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管理人の日記ログ
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ヒロインたちの個性が強すぎる |
以前、WEB漫画アプリである「ジャンプ
…その第1弾は、「
――さらに、メインヒロインの能力は、「奴隷を使役する」というものであるが、この能力を使うと、活躍に応じた褒美を与えなければならない。それに対して、主人公の男子は、深層心理でスケベな願い事をしているようだ。よって、バトルシーンが終わるたびに、ヒロインたちのセクシー描写が挿入されるというのが、お決まりの流れになっている。序盤は“少年漫画のサービスシーン”的なレベルが多かったが、物語が進むにつれ、割とドギツい感じのものも増えてきた。WEB掲載版では、地上波で流せないような部分は、例の光によって隠されているが、まあ、読む際には、そういうものだと認識をしておこう。
さて。この「魔都精兵のスレイブ」の魅力は様々だが、まずはヒロインたちのかわいさがある。メインヒロインがクール系であり、コミックス表紙でもキリッとした見た目のキャラが多いのだが、ちゃんとキュート・クール・パッションの3属性が揃っているので大丈夫だ。また、見た目だけでなく、性格や特殊能力もしっかり設定されており、それらがストーリー描写とも連携しているため、見ていて飽きないものだ。
…また、バトル漫画として見てみても、ストーリーテリングや画力といった基本部分がしっかりしていて、読み応えがある。物語としては、“ハーレム漫画”という軟派な題材に反して、バトル物の王道を突き詰めている。私は、初回全話無料で見る際に、次の話を表示する手が止められなかった。基本的には、味方側勝利が大半であるものの、敵側の魅力もしっかり引き出せており、敗北したキャラにも見せ場が用意されている。また、作画についても、“バトル物”という作品は、割とあっさりした絵柄のことが多いが、この漫画はしっかり書き込まれており、読みやすさと迫力が両立されている。
――ちなみに、この漫画では、恐らくは狙っているのであろうギャグシーンも多い。この作品のバトルは、基本的にルール無用の殺し合いであり、登場人物たちは100%の真剣勝負を行っている。だが、戦闘シーンの最中に容赦なく挟まれる裸体や、意図的な作画崩壊、その他にも、「温泉外交」や「地球の答え」「お
というわけで。「魔都精兵のスレイブ」は、バトル漫画としてのメイン部分を抑えつつも、かといって、ヒロインのかわいさも忘れられていない。まさに、私が最初に紹介した通りの、ヒロインバトル兼ハーレム漫画という感じで、どちらの要素も見逃せないものとなっている。いや〜、こんな漫画が、初回限定とはいえ、最新話まで全話無料で見られるとは、本当に良い時代になったものだ!
アニメの出来も、すごく良かった! |
さて。この「魔都精兵のスレイブ」は、現在も連載中で、コミックスは16巻までが発売されている。「ジャンプ+」での更新は、原則として隔週土曜日ということになっているため、金曜日を終えて日付が変わったら、真っ先にチェックをしに行っている。
――そして、この作品はアニメ化もされており、第1期として12話が放送済みで、既に第2期の製作も決定している。物語としては、敵味方の最強戦力である「組長」と「八雷神」が本格参戦し、大きく盛り上がってくるところである。第1期は、アニメ化の出来にも恵まれていたため、2期で制作会社が変わるというのに若干の不安はあるものの…まずは、期待をしておきたいところである。ちなみに、私の契約しているdアニメストアだと、「ご褒美Ver.」という特殊なバージョンも配信されている。やっぱdアニメストアは生活必需品やな…。
ところで。この漫画について思うところが、最近のバトル漫画の流行がふんだんに取り入れられているという点である。
…例えば、初期は、主人公の友人キャラを主体に進んでいくが、やがて、個性が過ぎる敵味方の幹部キャラクターによるボスラッシュがメインになっていくという点は、「鬼滅の刃」にそっくりだ。「組長」が柱、「八雷神」が上弦の鬼である。また、「味方幹部の中でも別格の最強キャラクターが1人いること」や、「敵幹部たちの話し合いシーンが多い」という点は、「呪術廻戦」を彷彿とさせる。地球の答えさん(※最強キャラの愛称)が、いつか獄門疆されないかということは、私も非常にやきもきしているものである。
――まあ、こういう点は、あえてうがった見方をすれば、「既視感がある」と言えるかもしれない。ただまあ、既に多種多様なヒロインや、そのサービスシーンなどで、コンテンツが大渋滞をしているため、王道要素を入れてくるのは、物語が分かりやすくなって正解であると思う。実際、これらの流れによって、純粋なバトル漫画としても面白くなっているのだから、文句は無いというものだ。
というわけで。「ジャンプ+」では、土曜日も良い漫画が多いのだが、その中でも、「魔都精兵のスレイブ」は、最も楽しみと言える漫画になっている。今週は休載であったということで、来週土曜が更新日となるはずだ。いやあ、推しの作品が増えれば増えるほど、人生は楽しくなるなっ!
(2024年8月31日)
凪ではなく、奈義です |
「ふるさと納税」で、少し前にニュースになったように、「各種ポイントサイトにおけるポイント付与の対象外になる」というナーフが発表された(【日記:2024/6/25】)。このアプデは2025年10月から適用開始となっており、毎年9月にふるさと納税をする予定の私は、2024年・2025年と、少なくとも2年は、弱体化の対象外になると思っていた。
――ところがどっこい、そろそろ、今年もどこに納税しようかな…と考え、ポイントサイトを開いてみたところ、既に、去年とは比べ物にならないくらいに、返礼品が弱体化していたのである。そう言えば、2023年10月の時点で、「寄付に対する返礼品の額を制限する」という下方修正が行われていたのであった。それから1年弱が経ち、残念ながら、そのルールが、完全に浸透してしまったのであろう…。
では、具体例を挙げてみよう。まず、私が、今年もふるさと納税で貰おうと思っていたのが、米である。日本人の主食であり、最近は、地震注意報の発表によって急激に品薄となったことが知られているが、基本的にふるさと納税で提供されるのは新米であるため、店頭での需要逼迫とは関係が無い(はず)。
…さて、その米について、2023年9月30日の時点でのデーター(【日記:2023/10/1】)を振り返ってみると、「12000円の寄付に対し、白米20kg」という納税先に、私は寄付をしていたようである。その米が、今日も私の3食を支えてくれたのだが、それはともかくとし、今年のぶんで、同じく「白米20kg」の返礼品を受け取れるのは、どうやら、21000円が最安値であると思われる(【岡山県奈義町】)。
――では、両者を比較してみよう。まず、最近では、米についても隙あらば値上げという感じになっているが、換算として、とりあえず、「10kgで3000円」ということにする。2023年9月だと、「12000円の寄付に対し、6000円の米が受け取れた」ため、還元率は50%だ。だが、今年は、「21000円の寄付に対し、6000円の米が受け取れる」のため、還元率は約28.6%、わざわざ計算するまでもなく、半減にも等しい弱体化を受けている。
還元率的には有りだが、部屋のスペースと運送屋の兄貴がタヒぬ |
さらに。去年は、「5000円でラーメン15食」というセットも頼んでいった。こちらは、一応は今年も、ずばり「5000円で15食」というセットがある(【佐賀県みやき町】)。その他、「6000円で15食」という市町村も存在するため(【岐阜県高山市】など)、少なくとも、米ほどは弱体化を受けていない。
…ただし、私は、以前までの主流だった「休日の昼ご飯にカップ麺を食べる」という習慣が無くなってしまったため、去年と同じ価格でラーメンを買ったところで、去年と同じようには利用ができないだろう。去年ですら、賞味期限の約1ヶ月で使い切るのは大変だったのに、今年だったら、間違いなく腐らせてしまう。ラーメンという手も、ちょっと苦しくなってしまった。
となると。全く別の路線を行くのもありかなと思った。例えば、箱ティッシュである。【栃木県小山市】は、14000円の寄付に対し、箱ティッシュが60箱もらえる。1箱の内容量が220組と、若干多いことを考えて、1箱80円とすると、60箱で4800円、つまり還元率は約34.3%である。もちろん、ティッシュは食べ物ではない(※食べられるという学説も存在する)ため、賞味期限は存在しない。よって、家がティッシュ箱まみれになるという悲鳴に耳をふさげば、普通に寄付対象として有力である。さすが、ランキング1位は伊達じゃない。
――または、もう「返礼品で得をする」という考えを捨て、ふだん食べないような高価な肉や海産品を楽しんだり、はたまた、本当の故郷に送金したり、災害等で苦境にある自治体に、文字通りの「寄付」をするという手もあるだろう。基本的には、タイムラグがあるものの、「手数料2000円で、以降は上限額まで無料で商品が買える」というシステムであるため、上限にさえ気を付ければ、そうそう損をすることは無いのだ。
とまあ、こんな感じであり、ふるさと納税も弱体化が目立つため、去年とは全く異なる戦法で挑まなければならない。
…しっかしまあ、確かに、以前の日記にも書いたように、ふるさと納税は、「税収を地方に回す」という意味では、不健全と言えるような面もあった。だか、このたびの2回のシステム変更では、要するに、国民が得をできる量が減るという、純粋な弱体化となった。
――それについて、私も、勝手に国の立場から、ナーフに理解を示すような発言をしていたこともあったが…最近は、そんなことする必要は全く無いなと感じるようになった。国にお金を持たせても、碌なことにはならない。そもそもの金銭感覚が狂っている(※私も狂っている)うえに、所詮は他人の金だと思って、ジャブジャブ使いやがる。運営側が、ユーザーの立場なんて考えているわけがないのだ。だったら、こっちだって、自分の利益だけを考えるのが礼儀というものだ…。税収最大とか言って、儲かってるんだから、少しはこっちが得したところで、文句は無いだろう。
(2024年8月31日)
「乱切り」はさすがに無いですが、FF8のサイファーは「鬼斬り」という技を使います… |
「乱切り」とは、野菜の切り方の一つであり、大きさを同じにするという意味で、正四面体(立体化した三角形)のような形になることが多い。通常、煮物など、長く茹でる料理に対して使うようだ。
…だが、私は、この乱切りを好まず、乱切りを使うような場面でも、「短冊切り」を多用していた。短冊切りは、立体化した直方体のように、細長く食材を切っていくスタイルだ。私が、そのような切り方を好んだ理由は、「薄く切って、火を通りやすくするため」というものであったが、実家時代の親からの評価は辛辣であり、「お前の乱切りは乱切りではない」と、キツめに批判されたものであった。
しかしながら。本日私は、あえて短冊切りを使用することに、明確な利点を発見した。それは、箸でも食べやすいことである。
…まず、私は、カレーを作ってお弁当に持っていくことがあるのだが、それ用のスプーンを入れるスペースが無く、つまり、カレーも箸で食べる。これまでは、何となく、ニンジンやジャガイモといった野菜たちも、短冊切りにしていたのだが、普通の乱切りで調理してみたところ、つるつると滑り、食べやすさが最悪であった。逆から考えてみると、短冊切りには、箸で掴みやすいというメリットが有ったのだ。
――ただし。ニンジンはともかく、ジャガイモなんかは、熱しすぎると、あっという間に粉々となって、液体成分に溶け出してしまう。また、スプーンで食べる前提ならば、長さが増えて乗せづらくなる短冊切りは、むしろ不都合であろう。よって、“お弁当向きで、箸を考慮するときは短冊切りで”、そして、“通常のスプーンで食べる際は乱切りで”と、使い分けるのが良いのだろう。
以上の事実から分かることは、食べる場面によって、調理方法を変えなければならないという点である。やれ、「食べる人のことを考える」というのは、料理の鉄則であり、私も合点承知だが、「食べる場面を考える」というのは、まるで盲点であった。
…しかしまあ、これも、言われてみると、私は自然と行っていることであった。親子丼を作る際は、あえて液体成分を多めとして、3食分を4食分に水増しし、“固体多めの部分”を弁当用にして、そして、家で消費する分は、「つゆだく」とし、スプーンで食べる(【日記:2024/7/16】)。こういう物を自由に調整できるのは、自炊の魅力の一つだ。私の料理は、食べる人は、残念ながら私しか居ないが…食べる“場面”のことは、しっかり考えていこう!
(2024年8月31日)
うなぎ |
緊急クエストで、しばし前から名前が出ていた「アマツマガツチ」に挑んでみた。ご存じ、懐かしの『ポータブル3rd』(PSP/2010年)のラスボスモンスターであり、東洋風の竜の姿で、嵐を起こす能力を持つ。
――さて、コイツの二つ名は「嵐龍」であり、東洋系モンスターに恒例の漢字表記は…「
そして。こいつは、当初の計画では、アップデートでの最後のボスという扱いであったらしい(実際は、“ボーナスアップデート”の「原初を刻むメル・ゼナ」が最後)。というわけで、これまでの敵とは異なり、普通に強い。序盤は大したことがないものの、バトルが第2段階に進むと、攻撃範囲・火力・スピードともに、かなりのものとなり、緊張感のある戦いが続く。ただ強いというだけではなく、設置型のバリスタ&大砲や、特殊な手段でしか回避できない大技(モドリ玉で避けました…)に、通常とは異なる方式での乱入モンスターなど、独自仕様も凝っている。
…ちなみに。単一モンスターのクエストとしては珍しく、この敵との戦いでは、新規ムービーによる物語演出も入っている。まず、モンスター紹介ムービーとしては、『ライズ』の形式に戻り、琵琶を掻き鳴らしながら和ポエムが読まれるという演出が復活した。謎に『サンブレイク』の導入となっていた「ダイミョウザザミ」以来である。そして、『ライズ』のアフターストーリーとして、団子屋の娘と謎のイケメンによる熱いシーンが展開されるが、残念ながら、いま遊んでいるのは『サンブレイク』なのでよく分からない…。とはいえ、凄いものを作ろうという気概は伝わってきた。
――さて。そんなアマツマガツチだが、ラスボスということで、耐久力も凄まじく、撃破までに35分が掛かってしまった。本編ラスボスについては、30分掛かっていない程度(【日記:2024/8/12】)であったため、それより苦戦したと言える。とはいえ、今作は、「クリア後」がマスターランクに続く“第4の難易度”と呼ばれるくらいに、徹底的なキャラ強化が可能となっている。早めに挑戦して、一通り苦労できたのは、ちょうど良かったのかな。
ところで。私は、「アマツマガツチ」を、サンブレイクにおける、目標の一つとして考えていた。懐かしい『ポータブル3rd』でのラスボスということもあったし、これを倒すことで、一通りシナリオは完結すると考えていたからだ。
――しかしながら。このゲームのボリュームは、とんでもない。まだまだ、クエスト埋めは終わりが見えないし、その都合、マスターランクに続く「クリア後」という第4の難易度も、ほとんどが残されている。まあ、テレビが壊れてPS5ソフトが遊べないという外的要因もあるのだが、とりあえず、まだしばらくは、モンハンサンブレイクで遊んでいくことができそうだ。いやあ、ほんとに、ものすごい物量のソフトを出してきたものだよ…!
(2024年8月31日)
前回の日記(値上げ的には前々回)は【こちら】 |
悲しいニュースである。PS5が、この9月2日から、税込79980円になるという。2020年10月の発売日からすると、54798円→60478円→66980円→79980円と、順々に値段が上がってきているが(全て通常版。一応、66980円の時から、小型化&SSDが1.0TBに増量)、今回の値上げ幅は、税込みで約1.3万円上昇という、これまでと比べても、倍以上の大きさとなった。また、今回の値上げでは、地味に周辺機器の価格も上昇しており、例えば、人によっては消耗品とすることの多い公式コントローラーは、11480円と、ついに1万円を超えた。落として壊してしまったりしたら、それだけで一大事だ。
…さて、確かに、私も愛用させてもらっているように、PS5は、使いやすく高性能なゲーム機だ。しかしながら、発売から既に4年弱が経ったということで、価格に対する性能面でのアドバンテージも、以前ほどのものではなくなっている。その状況で、「お値段据え置きで機能上昇」だとか「値下げ」とかではなく、値上げをしてくる、しかも1万円以上・20%近い大幅値上げというのは、なかなか衝撃的なものがある。
――やれ、これまで高価なPSハードというと、初期型PS3の60GB版(2006年)があったが、あれですら、実売価格60000円×消費税5%で、63000円というところであった。18年で物価も変わると言いたいところだが、ご存じの通り、給料は大して変わっていないため、認識を改めるのは無理がある。しかも、PS3は、PS2互換が無くなるなどの悲劇はあったものの、発売から時が経つにつれ、価格が下がり、小型化も進んでいった。PS4も、基本的には同じである。PS5だけが、発売からどんどん値段が上がっていくのだ。
しかしまあ、世間を見渡してみると、もう世の中は完全に値上げが許される空気となってしまい、あれもこれも全てが値上げである。
…実際、ゲーム機という分野に限ってみても、例えばニンテンドースイッチは、一度も値下げされていないどころか、有機ELモデルによって事実上の5000円値上げが為されている。今後発売される次世代機も不穏であり、4万円台は余裕で越え、何なら5万円にすら到達する可能性がある。しかも、引き続き、据え置き機と携帯機の両方の機能を持たせるのならば、1人に1台みたいな空気に成りかねず、家庭事情によっては極めて危険だ。任天堂機は25000円なんて、そんな神話は、もう完全に過去の話になったのだ。
――また、恐らくは、この秋くらいに登場するであろう「PS5pro(仮)」についてもヤバい。PS4proは、PSハードで初めての高性能版として、つれぇわ15に合わせて2016年秋に登場したが、その時のノーマルPS4の価格が32378円、PS4proの値段が48578円であった。なお、当時の消費税は8%であったため、税抜価格は、ノーマルが29980円、Proが44980円である。当時の日本は全国半額セールでもやってたのか?
それはそうと、『ノーマルPS5』と『PS5pro(仮)』の価格差が、同じく1.5倍だとすると、PS5proの値段は12万円という、頭のネジが吹き飛んだ値段になってしまう。いやはや…さすがに、PS5proは税込99980円とかにして、ノーマルPS5との比較で、+2万円で高性能なら安い…とか、そういうふうに思わせてくれる…よね??
さて。余談なのだが、PS5については、アメリカの発売価格は、2020年の発売日からずっと「499ドル」で同じである。よって、約8万円という日本での価格は、1ドル160円という換算になる。
…しかし、周知の事実として、7月11日の最高値から、ドル円は1割も下落し、今はちょうど、1ドル144円というところをさまよっている。そんな中で、身近なゲーム機が、値下げどころか値上げというのは、なかなか心に来るものがある。でもまあ、世の中なんてこんなものだ。円高で物価が安くなるなんてのは幻想で、ただ単に株価が下がって、日本から金が消え、企業と投資家が損をするだけである。短期的な円高円安で、中長期的な経営が左右されるわけがない…と言いたいところですが、どうです、電力会社の最高益達成で、電気代は安くなりましたか?
日本政府の税収最大で、減税は為されそうですかね…?
――ということで。賃上げなんて雑魚はもちろん、株価の上昇ですら、値上げの波に飲み込まれていく。どうしろと…。いや、私自身は、「株式投資で少しでもお金を増やす」「貧しくても楽しめる生き方をしていく」と、既に答えを出している。だが、私のお金を勝手に回収していく方々は、そうは思ってくれていないようで…。
(2024年8月31日)
シーザーサラダは確かにおいしいけど、連食性に欠けるのが難点なんだよな〜… |
「クルトン」とは、パンをサイコロ状に切って揚げた食品であり、主にサラダのトッピングとして使い、カリカリの食感が新風を加えてくれる。その他、洋風スープに投入して、真逆のふわふわを楽しむのも良い。毎回調理するのではなく、“クルトンだけがパックに入っている商品”を使うのが一般的だ。
…さて、サラダ大好きな私も、もちろん「クルトン」は使っていたのだが、ある時期から、ばったり使用を取りやめてしまった。理由は、値段である。その昔は、イオンでクルトンを買っていたのだが、30gで100円程度であり、私の判定だと、量に対して値段が高めである。下手をすると、大ボリュームの野菜部分より、ちょこんと上に乗っているクルトンのほうが、値段が高くなってしまうくらいであった。
――しかしながら。最近になって、私は、クルトンの利用を再開した。その理由も、値段である。最近、業務スーパーにて、クルトンが150gで200円という低価格で売っていたのを見つけた。量を合わせると、実に業務スーパーのクルトンは、イオンに比べ、40%の値段で購入可能である。品質の違いは、私には全く分からず、どちらもクルトンで、そこに何の違いもありゃしない。そういうわけで、私の食卓のサラダに、クルトンが蘇ったのである。
さて。業務スーパーとイオンは、私の生活で、このように、熾烈な争いを繰り広げている。例えば、少し前に触れた塩昆布(【日記:2024/8/23】)については、業務スーパーよりも、イオンのプライベートブランド商品のほうが安かった。逆に、冷凍食品など、業務スーパーが圧勝している商品も存在する。
…というわけで。本日は、私の近所の店舗においての、イオンvs業務スーパーという神々の戦いを、紹介してみることにしよう!
とまあ、こんな感じで。ジャンルとして覚えられるのは、「冷凍食品は、業務スーパーが安い」くらいであり、あとはこれと言って一定の法則が存在しないため、単語を暗記する科目と化している。
…とはいえ、これらのスーパーがリアルファイトを繰り広げてくれているおかげで、私のような人間が、安価な食材にありつけている。選択肢が存在するというのは、ありがたいものだ。今後とも、これらの店と上手く付き合いながら、金銭感覚が別次元の生活を続けていこう!
(2024年8月31日)
これだけ長大なRPGで全ボスが専用BGMとか、前代未聞だろ |
「モンスターハンターライズ」(※サンブレイクではない)では、世界観が和風になったと同時に、アクションにもモッサリ系からハイスピード系へと変化したことで、多彩な新モンスターが登場した。例えば、両手に氷の武器を装備する「ゴシャハギ」、泥で波を起こしてハンターを攻撃する「オロミドロ」、ラッコと人魚姫を組み合わせて美少女要素をマイナスした「イソネミクニ」、蜘蛛×炎というどうしてそれを組み合わせた的な感じの「ヤツカダキ」などは、これまでのシリーズに存在しえなかった、非常に独創的なモンスターである。
…のだが、こいつらの印象は、こぞって非常に薄い。どれくらい薄いかというと、この記事を書くまで、真面目に「ゴジャハギ」「ヤツガタキ」「イソクニネミ」と名前を間違えていたくらいである。あと、こちらはサンブレイクのほうだが、「ビシュテンゴ原種」を倒すクエストで、敵がキュリア状態にならず、吸血やられ(※劫血やられ)も発生しないので、何かおかしいなと思ったら、亜種のほうと戦っていたなんてこともあった。
――さて。これらの「ライズ」新モンスターに共通するのは、専用BGMを持たないことである。正直、BGMというのは、グラフィックと同じくらい、そのモンスターの印象を決めるものだと思う。なので、フィールドの汎用BGMでの戦闘となる前述のモンスターたちは、どうしても印象が薄くなってしまったのだろう。
ところで。BGMの演出について語るとしたら、どうしても“あのゲーム”の名前を出さなければならない。その昔に発売した「メタルギアソリッド3」(PS2/2004年)というゲームでは、ボスがそれぞれ専用BGMを持つという演出が採用されていた。それまでのゲームでは、「ボス戦曲」という共通楽曲があるのが当たり前であり、メタルギアソリッドも『1』『2』はそうであったため、『3』の初回プレイ時は、「なんで今回は『ボス戦曲』が無いんだ?」と面喰らったものだった。
――ただし、ご存じの通り、現在では、アクションゲームでボスごとに戦闘BGMがあるのは基本となっており、メタルギアソリッド3の作りは、非常に先進的であったと言える。ちなみに、戦闘の流れに応じて、BGMが「にぎやかなバージョン」と「静かなバージョン」にリアルタイムで入れ替わる…というのも、今のゲームでは一般的であるが、私の記憶をほじくり返すと、これを初めて知ったのも、「メタルギアソリッド3」であった。
さて、そこから時が流れ、再びBGMの演出で驚いたのは、今年発売した「FF7リバース」である。同作は、分割リメイクの中間作という位置付けながら、今のファイナルファンタジーが持てる全てを出し尽くした超々超大作となっており、久しぶりに、FFシリーズで“傑作”と呼べる作品に出会うことができた。
――そして、そんなFF7リバースのBGMで印象的だったのが、シナリオだけで40時間という長大なRPGにも関わらず、全ボス戦が専用曲ということである。原作の「闘う者達」「更に闘う者達」「J-E-N-O-V-A」「エアリスのテーマ」と言った曲のアレンジ、7リメイク第1弾&ユフィDLCからの流用曲、そして7リバースでの完全新曲など、多彩なものが存在するが、約30体登場するボスの全てが専用曲を持っているというのは、やりすぎである。サウンドトラックも、7+1枚組で未収録曲多数という異様事態になっており、空前絶後の超大ボリュームだ。もちろん、PS5ゲームディスクの100GBという容量によって実現できたという面もあるだろうが、それにしたって、とんでもないものである。私は嬉しいのだが…大丈夫?
これで黒字出せてる??
画像だけで何も説明が書かれていないキャラ紹介も、当時衝撃的だった |
というわけで。私は、2025年にPS5などで発売予定のモンハンシリーズ最新作:「モンスターハンターワイルズ」では、全モンスターに専用曲を付けてほしいのである。
…さて、モンハンシリーズは、ここまで、「@新ハードでの心機一転した新作」+「Aその大型追加パック」という地球防衛軍形式を採用しており、@に当てはまる「ワールド」「ライズ」などの作品では、登場モンスターは、復活+完全新規で、概ね30体程度である。これくらいなら行けるだろう。モンハンもPS5世代に移るということで、静止画としてのグラフィックは当然のごとくパワーアップし、動作も多彩となるだろう。だが、それでも、BGMが汎用のものでは、片手落ちとしか言いようがない。敵としての印象を更に強めるには、専用BGMを用意するのが手っ取り早いと思う。
――やれ、悔しいけれども、今や誰もが認めるように、FFよりもモンハンのほうが、世界的に人気のあるタイトルとなった。だからモンハンが、演出でも優れていて当然である。いつかは必ず、「全モンスターが専用BGM」という時代が来るだろう。それが「ワイルズ」なのか、それとも…?
(2024年8月31日)
「Wu Kong」よりも「Goku」のほうが良いと思うけど、あれか、ドラゴンボールと重なるか |
現在、日記の更新ネタのゲームとしては、スイッチの「モンスターハンターライズ:サンブレイク」を遊んでいる。そのクエスト数は莫大であり、まだまだ終わりは見えないし、現在テレビが故障している(【日記:2024/8/18】)ため、次を考えるには時期尚早である。しかしながら、とりあえず、せっかくPS5を持っているのだから、次はPS5作品を遊んでみたいと思っている。
…そして、候補に入っていたのは、以前の記事(【日記:2024/6/16】)で触れた通り、次の2作品であった。まず、今年4月に発売され、主人公のセクシーさで話題を呼んだ韓国ゲームの「ステラーブレイド」、そして、PS5同梱版で興味を持ち(【日記:2022/7/10】)、待望のパッケージ作品が9月に発売される日本ゲームの「アストロボット」である。だがそこに、「黒神話:悟空」という謎の中国ゲームが、新たに加わるに至ったのだ。
さて。「悟空」という名称について、もちろん日本では、漫画「ドラゴンボール」の主人公が有名であるが、更に振り返ると、中国で16世紀ごろに成立したとされる「
…やれ、西遊記というと、まあ名前は知っているが、名前しか知らないという感じだ。あれだろ、三蔵法師と、
――ちなみに、本日初めて気付いた“FFシリーズと西遊記の関連”として、FF6に登場するカッパ装備の一つである「沙悟浄の槍」、その
さて。話が何が何だか分からなくなってきたのだが、「黒神話:悟空」は、この8月20日に、PS5/PCにて、発売され、中国国内を中心に、大ヒットをしているという。このゲームの特徴は、何と言っても、中国企業から発売された大作ゲームということである。既に、中国起源のゲームというと、例えば「原神」などが日本でも有名であるが、あくまであれはソーシャル要素を持つ完全オンラインゲームであり、私のようなゲーム老人会にとっては、少し違うという感覚があった。ところが、「黒神話:悟空」は、オフラインで完結するパッケージゲームである。余談だが、漢字の祖国ということもあってか、「黒神話:悟空」という題名も、一周回って、むしろ新鮮に感じるものだ。
…ちなみに、このような条件は、同じくPS5で遊びたいと思っている「ステラーブレイド」にも当てはまる。あちらは、韓国から登場した、恐らく初めての大作パッケージゲームであり、これまでのゲームとは異なる世界観で、好評を博しているということだ。
――やれ、ゲーム作品というと、昔はせいぜい日本とアメリカくらいであり、そこからPS4世代で、「デトロイト:ビカムヒューマン」(フランス)や「ウィッチャー3」(ポーランド)など、ヨーロッパ系のゲームも、日本で受け入れられるようになった。そこから更に世代が進み、今のPS5時代では、韓国の「ステラーブレイド」に、中国の「黒神話:悟空」など、東アジアのゲームも楽しめるようになってきたのだ。ということは、この先、更に時が進めば、東南アジアやアフリカのゲーム会社が作った、新進気鋭のゲームたちも遊べるというものだろう。良い時代に産まれてしまった…。
というわけで。「黒神話:悟空」は、“中国企業が作った、恐らく初めての大作パッケージゲーム”ということで、異文化交流という気持ちで、遊んでみたいタイトルに加わった。それに、ここ10年くらいは、市場の中心がパッケージ作品からソシャゲに移っていくという話ばかりを聞いていたため、その逆の流れというのは、応援したくなるものなのだ。
――ところで。現在、私が遊びたいPS5タイトルは、「黒神話:悟空」「ステラーブレイド」「アストロボット」の3つである。その特徴を表現すると、「中国の猿」「韓国の尻」「日本のロボ」ということになる。何だかよく分からないが、凄い戦いが始まっている!
(2024年8月31日)
珍味としての酢昆布も良いと思うけど、今回は塩昆布の話 |
私は米派であり、これまで、「白米のトッピング」というものを、色々と考えてきた。ふりかけ、ごま塩、梅干し、かつおぶし+ポン酢…。だが、その中でも、さいきん新たに定着をしたのが、「塩昆布」である。
…まず、塩昆布とは、海産品である昆布を、乾燥させ、細く切って、ビニールのパックに入れた食品である。そのまま食べられるよう、塩をベースとした味付けが為されている。通常、白米にふりかけて食べることが多いが、その他の料理にも使用可能だ。値段は、安価な物で、「重さ[g]×3」で円換算ができる。私の済んでいる地域だと、業務スーパーよりも、イオンのプライベートブランドのほうが、安く買える感じであった。
――さて、塩昆布については、見た目は粉っぽく、あまり美味しそうには思えないが、白米に掛けて混ぜれば、すぐにみずみずしさを取り戻してくれる。一方で、保存は乾物のように開封後も常温で可能なため、冷蔵庫のスペースを圧迫しないというのが嬉しい。さらに、私は、野菜ばかりを食べているが、ほぼ全てが陸上野菜であり、わかめなど、海の野菜(?)はほとんど食していない。そういうわけで、陸だけでなく、海の食べ物を取り入れる…という意味でも、塩昆布は活躍をしてくれるであろう。
というわけで。塩昆布は、瞬く間に、白米トッピングの定番と化した。ただ米に混ぜるだけで、桁違いのジューシーさを味わえるため、平日の朝ごはんや、お弁当に入れて持って行くのに、たいへん優れている。
…ちなみに、“米料理”という分類では、「きのこ炊き込みごはん」(【日記:2024/6/4】)と喧嘩をすると思うかもしれないが、別に米を1品しか持っていってはいけないという決まりは無く、「米料理1」「米料理2」で、3椀のうちの2つを埋めるという手も使用可能だ。なにせ私は、常におなかを空かせているため、腹持ちの良い米を2皿持って行くというのは、むしろ望むところである。
――そして、「白米のトッピング」という分野でも、なかなかの勢力争いが存在するので、それも紹介をしてみることにしよう。
◯ふりかけ&ごま塩
白米の味付けとしてド定番であるが、ここまで「大きな袋で買った結果、途中で飽きる」というパターンを、何故か必ず繰り返している。白米のお供という基準で、“連食性が低い”というのは、致命的な欠点だ。とりわけ、赤飯のために買ったごま塩を大量に余らせているのは痛い。これを使い切るまで、次のふりかけを買うことはできないのだ。だが、問題は、何かと一品を買いすぎてしまう私の運用である。少量を買って、そのつど楽しむ方式が無難だろう。
◯梅干し
「日の丸弁当」などで知られる、日本人の心である。酸味のある果肉は、他の食べ物では真似ができず、「梅干しが乗っかって赤くなったところ」という人類の宝を提供してくれる。ただし、体積のうち、約半分が種であり、見た目に反して食べられる部分が少ない。また、保管で冷蔵庫を圧迫する。
そういうわけで、今、大きなパックで買って、ちょうど消費に頭を悩ませているところである。残念ながら、次に購入することはないであろう。やれ、家族が何人も居て大量消費が可能か、または大きな冷蔵庫があって保管スペースが苦にならないなら、むしろ大いにアリな食品となるのだが…。
◯かつおぶし+ポン酢or醤油
これは対抗馬として強力である。かつおぶしを主軸としたふりかけであり、「ねこまんま」などと呼ばれることもあるが、私は猫好きなので問題ない。なお、“かつおぶし”という名前だが、厳密には、私が常備品として使用しているのは、「さば&いわしぶし」を名乗る、更に安価な食品である。だが、魚の削り節ということは変わらず、問題ないであろう。魚は動物であり、油断すると肉ゼロになりがちな私の生活を補正してくれるし、昆布と同じく、海の食品であって、独自の栄養を持つ。そして、常温保存が可能であるし、癖の無い味で、どんな料理にでも合う。
なお、かつおぶしを白米に掛ける際は、醤油が味付けとして有名であるが、少しひねって、ポン酢を使うというのも面白い。また、弁当に入れる場合は、そのまま掛けると蓋に張り付いてしまうため、“まず高さ半分に白米を盛り、そこに味付けかつおぶしを入れ、残り半分の白米を入れる”というのが良いと思われる。
というわけで。「かつおぶしごはん」については、塩昆布と奪い合いにならず、むしろ共存が出来ている。海の幸同士で、分かり合っているところがあるのだろう。かつおと昆布の合わせ技である(老人会)。なお、かつおぶしご飯には、さらに
というわけで。今後は、「塩昆布」と「かつおぶしご飯」を、白米のトッピングとして使っていくことになるだろう。両者には、「常温保存が可能」「海の幸」という共通点がある。米と合わせて、陸と海の華麗なコラボレーションだ。あとは空や宇宙の幸もあれば良いのだが、それはちょっと難しいかも…。
――さて。節約の基本は、「コンビニに行かないこと」であるが、それと同じくらい、「家で米を炊いて食べること」も重要だと思う。米は、主食とされるだけあって、常温保存が可能で、安価に大量調達できるからだ。ただ、お米の炊飯が、縛りプレイになるのではなく、美味しく食べられれば最高である。そういうわけで、今回の塩昆布の発見は、米の活用を、さらに推し進めてくれるものとなるだろう。いやあ、自炊を本格的に始めて、もうすぐ1年になるが、まだまだこういうのが隠れているから、面白い!
(2024年8月31日)
ファッションセンスが死んでる愛弟子 |
クリア後に、クエスト埋めの一環として、「盟勇クエスト」を進めていくと、「ウツシ」というキャラが仲間になった。簡単に言うと、忍者的な見た目の、抜けたところもある熱血教官であり、『ライズ』の時点で、そこそこ印象に残るキャラであった。
…が、『サンブレイク』では、盟勇(NPCの味方キャラ)として、ウツシもクエストに同行できるようになった結果、壊れた。プレイヤーのことを「
――やれ、今回、私は、男主人公を使っていて、非常に良かったと思う。男ですらこの狂信的な愛情にはちょっとヤバい空気を感じるのに、女だったら恐怖としか言いようがない。ゲームの中だって許されないことはある…。
ちなみに、そんなウツシであるが、教官を名乗っているだけあって、実力は本物であり、なんと、『サンブレイク』に登場する、全14種類の武器、全てを扱うことができる。現実世界のプロハンでも、そうはいかないだろう。また、アップデートで弱体化されたものの、かつては、ヒノエ(『ライズ』の村受付嬢)とウツシの狩猟笛コンビが最強とされていたこともあったそうだ。
…また、バトル性能以外でも、アップデートパッチで、「ウツシが仲間から攻撃を受けた際のボイスが、クエストクリア演出に割り込んで再生されてしまう不具合を修正します。」などと、演出面で名指しがされており、ハンターさんたちに暑い話題を提供してくれていたようだ。
――というわけで。私は基本的に、盟勇にはウツシを連れて狩りに向かっている。戦闘力もそうだが、何よりも、キャラが濃くて面白いからである。やれ、高難易度ミッションの攻略や、タイムアタックとなれば、実用性を最重視して、仲間キャラを選定していくこともあるだろう。ただまあ、エンジョイ勢としては、戦闘能力以上に、キャラクターとしての個性、つまり楽しさを重視していきたい。いやあ、本当に、「盟勇システム」と、やたら個性的な盟勇たち、そして、その盟勇をほぼ全クエストに連れていけるようにしたアップデートは、サンブレイクが生み出した最高の宝だと思う!
(2024年8月31日)
音は鳴っているので、私のゲオテレビの勝ち |
先日、2022年夏に購入したゲオテレビ(ハイセンス
43E65G)に、消臭スプレーの缶を落として、画面映りに異常が発生するという事故があった(【日記:2024/8/18】)。そこから、本日ついに、画面が真っ黒で、何も映らなくなった。音は鳴るので、ゲオラジオへと退化してしまったのである。
…いっぽうで、私は、ゲオテレビの前に使っていたテレビ(ブラビア
W700B)を実家に預けていたため、それを再度持ってくるという計画を考えていた。だが、本日、実家から連絡があり、電源コードが見つからずに起動できないという。話を聞いてみると、どうも、「本体」「電源コード」「リモコン」を、「@それぞれバラバラの場所に」「A似たような物品でまとめて保管する」というグチャグチャに入れるよりも更に酷い整理整頓を行っており、それで、何が何だか分からなくなってしまったらしい。しかし、そもそも、不用品を引き取って貰ったのは私であるし、連絡が来るまでに十分探してくれたことも、文言から伝わってきた。私が直接実家に向かうのも、時間と、少なくない交通費が掛かってしまい、見付けられるとも限らないので、メリットが少ない。そういうわけで、しっかり礼を述べて、「古いテレビを再利用する」という案件も没になった。
――ならばと、私は、ゲオテレビを再度購入しようとした。今回は不注意で壊してしまったが、耐久性以外の性能に不満を感じることはなく、価格面でもありがたかったものだ。しかし、3日前とは異なり、残念ながら「SOLD OUT」の表記となっていて、購入ができなかった。8月25日のセール終了を前にして、売り切れになってしまったのである。なんか私、さいきん大量の蜘蛛を虐殺するとかした?
そういうわけで。あれこれ迷っているうちに、考えていた全ての手段が塞がれてしまった。私は、どうするべきなのか。と言っても、「テレビを買わない」という選択肢は有り得ない。何故なら、今後も私は、PS5など据え置き機をメインに据えて、ゲーム人生を楽しんでいきたいからだ。よって、問題は、「どのテレビを」「いつ・どこで買うか」というところに帰着できる。ここまで2年間使ってきた、ハイセンス
43E65Gも悪くないが、ゲオテレビのセールは、次は秋(11月頃?)らしいし、それに、以前の日記にも書いたが、あれだけ簡単に壊れてしまった物を、再び家に招き入れるというのも、あまり気持ちが良くないというものだ。
…そういうわけで、値段面での問題と、4K・ゲームモードなどの性能を求めていくうちに、「TCL」という謎の中国企業に辿り着いた。ハイセンス以上に全く知らない企業であるが、どうも、世界最大級のテレビ会社ということらしい。確かに、価格が安く、かつ性能面でも優れた点が多いようだ。
――やれ、例によって、テレビは、安価なエントリーモデルから、高画質を売りにした商品で、数倍の値段差がある。また、画面が心臓部分ということで、サイズによっても大きく価格帯が異なる。さらに、「オープン価格」という制度を採用しており、会社の公式ホームページには、参考価格ですら全く載せられていない。しかも、公式ホームページには、当たり前だが悪いことは書かれていないため、「画質音質を犠牲にして値段を下げた、投資オタ向け商品」「高画質だがデカいサイズしかないうえに、バカ高い」みたいに、私が書くようなド直球のレビューが載っておらず、比較をしようとすると、目が回ってくる。そこに、Amazonで買うか、それとも楽天のお買い物マラソンで買うか…みたいな話が入ってくると、もう頭がイカれそうになるのだ。
そういうわけで。残念ながら、このテレビの問題は、一晩で簡単に決められる感じでは無さそうであった。
――まあ、もうしばらくは、スイッチライトでの「モンスターハンターライズ:サンブレイク」を遊ぶであろうから、問題は無い。それでも、やはり9月中くらいには、新しいテレビを購入したいものである。サンブレイクの次は、せっかくだからPS5ゲームを遊んでみたいと思っているし、今後も「モンスターハンターワイルズ」などで、まだまだゲーム人生を続いていくのだ…。
「リサイクル」とかいうの、私になんかメリットあんの? |
それはそうと、別次元の問題として頭が痛いのが、古いテレビの捨て方である。まだ使えたソニーのW700Bとは異なり、今回の43E65Gは完全にスクラップであるため、取っておいても邪魔なだけであり、捨てる以外に方法は無い。ただ、日本には、「家電リサイクル法」なる法律が存在し、テレビのような大型家電は、捨てるために、なんと1万円弱という少なくない料金を要求されるようだ。
…そう言えば、その昔、冷蔵庫を捨てる時に、業者から電話口で「リサイクル料、9000円です」と告げられ、私は「ああ、リサイクルとして、廃品を9000円で買い取ってくれるんだな」と思ったが、実際に業者が来て、こちらが9000円を払うという予想外の事実に、開いた口が塞がらなかった記憶がある。いやいやいや、ゴミなんだから、運んで潰して埋め立てれば良いし、リサイクルで部品を回収して再利用するのなら、それによって利益を得る者が料金を負担すべきだ。それに、トータルでマイナスになるにしても、給料から勝手に没収される税金を使って、他のゴミ処理と合算できるだろう。なぜ、消費者が一方的に手間と代金を、それも新しい家電が必要で困っている時に、全額負担をさせられるのか。しかも、処理代は、「家電の種別」と「大きさ」で決まるため、安い家電を選んで買っている人間が、相対的に大きなデメリットを負う!!
――なるほど、こんな状況ならば、家が広ければ、倉庫をゴミ置き場として、放置をしたくなるだろう。また、悪いことと知りながら、その辺の山や海に投げ捨てる気持ちも、よーく分かるというものである。凄いな、こんな法律がまかり通るものなんだな。500円とか1000円とかの粗大ごみシールを貼って、それでアパートの前のゴミ置き場に置いておけば、回収してもらえるのだと思っていたよ。
というわけで。私の場合は、さすがに不法投棄というのは心苦しいので、決して広くない居住ペースに置物とするか、または、1万円弱の料金を払って処分をするか、そのどちらかを選ぶ必要がある。しかし、後者のほうの処分は、ふだん全くやらない行動であるため、手順が分からない。ネット検索や料金などで選ぶと、恐ろしいことに、悪徳業者に引っかかってしまう場合すらあるという。
――やれ、ただでさえ、家電が壊れて不安な思いをし、出費もかさむところに、更に事態を混乱させるようなルールを作って、その全責任を、一般市民へと押し付けるのだ。いやあ、すげーよ、日本すげー。美しい国!
(2024年8月31日)
そう言えば、30秒だけだけど、スイッチにも録画機能があった |
時間の余裕と相談しつつ、クリア後のクエストを進めていく。今回の敵は、「激昂したラージャン」である。二つ名モンスターは、今となっては珍しくないが、『ポータブル2ndG』の頃は極めて珍しく(初ではなく、『2』の錆び付いたクシャルダオラなどが既に居た)、当時の私は、ラージャン亜種(激昂)なんていう非公式用語を使っていた気がする。
…さて、ラージャンは、『2nd』や『2ndG』の頃は、最上級難易度のみに登場するモンスターということで、一発の火力が強烈なモンスターであった。しかし、シリーズが進むにつれて、全体的な難易度がマイルドになっていく流れには勝てず、ラージャンも、まあ強いほう…というくらいの位置付けに落ち着いている。やさゴリ(優しいゴリラ)なんて言葉も存在するくらいで、正直、通常種と激昂種についても、混同しているところがあると思う。
――さて、そんなラージャンは、アイスボーンでの再登場時には、怒り時に腕を固めて攻撃を弾くという、そりゃねぇだろというモーションが追加された(3DSの『4』かららしい…)。さらに、『サンブレイク』では、トラックのような大きさの岩を持ち上げて投げるという、もはや一周回って笑える技も披露してくれるようになった(これも3DS作品からということ)。たぶん、ワイルズでは、木を引っこ抜いて投げるとか、隕石をキャッチして投げつけるとか、もっと大草原な技を披露してくれるはずだ。
それはそうと、ゴリラは、粗暴な姿に見えるかもしれないが、本来は温厚な動物であるという。群れを作り、女性や子供に優しい。争いを好まず、ドンドンドンと胸を叩くドラミングですら、戦いを避けるための交渉手段であるという。人類よりも先に、音楽バトルの世界観を採用していた…?
――というわけで。ゴリラは、イケメンで、筋肉モリモリで、女性に優しい。もし、日本で人手不足が進み、ゴリラに市民権を与えますなんてルールになったとしたら、我らヒトオスには、全く勝ち目が無いのである。うん…私、最近ちょっと疲れてるのかも…。
(2024年8月31日)
何だかよく分からないが、とにかく凄いオトク!! |
本日、会社で、「企業型DC」なるものを紹介するという、謎の投資セミナーが始まったので、参加をしてみた。なお、参加者は、見た目での判断だが、恐ろしいことに私ですら若造で、大半は40〜50歳という程度の世代であった。若者よ、投資をしろ!
さて、企業型DCとは、iDeCoと同じく、「給料から投資資金を出すことで、税金が減額されるサービス」だ。意味が分からないと思うので、具体例を出したほうが早い。例えば、給料の総支給額に「27万0000円」と書かれていたとする。もちろん、社会人諸兄の皆さま方はご存じの通り、この額がそのまま銀行に振り込まれるのではなく、各種の税金が勝手に没収され、だいたい2割ほどが減少する。ここから更に、職場で任意加入の“ナンタラ学会”みたいな輩がみかじめ料を取っていき、最後に、手元に来たお金からも、消費税10%が奪われる。結局、給料は、2/3くらいに減ってしまうわけだ。
――さて、話が脱線してしまったが、つまり、最初の27万0000円のうち、まず2割が引かれるということで、-5万4000円が謎空間へと消えていく。ところが、iDeCoや企業型DCでお金を払った分は、給料が減った扱いとなる。例えば、私はiDeCo2.3万円組であるため、税金の取り立て上、税制上の給料は24万7000円となる。そこから×0.2を掛けると、支払うべき税金は4.94万円、差し引き4600円の税金を得できるということになる。
そして。その2万3000円については、「たわらノーロード
先進国株式」など、金融商品の購入に使うことができる。
…さらに、iDeCoについては、NISAと同じく、利益が出ても、そこから2割の税金を納めなくて良い(例:1万0000円で買った株が1万1000円になった時に売ると、通常口座では、+1000円から2割の税金が取られ、売却額は1万0800円になる。NISA
/ iDeCo / 企業型DCでは、この枠の税率が0%になる)。割安で金融商品が買えるだけで嬉しいのに、売る時にも合法脱税が可能ということで、とてもホクホクするものである。といっても、投資未経験の人、またはNISAでも積み立てているだけの人には、あまりピンと来ないと思うので、「とりあえず得をする」というくらいに覚えておいていただければ構わない。
――ただし、ここまで優遇がされる理由は、「年金としての利用を考えられているから」である。そのため、iDeCo
/ 企業型DCには、60歳になるまで売却できないという、とてつもなく重い制限が加えられている。例外は、本人が死ぬか、重度障害を負った際だけだ。人生で、急にお金が必要になった場合にも、全額売却が可能なNISAと異なり、iDeCo
/ 企業型DCは「毎月の掛け金を下げる」という後ろ向きの(時期的には前向きの)対策しか行えない。そのため、自分の人生計画を考えたうえで、どれくらいの額を拠出していくか、考える必要があると言えるだろう。まあ…私は全ツッパなんだけどね…。
確かに「コンビニに寄らない」は、節約の基本である |
というわけで。ここまで、基本事項を復習してきたが、では、「60歳まで引き出せない」という、似たような性質を持つ「iDeCo」と「企業型DC」は、どちらが良いのか。結論を言うと、企業型DCのほうが、圧倒的に優れている。
…まず、私は、iDeCo2万3000円組なのであるが、企業型DCだと、@最大5万5000円を拠出できる。よって、+3万2000円を、新たに節税枠に投資できることになる。税金を2割とすると、つまり、2割引で買える株が3万2000円ぶんも増えるということだ。「たわらノーロード
先進国株式」は、定価+特定口座(利益から2割が没収される)で買っても損をしないような商品なのに、それが節税口座で買えるというのは、嬉しすぎなのだ。
――また、企業型DCでは、どうやら「住民税」「所得税」に加え、A「社会保険料」という枠への減税対象にもなるらしい。「社会保険料」は、「健康保険料
+ 厚生年金保険料 + 雇用保険料」の3つで構成されるそうだが、とにかく鬼のように高額であり、私の場合でも、ここだけで約14%という強烈な税率が掛けられている。よって、2万3000円のiDeCoを、同額の企業型DCに切り替えるだけで、計算上、3220円の減税が新規に実現できるということになるのだ。ちなみに、「厚生年金保険料」の支払いが減ることで、将来に受け取れる直接の年金が、若干ながら減るようだが、それについては、減税効果でカバーできるということである。
最後に、企業型DCでは、BiDeCoで必要だった手数料を、企業が負担してくれる(※加入や口座自体に対する手数料であり、投資信託の「信託報酬」は減らない)。iDeCoでは、加入時に2829円、そして月額171円の手数料が、必ず掛かっていた。やれ、たかが171円…と言いたいところだが、年間で2052円であり、平均100万円を運用しているとすると、0.2%に相当する。主要な投資信託の信託報酬が0.1%前後となっており、この小数点以下の手数料で各社がシノギを削っているのだ。それを省けるのは、無視できないメリットと言えるだろう。
さて。本日の会社での説明会に、一般人に擬態して参加していた厄介ファンである私は、以下のような細かい質問もしてみた。さすが、主催者側もプロということで、それぞれ納得のいく説明が返ってきたので、ここに記載してみたいと思う。
●Q:iDeCoと企業型DCを併用した場合、2.3万+5.5万で、拠出額を7.8万円にできるか?
◯A:できない。両方の合計で、5.5万円が上限になる。
→ 社会保険料も減額される企業型DCに全ツッパをしたほうがお得!
●Q:ふるさと納税と喧嘩をすると思うが、2025年2月から拠出開始をする場合、いつの寄付から減らせば良いか?
◯A:2025年に企業型DCへ拠出開始する場合、2025年の寄付から減らせば良い。
→ 今年のふるさと納税については、そのままでOK!
●Q:購入可能な銘柄を教えてほしい。
◯A:12月〜1月の勉強会で公開する。
→ ゴミ商品ばかりだった場合、たわら先進国のiDeCoと併用する可能性も…。
とまあ、こんな感じだ。
…やれ、特に気になるのが、最後の「銘柄」である。投資勢の皆さま方はご存じの通り、“投資信託”という金融商品は、99%が買う価値の無いゴミである。私が名前を出す「たわらノーロード
先進国株式」や「楽天 SOX
インデックス・ファンド」などは、1%の上澄みなのだ。
――というわけで。もし、我が社の担当者が、チンポコを舐められてクソ商品ばかりを集めてしまった場合には、かなり苦しくなる。と言っても、節税効果が大きいことは事実なので、その場合は、たわら先進国で運用しているiDeCoの2万3000円はそのままに、追加の3万2000円を、やむを得ずチンポコ商品で運用していく…ということになるかもしれない。いや、投資先の例として、「eMAXIS
新興国債券」「eMAXIS 新興国株式」なんてマイナー商品まで挙がっているくらいだから、さすがに「eMAXIS
Slim 全世界株式」はあるよね…?
棟方愛海…チャン…?? |
というわけで。来年からは、iDeCo改め、私は「企業型DC」に挑戦をしていくことに決めた。
…やれ、私は、限界投資オタクの名に恥じず、“投資”自体については、あれやこれやと手を出しまくっており、もう何が何だか分からないという状況だ。しかし、NISA枠とiDeCoについては、基本的に売却をしない、「貯金箱」として捉えている(というか、iDeCoは売却できない)。その貯金箱に、私はここまで、月額17.3万円を投入してきた。だが、来年2月からは、iDeCoが企業型DCに代わり、その枠の拠出額が2.3万円→5.5万になるということで、合計の月投資額は、20.5万円ということになる。生活費を入れると完全に真っ赤っ赤であり、我ながら、本当によくやっていると思う。
――ちなみに、本日の勉強会で配られた資料には、ライフプランの例として、「23歳:就職」「30歳:結婚・出産」「35歳:マイホーム」などと書かれていた。あのー…すみません、無理ですので…。なんかもう、難しいこととかよく分からないけど、とりあえず、お金をいっぱい増やしたい!
(2024年8月31日)
悲しいなあ… |
残念ながら、2年前の夏に購入したゲオテレビ(Hisense 43E65G。【日記:2022/10/1】)が、早くも御臨終なされた。
…さて、事故が起こったのは、昨日の、夜勤の準備時である。いつも通り、出発前に消臭スプレーを使っており、そのスプレー缶を落としそうになったので、手で受け止めようとしたところ、滑って、テレビ画面のほうに衝突してしまったようだ。「ようだ」と、自分の起こした出来事なのに、不明瞭に書いているのは、普段ならば全く気に止めるようなことではなかったからである。スプレー缶は、カラに近い物であり、とても軽い。また、音についても、「コツン」という程度で、どこに当たったかも目に留めなかった。多分、体に命中していても、数秒痛みを感じるくらいの衝撃だったであろう。
――しかし、出発前にニュースでも見ようと、テレビを点けたところ、画面右端に怪しい虹色線が入っており、かつ、下1/4ほどの色合いがおかしくなっている。最初は、そういう画面の演出かと思ったが、他番組でも共通であり、やはりおかしい。そして、表示が変になっている部分の中心を、指で少し押してみると、怪しい虹色線の本数が増える。これは…やってしまった〜!!
というわけで。我がテレビは、画面割れにより、死んでしまったのである。もちろん、映像自体が判別不可能になるほどではない。だが、携帯電話にパソコンに、何かと画面が多い時代で、あえてテレビを使う理由は、「大画面の映像美を楽しみたいから」という理由に尽きる。というわけで、美しい映像を表示できなくなった時点で、もうそのテレビの命は終了してしまったのだ。3年保証は付いているが、通常、画面割れは保証対象外である。そして、修理を頼もうにも、パネル交換となると、新品を買うのとほぼ変わらない値段が掛かるようだ。
…やれ、このテレビは、就職1年目の夏、PS5のすぐ後にやってきて、「地球防衛軍6」や「FF7リバース」といった傑作ゲームたちで活躍をしてきてくれた。PS5世代で必須となる4K画素数で、画面サイズは43インチと、一人暮らしにおいてはなかなか迫力あるサイズだが、当時の日記によると、価格はたったの5万円程度(4万5000円+税とか?)ということのようだ。決して、安かろう悪かろうというわけではなく、映像の美しさも操作遅延についても、特に問題は感じなかった。HDRについては、あまり好みの発色では無かったが、まあ、これは安いテレビあるあるなので、我慢できる範囲だ。
――そういうわけで。値段に対しての性能が非常に良く、私は非常に満足していたのだが、結果としては、2年で命が尽きてしまった。以前から使っている中国家電の、電子レンジや洗濯機よりも、早く死んでしまったのである。もし、耐久性というのも性能に含めるのであれば、このゲオテレビは、結果的には、満足できる性能を持っていたとは言い難いのである。
FF10のエンカウント演出とかも画面割れだぞ |
さて。テレビが壊れたままで放置をすると、「モンスターハンターワイルズ」など、今後PS5で発売する大作ゲームを、まるで満足に楽しむことができなくなってしまう。そのため、早急に新しいテレビを用意しなければならない。
…やれ、私の求める性能は、「4K画素数を持つこと」「ゲームモード(低遅延)を持つこと」、そして「本体価格が安いこと」である。が、これを全て満足するとなると、再びゲオテレビしか無くなってしまうのだ。性能バランスを考えると、買うべきは、同じく、ハイセンスの43E65Gであり、現時点での価格は税込43780円(8月25日まで。【ゲオ公式の紹介ページ】)となっている。同一モデルであるが、2年前より少しだけ値段が下がっているようだし、そもそも性能面で強い不満があったわけではないため、これを再び買うというのも、決して100%無しではないだろう。
――ただし。これを購入するのは、たった2年で壊れてしまったテレビを、再び我が家に招き入れるということである。一般的には、テレビの寿命は8年とされているようだ。そのため、2年というのは、その僅か1/4である…。もちろん、私の不注意で壊してしまったのであるが、思いっきり倒しただとか、意図的に物を投げつけただとか、そういう“壊れて当然”という扱いをしたわけではないため、「あの程度で壊れるとは」という思いも存在する。また、ご存じの通りの投資オタクであるため、あまり新規にお金を使いたくないという、目的と手段が逆転した心情も存在する。
というわけで。テレビについては、新規に買うのではなく、実家に放置してある、ソニーの「ブラビア
W700B」(【日記:2015/5/25】【2015/5/18】)を、再利用することにした。私から見ると、2代前のテレビである。一つ前の「レグザ
40M500X」(【日記:2017/3/19】)も、私が自分の給料を使って購入した物であるが、既に実家で使用をされているため、余り物のほうを流用…という形だ。
――さて、この「ブラビア W700B」は、もはや10年近く前のテレビとなり、出力画素数は「FullHD」であって、PS5の性能をフルに出すには全くの力不足である。また、「32型」というのも、43型に慣れた私としては、少しばかりこぢんまりという感じがする。ただ、私としては、初めて自分でいろいろと性能を吟味して購入したテレビであって、今でも思い出深い一品だ。また、現住居においても、2022年4月の再就職時から、夏のゲオテレビ購入までは、メインのディスプレイとして採用されており、「FF13:ボス戦タイムアタック」のロングイ戦(【該当プレイ日誌】)など、名バトルを彩ってくれた。そのため、2年後の現在に蘇らせたところで、極端な支障は発生しないであろう。4K非対応だけは気になるところだが…ま、何とかなるだろう!
(2024年8月31日)
この夏の暴落でも笑っていられましたか…? |
ご存じ、7月中旬〜8月上旬の「日銀ショック」により、主要なインデックス・ファンドの評価額は、7月11日の最高値を基準として、-15〜30%という「暴落」をした。去年秋から投資を始めた私にとっては、初めての大規模な暴落となって、約100万円を失うに至った。
…しかしながら、世界経済というのは、物凄い力を持っているもので、最高値から最安値(8月5日or8月6日)を見た場合に、既に半分ほどまで価格が回復している。あの、8月5日の歴史的大暴落から、僅か2週間でコレだ。私は、2桁%も下がってしまった評価額が元に戻るのには、それこそ3〜4年とかが掛かることすら覚悟していた。それが、こんなにも短期間で、力強く蘇ってくれるのだから、大したものである。こんな、巨大な生き物のような経済を、いち個人や組織ごときが制御できると考えることなど、とんでもないことだった。誰もかも、黙って、世界経済の成長に身を任せておけば良いのである。
――というわけで。現時点での結果としては、【8月6日の日記】で述べた「@過度な値動きを沈静化させ」「A上昇基調を取り戻す」について、どちらも実現されたと言える。もちろん、7月11日時点での、夢のような最高値は、未だ戻ってきていないものの、少なくとも、あの【8月5日の時点】での、貯金箱に穴が開いて止まらないような最悪の空気は、完全に払拭されたと言える。やれ、日銀の起こした暴落が、日銀による利上げ宣言撤回によって救われるというのは、当サイト的にはあまりおもしろくないのだが、まあ、それは良いだろう…。
さて。そんな状況の中で、運良く火を吹いた金融商品がある。それは、「8月頭にクレカ積立をした投資信託」だ。火を吹いたというのは、赤字になったということではなく、もちろん「火力を発揮した」という意味である。
…まず、クレジットカードによる積立投資は、クレカ1枚につき最大10万円を前借りしたうえで、投資信託を購入できる(例:三井住友カード×SBI証券なら、8月頭に購入した投資信託の代金が、8月26日に引き落としとなる。なお、その設定の締め日は7月10日)。そして、その“借金”に対して、利息が付く…どころか、各証券会社がポイント付与を行っており、向こうからお金を貸してくれと頼んできている。
――よって、購入した投資信託を即座に売り、その代金でクレカの支払いをすれば、ポイントのぶんだけ錬金術となる…のだが、それをやってほしくないと言っている会社もあるため(例:PayPay証券、大和コネクト証券など)、あまり大っぴらには言うべきではないのかもしれない。ちなみに、クレカ積立ができる「クレジットカード×証券会社」の組み合わせは、実は両手の指で足りるくらいにしか存在しない。この辺りは、私も、まだ全てを網羅し終えたわけではないので、おいおいまとめていくことにしたい。
クレカ5枚ぶんか…大したことないな(感覚麻痺) |
では、具体的に、「8月頭のクレカ積立」が、どのようにして、火力を発揮してくれたのか。
…まず、私は、7月頭の夏休みを使って、クレジットカードや証券会社といったサービスを多く開拓したのだが、ご存じの通り、そのすぐ後から株価の下落が始まり、私は前掛かりに攻めすぎたことを後悔した。だが、クレカ積立は、1ヶ月近く前には購入が既に確定し、すぐ解除しても次回購入に間に合わないことが多い。さらに、下落の下端で買うことができれば、逆に大きなチャンスになることから、私は設定を変えずにそのままで居た。
――すると、「8月頭」に積み立て設定をしていた銘柄が、運良く、「8月6日」という、大半の投資信託が最安値となった日(日本株大暴落の1日後)に約定できていたらしい。そして、それらの銘柄は、「下落からの上昇」の上昇部分だけを受けられ、現在までの2週間で、+10〜15%という、とんでもない成長を果たしている。10万円の投資に対して、+1万〜1.5万円という利益だ。転んでも、ただでは起きないのである。
まあ、これは狙ってやったのではなく、完全に運が良かっただけである。
…その証拠に、7月30日に積み立てられたPayPay証券の10万円には、何とかここから逆転してほしいと願いを込めていたが、大失策の日銀利上げ宣言(7/31)に巻き込まれて即座に1割以上暴落し、当時の私を絶望的な気分に追い込んだ。もちろん、そのPayPay証券の持ち株(元資21万円)も、現在では-15%から-4%と回復してきており、近いうちに、黒字復帰ができるだろう。
――というわけで。株の値動きを予想するというのは、人間には不可能である。世の中には、聞いてもいないのに、後からチャートを見て、「高い時に売って、安い時に買うべき」とアドバイスしてくる人が居るが、では当然、あなたは7月11日に持ち株を全て売って、8月5日か6日に全部買ったんですよね? …という話である。その前後数日を許容範囲としても、恐らくほとんどの人はできなかったであろう。だからこその「分散」「長期」「積立」という、リスク回避の手段が、定番となってくるわけなのである。
誰だよこの子に株を教えた奴 |
さて。投資で利益を出すために、最も良いのは、もちろん、一般に推奨されている、「@毎月の給料から、無理のない範囲で」「A全世界株など、広く分散されたインデックス・ファンドに」「B積立投資をする」である。この方式だけであれば、今回の暴落だって、今すぐ資金が必要という人を除いて、余裕の笑みで見ているだけで良かった。特別な理由やこだわりがない限り、私も、この方法をオススメする。
ただし、私は暇人であるため、主力のNISA&iDeCo枠だけで、月17.3万円という無理のある範囲での積立を行いつつ、かつ、“クレカ積立”や“銀行&カード会社の利息無料キャンペーン”などで、事実上の「借金」をして、更に多くの額を、株式市場に置き続けている。
…もちろん、危険な橋を渡っているということは、分かっているつもりである。「各カード会社の支払い日」「支払額」や「引き落とし銀行」といった情報をしっかり整理して、かつ、複雑怪奇な「投資信託の現金化」(【日記:2024/7/15】)も計画的に行わなければならない。そのうえで、この夏の日銀ショックのような下落に巻き込まれれば、笑えない損益を被る可能性もある。わざわざ手間暇を掛けて行動した結果、損をしてしまうというのは、金銭的な損失以上に、精神的なダメージが大きいものだ。
ということなのだが、でもまあ、この夏の暴落も、私は耐えられた。約100万円の利益が吹き飛んだものの、初期値に戻った程度であり、大きな損失を背負ってしまったわけではない。そして、8月頭のクレカ積立により、反転攻勢も火を吹き始めた。まだまだ、戦いはこれからなのである。
…やれ、私は「値段が上がった株を売って、下がった株を買う」というのは、せわしなさすぎるのと、下落時の心理的負担が大きいので、諦めることにした。だが、クレカ積立&ローン会社のキャンペーンを使った、「お金の先置き」は、まだまだ可能であると考えている。
――まあ、実生活に、もっと大切なことがある人は、前述の通り、「毎月の給料から」「分散されたインデックス・ファンドに」「積立投資をする」が最適である。それは、いっさい否定しないし、むしろ、普通の生活を守るために、“普通の人の投資方法”をするべきだ。でも、私は、他に希望なんてない限界オタクなので、これからも、危険すぎる大人の火遊びに挑み続けます。
(2024年8月31日)
ライズ&サンブレイクでは太刀を使ったけど、ワイルズでは片手に戻る予定! |
シリーズ本編作品として、PS5などで発売される「モンスターハンターワイルズ」であるが、既に発売は「2025年」と正式発表されている。2025年と言っても、1月と12月では、ほぼ1年の差があるが、“私は2025年の早い時期ではないかな”と予想をしていた。これは、予想というか、どちらかと言えば願望であったのだが、最近のプロモーションを見るに、やはり発売は近めであると感じるのだ。
…その理由として、ここ最近では、公式から、武器種を紹介する動画が、Twitter(現:X)で毎日公開されている。武器種とは、「大剣」「ハンマー」「ライトボウガン」などの武器カテゴリのことであり、動画としては、毎日投稿されており、1分程度の簡素なものだ(例:【片手剣】)。毎回必ず、ワイルズの新要素である「集中モード」の宣伝をしていくところなど、何とも言えない脱力感もある。ただまあ、モンハンも歴史が長く、武器種ごとにファンが存在する。そのため、8月21日の午前3時00分(日本時間)から開催されるイベントでの新情報公開に向け、場をしっかりと温められているようだ。
――ちなみに。個人的に好感触を受けたのは、動作のモッサリ感である。サンブレイクも、確かに面白いのだが、ハンター側が高性能すぎて、もはやハイスピードハンティングに成り果ててしまった。そこで、あえて鈍重な動作を取り戻すのは、一周回って新鮮に感じるものだ。ワールド&アイスボーンも、どちらかと言うと、ハンター側がやりたい放題のゲームであったため、それより更に前の、懐かしいモンハンの感覚が戻ってくるのではと、期待している。
さて。話が逸れてしまったが、私が「ワイルズの発売日は2025年の早めの時期」との予想を強めた理由は、「こんな武器種をプロモーションするような細かい動画を、発売の1年以上前とかに小出しにするわけがない」と思ったからである。そういう小さな情報で盛り上げていくのは、せいぜい発売半年前とか、それくらいのはずだ。そういうわけで、やはり、ワイルズは、2025年の1〜3月くらいの、早い時期に発売するのではないかな、と考えるに至ったのだ。次の、21日早朝のイベントで、発売時期くらいは示してくれるのではないかと、期待している。
――やれ、「モンスターハンター」は、10年以上も昔から、日本では国民的なゲームと言っても良い作品だった。しかし、PSP時代とは異なり、今や、海外でも人気の作品となり、しかも据え置き機と携帯機で別系統の作品を出して、その両方が受け入れられている。正真正銘の、怪物タイトルとなった。特別な理由が無い限り、「モンハンワイルズ」も、PS5世代において、日本で最もヒットしたパッケージゲームとなるであろう。もちろん私も、発売日にDL版を購入するし、本編シナリオをクリアしたら、その後もオンラインに参戦して、長く遊び続けるつもりだ。ワールドの時のように、「ブーニベルゼ」の名称で、大タル爆弾Gを置いた時に、「その日、世界は引き裂かれた…」と定型文が流れるようにするなど、またFFネタで遊んでみたい!
(2024年8月31日)
リオレウス希少種「出番は?」 |
「サンブレイク」の本編シナリオをクリアすると、続々と要素が解禁された。まるでシナリオはオンゲのオフラインモードである。
…まずは、「
――その他の点として、傀異クエストはレベル制となっており、最初は1から始まるが、どうやら100とか200とか、とんでもないインフレバトルへ進んでいくらしい。また、素材についても、「傀異化した◯◯」という専用のアイテムを使うことで、編成を更なる領域へと高められるようだ。前作と言える「ライズ」は、ゲームボリュームや難易度などが批判されることがあったため、『サンブレイク』では、分かりやすいやり込み要素を入れてきたということだ。これぞ、G級追加パックの魅力である。
そして。もう一つの新要素として、アップデート追加のモンスターたちは、MR10という、”クリア後に少しクエストを進めた段階”にて、戦えるようになるようだ。もちろん、その時点で戦っても、全く歯が立たない…ということはない。あくまで、高難易度は、「傀異克服」という傀異化系統のクエストにまとめており、それ以外のモンスターは、少なくとも現段階では、割と楽に倒させてくれるということのようだ。
…さて、そんな中で、私が気になったのは、「リオレイア希少種」と「リオレウス希少種」である。これは、お馴染みの、リオレウス・リオレイアが、それぞれ金色(リオレイア)と銀色(リオレウス)になったものであり、圧倒的に悔しい攻撃モーションと、翼など、通常種とは異なる部位が弱点となっていることから、別感覚のモンスターとして戦うことになる。
――が、こやつらが特別なのは、装備品が激しく強力ということである。例えば、懐かしの『ポータブル2ndG』では、「ゴールドイクリプス」と「ロイヤルローズ」という最高級の片手剣が、どちらもリオレイア希少種の素材から作ることができた。また、『ライズ&サンブレイク』では、私はいつもの片手剣ではなく、太刀を使っているのだが、どうやら「飛竜刀【月】」という、太刀勢の中で最も人気の武器が、これまた金火竜の撃破によって入手できるようだ。リオレウス希少種「………」
というわけで。途中、紅蓮滾るバゼルギウスとかいう、昔なつかしの、火を付けると中身がうねうね出てくる気持ち悪い花火みたいなモンスターの武器を挟みつつ、私も「飛竜刀【月】」を使うことにしてみた。
…さて、実際に見てみると、攻撃力・会心率・毒属性値などの性能が満遍なく高いうえ、斬れ味は長めの白である。紫ゲージは匠Lv4からしか付かないが、所詮、白→紫の火力上昇は1.05倍程度であるため、白運用に火力スキルを積んでいくことでカバーが可能だ。さらに、毒についても、今回はコンボ性が多彩になっており、これまでよりも更に強化が為されている。うむ、かつての「ロイヤルローズ」みたいな、末永く愛用できる武器が手に入ってくれた!
(2024年8月31日)
1個の効率が半分以下になりそう |
私が最後に歯医者に行ってから、概ね1年ほどが過ぎた。が、今回はいろいろと方法を変えたのが功を奏したのか、未だに歯は白いままである。
…まず、私は、歯があまり健康ではなく、例えば2022年の再就職前後の時期は、歯の痛みに悩まされていた(【日記:2022/2/16】)。「歯の痛み」なんて生ぬるいものではなく、歯ぐきから顎へ、そして頭全体へと重い激痛が走り、のたうち回りながら、生きていることを謝罪したくなるような、耐え難い苦痛であった。これが、発作のように、10〜15分ほどの間、1日平均して1回くらいの頻度で起こっていたのだ。プライベートも仕事も関係なく、そのような痛みが走っていたので、当時は笑い事ではなく、「くそっ、静まれ、私の歯…!」という感じであった。その後、2023年の春から夏に掛けて、右奥の歯に根本的な治療をしてもらい、それ移行、酷い痛みを感じることは無くなった。
――そして。それと同時に、私は、「歯石」と呼ばれる汚れを除去してもらった。歯石とは、歯の歯茎側にびっしりと張り付く黒い汚れであり、通常の歯ブラシでゴシゴシしても、決して落とすことはできない。そして、汚れの集合体であるため、口内の健康に良くないのはもちろんであるが、何より白い歯に†漆黒の汚れ†が張り付いているため、見た目が大変に不愉快である。そういうわけで、私については、概ね2年に1回ほどのペースで、歯医者に通って、この「歯石」を除去してもらう…というのが、恒例行事になっていた(ついでに、その際に虫歯等があれば、治療もしていただく)。
さて。歯石というのは、時間と共に、少しずつ増えていくものである。しかしながら、今回は、最後の歯医者の通院から1年が経って、未だに歯は白いままなのである。もちろん、凝視すれば、ほんのりと歯石が付いているのを発見できる。だが、それは非常に薄く、恐らく、従来のように2年が経ったとしても、まだまだ綺麗な歯のままで居られると思われる。
――そして。その理由は、前回の通院から、私は様々に、歯磨きの方法を変更したからであると思われる。具体的に、その手法を、述べてみよう。
◆糸ようじを、毎日使う
この道具は、「歯間ブラシ」と言われることもある。私は、歯間ブラシが最も細い物でも通らない(歯茎がミチミチで良いこと…なのか?)ので、代わりに糸ようじ(「フロス」とも)を使っている。これを毎晩使用して、歯と歯の間の汚れを除去している。
…やれ、本当の初期は、通すだけで血がダラダラと垂れてきて、実に痛々しかった。だが、歯医者で教えてもらったのだが、血が出てくるというのは、つまるところ汚れが溜まっているということだそうだ。そういうわけで、少し日を重ねると、出血は無くなっていった。今では、奥の方に入れたときに出血すると、汚れが除去できたということであるため、むしろ「ラッキー!」と感じるくらいである。
――ちなみに。糸ようじについては、使い捨てであるものの、100円ショップで60本入りなどを買えるため、値段面での問題は全く無いと言って良い。このような糸ようじを、毎晩の歯磨き前に行うようにしているのだ(夜勤がある際は、昼の歯磨き時)。
◆舌ブラシを使う
以前の職場に勤めている際、歯磨き時に、ベロを歯ブラシでワッシャワッシャと洗っている人が居た。当時は、我が生家では全く存在しない習慣だったということで、何だこりゃと思ったものであった。ただ、舌というのは、口の中に存在するだけあって、汚れが付きやすく、病気や口臭の原因になるということであり、それを清掃するというのは、合理的な行動だ。ただし、歯ブラシで磨くのも、舌を痛める危険性があって、あまり良くないという。
…そういうわけで。私は、専用の「舌ブラシ」を、毎晩の歯磨き時に使用している。ただし、あんまり奥まで綺麗にやろうとしても、オエッと吐きそうになってしまうため、あくまでおまけ程度である。べったりと黄白色の汚れが落ち、達成感が得られるものの、毎晩毎晩のことである。単に、歯磨き後にうがいをしていない(後述)ので、その痕跡が出てきているだけなのかも…。
◆歯を縦に磨く
私は、寝る前の歯磨きを3工程と捉えていて、その最後が、この「歯を縦に磨く」である。
…さて、私は、以前から歯磨きに力を入れていて、その時間は、だいたい5分くらいというものであった。だが、時間を掛ければ良いというものではなく、携帯電話やパソコンで遊び半分に、同じところばかりを磨いていては意味がない。その証拠に、“毎日5分の歯磨き”をしていたところで、私は、再就職直後の酷い虫歯症状を、全く防げなかったのだ。
――というわけで。歯医者さんで教えてもらったこととして、私は歯を縦に磨くこととした。歯ブラシを立ててワシャワシャすることで、「歯と歯の間」や「歯茎と歯の境界」といった、汚れの溜まりやすい部分を綺麗にしやすくなる。これを、ダラダラとするのではなく、歯を1本ずつ磨く気持ちで、集中して行う。私は、時間を掛けて歯を磨いたことにしていた自分を反省し、夜の歯磨きは、必ず鏡の前で行っているものだ。なお、縦に磨くという仕様上、口から飛び散った汁で鏡がベッチョベチョに汚れてなかなか不愉快なのであるが、まあ、鏡については、ガラスクリーナーで定期的に拭き掃除をしているので、許してほしい。鏡が汚れることを恐れて、もっと大事な口の中が汚れるようであれば、本末転倒なのだ…。
◆毎食ごとに歯を磨く(以前から)
私は、朝食・昼食・夕食、そして寝る前で、合計4回の歯磨きを行っているという、かなりの歯磨き過激派である。勤務の都合上、日勤時は昼食を、夜勤時は夕食&朝食を、それぞれ職場で取ることになるが、もちろんその際も、職場に歯ブラシを持ち込んでおり、毎食ごとの歯磨きは欠かせない。もっと酷い場合は、外食時にも洗面所で磨いているなんてことも…。
――ちなみに。都合、毎日4回の歯磨きをするということであるが、主力である「寝る前の歯磨き」以外は、割とライトな感じである。各食事の後は、手間や時間を気にして、ささっと、歯の上の部分(「側面の上の部分」を含む)だけを撫でて、磨いたことにするような場合が多い。まあ、ガチめに汚れを落とすのは、1日1回というペースで、大丈夫な気がする。
◆磨いた後のうがいをしない(以前から)
私は、歯磨き後に、うがいをしない派閥である。その心は、歯磨き粉(練り歯磨き)には、フッ素など、歯の健康にとって良い成分が含まれており、何回もうがいをすると、それまで洗い流してしまう恐れがあるということだ。歯磨き粉を使うのは、歯に薬を塗っているのと同じであり、せっかく使っておいて、それを自ら除去してしまうというのは、勿体ないというものだ。
…そして。その理屈から、逆に私は、歯磨き前のうがいについては、念入りに行う。通常、食品のカスが出てこなくなるまで、何度もグチュグチュと行うし、カロリーメイト風食品など、歯にくっつきやすい食品の場合は、歯ブラシへ歯磨き粉を付けずに、下洗いならぬ“下磨き”を行っていくくらいだ。まず、うがいや下磨きで汚れを除去する。そして、「歯磨き粉」という薬を塗る。この順番だ。ちなみに、糸ようじ(フロス)と歯磨きの順番についても、「汚れを落としてから、薬を塗る」という理屈で、糸ようじを先に行うことが推奨されているらしい。
わ、わきの下でおにぎりを!! |
というわけで。これらの作戦により、私は、歯医者に行く間隔を、以前までの「2年」から、大幅に伸ばせそうな感じになった。
…のだが、実はこれは、あまり良くない傾向である。というのも、日本よりも遥かに歯の健康に気を遣っているヨーロッパでは、「歯科定期検診」という言葉があり、特に異常を感じなくとも、半年〜1年という頻度で、歯医者さんの診察を受けているという。最近では、日本でも、厚生労働省とかいう聖府機関が、なんとか歯科定期検診を流行らせようとしているようだが、恐らく、成果はあまり芳しくないというものであろう。私の印象としては、歯医者というのは、「虫歯を治すところ」であり、特に異常がなければ、あまり通いたくないというものだ。
――ちなみに。西洋と東洋で、健康に関する考え方が全く違うかというと、そういうわけでもない。東洋にも、中国の「未病」という言葉があり、つまるとところ、病気が現れる前に治してしまうのが一番という思想だ。ただまあ、原典でも「聖人は」と書かれているように、“未病”を見付けて治す医者&“未病”の時点で相談しにいく患者というのは、どちらも極めて得難く、なかなか実現するのは難しいというものなのだ。
やれ。この「定期歯科検診」の話は、他の、予防医療的な全てに繋がるものではないだろうか。
…例えば、私は、親世代の人たちに、聖府の定めるがん検診は受けておいたほうが良いと主張している。が、そんな私が、歯科定期検診を受けていないのだから、残念ながら説得力は皆無と言わざるを得ない。また、私は、病気になってから医者にかかるより、あらかじめワクチン等で予防した良いということは、理屈では理解している。ただ、某クソウイルスのワクチンが、この4月から有料化され、だいたい7000円が掛かるという衝撃的な事実に、私は尻込みを隠せずにいる。おい、補助金が打ち切られて減給になるし、マジで、5類移行って私にとってクソみたいな結果しかもたらさねぇな…。
――というわけで。私は、歯磨きはしっかり行っているが、歯科定期検診については、まるでやろうという気持ちがない。片手落ちである。もちろん、歯磨きというソロ攻略だけでなく、歯科検診という課金オンラインプレイもしっかり行って、初めて「歯の健康」というソシャゲが成り立つのは分かっているが…まあ〜〜でも、やっぱり、お金と時間がな〜〜。まあ、歯がサ終しないよう、何とか大事にしていこう!
(2024年8月31日)
人は何かの犠牲なしに何も得ることはできない。何かを得るためには、同等の代価が必要になる。 |
アイドル(略)シンデレラガールズに出演する「五十嵐響子」というキャラは、料理を得意としており、ソロ歌唱曲も、そういった内容になっている。しかし、その歌詞の中に、「忙しい男性は、野菜が不足している」という内容があり、私は困惑しているのだ。むしろ、不足するのは肉では?
…では、具体的に引用してみよう。どちらも、音ゲー:「スターライトステージ」には未収録の範囲なのだが、ソロ1曲目の「恋のhamburg♪」の2番の最後は、「(これまでハンバーグの話をしておいて、)野菜も食べてね❤」で終わる。また、ソロ2曲目の「アツアツ♪マカロニグラタン」では、1番の歌詞で、「毎日忙しくて
野菜も摂れてないんでしょ (だから、グラタンの材料の)ブロッコリーも買っておくからね」と歌われている。
――さて。メタ的に言うと、このゲームの主要なユーザー層と思われる、20〜30代くらいの成人男性は、野菜が不足しているということである。五十嵐響子ちゃんは“お嫁さんアイドル”ということで、かいらしい年下の女の子に世話をしてもらう…というところを売りにしているのだ。ちなみに、あくまでゲームの話なので、これに対してマジギレする意見を送ってこられたところで、私は何も言えません。
が、私は、「忙しくなると、野菜が不足する」とは思わないのだ。むしろ、私の環境だと真逆である。肉は加熱必須 or
ナマ食は保存期間が最悪ということで、調達や調理の手間が掛かり、忙しくなればなるほど減少していく。逆に、野菜については、極端なことを言うと、「レタスを素手でちぎり、ドレッシングを掛けるだけ」で、余裕でおいしいサラダとして成立する。なんなら、夕食ではなく、酒のつまみとして、酔っ払いながらでも用意できるくらいだ。
…しかし。そういうことではなく、恐らく、響子ちゃんの例で言われている「忙しい男性」は、恐らく、毎日の食事を、コンビニで買って帰るような人を想定しているのだと思われる。コンビニ弁当というのも、最近は多彩なラインナップで、選ぶ楽しみもあるし、味もしっかり美味しいものだ。ただし、高い。欲望のままに買うと、夕食だけで1000円を余裕で超えるし、更に晩酌セットなんて買ってしまえば、+1000円、一晩で2000円が溶けていく。
――やれ。私にとって、サラダという料理は、「安価で大量に用意できる」という魅力もある。しかし、コンビニサラダは、しっかり料理1品ぶんの料金を要求してくる。具体例として、いつも“ファミペイルート”(※投資用語)でお世話になっているファミリーマートの【サラダのラインナップ】を見てみると、野菜だけの簡易的な商品でも250円程度、肉・卵・スパゲッティなどを入れて手間を掛けた物は500円近い。まあ、レストランの料理として考えれば、これくらいでもおかしくないだろうが…。
というわけで。もちろん値段のこともあるし、それに、弁当を2パックも3パックも買うとなると、食事や片付けにも手間が掛かってしまう。そういった問題により、コンビニで弁当を1パックだけ買うとなった時、私ではない普通の人は、間違いなく米+肉の料理を選ぶだろう。かくして、響子ちゃんが、若い男性ファンたちに対し、「野菜も食べてね❤」と歌う事態になっているということである。
くまです
よろろすおねがいするます |
さて、コンビニ弁当が板に付いているような人は、わざわざサラダを買わないかもしれない。
…まあ、気持ちは分かるというものだ。私も、今の一人暮らしでこそ、料理をアホみたいにやっているものの、以前の別環境の際は、スーパーやコンビニで弁当を買うのが日常で、自炊は「全く」と言って良いくらいに行わなかった。
――そんな中でも、私については、サラダを買う習慣があった。だが、時間的に忙しかったり、または金銭的にギリギリだったりしたら、恐らく、米や肉ではなく、野菜のほうから省略をしていただろう。かくして、「忙しい男性は、野菜が不足する」が成り立ってしまうのである。ちなみに、ここまでの流れに、別に性別を区切った話は無いため、「忙しい女性は、野菜が不足する」も、また真である。つまり、「野菜も食べろよ❤」なんて諭してくる男性アイドルが出てくる可能性も…。
ただまあ、コンビニから離れて、自炊という前提にすれば、やはり、肉よりも野菜のほうが圧倒的に楽と断言できる。特に、生野菜のサラダなんて、もはや料理と呼んで良いのかというくらいの楽勝さなのだ。
…例えば、今日の朝食と夕飯のために用意したサラダは、まずレタス(98円/中の下くらいの大きさ)を素手で千切って、適量(※たぶん普通の人の3倍くらい)を皿に乗せる。その後、きゅうり(3本で98円)は斜め切りとする。あとは、練りしょうがとかつおぶしを掛け、キユーピーのドレッシングで味付けし、最後に業務スーパーで買っておいたクルトンをたんまり掛け、一味唐辛子/こしょう/白すりごまで香味付けする。こう書くと、割と面倒くさそうだが、いやいや、買い物に行くほうが遥かに手間が掛かるから…。職場が目の前すぎて帰り道にコンビニが無いから…。
――ちなみに。上では、あえて「キユーピーのドレッシング」と、固有名詞を出した。珍しく、ここだけは、私はこだわっている。というのも、サラダのドレッシングにも、安価な製品は多く存在し、節約を心がけている私は、そういうものにも手を出したことがある。だが、いまいちピンと来なかったのだ。
ちなみに、最も推しているのは、「チョレギサラダ
ドレッシング」である。韓国風ということらしいが、辛すぎでもなく、甘すぎでもなく、遠すぎでもなく、近すぎでもない。そんな感じの、ちょうど良い異国情緒が味わえる。私は、基本的に、サラダを大皿に盛ったとき、飽きないようにドレッシングは2種類使っているのだが、そのうち半分は、基本的にチョレギサラダドレッシングとしている。残り半分は、日本風だったり、中華風だったり、欧風だったりと、いろいろだ。
さて。私は、@暇人かつA料理を趣味としており、自分で野菜料理を調達することに、特に苦は感じていない。ただまあ、世の中の、コンビニ食を使わざるを得ないような本当に忙しい人達は、やっぱり、“副菜”のサラダなんかは、省略してしまうことが多いのだろうな…とも思う。
――でも、まあ、これだけ物の値段が高くなっている時代だ。いくら一人暮らしでも、冷蔵庫を持っていない人は、そうそう居ないであろう。だから、サラダだけでも、手作りする習慣があっても良いと思うのだ。例えば、今の季節なら、レタスが98円の時に買って、それを素手で千切り、キユーピーのチョレギサラダドレッシングを掛けて、サラダ枠とする。それだけで、野菜の量に対して、お金は大幅に節約できるのだ。これくらいは、もう、現代人の必須知識に片足が入り始めている気がする。そして、それが行き過ぎると、私のように、野菜と穀物ばかりを食する日々が続き、響子ちゃんから「お肉も食べてね❤」と叱られる人間へとなっていく…。
(2024年8月31日)
ま〜たエクリプスメテオが始まった |
クエストを更に進めると、ついに、ストーリー上のラスボスが現れた。名前は「ガイアデルム」、ティガレックスに似たフォルムの敵であるが、サイズが非常に大きく、他シリーズにおける超大型のラスボスモンスターと変わらない。戦闘前のムービーでは、ごく一般的なモンスターの大きさに見えたため、バトルが始まって、驚いたものだった。
…さて、こいつは、大きく分けて2段階のバトル展開となっているが、1段階目は、とにかく弱い。途中、“敵が大技を使ってくるので、障害物の影に隠れて回避する”という、もはやお馴染みのギミックが存在する。強制参戦のNPCが音声で教えてくれるため、回避法は非常に分かりやすい。そうしていると、部位破壊で落とした赤い結晶も吸い込まれていき、勝手に大ダメージを受けてくれるのだ。
――ちなみに、この方式がモンハンシリーズで初登場したは、「ワールド」のアップデートで登場した「ベヒーモス」の、「エクリプスメテオ」である。FFコラボコンテンツが、モンハンの環境を変えてしまったのだ。いや、でもまあ、ベヒーモスはそれくらい衝撃的な相手ではあったよ。
続いて、ある程度のダメージを与えると、敵が下層に移動し、第2段階との戦いが始まる。ここからは、ちょっと強い。
…まず、印象的な行動として、敵が壁に登ると同時に、上空からバリスタ(乗り込み型の射撃銃座)が投下される。壁に登ると、通常の近接攻撃は届かなくなるので、いきなりシューティングゲームがスタートするのだ。この際の敵は、壁に登るだけでなく、赤色の光弾を飛ばして、プレイヤーの乗り込むバリスタを攻撃してくるため、その光弾を撃ち落として阻止するというゲーム性が導入されている。何というか…まあ、割り切った感があるね…。
――そして、更にダメージを与えていくと、敵の全身が赤く光りつつ、バトルBGMも「英雄の証」のフレーズが入ったものに変化する。ここからの敵は大暴れであって、ダメージも攻撃範囲も、ラスボス最終形態に相応しいものとなる。私は一死してキャンプ送りになってしまったが、その際に、ちょうど味方NPCが敵を転倒させるカッチョいいムービーが入った。もちろん、その味方もキャンプに着いて来ているため、攻撃チャンスを棒に振っただけでなく、演出上の違和感がとんでもないものとなってしまった。その後も、大ダメージを受けたら速攻でモドリ玉によって逃走する死闘を続けたが、何とか、約30分ほど掛けて、相手を仕留めることに成功した。ふう、負けたら大幅にやる気がなくなるところであった…。
草 |
というわけで。サンブレイクのシナリオについては、これで終わりのようだが、例によって、これはストーリー部分が終了しただけであり、まだまだ新モンスターは登場し。キャラクター育成も続いていく。特に、“発売から1年ほど行われていた無料アップデート”にて追加されたモンスターは、ここから先で登場することになる。今回は、オンラインはやらない予定だが、追加された要素については、一通りを網羅していきたい。
――やれ、今日は、夜に急遽入った予定でかなり疲れたので、これくらい簡素な内容にさせてください〜…。
(2024年8月31日)
でもカイザー装備はすごく役立つんだよなあ |
いよいよストーリーも大詰めという段階で、クエストリストに、驚くべきメンツが登場した。それは、「テオ・テスカトル」「クシャルダオラ」「オオナズチ」の3体である。またお前らか…。
さて、「ライズ&サンブレイク」のストーリー進行は、他のモンハンと少し違っており、「固定の数ミッションの中から、幾つかを選んでクリア」→「緊急クエストを達成」を繰り返すことで、ゲームが先へと進んでいく。例えば、上の図の段階だと、「シャガルマガラの緊急クエスト(【日記:2024/8/9】)」→「『テオ・テスカトル』『クシャルダオラ』『オオナズチ』の討伐クエストから、2つを選んでクリア」→「次の緊急クエスト」となる。
――やれ、これは、PSP時代のような「キークエスト」制(当該ランクの中から、「キークエスト」に指定された物を全てクリアすると、次のランクへの緊急クエストが解禁される。ただし、キークエストがどれかという情報は、作中では確認できない)と、ワールド&アイスボーンの「任務クエスト」制(クリアでストーリーが進むクエスト。同時に出現するのは、基本的に1つで、せいぜい2つ)の、良いとこ取りをしたという感じで、なかなか良い調整になっていると思う。
しかし。この私のプレイ段階で登場した「テオ・テスカトル」「クシャルダオラ」「オオナズチ」の3体には、深い因縁がある。通称、ドス古龍と呼ばれ、シリーズ初期と言える「モンスターハンター
…さて、こいつらは、シリーズが長らく続いた現在では、ごく自然な存在として受け入れられているが、初登場した頃は、魔法のような力を使うことで、世界観的に不評であったらしい。私は未プレイなのだが、そもそも『2』自体が、評判の良くない作品であったらしく、この“ドス古龍”たちは、あまり好かれていなかったようだ。
さて。私が、この3体と初めて相まみえたのは、「モンスターハンターポータブル2nd」と「2ndG」(PSP/2007、2008年)でのことであった。どちらも、通常クエストにおいては、「撃退」という特殊なシステム(制限時間50分のうち、開始25分以降に、「@相手を倒せておらず」、かつ「A開始から一定HPを減らした状態」だと、相手が撤退してクエスト終了になる。与えたダメージは、次回に引き継がれる)を持っており、耐久力のある強敵だと感じたが、あくまで同ランクの敵から大きく隔絶したものではなかった。『2nd』は、上位の最後までクリアして、それで終わりにしてしまったため、特にまあ、強い印象に残ることは無かった。
…が、『2ndG』になると、難易度が跳ね上がり、火力と耐久力を持つドス古龍たちは、かなりの強敵になった。とりわけ、印象に残っているのが、イベントクエスト(今でいう無料DLC)における「JUMP
爆炎の帝」のテオ・テスカトルと、「ファミ通
吹雪を討つもの」のクシャルダオラである。ジャンプやファミ通というリアル雑誌の名称が付いているが、コラボにありがちの軟派な難易度ではなく、歴戦王的な強化クエストであり、最高難易度のG級クエストから見ても規格外の高火力を持っている。しかも、「撃退」なしの一発討伐限定であるため、制限時間まで敵として立ち塞がる。
――恐らく、火力と体力は、協力プレイを前提としているのだろう(当時は、1人プレイと、2〜4人プレイで、敵パラメーターが変わらない仕様だった)。しかしまあ、当時も友達が居なかった私は、これらの強化テオと強化クシャルに対して、無謀にも片手剣ソロで挑み、四苦八苦をしながら撃破していった。最強の武器と防具を揃え、即死の危険性も有る中、めいいっぱいのアイテムを持ち込み(当時はキャンプでアイテムボックスからの補充ができなかった)、失敗しながら、制限時間の50分をギリギリまで使っての撃破である。さすがに、1回倒して終わりにしたのだろうが、あのギリギリ感は、今でもうっすらと記憶に残っている…。
なんで竜巻の中で寝ているんですか?(現場猫) |
そして。そんなドス古龍たちと再会したのは、「モンスターハンターワールド」(PS4等/2018年)でのことだった。が、ここでは、ネタ的な意味が強い。
…さて。そのストーリーの終盤では、「古龍3体の痕跡を集めよう!」という目的が設定された。それを聞き、私は「おっ、新モンスターかな!」と思った。だが、出てきたのは、クシャルダオラ「やあ」であった…。
――やれ、ここで登場するのは、「テオ・テスカトル」「クシャルダオラ」「ヴァルハザク(新規モンスター)」の3体であり、2/3が既存モンスターの復活である。しかも、テオ・テスカトルはともかくとし、クシャルダオラのほうは、『2』シリーズで不評であった“竜巻による行動妨害”が、更に激化しており(【こんなプレイ日誌】もあります…)、なんでこんな奴を新大陸に復活させたの? という感じであった。
ただし。バトル面ではともかくとし、装備品では非常にお世話になった。テオ・テスカトルの防具である「カイザー」シリーズは、3つ装備することで「達人芸」が発動し、会心時の斬れ味消費を0にできる(「ワールド&アイスボーン」での仕様)。私は、ベヒーモス装備である「ドラケン」ではなく、カイザーシリーズのほうを愛用しており、アイスボーンでマスターランクに進んでからも変更せず(被ダメージが高くてキツかった…)、テオ・テスカトルが登場したら、真っ先にマスター級のカイザー装備を作ったくらいだ。
――ちなみに、これら古龍たちは、ご存じ、ワールド&アイスボーンにおいて、「歴戦王」という強化クエストで、大いにゲームを盛り上げてくれた。ただ、「歴戦王」というクエスト形式も、ワールド&アイスボーンがアップデートする中で、ユーザーと共に成長をしてきた。綺麗な書き方をしたが、それはつまり、初期のメンツはクソばかりということである。ただ固くて痛いだけの「歴戦王キリン」なんかは、その象徴だった…。
さすがに少し強いけど、でも、今となってはただそれだけ |
というわけで。そんな面々+オオナズチが、3体セットでいきなり「サンブレイク」の画面に現れたということで、私の心は穏やかではなかった。
…が、こいつらは、今では全く強くない。全般的に、ハンターの性能の大幅上昇に対して、敵の強化が追いついておらず、また、理不尽な点についても、ほとんどが削除されている。テオ・テスカトルは、今や、ちょっと硬くて専用BGMを持っているだけの、普通の炎モンスターである。また、クシャルダオラについては、風圧による行動妨害が「ありました?」というレベルで貧弱になっている。普通に戦えるのは良いことのはずだが、これはこれで本末転倒感がある…。最後に、オオナズチについては、消える頻度が減ったことに対し、脱力ブレスや尻尾ポンポン、飛び立って足元毒爆風などの厄介な攻撃が消えてしまったため、こちらもただ単に現在では、「なんか消えて、なんか猛毒を使うだけの、普通のモンスター」になってしまっている。
――というわけで。シリーズが進むごとに、世界観のインフレが進み、20年近く前は物議を醸し出した“ドス古龍”たちも、ごく普通の存在になってしまった。ハンターさんたちは、トンデモ世界に慣れすぎたのだ。さすがにもう、機械モンスターとかが出てこないと、驚かせるのは難しそうだが、「ワイルズ」という名称からして期待薄だなあ…(当たり前)。
(2024年8月31日)
マヨ×パスタという組み合わせ |
初登場から2ヶ月ほどで、完全に私の生活に定着した感のあるパスタであるが、これまで、その味付けは、ケチャップベースの赤い物しか存在しなかった。そこで今回は、新しく、マヨネーズベースの白いパスタを試してみたのである。
…まず、パスタソースというと、定番なのが「ミートソース」「ナポリタン」と言ったトマトベースの味付けであるが、それに次いで、「カルボナーラ」などといった白いものも存在する。だが、奴のレシピを調べてみると、「ベーコン」や「牛乳」などという文字が並んでいた。これはなかなか難題である。確かに、ベーコンは、ペラペラにも関わらず、味が凝縮されており、料理においては非常に重要な位置を占めている。しかし、質量に対する値段が高く、私はもう、1年以上は自分では買っていない。一瞬だけ復活した宴会(この夏はまた休止中)で、ベーコン料理などが出てくると、「世の中の人はこんなおいしいものを食べているのか!」と感激するものであった。
――また、牛乳についても、冷蔵庫での保存が必須という問題から、私はもうしばらく買っていないが、最近では1リットルから900mlへのすり替えが目立っているらしく、純粋な値段としてはかなり上がっているのだろう。代替品として採用していた「豆乳」ですら、最近では金銭的負担と開封後の冷蔵庫の圧迫を嫌って、全て「お茶」に統一しつつある。牛乳は、もう私にとって、高級品という趣だ。
最後に。カルボナーラの材料には、「バター」や「オリーブオイル」などもあるが、これらもまた、インフレバトルに両足を突っ込んでいる方々である。何から何まで、食材は値上げしすぎなのだ。やっとこさ給料が上昇したと思っても、値上げや増税によって、すぐさま吸いつくされてしまう。唯一の希望だった株についても、そこまで順風満帆とは行きそうにないことが分かってしまったし、どうしろと…。
そういうわけで。困りきった私は、マヨネーズを使ってみることにした。マヨネーズというと、「マヨラー」などと称される強火ファンも存在する調味料であるが、私の生活だと、従来「シーチキンごはんの味付け」にしか使わず(「ポテトサラダ」や「芋/玉ねぎ/豚肉のマヨネーズ炒め」がルーチン料理から外れたため)、猛烈な余り調味料となっていた。しかしながら、最近になって、「パスタサラダ」の味付けに使ってみると、なかなか悪くない風味を出してくれるということが分かった。ならばと、サラダでは無いパスタ料理にも使えないかと考えてみたのだ。
…そんな感じで、レシピとしては、以下の通りである。まず、「キノコ/なす/冷凍海鮮/冷凍ひき肉」を、フライパンで炒める。そして、パスタが茹で上がったら、炒めた物を掛け、「マヨネーズ/顆粒だし/チーズ/タバスコ」で味付けする。つまり、これまでのパスタでケチャップを使っていたところを、単純にマヨネーズに置き換えただけである。
――しかしながら、これがやってみると、良い感じに、ケチャップのパスタとは異なる風味を出してくれている。麺との調和も、炒め物たちとの相性も、共にバッチリだ。そして、味だけでなく、色も赤から白へと大きく変わり、食感に変化を与えてくれる。なんなら、別にケチャップだけ、またはマヨネーズだけということにこだわらず、赤と白を半分ずつ使って、ポーランドパスタにしても良いかもしれないと思った。ちなみに、赤と白の2色だけの国旗というのはそれなりにあるようで、例えばインドネシアやバーレーン、そして日本国も赤と白だけで書くことができる。日の丸の赤はケチャップの赤…。
麺までピンクになってるけど、どういう作り方なんだ… |
というわけで。またしてもパスタが、私の生活の中で、余った調味料を救済してくれた。
…そう言えば、赤飯のために大量購入した「ごま塩」(赤飯の素が値上がりしたうえに、赤飯自体がキノコ炊き込みごはんに完全に役割を奪われた)も、パスタを茹でる時の「塩」の代わりとして使っている。また、自家製ポテナゲのための「ウスターソース」(肉類をほとんど食べなくなったため、ポテナゲも自然とフェードアウトしていった)も、パスタの隠し味として活躍してくれている。
――と、そんな感じで、パスタには何を入れてもよく合うのだ。あんこ入りパスタライスなんて料理もある(※無い)。まこと、「パスタは自由」としか言いようがない。イチゴパスタとかいうゲテモノ料理も、意外と、実際に作ってみればイケるのかもしれない。
ところで。ここまでケチャップベースの「赤パスタ」、マヨネーズを使う「白パスタ」をレギュラー入りさせてきた私だが、次はどうしようか。ミラボレアス理論で行くと、次に目指すべきは「黒パスタ」である。また、個人的には、ペペロンチーノ的な、あっさりパスタにも興味がある。
――というわけで。私の創作パスタでは、まず、“既存の美味しそうなパスタソース”を目標とするものの、必ずしもそこを目指すではなく、自分なりに安い調味料で再現できないか試してみる。そうすると、何故かだいたい上手く出来るのだから、パスタというのは面白い。ありがとうイタリア人兄貴…。
(2024年8月31日)
本編中の構図は凄いカッコいいが、ゲーム起動時の画像は虫っぽくて何か微妙… |
しばらくゲームを進めると、いよいよサンブレイクのメインモンスターである「メル・ゼナ」が登場した。どうも、吸血鬼っぽいイメージのようだ。
…ただし、戦闘スタイルは、物理も魔法も使えるなんでも屋という感じである。物理攻撃としては、尻尾を叩きつけて、そのままズリンと前に向けて突き刺す攻撃がびっくりした。バイオハザードばしりである。また、特殊能力としては、「劫血やられ」なる状態異常で、HPを時間経過で減少させ、さらに、回復役の効果を低下させてくる。そして、時間が経つと、敵は白から黒へとモードチェンジし、攻撃を激化させてくる。
――さて、こいつのモーションの中で、最も印象に残ったのは、瞬間移動である。文字通り、消えて、一瞬で別の位置に出現するという超能力であるが、世界観的には、ただ物凄く速く移動しているだけということである。また、“ただ移動するだけ”であるため、突進攻撃に使ったり、ハンターの真上の座標に現れることで「*いしのなかにいる*」にしてしまったり、逆に戦闘からの逃走に使ったり、ということは無く、世界観的な整合性は取られているようだ。とはいえ、魔法のような超能力を持っていたところで、別にシリーズの初期から消える奴(オ◯ナ◯チ様)とか居るしなあ…。
というわけで。メル・ゼナは、パッケージモンスターにして、マスター★5への昇級試験ということで、なかなか敵はしぶとかったが、例によって、サンブレイクではハンター側も高性能なため、しばらく戦って、撃破に成功をした。なお、最近では、パッケージモンスターの恒例業務となっているが、実は異変の真相ではなく、黒幕に繋がっていた…という設定により、もう少し物語は続いていくようだ。
モンハン漫画の人の構図じゃん |
その他のモンスターとしては、メル・ゼナの前後で、「ゴア・マガラ」「シャガルマガラ」というモンスターと戦った。どうも、ゴア・マガラは、3DSの『4』のパッケージモンスターというらしい。ワールド以降では、今回が初の復活となるため、私にとっては初見のモンスターだ。
…さて、3DSでの『4』シリーズということで、ライゼクスやセルレギオス(【日記:2024/8/4】)に続き、こやつもさぞ悔しいのだうな…と思っていたが、そんなことは無かった。まず、ゴア・マガラのほうは、ナルガクルガっぽい見た目であるが、肉弾戦だけでなく、「狂竜ウイルス」というST異常攻撃を使用する。内容は、発症すると被ダメージが増加するとともに、ダメージを受けた時の赤色部分(時間経過で自然回復する)が無くなるというものだ。ちょっとメル・ゼナのST攻撃と被っているため、間違えないようしっかり書きました。
――とまあ、そんな特殊能力こそ持っているのだが、何故か全く強くない。狂竜ウイルスには、もう一つ効果があって、それは、「感染から発症までに、相手に一定回数の攻撃を加えると、ウイルスを克服し、更に会心率がしばらく上昇する」というものである。実戦では、ほとんどこちらのほうの条件を満たせてしまっており、むしろこちらのメリットとなっていた。つまり、ゴア・マガラは、人類にとって有益なウイルスを配ってくれるという斬新なモンスターとなっていた。その他のモーションも、特に印象に残っておらず、「何だかよく分からないが、弱い奴と戦っている!」という感じであった。
続いて、メル・ゼナを挟んでの「シャガルマガラ」は、ゴア・マガラが成長したモンスターであり、こちらも『4』が初登場で、同作のラスボスということらしい。あれ?
ダラ・アマデュラとかそんな名前の、ヘビがグルグルグル〜って山を覆っている感じのモンスターじゃなかったっけ?
…それはともかく、私は、シャガルマガラの名前は聞いたことがあって、それは、公式採用されているモンハン漫画の人の絵でである。【検索しても、ズバリその物の絵は見当たらなかった】ので、原典はわからないのだが、空中に浮遊して、羽と腕を広げて左右対称のポーズを取り、なにかを照らしているような感じであった。登場時のムービーで、見事にそれと同じ構図が出てきたので、つい、私はスクショを取ってしまった。ああ、これが元ネタか…。
――ちなみに。戦ってみた印象なのだが、それほど記憶に残っていないので、たぶん弱かったのだと思う。やれ、同ランク帯に登場する「ティガレックス」とかも、「え!
昔はこんな奴に苦戦してたの!?」と思うくらいに貧弱な敵となっていた。繰り返し述べている通り、今回はハンター側が高性能すぎるため、復活モンスターの調整は難しいのかも…。
(2024年8月31日)
PS2ディスク版から、1回も移植/リメイクがされてないんだよな… |
むしろ、嫌いな人とか居るの?
という感じなのだが…。ゲームに限らず、創作作品において、「英雄」というのは、古今東西共通のテーマであるが、とりわけ、自分で操作を行うゲーム作品では、「プレイヤー=主人公」という趣が強い。かくして、主人公が世界を救うと、自分が世界を救ったのと同じような満足感が得られるのだ。「英雄になりたい」は、「モテたい」と同じくらい、創作の定番テーマであるように思う。
――さて、「主人公が英雄になるゲーム」の具体例として、例えば、「ドラゴンクエスト」なんかは、初代からずっと主人公は「勇者」であり、物語のテーマは、「魔王を倒して世界を救う」で一貫している。そう言えば、初代では、途中で囚われの姫を救うというイベントがあった。「モテたい」と「英雄になりたい」を一石二鳥する、神がかり的な作品であった…。
そんな中で、私は、「エースコンバット」と「地球防衛軍」の例を挙げてみたい。両者は、「プレイヤーは、軍隊をテーマとした組織に属する」「英雄と呼ばれる存在へと、主人公が成長していく」「無線音声を主軸とした演出が行われる」「一時期、例のアレでXbox360にて展開していた」などと共通点が多く、恐らくファン層も重なっているであろう。
…まず、エースコンバットからは、第4作「エースコンバット04」(PS2/2001年)を題材とする。エースコンバットシリーズは、簡単操作で戦闘機を操れるフライトシューティング(「フライトシミュレーター」ではない)であり、現在は7作目までが発売されている。『04』については、前作『3』が、近未来をテーマとした深夜アニメそのものの、攻めまくった作風ということで、賛否両論になっていた。そのため、『04』では、再び、(見た目は)現実的な雰囲気の軍事シナリオに戻った。一方で、初のPS2作品ということで、ボリュームはそこそこであり、次作『5』のように、大作RPGのような派手さは無い。
――が、その簡素さが、逆にコアなファンを生むに至ったのである。物語の語り部は、主人公ではなく、「戦争に翻弄される一人の少年」である。“その少年が、大人になってからの回想”という位置付けであるため、紙芝居形式であり、声優も「少年(の大人時代の声)」の1人である。低予算ゲームのような演出と捉えられるかもしれないが、上手く世界観とマッチしており、批判の声は聞いたことが無い。ちなみに、初プレイ当時の私(当時中1)は、「へー、この少年がメビウス1か」などと珍妙すぎる解釈をしていた(もちろん、ムービーの少年とパイロットのメビウス1は別人である)。
そして。主人公は、「メビウス1」と呼ばれるパイロットとして、戦争に身を投じていく。最初は、もう息も絶え絶えという戦況から、メビウス1の圧倒的主人公補正により、劣勢を跳ね返し、最終的に、勝利で終戦記念日を迎えることになる。ちなみに、顔は設定されておらず、セリフも用意されていない。
…そんな中で、光るのが、「無線音声」という演出だ。このゲームでは、味方の無線通信が入るだけでなく、謎に敵の会話も聞こえてくるのだが、それはともかくとし、ゲーム上の都合として異様な戦闘力を誇る主人公に対し、味方はもちろん、敵にも評判が広がり、味方からは頼もしい援軍として、そして敵からは悪魔的な存在として、それぞれ畏怖される。自分が、戦況を動かすほどのエースパイロットとして戦っている感が、強く味わえるのである。
――やれ、文字と英語音声だけの、今から考えると簡素な演出であるが、それだけに、シンプルな文字が強く印象に残る。『04』は、シリーズの中でも、地上攻撃ミッションが多く、しかも目標撃破ではなく、「制限時間内にどれだけの敵を倒せるか(目標スコアを達成しても時間が来るまで終わらない)」という形式が大半だ。というわけで、一筆書きゲーになりがちな内容だが、そこを、僅かな文字と音声の情報だけで、逆に「主人公が英雄になる渋いゲーム」という印象を残せるようになった。ゲームの演出というものは、分からないものである。
ストーリー強化に合わせて字幕が表示されるようになったのもGOOD |
次に。今度は、最近のゲームである「地球防衛軍6」(PS5&4/2022年)について紹介したい。
…まず、地球防衛軍シリーズにおいては、従来はストーリーはおまけとされることが多かった。主人公は、『3』以降、「ストーム1」というコールサインで呼ばれている(『3&4』と、『5&6』で、別人のはず…)。その名前だけでなく、無線音声の演出・軍隊テーマなどという類似性から、当初からエースコンバットの「メビウス1」と重ねる声は多く、ひょっとしたらオマージュだったのかもしれない。ただし、『3』〜『5』までは、ストーリー要素にそこまで力が入っていなかった(『5』は、力を入れたと聞いていたが、モンハンワールド並の空振りであった…)。そのため、「知ってるか?
ストーム1はどんな戦場からでも必ず生還する。全ての敵を倒して」(『3P』/M51)などと、印象的なセリフが、カルト的に語られるに留まっていた。
――しかしながら。最新作の『6』では、ストーリー要素が唐突に超強化された。主人公は、絶望的な戦況において、特異点と言える存在になり、伝説の兵士として、数々の戦場を渡り歩いていく。そして、少しずつ事態を好転させていく中で、主人公は「英雄」と称えられるようになっていく。極めつけとして、侵略者である「プライマー」との最終決戦では、主人公が主人公たる驚くべき仕掛けが用意され、その死闘を勝ち抜くことで、ついに人類の完全勝利という結末を迎えられる。そういった壮大なシナリオが、約150というミッション数で語られるのだ。うわあ、いきなりストーリーに力を入れるな!
そういうわけで。「主人公が英雄となるゲーム」は、どちらかと言うと、“主人公に強いキャラクター性を付与し、その心情変化を中心的に描写していく”というFFシリーズのような手法ではなく、「主人公=自分」を主とし、簡素なストーリー演出を心がける作品に合っているように思える。ゲーム内の主人公と自分を重ねて、ゲームの中で成長していき、最終的に「英雄」と呼ばれる存在になることで、苦労だけでなく、喜びも共有できるのだ。まあ、現実世界では、英雄どころか身の回りの人から尊敬されるのですら無理なのだが、だからこそ、ゲームの中くらい、夢を見させてほしいよなあ。
…となると。次に、主人公が「英雄」と呼ばれるゲームとして期待できるのは、言わずと知れた「モンスターハンター」だと思うのだ。モンハンは、初代からオンライン要素を持つ作品ということで、一貫して主人公はキャラクターメイク形式であり、声や性格など、明確な個性は設定されていない。
――やれ、PS4などで2018年に初登場した「モンスターハンターワールド」は、ストーリーに力を入れた作品だと聞いていたが、蓋を開けてみると、まあ…うん…という感じであった。神話として語り継がれる「導きの青い星」と主人公が重ねられ、やがて「青い星」と呼ばれるようになっていくことから、何となくやりたいことは伝わってくるのだが、何となくしか伝わってこなかった。その後、追加パックの『アイスボーン』や、世界観を改めた『ライズ&サンブレイク』でも、状況は大きく変わっていない。でもまあ、新作の『ワイルズ』では、是非!
(2024年8月31日)
この題名を書くためにサンブレイク日誌を始めたまである |
ついに伝説のモンスター:「エスピナス」が出てきてしまった…。
さて、「エスピナス」は、かつて存在していた「モンスターハンターフロンティア」という、オンライン専用のモンハン作品(2019年12月にサービス終了)で登場したモンスターである。フロンティア出身で、オフライン版モンハンに出演したモンスターと言うと、『2ndG』の「ヒプノック」と「ヴォルガノス」が存在する。が、そこから続々と輸入が続くのかと思いきや、フロンティアのサ終まで、ついにこの2体以外が参戦をすることは無かった。
――やれ、どうも、2ndGの発売当時は、フロンティアもサービス開始直後であり、くだんの2体は、2ndGとの共同開発ということだったらしい(フロンティア登場:2007年7月、2ndG発売:2008年3月)。だが、そこからは、完全オンライン作品とそれ以外というテーマ性の違いからか、買い切り型のモンハン作品に、フロンティアのモンスターが導入されることは無くなった。ちなみに、逆のパターンは少量だがあった(ジンオウガがフロンティアに登場、など)ので、若干ながら不平等感が存在する…。
というわけで。「サンブレイク」へのエスピナスの参戦は、そのような前例を破って、ということになる。まず、フロンティアのファンには、とても嬉しい展開であろう。また、フロンティアは、10年以上もサービスが続き、莫大な量のオリジナル要素が存在する。そのため、新規モンスターに限らず、個性的な要素たちが、今後さらにオフラインシリーズにも導入される、ということも期待できる。
…ということを私は求めていたのではなく、エスピナスに期待していたのは、「そして、深夜、俺一人のエスピナス祭が始まる。」という平成36年案件である。この言葉は、かつて、2ちゃんねる(現:5ちゃんねる)のモンハンスレに投稿されていた内容である。日付が変わる頃になると、その場の流れに関係なく、「そして、深夜、俺一人のエスピナス祭が始まる。」と書き込まれていた。私も、PSP時代の頃に現役で見ていたので、恐らく15年とか昔であろう。
――やれ、こういう、ネット掲示板で一個のネタを繰り返し擦るのは、だいたい嫌われることが多い。だが、この書き込みについては、パーティプレイが肝となるオンライン専用モンハンで、たった一人で戦っているという哀愁、そして「エスピナスまつり」(「エスピナスさい」かも…)という声に出して読みたい日本語により、私は割と気に入っていた。そして、サンブレイクにて、ついに、私もエスピナス祭を始められるのだ。割とマジで、これが一番楽しみで「サンブレイク」を始めたと言っても過言ではない…。
さて。そんなエスピナスであるが、さすがに戦闘面では「2ndG」あたりと同時期のモンスターということで、そこまで個性的な相手ではない。
…やれ、見た目は、画像の通り、緑色になったリオレウスである。最初は寝ている状態でスタートし、怒ると一気に凶暴化して、炎と毒を併せ持つブレスで攻撃する(麻痺もあるらしい…)。その他、やたらと悔しさ全開の素早い攻撃を使ったり、格闘ベースの打撃を多用してくるあたりは、恐らく「サンブレイク」の環境に合わせて、強化が為されているのだろう。その強さは、M★4に妥当な感じで、程良く苦戦するという相手であった。
――やれ、私は「フロンティア」は未プレイだったのだが、「アクラ・ヴァシム」だとか「ラヴィエンテ」みたいに、やたらと語感の良いモンスターが多く居るというのは知っている。また、なんだかよく分からないが凄い自信の亜種/変異種系モンスターや、同じ武器種でもリーチの異なる物が存在するなど、様々な独自要素が存在していたということも知っている。よって、今後の『ワイルズ』や、それに続く新作でも、適切な頻度で、フロンティアの要素を導入してほしいと思うのだ。そうすれば、きっとモンハンは、もっと面白くなるだろう。そして、深夜。皆のフロンティア祭が始まる…。
●おまけ
使いきれなかった画像です。画レスなどにご利用ください。
(2024年8月31日)
さすがにこれは草 |
いい加減、私も株以外の記事を書きたいのだが…。先日は、-4451円(-12.4%)という、歴代ワースト1位の下落となった日経平均であるが、本日は一転して、+3217円(+10.2%)という史上1位の上昇となった。最低記録を更新した翌日に、最高記録も更新したのだ。わけが分からないよ。
…さて、日本時間の5日夜の時点では、米国株は、更に3%程度の下落となっていた。ご存じの通り、アメリカは、日本と比べても桁外れの規模を持つ、経済超大国であり、そこが下落すると、大抵は日本市場も後を追うことになる。3%という下落率は、ここ数週間でこそ普通だが、平時ならかなり酷い下落であり、まあ日本株も、最悪だった前日に続き、売りが売りを呼ぶパニック相場になると思われた。ただし、占いの「日経先物」(夜間に取引できる日本株?
よく知らない)だけは1000円以上も上がっていた。そういうわけで、今日は朝から、上昇とも下落とも予想の付かない、不安定な空気に包まれていた。
――ところが。蓋を開けてみると、今日は全面高の展開となり、一気に日本株が上昇し、そして、+3000円・+10%を超える、史上1位の上昇値となった。危なかった…もし、暴落が続くと読み、値下がりした株を売ってまでインバース型に切り替えていたりしたら、致命的な損害になっていた…。
しかしながら。値動き率を見ると、ちょっとそれだけで安心できるとはいかないのだ。
…例えば、「[2243] GX 半導体ETF」というファンドは、始値で一気に上昇し、その後はほぼ横ばいで、+12.66%という上昇率になった。一方、同じく米SOX指数を参照する「楽天
SOX インデックス・ファンド」のほうは、本日22時00分時点で、元の指数の下落率と為替により、-2.3%の下落となっている。同じ指数を引用しているはずなのに、15%もの落差が生まれている。
――もっとも、後者は、ほぼアメリカ株の成果を反映しており、計算的には正しくなる。よって、1割以上も上昇している前者は、おかしいのだ。何かがおかしいのは明らかなのだが、何がおかしいのかは、全く分からない…。
FF内から失礼します |
そういうわけで。ひとまず株価が上がったのは良いことだが、明日以降の市場についても、まだまだ不安定と言わざるを得ない。
…まず、日本株は、どうやら、大口投資家のオモチャにされているようだ。やれ、「おまえ絶対そんなこと考えてないだろ」とお叱りを受けるかもしれないが、投資というのは、その企業と共に成長をしていくような気持ちで、長期保有をしていくのが重要だ。だが、上がったらすぐ売ってしまう短期投資家が増えたところで、企業としてはお金が安定せず、事業計画を立てづらいだろう。しかも、個別株が短期売買の対象となるのはそれなりに聞くが、国家全体のインデックス・ファンドまで、今回のように強烈な値動きを繰り返すというのは、私は初耳だ。まるで、先進国にもてあそばれる後進国である。
――そして。個人投資家としても、このように、一瞬でも売り買いのタイミングを間違えたら即死するような市場には、怖すぎて手が出せない。上のほうで書いたように、もし、“本日6日の市場も下落する”と見込んで、「日経ダブルインバース」(指数が変化した時、そのマイナス2倍の値動きをする)のような商品を注文していたら、本日で更に-20%という致命的な損害を受けているところであった。また、投資の定番商品である「投資信託」なんかも、売買が1日変わるだけで、大損をするようなことがありうる。これは、買う時だけでなく、遠い将来に現金化する際にも問題となるだろう。つまり、現在の日本市場では、投資が、お馬さんや自転車・ボートのような、ギャンブルになってしまっているのだ。
というわけで。私の願いとしては、7月11日の時点まで価格が戻るのはもちろんだが、それよりも前に、まずは市場を安定させてほしい。
…やれ。もし、株価が安定した成長基調に戻れるのであれば、2ケタ万円に達するような含み損など、些細な問題だ。何故なら、市場にお金を任せ続けていれば、必ず増えていくと確信できるからである。そういった安心感こそ、安定して経済が成長するうえで、重要なことなのだ。そのためには、為替も株価も、どちらも安定をする必要がある。「投資」という行為が、個人の利益と企業の成長…つまり、皆の利益に繋がる形が、健全なのである。
――そういうわけで。求めるものは、「@まずは値動きを沈静化させる」「Aその後に、上昇基調を取り戻す」、この順番だ。本日、3217円上がったとしても、また明日、2000円とか3000円とかの位で下がり、そんな値動きを繰り返すようであれば、日本企業の成長には繋がらないだろうし、庶民は手も足も出せなくなる。逆に、本日の上昇が安心感を与え、日本株が、そして世界の株が安定するようであれば、この上昇に、大いに意味は有ったと言える。日本という市場には、世界に影響を与えるだけの実力があるのだ。その成果があったのか、アメリカ市場の下落や為替の動揺も、少しは収まってきている…のか? 誰でもいいから、まずは市場を安定させてくれ〜!!
(2024年8月31日)
悲しいなあ… |
まず今日は、おまけから始めよう。先月7月1日から「攻略」を行っていた、moomoo証券(【日記:2024/7/1】)の、株の抽選券×4枚が届いたので、さっそく回してみたのである。やれ、こんな最悪市場の中で、株のくじびきをやるなんて…というところであるが、まあどうせ、“最初から当たる株が決まっている”とすれば、いつ引いても関係は無い。
――そして、米国株は、手数料や為替など、面倒なことが多いので、日本株で引いてみた。ということで、結果は、以下の通りである!
という感じである。「最大10万円!」という宣伝文句の割にイマイチだが、まあ、30万円を預けたおまけとして考えれば、十分であろう。
…ちなみに、このクジを引いたのは、本日の昼休みであった。その時は、評価額の合計は3802円であったが、夜22時現在では、3456円と、約1割下落している。また、moomoo証券にも、元資64万円を投入したが、現在の評価額は48万円ほどであり、綺麗に25%の下落をしている。地獄はここからだ…。
この暴落は、なんて呼ばれますかね?
私は「日銀ショック」を推します |
というわけで。本日の株価は、一般ニュースでも話題になっているように、最悪の歴史的暴落となった。日経平均の下落額は-4451円で史上最大値、率にして-12.4%である。先週金曜も、-2217円と、歴代2位の記録であったが(【日記:2024/8/2】)、それを次の日で2倍も乗り越えてきた。たった1日で、124兆円が、日本企業から失われていったのである。さすがすぎるぜ。
…そしてもちろん、個人投資家である私自身も、壊滅的な被害を受けた。かねてからの円高によって為替逆ボーナスを喰らい、もう息も絶え絶えであったが、先週金曜から今週月曜の実質1日で、146円→142円と更に3%も円高が進み、全ての資産がこれによる減算補正を受ける。さらに、アメリカ株自体も、ハイテク企業を中心に、日本時間の金曜夜〜土曜朝の市場で大きく下落していた。それらがウォーズマン理論を引き出し、全体の投資額:400万円強に対して、一晩で30万円を失うに至ったのである。個別株やレバレッジには手を出さず、インデックス・ファンドだけを買っていたのに、この仕打ちだ。
――やれ、7月11日を境に、一晩で2ケタ万円を失うような市場も、そろそろ片手で数えられないくらい経験してきたが、この日は最低最悪であった。おい政府、おい日銀。お前らが作った世界だぞ…。
かくして。このような地獄市場の中、ついに、私が、この1年弱で「株」という部門全体で得た損益についても、マイナスに転じた。
…やれ、虎の子のNISA枠こそ、一応は少額のプラスを計上しているものの、楽天証券・特定口座は売却済みの“確定損益”を入れても大幅な赤字だ。他の証券会社などの小物類も、-10%なんてザラであり、あちこちに死体が転がっている。もう、1円単位での正確な計算などしていないが、「株」部門の、累積の損益は、恐らく、-20万円程度であろう。一時期は、+100万円も近いとウッキウキだったが、そこから1ヶ月も経たずして、110万円を失った(-20%程度)ということになる。まさに、繰り返し述べているが、手の施しようが無いクソ市場である。
――ちなみに、これまでのNISA民の心の拠り所は、「地道に積み立てていれば、まだ含み益があるはず」であった。だが、残念ながら、月ごとの同額積み立てを前提とした場合、全世界株やS&P500という防御力高めの投資信託ですら、日付にもよるが、本日の-5%の下落にて、あえなく赤字に転落したはずである。いっぽうで、年初一括組は、まだギリギリで利益を出せているはずだが、それもいつまで耐えきれるやら…という感じだ。
やれ、一般ニュースでも、“暴落”という言葉が飛び交い始めたように、もう「下落」ではなく「暴落」であることは確定的である。あとは、「大暴落」まで進化するかどうか…。私は、勝手に、30%下がったら大暴落かな、と思っている。
――では、具体的なファンドで述べてみよう。「日経平均」(日経225:日本大企業株)は、11日の最高値を基準とし、-25.5%であるため、そろそろヤバい。私が「最強神」と呼んで親しんできた、「楽天
SOX インデックス・ファンド」(米半導体株、円貨評価)は、超級者向けのゲレンデを滑り落ち、+30万円(+40%)の利益がついにマイナスとなったが、これですら-29.5%であり、私の言うところの「暴落」には値しない。いっぽうで、“投資界の五条悟”と呼んでいた定番商品:「eMAXIS
Slim 全世界株式」(外国株、円貨評価)は-14.7%で済んでおり、まだ「下落」の範囲で済むかもしれない。
全部持ってるけど、全部赤字になったよ。ちなみにウェルスナビのCMだがそれも赤 |
さて。このような大暴落を引き起こした原因は、私は日本銀行と政府にあると考えている。特に、7月31日の利上げ宣言は、完全に不要であった。既に、大ダメージを受けていた日本市場であったが、あの追い打ちにより、円高&株安に歯止めが掛からなくなって、現在の歴史的暴落へ繋がったのだ。為替介入と利上げの実行犯である日本銀行、そしてそれを指示したであろう政府、どちらも主犯で有罪である。
ところで。この日本株(※「日本人の持つ円換算の外国株」を含む)の暴落について、発端は、アメリカの景気減速であった。だから、別に日本だけが悪いわけではないという指摘もあるだろう。だが、先進国の中で、日本だけが桁外れの被害を受けている。理由は明らかで、日銀の愚かにして無謀すぎた円高誘導であり、それにより、売りが売りを呼ぶ、恐慌的な日本市場が作り上げられた。そして、日本は、腐っても、3位だが4位だかの経済大国であり、その下落は、世界中の投資意識に悪影響を与える。日本は、被害者でなく、加害者なのだ。マジで日本の恥銀行は、外人さんに迷惑かけるな。
――また、投資は“自己責任”だから、損を出すのは仕方ないという指摘もあるはずだ。だが私は、例えば、アメリカの景気減速自体には、怒りを覚えていない。そういう上がり下がりは、よくあることだからだ。だが、今回、日本だけ被害が大きくなったのは、明らかに政治の失敗である。そういう奴らを無視して、投資家を「自己責任」と叩くのは、よくある被害者叩きと変わらないであろう。というか、あのウイルス災害に並ぶ大暴落を人為的に引き起こした犯罪者たちを擁護する気持ちが、私には全く分からないのだが…。まあ、この先、会社が潰れて失業者が増えたり、「経営が悪化したので賃下げ/値上げします」みたいな理不尽な事態になったとしても、どうぞどうぞ、自己責任と唱えて、他人を叩き続けてください。きっとあなたの番が回ってきますので。
さて。私は、【8月2日付けの記事】で、「死ね」「経済テロリスト」「便所バエ銀行」「ゴキブリ」などと、かなり激しい言葉を使って、日本銀行や政府を攻撃した。だが、書き終えたあとに、「さすがに言い過ぎかな?」とも思っていたものだった。
…確かに、私は間違いだった。表現が甘すぎたのだ。もう、私の語彙力では、奴らを形容する言葉が生み出せない。たった1ヶ月弱で、250兆円のお金を日本企業から消滅させ、多くの日本人投資家から、数十万〜数百万の利益を奪っていった。国を沈める無能な政治とは、こういうことを言うのだろう。この、湧き上がるような、殺意に近い怒りは、どんな言葉で表現しても、陳腐になってしまうのだ。
――ところで。今後の展開としては、まず今夜のアメリカ市場もすっごく目に優しい色であり、明日以降も、日本企業&日本人投資家の持つ資金は、更に減少するだろう。いつ止まるかは、もう分からない。もし「絶対に下がる」と確信できるなら、こんな状況でも、インバース型の商品を買っておけば利益を出せるのだが、それは“株式投資”の枠から外れた、危険すぎるギャンブルである。さすがの私も、そこまでは手が出せない。
そして、政府の動きとしては、この事態に対し、総理大臣:岸田、財務相:鈴木、日銀総裁:植田といった人物たちが、国会で対策を議論するということが考えられているらしい。甘ったれるな。お前らにできるのは、死んで詫びること、以上だ。もう何もするな。失せろ。
(2024年8月31日)
ス ク シ
ョ 失 敗 |
サンブレイクのストーリー攻略も、真ん中を過ぎた辺りであろうか。そこでは、連続して、初登場が3DS作品の復活モンスターたちと戦う機会があったので、本日は、それについて触れていこう。まずは、「ライゼクス」(『
…さて、こいつについては、名前以外に、戦闘BGMも知っていた。理由は、オーケストラアレンジの「4大メインモンスターメドレー」(【YouTube】)に収録されているからである。モンスターハンターは、「狩猟音楽祭」という名称で、毎年オーケストラコンサートを開催しており、私は、その2020年版のCD持っている。あれは名盤だ。時期の都合上、2020年は無観客でのオンライン開催となったのだが、それだけに、全国ツアーで先の公演からネタバレされるということが無く、配信直後を全国一斉に楽しめた。
――この辺りでのモンハンの出来事と言うと、2019年9月にアイスボーンが配信開始され、その年の公演ではさすがに間に合わなかったということで、2020年版にアイスボーンの曲が集中した。内容としては、新しい拠点のBGMや、パッケージモンスター:「イヴェルカーナ」の楽曲、アルバトリオンにムフェト・ジーヴァといったアップデート追加モンスターの戦闘曲に、アンコールはミラボレアス戦→英雄の証(モンハンシリーズ全体のテーマ曲)という豪華な構成であった。既プレイの方は、ご存じの通り、ミラボ戦は
さて。話が逸れてしまったが、2020年の狩猟音楽祭は、当時最新作のアイスボーンを中心としつつも、未プレイの方に配慮してか、他シリーズの楽曲もセトリに加えられている。その中の1つが、前述の「4大メインモンスターメドレー」である。『X』の、「四天王」などと呼ばれる4体の新規モンスターのテーマ曲を、メドレーとしたものだ。内容は、「ライゼクス
→ ガムート → タマミツネ → ディノバルド」である。昔は、1曲目と2曲目の区切りがどこか分からなかったりもしたが、それはともかくとし、楽曲だけでも個性的である。
…ところで、私は、3DSで出たモンハンを全く遊んでいなかったため、当時はアイスボーンで復活していた「ディノバルド」しか知らなかった。その後、ライズで「タマミツネ」と初めて戦った。両者とも、曲だけでなく、戦闘スタイルについても、非常に個性的なモンスターである。そういうわけで、サンブレイクの「ライゼクス」は、3体目ということになり、どのようなモンスターか楽しみにしていた。
そんなライゼクスなのだが、なんというか、まあ、悔しさに溢れたモンスターだよね…。
…まず、なんというか、敵の動きが速すぎる。骨格としてはイヤンクックのような感じであるが、羽根…というか腕を使ったパワフルなパンチ攻撃に、電撃や尻尾を使った攻撃など、動作が多彩で読みづらい。さらに、世界観的にも、なんというか、割り切った感じの表現となっており、ライゼクスから見て前方の左右45°の位置に、緑色の光の柱を設置し、そこから更に電撃が左右45°に発射されるという攻撃は、いかにもゲーム的で笑ってしまうが、威力は全く笑えない。そして、トサカを光らせて振り下ろす必殺技は、なんとライトニングブレードなる闇落ちしたネーミングセンスになっているらしい。一応、かつてのモンハンは、厳しい自然環境での生存競争なんかをテーマとした作品だったのだ…。
――というわけで。PSP時代のモンハンを知っている身としては、もう「簡単にクリアされたら悔しい」(※元々はFF11についての発言??)、通称、悔しさの精神を感じざるを得ない。もっとも、サンブレイクでは、「移動しながら回復薬を使用できる」「キャンプで半無限にアイテムを補給できる」という『ワールド』からのプレイヤー有利な仕様に加えて、「『翔蟲』を使った軽快なアクションを行える」「盟勇2名を連れていける(※これは後のアップデートで適用)」というシステムも存在する。そのため、強く感じさせるなら、むしろ今回のライゼクスくらいが当然だ。だが、3DS版で戦った人は…。
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千刃竜 ◯ 蹴竜 |
続いて。2体目の3DS版からの復活モンスターは、「セルレギオス」である。元々は、『4G』(2014年11月)のパッケージモンスターということのようだ。こいつについては、「4大メインモンスターメドレー」で知っていたライゼクスとは異なり、私にとっては全く未知の存在であった。しかも、ライゼクスは、緊急クエストにして撃破必須なのだが、セルレギオスは任意選択のモンスターであるため、冗談抜きで「は?
誰おまえ」という感じだった。
…が、戦ってみて、その印象は変わった。セルレギオスに、早い上に攻撃頻度が高く、喰らうとHPの半分近くを持っていく攻撃で、大いに私を苦しめてくれる。裂傷状態とのコンボも危険であり、“素早い行動”と、“しゃがまなければ回復できない裂傷”とのコンボは、とてつもなく手ごわいものだ。
――そして、最も印象に残ったのは、蹴りである。こいつ、戦闘中に、急に空中へ飛び上がり、静止してこちらを向いたあと、落下しながら蹴りを喰らわせてくる。まあ、もう、なんと言うか、例によって割り切った攻撃である。何でも、一部界隈では「ライダーキック」などと呼ばれているとか…。
というわけで。『X』のライゼクスも、『4G』のセルレギオスも、悔しさ全開のモンスターであった。これに比べれば、アイスボーンで復活したディノバルド(『X』)やブラキディオス(『3G』)、そしてライズでのタマミツネ(『X』)やバルファルク(『
…とはいえ。上でも述べた通り、『サンブレイク』のハンターは、ワールド&アイスボーン以上に高性能なので、強さを感じさせたいのなら、これくらいの調整にするというのは、大いに理解できる。というわけで、問題は、3DS作品で登場した時である。今でこそ払拭されたが、かつてのモンハンは、かなりモッサリとしたアクションであり、「敵の攻撃を避けたあと、数発だけ攻撃する」というターンファイトが基本であった。PSP時代は、今よりかなりアクションの読みやすいジンオウガですら、早くて強いなどと言われていたのだ。そんな世界観に、ライゼクスやセルレギオスが殴り込みならぬ蹴り込みをかましたりしたら、それはもう、緊急クエストどころでは済まない、世界の一大事である。
――しかしながら。むしろ、最初からこういうのが普通だと思っていれば、他のモンスターに対しては、スローすぎてあくびが出るというものかもしれない。今の20代前半くらいの、「Z世代」と呼ばれる若者たちは、ゲーム界のフィジカルエリートであることがやたらと多いが、そりゃあまあ、こういう悔しさの崩天玉みたいなモンスターたちと、子供の頃から戦い続けてきたのだ。強いに決まっている…。
(2024年8月31日)
冷凍庫で遊ぶな |
私が冷凍庫の中に入れる物と言えば、かつては、冷凍からあげ・パスタ・焼きおにぎりといった「レンジでチンするだけで完成する料理」が基本だった。そこから、少し時間が経って、再就職での一人暮らしを始めた直後には、冷凍ギョーザなど、「簡単な調理で食べられる食品」が主力となっていた時代もあった(【日記:2022/4/1】)。それが、料理派閥となって久しい今では、100%が食材になってしまっている。
――というわけで。冷凍庫の中身にも、その人の個性が出てくるのだ。なので今日は、私の冷凍庫の中身を、紹介してみることにしよう!
●野菜類の冷凍品
◯玉ねぎ (既存の冷凍品or生を切って冷凍)
・利用用途:そうめん、みそ汁、親子丼、カレー
まずは、様々な料理に使用可能な「玉ねぎ」である。ただし、基本的に、私は冷凍でないほうの玉ねぎも常時保有しているため、冷凍玉ねぎは、ごく少量を使いたい場合か、または予備という扱いだ。玉ねぎは、意外と価格変動の大きな野菜であるため、常に中くらいの価格である冷凍玉ねぎは、365日使用可能な形式として、活躍をしてくれる。
ちなみに、冷凍玉ねぎの風味としては、やはり冷凍品ということで、シャキシャキ感が無くなって劣ってしまう…のだが、メリットとして、玉ねぎ特有の辛味(ヒリヒリするやつ)が無くなるため、熱さずに食べる際に適している。この特性と相性が良いのがそうめんであり、つゆを冷やしつつ、かつ、辛味がなく、食べやすい薬味として、大活躍してくれる。そのため、私は今も、冷凍玉ねぎは常備するようにしている。
ところで。冷凍玉ねぎについては、既存の冷凍品を使うだけでなく、生の玉ねぎを自分で切って冷凍するという方法もある。だがこれは、手間が掛かるうえに、冷凍庫のスペースを大きく圧迫し、かつ、冷凍室を玉ねぎ臭くしてしまうため、私はほとんど用いていない。値段面でのメリットも、よほど安い時に大量購入して冷凍しておければ利益を出せるのかもしれないが、そこまで冷凍室のスペースがあるわけでもなく、そもそも玉ねぎは、割と長もちする野菜なので、冷凍するメリットが少ない。というわけで、「自分で冷凍玉ねぎを作る」は、この6月に、玉ねぎを1個カビさせてしまい(さすがに捨てた)、残った物を救助する際に、切って冷凍をした…という、限定的な使用にとどまっている。
◯青ねぎ (既存の冷凍品)
・利用用途:納豆のトッピング、そうめん、みそ汁
続いては、「ねぎ」とだけ書いた場合にイメージされる、青ねぎである。ただし、こちらについては、最近、生の青ねぎを買う習慣が出てきて、そちらと激しい生存競争が繰り広げられた結果、劣勢となっている。
まず、青ねぎの使用先は、納豆のトッピング、そうめんのつゆ、みそ汁、などである。基本的に、メイン部分として食べるよりも、シャキシャキ感や酸味によって、食感に変化を加えるという利用法が主である。よって、それらがオミットされてしまう冷凍版は、生の青ネギに対して、大きく劣っている。どうも、青ネギは、主に冬が安い時期とされるらしいが、その真逆の季節でも、非冷凍版のほうが安いということで、価格面のメリットも無い。
一方で、冷凍版は、既に切れられているため、非冷凍版のように、毎回、まな板と包丁で切る必要がない。ただまあ、これも、生のネギを、ある程度まとめて刻み、タッパーで冷蔵庫に入れておけば済む話である。スーパーでは、既にカットされた物も売られているが、自分で切ったほうが抜群に安い。あと、冷凍版も刻みパック版も、謎に先っちょの緑色の部分のみをカットしているが、私は、太くて白いところのほうが、シャキシャキ感と酸味があって、好きである。あと、細い部分は、みそ汁で少し茹でると、ずくずくで見栄えが悪くなってしまうというデメリットもあるな…。
以上の理由により、冷凍青ネギは、かなり立場が怪しくなってしまっている(「刻みパック版」は、既に長らく買っていない)。もう少ししたら、冷凍青ねぎは、ボツ食材となってしまっているかもしれない…。
◯もやし(生を冷凍)
・利用用途:みそ汁
もやしは、節約食材の王であり、かつては10パックなどとメチャクチャな量を買って、冷凍庫にも、6パックなどを常時備蓄しておくようにしていた。もやしの賞味期限は3日ほどと非常に短いため、その弱点を冷凍で消せば、完全無欠の食材になるように思える。
しかしながら、冷凍をすると、もやしのシャキシャキ感が大幅に減少し、サラダやカップ麺のトッピングといった目的には、よほどの非常時を除き、積極的には使いたくなくなる。仕方なく、みそ汁で茹でて誤魔化したりするが、それでもやはり、生のもやしとは別物と言わざるを得ない。
そういうわけで。確かにもやしも、切らすと寂しい食材ではあるのだが、かつてのように、片手で数えられない数を常に凍らせておく…ということは無くなった。職場からの帰りで、近所のスーパーで、少量の買い物をする習慣が出来たということもある…。あれだ、きのこ炊き込みごはんで、「おいしい料理を作りたい!」というふうに環境が変化した結果(【日記:2024/6/4】)、冷凍もやしのような、あまり美味しくない食材が、淘汰されていったのである。
◯冷凍きのこ (既存の冷凍品)
・利用用途:きのこ炊き込みごはん、パスタソース、みそ汁、親子丼、カレー
続いては、「きのこ」である。ここ最近、野菜でも肉でもない、第3勢力として、私の生活に定着しているが、ここで挙げるのは冷凍版だ。
ただし、キノコについては、以前に単独記事で、冷凍/乾燥/生を比較したことがある(【日記:2024/6/13】)。そして、生きのこが安い今の季節は、冷凍キノコは微妙な存在となっている。残念ながら、冷凍室の肥やしとなってしまっており、今の時期に買ったのは失敗だったかな…。
◯らっきょう (生のものを冷凍)
・利用用途:みそ汁、カレー
ラッキーマンが変身する時に食べる野菜である(昭和99年案件)。近所のスーパーの「おつとめ品」枠で、1kgが売っていたため、購入をしてみた。らっきょうと言えば、各種の漬物の材料として著名であり、カレーのトッピングとしても、福神漬けの次くらいに名前が挙がる。
ただまあ、私の買ったものは、プレーンな感じのらっきょうであり、そのまま食べても美味しくない。また、にんにくほどではないが、なかなか臭いのある食品であり、開封してしまうと、周囲がらっきょうに侵食される。さらに、おつとめ品ということで、賞味期限が近いと予想される。やむを得ず、私は冷凍をしたが、これはもう、長らく肥やしになるな…と、買ったことを後悔した時期もあった。
が、実際には、みそ汁の具として、素晴らしい活躍をしてくれた。冷凍で風味が落ちることはなく、独特の食感や臭みが、みそ汁にアクセントを与えてくれる。もちろん、カレーのトッピングとしても、有効であった(共に茹でるより、最後に入れるほうが良い)。そういうわけで、特に余らせることなく、もうすぐ1kgを消費できそうな感じである。また、おつとめ枠に存在したら、買ってくることにしよう!
食べ物で遊…?
…??? |
●肉類の冷凍品
◯肉団子 (既存の冷凍品)
・利用用途:みそ汁
業務スーパーで、安価に売っている肉団子である。確か、1kgで350円くらいであり、肉類としては最安クラスだ。用途はみそ汁のみであるが、貴重な動物性タンパク質として、常時活用をさせてもらっている。
まあ、デメリットとしては、1kgでしか販売していない(500gのパックもあるが、値段面の取り回しで劣る)ため、冷凍庫を圧迫しやすいということか。でもまあ、問題点はそれくらいだ。みそ汁以外にも、色々と使い道を作るべきか…?
◯ウインナー (生の物を冷凍)
・利用用途:目玉焼き丼、みそ汁、親子丼
こちらも業務スーパーで売っているものであり、やや値上げ&減量をしているものの、800gで400円程度と、なかなか安めである。元々は、賞味期限が3週間程度の生ものであるが、無理やり冷凍をしても、風味が大きくは落ちることはない。
さて、利用用途としては、目玉焼きとコンボした場合が最強(【日記:2023/12/24】)であり、フライパンで炒めることにより、最安品かつ無理やり冷凍したとは思えないくらいのジューシーさを味わわせてくれる。また、純粋な肉の代用品として、みそ汁に切って投入したり、親子丼に入れてニセ親子にしたりしても、悪くない活躍をしてくれる。中身は、牛・豚・鶏のミックス肉ということで、貴重な肉類を効率良く補給できる。
ただし。「目玉焼き丼」については、朝ごはんとしては手間だが、夕ごはんとしては軽すぎるという感じで、やや立ち位置が微妙である。卵を、親子丼に使いたいという事情もあって、目玉焼き丼自体の調理回数が激減してしまった。また、みそ汁・親子丼についても、本来の肉類を切らしてしまった場合の代用品に過ぎない。というわけで、ウインナーは競争に負け、現在は備蓄していない状況である。決して、悪い食材ではないのだが…。
◯冷凍ひき肉/豚 (既存の冷凍品)
・利用用途:パスタソース、きのこ炊き込みごはん、みそ汁
業務スーパーに売っているひき肉であり、100g換算で100円程度ということで、価格面では特段のメリットが無い。少量の肉を自由に使えるということで、きのこ炊き込みごはんのトッピングを目的として購入したのだが、ほとんど風味が変わらず、“2回目は無い食材”となりかけていた。
しかしながら、パスタが私の料理環境に渡来したことにより(【日記:2024/6/29】)、冷凍ひき肉は息を吹き返した。「ミートソース」というものがあるくらい、パスタとひき肉の相性は良く、少量でも」、確実に食感を変えてくれる。そういうわけで、パスタの相棒として、冷凍ひき肉は、常時備蓄品となるに至った。なお、当初の目的通り、きのこ炊き込みご飯やみそ汁にも、少量を投入している。
◯冷凍海鮮 (既存の冷凍品)
・利用用途:パスタソース
小ぶりなイカの切り身や、あさりなどが入った、海鮮品のミックス商品である。100g換算で100円を超え、価格面でのメリットは全く無い。元々は、遠い昔、ココイチでシーフードカレーに親しんでいたことから、カレーのトッピングとして購入をしてみた。ただまあ、カレーの味の濃さに対して、少量の冷凍海鮮は完全に埋もれてしまっており、存在感が無いに等しかった。
ところが、冷凍ひき肉と同じく、冷凍海鮮についても、パスタソースで復活した。イカのプッリプリの食感や、あさりの風味などが、パスタにちょうど良い異国情緒を与えてくれる。パスタについては、謎に、私の生活の中で、余り食材を救済する役割が多いなあ…。
◯鶏むね肉 (生の物を切って冷凍)
・利用用途:親子丼
日本で主に親しまれている肉の三獣士は、牛・豚・鶏(にわとり)であるが、私がリピート購入をしているのは、もっぱら鶏むね肉である。理由は、安いからだ。近所のスーパーだと、だいたい、セール時に100gにつき60円前後で購入可能である。これを買って、まな板で切り、150gに小分けして冷凍をしておく。使う時になったら、袋を破いて取り出し、電子レンジで2分ほど解凍してから、普通の肉と同じように使えば良い。なお、ブラジルから来た冷凍品も存在するにはするが、価格はほぼ同じで、1袋で2kgと取り回しがとてつもなく悪く、しかも、切り分けるには、一度解凍して再び冷凍するという手順を行わなければならない。そういうわけで、最初から冷凍されている鶏肉については、1回きりの購入となった。
さて、現在での鶏肉の使用用途は、親子丼のみなのであるが、親子丼自体が連食に優れた料理であるため、肥やしとなることは少ない。何なら、気まぐれでカレーやみそ汁なんかに入れてみても面白い。私だって、肉を全く食べないわけではないのだ…。
※ヒロインバトル兼ハーレムラブコメです |
●その他、冷凍庫の中に入っている物
◯氷
夏は、私の住環境だと、水道水が温まってしまう。その温度について、定量的に測ったことは無いが、そのままシャワーとしても浴びれるくらいなので、恐らく25℃くらいであろう。よって、そのまま飲むには風味がかなり悪く、茹でたそうめんを冷やしたところで、この水道水の温度にしかならない。
というわけで、それらを補正するために、夏季は氷が大量に必要となる。私は、残念ながら安い冷蔵庫を使っている(【日記:2024/6/20】)ため、専用の製氷装置が無く、100円ショップの製氷皿を使っている。ただ、「製氷皿」と「取り出した氷を入れておく容器」の2つが、冷凍庫のスペースを圧迫するうえ、製氷皿から氷をねじり出す作業が存在するため、効率は悪い。やっぱり、次の冷蔵庫は、もっと良いやつを買おう…。
◯首輪
服従のサインとして人間に付けるオモチャ…ではなく、固体になりやすい液が充填されており、首に巻き付けておくことで、涼しさを感じられるアイテムである。私は、節約のために、キッチン方面はカーテンで区切って冷房を掛けていないため、皿洗いや料理をする際、その他にも、部屋掃除などで冷房を切る時には、この首輪が役立ってくれる。今年初めて買ったのだが、確かにこれはなかなか便利だ。また、余裕があったら、2個目を買って、交互に使うようにしよう!
まあこんな感じで、冷凍庫の中身も、変遷している感じである。今のところ、特に極端な肥やしは存在しておらず、運用は順調だ。
――ただまあ、業務スーパーでは、冷凍食品だけでも大量に存在するので、いろいろと新しい物を試してみたい気持ちもある。その中から、またキノコのように、環境を一変させる食材が現れてきてくれるかも…?
(2024年8月31日)
7月11日を返せ |
株の暴落が止まらない。本日の日経平均は、-2217円(-5.81%)という、尋常でない下落を経験した。「今年に入って最大の下げ幅」という言葉も、ここ数週間で何回も耳にしているが、それでもせいぜい1000円ちょっとだったところを、一気に2000円の壁を突破してきたのだ。やれ、日本企業の時価総額の合計は、概ね1000兆円ということらしい。つまり、たった1日で、58兆円のお金が日本から消え去ったのである。
…やれ、先月金曜に投資記事を書いた時点(【日記:2024/7/26】)で、7月11日に付けた最高値を基準とし、主要指数が10〜20%と、「暴落」に片足を突っ込むくらいの下落を経験し、私は約60万円を失っていた。だが、私は、さすがにそこで底を突いただろうと思っていたが、甘かった。そんな都合の良い話があるわけがなく、今週も、僅かな休憩時間を挟みつつ、世界の株価は続落し、トータルの投資額:約400万円強に対し、さらに約15万円を失った。主力のNISA枠も酷い状況だが、その他の小物類は壊滅的であり、最高値を基準とし、moomoo証券は+2万円から-10万円、PayPayポイント運用は+4000円から-3000円、ウェルスナビは+1000円から-5000円、iDeCoですら次の更新で赤字が確定である。手の施しようがない。
――やれ、このペースで行くと、来週にも、「投資」分野全体で得た利益が、マイナスに到達するだろう。一時期は、利益100万円突破もすぐ先という雰囲気だったが、1ヶ月も経たないうちにこれなのだ。さすがに、もう「暴落」って呼んでいいよね?
さて、今回の株価下落は、世界中で起こっており、日本人だけが損をしているというわけではない。しかし、例えば、アメリカの「S&P500」という人気の指数は、7月11日から8月1日までの間で、僅か2.5%しか下がっていない(そもそも最高値が7月11日ではない)。しかし、日本での評価額…例えば、「[2633] NF
S&P500 ヘッジ無」の下落幅は、11.7%と、なかなか重めである。これは、為替逆ボーナスが掛かっているからだ。ここ3週間で、ドル円は、161円から147円へ、一気に1割近くの円高となり、これが「外国株の日本での評価額」に減算補正される。よって、私の持つ大半の金融商品の価値は、この3週間で、一気に0.9倍となってしまった。これだけで、約40万円の資産が吸い込まれている。
…しかも、円高だけでもキツいのだが、純粋な株価自体も下がっており、特にハイテク系統が苦境に立たされている。例えば、年明けからの好調を支えてきた半導体なんかは、SOXと呼ばれる指数が現地価格で17.7%減少するなど、厳しい状態になっている。そこに、為替逆ボが掛かり、3週間で-24.4%という悪夢の状況になった。かつて「最強神」と呼んで親しみ、7月11日には、元資80万円弱に対して+30万円、実に+40%という莫大な利益を出していたが、このままだと、来週には赤字に転落するだろう。神を名乗っていても、死ぬ時は意外とアッサリなのである。
――さらに。私も、詳しい理屈は理解していないのだが、円高が進むと、外国人投資家も日本株を買いづらくなり、価格が下落するらしい。かくして、為替と関係の無いはずの純日本株も、円高によって下落する。以上の理由により、投資家にとって、円高は悪夢としか言いようの無い状況である。
自分を優秀だと思っている無能な働き者が、一番厄介 |
そして。この暴落に対して、明らかに主犯の一人と言えるのが、「日本銀行」である。
…何故かと言うと、日本銀行は、「為替介入」という行為をして、市場経済を妨害してくるからだ。具体的には、「兆」の単位のお金を使って、ドルや円を売り買いすることにより、強制的に161円→157円などと、円高に持ち込んでくる。また、理屈は私もよく知らないが、あのゴキブリどもが「利上げをします」などと発言すると、それだけでまた、一気に円高が進むそうだ。そういった流れで、現在では、一気に150円の壁も突破してしまった。
――やれ。3月と5月の介入は、瞬間的に円高へ振れただけで、すぐに元の価格に戻り、私は非常に安堵した(【日記:2024/3/19】、【4月29日のTwitter投稿】)。しかし、忘れもしない7月11日の夜22時頃、アメリカFRBとかいう謎の組織の発言によって、為替に火が付いたところへ、ゴミ銀行が一気に油を注ぎ、一瞬で161円→157円に円高が進んだ。そこに、純アメリカ株の下落も重なって炎上が進み、取り返しが付かなくなって、今の焼け野原へと繋がった。間違いなく、クソ銀行は主犯の一人である。望み通り、円安を“是正”し、投資家たちが大損をする日本社会を作ることができて、今週末なんかはウッキウキで夜も眠れないだろう。くたばれ、バカが。
さて。そうやって円安を阻止する理由であるが、政府や日銀の人間は、白々しく「物価高騰を防ぐため」「国民生活を守るため」などとほざいている。だが、この目的では、100%役に立たない。何故なら、一度上がった価格は、絶対に下がらないからである。
…その代表例は、ご存じ、電気代だ。電力会社たちは、少し前に、こぞって「燃料代が上がったから値上げをする」と言っていた。が、その燃料代が下がって、各電力会社が最高益を記録したという報道の後にも、電気代は下がったという報告は無い。ああいう奴らが、ユーザーが有利になるアップデートをするわけがないのである。何なら、値下げどころか、「円高で輸出商品の売上高が目減りしたので値上げします」とか「円高で観光客が減少したので増税します」などと、平気でそんなことを言ってくるだろう。
――そもそも。NISAという投資枠が用意され、そしてこの2024年に拡充されたのは、“給料が上がらず、物価だけは上がっていく中で、せめて個人で資産形成をしてほしい”というのが目的であったと思う。そして、その狙い通り、7月中旬までは、徐々に円安が進むことによって、株で儲けやすい状況が作り出されてきた。そこで一気に、円高誘導で株価を壊滅させてきたのだ。為替介入などの金融政策は、日銀単独で行うのではなく、政府も一枚噛んでいるという。まさかと思うが、本当に、最初から国民を騙すための作戦だったのか…?
というわけで。自称日本銀行の行っていることは、私にとって害悪そのものである。為替介入は、経済テロであり、3月と5月は軽微な被害で済んだが、7月の放火が大きく燃え上がり、今も被害が広がっている。こんな奴らが、勝手に「日本」を名乗り、市場経済を破壊してほくそ笑んでいると思うと、虫唾が走るというものだ。誰も頼んじゃいねえよ、お前らなんかに!
――しかも、円高を是正するということは、つまり、「ドルを売って円を買う」=「保有していたドルを円に戻す」ということだ。よって、便所バエ銀行だけが1ドル161円の時にドルを売って大儲けし、それから逃げ切れなかった一般人が、軒並み大損をしたということになる。為替逆ボによって失われた私の40万円は、奴らに没収されたにも等しい。やってくれる…。
マジでNISA枠以外はいったん畳むのもアリかなと思い始めてきた |
さて。気になる週明けからの市場であるが、それについては、平日の日本時間22時30分から始まるアメリカ市場を見ていれば、だいたい想像が付く。金曜夜の米国株は、木曜夜と同じくらいの酷い下げ幅(日本市場には金曜朝から反映)であり、円高も146円台まで更に進んでいる。
――よって、まあ間違いなく、月曜朝からの日本市場は、日経平均にして1000円〜2000円という、大きな続落となるだろう。実際、「日経先物」と呼ばれる占いも、既に1000円以上の下落となっている。だがもう、こんな悲惨な数値にも慣れてしまった…。おい日銀、これがお前の求めた世界だぞ?
というわけで。株価は、「下落」から「暴落」の段階に入り、ひょっとすると、後の世から「◯◯ショック」などと名前付きで呼ばれるまでに被害が広がるかもしれない。例えば、2020年のウイルス災害では、2〜3月の1ヶ月程度で、S&P500やNASDAQ-100と言った人気の米株価指数(日本での評価額)は、3割ほど下落し、「コロナショック」などと呼ぶこともある。だが、この7月からの暴落は、既にそれを追い越しそうな勢いだ。
――そして、そんな悲劇の引き金を自分から引いたうえで、「日本のため」などと開き直っている日銀は、許せるはずがない。私が、人生レベルのクソ商品だと思っている「Surface
Pro 2」(【日記:2015/2/18】)だとか、「Nuro光」(【日記:2022/7/24】)なんてものは、極端な話、自分が買わなければ、世界に存在しないのと同じにできる。だが、クソ日銀は、今後も円安で株が上がりやすい状況ができるたびに、その無駄な財力を使って、未来永劫、延々と邪魔をしてくるのだ。マジでお前、何の役にも立ってないから。職員全員死んで失せろ。
(2024年8月31日)
ワールドの良かった点である“スキルのLv制”は、もちろん続投 |
モンハンサンブレイクについて、予想よりもかなりハマってしまっている。さすが、今では国民的作品と言えるだけのゲームであって、中毒性が凄まじい。もちろん、サイトの更新ネタとはいえ、せっかく遊ぶなら面白いほうが良いに決まっているので、私としても好都合だ。
…そして、本日のプレイでは、斬れ味維持の方式について色々と考え、ちょっとした稼ぎも行っていた。まず、基本ルールからおさらいしておこう。モンハンシリーズでは、攻撃を当てるごとに、「斬れ味」という武器ごとに設定されたゲージが、1ずつ減っていく(打撃系武器でも斬れ味と呼ぶ。銃には無い)。斬れ味が減少すると、与ダメージが減るとともに、攻撃を弾かれやすくなる。減った斬れ味は、「砥石」というアイテムを使うことで回復できるが、漫然と砥石を使用すると、かなり大きな隙を晒すことになる(回復アイテム使用モーションの2倍程度)。なお、研いでいる途中に相手の攻撃を受けると、研ぎモーションは中断されたうえに、何故か斬れ味は全く回復しない。こういう物理的に不可解な現象は、モンハンだとアタリハンテイ力学などと呼ばれているらしい…。
――というわけで。火力の維持には、斬れ味を高く保つことが重要であるが、ただ砥石を使うだけでは能率が悪く、何らかの工夫が必要となる。なお、この試行錯誤が、モンハンの戦闘における醍醐味の一つということか、「砥石」「斬れ味」というシステムは、初代からずっと採用され続けている。他ゲーで言うと、「武器が壊れる」に近いのだが、少し世界観上の設定を変えるだけで、プレイヤーに受け入れられるという例である。
そして。私は、いつもの片手剣ではなく、ライズ&サンブレイクでは「太刀」を使用しているのだが、太刀も手数が多く、斬れ味の維持が重要となる武器だ。そこで私は、「剛刃研磨」を軸に、「見切り」「弱点特効」「達人芸」を組み合わせていく、という戦法を採用していった。
…まず、「剛刃研磨」は、『4』シリーズに属する3DSの『X(クロス)』で初登場したらしく、砥石で武器を研いだ後、更に一定時間、斬れ味減少が0になるという内容だ。時間は、作品に依るが、60秒が基本である(「サンブレイク」では、Lv3で90秒)。モンハンシリーズの敵モンスターは、通常マップだと、5分に1回程度の間隔で別エリアに移動し、戦闘が中断される。よって、その際に、研いでから戦闘に挑むようにすれば、少なくとも1分は、最高火力を維持できる。剛刃研磨の魅力は、どれだけ短いゲージであっても、1分間は最高火力を維持できるという点だ。なお、ライズ&サンブレイクでは、「ガルク」という犬のようなオトモに乗って、移動しながら武器を砥げるため、使いやすさが上がっている。
なお、実質的に斬れ味ゲージの長さを2倍にする「業物」や、高会心率が必須の「達人芸」と比べると、上位や下位という関係にはなっておらず、どれも独自の使い道が存在する。さすが、20年間ずっと、“オンライン要素を持つゲーム”として歩んできたモンハンシリーズだ。
そして。さらに私は、「剛刃研磨」に加え、「達人芸」もコンボした編成を組んでいった。達人芸は、モンハンワールドで初登場し、会心攻撃が発生した際に、斬れ味の減少が0になる(ワールド&アイスボーン版)という内容である。モンハンワールドでは、クリア後の編成だと、会心率を100%に近いくらいまで高めることが可能であり、会心攻撃による与ダメージ上昇も強力であるため、達人芸が大流行をした。なお、最も人気だったのは、FF14コラボのベヒーモスによる「ドラケン装備」である。すみません、FFシリーズのコンテンツが、モンハンの環境を荒らしてしまいまして…。
――その後、やや弱体化したものの、ライズ&サンブレイクにも、「達人芸」は続投している。今回のサンブレイクでは、最大のLv3を前提とし、「会心攻撃の発生時に、80%の確率で斬れ味を消費しない」という内容になっている代わりに、装飾品が登場し、発動自体はさせやすくなっている。サンブレイクでも、会心率を100%近くに高めることは容易であるため、会心率を軸にした火力ビルドが可能である。私は、見切りLv7と弱点特効Lv3を発動させ、会心率40〜90%を維持して戦っていく。なんか「業物」のほうでも良い気がしてきたが、まあ、「達人芸」を活かせるスキルとなっていると言えるだろう。
なんか油っこい名前だけど、氷属性一筋 |
というわけで。このレベルのスキル編成を、普通にストーリー攻略中から行えるというのは、嬉しいものだ。私は、前作と言える「ライズ」を、確かに裏ボスのヌシ3体討伐までクリアしたが、所詮は70時間程度のプレイであり、そこまで極端にやり込んだというわけではなかった。
…にも関わらず、「サンブレイク」では、プレイ開始から僅か数時間という段階で、このレベルでのスキル選択を行える。そして、今では、新モンスターに限らず、初めてマスターランクで倒したモンスターが居たら、すぐに武器屋へ通うようになってしまった。それは、中途半端な装備であちこち寄り道をしているということであり、効率が良いとは言い難い。でもまあ、“間に合わせの装備でシナリオクリアまで持っていき、その後に最強とされる装備だけを一直線に目指す”というより、いろいろ試行錯誤をしていったほうが面白いだろう。せっかく、久しぶりのモンハンなのだから、楽しまなくちゃ!
(2024年8月31日)
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