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管理人の日記
待って。ココアの粉とコーヒーの粉、これを合わせると、完璧な飲料が完成してないか!?
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教えはどうなってんだ、教えは! |
モリーを仲間に加えたのちは、リブルアーチ北のトンネルを超え、雪原地方へ移動する。川端康成「雪国」の書き出しである「トンネルを抜けると、そこは雪国だった」を彷彿とさせる演出だが、同小説をそこしか知らない。さらに言うと、正確な書き出しは「国境の長いトンネルを抜けると雪国であった」であるそうだ。普段、「『かゆ
うま』は正しい表記ではない(キリッ」などと言っておいて、自分のことになるとこのザマである。
…そして。ドラクエシリーズで雪原というと、『8』までシリーズが進んでも、『2』のロンダルキアが印象的ということのためか、有名モンスターの「キラーマシン」が登場する。DQ2では、ロンダルキアの洞窟で初登場した強敵であり、そのバトル的な強さと、「なんでドラクエに機械があんだよ…」というインパクトが大きかったためか、その後のシリーズでも定番の敵となった。雪山で登場するのは、その『2』を彷彿とさせる演出である。
――そして。ストーリー的に言うと、ラプソーンの杖を手にした(※口にくわえた)レオパルドを追って、この地方に来ることになる。物語演出的には、ラスボスの復活のために必要な「賢者の末裔の殺害」があちこちで遂行されている状況であり、この地方でも誰かが死ぬことに予想が付いてしまうのだが、開始直後にパーティが雪崩に飲まれ、それを、明らかに人の良さそうな老婆が助けてくれる。ほぼ全員が、その後の展開を察知した瞬間である。
やれ、今さら後の祭りだが、「賢者の末裔」たちを、7人ではなく4人くらいに留めておけば、ここまで作業感のある展開にはならなかったであろうし、あとはラスボス戦での「全員が杖に祈りを捧げるターンを、合計7回作る」の回数を減らすことができ、低レベルクリアーが楽になっていたと思うのだが…。
さて。メディばあさん(賢者の末裔の名前)の山小屋を出た次は、「オークニス」という村へ向かう。構造は非常に特殊であり、地上部分に商業施設が点在しており、それらが通路で繋がって、ドーナツのような形になっている。そして、地下が住民の居住区となっており、各施設から階段で下れるようになっている。現在地を見誤りやすく、実際に作中でも円環の
…さらに、村長の家は、ドーナツ構造の中央にポツンと建っており、初回は地上から訪れなければならない。これ自体は、合理的な作りだと思うが、中央の広場への出口が1ヶ所しか無いため、その存在に気付かなければ、一向に物語を進められない。マップが見れる3DS版だからこそ、逆に悩んでしまった。
――ちなみに、ここでの悩みとして、お金が足りず、装備が全く買えない。3DS版ということで、雑魚戦の回避は容易である。また、ドルマゲスを倒すと、それより強いボス(ストーリー攻略上の体感という意味ではなく、純粋にパラメーターで上回る敵)は、とうぶん登場しない。さらに、3DS版でメタル狩りが容易になってしまった都合、経験値に困ることは無くなったのだが、メタル系モンスターはお金についてはほとんど落とさず、お金版のメタルスライムと言えるモンスターも存在しない(「ゴールドマン」という敵も出るが、せいぜい数百ゴールドである)。経験値に関するストレスが無くなった今、余計に資金不足のほうを強く感じてしまうというものである。あれか、ドラクエシリーズは、毎作必ず現実的で嫌な気分になるシーンを入れてくるが、資金不足がそれなのか。
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つれぇわのヒロインみたいなスピード退場 |
最後に、雪山地方では、ダンジョンとして、「薬草園の洞窟」という場所を探索することになる。ボスが登場しないから楽勝…と思っていたが、つららを落として渡っていく仕掛けが存在し、つららはプレイヤーが近付くまで落ちてこないため、あっちに行ったりこっちに行ったりをする必要がある。しかも、通路が狭くて、雑魚戦を回避しづらい。むしろ、PS2版よりも戦闘が多くなっているのではないかとさえ感じる。
…というわけで、当初は、新キャラ:モリーの技である「モリーファイア(全体に50程度のダメージ)」や、3連撃の「タイガークロー」、そして機械特効を持つ「烈鋼拳」などを使い分けて戦っていたが、やがて面倒になってきたので、チーム呼びでゴリ押しをしていくようになった。メリットのうち、「コマンドを選ばなくて良い」というのが嬉しいものだ。
そして最深部まで行き、目的の人物を助けたあと、「リレミト」で脱出すると、入口で「ダースウルフェン」×8に襲われる。ダースなのに12体じゃないのか…と思うかも知れないが、これには理由があって、ファミコンで発売された初代DQ(DQ1)では、容量不足(ストレージサイズではなく、処理メモリの限界ということらしい)により、カタカナ50文字全てを使えず、「ダークドラゴン」と名付けたかった敵を、「ダースドラゴン」として代用した。その流れを組んで、今でも「ダース」と名付けられたモンスターが登場することがある、ということだ。ちなみに、低レベルクリアーにおいては、全滅によって、この戦闘による経験値を回避できることが知られている。どれだけDQ8の低レベルクリアーに興味津々なんだ…。
――その後、山小屋に行くと、再びイベントが起こって、またしても「ダースウルフェン」×8との戦闘になる。こちらの経験値も、全滅によって回避できるらしい。そして、話の流れで、結局のところ、賢者の末裔は殺されてしまう。まあ、ここまで来ると、ラスボスの復活を阻止できないのは確定的であるし、所詮はゲームなのであるが、それにしたって、目の前で人が死んでいくのを助けられないのは、やるせないというものだ。
というわけで。次は、空を飛ぶ手段を得るために、海賊の洞窟に入っていくところからだ。この海賊の洞窟をクリアーすると、晴れて、3DS版の新要素として、「ゲルダ」が仲間になる。モリーと比べ、最速加入のタイミングは少しだけ遅いものの、ストーリー上で必ず仲間になるという違いがある。
…そういうわけで。ゲルダが仲間になったら、モリー&ゲルダをパーティへ加え、寄り道ダンジョンである「竜骨の迷宮」を攻略していきたい。今回の薬草園の洞窟では、途中で面倒になってチーム呼びを使っており、ボスも出現しないため、モリーの戦闘能力をあまり検証できなかった。次回こそ、ゲルダと合わせて、しっかり性能を確かめていこう!
(2025年4月1日)
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