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管理人の日記
鍋にジャガイモを入れて茹でたら、粉々に砕けてしまった…レギュラー購入やめようかなあ
積立以外も楽しいよ |
我々が株式投資を行う際に使用する「証券会社」は、新たな投資家を得るために、様々なキャンペーンを行っているが、そのほとんどは、「新規登録時にポイントor現金プレゼント」という内容である。一度ユーザーを囲い込むことに成功したら、もうそれ以上は必要が無いという判断だろう。釣った魚に餌はやらない、まあ、妥当な判断ではある。
…ただ、そのような環境の中で、既に証券口座を開設している人も対象となるキャンペーンが行われることもある。まあ、世間で「投資をやっている」という人の大半は、「eMAXIS
Slim 全世界株式」などに、月給から一定額を積み立て投資して放置…という、妥当of妥当な投資戦略しか取っていないと思われる。そういった人に対し、「新しいタイプの商品を紹介する」というのが、既登録者向けのキャンペーンの目的であろう。
――さて、私は、投資を半ば趣味として、頭をアチアチにしながらやっている。そういうわけで、様々な商品を売りたい証券会社とは、利害関係が一致しており、こういったキャンペーンには、積極的に参加をしているものだ。
ちなみに、抽選だったり、ポイント山分けだったりというものは、通常、参加人数が増えると、損をすることになる。というわけで、私が紹介記事を書いて、わざわざライバルを増やすというのは、ちぐはぐと思えるかもしれない。
…ただし、「投資」というもの自体は、ギャンブルとは異なり、基本的には、参加人数が増えると、得をしやすい環境ができる。また、この手の施策がユーザー獲得に有用ということが理解されれば、「更に得をできるキャンペーン」を、証券会社が打ち出してくれるだろう。何より、1日ぶんの日記のネタになる。もちろん最後が最も大きな理由です…。
――ちなみに、本日紹介するキャンペーンを開催しているのは、「楽天証券」と「PayPay証券」である。偶然ではなく、私が単独記事を書いて紹介した証券会社となった(【楽天】、【PayPay】)。やはり、お勧めする物には、理由が存在するのである。ちなみに、「大和コネクト証券」(【日記:2024/9/26】)については、今のところ無言であるが、まあ10月も「株のタイムセール」をやってくれるであろうから、今後の情報に期待しておこう。
▼楽天証券
▽【投信積立’’増やそう’’キャンペーン!】(9月2日〜10月31日)
積み立て購入をする投資信託を増やせば、山分けに参加できる。「300万円相当のポイントを山分け(上限200円)」という、いつもの内容であるが、まあ1万5001人以上が参加するとは思えないので、事実上、200円プレゼントキャンペーンである。
条件としては、「@『8月に約定した投資信託の銘柄数』を、『11月に約定した投資信託の銘柄数』が上回る」「A『8月の積み立て額』を、『11月の積み立て額』が上回る」の、両方を満たせば、山分けの対象となる。
クレカ積み立てを、10万円未満で行っている人は、そこに適当な銘柄を増やして11月まで維持(10月12日時点で設定していればOK)し、10万円の限度額まで達している人は、証券口座から1銘柄を積み立てれば良い。額の制限は無いので、「100円」でOKだ。売却についても特に制約は無いので、ぽんぽこぽんぽこ売っていって構わない。楽勝である。
▽【Direxion ETF買付者全員で100万ポイント山分けキャンペーン!】(9月30日〜10月31日)
米Direxion社のETFを1回以上取引することで、山分け対象となる。こちらも上限は200円であり、5001人以上が参加することは無いと思われるので、またしても200円プレゼントと考えて良い。
ただし、Direxion社のETFは、「米国株」の扱いであって、ドルに両替しなければ購入できないこと、取り扱っている大半が、ブル・ベアなどと、レバレッジの掛かっている商品であること(【日記:2024/6/10】)などと、なかなか普段の取引と異なっており、率直に言って、面倒である。とりあえず、売却についての制約が無いことから、購入&即売りをしておいたが、これでキャンペーン対象になるよね?
さすがに、現環境でレバレッジは怖いかな…。
▽【成長投資枠でのお取引でもれなく全員で1000万ポイント山分け!】(10月1日〜12月30日)
今年から始まった新NISAでは、「つみたて投資枠:120万円」「成長投資枠:240万円」というふうに、枠が設けられている。前者の「つみたて投資枠」のほうが、より制約が厳しい商品(=資産形成として安全な商品)が選定されており、“月間の積み立て投資を10万円以下しか行っていない人”の中には、前者の「つみたて投資枠」のみ使用しているという人も多いと思われる。そんな人に、「成長投資枠」のほうを紹介するキャンペーンだ。
さて。つみたて投資枠で購入できる投資信託は、原則として成長投資枠でも購入できる。そのため、皆さまの「楽天
オールカントリー株式 インデックス・ファンド」などを、成長投資枠のほうで、更に100円積み立てておけばOKである。
ちなみに、私はもちろん、成長投資枠のほうも限界活用をしているので、何もしなくとも「成長投資枠を使用する」という条件を満たしている。
▽【[ウェルスナビ×R]
合計150万円山分け!最大5,000円キャッシュバックキャンペーン】(10月1日〜10月31日)
地上波テレビでもバリバリCMをやっている「ウェルスナビ」を買えば、山分けに参加できる。「ウェルスナビ」は、この日記でも何度か紹介しており、基本的には全世界株の0.8倍の値動きとなる劣化版であるものの、買って損をするような商品ではない。また、イオンカードで積み立て投資ができる唯一の銘柄であり、そういう意味では、独自の存在価値を持っている(関連記事/【2024/6/5】、【2024/6/26】)。
さて、“150万円山分け”については、段階的になっており、最低ランクが「1万円購入で、5万円を山分け(上限:100円)」、最高ランクが「100万円購入で、100万円山分け(上限:5000円)」という内容である。もちろん、100万円購入…!
と言いたいところだが、さすがにそこまでするには金が足りない。最高ランクは、一発のリターンが5000円と少なくないので、借金を使って一時的に額を増やす手も無くはないが…それをして、この夏枯れ市場で地獄を見たので、もう懲り懲りである。というわけで、サクッと1万円だけ購入をしておいた。
▽【総額200万円!iFreeで資産づくり応援!スポット&積立 Wキャンペーン】(10月1日〜12月30日)
「iFree NEXT FANG+インデックス」で有名な、iFreeブランドのキャンペーンである。以下の2つの合わせ技だ。
◇それぞれ、キャンペーン対象ファンドの…
@「積み立て購入」を12月に1万円以上した人から、抽選で1000名に、1000円をプレゼント。
A「スポット購入」を10〜12月に5万円以上した人を対象に、100万円を山分け(上限:1000円)。
さて、iFreeブランドについては、FANG+のほか、NASDAQ-100など、投資家に人気の銘柄が揃っているので、買うこと自体は全く問題がない。
ただし、ややこしい点が幾つかあって、まず、@については、「12月の購入額」-「9月の購入額」が、1万円以上になる必要がある。既にFANG+などを積み立てている人は、増額をすることによって条件が満たせる。なお、説明からして、10月&11月に積み立てても、キャンペーン対象にはならないと思われる。投資界隈にはよくある、罠である。
さらに、@もAも、売却に対する制約が存在し、購入した銘柄を来年1月31日までに売ってしまうと、キャンペーン対象外になる。FANG+もNASDAQ-100も、買って損をするような商品ではないものの、今からモンハンワイルズの発売月まで持ち続けないといけないということで、やや気の長い話になってくる。まあ、こういう複雑さを「攻略」と呼んで楽しめるような変態だけが、投資オタクへと進化していくのだろう…。
草 |
▼PayPay証券
▽【おまかせ運用リリース記念キャンペーン】(2024年10月2日〜2025年3月31日)
PayPay証券は、いわゆる“スマホ証券”として、お勧めに足る会社であり、お得なキャンペーンも、それなりの頻度で行ってくれる。今回のこれも、その一環なのであるが、フル活用するには、なかなかガチらないといけない感じとなっている。
さて、おまかせ運用とは、要するに、2つの銘柄から選んで投資信託を購入するというものである。もっとも、私からすると、地球防衛軍の「ノーマル操作」、エースコンバットの「スタンダード操作」のように、初心者向けに分かりやすくしようと補正を掛けた結果、余計に複雑になってしまったという感じである。要するに、「収益を重視」コースならば「キャピタル世界株式ファンド」、「安定を重視」なら「eMAXIS
PayPay証券 全世界バランス」を購入する、というものである。「おまかせ運用」を通さなくとも、これらの銘柄さえ購入すれば、キャンペーンへの参加条件を満たせる。キャピタル(略)は、あの「eMAXIS
Slim 全世界株式」とほぼ同じ、eMAXIS PayPayのほうは、9月下旬に新登場したファンドであり、運用期間がとても短いのだが、恐らくは、全世界株よりも緩やかな値動きをするのであろう。つまり、どちらも、買って損をするような商品ではない。
そして、還元率については、抽選で、1等が100%(上限:10万ポイント)、2等が5%(上限:5000ポイント)、それらに外れても全員が1%(上限:700ポイント)である。ただの抽選ではなく、ハズレであっても1%相当のポイントが貰えるというのは、なかなかの高還元である。やれ、額からは、10万円投資させたいのか、7万円なのか、ちょっと狙いが分からないのだが、その辺りは良いだろう…。
なお、PayPay証券が常設している、「クレカ積立で0.7%、それ以外の積み立てで0.5%還元(上限:月間700ポイント)」とは別枠で処理されるため、最大の還元率は1.7%となる。このポイント還元を、2024年10月・11月・12月・2025年1月・2月・3月と、合計6ヶ月ぶん行ってくれるため、総合して、かなり太っ腹なキャンペーンである。楽天証券だけでなく、PayPay証券もやってくれる!
ただし、最初に延べた通り、キャンペーンの恩恵をフルに得ようと思うと、アチアチな展開になってくる。
まず、最大の還元額を得るためには、1銘柄につき、10万円を投資すれば良い…と思われた。しかしながら、薄い文字で、「抽選は各銘柄にて実施いたします」と書かれている。これがハズレ(3等)にも適応されると捉えれば、両方の銘柄に10万円ずつ、つまり、月額20万円を積み立てる必要がある。
また、売却や積立解除についても制約が存在し、もう細かいことは分からないのだが、最も投資家側に不利になるように捉えると、「2025年3月の購入分に対する4月末のポイント付与まで、つみたて設定を解除せず、かつ、一度も対象銘柄の売却を行わない(4月分を約定する必要はない)」が条件であると思われる。つまり、このキャンペーンをフル活用するためには、最終的に120万円を、半年間、PayPay証券に委ねる必要があるのだ。既に、月収の限界を超えて舞っている私としては、この額を新たに用意するのは、非常に厳しいものがある。
しかしながら、PayPayポイントについても、中長期的に溜めていきたい物となっている。また、現在のように、市場の動きが不安定な状況では、「+1%」という固定の還元は、とても嬉しい。そういうわけで、このPayPay証券のキャンペーンも、できるだけ活用していきたいと思っている。資金調達については、NISA枠は年をまたぐと年間360万円の上限がリセットされるため、前々から年末に整理をしようと考えていたが、それを前倒しすることで、何とか調達できる…のか?
※追記 [2024/10/8]
「キャピタル
世界株式ファンド」は、PayPay証券にNISA口座を適用している場合のみ、購入可能なファンドのようです。残念…。
よって、私の攻略としては、「eMAXIS PayPay証券
全世界バランス」を6ヶ月間、つまり、累積60万円を、クレカ積立して預け続けるという内容になります。
さて。第2四半期の始まりであった7月の時は、このようなキャンペーンに手を出しまくった直後に暴落が待っていたということで、酷い目に遭った。ただし、投資については、自分が正しいと思うことをできていれば、何も恥じる必要は無い。同じことをやり続ければ、最終的には必ず勝てるのである。
――というわけで、この手のキャンペーンには、可能な限り、しっかりと参戦をしていこう。投資を始めて1年、まさかここまでハマるとは…。
(2024年10月2日) 2445 PV
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