. . |
管理人の日記ログ
2020年4月の記事を 更新が新しい順に 全て表示しています。
古い順に表示する
こういう町・施設があるとゲーム全体の雰囲気も変わってくる |
◆9章(途中まで)
前回残していた8章ラストでは、エアリスの家から静かに出ていくミニゲームを行う。初回プレイでは、部屋を出た直後の足元に転がっている缶に意味も分からず何度も引っかかってしまったが、2周目となる今回はサクッと1回で突破できた。
その後は、まずFF13の12章を彷彿とさせる崩落道路を進んでいく。ここでの敵は、グルグル回るタツノオトシゴみたいな奴、空を飛んでいる奴、その他に機械や人間とタイプが豊富であるが、どれもせいぜい「少し強い雑魚モンスター」という程度なので、要すれば「●ぞくせい」を使って弱点属性を攻めながら、普通に戦っていく。HP回復については、基本的に「いのり」を使用し、状況に応じてMPを消費するケアル系を放っていった。
そして、ウォールマーケットに到着したら、しばらくは普通にイベントを進めていく。私は、ここでの3人の代理人を選んで進んでいくところは、分岐があるのかなあと思っていたが、今回も1周目の時と全く同じ展開になってしまった。うーん、「ドレス」って項目があったけど、物語の大筋は変わらず、選択肢によって服装が変化する程度ということなのか?
世間的には、攻略本がもう発売しているそうだけど、私の元にはまだ届いていない…。
そんなわけで、9章も長いので分作にするとして、本日はここまでである。明日は、地下闘技場での戦いから!
…やれ。ここに来て、私の目の前に、夏休みの宿題がごとく、やることがドカッと出てきてしまった。そのため、これまでのようには記事を書けなくなるかもしれない。でもまあ、この日記にもある程度は需要が存在すると思うので、とりあえずは2周目ハード終了まで、毎日更新できるよう頑張りますm(_
_)m
(2020年4月30日)
アクションゲームと捉えてしまえば、回避が容易な攻撃は多い |
◆8章(途中から)
後半の、サブクエストが受けられるようになるところからである。今作のハードモードでは、サブクエストの敵もハード相当に強化されており、それを倒すことで、戦利品のスキルブック(武器を更に強化できるようになるキーアイテム)を入手できるようだ。
「ピアシングアイ」(暴走兵器)…敵の「トリプルファイア」の防御のため、防具に「●ぞくせい=●ほのお」を付けていく。その他の攻撃については、MPを消費しない「●いのり」で十分に回復が間に合うので、敵の物理防御態勢をエアリスの「イノセントフォース」で割りつつ、クラウドの「ブレイバー」を使って1体ずつ叩き切っていった。
「ネフィアウィーバー」(墓参りのサソリ)…体力も攻撃力も高い上に、睡眠攻撃が異様に鬱陶しい。ハードではアイテム禁止なので「眠気覚まし」で解除できず、睡眠を防ぐアクセサリも持っていない(下水道の自動販売機でのみ買えるらしい…)。やむを得ず、攻撃と回復を繰り返す戦法で戦っていった。
「ヘッジホッグキング」(ヘッジホッグパイの亜種)…敵は炎属性を主として攻撃してくるので、防具に「●ぞくせい=●ほのお」を付けて防御をしていく。大ダメージを受けて一回だけ範囲化のケアルガを使ってしまったが、それ以外はMPを消費せず撃破できた。なお、バーストは僅か4秒ほどで解けてしまい、何もできなかった。まあ、これを長くしてしまうと、FF13のブレイクと同じになってしまうから、その辺りは差別化していったのかもしれないが…。
「トクシックダスト」(上の画像)…敵が極めて硬いうえに、大技の「鉄球おとし」では5000という莫大なダメージを受ける。一応、鉄球に魔法攻撃を当てるとバーストさせやすいという特性があるようだが、MP回復手段の限られるハードでは無闇に魔法を使うことは避けたい。そこで、相手の攻撃が見切りやすく回避が容易なことを利用し、マラソン戦法でひたすら逃げつつ戦っていく。と言っても、私の操作も完璧ではなかったため、何度か攻撃に当たってしまったのだが、1発までなら耐えられるので、何とかなった。そんな感じで、MPは節約を意識していった結果、クラウドのMPは125→150とむしろ増えた。しっかしまあ、マラソン戦法がここまで有用となると、なんか今作の縛りプレイに暗雲が立ち込めてきた気がする…。
その後、最後の「ルード」戦である。まずは、いつものとりあえずバイオを行う。その後、こいつはガード不可能技が多いので、マラソンをしてATBゲージを補充し、「反撃の構え」から攻めていく。「反撃の構え」は、どうもガード不能技でも反撃が可能なようだ。また、エアリスのATBゲージが2まで溜まったら、「ジャッジメントレイ」を使うことで、相手をひるませつつ大ダメージを与え、そのタイミングでクラウドに変えて攻撃すれば、クラウドのゲージも補充できる。そんなわけで、敵の特性が分からず攻撃を食らうこともあったが、MPも大量に余らせていたため、ゴリ押し気味で撃破ができた。
…そんなわけで。8章は、サブクエが多いうえに高火力のバレットが居ないということで苦戦を予想していたが、蓋を開けてみると、やはりMPを大量に残しての突破となった。MPが貴重なのは分かっているが、出し惜しみして、結局は最後に余らせてしまう。これが、エリクサー症候群というやつか…。
(2020年4月30日)
ダメージはもちろん、追加効果の麻痺も無効化できます。楽勝! |
昨日の続きで、エアリスが登場する8章からです。平日は少し進みが遅くなる…。
◆8章(途中まで)
まずは、ボスの「レノ」戦からである。こいつ、1周目ノーマルの時は、初めて苦戦させられた相手となった。なにせ、こちらの攻撃が回避されるうえに、敵のカウンターがやたらと重いのだ。しかも、第2段階で出現する「電磁機雷」は、ふわふわと飛び回りながら相互に電撃を発生させ、それに当たると麻痺からのコンボ攻撃によって大ダメージを受けてしまう。そんなわけで、1周目の際は、アサルトモードの防御を基本としてカウンター狙いで戦っていき、電磁機雷は魔法で倒す…という、試行錯誤の末に勝利できた相手であった。
…が、今回のハードモードでは、事前にみやぶる情報を見たところ、雷属性の攻撃が多いということが分かった。そのため、防具のほうに「●ぞくせいLv2=●いかずち」を装備させてみた。すると、「●ぞくせいLv2」の効果により、雷属性ダメージを無効化することができた。そして、ダメージだけでなく、なんと追加効果の麻痺も無効化できるため、第2段階の電磁機雷などは放っておいても何の問題も無くなってしまったのである。やれ、こうなると今回も、Lv3の「吸収」が必ずしも「無効」より絶対有利では無かったりするのかな?
――というわけで。レノの第1段階は、とりあえずビールの感覚でとりあえずバイオを掛け、1周目ノーマルの時と同じブレイブモードの防御を使い、ATBゲージが余っている時は、より強力な「反撃の構え」も使用していく。第2段階については、電磁機雷はATBゲージを補充させてくれる癒やし系なので適度に殴り、第1段階の時と同じく、防御カウンター&反撃の構えで撃破していった。1周目ノーマルより遥かに楽だった…。
その後は、エアリスと2人で伍番街スラムまでの道を進んでいく。エアリスは、ノーマルの際は主に弱点魔法で敵を攻撃していったが、ハードではMPの問題により雑魚戦で攻撃魔法を使いづらく、手持ち無沙汰になりがちである。とりあえず、基本はクラウドを主力とし、エアリスのほうは1周目でほとんど行わなかった武器アビリティ育成を行っていく。これ、全然システムが分からなかったんだけど、FF9みたいに「その武器を装備している時は熟練度に関係なく使用可能で、熟練度が満タンになると他の武器に変えても使える」って方式なのね。その他、特定の条件を満たすと、熟練度が多く貰えるという制度もある。まあ、結局のところ10回使えばすぐ覚えられるので、あまり意味のあるシステムとはなっていないんだけど…。
――そんなわけで。エアリスの戦い方がなかなか非効率的なこともあって、神羅ボックスでのMP補給が間に合わず、MPを減らしながらの戦いとなっていった。それでもまあ、HP回復さえしていれば負けることは無い。8章はサブクエストもあるが、最悪の場合、8章を2回プレイすることを前提とし、サブクエ部分を2回に分けて攻略していくという手もあるだろう。そんなわけで、8章は長いので、今日はサブクエストが受注可能になるところまで進めて終わり!
(2020年4月30日)
この威力でATB技ですらないので、即座にATB2版の「アンガーマックス」で連撃可能 |
7リメイク第1弾のハード日誌の続きです。
◆6章
伍番魔晄炉への潜入ルートそのAである。ここはボスが居ないので、特に問題は無い。
…やれ、今作のハードモードでは、雑魚戦は攻撃力が高い代わりに耐久力はそこそこという調整なので、「●ぞくせい」で強化した攻撃を使えば一瞬で終わる場合が多い。特に強力なのが、近接武器を装備したバレットで、「開幕『とっしん』」→「アンガーマックス(他武器のアビリティ)」を使うことにより、敵パーティのうち2〜3体を倒せることも少なくない。バレット最強じゃね?
もっとも、近接武器を装備していると、通常攻撃が銃撃ではなくなり、遠方の敵を攻撃しづらくなったりしてしまうのだが、どちらにせよそれだけバレットが戦闘において重要な役目を果たしているということである。
――そんなわけで、道中では1周目で取り逃した「●ぞくせい」の2個目を入手したりしつつ進めていき、1周目で行った送風機を止める仕掛けも動作させて、ハード限定のティファのスキルブックも入手する。道中最後では、ちょっとしたボス敵として例のミサイルランチャーが登場するのだが、MPもほぼ満タンにまで余らせていたため、喰らったら魔法で回復という力押しで何とかすることができた。
◆7章
伍番魔晄炉で、パーツを選んで敵を弱体化させ、最後にエアバスターと戦う章である。
…道中雑魚は、小型の敵はバレットが瞬殺し、中型の敵もバーストしてどんどん攻撃すれば1バースト+αくらいで倒せるので問題無い。回復も、MPを消費しない「●いのり」を使わずとも、3キャラが順番に「ケアル」などで回復しながら神羅ボックスでMPを補給していけば良い。やれ、序盤に危惧していたMP管理の緊張感はどこへやら、バレットが入った途端にパワープレイが始まってしまった。
――そんな感じで、パーツは「AIコア」を4つと、「ビッグボンバー」と「Mユニット」を1つずつ削り、ボスの「エアバスター」戦をスタートさせる。こいつは、大技によって4000程度とかなり大きなダメージを与えてくるのだが、ここまで散々MPを余らせてきたため、即死さえしなければ「ケアルガ」で回復すれば良いだけである。そして、第3段階の、クラッシュバンディクー2のエヌ・ジン戦みたいなパートは、バレットが近接武器を装備していたため攻撃手段がなくなり万事休すと思ったが、適当に召喚獣やら「サンダガ」やらで攻撃していたら、敵のほうから近付いてきてくれたので何とかなった。そうして最終的に、全キャラクターがMP半分ほどを残して勝利することに成功したのである。あれ、このゲームのハードモード、実はそんなに難しくない…?
(2020年4月30日)
こういう格好良い構図を見るとFFだなあって感じがする |
2日ほど他の内容を書いていて忘れてしまっていたが、現在やっているのはFF7リメイク第1弾のハードモード攻略であった。ということで、前回の【日記:2020/4/22】の続きとして、3章の後半戦から物語を進めていくことにしよう。
◆3章(途中から)
サブクエスト攻略の途中からである。廃工場の「羽根トカゲ」と「ディーングロウ」は、特にこれといった工夫をすること無く、「バイオ」と、弱点を突く「●ぞくせい」マテリアで撃破できた。前回戦ったレイジバウンドはとんでもない強さだったのに…。
その後、物語を進めるためのチンピラ戦は、敵の攻撃力が高めだったため、「バリア」を張り、適当に攻撃しつつ「ケアルガ」で戦っていった。3章での強制戦闘はこれで終わりであるため、ここでMPを使い切っても問題無い。
そんなわけで、初めてサブクエストが解禁される3章もクリアできた。結局、どの敵よりも野犬が一番強いという、変な章だったな…。
◆4章
まずはバイクのミニゲームからである。2周目以降はスキップすることもできるが、出来は悪くなく息抜きにも丁度良いので、普通にプレイをしていった。このミニゲームも、ハードだとノーマルより難しくなっていたのかな?
そして、七六分室での戦いに進む。ここでは、敵弱点が炎→氷→雷→炎(ボス)の4連戦が展開されるため、恐らくは炎を「●ぞくせい」にセットして行くのが良かったのだろうが、私は敵弱点の状況を事前調査していなかったため、雷属性で戦いに挑むことになった。まあ、3戦目もボスみたいなものだし、結果的には良かったのかも…。
そうして敵をなぎ倒していき、連戦最後のボス:「ローチェ」と戦う。こいつ、ありとあらゆる面で意味不明な奴であるが、ノーマルまでは「さあ、回復してやろう!」がごとく、クラウドのHP/MPを全回復してくれた。が、ハードでは普通に連戦で消耗したクラウドに対して全力で切りかかってくる。
…そして、敵としての強さは、クラウドのHP約6000に対して一気に3000〜4000というHPを奪う超強敵である。しかも、こいつの攻撃にはガード不可能なものも多いため、真正面から戦うと尋常ではない難関となりうるのであるが、悲しいことに敵は攻撃ごとの隙が大きく、しかも毒が効いてしまう。というわけで、戦い方としては、まず最初に「バイオ」を掛け、その後はひたすら逃げ回りつつ、相手の攻撃を避けた直後だけ攻撃を加えていった。
――やれ、敵の攻撃は、少し練習すれば簡単に回避を成功させることができる。第1段階では、回避不能のサンダー的な魔法があるのだが、第2段階は避けやすい攻撃しかなく、勝利時は後半部分ノーダメージであった。RPG的な感覚で戦えば強敵なのかもしれないが、アクションゲームと割り切ってしまえば、どうということは無い相手である。もっと、メタルギアソリッド2のEXTREME並みに鬼畜にしても良かったんだよ…?
その後の、七番街に戻った後の「未知なる魔物&虚無なる魔物」は、ただ攻撃力が高くなっただけという感じだったので、クラウドの「バーストスラッシュ」などでバーストをし、普通に叩いていった。
ついでに、この段階ではクラウドとティファの2名が要るので、VRミッションの「リヴァイアサン」に挑んでいった。3人じゃないから大変かなと思ったが、敵の火力が低く、遠隔攻撃キャラなしでもアッサリ勝利することができた。恐らく、召喚獣にはハード向けの難易度が用意されていないのだろう。
◆5章
伍番魔晄炉へと移動していくパートである。まず雑魚戦は、敵タイプによって雷・氷・炎と弱点が決まっているので、それに対応する「●ぞくせい」をクラウドが使いつつ、あとは大火力のバレットの攻撃を使って力押ししていく。だいたいの雑魚敵は「ぶっぱなす」と「アンガーマックス」で終わる。途中、何とかとかいう虫系の中ボスが出るのだが、何の印象にも残らず撃破できてしまった。MPも、むしろ神羅ボックスでの回復を考えれば余るくらいである。
そうして進んでいき、ボス直前の「重火兵×2+ミサイルランチャー×2」戦は、初回プレイでも苦戦したのだが、今回ハードでも敵の攻撃力が高く、厳しい戦いとなった。結局のところ、節約してきたMPを使ったゴリ押しになってしまった感が否めない。きみホントにタダのミサイル発射機かな?
そして、ボスの「ダストドーザー」戦である。こいつは、全3つの形態を持ち、その変化ごとに演出が入ってバーストゲージを初期状態に戻してしまうというシステム面で厄介な敵である。確かに、FF13でも形態変化でブレイクリセットという敵はそこそこ居たけど、7リメイクではほぼ全てのボスがこれを搭載しているからなあ…。せめて、HPゲージの途中で中断させるのではなく、「ロックマンゼロ」のようにゲージを重なる形式にして複数用意するとかして、中断場所とその意図を分かるようにしてくれれば、幾分ストレスも軽減されると思うのだが…。
そんな感じで。敵としての強さもなかなかであり、大技のレール電撃はAIが引っかかって大ダメージを受けてしまうことがあるので、「●そせい」のマテリアも使って戦闘不能を解除していく。そうして戦っていき、バトルは約15分というかなりの長期戦となってしまった。うーん、もっとメリハリを付けて戦えれば良いんだろうけど…。何か、私が全く見落としているバースト法とかがあるのかな?
この辺りは、もうすぐ攻略本が届くので、それを見たり、あとは既にネットに上がっている上手な人の攻略を見て、おいおい勉強していくことにしよう。今日はここまで!
(2020年4月30日)
当然オリジナル版ライセンスボード等もありません。まあアプデしてくれただけ良いか… |
本日唐突に、PS4版の「FF12:ザ・ゾディアック・エイジ」のアップデートが行われた。
…その内容は、「ライセンスボードのリセットが可能になる」「ガンビッドが3つまで保存され、切り替えて使用できるようになる」「BGM設定で、『サウンドトラック』音源を使用できる」というものであり、前者2つはPS4版より後に発売されたスイッチ版とXboxOne版において追加されたものである。なお、PS4版だけでなく、Steam(PC)版においても、同様のアップデートが公開されたそうだ。ちなみに、BGMの「サウンドトラック」音源については、“発売1ヶ月以内に購入した場合の初回特典”が無条件で開放されたということのようだ。その他、PS4版と他機種との比較については、【日記:2019/2/27】にも関連する内容があるので、そちらもご覧頂きたい。
――やれ、今回のようなアップデートがこの時期に行われた理由であるが、後述するセールと合わせたのかなあとも思ったが、どうもスイッチ/XboxOne版のFF12は2019年4月25日発売であったため、1年間の機能独占ということだった可能性がある(今年はうるう年だったので、ちょうど1年ではなく1日ずれている?)。まあ、こういうものは、PS4をメインで遊んでいる人間としては複雑な気持ちだが、後発のスイッチ/XboxOne版を推すためには、こういう処置も必要だったのかもしれない。結局のところ、ゲームが売れないと皆が損をしてしまうため、この手のものはある程度は仕方が無いのだ。しっかし、こうなると、物議を醸し出したスイッチ版ドラクエ11の追加要素とかも、今年9月になったらしれっとPS4版にも有料配信か完全版を発売してくるかも…?
話をFF12に戻そう。今回のアップデートにて、PS4版に様々な機能が追加されたが、実はこれでも他機種版と完全に同じになったわけではないのだ。
…まず、後発のスイッチ/XboxOne版には、「強くてニューゲーム」でアイテム引き継ぎが可能になるという追加要素も存在し、“ただレベル90でスタートするだけ”という意味合いが極めて薄いモードだったPS2INT版およびPS4版からの進化が為されていたが、この機能はアップデート後のPS4版にも搭載されていない。また、XboxOneX(PS4proみたいな上位版)では、60fps化によって滑らかな映像を楽しめたが、その機能もPS4版には未搭載である。本作は、言ってしまえばPS2のリマスターなのだから、PS4proなら60fps化は余裕だと思うのだが…。その他、Steam(PC)版では、ユーザー層の違いを考慮したブースト機能の他にも、初周から強くて/弱くてニューゲームを選べるという嬉しい追加要素があったのだが、その機能もPS4には無いままである。
――そして。わざわざ言うまでも無いという感じではあるが、「オリジナル版モードの追加(ライセンスボード/装備/敵能力など)」「『PS2版における渋滞』のあり/なし選択」などといった、どのバージョンにも無かったモードが新規に解禁されたということも無い。まあ、「こんなの要るか?」と思う人が大半であろうと思われるが、FF12は極めて攻略性が高いゲームであるため、こういった僅かな違いも重要となってくる。やはり、次にやり込む時はPS2を引きずり出してくるか…。
というわけで、引き続きPS4版FF12の中途半端さは変わらないのであるが、まあどの非搭載要素も極端にゲーム性を悪化させるようなものでは無い。それに、既に完全な過去のタイトルになったと思った「FF12:ザ・ゾディアック・エイジ」に対して、アップデートをしてくれるというだけで嬉しいというものである。追加機能は、快適なプレイに役立つものであるため、セール等で今からプレイをするという人は、ありがたく利用させてもらおう。
そして、今日はもう一つ書いておこう。本日24日から、プレイステーションストアにて「ゲームウィークセール」というものが行われている。
…まあ、私のような者からすれば、PSストアと言うと「コイツいつもセールやってんな」という感じではあるのだが、今回はFFも含めて大きく値下げされているタイトルが多いので、以下に私のお勧めタイトルを紹介してみたいと思う。
――やれ、このご時世だと、なかなかリアルショップに出向くというのは憚られるし、通販は時間が掛かるうえに運輸会社の労力を圧迫するという点も無視できない。いっぽう、DL版は安定したネット回線があれば最も手軽な入手手段となりうるし、価格もセールなら中古より安いことが少なくない。そんなわけで、このセールも一助とし、このGWは“ゴールデンウィーク”ではなくゲームウィークとして過ごしてみよう。私も当然頑張ります(※いつも通り過ごすだけ)。
●PSストア:ゲームウィークセール2020 (【WEB版サイト】、5月7日まで) ◆FFシリーズ [PS4]FF7 リマスター:917円(50%OFF) [PS4]FF8 リマスター:1273円(50%OFF) [PS4]FF9 リマスター:1273円(50%OFF) [PS4]FF10&10-2 HDリマスター(※PS4版は2作セットのみ):3344円(50%OFF) [PS4]FF12 ザ・ゾディアック・エイジ:3740円(50%OFF) [PS4]ワールド・オブ・ファイナルファンタジー:1870円(50%OFF、追加パック「マキシマ」は1320円/50%OFF、セットで買っても価格は同じ) [Vita]FF10&10-2 HDリマスター:単品1881円/セット3344円(50%OFF) [Vita]ワールド・オブ・ファイナルファンタジー(※Vita版は追加パックに非対応):1870円(50%OFF) ◆その他で私がお勧めできるゲーム [PS4など]PSplus 12ヶ月利用権(※PSnowの利用権と間違えないように注意!):3850円(25%OFF、現在未加入者のみ。ちなみにplus利用権の過去最大セールは30%OFFで、今回と250円程度の差) [PS4]モンスターハンターワールド アイスボーン(追加パック部分のみ):2930円(40%OFF) [PS4]モンスターハンターワールド アイスボーン マスターエディション(「ワールド」も同梱):4620円(35%OFF) [PS4]ドラゴンクエスト11(PS4版、スイッチ版の追加要素は無し):4939円(50%OFF) [PS4]ホライゾン ゼロドーン コンプリートエディション:1094円(50%OFF、plusで984円)超オススメ!! [PS4]スパイダーマン(PS4):2145円(50%OFF、plusで1930円) [PS4]デトロイト ビカムヒューマン:1287円(70%OFF、plusで1072円)超オススメ!! [PS4]メタルギアソリッドV ザ・ファントムペイン:2480円(73%OFF) [Vita]ペルソナ4 ザ・ゴールデン:2027円(50%OFF) [Vita]アンダーテイル:900円(40%OFF、PS4版はセールなしの1650円、クロスバイ対応なので必ずVita版を買うこと!)オススメ! [PSP]ロックマンDASH・ロックマンDASH2・ロックマンロックマン・イレギュラーハンターX:全て300円(57%OFF、PSPソフトのダウンロード版はVitaでもプレイ可能) ※以上のセールは全て、5月7日23時59分まで。 ◆無料配信されているゲーム [PS4]アンチャーテッドコレクション:0円 [PS4]風ノ旅ビト:0円 ※以上2つは、ソニーの「PLAY AT HOME」より。無料配信は、5月6日04時59分まで。 [PS4]パックマン チャンピオンシップエディション2:0円 ※不明な理由で無料配信中。5月10日まで。 |
(2020年4月30日)
モンハンはPS4世代で本当に進化した。PS5ではもっと凄いゲームになるのだろうか |
本日は、アイスボーンの“中型”アップデート(0.5刻みなので)があったということで、FF7リメイクはお休みして、モンハンを遊んでいました!
…さて、今回の追加要素は、あの「ワールド」で最低のコンテンツとして人気を博した「マム・タロト」(関連:【モンハン日誌の第2話】、【第5話】)の、マスターランク版が登場するというものである。アイスボーンでの新難易度に対応するということで、敵は相応に強化され、装備も新しい物が作成できる。
――また、今回の特徴として、ワールド時代のマム・タロトは、特殊なクエスト形式により集会所にて心理戦が始まるという盤外要素が存在し、遊ぶのが非常におっくうとなっていたのだが、今回は救難信号によって気軽にオンラインを楽しめる、通常のクエストと同じ形式になった。やれ、この「救難信号」のおかげで、本当に今回のモンハンは協力プレイがやりやすくなったものだ…。
ちなみに、新しく作成できる装備に関して、まず防具の「EXマムガイラ」シリーズは、様々なスキルが付いているが、広域化・超会心・早食いなど私が普段から使用しているものもあるため、達人芸のカイザー装備と組み合わせ、新しい装備セットを作ることができた。EXマムガイラ×2部位で、即死するダメージを受けても一度だけ耐えてくれる根性が発動するのも嬉しい。また、護石に関しても、「攻撃の護石V」が新たに作れるようになっている。一方、同じく追加が告知された「回避の護石V」については、恐らくであるが歴戦王ネロミェールのチケットが必要になるものと思われる。
…いっぽうで、ガチャと言われていた鑑定武器に関しては、素材を使ってマスターランク相当に強化できるようになった。しかし、火力の数字自体はなかなかであるものの、今作で冷遇されている属性武器であること、スロットが少なく柔軟性に欠けることから、既存の装備を置き換えることは無かった。
――というわけで。これらの装備でしっかりと準備し、5月1日から始まる「歴戦王ネロミェール」に備えていきたい。「歴戦王」は、待ちに待った腕試しクエストのシリーズである。個人的には、アイスボーンで確実に追加されるであろう3体の“歴戦王”のうち、ネロっちが一番楽しみなんだよな〜。
しっかしまあ。モンスターハンターは、このPS4世代で本当に大きく進化した。10年前の、PSPでの2ndGと3rdもハマりこんだが、このワールド&アイスボーンは、その全盛期と比べても遜色無く…いやむしろ、それ以上に楽しめているものだ。特に、手軽で奥深いオンラインプレイは、このゲームの魅力を大きく高めている。私は、ネットを通した協力プレイを本格的に遊ぶのはこのゲームが初めてだったが、それはこんなにも面白いものだったのか。
…とはいえ。本作を「PS4終盤の大作」として考えると、様々な点で見劣りする部分が多いことも事実である。しかしながら、この「ワールド」で、モンハンは「日本での人気ソフト」という位置付けから、「世界的なビッグタイトル」へと飛躍できたように思う。なにせ、かつてカプコン史上最大売上だった「バイオハザード5」の760万本という記録を、モンハンワールドは一気に2倍も塗り替えたからだ(【参考:カプコン公式の売上ランキング】)。だからこそ私は、「PS5世代のモンハンが、どのように進化してくるか」ということが、大きく気になっているのである。グラフィック強化?
ロード短縮?
いや、それらはもちろんとして、カプコンのことだから、もっと革新的な要素を入れてくるに違いない。その発表まで、「アイスボーン」を遊んで待つことにしよう。
(2020年4月30日)
ハードでは、攻撃と回復を繰り返すだけでは勝たせてくれないバランスになっている |
先日までの7リメイク雑記も、昨日の初回クリアーの感想記事(【2020/4/21】)にて無事終了…と思いきや、続けてハードモードのプレイを開始したので、毎日更新のほうも継続してみたいと思う。この企画が好評…かどうかは分からないが、読んでくれている人が居るので、まあ継続してみることにしよう。
◆1章
本作のハードモードは、「クリア後のチャプターセレクトでのみ選択可能なやり込み要素であり、成長させたキャラクターを使って強力な敵に挑んでいく」という位置付けであって、他の作品のようにニューゲームから挑んでいく高難易度モードではない。よって、1章から始める必要は特に無いのであるが、まあこういう時はストーリーの進行順に合わせるということで、ゲーム冒頭の1章から進めていくことにした。
雑魚兵士と犬は余裕であったが、中ボスの「スイーパー」にいきなり苦戦を強いられる。敵の火力が激増しており、ノーマルでエンディングまで迎えていたとしても、決して油断することはできない。その後の雑魚戦でも、バレットが近接武器を装備しており、高い位置に居る相手に攻撃が届かなかったりして、何度かリスタートを強いられた。
そして、ボスの「ガードスコーピオン」は、ノーマルでは少し硬いだけという程度だったが、ハードでは耐久力が大幅に上がっており、しかもアイテム使用禁止なのでMPを回復することができず、限られたリソースを使って相手を倒さなければならない。敵の全4段階のうち、2段階目ではバリア破壊にかなり苦労し、3段階目では例の初見殺しによってクラウドが一撃必殺されアイテム封印下では「フェニックスの尾」も使えないことに気が付いてリセット、そしてやり直して進めての第4段階では敵の回復ペースをなかなか上回れないという感じで、まさしく引っかかるべきところに引っかかった満身創痍での勝利であった。1章からこの調子となると、このハードモード、思った以上に苦戦させてくれそうだ…。
◆2章
雑魚兵士は、こちらの攻撃によって簡単にひるんでくれるため、少し火力が高いだけの雑魚でしかない。
ボスの「部隊長コンガ」は、初回ノーマルの時も割と苦労した記憶があったが、今回は「反撃の構え」を主体として攻めていき、割と楽に勝利することができた。ちなみに、この辺りから移動してイベントだけを繰り返し見るシーンが面倒になってくる。10年越しで、バトルゲームとしてのFF13の評価点が生まれた…?
◆3章(途中まで)
この章は、サブクエストを受注できる最初の拠点である。初回プレイでは、ここでのサブクエストのみ行わなかったため、2周目プレイ的な意味合いのある今回プレイでは、全達成を目指していく。
そして、敵に関しては、サブクエストで闘う者達も強化されているようで、アイテム屋の依頼である「化けネズミ」は、体力・攻撃力ともに高く、なかなか大変であった。
次に、さまよう軍犬の「レイジハウンド」は、ガード不能&拘束効果を持つ「ネックバイト」は、約3000という莫大なHPを削ってくる(クリア後でのHPアップマテリアなしでのHPが4000程度!)ため、ここで初回プレイでは1回も唱えなかった「バリア」(他シリーズでの「プロテス」に相当)を使ってダメージを軽減していく。その他、毒効果を掛ける「バイオ」に、敵の氷弱点を突く「●ぞくせい=●れいき」なども組み合わせ、1バースト+αで倒せるようにしていった。長引くとMPが足りなくなって終わるので、素早く敵を倒すことも重要になってくる。今日はここまで!
(2020年4月30日)
確かに分作だ。確かに新作ではなくリメイクだ。でも、それでも面白いのだ |
先日、“7リメイク第1弾”こと、「ファイナルファンタジー7:リメイク」をクリアしたので、その感想を書いてみたいと思います。関連する内容として、今回は発売前日から頻繁に更新をしている(【2020/4/9】から【2020/4/20】)ので、必要に応じてそちらもご覧ください。結論を先に言うと、「久しぶりに本気で楽しめるFFの新作が出てくれたので、未プレイの方には是非やってほしい」というものです。
さて。まず、今作に至るまでの経緯を説明すると、PS4で発売された一応の前作である“某15”は、まったくもって悲惨すぎる出来であり、私は1回プレイして無かったことにした(関連:【2016/12/27】など)。また、その他のFF作品についても、「FF12:ザ・ゾディアック・エイジ」や「ワールド・オブ・ファイナルファンタジー」など、移植やスピンオフが出た程度であった。一方で、業界全体に目を向けると、海外の制作会社が数多くの大作で高評価を集める中、日本メーカーもそれぞれの強みを活かした作品で人気を博しており、PS4時代でFFだけが不在という、ファンにとっては悲しすぎる状況であった。当サイトの【FFプレイ日誌】においても、未だに最新作が13シリーズで止まっているということから、この時代のいびつさが察せるというものだろう。
――そして。今回の7リメイク第1弾に関しても、私の中での前印象は最悪というほか無かった。当初、シリーズ屈指の人気作がPS4で完全リメイクされると聞いて狂喜したものの、その後に発売された15が最低の駄作であったうえ、7リメイクに関しても発表から年単位でまともな情報が出なかったからである。大きく流れが変わったのは、今年3月の体験版配信であり、クオリティがちゃんとPS4の大作クラスであるうえに、バトルシステムが非常に楽しく、これなら本編を楽しみにできると思うことができた。一方で、「ストーリーが完結せず分作である」「所詮は新作でなくリメイクである」という部分の不安は払拭されず、その辺りを考慮に入れたうえで、どういう作品になってくるかということが気になっていた。
そんなわけで。先日、32時間で初回プレイを終えた私の感想を述べると、「やっとFFが帰ってきてくれた!
是非やるべき!!」というものである。
…まず、本作で最も印象的なバトルシステムについて述べると、アクションとRPGの融合という感じで、メリハリの効いたバランスとなっており、FF12や13とも比較できるほど完成度が高くなっている。「操作キャラクターを入れ替えながら、溜まったATBゲージを使用する」「弱点攻撃や特定の手順によって相手を『バースト』させ、その隙に大ダメージを与える」という辺り、最も近いと言えるのは『ライトニングリターンズ』であろうか。
――また、今回は難易度選択が最初から導入されており、やりごたえのある「ノーマルモード」の他にも、簡単な「イージーモード」と操作が簡略化される「クラシックモード」を選ぶことが可能であり、いつでも自由に変更できる。そして、エンディング後には、チャプターセレクト限定で成長させたキャラを使って高難易度バトルが楽しめる「ハードモード」が用意されており、ライトユーザーからやり込み層まで様々なユーザーに配慮が為されている。また、戦闘で敗北した場合にもその場でリスタートできるなど、13シリーズの良いところはしっかり引き継がれているのもポイントである。
そして。ゲーム進行に関しては、基本的には『13』のような感じで、一本道でバトルとシナリオをこなしていく形式となっているが、あれほど極端な一本道とはなっておらず、物語中で複数箇所「サブクエストを受注して遊べる拠点」が登場する。また、各拠点はそれぞれ雰囲気が異なっているため、初代13のように「ひたすらイベントシーンとバトルを繰り返すだけ」というようにはなっていない。もっとも、本作はバトルが面白いので、「いいからさっさと戦わせろ」という逆の不満点も微妙に発生していたりするのだが…。そして、上に書いた通り、クリア後はチャプターセレクトで好きな章を遊べるため、取り逃しも気にすることは無い。本作では、基本部分を一本道形式としつつも、『13』でよく言われていた問題の大半が解消されており、より多くの人が親しみやすい構成となっている。特に、「クリア後は好きな章で遊べる&敵強化でやり込み度アップ」という点は、今後の一本道RPGの基準となりうるくらいに優秀なシステムではないだろうか。
――加えて、FF7は「ゴールドソーサー」で知られるように、原作の時点でミニゲームが豊富であったため、このリメイク版においても、多くのミニゲーム的要素が導入されている。私は、この手の遊び要素には正直言って悪い印象しか持っていなかったのだが、本作のそれは非常にクオリティが高く、バトルの息抜きや物語の演出として、とても良く機能している。その頂点が、蜜蜂の館における某イベントであろう。あれについては、多くは語らないので、是非ともプレイして体感してみてほしい。あんなの笑うだろ。
細かいところを言うと、不満は結構ある(それでも面白い) |
それでは、ここまで良いところばかりを書いてきたが、逆に悪いと思った点についても書いてみることにしよう。
…まず、最大の問題がUI(画面デザインなどを含めた総合的な操作性)であり、これについてはハッキリ悪いと言える。本作では、何故かメンバー名が「CLOUD」「AERITH」となっており、メニューの文字も「MATERIA &
EQUIPMENT」「UPGRADE WEAPONS」などとアルファベット表記が多く、とても読みづらい。また、ロックオンに関連する機能がイマイチで、ターゲットを思うように操作できないことが頻発する。その他、上の画像のように戦闘中にミニマップが表示されないため、敵が何体いるか、画面上のどこにいるか、といった基本的な情報が分からない・または分かりづらい。
――また、単純なボタン関連の操作性という意味でも今ひとつな点は多く、例えば「メンバーを入れ替える際は十字キーの↑・↓でできるが、メンバーに行動を指示する時はL2・R2を使わなければならない」という謎仕様を筆頭に、「『ケアルなど回復魔法&アイテムの連続使用』『ミニマップの表示』などが隠し機能のような扱いになっている」「コマンドの深部からウィンドウをまとめて閉じるボタンが無い」「バトル中にカメラを操作キャラの真後ろに移動させるボタンが無い」「『カメラ操作時にターゲットを変更しない』『道端で喋っているキャラのセリフを字幕付きで表示する』と言った基本的機能をコンフィグで設定しなければならない」など、正直言って出来が良いとは言い難いような内容である。さすがにPS4も終盤となって、この操作性はつらい。特に、本作はアクションゲーム的な要素も持ち、操作性が面白さや爽快感へと繋がっていくので、なおさらである。
そして、13シリーズをベースとしたバトルにしても、確かに面白いのであるが、細かいところを言うなら、こちらも問題が無いというわけではない。
…まず、私が最もイラつかされたのが、敵の攻撃によって大きくひるまされることである。本作は、アクションゲームのような見た目であるものの、敵の攻撃を位置取りで回避することが難しく、「基本はHPで受けて、たまにガードもする」という感じになっている。が、敵の攻撃には吹き飛ばしや転倒によってこちらを妨害するものがあり、ガードが不可能な技も多い。そして、強敵であればあるほど、その手の大技を連発してくるので、なかなか思うような行動ができない。そのくせ、敵は操作キャラクターばかりを狙う傾向が強いのだ。しかも、こちらが技を構えている最中にひるみ効果のある攻撃を受けると、技が中断されることはもちろんとし、入力したぶんのATBゲージとMPも戻って来ないという鬼仕様になっており、詠唱の長いガ系魔法や発生が遅い技の使い勝手が悲惨となっている。完全アクションなら、それも含めたバランス調整と言えるのだろうが、本作はあくまでアクションRPGなのだ。
――また、本作では敵を「バースト」というFF13でいうブレイクのような状態にしてダメージを増やすことが重要となるのだが、そのために「弱点属性の魔法を当てる」という動作が要求される場合が多く、もしその属性魔法のマテリアを装備していない場合は、リスタートしてやり直さなければならない。しかしながら、本作のリスタート時のロード時間は、約20秒となかなか長くなっている。この値をどう評価するかだが、似たようなシステムの『13』は約5秒、一方で『13-2』ではボス戦のリスタートなど時計グルグルの長いロードが増えたが、それがちょうど20秒くらいである。FF7リメイクでは、全てのリスタートが、13-2の時計グルグルロードと同じくらいの時間が掛かるということだ。一応、PS4pro&SSD換装済みでコレである。
気合の入ったムービーの数々は必見 |
そんなわけで。上の段落では批判的なことを書いたものの、それは良く出来ているからこそ細かいところが気になってしまうというものであり、基本的には非常に面白く、本当に久しぶりの心から楽しめるFFとなった。初回プレイは32時間で終わったが、引き続きハードモードなどのクリア後要素をプレイしていき、その後に更に可能ならば、「縛りプレイ」という領域にまで進めていきたいと思っている。
そして。最後に、本作で最も物議を醸し出している「分作」という形式であるが、個人的には致命的な問題にはなっていないと考える。
…まず、本作1個のボリュームとしては、そこまで気にする必要は無い。まあ、本当に「分作でもFF作品1本分のボリューム」かどうかと訊かれると、それは誇張気味であり、実際には過去の正統ナンバリング作と比べ、体感だが2/3という程度である。それでも、シナリオだけで30時間と十分に遊べるうえ、クリア後のやり込み要素が豊富であるため、本作だけでもボリューム不足を感じることは無い。また、ミッドガルをゲーム1本に引き伸ばしたことについても、個々の要素はしっかりと肉付けされて見ごたえのある内容となっており、新キャラクターたちも魅力的である。それらを考え、原作を前提とした場合の異様なシナリオ進行の遅さを別とすれば、そこまで水増しという雰囲気を感じることは無かった。
――また、物語展開については、残念ながら原作のこの時点よりはマシという程度であり、やはり「古代種」「約束の地」「ジェノバ」「セフィロス」などと言ったキーワードは、少し語られる程度で終わってしまう。ただ、この辺りは、「次回作がどれくらいのペースで出るか」「何作で完結させるか」によっても評価が違ってくるだろう。例えば、13シリーズと同じく、「2年後ごとに発表し全3作で完結」というくらいなら、この分作形式もそこまで気にならないが、これが5年ごと・全7作などであれば、批判の声のほうが遥かに大きくなるだろう。ということで、次の情報は早く出して欲しいものである。
最後に。物語のラストについてであるが、配信禁止区間となっていた最終章〜エンディングでは、原作に全く無かった展開が訪れる。一言で表現すると電波である。まあ、想像や考察の余地はいろいろとあるのだが、個人的には初めてFF13のラスボス戦のイベントを見た時と同じような気持ちになってしまった。まさか、最終章でいきなり意味不明になるとは…。とはいえ、それにより、「次回作がどうなるか」ということが、更に気になってしまった。あのFF13のエンディングも、今では感慨深い名シーンとなっているし、この7リメイク第1弾のラストも、これから考察をしていきたいものだ。
そんなわけで。この“7リメイク第1弾”こと「FF7リメイク」は、FFシリーズにおける久しぶりの快作となった。その中には、両手を挙げて持ち上げることはできず、議論を呼ぶような内容も含まれているが、そういうところも含めてFFらしいと言えるだろう。あの、2009年のFF13から10年以上が経ち、やっとファイナルファンタジーが戻ってきてくれたのだ。きっと、ライトニングさんも喜んでいる。
――だから、もし、この作品を「分作だから」「新作でなくリメイクだから」という理由で遊ばないと決めている人が居たら、それは勿体ないと思うのだ。私自身、当初は極めて不安視をしていたものの、実際に遊んでみたら予想より、遥かに楽しむことができた。確かに、本作は分作であるし、所詮は新作でなくリメイクである。だが、それでも面白いのだ。今作は、自信を持って「遊んで欲しい」と言える作品であり、新たな世代のFFの始まりである。
(2020年4月30日)
※これらの画像は「FF7
REMAKE」の最終章とは全く関係ありません |
FF7リメイク第1弾、無事に本編をクリアーしました!
プレイ時間は約32時間で、一応の“ラスダン突入”から8時間も掛かってしまった。
…さて、先日述べた通り、本作の最終章は、その全てが配信禁止区間に指定されているため、ゲームのスクリーンショットを載せることはできない。代わりと言ってはなんだが、一切関係ない画像を上に掲載しておくことにしよう。いやあ、一切関係ない画像なら仕方ないなー…。
――そして、クリア後には、もう多くの人が述べている通り、「チャプターセレクト」と「ハードモード」が解禁される。今作のハードモードは、ニューゲームから始める高難易度モードではなく、チャプターセレクト専用のクリア後やり込み要素という位置付けのようだ。そんなわけで、縛りプレイを検討する前に、まずはそれらのクリア後要素から遊び尽くしてみることにしよう。ゲーム自体の詳しい感想は、また明日にでも書こうと思います。
(2020年4月30日)
宅急便でーす!
みたいなカット(この画像は最終章より前) |
ラスダン攻略に挑みました。本日中に終わらせたかったけれど、予想よりかなり長く、さすがに1日では無理だった…。やれ、ここまで「引き伸ばしは全く感じない」と書いてきたが、あの「4つの研究室を探索しよう!」というところは、さすがに「そんなことしてる場合か?」と突っ込んでしまった。
――そして、今日は最終章とされる章に突入したところまでであるが、その冒頭で、無情の「禁止区間に入ったため、ゲームプレイの録画を一時停止しました」のテロップが入ってしまった。スクウェア・エニックスから発売されたゲームでは、ネットにおける画像・動画掲載のガイドラインとして、「録画/撮影禁止区間の、動画/画像/テキストは使用してはならない」と定められている(【参考:FF7リメイク第1弾の場合】)。私の録画では、PS4本体機能ではなく外部機器を利用しているため、禁止区間であっても変わらず録画を行えるのだが、やはりこういう創作は公式あってのものなので、この手のガイドラインはできる限り守ることにしていきたい。となると、最終章のプレイ日誌とか書けるのだろうか。画像・動画はもちろん、ゲーム内テキストも駄目なのだから、やるとしたら、画像・動画がゼロなことはもちろんとし、敵の名前も「ボス1」とか「ボス2」などという表記になるのだろうか…?
(2020年4月30日)
ケアルガ+「●はんいか」で大幅に難易度が下がった |
ゲームもラスダン?
に突入できるようになり、そろそろ終盤という感じのようだ。
…さて、ぼちぼちマテリアも成長してきて、魔法ならガ系も使えるようになってきた。しかしながら、このゲームではMPが50くらいしか無く、強力な魔法を連打しているとあっという間にMP切れとなってしまうため、必ずしも下位魔法が必要なくなるということはない。バランス的には、「ファイラ」などのラ系魔法が一番使いやすいという印象である。この点もライトニングリターンズから引き継いじゃった?
――やれ。このゲームは魔法が強力、というか魔法が無いとガチガチに硬い相手が多いので、弱点属性の魔法を使用することがほぼ必須となっている。最初はそれも十分楽しめたが、ある程度ゲームに慣れると、「後出しジャンケン」というか「使わされている感」というか、そういうものを覚えてきてしまう。仮に、弱点属性の魔法マテリアを装備していなかったり、はたまたMP切れになってしまったりしても、今作ではFF13のようにその場リスタートができるため、全滅して大きく戻されるということは無いのだが、ロードがなかなか長めであり、それなりにストレスを感じてしまう。今作のバトルシステムは、FF12や13と比べられるくらいの完成度だと思うけど、やはりどの作品でも満点というのは難しいものだ…。
(2020年4月30日)
事前情報からは悪趣味な内容しか想像できなかったが… |
9章から一気にストーリーを進めていきました。今日の名場面は、この画像のここしか無いだろう…。詳しくは述べないので、是非とも実際にプレイして味わって欲しい。本人たちは極めて真面目にやっているのだが、こんなの笑う以外無いものだ。
――やれ、FF7と言うと、もともとゴールドソーサーなどで知られるようにミニゲームが豊富な作品ということもあって、リメイク版でも第1作の時点から様々な遊び要素が登場する。この手の“ミニゲーム”と言うと、むりやり後付けしたような内容だったり、報酬のため強制的にやらされるという感が強く、個人的にはあまり良い印象を持っていなかった。だが、7リメイクのミニゲームは、とても力の入った内容&演出なうえ、本編の進行を邪魔するほどでもなく、実に良い調整となっている。この奇跡的なバランス感覚の良さは、もはや原作以上と言えるかもしれない。どうした、スクエニ!?
(2020年4月30日)
クラウドはそんなこと言わない(※言う) |
9章のウォールマーケットまで到達しました。ここは、原作FF7でも様々なイベントが用意されていた場所であったが、7リメイクでは街と呼べるような規模になっている。そして、しっかりと遊べるイベントも拡充されており、ただ広いだけのマップにもなっていない。
…そして、ここで気付いたのが、だんだんクラウドさんが面白い奴になってきたことである。そもそもクラウドと言うと、決め台詞とされる「興味ないね」で知られるように、クール系を気取ってはいるが、実は愉快な人というのが原作での設定である。それにはちゃんとした物語上の理由があり、原作FF7では、終盤のあるイベントを境に大きく性格が変化するという構成だったのだが、リメイク版では既に十分面白くなっている。まあ、この手のおもしろ主人公は、FF8のスコールや、FF13のライトニングさんなど、ある意味でFFの定番である。リメイク第1作の、おそらく半分も進めていない段階でこの性格だったら、今後のクラウドさんは果たしてどうなってしまうのか…。
――ちなみに、クラウドさんだけでなく、9章ウォールマーケットでは、様々な演出が面白おかしい内容となっている。しかしながら、悪ノリという雰囲気は感じず、むしろこういうおバカなところがあってこそFFという感じである。ゲーム全般を通して少し古めな演出も、これがリメイク作品ということを考えれば、逆に適切ではないかとすら思えてしまうくらいだ。スクエニよ、やればできるじゃないか!
(2020年4月30日)
結局この方の弱点は毒と壁ぶつけってことでいいのかな? |
7リメイク第1弾の他にも、昨年9月に発売した「モンスターハンターワールド:アイスボーン」も引き続きプレイしています。今でも、1ヶ月に1回ほどのペースで新モンスター追加などの大型のアップデートを行ってくれ、オンライン人口も多いため、まだまだ遊べるという感じだ。
…そして現在では、PSplusのフリープレイにて、大型DLCの「アイスボーン」を適用していない状態の「モンスターハンターワールド」が配信されている(21日まで。購入マークを付けておけば、PSplusを解約するまで遊べる。詳しくは【こちら】を参照)。こちらでも、高難易度の「マスター」ランクのクエストこそプレイできないものの、アイスボーンを遊んでいる人たちとオンラインプレイが行え、完全オフラインのストーリー部分のみであっても約30時間と十分過ぎるくらいに遊ぶことができる。このモンハンワールドは、間違いなくPS4時代を代表するビッグタイトルの1つなので、未プレイの方は是非遊んでみてほしい。そして、もし「アイスボーン」まで続けてプレイすることがあれば、私も「ブーニベルゼ」という名前でオンラインに存在するので、出会った時はどうぞよろしくお願いします…。
――ちなみに、その他のPS4でのキャンペーンとして、明日から5月6日まで、ソニーから「アンチャーテッドコレクション」と「風ノ旅ビト」が無料配信される(【こちら】を参照)。こちらは、PSplusフリープレイではなく、正真正銘の無料であり、期間中に購入マークを付ければ、その後もずっと遊ぶことが可能である。加えて、4月はフリープレイ枠で「アンチャーテッド:海賊王と最後の秘宝」も配信されている(【私の感想記事】もあります)ため、それも合わせると、現在はアンチャーテッドシリーズ4作+モンハンワールドが極めて安価に遊べるというとても嬉しい状況となっているのだ。
そんなわけで。これらのキャンペーンが、この混乱した社会情勢から来ていることを考えると暗い気持ちになるものの、現在ではゲームをプレイして家から出ないだけで人々のためになるという変な状況となっている。だから、いま時間がある人は、ゲームで遊ぶと良いと思う。
(2020年4月30日)
ごめんこの瓦礫はさすがに笑うw |
今日は、エアリスが仲間になる第8章をプレイしました。まず、冒頭のボス戦でいきなり負けまくる。結局、雑魚は「ファイラ」で一掃し、ボス序盤はガードからのカウンターを主体として攻めていき、強化後はリミットでゴリ押し…という策を練らなければ勝つことができなかった。やれ、「ノーマルは手応えがある」と聞いていたけど、確かになかなか挑戦的なバランス設定だ。FF13の時も厳し目と言われていたけれど、今回の7リメイクでは13と同じく「その場リスタート」に加えてイージーモードが最初からあるから、13よりも更にギリギリを狙って調整できるのだろう。
…その後は、原作と同じく、エアリスを連れて移動をしていく。しかしながら、ここでのマップに積まれている瓦礫の一部があまりにもペラペラで笑ってしまった。ガクガクしたポリゴンモデルに、ノイズが手に取るように分かるテクスチャが雑に張ってあるだけで、PS2時代でも馬鹿にされるくらいのクオリティである。まあしかし、メインキャラクターのモデルとイベントシーンの構図などはFFらしい高品質となっているので、今回は力を入れるべきところと抜くべきところを考えたということなのだろう。おにぎりの悪夢を忘れるな。
そして。戦闘は、もう改めて語る必要が無いくらい面白いのだが、少し変なことに気付いてしまった。というのも、このゲームもおそらく中盤に差し掛かってきたということで、ミッションなどで登場する敵はそこそこ強くなってきており、FF13の「多数の時は1体ずつ集中攻撃で数を減らすべきです」がごとく、敵1体を集中して狙いたいという場合が多い。しかしながら、右スティックには「カメラの移動」と「ターゲット変更」という2つの機能が割り振られているため、カメラを動かそうとするとターゲットが勝手に切り替わってしまうという事態が頻発するのだ。
…しかも、このゲームには“L1(例)を押すことによってカメラがキャラの真後ろに移動する”などといった機能が無いため、右スティックを使わないと見やすい視点を維持できない。ロックオン機能もあるにはあるが、“これもロックオンした敵を常に画面中央に表示する”といった性質は無く(多少は自動移動する?)、ターゲット固定によって「右スティックによるターゲット変更」を発生させないという効果も無い。何の意味があるんだこの機能?
――ということなのだが、ネットで検索してみたところ、この「右スティックのカメラ操作によるターゲット変更の暴発」の問題は、コンフィグで「ターゲットロック操作」を「方向キー左右」にすることで解決できるようだ。まあ個人的には、これでもスムーズという気持ちでは無いのだが、バトル中に勝手にターゲットが変わるよりはマシである。なんか、先日の、回復魔法を使う時にL1を押しながらだとウィンドウを閉じずに使える件といい、L2で目的地バーを消してミニマップを表示できることといい…今回のFFは、隠し機能みたいなのがやたらと多いね!
(2020年4月30日)
いつの間にかスノウとホープみたいになってる… |
7リメイク第1弾、プレイ開始から6時間ほどの、伍番魔晄炉でのシーンだ。序盤の荒っぽい雰囲気はどこへ行ったやら、普通にバレットとクラウドが仲良くなっていて意外である。原作では、ミッドガル脱出くらいでやっと話が通じるレベルになって、自分を省みるようになるのは中盤以降という印象だった。
…まあ、原作FF7だと、この時点ではまだプレイ開始から1時間ちょっとという程度だが、リメイク版だとプレイヤー目線でのプレイ時間が長いうえ、この場面にたどり着くまでの修羅場も増えているため、そこで絆が深まったということなのだろうか。
――なにはともあれ、この2人の関係性は、例えるならFF13のスノウとホープという感じで、個人的には好みのタイプである。やれ、キャラクターの数を絞ってその関係性を掘り下げていくという意味では、分作で主要な登場人物の数を絞るという考え方は決して悪くなかった…のか?
(2020年4月30日)
クラウド・バレット・ティファの3人組は大昔の初回FF7プレイで使ってた |
FF7リメイク、クリア報告も増えてきましたが、あくまで私はゆっくり進めています。バトルは先日も書いた通りライトニングリターンズ風で面白い。
…しかし、不満点が全く無いというわけではなく、例えば上のメニュー画面を見てほしい。何故か全て英語となっている。しかも「MAGIC」とか「ITEMS」くらいならまだしも、「MATERIA &
EQUIPMENT」だの「UPGRADE WEAPONS」だのとびっしりアルファベットが並んでおり、率直に言って読みづらい。文字の形(か場所)と機能を別々に覚えたほうが速いだろう。比較対象として、FF13のメニューを載せてみたが、見易さは雲泥の差だ。
――あと、バトルは凄くFF13風なんだけれども、戦闘後にHPが自動回復することは無い。ではどうするのかというと、「ポーション」を使うのだが、満タンにするまで1個ずつメニューを開き始めるところからやらなければならない。戦闘中は無闇に連打できないようにするのは当然だけれども、バトル後くらいは手軽に回復できるようにしてほしかった。しかも、そうやって手間をアイテムも掛けてHPを回復した直後に回復ポイントのベンチを見つけると、なんとも言えない徒労感を覚えてしまう。この辺りは、FF12や13に比べて、残念ながらあまりフレンドリーではない。それとも、まだ私の知らないシステムがあるのだろうか。例えば、L2で使いづらい目的地バーを消してミニマップを出せるというのは、ボタンをいろいろ押していて初めて気付いたし…。
(2020年4月30日)
速い人だと1周目が終わって、縛り勢も出てくるんだろうけど、さてどうなるか… |
先日発売した「FF7リメイク(第1弾)」をプレイしています!
とりあえず現段階では6章まで。
…さて、プレイ感覚としては、とにかくもうFF13という感じである。私はFF13が好きなのでもってこいだが、一本道かつ戦闘を行いながらイベントを見ていくという趣がとても強い(強制戦闘は避けられない?)。もっとも、FFの強みはそもそもそういうところなので、私は良いと思っている。また、FF13ほど極端な一本道ではなく、要所要所に町やサブクエストなど、FF13の11章に相当する要素があるようだ(今のところ、ストーリーを進めると再受注はできない?)。
――また、バトルもFF13シリーズを彷彿とさせる感じで、特に「キャラクターを変えつつATBゲージを使っていく感覚」や「敵によって『バースト』(FF13でいうブレイクのようなもの)の条件が違う」というあたりは、『ライトニングリターンズ』に近いと言える。ただ、同作と違って、キャラを動かす速度が速いため、縛りでは攻撃を避け続けることが重要になりそうだ。でも、「バースト状態で大ダメージを与えるぞ!」というところでボスの段階が変わるとバーストが解除されてしまうのはちょっといただけない。あと、ゲームオーバーからのリスタートで「※ここまでの戦闘の経験値は失われません」というのは非常にいただけない。いや、そこは失ってくれよ。果たして、縛り勢は、どんなプレイをしているのやら…。
※今回は[雑記]と付けましたが、さすがに新作FFで盛り上がっているところで、更新を開けすぎるのは良くないと思いました。そのため、今回のような簡単な記事を[雑記]と題して、速いペースで更新してみることにしたのです。まあ、この手の「更新間隔を短くしたい」という試みはことごとく失敗しているのですが、今回もそれなりに頑張ろうと思うので、生ぬるい目で見つめていただけると嬉しいです。ちなみに「雑記」とは、文章のジャンルではなく、雑な記述という意味です。
(2020年4月30日)
理想は、低レベルクリアーをやりながら「で、第2弾は?」と言えるような作品です |
約束の地が見えてきた。明日、2020年4月10日は、いよいよPS4/「FF7リメイク(第1弾)」の発売日である。
…やれ、この『7リメイク第1弾』は、当初の発売日であった3月3日から延期が為されたうえに、現在では社会情勢が混乱しており、国・地域によってプレイ環境に差がある。しかしながら、とりあえず私のもとには明日届くようで、安心した次第である。
――というわけで。本日は、少し趣向を変えて、私の過去の日記の中から、「FF7」の文字が含まれる記事を振り返ってみることにしよう。まったく、世界中のFFファンを歓喜の渦に巻き込んだ2015年のリメイク発表から、本当に、本当に、いろいろなことがあったものだ…。
◆2015年6月17日:【[祝]「ファイナルファンタジー7」がPS4で完全リメイク決定!!】
忘れもしない、2015年アメリカE3でのFF7リメイク発表である。
当時、まだ“某15”が発売されていなかったこともあって、私のスクエニに対する期待感MAXの文体が、今から思うと複雑な思いである。内容は、「リメイクの発売時期は『7』が20周年の2017年1月か!?」「ハードはもちろんPS4」などと、ひとむかし前だなあという文だらけだ。結局、初公開から5年近くが掛かったし、プロローグ部分だけの分作だったし、ハードに関してもPS4が旧世代になるギリギリになってしまったよ…。
しかし、こういった紆余曲折も、7リメイク第1弾さえ面白ければ、全て良い思い出になるものである。だから…本当に頼むぜ、7リメイク第1弾よ!
◆2015年12月26日:【PSvitaゲーム感想そのA:「ゴッドイーター2
レイジバースト」】
なぜこれがFF7で引っかかるのか?
と思ったが、ある死亡キャラクターに関するエンディング間際の演出が、FF7に似ていると感じたらしい。言われてみればそうである(JPG略)。話をFF7に戻して、あの辺りのキャラの扱いは、リメイク全体を通しても気になるところだが…?
◆2016年12月30日:【「ワールド・オブ・ファイナルファンタジー」感想…懐かしいFFをあなたに】
次に「FF7」の言葉が登場したのは、FFスピンオフ作品の「ワールド・オブ・ファイナルファンタジー」の感想記事でである。
…実は、あまり知られていないが、2015年E3では、FF7リメイクの他にも、この「ワールド・オブ・ファイナルファンタジー」も同時発表されていた。しかし、7リメイクに話題を取られ、前座扱いの空気作品となってしまったことは否めない。
それでも、この「ワールド・オブ・ファイナルファンタジー」は、某15でズタズタに引き裂かれた私のFFへの愛着を、少しは修復するのに役立ってくれたように思える。一応、プレイ順は「ワールド・オブ・ファイナルファンタジー」→つれぇわ15だったが、逆のほうが良かったかもしれない。ちなみに、今から振り返ってみるとそこまでという作品ではないが、何故か中古屋で激安となっているので、機会があれば手にとってみるのも悪くないであろう。
◆2017年3月19日:【[!?]WiiU買いました】
今とは違って、当時お金に極めて余裕があり、「アドバンス版のFFをプレイ日誌で取り扱うためにWiiUを新品購入した」という記事である。FF7の文字は、「当サイトで取り扱っていないFF5〜FF7もやり込みたい」という文脈で登場した。ちなみに、現在では、FF6とFF7は日誌を書いたものの、FF5がまだなので、あと1回だけWiiUには活躍してもらうことになるだろう。FF5も、やはり追加要素のあるGBA版を、携帯電話でなくゲーム機でプレイしたいのだ。
…しっかし、まあ。私は、このWiiUのコントローラーはゲーム機史上最低最悪だと思う。重いうえに形が悪くて指が痛くなってくるうえに、携帯機として考えてもデカすぎる。WiiU本体も褒められた性能・機能を持ったものではないが、特にコントローラーは永久に語り継ぐべき失敗作であろう。
――とはいえ、「本体機能でのリモートプレイを前提とし、家庭内限定だが携帯機として使え、HDMI出力もできる過去作の再生機」という意味では、WiiUは利便性の高いハードである。現行機であるPS4もスイッチも、この辺りは中途半端な対応となっているからだ。PS5が、過去のPSハード(PSPとVita含む)を全て遊べるようなゲーム機で、かつ「WiiUのようなリモートプレイを前提とした携帯機型コントローラー(※WiiUのコントローラーの形を真似しろという意味ではない)」を周辺機器として発売してくれれば、私としては満点なのであるが…。なんかFF7関係ないところで一番盛り上がってるね。
◆2018年2月8日:【[呆]FF7リメイク「開発体制が整いました」←(笑)】
苦しい感じのタイトルになってきた。7リメイクスタッフの、「開発体制が整った、順調」という発言に対する、私の感想である。
当時、まだ某15がグダグダに次ぐグダグダのアップデートを続けており、7リメイクに関してはまともな続報が一切公開されていないという悲惨すぎる状況であった。ちなみに、文中では「3部作」と述べているが、特に根拠があったわけではない。この部分のみ、現在のほうが悪化している。
まあ、かなり辛辣なことを言ってはいるが、7リメイク第1弾さえ面白ければ、こんなものは全て笑い話にしてしまうことができる。だから、本当に頼むのだ。FF16が発表されていない現在、星の危機ならぬFFの危機を救えるのは、クラウドさんだけである。悪いけど興味が無いな、なんて言わせない。
◆2018年6月13日:【[呆]「バイオハザード2」完全リメイク版の発売日が決定!
一方FFは…】
FF7リメイクが初公開されたのは2015年6月であるが、『バイオハザード2』のリメイクも、同じく2015年の夏に発表されていた。もっとも、2015年当時の私の印象としては、スクエニは期待の最新作(当時)である『FF15』に加えて『7リメイク』まで控えており国内のみならず世界最高クラスのメーカー、いっぽうのカプコンはしょぼいモンハンと微妙なバイオハザードを定期的に発売するだけの残りカスみたいな会社という印象であり、このバイオ2リメイクの話も、当時は「7リメイクの流れにタダ乗り」などと馬鹿にしていた。
…が、それから時が経ち、2018年になってみると、スクエニについては“某15”の惨状に加えて7リメイクの続報が全く発表されず、評価は地に落ちた。一方で、カプコンはヒット作をポンポン発表しており、完全に評価は逆転してしまった。当時、私は「モンスターハンターワールド」をまだプレイしていなかったのだが、それも入っていたら、さらにこれらの印象は強くなっていただろう。
――しかしながら。FFは、私にとって思い出の作品でもあり、創作活動の対象でもあったりして、単純に面白いゲームというだけでは割り切れない作品である。だから、いくらカプコンが良作を出すからといって、それでFFが要らなくなるということは無い。FFはFFで、必要なのだ。
◯2019年9月16日〜2020年2月8日:【FF7:おさらい低レベルクリアー
プレイ日誌】
こちらは、日記ではなく、やり込みプレイ日誌である。内容は、「特に制限を加えない、PS4リマスター版FF7の低レベルクリアー」というものであるが、この日誌の連載期間中は、日記的な内容もこちらに書いている。例えば、延期騒動とそれに関する感想は、【第12話】の冒頭に記している。
…やれ、読者の皆さまにとってはどうか分からないが、私にとっては、このプレイでFF7に関する興味が大きく深まった。何が良かったかって、ストーリーが良かった。一応、私はこれより前にもFF7をプレイしたことがあったのだが、今回遊んで初めて、クラウドさんやその他のキャラクターが何年何十年経ってもFFシリーズの顔として親しまれる理由が分かったのだ。逆に、やり込みプレイとしては、縛りを加えなかった&既存の攻略を最初から真似していったため、難易度は低くなってしまい、マテリアシステムを活かしたような戦いも、最後の最後になってからしか楽しめなかった。
――さて。7リメイク第1弾のやり込みはどうなるか。もう、最速で縛りを達成するようなことはできないだろうが、何もかも真似していくようなことはなく、じっくり時間を掛けて、自分なりに楽しんでいけるようにしたい。まあもちろん、そういう作品になっていてくれれば、の話ではあるのだが…。
◆2019年12月17日:【奇跡のゲーム:「ファイナルファンタジー13」/
10周年】
FF13の10周年記念日に書いた記事である。前半部は、私にとって最高のゲームとなった「FF13シリーズ」とそこでの思い出について語っているが、後半部は『13』の後のFFについて嘆いた内容となっている。
…が、この記事の状況からハッキリ現在は違っているのが、7リメイク第1弾の体験版が配信されており、そしてそれが良作だったということである。この記事を書いた当時、既に7リメイクに関しては色々な情報公開が為されており、過去数年間のFFシリーズが地を這うドラゴンとなっていた状況は脱していたものの、某15のつれぇ体験が完全に消えたとは言い切れず、7リメイクに関しても「分作であること」や「発売間隔」などで、まだまだ疑いの目を向けていた。しかし今では、体験版の影響により、期待のほうが高くなっている。このまま本編を遊び、そしてシリーズ第2作も楽しみにできるようにしたい。
◆2020年3月2日:【「FF7リメイク体験版」感想…遊べる出来になっている!】
そして、先月の体験版に関する記事である。この日は、既にFF13の「ボス戦タイムアタック」の記事を更新しており(【9話】)、それなりに疲労が溜まっていたのだが、夜になって唐突に体験版が配信されたと聞き、一気にプレイして日記を書き上げたものだった。
…さて、その感想としては、「遊べる出来になっている!」というかなり情けない持ち上げ方である。しかしながら、これは一応の前作である“某15”がアレだったからということで、許して欲しい。真のFFが突然に飛び出してきたことで、私も驚いてしまったのだ。
――もっとも、この体験版に不満点が無いわけではなく、大きなものとして「これがFF16でなく所詮は過去作のリメイクである」「分作であり、原作のプロローグ部分で1作が終わってしまう」という点がある。しかしながら、久しくFF新作を遊べていなかった私にとって、不安よりも期待のほうが圧倒的に大きい。そして、その期待は、体験版から1ヶ月が経ち、更に大きくなった。本当に、この作品があと1日で遊べるのか。なんだか、現実感の無い、液体の中でふわふわ浮かんでいるような気持ちである…。
そんなわけで。本日は、この5年間のFF7リメイクに関する流れについて、私の日記で振り返ってみた。
…さて、発売はいよいよ明日となるが、この日記を読んでいる皆さまの中にも、様々な方がいると思う。すぐ遊びたいという大ファンの人、これまで中古だったけど今回は新作として初めて買いますという人、半信半疑で買おうか迷って発売日は見送った人、まあ安くなったらやろうかなという程度の人、今のFFなんか興味ないねと思いつつ気になってしまう人…。しかしながら、ここを見ているということは、大なり小なりFFに関心があるということだろうと思う。私に関しては、今回のFFには再び賭けてみる価値があると感じた。また、皆さまと共に、FFを楽しみたい。いよいよその封切りが、明日なのである。
――さあ。ここにやり込みに必要な何かがある、私には分かるんだ。行くぜ!!
(2020年4月30日)
2020年4月の記事を 更新が新しい順に 全て表示しています。