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管理人の日記
連休は春のような暖かさと聞いていたが、嘘だよ!!!!

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武器を構えていないと、こういうカッコいい構図が楽しめる |
ヴォルギンの撃破後は、EVAと共にサイドカー型のバイクに乗って、銃撃戦をしながら、グロズニィグラードから脱出するシーンとなる。不思議な力で弾数が無限になっているなど、緻密なゲーム性のMGSにそぐわない感はあるが、まあ映画に恒例の激しいアクションシーンをゲームに取り込んだというイベントだ。どれくらい恒例かというと、事実上の初作と言える『MGS1』でも、ラスボス撃破後の脱出シーンが、よく似たカーチェイスであった。
…さて。ここについては、私も初めて知ったのだが、実はほとんど射撃をしなくともゲームが進んでいく。射撃が必要なのは、“ムービーでオセロットと戦ったあとのMAPで、2回止められる場面”だけだ。そこにしたって、完全放置で、死ぬまで2分30秒が掛かった(EVA死亡でゲームオーバー)。銃弾が当たってもほんの僅かしかHPが減らず、そして自動回復により目に見える速度で体力が補充されていく。これに重傷を負わせられた木の枝は何者なんだ…。
――というわけで、今回は、必須の場面以外は射撃せず、映像のほうを楽しむことにした。主観視点で銃撃していると、これらのカッチョいいオートカメラ視点は見えないからである。そんなものは勿体ない!
ちなみに。カーチェイス=自動移動での銃撃戦ということで、ゲーム性としては大味になってしまうのだが、逆に精密すぎるのが、ケロタン&ガーコだ(ガーコはΔでの追加要素)。こけしのような大きさの、カエルとヒヨコの人形であり、これをストーリー中で1つ残らず撃つことにより、クリア後に、ケロタンは「ステルス迷彩」、ガーコだと「AT-CAMO」(あらゆる地形で高いカモフラージュ率を得られる。SPアイテムで無いため、上位称号への挑戦に使用できる。Δでの追加要素)を獲得できる。MGS3の大きな遊び要素であり、ゲームを極めたいのなら、ケロタン&ガーコは避けては通れない。
…そして、このカーチェイス中のMAPにも、そのケロタンとガーコが置かれているのだが、探せる時間も射撃時間も短いうえに、命中確認まで難しい。私も、PS2版の頃にステルス迷彩を取ろうと頑張った記憶があるが、滑走路以降が鬼門だった記憶がある。なにせ、これと言った目印がないうえに、一時停止もしないからだ。Δでもそのまま…どころか、ケロタン&ガーコの両取りを狙う場合は、難易度が2乗に上がってしまう。だが一応、当たったかどうかだけは、即座にメニューから確認できるようになった(PS5版なら「OPTION」ボタン)。
――余談だが、このカーチェイスにおいては、限られたグロズニィグラードのMAPをフルに使って、激しいアクションシーンを演出している。何故そんなことが分かるのかというと、MGSには「メタルギアコンベンション」という、ハイレベルなファンサイト様が存在し、【そこに載せられている地図】により、要塞のマップほぼ全域を使っていることが分かるのだ。攻略サイトが、ゲーム攻略に役立つのは当然としてだが、こういうふうに、ゲーム作りの巧みさを深掘りしてくれるというのは貴重である。私も、こういう文章を書きたいものだ。
さて。滑走路に移動すると、“広いうえに遮蔽物の無い直線の道”ということで、シャゴホッド圧倒的有利と思いきや、スネークたちを踏み潰せそうになると整備不良で減速してしまう、情けない姿を眺めることになる。このパートでも、引き続き、1発も射撃せずゲームを進めることが可能だ。4連発の小型ミサイルが発射されるが、無敵時間が存在するためか、全て浴びても、1発目しかダメージが通らない(何故かEVAには3発目も通る)。その他に、「ヘリコプターに乗っていたのに、最初にスネークの後ろに降下して撃ち始める敵兵たち」「横に逃げない敵兵たち」「理不尽にも吹き飛ばされるヘリコプターやWIG」「いいとこ無しのオセロット」など、少し距離を置いて見てみると、スネーク勝ちブックのプロレスをみんなで成り立たせてくれていることが良く分かる。
…そして、カーチェイス前半部のラストは、橋を渡るシャゴホッドに対して、橋を爆破するシーンである。エヴァが別行動で橋脚にC3爆弾を仕掛けてくれていたのだが、前回の日記で触れたように(【日記:2026/2/17】)、銃で撃った程度でC3は爆発しないだろう…と思っていたが、無線で聞いてみると、「EVAが特別に改造したのではないか」とフォローされていた。まあ、無理を承知で実装したということであろう。「俺の宇宙では鳴るんだよ」というやつである。
――ちなみに。この橋を渡るシーンでは、シャゴホッドを川に落下させることが目的であるため、爆破が遅すぎるほかに、早すぎてもゲームオーバーとなってしまう。そのゲーム性を分かりやすくするためか、シャゴホッドは、直前のムービーで激しくアクションしていたのとは裏腹に、橋の上を等速で動く点Pと化している。忘れ物をして基地に戻ったりはしない。
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これもう友情だろ |
というわけで。シャゴホッドは川に落下していき、完全に水中へと没する。どう考えてもこれで終わりだろうと思いきや、後ろ半分を切り離して、ピョーン! と元気に飛び出してくる。あまりの馬鹿馬鹿しさに、そう言えばこういう雰囲気のゲームだったわと思い出すものである。その際、振り返ってニヤリと笑うヴォルギンの表情は、もはや憎しみではなく、友情のような感情すら読み取れる。
…そして、いよいよ、MGS3の“メタルギア”と言える、「シャゴホッド(SHAGOHOD、Шагоход)」と戦うことになる。バトルは2段階に分かれており、前半部は引き続きEVAとバイクに乗っての戦闘、そして後半部は、スネークが地上に降り、そしてヴォルギンも操縦室から出ての、男と男の戦いが展開される。
――というところなのだが、私の中でのシャゴホッド戦の評価は、残念ながらかなり低い。まずは、難易度的に、まるで手応えが無いということがある。基本的には、ドリルのような車輪をRPGで撃って動きを止め、分離によって見えるようになった後ろの装甲を攻撃すれば、ダメージを与えられる。前半部は、バイクに乗っての戦闘であるため、カーチェイスと同じく、自動操作感の強い、大雑把なゲーム性となってしまう。では、バイクから降りれば、ガチ対決が始まるのかというと、やはり、ミサイルは撃ち落とす・機銃掃射は足を止めない、の基本戦法で勝てる。弱すぎる…。EXTREMEでも、全く苦戦した覚えが無い。やれ、メタルギアのEXTERMEと言うと、異様な誘導精度で攻撃を当ててくるMGS1の「M1戦車」や「サイボーグ忍者」、最初のボスとはとても信じられないMGS2の「オルガ」、ハメ技が前提とされるような「ハリアー」「ヴァンプ」、そして地獄の「メタルギアRAY×20体斬り」など、尋常ではないボスの強さが印象的だった。それらと比べると、シャゴホッドは全然ダメである。このボス戦で、何を感じさせたいのか、よく分からないのだ。
また、第2の点として、演出もピンと来ない。まず、戦闘場所は、例の採石場と言った感じの、明るい空間だ。これまでのシリーズのメタルギアというと、ラスボス格ということもあって、暗い空間での決戦であることが多かったため、開放的な場所というのは緊張感が足りない。また、BGMについても、そんな雰囲気を象徴してか、明るいBGMとなっている(【YouTube】)。因縁の兵器との決着というより、勝確バトルみたいな気分だ。
…なお、このBGM、何故か「ザ・ペイン戦とヴォルギン戦BGMのマッシュアップ」という感じの楽曲になっている。いや、ヴォルギンが操縦をしているから、ヴォルギン戦BGMのフレーズが入るのは分かるのだ。が、ザ・ペインが出てくるのは非常に謎である。いや、実際には恐らく、「コブラ部隊のBGMメドレー」という感じなのだろう。だが、他の敵の曲が、「言われてみれば、このフレーズがそう聞こえなくも無い」という程度なのに対し、ザ・ペイン戦BGMは、開幕からガッツリ挿入され、そして同じ楽器がずっと使われることで、全体的な雰囲気まで共通してしまっている。やはり、ペインとヴォルギンの合わせ技としか評価しようがない。やれ、ザ・ペインと言うと、コブラ部隊の中でも評価が低いボスであり(【日記:2026/1/10】)、それを連れてきてしまったというのが、何と言うか、シャゴホッド戦のズレっぷりを象徴している気がする。
――とまあ、そんな感じで。このシャゴホッド戦は、せっかくのメタルギア(兵器)なのに、いまいちな戦いとなってしまうのだが、何はともあれ、第2形態でヴォルギンのHPを0にすると、ようやく勝利することが可能である。なお、ヴォルギンについては、どう考えても死んだとしか思えない演出が入るが、シリーズを追っていくと、後にもう一度だけ戦う機会がある。ただし、2つの理由で、ヴォルギン本人にとっても、そしてゲームを遊んでいる人にとっても、消化不良に終わってしまう。片方は、「ヴォルギンを担当した声優さんが亡くなってしまったため、新規音声が無い」というどうしようもないものであるが、もう片方については、少なくともしっかり決着を付けさせてやるべきだったと思うなあ。
(2026年2月21日)

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