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管理人の日記
♪隣の奥さん、いっそいっそおでかけ |
クレジットカードの「クレジット(Credit)」は、“信頼”という意味である。クレカのサービスを一言で表現すると、お金を借りて、後でまとめて返すということになる。そのため、後でちゃんと返してくれるという「信頼」が必要、ということだ。
…さて、このような後払いについて、かつての私は「気持ち悪い」と思っていた。基本的に、自分が払えるお金の中で生活をすべきであり、借金をするとしても、それは返済までも含めて、十分に計画的に行うべきだ。いま払える額を、わざわざ後払いするなんて、面倒である。ちなみに、繰り返すが、これは「かつて」の話である。今は、どうせ投資で莫大な額がクレカから引き落とされるので、そこに支払いをまとめたほうが良い…という考え方だ。
――そういうわけで。私は、もともとクレジットカードを必要としていなかったのだが、ただ、ネットサービスでは、クレジットカードでしか支払いが行えないというパターンも多い。私は、今から10年ほど前に、携帯電話を格安SIMに変える際、クレジットカードが要求されることを知り、そこで初めて「イオンカード」を作成した。そこからしばらくは、イオンカード×1枚で、IIJmioの料金と、たまのネットショッピング等の料金を払っていったが、まだまだ主体は現金、かつその場での支払いというものであった。
その後、2022年の再就職後には、当時はまだ品薄だったPS5購入のために、ヨドバシのクレカを作った。そして、2023年に投資を始めてからは、まず楽天カードを作り、その後に一気に枚数が増え、ついでにキャッシュレス決済化も進む…という感じで、環境が変化していった。
ということで。私は、社会人ならば、クレジットカードを1枚は持っておくべきだと思う。信頼があるとかそういう話ではなく、節約の第1手にして、現代人の必須知識である「格安SIM」が使えないというのは、マズいのだ。また、インターネットを通した様々な決済方法の中でも、「クレジットカードが使えない」というパターンは、ほぼ無いと言える。よって、「クレカ0枚」と「1枚」の間には、圧倒的な格差が存在するのだ。それに比べれば、2枚目以降なんてのは、ほとんど趣味のレベルである。
…では、クレカを1枚作るなら、何にすべきなのか。それはもちろん、限界ヲタの私がメインとして使っている「楽天カード」…も良いのだが、それと同じくらい、「イオンカード」についても、特に初めてクレカを作る人にとって、優れた選択肢になると思う。ご存じの通り、「ジャスコ」の愛称で知られる大手スーパーマーケット:「イオン」のクレジットカードであり、特に、普段イオンの店舗で買い物をする人にとっては、利便性が抜群である。
――さて、イオンカードに固有な金銭的メリットは後回しにするとして、とにもかくにも、このカードの魅力は、実店舗で作れるというところだ。かつて、格安SIMのために、初めて、料金支払いのためにクレジットカードが必要と気付いた時には、もう、その作り方や基本的なルールについて、右も左も分からなかった。さらに、携帯電話の契約を変える際に「身分証明書」を要求されたが、学生証と異なり、社員証は身分証にならないというルールによって、もう頭がメチャクチャになっていた。身分証を作るための身分証がない、マジでそんな状況であったのである。そんな時に、イオンの実店舗を訪れて、長机と椅子で作った臨時のコーナーでイオンカードの勧誘を行っていたのは、地獄に仏である。私はそこで、初めてのクレジットカードと出会うことができたのだ。
ちなみに、身分証のほうは、仕事を早上がりさせてもらったうえで、かなり遠い役所まで行って、「顔写真付き住民基本台帳カード」という何のために存在するのか分からない物品(※実際、現在は廃止されているとか)を発行してもらった覚えがある。今は、運転免許証を持っているので、こういう心配は不要だ。まあ、今の生活では、車は全く必要としていないが、使いやすい身分証を持てたというのは良かったかな…。
では。そのような手続き面を除いた、「イオンカード」の内容について説明していこう。まずは、Visa・Mastercard・JCBといった国際ブランドを、全て選べる。これはどういう意味かというと、ネット決済を含めた、大半の店で利用可能ということだ。また、年会費は無料だ。なお、これら2つは、前提みたいなものである。もし、年会費が有料のカードを使うのならば、よほどの理由付けが必要となる。
…そして、イオンカードの固有の魅力は、電子マネー「WAON」を使用した際に、還元率が1.5%になることだ。WAONは、基本的にイオン店舗で使用する電子マネーなのだが、イオンは普段遣いに優れたスーパーマーケットなので、容易に1ポイント=1円に変換可能である。さて、このWAON
POINTについては、「イオンカードで200円の支払いをするごとに、1ポイントが付与される」というルールであるため、還元率は0.5%だ。この還元率というのは「1%」が大きな基準となっているため、そのままではイオンカードを使うメリットは薄い。ただし、イオンの実店舗だと常時2倍(200円で2ポイント)になり、かつ、「イオンカードセレクト」を選択して、「イオン銀行」からオートチャージを設定すると、チャージ分にも0.5%のポイント付与が為され、合計の還元率は1.5%になる。かくして、基準の還元率「1%」を上回れるわけだ。
――さて。1.5%というと、1万0000円を使った時に、150円相当のポイントが得られるということになる。これだけだと大したことは無いように感じるが、繰り返し述べている通り、イオンは普段遣いに有用なスーパーであり、100万0000円を支払えば、1万5000円相当のポイントが得られる。ここまで来ると、さすがに無視はできないだろう。その他、「お客さま感謝デー」による5%OFFや、関連会社の株主優待券を「楽天ラクマ」で買う作戦(【日記:2023/10/14】)などともコンボすることで、私は、値札に書かれている値段の10%OFFに近い価格で、イオンを利用している。
ちなみに、私はここに、本家イオンの株主優待である「オーナーズカード」(100株保有で3%OFF相当)を組み合わせる作戦も考えているが、元資が30〜40万と高めのため、まあ、家庭でも持つことになったら入手しようかなあ…と思っている。つまり、使わないということだ。
†イオンカード(イオンカードセレクト)
◯利点
・「イオン」の実店舗で製作可能なので、クレカ初心者におすすめ
・年会費が無料で、3大ブランドから選べるので、基本的な利便性に問題なし(以下、他のクレカも同様)
・WAON支払いと、イオン銀行からのオートチャージをコンボすると、還元率を1.5%に高められる
・「ウェルスナビ」へと、月5万円までの積立投資が可能(【日記:2024/6/26】)
◯いま作るなら
・「イオンカード ポイントサイト」などで検索し、キャッシュバックの高いサイトを経由しつつ、WEB申し込み特典の5000WAONポイントを獲得する
・紹介コード:「65B8RE」を入れると、お互いに1000ポイントを追加で獲得可能なため、よろしければ使ってやってください…
電話や野球は知らないけど、証券会社としてはマジのガチで最強 |
次に紹介するのは、現在の私がメインとして使っている「楽天カード」だ。何気に、クレジットカードの中で、1番人気であるという。「楽天カードマーン!!!」というバカバカしいCMが有名だが、普段テレビを見ない私の印象にも残っているくらいだし、多くの人の心を掴むには、ああ手法が良いのだろう。
…さて、楽天カードは、基本のポイント還元率が「1%」である。また、「楽天市場」に代表される各種のネットサービスも使いやすく、キャンペーンも豊富だ。よって、普段遣いに1枚だけ作りたいという場合にも向いている。また、私のような投資ヲタにとって重要な情報として、環境トップの「楽天証券」に積み立て投資が可能なクレジットカードであり、もはや所有は必須なように思える。
――ちなみに、得られた楽天ポイントは、楽天証券に投資して売る(通常ポイントのみ)、「楽天ラクマ」でイオン系列店の株主優待券を買う(期間限定ポイントも利用可能)と言った方法で、1ポイント=1円に変換できる。前までは、業務スーパーの支払いで使っていたのだが、それが無理になってしまったので…。
ちなみに、私が使用している楽天カードの種類は、年会費無料の通常カードではなく、年2200円が掛かる「楽天ゴールドカード」のほうだ。
…やれ、ゴールドカード類で、よくメリットとして並べられている、空港ラウンジがどうのこうのと言われても、「は? 2ちゃんねる(平成36年案件)の雑談板?」としか思えないが、クレカ積立の還元率が0.5%
→ 0.75%にアップするというのは見逃せない。月10万円の限界投資で、1ヶ月につき+250ポイント、1年にして3000ポイントなので、これで+800円ぶんの利益が得られる。
――さらに、誕生日のある月には、楽天市場の買い物にも+1%の特典が付くので、誕生月×ふるさと納税×お買い物マラソンなどのコンボにより、多くのポイントを得ることが可能だ。というわけで、楽天ゴールドカードは、「お金に余裕がある」というより、「お金にこだわっている」というイメージかな…。
†楽天カード(楽天ゴールドカード)
◯利点
・基本の還元率が「1%」であり、楽天系列の様々なサービスに使えるため、1枚だけ作る場合におすすめ
・環境トップの「楽天証券」にクレカ投資ができる(【日記:2024/9/2】)
・ゴールドカードは、年2200円の年会費が掛かるが、工夫次第で、それを跳ね返す還元が得られる
◯いま作るなら
・「楽天カード ポイントサイト」で検索し、関連ルートを通して登録する
・【こちらの紹介リンク】を使ってくださった方も居るようです。本当に、本当にありがとうございます。大容量かつおぶしを買いました…
意外にも、遊戯王コラボデザインのクレカは無いらしい |
というわけで。私が、普段の生活で主体的に使っているのは、「イオンカード」と「楽天カード」の、計2枚である。
――というわけで、その他のクレジットカードについては、まとめて紹介してみたい。もちろん、主な用途は「投資」である…。
†PayPayカード
・キャッシュレス決済が有名だが、クレジットカードも基本の還元率が「1%」であるため、悪くない
・「PayPay証券」に、月10万円の投資ができる。無条件での「0.7%」の還元率は、2025年からはトップということになる(【日記:2024/9/19】)
・作るのならば、「楽天証券
ファミペイルート」のために、JCBブランドを使用するのがおすすめ。お馴染み、ポイントサイトを通すとお得度が増す。紹介サービスは無いようだ(PayPayアプリなら、「02-5WXGR15」があります…)
†セゾンカード(セゾンカードDigital、セゾンゴールドプレミアム)
・「大和コネクト証券」に月10万の投資ができる。楽しめる証券会社なので、投資で遊びたいなら、証券口座を作っておくべき(【日記:2024/9/26】)
・他、「セゾンポケット」と「セゾン投信」を合わせれば、クレカ1枚で、月25万円までの投資が可能となる(【日記:2024/11/7】)
・ゴールドカードのデザインが金キラでカッコいい!!
・明らかに害悪利用しかしていない私にゴールドカード招待を送ったり、要望してないのに限度額を引き上げたりと、この会社の感覚は分からん…
・作るのならば、お馴染み、ポイントサイトを経由するのが最も得だと思われますが、もし良ければ、【こちらの紹介リンク】も使ってやってください。被紹介者が29歳以下でないと駄目、という謎の制限が掛かっていますが…
†auPAYカード
・「auカブコム証券」に月10万円の投資ができ、「1%」という最も高いポイント還元率が得られていた。…のだが、来年からは「三菱UFJ
eスマート証券」というアルファベットとアルファベットを連続させる劣悪ネーミングの会社に変わり、還元率も「0.5%」に低下する(【日記:2024/11/26】)。とはいえ、損をするわけではないため、私は投資を続ける方針である
・クレカ支払いについては、基本の還元率が「1%」であり、普段遣いに有用である。得られるPontaポイントは、auカブコム証券で株を買って売ることで、現金化が可能である。三菱UFJ銀行の積み立て投資(【日記:2024/10/26】)や、スルガ銀行×auカブコム証券(記事未執筆)などとコンボする手も存在し、それらで多くのPontaポイントを生産してみるのも面白い
・紹介サービスはないので、「モッピー」や「Powl」などのポイントサイト経由でどうぞ!
†三井住友カード(NL)
・「SBI証券」に月10万円の積み立てができ、条件付きだが、「1%」の還元率を年会費無料で得られたため、かつて環境トップだったこともあった…
・現在では、同じ還元を得るために、「『積み立て投資以外での』年100万円の利用」という厳しい条件が付いたため、三井住友カードをメインとして使う場合以外には、お勧めできない(この辺りの詳細は、9月2日の記事の【こちら】をどうぞ)。現在の私にとっては、全く使用しない死蔵クレカとなっている
†オリコカード(みずほマイレージクラブカード
THE POINT)
・“私の利用法だと、還元率が「0%」になってしまう三井住友カード”に代わって、SBI証券への投資に使用しているクレカである。
・常時開催? の新規入会者7000ポイント還元と、積み立て投資による5000ポイントも、ぜひ頂いておこう。ポイントは、オリコポイントという聞き慣れないものであるが、交換先として、手数料0にて、WAONポイント・FamiPayギフトがあるので、それらに使えば良い
・まず、SBI証券の口座を、他のポイントサイトを経由で開き、その後にオリコ仲介口座に変更することで、全てのキャッシュバックを得られると思われる。他、私は、みずほ銀行経由でオリコカードを作ったので、そちらのキャンペーンが助かった。こんなに金を配りまくって大丈夫?
†エポスカード
・「tsumiki証券」に、月10万円までの積立投資が可能である。同証券は、以前まで、銘柄の少なさが難点だったが、新しく追加されたファンドが、ほぼS&P500に連動するため、その問題は無くなった。いろいろキャンペーンもやっているので、その辺りは過去記事を参考にしてほしい(【日記:2024/11/1】)
・系列だと、マルイグループとの結びつきが強いらしい。ちなみに、私は「◯|◯|」という特徴的なロゴを、「オイオイ?」と読んでしまって、当時の同級生に「それこそオイオイだよ…」と言われたことがある
・コラボデザインが異様に多彩であり、【FF7リバース】や、【カプコン作品】なんてものもある
・エポスカードの製作時には、ポイントサイトを通しつつ、紹介者番号の「24120176991」も使ってやってください!(このIDが有効なのは3月31日まで)
†JCBカードS
・来年5月から「松井証券」でクレカ積立が可能になるらしいと聞いて、先んじて作っておいた
・初回特典がとても大きく、Amazonと携帯電話のタッチ決済で、最大で18000円(20%還元)を得られる。この方法で、私はテレビを安く買い替えました(【日記:2024/8/18】【2024/8/21】【2024/9/13】)
・入会は、いつもながらのポイントサイトか、【こちらのURL】をどうぞ…
†ファミマTカード
・「ファミペイ」と関連するクレジットカードである。投資やチャージへの専用クレカではないものの、ファミペイチャージのキャンペーンなどを積極的に行っている。そのため、初回特典を受け取ったのち、今も定期的に利用している
†ヨドバシ
ゴールドポイントカード+
・2年前の夏、まだ品薄だった頃に、PS5を購入するために契約したカードである。その後は使用していないが、今後、PS6(仮)がまた購入困難な状況になった場合、再び活躍することもあるだろう
・なお、私がイオンカード以来、2枚目として作ったクレジットカードであり、その際は、“ふだん使わないクレジットカードを製作する”という行為に抵抗を感じていたことが、当時の記事から読み取れる(【日記:2022/7/9】)
とまあ、こんな感じで。今回、整理をしてみて初めて分かったのだが、私は11種類ものクレジットカードを保有しているようだ。頭がおかしい。さすがに、「金銭管理」それ自体を趣味として捉えているだけのことはある…。
――というわけで。ここまでやる必要は絶対に無いのだが、とはいえ、上で述べた通り、「0枚」と「1枚」の間には、天と地ほどの差が存在する。そして、初めてのクレジットカードとしてお勧めなのは、私は「イオンカード」、次に「楽天カード」であると思うのだ。その他のカードも、年会費無料なら持っていて損をするものではなく、様々なサービスが付いてくる。やれ、“ゆうちょ銀行に貯金し、支払いに現金を使っている”という人を見ると、かつての私を思い出すというものだ…。もっと、いろいろ工夫して、便利でお得な金銭生活を目指してみよう!
(2024年12月1日)
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