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管理人の日記
「健康保険料率」とかいう謎分類が上昇し、来年度の約4万円の減給が確定しました。く そ っ た れ
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天空のネーミングセンス |
DQ8にて、船を手に入れた後の物語上の順路は、「海辺の教会」とされている。確かに、船を手に入れたあと、そのまま直進すると、意味ありげな水路が開いており、「海竜」という何かありそうなモンスターが繰り返し登場することが印象付けられたのち、教会付近へと上陸が可能になる。そこから南下して、「ベルガラック」というカジノで有名な町にて情報収集をすると、次の行先が分かるという仕組みだ。
…やれ、海辺の教会はルーラの移動先としても登録され、セーブと無料回復が行えるうえに、そこでベルガラックについての情報も入手できる。当時の国民的ゲームらしく、船入手で自由度が急上昇したとはいえ、プレイヤーが露頭に迷ってしまわないよう、様々な点で調整が行き届いている。
――しかしながら、そのような配慮を無視して、初回プレイでの私は、サザンビーク近くの川から上陸をしていった覚えがある。サザンビークは、ベルガラックの次にイベントが起こる場所であり、この時点で訪れても、物語の進行には寄与しない。ただ、今回は、懐かしの初回プレイを踏襲していくということで、サザンビーク側からゲームを進めていく。そうそう、「スライムベホマズン」という、回復使いっぽい名称なのに、火力も高水準なモンスターが登場したりしたんだよな〜。
そして。一通りサザンビーク側を探索した後は、そちらから陸路でベルガラックに行くこともできるのだが、ここはあえてゲーム側の順路に乗ってみようということで、まず海辺の教会へ行き、そこから南下をして、ベルガラックの門を叩いてみる。
…さて、ベルガラックは、カジノにて、PS2版における最強特技:双竜打ちを擁する鞭の最強品「グリンガムの鞭」や、超高性能な「はぐれメタルよろい」といった激レア装備が手に入るが、初回訪問の時点では閉鎖されており、カジノで遊ぶことも、商品を交換することもできない。そして、町を探索していくと、次の目的地は、北にある「闇の神殿」という場所であることが分かる。世界地図にも分かりやすく島が書かれているため、そちらへ向かえば良い。
という感じであり、物語を進めるためには、海辺の教会にルーラして、そこから海を北上していけば良いのだが、ここで逆にベルガラックから南下して、「キラーパンサー」の入手イベントを済ませておく。キラーパンサーは、陸で使える高速移動手段であり、約2倍の速度で移動が可能だ。ただし、ゲーム中でも示されているが、乗ることによって新たに行けるようになる場所は無い。また、雑魚敵との戦闘が発生しなくなるということもない。ただし、PS2版においては、歩行と比べて、エンカウントが発生する時間が同じくらい=移動距離に対する敵出現率は半分くらいになっている。
…さて、そんなキラーパンサーは、3DS版において、二重の意味での弱体化を強いられている。まず、第1に、シンボルエンカウントになった結果、徒歩でも雑魚を回避しやすくなり、移動のストレスが減った。第2に、画面が狭くなったため、高速移動の気持ち良さが減ってしまった。それどころか、シンボルエンカウントということで、敵に当たりやすくなり、むしろストレスが増えているかもしれない。
――その代わりと言っては何だが、3DS版では、下画面にタッチパネルでショートカットボタンが存在し、そこから「バウムレンのすず」を選ぶことで、簡単にキラーパンサーを呼び出せるようになっている。空を飛べるようになる「神鳥のたましい」といい、この手のアイテムは頻繁に使用するため、それを通常アイテム欄から分けて選べるというのは、良い判断である。意外と、DQ12では、右スティックメニュー的な場所に置かれているかもしれない…。
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う〜ん、原作デザインのほうが頭おかしいな |
さて。このキラーパンサーは、ベルガラックから更に南に向かった先の「ラパンハウス」という施設でイベントを起こせる。ベルガラックのイベントで、“次の目的地は北”と示されているので、それを聞いて北へ船出をしてしまうと、キラーパンサーの入手自体を見落としてしまいがちである。
…実際、私の初回プレイでも、未入手で終わってしまった記憶があるが、それは恐らく、「サザンビークを先に訪問し」、かつ、「ベルガラックで話を聞いたあと、すぐに北へ向かった」の2つの条件が揃ってしまったことが理由であろう。まあ、無いなら無いで何とかなる移動手段だが、しかし、せっかくスタッフから用意された要素なのだから、使っていくべきだろう。ファイナルファンタジーで、チョコボがあるなら、乗ったほうが良いのだ。
そして、このイベントの概要はというと、ラパンハウスの「ラパン」という人物から、要するに、キラーパンサーの「バウムレン」を成仏させてやってほしいという頼み事をされる、というものである。直接的に死んでしまったとは言われないが、テキストから明らかに匂わされており、ゲームデザインとしても、それに気づくことが前提であろう。そして、イベントの内容は、「深き眠りのこな」というアイテムを、朝しか現れない不思議な木まで持っていく、というものだ。橋が壊れていて、回り道が必要なものの、戦闘や難解な謎解きは無く、ただ単に行くだけである。
…ということなのだが。「朝にしか木が現れない」という条件が厄介だ。DQ8では、昼に宿屋に泊まろうとすると、「次の朝まで休む」か「夜まで休む」を選択することができる(夜は「次の朝まで休む」だけ)を選ぶことができるが、フィールドにおいて、直接に時間を操作したり、時間の流れを加速させる方法はない。そういうわけで。このキラーパンサーイベントをスムーズに進めるためには、「@ベルガラックの宿屋で時間を夜にする」「Aラパンハウスで話を聞く」「B例の樹の場所まで移動し、朝まで待つ」の順番が良いと思われる。
――しかし、皆さまの予想通り、私はベルガラックで普通に昼からスタートしてしまい、木のふもとにて、昼→夕→夜→朝と待つことになってしまった。ちなみに、2011年のプレイでも同じ目に遭っていた(【プレイ日誌:第4話】)。やっぱり同じ人が同じゲームをやっても駄目だな…。
そういうわけで。西の大陸で当初できる用事を済ませたということで、次は闇の遺跡へと向かっていく。と言っても、そのままでは遺跡内部は探索できず、主人公たちは「太陽のカガミ」というアイテムを求めて、今度はサザンビーク地方でのおつかいを行っていくことになる。
…さて、サザンビークは、このゲームで最大と言える拠点であり、この中盤でのシナリオのほか、エンディングにも関わってきて、物語を大きく盛り上げてくれる。それでは次回は、この王城で繰り広げられる、DQ8最大のおつかいについて、攻略をしていこう!
(2025年3月3日)
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