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管理人の日記ログ
( ^o^)「ぎゃああああああああああ10月になってしまったああああああああああああああ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!1111」
・・・なんと驚くべきことに、この2011年も3/4が終わってしまったのである。この1年は、本当に何もすることが無かった。恐らく、後から自分の人生を振り返った場合、この2011年という項は「空欄」か、または「東日本大震災が起こる」「院試に落ちる」などと簡単なメモ書きだけで終わってしまうことだろう。本当に、本当に何も無い1年だった。こんなにも無益な1年というものは、それこそ生まれて初めてかもしれない。
――まったく、これまで俺は流されるままに生きてきて、「自分の選択」というものをほとんど行わなかった。だからこそ、その結果として、こんなよどんだ場所へと流れ着いてしまったのである。これからは、自分の手で船をこいでいかなければならない。誰かにやらされるのではなく、自分の手でやりたいと思うことや、一緒に過ごしたいと思える人を決めて、その目的のために全力を尽くす。まったく、何を言ってるか分からないと思うが俺もよく分かってないので良いだろう。特に深い意味は無いアレ的なアレだ。とにかく、2011年の残りの1/4は、有意義な時間としなければならないのだ。今月から本気出す。
ちなみに、今学期は俺は「授業を取ってはいけない」という何とも奇妙な状況になっていたりする。
・・・というのも、元々俺は本年度で「学部卒業&院入学」というコースを予定していたため、学部を卒業するための単位は既にほとんどを取得している。ところが、実際には院試に落ちてしまい、そして就職のための活動を行わなければならなくなった。だが、現段階では2012年4月から仕事を始めるコースの募集はほとんどが終わっているため、結果として俺は2013年4月入社のための就活を行うことになるのだ。
――まあ、それだけならば普通に大学を修了すれば良いのだが、これは日本の悪しきシステムとして、その年に大学を卒業する「新卒」以外は著しく就職で不利になってしまうため、俺は嫌でも1年留年をして就活を行わなければならない。幸いと俺は、卒論の単位を取っても3.0単位が残るため、今からでも自然な流れで留年をすることができる。まあ、1年分の授業量はほとんど無駄になってしまうのだが・・・。
まったく、1年前に留年をした時は、まさかの必修科目の締め切り日を間違える(【2010/4/3】)というミスをやらかしてしまったが、今回の院試に落ちるというのはそれ以上の遙かに寝耳に水という話であった。まあ、1留は仕方なかったとしても、まさか俺が2留をすることになるとは、まったくもって思っていなかったのである。やれ、1回目の留年の時は笑って流したものだったが、今回のそれは酷く屈辱を感じるものであった。まったく、「屈辱」を感じるだけの自尊心が残っているのであれば、それを少しでも院試に役立てられれば良かったのだが・・・。
とにかく、もう「待った」は効かない。このまま流れに任せていけば、なし崩し的に大学を卒業させられ、そしてこのインターネットの掃き溜めで他人の文句を言うだけの一生を送るしかない。
・・・もう、これからの道は、自分で選んで、そして自分で決めるしか無い。この大学最後の1年は、「自分の人生を自分で決めるための時間」になるだろう。いや、そうしなければならないのだ。
この夏に、気象庁が「津波警報の改善」について意見募集を行っていたことは、皆さまご存じだろうか。というのも、3月の「東日本大震災」では、実際の津波が10mを超えていたにも関わらず「宮城県:6m」「岩手県・福島県:3m」などと過小評価が行われてしまい、そしてそれが被害を拡大させる一因にもなってしまっていた。そのため気象庁は、今後に起こりうるM8クラス以上の大地震に向けて、津波警報のシステムを改善することを決定し、そのための一環として、国民に広く意見を問うことにしたのである。・・・と、ここまでに関連する内容については【2011年8月9日の日記】にも書いたので、詳しくはそちらをご覧いただきたい。
・・・さて。気象庁から先日(と言っても9月上旬)、その意見募集の結果が発表された。その内容は【気象庁のページ】で発表されており、「最終とりまとめ」はPDF65ページというブラクラになっている。まあ、普通の人であれば頭3~6ページの「概要」を読めば十分であるが、全般に読みやすく興味深い文章となっているので、必要な人は全て読んでみるというのも悪くないであろう。なに?「防災系男子」とか流行らないの??
――そして他にも、気象庁の該当ページには、「いただいたご意見と気象庁の見解」として、我々から寄せられた意見とそれに対する気象庁の回答が、1件ずつ全て記載されていたりもする。まったく、ここまでやるとは、今回の気象庁は相当に気合が入っているようである。そして俺は、(;^o^)「さすがにコレは全部見る必要は無いかな・・・」などと思いながら、ちょっとだけそれを読み進めてみた。すると、その冒頭3ページ目で、いきなりものすごい意見が出てきてしまったのである・・・!
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・・・・・・。いや、俺はこういう文章好きだよ。
なんともまあ、全般に大二病をこじらせたようなポエミィな文体となっているが、とりあえずは順番に検討してみることにしよう。①は、まあ個人の感性に分かれるので保留とする。②の前半は申し訳無いが意味が分からない、だが後半には納得できる部分もある。③は文中の書き方こそ悪いが、「非常時に役立たない非常用の組織などまったくもって意味が無い」と言い換えてみれば、確かに考えてみるべきだろう。④も、ポエミィな言葉遣いが気になるものの、「過去の文献などを調べれば今回の地震は予測できたはず。しっかりやってくれ」という叱咤激励と捉えることもできなくは無い。
――とりわけ注目すべきは、②の後半の「更に、津波到達予定時に...」で始まる部分である。この内容はまったくもって同意すべきである。まず、この数十年で広い範囲に甚大な津波被害を及ぼす地震というのはほとんど起こっておらず、特に2010年チリ地震の際には非常に長い時間やや過大な警報を出し過ぎてしまった点もあり、津波警報というもの自体が「オオカミ少年」と捉えられてしまっても仕方無かった。更に、「第1波観測:20cm」などという発表を行ってしまったことも確かな失敗である。というのも、「津波」というものは第1波が最大になるとは限らないのだが、普通の人はそんなこと知らないため、「なんだ津波は20cmだったか」と思われてしまい、そして避難の妨げとなった可能性も否定できないのである。この点に関しては、気象庁も正式に過ちを認めていたりもする。・・・やれ、こういう時に、( ・∀・)「『津波は第一波が最大になるとは限らない』というのは常識だろ。そんなのも知らないで津波に巻き込まれたんなら自業自得」などと考えてしまう人は、公共機関には向いていない。そういった"無知"な人たちの存在を認めて、それでも助けるというのが公共の使命なのである。
というわけで。上記の投稿は、決して荒唐無稽な文章というわけでは無いのだが・・・しかし、最後に追加された「もう止めよう。無駄な投稿は。自分が虚しくなるだけで何もかわらない。」という部分が何もかもを台無しにしてしまっている。なに? この「もう止めよう。無駄な投稿は。自分が虚しくなるだけで何もかわらない。」というポエムすぎる一文は?? 「無駄な投稿はやめよう」とか言ってるくせに最後まで投稿しちゃってるところとか、文章としてのリズムが良いためつい声に出して読みたくなっちゃうところとか、そして文末にこのようなポエムを付け加えるところとか・・・。さすがにちょっとお茶目がすぎるというものだろう。
・・・ちなみに、この意見に対する気象庁の回答は「ご意見として承ります。」という一文であった。まあ、これだけ長々と書いておいて返答が1行というのも一種のギャグとして評価すべきなのかもしれないが・・・欲を言えば、「まだ続けてください、『無駄な投稿』を。気象庁は虚しくならず全てを変えていきます。もう一度。」などという上から目線で回答をしてくれれば、もっと面白かったかもしれない。
・・・・・・。
何はともあれ。今回の気象庁に対する投稿は、あの「初カキコ・・・ども・・・」(【2011/8/6】)にも匹敵する逸材であると、個人的には思ってしまった。まったく俺は、こういう文章を天然で書ける人というのを、本当に尊敬するものである。俺なんかは、こうやって無味乾燥な説明文しか書けないからな・・・。
――ということで本日は、この「もう止めよう。無駄な投稿は。」というものを、様々な形に改編してみたのである。おおっ、久しぶりだぜ、こういうノリっ!
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本日、PS3「ファイナルファンタジー13-2」にて、「発売後に『オメガ』というモンスターと戦えるDLCが登場する」と発表された。これを聞いて、俺は心の底からガッカリしたのである。まったく、(*・∀・)「わあ~。今度はシリーズ恒例のオメガとも戦えるようになるんだ~。嬉しいな~」などと思ってしまう人は、残念ながら頭の中がお花畑すぎると言わざるを得ない。
・・・というのも、この「オメガ」とやらは、海外版では「予約特典」として用意されているところから、まず間違いなく有料になると断言して良い。つまり、この時点でパッケージ版のFF13-2は不完全版であることが確定したのである。それを完全にするためには、追加料金として数千円を払わなければならない。世間では「嫌なら買わなければいい」と言うが、そんなことは有り得ない。パッケージ版はマイナスであり、そこに追加料金を払って、やっと±0になってくれるのだ。まったく、こんなことを考えた馬鹿は誰だ。目先の小遣い稼ぎのために、「FF」という強力なブランドを傷つけるのが、本当に利益になるとでも思ったのか。
――また、その有料DLCで追加されるモンスターが「オメガ」というのも問題である。というのも、「オメガ」とはFF5で裏ボスとして登場し、その後も数多くのシリーズに出演する人気モンスターである。だが、こういう歴代シリーズの要素を露骨に出すという時点でもう先が見えているのだ。恐らく、この先も「オズマ」「神竜」「ギルガメッシュ」などと、売り上げのために歴代シリーズの人気にあやかったボスがどんどんと出てくることだろう。しかし、そうやって過去の栄光にすがらなければいけない時点で、そのクオリティは推して知るべきであり、しかもそれによってFF13シリーズの世界観に合わない要素が強引に詰め込まれてしまい、もはや全体として何が何だか分からないゲームになってしまう可能性が大きい。そんな「ファンサービス」など、まったくもって必要無い。全てが新しくて面白い「シリーズ最新作」を作ることが、一番の「ファンサービス」に決まっているではないか。
・・・まったく、先日の【2011/9/29】では、「DLCはゲーム業界の腐敗に繋がる」などと書いたが、訂正しよう。もうとっくにFF13-2は腐敗していたのである。7980円という価格で買ったパッケージは不完全版であり、そこにお金を払ってコンテンツを追加したところで、もはやFF13とは言えないゴテゴテの何かが出来上がるだけである。そして、こんな商法で汚く小金を稼ごうとしているところから、どうせバランス調整やデバッグもされていない未完成品が発売されてしまい、そして「アップデート」という名目でどんどん既存の攻略法が使えなくなっていく。――そんな、出来の悪いオンラインゲームのような未来が、「FF13-2」にはありありと見えているのである。まったく、スクウェア・エニックスは、小遣い稼ぎのDLCをチマチマと作るより、それまでファンの心をつなぎ止めておけるかどうかを考えたほうが良いのではないか?
他にも、今回の「FF13-2」には、まだまだ不安な点が多い。例えば、スタッフから「今回はユーザーの声を聞いて作った」などという発言が為されており、それによって「カジノ」「チョコボレース」などのミニゲーム類が追加され、序盤から「自由に世界を冒険」することができ、また「マルチエンディング」のシステムが用意されているという。なるほどなるほど、前作「13」の魅力を全て台無しにするってことだな。
・・・というのも、その昔、「ファイナルファンタジー10-2」という俺の人生の中で「Newスーパーマリオブラザーズ」にも匹敵する伝説のクソゲーがあって、その作品も「ミニゲーム」「自由な冒険」「マルチエンディング」などという心躍るフレーズを売りにしていた。だがその実態は、「ミニゲーム」というクソつまらない作業を達成度のために延々とやらされ、「自由な冒険」という名の寄り道によって本筋とは関係無い退屈なイベントを何個も見せられてしまった。しかも「マルチエンディング」であり実質的なエンディングを見るためには厳しい条件が要求されるため、1回目のプレイでラスボスを倒しても全く達成感を得ることができなかった。更に言えば、「10-2」は当時シリーズ初の世界観を引き継いだ続編として話題になったが、清楚さが売りのヒロインが単なる馬鹿女になっていたという超劣化が為されており、「10」のファンとしては極めて不愉快に感じられるものであった。まだ有るぞ、「10-2」ではシリーズの特徴となっている美しいCGムービーも、数が「10」の1/5程度と大幅に減り、画質や内容が劣化していることもちろん、しかも画面下の字幕が消せないというクソみたいな劣化仕様になっている。まったく、10年近くが経った今となっても、名作「10」の続編があんな作品であったということは信じることができない。無かったことにしたい作品である。
――で、何が言いたいのかというと、今回の「13-2」にも似たような空気が漂っているということである。まあストーリー面はマシになったようにも思えるが、本筋とは関係ない「ミニゲーム」が追加され、「自由な冒険」ということが謳われ、「マルチエンディング」によって1回目は偽のエンディングを見せられることが明白となっている。真のエンディングを見るためには、ことあるごとに攻略本やネット上のWikiを調べ、シナリオと関係無い場所に行き、「ミニゲーム」という退屈な作業を延々と行わねばならない。そんなもの「やり込み」でも何でもない。それこそ、他人の言いなりになって効率の良いルートを進めるだけの、単なる「一本道」ではないか。
まったく、俺はこれまで一貫して「13-2」に好意的な意見を書いてきたが、今回の有料DLCの発表によって、俺の中で何かが吹っ切れてしまった。今の「13-2」は、もうハッキリ言って不安な要素しか存在しない。こんなものを、「13」の魅力を理解した人間が作っているとも思えない。まあ、もちろんファンとしては、「13-2」がこれらの不安要素を払拭する真の名作となってくれることが望みなのだが・・・その可能性は限りなく低いだろう。しかも、「10-2」の再来となるだけならばマシなほうで、今回は有料DLCによる追加料金まで発生するという始末である。
・・・まあ、さすがに俺は、これまでずっと「FF」シリーズのファンをやってきたので、前評判だけで判断をするということは無い。しかし、もし「13-2」の本編がつまらなかったら、有料DLCなど買うわけが無いし、FFシリーズというブランド自体も見限ってしまうことであろう。今回の「有料DLC」という発表は、俺にとって完全無欠のゲームであった「FF」ブランドに、それだけ大きな傷を与えたのである。
――まったく、「今回はユーザーの声を聞いて作った」などと言うが、その結果が10-2のようなゴミクズである。真のクリエイターであれば、インターネットの掃き溜めの意見など参考にせず、自分たちが本当に納得するゲームを作れるはずだ。そして、本当のファンは、そういった作品こそを楽しみにしているのである。自分たちの作っているものにプライドが無いのであれば、ゲームなんて作るのやめろ。
最近、2chに書き込むと、俺の居住地が「(埼玉県)」と表示されることに気付いてしまった。なるほど、確かに東京の南西部には神奈川県町田市という地域が有るということが知られているが、俺の住んでいる豊島区は、実は埼玉県豊島区だったのである。そーかそーか、確かに池袋とかは埼玉人の植民地になってるしな・・・。
などと言っている場合ではない。まず、問題を整理するところから始めてみよう。インターネット掲示板:「2ちゃんねる」では、一部の掲示板で書き込みを行った際、名前欄の後に「(三重県)」などと書き込んだ人の地方名が表示されてくれる。だが、これが俺の場合、東京から書き込んでいるのに「埼玉県」と表示されているということである。確かに、俺の住んでいる「豊島区」は東京23区では北のほうに位置しているが、どちらかと言えば中央寄りであり、埼玉県との県境も有してはいない。というわけで、普通に考えれば豊島区を埼玉県と間違うことは無いはずである。やはり埼京線で兵員を輸送したのか・・・。
――ちなみに、事の真相を述べると、2chの居住地区表示は「IPアドレス」という識別番号を元に判断されており、そのデーターから大体の地域を読み出している。だが、「IPアドレス」には明確な住所データーは載っていないため、環境によって多少のズレが出てくるのである。そして俺の場合、恐らくは回線の基地局(?)が埼玉にあるとか、そんな感じなのであろう。なんてつまらないマジレスなんだ・・・。
というわけで、晴れて俺も埼玉人デビューということになったのである。まあ、俺が前に埼玉に行ってきた経験(【2011/6/19】)から言うと、埼玉は実に住みやすい町である。道が広くて平坦であり、自転車が歩道を走る権利を持っており、さらに歩行者が少ないため実に自転車が走りやすい。ここまで自転車のことしか書いていないが、まあ俺にとって自転車は極めて重要な移動手段である。次に、いま話題の防災面に関しても、埼玉は地震なし・津波なし・台風なしと何もかもが無く、実に安全に住むことができるのである。また、地理的にも都心部に無理なく近いため、電車を使えば通勤・通学も簡単であろう。あと、個人的にはJ1所属のサッカーチームが2つもあり、気軽にサッカーの試合を見に行けるというのも大きい。大宮も浦和も降格しそうだけど・・・。
逆に、埼玉のデメリットと言えば、とにかく暑いことと、あとは電車がクッソ混んでいるという大人災が毎日のように発生しているため、その辺をプレイングで乗り越えていくことが必要となる。まあ、それくらいは埼玉人レベルの企業戦士ならば余裕であろう。なお、「企業戦士」とは、台風の中でも会社へと行くことに喜びを感じてしまうような人のことを指す。ドMすぎる・・・。
――というわけで、埼玉は良い県なのであり、是非とも住んでみるべき街であると言える。しかし、この埼玉尽くしの日記はいったい何なのであろうか。すまない、千葉・茨城・神奈川の皆さん・・・。
「自分の意志を貫く」のは、とても大切なことである。なぜなら、他人はいつも好き勝手なことばかりしか言わない。特に、部外者がいい気になって意見して、それを参考にした結果、かえって状況が悪くなってしまうというのは、本当によくある話だ。自分のことを本当によく考えてくれて、そして良い助言を与えてくれる人というのは、実はそれほど多くないのである。
・・・では、具体的に「意志を貫く」とはどういうことかというと、例えば俺は「日記には自分が納得できる文章しか絶対に書かない」と決めている。逆に言うと、仮にそれがサイトを流行らせるための目的であったとしても、「安易に大衆の意見に迎合した文章」や「不快感を煽ってアクセスを稼ぐ記事」は絶対に書かないと決めているのだ。あくまでこのサイトは趣味でやっていて、収入は0円どころかマイナスである。しかし、だからこそ「本当に自分の意志を貫いた文章」が作れるというものではないだろうか。そして、その過程で多くの人に高い評価を頂けるのだとしたら、それが物書きとして本望というものであろう。
――ま、この世知辛い世間では、「自分の意志を貫く」という単純なことも実に厳しい感じになっており、多くの人は生きるために意志に反したことも行わなければならない状況となっている。しかし俺は、「生きていくためなんだから仕方ないだろ」などと言い訳まみれの腐敗した人間には、絶対になりたくないものだ。やっぱり、自分が納得できるものを書いて、その上で人々に評価をしてほしい。そう思うと、この「非営利の個人サイト」ってのは、実に俺に合ってるということが分かる。たぶん、これから先の人生でも、この「やり込みinFF」は、何十年と続けていく存在になるだろう。
さて、読者の皆さまは、果たして「自分の意志」を貫けているだろうか。いや、ほとんどの人たちは、自分の将来や周囲の人間関係に悩み、そして不安な毎日を送っていることだろう。だが、だからこそ、「自分の意志」というものを強く持たなければならないのである。もし、そこで自分の意志を持たずにダラダラと愚痴を吐いたり、または無責任な大衆の意見を参考にしてしまっては、「納得の行く結果」など定義からして出るわけが無いし、自身の成長にも繋がることはない。仮に、誰かの意見を参考にする場合でも、それを自分の意志と重ね合わせて、そして自分の意見としていかなければならないのである。
・・・例えば俺は、自分の意志というものを「真に社会を正しくするための情報を発信する」「自分が信頼できる人たちのために全力を尽くす」と決めた。そしてもし、この条件を満たせないのであれば、中途半端な情報配信などはやめて、誰にでもできるような簡単な仕事で一生を終えてしまおうと思っている。金稼ぎのために、自分の意志に反した文章を書くなどということは、俺にとっては有り得ない。少なくとも、やりたくは無いと思う。そして俺は、この「就職活動」という名の人生設計を通して、その理想を体現できる企業を見つけられるのかもしれないし、「それは『やり込みinFF』だけです」などという結論が出るのかもしれない。
――何はともあれ。俺は、この日記の読者の皆さまにも、是非とも「自分の意志」を貫いて欲しいと思うのである。もし、あなたの身の回りに、辺りに合わせてのらりくらりと意見を変え、そして有り触れた批判で自分を立てている人間が居たとしたら、それがどれだけ格好悪く見えることであろうか。だから、もしあなたが不格好に見えたとしても、あなたは自分の意見を貫いて生きていくことが一番なのである。
では、皆さまにとって、「貫きたいモノ」というのは、果たして何なのであろうか?
まあ・・・これは、もう決まっていると言わざるを得ないだろう。実は、2年前に行ったアンケートの結果より、この日記の読者は9割が男性ということが発覚している。そういった大半の男性読者の皆さまが「貫きたい」と言われてしまえば、これはまったくもって下衆なことであるが、それこそ言うまでも無いと言わざるを得ないのである。
――というわけで。本日は、この日記の読者の大半を占める男性読者の皆さまが、自分の「意志」を貫こうと決めてみた場合、果たしてどうなるかということを予測してみたのである・・・!
∩_∩ / \ /\ | (゚)=(゚) | 人人人人人人人人人人人人人人人人人人人人人人人人人 | ●_● | < よし、大学生活5年目となった今年は「俺の意志」を貫く!!> / ヽ < 今度こそは女子○郷生を「貫いて」やるぞおおお!!!! > | 〃 ------ ヾ | YYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYY \__二__ノ ∩ ∩ | | | | | |__| | / 一 ー\ 人人人人人人人人人人人人人人人 / (^) (^) | < そして生涯○貞を貫くことになる、と > | // ○ // | YYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYY \__ ─ __ノ |
明日6日(木)は、「ワールドサッカー・ウイニングイレブン2012」(【公式サイト】)の発売日です。そして俺は、今まで「サッカーゲーム」というものを買ったことはありませんでしたが、いま俺の中ではサッカー熱が最高峰に高まっているため、この「ウイイレ12」も買ってみたいと思っています。
・・・まず、「ウイニングイレブン」シリーズは、コナミ制作のサッカーゲームであり、現在までに数多くの作品が発売されている。その海外版のタイトルは「Pro
Evolution Soccer」であり、海外では「PES」、そして日本では「ウイイレ」として、多くのファンに親しまれている人気シリーズである。そして俺は、上でも述べた通り、今まで「サッカーゲーム」というものを買ったことは無かったのだが、現在ではこれだけサッカーに関する興味が高まっており、そしてせっかくPS3で最新作が発売されてくれるのだから、それを試しに買ってみるのも悪くないと思ったのである。それを楽しめたら良しで、楽しめなくともまたOKというものである。
――ちなみに、同じくサッカーのゲームとしては、アメリカのEA社から発売されている「FIFA」シリーズなども有名である。しかし、俺は同ジャンルなら日本製のほうが圧倒的に優れていると思うタイプの人間であるため、今回は海外の「FIFA」シリーズではなく、日本産の「ウイイレ」を買ってみようと思ったのである。まあ、どちらもブランドのある作品だから、「サッカーゲーム」というジャンルに関して、大外れということは無いはずだ。
さて、この「ウイニングイレブン」のゲームとしての目的は、自分が「選手」「監督」「チームのオーナー(資金提供者)」のいずれかとなり、そしてリーグ戦・トーナメント戦などの大会を勝ち抜いていくことである。そのために、「トレーニング」「移籍交渉」「チーム運営」などの様々な要素が用意されており、それらをこなしながら最終的にチームを勝利に結びつけることを目指す。と言っても、その楽しみ方は一つではないため、日本代表を率いてインターナショナルカップ(現実の「ワールドカップ」に相当)の優勝を目指したり、実際の試合を再現してみたり、はたまた自分だけのドリームチームを作ってみたり、と・・・。まあ、もちろん「サッカー」というものは実際に見たほうが面白いに決まっているのであろうが、しかし「コンピューターゲーム」としてのサッカーの魅力というものも存在するに違いないのだ。
・・・が、欠点を述べるとすると、この「ウイイレ12」では、「女子サッカー」「Jリーグ」の要素が収録されていないということがある。まあ女子サッカーは仕方ないとしても、Jリーグのチーム・選手が収録されていないというのは、どうにも俺には理解ができない。これにより、例えばこの数ヶ月で話題となった「清武」「ハーフナ―・マイク」「原口元気」などの選手は、制作時期の問題によりこのゲーム中では一切使用することができないのである。うーむ、Jリーグを収録してくれれば、選手層が一気に広がるし、「浦和○ッズで世界制覇」などのやり込みプレイも楽しめたのだが・・・。
――しかし、これはあくまで「発売を10月に合わせなければならない」という物理的な問題によって生じたものであり、決してスタッフの怠慢ではない。その証拠に、発売直後の10月11日に、早速ダウンロードコンテンツが配信され、最新の移籍状況や新しい選手などが反映されるという。なお、このDLCは当然ながら無料である。そりゃそうだよな、あくまで制作上の問題でデーターを最新のものにできなかっただけだから、それを無料で新しくできるというのは当然だし、それにパッケージに7980円も払っているのだから、わざわざ小金を要求してブランドイメージを崩すようなことはするわけないよな。ほんと、当たり前のことだよな。
というわけで、俺としては気が付いたら発売日を迎えていたという面が大きい、今回の「ウイイレ12」なのであるが・・・こうやって魅力的な要素をまとめてみると、それはかねてから楽しみにしていたタイトルにさえも匹敵するように思えてしまう。今まで、スタジアムに行ったり2週間に1回くらいの代表戦でしか楽しめなかった「サッカー」というコンテンツが、明日からは慣れ親しんだコントローラーでプレイできるようになるのだ。
・・・よしっ、ちょっと唐突な感はあるけど、明日からはまったく新しいゲームが遊べるぞ! いや~、これはもうホントに楽しみだわ~!!
後輩から借りた就職面接の本に、なんと「自分の創造性をアピールすることはやめておいたほうが良い」ということが書いてあり、俺は強い驚きを覚えてしまったのである。というのも、俺はこうやっていつも日記を書いており、そして就活ではそのことを中心にしてアピールしてくつもりだった。だから、それを「やめておいたほうが良い」では、まったく俺は途方に暮れるしか無いのだ。
・・・が、これは詳しい説明を読めばもっともな話であった。というのも、企業というのはその筋のプロが集まっているものであり、個人の趣味レベルでは全くアピールポイントにならない。それよりも遙かに、「常識的な事務処理能力」のほうが必要とされるんだそうだ。もし、本当に自分の創造性をひけらかすのであれば、「○○文学賞を取った」とか「○○大会で優勝した」などと、誰でも知っているような実績が必要となるとか。
――というわけで、俺が(*^o^)「インターネットで10年間サイトを続けており、現在では1日に○○アクセスがあります」などと言ってみても、それでは全く面接官の心を掴むことはできない。また、過去にサークルで行った冊子制作などの仕事も、所詮プロから見てしまえば「大学生のお遊び」に過ぎず、これまた採用は遠ざかるばかりである。
では、俺がやってきた「ホームページ制作」や「サークルでの仕事」は、就職に関しては全くの無駄だったのであろうか? いや、決してそんなことは無い。むしろそれは、アピール方法を変えれば極めて有用なエピソードとなりうるのだ。何故なら、大事なのは「自分は○○をやっている」という趣味を語ることではなく、「そこから何を学び、それをどう仕事に活かせるか」という内容を説明することだからである。
・・・俺の場合、以前にもまとめた通り(【2011/9/29】)、「ホームページ」なら「人に情報を伝える楽しさを学んだ」「情報発信者に必要な倫理観を知った」、「大学サークルの仕事」なら「自分の能力を活かして素晴らしい物を作ろうと努力した」「その結果、多くの人に喜んでもらうことができた」などが挙げられる。それを整理して、かなりの多少の装飾を施せば、「私には、有益な情報を他人に伝えようとする強い意欲があり、それを長く行ってきた経験があります」「その力は、真に社会を良くするという御社の使命(※仮)に必ずや貢献できるものと信じております」などと自分を売り込むことができる。あとは、それを具体的に説明するエピソードを加えて、説得力のある出来にすれば良いだろう。・・・と、ここまで深夜のノリで適当に書き綴ってみたが、とりあえず現段階ではこんな感じで押していこうと思っている。
――逆に、(*^o^)「私は10年間ホームページを運営してきました」「大学サークルで冊子を作ってみんなに喜んでもらえました」などと得意げに語ってみても、企業側としては(w∀w )「それは凄いですね。では、その経験は当社で働くうえでどのように役立ちますか?」と訊き返すだけである。そのような問答は時間の無駄であり印象が悪くなるだけなので、最初から省かなければならない。現時点で創造力がプロ並みならまだしも、俺はそうではないのだから、「そこから何を学んだか」「どのような努力をしたか」ということを説明したほうがいい、というかするしかないのである。
さて。
そんな感じに専門の本を読んで考えてみると、何となくであるが、俺の就活は上手くいかないような気がしてきたのである。確かに、俺は人よりもアピールがやりやすい部類には入ると思うが、大学で2留したことからも分かるようにグダグダになりやすい性格であるため、第1志望に落ちてズルズルとやる気が無くなり、結局は全てが失敗というオチになってしまうような気がするのだ。
・・・いや、仮に失敗する可能性が高かったとしても、もうこれが俺にとっての最後のチャンスである。俺は、大学に入った時点で人生は成功だと思っていたが、結局「大学」というものに上手く自分を合わせることができず、もはや崖っぷちの身である。だが、ここで就職活動が上手く行けば、この大学6年間を全てひっくり返す大逆転が可能である。今度こそ、自分の能力や趣味を活かした自分の人生を、自らの足で歩んでいけるようにするのだ。これが、人生最後の、そして最大のチャンスである。大学受験など、この時のための準備に過ぎなかったのだ。
インターネット。
そこでは、
改行の多い文章が流行っている。
このように。
一言で喋ることができる
そんな文章についても、
わざわざ改行が入れられている。
とりわけ、個人の日記などでは、
こういう書き方が大流行している。
その理由は、果たして何なのだろうか。
まず、メリットを述べる。
箇条書きのように、
自分の要点をまとめることができる。
また、単語を並べるだけでも、
独特のリズムを作り出すことができ、
一種の「体言止め」のような味も出すことができる。
無職。
不合格。
○貞。
こんな感じだ。
また
携帯電話デバイスでは
一般に
画面の横幅が
極めて狭いため、
このように
大量の改行を
行ったほうが
読みやすく
なるのである。
その他、
この書き方では
感情の余韻を含ませやすく、
何となく考えているような雰囲気も醸し出せること。
言葉を羅列するだけで
簡単に文章が書けること。
要点しか書いていないので、
とりあえず重要な要素は伝わることなど、
それこそ、
この「改行書き」は
大流行となるだけの
理由が存在するのである。
――だが。
俺は
・・・・・・
このような書き方を絶対に行わないのである。まず、この「改行書き」(命名:俺)は非常に多くの人が利用する書き方であるため、作風としてはやや陳腐化しつつある。そして次に、この技法を使うと上下の長さがやたらと増えるため、その分だけスクロールする手間が出来てしまう。他にも、改行書きでは「文章の形」というものを一目で捉えることができないため、「全体としての読み方」や「長さ」を捉えることができず、これまた長文ではストレスを与えやすくなってしまう。そして俺は一度に多量の文章を書く人間であるため、こうやって文章を左から右へと詰めて書いているのだ。おかげさまで、「ご飯を食べながらでも見やすい」と、一部の読者さんから大好評である。まあ、短いフレーズが上から下へと流れるサイトが多い現代では、こうやってガッツリ文章を書くサイトというのは、一種のアンチテーゼとして活きてくるのではないだろうか?
・・・また、これは当たり前であるが、「改行書き」へのアンチテーゼと言っても、「改行を一切行わず左から右へスクロールさせる」という形式を利用するつもりはない。なぜなら、PCにおける「横スクロール」は、読者に強いストレスを与えるものであるからだ。そういうことが昔の本に載っていたのを、俺は今でも覚えているのである。・・・ね、実際に横スクロールをやってみると、めっちゃイライラするっしょ? 俺もイライラするわ。なんなんだよ今日の日記は・・・(;^o^) |
また、他の大きな「改行書き」の問題としては、改行書きは短く書かなければ意味がないため、どうしても言葉を省きがちになる。そして、言葉を省くと論理性が著しく低下してしまうのである。まあ、純粋な「日記」であれば、それくらいのほうが感情を表しやすくて良いのかもしれないが、しかし俺はガッツリ書かないと気が済まない性格であるため、やはり左から右へと順序良く進めていくのが良いのである。また、FFプレイ日誌は論文であるため、論理立ててじっくりと説明していく以外の形式は有り得ない。逆に、もしFF13プレイ日誌とかが改行書きだったら、どれだけイライラすることか・・・。
ということで。今回の「改行書き」は、俺のサイトには使えない技法であるということが分かった。では、それを逆手に取って、一種のギャグとしては使うことはできないだろうか? が、そう思ってしまうのと上手く行かないのが文章である。例えば、この日記の日付部分でとてもポエミィな意味の無い文章を書いてみたのだが、どうにもウケを狙いすぎて、全く面白くなくなってしまった。やはり、付け焼き刃では文章は書けないのである。
・・・では、こういう時にどうすれば良いのかというと、基本は面白い人の文章を真似することであろう。そこで、「改行書きを利用した面白い文章」というものを探してみたところ、前に改編ネタとしてカバオAAと共に使った「オワルセカイ、コワレルキミ。悲しいね。だけど、現実よりもよっぽど綺麗だ」(【2010/6/24】)というものが見つかった。
――調べたところ、どうやらこの「悲しいね。だけど、現実よりもよっぽど綺麗だ」は、とあるCDに書かれたAmazonレビューが元となっているらしい。そこで俺は、検索を掛けて【そのCD】を見つけ、問題のレビューを書いた人のレビュー集を一覧で見てみた。すると、なんとこの2011年7月に、その人の新作ポエムレビューが別の商品に投稿されていたのである。これはもう、面白い改行ポエムの書き方を研究している俺にとって、最高の資料になるに違いない。というわけで、皆さまにも早速そのレビューをご覧いただこう。もちろん、お馴染みのAAも付けて・・・!
人人人人人人人人人人人人人人人人人人人人人人人人人人人人人人人人人人人人人人人人人 < 夢の終わり。 > < 終わらない世界で生き延びてしまった僕らは夢を見るために毎日を生きている。 > < けど、最近その夢すら奪われてしまった。 > < たくさんの人で溢れるビル街でいきなり立ちすくんで泣きだしてしまう。 > < 世界なんて終わってしまえばいいの。 > < あの娘がそう呟いた。 > < そういえば「世界の終わり」っていう曲を書いたロックバンドがいたね、と僕は上の空で答えた。 > < 彼女は少し欠伸をしてこう言った。 > < 世界はもう終わるのよ。 > < ――――そう、だね。僕はふさぎ込んでしまう。 > < でもヘッドホンで膝を抱えながらこのCDを聴いている僕は君に叫びたくなる。 > < 祈れ。 > < 祈れ。祈れ。祈れ。 > < 祈れ。祈れ。祈れ。祈れ。祈れ。祈れ。祈れ。 > < 祈れ。祈れ。祈れ。祈れ。祈れ。祈れ。祈れ。祈れ。祈れ。祈れ。祈れ。祈れ。祈れ。祈れ。祈れ。> < 祈れ。祈れ。祈れ。祈れ。祈れ。祈れ。祈れ。祈れ。祈れ。祈れ。祈れ。祈れ。祈れ。祈れ。祈れ。> < 祈れ。祈れ。祈れ。祈れ。祈れ。祈れ。祈れ。祈れ。祈れ。祈れ。祈れ。祈れ。祈れ。祈れ。祈れ。> < 祈れ。祈れ。祈れ。祈れ。祈れ。祈れ。祈れ。祈れ。祈れ。祈れ。祈れ。祈れ。祈れ。祈れ。祈れ。> < 祈れ。祈れ。祈れ。祈れ。祈れ。祈れ。祈れ。祈れ。祈れ。祈れ。祈れ。祈れ。祈れ。祈れ。祈れ。> ∩_∩ < 祈れ。祈れ。祈れ。祈れ。祈れ。祈れ。祈れ。祈れ。祈れ。祈れ。祈れ。祈れ。祈れ。祈れ。祈れ。> / \ /\ < 祈れ。祈れ。祈れ。祈れ。祈れ。祈れ。祈れ。祈れ。祈れ。祈れ。祈れ。祈れ。祈れ。祈れ。祈れ。> | (゚)=(゚) | < 祈れ。祈れ。祈れ。祈れ。祈れ。祈れ。祈れ。祈れ。祈れ。祈れ。祈れ。祈れ。祈れ。祈れ。祈れ。> | ●_● | < 祈れ。 > / ヽ < 今すぐ、 > | 〃 ------ ヾ | < 祈るんだ。 > \__二__ノ YYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYY ∩ ∩ | | | | | |__| | / / ヽ \ / (゚) (゚) | | _○_ | \__ヾ . .:::/__ノ しw/ノ ___ 人人人人人人人人人人人人人人人人人人人人人人人人人人人人人人 / ̄ヽ/ \ / \/ ̄ヽ < 49 人中、21人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。> | / (゚) (゚) | | YYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYY | | 三 | | \_ノ\_ __ノ\_ノ | | | | (_,、_) しwノ |
くっそwwwwよっわwwww俺よっわwwwwwwww
・【ドラクエ8
プレイ日誌】を更新したよ!
・【第2回:日記アンケート】(終了しました)を開始したよ!今回は環境の話が中心だよ!熱い応援メッセージや愛の告白も待ってるよ!
・こっそりと【第一回日記アンケート結果】を公開したよ!2年前とか遅すぎるよ!
うわああああああああああああネット回線止められたああああああああああああああ!!!!!!!
復旧までしばらく掛かるよ!待っててね!ちなみにこの更新は研究室よりお送りしてるよ!!!!!!!!!
ふう、なんとかネットが復旧した・・・。
ということで、切断中に作っていた「System:
Trishula」のVer 0.97をリリースしました! 今回の目玉要素は「携帯電話モード」の実装です。ちなみに、こちらはとてもどうでもいいですが、こっそりと画面の右下にバージョン情報が表示されるようにもなっています(携帯電話端末以外)。さて、その「携帯電話モード」の概要は以下の通りです。
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まず、最も大きいのが「記事を1日ずつ表示するようになった」ということである。というのも、携帯電話の性能では、一般モードで表示している最新5日分ですら明らかに重すぎるため、今回からプログラムで携帯電話端末か否かを検出し、そして携帯電話ならば記事を1件ずつ表示するように改良を行ったのである。
・・・また、当サイトのデザインはPCでの閲覧を前提として作られているため、携帯電話でアクセスした場合には、一部のデザインが邪魔なだけとなってしまっていた。そのため、携帯電話モードではそれらの表示を簡略化することにより、軽量化と視認性の向上を目指していった。なお、これにより本文の内容が変わることはない。というか変えられない。
――他にも、過去ログを読む際、通常モードでは1ヶ月分をまとめて読み込んでいたが、携帯電話ではそんなことは絶対に無理であり、事実上過去ログが表示できないのと同じという事態に陥っていた。そのため、携帯電話の場合には、まずその月の記事の一覧を表示し、その中から1件ずつ記事を選択していくシステムに変更することにしたのである。なお、この点のみPC版には無いオリジナル機能であったりする。
・・・さて。読者さんの中には(;・∀・)「こんな機能は実装しといて当たり前だろ。なに今さら嬉々として発表しちゃってんの?」などと思う方もいらっしゃるだろう。俺もそう思う。
しかし、あえて今回このような更新を行った理由は、まず現在行っている【日記アンケート】(終了しました)にて、「携帯電話端末を使って日記を読んでいる」という方の割合が15%だということが始めて分かり、それだけの読者さんが居るのであれば、早急に何らかの対応をしなければならないと思ったからである。また、「携帯電話端末を検出する」というプログラム的な処理は難しいものだと漠然と俺は思っていたのだが、実際にやってみたら3行でできたため、そこからサクサクと「携帯電話モード」を作っていき、そして求める機能を実現することができたのだ。
――ちなみに、iPhoneやAndroid系のスマートフォンは、俺が使ったことが無い&仕様が分からないため、検出はするが特別な処理は行っていない。タブレットやその他の端末に至っては検出すらしていない。まあこの辺は、今後の使用ユーザーの動向に合わせて、柔軟に作っていくべきだろう。そのための「プログラム」だよ。
ということで、「携帯電話モード」の導入により、この「管理人の日記」が携帯電話で手軽に(?)楽しめるようになった(?)のである。
――さあ、あなたが通勤・通学に利用している「小田急線」「京王井の頭線」「田園都市線」「埼京線」「つくばエクスプレス」などの車内で、気軽に「管理人の日記」を読んでやろう!そして周りの人にどんどん宣伝しよう!無料です!一部コンテンツも無料です!!そして全体の1割以下である女性読者層をもっと充実させようよおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!
どうやらキュリー夫人は世田谷に住んでいたようである。先日から話題になっている東京都世田谷区の放射線騒ぎは、どうやら廃屋から放射性ラジウムの入った瓶("びん")が発見されるという決着に終わったようだ。そして、この「ラジウム」は原発事故では放出されることが無いため、今回の事件は福島第一原発事故とは関係が無いという結論になったのである。まったく、人騒がせの出来事だ・・・。
・・・さて、「ラジウム」という物質は、基礎的な放射性物質として知られており、1900年代の初頭にキュリー夫人によって発見され、その後に工業用・医療用の放射線源として使用されていた。しかし、近年では「コバルト60」という物質に取って代わられたため、ラジウムが用いられることは少なくなった。この「ラジウム」は、当たり前であるが有毒な物質であり、また用途も極めて限定されるため、所有しているのは大学や企業などの研究機関か、はたまた放射線治療を行う医療機関などに限定されている。一般人が今回のような高濃度のラジウムを手に入れることは、まず有り得ないのである。
――だからこそ、そのような物質が廃屋の地下に放置されていたというのは、何か陰謀めいたものを感じるのである。今回は市民からの通報で偶然に見つかったようなものであるため、ひょっとしたらこのような場所が日本中の至る所に存在するのかもしれない。まあ原発事故と関係が無かったのはひとまず良かったが、それとは別件として、この事件にも徹底的な原因究明が必要となるだろう。
ちなみに、今回の「ラジウム」は、小さな瓶のような容器に入って捨てられていたそうだが、それでは完全アウトである。実際、敷地を越えて道路側に放射線が漏れ出してたし。
・・・ではどうすれば良いのかと言うと、俺は某所で放射性物質:「コバルト60」の保管方法を見たことがあるが、それはもう小指の先くらいの小さな金属片のためにどっしりと重い金属製の容器が用意されており、しかも容器の表には毒々しい黄色と赤で放射能マークがプリントされていて、もう見た目からしてヤバイという感じであった。「放射性物質」とは、それくらい厳重に扱うべきものなのである。
――では、そのようなヤバさが漂う物質がどうして古い民家の地下で見つかったのかと言うと、まあそこで(;・∀・)「閑静な住宅街の地下で、放射線を扱う機密実験が行われていたッ!?」などという厨二心あふれる妄想も不可能ではないのだが・・・現実的なところとしては、どこかの大学か研究機関が放射性物質の処理に困り、瓶に移し替えたうえで廃屋の地下に投棄したという線が濃厚であろう。となると、問題となるのは当然誰が捨てたかということになる。ふーむ・・・そう言えば、なんか近くにでっかい大学があったような・・・。
さて、今回の「東京の都心部でラジウムによる高い放射線量が観測された」というのは、実にショッキングなニュースであった。しかし、それは予見されていたのではという学説も存在する。例えば、最近になって登場したチーバくんのパチモン「らじる」は「ラジウムで被曝する」という言葉が語源であるし(※違います)、また「ラジオ」のネーミングは、ラジウムが好きで好きで仕方ない「ラヂ夫」と呼ばれた研究家に由来しているという(※していません)。そのような言葉が数多く存在する日本で、ラジウム汚染が起こることは必然の出来事だったということである。
――しっかしまあ、このラジウムが投棄されたのが最近ということは無いだろうから、捨てられてからこれまでにずっとラジウム瓶は強い放射線を放ち続けていたということになる。まったく、何というテロ攻撃であろうか・・・。こんなことをやったのは、一体どこのどいつだ。というわけで、今夜は瓶ラジウムのテロ行為について、その犯人を予想してみたのである・・・!
分かった。瓶ラディン。瓶だけに。
まだまだ【第2回:日記アンケート】(終了しました)をやっております! 投票期間は16日(日)の更新分、つまり17日(月)の早朝までとなっております。まだの方は是非ともご投票ください。
・・・やれ、このサイトで「アンケート」と言えば、毎年春に行っている「FFプレイ日誌vs管理人の日記」のメインコンテンツ対決が有名ですが、それとは別に「管理人の日記」に焦点を当てた「日記アンケート」というものも存在し、そちらは2年に1回・奇数年の10月に行っております。というか第2回なので今回からそういうことに決めました。
――さて、今回の日記アンケートは、「どのような環境で当サイトを閲覧していますか?」という話題を中心的に扱っています。現在では「インターネットと言えばパソコン」という時代は終わり、様々な機器でインターネットを楽しむのが普通となりました。そのため当サイトとしても、できる限り多くの人に最適な環境で楽しんでもらうため、まずは読者の皆さんの状況を知ることが重要だと考えたのです。そして実際に、今回のアンケートの途中結果を受けて、携帯電話向けの「携帯電話モード」を作ったり、画像にマウスを乗せた際の「画像コメント」を「Firefox」「Google
Chrome」「Safari」などのブラウザでも読めるようにしたりと、様々な改良を加えています。ちなみに、画像コメントの改良は今日からだったりします。くそっ、まさか「属性」をaltからtitleに変えるだけで良いとは。こういうの、意外に一人だと気付けないんだよなあ・・・。
ちなみに、第1回の「日記アンケート」を行ったのは2年前、つまり2009年の9月です。【その時の結果発表】を見てみると・・・まあ、何と言うか、時代の流れを感じさせられますねえ。まったく、当時の「1ヶ月ごとのテーマ」というものを強く意識していたことも分かりますが、それにしたって当時の俺はどうしてあそこまで恋愛をしたかったんだ。そんなもんどうでもええわ・・・(;^o^)
――そんなこんなの、【第2回:日記アンケート】の投票は明後日までです。頂いた意見は必ずや今後のサイト運営に役立てていきますので、まだ投票されていない方は是非ともご協力お願いします!!
うわああああああああああああああPS2ですら画質すっげえええええええええ!!!!!!
・・・というのも、本日付けで更新した【ドラクエ8プレイ日誌(第4話)】では、試しにHDMIキャプチャを使って日誌のスクリーンショットを撮ってみた。すると、あまりにも画質が良すぎてウットリしてしまったのである。上の画像を見ていただければ分かるが、もうPS2とは思えないレベルのクッキリさであり、PCディスプレイレベルであればPS3ソフトと比べても全く遜色は無い。そして更に、小さなサイト掲載用の素材としては、もはや完璧以上の画質となっている。PC画面ですら見劣りしていたビデオテープ時代(【FF12:低レベル+入店禁止クリアーの10話】など参照)と比べると、まさに夢のような環境なのである。
――しかし、実は俺はドラクエ8のプレイ自体を既に終盤まで進めており、それまでの映像はキャプチャしていないため、結果としてこの超画質は今回のみとなってしまうのである。うーむ、次の第5話はストーリー前半の大きな山場となるため、できる限りスクリーンショットにもこだわっていきたいのだが・・・。
ちなみに基本事項として、HDMI端子が付いたのはPS3からであるが、俺のPS3は6万円時代の初期型(【2007/3/11】)であるため、PS2のゲームソフトも楽しむことができる。そして、PS3ではDVDビデオやPS/PS2ゲームなどのSDグラフィックをHD画質にアップコンバートする機能が付いているため、もちろん本家のHD動画には見劣りするものの、思い出通りのクッキリとした画質を楽しめるようになっているのだ。
なお、現在販売されている薄型(?)のPS3からは「PS2のゲームをプレイする機能」が削減されているが、初代PSのゲームとDVDビデオの再生機能は備えている。また、初期型の20G/60G版PS3を中古屋などで買った場合も、インターネットに接続してップデートを行うことで、最新版のアプコン機能と同じものを得ることができる。このPS3のアプコン機能は数十万円もする専用機並みとされているため、その点で安価なメディア専用機として購入を検討してみる価値もある・・・かもしれない。PS3はFF13もプレイできるしな。FF13おもろいよ!無駄なくゲームを進めていくことができて、シナリオもグラフィックも最高水準だよっ!!
――ちなみに、HDMIキャプチャでPS/PS2/PS3の全てのゲームが録画できるようになったというとことは、つまるところ俺にとって携帯機以外の全てのゲームがプレイ可能になったということであり、2007~2011年9月までに使用していた黄色端子/S端子対応のキャプチャデバイスは完全にお役ご免となってしまった。うーむ・・・誰か、この黒い機械を引き取ってはくれないものであろうか。確かに、黄色端子/S端子でしかキャプチャできないから、PS3のゲームを録画するには力不足だけれども、その他のPS2までのゲームならば十分であるし、それに黄色端子/S端子は取り扱いが容易であるため、「動画キャプチャ」というものを学ぶに当たってこれ以上は無い素材になっている。誰か、俺の代わりに貰いうけてはくれないものだろうか。ちょっと機嫌の問題があって、扱いづらい子だけれども・・・。
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今、タイで大洪水が発生しているという。・・・まず、この時点で俺には(;^o^)「大洪水が発生"している"ってどういうこと? 洪水ってのはドバーッと来るもんでしょ??」などという疑問が浮かび上がってくるが、しかしこれは海抜の低い地域が多いというタイの国柄に由来するものであり、日本的な感性で言えば「洪水」よりも「水害」と表現したほうが適切であろう。ほれ、東海地方(除:静岡県)在住の方々にはお馴染みの、あの県境地帯にある「輪中」地域と同じである。タイでも大雨が降って堤防が耐え切れなくなったため、海抜の低い地域がモロモロに浸水してしまったのだ。
――というわけで、タイは今まさにタイ変な状況となっているわけであるが、こういう時こそタイ洪水にタイするタイのタイ性が重要となるのである。そもそも東南アジアは雨の降りやすい地域であり、タイ西部に位置するバングラデシュなどは季節によって人々が移動しなければならないほどの降水量となっている。そのことは、高校授業の地理で学んだ「浮き稲」のエピソードなどで覚えている人も多いだろう。
・・・しかし、タイには日本のタイ企業なども進出しており、もはや「これがタイという国の特色だから、水害は仕方ない」という言葉では済まないレベルとなっている。そんな余裕をかましていては、日本をはじめとする先進国の企業たちは、皆が皆タイから撤タイしてしまうことであろう。それは、経済発展をタイ現すべき「タイ」にとっても「先進国」にとっても、決してタイ岸の火事とは行かないタイ惨事なのである。
さて、水害と言えば、この2011年の日本にとっても決して他人事では無い話となっている。まず、3月の東日本タイ震災では「津波」という忘れかけていた恐怖が東北の沿岸部を遅い、また8月~9月のタイ風ラッシュでは、「水」というものの恐怖それ自体が和歌山・奈良・三重や新潟・福島の人々を襲撃することになった。これらの経験は、「水」が人間にとって恵みあるものであるということと同時に、それ自体が脅威にもなりうるという自然の摂理を、多くの人たちに体感させたことであろう。とにかく、「水」というものは、タイらな土地全てを押し流してしまうのだ。
――では、そんな「水」の恐怖を前にして、我々はただ震えるしか無いのであろうか? そんなことは決して無い。もちろん、驕り高ぶっては「井の中の蛙タイ海を知らず」となるのは目に見えているが、しかし(
^o^)「人は自然界という神の前では小さな存在に過ぎないのだ・・・」などとタイ二病を気取ってみても、それはただいタイだけの人間となってしまう。やはりここは、この地球に生きる者の使命として、タイ自然にも果敢に立ち向かっていかなければならないのであろう。人間は、自然を支配できる可能性を持った唯一の生物なのである。関係無いけどタイ根っておいしいよね。
そんなこんなで、今回のタイの水害は凄まじいまでのタイ被害をもたらしており、同じアジアの同胞として、決して見過ごすことはできない。もちろんタイ策は必要であるが・・・この事件を機に、「タイは洪水でタイ破するタイ変危険な国なんだタイ避しなければならないんだ」などと思うことがいっタイぜんタイ有って良いのだろうか? いや、まずは経済的な援助が必要であるし、場合によっては自衛タイやNGO団タイなどを派遣する必要も出てくるであろう。特に今年は、我々日本人も自然に苦しめられた身であるため、同じく苦しんでいるタイの人々を見捨てるようなことは、絶タイにあってはならないのである。
・・・恐らく、タイという国家は、ずっとこういった大水に苦しめられてきたのであろう。それでも、人々はタイに住むことやめなかった。それはつまり、大いなる自然に立ち向かっていこうと決めたということである。もし、人間だけが災害の地から逃げ出してしまうことがあったならば、「人間」という種族はタイ化してしまっていたことであろう。タイタイ、他の植物も動物も、全て災害の地で懸命にて蘇ろうとしているではないか。
――まあ、今回のタイの水害は50年に1度のタイ規模ということもあり、つい諦めタイ気分となってしまうが・・・それでも、人間は自然というものにタイ抗しなければならない。地球さんから見ればけっタイな話であろうが、タイの人たちはタイの自然にタイ応しなければ生きていくこともできないのである。まタイつかタイでタイしたタイをタイげんするタイのタイへいようさんタイをみタイしタイタイタイタイタイこくなどタイはないがタイいがいにはこうタイできないしタイのようなタイおうやタイにタイざいしタイときにもタイのようにタイせるタイこくなどいっタイぜんタイタイとタイしたタイおうのタイこうとはタイぎてきなタイさくをするタイしにこうタイしタいタイタイさくをタイきしなければタイなしだしタイのしっタイにけいタイだててタイめんしタイしじタイによってはタイとこうタイしてタイのタイせいやタイひょうをタイこうするようなタイしたタイタイタイさくもタイのじタイをじタイしタイのでなければタイにタイするタイタイのタイタイタイタイタイさくとしてこうかをきタイできるしタイのじょしタイせいのタイとふくはかわいいしげんタイタイにはタイこくとしてのタイおうをタイさなければタイどうできずタイタイこくもタイ・・・
俺は、この冬に発売されるPS3「ファイナルファンタジー13-2」を中古で買うことに決めました。
・・・その理由は、「主題歌のCD」に関する特典商法である。というのも、FF13-2では主題歌のCDを買うことによってゲーム内で使える装備品が手に入るというシステムが採用されており、「シングルCD」と「アルバムCD」の2種類で別々の要素を収録し、しかも両方を買うことにより更に強力な装備アビリティを入手できるという。・・・とまあ、このようなゲーム性無視の凄まじい拝金主義を制作側が嬉々として発表しているのを見て、もうスクウェア・エニックスにはついて行けない、いやついて行きたくないと感じたからである。中古で買えば、少なくともスクウェア・エニックスに利益が渡ることは無い。
――まったく、FF13-2の「新要素」が極めて不安であるということは、俺は以前の日記で既に触れた(【2011/10/3】)が、そもそもそういった「新要素」をことごとく持ち上げ、逆に「不満点を改良」などと発表するのは、まるでFF13が駄作であったと言っているようなものである。確かに、前作のFF13はかなり特徴的な作品であったが、それでもゲーム性はしっかりと成り立っていたし、俺もそれを理解したうえで楽しんでいった。そういうものを安易に批判して人気取りの手段にしようとするなど、あまりにも節操が無さすぎる。しかも、「13-2」は「13」の続編なのである。そんなやり方でファンが納得するとでも思ったのだろうか?
というわけで俺は、FF13-2の販売やプロモーション戦術に全く賛同することができず、むしろ不快感すら抱いているため、今回「新作を中古で買う」という決断を下したのである。中古で買えば、純粋に払う金額を新品よりも抑えることができるが・・・むしろそれはどうでもよく、開発のスクウェア・エニックスに1円もお金を渡さなくていいという意味が大きい。
・・・これまで、俺はFFシリーズの作品を発売日に定価で購入してきたが、それでも損をしたという気持ちは全く無く、むしろ作品内容を考えれば納得というものであった。しかし「13-2」では、現段階で既に「作品を信頼してお金を払う」ということはできそうもない。それこそ、そんなものとは真逆の状況である。だから俺は今回、意図的に「利益を渡したくない」ということを考え、そして「中古で買う」という決断を下したのだ。
――俺は、今までずっとFFシリーズのファンをやってきて、前作の「FF13」などは、シリーズ中でも特に思い入れが深い作品であった。しかし、そんな人間でさえも発売前に呆れてしまうほど、今回の「13-2」の商法は酷すぎるのである。ファンの期待に「応える」のではなく、それを「利用」しようとすることなど、絶対に許されるはずが無い。俺は、誰かを儲けさせるためにゲームをやっているのではない。そんなものは「ゲーム」ですらありはしない。まったく、天下の「FFシリーズ」がその程度に落ちぶれてしまうとは、また「FFシリーズのファン」がその程度だと見くびられているのは、まったくもって嘆かわしいことである。
FF10におけるザナルカンド遺跡の最深部:「魔天」では、ゲーム終盤の大きな山場となるシーンが展開され、当時最高峰のグラフィック演出も相まって、ファンの間で「名シーン」として親しまれていた。
それが、続編のFF10-2では、なんと「おさる!」と答えるという薄ら寒いミニゲームの舞台にされてしまい、もはや俺としては思い出を屈辱的にまで蹂躙されたという気持ちしか残らなかった。
「自由な冒険」「マルチエンディング」「周回プレイ」「やり込み要素」「ミニゲーム」「ムービー削減でゲーム性上昇」「ボリュームは前作並み」などと煽った作品の末路が、このザマである。
いわゆる「2chまとめブログ」が福島米に関する捏造記事を掲載したことに対して、熊本県のJA(農協)組織が正式に抗議のメッセージを出したという。
・・・というのも、先日テレビで「福島県の農家が検査用に作った米を破棄している」という旨の報道が為された際に、処分米をJAあまくさ(熊本県)の使用済み紙袋に詰め込んでいるシーンが放送された。そういう際に中古の米袋に「×」印を付けた上で使用するというのは、農家ではよくあることなのだという。ところが、その映像を静止画でキャプチャーした画像に、「福島県の農家が産地を偽装して汚染米を出荷しようとしている」という説明が付けられ、その題目で2ちゃんねる(ネット掲示板)にスレが立てられた。そして、問題はここからである。そのスレッド内では、番組を見た人や農家の内部事情を知る人から「産地偽装というのは事実ではない」などという指摘も為されたのだが、逆に「2chまとめブログ」の管理人はそういった指摘を意図的に無視し、それどころか事実誤認を最大限に煽る内容で自サイトに記事を掲載したのである。それにより、JA熊本には「なぜ福島で熊本県の米袋が使われているのか」などという苦情が殺到することになった。そして、ついには熊本のJAが抗議のメッセージを出すことになったということだ。
――実は、こういうのは2chまとめブログにはよくある話である。というのも、「2chまとめブログ」は、アクセス数を稼いで広告収入を得るというのが主な目的であり、そのためには「事実」などは二の次で、とにかく不安感や不快感を煽ってクリックを誘うような記事が日常的に掲載されている。しかも、その記事というのは大半が2chの書き込みの引用によって構成されているのだが、そんなもの所詮は管理人が恣意的にコメントを選んでいるに過ぎないのに、「ネットの書き込みを並べる」という形式上、それが「インターネット大衆の意見」などと一般化されやすい。そういった問題点が総動員されたのが、今回の福島第一原発事故に関する話である。この明るみに出た問題以外にも、以前から「2chまとめブログ」では事実無根の中傷記事が次々と掲載され、福島の人々を傷つけると同時に、「風評被害」を拡大させていったのだ。
俺は、こういう「2chまとめブログ」というものが心の底から大嫌いである。不安や対立を煽って人気取りをしようとするやり口も嫌いだし、他人の書き込みを無断転載して「ネットの意見」などと綺麗面をしようとする書き方も許せないし、何より今回のような最低の行為を金儲けのために平然と行っているというのが人間として信じられないのだ。
・・・振り返ってみると、こんな俺でも「誰でも発言できるインターネットが真実!」などと考え、「2chまとめブログこそインターネットの未来」などと書いていたことがあった(【2011/4/2】など)。ところが、今回の東日本大震災による原発事故の後、「2chまとめブログ」がひたすら不可解な情報を垂れ流してるのを見て、「何かおかしい」と感じるようになり、調べていくうちに、「2chまとめブログ」というものの収益システムを知り、そしてその管理人の意識の低レベルさというものも分かってきた。そして現在では、もはや2chまとめブログなど不愉快をばらまく嘲りの対象でしか無くなってしまったのである(【2011/9/29】の◆4など)。あんな、他人を非難して自分を立てたいだけの人間が、「正義」を語り、「テレビ・新聞・政府は糞!腐敗!捏造!!」などと声高に宣言しているのは、まったくもって笑わせられる。
――本当に、最近の「2chまとめブログ」のモラル崩壊には恐ろしいものがある。政治や外交を汚らしく非難したり、問題発言をした個人を徹底的に攻撃して潰したり、「FFシリーズ」などメジャーな作品を非難して通ぶったりするのは昔からあったことだが・・・最近では、上記のように意図的な捏造情報を流して対立を煽ったり、まとめブログを更にまとめただけの記事を掲載したり、更に驚くべきことには「ネタバレ」と題して発売日前のジャンプ漫画を平然と掲載することもザラとなっている。とにかくもう、競合ブログ内でトップに立ち、そして「アクセス数=金」さえ稼げれば、あとは知ったかという感じである。
まったく、こういった「2chまとめブログ」が偽情報で不快感を煽って金儲けをしているのは、それ自体が不愉快以外の何物でも無く、非難されてしかるべきことである。とりわけ、苦境に立たされている福島の人々を傷つけて私腹を肥やすようなことは、絶対に許されない最低最悪の行為である。恐らく、「恥を知れ」という言葉は、今回のような場合にこそ使うべきなのであろう。
・・・しかしまあ、「2chまとめブログ」とひとまとめに言っても、ネタ系やスポーツ系の記事だけに特化した善良なサイトもあるし、もっと枠を広げて「インターネット」という目線で見てみれば、それは所詮「手段」の一つでしかなく、その中の人たちの考えは様々である。そういった人間が、今回のような「最低の2chまとめブログ」のせいで、「インターネット」というレッテルで同一だと判断されてしまうことは、なんともまあ残念だと言わざるを得ない。情報を伝える人間には、強い使命感と倫理観が必要である。それを怠った「2chまとめブログ」など、もはやネットの掃き溜め以外の何の価値も存在しない。
「エジプト」「リビア」「タイ」と続いてきた、この「やばい」シリーズも、いよいよ4作目である。次は、「ギリシャ」がやばいというのだ。
・・・その理由は、かなり前からニュースでなど多く報道されているため、既に知っているという人も多いであろう。今、ギリシャが財政破綻寸前の状況となっており、そういった政府に対する国民の不安が爆発し、公務員を含む多くの国民が反政府デモ("暴動")へと参加することになった。現在では、国会の前が抗議の人々によって埋め尽くされるという、まさに歴史番組の1シーンのような状況がギリシャでは展開されているのだ。
――ちなみに、ギリシャは全国民の20~25%程度が公務員というかなり偏った構成となっており、経済が好調な時は良いものの、いったん悪い方向へと転換すれば、その崩壊は時間の問題とさえも言われていた。そして今、財政破綻が現実の問題となった時、ギリシャの公務員たちはあろうことか自分たちを養ってきた国に対して反旗をひるがえすことになったのである。まあ、それに関しては色々と思うこともあるが・・・少なくとも、現時点の俺はそれに関して正しい判断を行うための材料が不足しているため、このギリシャのデモに対する善悪の評価は行わないことにする。それは、読者の皆さまがそれぞれに考えてみて欲しい。
ところで、このギリシャの経済危機に関して、一部の人々に話題となっているのが、デモに参加する犬のことである。というのも、このギリシャのデモには、反体制側の勢力として何故か犬が荷担しており、ニュース映像などでもその姿を見ることができる。この犬のことはネットでも多く話題となっており、積極的に政府側へと吠え掛かったり、また催涙弾を浴びせられるような危ない状況では一目散に逃亡するなど、一筋縄ではいかない能力を持っている。一部の人たちには「デモを先導している」などとさえも捉えられ、反体制側のシンボルとして親しまれているのだ。ギリシャのことがニュースに出た場合には、必ずこの犬を探したいものである。
・・・ちなみに、この犬は首輪を付けているが、どうやらギリシャには野良犬を飼い慣らして首輪を付けるという習慣があるそうで、この「犬」には特定の飼い主が存在するというわけではないようだ。それだけにむしろ、特定の誰かに属する存在ではないということで、この「犬」は反体制側に対して更なる人気を集めることになった。まったく、新ジャンル:権力じゃない犬の誕生である。
――まったく、合理的に考えれば、この犬は恐らく人間が大好きで反体制側に協力しているだけだと思うのであるが、これをもって「犬さえも激怒するギリシャの政治体系」などと、反体制側に荷担するような言論も一部では見られている。まあ体制側にとっては溜まったものではないだろうが、それはそれで面白い言論であり、俺としてはOKであるとも思うのだ。まあ、これが所詮は「対岸の火事」というものの限界である・・・。
そんなこんなで、この21世紀としては思いもよらないほどの大荒れとなっているギリシャ情勢に関して、一部では「まるで『北斗の拳』のようだ」などという意見も寄せられている。
――だがしかし、俺はそれは違うと思うのである。むしろ、これだけ犬が大暴れしているところを見ると、それは「北斗の犬」と呼ぶべきであろう!
遊戯王カードでは、「ストラクチャーデッキ」という名前で、テーマごとに合わせた構築済みデッキが販売されている。1個1000円と手頃な価格で購入でき、必ず40枚の同じカードが入っているうえに、収録されているのも、5枚の新カードに加えてテーマに沿った強力カードや絶版カードの再録など、実に魅力的なラインナップとなっている。この「ストラクチャーデッキ」シリーズは、現在までに多くの種類が発売されているため、初心者には入門用として、中級者には強力カードの増強用として、上級者には新カードの入手用として、まさに全てのプレイヤーにお勧めなセットであると言える。
・・・が、しかし。その最新弾である「ストラクチャーデッキ:ドラゴニック・レギオン」では、凄まじいまでの強力カードが登場することになったのである。というか、もはや「超強力カード」とかいうレベルではなく、完全なるぶっ壊れカードに他ならない。ストラク出身の強力カードとして有名な「邪帝ガイウス」「マスター・ヒュペリオン」「暗黒界の龍神グラファ」程度ではもちろん、「ダーク・ダイブ・ボンバー」や「八咫烏」「混沌帝龍-終焉の使者-」といった鬼畜カードたちでも横に並ぶことは許されない。そのカードの名は、「ストラクチャーデッキ:ドラゴニック・レギオン」の看板モンスター、「ライトパルサー・ドラゴン」である・・・!
「ライトパルサー・ドラゴン」 ★6・光属性・ドラゴン族 ATK/2500 DEF/1500 ◆このカードは自分の墓地の光属性と闇属性のモンスターを1体ずつゲームから除外し、手札から特殊召喚できる。 ◆また、手札の光属性と闇属性のモンスターを1体ずつ墓地に送り、このカードを自分の墓地から特殊召喚できる。 ◆このカードがフィールド上から墓地に送られた場合、 自分の墓地のドラゴン族・闇属性・レベル5以上のモンスター1体を選択して特殊召喚できる。 ストラクチャーデッキ:ドラゴニック・レギオン/新規カード |
「レッドアイズ・ダークネスメタルドラゴン」 ★10・闇属性・ドラゴン族 ATK/2800 DEF/2400 ◆このカードは自分フィールド上に表側表示で存在するドラゴン族モンスター1体をゲームから除外し、 手札から特殊召喚することができる。 ◆1ターンに1度、自分のメインフェイズ時に手札または自分の墓地から 「レッドアイズ・ダークネスメタルドラゴン」以外のドラゴン族モンスター1体を 自分フィールド上に特殊召喚することができる。 ストラクチャーデッキ:ドラゴニック・レギオン/再録カード |
問題の「ライトパルサー・ドラゴン」は、★6で攻撃力2500であり、手札または墓地から自身の効果で特殊召喚をすることができ、更に「このカードは通常召喚できない。○○○○で特殊召喚する」と書かれた特殊召喚モンスターでも無いため、モンスター1体をリリースしてのアドバンス召喚も通常通りに行える。さらに、破壊されてしまった場合にも、墓地の「ドラゴン族/闇属性/レベル5以上」の大型モンスターを蘇生させることができるため、除去さえも苦にならない。この「ライトパルサー・ドラゴン」は、軽い召喚条件と高いステータス、そして優秀な効果を併せ持つ、非常に魅力的なモンスターだと言えるだろう。・・・普通なら。
・・・ところがどっこい、ここで「レッドアイズ・ダークネスメタルドラゴン」というカードの存在が出てくるのである。このカードの効果は「1ターンに1度、墓地かフィールドのドラゴン族モンスター1体を特殊召喚できる」というノーコストの蘇生能力であり、これまでもドラゴン族デッキの切り札となってきたカードである。・・・さあ、ここで2つのカードの効果を見比べて欲しい。そう、「ライトパルサー・ドラゴン」が破壊されると「レッドアイズ・ダークネスメタルドラゴン」を蘇生でき、「レッドアイズ・ダークネスメタルドラゴン」の効果によって「ライトパルサー・ドラゴン」を復活させられるのである!
――これはもう、(;・∀・)「2体同時に倒さないと無限に復活するってか!SUGEEEEEE」などというレベルではない。単純に、フィールド上のモンスター1体をリリースして相手に500ポイントのダメージを与える「キャノン・ソルジャー」を使えば、この2体のドラゴンを交互に投げつけるだけで勝利できてしまう。そして、このコンボでは戦闘を行う必要が無いため、先行1ターンでの1ターンキルも普通に成立する。さらに、他の無限ループ系1キルで見られる「キーカードの枚数が多い」「キーカードが制限・禁止カードになっている」「罠カードを含むため、1ターン待たないと発動できず、相手に破壊される可能性も高い」「対策カードを投入されるとすぐに失敗してしまう」などの欠点も存在せず、特にキーカードに至っては全く制限が掛かっていないどころかむしろデッキからサーチしてくる手段がこれ以上無いほどに充実しているため、極めて1ターンキルの成功率が高い。また、もし手札事故や対策カードによって1キルに失敗してしまったとしても、これらのカードはそもそものスペックが高いため、普通に殴り合うことも可能となっている。
というわけで、もしこのままの効果で「ライトパルサー・ドラゴン」が発売されてしまった場合、遊戯王は1キルのキーカードとその対策カードだけを大量投入して2人でドラゴンを投げつけ合う超絶クソゲーと化してしまうことであろう。・・・まったく、これまでに登場した同系統のカードには、ループ対策として「この効果はデュエル中に1度しか使用できない」「この効果で特殊召喚したモンスターはフィールド上から離れた場合ゲームから除外される」「コストとして使用した場合には効果が発動しない(タイミングを逃す)」などの制限が掛けられていたが、今回だけ何故かそれがスッポリと抜け落ちてしまっている。そのことを考えると、もはや今回の事態は確信犯と考えるしかないというものである。
――そんなこんなで、この「ライトパルサー・ドラゴン」は、ゲームバランスを崩壊させる史上最悪のカードであり、このままの効果であれば即禁止以外は絶対に有り得ない。まあ、その辺はコナミお得意のテキスト超解釈で辻褄を合わせてくるのであろうが・・・しかし、効果を発表する前にもうちょっと何とかならなかったものなのだろうか・・・。
最近、NHKの番組と番組の間では、「♪ポポポポポ~ンポポ~ン」というピアノの旋律と共に、美しい紅葉を背景に「きらり!東北の秋」なる文字が現れるという謎の映像が何度も繰り返し流されている。
・・・まず、この風景自体は大変美しいものであるし、ピアノのBGMもワンフレーズながら大変心に残るメロディである。しかし、問題はこの「きらり!東北の旅」という映像が短い時間に何度も繰り返されるということである。最近では、微妙な時間帯にNHKにチャンネルを変えると、「パパンパパン!BSで、会いましょう」と「♪ペポポポポ~ンポポ~ン」が30秒ほどの感覚でひたすら繰り返されてくれるため、これはもうそういう洗脳なんじゃないかと疑ってしまうほどである。あの3月のポポポポ~ン地獄の再来だわ。
――ちなみに、答えを言うと、この「きらり!東北の秋」というのは、単に被災地支援のためのキャッチフレーズ・・・ではなく、NHK・BSでこの10月22日から30日に放送される一連のシリーズ番組の宣伝コピーなのだという。つまり、もしこの紅葉の映像が用意されていなければ、全てが「パパンパパン!」になっていたということである。パパンパパン!地上波でやれっ!!
しかし、この「きらり!東北の秋」は、単に宣伝のためだけの映像というわけでもないようである。
・・・その証拠に、この紅葉の映像に続く部分を収録した物が存在し、そこでは被災地の★女子高校生★がピアノ伴奏と共に合唱を行うシーンが流され、さらにそれをBGMにして、東北地方の様々な美しい風景やそこで暮らす人々の姿が映される。そして最後に「東北で、会いましょう」というセリフが挿入されるのだ。この宣伝には、美しい東北の映像を流すことによる被災地の精神的な復興支援という意味もあるのであろう。
――ちなみに、映像では「東北で、会いましょう」と言っているが、実際には東北では会うことができず、あくまで番組はBSでの放送となっている。そのため、BS放送の契約をしていない世帯では「きらり!東北の秋」を視聴することはできない。くそっ、自信のある番組を作ったんなら、お願いだからBSじゃなくて普通のチャンネルでやってくれよ・・・。見れない番組の宣伝を延々と見せられてもねぇ・・・。
さて。
この「きらり!東北の秋」の番宣のロングバージョンでは、上に書いた通りに「合唱曲」が流れてくれる。では、その曲は果たして何という曲なのだろうか?
・・・調べてみると、どうやらそれは「きらり!東北の秋」のために作られたオリジナル曲であり、題名は「ねぇ ここにいて」というのだそうだ。そしてどうやら、フルバージョンを一部抜粋でCMに使っているのではなく、本当に90秒ほどの1コーラスのみが存在するのみなんだそうだ。ふーむ、これはNコン(NHK全国学校音楽コンクール)あたりでのリメイクフラグが立ったような・・・。
――ところで、この合唱曲は「ピアノ伴奏が魅力的」「被災地の女子高生が歌っている」というだけで、俺にとっては十分に印象に残る曲であったが・・・しかし、合唱曲であるからには、何らかの「詩」が存在するはずである。というわけで、今回俺は【こちらの動画】を参考に、「きらり!東北の秋」に使われている合唱曲:「ねぇ ここにいて」の歌詞を書き起こしてみたのである・・・!!
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(;^o^)「 うわああああああああああああああああああああああああああ ああああああああああああああああああああああああああああ ああああああああああああああああああああああああああああ あゃああああああああああああああああああああああああああ ああああああああああああああああああああああああああああ ああああああああああああああああああああああああああああ ああああああああああああああああああああああああああああ ああああああああああああああああああああああああああああ 爆発爆発爆発爆発爆発爆発爆発爆発爆発爆発爆発爆発爆発 爆発爆発爆発爆発爆発爆発爆発爆発爆発爆発爆発爆発爆発 爆発爆発爆発爆発爆発爆発爆発爆発爆発爆発爆発爆発爆発 爆発爆発爆発爆発爆発爆発爆発爆発爆発爆発爆発爆発爆発 爆発爆発爆発爆発爆発爆発爆発爆発爆発爆発爆発爆発爆発 爆発爆発爆発爆発爆発爆発爆発爆発爆発爆発爆発爆発爆発 爆発爆発爆発爆発爆発爆発爆発爆発爆発爆発爆発爆発爆発 爆発爆発爆発爆発爆発爆発爆発爆発爆発爆発爆発爆発爆発 爆発爆発爆発爆発爆発爆発爆発爆発爆発爆発爆発爆発爆発 爆発爆発爆発爆発爆発爆発爆発爆発爆発爆発爆発爆発爆発 爆発爆発爆発爆発爆発爆発爆発爆発爆発爆発爆発爆発爆発 爆発爆発爆発爆発爆発爆発爆発爆発爆発爆発爆発爆発爆発 爆発爆発爆発爆発爆発爆発爆発爆発爆発爆発爆発爆発爆発 |
最近、「結婚って難易度が高すぎじゃね?」と思うようになってきた。
・・・というのも、まず普通に「結婚」をするためには「恋愛」を行う必要があるが、ご存じの通り俺は23年間恋愛経験ナシであり、更にこれから恋愛ができる予定もまったくもって存在しないという状況である。少なくとも、現在所属しているコミュニティにおいて、俺が恋愛をする("できる")可能性はゼロに等しい。そのため、もし結婚相手が見つかるとなると1年半後に社会人となった後であるが、それも「社会人になれば恋愛ができる」という意味ではなく、あくまで「社会人になれば恋愛ができるかもしれない」という可能性の話でしかない。これまでずっと恋愛できなかった俺が、果たして社会人になってから相手を見つけられるのだろうか・・・?
――とまあ俺にとっては、「結婚」の前段階の「恋愛」という時点で既に超難易度となっているのであるが、そこから「結婚」という領域に進むとなると、更に難易度は上がってしまうのだという。まあ、「恋愛」の延長線上に「結婚」が存在するかどうかには議論の余地があるだろうが・・・もし「恋愛」と「結婚」が繋がっているとすれば、これまで23年間ロクな恋愛ができなかった俺がこの先に結婚できるとは思えないし、「結婚」だけが"打算的な何か"として独立に存在するとしても、俺が「結婚」をしようと思えるかどうかは微妙なところである。もし、俺のことを本当に分かってくれる女性と恋仲になることができれば話は別であるが・・・しかし、世の「婚活」などの話を聞いていると、「年収」やら「学歴」といった要素ばかりが重視されるように思えてしまう。それは「俺」ではなく、単に「年収」や「学歴」と結婚するのと同じだ。そういうのは、嫌だとかじゃなくて、怖いのである。「既婚者という身分を得るためだけの『結婚』なら、いっそのこと必要無い」・・・そう思うのは、決して俺だけでは無いというものだろう。
だがしかし、それでも俺は「結婚」をしたいと思うのである。まず、「結婚」ということのメリット・デメリットをつらつらと並べ、それで「結婚なんてしなくていいや」と考えるのは、まったくもって馬鹿らしい。あのさあ、俺たちの両親は俺たちをメリットとかそういうので産んだのかよ・・・? それに、もし俺の夢を心の底から支えてくれるような女性に出会えて、その人とずっと一緒に生きていくことができるのであれば、それはとっても嬉しいなって思うではないか。更に言えば、「子供」ってものはとても可愛くて、自分の生涯を懸ける意味にもなってくれるらしいし・・・。
――だから俺は、できることならば「結婚」をしたいのである。もちろん、「年収」だとか「学歴」だとかそういうものだけに吸い付いてくるパターンは論外であるが・・・もし、自分が本当に意気投合して、そして生涯を遂げられるような女性と結婚できるのであれば、もうそれ以上は無いという話である。このことを否定する人は、この世に居ないであろう。
・・・ま。今の俺には、目先の「恋愛」よりも、生涯における自分の夢を追い求めていくことのほうが重要である。しかも俺は、これまでずっと恋愛をすることができなかった人間であるから、これから先も、世間で言うような「恋愛」や「結婚」をするようなことは、決して無いのかもしれない。それでも、いつかは自分のことを本当に分かってくれる女性と出会い、そして幸せな「結婚」をしたいものである・・・。
俺は土日に予定があってJリーグの試合を見に行けないため、最近ではNHK夜10時台からの「サタデースポーツ」&「サンデースポーツ」にて、試合のハイライトを楽しんでいます。
・・・さて、いよいよ2011年のシーズンもいよいよ大詰めとなってきた。Jリーグでは1年に計34試合が行われ、残りはあと4試合である。全18チームのうち、優勝争いを行っているのは3チームだ。Jリーグでは「勝ち点」制が採用されており、上位3チームが3点の間にひしめいているため、これからの4試合の結果で順位が入れ替わることも十分にあり得る。この終盤の混戦こそ、リーグ戦の盛り上がるところである。
――また、Jリーグには「降格」のシステムが存在し、J1の全18チームのうち16位~18位の下位3チームが、「J2」と呼ばれる下部リーグに移動することになる。もちろんチームやファンとしては、この「降格」は避けたいであろうため、そのための「残留争い」というのも大いに盛り上がってくれる。現在では、18位:「アビスパ福岡」と17位:「モンテディオ山形」がほぼ降格を確定させ、また14位:「大宮アルディージャ」は先々週の浦和さんとの直接対決で浦和をしばき倒して降格圏をほぼ脱出したため、実質的に残り1枠を「ヴァンフォーレ甲府」と「浦和レッズ」が争うという悲惨な関東対決となっているのである。
◆2011年Jリーグ 第30節終了時点での順位表(下位) |
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順位 | チーム名 | 勝ち点 | 得失点差 |
14 | 大宮アルディージャ | 35 | -11 |
15 | 浦和レッズ | 32 | -3 |
16 | ヴァンフォーレ甲府 | 30 | -20 |
17 | モンテディオ山形 | 21 | -29 |
18 | アビスパ福岡 | 18 | -39 |
さて、本シーズンの残りの試合数は4であり、また「勝ち点」は減少することが無いため、現段階の状況は割と分かりやすくなっている。まず、勝ち点が18しか無い福岡は、仮に「甲府が残り4試合の全てで負ける」&「福岡が全試合に勝って得失点差で+20以上をマークする」をしても最大で16位にしかなれないため、今シーズンでの降格が確定してしまった。また、山形も甲府との勝ち点差を考えると、残り4試合で降格圏から抜け出すことは非常に難しいと思われる。しかも、山形の今後の試合では、今まさに優勝争いをしている名古屋グランパスとの対決があるため、勝つのはますます難しいというものだ。
・・・そのため、問題となるのは残り1つの降格枠なのであるが、これは上でも述べた通り、浦和と甲府が二強であり、あとは大宮もギリギリ微妙なところという感じだろうか。現段階では浦和のほうが上回っているが、その差は1試合で裏返る違いである。また、この中で大宮・甲府には最終節での直接対決が残っているため、場合によってはその試合で降格チームが決まるようなこともあり得るだろう。
――ちなみに、この中でも特に大宮さんは残留のプロであり、2005年のJ1昇格以降、12位~15位という微妙なところをふらつきながらも、常にJ1残留を保ち続けている。そのため、ファンの間では、オフサイドを取らせるためのラインコントロールと掛けて、降格ラインことを「大宮ライン」と呼んだり、大宮戦の使われなかったチケットが「落ちないお守り」などとして受験生の間で人気になっているという。恐るべきは大宮さん・・・。
ところで、俺は最近話題のハーフナー・マイク押しであるため、この降格圏のチームの中では特に彼が所属する「ヴァンフォーレ甲府」を押している。あの、日本代表としてのタジキスタン戦(11日)では、相手ディフェンダーのマークに遭いながらも、これ以上ないほどに綺麗な形によって2得点を挙げてくれたし、また甲府チームが16位と低迷する中で、1人Jリーグの得点王争いに名を連ねるなど、その実力は並大抵のものではない。そういう選手はJ1で揉まれるべきだと思うし、そのような試合でのゴールを個人的にも見てみたい。だからこそ、甲府には是非ともJ1に残留して欲しいと思っているのである。
・・・まったく、そこまでハーフナー・マイクにこだわるのであれば、別に残留争いとか関係無しに今年見に行けば良いではないか・・・というところであり、確かに今年12月3日(土)の試合では、実際に甲府さんが大宮戦で埼玉にやってきてくれる。しかし、俺は冒頭にも書いた通り、土曜日には他の用事があるため、少なくとも今年は試合を見に行くことができないのだ。むしろ平日にやってくれれば、普通に見に行けるというのに・・・。
――まあ、あれだ。俺は「いつでも試合を見に行ける」と思っているからこそ、実際に試合を見に行く踏ん切りが付かないのである。だから、何らかの方法でチケットが手に入るとか、または誰かから誘われるとかすれば、絶対に俺は試合を見に行って、そしてサッカーの虜となるはずだ。うーむ、何事も"きっかけ"を作るというのは難しいものである・・・。
今年頭から状況が移り続けてきたリビア情勢は、ついに結末を迎えた。政府側の最高指導者であった「カダフィ大佐」が、反体制側によって捕らえられ、そして殺害されてしまったのだという。これをもって、一連の反体制側の動きは一つの集結を迎え、これからは新リビアの「復興」と「発展」が中心になると言えるだろう。リビアの新しい国作りが、今こそ始まるのである。
・・・だが、しかし。これをもって、この先に楽天的な未来が広がっているというのは、いくら何でも状況を楽観視しすぎであると言わざるを得ないだろう。例えば、今まで「反体制側」として一つにまとまってきた「国民評議会」も決して一枚岩では無いため、これから先の国作りで異論が生じて分裂していくことも有るかもしれない。また、イスラム国にありがちな、宗派によった差別・弾圧の問題や、他国からのテロ組織の流入なども、決してリビアには忘れてはいけない懸案として立ちはだかってくる。我々は、「独裁からの解放=平和」などというお花畑の式が決して成り立つものでは無いと、既に知っているのである。
――まあ、今回のリビアの件は、他の国際社会からの支援を受けたとはいえ、あくまでリビア市民による圧政からの解放である。だからこそ、そういったモデルケースとして、今回のリビアには是非とも平和的な発展をしてほしいと思うのだ。もし「カダフィ時代のほうが良かった」とか「他国から侵略されたほうがマシだった」とか言われるようであれば、この半年以上の動乱とその犠牲は、全くの無駄ということになってしまうだろう。
さて、今回の件で注目すべきは、旧体制側のカダフィ大佐がその場で暴行を受けて殺害されてしまったということである。こういうのは、俺たち日本人にはよく理解ができない。確かに嫌な指導者が居たとしても、その場で殺してしまうということは有り得ないし、仮に殺したいほど憎んでいたとしても、裁判に掛けて「公正な裁き」を得るというのが普通であろう。しかし、世界的にはむしろ、このように憎んでいる相手ならばその場で殺してしまうというのが普通なようである。うーむ、歴史漫画の中ではよく有るシーンであるが、実際に2011年にもなってこういうことが起こるというのは、どうにも理解ができん・・・。
まあ確かに、「裁判を受けさせる=正義の裁き」などという単純な式が成り立たないのは事実であるが、しかし旧指導者を捕まえて、そして万が一ではあるが新しい体制へと協力させることができるのであれば、リビアという国の復興もいち早く進んだだろうし、旧体制の「罪」を認めさせ、それによって新政権の正当性を証明することができれば、それは新しい国作りに多少なりとも役立つものとなったかもしれない。そういった可能性を摘んだという意味では、その場で「カダフィ大佐」を殺してしまったというのは、大きな失敗であったと言える。
・・・何にせよ、それらは我々が日本人という、ある意味で平和ボケた環境で生きていたからこその感想かもしれない。我々は、何万人という単位で国民が虐殺されるような酷い指導者に出会ったことは無いし、戦争によって国が丸々消滅してしまったことも無く、民族分断の悲劇や、逆に一国に複数の宗派が詰め込まれてしまうようなことも無かった。そういったものは、日本人にとって、やはり「対岸の火事」に過ぎないのである。
さて、この「カダフィ大佐」の死骸は、拘束作戦を行った兵士たちによって、すぐさま靴で踏みつけられてしまったという。この「靴で踏みつける」という行為は、イスラム世界では最大級の侮辱を示すそうだ。
・・・例えば、過去にはイラクを訪問したアメリカ:ブッシュ大統領(当時)に向かってイラク人の記者から靴が投げつけられるという事件があった。その記者は即座に逮捕されたものの、「これはアメリカの侵略に対する正当な反逆だ」とする判断から、「国家元首に対してこのような態度はイスラムとして恥ずかしい」などとする批判意見まで様々である。まあ、俺としては、もし悪き独裁政権下であったとしたら、そのような体制反逆者は即行で処刑されてしまっていただろうから、そういった議論ができる時点で、イラクという国はある程度はマシになっているとは思うのであるが・・・。
――何はともあれ、そうやって「靴を投げつける」または「靴で踏みつける」という行為は、イスラム教において最大級の侮辱を表し、それはイラクであってもリビアであっても、また他のイスラム国家であっても、一切変わることは無い。とりわけ、旧制的なイスラム国家では、女性の権利が強く剥奪されている場合が多いため、「女性が靴で踏みつける」という行為は、きっと強い侮辱を表すのだろう・・・。
◆女性に靴で踏まれた場合の各国男性の反応 |
この27日(木曜)には、いよいよ「ファイナルファンタジー・アギト13」ことPSP「ファイナルファンタジー零式("れいしき")」が発売されます。しかし、俺は現段階では購入を見送ろうと思っています。
・・・その理由は、何と言っても8月に配信した「体験版」の影響が大きい。簡単に言うとつまらなかった(【2011/8/11】)ので、それをもって購入を見送ることにしたのだ。実にシンプルな、分かりやすい理由である。体験版でつまらないと思ったゲームをわざわざ買う人間は、この世に存在しないであろう。
――ところがどっこい、ファンの間では、何と「体験版がつまらなかったけど買う」という仰天の言説がまことしやかにささやかれているのだ。それは、果たしてどういうことなのだろうか??
そのようなことが起こった経緯を説明すると、まず「零式」の体験版が公開されたのは、この8月11日である。シリーズファンは何日も前からその日を楽しみにしており、ダウンロードが可能になったと同時に多くの人がプレイをすることになった。もちろん、俺もその中の一人である。しかし、実際にプレイすると何やら不満点が続出し、ネットの意見はその日のうちに「このままでは出来が悪すぎる」というものに固まっていった。特に、ほとんどの人が不満を訴えていたのが、「カメラ視点」と「ファントマ」と呼ばれるアイテム回収システムである。
・・・ところが、である。何と、その体験版公開の1日後に、開発スタッフが某○witterにて「製品版は、カメラもファントマアクションもばっちりです」などと喋る動画をアップロードした。そして、一応その後のトレイラームービーを見てみると、確かに一部改善されているようにも見えたため、「なんだー不満点が改善されたんだー。じゃあ体験版がつまらなかったけど買うわ^^」などという意見が出てくるようになったのである。
――が、しかし。俺は、こんなものは都合が良すぎると思うのである。最初から全て出来レースだったのではないか? 最初にわざと駄目なものを出して、その後に「改善」をしてみせることで、その本質的なクオリティから目を逸らさせようとする作戦ではないのか。仮にそうだとしたら、あまりにも姑息すぎるのである。それに、もしカメラとファントマ回収が「改善」されたとしても、他にも駄目な部分は山ほどあるため、それが「改善」されなければ、とてもじゃないが質の高いゲームになってはくれないだろう。体験版からたった2ヶ月半で、それらを全て「改善」できたとでも言うのだろうか??
そもそも、俺はスクウェア・エニックスはアクションを作るのが上手ではないと前から思っており、今回「アギト13」こと「零式」に興味を持ったのは、それが「ファブラ・ノヴァ・クリスタリス」という世界観を共有する「FF13シリーズ」の一員であるという理由が大きい。しかし、実際に体験版をやってみたところ、とてもじゃないが俺には「零式」がFF13シリーズをリスペクトしているとは思えなかったのである。
・・・まあ、原作「FF13」の雰囲気と違うのは良いとしても、「零式」は単体でまったく新しい世界観を作っているというわけではないため、その点で圧倒的に魅力が無い。いつも通り、「ギルガメッシュ」だの「ビッグブリッジ」だの"ファンサービス"と呼ばれる要素をゴテゴテに詰め込み、そこに更にFF13の要素までをゴテゴテに入れて、もはや何もかもが中途半端な世界観となっている。しかも、取って付けたような「飛空挺」やら「ワールドマップ」やら「街」やら「ミニゲーム」やらの存在で、グダグダな世界観が更に安っぽくなってしまっている。制作側の、「こういうのがやりたかったんですよね?^^」という顔が目に浮かぶというものだ。
――もちろん、俺が遊びたかったのはそんな「零式」ではない。ゲーム性を改良することはもちろんであるが、何よりも「FF13シリーズ」という世界観全体で楽しませてほしい。そのためには、「零式」独自の重厚な世界観を作るのが一番なのである。中途半端な体験版を出し、中途半端にユーザーの顔をチラチラ伺い、中途半端に過去作の要素を投入した何もかも中途半端なゲームは、「新作」と呼ぶことさえも馬鹿らしい。
まったく、「FFシリーズ」と言えば、これまで良い意味でプレイヤーを裏切り続けてきた作品であったが・・・最近では、一番重要な作品自体の出来はさておいて、とりあえず評判の良さそうなフレーズをつらつらと並べ、そしてファンの気持ちを利用して金をむしり取る方針に転換したようである。発売前から「やり込み要素」だの「ファンサービス」だのと言っているゲームが面白かったことは、俺の経験において一度も無い。
・・・やれ、いつから「FF」はこんなにプライドの無いゲームになってしまったのだろうか。ゲーム自体の出来も、制作側の意識も、何もかもが落ち続けている。まあ、「零式」はどっかのアレと違って最低最悪の有料DLCをしないことは評価できるが、それだけである。最近、本気で「FFシリーズ」のファンをやめたくなってきた。
( ^o^)「いつになったら福島のお米が店に並ぶの?
早く売れよ」
・・・やれ、この10月12日に福島県から福島米の「安全宣言」が出され、ちょうど俺の米のストックも切れそうになってきたため、俺は次に米を買う時には必ず福島産を買おうと思っており、この2週間スーパーでは必ず「米・調味料」のコーナーを見るようにしてきた。しかし、「安全宣言」から2週間が経ったというのに、未だに福島米は入荷されていないのである。そうこうしているうちに、俺の米のストックも無くなってしまった。まあ、同じく風評被害の影響を受けている「茨城産」や「宮城産」にするという手も無くはないのだが・・・いや、しかし。俺としては、ここでこそ福島米を買わなければならないと思うのである。もし、この最初の段階で諦めてしまうようなことがあれば、その後に実行する可能性は、全てすっかり無くなってしまうだろう。
――そもそも、俺は前から言っているように、今回の東日本大震災/福島第一原発事故で、最も大きな被害を受けたのは福島県だと思っており、あの県の人たちは救われなければならないと考えている。くしくも、ネット上の差別主義者たちの発言が、俺のその考えをさらに強めることになった。だが、口先だけで「福島は救われるべき!」などと言ったとしても、それは何の力も持たない。だからこそ俺は、今回率先して福島のお米を買おうと思ったのである。本格的な復興を助けるためには、募金だけでは駄目であり、継続的な産業面での支援が必要不可欠である。そのためには、福島の物産を買うのが一番なのだ。
ところで、俺は「福島県のお米を買う」とは言っているが、別に自殺志願者というわけでもない。そもそも俺は、世間の放射線に対する印象は過剰反応であると思い、暫定基準値を下回って出荷された食品は安全であると考えている。それに、もし仮に、福島産のお米を食べることによって、数十年後にガンになる確率が0.数%上がるかもしれないという可能性が浮かび上がったとしても、少なくとも俺にはどうでもいい話である。数十年も経ったら普通に死ぬだろうし、それで苦しんでいる誰かを心の底から助けられるのなら、それこそが俺の望みである。どうせ俺は、これから結婚もせずに、一人で孤独に死んでいくだろうからなあ・・・。
ただ、これはあくまで俺の考えであり、誰かに強制をするつもりも無い。俺が俺の考えで、福島米を買って食べるのである。だから他人に文句を付けられるいわれは無いし、もちろん他人に文句を言うつもりも無い。
――しかし、もし俺の考えに賛同していただける人がいたとしたら、その人には福島米を買って、俺と一緒に福島の人々を支えてやって欲しいと思うのだ。俺一人が行動したとしても、その影響力はたかが知れているが、しかし他の誰かを動かすことができれば、その力は掛け算的に増加する。そうやって、「正しい」情報を伝えることで、良い意味で社会を煽動することができるのであれば、それが俺の喜びというものである。
しっかしまあ、どうして俺はここまで福島県のサポーターとなってしまったのであろうか。自分も親族にも、福島出身の人は一人も居ないため、本来なら特別な愛着を持つことなどは絶対に無いはずである。
・・・まあその理由は、やはり福島出身の女の子が可愛いこの原発事故の影響により、福島出身の友人がとても悲痛な声を上げているのを受けて、「この人たちは絶対に救われなければならない」と強く思ったからであろう。そういった声を聞けば、「今すぐ"汚染地域"から避難しろ」とか「"汚染された食品"とか永久に買わんわ」とか、まるで対岸の火事のようなセリフは、少なくとも俺には絶対に吐くことができない。
――ま。そうやって、人と人との繋がりが世間を変えていくというのは、決して悪いことではないだろう。いま、こうやって日本中の人々が気軽にコミュニケーションを取れるようになった状況を、我々は何としても正しい方向に用いていかなければならない。そして俺は、この力を「福島の人々を救う」という目的に使いたいのである。もちろん、人に強制するつもりは無い。だからこそ、人から否定されるいわれも無い。そして、もし俺の意志に同意してくださる方々が居たとしたら、是非とも「安全」な「福島米」を買ってやってほしい。それが、俺の愛する福島の人たちへの救いとなるのだ。
結局、気になってしまい「ファイナルファンタジー零式」を買ったのですが、あまりに酷すぎる作品であり、速攻で中古屋に売ってしまいました。端的に言うと、体験版より出来が悪かったのです。
・・・まったく、先日は「買わない」などと言っていたが、結局その後に興味が沸き、お金を作ってディスク版を購入したうえで、先日から「零式」のプレイを行っていた。だがしかし、苦痛を感じるほどに出来が悪く、そして中盤で詰んでもう嫌になってしまったので、FFシリーズでは初めてクリアもせずに売ってしまったのである。やれ、「零式」は構想&開発5年の大作だが、我が家への滞在はたったの2日間であった。まあ、最初からこの展開は予想できていたし、売却を意識してダウンロード版ではなくディスク版を購入していたから、精神的にも金銭的にも損失はごく僅かであったのだが・・・。
――やれ、制作者に言わせると、この製品版は「ばっちり」らしいが、この作品のファントマ回収以外の何が「ばっちり」だと言うのか。もし俺が会社の上層部で、こんな作品を自信満々に突き出されたとしたら、間違いなく「おお、やっと体験版が出来たか!これから調整頑張ってね^^」と笑顔で突き返す。それくらいの、製品として未完成のレベルなのである。これを「ばっちり」とか言って世に出したディレクターは恥を知れ。
しかし、こうやって俺が述べたとしても、皆さまは(;・∀・)「さすがに体験版より糞とか無いだろJH・・・」と思うだろうし、そう信じたいというものだろう。だが、残念ながら今回は本気でクソなのである。
・・・まあ、ただ批判をするだけではスクエニ憎しPS憎しで騒ぎたいだけの連中と同一視されてしまう危険性があるし、逆に世間では自サイトの評判や広告収入を得るために生ぬるく評価をしている人間も有り触れている。しかし俺は、メジャーなタイトルを批判して自分を上げたいわけでもなく(①FFサイトだからその批判は自殺行為
②そもそもFFは好きだから普通なら批判するわけがない)、また広告収入を目的としているわけでもない。そういった純粋なゲーマー目線として、冷静な「FF零式」のレビューをお送りしてみたいと思う。ただし、これは制作元のスクウェア・エニックスに何かを期待するものではない。何故なら、スクエニの開発力は既にここで挙げられているような簡単な問題すら解決できないレベルとなっており、そんな会社に何を期待しても無駄だからである。これらを問題点と感じないのであれば、確実にどうかしている。
――なお、この文章はかなり長いので、特に興味の無い場合は、一番下の【まとめ】だけを読んでくだされば十分な感じとなっております。では、行ってみましょう!
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まず、先日の日記でも触れた、開発者の「カメラもファントマもばっちりです」発言(【2011/10/25】)について触れておこう。「ファントマ回収」(モンハンでいう「はぎ取り」)は、製品版では一度に複数のモンスターからアイテムを吸収できるようになり、格段に快適さがアップした。ただし俺は、体験版のレビューで「ファントマ」という言葉を一度も出しておらず、不満だとも思っていなかったため、この点では特に評価はしない。
・・・また、同じく「ばっちり」と言われた「カメラ」は、壁付近や専用視点での動きが若干ながら改善されており、体験版よりはマシになったと言える。相変わらず全体としてはイマイチであるが、しかしカメラが完璧な3Dアクションというのもなかなか存在しないため、この点をあげつらって批判することも無い。カメラに関しては、良くも悪くも「及第点」である。
――とまあこんな感じで、体験版の1日後に制作者が「ばっちりです」と言っていた具体的な要素に関しては、確かに製品版で割とマシになっていたのであるが・・・しかし、それでも製品版は体験版より出来が悪いのである。以下の段落では、それを具体的に説明していくことにしよう。なお、実際に俺がどこで投げたのかと言うと、6章のチームを2つに分けたところである。
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まず、「零式」の体験版では、学園内のキャラクターに話しかけることによってアクションゲーム部分へと移動する「ミッション制」が採用されており、多くの人は製品版でもこれが踏襲されると予想されていた。これは、大ヒットした「モンスターハンター」シリーズにも採用されている、無駄の少ないシステムである。
・・・ところが、製品版の「零式」では、ミッションとミッションの間に「自由時間」というものが導入されることになった。プレイヤーはそれを使って、シナリオを補足するサブイベントを見たり、本筋とは関係の無いミッションを受注したりすることができる。と、ここまで聞くと凄まじいまでの良システムのように思えるが、実はこれが諸悪の根源とも言える糞システムなのである。
――というのも、具体的に「自由時間」のシステムを説明すると、画面に「作戦まで 残り10時間」などと表示され、「会話イベントを発生させれば2時間経過」「ワールドマップに出ると6時間経過」などと時間が進んでいき、それがゼロになるとミッションが受注できるようになる。ところが、このゲームは「学園」と「ミッション」を交互に繰り返すのが基本となるため、結果として「自由時間」=「毎回同じ学園内を歩き回ってイベントを発生させる作業」ということになってしまう。しかも、それが達成度に影響してくるため、「やらされている」という作業感が更に強くなってしまう。もし、章ごとに新しい場所が舞台となるのであれば、マップを観光するついでにサブイベントを見るというシステムとして許容できたかもしれないし、実際にゲーム内の一部でもそれが採用されているのだが・・・。
なお、一応は自由時間を一気に飛ばすコマンドも存在するが、そんなものを採用せずとも最初から「ミッション受注」と「自由行動」の両方が同時にできるようにしておけば良いだけである。なんで、俺がこんなことをわざわざ指摘しないといけないんだ。こんな絶対に気付く不満点を残したまま発売するなど有り得ない。発売を2週間も遅らせて、こんなものも直せなかったのか?
さらに、「自由時間」がゼロになるといよいよミッションを受注できるのだが、これが「時間がゼロになったら自分で教室まで移動」→「教室でブリーフィング」→「歩いて学園の門まで移動」→「自力で目的地まで移動」という信じられないほど面倒な手順を踏まされるのである。仮に、それが作品の演出だとしても1回で飽きるし、やり直したい時も学園の門からなので、再開には著しく時間が掛かる。もちろん改善策としては、「自由時間」がゼロになったら自動で教室まで移動し、そのまま教室でミッションを受注すれば、イベントなり何なりを挟んで自動的にミッションが始まるようにすれば良い話である。体験版はそうだったのに・・・。
――また、いざ「自由時間」が終わってしまうと、サブイベントが進められなくなるのはもちろん、ワールドマップにすら出ることができなくなる。このゲーム、ワールドマップでは毎回MPが回復し、連戦も可能であるため、結果としてワールドマップ以外でレベルを上げるのは愚策と言えるほどの極端なデザインとなっている。ところが、自由時間が終了するとそれができなくなってしまうため、そこでセーブをすると詰む危険性が出てくるのである。一応、ミッションをリスタートしても経験値は残るし、雑魚敵と戦う訓練施設も学園内には存在するので、完全なる「詰み」とはならないのだが・・・あまりにも効率が悪く、とてもじゃないがやる気が出ない。
・・・実は、俺が投げた原因もコレであり、というのも5~6章ではメンバーを2手に分けて戦闘をする場面があるのだが、そこでレベルの低いキャラクターが全く役に立たずに瞬殺されてしまい、しかもイベントの都合でワールドマップにも出て鍛えることもできず、ついにはクリアができなくなってしまったからである。もちろん俺は、「メンバーを2手に分ける」ということを警戒し、その前のセーブデーターも取っておいたのだが・・・しかし、それが自由時間が切れていたというオチなのである。レベルアップには、非常に効率の悪い訓練施設を使うしかない。それならばもう、苦痛に感じながらプレイするより、いっそ諦めてしまおうと思ったのである。
結論として、この「自由時間」というシステムは完全なる失敗である。「ミッションを受注するために時間を進めなければならないこと」と「ミッションを受注できるようになると自由行動が不可能になること」の両方が、致命的なまでにゲームデザインに悪影響を与えている。やれ、普通の人は「自由時間」という名前を聞けば、「ミッション→ミッション」の"矢印"の部分で自由なサブイベントができると想像するだろうが・・・実際には、「ミッション→自由時間→ミッション」という理解不能の拘束が繰り返し行われるのである。リアルと言えばリアルであるが、そのリアルさは全く必要無い。
――まったく、今回の「自由時間」と似たようなシステムは他のゲームでも一部が採用されているが、しかしここまで最悪なのは「零式」が初めてである。ほんとに、何を面白いと思ったのか、何がやりたくてこんなシステムにしたのか、そして何を勘違いしてこのまま発売してしまったのか、制作者の頭を覗いてみたいレベルだ。
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というわけで、「自由時間」システムは悲惨な出来なのであるが、その自由時間の間に行える「サブイベント」や「ミニゲーム」「ワールドマップの探索」が面白いのであれば、そのシステムも"やぶさかではない"という感じであろう。ところが、現実はその全く逆であり、上記の全ての要素が最低最悪レベルの低クオリティとなっているのだ。
・・・まず「サブイベント」であるが、それは主に「会話イベント」と「アイテム入手などのサブクエスト」の2つに分けられる。まず「会話イベント」であるが、その一部にはシナリオを補完するような良いものもあるが、大半を占めるのは非常にどうでもいい退屈な話であり、酷い時には見ない方がマシというイベントまで存在してしまう。4章の幼女のイベントなどは、その筆頭であろう。
――また、「サブクエスト」は、学園や街を歩いている人から「○○のモンスターを倒してきて」「○○というアイテムを持ってきて」などと依頼を受けるというものであり、達成すると報酬アイテムを貰うことができる。こちらは、内容的に面白いものも有るのだが、しかし依頼は「同時に1つしか受けることができず」、しかも「報告しなければ報酬が貰えない」「どこにどの依頼主が居るのか分からない」などというここまで不親切にできるかというシステムになっており、まったくもってやる気が出ない。しかも、最初から「依頼を達成した数:○○/○○」などと総数が明らかにされているため、凄まじいまでの作業感が漂っているのである。
ところで、「零式」には久しぶりに「ワールドマップ」が導入されることになり、旧来のFFファンからは喝采を浴びていた。まあ、分かる通り、このワールドマップも驚くほどに出来が悪いのである。
・・・まず、このゲームは学園を主体に進んでいくため、何かを終えた後には必ず学園から始まるというドラクエ1的システムになっている。そのため、街から街へと行き、そしてストーリーを進めていくという従来FFの作りにはなっていない。さすがにこれには、旧作ファンも苦笑いというものであろう。しかもこのワールドマップ、継ぎ目があってエリアごとにロードが入るという詐称仕様になっている。
――そして、そのワールドマップには、多数の「街」があるのだが・・・この街が果たしてRPGツクールでももっと良く作れるレベルとなっているのだ。というのも、その街とやらは全て1マップであり、しかもどの街も同じ音楽と似たような風景なので、数だけはあるが一つも印象に残らない。また街の内容も、「ちょっとした店」「会話イベント」「サブクエスト」が必ず1つずつあるという、ストーリー重視型エ○ゲーで見たくもないのに規程回数の○ロシーンが挿入されるみたいな酷いやっつけ作業となっている。まったく、学園は広すぎるくらいに広くてグラフィックも綺麗で施設も豊富なのに・・・。
また、一部の人から強烈に望まれていた「ミニゲーム」も「零式」では多く投入されているのだが、これまたもれなく糞なのである。
・・・まず、上で書いた「街での会話イベント」は、まあ微妙なところであるが「ミニゲーム」と定義することにしよう。その具体的な内容は、「新町長の演説をしたいから町民を集めてきて」「手紙を10通配達して(手紙は同時に1通しか持てないよ)」というなっている。これが必ず全ての街で1つ有るうえに、内容も要は街を回って○ボタンを押すだけ、しかも結果もただテキストで表示されるのみというホントにマジで最低につまらないコピペイベントである。恐らく、制作側としては「やり込み要素」のつもりなのであろうが、ただの面倒な作業である。しかも、このイベントが全ての街に必ず有るため、これまた強い作業感を感じさせられてしまう。
――その他、「零式」では本編中のミッションの中に「制圧作戦」というものが存在し、それは「味方の軍隊を上手に動かして敵の陣地を攻め落とそう」という「RTS」("リアルタイム・ストラテジー")のような内容となっている。しかしこれは、「RTS」と「零式」のゲーム性を両方とも中途半端に取り込んだせいで、時間が掛かって面倒なだけの糞イベントとなってしまっている。まったく、この異様につまらないミニゲームも、公式サイトや各種宣伝などで見てしまうと、ゲーム性を深める魅力的な要素のように思えてしまうのだから、広告というのは不思議なものである・・・。
ということで、一部のファンから期待されていた「サブイベント」「ワールドマップ」「ミニゲーム」などの要素は全てがキルサイト直撃レベルの最低なクオリティとなっており、このゲームを遊ぶ意欲を更に低めてくれる。恐らく、これらの要素を全てカットしたとしても、ゲーム性には全く影響が無いだろうし、その分だけ本編のミッションやシナリオを充実させれば、むしろ喜ぶ人がほとんどというものだろう。
――まあ、確かにプレイ時間が伸びるという意味では「やり込み要素」なのであろうが・・・しかし、こうやって面倒なものでプレイ時間を引き延ばすだけの策などは、ほとんどの人が「やり込ませ要素」だとか「作業」などと言って忌み嫌い、全く手を付けずにゲームをやめてしまうことだろう。普通に、プレイ時間が多少は短くなったとしても、ミッションだけを見せれば良かったではないか?
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続いて、「零式」のゲーム性の根幹を為す「バトル」の話である。「キルサイト」を用いた爽快なバトルシステムは健在であり、体験版でネックと言われていた「カメラ」「ファントマ」も一部が改善されたため、他の要素と比べればかなりマシなレベルとなっている。むしろ、「FF零式」とは糞すぎる諸要素の中に「バトル」という休憩時間が入っているゲームだと言うことができる。
・・・しかし、ここにも難点があって、まず1ミッションがとにかく長いのである。まっすぐ攻略して30分程度であるが、やり直しやイベントシーンを含めるため、実質的には1時間以上というところだろうか。それだけ長いため、クリア後にはランクやタイムなどの要素が発表されるが、やり直すのがめんどくさすぎて上を目指そうという気持ちに全くならないのである。体験版は5~10分くらいのほどよい長さだったのだが・・・。
さらに、「零式」では、基本的にミッション中に死んだキャラクターは蘇らせることができず、控えのメンバーから追加キャラクターを投入することになる。ところが、このゲームでは「戦闘を行ったキャラクターしかレベルが上がらず」、また「レベルの低いキャラはすぐに殺されてしまい」、さらに「メンバーが14人も居て均等に育てるのは困難を極める」ため、基本的にはリーダー1人を重点的に育て、そして「リーダーが死んだらリセット」という戦略を繰り返しながらゲームを進めていくことになる。というか、特に意識して「レベル上げ」を行わなかった場合、やっとリーダー1人が適正レベルに達するかどうかという感じになっている。
ところが、このゲームのミッション中では、その遊び方を嘲笑うように即死トラップが数多く仕組まれているのである。「正体不明のモンスターに近づいたら9999ダメージで即死」「人間タイプのモンスターが高威力の拳銃で攻撃してきて即死」「壁から敵が出てきてイベントで回避不能の即死」などなど・・・これらのイベントは、戦闘不能がすぐに回復できたり、または「死んで覚える」系統のゲームならば、無しではないと言えるのだろうが・・・しかし、「零式」ではあまりにシステム面が悪く、結局は不快要素の一つにしかなっていない。そういう要素で殺されたら、単にリセットしてロードをするだけである。もし、それを怠って主力キャラクターが死んだままで進めてしまうと、ミッションの終盤で詰んでしまい、やり直しをさせられる可能性が非常に高い。これらの要素は、緊張感ではなく不快感を高めるにしか役立っていないのである。
・・・とにかくもう、この「死んだキャラクターが復活できない」というシステムは大失敗と言わざるを得ない。結局、役に立つのは主力だけなのだから、メイン3人だけを参戦させ、そしてミッションで5分くらいごとにあるセーブポイントにて全復活で良かったはずである。または、レベルが全キャラクター均等に上がり、後から参加したキャラクターも戦えるシステムにすることもできただろう。仮に、今のシステムを「モンスターハンター」シリーズで例えるとすれば、メインに使っている武器のキャラクターが死んだら他の初期装備で操作にも慣れていない武器のキャラクターを延々と呼び出して殺されるだけという感じである。そういったシステムを、「じゃあ他の武器も鍛えておけば良い」「ゲーム中の全キャラクターの操作に慣れておくのは当たり前」などと言って擁護することがどれだけ的外れかというのは、もう言うまでもなく明らかである。
総合して、「キルサイト」などのバトルの基本アクションは良く出来ているが、その回りのシステム面があまりにも駄目すぎるため、やはりここもストレス全開の作りとなっているのだ。
――この辺も、プレイすればすぐに不満点に気付くことができるはずなのであろうが・・・今のスクエニには、もしかしてまともにゲームを作れる人間が残っていないのであろうか??
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最後に、「ストーリー」面である。「FF零式」は、かつて「ファイナルファンタジー・アギト13」と言われていたように「FF13シリーズ」の一員であり、「ファブラ・ノヴァ・クリスタリス」("新しきクリスタルの神話")という世界観をFF13と共有している。まあ、世間的にはFF13は不評だったと"されている"ことや、世界観変更の意味も掛けて、今年頭に「アギト13」は「零式」というタイトルに変更されたが・・・それでも、「FF零式」が「ファブラ・ノヴァ・クリスタリス」の一員であることは変わらなかったため、FF13のストーリーが気に入っている俺としては、「その神話がどのように読み解かれるか」ということが非常に気になっていた。
・・・その結果は、思ったよりもマシというものであった。クリスタルを巡る戦争や、「ルシ」が戦況を一変させる強力な存在として描写されていることなどは、神話を無理なく拡張した感じであり、FF13ファンの俺にも自然に受け入れられるものであった。さすがに、「FF13の思い出までも汚される」ということは無かったのだ。まあ俺は途中で投げたから最後どうなるかは知らないけど。
ただ、それは所詮は「マシ」でしかないというレベルである。まず、主人公として「クラス・ゼロ」の14人もの人物が同時に登場するため、全く名前と顔が一致しない。しかも、作中には各国のキャラクターが数多く登場し、陰謀や謎が渦巻く物語を展開していくため、更にキャラクター名を覚えられない。一応「クラス・ゼロ」の中でも、「マキナ」「レム」の2名が中心となって進んでいくため、少しは理解しやすくなっているが・・・。
・・・また、これは仕方ない面もあるのだが、PSPの性能の問題により、多数のキャラクターを同時に表示したり派手な演出を入れることができない。そのため、棒立ちでの会話のような地味なイベントが大半を占めるのだが、そういうイベントを見ながら、PSPの一定時間ごとに暗くなるバックライトを明るくしていると、何とも言えない寂しさを感じてしまうのである。もちろんこれは、PSPの性能を非難しているのではなく、そのようなハード特性を理解しない制作側の問題である。何十分もの長いイベントを見せたいのなら据え置きでやるべきだし、携帯機ならばテキストでサクサク進められるようにするべきだろう。
――まあ、この「零式」のイベントシーンは、さすがの俺がギリギリというレベルであり、普通の人ならば名前を分からないキャラクターが意味不明な用語を使って延々と喋り続けるという耐え難い苦痛を受けることになるだろう。しかも、肝心のシナリオもムービーのクオリティも良くないため、「ムービーゲー」と呼ぶにも不的確だ。まあ、「ファブラ・ノヴァ・クリスタリス」の神話を汚さなかったことは評価できる。それだけである。
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ということで結論を述べると、この「ファイナルファンタジー・零式」は、まずまずのバトルシステムに低レベルな要素を大量に詰め込んだ品質崩壊ゲーである。上のレビューにて、比較的良い要素も「マシ」としか表現しておらず、その他の点に関しては「クソ」「過去最低のクオリティ」「驚くほどに出来が悪い」などと多彩な言葉を使って批判していることからも分かるように、もうユーザーに気に入られようとして作った要素が全て完膚無きまでに滑っているのである。ここまで酷いのは、今までのFFシリーズには無かった。恐らく、過去のシリーズ作品でも最も「クソゲー」に近いタイトルであろう。
・・・ちなみに、ここで挙げた以外にも、「選択肢がいちいち『いいえ』なことを始めとして、メニュー全般で操作性が悪い」「セーブポイント以外で装備・キャラクターなどを変更できない」「支援キャラクターが制作スタッフの名前であり世界観が崩壊している」などという問題点もあるが、そんな細かいことを気にしている場合ではない。それくらい、今回は本当に低レベルなゲームなのである。
――まあ、体験版は確かに問題点も多かったが、戦闘システムには光る点も多かった。だから、その方針で「ミッション集」として煮詰めていけば、必ず良いものが出来たはずである。それなのに、ゴミのような要素を大量に追加し、しかも肝心のミッションも上手く調理することができなかったからこそ、今回のような商品失格作が出来上がってしまったのである。まさに、「体験版以下」という称号がふさわしい。
さて。
俺は、この「零式」に関して、せっかく買ったのだから売るにしてもせめて最後まではクリアしたいと思い、苦痛にまみれながら進めていったのだが・・・しかし、6章のパーティを2つに分けるところがどうしてもクリアできず、またレベル上げもシステムの無駄な制限によって困難を極めていたため、「もう頑張らなくていいんだ諦めちゃっていいんだ」と自分に言い聞かせ、そして中古屋に売ってきてしまったのである。なお、FFシリーズの作品を売却するのは初めてであり、また「発売から僅か3日、購入から僅か2日」という短期間で売ったのも初めてである。もし条件が合えば、俺の中で「ファイナルファンタジー10-2」「Newスーパーマリオブラザーズ」にも匹敵する伝説のクソゲーになれたかもしれないが・・・今回は、事前に体験版でハードルが下がっており、また売ったことで金銭的損害が少なく済んだため、さすがに前述の2作品に及ぶことはなかった。
――というわけで、「FF零式」は、ある程度クソになるとは予想していたが、それを遙かに超える低品質となってくれたため、ある意味では期待に応えてくれたと言うべきなのかもしれない。やれ、今回の作品は、「FF」でもここまで低品質になれると、またスタッフが「ネットの声」などを聞いて作るとどれだけ悲惨なゲームになるかということを、見事なまでに証明してくれた。もうお前ら、ゲーム作るのやめろよ。
うわあああああああああああああああ10月終わったああああああああああああああああ!!!!\(^o^)/\(^o^)/\(^o^)/\(^o^)/
来月から本気出す!! マジで!! 来月からマジで本気出す!!!!