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管理人の日記
どうやら「彗星」がモチーフらしいが、個人的にはジェット戦闘機っぽいイメージ |
いよいよ、最強の敵が登場だ。「モンスターハンターライズ:サンブレイク」でも、最大級の強化モンスターたちが出現する「特別討究クエスト」、その全57種類の中でも、最難関と言える「傀異克服バルファルク」に挑戦をしていった。
さて、まず「バルファルク」というモンスターは、3DSの「モンスターハンター
ダブルクロス」(2017)で初登場をした。『ダブルクロス』は、『クロス』の追加パックであり、当時はまだG級と呼ばれていたバージョンである。戦闘機の
…そして、『ダブルクロス』の後は、『ワールド&アイスボーン』を挟んで、『ライズ』のアップデート追加モンスターとして抜擢された。携帯機版としては、一つ前の作品からの復活であり、連続で遊んだ方は、「さすがに早すぎだろ…」と思ったかもしれない。ただ、私は3DS作品はプレイしていなかったため、『ライズ』が初邂逅であり、専用BGMと個性的な戦闘パターンで、楽しめた相手であった。ただし、『ライズ』は、当時の感想記事(【日記:2021/9/1】)にも書いたように、「強い敵を出して、それで終わり」というアップデートであったため、“それなりの印象”で終わった相手だった。
――そして、時代は『サンブレイク』に移る。サンブレイクでも、前作時点で登場済みだったバルファルクは続投したのだが、さらに「傀異克服」モンスターの1体として選ばれるという大抜擢が為された。「傀異克服」は、ワールド&アイスボーンでの「歴戦王」に相当する、強化モンスターたちのカテゴリであり、「古龍」のみで、全5体が属している。設定上は“傀異化という現象を乗り越えた存在”であり、傀異バーストや劫血やられといった仕様も持たないものの、分類としては「傀異クエスト」になっているため、最高難易度の「特別討究クエスト」も存在する。
なお、傀異クエストには、★1〜9までのランク分けが為されており、★8では、4体中3体が傀異克服モンスターとなっている(残り1体は「混沌に呻くゴア・マガラ」)。最高ランクの★9は2体しかおらず、「傀異克服シャガルマガラ」と、今回の敵である「傀異克服バルファルク」が存在する。
…さて。その2体の強さ評価は、プレイする人や、使用している武器種によって分かれているようだ。しかし、私にとっては、「傀異克服バルファルク」が、圧倒的に上である。シャガルマガラも、強いっちゃあ強いのだが、既に傀異研究レベルを上げるためのプレイで、何度も戦ってきた。また、敵としても、後ろに回り込みながら、尻をチクチク刺していれば、そのうち死んでくれる相手である。そういうわけで、シャガルマガラのほうは、ここまでの特別討究クエスト攻略道中にて、そこまで苦戦せず、既に撃破済みであるサクッと倒していた。
――いっぽうのバルファルクは、これは私の感想だが、とにかく動きが読みづらいうえに、速い、強い!
また、近接武器を使っていると、空を飛んで手出しができなくなる時間も多いうえ、至近距離対象の吹き飛ばし攻撃も強力で、全く隙がない。ついでに、私は毒太刀をずっと使っており、シャガルマガラは何気に毒が刺さるのだが、逆にバルファルクについては、毒の通りづらい相手である。そういうわけで、私は、特別討究クエストの最難関を、この傀異克服バルファルクと据えて、最後の最後という状況まで残しておいたのだ。
どうせなら、操竜モンスターは、最強と言える激昂ラージャンが良かったなあ |
というわけで。そんな傀異克服バルファルクの攻略法としては…まあ、回避を主体としたアクションゲームであるため、敵の動きを覚えて、死なないようにしながら攻撃するのが一番なのだが、できたらとっくにやってるということで、他のサポート手段も採用していく。
…まず、仲間キャラクターである「盟勇」には、ヒノエとロンディーネを連れて行った。ヒノエは、ご存じ、狩猟笛での強化要員であり、アップデートで弱体化をしてしまったらしいが(私は今年夏からプレイを開始したので、アプデ前を知らない)、プレイヤーの戦闘能力を大幅に上げてくれる心強い味方だ。ついでに、回復頻度が「よくおこなう」である。
――また、もう1人のキャラであるロンディーネについては、『ライズ』の時点で登場していた人物らしいが、私は全く印象に残っていない。それはそうと、盟勇としての性能は、閃光弾・音爆弾・各種の罠といったサポートアイテムを積極的に使い、相手の隙を作ってくれる。傀異克服バルファルクに対しては、閃光弾の持続時間はとても短いのだが、「@喰らったときに怯む」のと、「A解除時にモーションを取る」のは変わらないため、その僅かな隙にだけでも、着実にダメージを積み上げていける。ついでに、「B空中に居る相手に閃光弾を当てると落ちてくる」ため、そのメリットも大きい。やれ、自分で投げれば良いではないか…と言いたいところだが、忘れたときに支援してくれるのが重要なのだ。さらに、回復頻度が「よくおこなう」である。
ちなみに、もう1人の回復頻度が「よくおこなう」のキャラとして、ヒノエの妹である「ミノト」も居る。そちらは、どうやら敵を引き寄せる「タンク」タイプのサポートを行ってくれるようだ。というわけで、ミノトとロンディーネでは、甲乙つけがたい感じなのだが、ロンディーネのほうが役立っている感があったので、私は、最強の敵と戦う盟勇として、連れて行くことにした。
次に、クエスト種別だが、「砂原 /
50分 / 2人以下 / 3死終了 / 目標のみの討伐」を選んでいった。
まず、「砂原」とは、ややこしい名前だが、歴代の砂漠に相当するマップである。バルファルクは、どの場所にも出現するため、特別に砂原を選んだわけではないが、闘技場ではなく、通常マップを選択したというのは重要だ。闘技場マップは、「虹ヒトダマドリで開始直後にステータスをMAXにでき、かつ、モドリ玉で逃走をした場合でも、すぐ再戦ができる。代わりに、敵体力に1.05倍の強化補正が入る」という内容だ。ただ、隠れたデメリットとして、BGMが闘技場マップごとの固有のものに上書きされてしまう(【日記:2024/10/28】)。バルファルク戦のBGMは、ライズで更にかっちょよくアレンジされており、それを聞きながら戦いたいと思った。かくして、私は、絶対に通常マップを使っていこうと思っていたのである。
――あと、闘技場では、操竜による隙を作りづらいというデメリットもある。傀異克服バルファルクほどの飛び抜けた強敵となると、討伐対象外モンスターによる操竜で得られるダウン時間も、極めて貴重な攻撃チャンスとなる。クエストの制限時間的には、厳しくなりやすいものの、時間克服ハンターとなるのならば、操竜で作れる隙は見逃せないだろう。
その他の点として、クエスト時間:「50分」については、そもそも時間は、単体討伐だと「25分
/ 30分 / 35分 / 50分」から選ばれ、制限時間が短いほど、敵体力に弱体化補正が入る。ただし、最短の「25分」であっても、敵体力の弱体化幅は「0.9倍」と、時間の減少よりも遥かに少ない。そういうわけで、今回は、精神的な余裕を持つために、「50分」を選んでいったのだ。
…なお、「目標のみの単体討伐」(「傀異克服バルファルク」を倒すだけでクリアとなる)についても、他のお供モンスターが登場している場合、本丸のバルファルクへ弱体化補正が掛かるのだが、こちらも減少幅は小さめである。よって、集中してバルファルクへ挑んでいくために、単体出現のクエストを選択した。
――最後に、「3死終了」については、ごく普通のクエストと同じ条件だ。本当は最大の「5死終了」、少なくとも「4死終了」で挑みたかったのだが、良さげなクエストが、Lv250くらいのものしかなく、そこから300まで挙げて特別討究クエストを入手するのに、何度も何度もバルファルクを倒さなければならない。よって、そこは割り切って、最初からLv300のクエストを使い、すぐに特別討究の傀異克服バルファルクへ挑戦していくことにした。
ちなみに、いかにも影響が大きそうな「2人以下」は、オンラインでプレイする場合であって、盟勇は含まれないため、デメリットではない。だが、補正は研究ポイントのみであり、モンスターの強さは変化しないため、調査レベルがMAXの300に達している現在では、メリットにもならないという感じである。
さすがにこれは草ですわよ |
さて。具体的な戦い方だが、バルファルクは3段階の状態を持つ。まずは、体が黒い通常状態、次に、大気を吸い込むようなモーションをした状態、そして、オレンジ色に光って爆発する領域展開である(【日記:2024/9/17】)。強化が為されるたびに、火力が上がるとともに、コンボ数が増加する。そのため、攻撃後の隙を突いたと思っても、実はコンボが続いており、反撃で狩られるというパターンが多く、かなり厄介だ。ただし、攻撃後の隙自体は大きめであり、原初を刻むメル・ゼナのように、ずっとずっと敵だけが楽しんでいるという感じでもない(【日記:2024/9/21】)。
…そして、敵火力については、さすがに裏ボスと言える存在であるためか、一般モンスターの必殺技クラスを、通常攻撃感覚で使ってくる。というわけで、どの攻撃であっても、2連続で貰えば、基本的に終了であり、秘薬は前提として(【日記:2024/11/21】)、連続攻撃の中での起き攻めには、特に気を付けなければならない。槍のようなシュキン!
という音による翼のコンボは、プレイを通して、非常に厄介であった。また、明らかな必殺技と言えるバルビーム(仮)は、領域展開が乗っている状態だと、体力9割から一撃必殺をされた。
――ちなみに、「襲撃」こと、ワールドツアーは、大ジャンプ回避で100%避けられる自身が無かったので、思い切ってモドリ玉で逃走をしていった。まあ、ある程度の時間ごとに状況を切ることで、斬れ味を回復でき、不意の秘薬切れのような危機も避けられるというメリットもある。
また、今回も重要な火力源となるのが、味方のサポートである。特に、「ロンディーネの閃光玉」と「盟勇の操竜」は嬉しすぎる。上でも少しずつ触れたが、ロンディーネの閃光玉は、持続時間自体は短いうえ、閃光のピヨピヨ効果中にも、相手はなかなかの攻撃を仕掛けてくる。ただ、「閃光が入ったモーション」と「ピヨピヨが解除されたモーション」については、確定で隙になる。わずか数秒であっても、絶対に安全な時間を作れるというのは重要だ。
…そして、「操竜」については、プレイヤー自身が乗る場合も役に立つが、盟勇がモンスターを操ってくれるパターンが際立って重要であり、数十秒もの間、敵モンスターに大幅な隙を作れる。友達が居ないので『ライズ』の時は分からなかったが、オンラインプレイでの操竜は、こんなふうに感じるのだろう。まあ、敵が激しく移動するため、弱点を狙い続けることは不可能なのだが、低ダメージであっても、とにかく攻撃を当て続ければ、毒や後述するスキルの発動にも繋がる。これほどの強敵相手に、一方的に攻撃をできるという時間は、ゼッタイ無駄にはならないのだ。
――その他、これまで使ってきたテクニックと同じく、太刀の「桜花鉄蟲気刃斬」の攻撃回数と、スキル「粉塵纏」(【日記:2024/9/15】)&「剛心」(【日記:2024/9/30】)をコンボしていく。それぞれ、攻撃・防御のカナメとなる、いちスキルの域を超えた必須能力だ。粉塵纏の肉質無視ダメージがなければ、狙いやすい部位が硬いバルファルクを削っていくのには、かなりの手間が掛かっただろう。また、剛心の防御効果には、なんど命を救われたか、もう分からない。もはや、新作の「ワイルズ」で、これらが最初から存在しないというだけで、ストレスを感じそうな始末だ…。
瀕死マークが付いたあと、速攻で倒せたぞ |
というわけで。これらの手段を使い、非常に頑張った結果、29分32秒にて、最強の「特別討究:傀異克服バルファルク」を撃破することに成功した。
…ちなみに、今回は、一発での撃破成功とはいかず、一度、3死してクエスト失敗となっている。やれ、ここまで特別討究クエストを進めてきて、苦戦した相手は居たものの、純粋なるクエスト失敗は初めてだ(「原初を刻むメル・ゼナ」は、傀異クエストではないので、除外)。今回のバルファルク戦が、3桁時間のゲームプレイを進めてくる中でも、最大級の難関であったことに、疑う余地はないというものだ。
――そんなこんなで、これにて、全57個の「特別討究クエスト」も、無事に全クリに成功…というわけではなく、実は最後に、★1の「ラングロトラ」が残っていたりする。まーーーぁ、さすがに、あの屁こきアルマジロが、バルファルクより強いということは無いだろう…。いよいよ、サンブレイクにも、終わりが見えてきた。でも、今は『ワイルズ』という次がある段階だから、そこで前作をしっかり遊び尽くせるというのは、本当に良いことだ!
(2024年11月27日)
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