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「つゆだく親子丼」誕生! / やり込みinFF

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管理人の日記
冷凍ではない、生の長ネギを買ってみました。凪ではなく、ネギです。

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2024年7月16日(火)
「つゆだく親子丼」誕生!


 
そんなことより聞いてくれ >>1よ。(老人会)


 私の中では古参の料理:「親子丼」に、新たなバリエーションが加わった。その名も、
「つゆだく親子丼」である。
 …まず、私が、ここ最近、料理や飲食物についての記事に付けている
【「食べ物」タグ】の中で、最も古いのは、「【食】親子丼」という記事である【日記:2023/10/8】。親子丼は、私が自炊へ本格的に取り組むようになって、初めて定着したレギュラー料理である。鶏肉と玉ねぎは冷凍で良く、卵も熱する前提であれば、表示上の賞味期限よりかなり長く食べられる。調理も簡単で、味としても飽きづらく連食性に優れる。親子丼は、なるべくして、私の最初の仲間となった料理なのである。
 ――なのだが、ここ最近では、「きのこ炊き込みごはん」
【日記:2024/6/4】による、大幅な料理環境の変化があった。同料理は、炊飯器で非常に容易に作れるくせに、異様なまでの満足度を誇り、“これを炊いておけば何とかなる”というクラスの、途方もない汎用性を発揮した。かくして、中途半端な存在となっていた料理たちが、一気に駆逐されてしまったのである。親子丼も、その中の一つであり、暑い季節になってきたこともあって、調理頻度が激減した。卵も、余り食材として、冷蔵庫を圧迫し続けていたくらいだった。

 しかし、そんな親子丼も、バリエーションである「つゆだく親子丼」を開発した結果、
一気に息を吹き返したのだ。
 …まず、きっかけはこうだ。かつての私は、「1回の調理で、3食分を作る」という習慣を持っていた。しかし、この春からは、職場に
おべんとうを持っていく習慣が発生し【日記:2024/4/2】、3ヶ月半後の現在まで定着している。おべんとう用途だと、4食分を作れば、効率が良い(弁当2食+夕食2食)
 ――かくして、親子丼についても、私は3食分から4食分に、調理する量を増やそうと思った。そこで私は、順当に、素材の量を増やせば良いところを、
液体成分だけを追加して4食にできないかと思ったのだ。文字通りの水増しである。

 さて。そうやって、親子丼を作ってみると、まあ、何というか、予想通り
ビシャビシャな見た目になってしまった。最後に溶き卵を投入したところで、ミチミチに詰まっておらず、卵の切れ端が浮いている。そういった中で、鶏肉・玉ねぎ・卵といった固形成分を、優先しておべんとうのほうに投入していった結果、最終的に、汁と残りカスみたいな成分しか残らなかった。悲しいなあ…。やむを得ず、私は、その汁と残りカスを、炊きたての米にたっぷり掛けて、その日の夕食として、食べてみたのだ。なんとまあ、みすぼらしいことだ…。
 ――ところがどっこい。これが、予想に反して、
非常に美味であった。基本的に、入れているものは、きのこ炊き込みごはんと同じであり、美味しいものしか使っていない。液体成分が多いためか、もはや、箸では食べられず、スプーンを使って食べることになるが、それだけに、タダの親子丼とは、少し違った食感が得られる。スープ料理とお米は、「おかゆ」などの例もあり、決して相性が悪いわけではない。かくして、まさにバリエーションという感じの、「つゆだく親子丼」という料理が完成したのだ。

牛肉なんて、そんな富裕層の食材は、買えないよ…


 そういうわけで。本日は、そんな
「つゆだく親子丼」編成を紹介してみよう!


つゆだく親子丼 3食分(※本日の調理は、1食をおべんとう用の通常タイプに、残り2食をつゆだくにする前提)

材料
[食材]
鶏肉 150g(冷凍で良い)
玉ねぎ 中1.5個
卵 3個
きのこ 適量(私はシメジを1/2株ほど)
その他…ネギなど

[煮汁]
だし汁 300ml
しょうゆ 大さじ3.0
みりん 大さじ3.0
料理酒 大さじ1.0
めんつゆ 大さじ1.0
砂糖 小さじ1.0

調理手順
1. 電子レンジで冷凍鶏肉を解凍します。
2. 煮汁を沸かし、鶏肉 → きのこ → 玉ねぎの順に投入します。
3. 玉ねぎを5分ほど茹でたら、火を消して、溶いた卵を投入します。
4. 調理分のうち、固形成分を主におべんとうへ、つゆ成分を夕食へ、それぞれ割り振ります。
5. おべんとう分は、少し冷ましてから、冷蔵庫に入れます。
6. 夕食のほうは、アツアツのお米に掛けて食べます。

その他
・煮汁は、もっと増やしても良いかもしれない…。



 とまあ。こんな感じである
(日程の関係上、4食分ではなく、3食分)。去年10月のスタンダードな親子丼【該当部分】と比べると、肉と卵が減り、逆に野菜と液体成分が増えている。また、最近の私の流行として、きのこが異物混入を果たしている。きのこは、完全に肉の代用とはならないものの、野菜とも肉とも違う食感を提供してくれる第3勢力であるため、親子丼にコンタミさせても、良い感じに振る舞ってくれるのだ。
 …さて、そんな「つゆだく親子丼」×3食分の中で、固形成分が多いのは、「おべんとう枠」「明日の夕食枠」「本日の夕食枠」の順である。つまり、本日の夕食については、鶏肉・卵・玉ねぎといった固体部分は少なく、
煮え湯ばかりだったのであるが…むしろ、それが狙いである。米についても、仕事帰りに炊けるように予約が完了しており、準備は万端だ。
 ――かくして無事に、スプーンでしか食べれないような、「つゆだく親子丼」が完成したのである。卵と鶏肉が美味しいのはもちろんだが、煮汁のほうについても、米と相性抜群であり、これまでの親子丼とは違ったホクホク感が味わえるのだ。

 ちなみに。おべんとうについては、さすがに箸で食べられるよう、固形成分を重視している。
 ――だが、純粋につゆだくを3食分つくるなら、もっと水は、400mlくらい増やし、卵や鶏肉はそのままに、煮汁部分だけを相応に増やしても良いかもしれない。きのこ炊き込みごはんでも思ったが、
だしや醤油といった和風調味料と、お米の相性が良すぎるのだ。さすが、もう千年単位で、日本人の主食を名乗ってきたということはある…。親子丼は、卵/鶏肉/玉ねぎといった固形部分と、煮汁部分で、二度おいしい!

(2024年7月16日) 1089 PV

登録タグ/ 食べ物
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