| . . |
◇トップページ > 管理人の日記 > 2026年1月14日の記事
管理人の日記
部屋の中でも、フード付きネックウォーマー、ジャンパー、靴下で、ばっちり防寒!

![]() |
|---|
グラフィックはさすが最新ゲームだな |
ザ・ペインの居た洞窟を超えると、次は、マングローブの水場へと進む。ここは、MGS3を象徴するネタアイテムである「ワニキャップ」の、ほぼ唯一と言える活躍場面である。しかし、残念ながら、私はワニキャップを取り忘れていた。
…だが、これも仕方の無いことである。手に入るのは、ゲーム序盤の、山猫部隊〜オセロット間にある「チョルニ・プルド」という大きな沼であるのだが、そこでは、“いったん次のマップまで進んでから戻り、貼られているロープの上を渡っていく”という、隠し気味のルートを辿る必要がある。取り逃がした場合の救済も無い。これだけ有名なネタアイテムながら、あらかじめ場所を知っていなければ、ほとんどの人が取り逃がすであろう。
――実際、私のプレイを録画から振り返ってみると、「地雷原・電流フェンス・犬」のエリアからぐるりと回って引き返してきたまでは良かったが、その先がただの沼であることを確認し、「何も無いな…」と、順路に戻ってしまっていた。メタルギアの敵兵を笑えない節穴である。まあ、実際には、そこから更に木に登って、ロープを2つ渡っていく必要があるんだけどね。気付くかっ!!
そして。マングローブの森の先では、倉庫にて、敵陣営の主要キャラが会話するシーンを、水に浸かりながら見ることになるが、ここで有名なのが、後のボス敵であるジ・エンドをTHE
ENDさせる裏技である。このマングローブ地帯では、メインルートの左手側に、武器庫のあるマップが存在し、そこでSVD狙撃銃が手に入る。あの、“敵兵の身長を目安にして距離を測れる、独特なスコープ”が有名な「ドラグノフ」だ。このドラグノフを使うと、ムービー終了後に、車椅子に乗って帰っていくジ・エンドを狙撃可能であり、それでライフを0にすると、そのまま死んでしまうのだ。ヨッシーアイランドである。
…さて。この方式は、まず脇道のSVD自体に気付かない人も多いだろうし、演出で出現するボスをわざわざ撃とうとは思わないだろうから、初回プレイで発生することは無く、ゲームバランスは壊れていない。いっぽうで、ジ・エンド戦は、いわゆる“ゲームのボス戦”とは大きく異なり、かなり好みの分かれるバトル形式となっている。それに対し、“やり方さえ知っていれば簡単にスキップできるテクニック”を用意したのは、さすがである。一見、ネタ的な裏技と見せて、プレイヤーへの高度な配慮を兼ねている。さすが、名作と言われる作品は、ゲームバランス調整も巧みなのだ。だったらワニキャップもっと簡単に取らせてくれよ。
![]() |
|---|
割とガチ目に、この場所で、PS2時代のゲームデザインが通用しないことを感じた |
その後は、倉庫を通りぬけ、“のちのザ・フィアー戦の舞台となる森”を抜けると、「グラーニニ・ゴルキー研究所」が見えてくる。目的地は地下であり、そこではソコロフではなく、「グラーニン」という人物と接触することになる。
…さて。ここも、ストーリーと関係ないルートが大量に存在するMAPであるが、いつもながら、本作は寄り道にあまりメリットが無いので、勿体ない。例えば、1Fが入口なのだが、前述の通り、地下の部屋で物語が進むので、上層階には全く行く必要が無い。動植物のコンプリートや、ケロタン&ガーゴを目指さなければ、本当に迷路の行き止まりにしかならないのである。やはり、積極的に楽しむには、フルアクからの全面戦争を仕掛けるしか有るまい。こんなところでも地球防衛軍が始まっている。
そして、この研究所では、『メタルギアソリッド3』という原作ゲームが持つ、どうしようもない古臭さを体感せざるを得なかった。どういうことかと言うと、マップが異様に狭苦しいのだ。廊下はまだマシなほうだが、各種の部屋の中が異様に狭く、銃は近接戦闘になるし、走るとすぐに壁に当たる。顕著なのが、パソコンの進化前のような機械机が何個も置かれた部屋であり、カメラが引っかかって尋常ではない窮屈さだ。グラフィックだけはしっかりPS5世代なのに、マップデザインがPS2の、しかも固定カメラ時代を前提として作られている。やはり、PS2時代も既に20年前であり、その時代のゲームは、もはや現代では通用しないのだ。
――だが、そんな出来にも関わらず、グラフィックを上げすぎたためか、はたまたノーマルPS5の限界か、この広さでfpsが落ちてガクガクになる。PS2時代はこんなものである。せめて、右スティックによるカメラ操作が最初からあった作品ならまだしも、原作MGS3は固定カメラであり、その時のマップ構成をそのまま引き継いでいるからなあ…。
![]() |
|---|
「ダメになった祖国を愛せるか」というテーマでは、【こういう記事もある】 |
そうして目的地に到達すると、グラーニンという兵器開発者と出会う。後の、「メタルギア(兵器)」に通じる構想を1964年の時点で持っていた、優れた研究者である(※MGS1は、作中世界で2005年の出来事である)。だが、その「二足歩行戦車」という思想を否定され、そしてすぐに使える「シャゴホッド」(MGS3における「メタルギア」と言える兵器)が採用されたことで、国に愛想を尽くし、午前5時まで酒をかっくらって、自暴自棄になりながら、スネークに協力してくれる。ちなみに、イベントシーンでしか出てこない人物であり、昔の私は基本的にイベントを飛ばしていたため、当時はどういう人物なのか、全く理解していなかった。
…さて、グラーニンはソ連の人物であり、スネークの敵である。だが、一触即発といった雰囲気にはならず、最後までスネークは話を聞く。そこには、「まあ、自分を殺すつもりなら、もうやっているだろう」という諦めと、酔っぱらいのジジイから敵意を感じなかったことがあるだろうが、それだけでなく、祖国に対しての考え方に、一定の共感をいだいたからではないだろうか。
――というのも。スネークに協力するからと言って、別にグラーニンは、完全にソ連を裏切ったわけではない。むしろ、「祖国を愛している」「この国から出るなんて考えられない」と述べている。「自分が輝いていた頃」と「国の全盛期」を同一視して懐かしみ、そして、麻薬をうってかわってしまった国を嘆いているのだ。だが本来、人と国との関わりとは、家族のようで、複雑なのだ。単純に好きとか嫌いとかだけで割り切れる話ではなく、色々な感情が混ざっていて然るべきである。もし、単純だと思っている人がいたら、それは多分、あなたが退屈な人生を送っているだけだろう。
というわけで。グラーニンの部屋から出て、いつも通り張り付きからのノックで威嚇をしたのちに、研究所を後にする。
次は、2周目プレイ以降では、MGS3で1,2を争う良ボスとなる、アイツが来る…!
(2026年1月14日)

2026年1月14日の記事を表示しています。