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◇トップページ > 管理人の日記 > 2025年2月26日の記事
管理人の日記
ストックしていた焼酎をようやく飲み尽くしました。次は買わないので、これでお酒は卒業です
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この鬼畜さが気持ちいい… |
この28日(金)には、いよいよ期待の新人、「モンスターハンターワイルズ」が登場する。その前に私は、ずっと残していた地球防衛軍4.1を、切りの良いところまで終わらせようと思った。具体的には、HARDのDLCミッションまでをクリアしようと思ったのだが、最後の「星の牢獄」だけが残ってしまった…。
ところで。私が、“最後に「地球防衛軍4.1」の日記を更新した”のは、12月頭にステラーブレイド日誌を書き始める前の、【2024年12月6日】である。では、そこから全く何も進めていなかったのかというと、そういうわけでもなく、HARDのDLC1を終盤まで進めて詰まってしまった後に、クエスト埋めとアーマー稼ぎを目的に、本編シナリオのEASYとNORMALをプレイしていた。
――その結果、アーマーは、HARD時点で約4000というとんでもない値に達した。やれ、地球防衛軍のアーマー値(HP)は、人によって適正値が異なるが、レンジャー(陸戦兵)においては、「ゲーム1周で1000上がる」という程度に調整されていることが多い。そして、通常、最高難易度のINFERNOであっても、3000~5000程度があれば、クリアまで行けると考えられている。HARDで4000というのは、明らかにやりすぎなのだ。
というところなのだが。DLC2の最後のほうになると、これだけあっても普通に死ねる。理由はいくつかあるが、ミッション自体が異様に難しいことと、そして敵の強化率が凄まじすぎることがある。
…まず、地球防衛軍4.1は、あの「地球防衛軍4」のリファイン版である。『4.1』では、システム的にはプレイヤー有利の要素が増え、遊びやすくなったと評価できるが、DLCではその分だけ難易度も盛られており、楽になったとは言い難い。とりわけ、DLC2については、『4』の時点で、伝説の「地球防衛軍2」すら超える難易度として、恐れられていた。後に、気の狂った凶悪ミッションが続々と展開された「地球防衛軍6」のDLC2(【日記:2023/7/22】)が出るまで、最強の名をほしいままにしていたのだ。それが、アッパー調整されているという時点で、簡単なわけがない。金蟻も鎧蜘蛛も、もはや日常の1ページである。
さらに。これはDLC2に限定の要素なのだが、敵の強さの右肩上がり感が凄まじい。そもそも地球防衛軍シリーズでは、敵の強さが一定ではなく、ミッション番号が進むごとに、体力・攻撃力・スピードといった能力が、少しずつ向上していく。その向上スピードが、DLC2だけぶっ飛んでいるのだ。
…具体的に、攻略Wikiに貼られていた、【こちらの計算機様】の数値を引用してみよう。最も基本的な雑魚である「黒蟻」のHPを基準とすると、HARD本編のM1は「180」だが、最終ミッションであるM89だと「348」に向上するため、ストーリー全体を通して、敵は約2倍の強さになるということだ(なお、M89には、黒蟻は出ない)。それが、DLC1だと、26個ミッションで264→420、DLC2だと23個ミッションで264→660となる。DLC2では、たった23個のミッションで、しれっと2.5倍にまで強化されている。DLC1と比べても、強化補正が大きいうえ、ミッション数も少ないため、勾配も急激だ。よって、見た目的には同じような物量であっても、後半のほうが圧倒的に辛くなるのだ。
――ちなみに、HARDEST本編シナリオの黒蟻HPは、420→900である。DLC2のHARD終盤は、普通にHARDESTクラスの敵を相手にしているということだ。なるほど、実プレイでは、HARDとは思えないような敵のシャカシャカ感と火力を感じていたが、それは確かに、難易度が1つ上に匹敵する強さの敵を相手にしていたからである。そこで、出てくる敵が凶悪な変異種となれば、もうINFERNOと変わらない難易度と言えるだろう。ちなみに、『4』にも、【このような計算機様】が存在するが、その際は、DLC2,3(『4.1』のDLC1,2に相当)の両方で、黒蟻HP基準で306→348と、ほぼ強くなっていなかったようだ。確かに、敵の強さにも勾配があったほうが面白いだろうが…さすがに『4.1』のDLC2は、やりすぎだろう!
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HARDだと、DLC2-14「赤く染まる河」から、新武器たちが手に入り始める! |
が。そんな中で輝くのが、DLC2終盤で手に入る、新しい武器たちだ。
…やれ、地球防衛軍シリーズにおいて、“有料DLCの追加ミッションが配信されるようになった”のは『4』からだが、“ミッションだけでなく武器も用意されるようになった”のは、『5』が初めてである。『4.1』は、『5』より前に登場した作品であり、「スタッフがPS4での制作に慣れるため」と、そして、「パフォーマンスに問題の有ったPS3版『4』のお詫び」という意味合いもあったと思われる。
――ということで。『4.1』は、最高難易度のINFERNOでは、新武器が登場しない。ただ、下位難易度だと、DLC2の後半限定で、上位難易度の武器が手に入る。具体的には、HARD本編だと、最大でもLv50までの武器しか手に入らず、DLC1でも、最終ミッションでやっとLv50の武器がドロップすると、条件は同じだった。ところが、DLC2だと、全23ミッション中、M14からLv51とHARDを超える階級の武器が落ちるようになり、最終的には、Lv62と、HARDEST中盤クラスの武器が開発されてくれる。上記の通り、DLC2の終盤は、敵強さの補正係数は1段階上・そしてミッション自体の難易度も1段階上と、HARDとは思えないくらいの圧倒的難易度を誇るため、新武器の使い方が鍵となるのだ。いやあ、新しい武器の入手でキャラを育成する…地球防衛軍は、そう言えば、こんなゲームだった。
では、実際に、それらの武器が活躍してくれた、高難易度ミッションたちを紹介してみよう!
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地獄の★運ゲー★綱引き大会 |
◆DLC2-16:背水の罠
海岸に、ヴァリアント・レタリウス(+少量の通常レタリウス)の巣が張り巡らされており、その下に、蜘蛛を補給する地下トンネルの出口が隠されている。また、海側からは、大量のディロイが歩いてきて、やがて海岸を埋め尽くしてしまう。
さて、このミッションの地下トンネルの出口は、特殊な仕様が用意されており、初期状態ではノンアクティブの蜘蛛3体を登場させるだけだが、一度攻撃を受けると、以降は大量のアクティブ蜘蛛を吐き出し続ける。また、ディロイを攻撃すると、全ての出口が集団的自衛権を行使し、やっぱりアクティブ蜘蛛を発生させ続ける。よって、このミッションでやるべきなのは、ディロイたちに海岸を埋め尽くされる前に、できるだけ多くの巣穴を破壊することだ。『4.1』では、しれっと巣穴が3個から4個に増えており、難易度が上がっている。
というわけで、本ミッションはスピード勝負となるのだが、その際に厄介なのが、レタリウスである。超遠距離から、お構いなしに糸を投げつけてきて、こちらの事情などお構いなしに、綱引き対決を仕掛けてくる。急いでいる時に、反対から引っ張られる不快感は、なかなかだ。ただでさえ、通常蜘蛛の糸に巻かれて死にそうになっている時に、さらに遠距離から高速の綱を投げつけてくるため、回避なんて不可能であり、実質的には★運ゲー★である。
というところなのだが、武器としては、Lv50の「ストリンガーJ3」が役立ってくれた。Lv50は、HARD本編では最終ミッションの「星喰らい」でしか手に入らず、同ミッションは稼ぎに向いた内容ではないため、HARDEST以降の入手となりやすい。能力は、1発ごとの再装填が必要になるものの、威力が6000とINFERNO級の火力を誇り、しかも全射程で敵を貫通する。中型以上の敵や、拠点への正確な攻撃に向いている武器だ。1発で大火力を発揮できるため、狙い続ける必要がないというのも嬉しい。
そんなわけで。本ミッションでは、レタリウス・地下トンネルの出口・ディロイにはストリンガーJ3を、そして蜘蛛にはAF20を使っていった。AF20は、もう本編HARD終盤からずっと愛用している銃である。よって、クリアに成功したきっかけは、やはりストリンガーJ3によって、狙撃火力が一気に2倍に跳ね上がったことだろう。長い再装填の時間が必要となるが、回転回避で敵から距離を取ることもできるため、必ずしも不利とはならない。
ちなみに、成功時には、ディロイが詰めてくるまで、結局、地下トンネルの出口×4のうち、2つしか破壊ができなかった。ただ、そこから、蜘蛛が上手くフィールド上に散ってくれて、一度に大量の敵を相手にしなくて良くなったので、ストリンガーの火力で、まずはディロイから地道に叩いていった。なお、レタリウスについては、最後の最後まで、地形を貫通する綱を投げ続けてくれ、悪い意味で緊張感を与えてくれていた。レタリウス星の小学校では、国語の前に、まず「常識」という授業を用意したほうが良いと思う…。
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紅蓮かいな |
◆DLC2-20:紅蓮
『4』の際は、「攻略不可ミッション」に分類された4個ミッションのうちの1つであった。ただし、味方として登場するオメガ部隊の強さが圧倒的であり、適当に支援をしていれば、勝手に終わってくれるミッションであった。★神ミッション「三巨神」★に続き、攻略不可ミッションの中では、下から2番目という位置付けであったように思う。
さて、『4.1』では、「攻略不可ミッション」という称号自体が無くなった。よって、紅蓮も簡単になった…ということもなく、普通に難しい。特に、第2波の、「金女王+金蟻」&「鎧大蜘蛛+鎧蜘蛛」がラッシュを仕掛けてくるパートが最悪であり、最強のオメガ部隊たちが一瞬で溶けていく。やれ、DLC2の凶悪な補正係数は、味方NPC兵士にも掛かっているらしいが、本当か…?
というわけで。ここで使うのは、Lv50の「ストリンガーJ3」と、Lv55の「爆砕かんしゃく玉」だ。爆砕かんしゃく玉は、ネタ武器っぽい名称だが、中火力の手榴弾を大量に投げつけるという、後のバスターショットである。散らせば範囲攻撃になるし、近接に集中させれば、大型キラーと化す。シリーズ伝統の、「レベルの割に強い武器」であり、今後の作品でも、攻略のキーとなってくれるだろう。
そんなわけで。爆砕かんしゃく玉は、HARD帯の爆発武器と比べると、圧倒的な性能であり、この使い方が鍵となる。まず、雑魚戦では、広範囲に散らして、敵を牽制していく。一撃で倒せなくとも、オメガたちが削るべきHPを減らしてくれるので、戦況を有利にできる。なお、目の前に敵が通ることで、全弾を起爆し自害してしまうこともあるが、そのデメリットにすら目をつぶっていける強さを誇る。
そして、第2派の、金女王&鎧大蜘蛛との戦いでは、至近距離で投げつけ、一気に相手のHPを削る。特に、鎧大蜘蛛は、爆発物で大ダメージを受けると転倒し、何故か地球の重力から解き放たれるので、その際に一気に遠くに吹き飛ばすことで、戦力として除外ができる。
ラストの第3波では、更なる猛ラッシュが訪れ、さすがにオメガ部隊たちも倒れてしまうが、そこに27人の精鋭兵士が駆けつける。というわけで、開幕の時間を使って、何が何でも“金蟻を投下する輸送船”だけは撃破し、その後は逃げながら仲間を回収して、逆襲をする…という方式で、勝利ができた。かんしゃく玉の「火力」と「雑魚にもボスにも使える汎用性」が、クリアを助けてくれたのだ。
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かつての難関ミッションが、アシッドガンで溶けていく… |
◆DLC2-21:震える魔窟
『4』で、ぶっちぎりの最高難易度を誇ったミッションである。しかし、『4.1』ではマイルドに調整された…という噂を聞いており、どういうプレイになるか、当初から期待していた。そして、実際のところは、INFERNOは知らないが、HARDだと、確かにそこまででもないようだ。
使用武器は、お馴染み「ストリンガーJ3」に、そしてLv57の「スーパー・アシッドガン」である。スーパー・アシッドガンは、酸を発射する銃であり、遠くの敵に当てるには斜めに打たなければならず、当てづらいうえに、最大射程でも100m程度だ。ただ、純粋な火力は、HARDESTを飛ばして、INFERNO級である。これまた、「レベルの割に強い武器」であり、“いきなりINF”など、歴戦兵に人気の縛りプレイで名前を聞く武器である。
具体的に。どれくらい火力が違うかと言うと、HARD終盤で手に入り、DLC攻略でも基本として活躍してきたLv46「AF20」は、1発92×秒間12連射で、1秒間の火力が1104である。一方、Lv57「スーパー・アシッドガン」は、1発75×秒間60発で、1秒に4500を削れる。火力がぶっ壊れた! 最強のアサルトライフル「AF100」ですら4350、HARD帯で活躍するリロード不可の「フュージョンブラスターG2」が5400であり、もはやHARDのDLCを溶かし尽くす強さだ。ここまで火力が高ければ、もはや多少の当てづらさなど、全く気にならない。
というわけで。開幕は味方を無視して、まずは2つの金蟻巣を溶かす。その後、もはや回復アイテムを持ってきてくれるお助けキャラと化した鎧蜘蛛を溶かしつつ、拠点を攻撃し、金女王×2は適当にゴリ押しして、その後はオメガを回収しつつ、女王蜂をストリンガーJ3で蜂の巣に、鎧大蜘蛛をアシッドガンでドロドロにしていく。HARDとはいえ、かつての難関ミッションが、見る影も無いほどに楽勝となってしまった。
まあ、攻略のカギは、もちろん「スーパー・アシッドガン」である。これは、2つ上の難易度であるINFERNOにおいても、普通に使う人が居るくらいの強武器だ。それをHARD帯で使ってしまえば、バランスブレイカーにも程がある。なろう系をしてはいけない…。
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ちなみに、ラスト1つ前の「最後の砦」は、完全なお祭り&稼ぎミッションだった |
とまあ、そんな感じで。極めて厳しい戦いながらも、DLC2の後半で手に入る新たな武器たちを使い、命からがら生き残ることができた。やはり、新しい武器が活躍して、それで高難易度ミッションをクリアできるというのは、良いものだ。この楽しさを、最高難易度のINFERNOでも味わえるのが、『5』『6』のDLCである。なるほど、「DLCでの新武器」が登場するのは、至極当然の流れであったと言えよう。
…しかしながら、快進撃を続けてきた私は、最後の最後であるDLC2-23「星の牢獄」で失敗してしまった。本編ラスボスであるアースイーターが出現するミッションであり、砲台の数が極めて多い。加えて、DLC2のラストということで、敵の強化補正が凄まじく、もはや完全にHARDESTクラスと化した敵たちが出現する。よって、ゴリ押しは出来ず、少しずつ敵を削っていくような攻略が必要となり、攻略には時間が掛かる。そのくせ、そのくせ、ラストの第3波が一気に殺しにくるタイプなので、失敗したときのモチベーション低下も凄まじいのだ。
さて。私は、「ストリンガーJ3」と「スーパー・アシッドガン」という、これまで活躍してきてくれたDLC武器を担ぎ、この最後の戦いに挑んでいった。第1波は、まさかの回復アイテム不足に苦しめられつつも、少しずつ遠距離から削って何とかした。そして、第2波では、レッドカラー飛行ビークルの尋常では無い火力に恐れをいだきつつも、遠距離から地道に攻略をしていった。だが、第3波では、初動で緑蟻たちの投下口を破壊することに失敗し、あっという間に包囲されて終わってしまった。
…やれ、確かに、持っていった武器もプレイングも良くなかったが、さすがに1時間弱が一瞬で無になるというのは、やる気のなくなる展開であり、すぐさまリトライ!
とは行かなかった。プレイ時間の関係上、平日に遊ぶのは難しそうだが、2月下旬の3連休を終えた時点で、もう休日も残っていない。
――というわけで。モンハンワイルズまでに、「地球防衛軍4.1」については、切りよく“DLCを含めたHARD全ての攻略”まで終えたかったが、残念ながら、最後の「DLC2-23:星の牢獄」だけが残ってしまった。まあ、ワイルズが発売したら地球防衛軍をやってはいけないというルールは無いが、まとまったプレイができるのは、またかなり後となってしまうだろう。ちなみに、「ステラーブレイド」の際は、DLC1のラストである「竜の船」のクリア目前でストップしてしまっていた。そこから今度は、DLC2の最後で止まったのである。人はまた、その過ちを繰り返そうとしているのか…。
(2025年2月26日)
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