. . |
◇トップページ > 管理人の日記 > 2024年5月12日の記事
管理人の日記
いよいよ、アニメ鬼滅の刃の「柱稽古編」が始まりますね。私の甘露寺さんは、どう活躍するんだ!!
ここ数ヶ月で、いろいろと推しの作品が増えました |
皆さまは、携帯電話でゴロゴロしながら時間を潰したいとき、何をするだろうか。Twitter(現:X)などのSNSを、見たり書いたりするのは、王道だろう。友人や恋人といった大切な人と、LINE等で他愛の無い会話をする人も多いはずだ。昔は、動画配信などはPCが必須だったが、今では携帯電話だけでも行えるので、日記感覚で配信を行っている人も居るだろう。各種のソーシャルゲームも人気である。まとめブログのゴシップに踊らされるのも悪くない。個人サイトやブログを訪問するという人は、今ではだいぶ少なくなったはずだ。「朝起きたら最初に株価を見ます」なんてやべぇ奴も居るかもしれない。
…そのように、携帯電話1つでも、いろいろなことが楽しめる中で、私は、携帯電話における娯楽の王は、「漫画アプリ」だと思うのである。本という一分野であっても、学習参考書、そしてゲーム攻略本など、物理形式のほうが都合が良いものは多い。ただ、漫画は、基本的にサッと読んで終わる物であり、紙の書籍にこだわる理由が薄い。逆に、電子配信のメリットとしては、縦長画像の娯楽であるため携帯電話端末と相性が良いこと、感想を即座にオンラインで共有できること、一斉公開されるためネタバレが存在し得ないことなどが存在する。
――というわけで。私は、もう、漫画は物理書籍から電子に置き換わったと思っている。冗談抜きで、漫画を完全電子化するデメリットは、「『他者の本棚に並べられているのを見て、新しい漫画を知る』という機会が失われる」ということくらいではないだろうか…。
そして。そんな携帯電話向けの漫画アプリの中で、私が最強だと思っているのが、「ジャンプ
…さて、「ジャンプ+」では、“まず作品を読んで好きになってもらい、その後に単行本を買ってもらう”という作戦なのだろうか、「初回全話無料」という太っ腹すぎる施策を取っている作品が多い。前述した「SPY×FAMILY」を始めとし、【推しの子】「姫様
“拷問”の時間です」「株式会社マジルミエ」など、アニメ化された(される)作品ですら、最新話まで全話を無料で読むことができる。これだけでもう、お得感が満載だ。
――さらに。「ジャンプ+」では、アプリ内で感想を投稿して表示できる機能がある。これがまた楽しいのである。自分が読んで、ここが面白かったなあというところが書き込まれていれば嬉しくなるし、意外な着目点に気付かされることもある。わざわざTwitterなどを見に行かなくとも、「ジャンプ+」のアプリ内で、感想を共有できるのだ。電子書籍が、単に物理版の代用品というだけでなく、独自の魅力を持ち始めた瞬間である。私も、限界投資バカになっていなければ、普通に「ジャンプ+」枠に課金して、好きな漫画のコミックスを電子版で買っていたかもしれない。
ちなみに、以前は、「ジャンプ+」アプリの再インストールをすると、初回全話無料が再度使えるようになるため、安くないお金を払って電子コミックを買う意味が、ほとんど存在しなかった。だが、さすがにそれはあんまりということか、この春に「読了情報が端末に保存される」という変更が為され、再インストール法は使えなくなった。まあ、当然と言えば当然の処置ではあるな…。
※お米2合は、通常、3〜5食ぶんです |
さて。私は、「ジャンプ+」において、前述した通り、当初は「SPY×FAMILY」のみを目当てとしていた。しかし、その後に、アニメ視聴に対する態度と同じく、様々な作品に触れてみようと思った結果、今では推しの作品が大幅に増え、ほぼ毎日、何かの更新を楽しみにできるようになった。こういう、娯楽部門においては、好きな物が増えれば増えるほど、毎日を豊かに生きられるのだ。
――では、そんな「ジャンプ+」において、私が楽しみにしている作品を、リストアップしてみることにしよう!
●[月] SPY×FAMILY 現行:97話 形式:初回全話無料 主な更新頻度:隔週更新
ご存じ、「ジャンプ+」の目玉作品である。冷戦時代の東西ドイツをモチーフとした架空国家で、他人の心が読める少女:「アーニャ」を主人公に繰り広げられるスパイギャグであり、アニメも第2期までが放送されている。
私は、去年にアニメから入って、今では立派に、生活へと定着した作品となった。劇場版も良かったし、アニメ第3期も楽しみだ。いよいよ、あの最高にSPY×FAMILYだったバスジャック編がアニメ化され、子供たちへと知れ渡ってしまう…。
●[月]
キン肉マン(新シリーズ) 448話 最新3話無料(2話遅れ) 毎週更新
続いては、今なお私の最推し作品となっている「キン肉マン(新シリーズ)」だ。ジャンプ系の作品ということで、「ジャンプ+」にも掲載が為されているのだが…この作品については、漫画の出来以外において、いろいろと問題がある。
まず、更新が2話遅れということだ。有料雑誌に掲載されている作品が、ネット版で遅れるのは当たり前…と言いたいところだが、【週プレNews】や、アプリ「ebookjapan」にて無料で最新話が読めるので、わざわざ「ジャンプ+」で2週遅れで見る意味は、他の手段を用意するのがめんどくさいという場合を除けば、コメント機能で感想を共有できるということくらいしか無い。まあ、それだけでも割と大きいのだが。
また、この「キン肉マン(新シリーズ)」は、「ジャンプ+」のアプリ上で、わざわざ検索を掛けないと出てこない。昭和キン肉マンの再録ではないし、息子世代の活躍を描いた「キン肉マンII世」とも異なる、正真正銘の現行連載の新作なのだが、それがここまで奥まっている理由は謎だ。
とはいえ、作品自体の出来には、全くまったく問題は無い。月曜枠で、「SPY×FAMILY」と同時更新になったときですら、私はキン肉マンのほうから先に読んでいるくらいである。7月からのアニメも、非常に楽しみだ。あと、いつもながらの宣伝ですが、アニメ化もされる新シリーズの「完璧超人始祖編」は、序盤1/3くらいが、【40周年記念サイトで常に無料公開されている】ので、今の時期だとアニメネタバレ注意なのですが、お時間のある際にでも、ぜひ読んでみてください。私も、ここからキン肉マンにハマりました…。
●[火] 姫様
“拷問”の時間です 229話 初回全話無料 毎週更新
中世ヨーロッパ的な世界観を舞台とし、魔王軍に捕らえられた姫が過酷な拷問を受ける…というのは建前で、実際には、“拷問”という名のおもてなしをひたすら受け続けるギャグ漫画である。食べ物系の“拷問”が多いため、飯テロ漫画と言われることもあるらしい。
漫画版は、「私は絶対に屈しない!」→「“拷問”」→「屈する」という流れがテンプレ化しており、様式美としてのギャグが炸裂している。いっぽうのアニメ版については、第1期が放送完了して、第2期も制作中ということらしい。私は、「dアニメストア」で1期12コ話を見たが、まあ、可もなく不可もなく…という感じのアニメ化であった。アレだ、「呪術廻戦」とか「鬼滅の刃」みたいなアニメで、ハードルが上がりすぎた弊害が来ているな…。
●[水] 株式会社マジルミエ 110話 初回全話無料 毎週更新
魔法少女×業界物という、異色の組み合わせ漫画である。そう言えば、私は魔法少女ものというと、「まどか★マギカ(初代TVアニメ版)」くらいしか見たことが無かったな…。世界観としては、“妖怪退治(のようなもの)のために、魔法少女が職業化した”という設定のもと、主人公の就活という、胸が痛くなるようなシーンから物語がスタートする。
さて、この漫画に興味を持ったきっかけは、作品を示すバナー画像に、ショートヘアーの女の子が居たことである。「このかわいい女の子はいつ出てきますか?」と読み進めていった。結果的に、かなり後の第2部になって出てきたのだが…。たまに生えてショートじゃなくなったりする。
なお、この作品も、秋にアニメ放送が決定しているそうだ。うーん、やっぱり、推しの作品が増えれば増えるほど、人生は楽しくなる!
●[水] 恋愛代行 35話 初回全話無料(1週遅れ) 毎週更新
【推しの子】の原作者である「赤坂アカ」の、新しいラブコメ漫画である。原作は、【推しの子】と同じくヤングジャンプに掲載されており、ジャンプ+版は1週遅れということのようだ。「かぐや様は告らせたい」も面白いし、まさか赤坂アカって天才なのでは…?
ちなみに、3作品の作風から、女だろうと勝手に思っていたが、どうやら男性らしい…。
さて、この「恋愛代行」という漫画の物語は、容姿端麗で内面も優れているが、恋愛だけは苦手…という男女が、お互いに「恋愛代行サービス」を使って距離を縮めようと試みる(当初、互いにそういう物を使っていることは秘密)…という内容であるが、この代行サービスの担当者も学生の年齢で、互いに恋愛的な興味を持っているという、いわばダブルラブコメとなっている。なお、開幕当初は、真面目な恋愛アドバイス漫画にしようという方向性も垣間見えたが、その後に、頭のいい奴が考え尽くした結果、頭の悪い行動をするという、いつものラブコメになった。
ちなみに、この作品には、「そりゃねえだろ」というツッコミどころが大量に存在する。漫画補正ということなのだろうが、主人公カップル以外にも美男子/美少女が多いため、「この女/この男じゃなくても良くね?」という点はよく指摘される。また、たまに、登場人物がめっちゃ早口で影のある話を始めることがあり、作者の実体験なのではと噂されている。その他、原作者が同じということで、「かぐや様は告らせたい」や【推しの子】の要素が、匂わせ程度で登場することがある。こういったピンポイントな感想を、コメント欄ですぐさま共有できるのは、ネットコミックの魅力と言えよう。
●[水] BIG FACE 11話 全話無料 隔週更新
ジャンプ+には、「インディーズ枠」というものが用意されているらしく、そこから抜擢された作品である。内容は、“人の頭が急激に拡大し、周囲の建造物を押し潰す奇病”が存在する世界で、被害を防ぐために患者の殺処分を行う者と、それを防ごうとする者の戦いが描かれている。
さて、インディーズ枠ということで、一見すると画力は劣るように見える。ただ、絵として、見せたい物がハッキリしており、拡大縮小やアクションなども明確で、静止画なのに動画を見ているような、不思議な迫力がある。「頭がビルのように巨大化する病気」という非現実的な世界観、異様にガタイの良い女キャラたちなどが相まって、他に類の無い感覚を味わわせてくれる。これを見出したジャンプ+のスタッフとファンは、さすがとしか言いようが無い。
●[木] 【推しの子】 147話 初回全話無料(1週遅れ) 毎週更新
ご存じ、アニメ化もされた有名作品である。ジャンルとしては、ラブコメ×芸能業界物という感じだろうか。1週遅れでの掲載であるが、ヤングジャンプは有料誌であるため、こちらにもメリットは存在する。また、コメ欄についても、人気順で表示をすれば、私はネタバレコメントを目にしたことは無いので、安心して読んでいけるだろう。
7月からのアニメ第2期も、楽しみにしています!
●[木] ほったらかし飯 6話 初回全話無料 隔週更新
トンデモ漫画枠である。内容は、料理のできないズボラな女子が、炊飯器1つで作れるグルメを楽しむ…という内容であるが、あまりにもツッコミどころが多すぎて、逆の意味で楽しめる漫画だ。
まず、主人公が、異様に食い意地が張っているくせに、容姿端麗でスタイルも100点、そのくせズボラ扱いで独身、ダイエットも目指している…というのは、漫画補正ということで許されることにしよう。こんな女子が本当に実在するなら、速攻で結婚して私が養ったる。しかし、そもそものところとして、炊飯器で調理をしようと思った理由が、「コンロの上にヤドカリの水槽を置いているので火が使えない」というものらしい。どけろ。一時的に地面に置こう。
その他、「終電ギリギリで職場を出ているのに、『まだ18時ですYO!』みたいな雰囲気のスーパーと揚げ物屋と街の人々」「恐らく日付が変わってからの帰宅にも関わらず、玉ねぎを切って調理をし、炊き込みパスタご飯を炊けるまで待ってから食べる、ガッツありすぎな主人公(午後出勤とか?)」「おかず付きで米2合を1食で食い尽くす主人公(私でも、2合で通常3食、ご飯自体を料理にする場合も1食1合)」「引っ越し中のお隣さんを家に招待して食事を振る舞うと思いきや、調理を手伝わしたあげく、米が炊けるまで拘束する主人公」「万年コンビニ飯という設定なのに、異様に充実している調味料と調理器具(本物の料理音痴の家には、大さじなんて無いよ…)」などという感じで、ほぼ全話にツッコミどころが存在する。そもそも、炊飯器は米を炊くための機械であり、無理な炊き込み調理はメーカー非推奨ということで、作品が根幹から破綻してしまっている。この漫画の題名こそ、「クソ女に幸あれ」とすべきだったのでは…?
しかしまあ、ここまで私が熱く語ってしまったことからも分かるように、ツッコミどころがあったほうが、作品としては愛される。絵については、AI生成とか酷い突っ込みを受けているものの、しっかりかわいく描けているため、私としては、ナイスバディ(死語)の女の子が美味しそうに食事をしているだけで嬉しくなる。その後、コメント欄でツッコミを見ることにより、
なお、ジャンプ+のコメント欄は、運営によって管理されており、やや厳しめの削除基準であると思う。しかしながら、この漫画については、かなり直球な批判コメントまで残されている。どうやら、編集部からも、電波漫画枠として認識されているようだ…。
●[日] クソ女に幸あれ 24話 初回全話無料 毎週更新
題名に誤りのある作品だ。バナー画像は、ギャルっぽい女の子が、頬杖を付いてこちらを見つめている…というものであり、「クソ女」という強烈な言葉の印象も相まって、私は敬遠していた。ただ、内容としては、ふつうのラブコメ漫画である。題名にある「クソ女」は、出てこない。ヒロインのギャルっぽい女の子は、一見するとチャラく見えるものの、真面目で純情な人物だ。では、もう一人のヒロインである黒髪先輩のほうが「クソ女」なのかというと、そういうわけでもない。そして、主人公やその友人たちが「クソ男」というわけでもない。何故、この題名にしたのか分からない…。
さて、作品に用意された仕掛けとしては、男女の中身が入れ替わる。そして、ただ入れ替わるだけでなく、1日ごとに元に戻ることと入れ替わることを繰り返す。何がどういうことか分からないが、もうそういう世界として認めるしかない。そして、ラブコメの恒例として、「頭の良い登場人物たちが、いろいろ考え尽くしたあげく、頭の悪い行動をする」という、ナポレオンの会議に対する格言みたいな展開になる。まあ、直球で行動すると、漫画補正もあるだろうが、美男美女ということで、速攻で付き合って話が終了してしまうため、こういうすれ違いが、ラブコメの基本的な流れなのだろう。
やれ、振り返ってみると、私はラブコメ漫画というものを、ほとんど読んだことが無かった。10代の頃に連載していた「I''s」「いちご100%」「To
LOVEる -とらぶる-」なんかは、完全にエ◯目的でしか見ていなかったし、「ニセコイ」「僕たちは勉強ができない」「WITCH
WATCH」なんかは、ジャンプ本誌を読まなくなった後の作品である。「彼女、お借りします」「宇崎ちゃんは遊びたい!」「僕の心のヤバイやつ」みたいな、当初は個性的な要素を持っていたラブコメも、連載が進むと、何故か必ず真面目な恋愛漫画となってしまい、「うわあ!
急に真顔になるな!」と、心が離れていってしまった。だから、今回のジャンプ+で、「恋愛代行」や「クソ女に幸あれ」のような、ちょっと変わったラブコメ漫画に出会えたことは、凄く良かったな。
もちろん、これら定番作も楽しみにしてます! |
ということで。現在、「ジャンプ+」は、現状、夜24時に日付が変わったら、真っ先にチェックするアプリとなっている。例外は、「キン肉マン(新シリーズ)」の更新日のみ、そちらを読むために「ebookjapan」から起動をするというだけだ。
…やれ、最初のほうで述べた通り、“漫画”という分野自体が、そもそもスマートフォン型携帯電話との相性が良い。感想の共有など、WEB媒体ならではの新しい楽しみ方も生まれている。そして、そんな漫画アプリの中でも、「ジャンプ+」は、漫画の量と質、“初回全話無料”というサービス、そして感想コメントの多さなど、全てが桁外れであり、私の娯楽環境を一気に塗り替えるに至った。インターネットが、ほぼ全国民に普及した現代で、“漫画アプリ”という娯楽は全盛期を迎えており、その中でもトップメタと言えるのが、「ジャンプ+」なのだ。
――ということで。私としては、この「ジャンプ+」を主軸とし、あとは他社の「期間限定
何十巻無料!」みたいな自爆攻撃をつまみ食いしていけば、もう読む漫画に困ることは無い。さすが、漫画界の征夷大将軍:「ジャンプ」であり、携帯電話アプリ業界においても、その神通力は本物であった。正統派のバトル系は、ジャンプ本誌に譲るということで、私は、「ジャンプ+」のほうでは、ちょっと変わった漫画を読みたいかな…。
(2024年5月12日) 4988 PV
2024年5月12日の記事を表示しています。