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管理人の日記
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確かにこのシーンはカッコいい |
大砂漠でのトロフィー関連が終わったということで、その終端にある「アビス・レボワ」の攻略を行っていく。
…と言っても、ここは、本作に2つあるバイオダンジョンであり、剣が使えない代わりに、射撃が大幅な強化補正を受けているようだ。そして、探索やジャンピングアクションの難易度はNORMALと変わらず、ボスも、「アルテス・レボワ」でも登場した肉球が少し強化されたという程度である。特に苦戦する要素もなく、再びサクッと30分程度で攻略を終えた。
――ただし、ここでは、各種のファイルを集めないように気を付けていった。理由は、リリーの好感度である。これまで述べている通り、エンディング分岐のうち一つには、「リリーの好感度が100%未満である」という条件が存在する。2周でのトロコンを目指すのならば、絶対にリリーをときめき状態にしてはいけないのだ。逆に、このアビス・レボワをクリアした時点で、好感度100%に達していなければ、そのままラスダンに直行することで、この周でのトロコン可能が確定的となる。勝利のために、絶対にリリーに真実を知られてはならない。
そうして。無事に、好感度100%未満の状態で、軌道エレベーターへ突入可能となった。ちなみに、具体的な数字としては、69.5%である。さすがに警戒していったためか、数字的には、かなり余裕があった。ここから、2周目限定の「ベータ強化ギアMK2
★3」を入手するため、寄り道クエストを行おうかなあ…とも思ったが、まあ、ラスト2戦でしか使えない装備品のために、そこまでせずとも、先を急いだほうが良いだろうと判断していった。
そういうわけで。ラスダン区間である「軌道エレベーター」に入っていく。
…さて、このダンジョンの序盤では、ほぼ即死の火力を持つ「ガードタレット」の仕掛けが存在し、初回プレイでは手を焼いた(【日記:2025/1/9】)。ただし、敵との戦闘以外は、基本的にNORMALとHARDで変わらない(はず)。ならば、あの高難易度な仕掛けが、STORYモード(EASY)であっても緩和されることは無いのか…という気持ちになってしまうが、とりあえず、NORMALをクリアしている私にとっては、特に問題は無かった。
――そして。施設外部を突破して中に入ると、今度は雑魚敵との戦闘が問題になる。ここでは、大量の敵に囲まれるため、雑魚戦であっても、各種の必殺技ゲージを使っていかないと厳しい。特に頼りとなるのが、L3+R3の強化モードである。一点火力が低いため、私も最初は弱いと思っていたが、発動中は完全無敵で攻撃が可能なため、とりわけ“体力の低い雑魚”に包囲された時の状況打破にはうってつけである。というわけで、出し惜しみをせず、どんどんと各種の必殺技を使って、雑魚戦を切り抜けていく。
ちなみに。ステラーブレイドのトロフィーについてだが、この記事を書いている時点で、プレイヤー全体の獲得率を下位から並べると、もちろん1番目は、他の全てのトロフィー獲得が必要となる「●EVEプロトコル(8.9%)」だ。2番は、当サイトのミニ日誌でも散々触れてきた、リリーの好感度が100%未満でのエンディングである「●失われた記憶の代償(12.7%)」だ。そして、3番手が、意外や意外、「L3+R3の強化モードで、敵を50体倒す」が条件の「●復讐者(13.1%)」だ。苦労した、キャンプ(15.6%)や缶(20.2%)よりも低い。実は私の使い方がおかしかったりするのか?
そして。軌道エレベーターでの最初のボスは、再生能力を持つ「ベリアル」である。こいつとは、2回出会うことになり、1回目の遭遇では、チューブを滑りながら戦うという厨二的な演出が話題となった。
…さて、こいつは、再生能力を表現しているのか、“HPゲージを3回ゼロにしなければ倒せない”という特殊仕様を持っている。ただし、逆に言うと、HPゲージを3回ゼロにすれば、絶対に倒すことができる。よって、特殊な仕様はあくまでフレイバーであり、「特定の攻撃手段を使わなければ、倒せない」というルールではないのだ。
――というわけで。戦い方としては、例によって、3つの必殺技ゲージを満タンにしておき、まず「L3+R3の強化モード」でL1+△の突進攻撃を連射したあと、「R1+×」で自己強化を行って「L1+□」で攻撃していく。この順番で使用する理由は、どうも「L3+R3の強化モード」のゲージが溜まる条件は、与ダメージのようであり、バトル開幕で使うと、ボス戦の途中でゲージが回復して、複数回の発動が期待できるからだ。
そういうわけで。各種の必殺技でぶん殴っていくと、驚くべきことに、ほとんどまともな戦い方をせず、3本ぶんのHPゲージを削り切ることができた。通常のチャンバラ戦闘は、バトルの最後に本当にちょっと叩いただけであり、全く狙っていなかったがノーダメージ撃破となった。確かに、Lボタン系統の必殺技が一瞬だけ使い放題になる「ベータトランス」が複数回発動してくれたという幸運もあったのだが…いやいや、高難易度とされるゲームのボス敵が、こんな簡単にゴリ押し撃破されちゃ駄目でしょ。クリア後の育成を極限まで行ったとか、特殊な編成を組んだとかならまだしも…。
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厨二病な要素しか無くて最高すぎ |
ベリアル戦を終えると、軌道エレベーターを縦に登っていくパートとなる。
…さて、ここでは、私のプレイにおいて、49番目の缶が手に入ることが分かっていた。起動エレベーターは、道中ラストに登場するボスを倒すまでは、ファストトラベルによって後戻り可能だが、最後のアルファネイティブを倒してしまうと後戻りはできない。ダンジョンでは、どうやら取得済みの缶も復活するということらしく、私を混乱させたが、しっかり最後の空き缶も拾って、ここでトロフィーを獲得しておいた。
――そして、縦パートの最後に登場する、ボス:「カラクリ」については、いつも通り、必殺技ゲージを「L3+R3の強化モード」から使うことで、ベリアルと同じく、ほとんどまともな戦闘をせずに勝つことができた。いやいやいや、さすがにHARDなのだから、初周より楽になるとかおかしいでしょ…。
カラクリを倒したあとは、窓から青い地球が見える状況で進め、軌道エレベーター編のラストである「デモクローラー」との戦闘が始まる。
…さて、このデモクローラー戦は、厨二病の塊である。ざっと並べてみても、以下のような厨ニ要素が存在するのだ。
▼ここが厨二だ!
デモクローラー
・「陸上型のタコで、頭部がドロドロした人面の集合体になっている」という感じの醜悪な外見ながら、天使の輪のような意匠を持ち、光属性の攻撃を多用してくる。闇と光が両方そなわっている
・最初は素手だが、バトルが進むと、巨大な大剣を我が身から取り出す。だが打撃一辺倒というわけではなく、光の玉を飛ばしてきたり、瞬間移動をするなど、魔法じみた技も引き続き使用する。物理と魔法のどちらも強い
・戦闘BGM(【YouTube】)は、歌とオーケストラで、宇宙をイメージさせる壮大な楽曲となっている。が、バトルが進むと、そこにギターとドラムが入り、“ゲームのバトル曲”として、とてつもなく熱い感じになる。「弾いてみた」「叩いてみた」を、公式がやっている
・背景として、ガラス窓から、宇宙と青い
・大ボスを示す「アルファネイティブ」の称号を、上司であるデモゴルゴンに譲っている。先パイに敬意を払う
とまあ、こんな感じで。軌道エレベーター編の実質的な大ボスと言える「デモクローラー」は、世間の中学2年生が結集したような存在になっている。
…が、これはもちろん、褒め言葉である。正直、ここまでカッコいい要素をストレートに詰め込めるゲームは、そんな多くはない。今の御時世、“厨二病”という作風を維持している作品は、本当に貴重なのだ。日本だけでなく、韓国にも厨二病が存在すると判明した瞬間である。
――しかしながら。誠に残念だが、戦闘面においては、いつものL3+R3から使うゴリ押しで終わってしまう。一応、ラスダン区間に登場する実質的な大ボスということで、他の敵より多少は手応えがあるが、それでも多少である。まあ、“3つの必殺技ゲージを満タンにして挑む”というのは、ロックマンXシリーズにおいてサブタンク全開で挑むのと同じであり、チャレンジ精神を持つのなら、そういうのは封印すべきというところなのだろうな。
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たまにはロリコンもいいよね! |
というわけで。デモクローラーを撃破すると、戦いは続き、各種のトレイラーでも用いられた、“イヴが宇宙空間に投げ出されるシーン”が展開される。皆さまご存じの通り、生身の人間は、宇宙に放り出されてしまえば★瞬殺★である。そこを耐えられているというのは、さすがに人造人間の意地を感じる。
…そして、コロニー自体に寄生をしていた、アルファネイティブ:「デモゴルゴン」を倒すと、軌道エレベーター編はクリアである。なお、この戦闘は、とても微弱な時間制限だけがある中で、通常の操作体系から切り離され、相手の弱点を一方的に狙撃する戦いとなる。つまるところのイベント戦だ。よって、軌道エレベーター編の大ボスは、実質的に、一つ前に登場した「デモクローラー」ということになる。
――ただまあ、このような手法について、私はいいと思っている。作中では、“アルファネイティブ”と呼ばれる大ボスたちを倒すことが、物語上の大きなテーマとして扱われる。そして、軌道エレベーター編において、タコ足大剣の「デモクローラー」は、確かにバトル面での実質的なボスではある。だが、ストーリー的な観点で考えてみると、明らかに、軌道エレベーターという巨大な構造物に寄生している「デモゴルゴン」のほうが、影響が大である。そういった世界観的な事情を考えて、あえて、イベント戦の「デモゴルゴン」のほうを、アルファネイティブとして登録したのだろう。いいぞ、その調子だ…。
そんなこんなで、ラスダン区間である軌道エレベーター編を終えると、そこからノータイムで、ラスボス連戦へと入る。純粋なゲーム攻略的に言うと、「デモクローラー」→「黒き翼のアルファネイティブ(1回目)」戦は、他に寄り道できる区間が存在せず、連戦として捉えるべきなのかもしれない。
…ただまあ、物語演出として考えると、デモゴルゴン(デモクローラー)を倒し、地上へと戻ってきた時点が、明らかな結節となる。皆さまご存じの通り、ゲームというのは、映像・音声・操作性・物語演出が組み合わさった総合芸術である。よって、あくまで我々が感じる面を重視すべきなのだ。
――そういうわけで。軌道エレベーター編を終えると、いよいよ物語は、ラスボス戦に向けて加速をしていく。いろいろあって長引いたが、「ステラーブレイド」のミニ日誌も、残すところ3コ話というところかな。うわぁ、頑張ろう!
(2025年2月18日)
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