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管理人の日記
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マジのガチで1人も分からん…だと…? |
「BLEACH(ブリーチ)」といえば、オサレ感全開のジャンプ漫画である。そのアニメ版について、私は、分割クール制で放送中の新シリーズではなく、初代と言える“平成シリーズ”の第1話から視聴を始めた。ちなみに、平成シリーズだけで366話もある。
…さて、ここ最近の私のアニメ視聴であるが、まず年明けからは、「遊戯王セブンス」の全92話を、久々の遊戯王として、楽しく視聴ができた(【日記:2025/1/14】)。しかしながら、その後の自称遊戯王については、キツすぎて、やはり視聴は諦めざるを得なかった(【日記:2025/2/23】)。
――というわけで。私は、何を見ようか、再び路頭に迷ってしまったのだが、どうせなら、親しみ深いジャンプ作品が良いと思っていた。そして、去年の10〜12月に、「千年血戦篇」と題し、BLEACHの新シリーズを放送していたことを思い出したのだ。
だが、BLEACHについては、初代アニメの「続き」である。この点、原作1巻からのフルリメイクである「るろうに剣心」や、連載再開後の新シリーズをアニメ化した「キン肉マン」とは異なり、いきなり見ても全く話が繋がらない。だから私は、良い機会だと、平成シリーズの第1話から、全視聴に挑戦することにしたのだ。やれ、平成シリーズと新シリーズで合計400話と莫大であるが、まあ、遊戯王シリーズをいくつも見ている私にとっては、決して長すぎではなく、むしろ、多くの話数を楽しめるという点で、メリットと言えるのだ。
さて。「BLEACH」の原作漫画については、2016年に、全74巻で完結済みである。だが私は、BLEACHについて、ほとんどまともに読んでおらず、最初の数巻だけ…つまり、原作の本当にごく初期を見た記憶があるのみだ。
…なので、
――さて。私は、遊戯王シリーズを皮切りに、漫画・アニメにおいては、特別に意識していないものの、ジャンプ関連の作品にハマることが多い。また、12コ話といった短期アニメよりも、長期放送のアニメを好み、かつ、アニメオリジナルシナリオについても、特に抵抗は無い。というわけで、BLEACHについては、まさにうってつけの作品と言える。全400話という莫大な話数を見終えるには、恐らく、ここから季節が一巡するくらいまでの時間が掛かるであろう。だが、それだけじっくりと楽しめるということであり、純粋に嬉しいというものだ。噂だけは聞いていたオサレ感全開の死神バトルは、実際、果たしてどのような展開なのか。非常に楽しみである。
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話数表示が毎回異なるところとか、次回予告とか、小ネタもいちいち面白いのだ |
そんな気持ちで、BLEACHの初代アニメを、まずは15話ほどまで見てみたが、この時点で、既にオサレの片鱗が出まくっている。
…まず、“平成シリーズ”こと、BLEACHの初代TVアニメの放送開始は、2004年である。古すぎというほどでもないが、既に20年も昔であり、元号で言うと平成16年だ。なので、4:3の非ワイド映像であり、アナログ放送だったので、静止画画質としても、あまり美しくはない。また、令和ではなく、昭和・平成のジャンプアニメということで、毎週毎週のレギュラー放送を行っていた。それを絶やさないことが第一であったため、各話ごとの純粋な作画クオリティとしても、そこまで見応えがあるものではない。
――なのだが、まずOPからして、ORANGE RANGE(オレンジレンジ)の良い意味でチャラい主題歌の中、主要スタッフ名が、字幕ではなく、作中世界の一部として描かれるという演出が為される。また、原色を多用し、ポップな印象に仕上げている。これらは、今でこそ有り触れた演出だが、まさか20年前の作品で、しかも、あまり攻められないと思われるジャンプアニメで、このような斬新な作りが為されていたとは、非常に驚きである。
また、セリフ回しのカッチョ良さは原作譲りだが、アニメオリジナル要素のオサレ要素として、BGMがある。メロディアスな曲というよりは、どちらかというと、むき出しのギラギラした金属のような、無機質で緊迫感を煽る楽曲が印象に残る。だが、主人公の勝利が確定した場面では、一転して明るい曲が流れる。とりわけ、全ての始まりである第1話では、決着シーンで、洋楽風のBGMが歌い出すのだ。
――やれ、バトルシーンで洋楽が流れるジャンプアニメというと、最近では「呪術廻戦」が印象に残った(【日記:2023/11/4】)。だが、BLEACHはそれを、世代が1つ変わるくらいの昔にやってのけていたのだ。なるほど、呪術廻戦の作者が、「影響を受けた作品はBLEACH」と語っているのを聞いて、「いや、HUNTER×HUNTERだろ…」と思っていたが、アニメのオサレ感まで広げて考えると、なるほどと納得するものである。
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新シリーズの超クオリティも、すごく楽しみ! |
というわけで。アニメ化の出来については、2004年とは思えないくらいのオサレセンスが全開であり、厨二病が弾けている。こういった作風は、まさに私にとって、もってこいというものだ。
…さらに、原作未読の私にとっては、物語の展開も普通に楽しみだ。現在、15コ話ほどを見終えたところで、恐らくは主要人物となるであろう、友人キャラクターたちの顔見世的な展開が終わった。そして、
――やれ、恐らく、原作については、序盤はちょっと背伸びした王道漫画であり、作品が進むにつれて、“オサレ”と称される独自のスタイルを確立していったと思われる。だが、漫画から3年遅れて放送が始まったアニメについては、その作風を反映してか、プロローグの時点で十分に厨二病だ。ならば、ここから更に突き抜けてしまうと、どうなるのか。まさか、厨二を卒業して厨三になるなんてことは無いだろう。永遠の14歳、終わりなき厨二。それがいい!
(2025年3月10日)
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