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管理人の日記
※戦闘中は危ないのでワイヤレスにしましょう |
本日、イヤホンの調子が悪くなってしまった。症状は、いつもと同じで、「接触が悪化し、片方しか音が鳴らなくなる」だ。恐らく、端子の部分が、錆びるか何かで劣化してしまったのだろう。一応、ぐるぐると接続部分を回してみると、両耳の音が鳴ることもあるが、少し動くと、また片方しか聞こえなくなる。少なくとも、楽しんで音楽を聞ける雰囲気ではない。こうなると、私は買い替えの時期だと判断するのだ。
そして、私が使っているのは、「ソニーの1500円くらいのやつ」(MDR-EX155)だ。さすがにこのご時世では値上がりしてしまっているだろう…と思って【amazonのページ】を覗いてみたところ(アフィではないので安心してクリックしてください)、今でも税込1300円で購入可能なようだ。
…さて、この製品の魅力は、安さとシンプルさである。値段については、社会人ならもちろん、学生であっても、お小遣いで買えるレベルだ。誰だって最初は学生なのだから、子供の頃から親しめるというのはありがたい。また、「カナル型」=耳の中でフィットするパーツを採用しており、音漏れを防ぎつつ、没入感を上げてくれる。本イヤホンの機能は、以上である。音量調節ボタン?
そんなものは無い。充電機能? 有線イヤホンに充電なんて必要ない! “ソニーの1500円くらいのやつ”は、日本製とは思えないような、ストロングスタイルの有線イヤホンなのだ。
――その他の点として、カラーが多彩というのは嬉しい。身に付けるものなので、遊び心は重要であるし、ケーブルが黒ばかりになって何が何だか分からなくなるという問題も防げる(【日記:2022/2/24】)。私は蒼が好きなので、“ソニーの1500円くらいのやつ”の色は、ずっと青を使っているものだ。
ワイヤゼロ 耳栓のみ 勝者あり |
ちなみに。皆さまご存じの通り、今の主流は、無線イヤホンである。ブランドとしては、アップルの「AirPods」などが有名であり、なんと3万円前後という強烈な価格のようだ。私の!
使っている! 携帯電話本体が!
2台買える!!!
…ただ、流行りというものを抜きにしても、イヤホンは身に付けるものであるからして、無線のほうが都合が良いというのは分かる。私は、家の中でも、基本的にイヤホンで音楽を聞く生活をしているが、軽い掃除や皿洗いなどの作業の際に、あちこち引っ掛けてコードが抜けてしまうのが非常に鬱陶しい。無線イヤホンであれば、コードが引っかかることを回避できる。また、ペアリング先を携帯電話でなくPCとすれば、ダウンロードという過程を省略し、YouTube等をそのまま音楽プレイヤーとして可能だろう。
――さらに、根っからの引きこもり体質な私とは異なり、アクティブな生活をしている人にとっては、コードがぷらんぷらんしているのは、邪魔なだけでなく、危険性すら存在する。とりわけ、ランニングや季節のスポーツといった運動系の活動をするのであれば、絶対にワイヤレスのほうが都合が良い。
しかしながら。私は、ワイヤレスイヤホンに嫌な思い出がある。ワイヤレスイヤホンには、「ペアリング」=機器との接続という作業が絶対に必要なのだが、かつて私は、これに失敗し、公衆の面前で、当時流行っていた★東方の電波ボーカル曲★を、大音量で放送してしまった。
…まあ、それは冗談としても、私はずっと極貧生活をしてきたというわけではなく、この人生で、何度かワイヤレスイヤホン/ヘッドホンを購入したこともある。だが、だいたいのパターンで、充電やペアリングなどに掛かる手間と、それに比して得られるメリットが釣り合っていると感じず、自然と使用頻度が減って、倉庫の奥深くでホコリを被るようになっていった。そういうことを何度か繰り返した結果、「私の人生に、ワイヤレスイヤホンというのは縁が無いんだなあ」と思うようになったのだ。
ちなみに。私のイヤホンに対する評価点に、「音質」という基準は無い。そりゃあ、100円ショップで買えるイヤホンのような、明らかな低音質はノーセンキューだが、一定のラインを満たしていれば、あとは私には全く違いが分からないのだ。
――というか、ふだん携帯電話に入れている音楽は、全てYouTubeからの録音であるし、作業用BGMとして聞く場合は、8bit=ファミコン風アレンジを好んで選んだりしている。そんな中で、高音質のイヤホンなんて買っても、100%宝の持ち腐れ、馬の耳に念仏である。
おじさんの頃のモンハンはね、時計が5分刻みでのみ動いていたんですよ… |
というわけで。そんな私に、“ソニーの1500円くらいのやつ”は、まさに最適な商品なのだ。とにかく、値段に対して、私が求めている性能の100%以上を満たしている。これを超える製品は、さすがに出てこないんじゃないかと思うくらいである。
ちなみに、似たような立ち位置にあるアイテムとして、“腕時計”が存在する。私は、前職の時に購入したG-SHOCKが、未だに壊れていないため、それを使い続けている。なかなか物理的にも精神的にも当たりの強い職場環境のため、G-SHOCKを使うのは妥当であった。2016年に購入し、それから10年近くが経って、電波による時計合わせが動作しなくなっても、未だに私の左手首に内向きに付けられ、日々の仕事で、時刻を教えてくれている。
…ただ、価格は約2万円である。性能を考えれば妥当なのかもしれないが、もちろん壊れたら、同じモデルを買うことは無い。そうだな、次は、“カシオの1500円くらいのやつ”、チープカシオと呼ばれている、安価で高性能な物でも買おうかと思っている。
――ただまあ、G-SHOCKも“チープカシオ”も、売っているのはカシオである。それに、ソニーだって、“1500円くらいのやつ”だけでなく、10万円に達するような高価格モデルも、同時に販売している。高価な製品と安価な製品、両方の選択肢があるのが、正しい市場の形なのだ。大事なのは、その値段を出すだけの価値を、自分が引き出せるかどうか…つまり、値段に納得できるかどうかだ。たかいもの、やすいもの、そんなのひとのかって!
(2025年1月29日)
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