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管理人の日記ログ
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1ヶ月で170時間…さすがに疲れました |
本日、やっと「地球防衛軍6」の最高難易度であるINFERNOを完全クリアーできた。兵科は、いつもながらレンジャーで、最終的なアーマー値は6266(最終面挑戦時)であった。なお、プレイは、HARD→HARDESTのクリア後であり、通しプレイとしての方針を重視するため、”先のステージを使ったアイテム稼ぎ”は行わないことにしていった。
…さて、「地球防衛軍」シリーズは、高難易度ゲーとしても有名であり、最高難易度のINFERNOはメチャクチャに難しい。ただ、決してバランス崩壊をしているわけではなく、個人的には、実にやりごたえのあるモードだと思っている。私は、これまでの地球防衛軍シリーズで、『3P』『4』『5』と連続してINFERNO攻略を達成してきた。そのため、今作『6』でも、その挑戦を非常に楽しみにしてきたのである。
さて。そんな「地球防衛軍6」のINFERNO難易度としては、今回も、非常に苦しい戦いとなった。
…まず、『6』のレンジャーは、歴代シリーズと比べて大きな強化が為されている。「貫通」特性を持った武器によって雑魚の大群を容易に蹴散らすことができ、スナイパーライフルは過去シリーズの同ランク武器と比べて、与ダメージが約2倍にパワーアップしている。また、”バックパック”という3つ目の武器枠が加わることにより、戦術の自由度が増した。やれ、地球防衛軍シリーズは、オンラインゲームの要素も持っているため、さすがに、”レンジャーが満場一致の最弱兵科”という状況はまずかった…ということなのであろう。
――これらの強化により、初周のHARDクリアの時点では「狩られる側から狩る側に変わった」という感想になった(【日記:2022/9/2】)。しかし、準最高難易度のHARDESTでは、ミッション番号が真ん中を超えるくらいから、苦戦をさせられる場面が増え、過去シリーズのように、”狩られる側の気持ち”を理解できるようになった(【日記:2022/9/11】)。何故か、やたらと魚介類系のモンスターに苦しめられたことも印象的である。
そして、敵本陣となるINFERNOは、序盤から幾度となく再出撃を余儀なくされた。特に大きかったのが、機械兵である「アンドロイド」系モンスターの超絶強化である。その体力は、蟻や蜘蛛といった昆虫モンスターの約2倍であるうえ、弱点が上部にあるため、見上げて射撃をするような形となり、貫通武器でまとめて処理することが難しい。また、INFERNOでは移動速度が大幅に上がっており、高い耐久力も相まって、あっという間に包囲をされる。さらに、ワイヤー攻撃による火力とノックバック効果も驚異的であり、囲まれると逃げや狙いもままならないまま死亡をしてしまう。HARDESTまでは何だかよく分からない相手だったが、INFERNOにて、走・攻・守の揃った強敵と化した。だいたい、序盤〜中盤で苦戦させられたミッションは、アンドロイド兵が大量登場するタイプの面である。
…また、”魚介類系のモンスター”のうち、テンプレ火星人である「クルール」、巨大なイカ星人である「クラーケン」にも、引き続き苦戦をさせられた。こいつらは、「ライサンダー」系統の高速狙撃銃だと、シールドを貫通してダメージを与えられることもあるので、遠距離戦ならば一方的に退治ができる。ただ、逆に、近付かれてしまうと、INFERNOでの敵火力も相まって、もはやどうしようもなくなってしまう。特に、クルールなら撒きびし型とサンダーボウ型、そしてクラーケンでは目潰しレーザー型・エアロガ型・光の護封剣型の全てが厄介である。これらの大型モンスターは、ミッション中盤以降での増援として登場することも多く、そこで失敗させられ、幾度となく悔しい思いをしたこともあった。
いっぽう、3周目ということで、攻略法が分かっており、あまり苦戦をしなかった場面もある。例えば、HARDEST時は最大級の難関の一つとなったM125:「大空洞
破壊作戦」では、既に「第1波と第2波の機械兵増援を、”最下層に近い屋根付きの場所”にて、味方兵士とともに乗り切る。その後、中層あたりにある横穴に立てこもり、第3波の赤蜂大量増援を撃破する」という攻略を確立させており、INFERNOではまさかの一発突破ができてしまった。
――また、本編最難関との呼び声も高いM131:「無謀の賭け」は、HARDEST時は大苦戦をさせられたが、INFERNOでは「X900-オーキッド」のぶっ飛んだ性能により、リバースシューターと探知機5型で適当に回復しながら戦っていたらクリアできた。その他、最凶モンスターとされることの多い「ネイカー」についても、段差の上や崖の近くといった敵が苦手とする地形の近くで戦ったり、出現後初回の敵攻撃時に、ロケットランチャーや「ZE-ランチャー」といった爆発物でまとめて処理するといった方法によって、有利な試合運びを行えた。こういう、自分なりの攻略法で戦えていく感じは、”発売直後のゲーム”ならではというものである。
「X900-オーキッド」は、今作レンジャーのカナメとなる武器だった |
では、今回は、いつもとは少し変えて、INFERNO攻略でお世話になった武器たちを、リストアップしてみることにしよう。
■X900-オーキッド
言わずと知れた、今作レンジャーにおける超兵器である。
高い火力と貫通性能を持ち、乱戦における大群処理を得意としながらも、大型モンスターへの対処や、遠距離戦もある程度まで行ける。明らかに、アサルトライフルの最上位モデルである「TZ-ストーク」よりも性能が良く、その汎用性には凄まじいものがあった。
Lv80という設定も絶妙であり、厳しい戦いとなったINFERNO中盤以降にて、常に攻略のカナメとなってくれる武器であった。あなたが、好きです。
■ライサンダーZ
過去シリーズでは、Lv90の最終兵器という感じであったが、今作ではLv82と落ちてきたため、早期入手がしやすくなった。しかしながら、1発の与ダメージは10000と約2倍になり、性能としてはむしろ歴代シリーズより強化されている。
また、今作で重要なのが、「高い弾速によって、クルールやクラーケンのシールド展開速度を超えて打撃を与えられる(ことがある)」という点である。そのため、これらのモンスターが出現するミッションでは、最優先で採用する武器となっていった。
なお、同じく狙撃銃カテゴリの「ファング」系列との使い分けは、私は基本的にライサンダーを使うことが多かった。狙撃銃2丁持ちの際も、KFFシリーズとの併用がほとんどだったな。ただ、正念場である最終ミッションは、「MR111ファング&リバースシューターX」の組み合わせを使っていったが。
■火炎砲&マグマ砲
地味に、今作で大幅強化が為されたカテゴリである。過去作の火炎放射器は、貫通効果を持つため、大量に湧く緑蟻の処理には出番があるかな…という程度であったが、今作においては、文字通りの火力が超絶パワーアップをし、近接戦闘では最強と言える武器になった。
しかし、残念ながら、登場時期が悪いうえ、性能としても圧倒的と呼ぶまでのものではない。そのため、関門の一つであった中盤戦における、浅利七海ちゃんこと、魚人:スキュラとの戦いでは、ショットガン2丁持ち&かんしゃく玉のほうが優先され、貫通性能を活かそうにも、オーキッドなど汎用性の高い武器が採用されることが多かった。ポテンシャルは最高級なのに、その性能を活かしきれなかったのだ。今後のDLCミッションでは、出番はあるのか…?
■リバースシューターT2&X
レンジャーの強みの1つとも言える、回復系の装備である。
今作でも、「増援による一時的な大量発生に対処できれば、その後は敵を倒しての回復アイテムで戦線を維持できる」という場面は多い。また、味方兵士の体力も回復でき、バックパックによって、”装備枠の1つを独占する”というデメリットも緩和されたため、これまで以上に出番の多い装備となった。
■零号弾&千号弾
いわゆる「かんしゃく玉」である。今作では、バックパックにより、第3の武器として持ち込めるようになった。
主な活用法は、近接戦闘における、大型モンスターの処理である。特に、魚人:スキュラとの戦いにおいて、大活躍をした。だが、「千号弾」は、最強にも関わらず、入手時期の関係上、あまり活躍できなかったので、DLCには期待をしたいところだ。「爆殺弾」(※爆砕玉)の登場を待ってるよ…!
■ZEXランチャー
HARDEST終盤で手に入るランクの武器であり、固定銃座からロケット弾を発射する。
普通に使うと、与ダメージと射程によって火力自体はあるものの、派手な自爆を起こすため、とにかく使いづらい。しかしながら、ネイカー対策には最高の一品であり、敵が近付いてきて攻撃態勢を取った瞬間にロケット弾が命中し、次から次へと数を減らしてくれる。これにより、レンジャーでの難関とされるM88:「制圧者」ですら、稼ぎミッションの1つとして使えたくらいであった。
■ZEXR-GUN
続いては、バックパック枠において、汎用性で最強を誇る「ZEXR-GUN」である。この武器は、『3』で初登場をし、移植作である『3P』では弱体化を為され、その後の『4』『5』ではエアレイダーの装備になってしまった。だが、それがやっと、レンジャーへと戻ってきたのだ。
この自動銃座は、自爆することがなく、かつ火力や持続時間といった基本性能も高めであるため、どんなミッションにでも持っていける汎用性が魅力である。これをバックパック枠に入れていくだけで、装備バランスが取れるため、最終ミッションでの「MR111ファング&リバースシューターX」というバランスの悪いメイン武器の編成を、大きく支えてくれた。
■探知機5型
最後に、支援装備枠である。私は、このゲームにおける乗り物の操作感が好きではないため、装備するのは、常にプレイヤーの能力を強化するタイプの装備品となった。
その中で、この「探知機」シリーズは、アイテムの回収範囲を広げるという効果を持つ。ただ回収が楽にするだけではなく、乱戦の中で、自分からアイテムを拾いに行かなくともアイテム回収ができるという意味があり、戦闘においても大いに役立つ装備品である。
とりわけ、その最強系である「探知機5型」は、HARDEST終盤にて入手可能という手軽さを持つため、INFERNOでは常に採用を検討される装備となった。この「探知機5型」か、はたまた移動能力を強化する「ハイブリッドプロテクターE9」などの系統か、どちらを選ぶか、常に悩ましいものであった。
そう……。私は喜多日菜子ちゃんが好きだよ |
というわけで。今作「地球防衛軍6」のINFERNO攻略も、大いに楽しませていただいた。繰り返しとなるが、この中毒性こそ、地球防衛軍シリーズの大きな魅力である。私は結局、発売1ヶ月で、170時間を遊ぶことになった。この時間には、放置稼ぎは…今回は少し含まれているのだが、それでも多分、3時間くらいしか増えていないので、平日を含みつつ、1日平均にして5〜6時間をプレイしていったことになる。
…やれ、残念ながら、私は会社ではゴミ扱いをされている。しかしながら、世間体としては、社会人としての義務を果たしながら、これだけのゲーム時間を確保したのである。これほどまでに新発売のゲームにハマり込むのは、恐らく、これが最初で最後というものであろう。
――ちなみに、難易度面としては、多分だが、前作である『5』と同じくらいだと思う。私の記録だと、『5』のINFERNOは、アーマーを7000まで増やしたと書かれている(【日記:2020/10/25】)。そのため、6000台で済んだ今作は、それより楽であったと言えるかもしれない。とは言え、序盤〜中盤のアンドロイド兵の大量登場ミッション、漁師の息子が登場する例のアレ、そして悪名高いラスト2つなど、苦戦した場面は数多く、やりごたえには凄まじいものがあった。この高難易度モードの絶妙な調整こそ、地球防衛軍シリーズの大きな魅力である。
さて。私は、レンジャーを専門としている人間であるため、「地球防衛軍6」については、とりあえずはこれで終わりとなる。この1ヶ月間は、地球防衛軍のプレイに熱中しすぎており、サイトの更新のほうが後回しとなってしまっていた。さすがに、これくらいが潮時であろう。
…それに、「創作」というのは、私の人生を成り立たせる大きな分野であり、生きがいそのものである。そこから目を離していたこの1ヶ月は、自分の精神状態にとっても、あまり良くない期間であった。だから、ただゲームで遊ぶだけでなく、創作活動のほうにも、そろそろ戻らなければならない。
――ただ、地球防衛軍6についても、DLCという形で、ミッションの追加が予定されている。この”DLC”については、『4』では「震える魔窟」「星の牢獄」、『5』では「最後の挑戦1」といった、桁外れの難関を提供してくれていた。よって、今作でも、どんな戦いが出てくるのか楽しみである。まだまだ、地球を守る戦いは終わらない。おい、空を見ろ!
ばかな ばかな ばかな!!
(2022年9月25日)
体重-18kgで伸ばした寿命を、このウイルスで相殺された気がする |
8月6日に発熱した私の新型コロナウイルス感染症は、同16日に陰性となった(【日記:2022/8/8】【2022/8/16】)。今日は、それから1ヶ月に当たるので、現在の状況を書いてみたいと思う。
…まず、症状については、完全には消えていない。私が、一貫して「治った」とは言わず、「陰性になった」と表記しているのは、症状の一部が今も残り続けているからである。まあ、いわゆる“後遺症”と言えるが、世間で問題となっているものよりは遥かに軽い。
――具体的に言うと、平時から、以前までと比べて、明らかに咳払いと咳の回数が増加した。また、「午前4時までゲームで夜更かし」や「ストロングゼロ級の酒を、二日酔い覚悟で3缶飲む」「炎天下に自転車を走らせ隣町のディスカウントストアまで10kg2000円の米を買いに行く」など、体に大きな負担をかけた翌日には、必ずと言って良いほど、頭痛や発熱などの風邪症状が現れてくる。
やれ、ここ最近になって、「コロナウイルスは、陰性となったあとも体に残り続け、隙を見て活動を再開する」という仮説が提唱されているようだが、私の体感としては、それは実に正しいと思える。中国の山奥のコウモリに取り憑いていたであろうマイナーウイルスが、たった数年で、人類へと寄生先を変えてしまった。こういう生物環境の変化というのは、それこそ“万年”単位で起こるものだと思っていた。改めて、とんでもないウイルスだと思い知らされる。
それでも、全体的な流れとして、少しずつ体調は良くなっていっていると言える。
…まあ、今日も、3食ごとの風邪薬は手放せないが、逆にそれさえあれば、ほぼ症状は無視できるほどになっている。知力・体力の大きな低下も無く、体重も増えも減りもしていない。そして、陰性1ヶ月ということは、職場復帰1ヶ月という意味でもあるが、もちろん欠勤などは1回もしていない。さらに、ここ最近の趣味面においても、発売直後の「地球防衛軍6」に没頭する(【日記:2022/9/2】【2022/9/11】)など、前までと変わらないどころか、これまで以上に充実した毎日を過ごせている。
――ということで。今も後遺症に苦しめられている人も、いつかきっと良くなるので、どうか希望を持ってほしいと思う。こんなウイルスごときに負けて、自分の人生を捨ててはならない。健康な体と食べ物と薬とワクチンと時間で、不躾な訪問者を燃やし尽くすのだ。
風邪の様子が変なのだ… |
さて。現在の社会情勢では、さすがの日本人からも、「もう感染対策飽きた('A`)」という声が聞こえてくる。ごもっともである。
…実際に、「行動制限」などは、もうさすがに無理だろうと思う。また、小さな子供たちの、私とは比べ物にならないほど大切な時間を、2年・3年と奪い続けるのも、もはや限界であろう。そして、かつて2桁成長で、日本社会の数少ない希望であった観光分野も、絶対に取り戻さなければならない。
――ただ、ワクチン接種と、できる範囲でのマスク着用は、私は今後とも続けるべきだと思っている。もちろん、厳密には、並行世界に存在する「感染対策がゴミな状態の自分」と比べていないから、分からないというものだ。しかしながら、私は恐らく、ワクチンを接種していたおかげで、自らの症状が、「4日間苦痛が続く重めの風邪と、市販の風邪薬で制圧可能な後遺症」という程度で済んだ。そして、常時マスクでしっかりと鼻まで覆っていたから、与感染力があったと思われる発症前2日間で、恐らくは誰にも、このクソったれたウイルスを感染させずに済んだ。これら2つが成り立っていなければ、今ごろ私は、火炎放射器で世界中のコウモリを消毒する仕事へと転職をしているところであった…。
そして。皆さまご存じの通り、世の中の「感染対策」には、かなりの温度差がある。私の現在の職場は、今のような状況だからこそ、“最前線”となるような場所であると思う。しかし、周囲を見てみると、不適切な感染対策の典型例である「鼻出しマスク」率は、ざっと半分に迫るほどである。それどころか、客の前ではマスクをしっかり着けるが、従業員の前では外してべらべら喋っているという、世間体しか見ていない例も散見される。こういった者が、職責や勤続年数を問わず、あっちにもこっちにもゴロゴロと居るのだ。そんな場所に、クソザコ免疫力の私がホイホイ入っていったのだから、そりゃあ罹るわけだ。なぜ、客に対して行えることが、従業員に対してはできないのか?
…ちなみに。前にも述べたが、私はコロナウイルス感染症を経験したあとも、特に感染対策は変えていない。それは、もはや変えようが無いからである。鼻までマスクでしっかり覆い、状況が変わるタイミングで必ず手を消毒して、家に入ったら最初にシャワーで体を流す。会食や、不特定多数が集まる場所に行くこと、そして接待を伴う飲食店への訪問などは、以前から全くと言って良いほどやっていない。
――やれ、世間では、「○○○に行ったから罹った」といった単純な物語が好まれ、ニュースなどでも盛んに報道されている。これは、感染対策を教授したいという意味もあるだろうが、その中に間違いなく、「あいつは馬鹿なことをしたから罹ったんだ。だから、『馬鹿じゃない俺』は、ウイルスを喰らうことは無いんだ」と安心したい気持ちが存在するはずだ。だが、現実には、私は特に意味もなく、職場でウイルスを貰うことになった。何の教訓も残せないし、勧善懲悪ではなく、感染対策も変えられない。状況が揃えば、また二度・三度と、何度でも感染できるのだ。
さて。私は、このコロナウイルス災害について、「人間とウイルスの戦争」であると、最初から思っていた。
…そして、「戦争で特に意味も無く人が死ぬ」などというのは、ありふれた話である。「国を守るために、勇敢に戦って死んだ」とか、「敵国の負傷兵を救うために命を懸け、そして散っていった」などという都合の良すぎる話は、“無意味な死”という現実から目を逸らすための、悲しい作り話なのである。
――私は、特に自らの落ち度も無くウイルスを貰って、何の意味もなく数日のあいだ苦しみ、そして今なお後遺症に恐怖する日々が続いている。ただ、ワクチンとマスクは、私の実感において、一定の効果があったように思う。
やれ、このクソウイルスは、つれぇことに、そりゃあつれぇことに、人間社会へと完全に定着をしてしまった。だが、これとどう向き合っていくかは、もはや、おのおのが満足できるように決めていくしか無いのかな、と思う。
(2022年9月25日)
やたらと何故か魚介類っぽいモンスターに苦戦をさせられた気がする |
8月に発売した「地球防衛軍6」を、今度はHARDEST難易度(レンジャー/オフライン)でクリアーしました。狩られる者の気持ちを思い出せました。
…さて、私は、初周プレイとして、ワンランク下のHARD難易度を突破した(【日記:2022/9/2】)。それに引き続き、次はHARDESTを遊んでいったのだ。前回『5』の時は、HARDESTを省略して、HARDの次に最高難易度のINFERNOをプレイのだが、結局のところ、合計で240時間も遊ぶことになったため、途中を飛ばしたことについて、割と後悔した思い出があった。そのため今回は、下から順番に遊んでいこうと思ったのだ。
――そして、その結果としては、初周以上に熱中したゲームプレイを楽しめたように思う。プレイ時間は、現段階で約95時間であり、HARDクリアーから更に55時間を積み立てた。実際に、物語上のラスボスを倒したのは昨日のことなので、実質的には、更に8日間で55時間をプレイしたということになる。なお、この時間には、放置稼ぎの類は含まれていない。世間一般の人のように働きながら、これだけのゲーム時間を用意するというのは、我ながら驚きというものだ。PS5購入成功ブーストを含めているとはいえ、改めて、「地球防衛軍」シリーズの驚異的な中毒性を思い知らされるものである。
さて、そんな私のHARDESTクリアーの感想としては、最初に書いた通り、「狩られる者の気持ちを思い出せた」というものである。
…まず、今作のレンジャー(陸戦兵/歩兵)は、大幅な強化が為されており、HARDの時点では、過去シリーズのような“狩られる側”の立場から、“狩る側”へと変わり果てていた。そして、一つ上のHARDEST難易度でも、序盤は楽であったため、私は「なんだこいつら!?
本当にこれがあのHARDESTかよ。もろそうだぜ」と余裕をこいていた。しかしながら、ミッション番号が全体の半分を超えた辺りから、ちょくちょくと苦戦をさせられるようになった。そして最終的には、難関と言われるミッションで、ことごとく詰まってしまうに至ったのである。
――まあ、最終的には、上位難易度やクリア前のミッションを使った稼ぎを解禁せず、何とかストーリーをクリアすることができた。アーマー(HP)についても、クリア時で約3300と、常識的な範囲に留められたように思う。しかしながら、初周のHARDで得た印象とは裏腹に、高難易度ゲーとしても評価されている地球防衛軍シリーズの深淵を味わうことができた。これで、更に一つ上に、INFERNOなんて難易度があるとはなあ…。
ちなみに。このゲームについては、公式から、発売1ヶ月間のネタバレ規制が出されているため、苦戦したミッションや敵については、あえて具体的に述べることはしない。しかしながら、全体的な印象として、やたらと魚介類系のモンスターに苦戦をさせられたという印象がある。
――逆に、歴代シリーズの高難易度モードでライバルキャラクターだった、“変異種”:金蟻や鎧蜘蛛については、レンジャーの武器を取り巻く環境変化により、これまでよりも遥かに貧弱な相手と変わり果てていた。どちらも出現数が少ないため、従来から強化された火力により、すぐさま制圧ができてしまうのである。まあ、金蟻・鎧蜘蛛の大型が同時登場する某ミッションについては、さすがに苦戦を強いられてしまったのだが…。
し、死んでる… |
そういうわけで。初周のHARDプレイに引き続き、2周目となるHARDESTについても、大いにハマり込ませていただいた。
しかし。さすがに高難易度モードということで、今回の私のプレイでは、容易には看過しがたい問題も発生していた。その代表的なものとして、視界妨害がある。地球防衛軍6には、新要素として、「シールド」を持つ敵が登場する。このシールドは、こちらからのダメージを完全に防いでしまうものの、「攻撃を続けると劣化して移動能力を失うため、その時に他の場所を狙う」「シールドを貫通する特殊な武器を使う」「シールドの展開速度を超える高弾速の弾丸を撃ち込む」などの対策があり、今作のゲーム性を向上させる要素となっている。しかしながら、高難易度モードとなると、敵の移動速度および耐久能力が桁外れとなり、複数のシールド持ちの敵に密集されて、もはや何が何だか分からないような状況になってしまうのだ。
…そして、この際に問題なのが、画面がビカビカに光って意味不明になるということである。私は、光過敏症の発作持ちではないのだが、HARDESTでの魚介類軍団との接近戦においては、あの「でんのうせんしポリゴン」(【ニコニコ】 ※閲覧注意!)のように、気分が悪くなり、目を逸らしながらプレイをしていたものであった。単純な映像表現という他に、ゲームプレイとしても、見えなければ何も面白くないというところもある。ゲームにおける明滅表現においても、テレビのように、一定の規制を入れるべきだと思う。
――その他にも、相変わらず面倒なアイテム回収や、冗長なうえに終盤で失敗すると最初からやり直しとなるミッションなどなど…この辺りは、いくら地球防衛軍がシンプルシリーズ出身のタイトルだからと言って、簡単には見過ごせない問題であると思う。今後、PS6世代(?)に切り替わる頃に、「地球防衛軍7」も出るのであろうが、その時には、『6』における改善のように、幾つかの答えを用意しておいてほしいものだ。
そういうわけで。次はいよいよ、敵の本陣であるINFERNO難易度へと、滅びの突撃を繰り広げていくことになる。
…ただ、さすがに、ここまで2週間半、平日も日曜も、働きながら、ほぼ全ての余暇時間を費やしてきたということで、さすがに疲れ果ててしまった。サイトの更新間隔も、ここ最近では無いくらいにまで伸びてしまっており、これくらいが線引きの時であるように思う。
――というわけで。ここからは、実生活と両立し、かつサイトの他の更新ともバランスを取りつつ、地球防衛軍6の究極難易度モードを、じっくりと楽しんでいくようにしたい。まあ、前座に過ぎないHARDESTでも苦戦させられたくらいだから、この先のINFERNOや、更なる難関のDLCミッションでは、どうしようも無いくらいの絶望を味わうことになるだろう。だが、地球を守るというのは、そういうものである。「地球防衛軍」は、こうでなくては。
(2022年9月25日)
初周クリアーに40時間…大作RPGかな?
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この8月25日(木)に発売した、PS4/PS5:「地球防衛軍6」を、昨日クリアーしました。いつも通り、驚異的な中毒性のアクションシューティングでした。
…さて。まず、「地球防衛軍」シリーズは、多数の巨大蟻やUFOたちを相手に、キャラを左スティックで・銃口を右スティックで操りながら戦っていくタイプのシューティングゲームであり、ジャンルとしては「TPS」に属する。元々は、PS2時代の「シンプル2000シリーズ」から始まったタイトルであるが、その分かりやすいゲーム性や、高難易度モードのやりごたえが評価され、『3』からは正式にフルプライスのタイトルとなって、今に至っている。
――そして。私と、「地球防衛軍」シリーズの付き合いと言うと、まずはPS2における「地球防衛軍2」の時に、「面白いらしい…」という噂を聞いてプレイを始め、ハマり込むに至った。その後、『3』は、例のアレでXbox360独占となって未プレイになったが、移植版の「地球防衛軍3P」は、私がPSvitaで本体と同時に買ったタイトルにして、最初の良作となった。その後、PS3での『4』も遊び、超絶難易度のDLCまでを含め、プレイ日誌を連載するほどの作品である(【地球防衛軍4/INFERNOプレイ日誌】)。そして、PS4での『5』についても、最後のDLC&INFERNOまでの完全制覇を行い、通しの日誌こそ連載しなかったものの、“管理人の日記枠”にて、単純なプレイ感想だけに留まらず、INFERNO・DLCミッションのミニ日誌を掲載させていただいた(【日記:2020/9/24】【2020/10/25】)。それらの作品のプレイ経験から、PS5対応となる「地球防衛軍6」は、私がPS5の目玉として考えていたくらいであった。
そんな、PS5での「地球防衛軍6」のプレイ感想としては、今まで以上に中毒的に熱中できるシューティング作品であった。
…まず、本作は、昨今のハードの普及状況などを考えて、PS4&PS5の両対応のタイトルとして発売が為された。そして、私は、PS5版をプレイしたのであるが、歴代シリーズを遥かに超える大量地獄を、PS5の性能を活かして、快適に味わえたように思う。まあ、PS4&PS5の両対応のタイトルということで、PS5の性能をフルに活かしたという感じはしなかったものの、PS5ではミッション開始時のロード時間が約5秒というとんでもない状況になっており、さすがにPS5のハードスペックによる力押しを感じることができた。『4』の時代の、1分近いロード時間と比べると、隔世の感があるというものである。
――そして、そして、『6』では、歴代シリーズの良いところは踏襲しており、ゲームシステムが単純であるゆえの、驚異的な中毒性があった。なにせ、発売日から1週間で、1回の土日を挟みながらとは言え、働きながら8日間で40時間を費やしたタイトルである。やれ、この数値は、例えば「ファイナルファンタジー」、例えば「モンスターハンター」、そしてその他の超大型タイトルであったとしても、ここまで熱中するタイトルは、そうは無いであろう。この、言葉では表現できない中毒性こそ、「地球防衛軍」シリーズの最大の魅力であると、私は思うのである。
さて。「地球防衛軍」のゲーム性自体は、いわゆる“育成型のTPS”というもので、これと言って目新しいものは存在しない。また、アイテム回収や、地形グラフィックのイマイチさ、そして全般に渡る水増し間など、看過できない問題点も存在する。
…だが、それらを十分に理解したうえで、この地球防衛軍には、やめどきが分からないような魅力が存在するのだ。ゲームは、人間がプレイするものであるため、単純に機械的な計測では計り知れない。そのことを、この「地球防衛軍」シリーズは、よく教えてくれるように思うのだ。
シーズンパスも買ったので、DLCでは「震える魔窟」「最後の挑戦1」並の難関を期待しますわよ
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そして、今回の「地球防衛軍6」では、これまでの作品と比べ、ストーリー要素が大幅に強化されている。
…と言っても、公式サイドから、発売1ヶ月間はネタバレに対する規制が設けられているため、現時点で私から詳しく述べることはしない。しかし、まさか地球防衛軍で、「ストーリーの先がどうなるか知りたい!」と感じることがあるとは思っていなかった。それにより、大作RPG並みの超絶ボリュームを、ダレずにプレイすることができていたように思う。
――ちなみに。私は、地球防衛軍に存在する4種の兵科のうち、「レンジャー」(陸戦兵/歩兵)を主としてプレイしている人間なのだが、この『6』では、レンジャーは、これまでに無いくらいに大きく強化が為されていた。最も重要なのが、「貫通」特性を持つ武器の増加であり、小銃の「スラッガー」シリーズなどで敵の大群を射撃すれば、貫通能力によって、レーダーの赤丸が即座に消えていったくらいである。今作のレンジャーは、狩られる側から、狩る側へと、完全に変わり果ててしまっている。私は、いつものように、今作を初周HARDでプレイしたのだが、歴代作品のように、幾つかのミッションでNORMALを解禁するようなことはなく、全ミッションでHARDを適用して本編のクリアーに成功した。それだけ、今作のレンジャーは強くなっているのである。
まあ、過去作のような、大群を相手にした時の絶望感も、またレンジャーの魅力であったと、私は思う。しかしながら、オンラインでの役割分担なども考えれば、むしろこれは、妥当な調整であるように思う。この、大群を一方的に処理できる感覚こそ、他兵科がこれまで味わっていたものだった…?
ちなみに。あまり当サイトでは扱わない話題であるが、この「地球防衛軍6」は、売上本数としても、シリーズ最高の滑り出しを記録しているという。やはり、今の時代に、全盛期と変わらないどころか、むしろ今が全盛期と言えるくらいの作風を維持している作品は、数少ない。
…さて。「地球防衛軍」シリーズ自体は、決して現環境においてクオリティが高いとは言えない作品であり、万人に勧められるものではない。しかしながら、私の例からも分かるように、独特な中毒性があって、ハマる人はとことんハマるタイトルである。
――ということで。未プレイの皆さまには、是非とも一度は、「地球防衛軍」シリーズをプレイしてみてほしいのだ、現在では、様々な機種で、多様な作品が発売されている。例えば、プレイステーションならば、これまでにPSplusフリープレイにて、「地球防衛軍3P(Vita)」「4(PS3)」「4.1(PS4)」が配信されているため、PSplusに加入されている人は、それらの作品がライブラリに入っているか確認してみると良いだろう。また、私の予想に反して、ナンバリング前作の「地球防衛軍5」は、『6』の発売までフリープレイ配信が為されなかったものの、昨日から行われているDL版セールにて、66%OFFの2700円にて購入することが可能である。あくまで『5』はナンバリング前作であるものの、その本質的な部分での面白さは全く変わらないため、ここから入隊をするのも大歓迎というものである。EDFへ――――――とうこそ。
(2022年9月25日)
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