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管理人の日記
ルー形式の料理は、カレーよりもシチューのほうが汎用性があるな

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古き良きツンデレだった |
「BLEACH」最大の長編にして、問題作でもあった「破面篇」から2ヶ月(【日記:2025/11/8】)、ようやく、「平成シリーズ」と言える初期のBLEACHアニメを、劇場版を含めて、全て視聴完了した。これでいよいよ、最高クオリティの「千年血戦篇」へと突入できる。
まず、平成に放送された分の「BLEACH」(2004〜2012)は、今のジャンプアニメのように分割クール制ではなく、毎週レギュラー放送を行っていた。そのため、物語展開が原作漫画に追いつきそうになると、アニメオリジナルの中〜長編が挿入されたり、または原作エピソードでも回想を増やして引き伸ばしが行われるなど、制作に苦労していた時代だった。
…そして、この問題が顕著となったのが、前述の「破面篇」であり、原作漫画の時点で展開が遅いと言われていた中、それでもアニメのレギュラー放送を続けるために、もはや前後の整合性を完全に無視してアニオリ長編が入れられたり、1話単位でネタ的なエピソードが唐突に挿入されるなど、もう見ていて制作側に同情してしまうくらいであった。
――ちなみに、そのアニオリの出来であるが、初の長編であった「バウント篇」は、残念ながらイマイチであった(【日記:2025/5/3】)。この記事を投稿したのが5月3日というのにも、運命的なものを感じる(※感じない)。しかし、その後のアニオリは、一定以上のクオリティを保っていたと思う。むしろ、破面篇の時期は、原作エピソードのほうがパッとしなかったというくらいだ(【日記:2025/8/17】)。
さて。そんな「破面篇」の後の流れとしては、原作は、つなぎ的なエピソードの「死神代行消失篇」を挟んで、最終章の「千年血戦篇」へと続いた。一方でアニメは、再びのアニオリ長編である「護廷十三隊侵軍篇」(26話)を挟んだあと、「死神代行消失篇」(24話)をアニメ化し、なんとそれで放送終了となってしまったのである。
…やれ、これについては、長期のグダグダによる人気低迷、「死神代行消失篇」が地味で人気が無かったこと、そしてアニメが完全に原作へ追いついてしまったことなどが、理由として挙げられる。頑張って引き伸ばしたのに、結局ラストまで続けられずBLEACHの霊圧が消えたことについては、関係各位、無念であっただろう。その他、アニメ化が途中で終了してしまった作品としては、「るろうに剣心」などが存在する。そう言えば、あちらも令和にフルリメイクが為されたのであった。
というわけで。本日は、「破面篇」のあとの2つのエピソードについて、軽くまとめてみることにしよう!
◇「護廷十三隊侵軍篇」(26話)
破面篇の直後に挿入されたアニメオリジナルエピソードで、護廷十三隊の隊長・副隊長たちのコピー人形が登場し、激しい戦いを繰り広げる。味方側になって久しい十三隊において、珍しいマッチアップが見られた点は、大変よかったが、同キャラ対戦が多かった点は、やや残念であった。例の人の戦闘シーンもあったが、鬼道(魔法のようなもの)を使う、イメージを崩さない戦い方であった。そりゃあ、みんなのお母さん的なキャラが、いきなり髪を解いて狂戦士と化すなんて滅茶苦茶な展開は、原作者にしか思い付かないよなあ。
そして、一護の側には、謎の美少女「
というわけで。この侵軍篇についても、新隊長篇や斬魄刀篇と同じく、楽しめるエピソードであった。原作を読んでいない私にとっては、アニオリもまとめてBLEACHである。
◇「死神代行消失篇」(24話)
このシリーズについては、「死神界とは別の勢力が押し寄せる」「その集団は、過去に死神界と因縁がある」「主人公が、これまでとは違う力を覚醒させる」「死神界の人気キャラクターが援軍として登場する」「最終的に、味方だと思っていた新キャラも、全て敵に回る」などと、アニオリBLEACHの特徴を全て持っていた。そのため、マジでアニオリ長編かと思っていたのだが、原作にも存在すると知って、驚いたものだ。原作の作者が、むしろアニメに影響されてしまった、ということだろうか。
さて、その内容としては、ハッキリ言って微妙と書かざるを得ない。真ん中あたりまでが特訓編となるうえに、戦闘のスケールも前シリーズから大きく弱体化し、敵のデザインもピンと来ず、悪い意味でのアニオリ感が漂っていた。もちろん、これが本当にアニオリならば、単独で成り立った作品として、それなりの評価は与えられた。だが、これは原作エピソードであり、そしてアニメ平成シリーズの最終章でもある。そういう意味では、明らかに尻切れトンボであった。しかし、原作の千年血戦編が始まったのが2012年2月13日であり、アニメが2012年3月までということで、もはや1ヶ月半しか差が無かった。さすがにこれでは、もう無理だろう。
ちなみに。私は、キャラデザについては、令和シリーズである「千年血戦篇」で変わったのだと思っていたが、この消失篇にて、作中で約1年半の時間が経ち、デザイン変更されていたということを初めて知った。例えば、白哉がAGOっぽい。
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原作を先にちょい読みしたことで、このシーンへの期待度も大幅に上がった |
というところなのだが。平成シリーズの完結…もとい、打ち切りから10年、原作漫画の2016年完結を挟んで、2022年から最終エピソードの「千年血戦篇」が放送開始された。令和のアニメらしく、分割クール制で作画クオリティを保ち、しかも原作は終了済みなので、一切の引き伸ばしは無い。現在、3個クールで40話までが放送されており、ラストの第4クールが、この夏に放送予定だという。
…そういうわけで。この時期にBLEACHを見始めた私は、「平成アニメ」と「令和アニメ」を、比較しながら楽しめるようになった。それぞれの放送体系には、良いところと悪いところがある。まず、「平成アニメ」は、過去の遺物のような扱いをされることも多いが、話数が多いだけあって、“定番の味”といった安心感がある。やはり、毎週いつも楽しめるというのは、コンテンツの持続手段として非常に重要であり、それを維持するスタッフたちの努力の賜物なのだ。アニオリの多さも、その質が良ければ、ありがたいというものである。事実、この1年は、もうずっとBLEACHを視聴してきており、私にとって、BLEACHの無い日常は想像できないものだ。
――そして、「令和アニメ」は、言うまでもなく、圧倒的な品質が売りだ。「国民的」とも言えるようなジャンプ作品を、かつての深夜アニメのような超品質で楽しめる。鬼滅・呪術だけでなく、その他の作品についても、これを見ないのは人生を損していると言えるくらいの、尋常ではなく質の高い娯楽となった。“放送期間が空いてしまう”というデメリットも、サブスクなどを用いて複数作品を同時視聴する形態にすれば、ほとんどデメリットと感じない。アニメという娯楽も、時代とともに進化してきているが、ここ数年は、世代を一つ飛ばしで乗り越えたようで、目を見張るものがある。
ところで。「千年血戦篇」については、我慢ができず、各種の無料公開のチャンスを使って、原作漫画で序盤の展開を見てしまった。そこでは、これまでとは比べ物にならないくらいの絶望的な戦いが繰り広げられており、“これがどうアニメ化されているのか”ということについて、激しく楽しみになってしまった。
…また、各種のネタ要素についても、部分的に聞いており、「みんなの回復役だったキャラが、何故かバーサーカーとして死闘を演じる」とか、「とあるキャラの卍解は、敵味方を心中物語の登場人物になぞらえ、『相手がその筋書き通りの動きをする』という条件で、即死技が発動する」という領域展開になっているとか、「バンビエッタ=バスターバイン」、通称バンビちゃんとかいうキャラがかわいいけど外道なことなど、色々な噂を耳にしている。
――やれ、ちょうどこの夜から、あの「呪術廻戦」の新シーズンが放送されるなど、年明けからの新しいアニメが始まっている。どうしようか、悩むところであるが、どうにもこの燃え上がるBLEACH熱は抑えきれそうにない。よし、他のアニメはひとまず置いておいて、このままの勢いで、「千年血戦篇」へと進んでいくことにしよう!
(2026年1月8日)

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