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管理人の日記















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金蟻に襲われて倒れるだけで済む市民って何者だよ |
何気に期間が空いてしまったが、地球防衛軍4.1のDLC:INFERNO編は、第3弾である。毎日更新というつもりで、ガンガン書いていこう。そろそろ次のゲームが遊びたい…。
■DLC1-7:「戦闘種」 AF100 /
スティングレイMF 【『4』:DLC2-6】
今や恒例となった、蟻の超強化バージョンである「金蟻」が初登場するミッションだ。ただし、『4.1』から、難易度によって敵編成が変わることがあり、HARDEST以上で本編にも部分的に登場するようになって、特別感は薄れた。
さて、この金蟻、初登場は、PSPの『2 PORTABLE』なのであるが、全盛期はもちろん『4』である。黒蟻の5倍の火力、そして2倍の体力という圧倒的な強さを持ちながら、黒蟻とほぼ変わらないような数で登場する。近距離で酸を打たれると、難易度相応の適正体力であれば、まず間違いなく★瞬殺★だ。
ただし、最近のシリーズでは、プレイヤー側ができることも増えてきたため、やや弱体化した感がある。『4.1』でも、既にその傾向は始まっており、大量に現れたところで、『4』ほどの絶望感は無い。まあ、さすがにアレは強すぎたので、相対的な弱体化は、妥当以外のコメントは無いが…。
さて。このミッションについても、『4.1』でアレンジが為されている。味方について、『4』の火炎放射器の兵士という、まさに射程外から溶かされるために来たような編成から、バルガ(巨大ロボット)×合計4機と、オメガ部隊などの強力な兵士が参戦してくれる。
しかし、「高火力だが鈍重なバルガ」と、「素早く数の多い金蟻」は相性最悪であり、大群に襲われて、序盤でアッサリと爆発四散してしまう。まさに噛ませ犬的な役割である。一応、一定時間は持ちこたえてくれるため、序盤の大量アクティブの段階を乗り切る盾としては役立ってくれる、というところだろうか。
その後は、適当にビルを壊したり壊さなかったりしながら、少しずつ敵をおびき寄せ、オメガ部隊を主力とした味方兵士と戦っていけば余裕であった。鎧蜘蛛にも言えることだが、敵の進路にビル街を巻き込むと、進撃速度が滅茶苦茶になって、各個撃破ができるようになる。最新シリーズまで使えるテクニックである。
ちなみに、このミッションでは、味方がやたらと喋ってくれる。『4』『5』のDLCには、原則としてストーリー要素は無く、無線も汎用的なものや使い回しが大半であるが、このミッションはバルガ関連ということで、多くの新録が為されたようだ。やはり、味方が喋ってくれるというだけで、俄然ゲームが盛り上がってくる。なお、ご存じ、“DLCの無線が寂しい”という問題は、『6』でミニシナリオが用意されたことにより、完全解決に至った。『7』以降も期待が持てる。
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右上のレーダーを見ると、やはり味方を柵にして横からあぶるのが最強と分かる |
■DLC1-8:「山道突破作戦」 ハーキュリー
/ マグマ砲 【『4』:DLC2-2】
山岳地帯にいる、ノンアクドラゴンがメインのミッションだ。ただし、『4』の同名ミッションに比べると、砲撃タイプのヘクトルがシールドベアラーによって守られており、かつ、緑蟻が計2回わいてくるため、難易度が上がっている。
さて、武器については、緑蟻対策の「マグマ砲」は確定として、残り1枠が重要だ。ドラゴン相手、そしてヘクトル相手で戦いやすいのは「AF100」なのであるが、ただ、下位難易度でプレイした際に、山頂近くにいるドラゴンに攻撃が届かず、非常に悔しい思いをした覚えがあった。そのため、多少の戦いづらさを我慢して、「ハーキュリー」を用いていった。
なお、戦い方は、下位難易度と特に変わらない。勝手に行動する味方部隊の隊長を制裁して兵士を配下に加え、厄介な砲撃型ヘクトルを最初に倒しに行き、その後はドラゴンを少しずつおびき寄せて倒す。緑蟻は、味方を柵と考えて横から火炎放射器で消毒する…といった感じだ。さすがに『4』ほどではないものの、単調な部類に入るミッションだろうな。
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何だかよく分からないが、とにかくまあ、あまり面白いミッションではない |
■DLC1-9:「敵陣突入」 ライサンダーZ
/ ライサンダーZ 【『4』:DLC2-3】
何を提供したいのか分からないミッションである。山岳部にある、敵機甲部隊の駐屯地を急襲するミッションであり、恐らく、“1つ前のミッションで山道を突破した結果、この場所に辿り着いた”という流れなのだろう。
しかし。このミッションの内容は、「山間部に、飛行ビークルとヘクトルが居る」という、ただそれだけである。一応、ヘクトルには、特殊なルーチンが組まれており、こちらに直線的に接近してくることは無いようだが、それでプレイヤーに何を感じさせたいのか、ますます不明である。あの、伝説の手抜きミッション:「巨人の行進」(【日記:2025/11/29】)に、飛行ビークルという毛が生えただけのような内容だ。あまりにも手の施しようがなかったためか、『4.1』でもリファインされずに、そのままの内容で残っている。
ちなみに、「何を提供したいのか分からないミッション」という表現は、Wikiのほうの「ゲームカタログ」の【「地球防衛軍5」の記事】で使われている(「賛否両論点」のところ)。確かに、ローリングでダラダラ移動し、ノンアクティブのディロイを倒すだけのミッションなどをプレイしていると、無の境地に達するというものだ。
また、スタッフ側からも、「適当に敵味方を配置しただけでは面白いミッションにならない」という発言がある。こちらは【『6』の時のスタッフインタビュー】(下の方の、ミッション作りについての話)から来ているのだが、確かに、こういう虚無ミッションをやっていると、よく分かるというものだ。地球防衛軍は、バカゲー感あふれる作風で、かつ、元シンプルシリーズということもあって、侮られがちであるが、やはり、職人芸的なこだわりがあって、初めて愛されるゲームになっているということであろう。『4』のDLCは、初の有料追加コンテンツということもあって、その辺りの制作バランスを測りかねていたのだろう。
(2025年12月15日)















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