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低レベルクリアー(GBA) プレイ日誌
バッツ〜!
前、前〜!! |
次元の狭間も4話目である。今回は、最終エリアである「ラストフロア」で手に入るアイテムと、ボスの「ネクロフォビア」戦について触れていこう。
…まず、次元の狭間:ラストフロアは、これまでの、森・洞窟・遺跡・城といった光景とは異なり、宇宙&クリスタルといった雰囲気の、RPGらしい異空間となる。また、BGMも、「光を求めて」という勇ましい曲に切り替わる。どこからどう見ても、これが本当に最後と思わせる名演出だ。
――ちなみに、“ラスダンが異世界感に溢れている”というのは、FFシリーズの恒例行事と言って良いが、その中でも特に最深部で雰囲気が変わるという演出は、前作のFF4から引き続きである。その後、しばらくこの演出は鳴りを潜めていたが、原点回帰をテーマとしたFF9にて、「記憶の場所→クリスタルワールド」で、前述の関係性が復活した。また、未来のFFでも、この手の王道演出が出てくるかどうか、楽しみである。
ところで、「ラストフロア」という名称は、SFC/PS版のゲーム中では確認できず、いかにも“ユーザーが付けたものが公式化した”という感じである。ただ、この名称は、既にSFC版の攻略本の時点で掲載されていたということで、調べてみると、確かに、NTT出版の「ファイナルファンタジーV
完全攻略編」のP.113などに、ハッキリと“ラストフロア”の名称が書かれていた(1993年2月26日初版 1995年11月20日
16刷)。
…ついでに、同本で噂のボス攻略も見てみたが、笑えるくらいに酷かった。例えば、次元の狭間に関連する敵だけでも、「アパンダにバーサクを掛けた後(※これは有用な戦法)、イフリートを使うと『治癒』されてしまう(バーサク中はカウンターは発動しない)」「カロフィステリがリフレクを使ってきたらディスペルで解除したあとサイレス(どちらも有用だが、そもそも最初からサイレスでリフレクを不発にすれば良い。「必勝法」としてカーバンクルからのリフレク反射を推奨していることもあり、リフレク状態についての捉え方が変なのだ…)」「アポカリョープスに斬鉄剣がごく稀に効く(小数点以下の確率かな?)」「アルテ
ロイテにグラビガ(ボス耐性持ちなので無効)」「ハリカルナッソスにバーサク(無効)、サイレス・ミニマムで弱体化(Lv97と高レベルなのでほとんど効かない)」「ツインタニアのギガフレア対策にカーバンクル(ギガフレアはリフレクを貫通)」「ネクロフォビアに斬鉄剣(本体にもバリアにも無効)」と言った感じだ。
――というわけで。なんと、カタ様以外の全てのボスに間違いがあり、細かいミスはもちろんとし、根本的に無理な戦法すら存在する。そしてカタ様も、例のアレについては触れられているものの、そこに「リフレクトリング」を噛ませていないため、画竜点睛を欠くという感じで、完封にはできていない。
とまあ、こんな感じで。FF5本編が、平成1桁としては異様な緻密さで作られていたことに対して、こちらの攻略本のほうは、平成1桁のガバガバ感が見えみえている。ただ、これはこれで、研究対象として面白い。ほぼ全ての装備・アビリティに独特な説明文が書かれていることなど、逆に、最近の攻略本には無い、独特の風味が存在する。また、画面写真は、ブラウン管のにじみと淡い発色が再現されており、当時の雰囲気に帰って楽しむことができる。
――やれ、最近では、「昭和レトロ」に加えて、「平成レトロ」なる言葉も存在するとされている。数年前まで平成だっただろう…と言いたいところだが、この「平成レトロ」が指すのは1990年代、つまり私が言っている平成1桁台とほぼ同じである。なんか、分かる気がする…。
「銭投げも一長一短」くらいに書こうと思っていたら、クソ強くて草ですわよ |
さて。このラストフロアでは、敵モンスターが一新され、経験値が0なものの、20〜30という桁違いのABPが手に入るということが特徴だ。
…やれ、FF5は、ABPを稼ぎづらいゲームであり、多彩なアビリティが存在するにも関わらず、なかなか全てを活用するというのは難しい環境である。恐らく、「1プレイで全てを網羅するのではなく、周回プレイでいろいろと試してくれ」ということなのだろう。その理念は理解するが、しかしやはり、「最強育成」というものは、どのRPGでも大きなテーマとなる。その全ジョブマスターのために、うってつけの道場が、この「次元の狭間:ラストフロア」なのだ。しかも、経験値が0ということで、低レベルクリアーでも活用可能というのは大きい。
さて、敵は、様々なタイプが存在するが、まず有効なのは石化である。石化を無効化する敵は、「水晶竜」と「ムーバー」の2種類しかおらず、どちらも他の敵との組み合わせでは出現しないうえ、特徴的な見た目をしており、いちど出会えば間違いなく覚えられる。
…よって、石化を無効化しないパーティ相手に、「魔法剣ブレイクみだれうち」、または追加要素のあるバージョンならば「魔法剣ブレイクぜんぎり」(【第22話】)を使えば、魔法剣で開幕1ターンを潰すデメリットを、即座に取り返すことができるだろう。その他の方法として、オーディンを召喚しますを使ったり、バハムート・リヴァイアサン・強化シルドラといった召喚獣で全体攻撃をするのも良いだろう。
――ただし、さすがはラスダン最深部ということで、どの手段もそれだけの一本槍で行けるほど楽ではなく、多少の工夫が必要とされる。上記の、石化が効かない敵もそうだし、キングベヒーモスに対して召喚魔法を使ってしまうと「メテオ」で反撃される。オーディンなら、斬鉄剣が出るとキングベヒーモスも一撃だが、失敗してグングニルになるとカウンターメテオが飛んでくるため、分の悪い賭けとなる。さらに、「シング」という敵は全属性を吸収するので、リヴァイアサンやシルドラでは駄目であり、バハムートを呼ばなければならない。
というふうにまとめようと思ったが、ここでの攻撃手段としては、「ぜになげ」がオススメである。「ぜになげ」は、侍のランク2アビリティとして、累積たった40ABPで簡単に覚えられる。このラストフロアなら、2回のバトルでOKだ。ちなみに、侍は「まさむね」を装備できるので、それで初手を取って「ぜになげ」を使えば、戦力減少どころか、むしろ雑魚敵の殲滅役として、この上ないキャラクターとなれるだろう。汚いなさすが侍きたない。
…そして、「ぜになげ」は、どのジョブでも1枠を確保するだけで使える。これにより、バーサーカー以外は、全て即席の全体攻撃を行えるということになる。ジョブごとの素早さの差も、「エルメスの靴」さえ装備すれば、全ての敵に対して確実な初手を取れる(特殊な素早さ処理のバーサーカーを除く)ため、シーフの「けいかい」で先制攻撃も阻止すれば、安定したバトルが行える。
――最後に、これは私は、「ぜになげ」を使う場合の最大のメリットだと思うのだが、銭投げはモーションが非常に短い。ポイッと全体にギルを投げ、それですぐにダメージが飛び出る。繰り返しバトルの戦法として、極めて有用と言えるのだ。
いっぽう、ラストフロアには、物理防御力が高く、「ぜになげ」の効果が薄い敵として、水晶竜(物理防御力40)・ムーバー(40)・シング(50)といった敵も出現するが、シングのHPは3しか無いため、逆にレベルが41以上のキャラなら「ぜになげ」で確殺である。水晶竜&ムーバーも、4人でカネの波状攻撃を仕掛ければ、それほど労せずに仕留められるだろう。
…また、銭投げには、ギルを消費するという難点もある。しかし、このラスダン最深部まで来ると、なかなかお金の使い道も乏しくなってきており、あえてギルも並行して増やしたいという場合を除けば、むしろ、余った資金の有効活用という捉え方が適切である。実際、Lv45程度のデーターを使い、「最終セーブポイント〜ラストフロアの入り口」の区間を往復してみたが、消費したギルは10万ギル程度であった。これくらいなら、ムーバーが1回出れば、余裕で黒字化が可能と思われる。
――最後に、ラストフロアでは、カウンター攻撃を放ってくるキングベヒーモスが出現し、特に魔法攻撃に対してのカウンターは「メテオ」という凶悪なものである。しかしながら、「ぜになげ」を当てた際のカウンターは打撃であるため、被害こそ出るものの、人類滅亡を気にする必要は無い。敵の自発的な攻撃は、非常に長いペースでの打撃しか無いため、ゆっくり回復しながら戦うか、または逃げるのも有りだ。もし、専用の対策を辞さないのなら、キングベヒーモスの時だけ魔法剣ブレイクに切り替えるか、または、キングベヒーモスの居ない第2&第3エリアのみで戦うというのが、根本的な解決作となる。第2エリアはムーバーが出るが、代わりに、HP5桁で決して一撃必殺できないゴーキマイラもまずまずの頻度で出現するため、好みは分かれるだろう。
というわけで。ラストフロアにおいて、「ぜになげ」よる攻撃は、Lv41超えのキャラが居てシングを撃破可能、かつギルは増やさなくても良いという場合において、最も優れたABP稼ぎ法となるだろう。シングを金の力で粉砕できるキャラは、水晶竜&ムーバーにも1650以上のダメージを与えられる。また、ギル消費についても、ムーバー撃破時の150000ギルを考えると、トントンくらいのところまで持っていけるであろうと思われる。そうか、このラストフロアBGMの「光を求めて」という題名は、金の力で「どうだ明るくなつたろう」をしてほしかったということだったのか(意味不明)。
――ついでに。完全なる余談だが、せっかくだからということで、この「Lv45程度のデーター」を使って、キングベヒーモス×2に、水弱点を突けるリバイアサンを放ってみたところ、一発で全滅した。もちろんバッツたちが、である。メテオカウンター×2は、あまりにも危険すぎる…。
オズマの息子かな? |
そんな稼ぎ向けモンスターの中でも、第2,4エリアでレアモンスターとして出現する「ムーバー」は、最高のターゲットとなる。
…さて、敵は3体セットで登場し、かつ、「しゅうりょう」という最強必殺技でバトルを強制終了させてしまうことがある(通常、ボスなどが使うイベント技で、何も手に入らずに暗転してバトルが終了する)。しかし、戦利品は、ABP199という、追加要素を含めたFF5の1バトルでの値として、最大のものであり、FF5世界におけるメタルキングであると言える。ちなみに、ギルも1体につき50000ギルを落とし、内部的に敵は6体存在する(3体+3体が、お互いの変化時に蘇生をさせる形で登場する。更に詳しくは【こちらの動画様】を見てね)ため、1バトルにつき250000ギルまで稼げるということになる。
ちなみに、倒し方であるが、そもそも相手は何もしないターンが多く、あんな見た目で素早さが特別早いわけでないため、どうということは無い。そして、攻撃手段としては、「あやつる」で操作すると、「融合」(自分が戦闘不能になる代わり、対象のHP/MPを全回復する技)を放てるため、それをバッツ側へと使っていけば、あっさりと全滅させられる。また、炎属性を弱点としているため、HP10000ということで、絶妙に一撃では倒せないものの、「ファイガ」あたりを使っていくのも良いだろう。その他、全体攻撃の定番として、バハムート・リヴァイアサン・強化シルドラを連打していくのも良い。
…しかも、GBA版限定の技であるが、通常のセーブ&ロード、または中断データーからの再開を選ぶことで、“2回目のエンカウント”で、必ずムーバーたちと遭遇することができる(どのマップでも、必ず1/16のレア枠が選択される)。よって、ABPは稼ぎ放題、勝ちまくり
モテまくりである。
ちなみに、●ムーバー●は、他のFFでも、ちょくちょくやり込みプレイで顔を出している。まず、FF5の低レベルプレイでは、通常プレイと同じく、ラスダン最深部で登場する、最高のABP稼ぎモンスターとしての役割である。
…続いて、FF6では、「ムーバ」とちょっとだけネーミングを変えて、ラスダンに低確率で登場する。前作に反して、特に稼ぎ対象としては美味しくない…と思いきや、あの「スーパーボール」を盗むことができる。これは、期待値で4000ほどのダメージ(←!?)を与えられる、超強力な攻撃アイテムであり、特化すれば、低レベルプレイですら、ただのボール遊びとなってしまうだろう。通常、マッシュタイマーで有名なツェンの町のみで購入できる(【FF6日誌:第10話】)ため、仲間加入に制限を付けるプレイでは購入できない…のだが、「ムーバ」からは、通常枠で盗むことが可能であり、「勲章」+「盗賊のナイフ」を装備すれば、セリス・エドガー・セッツァーの最小人数攻略でも入手ができる。なお、“ムーバからスーパーボールを盗む”というのは、「俺自身がスーパーボールとなることだ」的なアレなのかもしれない。
――そして、FF7では、またしてもラスダンにて登場し、大量のAP(マテリア成長に費やすポイント)を入手できる。ポイントとして、FF7において、唯一の“経験値は持たないが、APは落とすモンスター”である。これにより、ラスダンに来てやっと、低レベルプレイでも自由にマテリア成長が可能ということになるのだ(【FF7日誌:第11話】)。遅すぎる登場だが、それでも、ゲーム攻略に大きな影響を与えた存在だ。
最後に、FF9でも「ムーバー」は出現するのだが、今度は全く利用価値の無いモンスターとなっている。3体セットで出現するところは同じだが、経験値・ギル・AP・入手物品に、これといった見どころはない。しかも、出現はテラ道中&パンデモニウムと、ラスダンではなく、しかもDISC4に入ると一切出現しなくなるということで、どうにも影が薄い。いや、稼ぎ要素の無いムーバーなんて、ただの●なので、注目しろというほうが難しい。
実は魔力+5と力+5では後者のほうが効果が大きいのだが、それでも魔力補正は重要 |
というわけで、FF5に話を戻そう。「次元の狭間:ラストフロア」は、盗み物品も極めて豪華である。追加要素の無いバージョンだと、ここは最後の最後ということで、“ドラゴン装備”的な、大判振る舞いとなっているのであろう。順に、解説をしていく。
●ブラッドソード(キングベヒーモスから、レア盗み)
シリーズお馴染み、HPを吸収できる剣である。ただし、FF5では、命中率が「25%」と設定されており、さらに、ここからステータス魔法のような形式で最終的な命中率が計算されるため、よほど相手よりもレベルが高い場合を除き、とにもかくにも当たらない。「ねらう」や「みだれうち」との組み合わせは前提だが、それでも通常武器としては使いづらく、HPを吸収する特性によほど注目するか、または小人状態でも威力が下がらないことに着目したり、ゴブリンパンチ要員にするなど、特殊な使い方を求められる。
ということで、この武器を簡単に活躍させる方法は、「魔力+5」の補正を活かすことである。各種のロッドや、GBA版での追加武器も含めて、全武器でぶっちぎりの最大であり、魔法ダメージを高める際に大きく活躍してくれる。本プレイでも、ここまで、アパンダ戦において、ファリスの魔法倍率を4→5と上げ、微妙に足りなかった火力を、撃破ラインまで高める際に活躍をしてくれている(【第23話】)。
ちなみに、キングベヒーモスのレア盗み以外の入手手段は、第2世界:バリアの塔にて、モンスター入り宝箱2つのうち、下層階にあるほうから手に入る。強敵であるレッドドラゴンかイエロードラゴン×2を倒さねばならず、その時点ではこの武器のポテンシャルを活かすことは難しいが、手に入れておいて損は無い。いっぽうの、キングベヒーモスのレア盗みのほうも、物理と魔法の両方にカウンターを放ってきて、「ぬすむ」も成功すると打撃でカウンターされる。そのため、どちらの入手方法であっても、戦闘の下準備が必要となるだろう。
ところで。オリジナル版FF5には、「キングベヒーモス」は出現するが、「ベヒーモス」という名前のモンスターは出てこない。というわけで、GBA版では、追加モンスターとして、ずばり「ベヒーモス」が用意された。ちなみに、同じ関係にある「キマイラ」は、オリジナル版から没モンスターとして登場しており、そのままGBA版にもデーターが引き継がれたが、引き続き未出現であり、埋もれたままになっている。オレンジ色をベースとした、王道スタイルの獣モンスターであるため、気になる人は調べてみよう。
お前もドラゴンか? |
●飛竜の槍(水晶竜から、レア盗み)
ドラゴン族に確定クリティカル(防御力無視&2倍ダメージ)を出せる槍である。攻撃力119は、個数の制限なく入手できる武器の中では最強であり、「槍」種別の中でも最高の攻撃力を誇る。GBA版では、追加武器として「ロンギヌス」というものが登場しているが、それでも、実用性で最強と言えるのは、こちらの飛竜の槍のほうだと言える。
さて、ラストフロアにおける、水晶竜からのレア盗み以外の入手手段だと、少し前の「ジュラエイビス」(アルテ
ロイテの変身後)からのレア盗みと、ネオエクスデスのパーツからのレア盗みということで、どのような手を取る場合にも、最速入手がラスダン終盤と遅い。ただ、同じような立ち位置にある「あめのむらくも」(次元城の用心棒から盗める刀)とは異なり、裏ボスである神竜戦で活躍できるという明確な出番がある点は大きい。その他の敵についても、「調合:竜の口づけ(乙女のキッス+竜の牙)」で、強引に相手をドラゴン族にするというバスターブレイダーごっこで、確定クリティカルの能力を役立てられる。
ちなみに、FF5のドラゴン族はやたらとメタられており、専用の対策武器が「アポロンのハープ(8倍の魔法ダメージ。アンデッド族にも)」「竜の髭(確定クリティカル)」「飛竜の槍(確定クリティカル)」と、3つも存在する。竜の髭はちょっと影が薄いが、アポロンのハープは魔法攻撃ということで低レベル帯で、飛竜の槍は物理攻撃ということで高レベル帯で、それぞれ使いやすく、各種の制限プレイでも、よく名前を聞く武器となっている。
ちなみに、盗み対象である「水晶竜」は、あの神竜と同じ姿のドラゴンであり、HP17500と、ボス級の体力を誇る。耐性もボス系のそれを持っており、石化も無効なため、なかなか倒しづらい。その他、捕える&放つで、「ゆうばく(誘爆?)」という、よく分からない技が飛び出ることでも知られている。
ところで。水晶竜は、レア枠から「飛竜の槍」を盗めるが、通常枠も「エリクサー」と、まさに宝石のような豪華さとなっている。まあ、ここまで来ると、ギルも余りまくっているだろうから、普通に50000ギルで蜃気楼の町で買っても良いのだが、それでも、“通常枠で、レアアイテムの代表格であるエリクサーを盗める”というインパクトは大きく、ゲーム攻略に、最後の大判振る舞いというフレイバーを添えてくれるだろう。
●ライジングサン(ベルフェゴールから、レア盗み)
投擲武器であり、後列からでも威力が半減しない。ここ以外だと、孤島の神殿のインビシブルorパンテーラの宝箱からも手に入る(【第18話】)。
が、その際も、GBA版パンテーラに存在する分裂死バグを話題にしただけで、入手品である「ライジングサン」の名前は、全く出てきていない。まあ、内容としては、単に攻撃力71の遠隔攻撃武器というだけで、これといった追加効果も無いので、仕方あるまい。でも、ちゃんと8個集めておくよ…。
高防御力、毒耐性、アンデッド化…そのどれもが絶妙に役立ってくれる |
●イージスの盾(ゴーキマイラから、レア盗み)
魔法攻撃を、33%の確率で特殊回避できる盾である。FF5の「魔法回避率」は、ステータス魔法を無効化する確率に使われる数値であるため、ダメージ系魔法を回避できるのはイージスの盾のみである。通常の攻撃魔法はもちろん、果ては、あの「アルマゲスト」ですら0ダメージで凌ぎうるという。
やれ、前にも少し述べた通り、ここしばらく、私のFF5攻略は、「戦略を練ったうえでの、ボス敵の完封」ということをテーマとしてきており、どこまで行っても確率に左右される「イージスの盾」は、これまで一度の出番も無かった。ただ、今後のラスボス・裏ボス・追加ボスといった桁外れの強敵たちとの戦いでは、最終的に★運ゲー★とならざるを得ない戦いも出てくるだろう。そういうところで、このイージスの盾の33%を、役立てていきたいものである。なあに、運ゲーだって、やり込みプレイの本質の一つだ。
●ボーンメイル(ネクロマンサーから、レア盗み)
続いては、回復魔法でダメージを受ける代わりに、「30」という高い物理防御力を得られる鎧である。GBA版追加装備を含めて、全ての体防具の中で最大の防御力を誇る。そのため、第2世界:飛竜の谷で入手してからしばらくは、敵の物理攻撃を0ダメージに抑える手段として、大活躍をした。
しかしながら、ゲーム攻略が進むにつれ、敵の攻撃能力も向上し、さすがに打撃を完全無効に追い込むというのは難しくなった。ただそれでも、ボーンメイルには、即死攻撃を無効化したり、毒属性を吸収したりという性質もあり、そちらの面では引き続きの活躍が期待できる。各種の「呪いの装備」の中では、最も使いやすく、用途が広い装備品だと言えるであろう。
●マインゴーシュ(マインドフレイアから、レア盗み)
お馴染み、打撃を約1/4の確率で受け止める短剣である。ここ以外では、第1世界:カルナック城脱出戦における宝箱(モンスター入りなので低レベルクリアーでは入手不能)と、第2世界:ムーアの村における樽から手に入れられる。
さて、同じ回避能力を持つ「ディフェンダー」と「さすけのかたな」に比べ、マインゴーシュは最も攻撃力が低く、「さすけのかたな」の素早さ+1、「ディフェンダー」のアイテム使用プロテスといった、特別な追加効果も無い。そのため、私は、マインゴーシュには、入手時期の違いで使い分けるしかなく、その区別さえ大きくは付けられない低レベルプレイでは、全く役に立たない装備品だと思っていた。
しかしながら、「ものまね師」の、“マスターしたジョブのジョブ特性と能力値は引き継ぐが、全ての装備品を装備可能なわけではない”という性質により、装備可能なジョブの違いという性質に、改めて注目するに至った。「マインゴーシュ」は、装備可能ジョブの多い、短剣カテゴリであり、ものまね師はもちろん、ほとんど全てのジョブで使用できる(すっぴん以外だと、ディフェンダーはナイト&剣闘士、さすけのかたなは忍者しか装備できない)。やれ、「すっぴん」と「ものまね師」の性能の違いは、さすが、当時のFFスタッフの、薄氷を踏むかのごとく驚異的なバランス感覚を思い知ることができるな…。
いいか。女は、自分の幸せだけ考えていればいいんだ! |
●源氏の盾&源氏の鎧(ギルガメッシュから、通常盗み)
最後に、次元の狭間で、1コ世界ぶりに再登場する「ギルガメッシュ」から盗める、2つのレアアイテムを取り上げておこう。
まず、「源氏の盾」は、物理回避率「50」を誇る、FF5における最強の盾だ。小人状態で回避率を2倍とすれば、物理回避は「100」となり、打撃に対しての絶対防御が完成する。なお、一応は、1/128の確率で命中するらしいが、とりあえず私は当たったことが無いので、今のところは完全回避と考えている。なお、ステータス耐性として「小人/麻痺」というものを持っているが、メニュー画面からは、「ミニマム」で普通に小人化が可能である。
ちなみに、入手手段は、「ラストフロア」の第1エリアに出現するギルガメッシュからの、通常盗みである。ストーリー的には、第2世界:エクスデス城から、久しぶりのギルガメッシュとの遭遇となり、積もる話もあるというものだが、それはそうと、「源氏の盾」は、源氏シリーズの中でも間違いなく最高の一品であるため、忘れずに盗んでおきたい。
そして、「源氏の鎧」のほうは、“ネクロフォビア戦の最中のギルガメッシュ”から、通常枠で盗むことができる。物理防御力「22」の鎧であり、GBA版追加装備を除くと、「ボーンメイル」に次ぐ防御力を持っているうえ、「カエル/混乱」と、決して悪くない耐性が存在する。しかしながら、ラスダン最深部での入手ということに加え、既にボーンメイルの「物理防御力:30」ですら帯に短し襷に長しの環境となっており、活躍は難しい。
だが、この防具の最大の特徴は、源氏シリーズとしては唯一、超ピンポイントな環境で、無限入手が可能という点である。というのも、“ピ”こと、ピクセルリマスターの古いバージョンでは、ラストフロアのボスであるネクロフォビア戦が丸々消滅するというえげつないバグが発生していたらしく、その場合、ボス戦というゲーム要素が一つ消えることはもちろんとし、ギルガメッシュ最後の華舞台が消滅してしまううえ、ここだけのレアアイテムである「源氏の鎧」も、永久に入手不能となってしまっていた。
やれ、さすがに、“ピ”のスタッフとしても、これほどの酷い状況は無視できなかったということか、その後のアップデートで、“最初からネクロフォビアを倒したことになっているバグ”は修正されたようだ。しかしながら、既にラスダン最深部まで到達し、ネクロフォビア撃破後のセーブポイントを使ってしまっている人に対しては、もはやどうやったって整合性を取れないと判断したのだろうか、最終的には、ラスボスであるネオエクスデスを倒すたびに、ネクロフォビアが何度でも復活するという、斜め上の変更が為されることになった。
さて。このようなアップデートパッチにより、エクスデス軍最後の生き残りであるネクロフォビアが何度でも復活してしまうとともに、それに対して決死の自爆攻撃を仕掛けたギルガメッシュが何回でも現れてしまうという感じで、明らかに物語的にはおかしい状況となってしまった。
しかしながら、これはもう、何と表現すべきか、まあピということで、むしろ「個数限定の源氏の鎧を何個でも入手できるバグ」として、一周回って愛されていたりもする。今年4月に発売したPS4/スイッチ版では、環境一新ということで、ネクロフォビアを倒したことになっているバグも、完全な修正が為されており、ラスボスを撃破するごとに敵の大幹部がしれっと復活しているような状況も、間違いなく無くなっているであろう。もちろんそれは、当然のことではあるのだが、何と言うか、クソ移植として完成度は、大幅に下がってしまったように思う。それを、どこか残念に思う自分が居るのも確かだ…。
ちなみに。余談であるが、ここで登場するギルガメッシュは、“チェンジ後”であり、初登場のバージョンとは違って、沢山の腕を持つ仁王立ちする武人という感じのデザインとなっているが、さらにここでは、全体的に黒っぽい色になっている。次元の狭間で、出口を求めてさまよった結果か、はたまた、“光を求めて”ということで、ラスダン最深部の暗い環境を考慮した配色ということなのかもしれない。
なのだが、実は、この“黒っぽいギルガメッシュ”は、あの旧スマホ版のみ再現されていない要素として知られている。旧スマホ版は、某匠様のドット絵以外は、最も“FF5の完全版”に近いバージョンとして有名であるが、ラストフロアにおける黒っぽいギルガメッシュはオミットされており、通常の赤っぽいギルガメッシュのほうが登場している。そこだけポッカリと抜かしてしまっていたのか、はたまた、何らかの意図があって変更したのか…。何はともあれ、その後の“ピ”でも、そうそう、これこれ!
という感じの、黒っぽいギルガメッシュが登場しているため、結果的に、ラストフロアでもツヤツヤのギルガメッシュは、旧スマホ版のみの独自要素となってしまった。その謎が、いつか明かされる日は来るのであろうか…。
多くの敵を葬ってきた必殺技さえ、バリアの鉄壁には敗れ去った! |
そういうわけで。アイテム集めもそこそこに、次は、ラストフロアで登場するボスの、「ネクロフォビア」戦へと、話を進めていこう。これまで、要所要所で立ち塞がり、我々にネタを提供してくれた“エクスデス軍”も、いよいよこれが最後である。
まず、ネクロフォビア戦は、明確な三部構成となっている。「@4つのバリアを破壊する段階」「Aネクロフォビア本体を攻撃する段階」「Bギルガメッシュ登場後の段階」で、それぞれ、全く異なる立ち回りが必要とされる。
…そして、このバトルでは、それぞれの内容を1バトル中に表現するため、かなり特殊な処理が為されているらしい。例えば、SFC版FF5の検証をされている【YOUA氏のYouTubeチャンネル】では、ネクロフォビア戦だけで投稿数が2桁に達していることから、なかなかに壊しがいのあるバトルのようだ。まあ、最初から倒されていることにしたり、逆に何回でも復活させてみたりと、公式ですら遊んでいるくらいだしな…。
ちなみに、この3つの段階は、基本的に@→A→Bの順に進む。
…まず、4つのバリアが1つでも存在する間は、ネクロフォビアは無敵であり、倒すことはできない。レベル値が66ということで、「レベル2オールド」→「レベル5デス」のコンボを使ってみたところ、エフェクトが表示され、やったか!? と思ったが、何事も無かったかのように復活しやがった。前述の、YOUA氏の検証における「バリアを残したままネクロフォビアを倒す」という系統の戦法も、全て「バリアを一度倒してから、特殊な方法で蘇生させる」という方式を使っているようだ。よって、新規のバグが見つからない限りは、「バリアを残したまま本体を攻撃」ということはできなさそうである。
――いっぽうで、ギルガメッシュの登場については、省略が可能である。以前にも触れたが、第2世界のエクスデス城にて、「エクスカリパー入りの宝箱を開け、ギルガメッシュと戦い、その後に会話イベントでギルガメッシュがデジョンによって次元の狭間に送られる」という以外の進め方をすると、このラストフロアでのギルガメッシュ戦(第5戦&第6戦)の展開が変化する(【第13話】)。ただ、シナリオ分岐というほどではなく、「ラストフロアで再会したギルガメッシュが、ネクロフォビア戦に駆けつける」以外では、バトルの回数が減るうえに、ギルガメッシュの登場シーンも無くなり、エクスカリパーや源氏シリーズの装備品が手に入らなくなるなど、デメリットまみれである。ただ、バグという感じでもなく、やろうと思えば簡単に起こせる現象である。ゲーム本筋は異常なく進行するため、お暇な時にやってみよう。
ちなみに、このネクロフォビア戦単体で、ギルガメッシュを登場させなくすることも可能である。ギルガメッシュ登場は、「ネクロフォビアが攻撃を受けてHP9999以下になった際のカウンター」という処理になっているため、一気に10000以上のダメージを与えて倒すか、またはお馴染みのカウンター封じによってダメージを与えていけば良い。この場合、HP0で、ネクロフォビアは「エ……
エク…… !!!!」と言って死亡する…のだが、このセリフ自体もファイナルアタック=死に際のカウンターとして用意されているため、カウンター封じで倒した場合は無言で消滅する。本当にいろいろな反応を見せてくれる相手だ。バグ勢に愛される理由も分かるわ…。
――ところで。ネクロフォビア戦単体で、ギルガメッシュを登場させないようにした場合、やはりストーリー上の見せ場が減るうえに、「源氏の鎧」も手に入らなくなってしまい、デメリットしか存在しない。しかしながら、この場合、物語の構成上、ギルガメッシュの生存が決定的になる。もちろん、その後の再登場などは無いが、彼を格好悪くても生き延びさせてやることも、また一興であると言えよう。男も、自分の幸せだけ考えていればいいんだ!
全属性弱点という虚弱体質だったからこそ、バリアを貼っていたのかも? |
では、バトルの具体的な戦い方について考えていこう。
…まず、初手は、最速のクルルのみが「エルメスの靴」でヘイスト状態となり、ネクロフォビアに対して、2手の先手を確保する。その2手を使って、まず「魔法剣ブレイク」を、次に「ぜんぎり」を使う。これで終わりである。前述の通り、バリアには石化耐性が無く、魔法剣ブレイクは必中であるため、確実に4つのバリアビットを消滅させられるのだ。GBA版追加アビリティを活用しつつ、ボタンを押す回数も少なくできる…お気に入りの作戦である。
――ちなみに。ネクロフォビアは、1ターン目に、「この4つの
バリアによって! 無敵の体を 手に入れたのだ!
倒せるかな?」と、謎テンションの発言をかましてくれる。特に、最後の「倒せるかな?」が良い。あれだけ居たエクスデス軍も敗北に敗北を重ね、残るは自分のみとなったにもかかわらず、この余裕である。FF5のシリアスになりすぎない世界観を象徴する、静かな名ゼリフと言える。
ちなみに、ネクロフォビアの素早さは「47」ということで、それより大幅に高い素早さ&エルメスの靴装備で、魔法剣ブレイク全斬りを決めれば、最初のセリフをスキップしてバリア消滅後のそれに持ち込んだり、または、コマンド決定タイミングの都合上、バリアが存在しない状況でウチのコ自慢をする珍妙なネクロフォビアが見られたりするが…あえて今回は、しっかりネクロフォビアに「倒せるかな?」と喋らせてやった。例によって、やり込みプレイはプロレスなので、相手の良いところをしっかり引き出してやらなければならない。そのうえで、徹底的に叩き潰すというのも、またプロレスの美学である。
次に。バリアを撃破したとしても、実はしばらく、相手の無敵状態は解除されない。どうも、バリアを倒したあとも、ネクロフォビア本体が「バリアを倒した」と認識するまで、無敵は解除されないようなのだ。ギャグアニメで、崖から飛び出したが、下を向くまで落下しない的なアレである。
…そういうわけで、この時間を使って、その後の戦いへの準備を整える。具体的には、パーティ内でMP2番手のバッツが、「ヘイスガ」で味方全員のスピードを強化し、更にレナは、魔法のランプ版の「カーバンクル」を使って、味方全員にリフレクを掛ける。更にクルルは、「英雄の歌」を歌い、味方全員のレベルドーピングを始めていく。
――そうして、“心頭滅却すれば火もまた涼し”となっていたネクロフォビアが、無
無敵のバリアが…… 仕方あるまい! 私の力を
思う存分 味わうがいい!」と喋ったら、「フラッシュ(全員に暗闇)」を使ったのち、敵の無敵状態が解除される。ちなみに、あまりにも衝撃的であったためか、GBA版&旧スマホ版では、“文頭の「”を忘れている。その前の、「倒せるかな?」のほうは、しっかりとカギカッコで閉じられているため、それとの連動というわけでもない。恐らく、世界で私しか気付いていないであろう、追加要素ありFF5の変な点である。
さて。無敵状態を解除した相手の倒し方であるが、「連続魔ブリザガ」を、「ものまね」含む3連打で放って、それで終わりである。
…まず、バリアが解除されたネクロフォビア本体は、全属性が弱点となっており、属性魔法により大ダメージを与えられる。また、ここまで少しの「英雄の歌」により、味方火力は微弱に強化されている。それにより、ガ系魔法をロッドで強化して味方全体にリフレク反射した場合のダメージは、4500→6000と、ほんの少しだけ上がっている。ネクロフォビアのHPは、44044であり、HP9999以下でギルガメッシュが登場する。6000ダメージ×2連続×3人=36000という値は、これを乗り越えるにピッタリなのだ。4500×2×4でも良いとか言うなよ!
絶対だぞ!!
――そうして、ギルガメッシュが登場したら、あとは、「源氏の鎧」を盗んでおけばOKで、そのまま、流れで戦闘が終わってくれるのだ。
というわけで。今回バトルでやったことをまとめてみると、まずは「魔法剣ブレイク全斬り」でバリアを瞬殺し、その後の余暇時間を使って攻撃の準備を整え、あとは「連続魔ブリザガ」をものまねで繰り返して規定ダメージを与える。そして、ギルガメッシュの登場後は、待っていただけだ。
…しかしながら、これほど多くの仕掛けが用意されたバトルで、ここまでシンプルな戦い方で勝てた、しかも相手に、事実上の攻撃を全く許さず完封できたというのは、特筆すべきものだろう。やっぱりFF5は、完全勝利こそが華だな!
――ちなみに。ギルガメッシュは、ここが最後の登場となり、そのセリフにおいて、「バッツたち1人1人に、敵味方を超えて、率直な感想を述べる」というパートは有名である。しかしそれ以外にも、今回の私は、売り言葉を述べるネクロフォビアに対しての、「上等だぜ!
このギルガメッシュ様が…… 倒せるかな?!」という買い言葉が印象に残った。あの、ネクロフォビアの「倒せるかな?」に対しての、見事なまでの意趣返しとなっているのだ。いやあ、FF5が名作であるということは既に聞き及んでいたが、まさかここまで、バトル&シナリオの両面で、物凄い作品であるということは、私も測り知らないものだった。やっぱり、神様なんて、居たね…。
◆動画◆
ボツになりそうだったけど、ここに貼り付けました…(SFCとGBAの戦闘背景比較) |
というわけで。今回は、ラストフロア突入後のアイテム集めから、ボスであるネクロフォビア戦までを取り扱っていった。そうして、いよいよ次は、本編ラスボスである、エクスデス&ネオエクスデス戦…と思いきや、まだ、裏ボスである神竜&オメガを倒していなかった。
――そういうわけで、次回は、FFシリーズの裏ボスの開祖と言える、神竜&オメガを攻略していくことにする。もちろんそれも、“1回倒して終わり”というものではない。あの「アルテ
ロイテ」とかいう元気走回ジジイですら、無駄に6連戦をしてしまったくらいなのだから、FF5名物と言えるこれらの超ボスたちは、それ以上に様々な方法で、味わい尽くしてやらなければ。ゆけ!!
光の戦士たちよ!!!
(2023年5月18日) 5110 PV
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