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【4日21時】中国の報復関税でまた米株が下落w / やり込みinFF

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2025年4月4日(金) [②]
【4日21時】中国の報復関税でまた米株が下落w


 
プロレスで全てを決める世界観はむしろ平和だった…?


 本日19時ごろ、株価の先物指標
【NASDAQ先物】【日経先物】が、一気に3%ほどナイアガラしたのを見て、何が起こったのかと思ったが、どうやら中国(中華人民共和国。台湾を含まない)が、アメリカからの輸入製品に、34%の関税を課すと発表したそうだ。良かったなトランプ、本当の“相互関税”になったぞ!

 さて、ご存じの通り、現在、トランプによる
破局的な経済政策によって、恐怖が世界を覆っている。世界10%主要国20~40%という関税率は、「相互関税」と名付けられており、その根拠は、「[該当国からの貿易赤字 / 輸入額] ÷ 2」というものである。これは、「貿易赤字率を2で割った数字」であって、関税の額ではない。キチガイの理屈なので、これ以上の議論は無意味である。
 …そして。中国については、そのアメリカでの「相互関税()」が、34%であると発表されていた。単純計算して、中国企業が100円で販売する物を、アメリカ人は134円を払って買うことになる
(間の34円は、「アメリカ人が」「アメリカ政府に」払う)当然、中国企業の商品が売れなくなるというわけだ。これは、もはや「威圧」ですらない、経済的武力行使であり、中国を含め、各国が黙っているわけがない。
 ――そういうわけで、中国政府は、アメリカ製品に対し、34%の関税を課すと発表した。これで晴れて、どちらの国の商品も、互いに34%ずつの値上がりをすることになり、
「相互関税()」が、真の相互関税になってしまったのである。

 ちなみに、今日は中国では祝日だったということで、異例の対応となったようだが、もちろん関税が良いニュースのわけがなく、中国市場の株価も、週明けから、大幅に下落することだろう。そして、その
貰いゲロを、日本も被ることになる。
 …やれ、中国も、まだまだ貧富の格差が大きく、発展途上国のような生活をしている人も多い。また、東海岸に住んでいる人たちの生活スタイルは、日本とよく似ているという。私のように、結婚や出世といった既存の価値観を諦めて、貯蓄や配当金で静かに暮らしていきたいという人も多いだろう。
そういった人たちの生活を、今回の関税政策は、根こそぎ破壊することになる。単純な関税、そして米国製品が入ってこないことによる物不足により、インフレは加速する。株の下落によって貯蓄額が激減し、人生計画を改めなければならない人も出てくるだろう。
 ――しかしながら、
これは100%、アメリカがふっかけてきた喧嘩である。だから、中国政府の気持ちも、よく分かるというものだ。やれ、中国というと、ネット上では異様に嫌われており、だいたいTwitter検索(現:X検索)などでも、威勢のいい中国叩きが上のほうに出てくる。だが、さすがに今回の関税では、中国側に同情的な意見が多いようだ。そう言えば、私自身も、もう自民党は駄目だと思っていたが、今は「頼む、何とかしてくれ自民党!」と、すがるような気持ちになっている。トランプの狂った行動により、アメリカを共通の敵として、それ以外の全てが結束するに至ったのだ。

まあ、最悪の場合でも、あと3年9ヶ月の辛抱だ


 さて。冒頭に挙げた「先物指標」については、私は占いのようなものだと思っており、私はそこまで気にしすぎる必要はないと思っている。
 …ただまあ、今回は、たった1日で-3~4%と、下落が非常に大きい。そして、その理由が「中国政府が関税を発動する」ということで、“経済のプラスになるような明るいニュース”が皆無などころか、その正反対の話である。以上の理由により、間違いなく、
この夜、日本時間22時30分から始まるアメリカ市場も、昨日に引き続いての壊滅的下落となるであろう。

 ところで、私は、トランプの「相互関税()」のニュースを聞いて、その日のうちに、保有している米株ベースの投資信託について、全てに売約を出した。その約定は本日夜であるため、先日夜の米株暴落の影響を正面から受け、投資額400万円弱に対し、
マイナス26万円という、激しい損失を出すに至った。たった1晩で、高性能PCを買えるような額が消失したのである。一時は+100万円も目の前で、鉄壁だと思っていた楽天証券NISA枠も、ついに赤字化したのだ。そういうわけで、気分は穏やかではなかった。だが、今晩も下落するとなれば、話は別である。逃げておいて、本当に良かった!
 ――そして。
この中国の報復関税は、始まりに過ぎない。アメリカの隣国であるカナダも、既に自動車分野で、報復の関税を掛けると発表をしている。その他の国も、EUが牽制的であるものの警告を行っているし、この日本でですら、報復すべきという声が上がっている。狂気の経済戦争が始まった。よって、とにかく、今は、株は駄目だ。1ヶ月か、半年か、1年か分からないが、当分は下がり続けるだろう。それがいつ、どういう形で終わりがくるのか、全く予想が付かない。しかし、トランプが居る間は、諦めるしかあるまい。相互関税が発表されたあの日、あれがアメリカ株の命日だったのである。

 というわけで。先日のスイッチ2記事
【日記:2025/4/2 [②]】に続き、またしても1日2回の更新となったが、仕方あるまい。世の中の動きが早すぎる。
 ――さて。この
「トランプ大恐慌」については、間違いなく、歴史に残るレベルの大惨事となるだろう。その瞬間に、投資家として立ち会えたのだ。もう、実況感覚で、記事を書きまくってやる。それくらいしか、この暴落の有効活用法はあるまい…。記事一覧は、【タグ:トランプ大恐慌】からどうぞ。

 
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(2025年4月6日)

登録タグ/ 投資 トランプ大恐慌
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