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管理人の日記ログ
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基本300ダメージだけど、各種の強化が乗ることもある? |
「粉塵纏」(【日記:2024/9/15】)の次は、これまたサンブレイクで新登場した「剛心」というスキルを試してみた。
…さて、このスキルについては、一定回数攻撃すると(太刀で、40回程度)、剛心バリアーを身にまとい、敵の攻撃を一度だけ軽減して(スキルLv2でダメージ0.3倍。追加効果は受ける)、さらに、その際の転倒効果も無効にする。さらに、剛心スキルがMAXのLv2だと、「粉塵纏」の赤爆発のときと同じように、爆発によるカウンター攻撃を行い、基本300のダメージを与える(ハンターの位置で爆発するため、空振りもある。各種強化で、301以上のダメージになることもある)。
――細かい点として、防御効果が発揮された場合、バリアは終了し、体力の上に表示されている剛心ゲージも、0から数え直しとなる。バリア発生中に更に攻撃を当てても、最大値以上にゲージが伸びることは無い。ゲージが中途半端な状態で攻撃を受けた場合、被ダメージ軽減・ゲージ減少、そのどちらも起こらない。そして、敵がエリア移動をした場合、「粉塵纏」は“移動を試みた時点”にて回数が0から数え直しとなっていたが、「剛心」のほうは、ごく僅かずつしかゲージが減少せず、そのまま戦闘を続行できる感覚である。
さらに、「粉塵纏」と異なり、「剛心」の使いやすい点として、装飾品が存在する。
…やれ、作成できるのは、クリア後の傀異クエストをかなり進めた後ということだそうだが、ランク1スロットで「Lv+1」、そしてランク3スロットに「Lv+2」の装飾品をセットできる。スキル自体のMAXレベルは2であり、「剛心Lv1:一定回数攻撃で剛心バリアーを貼り、被ダメージを0.5倍にする」「剛心Lv2:被ダメージが0.3倍に下がり、さらに爆発で反撃して基本300のダメージを与える」という内容だ。剛心バリアーが発動するまでの与攻撃回数や、被ダメージ以上に重要な「吹き飛ばしを無効化する」という効果は、スキルLvによっては変化しない。
――よって、ランク1のスロットが開いていたらとりあえず付けておくというだけで、十分に活躍できるスキルである。なんか、「粉塵纏」「蓄積時攻撃強化」「連撃」「巧撃」「逆襲」「災禍転福」みたいに、今回はやたらと「Lv0→1が最も効率が良い」というパターンが多いな…。
そして。この「剛心」は、「粉塵纏」との相性が抜群である。
…まず、スキルの方向性としては、「敵に一定回数の攻撃を当てることで、特殊な効果を発動する」と、似通っている。さらに、粉塵纏は、「14回(太刀、スキルレベル3)の攻撃を当てると黄色粉塵が発生し、そこから20秒以内に敵攻撃を受けると黄色爆発で小ダメージ、20秒間耐えると粉塵が青に変わって与攻撃時に爆発で大ダメージ」という効果であり、敵の攻撃を避け続けるとメリットがあった。そして、「剛心」とコンボした場合はどうなるかというと、剛心バリアーで敵攻撃による転倒を無効化した場合、黄色粉塵の状態も解除されない。つまり、「粉塵纏」の青爆発を発動させやすくなるのだ。
――やれ、最強の一角である「傀異克服シャガルマガラ」(傀異克服バルファルクは悔しすぎるので周回しない)など、一発がやたらと痛い超強敵と戦う場合、私は◯と△…じゃなかった、AとXを交互に連打し、太刀らしからぬチクチクとした突きでダメージを積み重ね、やばくなったらすぐ逃走…という戦い方をしていた。ずっと使っている「飛竜刀【月】」の毒状態、そして「粉塵纏」は、どちらも“1発あたりの与ダメージ”ではなく、“攻撃回数”を参照するため、細かくグサグサしたり、鉄蟲糸技の桜花鉄蟲気刃斬で最大12連撃を当て逃げする方式と、とても相性が良いのだ。そして、「剛心」も同じく、1発のデカさではなく攻撃回数を要求するため、私の戦い方とコンボできるのである。
ちなみに。「剛心」による剛心バリアーは、「敵の攻撃による転倒」(中程度のダメージを受けて数メートル吹き飛ばされ、起き上がるまで無敵となる、最も基本的なダメージ形態)について、被ダメージを軽減しつつ、転倒効果を無効にする。しかしながら、その他の攻撃にも対応しており、メジャーなところとして、咆哮に対しても効果を発揮し、咆哮による大幅な隙の発生を無効化したあと、バリアの効果を終了とする。
…やれ、この場合、よほど抱きついて喰らった場合を除き、爆発による300ダメージのほうがハズレとなってしまう。しかしながら、咆哮を受けることによる大幅な隙を無効化しているため、その間に2〜3回程度の攻撃が加えられれば、即座に元が取れる。そもそも、「剛心」のメインは、爆破ダメージではなく、「攻撃を受けることによる隙を無効とする」のほうだ。咆哮は、基本的には回転回避で避けるのが良く、その場合、「状態異常確定蓄積」と「巧撃」が発動し、大きな攻撃チャンスとなるのだが、成功率は100%ではなく、割と喰らってしまったりする。そういった際の保険にもなってくれるのだ。
――ちなみに、敵のダメージ判定の長さに対して、回転回避が遅かった場合は、「剛心」だけが発動して終わりだが、回転回避が早かった場合(=回避の無敵時間が終了したあと、ダメージ判定に接触する)、「無敵時間で攻撃を通過する」という条件自体は満たしているためか、状態異常確定蓄積・巧撃、そして剛心の3つが発動し、強化を受けたうえで、即座に攻撃可能となる。このように、攻撃効率を上げてくれるのも嬉しいものだ。
さすがに1死終了は怖いので、これくらいを効率重視クエストということで… |
そういうわけで。「剛心」については、「攻撃の質ではなく量を要求する」という内容と、そして「粉塵纏」との相性の良さから、瞬く間に、私のレギュラースキルとして採用するに至った。現在の傀異研究レベルは260程度であり、MAXのヨロロまで後少しということで、クリア後攻略も大詰めだが、その中での強敵たちとの戦い、そして残ったクエスト埋めでの快適なプレイで、剛心バリアーの「転倒を防止する」という効果が、役立ってくれるだろう。
…ちなみに、上でも書いたように、剛心スキルは最大Lvが2であるが、Lv2で強化されるのは、「バリアの被ダメージが0.5倍→0.3倍に、そして被ダメージ時に自身が爆発して315のカウンターダメージを与える」という効果のみであり、「バリアが発生するまでの攻撃回数」や「バリアの効果発動時に転倒を無効化する」という部分は変化しない。よって、ランク3の装飾品でLv+2をせずとも、ランク1装飾品のLv1で十分なおnである。
――ただ、誠に残念なことながら、私にはランク1スロットが足りない。度重なる傀異錬成などによって、全身防具のランク1スロットは、「霞皮の恩恵Lv+2」「供応Lv+1」で埋まっている。これらもこれらで、前者は「毒による与ダメージを2倍にする(装備品と合わせて、Lv3にした時の効果)」「一定間隔でパラメーター強化の鳥さんを自動的に回収する」と、戦闘効率や快適性に大幅な影響を与える要素であり、もはや私にとっては呪いの装備と化している。そういうわけで、ランク3スロットのほうに空きを作って、「剛心Lv2」を装備していくことにしたのである。
やれ、さすがにクリア後の攻略も最終盤ということで、アイスボーンのドラゴン装備を上回るほどの、大判振る舞いのスキル環境となっている。しかしやはり、次から次へと新しいスキルが欲しくなってしまうのが、人間というものだ。
…さて、今のところ、改善候補として最有力なのが、護石の「攻撃Lv2、回避性能Lv4、スロット2-2-2」という物である。ランク2スロットに換算して9個ぶんというぶっ壊れであるが、理論上は「攻撃Lv3、回避性能Lv5、4-4-1」までは行けるはず…か!?
(2024年9月30日)
2期があるなら絶対に第1話から追うぞ |
夏アニメの「負けヒロインが多すぎる!」が、この28日深夜(29日早朝)の回をもって、全12話の放送が完了した。久しぶりに、完全ノーマークだった作品に、ガッツリとハマってしまった。
――さて、この作品については、1週間ほど前にも、いちど記事を書いている(【日記:2024/9/22】)。基本的には、かわいい女の子が出てくるラブコメなのだが、主人公がモテまくるのではなく、「負けヒロイン」…もとい、恋愛勝負に敗北した女子たちをテーマとしている。そのストーリーテリングの巧みさに加え、作画や音響といった基本部分のレベルの高さ、あとはやっぱり女の子のかわいさにより、私にとって今期最高のアニメとなった。
しかしながら。今回、後悔していることとして、この「負けヒロインが多すぎる!」を、結局のところ、最終話である第12話しか、リアルタイムで視聴ができなかったということである。
…やれ、ごらんの有様で、私は、基本的に、ゲームやホームページ更新など、アニメではない他の趣味をメインとして生きている。アニメ視聴は、あくまでサイドアームという感じだ。そのため、「今期アニメ」という言葉を思い出すのも、「鬼滅の刃」や【推しの子】「呪術廻戦」「SPY×FAMILY」といった、分割クール制(かつてのジャンプアニメように、レギュラー番組として毎週放送し続けるのではなく、12話や24話といった3ヶ月単位で区切って、年またぎで放送をすることにより、作品クオリティと原作の枯渇を防ぐ方式)の定番作品を見るときに、ふと頭をよぎるというくらいであった。
――以上の理由により、私は、「負けヒロインが多すぎる!」のような、“3ヶ月放送して、それで終わり”というアニメについては、全く注目をしていなかったのである。その件については、実は私も反省していた…(キン肉マンスーパー・フェニックス)。
この子は産まれた時点で負けヒロインが確定していたから… |
と言っても。実際のところ、自分の中での最高のアニメと、たったの3ヶ月間で狙って出会うというのは、実際のところ、非常に難しいものである。
…例えば、この10月から始まる「秋アニメ」については、どこからどこまでを「秋」「アニメ」と定義するのかにも依るだろうが、だいたい50という、果てしない量の作品たちがラインナップされている。この中から、自分にとって傑作と言える1つを選ぶなんて、事前情報だけでは100%無理だし、実際に1話を見てみても、明確な判断は不可能というものだ。実際、もし、今から3ヶ月前にタイムスリップできたとしたら、とりあえずまあ、持ち株を全て現金に戻しておくのだが、そんなことは置いておいて、6月末の時点で、「負けヒロインが多すぎる!」に着目できたかというと、絶対に無理なのである。
――ただまあ、今回の件で、やはり、僅かでも興味を持った作品については、アニメにも積極的に触れていったほうが良いなと思った。この社会においては、たった3ヶ月で、50以上もの新作アニメが放送されている。そんな中、「名前を知っている」というのは、それだけで縁があった証である。そして、現実世界で勇気を出して行動すると、だいたいロクでもない結果になるのだが、アニメ界隈では真逆であり、最悪でも何も得られないだけで、ほとんどの場合は良い思い出へと繋がる。やはり2次元…!
2次元は全てを解決する…!!
というわけで。ここからの私は、10月からの秋アニメに注目する…のは難しいので、ひとまずは、これだけハマれた「負けヒロインが多すぎる!」の2周目を楽しんでいくことにしたい。
…その方式として、まず、この8月に復活したニコニコ動画では、様々な切り抜き動画が投稿されており(【再生数が最多の動画】)、コメント付きで名シーンを楽しめる。もちろん、私が契約している「dアニメストア」の配信対象でもある。そして、よく知らないのだが、Abemaという動画サイトでは、【期間限定で無料公開がされており】、第1話は全期間、2〜11話は残り12日、最新12話は残り6日間、それぞれ無料で視聴できるということだ。見ろ…(圧力)。
――そして。秋からは、また新しいアニメたちが始まる。その中で、私は、今回の「負けヒロインが多すぎる!」での成功を胸に、今まで以上に、新しい作品へと前向きに手を出していきたい。推しが増えれば増えるほど、人生は楽しくなる!
(2024年9月30日)
唐突にサルゲッチュが始まった |
「アストロボット(PS5)」を買いましたので、軽い息抜き程度に進めていきたいと思います。
…まず、“アストロボット”というキャラは、PSハードのマスコット的な存在であり、これまでも、小粒なゲーム作品が登場してきた。その中でも、PS5に最初からインストールされている「アストロ
プレイルーム」は、“PS5の本体機能を紹介する”的なソフトであるものの、ジャンピングアクションとしても出来も極上で、私のPS5生活において、最初の良作となった(【日記:2022/7/10】)。
――そして、この9月6日に発売された「アストロボット(PS5)」は、待望の、非VRの完全独立ゲームとなる。私も、発表当初から興味を持っており(【日記:2024/6/1】)、テレビが壊れていたため、発売日買いこそできなかったものの、レビューが高評価と聞いて、更に遊びたいという思いを深めていた。そして、今回、ふるさと納税を主目的とした楽天市場の「お買い物マラソン」にて、ポイント還元率を上げる一環で、「アストロボット」のパッケージ版を注文したのである。なお、私がパッケージで新作ソフトを買うのは、2020年の「FF7リメイク(第1弾)」以来であり、PS5では初となる。中古市場で買う/売るという他にも、意外なパッケージ版の使い道が存在した…。
さて、前作と言える「アストロ
プレイルーム」は、PS5本体のプリインストール作品であり、特に、デュアルセンス(コントローラー)の機能を紹介する意味合いが強かった。しかし、パッケージゲームである「アストロボット」のほうは、ちょっとしたストーリー要素が追加されていたり、ワールドマップからステージを選ぶ…などと言った、一般的なアクションゲームとしての要素が強化されている。
…しかしながら、形式が変わったとしても、「アストロ
プレイルーム」で見せてくれた魅力は、そのままである。つまり、本作は、驚異的な手触りの良さを誇る、ジャンピングアクションだ。PS5コントローラーの振動やトリガー機能が効果的に活かされており、「キャラを動かしているだけで楽しい」を地で行くゲームになっている。そして、ステージ中では、ほぼ確実に特殊ギミックが手に入り、R2/L2で操作できる。やれ、こういったものは、「基本アクションのほうが面白い」となりがちだが、アストロボットのそれは、操作感が極めて気持ち良く、むしろステージの目玉と言える要素になっている。
――さらに。「プレイルーム」でも魅せてくれた、プレイステーションファンへのファンサービスも凄まじい。収集要素である「ボット」(主人公のアストロ君と同じ見た目のロボットたち)の中には、PSハードで人気を誇ったゲームのキャラたちが多く存在する。また、第1ワールドでは、唐突に、懐かしの「サルゲッチュ」がスタートし、アクション・グラフィック・BGM、その全てが、25年前を彷彿とさせる、たいへん気持ちの良いものであった。このようなサービスは、この先も続くということで、どんなものが出てくるか楽しみである。今度こそ、クラウドさんだけでなく、ライトニングさんも出演できるのか…?
マリオオデッセイ2かな? |
さらに。前作「プレイルーム」には無かった要素として、今作では、ステージごとに必ず、別マップとして、ボーナスステージが用意されている。もっとも、残機やコインが手に入るのではなく(そもそも本作に残機の要素は無い)、特殊なアクション要素を攻略すると、収集要素が手に入るという内容だ。
――そして。それを遊びつつ、私は、「スーパーマリオオデッセイ」のことを思い出していた。あちらも、収集要素の手に入る“小部屋”の多彩さが、作品の大きな魅力となっていた(【日記:2021/10/23】)。名作と言えるアクションゲーム同士、繋がるところがあるのだろう。
そういうわけで。この「アストロボット(PS5)」は、本当の息抜きとして、サクッと遊んでいくことにしたい。
…やれ、私がここ最近で遊んでいるゲームは、やたらと文字や数字関連の情報が多いゲームばかりである。「FF7リバース」や「FF5のやり込み日誌」はもちろんだし、軽く遊ぶ予定だった「モンスターハンターライズ:サンブレイク」も、結局のところ、総力戦と化してしまった。その他の日記についても、文字が多いことはもちろん、内容としても小難しいものばかりだ。そう言えば、実生活の仕事は、「難しい機械を操作する」というものであった。ちょっと私は、疲れているのかもしれない。
――そんな中で、「アストロボット」のように、マジで何も考えずに遊べるゲームは、貴重である。この作品で、少し熱くなりすぎた頭を、いったんクールダウンすることにしたい。たぶん、この作品は、収集要素を全て集めても、20時間くらいで終わるだろうから、日記執筆としても箸休めになるよね…?
(2024年9月30日)
犯罪じゃなく、ちゃんと選挙で死なせてやるから覚悟しとけ |
本日行われていた自由民主党の総裁選挙は、事実上、「次の総理」を決める選挙ということで、注目されていた。だが、その総裁が石破茂に決まった瞬間に、為替は円高へ、そして日経先物は-2000円(-5%)という大暴落になった。駄目だこりゃ!
…やれ、政治家を選ぶ際に、どのような点で評価をするかというのは、人それぞれであろうが、私は経済政策しか見ていない。要するに、金さえあれば何とかなるし、逆に金が無ければ、どれだけ偉そうなことを言ったところで、何の意味もないのだ。政治が何か私の人生に良い影響を与えられるとしたら、それは株を上げることしか存在せず、それ以外は全て余計なお世話で、税金の無駄遣いである。
さて。本日15時過ぎに、“石破総理”が確定した瞬間に、東京証券取引所の取引は終了していたのだが、夜間取引が可能な日経先物は-2000円という暴落をした。株を知らない人のために、これがどれくらいかというと、日経平均は、1000円も上下すれば、「かなり上がった/下がったな」という感じである。たった一人の男が当選しただけで、その2倍のダメージを日本経済へと与えたのだ。ダブルインバース石破か?
…また、ドル円の為替についても、一時期は140円を切るくらいまでに円高が進み、財布の中身がヒエヒエとなっていたのだが、ここ最近では145円程度まで上昇し、少しずつ株価も温まっていた。それが、高市総理から石破総理に変わった瞬間に、146円→143円と2%も下落した。これにより、「日本人の持つ外国株の評価額」が下がった一方で、逆の理屈で「アメリカ人の持つ日本株の価値」は上がるため、絶好の売り場を作ってしまった。文字通りの売国奴である。“円高で物価が下がる”?
でも、コメの値段もPS5の値段も下がらねぇじゃん。
――そういうわけで。本日の市場は、既に終了しているため、影響は部分的にしか現れないであろうが、週明けの月曜は、果たして悲惨な市場となるだろう。どうだ石破、これがマーケットの評価だ…。もちろん、自民党議員は、一人の例外も無く、全員が同罪である。
ごめん、”石破総理”は始まる前から終わってると思う |
さて。石破茂については、金融所得の課税を強化すると言っていた時点で、もう絶対に選ばれてほしくないと私は思っていた。
…この課税額についてだが、例えば、ある株を10万0000円で買って、それが11万0000円になった時に売ると、利益は1万0000円…と思いきや、現行でも、そこから約20%の税金が引かれ、実際の利益は8000円になる。もちろん、下がった時に、下落額を補填してくれるシステムは無い。株価下落のリスクを一身に背負ったうえで、2割もみかじめ料を払っているというのに、それを更に強化しようというのだ。何様なんだコイツ。
――だが、それ以外の点についても、石破政策はマーケットに対して都合が悪い点が多いらしく、その結果が、急速な円高&株安である。よって、ここから先に、石破自民党が、「所得倍増!」とか「国を守る!」などと言い出したところで、何の意味もない。「でもアンタら、私のお金を守れなかったじゃん」で終わりである。もう既に、市場が「この総理は無能だ」と答えを出したのだ。ならば当然、私も同意見である。
やれ、皆さまは、「金のことだけで総理を評価するなんて、汚い」と思うかもしれない。逆である。自分の金が掛かっているからこそ、投資家は、色眼鏡なしで、真剣に政治家を判断していく。例えば、私は仕事なのでリアルタイムでは見れなかったのだが、対立候補の“高市総裁”選ばれそうだった頃は、投資家にとってありがたい、円安&株高へ向かっていたという。だから、もし“高市総理”が誕生していたとしたら、私は堂々と「次の選挙では自民党に投票しよう!」という提灯記事を、仕事から帰ったあとに、速攻で書いていたと思う。当然、その逆も然りということだ。
――そういうわけで。残念ながら、石破自民党のせいで、日本経済の行く先は、再び混迷を極めることになった。しかし、政治家の一番良いところは、選挙によって堂々と殺害できることである。株価を下げて、私の貯金を減らし、日本企業の資金を減らす悪党を、1日でも早く、総理の座から引きずり落とす必要がある。そしてもちろん、自民党議員を当選させると、石破総理に1票を投じてしまうため、全自民党議員が共犯だ。次の選挙で誰に投票しようかは全く決めていないが、とにもかくにも、自民党には入れない…いや、自民党を負けさせるというのが一番の目的となった。頼む、負けてくれ自民党!!
(2024年9月30日)
※主題歌が「コネクト」という名称なだけで、本記事で紹介する証券会社とは関係ありません |
この、証券会社の紹介シリーズは、徹底的にガチる場合の「楽天証券」(【日記:2024/9/2】)と、スマホでNISA枠を開いてみたい場合に勧められる「PayPay証券」(【2024/9/19】)の2つで終える予定だったが、本日は、もう一つだけ、「
さて、以前のPayPay証券の記事でも少しだけ紹介したが、大和コネクト証券は、楽しめるスマホ証券である。まず、その遊び要素の一つとして、定期開催している「株のタイムセール」というキャンペーンが存在する。これは、条件を満たした人に招待状が送られ、「米国株を、1株だけ、1〜7%OFFで購入できる」(2株や3株になっている場合もある)という内容である。
…では、詳しく述べるよう。まず、招待状が届く条件としては、大和コネクト証券の口座を開設している…というのは大前提として、そこにて、「米国株を持っている」「一定額以上の投資信託を保有している」などである。米国株は、前回のタイムセールで買ったものを保有し続ければ良く、投資信託も、セゾンカードDigital(後述)でクレカ積立をすれば満たせる。しかも、参加条件は事前公開されているため、満たすのは難しくないと言えるだろう。
――そして、販売銘柄としては、基本的には10銘柄が用意される。日本円での購入単価は、下は5000円程度、1万5000円〜5万円くらいがボリュームゾーンで、上は20万円くらいの物も存在する。そして、OFF額による、翌日の値動きを考慮しない日本円での割引額は、下は200円、真ん中が1000円ちょっとで、上は4000円くらいに設定されている。各株には、不可視であるものの販売口数が設定されており、お得な銘柄は速攻で売り切れてしまうが、逆に、全銘柄が購入不能というくらいに枯れ果てていることもなく、1000円引きくらいの銘柄なら、割と普通に購入できるようだ。
例えば、先日25日に行われたタイムセールでは、「10万0000円以上の投資信託を保有している」というのが参加条件であり、クレカ積立を限界まで行っている私は、もちろん突破ができた。そして、仕事が終わって帰宅したあとに、17:45のコネクトアプリ内での銘柄&割引率公開で狙いを付け、そのまま開場時刻の18:00まで全裸待機をしていた(※嘘。実際には上半身だけ)。
…そして。私は、開催の少し前からタップ連打をして、無事に「エヌビディア×1株」を、7%OFFで購入ができた。ご存じ、今年の上半期の市場をエヌビオンラインにしていた企業であり、さすがにここから更に数倍ということはないにせよ、今後も安定して成長が期待できる企業だ。そのキャンペーン当日の評価額は120.87ドル、それが7%OFFであったため、販売額は112.41ドルであり、1ドル=144円として、1218円の得ができた。しかも、先日夜と本日夜に、エヌビの株は続伸しているため、評価額は更に上がっている。
――というわけで。その株は、即座に売って現金化しても良いのだが、私は当座は持ち続けようと思っている。理由として、これまでもタイムセールでエヌビの株を買うことが2回あったのだが、エヌビ自身の株安や、円高による為替逆ボーナスによって、ずっと赤字を計上し続けてきた。それが、3株目となる今回の7%OFF購入によって、ようやく黒字転換をできそうだ。まあ、夏の暴落では酷い目にあったものの、ずっと伸び続けてきた半導体株に、これからも期待したいという思いもある…。そういうわけで、大和コネクト証券でのエヌビディア株は、今後とも持ち続けることにし、むしろタイムセールで格安購入ができる時は、積極的に買い足していきたい。俺たちのエヌビオンラインは、ここからだ!
サイゲが運営している古参ソシャゲ(よく知らない) |
ちなみに。大和コネクト証券では、タイムセール以外にも、楽しみ方が存在する。
…まず、大和コネクト証券は、投信積立の「毎日100円購入」で、端数の切り上げを行ってくれる。例えば、本日の「iFreeNEXT
FANG+インデックス」の基準価額は5万6489円であり、1口は5.6489円、つまり、100円で買えるのは、約17.7口となるが、大和コネクト証券は、この小数点以下を、自動的に切り上げし、18口を購入してくれる。よって、100円で買ったのに、購入が完了した時点で100円以上になっているということがザラなのだ。「端数を切り上げしてくれる」「毎日積立が可能である」の2つが組み合わさっているのは、私が知るところだと、PayPay証券と大和コネクト証券だけである。
――そういうわけで。毎日積立をすることで、ここ最近のような激しい値動きの中でも、リスクを低めに抑えることができる。また、みみっちすぎるので、通常はやる意味が無いのだが、「100円積立→短い間隔で売却」を繰り返し、数円ずつの利益を積み上げていくというのも不可能ではない。もちろん、証券会社側の善意にタダ乗りをしている感じであるため、今後、この方式が使えなくなってしまう可能性もあるが…。
その他、大和コネクト証券は、新規ユーザーへのキャンペーンも充実している(最新のキャンペーン情報は【こちら】)。
…まず、常時開催のものとして、「新規登録者に、2500円分の投資資金をプレゼント」というものを行っている。「投資資金」ということだが、何と言うことはなく、定番の「eMAXIS
Slim 全世界株式」などを、100円×25日と積み立てていけば良い。それが終わったら、売却して現金化するのも良し、そのまま持ち続けるのも良いだろう。また、dポイントまたはPontaポイントを使っている人は、それらと連携することで、更に1000ポイント(1000円相当)を入手できる。それぞれ、1ポイント=1円として、様々な方針で利用可能な他、投資関連だと、dポイントは「dポイント投資」で、Pontaポイントは「auカブコム証券」で、それぞれ利用ができる。さすが、限界投資オタクという感じの知識が出てきたな…。
――また、紹介サービスという面でも有用であり、常設開催の「両者に500円」に加え、現在では、与紹介者にdポイントで4000ポイント(初回のみ8000ポイント)という、かなり太っ腹な還元が行われている(〜10月31日まで)。額が大きいため、仲間内で紹介し合うのもオススメだ。ちなみに、新規登録のためには、例によって、「大和コネクト証券 ポイントサイト」などのワードで検索して、それらのサイトを経由したうえで登録すると、更に大きな利益を得られる。その後に、与紹介者さまの紹介コードを入れれば良いため、相手方に対する背信も無い。ちなみに、もし私のコードを使ってくださるという方がいらっしゃいましたら、「TUCFJUAW」を入力していただけると、私は非常に喜びます…。
さて。ここまで、大和コネクト証券を、“楽しめる証券会社”として、キャンペーン関連の紹介を行ってきたが、もちろん普通の証券会社として、資産形成でガチることも可能である。「セゾンカード」というクレカを使えば、月10万円までの積み立て購入が可能である。大和コネクト証券で購入可能な銘柄数は、そこまで多くなく、クレカのポイント還元率も、実質0.45%と高くない。そのうえ、“クレカ即売り”を防止するためか、売却すると、同月中の同一銘柄に対するポイント付与が、売却額の分だけマイナスされてしまう。最大でも月450円分の減額に過ぎないとはいえ、気になる人は気になるだろう。
…それでも、大和コネクト証券には、ド定番の「eMAXIS
Slim 全世界株式」(&米国株式&先進国株式)が存在するため、いつもながら、中長期的な資産形成に利用可能だ。入出金も、「マネーブリッジ」の存在する楽天証券ほどではないものの、使いやすい部類に入り、そこまで苦には感じない。よって、大和コネクト証券にNISA枠を使うというのも、決して悪い選択とはならないであろう。
――また、大和コネクト証券は、どうやら、大和証券のスマホ部門ということらしく、携帯電話アプリの使い勝手も上々である。特に、PayPay証券と比べた場合、鬱陶しい顔認証が無いということがありがたい。初期設定では、ログインのたびにメール通知が行われてなかなかウザいので、それだけは設定でオフにしていくと良いだろう。
というわけで。大和コネクト証券は、キャンペーンが充実しているほか、基本的な資産形成も行える…というふうに、遊べる証券アプリになっている。投資に慣れてきた皆さまが、新たに開設する証券口座として、かなりお勧めできると言えるだろう。
――もっとも。これは、あくまで株式投資ということで、下落によって、大やけどをすることもあるだろう。だが、7月上旬という最低最悪の時期にスタートした私でさえ、とっくに黒字化を達成しているのだから、何も問題は無いというものだ。投資を楽しみたいという人は、「大和コネクト証券」に挑戦してみてはいかがだろうか。その際は、紹介コード「TUCFJUAW」も、よろしくお願いしますね…。
(2024年9月30日)
三つ編み(仮)をナルガの尻尾みたいにブンブン振り回して攻撃してくるのかな? |
本日朝の「State of Play」にて、期待の新作:「モンスターハンターワイルズ」の発売日が、2025年2月28日であると正式発表された。PS5世代の最新ハードで発売する、待ちに待ったモンハンシリーズの正統続編は、今から5ヶ月後に遊べるのだ。
…やれ、私が、発売買いを決めているのは、「ファイナルファンタジー」「地球防衛軍」「モンスターハンター」の本編作品だ。というわけで、「モンハンワイルズ」は、私としても、買わない手はないというものだ。ちなみに、「FF7リバース」の発売日は、2024年2月29日であった。そのため、何の因果か、2月末に、2年連続で、PS5での超大作が登場するということになる。なら、2026年は地球防衛軍…?
さらに。本日から、「TGSセール」ということで、各社がDL版のセールを行っている。
…例えば、現在、この日記で取り扱っている「モンスターハンターライズ&サンブレイク」のセットは1976円(スイッチ版/PS4&5版共通)、据え置き版の現行最新作である「ワールド&アイスボーン(マスターエディション)」は1596円(PS4版のみ。互換機能で、PS5でもプレイ可能)と、もう内容の充実度を考えればタダみたいな価格で販売をしている。据え置き版と携帯版、そのどちらか片方をプレイしていないという人は、「ワイルズ」までの5ヶ月間で、場を暖めて置くというのもよいだろう。私も、ワイルズの前に「サンブレイク」をプレイすることができて、本当に良かったと思っている。
――ちなみに。FFシリーズの宣伝もしておくと、「FF7リバース」は、さすがに最新作とあって、発売時定価から25%オフの7408円と渋いが、「7リメイク:インターグレイド」(FF7リメイク第1弾のPS5版本編+ユフィDLC)は1972円と、モンハン並の出血大セールとなっている。ここからファイナルファンタジーに入ってみるというのも良いだろう。いや、入ってきてください!!
ストーリーにこだわっても、どうせ「これは…歌?」になる |
さて。本日公開された「モンハンワイルズ」の情報は、発売日だけではない、そもそも、登場したのは「第4弾のPV」(【YouTube】)であり、その流れで、発売日も2月28日と明らかになったのである。とはいえ、モンハンが面白いことは、もはや自明であるため、発売日が最重要なことは確かである。
…しかし。もちろん、その他の情報も、注目すべきだ。例えば、メインモンスターは「アルシュベルド」という名称であることが明らかになった。鎖のような翼を持っているという設定だそうだが、申し訳ないけど、三つ編みに見えてしまった。また、やたらとアフリカ人っぽい、彫りの濃いキャラクターグラフィックや、キッッッッッショな喋るアイルーなど、「ワイルズ」の世界観が満載の動画となっている。
ちなみに、余談であるが、本日は、PC版の動作スペックも公開され、界隈が阿鼻叫喚となっているようだ。曰く、12万円のPS5pro(【日記:2024/9/11】)ですら、もはや安いと言えるような状況なんだとか。
――やれ、私は、現在の金銭感覚的な問題から、「PS6(仮)」が出るまで耐えるつもりなので、ワイルズも、5万5000円で買ったノーマルPS5で遊ぶ予定である。しかし、12万円のゲーム機が安いと言われる環境は、何かが間違っている。正直、Proはもう少し下駄を履かせても構わないので、ノーマルPS5のほうは、せいぜい4〜5万円程度の、エントリーモデル的な価格帯を維持してほしいものだが…。
(2024年9月30日)
イヴェルカーナ「アイスボーン買ってね!!!」 |
「モンスターハンターライズ:サンブレイク」には、アップデートにて、「イヴェルカーナ」が追加されている。これは、「アイスボーン」のパッケージモンスターであり、復活モンスターとしては、かなり最近の選出である(一応、初ではなく、「紅蓮滾るバゼルギウス」のほうが、先に登場している。アイスボーンと異なり、サンブレイクでは原種のマスター個体も登場する)。が、サンブレイクのイヴェルカーナは、ハッキリ言って空気であり、何のために復活したのか怪しいのだ。
…まず、アイスボーンでのイヴェルカーナは、非常にインパクトのあるモンスターであった。既に、前作「ワールド」のほうで、各種歴戦王などの強化個体や、ベヒーモス&レーシェンといった異世界からの刺客たちと激戦を繰り広げていたが、それでも、イヴェルカーナには、初見で2死・35分掛かるという大苦戦を強いられた。必殺技の薙ぎ払いブレスも、今では「はいはい大ジャンプ回避」という感じだが、初戦の時は、本当に脅威に思えたのだ。
――そして、アイスボーンのストーリー攻略が終わったあとも、イヴェルカーナについては、「歴戦」個体や、「導きの地」での登場、そしてミラボレアスの後ということで少しだけ霞んでしまったが、「歴戦王イヴェルカーナ」との待ちに待った対戦など、アイスボーンを象徴する強敵として、印象に残っていた。氷系統のモンスターだが、全フィールドに登場するという生命力の高さも、驚きであった。
しかし、「サンブレイク」でのイヴェルカーナは、前述の通り、空気そのものである。発売7ヶ月半の、第4回大型アップデートにて登場をしたのは良いが、サンブレイクのクリア後のやり込み要素である傀異クエストについて、他の古龍のように傀異克服個体が登場しない。それどころか、傀異化バージョンすら出てこないため、つまり、イヴェルカーナは、クリア後に大半の時間を費やすであろうやり込みコンテンツに、いっさい関わってこないのである。マジで何のために出てきたのか分からない…。やはり、強化個体として、「傀異克服イヴェルカーナ」が、用意されるべきだったのだ。
――また、モンスターハンターは、戦闘BGMの質の高さも人気なのであるが、イヴェルカーナ戦については、アイスボーンでの楽曲がそのまま引用されている。PSPや3DS作品といった過去作からの復活モンスターについては、新アレンジが為されるのが恒例であるため、“原曲をそのまま流用”というのは、率直に言って手抜きとしか感じなかった(唯一ではなく、その後に追加されたアマツマガツチについても、PSP版の原曲が使用されている)。
では。イヴェルカーナの追加が、「ワールド&アイスボーン」をプレイしたユーザーへのファンサービスになっているのかと言うと、それも微妙である。私は、「ライズ全クリ&サンブレイク未プレイ」という状況で、“イヴェルカーナが追加された”という情報を耳にした。が、その際に私がいだいたのは、「あのイヴェルカーナが追加されたのか!
よし、サンブレイクもやってみようかな」という肯定的な感想ではなく、「アイスボーンという最近の作品までほじくり返すなんて、よほどサンブレイクは切羽詰まっているのか。しかもBGMも原曲だし」というマイナスなイメージであった。
――もちろん、実際のサンブレイクは、むしろ、何からやれば良いくらいに大量のコンテンツが搭載された全部のせ大盛り丼であるため、私の認識は誤りであった。だが、実際に“未プレイの時点で持った印象”が負の物であり、しかも、プレイ後においても、サンブレイクのイヴェルカーナについては良い認識を持っていない。つまるところ、イヴェルカーナの追加が、「アイスボーン」ユーザーへのファンサービスとして機能しているかどうかも怪しいのだ。
PVで初めて名前が出たときは、唐突すぎて、古代語か何かかと思った |
ということなのだが。ひょっとすると、イヴェルカーナは、「ワールド&アイスボーン」の宣伝のために、エルガドに来てくれたのかもしれない。つまり、“「ライズ&サンブレイク」を遊んだが、「ワールド&アイスボーン」は未プレイ”という人に、アイスボーンの魅力を紹介する目的である。
…そう考えると、サンブレイクカーナの微妙な立ち位置も、分かってくるというものだ。本気を出したイヴェルカーナと相まみえたいのなら、アイスボーンを買ってねということだ。実際、サンブレイクの「なんか気付いたら追加されてて、それなりに強いけど、1回倒したら終わり」というどうしようもない立ち位置とは異なり、アイスボーンでのイヴェルカーナは、ストーリー中に繰り返し登場し、クリア後も、歴戦個体・導きの地・歴戦王などで、幾度となく戦闘が繰り広げられ、その強さと魅力を遺憾なく発揮してくれる。BGMも、流用されたメイン楽曲だけでなく、事前アレンジから歴戦王の固有BGMなど、複数が用意されており、メインモンスターに恥じない豪華さである。
――ちなみに、そういう事情ならば、個人的には、イヴェルカーナよりも、ネルギガンテのほうが適任であると思う。ネルギガンテは、「ワールド」のほうのパッケージモンスターであり、そのストーリー中での対戦では、手も足も出ずに「あぁ〜、これ負けても進むやつね!」と思わせておいて普通にクエスト失敗になったりと、強さ面で強烈な印象を残した。その後も、「アイスボーン」ではやや微妙な立ち位置になったものの、ワールドシリーズを代表するモンスターとして、今なお強く印象に残っている。
ただ、どうやらネルギガンテは、全身に生えるトゲを1本ずつ植毛するという驚異的なこだわりが行われているらしく、ひょっとすると、スイッチのスペック的な問題で、移植ができなかったのかもしれない。いやー…毛を薄くするとか、10本で1個セットにするとか、そういうことはできなかったのか?
ところで。サンブレイクにおけるイヴェルカーナが、「ワールド&アイスボーンの宣伝」という位置付けならば、当然、次の据え置き版の作品である、「ワイルズ&追加パック」でも、「ライズ&サンブレイク」からの復活が期待できるだろう。では、その要員として、誰を新大陸に出張させるべきなのか。
…と言っても、その役目を果たせるモンスターは、実質2択であり、ライズのメインモンスターである「マガイマガド」か、サンブレイクの「メル・ゼナ」しかあるまい。ここで「ヤツカダキ亜種、参戦!」みたいな一発ネタに走ったところで、「は?
誰おまえ?」としかならないであろう。
――そして、この2択であれば、私としても、甲乙つけがたい。マガイマガドの、尻尾からの怨ビーム(仮)なんかは、PS5世代の高性能ハードであれば、今以上に迫力のある必殺技として描写されるはずだ。また、メル・ゼナの瞬間移動で、ワイルズからの新規ユーザーがあたふたする様を、後方先輩面で見守るというのも面白いだろう。さて、ワイルズ&追加パックでは、どちらが出張営業をしてくれるのだろうか…?
(2024年9月30日)
なるほど〜。普通に目で見れば分かります!! |
人気漫画「
…が、その中の登場人物である「
――やれ、呪術廻戦では、裁判・パチンコ・電気分解(化学)など、様々な現実世界の概念が登場している。このうち、電気分解は、漫画「Dr.
STONE」も担当した人が監修していたということが知られている(【該当ツイート】)。また、パチンコは恐らく作者の趣味で、裁判も、きっと詳しい人に取材をしたのだろう。だが恐らく、物理には監修が付かなかったと思われる。「X線」という2文字さえ出さなければ、どうとでも言い訳できたのだが…。
さて。まずは、「X線」という概念について、できるだけ簡単に紹介しておくことにしよう。X線は、紫外線よりも更に高いエネルギーを持った光の一種であり、そのままでは、我々の目には見えない。1895年に、ドイツのレントゲン博士によって概念が発見され、その翌年には、さっそく医療用としての利用が始まっている。とまあ、その歴史からも分かるように、身近な分野としては、診療所・病院等での画像診断という利用が大多数である。俗称として、「レントゲン写真」「レントゲン検査」などという用語も使われるが、レントゲン線という物質は無く、「X線(エックス線、エツクス線)」が正式名称である。なお、「γ線(ガンマ線)」とは、発生原理の違いが存在するだけ(発端が原子核ならγ線、それ以外ならX線)であり、物理的な存在としては、まったくの同一物質である(波長の違いで、X線とγ線を分けているわけではない)。
…そして、人体をX線で撮影すると、通常、我々のよく知っている、骨は白く・肺は黒く、肉はその間という画像が出来上がる。この理屈まで説明していると、もう明日の仕事までに書き終わらないため、ばっさりカットしよう。話を呪術廻戦に戻し、鹿紫雲が、宿儺をこれでX線撮影して、内部構造を分析した…というのが、作者の人が言いたかったことであると思われる。が、仮に鹿紫雲が、X線を発生させる能力を持っていたところで、このままでは決して宿儺の構造を確認できない。理由は、同じ光の仲間であるくせに、「可視光を見る原理」と、「X線を画像化する原理」が、全く異なっているからである。
――まず、我々が可視光を目で見る原理は、「太陽や電灯による白色光が反射され、それが目に入って来ている」ということにある。白色光の中には、様々な波長の光が含まれており、例えば、我々の目で赤に見える物質は、「赤い光を反射する」という性質を持っているのだ。しかし、X線は、原則として反射しない。よって、現実世界では、X線発生装置の照射直線上に、X線を受け取るための検出器が必要である。古くはフィルム、現在では大半がFPDと呼ばれる私の年収4年分くらいの値段の電子フィルムが利用されており、それを使って、我々の目に見える「レントゲン画像」を作っているのだ。
さて、この「X線発生装置」と「検出器」の関係は、「カメラ」と「フィルム」に例えると分かりやすいかもしれない。「カメラ」と呼ばれる大掛かりな機械で光を発生させ、それを「フィルム」と呼ばれる板に写し取って、画像化をするのだ。厳密には、実際のカメラには、カメラの機械内部に受像体が入っているため、もう全く異なるのだが、「カメラ」「フィルム」以上に、一般の人でも分かるように、X線と検出器の関係性を説明できる用語を、少なくとも私は思いつかない。X線は反射しないため、撮影には、「カメラ」と「フィルム」の2つの機構が、絶対に必要なのである。
――よって、まず、鹿紫雲が「カメラ」になり、X線を宿儺に向かって発射したとしよう。その場合、それを受信する者がおらず、宿儺は全くのノーダメージで終わる。次に、鹿紫雲が「フィルム」になって、肉眼を強化してX線を観測しようにも、今度はX線を発生させる要員がいないため、やはり宿儺を透視することはできない。X線は、光ということで、当然のごとく光の速度で進むため、発生させてから移動するのも無理である。どうしろと?
つまり、やっぱり外側からの奇襲をしろと… |
ちなみに。X線は、ご存じの通り、人体に対する有害な作用も持っている。これを使って、直接的に宿儺を攻撃するのも考えられるだろう。
…のだが、私に言わせると、この手の放射線兵器は、そのエネルギーを使って石でも投げつけたほうが効くというのがほとんどだ(関連?:【@】【A】)。呪術廻戦の登場人物たちは、「反転術式」という回復魔法を使え、欠損した四肢を再生させたり、致命傷となるようなキズを治療したり、制限付きながらも、死者の体を動かすようなことすら可能とされている。よって、そういう連中を、癌にして倒すようなことは、どう考えても無理である。
――ならばと、X線の持つ物理的な破壊力に期待する手もあるが…いや、無いな。いま現在の科学力でX線を発生させる場合、投じた電力に対し、99.2%は熱エネルギーへと変わってしまう。よって、仮に相手をX線で焼き切ろうとした場合、その100倍の熱が自分自身へと発生する。というわけで、X線で相手を攻撃しようと思ったが最後、自分がいきなり熱によって爆発するのである。そもそも、鹿紫雲は、電気信号を使って自らの身体能力を加速したり、落雷で物理的な攻撃を行う能力を持っている。それを使って、通常の戦闘を挑めば良いのだ。
ちなみに。作中での鹿紫雲は、“X線解析”によって、「宿儺には腕が4本・口が2個ある」という情報を得ている。しかしこれは、普通の目で見ればそれで分かるので、結局のところ、何も判明していないに等しい。最後の切り札であった「蛍光X線分析」すら敗れ去った!
――というわけで。鹿紫雲がやるべきであったのは、X線解析(?)などでは無かったのだ。まず、領域展開「
(2024年9月30日)
この天使さで負けヒロインは無理でしょ |
最近、「負けヒロインが多すぎる!」というアニメを見始めた。今期アニメ(7〜9月放送)であり、名前自体はちょくちょく聞いていた作品だったが、せっかく「dアニメストア」に登録しているのだから(【日記:2022/8/1】)、興味があるのなら見てみよう…と思って、視聴を開始したのだ。結果、ハマってしまい、dアニメストアで配信していた10話までを、1週間ほどで見終えてしまった。ちなみに、私が完全ノーマークだった放送中アニメにハマるのは、「魔法少女まどか☆マギカ」以来、10年以上ぶりのことである。
…さて、このアニメは、題名の通り、いわゆる“負けヒロイン”、つまり恋愛関係で敗北する女子たちをテーマとしている。作中では、勇気を出して告白した結果として人間関係が壊れてしまったり、昔なじみの友人が新キャラに取られてしまったり、フラれた悔しさを別の分野に昇華したり、せめて自分の中では良い思い出に変えようとしたり…と、妙に親近感のある設定が魅力だ。とはいえ、さすがに美少女アニメなので、見ていて不快になるような描写は無い。
――やれ、dアニメストアは、金銭感覚が負の方向にぶっ飛んだ現在でも、私が契約している、数少ないサブスクサービスであり、月額550円というほかには、何を見ても追加料金は発生しない(ごく一部、購入形式の動画も存在する)。というわけで、興味が出た作品は、とりあえずという気持ちで、積極的に視聴するようにしている。勇気を出して行動すれば、良い結果が生まれる。そんな都合の良いこと、現実世界ではあまり存在しないからな…。
それはそうと。「負けヒロインが多すぎる!」には、主要キャラとして、3名の女子が登場する。私はその中で、当初は、メインヒロインである八奈見さんが良いかなと思っていたが、話が進んでいくうちに、小鞠ちゃんがかわいいな…と思い始めてきたのだ。
…さて、小鞠ちゃん(コミュ障引っ込み思案な女子であり、文芸部3年生の部長男子に勇気を出して告白したが、玉砕をしてしまう。ただし、嫌われているというわけではなく、部長のほうも、部活の後輩として気にかけており、自分が卒業した後に、文芸部の時期部長になってくれと頼む。小鞠ちゃんは、想いが叶わなかったとしても、せめて先輩に感謝の念を伝えようと、部のために奮闘をするのだが…という物語の流れになる。これらのキャラの微細な関係性が、普通のラブコメとは違っていて、とても良いのだ。
――やれ、ヒロインがかわいいのは、アニメだからまあ、当然だ。だが、そのキャラが、まるで生きているかのように悩み考えて行動し、答えを見つけていく。そういうところに、この物語の面白さはあると思う。「部長のこと、好きになって良かった」なんてセリフを、アニメで聞くとは思わなかったぞ…。
ちなみに。テレビ放送では、既に第11話が放送済みということだが、「dアニメストア」では、少し遅れての放送となっているようで、第10話が最新である。第11話も濃厚な小鞠ちゃん回ということらしく、今から期待が大である。そして、最終話である第12話も、まっさらな状態で楽しむことができるだろう。いやあ、少し遅れたとはいえ、こんなアニメを、終わってから一気見するのではなく、ちゃんと放送中に見つけられて良かった!
(2024年9月30日)
ずっと敵のターン! |
今月頭に惨敗を喫した「原初を刻むメル・ゼナ」(【日記:2024/9/1】)について、本日、ようやく討伐に成功した。
…まず、きっかけとしては、引き続き、傀異クエストを攻略するにおいて、最高ランクである「傀異克服シャガルマガラ」と「傀異克服バルファルク」を周回していたのだが、クエストレベルが220を超えた辺りから、急激に進行が遅くなってしまった。どうも、サンブレイクがアップデートを繰り返すにあたり、新たに参戦するユーザーの環境を考慮し、“傀異研究レベルが上がりやすくなる緩和策”が追加されていたそうだ。だが、その終端がLv220ということである。つまり私は、最強育成の到達点であるLv241を目前にして、★超強い★傀異克服古龍を撃破し、“やっとレベルが1上がるかどうか”というところまで、進行が遅くなってしまったのだ。まあ、正確には、これが本来の進行速度ということなのだが…。
――さて、そんな中で、シャガルマガラやバルファルクと同じく、強化古龍の仲間と言える「原初を刻むメル・ゼナ」については、今月頭に挑んで、完敗をしていた。だが、そこから、クリア後の攻略を進め、戦力については大幅に強化された。まあ、モドリ玉を使いながら、シャガルマガラとバルファルクの尻をチクチクするのにも、少しばかり飽きてきた。そこから気分を変える意味もあって、メル・ゼナへと、再挑戦をしてみたのだ。
そんなわけで戦ってみるが、敵の強さについては全く変わっておらず、第3段階まであるうちの最初の時点で、割と手に負えない攻撃スピードである。
…そこで、今回は、思考を変えて、避けに専念することにした。もちろん、このゲームでは攻めなければ勝てない…と言いたいところだが、「盟勇」と「粉塵纏」を使えば、ほとんどの時間を避けに徹するだけで、ちゃんとバトルを進めていける。まず「盟勇」は、NPCの仲間キャラクターのことであり、私はサンブレイクで最も面白い新システムだと思っている(【日記:2024/7/30】)。盟勇は、敵からの攻撃対象として、あまり狙われないようだ。そういうわけで、プレイヤーが避けに徹すれば、その間、盟勇が自由に動くことができ、ガシガシと削ってくれる…はずだ。原初メル・ゼナの初回討伐は、緊急クエスト扱いであり、盟勇はフィオレーネ1人で固定となるが、彼女はサンブレイク界のなんでも屋であり、性能に問題は無い。
――そして。「粉塵纏」のほうは、テオ・テスカトルの能力を再現したスキルであり、「@一定回数の攻撃を当てると、ハンターが黄色い粉塵を纏い、その際に敵の攻撃で吹き飛ばされると、爆発して小ダメージを与える」「Aそのまま20秒間、相手の攻撃を受けなかった場合、粉塵が青く変化し、その状態で敵に攻撃を当てると、爆発で大ダメージを与える」の2つの能力を同時搭載している(【日記:2024/9/15】)。この青爆発のダメージは、なかなか大きいので、これを主要な攻撃手段として採用し、その他の時間は避けに徹する。つまり、黄色粉塵が付いたら、ひたすら20秒間逃げ続け、青に変わったら一瞬だけ攻撃して爆破ダメージ&更に連続攻撃で黄粉塵を得て、再び20秒間逃げる。この繰り返しだ。勝てばよかろうなのだァァァァッ!!
というわけで。今回は、9月頭の時点では拝めなかった第3段階にまで、バトルを進められた。そこでは、黄色み掛かった黒に翼を変貌させ、悪魔的な連続攻撃を仕掛けてくる。プロハンならば、この間も攻撃できるのだろうが、並ハンでは手出しができない。が、今回は、「@盟勇に託す」「A粉塵纏で攻撃する」と決めており、大ジャンプ回避の繰り返しで逃げ続けていても、全く後ろ向きな戦法ではないのだ。
…そして、敵は、攻撃後に疲弊するということか、短めの間隔で大きな隙を作るため、その間だけ攻撃を加えられれば、十分に戦法を維持できる。逆に、スケベ心を出して攻撃を仕掛けようとすると、あっという間に蹂躙されてしまうのだ。
――なお、あまりにも攻撃が激しいことを考慮してか、原初メル・ゼナのHPは、同ランク帯で戦う傀異モンスターたちと比べて、半分ほどに調整されているようだ(50000程度?)。そういうわけで、逃げに徹するヒット&アウェイ&他力本願戦法でも、決して滅茶苦茶な時間が掛かるというわけではない。そういうわけで、20分ちょっとで、無事に「サンブレイク」最後のモンスターの討伐にも成功をした。
モンスターの人、そこまで考えてないと思うよ |
ちなみに。撃破後の展開だが、アップデートでの追加要素にも関わらず、撃破後のムービーが挿入され、まさかモンハン初の連続クエストか…!?
と思ったが、そのままムービーだけで終了した。安心半分、残念半分という感じである。
…なお、ムービーの内容については、一言でいうと、「メル・ゼナは、実は敵では無く、王国を守ってくれる存在であり、そのことに対して、フィオレーネが涙を流して感謝する」というものである。う〜ん…さすがにそれは深読みしすぎでしょ! いや、これが「ゴッドイーター」だったら、このストーリーで100点なのだ。しかし、モンハンに、こういうのは合わない気がする。
――やれ、フィオレーネは、主人公の相棒と言える存在であり、恐らく20代後半くらいの女性だろう。だが、作中での描写は、ちょっとヒロイックな思想を信じ切っている★痛い子★になってしまっている。まあ、私も、その年齢層を過ぎてみて分かるのだが、人が本当に大人になるというのは難しいものだし、作中でも彼女をたしなめるようなセリフもある。そのため、極端に世界観が壊れていないというのは救いか…。
そういうわけで。「原初を刻むメル・ゼナ」の討伐に成功をした。が、ここまで書いておいて、原初メル・ゼナは、糞モンスターだと思うのだ。
…理由としては、とにかく、敵のターンが長すぎるからだ。一般的なアクションゲームスキルしか持たない人にとっては、メル・ゼナの長い長いコンボ中は、避けに徹するしかない。こちらからできることが、全く無いのだ。黒歴史として語られている、リオレウスの「ワールドツアー」と、大差ないと思う。傀異克服シャガルマガラ&バルファルクも、攻撃が激しすぎて、避けに徹する時間は多いのだが、原初メル・ゼナの攻撃頻度は、桁外れだ。
――やれ、原初メル・ゼナを含む、「傀異克服」モンスターたちから、いったん目を離し、普通の傀異モンスターと戦うと、その面白さに、改めて気付かされる。敵の攻撃頻度がそこそこであり、適度に回避を行いながら、前掛かり的に攻めていける。また、傀異核の存在により、様々な部位を攻撃して爆破ダメージを与え、転倒も取りやすい。敵の攻撃でダメージを受けても、劫血やられの効果により、連続で喰らわない限り、減ったHPを吸収できる。とにかく、「攻め」を主体としたゲーム性となっており、それが面白かったからこそ、本編シナリオのクリア後から1ヶ月以上、熱中して遊び続けて来れたのだ。その傀異クエストの到達点が、「逃げ」のゲーム性となって、モンスターの太ももをグサグサ刺すだけになってしまうのは、ちょっと残念かなー…。
(2024年9月30日)
汚物は消毒だ〜!! |
私は、自炊率100%であり、毎日毎日のおべんとうを自作しているくらいのガチ勢であるが、使っているのは、「1つ口のコンロ」である。これについては、1年ほど前に購入をしたものであるが、そこから更に自炊化が進んだ現在では、もう1つ口では全く足りなくなってしまったのだ。
…とりわけ、圧迫を加速させているのが、パスタである。ご存じ、この数ヶ月で、瞬く間に私の食生活に定着した食材だ。特に、ひと月ほど前からは、コメの代用品としても、需要が急上昇しているのだ。
では、説明をしていこう。パスタは、通常、10分弱ほど茹でる必要がある。この「茹でる」というのは、熱湯を注いで待っているのではイマイチであり、ちゃんと火を加え続けるのが好ましい。また、沸かすまでの時間も地味に掛かり、夏季でもそうだが、冬になると、更に時間が要求される。
…さらに、私は、節約のために、市販のパスタソースを使わず、トッピングを自作している。内容は、キノコ・ナス・ネギ・玉ねぎなどの野菜に冷凍ひき肉・冷凍海鮮などを加えてフライパンで炒め、その後にチーズ・ケチャップ・タバスコなどで味付けするというものだ。この都合上、パスタ料理を作るとなると、必ずコンロを延べ2つ要求される。私が使っているのは1つ口であるため、順番に作るしかあるまい…。
――実際には、パスタを茹でる「8分間」について、沸騰後に麺を入れたあとは、いったん退避をさせ、フライパンでトッピングを素早く炒めたのちに、お湯でたっぷりのパスタ鍋を戻すという調理法をしている。が、もちろん、茹で続けないのでパスタはダマになりやすくなるし、動かすための手間も掛かり、もし鍋を落としてしまったりしたら、残念ながら病院送りとなるだろう。
加えて、先日は、パスタ+みそ汁で、夕飯と次の日のおべんとうを担当させたのだが、必要なコンロ数は延べ3口に達し、それらを1つ口コンロで順番に作ったため、まあ、もうとんでもない大渋滞となってしまった。休日ならまだしも、これを平日と平日の合間に行うのは、なかなかキツい…。
というわけで。私は、思った以上に料理にハマってしまったため、次は必ず、2つ口以上のコンロを買うということにしたい。
…ちなみに。いま使用している1つ口のコンロは、全く壊れそうな気配が無いので、今すぐに買い替えてしまうと無駄になる。その場しのぎの作戦として、1つ口のコンロを更に買い足し、1+1で2にするという手もあるが、火の回りの配線が複雑になるという極悪なことをするので、あまり気が進まない。まあ、今は、お金のやりくりが危険な状況なのだが、ひと段落したら買うために、商品選定くらいは始めてみよう。
――余談だが、料理漫画なんかを見ると、自分のレパートリーの乏しさに気付かされる。私は、揚げ物を全く作らず、肉や魚はごく少量で、野菜ばかりを食べている。また、乏しいカロリー量を補うために、穀物と汁物の容量がやたらと多い。食っても食っても太らないどころか痩せていくのは、これらが原因である。でもまあ、正直、料理を遊びとして捉えて、節約だけでなく、もう少し楽しんでみても良いのかなー…と、思えてきた。
(2024年9月30日)
一時期の我が家に絶大なブームを引き起こしていた「PPP」というワード |
「PayPay」と言えば、携帯電話向けの電子決済アプリとして大人気であるが、「PayPay証券」という証券会社も運営されており、個別株や投資信託を買うこともできる。本企画の第1弾では、ガチりたい人向けに「楽天証券」を紹介した(【日記:2024/9/2】)。そして、私は、いわゆる“スマホ証券”としては、PayPay証券を最もお勧めする。なんなら、NISA枠を使ってしまっても構わない。
…まず、PayPay証券であるが、取り扱い商品の数としては、楽天証券にハッキリ劣っている。資産形成の王道である「投資信託」の取り扱い数は、楽天の約2500に対し、PayPay証券では約100である。また、他の商品についても、PayPay証券では、ETFや、日米の有名企業の個別株を取り扱うに留まるが、楽天証券は、世界各国の株はもちろん、金・銀・プラチナや債券といった、多彩な商品を販売している。指値注文などといった機能も無く、ハッキリ言って、ガチるには全くの機能不足、お遊びとしか言いようがない。
――しかしながら。PayPay証券には、資産形成をするにあたり、最低限の機能は揃っている。最低限の機能とは、つまり、「クレジットカードから、『eMAXIS
Slim 全世界株式』などを積立投資できること」だ。もちろん、PayPay証券にも、「eMAXIS
Slim 全世界株式」(&全米株式+先進国株式)は存在するため、中長期での資産形成をするにあたって、致命的な問題があるというわけではない。
そして。PayPayは、電子決済アプリのトップシェアである。そこからワンタップで資産形成の沼に引きずり込めるというのは、意外と馬鹿にならない。なにせ、投資というのは、始めるときのハードルが最も高いので、その障壁を下げられるPayPay証券は、とてもありがたい存在なのだ。
また、個別の利点として、「クレカ積立のポイント還元率」は、実はトップクラスである。その還元率は、クレジットカードを使った場合、0.7%だ。この数値自体については、楽天の基本0.5%を上回っており、主要な証券会社の中では、これを単純に超えるのは、「auカブコム証券」の1.0%しか無い。とはいえ、auカブコム証券は、いにしえの個人サイトを彷彿とさせる極悪UIであるし、それに、ガチりたいなら、ファミペイルート(後述)までフル活用した場合の、楽天の「上限15万
/ ポイント合計1.0%」に勝てておらず、少なくともメインとしては、あまりオススメする理由がないし…。
――また、PayPayポイントは、利用用途についても、豊富である。PayPayで支払いを行う際に、1ポイント=1円として使用可能というのは、多くの人にとって、現金と等価という意味を示すだろう。そのほか、「PayPayポイント運用」に投じたり、PayPay証券で株を買って無限ループを形成するのも良い。ちなみに、PayPayポイントは、「ポイントで投資信託を買い、それを売却する」という方式で、現金化が可能である。PayPayポイントなんて現金みたいなものと思っている人が多いと思うが、あえて日本円に変換したい時に、覚えておいても良いであろう。
さらに、PayPay証券では、地味に、クレカだけでなく、現金・ポイントを使った積立投資も、ポイント還元に対応している。還元率は0.5%と、クレカ使用の場合より落ちるうえ、付与上限もクレカ枠と合わせて「700ポイント」であるため、これ単体で得をできるわけではない。ただ、クレジットカードを、様々な事情で作れない・作りたくないという人であっても、PayPay銀行の口座やPayPay残高から投資を行い、それに応じたポイントを受け取れるのだ。クレカなしで通常の資産形成をするのも良いし、PayPayマネーを財布、そしてPayPay証券口座を貯金箱と捉え、短い間隔で売り買いしてみるのも面白い。
…ちなみに、あまり大きな声では言えないが、PayPay証券では、投資信託を購入した場合、口数の小数点以下を必ず切り上げとしてくれるため、100円の積立投資が成立した時点で、101円以上となっているということが普通に存在する。よって、証券会社側の善意を悪用しているようで忍びないが、「100円×毎日」みたいな投資方法も、普通に有用である。私が知る限りでは、この作戦が行えるのは、PayPay証券と大和コネクト証券だけである…。
――その他、PayPay証券に限らず、関連するPayPayサービスでは、初回登録者を中心に、様々なキャンペーンを行っており、そちらでもポイントを入手することができる。それについては、過去に単独記事を書いている(【日記:2024/3/14】)。まあ、もう半年前ということで、既に終了した物も多いが、いろいろと試してみると、お得な還元を得られるだろう。いつもながらの宣伝ですが、紹介コード:「02-5WXGR15」も、どうか使ってやってください…。
「コネクト」と聞くと、未だに彼女たちを思い出す |
また。PayPay証券を、NISA枠を用いたガチ投資だけでなく、サイドアームとして使うのも面白い。その最たる理由は、クレカである「JCBのPayPayカード」が、楽天証券の「ファミペイルート」に使用可能なことである。
…さて、「ファミペイルート」については、ざっくり書くと、楽天証券の「楽天キャッシュ」による投資額:5万0000円のポイント付与率を、通常の0.5%から、2.0%へと高められる必殺技である。その方法は、「JCBのPayPayカードで、ファミペイに5万0000円をチャージ
/ 500PayPayポイント」→「ファミリーマート店舗で、楽天ギフトカードを5万0000円ぶん購入
/ 250ファミペイギフト」→「楽天キャッシュ5万0000円で、投資信託を積立購入
/ 250楽天ポイント」というものであり、得られたポイントは、全て投資に活用できるため、無駄なく2.0%のポイント付与を得ることができる。
――そして、この「ファミペイルート」のスタート地点が、「JCBのPayPayカード」なのである。というわけで、楽天証券を極めようとすると、必ずPayPayカードも付いてくるのだ。どうせなら、それを最低限の用途だけに使うのではなく、更に投資を楽しんでみるのも面白いのだ。
というわけで。私は、「スマホで気軽に投資したい!」という方には、PayPay証券をお勧めする。PayPay自体が、最も普及したと言える電子決済になっていること、クレカ積立の還元率が0.7%と高めなこと、商品数は少なめなものの、「eMAXIS
Slim 全世界株式」など、資産形成に最低限必要な物は揃っていること、などが挙げられる。デメリットは、顔認証がクソうざいことと、「PayPay証券アプリ」という専用サービスの存在意義がマジで不明なことくらいであろうか。つまり、致命的な欠点と言えるものが、何ら存在しないのだ。
――ちなみに。その他の、私が持っている“スマホ証券”についても、いくつか紹介をしてみることにしよう!
▽大和コネクト証券:楽しめるスマホ証券である。「株のタイムセール」というキャンペーンでは、数%オフで米国有名株を買えるため、すぐ売るも良し、そのまま持ち続けるも良しだ。新登録&紹介キャンペーンも充実しており、ただ登録するだけで2500円、「大和コネクト ポイントサイト」などで出てくる他サイトを経由することで、例えば今なら1900円相当のポイント(「Powl」)、さらにdポイントまたはPontaポイントと連携することで、1000円相当のポイントが得られる。さらに、「セゾンカード」というクレカを使って「eMAXIS
Slim 全世界株式」でガチることも可能であり、なかなか遊べる証券会社だ。もし、興味があって登録してくださる方がいらっしゃいましたら、登録の過程で、紹介コードとして「TUCFJUAW」を使っていただけると、+500円が両者に配られるということで、私は凄く喜びます…。
▽moomoo証券:7月頭という最悪のタイミングでスタートしたため、最終的に、-10万円という破局的な負債で解体するに至ったが、この証券会社自体が悪いわけではない。moomoo証券では、王道である「投資信託」を取り扱っていないため、長期の資産形成には不向きだが、携帯電話アプリ専門の証券会社ということで、リアルタイム更新なことと、各種の指標・株価に付くミニグラフが分かりやすいことなど、使いやすい点が目立つ。新規入会&紹介サービスも充実しており、とりわけ、与紹介者側には、Amazonギフトが1〜2万円と、大きなメリットが得られるため、仲間うちで紹介し合うのもお勧めだ。こちらは、過去に【単独記事】を挙げているので、詳しくはそちらをご覧いただきたい。私が作った、【ブーニベルゼ様からの招待】もあります…。
▽CHEER証券:スマホ証券専門の会社であり、1万0000万×3ヶ月の投資で5000円の投資資金が貰えるなど、キャンペーンは太っ腹である。ただまあ、その他は、特別に何かが優れているというわけではない。王道のクレカ積立に対応しておらず、出金手数料も要求されることなど、使いづらさが目立つ。まあ、まずはキャンペーン目当てで触れてみるのは良いかと思う。例によって、今ならポイントサイトを経由することで、最大3200円相当(「モッピー」)が貰えるため、そのルートを使うと良いだろう。紹介コード「CHR-4DFeug」も、使っていただけるとありがたいです…。
ちなみに。私は、PayPayの関連サービスと思っているのだが、いつもながら、PayPayポイントのポイ活として、「TikTok
Lite」を紹介しておきたい。動画を見て、簡単なミッションを達成するだけで、安定してPayPayポイントを供給してくれるお得なアプリだ。私は、7〜8月の“日銀ショック”で、投資意欲が激しく下がり、多くの物を切り捨てるに至ったが、TikTok
Liteは、その後も生存している、数少ない「ポイ活」アプリとなっている。
――とりわけ、新規紹介による、被紹介者・与紹介者の双方に対する5000円相当のプレゼントキャンペーンは、価格破壊そのものであり、このためだけでも登録する価値がある。いつもながら、得られたポイントは、大切に「PayPayポイント運用」に投じさせていただきます。ご協力いただける方は、是非とも、こちらのリンク(【@】【A】【B】)をよろしくお願いします…。
さて。株式市場は、7月・8月に引き続き、9月も不安定な状況が続いている。そして、私はと言うと、この9月中旬に、諸事情により、持ち株を100万円ほど売却せざるを得なくなった。が、この夜の米国株の状況は、全面高という感じであり、悪夢の円高も底を突いて跳ね返ってきた感がある。つまるところ、私が売った瞬間に株が上がったということだ。
――だが、こんなものは、投資界隈にはよくあることである。ここでやめたら、ただの負け組だ。トータルでは勝てるのだから、短期的な勝ち負けは無視して、自分が正しいと思っている道を、ひたすら進み続けるべきなのである。私たちの投資はこれからだ!!
(2024年9月30日)
具材ゼロ、おつゆのみ、勝者あり |
9月もそろそろ中盤戦から終盤戦へと移り変わる時期だが、どこぞの美少女姉妹みたいに、「秋ですよー!」なんて言うとアホだと思われる。現在の状況は、残暑どころか真夏だ。ごく一部の涼しい日を除いて、原則として常時冷房は切れないし、私服も仕事服も、7月&8月と全く変わらない。むしろ、「集中管理」なんていう旧世代の遺物を使って、冷房を弱めているような場所では、更に暑く感じるくらいだ。
…そんな中で、ごく僅かばかりの小さな秋が、スーパーの野菜たちに近付いてきた。まず、高くなった物から述べると、ご存じの米は、月明けくらいの絶望的な状況から若干は改善されたものの、5kgで3000円程度と、まだまだ高い。また、キノコについては、真夏のセール時の「しめじ2株で98円!」みたいな殺戮価格から転じて、秋冬期に需要が増えることからか、最近ではセールでも138円と、値段が上がっている。また、これは季節的なものとは関係ないと思われるが、もやしの価格が上がり気味であり、私の中では、節約野菜の王者から脱落をしてしまった。
――いっぽうで、ここ1〜2週間程度で急激に安くなったのが、玉ねぎである。3個で98円などと、夏場の半値近くにまで下がっており、大量消費がたやすくなった。また、ジャガイモも同じような感じであり、これまた真夏の半額近くまで値下がりしている。また、卵についても、私の住んでいる場所ではそうでもないが、地域的には、ずいぶんと安くなっているようだ。もちろん、単純に需要と供給で値段が変化しただけであり、品質はそのままである。
そういうわけで。春〜夏はキノコを主力として戦ってきたが、一転して、ここからは玉ねぎを中心とした料理を組み立てていくことにした。
…まず、その中でも、環境トップ選手となるのが、「つゆだく親子丼」である(【日記:2024/7/16】)。液体成分を多めとした親子丼の特殊個体であり、私は、お弁当用に持っていく固体部分よりも、肉も玉ねぎもほとんどない汁かけ飯部分のほうが、むしろ好きなくらいだ。
――そして、つゆだく親子丼の魅力として、値段がとにかく安い。いま現在の市場価格を前提として、鶏肉150g:90円
+ 卵3個:60円 + 玉ねぎ1個:40円 + 調味料:10円?
として、合計200円、これが4食なので、1食50円である。無論、材料費のみであり、素材を買いに行く手間や、調理時間・洗い物などは考慮していない。それでも、参考価格としては、ここまで安く抑えられるということだ。
ちなみに、親子丼を掛けて食べる米を、100g(0.67合)とすると、5kg3000円換算で、米だけで60円となる。現環境において、「白米を炊く」ということが、いかに節約の敵であるかということが、お分かりいただけるであろう。なお、パスタならば、最安で100g20円程度となり、カロリー(熱量)もほぼ同じである。まあ、“パスタが親子丼に合うのか”と言うと、あまり合わないのだが、それでも、食べられないほど酷いわけではない。
続いて、この秋からの主力選手として期待したいのが、「各種のシチュー料理」である(【日記:2024/9/12】)。
…さて、私は、汁物として、ここまでずっと、みそ汁を調理してきた。しかし、安い味噌ばかりを使っているためか、率直に言って飽きており、しかも、開封後のみそが冷蔵庫を圧迫し続けるということもあって、何とかしたいと思ってきた。いっぽうで、固形型のカレールー、または関連するシチュータイプのルウについては、米価格の暴騰で余りまくっていた。そこで、それらを、スープ料理に使ってみると、いい感じになることが分かったのである。
――そして、こちらも、値段については凄まじい。カレールーは、イオンの最安値製品で、8食分で100円程度、つまり4食分で50円だ。ここに、例えば、玉ねぎ1個:40円
+ じゃがいも1個:40円+ ウインナー3本:30円を加えると、ルーの50円を入れて160円であり、それで4食分となるため、1食は40円だ。やれ、カレーというと、主食であり、いろいろとこだわってしまうが、副菜のスープとして捉えれば、余り食材を突っ込むくらいで丁度いいのだ。
かわいい(語彙力) |
というわけで。9月が始まる頃の米の値上がりを見た時は、「もう生きていけるのかなって感じ」(【日記:2023/1/25】)であったが、上記の料理を使い、さらに、コメ部分をパスタに取り替えたおべんとうは、パスタ:20円
+ 親子丼:50円 + カレースープ:40円ということで、110円で制作可能である。我が社の社員食堂:260円に、負けないどころか、引き続き、大幅に勝てているのだ。
――さて、もちろん、これらは、買い物・調理・洗い物など、全ての手間を度外視した参考価格である。また、「キノコ」など、季節的な問題で値上がりし、残念ながら脱落していってしまった食材もある。コメ価格の高止まりも、頭の痛い問題だ。そういうわけで、いくら安いからといって、誰でもこれをワンパターンに物真似すれば幸せになれるというわけではない。それでも、スーパーの野菜売り場へ、ひと足お先に訪れた秋の味覚を使えば、私は何とか生きていけそうということが分かった。まだ翔べる…!!!!
まだ……。
(2024年9月30日)
エネルギ―...放出...アリ―ナ |
クリア後のエンドコンテンツである「傀異クエスト」では、最終的に、「傀異克服」と名付けられた強化古龍たちとの連戦が繰り広げられる。全て、発売後のアップデートで登場した個体であり、ワールド&アイスボーンでの一大やり込みコンテンツであった「歴戦王」に相当すると言える。
…さて、その特徴は、まずはとにかく、強いことである。見た目は、全身に傷が付いていたり、髪が白っぽくなっていたりと、なんかまあ歴戦を乗り越えてきたんだなあ感が出ているなっているが、攻撃については、原種をモチーフとしながらも、多くの新モーションが搭載されている。歴戦王は、「新技がいくつかある」という程度だったため、強化個体として、より豪華な作りとなっている。
――さらに、共通の特性として、ある程度のダメージを与えると、領域展開を行う。内容は、オレンジ色のオーラを放ったあと、強烈な攻撃を連発してくるというものであり、威力・範囲・スピードともに、極めて厄介である。必中効果は無い(当たり前)。
ちなみに、ダメージによって領域を解除した場合、かなり特徴的な倒れ方をする。説明すると、4足歩行と言える古龍たちが、まず人間のように立ち上がったあと、後ろにのけぞり、そのままクルリと回って、何故か必ず頭が右で、かつ、腹をハンター側に向けるように倒れ込む。
…やれ、私も試してみたが、立ち上がったあと、回転しながら左向きに倒れ込む必要があり、つまり、360°回らないと無理である。小学校などでモンハンごっこをする時は、細心の注意を払って、ものまねをしよう!
この大転倒の瞬間は、FFでいうバーストやブレイクみたいな気持ち良さがあるな |
さて。この「傀異克服」モンスターは、歴戦王と同じく、古龍のみが対象となっている。具体的なメンツは、「オオナズチ」「クシャルダオラ」「テオ・テスカトル」「バルファルク」「シャガルマガラ」と、特殊な扱いの「メル・ゼナ」を入れれば、計6体だ。特に、最高位である★9のバルファルク・シャガルマガラは、ぶっ飛んだ強さである。そして、同格か、それ以上に位置すると思われる「原初を刻むメル・ゼナ」も、初見で完敗し(【日記:2024/9/1】)、未だに再挑戦する気すら出てきていない。
…ちなみに。これらのモンスターは、傀異クエストの討伐対象として登場する(メル・ゼナは出てこない?)。しかしながら、他の傀異化モンスターとは異なり、劫血やられの能力を持たないため、こちらからの攻撃によってHPを吸収することができない。また、傀異核も登場せず、爆破による部位への追加ダメージを与えられない。「大ダメージを与えることによる転倒」と「時間切れによる傀異バースト」といった駆け引きも存在しない。
――やれ、これらの要素は、どれも傀異クエストのプレイにテンポ感を与えてくれており、私は率直に言って好きだったため、最終的な到達点である「傀異克服」モンスターたちとの戦いですっかり無くなってしまうのは、残念ではある。一応、領域展開とその破壊という要素もあるにはあるが、傀異化要素の劣化コピーという感が否めない。とはいえ、80種類ほど居るとされる大型モンスターの中で、たった6体だから、それはそれで特別感があるかな…。
というわけで。まず、目指すべきは、「武器の傀異強化」のLv241以降での完成であろう。最高ランクでは、枠の強化だけで、攻撃力+10&斬れ味+10と、かなり大きめの補正を得られる。同時に、「見切り」「攻撃」といった汎用性の高いスキルのランク4装飾品も手に入るそうだ。これらをもって、クリア後のキャラ育成も、最終形を迎えると言えるだろう。
――そしてその後は、まずは★9モンスターで最高値であるLv300を目指しつつ、それを解体して下位ランクでも300を目指し、全モンスターのLv300討伐を達成する。その過程で、「原初を刻むメル・ゼナ」にリベンジを果たして、他のクエストも埋めていく。こんな感じで、サンブレイクはフルコンプと言って良いだろう。このペースだと、まあ、10月の早い時期には終えられるかな…。
(2024年9月30日)
余りまくっていた梅干しに、意外な使い道が出来て、嬉しい! |
「そうめん」といえば、漢字表記は「素麺」であり、あっさり系のつけ麺料理で、夏の風物詩とされることもある。しかし、この夏を通してでも、去年から溜めに溜めまくったそうめんを消費しきれず、私はピンチとなっているのである。
…まず、去年夏の時点では、私は割と頻繁に、そうめんを食べる&買うのルーチンで消費し続けていた。そして、夏の終わり頃だったか、イオンのお客さま感謝デーにて、なんと500gが100円という強烈な低価格で売っていた際に、大量購入を行った。その量たるや、ざっくり20kgほどである。といっても、賞味期限は、2025年の春であり、2023夏から見れば1年半後ということで、さすがに消費しきれると思っていたのだ。ちなみに、今年は500gで140円程度に値上がりしていたため、ちゃんと使い切れるのであれば、この買い置きは成功であった。使い切れるのなら…。
――しかしながら。ご存じの通り、そうめんという食べ物は、夏にしか食べることができない。通常、茹で上がった麺を冷水で冷やし、さらに、氷を入れたタレに付けて食するため、夏は体が冷えてありがたいが、春や秋にさえあまり気が進まず、冬なんて論外なのだ。
そういうわけで、2023年秋から2024年春までの時期には、溜めに溜めまくったそうめんを、全く減らせなかった。とはいえそれでも、2024夏があるから、そこで20kgのそうめんを食べ尽くせば良いと思っていたのだ。ちなみに、そうめんの1食分は、通常100gとされるが、私は1回の食事で300gを食べている。これでデブではなく、BMI20切りのガリというのが、自分でも信じられない…。
そういうわけで。この夏は、そうめんを減らす季節になると思われたが…ところがどっこい、今年春から夏の時期に掛けては、パスタという、麺類における強烈なライバルが登場した。パスタ、もはや私の中では、米の立ち位置すら喰らい尽くし、主食になろうとする勢いだ。
…その理由は、安売り時ならば、500gで100円程度と非常に安価であるうえ、年単位で日持ちし、季節関係なく、オールシーズンで使用可能なことなどがある。また、パスタは、茹で時間こそ「10分弱」と長めなものの、米を炊く「50分」と比べれば遥かに短いし、電子レンジの温め直しにも対応しているため、お弁当として職場に持っていくことも可能だ。しかも、味付けが様々にでき、トマトケチャップをベースとした基本形、マヨネーズを使う方向性、酢と醤油で和風っぽく、はたまた、米の代わりに親子丼やカレーを掛けてみる…など、いろいろなバリエーションが楽しめるのだ。
――その他、これは使ってみて初めて気付いたのだが、そうめんは私は300gを食しているが、パスタは150gも食べれば十分すぎるくらいお腹が膨れる。よって、重さあたりの値段が同じだとしても、そうめんよりパスタを食べるほうが節約になるのだ。米が無いならパスタを食べればいいじゃない!
というわけで。パスタと比べると、そうめんの魅力は、「体が冷える」「そうめんならではの風味が楽しめる」「茹で時間が1分30秒で済む」などと、かなり局所的なものに限られてしまう。いや、それでも、「そうめんならではの風味」というのは重要であり、例えば1週間に1回程度、季節の料理として、軽く楽しむくらいであれば、問題ないだろう。多分、世の中の人は、そうめんをそういう食品だと思っている。
――だが、今回の話は、「大量買いをして、それを消費できるか」という点だ。その意味では、パスタは合格であるが、そうめんは不合格としか言いようがない。なにせ、味が1種類しか無く、飽きる。残念ながら、パスタは主食となりうるが、そうめんはそうではなかったのだ…。
ソーメンマン(闘将!でのラーメンマンの父親) |
というわけで。この夏は、できるだけそうめんを消費するように心がけていったが、やはりパスタの追い上げが強烈であり、現時点でも、10kg弱のそうめんが残っている。まるで使い切れる気がしない。前述の通り、その賞味期限は来年の春までだが、冬季に食べられないことを考えると、実質的な残り時間は僅かと言える。ちなみに、パスタについても、20kgほどが積み上げられているが、こちらは季節関係なく食せ、急激に値上がりした米の互換品として需要が高いので、むしろ買い足してやろうとすら考えているくらいだ。
…しかしながら、もう9月も中盤戦となったが、皆さまご存じの通り、“まだまだ暑い”なんていう手ぬるい表現ではなく、余裕で夏である。最高気温が35℃なんて日も普通であり、冷房を切ると憲法第25条に違反するような状況が続いている。そういうわけで、まだまだそうめんの戦いはこれからなのだ。
――やれ、ここまで私が完食にこだわる理由は、お金の節約という面もあるが、やはり、肉も野菜も関係なく、生物が命を投げ出して食べ物に変わってくれたのだから、それを無駄にするというのは行いたくないのだ。ここから先は、休日の昼だけでなく、平日の夜なんかにも食べていくつもりである。
ちなみに。この記事で挙げた問題点の多くは、「そうめんが夏しか食べられない」というところに依存している。よって、試したことは無いが、「温かいそうめん」が作れるのならば、暑いうちに使い切らずとも、賞味期限通り、来年春までに食べれば良くなる。
…さらに、「味が1種類しか無い」という問題点も解決できれば、そうめんの汎用性は大幅に向上する。そうめんの麺を使ったアレンジレシピ、なんて使い方もあるかもしれず、そうすれば、パスタのように、意外と私の生活へ定着してくれるかもしれない。目指せ、人類は麺類!
(2024年9月30日)
※カプコンです |
本日は、「粉塵纏」というサンブレイクでの新スキルを試してみた結果、ランク3までの常時採用が確定した。
…まず、このスキルは、「傀異克服
テオ・テスカトル」という強化モンスターの撃破で作れる防具に付いている。出現するのはMR140であり、エンディングから数十時間のプレイを積み重ね、発売半年後のアップデートで登場し、ワールド&アイスボーンでいう「歴戦王」級の強化古龍との戦いに勝利…という条件の厳しさからも分かるように、「装備品の性能が高い」ということは知っていた。
――やれ、テオ・テスカトル装備は、「見切り」「超会心」「弱点特効」などで火力に特化した内容であり、「ワールド」「アイスボーン」と「ライズ」に加え、サンブレイクでも、ここまで愛用し続けてきており、その強化版防具についても、楽しみにしていた。
が、あくまでおまけにすぎないと思っていた、新スキル:「粉塵纏」のほうも、試してみると、驚くべき内容だった。一言でいうと、強すぎる。ランク1でも付け得であるが、もう中毒性が高すぎて、私は傀異錬成で無理やりランク3にしてしまった。そのスキル内容は、以下の合せ技である。
@まず、敵に攻撃を当て続けると、ハンターが黄色く発光する。
A「ハンターが黄色く発光している時」に、相手の攻撃を受けて吹き飛ばされると、150〜200ダメージ程度の小爆発でカウンターし、最初に戻る。
B黄色く発光してから約20秒が経つと、光の色が青く変わり、この状態で打撃を加えると、700程度の爆破ダメージを与え、最初に戻る。
※@について
・武器種によって、必要な攻撃回数が異なる。
・攻撃を当てる回数のみが条件であり、それらのモーション値や与えたダメージは関係ない。
・回数を増やしている間に敵攻撃を受けても、カウントが減少することはない。
・納刀していると少しずつ「攻撃を当てた回数」が減少する。敵がエリア移動をすると、ABも含めて、全ての状況が最初に戻る。
※Aについて
・現在攻撃力に依存した肉質無視のダメージを与える。
・敵攻撃が当たった際にハンターが居た位置に爆発が起こるため、遠隔攻撃で吹き飛ばされると、無駄に終わってしまう。
※Bについて
・ハンター側の攻撃が当たった位置に爆発が起き、Aと同じく肉質無視ダメージを与える。
・青く光った状態では、敵に吹き飛ばされても発光は消えない。
・この状態のまま、しばらく攻撃を当てずにいると、光が黄色に戻り、Aの最初からやり直しとなる。
※その他
・スキルのランクを上げた際の影響は、「黄色く光るまでに必要な攻撃回数が減る」というのみである。黄色→青に変わるまでの時間や、2つの爆発で与えるダメージは、変化しない。
とまあ、こんな感じで。「粉塵纏」は、「敵からダメージを受けた場合のカウンター」と「ダメージを受けなかった場合の追加効果」の2つの効果が同居しているため、どのようなプレイスタイルでも、無駄なく役立てられる。また、スキルはランク1から3までが存在するが、それによって変わるのは「ハンターが黄色く光るまでの攻撃回数」のみであるため、★1であっても、最高ランクの時と同等のダメージを与えられる。
しかしながら、この「700ダメージ」という数値は、モンハン世界においては、やたら大きい。前の記事で書いたように、太刀であれば、R2ボタン…ではなく、ZRボタンで発動できる気刃斬りのラストを弱点に当てて、500程度というところである(【日記:2024/9/10】)。しかも、“肉質無視”とは防御力無視という意味であるため、どこを殴っても良い。さらに、爆破のトリガーとなる攻撃はどんな弱い技でも構わないため、Aボタンで発動する突きや、Xボタンの武器出し攻撃で十分なのである。
…ところで。繰り返し述べるが、このスキルは、ランク3まで上げたとしても、「最初にハンターが黄色く発光するまでの攻撃回数が変わる」というのみであり、黄色→青に派生する時間が減少したり、爆破ダメージが上がったり…ということは無い。つまり、サンブレイクに割と存在する、「ランク1が最も効率が良く、そこから先はコスパが落ちる」というスキルなのだ。
――しかしながら。それを承知のうえで、あえて私は、粉塵纏をランク3まで上げた。それは、太刀のコマンドとの相性の良さである。太刀でランク3まで上げた場合、ハンターが黄色く光るまでの攻撃回数は「14回」(前回青爆破を発動した際の攻撃を1回目として数える)となるようだ。ライズ&サンブレイクの太刀には、「桜花鉄蟲気刃斬」というヤベぇネーミングの技が存在し、これは最大12ヒットとなる連続攻撃である。よって、青起爆を「突き→切り上げ」か「武器出し2連撃」で行い、直後に桜(略)を当てれば、それだけで即座に黄色を起動できる。理想的な回しができれば、30秒程度で、ぽんぽんと、必殺技と同じ爆発を出せるのだ。強すぎる…。
まあ、もちろん実際には、途中でダメージを受けて黄色爆破で終わってしまったり、桜(略)がしっかりフルヒットしなかったり、(略)の消費コストである翔蟲が用意できなかったりするのだが、そういう時にも、普段通りの立ち回りに戻すことで、何らデメリットなく、適度な火力源として活用できる。特化編成で大火力を発揮するが、普通に戦っても無駄にならない…。そういうわけで、太刀の戦いに加わる新たな戦法として、非常に魅力的に思えた。
――さて。傀異クエストのレベルは、現在、200に達した程度である。クリア後についても、もう終盤というところであろう。さすがに、ここまで進めると、敵も手応えが出てくるようになってきたので、育成は入念に行っていきたい。そして、サンブレイクの最終的な目標としては、裏ボスの撃破や全クエストのクリアーだけでなく、全モンスターのLv300撃破を目指してみようかな…。
(2024年9月30日)
なんかテレビでの印象より微妙に白っぽいな…もう少し調整が必要か |
9月6日に発売した「アストロボット(PS5)」が面白いらしい。元々、PS5本体に無料付属している「アストロ
プレイルーム」も、私のPS5生活の中で最初の良作となった(【日記:2022/7/10】)。念願の非VR・パッケージゲームの発売は、私にとって、願ったり叶ったりである。
…ただし、いつもなら既に購入しているところであるが、残念ながら、現在は逆風が強い。まず、お金については、生活必需品である米とPS5の大幅値上げより、私の消費意欲は激しく減退している。株についても、一進一退という状況であり、7月11日の最高値にすぐ戻るのというのは無理そうだ。いっぽうの「アストロボット(PS5)」は、DL定価が7980円と普通の価格であり、やや低価格寄りになるであろうという私の予想は外れてしまった(【日記:2024/6/1】)。今の金銭感覚だと、どれだけ面白いゲームであっても、一発で7980円というのは、なかなか勇気が必要だと考えている。
――その他の面としても、新しいテレビは先日到着したのだが、7月末からプレイしている「モンスターハンターライズ:サンブレイク」のクリア後攻略がアツいということもあり、今すぐPS5のゲームを買っても、持て余してしまう可能性が高い。あとは、現在は、FF7リバースの購入を最後に、ウォレットがカラになっている状態だったが、ここからDL版をオンライン購入する場合、ただクレジットカードで買うよりも、不定期にコンビニで開催されている「10000円ぶんのPSNチケットを買うと、+1000円プレゼント!」などのキャンペーンを利用したほうが良い。やれ、ここしばらくは、こういった情報を全くチェックしていなかったが、これからはまた、オトクな買い方を調べていく必要があるだろう。今は、コンビニのリアル店舗だけでなく、楽天市場でも、ポイント+10%(=合計11%還元)のキャンペーンが行われることがあるらしい…?
ところで。そんなアストロボット作者のインタビューから、ゲームのプレイ時間についての話が出てきた。【こちらの記事】がそれである。「あれ?
アストロボットって、PSスタジオの中では数少ない日本スタッフで構成されているんじゃ…」などと思ってしまったが、そんなことはどうでも良く、記事によると、どうも「ゲームのプレイ時間は12〜15時間が適切」と考えているようだ。
…さて、この発言は、ゲームジャンルについては語られていないが、アクションゲームについては、適切なプレイ時間であると思う。例えば、バイオハザードシリーズでは、『4』(※RE:4ではない)以降、通常方針でのクリア時間は、概ね10時間前後となることが多い。アクション作品の手練れであるカプコンが、何作も何作も発売して、それが定着しているのだから、きっと正しいのであろう。実際、私の体感としても、“間延びせず、しっかり大作を遊んだ感じが得られるアクションゲームのプレイ時間”というのは、10〜20時間の間に収まると思う。
――いっぽうで、同インタビューでは、アストロボットの比較対象とし、恐らくはRPGやオープンワールド系のゲームを揶揄して、「だらだら遊ぶ40時間」と表現されている。こういう余計なことを言っちゃうのは、やっぱり外人やな。ただまあ、ストーリーや育成要素が重要となるRPGは、40時間前後くらいが適切なのではないかなと感じる。例えば、FFだと、『4』はラスボスが★超強い★ことが問題だが、そこを除けば割と小粒な作品であり、15時間ほどでエンディングを迎えられる。しかし、『5』からは、ボリュームが増大しており、本編攻略で、概ね30〜50時間というプレイ時間になることが多い。ストーリー主導型RPGの虎であるスクエニ(旧スクウェアを含む)が作って、ずっとこれなのだから、これまた、作品ジャンルとして、適切な設計なのであろう。
長すぎるゲームってのもキツいよね(長すぎる文章を書きながら) |
さて。娯楽作品において、適切な時間というのは、一概には言えず、難しい。例えば、映画については、もうずっと「2時間」が基準とされている。これは、映画館で放送する際に、1日の上映回数といった販売事情の都合や、休憩を挟まずに放送できる丁度良い上限だからとされている。しかし、「座って物を視聴する」という娯楽形態に対して、人間が集中力を保てるのが、恐らく2時間程度なのであろう。
…また、ゲームについては、アーケードスタイルの作品で、何なら1時間以内に終わってしまうようなものもあった。しかしながら、いま現在だと、さすがにそれは短すぎであり、6ステージの面クリア型シューティングなどであっても、何らかのやり込み要素を用意するのが普通である。また、フルプライスの大作パッケージゲームならば、いかなるジャンルであろうと、最低でも10時間くらいは遊べなければ、私は、満足できるとは思えないものだ。
ただ、細かいところを述べると、本当に作品に依るとしか言いようが無い。
…さて、ゲームだけに限ってみても、ジャンルで言うと、上記で挙げたような「10時間前後のアクションゲーム」、「40時間ほどのRPG作品」の他に、「15時間ほどのノベルゲー」や、「2〜3時間ほどで終わるインディーズゲーム」などが存在する。作品名を挙げるなら、「地球防衛軍」や「モンスターハンター」などのように、軽く100時間を超えるような、中毒性をウリにしたやり込み作品もあるし、「FF7リバース」といった、超クオリティと特大ボリュームを両立した人外魔境の超々超大作も存在する。販売形態としても、昔はROMカセットを始めとした物理形態が必要であり、どうしても一定水準を超える値下げは難しかった。しかしながら、今はダウンロード版というものが存在し、人々の間に十分に普及している。
――というわけで。ゲームにおける適切なプレイ時間は、本当に「作品に依る」としか言いようがない。でもまあ、アクションは10〜20時間、RPGは40時間前後っていうのは、今後もそうそう変わらないんじゃないかな?
(2024年9月30日)
もちろん、色のキレイな左側がHDR…ではありません! |
本日、新しいテレビが届いた。購入したのは、予告していた通り(【日記:2024/8/21】)、TCLという謎の会社の、「C646」という機種だ。
…やれ、C646は、エントリーモデルに近い位置付けだが、最安値よりもワンランク上と言える製品であり、「量子ドット」という映像機能(発光素子?)を採用している。その他、4K&HDR、低遅延のゲームモード、地上波放送も視聴可能(最近では、価格を抑える代わりに、「チューナーレス」と呼ばれる、通常テレビ放送を見れない“テレビ”も販売されている)などと、基礎的な高機能を兼ね備えている。私がAmazonで買った際は、43型で56810円であった。だいたい、同社の4Kテレビの最安品と比べると、+1万円という程度になる。
――が、個人的には、画質について、その前に使っていたゲオテレビ(Hisense 43E65G)と、そこまで違いがあるとは思えなかった。もちろん、新しい技術を使っていること自体は事実なため、2つ並べて表示すれば、ひょっとすると、今回のC646のほうが綺麗なのだろう。しかし、その程度の差であり、好みの問題に丸め込める。やはり、5万円前後のモデルでは大差なく、10万・20万と積んでいかなければ、大きな進化は望めないのか…?
ところで。私は、ゲームをする際は、ただ楽しく遊ぶだけでなく、このサイトを使って配信(生放送というわけではなく、静止画キャプチャや動画作成、その他にもプレイ記録を元にしたテキスト記事の制作など)を行うという目的も存在し、むしろそちらのほうが、ゲームプレイの意欲として、大きいくらいだ。
…そういうわけで、私は、「CRC-GVCAP01」というキャプチャ機器を、PS5とテレビの間に噛ませ、テレビでは4Kでゲームを行いつつ、パソではFullHD画質で録画をするという態勢を作っている。4Kは、テレビで遊ぶには優れているが録画用には容量が大きすぎて駄目、逆にFullHDは、長時間録画に適するがテレビで遊ぶとなると現環境では力不足…という感じである。よって、テレビでのゲームプレイは4K・パソの録画はFullHDという組み合わせは、私の利用法だと、非常に合理的であると思っている。
さて。上記の「CRC-GVCAP01」という装置には、「パススルー」なる機能が搭載されており、操作遅延の発生を抑えられる。
…だが、やはり余計な物を入れているということで、「VRR」や「ALLM」といった、新しい画質向上技術がオフになってしまう(最新型の「GVCAP05」では、初めてVRRに対応したらしい…)。が、そんな中でも、「HDR」という機能だけは有効である。HDRは、“光の明るさを表現できる技術”といった程度の内容であり、「4K HDR」などという名称で、画素数(解像度)とセットで語られるくらいに、よく知られている。しかし、このHDR、私は全く好きではない。
――では、冒頭の画像をご覧いただこう。今のところ、PS5で最もプレイしたゲームとなっている「地球防衛軍6」のタイトルロゴを、いつものサイト制作に使っている環境で、HDRと非HDRで録画し、静止画としてキャプチャしてみたものである。もちろん、赤の発色が綺麗な左側がHDR…ではなく、ホコリが掛かっているかのように霞んだ右側がHDRである。ひょっとしたら、左側は色の表現がドギツく、右側のほうが上品で、使用するディスプレイによっては右側のほうが好まれるのかもしれない。いや〜、でも、“サイトのキャプチャ画像”という意味では、左のほうの圧勝でしょ。
高価なテレビで再生すれば、下の画像のほうが綺麗に見える…のか? |
さて。上記の画質の比較は、「他の機種を噛ませて、かつ、キャプチャ画像を使う」という条件であり、あまりフェアとは言えない。やはり、最良の評価方法は、「実際のディスプレイに表示して、それを人間の目で観測し、どちらが好みか決めること」である。我々は人間なのだから、やはり、目で評価して、どちらの画像のほうが良いと感じるか…ということが、最も重要なのだ。
…というわけで。次の比較方法として、携帯電話のカメラ(Galaxy A22 5G)を使って、HDRと非HDRで、写真を撮って、比べてみた。題材は、私がPS5で2番目に長く遊んだ…というか、日記の執筆も入れると、恐らく地球防衛軍6クラスにプレイしたであろう、「FF7リバース」だ。
――さて、結果は、ご察しの通りである。HDRを切ったほうは、明るく、ゲームらしい発色である。一方で、HDRをオンにすると、やはり、灰色っぽく色味の薄い見た目となってしまう。これも、携帯電話カメラを挟んでいるため、純粋な映像品質の比較としては不適切かもしれないが、ただ、私の目でテレビ画面を直接に見てみても、やっぱりHDRをオンにすると、色がくすんでしまうとしか思えなかった。
そういうわけで。私は、新しく購入した“量子ドットなる機能を搭載している、ちょっとだけ背伸びしたテレビ”においても、今まで通り、HDRはオフにして運用するということを決めたのであった。
…ところで。「『HDR』という新しい技術を使用すると、逆に画質が下がってしまう」という異様な事態において、私はこれまで、「安いテレビのHDRは、あまり質が良くない」という解釈をしていた。安価なテレビは、発色性能で劣るため、わざとキツい色付けをして、綺麗に見えるようにしている。そのため、HDRのような“自然に見える技術”を適用すると、かえって見た目としての画質は劣化してしまう…というロジックだ。
――しかしながら。今回の件で、ひょっとすると、そもそもHDRを使うことで、逆に画質が落ちてしまうのでは?
と思うようになった。この辺りは、もう好みでしか無いが、私は、ゲームはゲームなのだから、無理に現実へ近づけず、割り切った色遣いのほうが、綺麗に見えると思う。それともやっぱり、10万・20万と、高価なテレビに積み上げていけば、HDRを使ったほうが美しく感じるのかなあ…。
(2024年9月30日)
ごめん、クレおばじゃなくて、安価なプライベートブランドのイオン商品を使っています… |
コメの値上げは、私の自炊生活を激変させた。なにせ、「米を炊いて食べることが金銭的に安い」から、「米を炊いて食べることが金銭的に高い」へと、ほぼ180°の転換をしたからだ。特に、米とセットで食べることを前提としていた食品たちが、危機的状況に立たされている。梅干し・塩昆布といった味付け小物に、赤飯や雑穀ごはんの素、はたまた、ほぼ親子丼専用になっている卵と鶏肉なんて物も存在する。一応、今のところは、去年のふるさと納税で貰った米が10kg残っているが、それまでに使い切れるかどうか…。
――そんな中で、“カレーライス用”として買っていた、「カレー&クリームシチュー&ビーフシチューのルウ」も、米の値上げによって、窮地に立たされている。ご存じの通り、カレーライスは、老若男女に人気で、もはや国民食と言っても良い立ち位置にある。私も、キノコを肉類として捉えた「きのこカレー」をレギュラー料理化させていた…のだが、米の値上げによって、カレーライスは壊滅的な被害を受けた。野菜やルーよりも、米が高すぎる。そういうわけで、大量に買ってしまったブロックタイプのルウたちも、行場を無くし、うずたかく積み上げられていた…。
のだが。これらのルウを、「お米の上に掛けるもの」ではなく「みそ汁の代用品」として使ってみたところ、大成功だったのだ。
…まず、これはあくまで“みそ汁”ということで、使う材料は自由だ。今回、投入したのは、クリームシチューのルウに、玉ねぎ・ウインナー(冷凍)・大根である。さすがに、もやしやキャベツなどはイマイチだろうということで試さなかったが、大根の相性が良かったというのは嬉しい。大根は、保存の効く食材であり、値段に対して可食部が多く、生でも熱しても食べられるということで、お得感が大きい野菜である。だが、最近では、安い味噌だけを使い続けるみそ汁に飽きが来ていて、大根も、冷蔵庫でシナシナとなっていた。それを、シチューという新たな場所で輝かせられるのは大きい。
――その他の食材としては、冷凍ウインナーは、業務スーパーで買った安価な物を無理やり冷凍している。まあ、冷凍によって風味が壊れることはなく、汎用的な肉類ということで、どんな料理にも割と合うのだが、シチューとの相性は100点満点であった。味はもちろん、歯ごたえや見た目の面での変化も嬉しい。また、玉ねぎも、時期的な問題なのか、少しずつ安くなってきており、大量消費が容易になってきているのは嬉しい。ちなみに、シチューには牛乳を入れろと指示があったが、入れなくとも何とかなった。
また、私のシチューは、値段面での魅力も大きい。クリームシチューのルウは、150円程度で8食ぶんのため、1調理単位の4食ぶんで75円だ。次に、玉ねぎは、最近少し安くなって1個40円、ウインナーは業務スーパーの格安品なので1本10円程度として3本30円、大根は100〜150円というところを、たぶん1/10くらいしか使っていないので、15円としておこう。以上、4食で160円、1食は40円である。
――やれ、ふーん…というところだが、これを米に掛けてしまうと、値段が3倍に跳ね上がる(本日の店頭価格:5kg=3680円で、ちょっと多めに0.8合=120gを食べるとして、米の値段は88円!)。やっぱ、白米は、もう富裕層の食事なんや…。
うまい!
テーレッテレー!! |
ちなみに、調理難易度についても、「みそ汁の代用品」として捉えたシチューたちは、かなり楽になる。
…やれ、私は、実家時代に料理を手伝っていた頃から、「カレーは20分しっかり煮込む」というルールを守っていた。材料も、肉+玉ねぎ・にんじん・じゃがいもと、基本を決して破らず、「水を入れる前に油で炒める」「20分のゆで時間は、10分+10分に分け、じゃがいもは後半部で投入する」などという調理法を遵守する。私の中でのカレーは、そういう、格調高い料理という印象だった。ビーフシチューやクリームシチューも、カレーのバリエーションと捉えており、大きくは変わることはなかった。
――が。私が作っているのはみそ汁の特殊個体なのだから、そんな配慮は必要ない。お湯を沸かしつつ、適当に、火の通りづらい食材から入れて、沸騰したら終わりである。少しくらい固くても、作り立てならテンションで誤魔化せるし、その後は電子レンジで温め直すので、そこで柔らかくすれば良い。
ところで、「カレーは飲み物」という言葉があるが、あれは節約の金言だったのだ。米は、もう高すぎて駄目であり、カレーの液体部分だけを飲み物のように食することで、お金を節約しつつ、かつ、食生活としても極端なみすぼらしさを感じないようにする。うん、作者の人、そこまで考えてないと思うよ。
――やれ、今回の米の超絶値上げで、私は、もう、代替食を検討する段階に入ったと思う。例えば、同じ穀物でも、パスタは、安売り時なら1kg=200円で購入でき、「ゆで前の重さ」と「ゆで後の重さ&カロリー」の関係性は、米とほぼ同じのようだ。つまり、パスタ1kg200円は、白米が5kg1000円で買えるのと同じである。そして今回のように、スープ料理を使っていくのも有りだろう。生きねば…。
(2024年9月30日)
“5万5000円のPS5”は、本当に良いゲーム機だと思いますよ! |
昨日深夜に、そのものズバリ「PS5 Pro」が正式発表された。登場自体は既定路線で、性能の順当なパワーアップも予想通りであったので、話題を集めていたのは販売価格である。そして、その価格は、税込11万9800円であると発表されてしまった…。
…まあ、先日、ノーマルPS5の価格が、79980円に値上げされた(【日記:2024/8/27】)ということにより、Proバージョンの値段も、ある程度、迫力のあるものになるのではないかと予想していた。しかし、「ノーマル8万円に対し、プロ10万円で、この価格差ならプロは安めに感じる」などという戦略的な価格設定にしてくるという予想…というか希望もあった。しかし、残念ながら、ノーマルPS4とProの関係性と同じく、通常モデルの1.5倍、つまりPS5proは約12万円となってしまったのだ。
――しかしながら。恐らく、性能を考えれば、この値段は妥当なのであろう。ソニーも、もう今年でゲーム機を作り始めて30年の手練れであり、コストパフォーマンスという面では、間違いなく及第点以上のものを出してきてくれるはずだ。そこは、十分に信頼できると思っている。
だが、重要なのはそこではなく、他の娯楽と比較した場合の、12万円という数字である。題名に「PS4pro:4万8578円 PS5pro:11万9980円」と書いたように、たった1世代で、価格は2.5倍に上がってしまった。PS4proの発売(2016年11月)から8年が経ったが、8年で給料が2.5倍になったという人は、そうそう居ないであろう。つまり、庶民の娯楽であったはずのゲームが、単純に2.5倍へと値上げされてしまっているのである。
…やれ、私は、「5万5000円で買ったPS5」には、大変に満足している。ぜひ皆さまにも、「5万5000円のPS5」で、「FF7リバース」や「地球防衛軍6」を遊んでみてほしいし、私自身もこの先、「アストロボット(PS5)」や「モンスターハンター:ワイルズ」といった作品に親しんでいくつもりだ。だが、これが、“8万円のPS5”であったら、まず間違いなく、私の満足度は一段階は下がるであろう。価格というのは、心理面で、大きな影響を与えるのだ。
では、具体的に、対抗馬となる“他の娯楽”とは、何なのか。
…まず。今は、この記事を読んでいる皆さまが身を持って表現しているであろう通り、スマートフォン型の携帯電話が、娯楽のトップメタに存在する。その携帯電話は、物にも依るが、私の使っているようなエントリーモデルだと、1万5000円程度で、それなりに使用に足る品が購入でき、SNSやウェブサイトなどを見るほか、「ジャンプ+」や「dアニメストア」といった娯楽の王者を楽しめる。また、パソコンだって、安価な物であれば、4〜5万円くらいで買えて、こちらは学校・職場でのレポート作成から、各種の動画サイトを見たり、はたまた話題のインディーズゲームを遊ぶなど、マルチな活躍が期待できる。
――だから、今回の“PS5&PS5proの価格発表”で気にするべきは、他種別娯楽との生存競争であって、「PS5」「スイッチ」「ゲーミングPC」などといった、同ジャンル内での覇権争いではない。やれ、世間では、「PS5の値上げを発表してくれてありがとう!
これでスイッチ後継機も堂々と値上げできる」などという言説も存在するらしいが、それは、まるで娯楽分野の全体が見えていない、愚の骨頂! である。
この頃は良かった |
さて。私は、産まれて最初に遊んだゲームが、SFCの「スーパーマリオワールド」であり、それ以来、ずっとテレビゲームを一番の趣味としてきた。このサイトも、今年で運営24年となり、様々な方針転換をしてきたものの、根底にあるものは、「ゲームの面白さを伝えたい」で変わらない。だからこれからも、ゲームは“庶民の娯楽”で有り続けてほしいというものだ。
…しかし、その思いは、PS5&PS5proの価格、そして“それでも安い”と言えるくらいの物価高騰により、窮地に立たされている。新しく日本社会にログインした子供たちが、最初に親しむ娯楽が「ゲーム機」で無くなるような時代が、もう目の前に来ているのだ。
――やれ、「FF7リバース」などが示しているように、ゲームは、子供の遊びなどではなく、かつてとは桁外れに進化した娯楽となった。それを、「価格」という問題で、新参者の方々に紹介しづらくなっていくのは、悲しすぎるというものだ。
ところで。私個人については、「PS5pro」を買うことは無い。理由は、既にノーマルPS5でもオーバースペックと感じているくらいのこともあるが、やはり一番は価格だ。もう、給料が上がらず、株価も滅亡し、白米を始めとした生活必需品がことごとく値上げされている現環境では、娯楽に12万円をポンッとくれてやるのは、かなり勇気が居るのである。専用タイトルを持つ『PS6』ならともかく、ただ高性能なだけのPS5は買わないかな…。
そして。今回の案件で、皆さまに知っておいてほしいのが、「『円高で物価が安くなる』というのは幻想」ということである。PS5proの販売価格は、日本だと税込11万9800円に対し、アメリカだと699米ドルだ。本日の、1ドル=142円で換算すると、699ドルは99258円である。また、視点を変えて、699ドル=11万9800円に合わせると、1ドル=171円ということになる。どちらの場合でも、日本は高値だ。やれ、アメリカでは、州ごとに税金が異なるということらしいが、仮に日本と同じ「10%」としたところで、699ドルが109183円、または1ドル=156円と、日本での割高感は変わらない。
…そもそも、ドル円のレートでそのまま値上がりするのは、「100%アメリカの材料と人件費で作った製品を、日本人が輸入して直接消費する」という場合のみである。PS5は、日本企業が作った日本製品であって、円安によって699$から換算して値上がりするどころか、むしろ、「日本で作ってアメリカに輸出する」ならば、利益が増える可能性すら存在する。その内訳は、ソニーに聞いてみなければ分からないが、「円安になれば、物価がそのまま正比例して上がる」というのは、大嘘なのだ。
――いっぽうで。株価については、円高によって、直接的に&即座に下落をする。米ドルベースの外国株はもちろんだが、純日本株も、詳しくは省略するが、円高によって値段が下がりやすい環境ができ、実際、ここ最近では低迷をしている。貯金の大半を株として持っている私が、「少しずつ円安が進むのが、最も利益を出せる」と言っているのは、こういうところが理由なのだ。
やれ、国や企業といった輩が、私個人のために活動してくれないということは、十分すぎるくらいによく分かった。だからせめて、株価=貯金額くらいは上がってほしいというものだ。わざわざ無駄に行動して、円高へ導くような愚かなことは、控えてくれるかなあ。
(2024年9月30日)
全部のせ大盛り丼みたいな感じ |
サンブレイクのクリア後攻略が進行すると、順調に火力インフレが進んできた。
…まず、モンハンシリーズでは、通常、装備自体の防御力はおまけであり、追加効果である「スキル」のほうが重要視される。さらに、スキルの中でも、よほどのこだわりが無い限り、火力が最優先され、次に快適性・防御能力…と続いていく。
――そして、その火力については、「攻撃」「見切り」「超会心」「弱点特効」などが定番スキルとして知られている。これらによって、攻撃力と会心率(クリティカルヒット率)・会心時のダメージ倍率を増やしていく…というのが、クリア後の最強育成の方針となっているのだ。
というところなのだが。私のサンブレイク攻略では、スキルを盛り過ぎてしまい、既に火力がぶっ壊れ始めた。上で挙げた攻撃・見切り・超会心・弱点特効は、既にLv7,7,3,3に達しており、全て最高レベルである。この編成は、「7733」と呼ばれ、火力アップの基本として考えられているようだ。まだ、クリア後も恐らく中盤に入ったくらいであると思われるが、既に火力の基本が実現できてしまった。
…では、他の何かを犠牲にしているかというと、そういうわけでも無い。斬れ味減少を抑える「達人芸」も、最高レベルの3まで発動させている。また、傀異化モンスターとの戦いでは、条件付きで与攻撃時にHPを回復できるため、乱闘になりやすく、“気絶状態への完全耐性”が重要となるのだが、もちろん「気絶耐性」もLv3である。護石のおまけだが、「防御」スキルもLv5まで付いており、よほどの相手でも無い限り、そう簡単には致命傷を負わない。その他、こちらもおまけだが「回避性能」はLv2が付いており、敵の攻撃なんかも、意外と回転回避で避けられたりする。
――さらに、他の火力上昇手段も存在する。毒属性武器を使っているので、「毒属性強化」をLv3にして相手に毒を掛けやすくし、「霞皮の恩恵」Lv3で毒の持続時間を2倍(累積ダメージ2倍)、新顔の「蓄積時攻撃強化」Lv3で、毒エフェクトが発生した時の物理ダメージを1.2倍としている。蓄積時攻撃強化は、実はLv0→1の瞬間が最も効率が高い(+0% → +10%
→ +15% → +20%)のだが、勝手にLv3が付いてしまった。「フルチャージ」(HP満タン時に攻撃力UP)や「攻勢」(ST異常の相手を叩くと火力UP)などのおまけも、最高レベルではないものの、ちょくちょく付いてきてくれて、嬉しい。
太刀ってこんなに強かったっけ? |
そういうわけで。現時点でも、太刀では、通常技で3桁ダメージ、大技を上手く敵の弱点に当てた場合は、500などと大剣のようなダメージが出る。
…しかも、これでもまだ、武器の傀異強化は道半ばであり、基本性能をまだまだ上昇させられる。現在は、汎用性を重視して、毒武器を使っているが、サンブレイクでは属性武器が強力であるということなので、最終的には、そちらに特化するということもあるかもしれない。
――また、スキルについても、2枠として使えるランク4スロットについて、まだまだ有用な装飾品が揃っておらず、ランク2スキルでお茶を濁すなど、無駄遣いが目立つ。防具の傀異強化も、全然こだわっておらず、有益なスキルが出たらすぐにストップしている。護石も、「攻撃Lv3」+「ランク2以上のスロットが2つ」というのは良いが、「防御Lv5」については、ハッキリ言って不要であり、もっと火力を高められるだろう。
さて。私は、サンブレイクのハンターは、前々から強すぎると思っていたが、それは翔蟲などを用いたハイスピードアクションという意味でであった。
――しかし、クリア後にキャラ強化を進めていくことで、パラメーターとしてもぶっ壊れ始めた。もう正直、アイスボーンのドラゴン装備さえ超えている気がする。モンスター登場数もそうだが、育成要素としても盛り盛りの作品だな。
(2024年9月30日)
ジャスティス!! |
私は、以前から辛い食べ物が大好きで、食卓には七味唐辛子(一味唐辛子)を必ず用意してする。普通の人が、ひとふり・ふたふりで辛さを感じるであろう物を、軽く10回以上は振りかける。更に、サラダなど、およそ普通の人が辛味付けしないであろう料理にも、構わず真っ赤っ赤になるまで使用する。私は、何度か転職をしているが、その中でも、変わらず社員食堂に自分用の七味をポケットに忍ばせていき、お茶以外の全ての食品を、真紅に染め上げてしまう。周りからは、さぞヤベェ奴だと思われている(いた)ことであろう。
――そして、その流れに乗って、私は、様々な香辛料を購入してみた。こういう、「非生鮮系の」「調味料」は、業務スーパーが圧勝であり、他の店では決して見られないような価格と量で、大量購入をすることが可能である。業務スーパーマンの兄貴姉貴たちはとっくにご存じの通り、業務スーパーにいくと、ついつい「使うかも…」という冷凍食品や調味料を、多く買ってしまうものなのだ。
そういうわけで。現在、私の食卓に置かれている調味料は4種類であり、「一味唐辛子」に加え、「こしょう(塩なし)」「白ごま+ごますり機」「味の素」が、ほぼ全ての食材へ掛ける常用品となっている。しかし、一味唐辛子(七味唐辛子)以外は、正直、使っても使わなくても同じという感じだ。そこまで風味に大きな変化が加わるという感じではなく、有ってもなくても変わらない感がムンムンしている。
――そして、難点としては、「こしょう(塩なし)」は、僅かな風で飛び散るため、扇風機が必須の環境では、机を汚しやすい。また、「白ごま」は、ひと手間を掛けてすりつぶすことで、香りが増すため、料理の匂い付けに使えるかな…と思ったが、逆に、全ての料理が強制的にゴマ風味となってしまう。ただでさえ、3〜4食分を調理して、朝・昼・晩と連食をする生活が続いているのに、それで風味まで画一化してしまっては、飽きが早くなるだけである。しかも、このうち、白ごまなんかは、ドサッと1kgで買ってしまったため、全て消費し切るまでに、1年以上は掛かるであろう…。
そういうわけで。私も自炊派閥かつ業務スーパーマンということで、ついつい調味料は買いすぎてしまう。そして、冷蔵庫&冷凍庫のスペースを圧迫する商品については、常日頃から反省をしている。だが、常温での長期保存が可能な「香辛料」についても、結局のところ、汎用性の低いものを大量買いしてしまうと、後悔するということに代わりはないのだ。もう全部、唐辛子で良いだろう。つまるところ、七味唐辛子って、香辛料界の五条悟だったのでは…。
(2024年9月30日)
パロディかと思ったけど、実は「まとスレ」のほうが半年ほど先だった |
ジャンプ本誌の人気漫画:「呪術廻戦」の連載クライマックスを記念し、携帯電話アプリの「ジャンプ+」にて、現在、原作漫画の順次無料公開が行われている。本日(8日)までは、大きな山場の一つであり、アニメ化も完了している「渋谷事変」まで、そして明日(9日)からは、未アニメ化の「死滅回遊」が2週に分けて無料公開され、その後は、最終エピソードとなった「人外魔境新宿決戦」の途中までが公開される、ということのようだ。
…さて、私については、原作漫画については、「渋谷事変」を最後まで見たことがあるが、その後の「死滅回遊」からは、しっかりまとまって読んだことは無い。また、「渋谷事変」までのアニメは非常に楽しく視聴したが、そこから再び、原作漫画の該当部分を読み返す…という機会も無かった。そういうわけで、今回の無料公開は、既にアニメ化された範囲を振り返りつつ、かつ、この先の新アニメを予習するという意味で、絶好の機会である。
――ところで。私が、初めて呪術廻戦のコミックスを読んだ際の感想は、「HUTNER×HUTNERの代用品」というものであり、そこまでハマり込むことは無かった(【日記:2022/4/24】)。だが、アニメを視聴して、印象は180°変わった(【日記:2023/11/4】)。そして、今回の無料公開は、アニメ視聴後に、初めて原作漫画を読み返す機会であった。というわけで、漫画とアニメの違いが楽しめたのはもちろんだが、それ以上に、原作の時点で、こんなにも面白い作品だったのだなあと、初めて思い知らされた。初対面時に、斜め読みで終わらせてしまった私は、間違っていたのである。
そういうわけで。今回は、既に新シリーズのアニメ化も決定している「呪術廻戦」について、私は久々に、熱を大きく高められた。
…ちなみに。この作品では、「特級呪物」や「領域展開」などと、独特の用語が多く存在するが、それらは、日常会話で使えるくらいにミーム化している。例えば、本日の「モンスターハンターライズ:サンブレイク」では、「傀異克服
オオナズチ」という強化モンスターと戦ったのだが、戦いの途中で、明るい霧のようなフィールドを展開して、強力な攻撃を使ってくる様子を見て、私は自然に、「あっ、領域展開だ」と思ってしまった。やれ、初めて呪術廻戦を読んだ時には、領域展開について、「つまり遊戯王でいうフィールド魔法みたいなもんでしょ?」と解釈していたが、たぶん今だったら、逆の捉え方になると思う。
――と、いうわけで。明日(9日)からは、渋谷事変に続く、「死滅回遊」の無料公開がスタートする。このエピソードは、アニメ化は既に決定しているものの、放送時期などは発表されていない。また、私は、原作漫画としても、ここからはちゃんと読んだことが無い。そういうわけで、漫画の新エピソードとして、そしてアニメの予習として、二重の意味で楽しめるのだ。逕庭拳である(意味不明)。アニメと漫画、みんな違って、みんないい!
(2024年9月30日)
2日連続のモンハン記事となってしまった… |
「モンスターハンターライズ:サンブレイク」のほうは、ちょうど、MR100を突破したところである。ここでは、「
――が、強さとしては、まあ、普通である。とはいえ、私がそう感じるのも無理はない。怨嗟響めくマガイマガドは、サンブレイクにおいて、初期バージョンで最後に登場するボスだからである。私は、その後に約1年を掛けて提供されたアップデートを全て適用した状態でプレイを始めており、それらの要素に先回りして、キャラ強化をしてきた。そういうわけで、未アップデート時点での裏ボスを、そこまで強く感じないのも、まあ、道理というものである。
そして。現在の攻略の軸は、マスターランクを超えて、第4の難易度である「
…また、傀異化モンスターの持つ、「傀異バースト」という必殺技は、事前レビューで、「阻止するために高火力を強要される」などと聞いており、恐れていたのだが、以前の日記(【日記:2024/8/15】)にも書いた通り、様々な部位を攻撃する意義が生まれるし、時間切れでの傀異バーストについても、どうやら、「バースト阻止に成功すると次の耐久力が上がり、逆に失敗すると次の耐久力は下がる」という仕様が用意されているらしく、ワンパターンなゲーム展開にならないよう工夫がされている。さすカプ(※「さすがカプコン」の略)だ。
さらに、育成要素として、「護石」の錬金も始めてみた。FFシリーズでいう「アクセサリ」枠の装備品であるが、毎回毎回、理想の装備を簡単には完成させないよう、CSゲームとしてはかなり低確率なガチャ要素が導入されている。
…しかしその中で、「傀異錬金術」の名を持つラスト2つの性能の高さが光る。とりわけ、「傀異錬金術・円環」のほうは、“1つ目のスキルを指定して護石を生成できる”という内容であるが、例えばこれで、「攻撃」(攻撃力UPスキル)を指定して護石を作成すると、「攻撃Lv3」「Lv2スロット×2」「その他の有益なスキル」みたいな神おまが、普通にボロボロ出てくる。他の錬金と比べると、まさに月とスッポンだ。
――やれ、これだけの大判振る舞いが行われている理由であるが、傀異錬金術は、発売1年弱が経過したあとのVer.15、アマツマガツチの登場と同時に追加された要素だから、ということだ。アイスボーンで言うなら、ミラボレアスのドラゴン装備、みたいな感じなのだろう。ラストも近いのだから、少しくらいサービスしても問題なかろう…ということである。
そういうわけで。下級難易度のクエスト埋めはそこそこに、傀異クエストを進めていくことで、色々な要素が出てきて、再びゲームプレイが面白くなってきた。むいしろ、日記なんて書いていないで、ずっとサンブレイクを遊んでいたいくらいである。
――やれ、ゲームというのは、やりたいときがやりどきだ。今週は、日曜も普通の休みである。サンデーをブレイクして、プレイを続けますね…。
(2024年9月30日)
【過去記事】より。このキッッショい重ね着が大好きだった!! |
9月6日は、「モンスターハンターワールド:アイスボーン」の誕生日である。その配信開始は2019年9月6日ということで、今日で5歳だ。
…さて、『アイスボーン』は、2018年1月に、PS4世代のハードで初登場した「モンスターハンターワールド」の大型追加パックであり、“かつてのG級コンテンツに相当する”という説明も、今や必要無いだろう。新ハードでの体験を重視した『ワールド』に対し、『アイスボーン』では、モンスター数や難易度など、分かりやすいやり込み要素が追加された。まさに、大型追加パックのお手本と言える作品だ。なお、その後、スイッチ等で登場した「ライズ&サンブレイク」も、ワールド&アイスボーンとまったく同じ関係性であり、ワイルズ以降のモンハンも、この方針で販売をしていくと思われる。
――ちなみに。今となっては、完全に過去の話であるが、昔のモンハンでは、「ポータブル2nd」→「2ndG」などと、この手の追加パックが、新しいパッケージソフトとして発売するのが恒例となっていた。『2ndG』には『2nd』の要素が全て含まれているため、価格面で損をするという意見があったうえ、ごく僅かな環境変化を楽しみたいという場合を除き、過去作が完全に要らない子となってしまっていた。だが、『アイスボーン』は、4444円+税(発売直後ならギリギリ税率8%だったため、税込み4799円)であり、税込み9698円であった『ワールド』に対し、半分程度の値段となっている。なお、例によって、ライズとサンブレイクも同じ関係(ライズ:パケで8789円、サンブレイク:DLで4990円)であり、「追加部分だけを買うのでお得」という感覚を味わわせてくれるのは嬉しい。この方針も、ワイルズG(仮)においても、引き継いでくれることであろう。
ところで。『モンスターハンターワールド』は、これまでのモンハンとは異なり、アップデートによる追加要素が本格的に導入された。
…やれ、「アップデートによる追加」は、モンハンシリーズが黎明期からオンライン要素を持っていたということで、初期シリーズからも存在した。だが、『ワールド』のそれは、単なる強化個体や高難易度クエストの解禁ではなく、完全新規のモンスターや、ストーリーを持った特殊なコラボクエスト、そして「マム・タロト」のように、オンラインを前提とし、特殊な攻略要素を持ったイベント敵なども登場した。もちろん、強化個体も凝っており、「歴戦王」という最強の強化モンスターたちは、クリア後のやり込み要素の代名詞となった。それらのアップデートは、発売1年以上が経った2019年5月の「歴戦王ネルギガンテ」まで続いた。
――しかも、これらのアップデートは、基本的に全て無料である。有料のものは、衣装やスタンプなど、ごく僅かであり、追加モンスターはもちろんとし、武器から素材に至るまで、「戦闘面での要素」について、有料DLCのものは、何一つとして存在しない。そこには、「課金によってバトル面での優劣を付けない」という明確な思想があることが伺える。このような大盤振る舞いが行える理由であるが、おそらくは、「アップデートで長く遊べる」および「オンラインでプレイ人数を維持する」という商品価値により、ソフトウェア本体の販売で利益を出すという方針なのであろう。
そういうわけで、私は、少し遅れて、2018年の秋になってから『ワールド』を始めたのであるが、そこからはハマりにハマり、当時は全くの未知数であったオンラインプレイにも、大きく没頭していった。そして、多くのオンライン要素も楽しみながら、テンションMAXの状態で、2019年9月6日の『アイスボーン』を開始できたのだ。
残念ながらストーリーは「これは…歌?」と「おばさま!」しか覚えてない |
そんなアイスボーンだが、私の期待に、完璧に答えてくれた一作となった。
…まず、新たな難易度:「マスターランク」については、その名の通りの高難易度であり、『ワールド』をアップデート要素まで全て網羅していたにも関わらず、苦戦を強いられるレベルとなった。私は、シナリオ攻略中、「達人芸」の付く上位水準の防具を外せなかった(※ワールド&アイスボーンの達人芸は、「会心攻撃が発生すると斬れ味の消費が必ず0になる」という効果)ため、敵の攻撃が全て、体力を半分削られるくらいの高火力となり、緊張感のあるプレイが連続した。ラスボス撃破直後に、装備を作るため、古龍たちへ挑んだ時は、1クエストに30〜40分というとんでもない時間が掛かり、「ああ、これは『G級』なんだな」という気分を味あわせてくれた。まあ、その後、オンラインに参戦し、キャラ強化や壁ぶつけなどの新戦法で、一方的な狩りとなっていったのだが…。
――そして、発売後のアップデートについても、『ワールド』以上に盛んとなり、新モンスターや新武器・強化クエストといった基本はもちろんとし、クリア後のエンドコンテンツと言える「導きの地」のエリア追加や、マム・タロトに引き続いてイベント要素を持った「ムフェト・ジーヴァ」など、様々な追加コンテンツが、1年以上に渡って配信された。もちろん、ワールドに引き続き、追加要素のダウンロードは無料である。
そんな『アイスボーン』で、今なお忘れられないのが、セミファイナルとして配信された「アルバトリオン」、そして最後の「ミラボレアス」である。
…まず、「アルバトリオン」は、裏ボスとして、『3』と『ポータブル3rd』に出演しており、私も戦ったはずなのだが、全く記憶になかった。が、アイスボーン版は、「属性攻撃を当てて相手の力を抑制する」という特殊な攻略要素を持ったクエストとなり、それを行わない場合、「エスカトンジャッジメント」という必殺技で、まず間違いなく一発全滅する。
――そんなアルバトリオンに、私は、アップデート初日から挑んでいったのだが、とにかくまあ、全くクリアができなかった。その後、時間が経つにつれ、「爆破武器はもちろん駄目だが、龍属性武器もイマイチ。クエスト名に合わせて、氷か炎の武器を持って、全力で攻めろ」という攻略法が広まり、クリアは容易となっていったのだが、そこに至るまでのわちゃわちゃ感は、まさにオンラインゲームという感じだった。あと、音楽が非常にカッコいい(【YouTube】)。
また、「ミラボレアス」のほうは、シリーズ初期に裏ボスとして登場し、即死の★腹ズリズリ攻撃★だけに注意しつつ、心眼で硬い足を何十分もガチガチ殴るという最低最悪の敵であり、私は、大して期待をしていないものだった。
…が、実際に、アイスボーンでのミラボレアスを紐解いて見ると、強すぎた。まず、初期シリーズのような単調なモンスターではなく、多彩なモーションが追加された。そして、アルバトリオンのような“特殊な初見殺し要素”は持たないのだが、とにかく攻撃範囲と火力が物凄く、純粋に超強い。その滅茶苦茶な強さゆえ、これまたアップデート初日には、全くクリアをすることができなかった。第3段階における大回転ブレスは、360°全てを攻撃するうえに、当たると即死級のダメージということで、まさに“伝説の黒龍”に相応しい、伝説の攻撃と言えるだろう。
――あと、コイツについても、音楽が異様にカッコいい。第1段階では、従来の戦闘BGMをアレンジしつつ初期シリーズの「ココット村」のフレーズを入れており、懐かしさを感じさせつつ、名実ともにシリーズ集大成という雰囲気を出してくれている(【YouTube/第1段階】)。そして、完全新曲となる第2形態〜第3形態序盤のBGMは、純粋にカッチョ良く、最大最後の激戦とマッチしている(【YouTube/第2段階】)。それらの曲が最高すぎて、むしろ、最終段階で流れるシリーズお馴染みの曲が、蛇足に感じてしまうくらいであった。
アニメ的な美少女はワイルズでも出なさそう… |
そんなわけで。私にとって、“モンハンはPSP時代の懐かしいやり込みゲーム”という印象を払拭するに相応しい、大満足の「アイスボーン」であった。
…さて、その思い出も、今や昔のものとなり、強化個体である「歴戦王イヴェルカーナ」が登場した約4年前を最後に、大きなクエストは追加されなくなった…のだが、今なお、アイスボーンには、一定のオンライン人口が居るのだという。発売から、かなり長い時間が経ったものの、モンハンワールド&アイスボーンには、今も一定数の新規購入者が存在し、そういった人々の参戦で、現在でも協力プレイに新鮮味が存在するからであろうと思われる。ここまでモンハンがヒットするとは、さすがのカプコンも、予想外だったのではないだろうか。
――そして。来年には、いよいよ、据え置き版の完全新作である「モンスターハンターワイルズ」が発売する。何故わざわざ「ワールド」と似たような名前を付けてきたのかは不明であるが、『ワールド&アイスボーン』、そして『ライズ&サンブレイク』、その両方を凌駕する、完全な新作となることは間違いない。また再び、オンラインで、長く楽しめる定番アクションになってくれることだろう。ではでは皆さま、「ワイルズ」で会いましょう!
(2024年9月30日)
FrontPageExpressみたいに、サ終しても密かに使い続けられれば良いのだが… |
私が、2020年に現在のPCで愛用しているWindowsソフトの1つに、「ペイント3D」というものがあった(【日記:2020/6/1】)。だが、今年11月4日以降、新規の提供が終了してしまうということである。長く愛用できると思っていたが、Windows10の一世代だけでサ終となってしまった。
…さて、この「ペイント3D」は、その名の通り、簡単操作で立体的なお絵かきが楽しめるソフト…なのだが、私はそういう用途では全く使っておらず、もっぱら「レイヤー機能のあるペイントソフト」として用いていた。レイヤーとは、“階層”のことであり、画像を重ねる際に、どれが上に来るか、などといった設定に使用される。これが非常に便利、というか、もはや無いと画像なんて作れないというレベルの必須ソフトになっている。
ところで。皆さまもご存じ、Windowsにずっと標準搭載されている「ペイント」のほうは、シンプルな機能を全て兼ね備えているということで、愛用者が多く、もちろん私も、今なお部分的に使用している。だが、ペイントには、レイヤー機能が無い。よって、オブジェクトは、一度置くと、背景と同じになってしまう。後から拡大縮小をしたり、重ねる順番を変えたり、その部分だけを別の物に切り替える…などといった編集が行えず、率直に言って、細かい手直しは不可能だ。だが、ペイント3Dであれば、これらの作業を極めて容易に行える。しかも、Windowsのマイクロなソフトということで、操作感が非常に良い。操作のために、専用のリファレンスなどは必要なく、手足を動かすような感覚で編集ができるのだ。
――ちなみに。私も、現行のPCになる前に、「レイヤー付きのペイントソフト」に挑戦をしようとしたことがあった。だが、この手のソフトは、異様に操作が複雑なことが多い。具体的な名称として、フリーソフトの「GIMP」や、有名な「Photoshop」などを試してみたが、何が何だか分からず、門前払いという感じであった。だが、そんな私が、初めて親しめたレイヤー機能付きのペイントソフトが、「ペイント3D」だったのだ。
こういった題名画像も、全てワードアート×ペイント3Dで作った |
とりわけ、コンボとして優秀なのが、同じくマイクロソフトの「Word」と組み合わせた場合である。
…さて、Wordは、「ワードアート」という機能を持ち、文字や図形に、簡単な装飾を施すことができる。業務やその他で、これを愛用している人も多いだろう。そして、これを「コピー&貼り付け」で、ペイント3D側に貼り付けた場合、そのままオブジェクトとしてペーストが可能なのだ。
――やれ、私は、以前からWordのことを、冗談交じりで「画像制作ソフト」と呼んできたが、「ペイント3D」と連携することで、正真正銘の画像制作ソフトとして使用可能となった。もちろん、プロからすればお笑いものであろうが、Windows系統のスタンダードな操作性で、ある程度の画像編集が行えるというのは大きい。新PCになってから4年が経ち、私にとっては、「ペイント3Dが無いと画像を作れない」というレベルにまで、浸透をしてしまった。
そういうことなのだが。残念ながら、この2024年11月4日をもって、「ペイント3D」の新規配信は終了してしまうということだ。ダウンロード済みのソフトが使えなくなるわけではないが、新しいPCにインストールする手段はなく、いま使っているパソが壊れてしまえば、それで終わりである。
…やれ、似たような境遇にあるソフトとして、私は、サイトのHTML作成に、未だに「FrontPage
Express」を愛用している。これは、1998年(←!?)に登場したソフトであり、未だに動いているというのが信じられない。だが、私は、テキストベースのホームページを作るのに、これ以上の物は無いと確信しており、このサイトの歴史が終わるまで、使用を続けることだろう。
――しかしながら、「ペイント3D」は、Windows10になってから初登場したソフトということで、ファイルシステムが複雑であり、単純にフォルダをコピーするだけでは動きそうにない。そして、ペイント3Dのためだけに、新しいPCを先置きしておく…ということも非効率である。残念ながら、ペイント3Dの歴史は、現行の「VAIO
SX14(2020)」に始まり、そして「VAIO
SX14(2020)」で終わるということになりそうだ。
ただまあ、Windows11で新規に提供されている「ペイント」にも、私が最も必要としているレイヤー機能が搭載されているという。もちろん、それと、旧来のペイント3Dを比較して、どちらを使えるか選べれば最高だが、現実にはそんなことは無理である。ただ、新しい「ペイント」でも、Wordと組み合わせて、画像制作は行えそうだ。まあ、Windows11を標準搭載した新しいパソになっても、画像制作は何とかなる…と嬉しいな!
(2024年9月30日)
「多少?
多少ってなんやねんな?
アンタにとっては多少でも…」 |
私の主食は米であるが、今回は隙を見せてしまったということで、もちろん米も値上げされた。この9月からの新米の価格は、概ね20〜40%というエゲつない上昇率を記録している。やれ、少し前に、PS5が20%値上げをしたという記事を書いた(【日記:2024/8/27】)が、米という正真正銘の生活必需品で、それを超えるような激しい値上げをしてくるとは、さすがの私も予想できなかった。
――そもそも、発端としては、1ヶ月ほど前の地震で、初めての東海地震注意情報(※南海トラフ地震臨時情報)が出た結果、備蓄品としても有用な米の需要が急上昇し、一気に店頭在庫が尽きてしまったことだと思う。その時から、「少し待てば2024年の新米の出荷が始まるのだから、焦る必要は無い」と言われていて、実際確かに、新米は出荷され始めた。ただし、2桁%で1文字目が1ではないという激しい値上げを受けて、である。完全に足元を見られている…。
さて。何もかも物の値段が上がる中、「米の値上がりは仕方がない」という意見もある、それどころか、“値上げを批判するほうがおかしい”、“農家のためになるのだから我慢しろ貧乏人”、なんて言っている連中も居る。それはあなたが勝手に高い米を買って農家に貢献すれば済む話です。
…やれ、なぜ私が、ここまで不満をかかえているのかというと、私が所属しているのは、完全な負け組業界だからである。商品価格を政府が決めているという特殊な業界なうえ、私の入っている会社自体が、若い層から給付を削っていこうと考えているらしく、なかなか給料が上がらない。もう、具体的な数字を言ったほうが早いだろう。私が、2年半ほど勤めて、定期昇給以外で上がった給料は、2.5%である。数値で言うと、月額6500円の定額給付だ。
――だが、対する物価のほうは、体感だが、20〜30%くらいは軽く上がっているであろう。そしてもちろん、この6500円からも、3割ほどの税金が没収されるため、下手すると、米の値上げだけで、この昇給分が相殺されてしまう危険性すら存在する。本当に、情けない負け組業界という以外の評価は無い…。5類移行だ何だとか言って、某ウイルス関連の支給金が打ち切られて以降、その時の給料を、一度も乗り越えられてはいないのだ。
しかしながら、「国が価格を決めている」というのは、要するに、“国民にとって必要なサービスだから、国に管理されている”ということだ。当然、それに従事する職員が、金銭的に一定水準の生活を維持できることも、国が保証すべきだろう。つまり、私が負け組なのは、国がこの業界を見捨てているからである。だが、もう30代も折り返しという時点で、今から業種をまたいで転職というのは、無謀すぎる。しかも、転職を果たした後に、またその業界が負け組となってしまった場合、今よりも更に悲惨な事態となってしまう。進んでも耐えても地獄である。唯一の希望であった株も、一進一退という感じであり、しかも政治は、後押しどころか、円高誘導で後ろから射撃してくるし…。
そう言えば、その昔は、中国米が安くて味も変わらず、重宝していた。また買えないかなあ |
では。ここからは、具体的な米の価格を計算してみよう。
…さて、私は、これまで、1食として、0.8合程度の米を食べていた。これは、なかなか多めであり、通常の成人の1.5〜2倍くらいであると思う。米1合は、炊く前を前提として、150gであるというから、0.8合ならば120gだ。これまで、私は、安い米を使って、10kg=3000円と換算していたため、120gは36円となる。が、現在の新米は、5kg=3000円でも安いくらいであり、ぴったり2倍で、つまり米1食だけで72円だ。無理、高すぎる。
――やれ、これを、他の安価な食事と比べてみると、例えばパスタの麺の部分は、私は1kgで200円の激安品を使っており、満腹になるまで食べたい時でも1回の調理量は200g程度、つまり40円だ。麺の部分だけの価格だから…と言いたいところだが、白米も米の部分だけなので、条件は同じである。また、袋麺なら、激安品で1袋30円〜40円、カップ麺も、100円前後で買え、それらは単体で食事として完結し、出勤時の朝食など、忙しい時の食品としても向いている。つまるところ、米は、時間にもお金にも余裕がある、富裕層向けの食品となったのだ。あれか、「貧乏人は麦を食え」が復活したのか…。
というわけで。私の結論としては、これまでは安価なカロリー源の定番であった「米」であるが、これからは消費を減らし、まだ値段が安く留まっている麺類へと、可能な限り、主食を切り替えていきたいと思う。
…特に、私が危惧しているのが、おべんとうであり、これまでの感覚で米を使っていると、260円の社員食堂に打ち負ける危険性が出てくる。パスタを上手に使うか、または米を使うにせよ、水を増やすことで体積を上げたり、安価な麦やキノコなどを加えて増量するなど、これまでとは異なる作戦を考えていく必要があるだろう。今回の悪辣な値上げは、代替品を検討するきっかけとして、十分すぎるというものだ。
――いや、正直、もう無理でしょ。純粋な値段自体もそうだが、それ以上に、こんな物不足の時に、足元を見て20〜40%なんて酷い数値を出してくる業界に、ありがたがってお布施をしたくない。公式が転売屋と変わらないではないか…。
(2024年9月30日)
悪魔なんぞ応援してたら、こんな大人になっちゃった! |
現在、アニメも放送中の「キン肉マン(新シリーズ)」における「完璧超人始祖編」で、大きく盛り上がる要素の一つが、「かつての敵が味方として再登場すること」である。そして、遊戯王アニメでも、初代である「デュエルモンスターズ」で、そんな感じの作品を作れないかな、と思うのだ。
…まず、キン肉マンのほうの話をすると、2011年から連載中の新シリーズ第1弾:「完璧超人始祖編」では、息子世代の活躍を描いた「II世」とは異なり、昭和シリーズから直接に繋がる、キン肉マン(キン肉スグル)を主人公とした物語が展開される。しかし、いつもと違うのが、敵キャラであった「悪魔超人」たちが、味方側に立って参戦することだ。その“悪魔超人”に属する「七人の悪魔超人」と「悪魔六騎士」たちは、個性的な風貌と戦闘能力で人気の敵キャラではあったものの、作中での扱いとしては、一部が準レギュラー化するに留まっていた。それが、まとめて味方側として試合をするのだから、往年のファンは大歓喜というものだっただろう(※私は新シリーズからの新参)。
――しかも。話を更に盛り上げてくれるのが、その悪魔超人たちが、しっかり負けてくれることである。だいたい、こういう援軍というのは、勝つのが普通だ。しかし、キン肉マンの悪魔超人たちは、意外とあっさり、敵超人たちに敗れてしまう。だが、単に無惨な“噛ませ犬”として終わるのではなく、しっかりと敵味方のキャラを立てつつ、「勝ち負けが分からない戦い」として、物語を盛り上げてくれる。そして、負けが続くからこそ、その中での奇跡的な勝利も光る。群像劇的な作品として、もはや教科書と言えるような作品となっているのだ。
そして。私は、遊戯王でも、こういう新作が作れないかな、と思うのだ。特に、伝説となった「デュエルモンスターズ」、ジャンプ漫画として連載をしていたバージョンの続編を、である。
…さて、皆さまご存じの通り、初代「遊☆戯☆王」では、主に、主人公である遊戯と、友人キャラである城之内、そしてライバルの海馬、以上3人が、味方側レギュラーとして参戦をしていた。原作の長編は、「決闘者の王国編」と「バトルシティ編」の2つ、そこにアニメを入れると、「乃亜編」「ドーマ編」「KCグランプリ編」が入るが、基本的には、遊戯・城之内・海馬を主軸に据えた物語という点は変わらない。敵側のキャラが、味方として再登場した例は、孔雀舞や、ぎりぎり闇バクラなど、本当にごく僅かしか存在しないのだ。
――しかし、ここから、原作の敵キャラが、味方として登場してくれるような新シリーズが始まれば、大きく盛り上げることができると思うのだ。例えば、繰り返し登場する敵キャラとして「インセクター羽蛾」や「ダイナソー竜崎」に「梶木漁太」、デュエルは1回ではあるものの強い印象を残した「ゴースト骨塚」「エスパー絽場」、謎のいい人として人気の「バンデット・キース」、シリーズボスである「ペガサス」や「ダーツ」、そして箱推しのできる「イシュタール家」や「ドーマの三銃士」などは、関連作品でたびたび掘り下げられ、原作アニメの終了後に遥か時間が経ってからも、新カードが出続けている。彼らが味方側として参戦するアニメなんかが出たら、もう、つまらなく作るほうが無理というものだ。
ここまで旧作キャラにこだわるんなら、もう普通にシリーズ内続編を作ってくれよ |
さて。遊戯王アニメというと、現在は、シリーズ第8作の『ゴーラッシュ』が放送中のはずである。だが、申し訳ないが、私は全く興味が無い。
…やれ、『ゴーラッシュ』については、テキストまとめですら、寒すぎて、最初の数話で切って以来、もう、全く視聴しようという意欲は出てきていない。そもそも、魑魅魍魎の娯楽たちがしのぎを削っている中で、“
ちなみに、アニメ「遊戯王シリーズ」は、割と評価が割れている作品なのであるが、私の感想を言うと、第3作『5D's』までは文句なしに面白かったが、第4作『ゼアル』以降は右肩下がりという印象だ。それでも一応、OCGをテーマとしていた第6作『ヴレインズ』まではアニメ視聴をしていたし、その後にラッシュデュエルへと移った第7作『セブンス』も、一定の興味を維持できるだけのクオリティは保っていたと思う。やはり、第8作『ゴーラッシュ』が致命傷を与え、好きとか嫌いとかではなく、無関心の領域にまで持っていってしまったのだ。
…さらに言うと、私が遊戯王を最も好きだった第3作『5D's』の頃(2008年4月〜2011年3月)には、PSP用の遊戯王カード作品として、「タッグフォース」というパッケージゲームが、毎年発売されていた。これが、アニメのファンアイテムとしても、カードゲームのシミュレーターとしても、大変に優れた出来であり、寝っ転がりながらプレイする作品として、今なお、これを上回る物は見付けられない。
――やれ。今も、「マスターデュエル」など、遊戯王カードを題材としたゲーム作品は存在する。だが、私はオンライン対戦を必要としていないこと、そして、ニンテンドースイッチは重く大きいため寝落ちには向かないことなど、私が「タッグフォース」に求めていたところを満足できるものではない。かくして、人生レベルの付き合いになると思っていた「遊戯王」は、私の手から離れていった…。
しかし、そんな私でも。もし、「初代デュエルモンスターズの新作アニメ」が出るとなったら、再び興味を持たざるを得ない。そしてそこで、いつものレギュラーキャラが戦うのではなく、歴代の敵キャラが、「勘違いするな、貴様を殺すのはこの俺だ」などと言いながら、味方側として参戦してくれる。さらに、ただ勝つのではなく、遊戯たちとの戦いを振り返りながら、彼らなりの成長を見せて、新しい切り札を披露しながらも、あえなく散ったりなどと、勝敗の読めない戦いを繰り広げてくれる。絶対、ゼッタイ、面白くなる未来しか見えない。
――まあ、正直、こんなものは妄想だと分かりきっている。ただ、その妄想が現実となって、作品の再起に繋がったのが、キン肉マンの新シリーズなのだ。遊戯王も、時代は違うとはいえ、ジャンプ作品の系譜である。キン肉マンを先輩として、遊戯王アニメも復活してほしい!
(2024年9月30日)
名前は今は亡きLINE証券、画面はどう見ても楽天証券 |
そう言えば、私が投資を始めようと具体的な行動をしたのは、去年のこれくらいの時期であった。ということで、投資に興味を持っている方々に対し、特に複雑な「証券会社」の選び方について、情報提供をしてみたいと思う。紹介するのは2社であり、本日はその第1弾だ。
…さて、まず「証券会社」という物の基本事項から説明をしておこう。株は、業務スーパーやイオンなどのスーパーや、Amazonといったネットショップで売っているのではなく、専用の「証券会社」という会社から購入をする必要がある。具体的な証券会社名として、楽天証券・SBI証券・
――そして。証券口座を作ること自体は、そう難しくない。顔写真やマイナンバーカードの撮影などといった基本的な本人確認だけでOKとなり、日本に済んでいる通常の成人であれば、問題なく作成可能だろう。手順はネットだけで完結し、PCすら不要な場合も多い。また、何個でも作成可能である。
ただし。現在の日本では、お馴染み、NISA枠という1800万円たまる貯金箱が存在し、これは、一つの証券会社にしか設置できない。よって、「どの証券会社にNISA枠を使うか」というのが、重要となってくるのだ。
そういうわけで。本日の題名にもある「楽天証券」の紹介に入る前に、まず投資を始める際の、基本的な注意事項について確認して置こう。
これらの@ABがなぜ重要なのかということは、説明しだすと、それだけで単独記事のレベルになってしまうので、ここでは省略しよう。
…そして。「やってはいけないこと」は、この逆であるため、それも紹介をしておく。
これらが駄目な理由も、インターネットで検索をすれば、山ほど出てくる。
…まあ、簡単に説明すると、リアル店舗を持つ証券会社などは、手数料がやたらと高いうえに、商品ラインナップや売買の手間といったサービス面も悪く、しかも、証券マンがどうしようもない商品をセールスしてきたりするため、選ぶ理由が全く無い。また、最後の“短期的な取引”についても、得をしたとき以上に、損をしたときの精神的ダメージが大きいというのは、私も身をもって知っているので、初心者が安易に手を出すべきではないだろう。
【こちらの記事】から引用しましたが、私の認識では、楽天証券の圧勝 |
それでは、本日の題名にも書いた「楽天証券」の解説に入っていこう。私が、NISA枠を作り、メイン口座として使っている会社だ。
…やれ、1年前は、何も知らず、他人の勧めるままに、頭をぐるぐるさせながら開設したものであったが、結果的には大成功であった。
さて、まず、楽天証券の魅力は、多彩なサービスと、そのUIの優秀さだ。商品ラインナップの多彩さは、SBI証券と並んで、国内最大級である。株だけでなく、「金・銀・プラチナ」や「債券」「為替取引」なども可能であり、むしろ選択肢が多すぎて困ってしまうくらいだ。
――さらに、UIの優秀さも特筆すべきである。信じられないと思うが、ログインした最初のページに、「いま持っている株の評価額が何円か」ということが表示されるのは、楽天証券だけである(※表示されない:SBI証券、auカブコム証券、マネックス証券。一応、ウェルスナビは表示される)。冷蔵庫の中身が分からずに、次の食材を買えるわけが無いだろう…。
次に、NISA枠で資産形成をするにあたって、多くの人は、「eMAXIS
Slim 全世界株式」など、お馴染みのインデックス・ファンドを、積立購入することになるだろう。楽天証券では、それに向いた「楽天プラス」という投資信託の商品群が用意されており、これまた優秀である。
…例えば、「楽天
オールカントリー株式
インデックス・ファンド」という商品は、「信託報酬(年間手数料):0.0561%、付与ポイント:0.017%」と、SBI証券で「eMAXIS
Slim 全世界株式」を保有した時(こちらも、「投信マイレージ」というシステムで、若干のポイント還元が為される)に比べて、ほんの僅かだけ、事実上の手数料が安くなる。商品の中身はほぼ同じなので、純粋に楽天証券×楽天プラスの組み合わせが有利である。「楽天プラス」のラインナップは6商品と、決して多くは無いものの、人気どころが揃っており、中長期での資産形成を考えるにあたって、私は特に不満を感じていない。
さらに。「クレカ積立が、事実上15万0000円まで行える」というのも魅力だ。基本的に、積立投資をするためには、クレジットカードを使って月給から差し引くのが便利であり、この春から一斉に、他社も含めて、クレカ積立枠が10万0000円まで拡大された。それに加えて、楽天証券では、「楽天キャッシュ」を使った投資も可能であり、この枠にもポイントが付与される。楽天キャッシュへのチャージも、基本的にはクレジットカードで済むため、純粋に他社よりも5万0000円多くクレカ積立ができると考えて良い。
…では、具体的に、計算をしてみよう。まず、「楽天カードを使ったクレカ積立」のポイント付与率は、通常、0.5%と考えて良く、この枠の限度額の10万0000円に対して、500ポイント(1ポイント=1円)である。次に、「楽天キャッシュ」枠の5万0000円についても、付与率は0.5%とされているが、これには裏道があり、例えば私の使っている「ファミペイルート」ならば、この部分の付与率を2.0%、合計1000ポイントとできる(500PayPayポイント
+ 250ファミペイボーナス + 250楽天ポイント)。合計して、事実上、15万0000円に対し1500ポイントが付与されるということで、還元率は1.0%である。
――ちなみに、年会費2200円の楽天ゴールドカードを使うと、クレカ積立ぶんのポイント還元率が0.75%となる。「月10万円の限界積立
- 年会費」を前提とした場合、実質のポイント還元率は0.57%と、僅かにクレカ積立の効率を上げられるのだ(年間800ポイント)。もっとも、投資額を減らすとすぐ赤字になってしまうため、あまりオススメできないが、こういうものもあるということは覚えておこう。もちろん私はゴールド化しています…。
なお、対抗馬のSBI証券では、これまで、「一度でも年間100万円を使用すれば、以降は還元率1.0%の三井住友ゴールドカードを、年会費無料で使える」というシステムであり、「100万円修行」なる言葉が話題となったこともあった。しかし、この11月から改悪され、「前年度に100万円以上のクレカ利用をした場合にのみ、クレカ積立の還元率が1.0%になる(※投資信託の購入に限定した話で、年会費5500円が永年0円になるのはこれまでと同じ)」という内容になった。この「100万円のクレカ利用」に、投資信託の積立購入代は入らない。さらに、このポイント付与率は段階的になっており、前年度のクレカ利用額が9万9999円以下だと、還元率は0.0%になってしまう。
…ちなみに、SBI証券について、ポイント還元率が「最大5.0%」という数字が独り歩きしているが、罠であり、年会費3万3000円のカードと契約せねばならないため、かなり重たい。しかも、これですら、この秋からは「前年に500万円以上(←!?)を使用した場合にのみ、3.0%還元」と激減し、月10万円をフル投資したところで、たった3000円しか利益を出せない(この枠だけだと0.25%相当)。ただでさえ、庶民にとっては高値の花でしかないカードを使って、この体たらくだ。いったい何なのかよく分からない。富裕層の所有欲や金銭感覚というのは、私の理解の範囲外である。
――なお、これらの施策について、【こういうインタビュー記事】があり、「決して改悪ではない」「(投資家が)他社に行くことは無い」などと、客をバカだと思っている発言が掲載されている。だが、私の知る限り、ここ1年で投資関連についての最低の大改悪である。私は、SBIではなく楽天をメインにしていて本当に良かったと思うし、もしSBIにNISA枠を持っていたら、真剣に移転を検討するだろう。この記事でも、SBI証券をオススメしていないのは、そういう理由からである。SBI証券への積立(非NISA枠)にも、還元率が0.0%になってしまう三井住友カードじゃなくて、キャンペーンのために作っていたオリコカード(還元率0.5%)を使おうっと。
最後に。楽天に話を戻し、証券口座で投資を行う場合、「楽天カード」や「楽天銀行」といった、他の関連サービスとも契約することになるだろうが、それらも普段遣いに優れている。
…まず、楽天カードについては、通常の買い物におけるポイント還元率が1.0%と高く、独自の経済圏と言える「楽天市場」も利用価値があるということで、優等生的なクレジットカードである。持っておいて、損をするようなものはなく、私も、困ったら楽天カードで買い物をしている。
――また、楽天銀行については、「マネーブリッジ」というシステムで、証券口座と銀行口座での自動入出金が可能である。「証券口座」というややこしい存在を意識しなくとも取引が可能となるため、ありがたい。こちらも、給与受け取りや振込手数料無料キャンペーンなどで、普段遣いに有益だ。各種クレジットカードの引き落としも、ここに集中させておけば、楽天証券で株を売ったお金で支払えるため、楽である。
こんなかわいい動物でさえ、金の力で汚れていくという、ダークなストーリー(たぶん違う) |
というわけで。私は、投資を始める際のネット証券として、「楽天証券」をオススメする。かつては「SBI証券」も対抗馬だったのだが、前述の通り、ポイント付与率の改悪により、新しく始める人に勧められるものではなくなってしまった。
…ちなみに、「他に私が口座を作っている証券会社」についても、簡単に紹介をしてみようと思う。
▽SBI証券:国内株の取引手数料が無料。銘柄数が多く、投信マイレージによる保有株からのポイント還元は魅力。ただし、保有額が表示されないUIは良くないし、三井住友カードのポイント還元が改悪されるのは×で、もうオススメとは言い難い。
▽auカブコム証券:字が小さくてどこに何があるのか分からない。クレカ積立の、基本1.0%還元は優秀なのだが…。
▽マネックス証券:ポイント1.1%還元が最大に思えるが、10万0000円積立を前提とした場合、総合還元率は0.73%に落ちてしまう。そして、マネックスカードの審査がやや厳しい?
作りすぎとはいえ、私が審査落ちした数少ないクレカである。次はdカードで挑戦してみよう。
▽ウェルスナビ:イオンカードで積立ができる唯一の証券会社。手数料や伸び率と言った性能面が微妙であり、積立上限も月5万0000円である。よって、積極的にお勧めできる商品ではないが、買って損をするというほどでもない。イオンカードしか持っていないが、投資にチャレンジしたい…そんなあなたへ。
▽楽天証券:国内株の取引手数料が無料。UIが良く、取り扱い商品も多彩。楽天プラスによるポイント還元も魅力で、楽天キャッシュを使えば事実上15万0000円まで積立可能。「ファミペイルート」などで工夫すれば、キャッシュ部分の還元率を2.0%とし、総合還元率を1.0%に伸ばせる。関連する金融サービスも普段遣いに優れている。デメリットは、クレカ積立の日付を指定できない…とか?
そういうわけで。「投資」について、何が何だか分からないという人も、とりあえず「楽天証券にNISA枠を作り」「『楽天
オールカントリー株式 インデックス・ファンド』などの楽天プラスシリーズを」「毎月の給料から、クレジットカードで積立投資する」という方式を取っておけば、間違いない。私もやっている手段であり、胸を張ってお勧めができる。
…もちろん、SBIのように、突如として楽天が悪天になるという可能性は否定できないが、まあそれを言ってしまうと永遠に株なんて買えなくなるので、その辺りは割り切っていくことにしよう。
加入1年が経ったが、今でも、全ての基本と言える優等生なクレカ |
最後に、「楽天証券」「楽天カード」「楽天銀行」といったサービスには、新規入会者向けのキャンペーンも行われており、それぞれ、少なくない額のキャッシュバックを得ることができる。
…が、これらについても、複雑怪奇なキャンペーン体系となっており、何が一番お得になるかというのは、私ですら分からない。恐らく、「楽天証券
ポイントサイト」などの用語で検索し、出てきたランキングのうち、上位のサイトを経由して新規登録をする…というのが、最効率となるだろう。
――ただし、既に「投資」「NISA」「クレカ還元率」などの用語でヘトヘトになっているところに、更に、ポイントサイトだのその新規登録だのどの手段で登録するだの順番はどうするかだのと考えていると、頭が爆発するであろう。私も、去年は、8月最終週に夏休みをいただいて、そこで色々と勉強をしていったのだが、本当に頭がクラクラする気持ちだったことを覚えている。
というわけで。何が言いたいのかというと、記事のラストとして、本日に説明したサービスたちの紹介リンク・紹介コードを掲載してみたい。
――やれ、これらは、必ずしも全てが最高キャッシュバック額となるわけではないようだが、与紹介者と被紹介者の両方に、一定のメリットが存在する。というわけで、色々と探し疲れてしまったという人は、下のリンクやコードを使って登録をしていただけると、私もメリットを得られて、嬉しいというものだ。それでは、お互い、資産形成がんばって生きましょう…。
・今回登場した方々
▽楽天証券:【こちらのリンク】から口座開設をする。
▽楽天カード:【こちらのリンク】から新規発行をする。
▽楽天銀行:新規登録時の紹介コードとして、「P06685084」を入力する(楽天銀行自体のサイトは【こちら】)。
▽楽天ペイ(楽天キャッシュ):【こちらのリンク】からアプリをダウンロードする。
・次回と関連する方々
▽ファミペイ:携帯電話のファミペイアプリをインストール後、右下の「サービス」→「ギフトを受け取る」に、紹介コード:「1b32we7fv4h5ofviq」を入力する。
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(2024年9月30日)
メルビームと命名しました |
本日、「モンスターハンターライズ:サンブレイク」にて、初めての3死を喫した。相手は、最後の追加モンスターである「原初を刻むメル・ゼナ」だ。
…さて、「3死」という言葉について、知らない方のために、説明をしておこう。モンスターハンターは、シリーズの初期からオンライン要素を持つゲームであるということで、誰かプレイヤー1人のHPが0になったとしても、即座にクエスト失敗とはならず、復活が可能である。だが、この復活に回数制限が設けられており、特殊な設定のクエストを除けば、3回の戦闘不能で、クエストが失敗扱いとなって、拠点に戻される。オフラインであっても、このルールは同じだ。つまり、「3死」とは、単純に言うと、クエスト失敗という意味を示している。
――そして。モンスターハンターには、通常、死亡前提で攻略をするような敵は存在しない。そして、ソロプレイであれば、敵の強さもそこそこであるし、不確定要素も少ない。よって、大半のクエストは0死で突破できるし、たまに気が抜けて1死をしてしまった場合、そのあとの戦いには慎重となるため、更に死にづらい。そんな中で、“3死”というのは、コテンパンにやられたということなのだ。
さて。私も、「原初を刻むメル・ゼナ」については、以前から“最終アップデートで追加されたモンスター”として認識しており、そう簡単には勝てないだろうと思っていた。しかしながら、準ラスボスと言える「アマツマガツチ」を、苦戦しながらも倒せたことから(【日記:2024/8/28】)、原初メル・ゼナについても「行けるっしょ!」と思ってしまったのだ。
…そして、実際に戦ってみると、まず序盤は、王道と言えるカラーリングになった敵相手に、激しい肉弾戦が繰り広げられる。どうも、「原初」を名乗るだけあって、「キュリア」という寄生生物に取り憑かれる前の姿で登場をしている、ということのようだ。羽根を槍のように突き刺し、その後に振り回す技など、既にこの時点でわりかし強いのだが、まあ、私もMR(マスターランク)を2桁終盤まで進めてきている身であり、何とか戦線を維持できた。
――しかしながら、その後にバトルが進むにつれ、敵は邪悪なドス黒い姿へと変貌していく。設定的には、やはりキュリアの影響を振り払えなかったということらしい。ここからの敵は、圧倒的な戦力を発揮し、メルビームだのメル爆発だので、もう何が何だか分からなくなる。そうこうしているうちに1死してしまい、少しは警戒したものの、そんな付け焼き刃が通用するわけもなく2死、もう駄目だと、あっさり3死を迎えてしまったのだ。
ネタ扱いされることも多いが、初代アニメでトップクラスに印象的なシーン |
というわけで。私は、「サンブレイク」で、初めての3死を経験するに至った。プレイ時間にして65時間、「ライズ」部分が70時間であったため、それに匹敵するくらいサンブレイクを遊んで、初めてのクエスト失敗である。
…が、このタイミングで敗北を喫したのは、むしろ良かったと思うのだ。私のサンブレイクは、本編ラスボスの撃破(【日記:2024/8/12】)から既に久しいが、これといって大きな難関も無かった。莫大な量が存在するクエストについても、簡単なほうから埋めてきていたが、特に目新しい要素も無く、作業感の強い内容となっていた。他にやりたいゲームも多い中、正直、「サンブレイク」はこの辺りで終わりにしても良いかな…と思っていたくらいだった。
――しかしながら、「原初を刻むメル・ゼナ」という段違いの強敵に触れ、そして完敗となったことで、再び自分の中に、前向きなプレイ意欲が湧いてきた。マスターランクに続く“第4の難易度”と言える「傀異クエスト」による強化要素は、まだまだ残されている。闇雲に再挑戦をするのではなく、しっかり装備を充実させてから、メル・ゼナに対しては、お礼参りをすることにしよう。
ちなみに。今回の敗北で、私がイメージしたのが、「少年漫画における、主人公の敗北」である。
…やれ、味方陣営が基本的に全勝をする物語であっても、「主人公が徹頭徹尾、無敗で終わる」という作品は少なく、むしろ、「敗北からの立ち直り」という見せ場を作るために、主人公が負けてしまう展開は少なくない。そして、そういう場面は、ほぼ確実に、ストーリーのターニングポイントとなる。「原初を刻むメル・ゼナ」への敗北も、私にとって、そうなのだろう。新しいテレビが来るまでにも時間が掛かりそうだし…よし、まだまだ頑張っていこう!
(2024年9月30日)
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