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管理人の日記
少し暖かい日も増えてきましたね。嬉しい反面、食材の保管にも注意せねば
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ぜんぶ倒せて、はぐれメタル1体と同じ経験値ではなあ |
チャゴスが仲間になってしまった後は、「王家の山」へと向かっていく。
…さて、この山道の麓の森は、PS2時代に有名なレベル上げ場だった。敵として、なかなかの高確率で、メタルスライムの群れが登場する。その数、最大で8体ということらしく、これだけ居れば、さすがに1体くらいは倒せるため、効率よくレベル上げが可能だ。DQ8では、この後に出現する大ボスの「ドルマゲス」に勝てなかった場合、ここでククールのレベルを30まで上げると、初の全体回復呪文である「ベホマラー」を使えるようになり、難易度が激減することが知られている。「DQ8のレベルデザインが優れている例」として、当サイトでも、過去に単独記事で触れている(【日記:2022/1/16】)。
――しかしながら、ここが道場として優れていたのは、PS2版までの話であり、やはりというか、3DS版では、はぐれメタルinトロデーン城(【日記:2025/2/16】)を超えることは無い。王家の山では、3DS版のシンボルエンカウント制により、もはやあちこちにメタルスライムが走り回っている状況だ。しかしながら、メタルスライムの経験値は所詮1350と、はぐれメタルの1/8である。しかも、メタル狩りにおいては、基本的に単体狙いを行うため、多数が出現しても、全体攻撃で一気に撃破する手段は無い。「メタルウイング」?
もう許してやれ。
それでも、PS2版の頃は、トロデーン城のはぐれメタルと、王家の山でのメタルスライムを比べ、後者のほうが出現率が遥かに高いため、バランスが取れていた。トロデーン城のはぐれメタルは、出会うだけでも珍しいレベルであり、すぐ逃げられた際の精神的ダメージが大きいという理由もある。
…しかしながら、3DS版においては、カメラ回転によるリポップを使うことで、はぐれメタルと即マッチングするようになった。また、はぐれメタル1体では、戦闘中のコマンド入力が非常にシンプルであり、コマンド処理を眺める時間も短いが、メタルスライム大量だと、時間も手間も掛かってしまう。よって、作業を単純化できるという意味でも、はぐれ城(略)のほうが優れているのだ。
――いやもう、3DS版のトロデーン城は、完全にトロデーン道場、略してトロデーン場となってしまっている。さすがにLv99となるとキツいだろうが、普通に、本編クリアが可能となるLv40くらいまでならば、難なく上げることができるはずだ。主人公Lv40に必要な経験値は533287、はぐれメタルを、たった53体狩れば良いだけなのだから。
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有能 |
さて。本編である「王家の山」内部は、ワールドマップとは別の地域であり、ダンジョン扱いとなっている。内部では、様々な仕掛けを使いながら、まずは雑魚である「アルゴリザード」を倒していく。ただまあ、謎解きのような難解さは無く、珍しくこの点だけはチャゴスが適切な指示を与えてくれる。トカゲが嫌いだから、徹底的に対策していくということなのだろう。
…そして、最後には、ボスの「アルゴングレート」という敵を倒せば終わりである。ちなみに、このアルゴングレートは、雑魚に毛が生えた程度の強さだ。世界観的にも、あまりに強敵すぎると、もうサザンビーク王家の人がドルマゲス倒せという感じになってしまうので、仕方があるまい。
ちなみに。その後の顛末としては、主人公たちの力を借りたものの、チャゴスは無事に、儀式の目的であった「アルゴンハート」を手に入れられた。しかしながら、チャゴスは見栄を張るために、盗賊から偽物を購入してしまった。王は、「あくまで他人の力を借りたものの、優秀な人材を集めるのも王としての能力」という感じで流そうと思っていたようだが、さすがに偽物で誤魔化そうとしたことは許せなかったようだ。
――というわけで、そのネタばらしは、エンディングに期待である。ちなみに、今回、私が注目しているのは、3DS版で追加されたというゼシカENDを選ぶと、ミーティア(人間形態)とチャゴスが破談となるストーリー上の必然性が無くなってしまうのだが、その辺りをどう処理するかということである。まあ、展開を大きく変えるのはストーリー分岐のレベルであり、難しいだろう。そういうわけで、細かい調整を楽しみにしていこう!
(2025年3月12日)
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