いは亀が起き上がるまでのスピード勝負になるため、モーション速度の遅いサッズは、文字通り遅れを取っている。ENHの「フェイス」など唱えている暇は無いのである。
ということで、実戦で使った装備&オプティマのセットはこちら!
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まず、アダマントータスのHPは3699000。一方、バハムートの召喚で与えられるダメージは、上記の実験で分かった通り90万強。そのため、3個のエリクサーを使って4回召喚を行えば、どんなにヘタクソでも倒すことができる。また、3回の召喚で270万のHPを削る場合も、3人で戦うモードの際に、1回につき30万ほど削ればOKだ。
――が、TPを回復できる「エリクサー」は、全編でも4個までしか入手できない貴重品。今回、せっかくラスボスをエリクサー0個で倒してきたのだから、可能な限りエリクサーを節約しながらミッションモードを進めたい。そこで今回俺が狙っていくのは・・・そう、エリクサー1個でのアダマントータス撃破である。
実際にプレイしていただければ分かると思うが、これは容易な話ではない。適当に召喚獣を使ったあと、メンバー3人でブレイクさせて「ルイン」を撃ち込むだけでは、2回の召喚を使用しても相手のHPが100万近くは残ってしまう。ここで普通なら、もう1個「エリクサー」を投入するところであるが・・・悪いな、俺は変な人なんだ(´・ω・`)
さて。
アダマントータス戦をエリクサー1個で乗り切るためには、「@召喚獣と共闘する場面」「A召喚獣が戻った後、メンバー3人で戦う場面」の両面において、ダメージを大きく伸ばさなければならない。普通に戦った場合、@で与えられるダメージは90万、Aでは50万と言ったところ。だが、2回の召喚で倒さなければいけない場合、@で105万・Aで80万は削りたい。そのためには、かなり戦い方を工夫していかなければならないのである。
まず開幕であるが、そこでは「オプティマチェンジで演出カット」→「速攻で召喚」という行動を入力する。というのも、♂立っている亀の頭♂は物理・魔法耐性が「耐久」であるため、極めてダメージが与えづらい。攻撃してもまるでメリットは無いため、さっさと召喚あるのみだ。
そして、「@召喚獣と共闘する場面」。上で書いた通り、召喚獣が登場している間は亀が起き上がるまでの時間に加算されないため、ドライブゲージのギリギリまで目一杯戦ってダメージを増やしたいところであるが・・・実は今回、「スモークによる有効ステータスの効果時間」というもう一つの制限時間が存在するため、できる限り素早く「メガフレアLv.3」で締めたいところである。具体的には、オプティマチェンジを駆使しながらファングが「スロウ」を連打し、アダマントータスがブレイク&バハムートが「インフェルノ」を宣言したあたりで□ボタンを押して、さっさとドライビングモードに移行する。ドライビングデュエル、アクセラレーションッ!(`・ω・´)
そしてドライブ中は、ダメージ&ブレイクゲージの上昇率が高い「デストロイブレス」をひたすら連打したいところであるが・・・この攻撃、放つ度に自機の位置が下がって来てしまうため、漫然と連射しているだけではとてもじゃないが5hitにはなってくれない。一方、ダメージ効率の良い「スカイハイループ」の場合、今度は放つ度にバハムートが上昇してしまい、そのままでは全く敵に命中しなくなってしまう。・・・その2つの特性から分かるように、効率良くダメージを与えるためには、「スカイハイループ」と「デストロイブレス」の両方を用いて、バハムートの位置を調整しながら攻撃を加えれば良いということになるのだ。まったく、何ゲーなんだよこれは(´・ω・`)
――ということで、実戦で用いたパターンは、「『スカイハイループ』・『←+○のデストロイブレス』・『→+○のデストロイブレス』」を繰り返し、カウントが6になったら「『ハンティングダイブ』・『スカイハイループ』・『←+○のデストロイブレス』」を使って、最後に「メガフレアLv.3」で締めるというもの。「デストロイブレス」は左矢印でも右矢印でも出せるが、押したボタンによって移動する方向が変わる。理由はよく分からないが、上で書いた行動パターンを使うと、左で5hit&右で4hitを叩き出すため、非常にダメージ効率が良いのである。もし、これよりも良い行動パターンを知っている人が居たら、是非とも俺に教えてください。真似させていただきます(´・ω・`)
次に、「A召喚獣が戻った後、メンバー3人で戦う場面」。トータスが起き上がるまでの時間は60秒なので、素早くブレイクして「ルイン」を撃ち込むのみだ。
アダマントータスのブレイク値は250%。ここで「ラッキーブレイカー」を用いて、ブレイクまでの時間を短縮する手も有るが・・・それは最後の手段としよう。この戦いでは「敵の攻撃を受ける=死」なので、防御面は一切考える必要が無い。そのため「マジシャンサイン」などのアクセサリを装備し、魔力を上げていくことができるのだ。
・・・そこで使うのは、魔力を上げるアクセサリの最終派生系である「マギステルクレスト」。Lv.★まで強化すれば、魔力+300もの効果を得ることができる。これで大体、ATKの火力を1.3倍とすることが可能。なに、改造に「ダークマター」を使うため840000ギルも必要だって? それくらいは気合で何とかするんだよ。まあさすがに、大してダメージに影響が無いヴァニラのアクセサリは1個下の「ウィザードシンボルLv.★」で妥協したんだが・・・(´・ω・`)
――しかし、実戦ではそれでもダメージが足りなかったため、ここまで散々愛用してきたファングの「パンドラスピア」系ランス・オブ・カインLv.★を解体し、新たに魔法攻撃のみに特化した「シャーマニクス」系のランク3武器を用いていった。これでファングの魔力が従来と比べて+111される。地味な値ではあるが、何十発も「ルイン」を撃ち込むとなると、その魔力の上昇は決して無視できないのだ。
実際の戦い方に関して言えば、@A「JAM+JAM+BLA」で「デシェル」を掛けて、BC「JAM+BLA+BLA」を用いてブレイク、DE「ATK+BLA+ATK」でダメージを与えていくのみである。これで1回の転倒中に100万ほどのダメージを与えることができるが・・・2回目の召喚を使った後は、ちょうどブレイクさせたあたりでスモークの効果が切れてしまうため、ダメージ効率は激減。ほんと、最後まで可能な限り「ルイン」を撃ち込んで、ギリギリ倒せるかどうかというところなのである。
ということで実戦では、1回目の召喚→2回目の召喚の間の"起き上がりでのデシェル解除"も召喚を使ってキャンセルしつつ「ルイン」を撃ち込み、際どいところでエリクサー1個での撃破に成功した。ふう・・・。改造やら召喚獣の使い方やらで色々と死力を尽くした感じだけど、ちゃんと目標を達成することができて良かったよ。これだけ何十時間も掛けて「やっぱりエリクサーが2個必要でした。テヘッ★」となっていては、もう目も当てらんないところだった(´・ω・`)
――そして撃破時には、通常ドロップの「プラチナインゴット」と、討伐報酬の「源氏の小手」を入手。ご存じの通り、今回における「ダメージ限界突破」の能力を得られるアクセサリであるが、クリスタリウム封印という条件下で、それをどう活かせと言うのだろうか('A`)
◆4 FF13のピコチューたんはキモカワイイ 〜VS
ネオチュー 〜 (エリクサー1個使用)
いよいよ本番、M45&M55の「ネオチュー」戦。FF13において「ミッションモード」に触れた人ならば誰でも知っている、ゲーム中でも屈指の強敵である。
キャラクターを十分に成長させていても苦戦する敵だが、このクリスタリウムなしプレイでは、果たしてどのように挑んでいくのか・・・?
――どうでもいいけどさあ、ネオチューって「触手」で攻撃してくるじゃん。あと、「ピコチュー」とかいう子供形態が存在するじゃん。で、思ったんだよ。オチューが触手プレイをする同人誌とか作れないかなあ。ネオチュー♂「ふっ、口で拒んでいても体は喜んでるぜ?」 オチュー♀「花粉らめえええええええええピコチューれちゃううううううう!!!!1111」みたいな感じで(---文中にお見苦しい表現が有りました。復旧までしばらくお待ちください---)
・・・そんな「ネオチュー」。通常時の触手攻撃は6370〜7000のダメージであり、しっかりとキャラクターを育成させたクリア後のレベルならば「プロテス」などで楽々に耐えられるが、問題は「がなる」。こちらの有効ステータスを解除しながら12740〜14000もの大ダメージを与えてくるため、「DEF+DEF+DEF」を使わなければかなり苦しい。また、1820〜2000という中程度のダメージを与えながら8つのステータス異常をもたらす「花粉」も厄介で、一発で戦線が崩壊する危険性もある。
また、敵の防御面に関して言えば、ブレイク値が888.0%&チェーン耐性95%とあって、自力でのブレイクは困難。属性との相性は「半減:火・氷・雷・風」「吸収:水」「弱点:土」であるため、BLAではダメージ・チェーンボーナスの上昇値ともに効率が悪い。そして更に重要なのが、こいつウィーク以外の状態変化を全て無効化してしまうのである。攻めの基本である「デプロテ」「デシェル」はもちろん、「スロウ」や「バイオ」もアウト。唯一有効な「ウィーク」を掛けても、弱点属性が出来るわけでもなく、BLAの性能が上がると言ってもブレイク値888.0%&チェーン耐性95%・・・。HPの262万は、遙か遠いのである('A`)
加えて厄介なのが、使い魔として登場する「ピコチュー」。M55では最初から5体登場しており、約1000ダメージの打撃を連打してくる。あの「ケラトラプトル」が10体居るような感じで鬱陶しいこと極まりないため、さっさと召喚魔法あたりを使って全滅させてやりたいところである。だが、本体にダメージを与えていくと、ネオチューは「タネまき」を使ってピコチューを4体呼び寄せてしまう。最悪、ピコチューが8体登場するという地獄絵図が展開されることもあるのだ('A`)
更にピコチューは、ピンチになると「SOS」をネオチューに対して使用し、本体の「花粉」を誘導する。この「花粉」は、上記の通り「中程度のダメージ&複数のステータス異常」という攻撃であるが、なんとピコチューのHP&ステータス異常が全回復するという隠し効果が持っている。そのため、漫然とピコチューを攻撃していても、HPを回復されてしまって一向に相手の数を減らせないのである。ついでに「がなる」にも、「ピコチューをヘイスト・ブレイブ状態にする」という効果が存在する。
――これら「ネオチュー」「ピコチュー」の特性をまとめると、強敵との戦闘で最重要になるJAMは役に立たず、ENHで発生させたステータス変化は「がなる」&「花粉」で片っ端から解除される。ATKを使ってもBLAを使ってもダメージ効率は悪く、DEFを使って長期戦に持ち込もうとするも、ピコチューを攻撃する度に「SOS」→「花粉」で味方のステータス壊滅&ピコチューのHPが全回復。恐らく、普通に戦そうとしても、先に心のほうが折れてしまうことであろう(´・ω・`)
ただし、ネオチューは「デス」「ラッキーブレイカー」を無効化できないため、神頼みをしながら「デス」を連打したり、「ラッキーブレイカー」でブレイクして打ち上げたりしてしまう手段がある。それらを使えば、かなり簡単に倒せてしまう・・・というか、それを使わなければプレイヤーを限界まで成長させていても勝つことは難しいほどだ。
――もちろん、このクリスタリウム封印プレイでも、それらの反則手段をフル活用した戦法で挑んでいく。ただし「デス」は覚えられないため、「ラッキーブレイカー」へと全てを懸けることになってしまうのだ。また0.5%の確率に全てを懸ける作業が始まるお・・・(AAry)。
ネオチューの攻撃はキープ値が全て90未満であるため、ブレイクに成功さえすれば、理論上は「ルイン」などで全ての攻撃を妨害可能。しかし、HPが高い&「デシェル」が効かないという悪条件により、1ブレイクで倒すことはまず不可能。ならば2回以上「ラッキーブレイカー」の効果を使えば良いではないか!・・・と言いたいところであるが、「ラッキーブレイカー」の発動確率は相当低く、2回発動させるどころか文字通り1回出てくれるだけでラッキーというレベルなのである。
・・・そのため、詳しくは後述するが、妥協して今回も「エリクサー」を1つ使っていくことにした。これでもかなり頑張ったほうだから、どうか許してくだしあ(´・ω・`)
――さて。
まずは使い魔のピコチューが居ない、M45・タイタンの試練のほうの「ネオチュー」戦から始めることにしよう。
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リーダーにするのは、お馴染みとなった光速の異名を持ち重力を自在に操る高貴なる女騎士、ライトニング。というのも、アダマントータス戦の実験で分かった通り、オーディンは図体の大きな敵に対して「真空波」の連打で大ダメージを与えることができるうえに、上手く最後の「斬鉄剣Lv.3」で締められれば、火力は全召喚獣の中でもぶっちぎりのトップとなる。よって、このネオチュー戦では、オーディンを従えるライトニングをリーダーとして活用していくのが一番と判断した。
――オーディンの「斬鉄剣」によって即死させられる条件は、「3*(オーディンの物理攻撃の値)*(チェーンボーナスの2乗)」の計算結果よりも、敵の残りHPが少ないことである。エンディング後・クリスタリウムLv10でのオーディンの物理攻撃力は2675であるため、チェーンボーナスが999.9%ならばHPが802339から即死させることが可能となっている。最高威力の「ガイアサルヴォー」ですら474102ダメージであることを考えると、この値がどれだけ大きいか分かっていただけるだろう(´ー`)
ということで作戦は、「ラッキーブレイカーを発動させる」→「ドライビングモードで大ダメージ」→「最後の斬鉄剣でフィニッシュ」という、今まで通りの感じになる。
・・・だが実際には、この作戦を行ってもネオチューを倒すことができない。最も簡単なやり方は「バトルスピードをゆっくり&カーソルの初期位置をコマンドにして、速攻で召喚を行い、ラッキーブレイカーでライトニングがブレイク。ドライブに入って『轟剣』で接近し『真空波』を連打、最後に『斬鉄剣Lv.3』を放つ」というものなのだが、これだと最後に「斬鉄剣」での即死が発動してくれないのである。召喚後のHPは110万ちょっとだから、「斬鉄剣」の即死が発動しなかった時に与えた8万ダメージを除くと、最終段階での敵の残りHPは120万。よって、何らかの手段を用いて、あと40万ほどはHPを削らなければならないのだ。
――ライトニングにラッキーブレイカー装備を行わせた場合、召喚モードにてオーディンが「ヴァルハラへの誘い」で攻撃を引きつけてくれている間に「ルイン」を打ち込めるため、非常にラッキーブレイカーの効果を狙いやすい。だがそれでは火力が足りず何度やってもHPが残ってしまうため、名残惜しいがライトニングを捨て、ホープが「ラッキーブレイカー」でのブレイクを狙っていくことにした。代わりにライトニングには、「おまけ3」で使った「オメガウェポンLv.★」と、魔法ダメージを上げる「マギステルクレストLv.★」を装備。どうせネオチューの攻撃を喰らったら死ぬし、ライトニングは素の魔法攻撃力がパッとしないため、+300の効果はかなり大きいのだ。
戦法は簡単で、DEFのスノウが攻撃を引きつけている間にホープが「ラッキーブレイカー」でのブレイクを狙い、成功したら速攻でオーディンを召喚。ATKの「ルイン」でダメージを与えていき、ブレイクゲージが半分を切るくらいでドライブ。いつも通りの攻撃パターンを行い、最後の「斬鉄剣Lv.3」でフィニッシュである。
・・・この作戦で重要になるのは、バトルスピードの「ゆっくり」を使うこと。というのも、「ゆっくり」ではブレイクの持続時間が1.2倍になるという隠し効果が存在し、短いブレイク中に多くの攻撃を叩き込むことができるようになる。普通の戦い方だと、ATBバーの溜まる速度が1/2になってしまうため、当然ダメージは少なくなってしまうのだが・・・12秒ルールの「12秒」は変わらないうえに、召喚獣のドライビング攻撃にはATBコストなど存在しないため、この戦法において「バトルスピード:ゆっくり」で受けるデメリットは非常に軽微なものとなるのである。そして当たり前だが、相手の攻撃速度は遅くなってくれるしな(´ー`)
――ネオチューは開幕に触手攻撃を使用し、これがライトニングに命中すると、仮にバングルを装備していたとしても問答無用で即死が確定となる。そのため、是非とも開幕に召喚を使って"召喚ガード"で防ぎたいところであるが、何度も書いた通り、それでは勝つことができない。よって、あえて危険を冒し、3人で戦闘するモードでのブレイクを狙っていくのである。つーか、これ絶対1/3じゃないだろ。4回中3回はライトニングが狙われて開始1秒でリスタートが確定するぞ(´・ω・`)
そんなこんなで、戦術が決まった後は戦い続け・・・ホープが「ラッキーブレイカー」を発動させた回にオーディンを召喚し、「ルイン」を撃ち込んだ後にドライビングモードへ移行。「轟剣」→「真空波」*9で大ダメージを与えた後にラストの「斬鉄剣Lv.3」。HP80万からの即死効果が発動し、ぴったりネオチューを撃破することに成功した。
――なんだ。ジャボテンダー戦の時に(;^o^)「オーディンの活躍が見たかった・・・」と書いたが、ちゃんと役立ってくれたじゃないか、「斬鉄剣」!
◆
さて、お次はM55「ネオチュー+ピコチュー*5」戦である。
このバトルでは使い魔のピコチューが熾烈な攻撃を仕掛けてくるため、まずはそちらから倒さなければならない。しかしながら「DEF+HLR+ATK」などでチンタラ戦っていると「がなる」が飛んできて終了するため、召喚魔法で一気に片付けるのみである。ピコチューのHPは262500。「聖なる審判Lv.3」などの大技を2回使えば大体の召喚獣でHPを削りきることができるが、「エリクサー」節約のために、ここは是非とも召喚1回でピコチュー5体を全滅させたい。そのために使うのは、やはりトドメ限定であるが最高火力を放つオーディンが適任であろう。
前述の通り、オーディンの「斬鉄剣」で相手を即死させるためには、「3*(オーディンの物理攻撃の値)*(チェーンボーナスの2乗)」の計算結果が相手のHPを上回れば良い。262500を上回るために必要なチェーンボーナスは572.0%であるが、最後の「斬鉄剣」を発動させるまでにもドライビングモードでダメージを与えることができるため、実際に必要なチェーンボーナスはやや少なくなる。ピコチューのブレイク値は444.0%。そしてブレイクに成功すると、チェーンボーナスは+100%されるので・・・簡単に言えば、最後の「斬鉄剣Lv.3」でピコチューを5体同時にブレイクすれば良いのである。
――ブレイクできれば「斬鉄剣」で即死させられるし、ブレイクできなければ444.0%ピッタリでもアウト。おやおや、何とも分かりやすい話だ(´ー`)
では、実際にそれをどうやって実行するかというと、ピコチューのブレイク値は444.0%でチェーン耐性は4。チェーン耐性が非常に低いため、1体をブレイクさせるだけなら簡単であるが、5体同時となると難しい。最後の「斬鉄剣Lv.3」で153.6%のゲージを増やせるとして、それまでに290%程度のチェーンボーナスを稼ぐ必要が存在するのだ。幸い、ドライブモード時に×ボタンで繰り出せる「天鳴万雷」は、全員にヒットするうえに攻撃回数も多いため、これを使って攻撃していけば良いだろう。
・・・しかし。最初からこうなることが決まっていたみたいに、ただ×ボタンを連打するだけでは勝てないのである。というのも、「天鳴万雷」は「ターゲット指定している敵に3hit&それ以外の敵に2hit」という特性を持っているが、仮にドライブゲージを30まで溜めて「天鳴万雷」*8→「斬鉄剣Lv.3」と行動しても、2hitを繰り返すだけではブレイクできない、というかそもそもチェーン持続時間を維持できない。ならばとバランス良く「天鳴万雷」のターゲットを決めようにも、5体の敵に8回の攻撃を効率良く分配するというのは事実上も理論上も不可能。そして追い打ちを掛けるように、上手く分けたとしても全員が平等にブレイクできないだけという計算結果が加わる。
――ということで、ピコチューを5体同時にブレイクして倒すためには、ドライビングモードへと入る前に、「チェーンゲージの持続時間」「チェーンボーナス」をある程度は稼いでおかなければいけないことが分かった。それには「@召喚前に3人で戦う時」「A召喚後にオーディンと共闘する時」の2つのタイミングが考えられるが、@は却下。ネオチューは固定パターンで行動するため、下手に粘ると「がなる」が来るまでの時間を早めてしまうだけ。最初の触手が飛んでくる前に、さっさと召喚である。
一方のAでは、オーディンが「サンダガ」「天臨」などのチェーン持続時間・上昇値ともに高い範囲攻撃を使用してくれるため、ドライビングモードで相手を全滅させる準備をするのに極めて都合が良い。ピコチューはチェーン耐性が4しかないからあっという間にドライブゲージは満タンになるし、挑発の追加効果で自身に攻撃を引きつけてくれるし、仮にライトニングがピコチューに殴られても「ケアルガ」で回復してくれるし・・・。ほんと、オーディンはやり込みプレイのために作られたような召喚獣だよ(´ー`)
そして、「天鳴万雷」→「斬鉄剣Lv.3」でピコチューを全滅させることができたら、いよいよネオチュー本体を狙う。その戦法は、基本的にはM45(ネオチュー単体)で戦った時と同じであるが、今回はライトニングがピコチューの攻撃に耐えるため「ウルツァイトバングルLv.★」を装備している都合、ラッキーブレイカーでブレイクして召喚獣を使うだけではダメージが足りなくなってしまう。そのため、他のメンバーもATKにして攻撃を加え、ダメージを補っていく必要があるのだ。
・・・そして、今回のラッキーブレイカー要員はファング。JAMの「スロウ」が無効化されるのは残念であるが、ラッキーブレイカー連鎖のために必要となる武器でもランク2の「ビーナスゴスペルLv.★」まで強化すれば中々の攻撃力になるし、最後の「たたかう」が4hitし、ATBバー1本分の「たたかう」*4で7回の攻撃が当たってくれるため、ラッキーブレイカーの発動率を大きく高めることができるのだ。え、なら最強キャラクターのサッズを使えって? うーん、それは・・・(;´・ω・`)
――そんなこんなの、戦闘パターンはこちらッ!
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◆M55 |
何か、M45のネオチュー戦とは色々な部分が変わっている気がするが、それは単にアレがヘボすぎただけである。Lv.1武器とか使ってる時点で、もうね('A`)
戦いの流れは、上でも書いた通り「速攻で召喚」→「オーディンと共闘してチェーンボーナスを稼ぐ」→「ドライブでピコチューを一掃」→「エリクサーでTPを回復」→「スノウが時間稼ぎをしつつ、ラッキーブレイカー発動」→「ルインを撃ち込み、適当なタイミングでオーディン召喚、斬鉄剣でフィニッシュ」というのもの。後半、ネオチュー1体だけになってから「ラッキーブレイカー」が発動するかどうかは運であり、時間が掛かると「がなる」で終了である。まったく、いつも通りだなあ(´・ω・`)
――また、ピコチューを一掃するために1回、ネオチュー本体を倒すために1回、計2回の召喚獣を使う都合、ここでも貴重品の「エリクサー」を使わなければならない。一応、エリクサー0個での攻略も考えたのだが・・・「開幕1発でラッキーブレイカー」とか「リーダーに1発も攻撃が当たらない」とか「ラッキーブレイカーを複数回発動させる」とかそういうのばっかりで、とてもじゃないが実現可能とは思えなかった。正直、エリクサー1個でも相当キツかったんで、今回は勘弁してください('A`)
この戦闘の最大のポイントは、何と言っても最初の「召喚1回でピコチューを全滅させる」こと。エリクサーを投入して召喚を2回使えば、簡単に相手を一掃することが可能なのだが、エリクサーの消費はできる限り抑えたいため、絶対に初回の「斬鉄剣Lv.3」で引導を叩き付けてやらなければならない。
そのために、まず開幕はE「ATK+DEF+DEF」で始め、DEFが「挑発」で少しでもゲージを上げてくれることを祈る。そして共闘モード時には、ライトニングもオーディンをサポートすることが重要となるが・・・ATKの「エリアブラスト」だけではチェーンボーナスの上昇量が足らず、BLAの「サンダー」だけではゲージの持続時間が足りない。最初にピコチューの攻撃がライトニングに当たって「ケアルガ」が飛んでくる長期戦のパターンではATKを、素早くオーディンが連続攻撃を繰り出し「サンダガ」の直後にドライブへと入る短期戦のパターンではBLAを主に用いていくのが良いと思われるが、どちらの場合も、状況に合わせた適切な行動を入力するのはかなり難しい。
・・・まあ要するとオーディンが「天臨」を多く使ってくれて、更に「サンダガ」が敵全体に当たるかどうかの★運ゲー★になるのだが、やはりテクニックも重要である。その証拠に、最初は10回に1回上手くいけば良いほうだった「ピコチューの全滅」も、最終的に3回に1回くらいは成功させられるようになったからな(´ー`)
なにはともあれ、上手くドライビングモードに入れたら、ゲージを切らさないように・チェーンボーナスが平等になるように対象を調整しながら「天鳴万雷」で攻撃し、最後に「斬鉄剣Lv.3」。そこでゲージが290.5%を超えていれば、見事にブレイクして5体のピコチューを即死させることができるのだ。
――その後はいつも通り、適当なタイミングで「エリクサー」を使い、BC「ATK+ATK+DEF」でスノウがネオチューの攻撃を引きつけながらラッキーブレイカーの発動を狙う。そして上手く発動できたら召喚を行い、「ルイン」で粘ってドライビングモードに入る。タイミングの目安は、ブレイクゲージの「999.9%」表示の一番右の"9"の右端あたり(分かりづらい・・・)。そして「轟剣」→「真空波」→「斬鉄剣」。ダメージ量的には相当ギリギリであるが、これで何とかネオチューを倒すことができるのだ。
他、@A「ATK+ATK+ATK」は、次に「がなる」が飛んできて死ぬことが確定している場合に使う。無くてもダメージ的には間に合うはずなのだが、「斬鉄剣」の即死に5000だけダメージが足りず終了という強烈に悔しいことがあったため、「ガード系効果UP改」を捨て、スノウも火力重視で「ルイン」を撃ち込んでいくことにした。
――とまあこんな感じの戦術で、何とか難関の「ネオチュー
+ピコチュー*5」戦も突破することができた。やれ、プレイするまでは(;^o^)「さすがにコレは無理だろ・・・」と思っていたが、やってみるものである。と言っても、プレイ中は満身創痍で(;^o^)「早く終われ・・・早く終われ・・・」としか思ってなかったけどなッ!
そして、手に入れたアイテムは「グロウエッグ」。装備すると獲得CPが2倍になるアクセサリであるが、前回に引き続いて、これを何に使えと言うのだ・・・(´・ω・`)
◆5 どうみても乳首です 〜VS
ラクタヴィージャ*1 〜
お次はM47「ラクタヴィージャ*1」戦。このミッション、実はランクがAでなくBである。種族下位のヴェーターラと同じとはどういうことですかね(;´・ω・`)
・・・ところで。読者の皆さんは、(;・∀・)「M62の『ラクタヴィージャ*2』ならばともかく、ネオチューを倒せた管理人なら、ラクタヴィージャ1体ぐらいは余裕だろ。むしろ、何で今まで残していたの?」などと思っていることであろう。実際、この「ラクタヴィージャ*1」戦は"タイタンの試練"における6つのラストフロアにて、E1「ネオチュー」やE2「ジルニトラ」よりも格下のE3に位置付けられ、ネット上でも苦戦したという声は聞かない。
では、クリスタリウム封印プレイにおいて、この「ラクタヴィージャ*1」戦は、果たして簡単にクリアできるものなのだろうか?
――もちろん、そんなことは無い。分かりやすい話で、難しいからここまで残していたのである('A`)
まずラクタヴィージャの基本的な行動パターンは、通常時は「物理障壁」でバリアを貼ってダメージを無効化しながら、「れんぞくま」で強大な魔法ダメージを与えてくる。だが、ブレイクさせるとバリアが消えてダメージが与えやすくなるうえに、「れんぞくま」で使ってくるのも弱い魔法が中心となる。ブレイクが終了するとラクタヴィージャはバリアを復活させてしまうが、撃破狙いならばブレイクして集中攻撃するのみである。
さて、そんなラクタヴィージャのHPは2062500。バリアが消えた場合の耐性は「物理:標準」&「魔法:半減」で「デシェル」は無効化されるため、打撃攻撃によってダメージを与えていく手段が有効であろう。また、レベルが12なので「ラッキーブレイカー」を使えば即座にブレイクさせることができるし、他にも「れんぞくま」で選ばれる魔法は全て範囲攻撃であるため、DEFに攻撃を引き寄せてリーダーが後ろに下がることで、ノーダメージでやり過ごすことができる。
――とまあこんな感じで、穴だらけに見える「ラクタヴィージャ」戦。これだけ弱点があれば、赤子の手を捻るように倒せると思ってしまうだろう。だが、ぶっちゃけガチ対決だと、「ネオチュー」戦と同レベルのクリスタリウム封印におけるミッションモードの大関門になってしまうのである・・・(;´ー`)
では、それだけ豪語する「ラクタヴィージャ」の強さとは、一体どういうものなのだろうか。順を追って解説してみることにしよう。
まず、敵の攻撃面について。ラクタヴィージャの攻撃は「れんぞくま」のみであるが、使う魔法の内容は様々であり、具体的には下記のようなものとなっている。
◆ラクタヴィージャ:「れんぞくま」のパターン (内容がマニアックであるため、適当に読み飛ばしてください) ・下記の内容の「れんぞくま」を、条件を満たしたものから、ほぼ均等の確率で使用する。 ・行動ペースのばらつきが極めて大きい(1回の「れんぞくま」で10秒〜1分程度) ・他、バトル開始時とブレイク終了時に「物理障壁」を使い、バリアを発生させる。
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・・・やれ、書くことが多いので「おまけ4」のような表を使ったが、基本的には読み飛ばして頂いて構わない内容である。重要なのはデーターがどうこうではなく、「実際の戦いで何が問題となるか」。これを無視しては、読んでいて全く面白くない文章になってしまう。俺も注意しないとな(´・ω・`)
まず、ラクタヴィージャの「れんぞくま」は全て魔法攻撃であるため、バリアスモークによって「シェル」を発生させれば、ダメージを2/3にまで抑えることができる。だが、相手をブレイクさせると「デスペガ」によって全てのステータス変化が解除されてしまうため、長期戦の場合は「シェル」は抜きで考えなければならない。
そうなると明らかに厳しいのが、偶数ターンで使用する「エアロラ」&「ルインガ」。何と14414〜15840という「ディエス・イレ」の3倍ものダメージを叩き出すため、「ウルツァイトバングルLv.★」でHP+3000の効果を得て、更に攻撃が宣言された瞬間にDEFへとオプティマチェンジをしても、余裕で即死が確定してしまう。
――もし耐える場合、「スノウが『ガード系効果UP改』の装備アビリティを得る」「コマンド『ライズガード』を入力する」「ファングもDEFにして、ロールボーナスでダメージを軽減する」という万全の手段を使用することになるが、それでも生き残れる確率は5分というところ。はっきり言って、これはもう祈るしか無いのである('A`)
また、他の「れんぞくま」も非常にダメージが大きく、安定して耐えるためにはスノウがDEFになった上で、しっかりと「ライズガード」を入力していく必要がある。「れんぞくま」が宣言されてからのオプティマチェンジでは入力が間に合わないため、実行するには常にスノウをDEFにしておく必要が存在するのだ。
――読者の皆さんの中には、「れんぞくま」の魔法は全てターゲットを中心とした範囲攻撃であるため、それをDEFで引きつけて他のキャラクターが後ろに下がることにより、全ての魔法を回避することができると考える人もいるかも知れない。だが、この戦闘は長期戦となるため、「挑発」によって全ての攻撃をDEFへ引きつけるというのは土台無理な話。リーダーに攻撃が来たらその瞬間に終了するため、結局は「安定性」などまるで望めなくなってしまうのである\(^o^)/
さてさて、お次は敵の防御面である。仮に、敵の攻撃がどれだけ熾烈であったとしても、防御が脆弱であったとしたら、「ラッキーブレイカー」でブレイクさせて速攻を仕掛けてしまえば良いだけの話。今までの「ネオチュー」や「ジルニトラ」「ジャボテンダー」といった敵は、そうやって倒してきたではないか(´ー`)
・・・が。今回のラクタヴィージャ戦では、「弱点属性が無い」「『デシェル』を無効化する」「ブレイクしても攻撃を仕掛けてくる」などの条件が存在するため、ブレイクしても攻撃一辺倒というわけにはいかない。特に、リーダーが「ラッキーブレイカー」の装備をしていると、ブレイク中の開幕に使われる「デスペガ→スロウ」で容易に死ねてしまうため、オーディンで攻撃を引きつけつつ「ラッキーブレイカー」の発動を狙う・・・という作戦を用いることはできないのである。
――では、実際にラクタヴィージャをブレイクさせたとして、どれくらいのダメージを与えることができるのか。俺はファングに「ドラグーンランス」系統の「ランス・オブ・カインLv.★」と力+300の効果を持つ「カイザーナックルLv.★」を装備させていったが、それでも1ブレイクで与えられるダメージは30万が限度と言ったところ。そのため、ラクタヴィージャのHP206万を削りきるためには、召喚獣の力を借りたとしても4〜5回のブレイクが必要となってしまう。これを「ラッキーブレイカー」の効果だけで引き出すというのは、言うまでも無く現実的ではない。今までのバトルでは、1回発動させるだけで苦労してきたっていうのに(´・ω・`)
しかしながら前述の通り、ラクタヴィージャは「物理障壁」でバリアを貼ってしまうため、ブレイクせずに倒すというのは非現実的な話。では、「ラッキーブレイカー」の力を借りずに、自力でブレイクさせる場合を考えてみよう。ラクタヴィージャのブレイク特性は、ブレイク値130.0%&チェーン耐性100というものである。ふむふむ。
・・・チェーン耐性が「100」ッ!? ご存じの通り「チェーン耐性」というのは、チェーンボーナスを上昇させる攻撃に対する敵の耐性である。簡単な例を述べると、BLAの攻撃1回によるチェーンボーナスの上昇値はざっと10%であるが、相手のチェーン耐性が「70」であれば、チェーンボーナスのカット率は70%=7割となり、実際に「ファイア」で上昇できるチェーンボーナスは3%となるのである。
――だが、そこで「チェーン耐性100」になると、言うまでも無くどれだけ攻撃を加えてもチェーンボーナスの上昇値は0となってしまう。これでは、永遠に相手をブレイクさせることができない。そしてブレイクできない以上、ラクタヴィージャにまともなダメージを与えることも不可能となってしまうのだ('A`)
しかしながら、それでは通常プレイであろうと勝つことができないため、ちゃんと抜け道は用意されている。というのもFF13では、「バトルの状況による補正」というチェーンボーナスの上昇値が存在し、それは相手のチェーン耐性によって妨害されない。具体的にはバトルアルティマニアのP.186&P.187を参照してもらいたいが、基本的には「直前にストックしたコマンドとは別の手段で攻撃を加える」と、「バトルの状況による補正」によるボーナス値を大きく得ることができると言える。
やれ、FF13の通常プレイにおいて、BLAに様々なアビリティを覚えさせると「ファイア」→「スパークブロウ」→「ブリザド」→「ウェーブブロウ」などと非常にチンタラした行動を選んでくれるため、業を煮やして「サンダー*4」などと手動でコマンドを選んでいった人も多いと思うが、様々な種類のコマンドを入力するのには、「バトルの状況による補正」によるボーナス値を大きく得るという意味で、ちゃんと理に適った行動なのである。まあモーションが遅すぎて結局効率的ではないんだけどな(´・ω・`)
――このクリスタリウム封印プレイにおいては、最強のBLAとして名声高いライトニングが「サンダー」を5回撃ちこんだところで、基本上昇値はチェーン耐性100によって全てカットされ、更に1種類のコマンドしか入力できないため、「バトルの状況による補正」のチェーンボーナス上昇値もたったの0.3%となってしまう。これでは、いくら相手のブレイク値が130.0%と言っても、その値は遙か遠いものとなってしまうのである('A`)
・・・簡単に言うと、もし自力でラクタヴィージャをブレイクさせるつもりであれば、手動で1回ずつコマンドを入力する(補正値には「ATBゲージの先頭にストックしたコマンドで攻撃する」いうものが存在する)か、複数のコマンドが使えるBLAをメンバーに加えていくしかないということになるのである。
さて。
ここまで抽象的な理論が長々と続いてしまったため、読者の皆さんは退屈されたと思う。ここからは、いよいよ具体的な話へと進んでいこう。
――実戦で使用したのは、以下のメンバー・装備・オプティマである。
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まず、全体の流れは「@自力ブレイク&召喚獣」→「A自力ブレイク&メンバー3人で攻撃」*2〜3→「B自力ブレイク&召喚獣」というものである。召喚魔法の最大ダメージは、バハムートを使った場合の約100万であるが、自力ブレイクを3回(Aでの2回+Bでの1回)は行わなければTPは回復せず、メンバー3人が1ブレイクで与えられるダメージは約30万であるため、「エリクサー」なしで倒す場合はバハムートの火力が有り余ってしまうことになる。
そこで今回は、召喚獣でのダメージは70万と若干劣るが、様々な点でメリットのあるスノウをリーダーとして用いていくことにした。上の流れに当てはめると、「@:70万」→「A:60万〜90万」→「B:70万」となるため、ラクタヴィージャのHP206万をピッタリと削ることが可能なのである。
――他にも、スノウ&ファングが2人でDEFを務め、リーダーのライトニングが「ルイン」or「サンダー」を1回ずつ放ってひたすら後ろに下がる戦術も考えたのだが、これでは「挑発」が切れた瞬間に終了することが明らかであるため、すぐさまボツとなった。ラクタヴィージャ相手では、オーディンはイマイチだからなあ(´・ω・`)
そして、メンバーは「スノウ・ホープ・ファング」。前述の通り、チェーン耐性が100の敵のチェーンボーナスを蓄積させるためには、複数のコマンドを持ったBLAを使用するのは必須となる。そのため、「ファイア」と「ブリザド」の両方が使えるホープは必須。また、スノウは地味に「ブリザド」と「フロストブロウ」が使えるため、こちらもラクタヴィージャのチェーンボーナスを増やすために向いていると言えよう。そして最後の一人は、「スロウ」が使え、物理攻撃力も高いファングが適任であろう。
――ただしAI操作だと、恐らくは敵の耐性「物理攻撃:無効」に対応しての行動だと思うが、バリア中のラクタヴィージャには、スノウは何と「ブリザド」*5しか使ってくれない。これではチェーンボーナスの上昇値は0.3%である。そして相手をブレイクさせた場合、ブレイク時間には制限があるため、「フロストブロウ」*5を入力して素早いモーションでチェーンゲージを上昇させたいところであるが・・・そこでは見事に、「フロストブロウ」→「ブリザド」→「フロストブロウ」→「ブリザド」→「フロストブロウ」と行動してくれるのである。せっかくスノウは物理も魔法もモーションが速いのに、交互に使っては完全にそのメリットが消されてしまうのである。さっさと攻撃しろ(´・ω・`)
実際に、ホープが「ファイア」と「ブリザド」を交互に使って攻撃した場合、チェーンボーナスの上昇値は、スモークによるステータス変化が無い場合を考えて1.25%。まあこれならば、0.3%よりは遙かにマシな値であろう。スノウも攻撃すればもっと早くなるけど、まあ彼は後述の通りDEF専門だからね・・・。
お次は、ラクタヴィージャの攻撃に耐える方法。もちろん問題は、最大ダメージの「エアロラ*4」と「ルインガ*4」である。これがOKならば、他は自動的に何とかなる。
――必要なのは、上に書いた通り「スノウが『ガード系効果UP改』の装備アビリティを得る」「コマンド『ライズガード』を入力する」「ファングもDEFにして、ロールボーナスでダメージを軽減する」という条件。少なくとも、スノウの「ライズガード」だけは確実に入れておかなければ、「ルインガ」どころか、他のあらゆる「れんぞくま」を受けても終了してしまう。「れんぞくま」が宣言されてからダメージが発生するまでの時間は、最短で約1.5秒。そのため、攻撃が宣言された瞬間に「ライズガード」を入力し、「エアロラ」&「ルインガ」対策として、スノウ&ファングが2人ともDEFになっているオプティマに変更を行う必要がある。
そして、それを実行するためには、スノウは常にDEFで居なければならないのである。本来なら、BLAで積極的にチェーンボーナスを増やしたいところなのであるが・・・まあ、これは仕方無いだろう。実は、あんまり早くブレイクさせても、TPの回復が間に合わなくなって、結局あんまり楽にならなかったりするんだよね。
また、首尾良くラクタヴィージャをブレイクできたとしても、一方的に攻撃していくことはできない。何故なら、ラクタヴィージャはブレイクしても「れんぞくま」を使ってくるからである。その内容は、「ファイア→ウィーク」「サンダー
→デシェル」の2つ。威力が低く死ぬ可能性は無い・・・と言いたいところであるが、2つのステータス魔法「ウィーク」「デシェル」でステータス変化が発生すると、すぐさまそれが同攻撃内の「ファイア」「サンダー」に適用される。要は、その魔法攻撃のダメージが2倍になって即死してしまうということなのである。
――せっかくブレイクさせたのに、リーダーのスノウが死んでゲームオーバーになってしまうと著しく精神が汚染されてしまうため、仮にブレイク中であったとしても、敵が「れんぞくま」を宣言したらすぐさまスノウをDEFへと変更する。ダメージ効率は落ちるが、さすがに死ぬよりはマシだろう。
さて、長々と書いたが、実際の戦術は次のような感じである。
まず、初回はスモークによるステータス効果があり、BLAで攻撃した際の「バトルの状況による補正」のチェーンボーナス上昇値を非常に多く得ることができる。そのため、相手をスロウ状態にした後、E「BLA+BLA+ATK」で素早く相手をブレイクさせる。前述の通り、スノウは手動で「フロストブロウ」と「ブリザド」を交互に入力し、補正値を大きく得るようにする。運が良く敵の行動が遅ければ、1発も攻撃を受けることなくラクタヴィージャをブレイクへと持ち込むことも可能である。
・・・そしてラクタヴィージャがブレイクしたら、素早くシヴァの召喚を使い、"チェーンボーナス表記の1の位の右端"ほどまで粘って「フロストブロウ」を撃ち込んでからドライビングモードを発動。↑+○の「ウィリーラッシュ」を連発し、最後に「ダイヤモンドダストLv.3」。これで大体70万程度のHPを削ることが可能である。
そしてその後はラクタヴィージャと自力で戦っていきながら、ひたすらTPの回復を待つ形となる。ここからが本当の地獄だ・・・!(AAry
基本的には@「DEF+HLR+JAM」&A「DEF+BLA+JAM」でスロウ状態を維持し、BC「DEF+BLA+ATK」でチェーンボーナスを上昇させていく。またスノウは常にコマンドを入力可能な状態で待機し、相手の「れんぞくま」が飛んできたら、すぐさま「ライズガード」を入力してD「DEF+HLR+DEF」にオプティマチェンジ。敵の攻撃に耐えられたら、適当HLRを使ってHPを回復し、再び敵のチェーンボーナスを上昇させる。なお、素早く次の「れんぞくま」が飛んできた場合は、無理なので死のう\(^o^)/
ブレイクに成功したら、「BLA+BLA+ATK」で攻撃を加えていく。ただし、ここでも敵の「れんぞくま」によってスノウが死んでしまう場合があるため、相手の攻撃モーションを見たら即座にオプティマチェンジ。その変更先は、スロウが掛かっていなければ「DEF+HLR+JAM」、掛かっていれば「DEF+BLA+ATK」が良いであろう。
――ひたすら戦い続け、「敵のHPが70万まで減る」&「TPが回復する」という条件が満たされたら、再びシヴァを召喚し、「ウィリーラッシュ」を連打して「ダイヤモンドダストLv.3」でトドメ。・・・とまあ、決して難易度は低くないが、これで「エリクサー」の消費が0でも、ラクタヴィージャを倒すことができるのである。
そんな「ラクタヴィージャ*1」戦。
「ガード系効果UP改」+「ライズガード」+「スノウ&ファングの2枚DEF」を使ったとしても、「エアロラ」・「ルインガ」を受けると50%程度の確率でスノウが戦闘不能状態になってしまうため、そこで悔しい思いをしたこともあったのだが・・・それよりも問題は、「れんぞくま」を宣言された時に焦って操作ミスをしてしまうこと。さっさと「ライズガード」を入力すれば良いのに、リアルに手が滑ってコマンドを下から上へとグルグル回してしまったり、そもそもオプティマチェンジのモーション中で操作が間に合わなかったり・・・と。ダメージ乱数によって戦闘不能になってしまった場合は諦めが付くものだが、こういった「操作ミス」で死ぬと、ホント辛いものがあるぜ('A`)
ちなみに、理想的なパターンでは「召喚」→「自力ブレイク」*2→「召喚」で終わらせられるのだが、実戦ではダメージが足りなかったため、結局は自力ブレイクを1回増やすことになってしまった。こんなことなら、「スロウ」を効きやすくする「パンドラスピア」系統の最強武器を解体せずに取っておけば良かったよ(´・ω・`)
――戦闘時間は、何と25分47秒。これを見ても、いかに今回の戦いが難関だったかということが分かっていただけるであろう。ラクタヴィージャは、一見して穴だらけに思えるモンスターであるが、その実は極めて弱点の少ない強敵だったのである。もう二度と戦いたくないぜ・・・。
◆6 倒せなかった方々
さて。
ここまで「クリスタリウム封印」という条件のもとミッションモードを進めてきたが、やはりというか何と言うか、最後には倒せない敵が出て来てしまった。
――具体的に言うと、今回俺がクリアできなかったのは「M51」「M62」「M64」の3つ。それについて説明し、予想通り異常なまでの長さを誇ってしまったクリスタリウムなしクリアープレイ日誌「おまけ5」の締めとすることにしよう。もうこれはおまけが本編だろ(´・ω・`)
◆
◆6-1 M51「スパルタクス」
番号順に逝くということで、まずはM51の「スパルタクス」。「タイタンの試練」のラストに登場する"死将"で、一撃必殺級の威力を誇る「一切虚無」が印象的なモンスターである。しかしながら、それよりも問題となるのは・・・こいつ、「死の宣告」を使ってくるのである。その時間は20分と来たもんだ。
・・・ということで、全力で攻撃を加えて、制限時間までに9135000のHPを削りきらなければならない。13章で戦った下位モンスター「ヴラディスラウス」でさえ、倒すのには結構な苦戦を強いられたというのに、その10倍以上のHPを誇るこいつを、果たして20+3分で倒すことが可能なのか?
――と、俺はプレイを始める前から、この「スパルタクス」が倒せるかどうかに疑いを掛けてきたのである。
まあ、そう言っていても始まらない・・・ということで、実際に戦ってみた。
まずスパルタクスの耐性は「物理:半減」「魔法:耐久」。"耐久"とはダメージ1/10のことであるため、「デシェル」を兼用したとしても、物理攻撃で攻めたほうが明らかに効率が良い。そのため今回は、ラクタヴィージャ戦で使ったファングの「ドラグーンランス」系ランク3武器に加え、スノウも物理攻撃力が高い「エナジーサークル」系統の「セイブ・ザ・クイーンLv.★」を装備していった。力の上昇値が最大の「臨死の転法輪」は、HPが大きく下がってしまうためボツ('A`)
また、アクセサリは「ウルツァイトバングルLv.★」。スパルタクスの物理攻撃は3000程度のダメージであるため、しっかりとバングルを装備していれば、1発は耐えることが可能なのである。「カイザーナックルLv.★」を装備して少しでも火力を高めたいのは山々であるが、戦闘不能者が出ると攻撃ペースが大きく落ちるため、バングル装備は仕方無いと思われる。まあ、リーダーのスノウに1発も攻撃が来ない確率へと懸けるのであれば話は別だが・・・。
今回のバトルが今までと大きく異なるのは、スパルタクスは「ラッキーブレイカー」を無効化するということである。そして敵のチェーン耐性は100。そのため、今回もスノウとホープがBLAで交互に異なるコマンドを入力し、少しずつ相手のチェーンボーナスを上昇させていく。だが敵のブレイク値は999.0%なので、そこまで到達するのは不可能、または非常に効率が悪い。となると、問題は「どこまでチェーンボーナスを上昇させてから攻撃に移るか」ということである。
・・・軽く計算してみたところ、どうやら400%〜600%程度でATKによる攻撃態勢に移るのが、一番ダメージが大きくなりそうな感じであった。そこで今回は、キリ良く500%までチェーンゲージを上昇させることにする。スモーク中の5分間で400%まで、その後の3分ほどで500%まで上げてから、スノウとファングが「たたかう」で攻撃である。
――また、敵の攻撃に耐える方法であるが、基本的にはファングをDEFにして、「挑発」で攻撃を引きつけ、「リジェネガード」で堪えていく。チェーンゲージが500%ほど有ると、ほぼ確実に「挑発」が成功するため、オプティマチェンジのタイミング次第で、味方へのダメージを大きく軽減することができるのだ。
そして、今回は「スノウ・ファング・ホープ」というメンバーを使う都合、JAMの「スロウ」による遅延、そしてENHの「プロテス」によるダメージ軽減といった、今までの戦闘でも活躍した手段をフル活用していく。加えてバトルスピードの「ゆっくり」も使えば、相手の攻撃に耐えながらダメージを蓄積させていくことは決して難しくない。
と。そんな感じで、戦術としては良い感じのところまで行ったと思うのだが・・・実際に戦ってみると、圧倒的に時間が足りないのである。
前述の通り、バトル開始から20分が経過すると、スパルタクスはカウント3分の「死の宣告」を使用する。その時間はバトルスピードが「ゆっくり」だと伸び、カウント3200(=5分20秒)となるのだが、その25分をフルに使っても相手のライフを半分も削ることができないのだ。一応、召喚獣を呼ぶと「死の宣告」のカウントダウンが一時停止するため、「エリクサー」を使って召喚獣を連射すれば、ある程度の時間を稼ぐことができるだろう。だが、それでもあと半分は絶対にムリだと断言できる。
――実戦では、ブレイクゲージのリセット覚悟で最後に「ダイヤモンドダストLv.1」を放ってみたが、それでも相手のHPを50%程度まで減らすのが限界だったのだ。
もし、このM51「スパルタクス」戦をクリスタリウム封印の条件下で突破するとなると、メンバー全員が「10面ダイス」を装備してダメージを無効化して攻撃時間を確保した上で、4つの「エリクサー」をフル投入して時間稼ぎを行い、それでやっと勝てるとか、そういうレベルの話になると思われる。
――ところで「10面ダイス」でダメージ無効化できる確率だが、これ実は5%なんだ。ということは・・・うん、言わなくても分かるよね\(^o^)/
◆M51「スパルタクス」 (倒せませんでした) 一撃必殺の「一切虚無」など敵の攻撃も強力だが、一番の問題は「死の宣告」を使ってくること。 こちらの攻撃に対する耐性が非常に高く、とてもじゃないが時間内に913万のHPを削りきることはできない。 とりあえず最初にチェーンボーナスを500%程度まで上げ、ファング&スノウが全力で攻撃してみたが・・・。 結果はご覧の有様。最後に召喚獣を使って時間稼ぎをしても、倒すのは不可能というものであろう。 |
◆
◆6-2 M62「ラクタヴィージャ*2」
次はM62。1体でも苦戦させてくれた、あの「ラクタヴィージャ」が2体同時に現れるという法外な難易度を誇るミッションである。どうすればいいんだよマジでッ!
――まず確実に言えることは、M47「ラクタヴィージャ*1」戦の時と同じ戦術は使えないということ。仮に、2体が交互に「れんぞくま」を使ってくると考えても、攻撃ペースが2倍であるため、耐えるというのは無理な話。ということで、ここは運次第だが相手を速攻でブレイクできる「ラッキーブレイカー」を使うことになるのである。
更に、「エリクサー」をフル活用するパターンで考えるとなると、その場合のリーダーとして適任なのはファングであろう。バハムートを使い、ドライビングモードでは「デストロイブレス」を上手く当てて最後に「メガフレアLv.3」を放つことにより、召喚1回で約100万のHPを削ることができる。そのため、「エリクサー」を1個使って2回の召喚を行い、片方のラクタヴィージャを倒してしまえば、後は単体で戦った時と同じ。今回はリーダーがスノウではなくファングであるため、「エアロラ」「エアロガ」「ルインガ」が来ると死ぬが、ならばその前に「ラッキーブレイカー」で片付けてしまえば良いだけの話である。
とまあ、戦法としては「ラッキーブレイカーを使ってタコ殴り」というシンプルなものなのだが・・・言うまでもなく、この戦術は「ラッキーブレイカー」が複数回発動することを前提としている。そして、実際にクリスタリウム封印でのミッションモードをやった人は分かると思うが、そんな作戦が上手く行くはずが無いのである('A`)
・・・残ったエリクサー2個を全て使い、召喚3回で300万のHPを削ったとしても、最後の残り100万は自力で削らなければならない。俺の試算であるが、必要な「ラッキーブレイカー」の発動回数は、なんと6回である。とりあえず100回ほど戦ってみたが、2回ラッキーブレイカーを発動できたのでさえ、たったの2度であった。
――そこから仮に、1ラッキーブレイクに成功する確率を1/7とする。そして片方を潰した後は、相手の攻撃ペースが緩くなるため、その2倍の確率でブレイクできるとしよう。すると6回連続で「ラッキーブレイカー」が発動する確率は・・・約0.002%。ま、5万回くらい挑戦すれば良いってことか? はいはいワロスワロス(´・ω・`)
◆2010年12月1日追記 |
◆M62「ラクタヴィージャ*2」 (倒せませんでした) 本文中ではラッキーブレイカーのことばかりを書いているが、ブレイクさせた後も問題である。 ブレイク直後に「オプティマチェンジ」→「召喚」を行い、ATKで「たたかう」を10発撃ち込んでからドライブ、 そして左周りの「デストロイブレス」をひたすら連打するパターンが最良だと思われるが・・・。 もう1体から攻撃が飛んできたり、運が悪かったりすると召喚2回でも倒せないことがある。倒せなかった... |
◆
◆6-3 M64「ウェルキンゲトリクス」
今回やり込みでクリアできなかったミッションは、合計で3つ。その最後の1つは、"ミッションモード"のラストを飾るM64「ウェルキンゲトリクス」戦である。
ただしこいつは、M51の「スパルタクス」を倒さなければ挑戦できない。そのため今回は、ウェルキンゲトリクス戦で使わないと思われるライトニング&サッズのクリスタリウム成長を解禁し、スパルタクスを倒すことにした。ライトさんはネオチュー戦で活躍したし、サッズには「おまけ4」があるから、どうか許してくんろ(´・ω・`)
さて、そんなこんなでファング・ヴァニラ・ホープ・スノウの4人がクリスタリウム未使用という状態のまま、問題の「ウェルキンゲトリクス」戦へと挑んだのだが・・・。
・・・実は、今回プレイの前段階である4ヶ月半前の「おまけ1」の時から、俺は(;^o^)「ウェルキンゲトリクスだけは、どう足掻いても倒せないだろう・・・」と思っていた。その理由は、奴が一定間隔で「金城鉄壁」という技を使って防御モードに入り、その都度HPを減っている分の1割ほど回復してしまうからである。そしてウェルキンゲトリクスのHPは15840000もあるため、最後のほうになると、1回の防御モードで100万以上のHPを回復されてしまう。これでは、どう考えても火力が足りないというものだ。
――そして30分間戦っていると、ウェルキンゲトリクスはお馴染みの「死の宣告」を放ってくる。そんな感じで、回復能力のうえに制限時間まで有ると来たら、これはもう火力が圧倒的に足りないクリスタリウム封印プレイにおいて、勝てると思う方がどうかしているのだ('A`)
が、現実は( ^o^)「相手のHP回復量を上回れませんでした。ちゃんちゃん♪」などというヤワなものではなかった。
・・・どういうことかというと、普通に相手の攻撃で死ぬのである。HPを60%以下まで削った後の必殺技「魔旋風」で・・・とかそういう話でなく、ごく普通に使ってくる打撃で死ぬのだ。スノウが「ライズガード」を使って全力で防御しても死ぬ。もはや「ダメージを与える」とか「相手をスロウ状態にする」とかそういうレベルではない。「DEF+HLR+DEF」を使い、全てを投げ打って防御したうえで、ギリギリ生き残れるかどうかという話なのである。
――そして数回攻撃をすると、ウェルキンゲトリクスは「金城鉄壁」を使い、全ての攻撃を無効化しながらHPを回復する耐性に入る。そこまでにこちらが与えられるダメージは、相当に頑張って1万と言ったところ。相手のHPを考えると、つまりこれを1584回繰り返せば良いと。ふーん(´ー`) ・・・って、できるわけねえだろッッ!!
そしてもちろん、「金城鉄壁」による回復は有るし、「死の宣告」による時間制限は有るしで・・・。恐らく、M62「ラクタヴィージャ*2」は1年くらい本気で頑張れば勝てると思うし、M51「スパルタクス」だって、きっと理論上では倒すことができるだろう。だが、このM64「ウェルキンゲトリクス」は無理だ。分散コンピューティングをして全人類が宇宙の滅亡まで頑張っても絶対に勝てないと断言できるのである(´・ω・`)
――なに、残った「エリクサー」*2はどうしただって? 正直、それを使って何をすれば良いと言うのだ・・・。
実際問題、1回の召喚で与えられるダメージが10万程度。ということは、ウェルキンゲトリクスを倒すために必要な「エリクサー」の数は・・・・・・・・・('A`)
◆M64「ウェルキンゲトリクス」 (倒せませんでした) ◇参考:ヴァニラのクリスタリウム成長を解禁し、JAMの「バイオ」を覚えさせた場合 やはり敵の攻撃に耐え切るのは難しいので、召喚獣のドライビングモードで粘って時間を稼ぐことになる。 召喚1回で400万ほどのHPが削れるため、エリクサー4つで5回の召喚を行えば倒せるかもしれない。 ・・・まあ、そこまで妥協してしまうと"制限プレイ"の意味がないため、俺はあまり興味が無いのだが・・・。 |
◆7 ということで 〜これがやりたかった〜
「この石碑・・・」 「知っているのか?」 「シ骸の一種っつーか・・・なれの果てだな」 「シ骸だと?」 「大丈夫。もう、何もできないから。 使命を果たせなかったルシは、シ骸になって荒野をさまよう。シ骸はやがて力尽き、石へと変じる。 ――でもね。こんなふうになってもまだ、使命を忘れられずにいるんだよ」 「ルシに語りかけるんだ。"代わりに使命を果たしてくれ"って」 「果たせぬ無念を抱えてるってか・・・浮かばれねェな」 |
「なあ、こいつの頼みを聞いてやろうぜ。他人事とは思えねぇよ。 俺らもシ骸になっちまったら、こうなるかもしれないんだ・・・」 「なんでえ、後ろ向きだなァ。らしくねえぞ?」 「人のために一肌脱ごうってところは、スノウらしいさ」 |
◆インターネットの各地に、かつてやり込みゲーマーだった 「冥碑」が存在します。 データーをダウンロードすることで、指定された敵を 探し出して倒すミッションに挑戦できます。 (※セーブデーターをご利用になる場合、 【セーブデーターについて】を必ずお読みください) |
◆M51 |
出没地:「セーブデーター59」 BLJM67005-58.ZIP |
|
難易度:女子本郷生と恋愛するくらい | ||
宣告は死亡を表現する。 |
◆M62 |
出没地:「セーブデーター60」 BLJM67005-59.ZIP |
|
難易度:大学を無事に卒業するくらい | ||
れんぞくまはあるがまま。 |
◆M64 |
出没地:「セーブデーター61」 BLJM67005-60.ZIP |
|
難易度:無理 | ||
M64の「ウェルキンゲトリクス」を討てだと!? |
・・・ということで。
スパルタクス・ラクタヴィージャ・ウェルキンゲトリクスが倒せなくてシ骸化しました誰かお願いします><
◆最終結果 |
M51:「スパルタクス」戦 ミッション達成度:95% |
祈りが誓いになったとき
運命を変える希望が生まれる
希望という光を胸に、現実を乗り越えて
俺たちは、未来へと生きる――
/ ̄\ |(^o^)| \_/ |
クリスタリウムなしクリアープレイ日誌 |
半年間にわたるご声援、ありがとうございました!