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管理人の日記
dアニメストアがまた値上げか…解約はしないけど、440円時代の圧倒的お得感は無くなったなあ

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伝説のパーティ(FF4ではない) |
FF13には、裏ボスとして「ウェルキンゲトリクス」というモンスターが出現し、そのHPは1584万である。この値、大きさという点を除けば、特に何の意味もない数字の羅列かと思っていたが、本日、意外な意味があることに気付いてしまったのだ。
…まず、「ウェルキンゲトリクス」は、FF13のやり込み要素である「ミッションモード」の最後に登場する、裏ボスの1体だ(厳密には、最後以外にすることも可能だが、あえて他を残すというプレイになる)。そのHPは15840000と凄まじく、必殺技の「魔旋風」を筆頭に攻撃も苛烈だが、最も特徴的なのが、防御能力だ。敵は、しばらく攻撃をしたあと、「金城鉄壁」という技を宣言し、完全な無敵状態に入ったうえで、“減っているHPの1割ほど”を回復する。この特性上、細かくバトルが中断されることになり、「ブレイクしてボコボコ」というFF13のシステムと相容れないため、敵としての評判は良いとは言えない。一方で、攻撃・防御・補助のメリハリの効いたバトルが必要となるため、“これはこれで個性的なバトルだ”という評価もある。
――ちなみに、弱点として、毒が効くことが知られている。FF13の毒は、「300秒でHPを0にするペース」でダメージを与えることができ、ウェルキンゲトリクスほどの相手となると、1秒で52800ものHPを削ることが可能だ。ただし、毒さえ掛けて守っていれば勝てるというほど楽ではなく、敵の行動ペースも激しいうえに、「金城鉄壁」によって毒も解除されてしまう。そのため、少なくとも、味方HPが1万を超えるくらいまでは、しっかり育成をしていきたい。最速だと、11章ラストのバルトアンデルス(2回目)の撃破後から戦えるのだが、普通に勝利を狙うなら、やはり、エンディング後ということになるだろう。
そして、当サイトとの付き合いとしては、さすがに裏ボスということで、4大やり込みプレイの全てに登場している。まず「クリスタリウムなしクリアー」(【第16話】)では、いろいろあって、最終的にエリクサー(切り札である召喚獣を即座に再召喚できるようになる、完全個数限定アイテム)を4個全て持ち込めるようになったが、それでも全く歯が立たない。羽の枚数が増えたあとの「魔旋風」で…とかではなく、普通に最初の羽2枚のモードで瞬殺される。やれ、この日誌からも既に7年が経ったが、特に進捗は無いようだ。
…続いて、「オプティマ変更なしクリアー」(【おまけ】)では、「バイオさえ掛けていれば
ら・く・せ・う❤」という油断を期待通り★粉砕★してくれる超強敵となり、勝つためには、意外なロールの活用法が必要となった。オプティマチェンジができないからこそ、最初の編成が重要となる。ただの○ボタン連打プレイと思いきや、これまたFF13の魅力を引き出せる遊び方であった。
――そして、「最強キャラ決定戦」(【第6回】)は、“1人戦闘を計6人で行って、その結果を比較する”という内容であったが、ウェルキンゲトリクスに勝てたのは、6人中、僅か2名であった。バイオを覚えないスノウ&ファングがキツいというのは分かるが、残り4名の中でも勝てたのは半数である。この結果からも、ウェルキンが“毒さえあれば勝てる雑魚”ではないということが伺い知れるだろう。
最後に、「ボス戦タイムアタック」(【第35話】)では、無限挑発バグというテクニックを使用し、全てのモードチェンジを踏み倒しての一発撃破に繋げている。それにより、最速記録は、3分程度から58秒へと、一気に縮まった。あの時代は、このクラスの成果を、普通に2週間に1回とかのペースで叩き出していた。いくら実質的なニート期間だったとはいえ、頭がおかしすぎる。まあ、今の毎日更新も、別ベクトルで狂ってはいるが…。
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ちなみにFF13-2のヨミは120万です。非課税(意味不明) |
ということで、前置きが長くなりすぎてしまったが、そのウェルキンゲトリクスのHP:1584万という値を、私は本日、職場で見ることになったのだ。
…さて。私の現在の職務はSEであり、機械の保守に関する話も頻繁に目にする。専門的なサーバー機器などとなると、その年間のサポート代が百万円クラスに達することもあり、その高額さには唖然とする。しかも、信じられないことに、そこに「消費税:10%」が掛けられる。お聖府の自民党サマが弊社に一体なにを貢献してくださっているか、愚昧な小生には推し量ることすらできないが、何はともあれ、ただでさえ高い保守代に、消費税によって、十万円の桁で上乗せがされていくのだ。
――だが、本日そこで、1,584,000円という価格を目にすることになったのだ。該当の機器については、まず「1ヶ月の保守料金」が、どうやら12万円ということらしい。それが「1年=12ヶ月」で144万円だ。さらに、そこに「消費税の10%」、つまり1.1倍が為されて、158万4000円となった。ビジネスの世界では、3桁ごとにコンマを打つため、最終的に、1,584,000という、FF13ファンならばピンとくる文字列になってしまったのだ。細かいことを言うと、1584万ではなく158.4万ならば、ウェルキンゲトリクスではなく「ジャガーノート」という雑魚敵なのであるが、細かいので気にしてはいけない。
それはそうと。これらの計算を整理してみると、12×12×1.1ということになる。桁を整理すると、12×12×11 =
1584だ。これらの数字に、何か見覚えは無いだろうか。そう、本日の話題のゲームは、ファイナルファンタジー「13」である。“13に続く、11と12”が掛け合わせられているのだ。実際のゲームにおいては、ウェルキンゲトリクス&ジャガーノートのHPは、更に大きいので、「10」も補うと、10×11×12×12となり、明らかに「13」へと続く流れとなる。12が2つあるが、それは『FF10-2』という解釈にすれば、何ら問題は無い。
――かくして、1584万というウェルキンゲトリクスのHPには、FF13が、『FF10』『FF10-2』『FF11』『FF12』に連なる作品という思いが隠されていたのだ。まさかの、ゲーム最終盤で戦う裏ボスのHPに、このような意味が秘められているとは…。うん、スクエニの人、そこまで考えてないと思うよ。
(2025年11月19日)

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