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管理人の日記
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ヴ ィ ト
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ルイ・ヴィトン、二度目のFFコラボである。同社のファッションショーにて、FF7のラスボス戦BGMにして、セフィロスのテーマと言える「片翼の天使」が流されてしまったのだ。
…まず、「ルイ・ヴィトン」と言えば、私でも名前を知っているくらいのハイブランドであり、革製品を中心に、様々にファッショナブルな商品を販売している。印象的な、“LとVのアルファベットが重なったロゴ”は、職場の客がたまに持ってきているので、私も知っている。その値段は、物によるが、10万円がスタートラインという程度のようだ。まあ、私なんかだと、イオンで3000円くらいで売っているバッグと違いが分からないのだが、それは豚に真珠なだけであり、使う人が使えば、値段以上の価値を出せるのだろう…多分…。
――そして、「FF」のほうは、もちろん、我が人生、「ファイナルファンタジー」のことである。美しいグラフィックと斬新なシステムで人気のRPGゲームであり、初登場から既に40年近くで、本編16作、スピンオフも含めれば無数の作品が存在し、総売上は2億本近くに達するという。シリーズごとにファンが存在し、その中でも、「片翼の天使」を擁する「ファイナルファンタジー7」は、トップクラスの人気を誇る。2020年からは、PS4などの最新ハードで完全リメイク版が登場しており、現在は三部作の第2弾までが登場済みだ。
では、今回のコラボの内容について述べていこう。本日、フランス/パリ(現地時間21日夜)で行われた、「Men's
Fall-Winter 2025 Show | LOUIS VUITTON」というイベントにて、その楽曲の一つとして、「片翼の天使」が生演奏されてしまったのだ(【YouTube】)。ちなみに新規アレンジであり、コーラスこそ無いものの、印象的な導入部から、塩酸シメジヒラメ出目金、大きなリス元気なリス、下痢下痢下痢出す出ねえよりマシだ(トーイ―レーのーなーかーかーらー)まで、全てが入っており、約5分弱の、お得感のあるアレンジとなっている。
…さて、「片翼の天使」は、初代PSで発売されたFF7で、ラスボス戦のBGMとなっており、シリーズ初の肉声コーラス採用と、ラスボス第1戦・第2戦とは大幅に異なる雰囲気、そしてINT版スーパーノヴァのトチ狂った演出(【YouTube】)、その他にも某FLASHなどで話題となった。その後、セフィロスのテーマとして定着し、リメイク版を含むFF7関連作品で、多数のアレンジが存在する。FFシリーズを象徴する人気曲の一つと言えるだろう。
――ただまあ、オサレなファッションブランドに合っているかというと、たぶん合っていない。オーケストレーションで壮大となった「片翼の天使」は、もともと戦闘曲ということもあって、攻撃的な雰囲気であり、“聖なる存在が、地上を浄化するために舞い降りた”という感じだ。ノーブランドな私は、間違いなく塩酸で溶かされる側である。実際、片翼の天使の後で流されている、エレクトロポップな洋楽たちと比べると、明らかに浮いている。片翼で。
しかしまあ、これはコラボなので、むしろ浮いているのは良いことである。現に、こうして、ファッションブランドなんて永遠に縁が無さそうな人間が、ルイ・ヴィトンの紹介記事を書いている。そして逆に、「やり込みinヴィトン」的なサイトが並行世界のどこかにあれば、きっとその日記では、FF7に触れてくれているはずだ。コラボが、ファイナルファンタジーとルイ・ヴィトンの架け橋になっているのだ。
――それに、ファッションというのは、そもそもが“流行”という意味を持っているのだから、既存の概念に囚われてはならない。斬新で、今の世界には理解しがたい物もあるが、それもまたファッションというものなのだ。
「ボス戦タイムアタック」のロゴを付けてサムネにしても違和感なさそう |
ちなみに。本日の日記の冒頭では、「二度目のFFコラボ」と書いたが、ファイナルファンタジー×ルイ・ヴィトンというコラボは、以前にも存在していた。それは2016年のことであり、あの私の最推し作であるFF13のライトニングさんが、コラボキャラクターとして選出されたのだ。
…さて、コラボ内容は、“ルイ・ヴィトンのアイテムを、ライトニングさんが装備する”というものである。見て画像のごとく、衣装に着られている感があるが、まあ、ライトニングさんは、2013年発売の「ライトニングリターンズ」にて、至高神プロデュースの高貴なる服を着て電車から降りてくるというギャグシーンを炸裂させたので、このチグハグ感も、またライトニングさんという感じだ。
――なお、コラボでは、ポスター等に使われたと思われる静止画ビジュアルが有名だが、実は動画も存在する(【YouTube】)。【インタビュー記事】によると、“ヴィジュアルワークス”=スクエニのムービーチームが仕事をしてくれたようだ。ライトニングさんは何しても面白いからズルい。
ところで。このようなコラボがあると、単純なコラボ内容以上に、「『ファイナルファンタジー』が、外からどう見られているか」ということを理解できて、私は嬉しい気持ちがある。普段、気付いていないところで、意外な人から、我々は応援されているのかもしれない…。
(2025年1月22日)
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