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2024年5月31日(金)
【5月】国内株式(※日本国内とは言っていない)


 
ゲス「節約で資金を貯めて、『eMAXIS Slim 全世界株式』に積み立て投資をしろ」


 5月の投資まとめ記事である。
 …さて、今月は、知る人ぞ知る、
スーパーハイテクボーナス相場であった。3月〜4月くらいに少し停滞を記録していた、NASDAQ-100(米ハイテク企業)SOX(米半導体企業)などが、ぶっ飛んだ伸びを記録し、それにつられて、全世界株・S&P500(米大企業株)・先進国株といった、分散投資に人気の銘柄も続伸し、連日連夜、最高値を更新するようなお祭り騒ぎとなっていた。
 ――しかし、そんな中で、
日本株だけが足踏みをしていた。この事態を目にして、私はついに日本株から見切りを付け、貯金箱としているNISA枠ではもちろん、取り回しの良い、特定口座の「国内株式」枠でも、米国株に依存するETFを買っていくことにしたのである。まあ、“国内株”と言っても、日本国内とは誰も言っていないので、米国国内かもしれないのだ…。

 ではまず。例によって、「貯金箱」NISA枠の損益について、記していくことにしよう!


2024年5月 NISA実績(全て、31日金曜の22時00分時点)
元資238万7000円 → 評価額
279万9837円 +41万2837円 +17.30%
元資前月比 +15万4000円 評価損益前月比
+18万2840円


内容

・楽天 オールカントリー株式 インデックス・ファンド
元資43万3334円 → 評価額
49万1394円 +5万8060円 +13.40% [ファンド月成長 +2.89%]

・楽天 Sエス&アンドPピー500 インデックス・ファンド
元資30万0000円 → 評価額
32万7831円 +2万7831円 +9.28% [ファンド月成長 +3.54%]

・楽天 日経225 インデックス・ファンド
元資10万0000円 → 評価額
9万9075円 -925円 -0.93% [ファンド月成長 -0.92%]

・楽天 先進国株式(除く日本) インデックス・ファンド
元資10万0000円 → 評価額
11万6932円 +1万6932円 +16.93% [ファンド月成長 +3.20%]

・楽天 SOXソックス インデックス・ファンド
元資68万7000円 → 評価額
85万5101円 +16万8101円 +24.47% [ファンド月成長 +9.86%]

・楽天 NASDAQナスダック-100 インデックス・ファンド
元資50万0000円 → 評価額
57万8550円 +7万8550円 +15.71% [ファンド月成長 +5.92%]

・旧NISA/楽天 全世界株式 インデックス・ファンド
元資13万3333円 → 評価額
16万6621円 +3万3288円 +24.97% [ファンド月成長 +2.74%]

・旧NISA/eMAXISイーマクシス Slimスリム 全世界株式
元資13万3333円 → 評価額
16万4333円 +3万1000円 +23.25% [ファンド月成長 +2.93%]

※「ファンド月成長」…4月30日と5月30日の基準価額より算出した。



 とまあ、こんな感じである。米国中心の株式が続伸する中で、
明らかに日本株だけがパフォーマンスが悪い。
 …とはいえ、あえて擁護するのであれば、
株とは本来こういうものである。何ヶ月も上がったり下がったりを繰り返すなんて日常、年単位で停滞するようなことも経験しながら、それで平均してやっと、“年4%”という程度で成長をしていく。だから、日本株が特別悪いのではなく、米国株がインフレバトル漫画の世界観に生きているだけなのである。
 ――それでも、上のような数値を目にしてしまうと、
もはや、わざわざ貴重な資金と時間を日本株に割く意義は感じないというものだ。やれ、私は、「文句があるなら日本から出ていけ」という類の言説は、全く受け入れられない。この国で産まれ育って、生活基盤も存在する以上、それをそう簡単に外国へと移すのは無理だ。しかも、「日本から出ていけ」という理論は、“今ある日本を、より多くの人に愛される社会へしていこう”という観点が、全く欠けている。私たちは、どうやったって、この日本という国家で満足していくしか無いのだ。
 しかしながら、
株式投資は、簡単に日本から海外に変更することができる。日本株を、適当に赤になっていないタイミングで売り払い、適当な、アメリカ株ベースの商品を買えば、それで終わりである。数分で、誰でも簡単に、アメリカ人兄貴たちの金銭感覚にアップデードできるのだ。

 ちなみに、私は、日本株に、最初から見向きをしなかったわけではない。3月頭からここまで、3ヶ月間、色々な方法で取引をしてきた。投資対象として、
しっかりと、チャンスは与えた。その結果としての、「日本株を積極的に買う必要はない」という最終評価である。まあ、私が積み立て投資をしている“全世界株”には、約5%の割合で日本株が入っているので、それで私も、日本経済には貢献しているということで、どうかご容赦いただきたい…。

転売とかパパ活とかやってる人たちも、500万円くらい貯めて投資をすればいいのになあって思う



その他、小物類

・[新]特定口座「国内株式」
(途中まで「国内株の短期売買」 → 少し前に「米国株の長期保有」に変更)
元資78万0426円 → 評価額
77万9030円 + 確定損益27266円 +2万5870円

・[新]特定口座「米国株式」
(実験用に約10万円を残し、売却。残った枠は長期保有)
元資10万2372円 → 評価額
10万0539円 + 確定損益7237円 +5704円

・[新]楽天以外の証券会社の特定口座
(SBI証券、マネックス証券、PayPay証券。銘柄は全て「eMAXIS Slim 全世界株式」)
元資6万4000円 → 評価額
6万5812円 +1812円 +2.83%

・イオン銀行/iDeCoイデコ
(「たわらノーロード 先進国株式」)
元資11万5000円 → 評価額
12万0228円 +5228円 +4.55%

・PayPayポイント運用
(NASDAQ-100とS&P500の同額運用)
元資2万1492ポイント → 評価額
2万2262ポイント +770P +3.58%



 ということで。“貯金箱”NISAは、正直、投資オタクとしては、
見ているだけで全く面白くないので、今回のメインは、特定口座のほうである。
 …やれ。世間では、「本当に儲かる話は、他人にしない」という理論が、真実としてまかり通っているが、
私は、自分の投資計画を隠すつもりは全く無い。具体的に、私が興味を持っている銘柄は、安定性重視の「NF S&P500 ヘッジ無 [2633]」、火力特化の「GX USテック・トップ20 [2244]」「GX半導体ETF [2243]」、そしてアメリカ以外も含めたい場合に使える「IS MSCI 先進国株 [1657]」あたりである。どれも、「国内株式」の枠に存在するくせに、米国企業の株価に大きく依存するインデックスファンドであり、日本株と違って、中長期的にはもちろん、短期での値上がりも期待できる。
 ――ちなみに、私は、上記の銘柄に加えて、逆に中小企業へと特化した「GX US中小モートETF [2252]」など、いくつかの商品を保有しているが、
その全てが、米国株に由来する商品だ。日本株は、うん…まあ、頑張ってください。

 その他の特徴として、上記の銘柄は、NISA枠で人気の「投資信託」ではなく、
「ETF」という分類のため、日本時間の09:00〜11:3012:30〜15:00ならば、即座に売買ができ(ただし、証券口座の残高に入ったあと、通常の銀行口座に移せるのは、売却から2日後? となる)、高値づかみや値下がり時の売却を避けられる。
 …さらに、上に挙げた銘柄は、
1株2000〜5000円という安価で買えるため、細かい調整を行いやすい。私は、特定口座は銀行口座だと思っており、預金が10万円を切ったら、値上がりしている株を売って、細かく調整している。そうやって、ちょくちょく資金を増やしているからこそ、「毎月の積立投資額の17.3万円 + 家賃など固定費で、給料の全額が消える」というブチ壊れた世界観で、何とか生存を維持できているのだろう。

 ちなみに。そんな特定口座の成果としては、つい最近までは、短期的な売買を行っており、ここ数日くらいにやっと、「米国株の長期保有」という方針に、身を固めるに至った。ただし、そこまでの「短期的な売買」においても、
一応は利益を出せているのだ。
 …やれ、本日時点の評価損益としては、米国株が2日連続で下落したということで、若干のマイナスとなっているものの、売却が完了した「実現損益」により、ちゃんとプラスになってくれている。まあ、このプラス量が、
“最初からずっとアメリカ株を持っていた時の値上がり率と大差無い”というのが、日本株の短期的な売買を辞めるに至った最大の理由なのだが…。それでも、日本株は、4月のまとめ記事の時点では-4万3246円という、なかなか笑えない額を計上していたが、そこから1ヶ月で+2万7266円の黒を出してくれたということで、一応は、私の足しにはなってくれた。
 ――なお、これらの差し引きは、
+7万0512円と、こちらもそれなりにぶっ飛んでいる。元資が、当時の借金(5月最終週で返却済み)も含めて150万円ほどあったことを含めても、+5%弱と、悪くない利益を出している。私の、「上がった株を売って、下がった株を買う」という作戦は、決して悪くなかったのだ。でもまあ、ずっとアメリカ株を持っているだけでも、それに準ずる利益を得られるしなあ…。

 なお、その他に、私が買っている金融商品についても、紹介をしていこう。
 …まずは、
「楽天証券」以外の会社で購入している投資信託がある。証券会社も、客の奪い合いのために、色々とキャンペーンをやっており、数千円単位の還元を得られる。それを、私はつまみ食いしている形なのだ。なお、そこで購入する銘柄は、全て「eMAXIS Slim 全世界株式」にしている。こういう時に、何も考えずに購入できるのは、全世界株の大きな強みだ。値上がりとキャンペーンの還元で、両手に花である。
 ――次に、
イオン銀行iDeCoについては、先月やっと、初回の大きめ手数料を跳ね返して、+876円の黒字化を達成したところだが、そこから今月は、更に+4352円の利益を積み上げるに至った。だが、その状況を得るために、私が行ったのは、「たわらノーロード 先進国株式」を買って、あとは待っていただけである。こういう状況を見ていると、顔を真っ赤にして日本株を売買しているのなんて、まったくもって馬鹿らしくなるものだ。

 最後に、
「PayPayポイント運用」については、各種キャンペーンで入手したPayPayポイントを、「テクノロジーコース」(NASDAQ-100: 米ハイテク株)「スタンダードコース」(S&P500: 米大企業株)にて、原則として同額運用を行うことで、順調に利益を出してきている。なお、ここ数日で約10000ポイントを追加しているため、損益のパーセンテージ値は小さくなっているが、今月だと、最大で+8.67%(5月23日)という高い利益率を記録していた。
 …やれ、PayPayポイント運用は、
99ポイントずつ投入するというマヌケな方法で、追加時の手数料:「1%」を回避でき、利益に対する課税が為されず、しかも使いたい時は即座に引き出せる。これはもう、NISA枠と同等だろう。そういうわけで、この枠についても、これから大事に育てていきたい。2桁万円まで積み立てられれば、ひょっとしたら、業◯スーパーでの買い物を、全てPayPayポイントに肩代わりさせる…なんて使い方もできるかも?
 ――ちなみに。私は3月にPayPayの攻略を開始したが、その各種新規加入キャンペーンも、そろそろ打ち止めになってくる。というわけで、そこからの追加は、お馴染み、
最強ポイ活のTikTok Liteが頼みだ。毎日のポイント獲得量が他アプリと比べて圧倒的に多いのはもちろんとして、特に紹介キャンペーンの、お互いに5000円相当というのがぶっ飛んでいる。先日は、深夜にいきなり5000円相当のポイントが入って、非常に驚いたが、これは私にご協力いただいた方のおかげである。ここを読んでおられるか知りませんが、本当に、本当にありがとうございます!
 なお、繰り返しとなりますが、もし、お手伝いいただけるという方がいらしましたら、
【こちらのリンク】から登録をしてみてください。得られたポイントは、大事に、PayPayポイント運用に用いさせていただきます。お互い、資産形成、頑張っていきましょう!

キャンペーンでお馬さんとかもちょっとだけやったけど、個人的には株のほうが面白い


 というわけで。今月は、米ハイテク株の伸びにより、私の本業の給料すら凌駕するような、莫大な利益を得ることができた。
 …だがもちろん、これは安定収益でも何でもなく、
要するに、運が良かっただけである。今は景気良く伸びている米国株も、日本株のように何ヶ月も停滞したり、または、後の世から名前付きで恐れられるような大恐慌を経験すると考えるのが普通だ。はたまた、隕石の衝突宇宙人の侵略アメリカ人ぜったい殺すウイルスの流行といった、予測不能な事故が起きる危険性もあり、そうなれば、私の計画は、脆くも★瞬殺★されてしまうのだ。
 ――それでもまあ、私は、
もう資産運用をしていなかった時代には戻れないなと思う。世間では、景気よく給料が上がっている業界ですら、物価の上昇に負けて、可処分所得は下がっているそうだ。私みたいな、うだつも給料も上がらないヨワヨワ会社に務めている人間は、なおさらだ。だったらもう、投資でもして、お金を増やすしか無いじゃないか! インフレバトルの世界観に両足を突っ込んだ米国株に投資をして、比較的物価が安い日本で生きていく!

(2024年5月31日)

登録タグ/ 投資
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2024年5月30日(木)
ポテサラおじさん vs やり込みinFF


 
作れないんだな、それが


 少し前に、「ポテサラおじさん」なる言葉が流行った。内容は、
「スーパーでポテトサラダを買おうと思っていた子連れの若い女性に、見ず知らずの高齢男性が、『母親ならポテトサラダくらい作ったらどうだ』とケチを付けた」というものである。もっとも、情報源はインターネット上の書き込みであるため、内容が誇張されているか、はたまた全くの嘘ということもありうるが、その可能性については、今回は除外していこう。
 ――まず、最大の問題なのであるが、
実は「ポテトサラダ」という料理は、作るのがかなり面倒な部類に入る。実際に、私がレパートリーに入れている料理に、+比較用のインスタント食品も加えて、手間の順に10段階でリストアップしてみると、次のような感じとなる。


[最も簡単]
1 カップ麺(トッピングなし) カロリーメイト ゼリー飲料 菓子パン
2 カップ麺(トッピングあり) 米を洗って炊飯器にセット レタスサラダ みそ汁(レトルト) そうめん かつお節ごはん 日の丸ごはん キムチ丼 冷ややっこ スーパーの惣菜(買う手間を考慮しない場合)
3 袋麺(鍋で茹でるタイプ/トッピングあり) 自家製ポテナゲ大 納豆ごはん 目玉焼き丼 もやしサラダ 焼きギョーザ 市販の素を使った炊き込みごはん

-----「料理」と認識するかどうかの壁-----

4 親子丼 キノコ炊き込みごはん(暫定) 玉ねぎスクランブルエッグ(暫定) チーズウインナー目玉焼きカレー キャベツサラダ 大根サラダ
5 みそ汁(具だくさんの調理品) 白菜サラダ スーパーの惣菜(買う手間を考慮する場合) 見た目を考慮した来客用サラダ
6 鍋料理 豚肉/玉ねぎ/じゃがいものマヨネーズ炒め

-----「仕事を終えた後に作れるか否か」の壁-----

7
8
9
10 ポテトサラダ
[最も面倒くさい]


 とまあ、こんな感じである。
私が、ポテトサラダよりも面倒と認識しているレギュラー料理は、1つも無い。圧倒的な偏差値なのだ。
 …やれ、“なぜポテトサラダがそこまでめんどくさいのか”ということに関する説明は、画像を挟んだ後編に回すとして、この時点で、“ポテサラおじさん”の言っている「ポテトサラダくらいという表現は、
もろくも崩れ去ってしまう。ポテトサラダ「くらい作ったらどうだ」どころか、むしろ、忙しい母親業務においては、ポテトサラダ「くらい買って済ませたらどうだ」が正しい表現なのだ。
 ――とはいえ、ここだけであれば、ポテサラ爺に同情できなくもない。
ポテトサラダという料理は、一見すると、簡単に思えるのだ。じゃがいもを熱して潰し、肉と野菜をベースにした少量のトッピングを加え、マヨネーズ等で味を整える。所詮それだけである。だから、上のリストで言うと、料理と呼べるかどうかの「3.5」くらいのラインに位置しそうであるが、それが実際には、約3倍の詐称料理と化しているのだ。
 ところで。反対に、
“逆詐称”と言える料理の代表格は「親子丼」であり、もはやこれは、私の中では「玉ねぎを切るだけ」と認識されている。最近は、生物の玉ねぎが安いため、積極的に購入をして、余らせないよう包丁とまな板を取り出しているが、もし冷凍品で済ませるのであれば、恐らく、私にとっての親子丼は、皆さまでいう「電子レンジで温めるだけ」程度の認識となるだろう。

 さて。話をポテサラおじさんに戻すと、そもそもの問題として、
見ず知らずの人間が、他人の食生活にケチを付けるというのがおかしい。この理屈は、高齢男性と若い女性という構図で、ことさら強調されている感がある。
 ――だが、性別を逆転し、例えば私が、知らないおばさんから、
「あらあら〜〜😅💦 まだまだ若い男の子なんだから、もっと不健康な生活しないと駄目よぉ〜?😊 投資💀なんてそこそこに、もっと🍕スーパーの惣菜🍱を買いまくりなさぁい‼👌とか言われたら、「そうですね。ウフフフ(は? 痩せろ、デブ)としか思わないであろう。私は、自分で選んで、この生活をやっているのだ。あなたの人生に私は干渉しないから、どうか放っておいてくれ。

 その他の点、ポテサラ爺の問題として、「ポテトサラダくらい作れ」という表現から、
「母親は苦労をして当然」と思っているということがある。時代を振り返ってみると、かつての日本は、今より遥かに給料が高く、「専業主婦」なる文明が存在したそうだ。男は外回りをしてお金を稼ぎ、そして女は家庭を守る。なるほど、私の理想とする男女の役割分担であり、そんな習慣が存在した日本は、神の国と表現しても良いだろう。そして、そのような時代であれば、夫や子供のために、女性が苦労をして料理を作る…というのも、大きくは間違っていないように思える。
 ――が、そんな
神話の時代は終わりを告げ、残念ながら、今や共働きが一般的となってしまった。そうやって、悪い意味で男女平等となってしまった現代では、家事は女の仕事ではなく、男女で適切に分担すべきであると、私は思う。もし、ポテサラ爺と相対したのが、母親ではなく父親だったとしたら、なんだから、ポテトサラダくらい作ったらどうだ」と発言していたかというと…まあ、間違いなく言っていなかっただろう。こわ。私も、こういう偏見を持つことなく、ましてや見ず知らずの他人に偉そうに説教したりしないよう、気を付けていかなければならない。

「伏魔御廚子」の平易な日本語訳は「悪魔のキッチン」だと思っている


 さて。前置きが長くなったが、本日は、やり込みinFF式「ポテトサラダ」の、
尋常ではないめんどくささを紹介していこうと思う。


ポテトサラダ(3食分)

材料
・じゃがいも あなたが「3食分」と感じる量
×1.5〜2.0
・玉ねぎ 大 0.5個程度
・ウインナー 3本
・ミックスベジタブル 適量

調理手順
[じゃがいも]
1. まず皮を剥きます
2. 次に、熱が通りやすいよう、細く切ります
3. 電子レンジで、柔らかくなるまで熱します
(8分程度?)
4. やけどをしないよう注意しながら、3を取り出し、適当な器具で潰します

[トッピング]
1. 玉ねぎを、みじん切りします
(または、既にみじん切りされている業◯スーパーの冷凍品を使用します)
2. ウインナー
(冷凍可)を、短く切ります
3. ミックスベジタブルを投入します
4. 1,2,3を、フライパンで、少し焦げ目が付く程度まで炒めます
(電子レンジ可)

[混ぜる]
1. 潰したじゃがいもに、炒めたトッピングを混ぜます
2. マヨネーズとごま塩を使って、いい感じに味付けをします

メモ
・じゃがいもの量を「×1.5〜2.0」としているのは、潰すので、だいたい思ったよりも体積が少なくなってしまうからです。
・どうも、トッピングには、ハムやきゅうりを使う人が多いようですが、私は保管の容易さから、玉ねぎ/冷凍ミックスベジタブル/冷凍ウインナーを採用しています。



 とまあ、こんな感じだ。
 …やれ、こういうものは、たいだい
項目数が増えれば増えるほど面倒になるというのが恒例だ。上に書いた工程は、計10個であり、前に書いた親子丼回【日記:2023/10/8】「6個」を凌駕している。しかも、親子丼は主力となりうる料理だが、ポテトサラダは、所詮「サラダ」枠、サイドアームでしかない。そのうえ、ポテトサラダでは、「じゃがいも:皮を剥きます」など、しれっと書いている1つ1つがいちいち重たく、かなりの労力が要求される。
 ――しかも、加えて厄介なのが、
「潰すと見た目の体積が減る」という点だ。この法則により、だいたい、ポテトサラダは、当初に作ろうと思っていた分に対して、食べられる量が少なくなる。調理に苦戦するくせに、実際に容器へ盛ってみると、2食分にすらならないという場合がほとんどで、なかなか取り扱いが難しい。他の料理だと、みそ汁なんかは、予定よりも多くなる場合がほとんどであるし、仮に少なかった場合も、もやしや水を加えることで、簡単に増量ができる。だが、ポテトサラダの嵩増しは不可能であり、失敗してしまった場合にも、乏しい量を3等分して、なんとか耐えていくしかない。

 そういうわけで。ポテトサラダは、「調理がめんどくさい」「量の調整が難しい」「所詮サラダ枠でメインディッシュに成り得ない」などと、厄介な性質を大量に持ち合わせており、
私はあまり作りたくない料理である。あえて風味や食感を楽しみたいという場合も、これだけ面倒ならば、正直、店で買えば良いと思う。わざわざ頑張って作っている若い女性なんて見たら、心の中で、「ポテトサラダくらい買って済ませたらどうだ…」と言いたくなる。
 …が、数少ないメリットを挙げてみると、それは、
余ってしまったじゃがいもを、大量に消費できるという点である。自炊派閥の皆さまにはご理解いただけると思うが、じゃがいもというのは、「皮を剥くのが面倒」「茹ですぎると溶けてしまう」「適切な温め時間を計りづらい」などの理由で、とかく余らせやすい食材だ。だが、ポテトサラダは、そんなじゃがいもが主人公となれる数少ない料理であり、在庫を一気に減らせる。そして、調理の手間を度外視すれば、前述の通り、風味や食感は、他では再現できないものであり、楽しんで食べていける料理である。
 ――というわけで。私がポテトサラダを作るのは、もっぱら休日で、かつ、じゃがいもが余っていて、そのうえで、体力気力に余裕がある時に限っている。そんな日の昼下がりに、明日のお弁当を夢見て、
「領域展開『ふく魔御厨子まみづしなどと心の中で唱えながら、玉ねぎをスパスパみじん切りにし、フライパンで茜色になるまで炒めつけていくのだ。いやもう、ホント、ポテトサラダってめんどくせえ〜!!

(2024年5月31日)

登録タグ/ 食べ物
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2024年5月29日(水)
[FF7R2/HARD] TOAD MAN


 
ちゃんとリメイク第3弾でも登場しますよね!?


8章:ゴールドソーサー そのA トードエボルブ vs クラウド/ティファ/エアリス/レッドXIII/ユフィ(3名を選択)
 ダインの撃破後には、神羅幹部の一人であるパルマーが乗り込んだ、
「トードエボルブ」というボスと対決する。
 さて、パルマーと言えば、原作ではロケット村に登場し、そのまま人間形態で戦闘となって、
不思議な踊りでゲームを盛り上げてくれた【リマスター版FF7日誌:第5話】。ただ、FF7リバースでは、分作としての構成を考慮して、ロケット村は後回しにされたようだ。
 それでも、リメイク版において、
2作連続でパルマーの出番が無いというのはあんまりなためか、それで、「トードエボルブ」というボス戦が用意されたようだ。だが、これで出番を完了したことにせず、リメイク第3弾では、しっかり我々のMPを吸収してほしいものである。

 さて。パルマーダンスが
なのは、今さら言うまでも無いことであるが、そのイメージを踏襲してか、トードエボルブも、コミカルなボスとなっている。二足歩行の巨大ロボとは思えないような高速移動をし、派手に転倒したり引っ繰り返ったりする。また、バトル中には、パルマーがハッチから飛び出て、「挑発」という技を使うが、煽り耐性が0のクラウドたちは、あっさり怒り状態となってしまう(ダメージ1.3倍、ただしリミットゲージの上昇値も1.3倍。合算して1.69倍とはならない)。その他、第2段階に移行する際のムービーでは、搭乗員が中に入り切っていないのに強引にハッチを閉めようとするというガチ労災が発生していたりもする。前面装甲の厚いパルマーで良かった…。
 ただし、HARDだと、
笑えないくらいの実力も兼ね備えた強敵になっている。通常技ですら4桁ダメージを与えてくることは、HARDモードの基本であるが、技だけでなく、ただ移動するだけや、転倒から起き上がる際にすら、攻撃判定が発生することがある。そして、数回バトルした程度では、どれが攻撃技なのか見分けが付かないため、非常に戦いづらかった。さらに、広範囲に5000程度のダメージを与える「みなごろし光線」という必殺技まで存在する。レーザー本体を避けても、転倒して上から雨のようにレーザーを降らせ、そこから起き上がる際にも攻撃判定を持つ。

 そういうわけで。今回は、ダイン戦とは異なって、3人のバトルメンバーが存在することを利用し、
★瞬殺★を狙っていくことにした。方法は、敵の弱点を突く「サンダガ」を、複数人で連発していくというものである。
 具体的には、エアリスは、アルテマ枠のクエイガ
【日記:2024/5/11】からサンダガへと使用魔法を切り替え、マテリアとして「●まほうきょうか」「●クイックキャスト」「●MPきゅうしゅう」を組み合わせ(これらの効果は重複する)、さらに「聖なる魔法陣」を貼って、魔法攻撃を2連発にしていく(ついでに、ATBゲージを稼ぎやすくする「閃光の魔法陣」も発動)。それだけでなく、ATBゲージを稼ぎやすいクラウドも、「サンダガ」要員とし、2人の連携ゲージが溜まったら「ヴィジョンシンセ」でATBを3ゲージにして、さらにガ系魔法を発動させやすくしていく。
 そんな感じで。2名によるサンダガ連射により、あっさりと敵を撃破することができた。なお、エアリスの
連続魔サンダガは、1発目は9999、2発目が9209というダメージを記録した。なお、「聖なる魔法陣」の2連撃は、2発目は威力が半分になるという性質である。よって、1発目で与えられるはずだったダメージは、約18000だ。これはもう、「源氏の小手」によるダメージ限界突破が必要だな…。

答:コロンビア


 ちなみに。トードエボルブの撃破後には、
「バギーシューティング」というミニゲームが挿入される。操作として、左スティックと右スティックとボタンとボタンとR1ボタンを使うので、右手がモンハン持ち必須となるうえ、「左スティック:照準の移動 / 右スティック:車の移動」というのも、一般的なFPS/TPSと逆であり、混乱する。ちなみに、車の移動については、特に説明されていないが、3車線制であり、アナログ的な動作ではなく、スティックを倒してレーンを移動することで攻撃を回避する…というシステムになっているようだ。
 そういうわけで、バギーシューティングは、まあ、1回軽く流すくらいならありかな…という程度のミニゲームになっているのだが、
「体力を61%以上残してのクリア」という条件により、バレットの好感度上昇が最大となる。ここでの好感度は、トロフィー獲得において必須ではないものの、「PLAY LOG」という画面に記録がされており、100点満点を目指すのならば、このミニゲームの最高評価も、避けては通れないのだ。

 ただし。
バギーシューティングの難しさは、ゲーム本編の難易度と連動する。よって、HARDなら難しいが、逆にEASYならば楽になる。
 さて、私は、現時点でのFF7リバースのプレイ時間が100時間を超えており、もはやEASYでの簡略化をためらう気持ちは無い。というか、
そもそもHARDでは、コンティニューなしでクリアできなかった(途中からコンティニューすると最低評価が確定)ため、チャプターセレクトの特権を活かし、HARDでのミニゲーム自体をスキップしていったくらいである。確かに、“EASYで8章を最初からやり直し、そしてバギーシューティングに到着する”というまでに、約20分は掛かってしまう。しかし、たかがそれだけであり、暇人の私には、何の制約にもならなかった。勝てばよかろう、なのだ!

(2024年5月31日)

登録タグ/ ゲーム一般 FFシリーズ FF7
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2024年5月28日(火)
キノコが安い!!


 
かわいい


 最近、
キノコが安いのだ。ぶなしめじ(人の指先ほどの傘を持つ、王道のキノコ)2株セットで98円、えのきだけ(白くて細く、幹のように密集したキノコ)1パック38円、といった程度である。確かに今日は特に安かったのが、ここしばらく、ずっとこんな感じである。
 ――やれ、キノコと言うと、だいたい1パック
(1株)78円〜98円という感じで、秋から冬にかけての味覚という印象が強く、私も先の冬では、鍋料理に積極的に取り入れていた。だから、その正反対の季節で、まさかの半額近い値段で購入ができることに、私は困惑を隠せないものである。さすが、セフィロスのテーマ:「片翼の天使」にも謳われている、伝説の食材ということはあるな…(意味不明)

 だが、「この季節のキノコの安さ」について調べてみると、至極納得の行く理由があった。
キノコは、工場で栽培されているため、年中ずっと出荷ができる。よって実は、キノコには、特定の決まった旬は無いのである。そして、秋から冬にかけては、鍋料理などで需要が増える。その逆も然りであり、春から夏に掛けては、需要が減って、値段が安くなるということだ。
 ――ちなみに、キノコは加熱調理がほぼ必須
(食べられるキノコでも、生だと毒になることがある)のため、暑い季節には食べづらいという理由もある。前述の習慣…つまり、“秋から冬に掛けて消費が増える”というのも、温かい物を食べたくなる季節であるからだろう。ただ、夏場の料理であっても、火を全く使わないというのは有り得ないので、工夫をすることで、美味しく消費していくことは可能であろう。高い時に売る…のは無理だが、安い時に買うというのは、株と同じだ。そう言えば、キノコも、数える時は「1株、2株…」と数えるので、である(どうでもいい)

 ところで。キノコは、植物のように土などから生えてくるが、ご存じの方も多い通り、分類としては
菌類である。多数の菌が密集して、一つの生物のように役割分担をして、キノコの傘を形成している。キノコは、植物ではないのだ。ちなみに、遊戯王カードだと、「マタンゴ」というキノコのモンスターが、謎に戦士族にカテゴリされていたりする【遊戯王カードWiki:マタンゴ】「500ライフを払って相手にコントロールを渡すと、300ポイントのダメージを与えられる」という、KENYoU専用の糞カードと思われていたが、最近、ほんの僅かだけ、環境デッキで注目されたことがあったらしい。
 …さて、では、実在キノコに話を戻そう。キノコは、前述の通り、植物でないのだが、もっと言うと、キノコの本質は、地中に張り巡らされた「菌糸」という細菌同士のネットワークであり、我々が“キノコ”として認識している物体ですら、実体じつたいと呼ばれる、胞子を飛ばすための一器官に過ぎないそうだ。やれ、
キノコが登場する作品のエ◯同人では、キノコが例のアレに例えられることがあるが、あながち的外れでは無かった…?
 ――そんなことは置いておいて、私が思ったのは、
「キノコって肉じゃね?」ということだ。植物のように地面から生えて動かないものの、菌類なので、生物としての分類は、むしろ動物に近いと言われている。そして、食べ物としての観点から考えてみると、「野菜や穀物」、そして「肉」、そのどちらとも、食感や味が大幅に異なり、”第3勢力”と言える存在だ。そのうち、私は、肉の部分をキノコで置き換えられないか、確かみてみたのだ。


特訓後も入れたかったのだ…


 そういうわけで。私は早速、キノコを料理で使ってみることにした。
 …と言っても、これまでのように、“みそ汁に少量を入れる”という使用法では、3大勢力の一角を為すには弱すぎであり、
0.1勢力ぶんくらいにしかなれない。そこで、思い切って私は、肉料理に、肉の代わりとして、キノコを採用してみることにしたのだ。
 ――というわけで。本日作ったのは、親子丼をモチーフとした、
「キノコ卵丼」である。現在、卵も少しだけ安く、冷蔵庫で余りがちのため、良い料理だと考えたのだ。調理法は、いつもの親子丼と同じだが、今回は、テーマ上、「鶏むね肉200g弱」を使っていたところを、完全に「キノコ」へと置き換える(3人前 / 「だし汁200ml、しょうゆ大2.5、みりん大2.5、酒大2.5、砂糖小1、めんつゆ大1」の煮汁に、肉の代わりの「しめじ2/3株とえのき1/3株」と新玉ねぎ中1.5個を入れ、熱が通ったら卵3個を溶いて投入)。卵からしてみると、親がいきなりキノコ化して驚いただろうが、私の食卓では、親がウインナーだったり、肉団子になっていたりと、ニセ親子であることが頻繁に存在したので、今さらという感じだ。

 というわけで、その「キノコ卵丼」食べてみると…
期待に反して、ピンと来る風味ではなかった。やはり、肉のジューシーさは、肉でしか出せず、そう簡単に他の種別の食品で再現することは、できそうにない。キノコ玉子丼は、肉の入った“親子丼”ではなく、「卵丼の派生」にしか成り得ないのだ。
 …ただし、
悲観するほど酷いわけでもなく、キノコの存在により、玉ねぎと卵だけの卵丼と比べて、別種の料理と呼べるほど、食感が異なっていた。もし、ここに肉を加えて、キノコ親子丼にしていたら、それは“進化した親子丼”と呼べる料理になっていただろう。
 ――つまり、キノコは、肉を代用するものではなく、
野菜でも肉でもない、第3の食材として、新たな使い道を考えていくべきだったのだ。思えば、既存の食材を、簡単に置き換えられるなどと考えるのは、肉にもキノコにも失礼だった…。

 そういうわけで。キノコは、確かに肉の代わりにはならないものの、立派な第3勢力として、使用可能であることが分かった。まあ、
生で食べると病院送りになるため、加熱料理限定であるが、逆に言うと、加熱する料理のほぼ全てに、調和できるポテンシャルを持つ。癖のない味と、独特の食感が、食べていて楽しい。「楽しい」というのは、食事において、侮れない価値である。それでいて、この季節だと、もやし並みの価格で調達可能なのだ。
 …というわけで。この、春〜夏という季節は、
キノコの裏の旬ということで、私は積極的に、料理へと用いていくことにしてみたい。実際に、本日の夕飯+明日のお弁当枠として作った「キノコみそ汁」は、キノコを使わない場合と比べて、大幅にパワーアップした料理となっていた。
 ――さあ、次は、何を作ろうか。前述の通り、加熱料理のほぼ全てにキノコを投じてみる価値があるが、今のところの私は、
「キノコ炊き込みご飯」に興味津々である。今や、炊き込みご飯の素も、150円程度とブルジョワ化しているから、その味が、もし自分で出せるなら、それはもう、最強だよ…!

(2024年5月31日)

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2024年5月27日(月)
[FF7R2/HARD] ストーリー攻略を再開します


 
訪問者の気配(気のせい)


 ミニゲーム攻略はストーリー系を残して終了し、HARDサブクエのスキルブック回収も終了した。次は、
本編シナリオのHARD攻略を再開していく。
 ――やれ、この時点で残っているバトル要素として、チャドリーの難関ミッションも存在し、どちらから進めるかは、甲乙付けがたかった。だが、あちらのほうは
全て5〜10連戦であり、しかもHARD限定ということで事故率が高く、かなりの難関になる。そのため、基本的には単一戦闘である本編HARDのほうが、まだ楽と判断したのだ。本編シナリオでも、固定的を倒すことで、スキルブックを回収でき、多少なりとも戦力強化になるだろう…。

 ということで。チャプターセレクトで「8章:ゴールドソーサー」を選択し、HARDで物語を進めていく。なお、前回HARDのシナリオ攻略について書いたのは、
【5月8日の日記】(ギガトリス戦)であるため、実に3週間ぶりに本筋へ戻ってきたということになる。
 …さて、ここでは、様々なサブイベントが開催される。が、既に12章で全ての要素を回収しているので、今回はムービーをスキップしつつ、さっさと進めていく。なお、シナリオ進行で必須となるミニゲームは、
「ディオの3Dバトラー(入園時)」「チョコボレース(ロンリー・ゲスの依頼)」「バギーシューティング(トードエボルブ後)の3つだ。このうち、チャプターセレクトでは、最初の3Dバトラーを除いて、スキップが可能となっている。よりによって、何故あのミニゲームをスキップ不能にした…?
 ――ちなみに、8章のデートイベントについては、初回プレイではエアリスが来てくれ
【日記:2024/3/24】、物語を盛り上げてくれたものであったが、今回は誰も来なかった。今作の好感度は、システム上、上がる一方であって下がることは無いので、理由は不明である。あれだよ、ほら、これはひとりカラオケ、ひとり焼肉、ソロキャンプなどに続く、ひとりデートってやつだよ。人類が更なる高みへ登るために、必要なんだ。

眠らせて、「ぶっぱなす」のリロードをしつつ、相手の隙を作る…ということ自体は合理的


8章:ゴールドソーサー その@ ダイン vs バレット
 チョコボレースを終え、マップを少し進むと、
ダインvsバレットのバトルが始まる。1人バトルは、攻撃はもちろん、回復や補助など、やることが多くなるため、息切れしやすく、難関となることが多い。それでも単発の戦闘というだけ、チャドリーミッションよりはマシだろう。
 そういうわけで、今回は、対策として、
スリプルとストップを連発する作戦を用意していった。まず、FF7リメイクシリーズでは、ST異常魔法について、「成功率は100%だが、耐性によって、発動可能回数と持続時間が異なる」という仕様になっている(ただし、今作から、命中率が100%でないST異常攻撃も出てきた)。そして、ダインは、睡眠とストップに取り立てて耐性を持っておらず、それぞれ3回まで発動させることができる。

 では、それぞれのステータスについて、説明をしていこう。まず、
スリプルは、お馴染みの、相手を眠らせる効果であり、自由時間を作って状況を立て直すことが可能となる。とりわけバレットでは、「ぶっぱなす」のエネルギーチャージを行えるというのが大きい。その他、ひたすら毒ダメージを与え続けたり、「ATBブースト」のクールタイムを稼ぐという手も良いだろう。もっとも、敵は少しダメージを与えると起きてしまう(魔法攻撃だと目を覚まさないというルールは無い)のだが、「@眠った瞬間に全ての行動が中断され」「A起きてからもすぐ行動が再開できるわけではない」ため、単純に眠らせて起こすのを繰り返すだけでも有用だ。これを3回まで行えるというのは、バトルにおける非常に重要なポイントだ。
 また、
ストップについては、敵行動を封じられるのは同じだが、攻撃しても目覚めることは無く、超有用である。持続時間については、たったの10秒程度であるものの、アクションゲームでこれだけの時間を作れるというのは大きい。例えるなら、「ダメージが1.6倍にならないバースト状態」をコマンド1回で作り出せるような感じだ。ヒートやバースト時は、その状態のまま時間が止まる。ちなみに、リメイク第1弾も第2弾も同じく、無効にならなければ、「強耐性」(発動回数が1回まで)であっても、初回の持続時間は100%である。よって、無効ではない相手なら、少なくとも1回だけは、その高性能さを存分に活かすことができるのだ。強敵と戦う際には、そのストップ耐性について、真っ先に確認しておくべきと言えるくらい、重要なステータス攻撃である。

 そういうわけで。ダインについては、そのような睡眠とストップの効果を活かしてハメ殺しをしようとし…
上手く行かなかった。理由は、色々なコマンドを使いすぎて、ATBゲージとMPが息切れを起こしてしまったからだ。
 実際に、使ったコマンドを説明していこう。まず、敵は毒を無効化しないということで、「とりあえずバイオ」の感覚で、
「バイオ」を使っておいた。もちろん、今作からの新システムとして、2回かけて猛毒状態にパワーアップさせておくことも忘れない。また、ストップのために「●じかん」を装備しているため、自分に「ヘイスト」を使っておく。物理&魔法ダメージを半減する「ウォール」も使いたいな。回復はもちろん「ケアルガ」だ。魔法以外にも、ATB技の補助として、「ド根性」「魂の暴発」「エクストラマガジン」も使っていった。
 そして。それだけの準備を整えたうえで、
「スリプル」×3 → 「ストップ」×3で攻撃…としていこうとしたところ、予想だにしていなかったことに、ストップを1回放ったところでMPが尽きてしまった。こうなるともう、HP回復が行えないのはもちろん、補助が全て消えていたにも関わらず、新たにヘイストやウォールを唱えることもできない。しかも、バトルは既に終盤となり、敵は多彩な攻撃で猛烈に攻めてくる。完全に、流れを間違えてしまった。
 まあ、実際には、最後の最後でリミット技が発動可能となったため、HPもMPも残り僅かという危機的状況で、ギリギリの勝利を掴むことができた。リミット技は、高威力なことはもちろんとし、
演出中は無敵になるため、非常に使いやすいのだ。なお、同じく演出付きの技ではあるものの、連携アビリティにはこの性質は無いため、不適切なタイミングで使うと、大ダメージを受け、かえって不利になってしまったりする。

なんやこの劇場版みたいな構図


 そんな感じで。勝つには勝てたものの、今回は反省点が目立つ戦いとなった。要は、
手段を重視しすぎて、目的を見失っていたのである。
 やれ、私がやりたかったことは、「多数の補助を発動させたうえで、スリプル&ストップを3回ずつ決めて勝利」だ。しかし、これを1人で行おうとすると、
やることが煩雑すぎる。実際、バトルが長引いた結果、HP回復と補助により、どんどんMP消費が増えていった。そして、肝心の「ストップ」を1回しか使えずに、MP切れを起こしてまったのだ。ここに当初は、FF13ファンということで、ブレイブ&デプロテまで組み合わせようとしていた。そんなことをすれば、ATBゲージとMPの圧迫が更に悪化し、目をそむけたくなるような立ち回りとなっていただろう。
 ということで。今回バトルを上手く行うには、
使う行動を厳選し、防御を減らして、攻撃側にATBゲージとMPを使うべきであった。「ド根性」「ウォール」は確かに強力な防御手段だが、本作において、防御のために各種コストを割くというのは後ろ向きな行動であり、やればやるほど不利になる。回避やジャストガードといった、コストを消費しない(どころかジャストガードは有利になる)防御手段を使いつつ、どんどん前掛かり的に攻めていくべきだったのだ。

 そんなわけで、今回は、あまり良い戦いを行えなかったが、
それだけに、学ぶ点が多かったように思える。
 ほら、FF13だって、ついつい
ENHJAMで、全てのステータスを決めてから攻めたくなるものだ。しかしながら、ほとんどの敵はそこまで念を入れずとも勝てるし、バトル時間が長くなり、ゲームプレイがダレやすくなってしまう。それに、クリア後レベルの強敵となると、ステータス変化を解除する能力を持っており、そういう敵との戦いでは、全ステータスをゆっくり発動させていこうと思っても、上手くいかないことが多かった。
 そのため、超強敵との戦いや、「ボス戦タイムアタック」「FF13-2のクリスタリウム封印プレイ」
(13のそれはENHもJAMも魔法が少ないので除外)などといった縛りプレイでは、「いかに自然な流れで必要なステータス効果を発動させるか」が重要なキーポイントとなっていた。7リメイクシリーズも、同じである。強くなるためには、何でもかんでも補助を掛ければ良いというわけではない。もっと、必要な行動を厳選しなくては…。

(2024年5月31日)

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2024年5月26日(日)
[FF7R2/HARD] 「一陣の魔風」、ついにリベンジ成功!


 
敵のカード切れで勝つというのは、オシリスの天空竜を倒した時みたいな気分


 本日は、キアイをいれて、ミニゲーム枠の
「クイーンズブラッド:アルティメットサバイバル」「3Dバトラー:VS セフィロス」を攻略していった。
 …まず、「アルティメットサバイバル」のほうは、大好きなカードゲームなのだが、
途中でカードをドローできなくなる特殊な5連戦であり、最終戦が、カードシナリオのラスボスである「黒紅の女王」を模した性能であることもあって、無茶苦茶に難しい。
 ――というわけで。私は、自力での制覇を諦め、攻略情報を使用していくことにした。まず、
アルティマニア(税込2970円)で紹介されているデッキを使ってみたが、これは紙束であり、何がしたいのか全く分からず、もちろん勝てるわけが無かった。
 次に、ネットで調べてみたところ、デッキレシピとともに、
「5連戦のうち、4戦目まででカードを使い切って大差を付け、最終戦は放置で耐えよう!」という戦法が紹介されていた。それを試してみたところ、4戦目終了の時点で84-18、その後の5戦目はカードを置かれまくったものの、こちらからは全くカードを配置しなかったことで、「弱体化した敵/味方のカードの枚数で強化される」という効果を持つ「黒紅の魔女」無闇にパワーアップさせず、84-54で勝利ができた。ネットの攻略情報に負けるアルティマニア(税込2970円)くん…。

 続いて、3Dバトラーのほうは、相も変わらず、
ただ理不尽なだけの糞ミニゲームなのであるが、既に私は、神羅課長で苦汁を嘗め尽くしている【日記:2024/5/18】。そのため、最強のセフィロスと言っても、極端に苦しいという感じはしなかった。体感だが、神羅課長と同じくらいの強さだろうか。やれ、ルーファウス新社長はもちろん、クラウドたちが来るまでずっとぶら下がっていた前社長といい、神羅社員はこれくらいの戦闘力がデフォなのか…?
 ――そして。セフィロス撃破では、トロフィー関連の物品のほか、戦闘アクセサリとして、
「リボン」が手に入る。もっとも、7リメイクシリーズは、攻撃側圧倒的有利の作風であり、防御や回避でST異常を防ぐ手段も存在するため、”ターン制RPG作品におけるリボン”ほどの重要性は無い。それでも、今後とも難関の多い戦闘ミッションにおいて、大いに活躍をしてくれるだろう。ちなみに、2個までの個数限定品であり、もう一つは、“ザックスと共闘をする、特殊な高難易度ミッション”の完全攻略で手に入るようだ。そちらよりは、まだミニゲームのほうが楽なのかな…。

モルボルグレートの蛙化現象は、即死とほぼ変わらないので、絶対に防がなければならない


 というわけで。トロフィーコンプリートの条件にもなっている「ジョニー・コレクション」について、難関とされるミニゲーム系を、一通り制覇することができた。
人間、やればできるものである。残すは、パレードや演劇といった、ストーリー中で行うミニゲーム、そして、戦闘系ミッションのみだ。
 …さて、その戦闘系ミッションについては、
「@メインシナリオのHARD」「Aゴールドソーサーのバトルスクエア」「Bチャドリーシミュレーター」の3つに分けられる。@は、攻略にかなりの時間が掛かる。Bは、高難易度ミッションともなると、「参加するのが各キャラ1人」「ザックスやセフィロスとの共闘」という特殊極まる条件の中、裏ボスクラスの強敵が5〜10連戦で登場するため、こちらも難易度はトップクラスと言えよう。

 というわけで、
真っ先に片付けることが可能なのは、「Aゴールドソーサーのバトルスクエア」である。が、これについても、残っているのが「Wトリオバトル」という、3人パーティAと3人パーティBを使用する2連戦のみであり、しかも敵側が、「『オープンワールドマップのボス』×2の組み合わせ」×2というヤケクソ気味の構成で、しかもそれが、少しだけ編成を変えながら、何度も繰り返されるというゲームデザインになっているのだ。
 …さて、敵の中には、ステータス異常で
★瞬殺★をしてくるモルボルグレート、とにかく硬いマインドフレア、何が何だか分からないキングズーなど、厄介な敵も多い。そんなモンスターたちと、何度も何度も何度も戦わせられるのは、さすがにダレる【日記:2024/5/10】のだ。
 ――ということで、ここはもう割り切って、
EASYモードで簡略化をしていくことにした。チャドリーシミュレーターのHARD限定ミッション以外は、EASYモードを使っても、何のデメリットもなく達成が可能なのだ。やる気が出ないまま、ダラダラと残していても、仕方が無いのである。

ユフィちゃんは、モーグリマント姿が一番かわいいよね…


 そんな感じで、ゴールドソーサーのバトルスクエアをコンプリートし、次はチャドリーのほうへと足を進めていく。
 ――さて、さすがに、こちらはHARD限定の高難易度ミッションが存在するということで、EASYでの簡略化はできない…と思いきや、そう言えば残っていたよ、
「一陣の魔風」が…。このミッションは、カッチカチの「マインドフレア」と、柔らかい上に自爆する「ネオヴァギドポリス」×2が同時に登場する中で、必ずマインドフレアから先に倒さなければならないという、なかなかアチアチなミッションである【日記:2024/4/1】。そういうわけで、私はEASYで簡略化をしようとして…やめた。さすがに、こういうミッションには、しっかりお礼参りをしてやらねばならないのだ。

 敵のマインドフレアには、
連携アビリティを当てると、一発でヒートをするという特徴がある。そのため、「●せんせいこうげき」「●ATBブースト」といったマテリアに、「チョコボ王のマント」「エルメスの靴」と言ったアクセサリを組み合わせ、開幕からATB技を連打し、早期に連携技発動の条件を満たしていく。キャラは、無闇やたらと攻撃を行って使い魔を倒してしまわないように、クラウド&ユフィの2名のみである。
 …そして。バトル開始後、まず行うのは、「スリプル×
2回で、使い魔のネオヴァギドポリスを眠らせることだ。ネット上だと、「●はんいか」で全員を眠らせる攻略が多いようだが、それだとマインドフレアも眠ってしまうため、私の考えでは、本体を眠らせずにおびき寄せる作戦のほうが良いように思われた。その後、少し攻撃をすると、クラウドとユフィの連携ゲージ(=ATBゲージの消費量)が、それぞれ3つずつ溜められるため、そこですぐに、クラウド×ユフィの連携アビリティである「迅雷風烈」を発動する。それで、マインドフレアをヒートさせられたため、一気にバーストし、大ダメージを与えていく。
 ――しかし、マインドフレアもなかなか硬いということで、開幕バーストで即座に倒せるほど、甘い相手ではなく、2割ほどのHPが残ってしまった。だが、ここで、更に少し攻撃を加えて、
2つ目の連携アビリティである「雲外蒼天」を発動させていく。やれ、連携アビリティは、2回目以降については、消費ゲージ数が増加し、発動が難しくなる。だが、名称の異なる技については、この縛りは無い。なるほど、同キャラの組み合わせで複数の連携アビリティが存在するのは、あまり意味が無いと思っていたが、「異なる技を低コストでどんどん使ってもらおう」という意図があったのか!
 そういうわけで、2回目のヒートによって瀕死の相手を拘束し、バーストするまでも無く、マインドフレアを撃破できた。そうなると、もうあとは、ネオヴァギドポリスなんて屁でもないため、適当に「ブレイバー」あたりを当てて、三枚おろしにしていった。

 以上!
これにて、「一陣の魔風」、達成である。
 …なお、このミッションは、作中タイミングで言うと、中盤のゴンガガエリアの攻略中に解禁をされ、青魔法
(てきのわざ)「マインドブラスト」の習得条件にもなっている。つまり、何ということは無い、町でアンケートを取らされる位のミッションとして用意されていたようだが、明らかに他と比べて難易度が高く、ここだけクリア後クラスのレベルとなっている。
 ――やれ。確かに、難易度曲線が均等でないゲームのほうが、プレイヤーの印象には残りやすい。
だが、さすがにこれはやりすぎであろう。ひょっとすると、今から10年・20年が経ったとしても、「一陣の魔風」という名称は、畏怖の対象となっているかもしれない…。

(2024年5月31日)

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2024年5月25日(土)
死人の告白


 
この後の、男と男の殴り合いが、EXTREMEだと凄く難しいらしい…(そんなに難しくない)


 漫画・ゲーム・映画などで、ありがちなシチュエーションが、
「死人の告白」である。率直に言おう。クソ格好いい!
 …まず、上の画像は、名作ゲーム:
「メタルギアソリッド(1)」からである(ゲームキューブリメイクの「ツインスネークス」版)。私も、原作をプレイしたのはもう20年以上も昔だが、このシーンの良さは、よく覚えている。
 ――では、内容を説明しよう。これまで、敵として登場し続けた
サイボーク忍者(グレイ・フォックス)が、その命を散らせて戦いを挑む前に、ライバルであるスネークに対し、義理の妹であるナオミへの伝言を頼む。「お前の両親を殺したのは、実は俺だ。だから、本当の仇は俺だと伝えてくれ」と。その後、グレイ・フォックスは、ラスボスであるメタルギアREXと戦い、壮絶な最期を遂げる。だが、エンディングで、スネークとナオミと話した際には、託されていた言葉ではなく、「俺のことは忘れて、自分の人生を生きろ」「君のことを愛している」という“伝言”を告げるのであった。

 さて、初プレイ当時、10代なりたてくらいだった私は、
「なんで託された言葉を伝えないの?」と、小学生並みの感想をいだいたものだった。
 …だが、今なら分かる。
スネークは、誰も傷つけたくなかったのだ。全てが終わったあとに真相を伝えても、何も解決できず、行きどころのないナオミの復讐心が沸き立つだけである。だが、スネークさえ秘密を守り通せば、ナオミの中では、「グレイ・フォックス」という人物は、永遠に良き兄で居られる。そう思って、スネークは、自分だけで秘密を飲み込むことにしたのだ。

フリオはゴクッ…だけのキャラじゃないぞよ


 似たようなシーンとして、更に時代を振り返り、
「ファイナルファンタジー2」の例を挙げてみよう。初登場はファミコンであり、シリーズ2作目という初期であるものの、キャラクターレベルを廃して熟練度という成長システムを取り入れ、ストーリー要素も大幅に強化した意欲作である。ちなみに、“FFシリーズの伝統的要素”とされることの多い「メインテーマ」「クリスタル」が、早くも未登場という特徴も存在したりする。
 …さて、FF2は、
よく人が死ぬことでも知られているが、そういった人物の中に、「スコット」というキャラが居る。仲間キャラクターとして加入するヘタレ王子:ゴードンの兄であるが、本編開始時点で、既に帝国軍との戦いによって重傷を負っており、主人公であるフリオニールたちに「リング」というアイテムを託して、死亡する。その際、反乱軍リーダーである「ヒルダ」とは恋仲だったようであり、最後に彼女への想いを託そうとして…やめる。死人が告白をしても、彼女を悲しませるだけだと。その意志を尊重して、フリオニールは、ヒルダに会った際にも、何も伝えないのであった。
 ――ちなみに。FF1・2は、多数のバージョンが存在し、各種の文言については、2004年のゲームボーイアドバンス版を境とし、大幅に書き換えられたことが知られている。しかし、このスコットについての流れは、ファミコン版の時点から同じである。

 ところで。この手の「死人の告白」
伝えてしまった場合は、どうなるのか。その例も、実はFF内に存在している。
 …さて、あの
「ファイナルファンタジー6」では、主人公格の男キャラである「ロック」の過去に関わる、「レイチェル」という人物が登場する。レイチェルは、過去にロックと冒険をする中で、記憶喪失となるほどの重傷を負った。それにより、ロックを突き放すような心無い言葉を投げ掛け、それにより、ロックは村を出ていってしまった。だが、死の直前に記憶を取り戻し、ロックの名を呼んでいたという。それらの事実を、ロックは激しく後悔し、以降、酷い目に遭っている女性を見ると、無理をしてでも守りたいと思うようになってしまった。一方で、ティナやセリスといった魅力的な女性たちと出会っても、レイチェルへの負い目があるためか、本格的な恋仲へ進むような気持ちにはなれなくなった。レイチェルの「死人の告白」が、生者であるロックを縛ってしまったのである。
 ――しかし、そのような事態は、レイチェルの望むところでは無かったようだ。第2部である“崩壊後”のシナリオを進めていくと、幻獣フェニックスの力により、一時的にだけ、ロックとレイチェルは再会をできる。そこで、レイチェルが伝えたのは、感謝と、自分が幸せだったということ、そして、「あなたの心の中のその人を、愛してあげて」という言葉である。つまり、
自分のことは忘れて、ロックに、いま好きな人と幸せになってほしいと告げているのだ。
 さて、作中では、その後の展開について、多くは語られていない。だが、このレイチェルの言葉に救われて、
ようやくロックは縛りから解放され、未来に進めるようになったはずだ。実際、レイチェルは、「この私の感謝の気持ちで、あなたの心を縛っているその鎖を、断ち切ってください…」という、異様にポエミィなセリフを語っていたりする。死人が生者を拘束し続けるなんて、彼女はやりたくなかったのである。

レイチェル「わりぃ、やっぱ幸せだわ」


 とまあ、こんな感じで。ゲーム作品においては、その黎明期から格好いいシーンとして知られる「死人の告白」だが、もちろん現実世界では、
絶対の禁忌であり、それこそ、死んでもやってはいけない。
 …やれ、ただでさえ、現代はコンプライアンス遵守が重要視されており、脈の無い状態での告白は、
コクハラ=告白ハラスメントなんて言われる時代だ。“脈のない状態”…つまり、死にながら告白することである(※そういう意味ではない)。ほら、話す死体がいるよ
 ――何はともあれ。ゲームと現実は区別しなければならない。私は、生きるのも死ぬのも、自分の勝手だとは思うが、少なくとも、今の時代をキラキラしながら生きている若者たちにだけは、迷惑を掛けたくないなと思っている。
ルールとマナーを守って、楽しく生きる!!

(2024年5月31日)

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2024年5月24日(金)
投資界隈に蔓延する「 厨 二 病 」


 
俺と踊れ、宿儺よ。 ー太鼓を叩くたびに 相手が打たれるー


 投資信託の名称には、
厨二病がはびこっている。だが、それもまた、良きものなのである。
 …まずは、「これさえあれば何もいらない」というレベルの、最強の全世界株として人気である、
投資界隈の五条悟「eMAXIS Slim 全世界株式」、この読みは、「イーマクシス・スリム:ぜんせかいかぶしき」だ。前半の英語部分は、左右や上下に対称の文字が多く、見た目の時点で美しい。また、発音としても、言葉の意味はよく分からんが、とにかく凄い自信であり、声に出して読みたい日本語となっている。
 ――更に、後半部の「全世界株式」については、
世界は会社ではないので、その“株式”というのは、一見すると意味が分からない。その心は、“世界の何千という株が詰め合わせにされたセット商品”ということなのだが、難しい専門用語や横文字を使うのではなく、「全世界」と「株式」という、小学校卒業レベルで分かるような用語を使って、異質な造語ではあるものの、意味が伝わる単語としている。「全世界株式」というシンプルな字ヅラは、他分野で言えば「東京大学」みたいな感じで、一切の無駄がなく、最強である。もう、これを上回るのは、未来永劫、出ないのではないだろうか。
 ちなみに。私は、主に楽天証券を使って取引をしており、全世界株の枠としては、“楽天ポイントの付与を前提として、ほんの僅かだけ手数料で勝る”という「楽天 オールカントリー株式 インデックス・ファンド」を、積立購入している。ただ、
「オールカントリー株式」は、残念ながら、あまりピンと来る用語ではない。“全世界株”という名称を使用しないのは、「楽天 全世界株式 インデックス・ファンド」が、既に存在しているからだ。こちらは、少し古い商品であるため、信託報酬がやや高く、今となっては選ぶ理由が無い。総合して、名前だけを見れば、「eMAXIS Slim 全世界株式」の圧勝である。実際、SBI証券・マネックス証券・PayPay証券といった、サイドアームの証券会社で買うのは、全て「eMAXIS Slim 全世界株式」だ。

 さらに。もう一つ、
「たわらノーロード 先進国株式」というものを挙げておこう。私が、iDeCo枠で、毎月2万3000円を積立購入している商品だ。iDeCoは、60歳まで引き出せず、「年金」としての性質を強く意識されているためか、金融商品の選定が異様に厳しく、どの会社もラインナップが少ない。そして、基本的に、「消費者が儲かる投資信託」=「販売会社が儲からない商品」であり、その逆も然りだ。例えば、「利子:2円」で私の理性を粉砕した【ゆう◯ょ銀行のiDeCo】を見てみると、どこからこんなゴミ集めてきたの? という商品ばかりが並んでいる。これで、“運用管理手数料”とか言って、月259円の手数料まで追加で奪っていく(※イオン銀行や楽天証券などは、この枠は「0円」)。こういったものを、金融リテラシーの高くない人々に、言葉巧みに長期契約させ、株の成長によって本来得るべき利益を、証券会社とゆ◯ちょ銀行で天引きしていくのだ。騙すほうが悪いに決まっている。
 …さて、私が使っているイオン銀行iDeCoについても、商品ラインナップは大概なのであるが、一つだけ、
「たわらノーロード 先進国株式」の優秀さが光っている。これが無ければ、間違いなく私は、イオン銀行でiDeCoを開いていない…。“たわら先進国”は、欧米を中心とした先進国に投資するファンドであり、基本的には、全世界株と同じであると考えて良い。手数料も安く、私が、投資計画ポートフォリオの中核に据えられると思える、数少ない商品の一つだ。あ、「運用計画の中心に据えられる」というのは、人間で例えるなら、「この人と結婚して、残りの人生全てを捧げても良い」くらいの意味です。
 ――そして。たわら先進国は、
名前アドバンテージについても優れている。「たわら」は、字面も響きも柔らかい感じであるが、「米俵」などで示されるような、豊かで安定した生活というイメージも持ち併せる。また、「ノーロード」というのは、ロード時間が短い…というわけではなく、「購入時/売却時手数料が無料」という意味である。やれ、今では、そんな手数料を取っている投資信託は議論の対象外なのであるが、たわらちゃんたちが販売を開始した2015年には、画期的な施策だったのだろう。そして、「たわらノーロード」という組み合わせで、分かるような分からないような独特の浮遊感を表現しており、ついつい気になってしまう。「先進国株式」の部分は、「全世界株式」と同じ理由だ。「たわら」「ノーロード」「先進国株式」この3つが、絶妙な存在感を醸し出し、こちらも、声に出して読みたい日本語となっている。

FANGと言えば、やっぱり私にとっては、FF13キャラ


 ではでは、
日本の証券会社だけが厨二病なのかというと、もちろん、そんなことは無い。例えば、私が、「米国株式」枠にて、少量をドル建てで保有している、“全世界株”「VT」は、正式名称を「ヴァンガード:トータル・ワールド・ストック・インデックス・ファンド(Vanguard: Total World Stock Index Fund)という。にわかには信じがたい衝撃的な名称で、声に出して読みたい英語となっている。
 …また、一般ニュースで耳にすることの多い用語は、今なら
「GAFA(ガーファ)」なのだろうか。これは、世界の経済成長と技術革新を牽引する、米トップ企業の頭文字を取った言葉…なのだが、「G」が出てきた時はGoogleであること以外、微妙に異なっている場合が多い。Aがアルファベット(Googleの運営会社)だったりアップルだったアマゾンだったり、老舗の最強企業であるマイクロソフトが入っていたりいなかったり、Nがエヌビディアではなくネットフリックスだったり、フェイスブックはFだったりMだったり(Meta:運営会社)と、もうメチャクチャだ。
 ――さらに、略語についても、GAFAM
(ガーファム)と呼ばれることもあれば、投資信託で人気のFANG(ファング)なんて表記まで存在する。その他、似たような文字が多いためか、「FAAA」(ファーwww)とか「FAANG」(ファーwwング)「FANNG」(ファンンーwwグ)みたいな略称まで乱立しているようだ。多分、アメリカ人兄貴たちにとっては、こういうイニシャルを取るのが、最高にCOOLってやつなのだろう。USA! USA!!

 というわけで。日本やアメリカだけでなく、恐らく世界中の投資界隈は、厨二病で溢れているのだと思われる。
だが、だからこそ面白いのだ。
 …やれ、“投資”と言うと、ギャンブル狂のように思われたり、金だけが目当ての売り買いを繰り返すように考えられていたり、果ては頭の良い人しか稼げないから自分には関係ないと突き放されたりと、何かと“普通の人々”からは冷ややかな目で見つめられることが多い。しかしながら、投資には、まず間違いなく、
楽しさが存在する。それも、「金融商品の名称」という、厨二病的な魅力が、だ。
 ――実際、私自身も、今回日記で登場した
「投資界隈の五条悟(eMAXIS Slim 全世界株式)を始めとし、「半導体の“巨人”(エヌビディア)」「最強神(楽天 SOX インデックス・ファンド)なんていう、“子供の遊び”みたいな用語を、あえて積極的に使っている。だが、投資が遊びで、何が悪い。インデックス投資で、最も優れているのは、最終的には必ず儲かるギャンブルであるところだ。だから、その過程では、楽しんだ者が勝ちなのである。厨二病を黒歴史と全否定してしまうのでは、まだまだ2流だ。自身に潜む厨二病を認めてこそ、真の1流なのである…。

(2024年5月31日)

登録タグ/ 投資
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2024年5月23日(木)
[FF7R2/HARD] 二本指で弾くのも難しいものだな


 
レッドXIIIに演奏させろ💢


 FF7リバースのプレイは、トロフィーコンプリートのために、
ミニゲーム系を片付けていく段階になっている。通常、何度か遊べば最高評価を取れる程度のものが大半を占める中で、ネット上で名指しで恐れられている方々は、やってみると、そのキツさが分かるという感じだ。
 …例えば、空チョコボで滑空をして得点リングをくぐるミニゲーム:
「フープ・デ・チョコボ」は、最高ランク=満点であるため、一つでもワッカ(一発変換)を逃してしまえば、0点と同じだ。そして、3つある中でも、上級ランクの最後から2つ目の500点が異様にキツい。やった人は分かると思う。
 ――ただまあ、このゲームは、見えない空中のラインを一筆書きするだけではなく、
実は後戻りが可能である。もちろん、自由に何度でも繰り返せるわけではない。ただ、上級ランクでは、「7000点を取ったあとに戻る」というパターンを作ることで、論点を、「以降のゲートをくぐる際に、スティック下を倒すタイミングをいつにするか」というところまで単純化できた。これもまあ、やった人は分かると思います…。

 その後は、意外なところで残っていた、
ピアノのミニゲームも進めていく。これは、左右スティックを倒すことで楽曲を演奏するタイプの音ゲーであり、低難易度のものは、楽しめる内容となっている。が、トロフィー条件の一つにもなっている、「二本足で立つのも難しいものだな」(レッドXIIIのテーマ…ではなく、ウォールマーケットBGMのアレンジ)が、それまでとは一線を画した難しさになっているのだ。
 …さて、この曲の何が難しいのかと言うと、
どの音を演奏しているのか、もはや全く分からないということだ。音ゲーには、「元楽曲の音のうち、一部を担当して演奏するもの」(beatmaniaなど)「元楽曲の音とは関係なく、ボタンを押していくもの」(DanceDanceRevolutionなど)が存在し、FF7リバースのピアノは、前者に相当する。しかし、ピアノということで、音色は一つしか無い。つまり、楽曲を聞いていても、どの音をキー入力すれば良いのかが、不明のだ。さらに、「判定ラインが一直線に並ぶタイプの音ゲー」は、コナミが特許を取っているためか(※もっとも、例のアレである3Dカメラ特許とは異なり、音ゲーのこれを特許化するのは妥当であるが…)映像からも、どのタイミングでスティックを倒すべきなのかが分からない。もちろん、正拍と裏拍を色分けするような機能も無い。演奏をするタイミングが、音でも分からないし、見た目でも分からないのだ。どうしろと?
 ――とまあ、そんな感じなのに、くだんの「二本足で立つのも難しいものだな」は、中盤から、かなりゴチャっとしたリズムで、難しくなっている。もっとも、原曲については、特に構成が難解というわけではないため、ひとえに、
このピアノの音ゲーが、複雑な演奏には全く向いていないということなのだろう。最低でも、練習モード的なものを用意してほしかった…。

 というわけで。7リバースのピアノは、スティックを倒すという簡単な操作性もあって、ある程度の難易度までなら、楽しんで遊べるものである。しかし、演奏難度が上がると、
指数関数的にクソゲー度が増していってしまう。やれ、更に難しい「闘う者たち」、そして「片翼の天使」を、一切の報酬およびトロフィーの条件にしなかったのは、妥当な判断であろう。
 ――それでも、
「二本足で立つのも難しいものだな」のたった1曲が存在するだけで、ピアノ音ゲーは、他の難関ミニゲームと並ぶくらいに、畏怖すべき存在になっている。実は私は、音ゲーとリアルピアノの両方に心得があるのだが、そんなものは何も利点にもならかった。このあまりの難しさは、アレだ。レッドXIIIが二本足で歩くことを難儀に感じているのに掛けて、二本でピアノを弾くのも難しいということを伝えたかったんだよ…!

(2024年5月31日)

登録タグ/ ゲーム一般 FFシリーズ FF7
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2024年5月22日(水)
新ジャンル:「雑穀ごはん」


 
ライス(笑)


 最近の私は、
「雑穀ごはん」を炊き始めた。白米に、「あわ」「きび」と言った、種々の穀物を追加して炊き、それを米料理として楽しむものである。麦の栄養価が足されるうえに、色や風味が変わるため、普段とは少し違った米食が楽しめるようになる。
 …さて、私が、雑穀ごはんを始めてみた理由は、
とにかく米のストックが多すぎるからだった。ふるさと納税【日記:2023/10/1】で、押せ押せをしてしまったのが理由とはいえ、現在の所有量は、未開封分だけでも35kgであり、「2合で3食」という、やや多めのペースで食べていったところで、350食分に相当し、1日2食を食べても約半年が掛かる。精米済みの米は、時間とともに普通に劣化するので、これを何とか手早く消費したくなったのだ。

 そんな米環境において、私が最初に思い付いたのは、
日の丸弁当である。ご存じ、白米の真ん中に梅干しを置いただけの、極めて簡素な弁当であり、現代となっては、さすがにネタ感が強い。いっぽうで、昼食を娯楽として楽しむのではなく、あくまで“間に合わせの食事”と考える場合には、作りやすさに加えて、最重要の栄養素であるカロリー量、そして意外に侮れない梅干しによる風味の変化など、なかなか優れたお弁当と言える…かもしれない。
 …だが、私の場合、「弁当箱が丸い」うえに、「容器が3つある」ため、
ニセ日の丸弁当となり、ネタ感が更に高まってしまう。また、玄米(精米していない状態の、茶色い米)とは異なり、白米は栄養価が偏っているため、それだけを常食し続けるというのは、さすがにちょっと気になってしまう。

 というわけで。私は、先日のお客さま感謝デーの際に、イオンの米コーナーにて、玄米を手に取ろうとして…
やめた。いやいや、そもそもの出発点が、「多すぎる米のストックを早く消費したい」なのだから、ここで米を増やしてしまったらアホでしょ。
 …そういうわけで、私は、玄米を買うのではなく、
「雑穀ごはんの素」を購入してみた。普段通り研いだ白米に、少量の「雑穀ごはんの素」を入れて炊くことで、手軽に雑穀ごはんが楽しめるという商品だ。私が買った物は、業務スーパーにて1kg700円程度だ。少し高いが、米に加えて増量ができるし、それに、少量で炊き込みご飯風の料理が楽しめると思えば、もはや激安と言っても過言ではない。
 ――やれ、本家と言える「炊き込みご飯の素」は、今や3合分
(4〜6食程度)で150円くらいするのが普通となってしまい、米部分の値段を一気に2倍に引き上げてしまう(白米の値段を、「5kg2000円」とする。炊いていない状態で、1合=150gのため、1合の値段は60円であり、そこに電気代などの少量のコストが加わる。3合150円の炊き込みご飯の素は、1合あたり50円であるため、それを利用すると、60+50=110円と、1合の米の値段が、約2倍に膨れ上がってしまう)。もちろん、「米自体を料理にできる」「炊飯器に入れて炊くだけなので、手間が無と言えるくらいに少ない」「炊きたての食感を最大限に味わえる」「クソ漫画:『ほったらかし飯』の気持ちになれる【日記:2024/5/12】など、メリットも大きい。だが、それらの点を勘案したとしても、「炊き込みご飯の素」は、私としては、“バリエーションの一つとしては取り入れられるが、常用しようとは思えない”という程度の評価である。やはり、値段の話は、大きいのだ。

ミックスナッツならぬ、ミックスごはん


 そういうわけで。私は、最近では、
「雑穀ごはん」を炊いて、夕食や、翌日のお弁当枠として楽しんでいる。なお、出発点が「日の丸弁当」であったため、梅干しも購入しており、3つの弁当容器のうち1つは、少し赤くなった日の丸弁当になっている。だが、そうやって、様々な色が混じり合った日の丸にも、また新しい魅力が存在する…のかもしれない。
 ――なお、弁当箱の残り2つの容器については、日の丸弁当を足していくという案もあったが、現時点では、いつも通り「みそ汁」「サラダ」を入れる場合が多く、余裕があれば、申し訳程度の肉料理
(※内容物はほとんど野菜)が詰め込まれたりもする。

 さて、そんな私の、「雑穀ごはん」の感想はと言うと…まず、味については、
ほとんど変わらない。少なくとも、私程度の味覚だと、炊いたご飯が持つ基本的な食感を、少量の雑穀が、大きく変えることは無いように思われた。また、栄養価についてだが、そもそも私に足りていない栄養価はであるため、穀物をいくら足したところで、どうしようもないのである。“ダイエット”? いや、むしろ、太りたいくらいなんだけど…。
 ――では、この「穀物ごはん」の、何がそんなに良かったのかと言うと、それは、
ご飯の彩りが変化することである。これが、意外と大きいのだ。ただの白米ではなく、「全体がほんのり赤く、つぶつぶとした雑穀が入っている」という、雑穀ごはんの見た目の違いは、思った以上に、食事をする際の気持ちを、楽しく変えてくれる。「味」「栄養素」といった物理的な面と同じくらいに、「見た目」という情報面も重要なのだ。ついでに、外見が赤飯によく似ているため、私にとっては、大量に余っているごま塩を消費するためにも役立ってくれる…というメリットもある。

 というわけで。新登場した「雑穀ごはん」は、これから頻繁に、私の食生活へ採用されることになるだろう。
 …やれ、ゲーム的な表現で言うのなら、毎日の食事は、「最強の技だけを繰り返せば良い」という内容
ではない。確かに、完全栄養食だけを延々と食べ続けるのは、無駄が無いかもしれない。だが、全員で「アルテマ」だけを連発するようなご飯は、ワンパターンで味気なく、酷くつまらないのだ。食生活は、「直前と違うコマンドを使用すると、ボーナス値が得られる」というシステムなのである。やっぱり、世界はFF13だった…。

(2024年5月31日)

登録タグ/ 食べ物
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2024年5月21日(火)
携 帯 電 話 2 台 持 ち


 
サ終したはずのPHS、何故か我が社では未だに使用できています…


 最近、私は、
携帯電話を2台持ちするようになった。理由は、最強ポイ活のTikTok Liteが、激しくメイン端末を圧迫していたからである。
 …さて、皆さまご存じの通り、スマートフォン型の携帯電話は、完全に1人1台の時代となった。しかし、それだけに、
携帯電話へ生活のための機能が集中しすぎている。時刻表、音楽プレイヤー、カメラ、ゲーム、目覚まし時計、カレンダー、電卓、財布…かつては、専用端末や、または非電源系の物理アイテムを使っていたものが、全てスマホ1台で何とかなる。凄い時代になってしまった。
 ――だが、そうなると。携帯電話が、ある日とつぜん使えなくなった場合のリスクも、当然のごとく大となる。
携帯電話が壊れたら、時間通りに起きることすらできないという人は多いだろう。もう今となっては笑い草だが、ステイホームなんてやっている際に携帯電話が消滅したら、社会との関わりが完全に消滅していたかもしれない。そして、カメラ機能で撮影した写真は、大事な仕事用のメモだったり、はたまた大切な思い出だったりするため、予告なくそれが読み出せなくなってしまうというのは、人がいきなり死ぬのと変わらず、恐ろしいものである。

 そういうわけで。私は、「携帯電話2台持ち」を行うことにした。ただし、いわゆる2台持ち層と異なるのは、
「@サブ端末は通信契約をせず、家のWi-Fiのみで使用していること」、そして、「A2台目を持つ理由が、『TikTok Liteによる端末の圧迫を緩和するため』と明確であること」だ。
 …まず、@について、ネットで「携帯電話2台持ち」と検索すると、どうも、2台とも通常の通信契約をして、かつ、2台両方を外出時に持ち歩くということが想定されているようだ。なるほど確かに、
人間には手が2つあるし、目も2つ付いているので、二丁拳銃ならぬスマホ二刀流で、攻撃力が2倍にアップしますねー…って、アホかっ!! 現在の携帯電話は、1台でも使いこなせないくらい高性能なのに、それを2台同時に使用できる場面など、かなり限られているだろう。それに、2台同時に通信契約をするとなると、通信料金が2倍掛かるというデメリットが発生する。もちろん、特殊な業務をしている人や、私が「パソコン+携帯電話」と使い分けている感覚で「携帯電話@+携帯電話A」と役立てられる人など、スマホ二刀流で火力を2倍にできる人もいるかも知れないが、そうでない限り、2台持ちは、デメリットのほうが大きくなってしまうだろう。
 ――だが、2台目を、「家で使うサブ端末」と割り切れば、新たな通信契約を行う必要は無い。Wi-Fi環境があればそれで良いし、そうでなくとも、1台目の通信をテザリングすればOKだ。何なら、
お古となった携帯電話をそのままサブ端末とすることで、本体代すら必要なくなってしまう。

 それでも、現在の携帯電話は、たった1枚の平たい端末で、極限に多彩な機能を持っている。
つまり、1台あれば十分であり、それが2台同時に必要という状況は、なかなかもって限られる。だが、私には、そんな場合が存在するのだ。そう、メイン端末が「TikTok Lite」で専有されている時間である。
 …やれ、これまで何度も述べてきた通り、「TikTok Lite」はポイ活=ポイント収集活動において、
他を寄せ付けない、桁外れの効率を誇る。ただ、そのポイント獲得条件の一つに、「動画を見続ける」というものが存在するため、結果として、ポイントを集めている間、携帯電話を専有し続けるのだ。ポイント付与対象となるのは、1日あたり3時間であるが、平日だと自由時間の多くを要求されるため、かなり運用が苦しくなっていた。だが、サブ端末を採用することで、そのTikTok Liteによる圧迫を回避して、ネットサーフィンや音楽を聞きながらの家事などが可能となるのだ。
 ――さて。私の場合は、「ポイ活」という、かなり特殊な状況ではある。だが、皆さまにも、似たような携帯電話端末の圧迫は、多く起こるのではないだろうか。そう、
ソシャゲである。ソーシャルゲームは、作品の特性上、「マラソン」と形容されるような、周回/長時間プレイを要求されるようなことが多い。それによる端末の制約は、なかなかもって激しくなるだろう。だが、サブ端末を使えば、ソシャゲの周回中にも、携帯電話の機能が使用可能になる。攻略情報を調べることに使えるほか、暇つぶしをしながら走るなど、端末圧迫の問題を、かなり軽減できるようになるはずだ。
 ちなみに、毎回言っていますが、「TikTok Lite」には紹介サービスもあり、お互いが5000円相当を獲得できるそうなので、もしご協力していただける方がいらっしゃいましたら、【こちらのリンクから登録】をしていただけると、私は凄く助かります…。

し…死ぬのか!? 僕は死ぬのか!!


 ちなみに。私が、現在メイン端末としているのは、Galaxyの
「A22」(2021年)という、安価な端末である。まあ、安かろう悪かろうという感じであり、次はまた日本メーカーに戻ろうかな…と思っているくらいだ。しかしながら、買った以上は、寿命が来るまでしっかり使ってやろうと思っている。まあ、値段5倍のiPhoneを購入したところで、間違いなく、私は5倍の価値を引き出せないだろうしなあ…。
 …そして、サブ端末として、通信契約なしで家の中のみで使用しているのは、一つ前に使っていた、Xperiaの
「XZ1 Compact」(2017年)である。今では絶滅した、コンパクトタイプの携帯電話であるが、私はこれくらいの大きさが好きであった。買い替えた理由も、元々が中古購入であり、電池が弱かったというのが理由であり、完全に壊れて使用不能となったわけではない。
 ――そういうわけで。私は、メイン端末が使用不能となっている時間帯に、サブ端末として、
お古のXperiaを活用している。前述した「TikTok Lite」でポイ活をしている際はもちろん、Galaxyは電池が弱ってきた(USB経由の1.5Vだと、充電が極端に遅くなる?)ため、充電中にサブ端末を音楽プレイヤー等として使用可能になるというのは大きい。さらに、電池以外の部品についても、2台を使うことで、劣化速度を抑えられるだろう。とまあ、このように。私にとって、家限定での2台持ちは、大きなメリットが存在するのだ。

 やれ、かつては5万円程度が一般的だったスマートフォン型携帯電話も、今や
10万円を超えることが珍しくなくなった。もちろん、その驚異的な高機能/高性能を考えれば、妥当な値段ではあるし、今ではパソコンを超えて毎日使う端末なのだから、少しくらい奮発しても惜しくないという意見は分かる。
 …ただ、それだけ高価な機械なのだから、
できるだけ長持ちさせてやりたいし、そして壊れるその日まで、しっかり仕事をさせてあげたい。そして、「お古の端末を、家の中でサブ端末として使う」のは、古くなった携帯電話に、幸せな老後を送らせてあげられる方式かもしれないのだ。正直、自分でも、「家限定での携帯電話2大持ち」が、ここまでしっくりくるとは思っていなかった。皆さまも、ちょっくら試してみてはいかがだろうか?

(2024年5月31日)

登録タグ/ 機械一般
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2024年5月20日(月)
「ゴッドイーター」の思い出


 
この厨二病全開のキャラたちがいいんじゃねえか!!


 最近、YouTubeのオススメに、懐かしの「ゴッドイーター」シリーズの楽曲が出てきたので、話題にしてみることにしよう。
 …さて。今では、もう名前も全く知らない人も多いだろう。
「ゴッドイーター(GOD EATER)」は、第1作がPSP時代に発売した、いわゆる「狩りゲー」である。販売会社はバンダイナムコ、制作は「シフト」という会社が担当していた(『1』『バースト』『2』『レイジバースト』『リザレクション』)。当時、いくつも発売されていた、単なる“モンハンのパチモノ”と思いきや、ゴッドイーターでは、ハイスピードなアクションが楽しめたこと、オンライン(※当時は複数のPSPを持ち寄ったリアル会合がほとんど)でなくとも4人の共闘を行えたこと、厨二病全開のマンガ的なキャラクター、そして大作RPGがごとく壮大なストーリーが用意されているなど、モンハンに無い独自の魅力を誇っており、発売当初から、少なくない人気を誇っていた。

 そして、初代に続く本編ナンバリングの『2』については、
例のアレで、本家のモンハンシリーズが3DSに完全移籍をしていた際に、PSP/Vitaにて発売が為された。そのため、代用品としての需要もあって、大ヒットをした。
 …やれ、当時から既にDL版はほぼ全てのソフトに存在していたため、「日本でのパッケージ売上」という参考記録ではあるものの、後にヒットした「マインクラフト
(Vita版)に次ぎ、「ゴッドイーター2」が第2位、その追加パック版の「レイジバースト」が第3位の売上を記録している。それくらい、Vita時代では定番と言えるタイトルだったのだ。私も、2015年の「ゴッドイーター2:レイジバースト」は、あの「モンハンP2G」にさえ相当する、ゴッドイーターの完成版にして、Vitaタイトルの決定版であると思っている【日記:[2015/12/6] PSvitaゲーム感想そのA:「ゴッドイーター2 レイジバースト」】
 ――その他、「レイジバースト」は、私にとっての“Vita時代”を象徴するタイトルになったということで、その後の日記にも、何度か登場している。具体的には、
【日記:[2022/2/15] 細かすぎて伝わらないゲームの好きなところ C携帯機/後編】【日記:[2021/10/15] 「ダンガンロンパ」と「ゴッドイーター」】【日記:[2018/9/20] 【2019年生産終了】PSvitaの思い出】などがそれである。元々、当サイトは、やり込みプレイ日誌に加えて、ゲーム系の独自検証に定評があったサイトだ。食い物の話ばかりしているページじゃないぞ。

 では。そんな、良い関係を築けていた「ゴッドイーター」シリーズと、どこで私は別れることになったのか。それはもちろん、2018年にPS4で発売した
「ゴッドイーター3」である(現在は、スイッチ/PCでも発売済)
 …やれ、2018年と言うと、その年の頭に、PS4世代のハードで、「モンスターハンター:ワールド」が既に発売していた。モンハンワールドは、ご存じ、
モンハンシリーズが世界的なヒットをするきっかけとなった、画期的な作品である。つまり、既にゴッドイーターは、“モンハンの代用品”としての価値を失っていた。しかも、時期的な問題もあったのだろうが、ゴッドイーター3は、携帯機のVitaでは発売されず、PS4のみでの初登場となった。事前公開されていたグラフィックは、PS4の最先端レベルと比べると大きく劣るものであったが、それでもまだ、当時シリーズのファンであった私は、ゴッドイーターブランにおいて、モンハンに無い独自進化を遂げてくれれば良いと思っていた。
 ――しかしながら、発売に先んじて配信された体験版をやってみると、もうそれは酷いものであり、グラフィックはもちろんとして、
アクションやその他の点など、全てがまったくPS4レベルに達していなかった【日記:2018/10/14】。正直、ちょうど当時、発売から少し遅れて、モンハンワールドを楽しんでいた私にとって、この程度のクオリティでは、対抗馬にすらなりはしない。ちなみに、擁護になるかは知らないが、『3』の制作会社と、『レイジバースト』(&『リザレクション』)までのシリーズを作った会社は、別である。

初出がVitaという携帯機にも関わらず、大作RPG並みのシナリオを持つことが魅力


 そんなわけで。私にとって、「ゴッドイーター」は、
『レイジバースト』までの作品である。そして、そのレイジバーストも、今となっては、Vitaという過去の機種でのゲームとなった。
 …さて、「ゴッドイーター2:レイジバースト」は、一応、PS4版も登場しており、PS4ソフトはPS5でもプレイが可能である。ただ、携帯機発症のタイトルということか、
PS4版も、所詮は“携帯機作品のリマスター”という感じで、グラフィックもアクションも、現行機のクオリティには遠く達していない。
 ――そのうえ。本家の狩りゲーであるモンハンシリーズが、「@PS5など据え置き機」と、「Aスイッチなど携帯機」で、二刀流の展開を行い、それぞれ好評を博している現在となっては、例え『ゴッドイーター4』などといった作品が発売されたところで、
もはや誰も見向きしないであろう。

 そんな状況なのであるが、今なお、「ゴッドイーター」が異彩を放てる要素というと、それは、
キャラ・ストーリー・BGMといった要素である。これらは、時間が流れ、ゲーム機の性能が向上したとしても、そう大きくは評価が変化しないのだ。
 …では、まず、「キャラ」について述べてみよう。ゴッドイーターの登場キャラたちは、
まさに厨二病そのものである。人間の背丈を超えるような重量級の武器を持って、それで軽快に戦っているというくらいのことは、もはやどうでも良い。人類滅亡が迫っている世界観にも関わらず、各キャラそれぞれが整髪をピシッと決めており、男性陣はスラっと斜めに立ち、女性陣は露出狂のような服装をしている。無論、そんなものは、全くもってリアルではない。だが、これはゲームなのだから、カッコかわいければ、それで良いのだ。ゲームと現実を混同してはいけないのだ。ちなみに、初プレイ当時の私は、ボン!キュッ!ボン!(死語)の女性キャラに首ったけだったが、今はナナちゃんが最もお気に入りになっている。やっぱり、後輩系の元気っ娘が好きだ…。
 ――次に。「ストーリー」についても、『レイジバースト』は、PSP/Vitaで発売した『2』の地続きのアップグレード版で、対応ハードはVita/PS4という、微妙極まる立ち位置なものの、
大作RPG並みの見応えのある物語を披露してくれる。あくまでVitaが基準ということで、画質としてのグラフィックはそこそこなのだが、『レイジバースト』では、『2』を前提としたうえで、PSP→Vitaで進化したストーリーを見せてくれた。メインキャラたちの物語はもちろんとし、意外なところで印象に残っているのが、クジョウ博士のエピソードだ。尊敬、恋愛、好敵手…そういった感情がごちゃまぜになった中で、愛する人のために人類へ背き、そして永遠に消えていった。そういう姿は、高潔な主人公たちとは異なり、実に等身大の人間らしく、共感できるものなのだ。

 最後に、「BGM」については、
多いぞ〜! 「ゴッドイーター」シリーズの楽曲は、最近では、アニメ「鬼滅の刃」の作曲者として知られる「椎名豪」が担当している。架空言語や、壮大すぎる雰囲気などの特徴は、当時から折り紙付きだ。まずは、私がお勧めする定番楽曲として、『レイジバースト』のパッケージモンスター「クロムガウェイン」のテーマ曲:「賭したもの」【YouTube】、そしてラスボス戦BGMの「Repulsa」【YouTube】なんかは、もはやクリアから10年近くが経った今となっても、それぞれの戦闘シーンと合わせて、強く印象に残っている。
 …さらに本日は、それ以外の楽曲についてのエピソードも書いてみよう。ラスボス撃破直後には、『ゴッドイーター2』&『レイジバースト』の、イベント演出の名シーンを再録したと思われる動画をバックに、スタッフロールが流れてきた。私は、そのあまりの手抜き具合に、
「は???」と思ったものであった。だが、そこから、“クリア後”のシナリオを少し進めていくと、やがて、男性ボーカルの壮大な楽曲:「Tree of Life」で、美しい2Dイラストを背景に、真のスタッフロールが始まったのである【YouTube】。この手の映像演出は、かの名作、「ファイナルファンタジー12」「バイオハザード4」でも採用されていたが、まさかの1個目のエンディングを噛ませにするという仕掛けに、私は、「あぁ〜 😆♨🚮👣🐶👼💪💯❤❤‼‼‼‼と、語彙力を失った限界オタクと化したものであった。
 ――さて。その他のお気に入り楽曲については、
ダイジェスト気味の紹介にしたいと思う。無印GE2のタイトル画面曲である「光のアリア」【YouTube】は、体験版の時点で、ここから新しい物語が始まるのだなと実感させてくれた。実質的な“ロミオのテーマ”である「走馬灯」【YouTube】は、ゴッドイーター版の「エアリスのテーマ」であろう。レイジバーストで、もう1回だけ流れるのも良い。とあるボス戦で流れる「Alma Matter」【YouTube】は、スローテンポから盛り上がっていくという、まさにゲームならではの楽曲である。追加パックの最初で耳にする「悪鬼の棲家」【YouTube】については、「アイドルマスター:シンデレラガールズ」楽曲である「未完成の歴史」【YouTube】に似すぎており、作曲者が同じということで、セルフパロティというくらいに感じる。レイジバーストのメインフレーズを、「ブン↓ ブン↓ ブン!↑ ブン!↑」と盛り上げてくれる「天使の出迎え」【YouTube】も良いし、0秒で「あっ、これ鬼滅の音楽を作った人だ」と分かる「蝶の誘い」【YouTube】なんかも良い。名曲神曲が多すぎる…。

 とまあ、こんな感じで。「ゴッドイーター」は、確かに現環境においては、存在意義が無いタイトルかもしれない。しかし、かつてにおいては、
まず間違いなく、一時代を築くに値するタイトルであったと言える。
 …ちなみに。VitaタイトルのDL版は今でも購入可能なものの、既にセールでの値引きは終了している。また、「レイジバースト」のPS4版は、あくまでVita版のリマスターという感じであり、現在の環境でテレビ画面でプレイするのは、なかなか苦しいと言えるだろう。
 ――そういうわけで、
狙いは、中古のパッケージだ。基準となるゲオオンラインで調べてみたところ、Vita版の「ゴッドイーター2:レイジバースト」は、198円という、衝撃的な価格で購入可能なようだ。この値段で買えるのであれば、まず100%間違いなく、額面以上の満足感を得られるだろう。当時から長い時間が経った今となっても、少し前までの「Vita時代」を振り返りたいという人は、やってみても悪くないかな…と思う。

(2024年5月31日)

登録タグ/ ゲーム一般
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2024年5月19日(日)
朝ご飯にカップ麺


 
【質問】休日の朝からカップ麺を食べていそうなFF主人公と言ったら?


 最近の私は、平日/休日を問わず、
朝ご飯にカップラーメンを食べるのが基本となっている。理由は、買いすぎてしまった物を消費するためだ。
 …まず、カップ麺は、説明不要、
インスタント食品の王様である。様々な種類があるものの、通常、蓋を開けてお湯を注ぎ、3分間待ってやるだけで食べられる。調理が極めて簡単なうえに、洗い物も箸しか出ない。さらに、前述の通り、種類がとても多いため、「カップ麺」だけであっても飽きづらい。ボリュームアップ用として、もやし・米・替え玉麺(スーパーで、20〜30円程度で売っている、謎の生麺)などが適しており、それにより、ちょっと豪華な昼食や、夕食としてもイケるようになる。お湯を注ぐため、体が温まって、ひと呼吸がおけるし、保存期間も、3ヶ月〜1年程度と長めである。栄養バランスとしては、塩分高め/野菜少なめであるものの、極端に偏っているわけではなく、ビタミンB1が添加されているなど、一応の配慮も為されている。そのため、常時3食カップ麺が何ヶ月も続く…などという偏食でなければ、通常、問題ないと思われる。
 ――そういうわけで。カップ麺は、一人暮らしの朝/昼/晩にはもちろん、出先での食事、果ては携行食や防災用などと、マルチロールに活躍が可能である。
あらゆる状況に対応できる食品であり、常に家にストックをしておきたい一品だ。やれ、日本人の主食と言えば、米とパンであり、最近では何気にパン派のほうが多いらしいが、私は第3勢力として、麺派を提唱したい。人類は麺類!

 そんな感じなのだが、私が、朝ご飯にカップ麺を食べている理由は、
便利すぎて大量購入してしまった結果、多くが余っているからである。
 …やれ、カップ麺の始祖と言えば、「日清 カップヌードル」である。ただ、オリジナルのカップヌードルは、今では通常サイズですら
200円を超えており、よほどの理由が無い限り、コンビニ等で手を出そうとは思えなくなった。ただし、スーパーのセール等では話は別であり、プライベートブランド的な商品を、安売りの目玉として、今なお2桁円で買える機会が多く存在する。そういった商品でも、賞味期限が1〜3ヶ月程度は残されていることが多い上に、味も複数用意されていることがほとんどであり、大量購入する良い機会となる。
 ――で、
私は、こういったセール時にカップ麺を買いすぎ、家に大量に余らせているのだ。例えば、イオンのお客さま感謝デー(全商品5%OFF)で、80円前後で売っているカップ麺などを見かけ、かつ、バッグの容量に余裕があるときは、ついつい10個くらい買ってしまう。かくして、家には、ベッドの下やアルミラックの奥といった収納スペースに、大量のカップ麺が積み上がっているのである。こうなると、意識して消費しなければ、3ヶ月程度の賞味期限など、あっという間にオーバーしてしまう。まあ、米とか飲料とか野菜とか冷凍食品とか肉とか、その他の食べ物も、大量に余っているのだが…。

この時の印象は、今でも覚えている。もちろん、悪い意味で


 かくして私は、
“ルーチンでカップ麺を消費できる機会”として、「朝食」を選んだのだ。朝からカップ麺なんて…という意見もあるだろうが、私にとってはスープ料理的な感覚で楽しめるし、金額的にも悪くなく、朝の時間や手間を短縮することにも繋がる。
 ――そういうわけで。本日は、せっかくだからということで、いま現在、私の一人暮らしの家に残っているカップ麺の個数を、全て数えてみた。ついでに、それらについて、紹介をしてみることにしよう。
困った時の食べ物ネタ、である…。


「やり込みinFF」管理人 / 現時点で保有しているカップ麺の品目と量

日清 カップヌードル 酸辣湯サンラータン 現在数:1個 賞味期限:7月17日
 まずは、カップ麺の王者、「カップヌードル」ブランドである。この
サンラータン味は、無印(しょうゆ)に、お酢やキクラゲ等を加えて、ちょっとした中華料理風にアレンジされた一品であるが、やはり王道のしょうゆ味には勝てなかったのか、100円強で安売りされていたところを、私に保護された。
 なお、サイズとしては、通常サイズより一回り大きい
「BIG」に相当する。カップヌードルBIGは、今では300円近い上流階級のインスタント麺(?)であり、しばらく購入できていなかったので、その懐かしさから手に取ったということもある。味としては、可もなく不可もなく…という感じであり、レギュラー入りするほどではないものの、期間限定メニューの1つとしては悪くない…という程度だろうか。
 ちなみに、現在数が「1個」と少量になっているが、これは、購入数は10個であったが、
ここ1ヶ月くらいで「朝ご飯にカップ麺」という習慣を定着させ、順調に消費をしてきたからである。1日1個というルーチンで数を減らさなければ、あっという間に夏が訪れ、腐らせてしまう…。


辛ラーメン 12個 7月24日
 続いては、韓国生まれのカップ麺が来日だ。日本のカップ麺と比べ、更にモチッとした麺であること、私みたいな辛味オタクでも刺激を感じられるしっかりした辛さなこと、やや塩分控えめでスープまで飲める味付けなことなど、
海外ならでは設計思想の違いがあり、私の、やっぱかれぇわという生活に、ラインナップの一つとして定着していた…のだが、少し前まで“2桁円ギリギリ”というところが、最近では100円強にまで値上がりしており、こちらもルーチンでの積立購入を少しだけ躊躇するようになってしまった。
 さて。これについては、この3月まで、「LYPプレミアム」という、LINE/ヤフー/PayPayがコラボしたサービス
(?)の新規加入特典として、3000円×2枚の「Yahoo!ショッピング」無料券をもらえた【日記:2024/3/14】 ※現在は該当キャンペーンは終了済)ため、そのうち1枚を使い、24個を840円(3840円 - 3000円)で購入したものだ。もちろん、それだけ多くを買っても余裕で消費できるという、辛ラーメンに対する信頼があってのことであり、実際に、ここまで24個→12個と、順調に食べてきている。LYPプレミアムへの加入は、投資生活による金銭的ギリギリ感を緩和するための策であったのの、辛ラーメンは、もともと好きだったので、食生活としても楽しめている。手取り給料の8割を投資に捧げる生活は、私にとって「無理のない範囲での投資」なのだ。


ペヤングやきそば 超大盛(通常×激辛 ハーフ&ハーフ) 6個 7月20日
 次に紹介するのは、
激辛やきそばのド定番「ペヤング」の、超大盛サイズ(通常サイズ2個ぶん/1067kcal)である。なお、私は激辛ペヤングは大好きであるものの、ノーマル味はそこまででもないので、本当はハーフではなく激辛だけで良いのだが、何故か抱き合わせでしか購入できない。もっとも、スーパーの棚などで目にする頻度から考えるに、不人気なのは明らかに激辛のほうなので、偉そうなことを言える立場ではなかったりするのだが…。
 さて。これについては、前述したYahoo!ショッピング 3000円無料券の、もう片割れを使用し、
12個を1円(3001円 - 3000円)で届けてもらった。これは、さすがに通常サイズ2個ぶんということで、朝ご飯として食べると多すぎである。そのため、私の使用法としては、冷凍ではないモヤシを1パック加えて増量しつつ(この際、容器がパンパンになるが、気にしない)、ごちそう寄りの昼ご飯や、調理が億劫なときの夕ご飯枠として、使用をしている。
 なお、ペヤングブランドには、超大盛を超える
「超超超大盛 GIGAMAX」(通常サイズ4個分/2000kcal程度)というキングサイズ商品も存在する。と言っても、価格も400円超と4個分であるため、今話題のもちづきさんになりたい場合を除いて、そのままでは無意味だ。ただ、近所のイオンでは、1年に1回程度の頻度で、通常×激辛のGIGAMAXが200円ほどで購入可能となる。よって、こういうときに、賞味期限と相談をしながら、まとめ買いをしておくのだ。激辛は大好きだし、通常版についても、マヨネーズやカラシで味変をして、楽しめる。200円で2食分、つまり1食100円ということで、価格的にもありがたい。こういう機会を活かして、ペヤングとの共同生活を楽しんでいる次第である。


ペヤング 辛いやきそば チーズ味 1個 7月20日
ペヤング パクチーMAXやきそば 9個 9月30日
 ペヤングやきそばは、激辛を皮切りに、様々な味で販売されている。ただし、辛い方向性については、
私は「激辛」を超える物は買わないことにしている。私は、世間一般の人と比べて、かなり辛味に強いのだが、それでも閻魔様が書かれている「獄激辛」は駄目だった。
 しかしながら、辛さの方向を除いても、ペヤングは様々な味で売られている。王道を往く味付けから、食べ物で遊んでいるような物まで、彩り豊かだ。そして、そういう多彩な味のペヤングは、イオンのお客さま感謝デーで、
1個あたり60〜90円程度の安価で購入できることがあり、味の好みに合わせて、備蓄用として確保している。超大盛やGIGAMAXではない“通常サイズ”は、1個で朝ご飯としてちょうど良い量なのだ。
 そして。現在備蓄しているペヤングのうち、
「パクチーMAXやきそば」のほうは、先日のお客さま感謝デーにて、約60円という超安で売っていたため、捕獲をしてきたのだが、いざ開封してみて理由が分かった。かなりの量のニンニクが入っている。ニンニクは、私にとっても強敵である【日記:2024/4/8】。そのため、これは香り付けと割り切り、ニンニク本体を箸で避けて食べることにした。パセリ食べない派になった気分である…。


日清 どん兵衛(揚げ玉そば/きざみ揚げうどん/肉だしうどん) 計3個 8月26日
 カップうどん&カップそば部門の
クラス1stである「どん兵衛」が登場だ。ここ数年は、人気声優を使ったオリジナルアニメCMで話題に挙がることが多くなっていたが、今年に入ってから、何故かFF7リメイクシリーズとコラボをした【YouTube】。内容は、7リメイク第1弾の、セフィロスとクラウドの登場シーンがベースとなっているが、セフィロスにキツネ耳のモデルが用意され、新規ボイスも収録されたうえで、7リメイク本編のゲーム映像と全く見分けが付かないレベルにまでクオリティが高められた、丁寧なクソコラとなっている。
 かくして、
どん兵衛ちゃんは、FF7ファンアイテムとなったので、私も定期的に購入をしていくことにしたい。ちなみに、日清食品とスクウェア・エニックスは、どちらも東京/新宿に本社があり、実は徒歩でも行けるくらいの距離である。それがコラボの理由なのかも…。


日清 ラ王(濃厚味噌) 5個 7月19日
 縦長タイプではなく、お椀型のパッケージに入ったカップ麺だ。
かつての「ラ王」と言うと、一般的な乾麺ではなく、生麺を採用しており、「王」を名乗るに相応しい風格があった。現在では、通常の、お湯で戻すタイプの乾麺タイプとなっている。
 なお、ラ王が独自の生麺タイプから、ごく普通の乾麺に変わったのは、2010年ということらしいが、その際は、
“ラ王が販売終了する”という大々的な宣伝が為され、追悼イベントなども開催された。漫画「北斗の拳」の人気ライバルである「ラオウ」とも重ね、イベントに「私 ぶっちゃけ 今日ノリで来たんで」と悪意ゼロで訪れた女性は、今で言うミーム化を果たした(※ただし、ラオウの追悼式は2007年であるため、日清ラ王と直接の関係は無く、私の記憶違いである)
 しかしながら、ラ王については、
販売終了の直後に復活が発表された。当時の記事を調べてみると、追悼メッセージの募集が2010年8月20日までで、復活発表が為されたのが8月24日、つまり、週末の金曜と、その次の火曜だ。これはもちろん、最初から復活が前提であり、「販売終了」と宣言したのは、単なる広告戦術だったということになる。どこぞの広告代理店が考えそうな作戦だ。しかも、リニューアルして美味しくなるならまだしも、生麺が乾麺になるという、一番の個性を捨てる形での明確な劣化であり、私は呆れ果てたものだった。
 というわけで。ラ王については、15年ほどが経った今となっても、
当時の悪印象が私の中に深く根付いている。もちろん、乾麺タイプとしても、そこまで悪くないどころか、むしろクオリティは高い部類に入るだろう。だが、リニューアルをして劣化するという衝撃的な事態に加え、感情をもてあそぶかのような広告戦術がプラスされ、「ラ王」ブランドに対する私の印象は、かなり悪い。正直、もう王様だとは思えないかな…。


プライベートブランド カップ麺(しょうゆ/シーフード/カレー) 計5個 10月17日
 「カップヌードル」によく似ているが、価格は非常に安い…というプライベートブランド商品であり、近所のスーパーのセール日に、5個まで/税込85円で買うことができた。価格・味ともに、そこまで個性は無いのだが、まあ、朝食ならば、これくらいで十分である。なお、
カップ麺は、運搬時に意外とかさばるため、若干の遠出が必要となるイオンではなく、近所のスーパーで補給できるというのは、嬉しいものである。
 ちなみに、「プライベートブランド」と表記しているのは、当初は会社名が入っていたのだが、調べてみると、日本の一部地域にしか展開していないブランドらしく、そのままだと、思いっきり私の居住地域を公開してしまうところだったからである。
危ねえ!

合計カップ麺:42個




私は1食で普通の人の3人前を食べていた…だと…??




おまけ / その他の保存系食品たち

袋麺 4袋 最短賞味期限:7月12日
 こちらは、カップラーメンではなく、
お鍋に500mlのお湯を沸かし、3分程度ゆでてから食べるタイプのラーメンだ。価格としては、カップ麺よりも更に安く、激安品を選べば、1食30〜40円程度で調達が可能である。
 ただし、カップ麺と比べた場合、調理に手間が掛かり、使用する食器の量も大幅に増える。それでも、茹でるということを活用し、もやし・白菜・冷凍たまねぎ・肉団子などを加え、それだけだと味が薄すぎるので、ラー油・豆板醤などで追加の味付けをしたうえで、キムチ・メンマ・かつお節などをトッピングとして投入する…という感じで、料理方向のアレンジに持っていくことも可能だが、そうするとどんどん手間が増え、値段的にも安くなくなり、
しかもそれらの調味料やトッピングが冷蔵庫を圧迫するという問題が出てくる。
 というわけで、
袋麺については、私は、あまり積極的に運用したい食品とは思えなかった。そういうわけで、いま持っているぶんを食べ尽くしたら、とりあえず、それで終了ということにしたい。


お米(未開封ぶんのみ) 35kg(1合150gとして233合、2合で3食分として計350食程度)
 「ふるさと納税」の返礼品である
【日記:2023/10/1】。1万2000円の課金に対して、米20kg(5kg×4袋)を受け取ることができ、それが2セットで、計40kgだ。この6月から、ようやく減税額が適用されてくれるということで、給料が上昇し、限界投資生活が少しは楽になってくれる…といいな。
 それはそうと、当時は人生初めてのふるさと納税であり、かつ、10月1日からサービスが劣化するとの報道が為されていたことから、焦ったのが良くなかった。
これらの米40kgが、分散ではなく、一括で届いてしまったのだ。ご存じ、米については、年単位で保存の効く食品とされているが、それは精米前で、かつ、冷蔵庫など、適切な環境に置かれていた場合であり、ただ適当に寝かせておくだけでは、どんどん劣化が進んでしまう。
 ちなみに、4月からの私は、職場にお弁当を持って行くようになった
【日記:2024/4/2】。その理由は、材料費だけで言えば、職場の食堂の利用料:260円を上回れる自信があり、節約に繋がるというのが一番だったのだが、この余りまくっている米を早く消費したかったという事情も存在する。まあ、夕ご飯はほぼ100%が米なので、さすがに今年中くらいには使い切れるでしょう…。


そうめん 合計11.5kg(1食100gとして、115食ぶん) 最短賞味期限:2025年2月
 夏の風物詩が登場である。去年の夏に大量買いをして、冬場は寒すぎて食べられなかったが、最近になって、再び消費が可能になり、嬉しいものだ。
 しかし、衝撃的なのは、量である。ベッドの下の収納容器にぎっしり敷き詰められており、残っている分だけで
11.5kgだ。ちなみに、茹で前の重さを基準として、「そうめん1人前」「100g」とされているので、11.5kgは、普通の人の115食に相当する。さすがに買いすぎだ。
 ちなみに。私は、この「そうめん1人前:100g」という数値を、きょう知ったため、
自分は異様に大量に食べていたということに初めて気付いた。その量たるや、1食で300g、つまり3人前だ。なお、500gが安売り時に100円であったため、麺の部分の材料費は60円、その他の、調味料やガス代などを加えたところで、100円以内に収められると思われる。尋常ではない激安であり、私が大量備蓄をしている食品は、こういう性質を持つものが多い。
 さて、さすがに3人前をぺろりと平らげるとなると、デブまっしぐらと言いたいところだが、何故か私は全く太らず、むしろ痩せていく。やれ、少し前に、「大量に食べているつもりなのに、常におなかがすいている」という、
自分でも何を悩んでいるのか分からないような記事を書いた【日記:2024/5/17】が、それはこういうところなのだ。腹の中に寄生虫が住んでいて、そいつが栄養価を吸収しているとか? いやいや、そしたら、寄生虫が肥え太って、少なくとも額面としての体重値は増えるはずだし…。


プライベートブランド カロリーメイト風食品 24個 最短賞味期限:10月
プライベートブランド ゼリー食品 12個 最短賞味期限:10月
 最後のストックは、職場の夜勤時に、夕食&朝食として使用している食品である。職務の特性を考慮し、「素早く摂取できて」「栄養はもちろん気分としても軽くリフレッシュができ」、かつ、「バッグの容量を圧迫せず」「少しくらい押し込んでも破裂しない物」という観点から選択をしていった。組み合わせは、基本的に夕飯がカロリーメイト風食品、翌朝がゼリー食品
(「ウイダーinゼリー」風)だ。私の職場では、夜勤入り当日は必ず夕方までが空くようになっている。そのため、栄養の量と種類については、昼食を多めにしたり、サラダを加えたりするなどして、調節している。
 ちなみに、私以外の場合だと、職場には、24時間営業ではないものの、売店が存在するため、そこを使って食料を調達している人が多いようだ。まあ、私にとってコンビニで買い物をするというのは、
皆さまが富士山の山頂で自動販売機を使うような感覚なので…。
 それはそうと、これらのカロリーメイト風食品とゼリー食品は、プライベートブランド品の恒例ということで、どちらも100円弱で購入でき、
合わせて200円ほどと、まあ2食の代金としては悪くない。ただまあ、風味としてはそこまで好きではなく、熱量(カロリー)も低い。そんなわけで、最近では、「夜勤時の食事」枠の対抗馬として、「やたらと量が入った菓子パン」が定着しつつある。100円強で700kcal程度という驚異的なパフォーマンスを持つうえに、風味としても甘くて美味しいため、気分転換に適している。これを、夕/朝と2つに割れば(実際には5:3程度の配分)、まあ、仕事時の間に合わせの食事としては、十分すぎるくらいだ。ちなみに、あまりにも性能が高すぎることから、これらの菓子パンは、片親パン(「両親が揃っていない貧しい家庭で、親が子供に買い与えるような、惨めな食事」という程度の意味)なる酷い蔑称で呼ばれることもあるようだ。そこは非リア投資オタパンとかにしてやれよ…。
 ちなみに、これらの菓子パンについては、通常、賞味期限が
3日程度しかなく、買い物に行く日が決まっている私にとっては、。また、かさばるうえに、運搬時に少し力を掛けるだけで破裂してしまう恐れがある。というわけで、菓子パンは、カロリーメイト&ウイダーを全性能で上回ることは無い。だが、夜勤の直前に買い物に行くような機会があるときは、これからはパンを採用していこうと思う。よって、このカロリーメイト風食品とゼリー食品については、既に十分な量もあるということで、追加購入については中断としたい。




確かに、きゅうりやトマトで色変をすると楽しい! 貴族の野菜だから使えんけど


 そういうわけで。いま現在で持っている食品をリストアップをしてみたが、明らかに買いすぎである。
私って潜水艦に住んでたんだっけ?
 …さらに、ここに加えて、冷蔵庫は
キャベツ・レタス・大根などの野菜でパンパンになっている。冷凍庫についても、ねぎ・玉ねぎといった保存の効く冷凍野菜、スープ用の冷凍もやし、調理に使うための冷凍鶏肉(むね肉:100gあたり60円程度)豚肉(100gあたり88円を2割引時に買って冷凍)、他にも自家製ポテナゲ用のポテト&ナゲット【日記:2024/2/15】がひしめいている。常温保存枠としても、じゃがいも・玉ねぎが、常時存在し、みそ汁用のコンニャクなんて変わり種まで存在する。食べ物が…食べ物が多い…!
 ――とはいえ。今のところは、事故的な事例を除いて、賞味期限を大きく切らしたり、生鮮食品を腐らせてしまったり、ということは無い。つまり、私の食べ物運用は、上手く行っているのだ。
こうしてまとめてみると、さすがにストックが多すぎなので、全体的に減らす方向性には変えていきたいものの、今のところは現状維持で良いだろう。節約しつつ、食事の楽しみも失わないようにしながら…耐えていく!

(2024年5月31日)

登録タグ/ 食べ物
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2024年5月18日(土)
[FF7R2/HARD] 最悪のミニゲーム:「3Dバトラー」


 
もう画像を見るだけで気分が悪くなってくる


 FF7リバースにおいて、全要素を網羅するために、
地獄のミニゲーム編が開幕した。
 …さて、私は、このゲームについて、「バトル面での最強育成のために、必ずしもミニゲームの最高ランクを取る必要は無い」と書いてきたが、
誤りであった。アイテムクラフトの合成レベルを最大の16にするためには、「ダークマターオーブ」という個数限定素材が24個、全て必要である。同アイテムは、ミニゲームの高ランクを取ることでしか獲得できないため、アイテム作成のために、バトルと関係ないミニゲーム達成が必須となる。
 ――また。スキルパネルを埋めるためには、
「パーティレベル」というものを最大にしなければならない。これは、ストーリー進行やクエストによって上昇していくが、同じことを2回やっても増えないため、やはり全クエストを100%網羅することが要求される。ごく一部を除き、そこまで難易度が高くなかったり、または救済を使えたりして、楽しめる部類ではある。だが、その“ごく一部”…具体的には「サボテン・ノック」の高難易度版と、最終クエストの「究極の遊び人」が、難易度の高いミニゲーム攻略を要求される部類のものであり、他とは異次元のキツさを感じる。
 やれ、「ダークマターオーブ」の入手条件について、最高ランクの「上級」の達成ではなく、「中級」になっているミニゲームがあることなどは、僅かながらの配慮を感じる。だが、結局のところ、
ミニゲームの完全コンプリートが、最強育成の条件なので、一つでも引っかかりを覚えるものが存在すれば、それだけでもう、その人にとっては、アウトなのである。

 さて。そんな厄介なミニゲームの中でも、恐らく最悪であると思われるのが、
「3Dバトラー」だ。初代PS時代のようなポリゴンキャラを使った格闘ゲーム…という扱いだが、こちらから能動的に攻めることはできず、相手の攻撃を左右スティックで回避しつくした後の特定タイミングにのみ、攻撃チャンスが用意される。例えるのならば、リアルタイムの後出しジャンケンゲーだ。それはそれで、格闘ゲームの本質を突いた作りではある。
 …しかしながら。eスポーツ
(死語?)で賞金を稼げるレベルの人ならばともかく、一般人の反射神経には限度がある。私は、率直に言って、非常にイライラした。本日に挑戦したのは、何でも屋クエストをコンプリートに必要な、「神羅課長」との戦いであったのだが、とにかくまあ、上段攻撃なのか下段攻撃なのか、そして左右どちらかなのかが、見切りづらい。このミニゲームでは、コントローラーのOPTIONボタンで制限なく一時停止を掛けることができるが、それを使ってなお…というか、その対策を見越したうえで、出の部分だけでは、どの攻撃か見分けづらくされている。ただの理不尽な嫌がらせであり、何も面白いと感じない。これを、「リボン」の入手のために、あと3回やらないといけないのか…。
 ――さて。このような考え方に対して、当然のごとく
「お前が下手なだけ」といったお叱りも出てくるだろう。では、例えば、Twitter検索で、「3Dバトラー」を調べたあと、「クイーンズ・ブラッド」(カードゲームの名称)などのワードを入力してみてほしい。まあ、もう、思った以上に一方的な結果となるのだが…まあ、仕方がない。こんなクソミニゲームを作るほうが悪いよ。

 やれ。私は、「FF7リバース」を、久方ぶりに出現したFFシリーズ最高傑作だと思っているので、その魅力を、できるだけ多くの人に伝えていきたい。だから、少しくらいの不満があったとしても、それは飲み込んで、あまり辛辣なことは、言いたくないというものだ。
 …それでも、この
「3Dバトラー」については、「本当に面白いと思って作りましたか?」と訊いてみたい。面白いと思ってこんなものを用意したのなら論外であるし、面白くない物をゲームに取り入れたのなら、それもアウトだ。この質問は、出た時点で詰んでいる。「サボテン・ノック」も十分にキツかったが、この3Dバトラーの不快感は、イライラを通り越し、頭痛や吐き気をもよおす段階に達していた。しかも、トロフィーコンプリートでなくて、「サブクエスト」という分かりやすいやり込み要素を網羅するために、これのクリアが必須になるのだ。もっかい訊くね。これ、楽しいと思って作りました?


 
今日の画像
 というわけで、バグっているクラウドさんの画像でも見て、心を落ち着けます…。

(2024年5月31日)

登録タグ/ ゲーム一般 FFシリーズ FF7
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2024年5月17日(金)
おなかすいた


 
ホイホイチャーハン!?


 
最近の私は、常におなかを空かせている。職場では、昼ご飯として持っていっているお弁当を食べた直後に、もう空腹を感じている。また、自炊している夕ご飯を食べた直後に体重計へ乗ってみても、最低体重に近いような数値を、毎回記録しているものだ。なら、もっと食べる量を増やせば良いではないか…と思うだろうが、話はそんなに簡単ではないのだ。
 …まず、私の食事量についてだが、率直に言って、人並みの分量を食べていると思うし、減量を志しているつもりも無ければ、特に食欲を我慢しているわけでもない。私が、ほぼ100%を自炊している料理については、
肉が少ないという特徴はあるものの、1食の米の量は0.75合程度であり、成人男性が要求する量として、むしろ多いくらいであろう。そしてサラダやみそ汁といった野菜料理については、恐らく普通の人の適量であろう分量の2倍程度、つまり意図的に多く摂るようにしている。私の作るみそ汁は、もはや、普通の人がイメージするみそ汁ではなく、鍋料理という感覚に近い。
 ――つまり、
私は、栄養価が足りていないわけではないのだ。それなのに、いつもおなかを空かせていて、体重も減少傾向にある。じゃあもっと食べろ! と言いたいところだが、自分基準では暴飲暴食というくらいに、しっかり取り入れている。それでも、ぜんぜん太らないのだ。ここから更に増やすのは、「ゲームを1時間やって面白くないなら、2時間プレイしよう!」みたいな感じで、全く効果が無いし、お金の無駄遣いにも繋がり、別のストレス要因となる。正直、こんな領域まで来たら、もう為替介入ならぬ食事介入をして、一時的に体重を引き上げてやろうかと思うくらいだ…。

 さて。世間では、今なお、自分が太っていると感じる人が多いらしく、
「ダイエット」なんて用語が、定番の話題として語られることがある。だが、私からすれば、異世界の話だ。もう、自分はこれ以上痩せる必要は無く、何かを我慢しているつもりもないのに、どんどんスカスカな体型になっていくのだ。
 …やれ、その理由を考えると、
私は恐らく、世間一般の人々が持つような欲求が、極めて薄いのだろう。食事については、自分の作った料理が一番おいしいし、値段が安くて精神的にも満足できる。大事にできる人と一生を添い遂げたいと、何となくは思っているが、そのために自分を根本的に変えるような努力はできていないのだから、たぶん、それほど重要とは思っていないのだろう。そう言えば、睡眠についても、日付が変わってから寝ているくせに、朝5時台に目を覚ますというのが恒例となっていた。でも、休日は昼寝で補填するから…と周囲の人に言ってはいるが、その昼寝でさえ、数分だけ気を失うような浅い眠りになることがほとんどである。やはり私は、普通の人が持っている欲求が、とてつもなく希薄なのだ。
 ――その代わりに。例えば、株式投資においては、現時点でも、1日あたり平均して数千円の利益を出せており、そう遠くない未来に、本業を超える収入を得られるようになるだろう。ホームページ運営についても絶好調であり、毎日フルタイムの仕事をこなし、“取材”としてのゲームプレイも行いながら、
これだけの文量を毎日更新して、身に余るような多くの方々に読んでいただいている。趣味として定着した料理だって、世間的には肉が異様に少ないヘボい物を作っているのかもしれないが、少なくとも私自身としては、作るほうも食べるほうも、満足ができている。仕事だって、昨年秋の異動直後とは異なり、少しは前向きな感情をいだけるようになった。私の生活は、今が絶好調なのだ。

 さて。ここまで、とりとめのない文章を書いて、何が言いたかったのかというと、
私はきっと、「普通の人」に憧れていたのだろうなと思う。
 …やれ。私が、普通の年齢で大学を卒業して、1つの企業に勤め続けるというのは、
もう理論上も不可能だ。運命と呼べる人に出会うことも、きっと無理だろう。そして、そこまで行かなくとも、好きな物を食べまくって太ってしまうことを友人たちと心配しあったり、休日はゴロゴロと日が傾くくらいまで寝てしまったりと、そういう人並みの喜びを得てみたかったのである。
 ――私は、高身長だとか細身だとか、そういう身体的特徴を褒められても、何も嬉しくない。そして、もはや履歴書の肥やしにしかならない“卒業大学”というハリボテに触れられたところで、不愉快以外の何の感情もいだけない。さらに私は、自分のためにお金を使っても、ただの浪費だとしか思えないのだ。もちろん、今の人生だって、それなりに満足はしている。だが、私も、好きな物を精一杯食べることに喜びを覚え、そして太ってしまうことを心配してしまうような、そういう“普通の体験”をしたかった。そんな悩みを、周りの人と共有してみたかった…。

(2024年5月31日)

登録タグ/ 雑多な内容
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2024年5月16日(木)
[FF7R2/HARD] トロフィー vs やり込みinFF


 
やっぱミニゲームの最高ランク系がな〜…


 PSハードには、PS3/Vitaの世代から、
「トロフィー」という収集要素が存在する。ゲーム内のセーブデーターではなく、アカウントに記録が為され、どうやら他プレイヤーに自慢することもできるようだ。私はあまり興味が無いのだが、トロフィーコンプリートをゲームプレイの大きな目標にしている人や、“複数ハードで販売しているゲーム”についてトロフィーの存在が理由でPS版を選ぶという人、果てやトロフィー収集の難易度で買うゲームを決めるなんて人まで居るらしい。なかなか、中毒性の高い要素となっているようである。
 …さて。私のトロフィー履歴を述べてみると、実はこれまで、プラチナトロフィーを達成したゲームは、Vita/
「ゴッドイーター2」(無印版。「レイジバースト」ではない)の、ただ1つしか存在しない。しかも、該当作は、普通に全ミッションをクリアすればトロフィーを全収集できるゲームである。強いて言うなら、裏ボスの「マガツキュウビ」が、他の敵と比べて、ひと味違う強さというくらいか…。そういうわけで、明確なトロフィー狙いで、トロフィーをコンプリートしたゲームはゼロである。あのPS3/「ファイナルファンタジー13」ですら、私は全トロフィーの収集を達成していないのだ。
 ――が、今回の
「FF7リバース」は、私にとって、ちょっと特別なゲームだ。だから、その全てを集めたい気持ちになってきたのである。もちろん、これまでのように、縛りプレイの観点から見つめていくことも行うが、それとは別に、スタッフが用意した要素も、味わい尽くしたくなったのだ。

 さて。PSハードのトロフィーには、「隠しトロフィー」という制度も存在するが、
簡単なボタン操作で情報を開示できるため、もはや隠している意味が無い。まあ、そこを難しくしたところで、今の時代だとインターネットで検索されるのがオチなため、妥当な処置だろう。
 …そして。PSハードのトロフィーシステムでは、他のプレイヤーが、どれくらいの割合で、そのトロフィーを獲得しているかを、確認することができる。そして、「FF7リバース」のトロフィーのうち、
最も取得率が低いのは、プラチナランクの「星への祈り」(本日時点での獲得率:1.4%)だ。ただ、これは、他の全てのトロフィーの取得が獲得条件となるので、実質的な最難関は、次に獲得率の低いトロフィーということになる。その枠に相当するのは、ゴールドトロフィー:「ななつ星ジョニー」(1.5%)である。その取得条件は、「ジョニー・コレクション」の展示品を全て集める、というものだ。
 ――さて、「ジョニー・コレクション」とは、ゲーム中盤で解禁される収集要素であり、特定条件を満たすことで、主にフィギュアのようなアイテムが手に入り、それがどんどん「シーサイド・ジョニー」という施設に展示されていく…というものである。いわば、昔からある、
ゲーム内トロフィーという感じだ。そしてその中には、各種ミニゲームの最高ランクでのクリアも入っている。恐れていた要素が、ついに来てしまった…。

 やれ、さすがに、FF10における
七曜の武器の悲劇を反省してか、「バトル面での最強育成のために、やたら高難易度なミニゲームの完全攻略を強要される」ということは、今回は少ない(全く無いわけではない)。ただまあ、トロフィーは話が別ということなのか、ジョニーコレクションを完遂するうえで、ほとんどのミニゲームにおいて、最高ランクでのクリアを、どっさり要求される(「全てのミニゲームで」ではない)
 …なお、その他にも、本日時点での獲得率が低いトロフィーとして、「すべてを超えし者:HARDモードで全ての章をクリアする」
(1.9%)と、「チャドリーオーバーフロー:全てのチャドリーバトルミッションをクリアする」(1.6%)というものも存在する。ただ、これらは、戦闘面のやり込み要素であるため、私にとっては、そこまで厳しくはならないだろう…と考えている。
 ――というわけで、
問題は、やはりミニゲームだ。う〜ん、興味ないねとは言いたくないけど、でもやっぱり苦しい。だけど、「やり込みinFF」なんて名乗っているくせに、FF作品のトロフィーを一つもコンプリートしたことが無いなんてお可愛い事態は、いい加減に脱したいのだ。「トロフィー」という、少なくない人が目標としている角度からも、FFシリーズを眺めてみたいんだよな〜!

(2024年5月31日)

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2024年5月15日(水)
「囚人のジレンマ」は、共同生活の過ごし方の話


 
ペルソナ6はまだです?


 皆さまは、
「囚人のジレンマ」という話を聞いたことがあるだろうか。一種の思考実験とでも呼ぶべきものであり、紹介する人よって、細部が異なるようだが、私の記憶していた内容は、以下の通りである。


・AとBが、共同で犯罪を起こし、警察に逮捕された。
・A,Bは、取り調べに対し、「黙秘する」「『主犯は相手だった』と答える」の、どちらかの選択ができる。

・両者ともに黙秘をした場合、
お互いが懲役2年となる。
・Aが「主犯はBである」と答え、Bが黙秘した場合、
Aは懲役1年Bは懲役10年となる。
・Bが「主犯はAである」と答え、Aが黙秘した場合、
Aは懲役10年Bは懲役1年となる。
・両者ともに「主犯は相手である」と答えた場合、
お互いが懲役8年となる。

・これらのルールは、A,Bに明かされている。
・A,Bは、それぞれの回答が決まるまで、一切の意思疎通ができない。



 さて。上のルールを見ると、二人で協力して黙秘をし、お互いに懲役2年で済ますのが良いように思われる。
 …ところがどっこい、
Aの立場から考えてみると、常に「主犯はBである」と、相手を裏切るのが正解となるのだ。まず、Bが律儀に黙秘をした場合、Aは「Bが主犯です」と宣言することで、黙秘をした際と比べて、自分の懲役を-1年の「1年間」にできる。また、Bが「主犯はAです」と言っていた場合、黙秘をしてしまうと懲役10年を食らうため、この場合も、相手を悪く言うことで、懲役を-2年の「8年間」に短縮できる。Aは、Bを裏切ることで、必ず自身の懲役を短くできるのだ。もちろん、この法則は、Bについても同じである。
 ――かくして。犯罪者AとBが、それぞれ合理的に行動した場合、
結果として、両者が懲役8年になるという、不合理な結果を引き起こしてしまうのだ。これが、“囚人のジレンマ”という物語である。トロッコ問題といい、こういう“思考実験”というのも、面白いものだ。

ゆるふわ先輩もかわいいけど、ポニテ後輩もいい…


 ところで、私が、
「囚人のジレンマ」の話を初めて聞いたのは、確か大学生の時だったと思うのだが、その際は、具体的にこの実験が何を例えているのかということが、全く分かっていなかった。私は、自分を“正しい”とか“普通の人間”などとは全く思っていないが、さすがに懲役刑を食らうまでの犯罪者になるつもりは無い。だから、「囚人のジレンマ」も、あくまで思考ゲームであり、自分には関係の無い話だと思っていた。
 …だが、今では分かる。「囚人のジレンマ」では、要するに、
「閉鎖空間で、各人が自分だけにメリットのある行動を続けると、最終的に全員がデメリットを受ける」ということを言いたかったのである。

 では、ここで、私の実生活に話を移そう。我が社には、
職員用のエレベーターが、2台存在する。これらは、「@人員の移動用」「A荷物の運搬用」に用途が分けられており、別系統での管理となっている(片方を呼んでも、もう片方に乗ることはできない)。ただし、Aの荷物運搬用エレベーターは、荷物運搬に使用する時間帯が決まっており、それ以外の時間では、職員が通常の移動に使っても、問題が無い。
 ――なお、これはあくまで実社会に実在する物質ではあるのだが、思考実験として、“ゲーム的な細かいルール”を定めておくことにしよう。
ボタンを押して一度エレベーターを呼ぶと、もうキャンセルはできない。また、階段は存在するが、業務で使う機材の都合上、エレベーター利用は必須であるとする。

 さて。このエレベーターを使う場合、「@とAのうち、早く来そうなほうのボタンを押す」「面倒なので@のエレベーターだけを使い続ける」などという方法が考えられるだろう。私も、原則として、@だけを使い続けている。だが、実際には、少なくない職員が、
「@とAの両方を呼んで、早く来たほうに乗り、残ったものは放置する」という利用法をしている。これが、我が社における、「囚人のジレンマ」だ。
 …やれ、@とAの両方のエレベーターを呼べば、
自分だけは、必ず最速でエレベーターに乗れることになる。だが、乗らなかったほうのエレベーターは完全に無駄足となる。電気代はタダではないし、装置だって劣化するだろう。さらに、自分が既にエレベーターで移動していた側の時は最悪だ。我が社では、エレベーターに乗っていると、それなりの頻度で、「降りる人が居ないにも関わらず、エレベーターが途中の階で開く。だが、誰も乗り込む人が居ない」という、不思議な事態が発生する。だが、この理由はハッキリしており、両方のボタンを押して、反対側のエレベーターが早く来て人が乗り込んだ結果、放置されたエレベーターが開いてしまったのである。つまり、“自分だけが早く乗れれば良いと思っている輩”に巻き込まれて、時間を消費させられてしまったのである。私はこれを、かなり不愉快に感じる。物理的に無駄になった時間以上に、そういう人間の思惑に巻き込まれて、一方的にデメリットを背負わされるというのは、気分が悪くなるのだ。
 ――しかしながら、既にエレベーターに乗っている側の立場からすると、上記の現象で各駅停車となってしまうのを防ぐ手段は、いっさい存在しない。対抗できるとすれば、それは、
自分も@とAの両方を呼び、乗り込む速度のほうを上げるというものである。上でも書いた通り、両方のエレベーターを呼べば、自分だけは必ず最速でエレベーターに乗れ、それによって自分がデメリットを負うことは全く無い。かくして、我が社においても、「囚人のジレンマ」がごとく、“各人が自分だけの利益だけを考えた結果、回り回って全体が不利益を被る”という悪循環が、成り立ってしまったのだ。

私は善人ではないけど、悪としてのカッコ良さは追求したい


 さて。「囚人のジレンマ」「閉鎖空間での過ごし方の話」と考えてみると、
これは、実に多くのことに当てはまるように思える。
 …例えば、
駐輪場での2輪車の停め方だ。皆が、自分の利益だけを考えて利用をすると、どんどん通路が狭くなり、最終的に全ての人間が駐輪を行いづらくなる。また、スーパーで、一度カゴに入れた商品が要らなくなった際、元の場所に戻すのではなく、その辺の棚に放置していく人間が居る。以前に住んでいた三重県から、今の地域に引っ越したあと、明らかに見かける機会が増えたため、ひょっとすると地域性があるのかもしれない。しかし、客の立場からすると、商品の値段を見誤りやすくなるし、元に戻す手間や破棄などのコストが掛かってしまった場合、サービス低下や値上げと言ったデメリットを負う。というわけで。駐輪場でも、スーパーでも、「囚人のジレンマ」は、日々起こっているのだ。我々は、皆が皆、生きているだけで囚人だった…?

 ちなみに、最初に述べた、会社のエレベーターの例では、私は常に1機を使い続けている。後から来た人間が、「反対側も呼んで、先にそちら側に乗る」という行動を行って、自分が先にエレベーターに乗れる状態になったとしても、それに加担するのは嫌なので、見なかったことにしている。駐輪場は、指定スペースの奥のほうに、自転車の首が倒れないよう駐輪している。スーパーの商品が要らなくなったら、手間が掛かっても必ず元の場所に戻しているし、冷凍/冷蔵ものが既に傷んでしまったようなら、責任をとって買い取る。
これらは、自身の利益という点で考えれば、全くメリットの無い行動だ。
 …やれ、別に私は、「戦争で敵を殺すなら、むしろ自分が殺されたい」と思うような甘ちゃんではないし、「お客さまのために働きます」みたいなお行儀の良いことは、建前ですら発言できない。そして、結婚して家庭を築いたり、起業するといった、後世に何かを残す事業も行えない。多分、定年までは働き続けず、投資で四桁万円の資産を作って、さっさと社会からログアウトをするという結末になるだろう。
 ――でもまあ、自分が、「自己の利益さえ得られれば良いと思っている輩」に巻き込まれて不利益を得た際の、
あの色つきの怒りを、他の人には味わわせたくないと思っている。自分がやられて嫌なことって、やっぱ他の人にはやりたくないよね?

(2024年5月31日)

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2024年5月14日(火)
[FF7R2/HARD] クリティカル=会心率


 
クリティカル発生時の最大ダメージは、1.40倍ということのようです。超会心かな?


 FF7リバースは、12章を使って世界を周り、各種の要素を回収している状態である。攻略本を読んで、
どうやらサブクエストの敵からもスキルブックを回収できるらしいということが分かったので、それ狙いで旅をしている。
 …やれ、そんなの、チャプターセレクト時には表示されてなかったぞ! …と言いたいところであるが、
マップ画面からL2で表示できるクエストメニューに、スキルブックの表記があるようだ。チャプターセレクト時には、クエストのクリア状況をリセットする機能があり(「過去に一度でもクリアしたクエストを復旧する」という機能もあるので安心)、それを使って再挑戦をし、Lv70の敵を倒すことで、スキルブックを入手できるのだ。
 ――ということは、つまり、効率だけを考えるなら、1周目は全てを無視してストーリーをクリアし、2周目でHARDを選んでクエストとスキルブックをまとめて回収していくというのが、一番である。まあでも、
1周目でサブクエストを回収しながら進めていくのも面白かったため、私は無駄足だったとは思っていない。そういうことを言い始めると、最終的にゲームなんて時間の無駄という結論に至ってしまうため、その時々で、楽しい遊び方をするのが一番なのだ。その他、各オープンワールド風マップの最後に登場する強敵からも、それぞれ1冊ずつ、スキルブックを回収可能である。
 ――さて。敵は、さすがにHARD相当の強さとなっているものの、弱点属性を突くまでもなく、今作のアルテマ枠である「クエイガ」
【日記:2024/5/11】を連打すれば、ほとんどの場合は楽勝で勝利できる。もうホーリーじゃなくて、クエイガでメテオを跳ね返せ!

 そんな中で、私は重要なことに気付いた。今作、「バトルにおけるクリティカル率」と、「クリティカル発生時のダメージ上昇値」が、
それぞれ、各キャラのステータス画面に表示されていたのである。
 …やれ、先日購入した、「FF7リバース アルティマニア」では、私は、前述した2つのデーターについて、
どこに書いてあるのか、発見できなかった。その答えを言うと、各キャラクターのステータスを紹介するページに書かれている。いやいや、クリティカルなんて基本ルールは、バトルの総論のところに書かれていると思うでしょう…。ちなみにだが、もちろん、前作である「FF7リメイク アルティマニア」には、バトルの基本システムのところで、クリティカルについて触れられている。
 ――そして。FF7リバースのクリティカルは、どうやら、
発生時のダメージが1.1倍、そして発生率は「運/500」程度ということのようだ(リメイク第1弾では、運/512と書かれていたが、第2弾では、それより少しだけ高くなる?)。ただし、各キャラ固有のスキルによって、クリティカルの発生率と、発生時のダメージが、それぞれ上昇する。例えば、ケット・シーは、様々なアビリティで、クリティカルの効果を高めやすい…というキャラ付けになっている。

 さて、これとよく似たシステムのゲームを、よく知っている人も多いだろう。その作品は、
もちろん「モンスターハンター」だ。モンハンには、「会心率」というシステムが存在し、攻撃を当てた際に、“会心率”の確率でクリティカルヒットが発動して、ダメージが「1.25倍」になる。この「1.25倍」という数値は、「超会心」というスキルにより、(1.25倍)1.30倍1.35倍1.40倍と高まっていく。その他、会心率が一時的に高まる技やスキルなども存在する。これらのシステムを組み合わせて、与ダメージを高めていく…というのは、モンハンシリーズにおける攻めの基本となっていた。
 …では、FF7リバースのクリティカルに話を戻すと、例えば、ケット・シーの
「ラッキーガール」というATB1ゲージ技は、「60秒間、味方全体のクリティカル率を、20%上げる」という内容だ。これを、クリティカルダメージが「1.1倍」のキャラに使っても、たった2%しか火力を上乗せできないという計算になる。だが、ティファとケット・シーは、スキルパネルで基本のクリティカルダメージを「1.2倍」に上昇させられるため、それらのキャラは4%の強化だ。さらに、武器アビリティにも、クリティカル発生時のダメージを高められるものがあり、それを組み合わせることで、更に火力を上乗せできる。
 また。
「クリティカル発生率」のほうも、大幅な上昇が可能である。例えば、マテリア「●ラッキー」は、最高ランクで「運+50%」という効果を得られる(複数装備時は、+100%まで)。たったマテリア1枠を消費するだけで運が1.5倍、すごい時代になりましたね…という感じだが、これを例えば、「クリティカルダメージ1.1倍、クリティカル率20%」のキャラに装備させても、元々の1%程度しか与ダメージが上昇しない(威力「100」の攻撃によるダメージ期待値が、102→103)ただ、例えば、「クリティカルダメージ1.4倍、クリティカル率40%」のキャラの場合は、「●ラッキー」×1個が、それぞれ7%程度の火力上昇に相当する(ダメージ期待値が、116→124→132)クリティカル寄りにすればするほど、「●ラッキー」は効果を発揮するのだ。

 そして。このように、「クリティカル発生率」「クリティカル発生時のダメージ上昇率」を考えつつ、最適な組み合わせを考えていく作業は、
まさにモンハンそのものである。様々なスキルを組み合わせて、会心率をどこまで高め、そして「超会心」はランクいくつまで発動させるか。あの頃の感覚が、まさかFF7でリバースしてくるとは思わなかった。もうこれ、公式コラボだろ…。

(2024年5月31日)

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2024年5月13日(月)
【御礼】特定口座、ついに黒字化を達成!


 
結論:全世界株を買って、投資していることを忘れろ


 日本社会の皆さまに、お礼を申し上げたい。本日、5月13日(月)の株取引をもって、ついに私は、
特定口座(国内株式)枠で、黒字化を達成できたのだ。損失5万4307円に対して、利益が5万5662円、差し引き+1355円の儲けである(2割の税引き前)
 …やれ、この程度の小さな儲けで、何故こんなに私が安堵しているかというと、
私の特定口座取引は、大失敗から始まったためである。まず、みんな大好きNISA枠では、「利益から引かれる2割の税金」が免除されるものの、売却をしても“年間360万円の上限枠”は年明けまで復活しないため、頻繁な売買で利益を出すには向いていない。
 ――さて。2月末までに、私は、当初の貯金額:約200万円を投入し終えた。だが、それで満足するはずがなく、私は更なる刺激を求め、
「低金利で借金を行えるサービスを使って、特定口座枠で投資を行う」という無謀な挑戦を始めた。この1月&2月のボーナス相場では、ひと月で+5%という信じられない高成長枠がゴロゴロしていたため、借金によって投資をしても、余裕でリターンが期待できたのだ。
 具体的に、私が購入したのは、その成長枠の超最筆頭であった
「GX 半導体日株 [2644]」(日本の半導体関連会社:約30社の株が入ったセット商品)である。このETF(主に、複数株の入ったセット商品だが、通常株のように、価格を見て即座に売買できる。NISA枠で好まれる投資信託は、基本的に2日遅れ)は、年明けから2月末までの2ヶ月間で、なんと+29%という、この次元の存在とは思えないような高成長を遂げており、これから先もそれが続くと信じ切っていたのだ。

 というわけで。私は、余剰資金の口座残高と借金を合わせて、3月頭に
170万円「GX 半導体日株」を、1株約5000円で購入した。
 …しかし、
そこでこのETFの成長は止まってしまった。3月7日に記録した、5150円という最高さいたかは、2ヶ月経った今でも塗り替えられていない。なお、本日のおわり4675円であり、今日までガチホを続けていたら、-11万0500円という、さすがに心が折れそうな大赤字を、今でも計上していたはずだ。
 ――もちろん、半導体業界の中長期的な成長を信じて、1年・2年と持ち続ける手もあるだろう。ただ、私が特定口座枠に手を出した理由は、「借金をしてでも投資額を増やし、
短期の取引で利益を出すため」であった。よって、半導体株の伸び悩みにより、私の計画も頓挫してしまったのだ。

池上彰が円安/円高を解説する番組に出てて、「いやアンタは分かるやろ」と思ってた


 そういうわけで。私は、
「上がった株を売り、下がった株を買う」という方向性に、作戦を変えた。基本的に、株というものは、上がった次の日は下がることが多く、その逆も然りだ。よって、「上がった株を売り、そのお金で下がった株を買う」という方法は、ただ1社の株/ETF/投資信託を持ち続けているだけよりは、理論上は利益を出しやすいはずである。
 と言っても、「個別株
(※「トヨタ自動車」「マクドナルド」「任天堂」など、皆の知っている名前の株)は買わない」という原則は変えない。何故なら、個別株は、「いったん下がったらもう上がらない」ということが、往々にして起こり得るからだ。やはり、買うならば、複数社の株が詰まった、インデックス・ファンドしかあるまい。それも、中長期的に見れば、必ず成長を期待できる商品を、だ。
 …そんな感じで、私は、いくつかのETFを選び出し、借金を返したり足したりして、新たに得た
150万円の元本で、ETFのスイングトレードを始めた。そのための基準も用意しており、「中長期的な成長が期待できる国内ETFの中で、差し引き『2%』以上の前日比成長差が生まれた場合に、該当株を売買する」というルールである(ちなみに、楽天証券は、国内ETFの売買手数料が無料であるため、値下がり以外で、売り買いをすることによる損失は存在しない)
 ――ただ、この作戦を考案した4月中旬は、浮き上がっていた株価が再び下がった時期であり、
「1%下がった株を売って、3%下がった株を買う」という、後ろ向きな売買が目立った。かくして、4月の投資まとめ記事を書いた4月26日(金)【日記:2024/4/26】までに、-4万3264円という、ちょっと笑えない額の損失を抱えてしまっていたのである。素直に負けを認めて、150万円をそのまま借金の返済に当て、NISA枠で耐え続けるほうが良かったのか…?

 しかしながら。週明けの4月30日(月)から、私はめげずに、「『2%』の成長差が生まれたETFを、無心で売買する」という取引を続けた。すると、主にアメリカ株の伸びにより、
1日につき数千円程度の売却益を得られるようになった。そして、本日5月13日(月)における国内株式の売買を終えた時点で、ようやく、+1355円という初めての黒字を達成できたのである。
 …さて、途中、ゴールデンウィークもあり、東京証券取引所は
ムカつくことにカレンダー通りの休みなため、本日を入れて、取引が行えたのは「8回」しか無い。それで、4万4599円、+3.0%もの利益を出せたのだから、まったくもって、大したものだ。
 ――やれ、もちろんこれは、私がめげずに正しいと思う取引を続けたからということもあるが、それ以上に、世界の経済界の皆さまが、そして日本社会の人々が、しっかりと働いてくれた結果である。つまり、
皆の勝利なのだ。本当に、本当に、よく頑張った…!

 ちなみに。
私は、自分の投資スタイルについて、何も隠すつもりは無いので、今回使用した銘柄を、簡単に紹介してみたいと思う。「中長期的な成長が期待できる国内ETF」として、私は10銘柄程度を選出し、その中には、S&P500(全米株)や日経225(日本の大企業、通称「日経平均」)・TOPIX(中小企業も含めた日本の株価指数)など、スタンダードなものもあるが、もっぱら売却益を出してくれたのは、個性的なETFであった。
 …では、もったいぶらず、具体的な銘柄を述べよう。
「NF 日経高配当50 [1489]」「GX 半導体ETF [2243]」「GX USテック・トップ20 [2244]」「GX 半導体日株 [2644]」である。どれも、投資オタクに人気の銘柄であり、中長期的な保有にも向いているが、何かと特徴的な値動きをするため、短期的なスイングトレードにも向いているのだ。

 ちなみに。具体的に、本日の私が行った取引について、述べてみることにしよう。
 …まず、先週金曜日の
仕事の昼休みに、お気に入り欄に登録していた株価の値動きを調べてみると、「GX 半導体日株 [2644]」が前日比で-1.7%程度の下落をしていたため、+1.5%ほど上昇していた「NF 日経高配当50 [1489]」を売却し、6201円の利益を確定させつつ、そのお金で下落していた「GX 半導体日株」を買い足して、その日の取引を終えた。
 ――そして、
月曜の仕事の昼休みに、再び株価を調べてみると、期待通り「GX 半導体日株」は、約1.2%の成長をしていた。だが、その他の株式も、横ばいという感じであったため、今後のトレンドは読みづらい。そういうわけで、私は、特定口座資産のうち、約40%相当の60万円を集中させていた「GX 半導体日株」を、15万円程度になるように売却し、計3927円の利益を出しつつ、再び多数の株に分散をさせている状態に戻した。
 やれ、こうして株を分散させておくと、明日である火曜日に「全て下がるor上がる」以外の値動きの場合、再び「上がった株を売って下がった株を買う」という取引が可能となる。攻撃チャンスのみ合体して1体になり、それ以外ではバラバラになってリスクを分散する。
カルコブリーナかな?

8日間は勝てたのだから、つまり通しでも勝利できる…


 さて。こうして私は、頻繁な売買により、この厳しい相場の中で、取引可能な8日間で+3.0%という高い利益を出せた。ただ、悲しいかな、
これだけ頑張っても、「全世界株を買って待ってるだけ」というド定番の戦法に勝つのは、極めて難しいのだ。
 …例えば、「eMAXIS Slim 全世界株式」「楽天 オールカントリー株式 インデックス・ファンド」に相当する国内ETFとして、
「MAXIS 全世界株式 [2559]」というものが存在する。これを、4月26日の終値で購入して、本日まで持っていたという場合、+2.8%の利益を得られていた。私が、あれだけ頑張って工夫をし、仕事の昼休みの時間を使い、株の売り買いをしてまで得た利益が+3.0%である。それが、「全世界株を買って待ってるだけ」に対して、ほんの僅かしかパフォーマンスで上回れていないのだ。
 ――さらに。今となっては後の祭りだが、私が「半導体株を買う」「スイングトレードを始める」など、いろいろと作戦を練り始めた3月頭に時間軸を戻し、元資150万円を「MAXIS 全世界株式」へと投資して、あとは待っていたとしよう。3月/4月は、様々な株価が伸び悩んだ、投資初心者にとって試練の時期となったが、全世界株は安定して成長をし、3月1日から本日までに、+6.4%の成長をしている。つまり、
「全世界株を買って待ってるだけ」で、150万円の元資に対して、9万6656円の利益を出せていた。そこを私は、いろいろな作戦を練って、精神が不安定になるような時期も経験し、いろいろ苦心した挙げ句、本日やっと、1355円の黒字を出せた程度のことを喜んでいるのだ。やること為すこと、ぜんぶ無駄か??

 ただまあ。この絶望的な結果を見て、私は逆に燃えてきた。なにせ、
僅差ではあるものの、直近8日間のパフォーマンスでは勝っているのだ。だからこれからは、「やり込みinFF vs 全世界株」と称し、全世界株に勝利することを目的としていきたい。全世界株は、投資界隈の五条悟と言われている(※言われていない)。だが、そんな最強キャラだって、負ける時は負けるのだ。この強敵をどう倒してやろうか、今から胸が高鳴るというものである。
 …そして。私のような投資オタクではない、一般人の皆さまにオススメする作戦も決まった。
やはり、全てを無視して、全世界株に積立投資をすべきである。いろいろと策を呈したところで、結局のところ、ほとんどの場合は全世界株のパフォーマンスに勝てず、無駄な努力となってしまう。そして、投資資金の拠出先が、「毎月の給与から、少しずつ」であれば、生活に無理が生じることも無いし、高値掴みを防ぐためのリスク分散にも繋がり、毎日の値動きに翻弄されることもなく、極端な話、投資していることを忘れるくらいが丁度よい。
 ――やれ、「全世界株」は、絶対に1位になれず、平均点しか出せない。だが、雨の日も風の日も、竜巻や台風の日にだって、いつも平均点を出す。防御力や回避率、そんな敵味方のパラメーターさえ無視して、常に平均点で殴り続ける。
これが、最強キャラの性質でなくて、何だと言うのだ。
 というわけで。なんか、いろいろと考えた挙げ句、結局のところ、
「全世界株を買って待ってるだけ」が最強という、私が投資を始めた時点の位置に戻ってきてしまった。チュートリアルで登場した敵が、ラスボスだったのだ。これが、“ねずみの嫁入り”、今風に言うと、起源にして、頂点というところか…。

(2024年5月31日)

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2024年5月12日(日)
娯楽の王者:「ジャンププラス


 
ここ数ヶ月で、いろいろと推しの作品が増えました


 皆さまは、携帯電話でゴロゴロしながら時間を潰したいとき、何をするだろうか。Twitter
(現:X)などのSNSを、見たり書いたりするのは、王道だろう。友人や恋人といった大切な人と、LINE等で他愛の無い会話をする人も多いはずだ。昔は、動画配信などはPCが必須だったが、今では携帯電話だけでも行えるので、日記感覚で配信を行っている人も居るだろう。各種のソーシャルゲームも人気である。まとめブログのゴシップに踊らされるのも悪くない。個人サイトやブログを訪問するという人は、今ではだいぶ少なくなったはずだ。「朝起きたら最初に株価を見ます」なんてやべぇ奴も居るかもしれない。
 …そのように、携帯電話1つでも、いろいろなことが楽しめる中で、私は、携帯電話における娯楽の王は、
「漫画アプリ」だと思うのである。本という一分野であっても、学習参考書、そしてゲーム攻略本など、物理形式のほうが都合が良いものは多い。ただ、漫画は、基本的にサッと読んで終わる物であり、紙の書籍にこだわる理由が薄い。逆に、電子配信のメリットとしては、縦長画像の娯楽であるため携帯電話端末と相性が良いこと、感想を即座にオンラインで共有できること、一斉公開されるためネタバレが存在し得ないことなどが存在する。
 ――というわけで。
私は、もう、漫画は物理書籍から電子に置き換わったと思っている。冗談抜きで、漫画を完全電子化するデメリットは、「『他者の本棚に並べられているのを見て、新しい漫画を知る』という機会が失われる」ということくらいではないだろうか…。

 そして。そんな携帯電話向けの漫画アプリの中で、私が最強だと思っているのが、
「ジャンププラスである。元々は、アニメから好きになった「SPY×FAMILY」の原作を読むためにダウンロードしたのが始まりであった【日記:2023/5/31】
 …さて、「ジャンプ+」では、“まず作品を読んで好きになってもらい、その後に単行本を買ってもらう”という作戦なのだろうか、
「初回全話無料」という太っ腹すぎる施策を取っている作品が多い。前述した「SPY×FAMILY」を始めとし、【推しの子】「姫様 “拷問”の時間です」「株式会社マジルミエ」など、アニメ化された(される)作品ですら、最新話まで全話を無料で読むことができる。これだけでもう、お得感が満載だ。
 ――さらに。「ジャンプ+」では、アプリ内で感想を投稿して表示できる機能がある。
これがまた楽しいのである。自分が読んで、ここが面白かったなあというところが書き込まれていれば嬉しくなるし、意外な着目点に気付かされることもある。わざわざTwitterなどを見に行かなくとも、「ジャンプ+」のアプリ内で、感想を共有できるのだ。電子書籍が、単に物理版の代用品というだけでなく、独自の魅力を持ち始めた瞬間である。私も、限界投資バカになっていなければ、普通に「ジャンプ+」枠に課金して、好きな漫画のコミックスを電子版で買っていたかもしれない。

 ちなみに、以前は、「ジャンプ+」アプリの再インストールをすると、初回全話無料が再度使えるようになるため、安くないお金を払って電子コミックを買う意味が、ほとんど存在しなかった。だが、さすがにそれはあんまりということか、この春に「読了情報が端末に保存される」という変更が為され、再インストール法は使えなくなった。
まあ、当然と言えば当然の処置ではあるな…。

※お米2合は、通常、3〜5食ぶんです


 さて。私は、「ジャンプ+」において、前述した通り、当初は「SPY×FAMILY」のみを目当てとしていた。しかし、その後に、アニメ視聴に対する態度と同じく、様々な作品に触れてみようと思った結果、
今では推しの作品が大幅に増え、ほぼ毎日、何かの更新を楽しみにできるようになった。こういう、娯楽部門においては、好きな物が増えれば増えるほど、毎日を豊かに生きられるのだ。
 ――では、そんな「ジャンプ+」において、私が楽しみにしている作品を、リストアップしてみることにしよう!


[月] SPY×FAMILY 現行:97話 形式:初回全話無料 主な更新頻度:隔週更新
 ご存じ、「ジャンプ+」の目玉作品である。冷戦時代の東西ドイツをモチーフとした架空国家で、他人の心が読める少女:「アーニャ」を主人公に繰り広げられる
スパイギャグであり、アニメも第2期までが放送されている。
 私は、去年にアニメから入って、今では立派に、生活へと定着した作品となった。劇場版も良かったし、アニメ第3期も楽しみだ。いよいよ、
あの最高にSPY×FAMILYだったバスジャック編がアニメ化され、子供たちへと知れ渡ってしまう…。


[月] キン肉マン(新シリーズ) 448話 最新3話無料(2話遅れ) 毎週更新
 続いては、今なお
私の最推し作品となっている「キン肉マン(新シリーズ)」だ。ジャンプ系の作品ということで、「ジャンプ+」にも掲載が為されているのだが…この作品については、漫画の出来以外において、いろいろと問題がある。
 まず、
更新が2話遅れということだ。有料雑誌に掲載されている作品が、ネット版で遅れるのは当たり前…と言いたいところだが、【週プレNews】や、アプリ「ebookjapan」にて無料で最新話が読めるので、わざわざ「ジャンプ+」で2週遅れで見る意味は、他の手段を用意するのがめんどくさいという場合を除けば、コメント機能で感想を共有できるということくらいしか無い。まあ、それだけでも割と大きいのだが。
 また、この「キン肉マン(新シリーズ)」は、「ジャンプ+」のアプリ上で、
わざわざ検索を掛けないと出てこない。昭和キン肉マンの再録ではないし、息子世代の活躍を描いた「キン肉マンII世」とも異なる、正真正銘の現行連載の新作なのだが、それがここまで奥まっている理由は謎だ。
 とはいえ、
作品自体の出来には、全くまったく問題は無い。月曜枠で、「SPY×FAMILY」と同時更新になったときですら、私はキン肉マンのほうから先に読んでいるくらいである。7月からのアニメも、非常に楽しみだ。あと、いつもながらの宣伝ですが、アニメ化もされる新シリーズの「完璧超人始祖編」は、序盤1/3くらいが、【40周年記念サイトで常に無料公開されている】ので、今の時期だとアニメネタバレ注意なのですが、お時間のある際にでも、ぜひ読んでみてください。私も、ここからキン肉マンにハマりました…。


[火] 姫様 “拷問”の時間です 229話 初回全話無料 毎週更新
 中世ヨーロッパ的な世界観を舞台とし、魔王軍に捕らえられた姫が過酷な拷問を受ける…というのは建前で、実際には、
“拷問”という名のおもてなしをひたすら受け続けるギャグ漫画である。食べ物系の“拷問”が多いため、飯テロ漫画と言われることもあるらしい。
 漫画版は、「私は絶対に屈しない!」「“拷問”」「屈する」という流れがテンプレ化しており、様式美としてのギャグが炸裂している。いっぽうのアニメ版については、第1期が放送完了して、第2期も制作中ということらしい。私は、「dアニメストア」で1期12コ話を見たが、まあ、可もなく不可もなく…という感じのアニメ化であった。アレだ、
「呪術廻戦」とか「鬼滅の刃」みたいなアニメで、ハードルが上がりすぎた弊害が来ているな…。


[水] 株式会社マジルミエ 110話 初回全話無料 毎週更新
 
魔法少女×業界物という、異色の組み合わせ漫画である。そう言えば、私は魔法少女ものというと、「まどか★マギカ(初代TVアニメ版)」くらいしか見たことが無かったな…。世界観としては、“妖怪退治(のようなもの)のために、魔法少女が職業化した”という設定のもと、主人公の就活という、胸が痛くなるようなシーンから物語がスタートする。
 さて、この漫画に興味を持ったきっかけは、作品を示すバナー画像に、
ショートヘアーの女の子が居たことである。「このかわいい女の子はいつ出てきますか?」と読み進めていった。結果的に、かなり後の第2部になって出てきたのだが…。たまに生えてショートじゃなくなったりする。
 なお、この作品も、秋にアニメ放送が決定しているそうだ。うーん、やっぱり、推しの作品が増えれば増えるほど、人生は楽しくなる!


[水] 恋愛代行 35話 初回全話無料(1週遅れ) 毎週更新
 
【推しの子】の原作者である「赤坂アカ」の、新しいラブコメ漫画である。原作は、【推しの子】と同じくヤングジャンプに掲載されており、ジャンプ+版は1週遅れということのようだ。「かぐや様は告らせたい」も面白いし、まさか赤坂アカって天才なのでは…? ちなみに、3作品の作風から、女だろうと勝手に思っていたが、どうやら男性らしい…。
 さて、この「恋愛代行」という漫画の物語は、容姿端麗で内面も優れているが、恋愛だけは苦手…という男女が、お互いに「恋愛代行サービス」を使って距離を縮めようと試みる
(当初、互いにそういう物を使っていることは秘密)…という内容であるが、この代行サービスの担当者も学生の年齢で、互いに恋愛的な興味を持っているという、いわばダブルラブコメとなっている。なお、開幕当初は、真面目な恋愛アドバイス漫画にしようという方向性も垣間見えたが、その後に、頭のいい奴が考え尽くした結果、頭の悪い行動をするという、いつものラブコメになった。
 ちなみに、この作品には、
「そりゃねえだろ」というツッコミどころが大量に存在する。漫画補正ということなのだろうが、主人公カップル以外にも美男子/美少女が多いため、「この女/この男じゃなくても良くね?」という点はよく指摘される。また、たまに、登場人物がめっちゃ早口で影のある話を始めることがあり、作者の実体験なのではと噂されている。その他、原作者が同じということで、「かぐや様は告らせたい」【推しの子】の要素が、匂わせ程度で登場することがある。こういったピンポイントな感想を、コメント欄ですぐさま共有できるのは、ネットコミックの魅力と言えよう。


[水] BIG FACE 11話 全話無料 隔週更新
 ジャンプ+には、「インディーズ枠」というものが用意されているらしく、そこから抜擢された作品である。内容は、
“人の頭が急激に拡大し、周囲の建造物を押し潰す奇病”が存在する世界で、被害を防ぐために患者の殺処分を行う者と、それを防ごうとする者の戦いが描かれている。
 さて、インディーズ枠ということで、一見すると画力は劣るように見える。ただ、絵として、見せたい物がハッキリしており、拡大縮小やアクションなども明確で、
静止画なのに動画を見ているような、不思議な迫力がある。「頭がビルのように巨大化する病気」という非現実的な世界観、異様にガタイの良い女キャラたちなどが相まって、他に類の無い感覚を味わわせてくれる。これを見出したジャンプ+のスタッフとファンは、さすがとしか言いようが無い。


[木] 【推しの子】 147話 初回全話無料(1週遅れ) 毎週更新
 ご存じ、アニメ化もされた有名作品である。ジャンルとしては、
ラブコメ×芸能業界物という感じだろうか。1週遅れでの掲載であるが、ヤングジャンプは有料誌であるため、こちらにもメリットは存在する。また、コメ欄についても、人気順で表示をすれば、私はネタバレコメントを目にしたことは無いので、安心して読んでいけるだろう。
 7月からのアニメ第2期も、楽しみにしています!


[木] ほったらかし飯 6話 初回全話無料 隔週更新
 
トンデモ漫画枠である。内容は、料理のできないズボラな女子が、炊飯器1つで作れるグルメを楽しむ…という内容であるが、あまりにもツッコミどころが多すぎて、逆の意味で楽しめる漫画だ。
 まず、主人公が、異様に食い意地が張っているくせに、容姿端麗でスタイルも100点、そのくせズボラ扱いで独身、ダイエットも目指している…というのは、漫画補正ということで許されることにしよう。
こんな女子が本当に実在するなら、速攻で結婚して私が養ったる。しかし、そもそものところとして、炊飯器で調理をしようと思った理由が、「コンロの上にヤドカリの水槽を置いているので火が使えない」というものらしい。どけろ。一時的に地面に置こう。
 その他、「終電ギリギリで職場を出ているのに、『まだ18時ですYO!』みたいな雰囲気のスーパーと揚げ物屋と街の人々」「恐らく日付が変わってからの帰宅にも関わらず、玉ねぎを切って調理をし、炊き込みパスタご飯を炊けるまで待ってから食べる、ガッツありすぎな主人公
(午後出勤とか?)」「おかず付きで米2合を1食で食い尽くす主人公(私でも、2合で通常3食、ご飯自体を料理にする場合も1食1合)」「引っ越し中のお隣さんを家に招待して食事を振る舞うと思いきや、調理を手伝わしたあげく、米が炊けるまで拘束する主人公」「万年コンビニ飯という設定なのに、異様に充実している調味料と調理器具(本物の料理音痴の家には、大さじなんて無いよ…)などという感じで、ほぼ全話にツッコミどころが存在する。そもそも、炊飯器は米を炊くための機械であり、無理な炊き込み調理はメーカー非推奨ということで、作品が根幹から破綻してしまっている。この漫画の題名こそ、「クソ女に幸あれ」とすべきだったのでは…?
 しかしまあ、ここまで私が熱く語ってしまったことからも分かるように、
ツッコミどころがあったほうが、作品としては愛される。絵については、AI生成とか酷い突っ込みを受けているものの、しっかりかわいく描けているため、私としては、ナイスバディ(死語)の女の子が美味しそうに食事をしているだけで嬉しくなる。その後、コメント欄でツッコミを見ることにより、味変あじへんのような感じで、作品を二重に楽しめるのだ。
 なお、ジャンプ+のコメント欄は、運営によって管理されており、やや厳しめの削除基準であると思う。しかしながら、この漫画については、かなり直球な批判コメントまで残されている。どうやら、編集部からも、
電波漫画枠として認識されているようだ…。


[日] クソ女に幸あれ 24話 初回全話無料 毎週更新
 
題名に誤りのある作品だ。バナー画像は、ギャルっぽい女の子が、頬杖を付いてこちらを見つめている…というものであり、「クソ女」という強烈な言葉の印象も相まって、私は敬遠していた。ただ、内容としては、ふつうのラブコメ漫画である。題名にある「クソ女」は、出てこない。ヒロインのギャルっぽい女の子は、一見するとチャラく見えるものの、真面目で純情な人物だ。では、もう一人のヒロインである黒髪先輩のほうが「クソ女」なのかというと、そういうわけでもない。そして、主人公やその友人たちが「クソ男」というわけでもない。何故、この題名にしたのか分からない…。
 さて、作品に用意された仕掛けとしては、
男女の中身が入れ替わる。そして、ただ入れ替わるだけでなく、1日ごとに元に戻ることと入れ替わることを繰り返す。何がどういうことか分からないが、もうそういう世界として認めるしかない。そして、ラブコメの恒例として、「頭の良い登場人物たちが、いろいろ考え尽くしたあげく、頭の悪い行動をする」という、ナポレオンの会議に対する格言みたいな展開になる。まあ、直球で行動すると、漫画補正もあるだろうが、美男美女ということで、速攻で付き合って話が終了してしまうため、こういうすれ違いが、ラブコメの基本的な流れなのだろう。
 やれ、振り返ってみると、
私はラブコメ漫画というものを、ほとんど読んだことが無かった。10代の頃に連載していた「I''s」「いちご100%」「To LOVEる -とらぶる-」なんかは、完全にエ◯目的でしか見ていなかったし、「ニセコイ」「僕たちは勉強ができない」「WITCH WATCH」なんかは、ジャンプ本誌を読まなくなった後の作品である。「彼女、お借りします」「宇崎ちゃんは遊びたい!」「僕の心のヤバイやつ」みたいな、当初は個性的な要素を持っていたラブコメも、連載が進むと、何故か必ず真面目な恋愛漫画となってしまい、「うわあ! 急に真顔になるな!」と、心が離れていってしまった。だから、今回のジャンプ+で、「恋愛代行」「クソ女に幸あれ」のような、ちょっと変わったラブコメ漫画に出会えたことは、凄く良かったな。




もちろん、これら定番作も楽しみにしてます!


 ということで。現在、
「ジャンプ+」は、現状、夜24時に日付が変わったら、真っ先にチェックするアプリとなっている。例外は、「キン肉マン(新シリーズ)」の更新日のみ、そちらを読むために「ebookjapan」から起動をするというだけだ。
 …やれ、最初のほうで述べた通り、“漫画”という分野自体が、そもそもスマートフォン型携帯電話との相性が良い。感想の共有など、WEB媒体ならではの新しい楽しみ方も生まれている。そして、そんな漫画アプリの中でも、
「ジャンプ+」は、漫画の量と質、“初回全話無料”というサービス、そして感想コメントの多さなど、全てが桁外れであり、私の娯楽環境を一気に塗り替えるに至った。インターネットが、ほぼ全国民に普及した現代で、“漫画アプリ”という娯楽は全盛期を迎えており、その中でもトップメタと言えるのが、「ジャンプ+」なのだ。
 ――ということで。私としては、この「ジャンプ+」を主軸とし、あとは他社の
「期間限定 何十巻無料!」みたいな自爆攻撃をつまみ食いしていけば、もう読む漫画に困ることは無い。さすが、漫画界の征夷大将軍:「ジャンプ」であり、携帯電話アプリ業界においても、その神通力は本物であった。正統派のバトル系は、ジャンプ本誌に譲るということで、私は、「ジャンプ+」のほうでは、ちょっと変わった漫画を読みたいかな…。

(2024年5月31日)

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2024年5月11日(土)
[FF7R2/HARD] クエイガ=今作のアルテマ


 
カタ様「飛んでいる敵にも当たる…だと…?」


 HARDのストーリー攻略ではなく、初週NORMALで残した要素の回収を進めていく。ミドルオーシャンのバトル系ミッション
(召喚獣ダブルバトル+ギルガメッシュ戦)を終えると、残っている戦闘系要素は、「ゴールドソーサーのバトルスクエア」「チャドリーのバトルシミュレーター」の2つとなる。たかが2つであるが、この中に、2桁単位での難関ミッションが残されており、一筋縄では行かないのだ。
 …と、
ここらで私は、マテリア育成を、一気に終わらせておきたいと思った。HARDのストーリー攻略も中盤に差し掛かり、最終的な育成を見据えて…ということもあったが、一番の理由は、キャラを切り替えるたびに育成枠のマテリアを付け外しするのが面倒くさかったからである。

 さて。7リメイク第1弾のAP稼ぎは、神羅バトルシミュレーターの「vsスカイキャラバン」の第1戦のみを取り上げて、EASY&CLASSICモードで半放置をするというのが、恐らく実プレイでは最も楽と言えるAP稼ぎであった
【YouTube】 ※私の投稿動画)。それと同じような感じで、リメイク第2弾であるFF7リバースにおいても、闘技場形式のバトルミッションをひたすら繰り返すのが最速となっている。
 …ただし。今回使うのは、CLASSICモードによる放置ではなく、
「クエイガ」だ。今作で新たに追加されたクエイク系魔法は、無属性という扱いであり、威力としては「サンダー」など属性魔法の75%程度に留まるものの、耐性を持つ相手がおらず、どんな敵にも使っていける。その他、「敵の足元から素早く攻撃が発生するため、(たぶん)必中である」「同ランクの属性魔法に比べ、攻撃範囲が広い」「石化危険の追加効果を持ち、何発か当てると、雑魚を即死させられる」「ブリザド系と同値の、高いバースト性能を誇る」「通常系の属性魔法と比べ、消費MPが高めである」と言った性能である。
 ――そして。そんなクエイク系魔法
(「地属性魔法」と呼びたいところだが、無属性でありややこしいので言わない)を使ったAP稼ぎの方法は、「魔法火力最強のエアリスが、『●せんせいこうげき』+『チョコボ王のマント』で初手2ゲージを確保し、開幕で範囲化クエイガを使う」というものである。補助として、「●クイックキャスト(詠唱時間最大0倍)」「●まほうきょうか(火力最大+25%)」「●MPきゅうしゅう(最大で与ダメの0.3%だけMP回復)」「●はんいか(実は追加されるのは2体までらしい…)などを組み合わせていく。なお、今回、初めて知ったのだが、「●せきか=●クイックキャスト」「●せきか=MPきゅうしゅう」などと重複して組み合わせた場合、対象のクエイク系魔法には、2つの強化効果が乗ってくれるようだ。

 さて。それらの強化を施したうえで、反復するミッションは、バトルスクエアの
「多勢な無礼者」、そしてチャドリーシミュレーターの「群れなす軍隊」のどちらかが良いとされているようだ。両方とも闘技場形式であるため、戦闘に参加しているメンバー以外は、APが手に入らない。ただ、基本的に範囲化クエイガの連発だけで終わり、操作が簡単であるのは嬉しい。なお、「群れなす軍勢」は、自動的にHARD扱いとなる高難易度ミッションだが、クエイガを連打するだけで、瞬殺できることが多く、そうでなくとも壊滅的な被害を与えられる。
 …そして、これらのミッションの使い分けであるが、「多勢な無礼者」のほうは3人パーティAと3人パーティBで戦い、1戦目で30AP・2戦目で60APが手に入る。一方で、「群れなす軍勢」のほうは、3人パーティ×1で戦い、10戦で267APを入手できる。
ただし、PS5なのに、戦闘間で10〜15秒くらいのロードがある。世界の端から端まで5秒で移動できるのに、なぜ同じマップで戦い続けるだけで2倍以上が掛かるのか…。
 ――というわけで、時間効率はどちらも同じくらいなので、育てたいマテリアの数によって、採用ミッションを決めていくと良い。具体的には、数が多い段階では、「多勢な無礼者」で6人分を稼ぎ、減ってきたら「群れなす軍勢」を使っていくことになった。

 というわけで。
3時間ほど集中的な稼ぎを行い、全てのマテリアを育成限界まで育てておいた。最終レベルへの成長に18000という衝撃的なAPが要求される「●クイックキャスト」「●まほうきょうか」(ちなみに次点は「●ぞくせい」などの7500)、そして大量購入してしまった「●HPアップ」「●MPアップ」「●ラッキー」「●たいせい」など、厄介な物も多かったが、まとめて育成を終了させられたのである。これで、パーティ入れ替えの際に、育成枠のマテリアを装備する必要が消え、ぐちゃぐちゃになって混乱せずに済むようになった。
 …そして、思ったのが、
「今作のクエイガって、アルテマじゃね?」ということである。正直、AP稼ぎの「群れなす軍隊」のみならず、少なくない敵パーティを、開幕クエイガで瞬殺できる。属性を持たないため、あらゆる敵にダメージが通り、汎用性がとても高い。なんと、空中の敵にも当たるのだ。さすが、FF13シリーズの精神的続編【該当プレイ日誌】という感じである。そして、アクションRPGにおいては「発生が早い」という点も重要だ。「ドツン!ドツーン!」というシンプルな効果音も、逆に最強魔法にふさわしい気がしてきた。
 ――やれ、FF7では、「ホーリー」「メテオ」は、世界観に関わるため、戦闘用の魔法としては出せない。「フレア」は、単体攻撃というイメージが強く、これも最強とはできないだろう。そして、「アルテマ」については、原作では登場していたため、恐らくはリメイク第3弾のために取っておいてあるのだと思われる。しかしながら、
クエイガがこれだけアルテマっぽい性能だと、ちょっと差別化は苦しいかもしれない。FF13&13-2みたいに、敵専用魔法にするか、リミット技などの特殊な魔法にするか、はたまた裏ボス撃破後の遊び要素としてぶっ壊れ性能にするか…?

(2024年5月31日)

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2024年5月10日(金)
[FF7R2/HARD] モンハンの悪い癖


 
そう言えば、ロックマンXコレクションの追加コンテンツも、こんな感じだったらしいね…


 7章を終えると、物語はゴールドソーサーに入っていくが、ちょうど良い機会ということで、ここでHARDモードを解除し、
1周目で取り逃した高難易度要素について、回収を行っていく。
 …ただし、使うのは、8章ではなく、
12章(ゴールドソーサー/2回目)である。この章だと、タイニーブロンコで、海を含む全ての地域を自由に移動できるうえ、13章と異なり、ケット・シーをバトルメンバーとして使用可能である。ちなみに、ギルガメッシュ戦は、初回プレイだと13章での解禁(12章ラストでもOK?)となるが、チャプターセレクトを使用することにより、ケット・シーをメンバーに入れて挑むことも可能だった。良かった…。
 ――というわけで。FF7リバースをやり込む場合、この12章をメインとして使用することになるだろうが、一つだけ問題がある。それは、
開幕に、長いタイニーブロンコの操作シーンが入ることだ。内容は、仲間との会話に耳を傾けながら、タイニーブロンコを水上スキーのように滑らせて、大海原に出る…という、移動と会話イベントが合体したかのようなシーンであるが、ムービー扱いではないため飛ばせず、繰り返すと面倒になってくる。時間にして、2分も掛からないのだが、面倒なことには違いない。なお、対抗馬の13章は、ムービーを1つ飛ばすだけで即座に自由行動が可能であるが、ご存じの通り、ケット・シーをバトルメンバーとして使うことができないという致命的な問題がある。普段ケット・シーを使用しないから気にしない…という人も、ケット・シー限定のミッションがあるため、結局のところ、歯抜けとなってしまう。さすがに、12章冒頭のアレは、イベントスキップをできるようにすべきだった。

 というわけで。ギルガメッシュアイランドや、ゴールドソーサーの高難易度バトルなど、初回プレイではクリアできなかったミッションを埋めていく。すると、やたらと目立つのが、
ボス級モンスターの2体同時討伐という戦闘だ。モンハンの悪い癖が、意外なところで出て来てしまった。
 …さて、“モンハン”こと「モンスターハンター」の面白みは、私は
モンスターvsハンターの一騎打ちにあると思っている。ただ、オンラインによる共闘プレイを前提としたのか、それとも覚えゲー・パターンゲー化を嫌ったためか、はたまた難易度上昇に限界を感じたことが理由か、「ポータブル3rd」あたりから、「強敵の2体同時討伐」というクエストが、やたらと増えた。
 ――が、この2体同時討伐、
私は全く好きではない。難易度が単体戦闘の時と比べ物にならないのはもちろんだが、「強力な技を2体同時に重ねられる」「画面外から攻撃される」などと、理不尽・運ゲー感がモリモリと増してしまう。そのため、この手のクエストを攻略する際は、閃光玉を連発したり、少し攻撃したら速攻でモドリ玉で逃走して立て直すなど、“ハメ技”まがいの戦法を用意して、まずは1体を無理やり撃破し、その後に残った1体とゆっくり戦う…という作戦が、常套手段となっていた。率直に言って、1回クリアをしたら、もう何度もやりたくなるような内容では無かった。

 さて。7リメイクシリーズには、カプコンからの開発者も関わっている。実際、「FF7リバース アルティマニア」のスタッフインタビューにも、モンハンシリーズを代表作とする人が、多く登場していた。アクション制作において百戦錬磨の、元カプコンのスタッフが関わってくれていることは、ほとんど全ての面において、7リメイクシリーズに、良い影響を与えてくれているだろう。
 ――が、
FF7リバースの高難易度クエストでは、モンハンの悪い癖がモロに出てしまったと思うのだ。ゴールドソーサーには、各エリアのオープンワールド要素の最後に登場するボス級モンスターが、2体同時に登場する。しかも、組み合わせを少しずつ変えながら、それが何度も反復される。さすがに飽きる。さらに、ギルガメッシュ戦の前段階では、強敵である召喚獣が2体同時に出現するということで、もはやゴリゴリの消耗戦を強いられる。こちらは闘技場形式ではないので、アイテムが使えるというのが、せめてもの救いだろうか。申し訳ないけど、ヤケクソ気味の2体同時討伐は、楽しくないからやめてほしいかな…。

(2024年5月31日)

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2024年5月9日(木)
「FF7リバース アルティマニア」感想…もう分冊にしてくれ


 
ファンしか買わない攻略本で、この情報量の差はダメでしょ


 注文していた攻略本、
「FF7リバース アルティマニア」が届きました。7リメイク第1弾やFF16と同じく、B5判という迫力のサイズになっています(FF13まではA5判)税込2970円と、現環境ではなかなかの高価格ですが、FF7リバースはやり込みプレイレベルまで遊ぶと決めたので、購入をしました。

 しかしながら、今回は、
ダイジェスト気味の残念な内容になっている。まず、最も知りたかったバトルの仕様について、「ステータス変化の性質」や、「アビリティの威力」などが、1ポイント単位でしっかり載っているのは良かった。また、「8個のマテリア穴を持つ最強の防具」を1つ取り逃していたことが分かったので、これについては、HARDモードで該当章をプレイする際に、回収をしていきたい。その他、「サブクエストの攻略手順」や、「複雑怪奇な好感度要素」についても、整理してまとめられている。というわけで、一定水準までの攻略情報については、掲載されていると言って良いだろう。
 …しかし、敵データーについては、
雑魚敵は表の形式でまとめられ、ボスについても、使用技が主要アクションデータ」と略されるなど、一部がリストアップされるに留まっている。さらに、このゲームでは確か、弱点を突いたときのダメージ倍率が「2倍」で一定ではないはずなのだが、それすら載せられていないとなると、戦法を立てるのに支障をきたしてしまう。
 ――やれ、これらのデーターについては、
リメイク第1弾の攻略本には、詳細に掲載されていたため、「アクションゲーム風システムだから」という言い訳もできない。逆に、第2弾の攻略本で良くなったと言えるのは、ステータス異常の効きが、“状態異常耐性値”という分かりづらいものではなく、「弱体化効果が効く回数」に改められ(ゲーム内の処理としては前作から同じ)、何を何回使えるのか、ハッキリ分かるようになったことくらいかな…。

 その他の点として、
サブイベントの攻略法なんかも、簡潔な表記となっている。難関が多いバトル系ミッションでは、その大半において、出現する敵の名称が文字情報として載せられているだけである。ちょびっと理不尽な「一陣の魔風」や、「メインキャラ7人のソロ戦闘」「ザックスやセフィロスとの共闘」と言った、特殊かつ高難易度のミッションについても、特に何も触れられていない。
 …また、クリア後に最強を目指すのなら絶対に必要となる、マテリア育成のための
「AP稼ぎ」(※レベルはすぐ70になるので、経験値稼ぎは不要)については、ネット上では、エアリスの「クエイガ」で敵を瞬殺していく方法が知られている。だが、攻略本には、「フィールド上の討伐レポートを繰り返すのがオススメ」という、「あなた本当にその方法を試しましたか?」と訊きたくなるような手段しか載せられていない。クリア前でも行えることを考慮したのかもしれないが…いやいや、莫大な稼ぎが必要なのはクリア後だし、ストーリー中を前提としても、2周目以降の稼ぎ方も併記しておくべきでしょ。
 ――さらに、コレルエリア後半の
「サボテン・ノック」というミニゲームでは、パーティレベル最大=最強育成のために、高難易度版をクリアしなければならず(※イージーモードなし)、私は困っていた。このゲームでは、育成したユフィorエアリスの、一部の要素が取り入れられる。だが、攻略本のアドバイスとしては、「ATBゲージを増やすマテリアやアクセサリも活用したい。」と書かれているだけだ。いや、それは具体的に何なんだよ! 検索エンジンを狙い撃ちした攻略サイトですら、もう少し親切に載せているぞ。やれ、アクセサリは「エルメスの靴」が良いと思っていたのだが、もっと適したものがあるのか…?

573でも765でも無いこの数字に、何か深い意味が…?


 というわけで。今回の
「FF7リバース アルティマニア」は、率直に言って、“究極のマニア”とは言い難い出来である。
 …まあ、正直、こんな内容になった理由は分かる。
FF7リバースは、物量が多すぎるのだ。例えば、「敵の数」という一要素で言っても、エネミーレポート登録数を基準として、7リメイク第1弾は「114」、FF7リバースは「230」と、2倍のボリュームを誇る。その他のゲーム内容についても、倍かそれ以上の要素が収録されている。それでいて、攻略本の紙面としては、「752ページ」と1ページ単位で同じ(※「カラー印刷が為されている最終ページ」までを計測した結果)なのだ。ちなみに、FF16アルティマニアも、752ページであった。恐らく、製本上の限界だとか、そういう感じなのだろう。
 ――余談だが、2020年の「FF7リメイク アルティマニア」は、
2500円+税であったが、2023年の「FF16 アルティマニア」、そして2024年の「FF7リバース アルティマニア」は、それぞれ2700円+税となっている。このご時世、仕方ないことなのか。でも、稼ぎを1割上げるというのは、大変だよ…。

 さて。上記の事実から分かることは、FF7リバースほどの次世代の物量を持つゲームを語り尽くすには、
もはや752ページでは狭すぎるのである。こうなると、懐かしのアルティマニア分冊形式を復活させるしかあるまい。
 …例えば、7リメイク第1弾のモンスターデーターのページ数は、実質170ページとなっている。一方で、第2弾の攻略本のモンスターデーターは計86ページだ。モンスター数2倍に対してページ数は半分なので、
密度が1/4に下がっているという、おぞましい事態が発生している。だが、モンスター230体ぶんを、リメイク第1弾並みの水準で記すとすれば、それは343ページに相当する。その他の、バトル基本データーや、難関ミッションの攻略、そしてお楽しみのやり込みプレイなんかも入れれば、余裕で500ページを越えるくらいの「FF7リバース バトルアルティマニア」が発売できるはずだ。
 ――そういうわけで。私は、7リメイクシリーズがそうだったのと同じく、
もうアルティマニアも分冊形式にしてほしいのである。今回のように、ダイジェスト的な内容で終わるのなら、正直、節約が第一義となっている現環境では、安くない代金を払って買う意味を感じない。そして、新聞紙みたいな大きさにするとか、逆に文字を米粒サイズにするなどといった無理をするよりは、素直に冊数を増やしたほうがマシだろう。攻略本は、今やファンしか買わないアイテムとなった。だからせめて、そのファンが満足できるような内容にしてほしいものである。頼むよ。

(2024年5月31日)

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2024年5月8日(水)
[FF7R2/HARD] 竜巻に属性魔法を当てて敵を撃墜しよう! ← ???


 
みんなも竜巻が発生した時には魔法を当てて敵への攻撃に使うといいよ


7章:コレル山 そのA ギガトリス vs ユフィ/バレット/ティファ
 ヘリガンナーカスタムを倒し、少し進むと、クラウド→ユフィとリーダーが交代し、コレル山の炭鉱部分を登っていくパートになる。他の2人のメンバーも、エアリス&レッドXIIIから、バレット&ティファに変わるため、バトル感覚がガラッと変化する…のは良いのだが、
マテリアの付け替えが面倒すぎる。実際に動画で録画しているので計測してみたところ、10分強が掛かっていた。
 やれ、「戦闘キャラの編成を整え、かつ、控えメンバーには育成枠のマテリアを装備させる」という手順は、効率的なプレイには必要不可欠である。ただ、
ここまで酷いとなると、さすがに何とかしてほしい。しかも、6章:コレル山では、「@コスタ・デル・ソルの海岸からコレル山に登り始めた時」「A炭鉱の前でユフィにリーダーが代わる時」「Bその後、クラウドにリーダーが戻った時」と、3回も戦闘メンバーが変化するのだ。
 もちろん、既に一度ストーリーをクリアしている身としては、Bの後にはボスは登場せず、戦闘パートは僅かなので、適当なマテリア編成でやり過ごしても良いということは分かっている。
でも、バトルや育成が楽しいアクションRPGで、そういうのってどうなんだ。アップデートで、マテリア編成のプリセットだとか、「お気に入りタブ」だとか、そういうものを本当に用意してほしい…。

 さて。コレル炭鉱は、中盤の“上を向いて
ボタン”の仕掛けに少し詰まってしまったものの、それ以外は難なく進めていく。初週NORMALでは苦戦した、ユフィvsボムの一騎打ちについても、「●ぞくせい」で炎を防御していくことにより、全く問題なく撃破ができた。
 が、頂上でのボス:
「ギガトリス」戦は、異様な苦戦を強いられてしまったのである。まず、第1段階は何ということはなく、バイオを2回掛けして猛毒状態とし、適当に攻撃していればバーストするので、それで攻めればOKである。
 しかしながら、第2段階は、7つの竜巻を発生させ、
尋常でなく強くなる。まず、どういう計算か分からないが、防御力を大幅に上昇させ、ダメージが1/3ほどしか通らなくなり、バーストゲージも全く上昇しない。さらに、竜巻を放っておくと、必殺技の「ダストハリケーン」が発動し、7000という一撃必殺級のダメージを受ける。距離を取って避けろというところだが、前段階として引き寄せ型の小さな竜巻が操作キャラの足元に連続で発生し、しかもダストハリケーン自体のダメージ判定も、グラフィックより明らかに大きく、避けたように見えても当たってしまう。敵のバトル性能が厨二病すぎる…。

 では、ギガトリスは、オメガmk.XII級のヤケクソな敵がストーリー上に登場したのかというと、決してそういうわけではなく、対処法はしっかりと用意されている。まず、答えから言うと、
「敵が竜巻の近くを飛んでいる時に、竜巻に属性魔法を当てて、竜巻をパワーアップさせ、それをギガトリスに命中させることにより、敵を撃墜してヒートにできる」という内容だ。
 
…??? つまり、ギガトリスがフィールド上に、7つの竜巻(移動しない)を発生させるので、相手が竜巻の側を飛んでいる時に、「サンダー」などを使って、竜巻をパワーアップ(?)させ、それに相手が巻き込まれると、敵が墜落してヒート状態になり、同時に全ての強化状態も解除されるという仕様なのだ。なお、竜巻は、範囲化魔法でまとめて起爆されることを恐れてか、ギガトリスが近くを飛んでいるときしかターゲットにできない(?)。また、ただの属性攻撃では駄目であり、ちゃんと「サンダー」などの属性魔法を当てなければならない(?)。属性魔法は、何属性でも良い(?)
 というわけで。
完璧に内容が分かっていても、意味不明なことのオンパレードである。作中のライブラ情報では、「フィールド上に発生した竜巻に属性魔法をあてると強化でき、強化した竜巻をあてることでもHEAT状態にできる。」と書かれている。いや、嘘は言ってないけどさあ…。恐らくこれは、竜巻の形をした爆弾なのであろう。「放っておくと大ダメージを受ける」「敵の近くで起爆すると相手を攻撃できる」などの性質は、まさしく爆弾そのものだ。

 そんなこんなで。今回のギガトリス戦では、「竜巻」という物質に、
未知なる性質を持たせてきたせいで、私は激しく混乱をするに至ったのである。アレだ、「竜巻を剣で跳ね返す」(※現実には理論上も無理)みたいなゲーム的お約束って、大事だったんだな…。
 ちなみに。初週NORMALの動画を振り返ってみると、まあ、そんな法則が分かるわけもなく、そのままゴリ押しをしてしまっている。NORMALでは、第2段階に入っても、HARDほどは固くなっておらず、普通に与ダメージ条件で撃墜ができていた。
逆に、初見でこのルールを把握できた人って、居るのか?

(2024年5月31日)

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2024年5月7日(火)
[FF7R2/HARD] BLOCK BLOCK BLOCK BLOCK


 
そんなにブロックを主張せんでもええやろ


7章:コレル山 その@ ヘリガンナーカスタム vs クラウド/エアリス/レッドXIII
 コスタ・デル・ソルの物語部分をクリアーすると、ジュノンから顔見せをしていた
ユフィが、ようやく正式な仲間化をする。リメイク第1弾のユフィDLCにて、ひと足お先に操作ができていたものの、やはり長い長〜い本編作品で使えるようになるのは、嬉しいものだ。
 その後は、コスタ・デル・ソルの近郊を
水着で探索し、1周目で取り逃していた要素を回収したあと、目的地のコレル山に登り始める。これにより、自動的に服装がデフォルトに戻され…ない。そう言えば、2周目からは、自由な服装で冒険できるようになるのであった。水着は、さすがに痛々しいので駄目である。いや、世間の目線がとかではなく、さすがに上半身全裸のクラウドさんが、殴られたり突かれたり燃やされたりというのは、駄目だと思うのだ。そういうわけで、再びチャプターセレクトでユフィちゃん加入のところからやり直し、今度は着替えてから山登りを始める。
 と言っても、せっかくデフォルト以外を使えるのだから、クラウド・エアリス・ティファは
神羅兵コスプレで、バレットはセーラー服コスプレ(※女装ではなく水兵の服。念のため)で、しばらく進めてみることにした。今後、更なる着せ替え衣装が、有償/無償のDLCで追加されたりするのかな…?

 そして。猛ダッシュで山を登っていくと、その途中で、ボスの
「ヘリガンナーカスタム」と戦うことになる。リメイク第1弾では、原種と言える「ヘリガンナー」が、ラスダン突入冒頭である15章:七番街プレート断面で登場し、物語を盛り上げてくれた。
 それに加えて、私とは、
個人的な因縁も存在する。というのも、低レベルクリアーにおいては、戦闘スキップバグを使うと、謎にボス戦を含む章ラスト3戦が連戦になる(リスタートすると1戦目から)という展開になり、しかもヘリガンナー自体も普通に強い。中盤で、スキップバグを多く使って、敵味方のレベルが激しく離れていたこともあり、ついには「チャドリーの召喚獣戦を繰り返すことによるAP稼ぎ」を解禁してしまった相手であった【第14話】

 さて、そんな因縁の相手が、カスタムされて復活した。今回は、火炎放射器を用いた高火力の攻撃を仕掛けてくるうえ、対空戦が得意なバレットが居ない
(ユフィ&ティファとデートしている)ため、グダると一方的に汚物として消毒されてしまう。
 そういうわけで、今回は、2つの対策を練っていった。まず1つ目は、
「●ぞくせい=●ほのお」防具に付けることである。7リメイクシリーズは、攻撃側有利のシステムであり、「●ぞくせい」を武器に付けて弱点属性を突けるようにするだけで、ダメージ&バーストで、大幅に戦闘が有利になる。ただまあ、武器に付けた場合の属性ダメージの追加量は、マテリアレベルが★1★2★3で、8%15%23%と、そこまででもない。一方で、防具に付けた場合は、半減無効吸収と、被ダメージに明確な影響を与える。敵の必殺技が属性持ちの場合は、★2以上の属性マテリアで防御することにより、明らかにバトルが楽となるのだ。★3を使えれば一番だが、育成が大変であり、★2でも十分すぎるくらいに強い。
 実際、ヘリガンナーカスタムの持ち技の中では、「火炎放射」「ローリングフレイム」「ロケットダイブ」の3つが、炎属性持ちである。よって、炎を無効にすることで、
第1段階では大半の技を0ダメージに変えられる。続く第2段階では、「荷電粒子砲・改」など、無属性の新技も使ってくるようになるが、炎が主力であることは変わらないため、そのまま楽に戦えた。なお、このバトルでは、地面が燃えている部分を踏んでも、炎属性ダメージを受けるという性質になっているようだ。よって、もし「●ぞくせい」を★3まで育てていた場合、自分から燃えに行くことでHPを回復するという戦法が成立することに…。

 そして、もう1つの対策は、
「エアリスの『サンダガ』を主力に据えること」である。何度か書いている通り、今回のガ系魔法は、前作と同じく大量のMPと詠唱時間を消費することに加え、ATB×2ゲージまで要求するようになった。ただ、その分、威力は莫大であり、魔法砲台のエアリスが弱点を突いて使用すれば、桁外れの突破力を叩き出す。属性攻撃がヒート条件の場合は、ほぼ確実に一撃で満たせるし、「ブリザガ」などはバーストゲージを伸ばす能力も優秀だし、もちろんバースト中のHP削りにも適している。ガ系魔法は、まさに必殺技と言える性能に進化したのだ。
 さて。ヘリガンナーカスタムは、
を弱点としている。風に加えて氷は、前作では、まず敵の動きを止めてから使用しなければ、空振りとなってしまうことが多く、ハッキリ言ってハズレ属性であった。リメイク第2弾では、多少はマシになったようだが、それでも外れやすいという性能は変わらない。よって、今回の切り札は、「サンダガ」である。弱点を突いたエアリスのサンダガは、非バースト時で普通に9999ダメージ「聖なる魔法陣」で発動する低威力の2発目ですら6789という、とんでもない威力になった。これだけのダメージを与えて、かつ敵をヒートさせられるのだから、ガ系魔法には戦況を大きく動かす力が存在するのだ。むしろ、リメイク第1弾の時が中途半端だったのであり、今回くらいの性能が有ったほうが、メリハリが効いて面白い。
 というわけで。「『●ぞくせい』を防御に使う」「エアリスのガ系魔法を切り札に据える」という戦法により、びっくりするほど簡単に、ヘリガンナーカスタムを倒せてしまった。エアリスは、ちょっと通常攻撃の操作感が好きではなく、あまり使っていないのだが、そりゃそうだ、これで普段の行動まで強かったら、あっという間にATBゲージが補充できて、
完全なるチート女と化してしまう…。

(2024年5月31日)

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2024年5月6日(月)
[FF7R2/HARD] モンスターハンターポータブルRebirth


 
片手剣よりも遥かに速く動ける大剣(画像ではビーチパラソル)


6章:コスタ・デル・ソル セイザースネイル vs クラウド/ティファ/レッドXIII or クラウド/エアリス/バレット
 コスタ・デル・ソルは、ミニゲームが豊富な場所であり、まずはビーチに出るための水着を入手するという手順が必要であった。観光地らしく楽しめる雰囲気であるが、
私は2周目HARDを完全なバトルゲームとして捉えているため、少し面倒になるのではないかと考えていた。だが、2周目だと、水着は既に入手済みという扱いになり、クラウド → エアリス&ティファの2名で、着替えてそのまま海へ出かけることで、即座に物語を進められた。
 そのまま、女性陣の水着も
「興味ないね」とガンスルーして、戦闘パートに入る。ここではまず、クラウドが、既に海辺で戦闘をしている「エアリス&バレット組」か、はたまた「ティファ&レッドXIII組」のどちらかに加勢をする。クラウドが参戦したほうのキャラたちの好感度が上がるということで、初週NORMALとは逆に、ティファたちを助けに向かってみた。といっても、この章での戦闘は2回しかなく、1戦目は雑魚戦、そして2戦目のボスはキャラをどんどん捕獲していって、すぐにクラウド1人になるため、どちらを選択してもバトル面では大差ない。

 さて、2戦目に登場するボスは、リメイク版オリジナルの
「セイザースネイル」という敵である。「スネイル」はカタツムリという意味だが、セイザーはちょっとよく分からない。アイテムとしても登場するハーブの「セージ」…ではなく、「賢者」を意味する“Sage”かもしれないが、それにわざわざ「er」を付けると、頭痛が痛くなってしまう。ちなみに、英語版だと、「Grasptropod」(「grasp」は“掴む”という意味だが、「tropod」は完全な造語?)となっており、こちらも分からない。宝条の手作りメカということで、あえて掴みどころのない名前にしているのかもしれない。
 そして、戦闘面では、こいつ、
異様に素直な攻撃が多い。例えるならば、PSP時代のモンハンみたいな感じで、行動パターン自体があまり多くないうえ、範囲も分かりやすく、回避がしやすい。それでいて、クラウドのアクションは令和の性能なため、ヒットアンドアウェイで地道に戦って、余裕で大丈夫なのだ。その証拠に、今回の敵には初回で勝てたが、バトル開始から倒すまで、約8分が掛かっている。この値をどう評価するかというところであるが、例えば大ボスの「ジェノバ Birth」6分半、ここまでで一番の死闘であった3章「ミスリルゴーレム」5分ちょっとなので、そういった敵たちよりもダラダラ戦って、それで勝てたということになる。まあ、ここは明らかに、リゾートで息抜きという感じの章だから、そこで「ジェノバ Beach」みたいなガチ寄りの敵が出ても困るかな…。

(2024年5月31日)

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2024年5月5日(日)
[FF7R2/HARD] 戦闘不能者が出る=全滅


 
蘇生は後ろ向きすぎるので、「誰かのHPが少し減ったらケアルガ」というくらいの過保護でOK


5章:第八神羅丸 ジェノバ Birth vs クラウド/バレット/ティファ
 5章は、船で移動をする、事実上のダンジョンパートである。
 さて、ここでの名シーンといえば、もちろん、スタッフが
大麻でも吸いながら作ったかのような、レッドXIIIの例のアレである。★デン!★じゃねーよ!! やれ、カード大会に関連するイベントのため、2周目で大会をスキップすると、丸ごと無くなってしまうのではないかと危惧していたが…実際には、少しだけ形式を変えて、同じイベント演出が挿入された。まあ、あんなの作ったら、見てほしいに決まってるよね。

 その後、若干の雑魚戦を経たあと、原作と同じく、ボスの
「ジェノバ Birth」との戦闘になる。
 ところで、原作のジェノバは、ラスボス第1戦と言える「SYNTHESIS」以外の3つが、全て同じデザインの色違いモンスターであり、
魔法詠唱時にクルクル回るなどと、謎にコミカルな敵となっていた。
 しかしながら、さすがにリメイク版では、触手・異空間といったモチーフを共通にしつつ、全てが別デザインのモンスターに変化した。そして、5章で戦う
「Birth」は、第1段階では天井からぶら下がっているが、第2段階ではボトンと落ちたあとに6本足で歩き回り、第3段階では更に元気に走り回るというキッショいモンスターになっている。

 さて、戦闘面の「ジェノバ Birth」は、第1段階→第2段階→第3段階と、順調に強くなる相手である。
 敵の使用技のうち、最も警戒すべきは、
ガード不能のレーザー攻撃である。名前付きのもの、名無しのもの、いろいろなタイプがあるが、全て基本的な性質は同じであり、「まずガイド線が発生し、一定時間後にダメージ判定を出現させる」という、アクションやシューティングでお馴染みの形式となっている。やれ、レーザーとは光の線であり、“光の速度で進む”、つまり見えたと思ったら当たっているというのが現実なのであるが、それをゲームで再現すると回避不能のクソ攻撃に一直線だ。さすがに、ジェノバさんも宇宙生命体とはいえ、この辺りのルールは分かってくれているようだ。

 というわけで。このバトルでも、気を付けるべきは、
戦闘不能者が発生しないようにすることであった。
 7リメイクシリーズでは、HARDモードであっても、「●そせい」マテリアによるレイズ&アレイズで、仲間の蘇生が可能である。ただ、復活したメンバーのATBゲージは0からスタートするため、与蘇生キャラのゲージとMPを消費することもあって、
極めて後ろ向きな行動である。各種のレーザー攻撃は、本編クリア後キャラのHPを50〜100%近く削るという凶悪な火力を持つ。よって、もう「誰かのHPが少し減ったら、範囲化ケアルガを使う」くらいのビビりであったほうが、むしろ生存率が上がって、都合が良いと思えるくらいであった。
 そんな感じで、ジェノバ Birthについては、回復技を湯水のように使うことで、勝てる相手であった。やれ、ハードでは、MPの制約があると思っていたが、今作では
リメイク第1弾よりも戦闘を介したMP補給手段が増加しているため、カッコ良さを度外視すれば、回復ゴリ押しが有効な戦法なのかも…?

(2024年5月31日)

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2024年5月4日(土)
野菜が高い!!!!


 
マジで給料あげて


 恐怖である。近所のスーパーで、レタスが
298円、キャベツも298円になっていたのだ。
 …やれ、これらの葉物野菜は、私の食生活の中でも、
中核を成す存在である。レタスは、食感の良さから、そのまま素手でちぎって、かつおぶしとドレッシングを掛けるだけで、立派なサラダになる。また、キャベツは、サラダにしても食べられるほか、少し肉厚なので、みそ汁に入れるのも良い。
 ――その他、「キャベツとレタスとは値段の安い時期が違う」「体積が同じでも、キャベツのほうが食べられる部分が多い」「レタスの保存期間は1週間がギリギリだが、キャベツは1ヶ月近くもつ」という性質の違いがあり、どちらか片方で事足りるということはなく、両方が活躍できる。
キャベツ&レタスは、常に一定量を冷蔵庫にキープしておきたい、野菜の王様なのだ。

 しかしながら。先日までに、私はレタス・キャベツの両方を切らしてしまった。と言っても、古い野菜をしっかり使い切るというのは重要であり、値段としても、これまでは両者が同時に高いことは無かったので、スーパーの特売日にいけば、少なくとも片方は補給ができると期待していた。最安なら、それぞれ100円を切ることもあるし、198円とかでも、まあそれらの野菜の汎用性を考えれば、ぎりぎりアリで購入できる。
 ――それが
298円だったのだから、私は心の中で膝から崩れ落ち、泣き叫んだ。さすがに、1.5倍の値段では、はいそうですかと納得して購入することはできない。ちなみに、やや使い勝手で劣る白菜についても、1/4個で138円と、一時期よりは下がっているようだが、こちらも冬場の2倍近くであり、積極的に購入しようとは思えなかった。かくして、私の冷蔵庫から、緑色が消えてしまった…。

 さて。キャベツ+レタス
(+白菜)が無いとなると、どのような問題が生じるか。それは、私の夕食におけるサイドアームとして優秀な、サラダorみそ汁が、かなり作りづらくなってしまうことである。
 …まず、私のサラダは、レタスをちぎって、そこにかつおぶしと練りしょうがをトッピングし、適当なドレッシングを掛ければ完成である
(余談だが、ドレッシングだけは、安価な物でなく、キユーピー製にこだわっている)。そこに、キャベツ・大根・もやしを加えたり、またはレタス部分をキャベツに入れ替えたりする。よって、キャベツとレタスの両方が無いというのは、異常事態なのである。
 ――だが、私は頑張ってみた。比較的に安かったもやし
(非冷凍)と大根を使い、もやし1袋をレンジで1分間チンしたあと、大根を短冊状に切って、いつもの練りしょうが&かつおぶし+ドレッシングでトッピングをしてみた。すると確かに、サラダ枠として食えなくはない。いや、食えなくはないのだが…。もやしも大根も、“メイン部分である葉物野菜の食感を変える”という役割が強く、いわばサポート要員だ。そいつらを組み合わせて山盛りにしてしまっては、いつものサラダとは全く異なる食べ物になってしまうと言わざるを得ない。かくして、もやし+大根のサラダは、FF13でいうホープ+サッズのパーティみたいな感じであり、今後も採用しつづけたいとは思えなかった。

 いっぽうで。
「みそ汁」については、お米+サラダ+みそ汁で夕食が成立する(※個人の感想です)ほか、「野菜を使ったスープ」という性質上、サラダの代用品にもなる。レタスは、あまりみそ汁に使うには適していないが、キャベツは相性バツグンであり、週単位での時間が経ち、少し生食が不安になってきたキャベツを消費するのにも適していると言えるだろう。
 …が、キャベツが使えないとなると、
私のみそ汁作りも、なかなか制限される。使えるのは、もやし(冷凍でも可)・大根・青ねぎ(100%冷凍)・玉ねぎ・肉団子・こんにゃく・豆腐しか無くなってしまうのだ。…うん、こっちは全然イケるな。しばらくは、サラダを縛って、みそ汁を活用することになりそうだ。みそ汁は、量を増やすのが容易であるし、熱するので少し時間を空けても大丈夫で、大量調理に適しているという魅力がある。
 ――その他、“サラダ”の名称が付く料理として、
「ポテトサラダ」が存在する。こちらについては、今も調理法を研究中という段階だが、材料は、じゃがいも・玉ねぎ・ウインナー(冷凍でも可)・ミックスベジタブル(100%冷凍)というところであり、味付けのマヨネーズ+ごま塩も含めて、他の料理と競合しない。また、お米+サラダ+ポテトサラダ、または、お米+みそ汁+ポテトサラダで夕食が成立する(※個人の感想です)ため、いわゆる“主菜”枠を務められる。じゃがいもや玉ねぎは、現環境でもあまり値段が上がっていない。また、「お米+みそ汁」が固定枠となっているお弁当の“3枠目”としても、ポテトサラダは優れているため、今後は積極的に作っていくことになるだろう。

分かってないな、この女…。泣きながら斬るんだよ


 とまあ、そんなわけで。レタスとキャベツが無くとも、ギリギリで私の食生活は維持していけそうな感じとなった。
 …ちなみに、せっかくだからということで、
私がルーチンで購入している野菜と、その利用用途を、紹介してみることにしよう!


「やり込みinFF」管理人の、野菜の使用用途

レタス
・購入価格:1玉/100〜200円
・保存期間:1週間程度
・主な使用用途:
サラダ
 私にとっては、
葉物野菜の王である。用途は、ちぎってサラダにするだけだが、それにドレッシングを掛けて食べるだけで、著しく人生満足度が高くなる。私は、サラダ料理は意図的に多い量を食べるようにしているが、それでも、レタス1玉で10食ぶんくらいにはなるので、例え200円であったとしても、出来合いのサラダを買うよりは、遥かに安上がりとなるのだ。
 欠点は、足が早く、
1週間も経つと外側のほうからベチャベチャになってしまうところである。さすがに、それくらいになると、私でも食するのには少し気が引けてしまう。自分で消費するのならまだしも、他の人には、あまり振る舞いたくないかな…。

キャベツ
・購入価格:1玉/100〜200円
・保存期間:3週間程度?
・主な使用用途:サラダ、みそ汁の具
 こちらは、
葉物野菜の幕僚長という感じだ。そのままサラダとして食べるほか、厚めの食感を活かして、みそ汁の食材に入れても相性バツグンである。また、保存期間が長めという魅力があり、私のような出不精(外出するのが億劫な人種)にとっても、ありがたい野菜だ。
 まあ、デメリットというと、
千切りが難しいという点かな…。100円ショップで売っているような千切り機は、腕が痛くなるうえに食器を痛めてしまう。かと言って、包丁を使うと、「お前の千切りは千切りじゃない」と親に説教された日を思い出してしまう。キャベツをどうやって薄く切るか、それはなかなか、難しい問題だ…。

もやし
・購入価格:1袋200g/20〜30円
・保存期間:3日ほど
(冷凍可)
・主な使用用途:
みそ汁の具、レトルト麺のトッピング、サラダ
 ご存じ、
節約の神である。大豆を暗闇で発芽させた食品であり、日露戦争で日本軍が勝利できた理由という神話から始まって、食感の割に異様に値段が低く、栄養価としても優れていることから、節約ガチ勢に人気がある。ゲーム作品だと、苦学生として描写されている「ペルソナ5」シリーズの祐介に愛されていることが知られている【日記:2023/2/3】
 欠点としては、
冷蔵での賞味期限が僅か3日程度という点だろうか。賞味期限の最終日の時点でも、嫌な臭いがしてくるくらいなので、期限切れなど論外という感じである。冷凍も可能だが、持ち前のシャキシャキ感が失われてしまうため、スープ用途ならギリギリ使える…という程度になってしまう。もやしを美味しく食べるためには、頻繁に買い物へ行くか、はたまた、豆を保存しておいて、もう自分で栽培するか…?

青ネギ
・購入価格:1袋500g/200円くらいだっけ?
・保存期間:
冷凍なので無し
・主な使用用途:みそ汁の具、レトルト麺のトッピング、そうめんの付け合せ、納豆の付け合せ
 あの、緑色で、
スーパーの袋(死語)からはみ出すことで有名な野菜である。単に「ネギ」というと、この食品を示すことが多く、アニメのお買い物シーンでは、極めて高い頻度で入っていることが知られている。
 さて、私については、この青ネギは、
100%冷凍で運用をしている。値段や保存期間に優れているという点があるが、なにせ、冷蔵庫が小さくて、生の青ネギは入り切らないのだ。用途は、みそ汁などスープもののトップングというほか、納豆ご飯にも投入をしていたりする。その他、緑色が欲しいときに、冷凍から投入できる食材ということで、なかなかありがたい存在だ。

たまねぎ
・購入価格:大きさにもよるが、1個で30〜60円程度
・保存期間:1ヶ月程度?
・主な使用用途:
みそ汁の具親子丼豚肉&じゃがいも&玉ねぎを炒めてマヨネーズで味付けするやつ、レトルト麺のトッピング、ポテトサラダ、そうめんの付け合せ
 これまた人気の野菜である。皮つきで調理に手間が掛かるうえ、包丁で切る際には涙が出るような刺激がある。だが、価格が安いうえに、熱すれば甘みが出てくるので、様々な料理に合う魔法の野菜となっている。
 私の使用用途としては、上記の通りであり、
価格が安く保管が容易なため、大量消費に向いた食材である。なお、冷凍でも味と食感がほぼ変わらないという特徴が存在し、これからの時期は、そうめんの付け合せとして、タレを冷やす役目のために、冷凍の青ネギとともに大活躍をしてくれるだろう。使い分けは、そうめんトッピングのみは100%冷凍、その他の料理に使うときは、基本的に量や手間を考慮して、という感じにしている。

じゃがいも
・購入価格:大きさにもよるが、1個で40〜70円程度
・保存期間:1ヶ月程度?
・主な使用用途:
豚肉&じゃがいも&玉ねぎを炒めてマヨネーズで味付けするやつポテトサラダポテナゲ大(冷凍品)
 イモである。三大穀物にはラインナップされていないものの、文化圏によっては主食として使っていることもあるということで、侮れない食材だ。
 さて、私の使用用途としては、豚肉と合わせてマヨネーズ炒めをするというほか、保存が効くという利点の裏返しとして余しやすいため、最近では
ポテトサラダに代えるという使い方を思いついた。独特の見た目と食感は、葉物野菜中心のサラダとは異なる体験を与えてくれる。
 その他、冷凍ポテトも、私は購入しており、もっぱら自家製ポテナゲ大
【日記:2024/2/15】の調理に使っている。冷凍品ということで、保存期間がほぼ無限と言え、しっかり揚げれば本家のポテナゲ大に極端には劣らない食感が魅力だ。やっぱり、イモって主食になれるポテンシャルを持ってるわ…。

大根
・購入価格:1本200円前後
・保存期間:1ヶ月程度?
・主な使用用途:
みそ汁の具、サラダ
 続いては、大人気の根菜がラインナップだ。細かく切って茹で物の具として使えるほか、実はナマでも食べられるため、短冊状に切れば、サラダの食感を変えることにも使用可能である。さらに、葉っぱ部分についても、汁物に入れれば大満足の風味になるため、
全部位を無駄なく使用可能というのも嬉しい。私にとっては、みそ汁の具として、もはや欠かせない存在である。1本の値段は少々高いが、使える期間を考えれば、むしろ安いくらいかな…。

白菜
・購入価格:1/4サイズで100円前後
・保存期間:2週間程度
・主な使用用途:みそ汁の具、レトルト麺のトッピング
 最後に、冬物野菜の最高神である「白菜」が登場だ。冬場は、安く購入可能ということで重宝したが、それ以外の時期だと、
それなりの日本円コストを要求されてしまう。また、そのまま生でサラダとして食べるには、少しだけ癖のある風味なので、味付けを濃くするか、茹でたり絞ったりするなどと、工夫が要求されてしまう。
 そういうわけで。上にラインナップした
神々の像たちと比べると、白菜は、一歩劣ってしまうという感じだ。安く買えれば、みそ汁の具や、3分間待ってやるタイプのレトルト麺で大活躍をするが、別に切らしてしまっても、そこまで貧しさは感じないと思っている。また、2024-2025の冬によろしく…。




困った時は猫か料理の画像を貼る。これ、個人サイトの鉄則!


 そういうわけで。私は、いろいろな野菜に
分散投資をしているため、レタス&キャベツが無くなってしまっても、少しの間なら、問題がない。
 …ただまあ、中長期的に考えると、
やっぱり、いろいろな野菜を使いたいと思っている。そのため、様々な事情があるのだろうが、レタスやキャベツの値段が、私の想定している範囲内に、早いこと戻ってほしいと期待しているものだ。私の冷蔵庫の中も、蘇る緑になるべきである。
 ――えっ、
「給料が上がる」? いやいや、我が社は、国規定価格による昇給を上層部が独占するというテンプレ悪党みたいなことをやったおかげで、私は定期昇給分しか上がっていないし、物価は青天井なくせに、クソ聖府は昇給の責務を果たしたということで、堂々と増税できると考えているらしいし…。

 ちなみに。こういうことを言うと、
「えっ、株を売って、その金で野菜を買えば良いんじゃ?」と思う方も居るだろう。ごもっともである。例えば、このゴールデンウィーク中にも、日本は休みだが海外は別にそうではないことを活かして、私は約35ドル(5000円程度)の利益を出していたりする。ここから2割も納税しているのだから、これくらいは許してほしい。その米国株で得た利益を日本円に戻せば、300円のレタスとキャベツを1ヶ月買っても、余裕でお釣りが来るだろう。「もう新しい株を買うな。株を売ってカブを買え」という指摘は、ごもっともである。
 ――ただまあ、もはや
「節約」や「投資」は、私の生活の一部となっている。野菜食が中心となっているのも、特にそういう菜食主義的な思想というわけではない。そして、節約や減量という意義が、過去にはあったかもしれない。だが、それが今では、単に“普通”となってしまったのだ。まあでも、これで今は生活が維持できているし、特に不自由は感じていない。この、粗食すぎる生活も、慣れれば楽しいものである。野菜まみれで、頑張ろう!

(2024年5月31日)

登録タグ/ 食べ物
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2024年5月3日(金)
[FF7R2/HARD] どうしてD・ホイールと合体したんだ…


 
今作でもリフレクは敵専用魔法です


4章:ジュノン その@ ボトムスウェル vs クラウド/バレット/ティファ/エアリス/レッドXIII(3人を選択)
 グラスランドとは異なり、ジュノンエリアでは、
チョコボは最初から入手済みということのようだ。よって、即座にファストトラベルでアンダージュノンの町へ行って、イベントを片付け、ボス戦を発生させる。
 ちなみに、ボスのボトムスウェルは、
初回で勝利してしまった。1周目で入手しておいたライブラ情報を元に、「●ぞくせい=●いかずち」をセットし、開幕に「バイオ」×2回で猛毒を発生させ、水球による拘束攻撃を受けたら雷魔法で解除する。あとは、敵の攻撃に場当たり的な対処をしながら、クラウド・バレット・ティファがそれぞれの強みを活かして戦っていたら、普通に勝ててしまったのだ。なんか、強い敵と弱い敵の差が激しくない?

ジュノン そのA ローチェ vs クラウド
 7リメイク第1弾で新登場したローチェだが、予想に反して同作内では再登場せず、まさかの1回限りの戦闘となった。
 というわけで、リメイク第2弾での復活は、念願ということになるのだが…
私の中での評価は低い。敵はバイクに乗っていて機動力があるため、一方的に攻められている感がある。遠距離ボタンでの接近攻撃はもちろん、での遠隔攻撃ですら普通に外れるので、どうしようも無い。
 ちなみに、似たような雑魚敵として、
「ブルモーター」という、単輪のバイク型戦闘兵器みたいな機械モンスターも出るが、あちらも苦手である。通常時から素早く走り回って、攻撃が当たりづらい。炎魔法でヒートできるが、ヒート発生直後に即バーストできないと、シールドを展開してしまい、正面からの攻撃が跳ね返されるようになってしまう。7リメイクシリーズは、あくまでアクションRPGということで、方向を決めるような細かい攻撃は苦手である。やれ、今作にはいろいろなタイプの敵が登場するが、攻撃を跳ね返されたり回避されたり系統は、あまり気持ち良くないことが多いなあ…。
 あとは、これは純粋なバトル面とは関係ないが、
このバトルのBGMについては、私はあまり好きになれない。初回プレイでも似たような感想を書いた【日記:2024/3/16】が、2回目も同じであった。昨日書いたミスリルゴーレム戦のBGMは、HARDの死闘で大好きになったのだが…。

 さて。この敵も、毒を無効化できないため、とりあえずバイオ2…をしようとしたら、
開幕の「リフレク」で反射をされてしまった。これはさすがに笑うので、リスタートし、「デバリア」で解除してから2回の毒を掛けていく。
 そして、その後の戦い方なのだが、残念ながら、
私の理解度だとグダグダな戦いになってしまった。カウンター待ちをしようにも、ガード不能かつ技名すら表示されない衝撃波(PS5版のリメイク第1弾から、ガード不能攻撃は技名の前に「!」とアイコンが付くようになった)によって、600×3と、ガリガリと削られる。だが、こちらから能動的に攻撃を仕掛けても、すぐにバイクで逃げられてしまう。
 結局、ゴリ押し攻撃でATBゲージを稼ぎ、必中の「ファイラ」でヒートさせ、「バーストスラッシュ」を当てる
(ただしヒートさせても敵は動き続けるため、全段命中とは限らない)、というくらいのブサイクな戦いにしかできなかった。多分、こいつも舞うように戦えれば、ちゃんと面白い相手になるのだろうが…。

(2024年5月31日)

登録タグ/ ゲーム一般 FFシリーズ FF7
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2024年5月2日(木)
[FF7R2/HARD] リベンジモード(笑)


 
回復とか防御とか後ろ向きの行動をしたら駄目だ。攻めなきゃ


3章:ミスリルマイン その@ ルード&イリーナ vs クラウド/ティファ/エアリス
 3章は、ミスリルマインの攻略である。ダンジョンパートに入り、MP回復が難しくなるものの、基本的には、クラウドを回復役としつつ、「バーストヒール」
(敵をバーストするとHP&MPが回復)でMPを補充していけば問題ない。雑魚敵では、「オーガ」が高火力かつガードする攻撃を間違えると不利になるという内容であり、グダると大変だが、それくらいである。
 そして。ボスのルード&イリーナに関しては、第2段階に入ると攻撃が激しくなったが、
なんか適当にやっていたら終わった。

ミスリルマイン そのA ミスリルゴーレム vs バレット/レッドXIII
 なんか適当にやっていたら終わった。
こっちが。
 さて、こいつは、原作に登場しないリメイク版での新規ボスであり、メンバーはバレット&レッドXIIIの2名に固定される。しかし、大変厄介なことに、
物理攻撃を軽減しやがる。バレットもレッドXIIIも物理タイプであるため、敵が異様に硬く感じるのだ。
 さらに、第2段階では、本体も含めて4つの部位で登場するが、このうち背中パーツが存在すると、「ヘビーレインレーザー」という凶悪技を使ってくる。誘導するレーザーを何発も発射するという内容で、通常攻撃感覚で使ってくるくせに、
パーティが半壊するレベルの火力を持つ。
 では、背中パーツを破壊すれば安全なのかというと、そうではなく、撃破をしても
かなりの頻度でパーツが復活させられる。どれくらい「かなりの頻度」なのかと言うと、バーストが終了した際に全パーツが戻ってくるのはもちろんとし、パーツ破壊から10秒くらいで普通に「修復」などと宣言して各部位が再生させられる。いやいやいやいや、ゲーム性を考慮したというのは分かるけど、こんなの瞬時に修理されるのと変わらないでしょ!
 だが、放置をしていると、どうやら敵は、時間経過によって、「レインレーザー」「ヘビーレインレーザー」と、使用技をパワーアップさせていくようだ。よって、ヘビーレインレーザーのダメージを、範囲化ケアルガで回復…なんて
後ろ向きの戦いをしていると、あっという間にMP切れを起こして、敗北となってしまうのだ。

 そういうわけで。キーとなるのは、
やはり攻めである。敵は、雷属性を弱点としているため、切り札を、「●まほうきょうか」で威力をアップさせた、レッドXIIIの「サンダガ」(※今作のガ系魔法は、ATBゲージを2つ消費する強力技として差別化された)と据える。まず、レッドXIIIは、ちょっとだけ敵の攻撃をガードしたあと、ATB×2ゲージを溜め、「ルナティックハイ」で味方全員をヘイスト状態とする。
 その後は、レッドXIIIが2ゲージを溜めるたびに、「サンダガ」で頭部を狙い、部位破壊で相手をヒートする。そして、ゲージを溜めておいたバレットが、すかさず
「フュエルバースト」でバーストさせるのだ。“レッドXIIIはガードからの反撃が持ち味”? いやいや、カウンター待ちなんて後ろ向きの戦いでは、あっという間にガードレインレーザーで串焼きにされる。やはり今作も、リベンジモードはリベンジモード(笑)だった…?
 そんなわけで。開幕の第1段階は余裕だが、本番はもちろん、背中パーツが解禁される第2段階である。まず、連携アビリティの「ヴィジョンシンセ」でATBゲージを3つに増やし、次にバレットが
オーディンを召喚する。そして、レッドXIIIのATBゲージが2つ溜まったら、「サンダガ」を頭に打ち込んで相手をヒートさせ、「フュエルバースト」で一気にバーストへと持ち込む。そして、重要なことだが、バーストしても、レッドXIIIはゲージを使い切らない。バーストから敵が立ち直り、パーツが出てきたら、即座に頭部へと「サンダガ」を打ち込み、すぐ相手をヒートさせるのだ。このループである。

 まあ、実際には、「ヘビーレインレーザー」を恐れて、サンダガで背中から狙った結果、
グダり気味になってしまったりもしたが、これらの戦法により、何とかギリギリで勝つことができた。なお、挑戦開始から撃破までの時間は、動画で振り返ってみると、約50分というものであった。まあ、やり込みプレイであれば、これくらいは屁でも無いが、通常プレイとして考えると、かなりの死闘であったように思う。
 ちなみに、先日のミドガルズオルム戦についても、なかなか苦戦を強いられたと思ったが、動画で振り返ってみると、撃破までに25分しか掛かっていない。よって、ミスリルゴーレムのほうが、
2倍の苦戦をしていると言える。やれ、今回の勝利の鍵は、弱点を突く「サンダガ」で部位破壊をし、敵を一気にバーストさせて叩くというものであった。うん、やっぱFF7リメイクシリーズは、FF13の精神的続編なのだから、こういう戦い方をしないと駄目なんだな。

(2024年5月31日)

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2024年5月1日(水)
[FF7R2/HARD] 極星邪龍ミドガルズオルム


 
こんな序盤から、普通に死闘になる


2章:グラスランド ミドガルズオルム vs クラウド/バレット/ティファ/エアリス/レッドXIII(3人を選択)
 続いての2章は、ニブル回想を終えて、カームの街から始まる。序盤は戦闘なしであり、バトルゲームとして考えると、
「少しキャラを動かしてイベントをスキップ」が繰り返され、退屈である。「まとめてスキップ」的な機能があれば楽だが、そこまでするのも難しいか…。
 そして、グラスランドのフィールドに出てみると、2周目ということで、いくつかの変更が行われていた。まず、
マップ上に最初から、1周目で回収された地点が表示されており、ファストトラベルも使用できる。さらにそこには、取り逃したチョコボストップ(フィールド上に存在する、回復&ファストトラベル拠点)と、回収していないトレジャースポット(宝箱が隠されている地点)の場所が、それぞれ記されていた。やれ、こんなの普通に探索していれば網羅できるだろ…と思っていたが、普通に見逃していたようだ。
 さらに、嬉しい変更点として、
クラウドをパーティから外せるようになっている! クラウドさんは、「なんでも屋」らしく、強力で操作しやすいオールラウンダーだが、FF7リバースはアクションRPGということで、各キャラクターの操作感というのも重要である。便利すぎるクラウドが1枠を占めていることは、ゲーム性を狭めている感も少なくなかった。一応、1周目でも、“開始時に操作するキャラ”をクラウド以外にすることはできたが、2周目からは、正式にクラウドをバトルメンバー3名から外せるようになったのだ。うん、1周目からこの仕様でいいよ。
 ちなみに。HARD攻略としては、さっさとボスに突っ込みたいところだったが、さすがに最初だけはストーリーに大きく関わるということか、チョコボの「ピコ」を仲間にするイベントについては、飛ばすことができなかった。野生の時点で、
なんでも屋コスチュームを付けており、違和感バリバリである。

 そしてその後は、グラスランドの寄り道要素を無視して、沼の奥に進み、ボスの
「ミドガルズオルム」と戦っていく。序盤ということで、1周目では「ああ、こいつが正式なボスになったんだな」という印象しか無かったが、HARDモードではいきなりの死闘となった。
 具体的には、硬くてなかなかHPを削りきれないうえに、攻撃力がとてつもなく高く、最終段階はあっさり戦闘不能者が出てしまう。どれくらい高火力なのかというと、例えば「灼熱ブレス」の威力は、NORMALだと
最大HP2000程度に対して200弱×3、いっぽうでHARDだとHP6000に対して2000弱×3である。HP3倍に対してダメージ10倍のため、相対的な火力は3.3倍ということになる。強いわけだわ。
 まあ、一応、HARDでも「●そせい」をつけていれば、戦闘不能者の復活は可能なのだが、2個しかないうえに、多量のMPを消費し、しかも復活者のATBゲージは0から数え直しとなる。さすがFF13の精神的続編、
基本的に戦闘不能者が出た時点で作戦が失敗しているという点は同じだ。そんな感じで、戦闘が長引くと、あっという間に後ろ向きな戦いとなって、やがてMP切れを起こし、敗北してしまうのだ。

 そんなわけで。キーとなるのは、もちろん
バーストである。ミドガルズオルムのライブラ情報には、「@氷属性でヒートできる」「A連携アビリティを当てると1発でヒートできる」という2つの情報が書かれているので、これらを狙っていく。メンバーは、クラウドを外せるということで、バレット/ティファ/エアリスの3名だ。バレットはサポート、ティファは火力要員、エアリスは魔法砲台である。
 そしてバトルでは、バレットのゲージを温存しつつ、2つの条件でヒートを目指し、それができたら、すかさず「フュエルバースト」やゲージを伸ばしていく。ティファも、「秘技解放・破」で用意したバースト技を当てつつ、それでも足りなければ、「バックフリップ」で追撃を行う。ちなみに、
「連携アビリティを当てると1発でヒートできる」ということらしいが、ヒートしない場合もある。最初の1回だけ? それとも、攻撃が外れている? はたまた、敵が地形を使った特殊な移動をしている時は駄目とか、そういうアレ?
 さて、敵が特に強いのは、ラストの第3段階だが、HPも残り少ないため、
バーストできれば勝ちである。そういうわけで、最終段階でヒートの表示が為された瞬間は、もはやバースト以上に、攻め時だ! と熱くなった。そうして、全戦力を叩き込んでバーストし、最後にリミット技を当てることで、火力オーバー気味であったが、勝つことができた。バレットのMPは残り5であり、もはや回復ができないというギリギリの状況である。強かった…。

 まあ、終わった後から考えてみると、
炎攻撃は「●ぞくせい=●ほのお」で防御できたんじゃ? と思うし、2回まで有効な「ストップ」を使わなかったというのは手落ちである。もっと戦略を練って戦っていかなければならないだろう。ちなみに、HARDノーダメージ攻略動画【これ】とか【これ】とか)などを拝見させていただくと、どうやら私とは違うゲームを遊んでいるようです…。

「FF7リバース:クラウド版」みたいなのは、間違っても出してはいけない




おまけ:2024年4月に人気だった過去記事
(※4月にアクセス数が多かった日記&プレイ日誌のうち、「2024年に更新された記事」を除いて集計)

1位:
【注意】スイッチ/キングダムハーツ「クラウド版」…オススメしません!! 2022年1月19日
2位:
【祝】失敗作「ピクセルリマスター」、ようやく終了へ 2022年3月1日
3位:
PS/「パラサイト・イヴ」…クライスラービルを初めてクリア! 2021年12月13日
4位:
「ヨッシーアイランドDS」再感想…地獄に一番近い島 2021年5月16日
5位:
PSnowでFF7,8,9、10&10-2、12の配信が決定! 一方13は…(泣) 2021年9月3日
6位:
FF7の魔晄炉は原子力発電所がモデルか? 2022年2月2日
7位:
「逆転裁判4,5,6」はプレイした? 2022年1月12日
8位:
PS/「パラサイト・イヴ2」感想…バイオハザード3.5 2022年1月2日
9位:
「遊戯王 タッグフォースSP」感想: 寂しいゲームですが… 2015年4月5日
10位:
「スーパーマリオ64」感想…名作だが、不朽ではない 2021年3月13日

・参考/FFプレイ日誌部門
17位:
[FF6] ノーバグ低レベルクリアー(GBA)プレイ日誌(No.18) ※本編ラスボス戦 2019年8月25日
26位:
[FF9] 回復禁止 低レベルクリアー プレイ日誌(No.01) 2021年2月23日
70位:
[FF10] かんたんスフィア盤なしクリアープレイ日誌(No.01) 2018年5月21日

・神の数値
53位:
「遊戯王ゼアル」…駄作でした 2014年3月25日


 
とまあ、4月はこんな感じでした。「PV(ページビュー)という指標は、この2月から新たに導入したのですが、例によってお粗末なプログラムなので、何度かカウントが消えてしまったりしています。しかし、大まかな傾向はつかめたので、こういうまとめを作ってみました。これから恒例にしたい。
 さて、上位10記事
(ルールに書いた通り、「2024年に投稿された記事」を除く)は、全て、ゲーム系の独自検証、またはゲーム感想である。「パラサイト・イヴ」「ヨッシーアイランドDS」といった、現行機に移植されておらず、「レトロ」と呼ぶべきゲームも多い。恐らく、検索エンジンで「パラサイト・イヴ2 感想」みたいなワードを入力すると、かなり上のほうに、私の記事が出てくるのではないだろうか。

 ちなみに、ランクインしている記事の日付を見てみると、
2021年から2022年3月までがやたらと多い。2024年が無いのは、除外しているので当然だが、「2023年」が1回も出てこないのだ。ご存じの通り、私は2022年4月から、週5で働く普通の職場に再就職をしてしまった。そのうえ、投資や料理といった新しい趣味もでき、時間的にも精神的にも制約が厳しくなったため、なかなかニート期間のように、狂気的な記事を書くのは難しい状況になった。
 まあ、
それはきっと違って、やり込み日誌枠において、【PSP版FF1】【GBA版FF5】という、やたら労力を要求されるうえに、使用バージョンがマイナーすぎて誰も読めないという地獄コンボを決めてしまい、日記に割ける労力が激減したというのが実情だろう。その証拠として、逆に、日記枠でFF7R2日誌を更新していたこの3〜4月は、プレイ日誌側では、中途半端となっていた神竜改との戦いの最終パート【その5】を何とか書き上げただけで、他の行動が全く取れていない。いやいや、これより多く書くとか、もう仕事辞めないと無理でしょ!!
 というわけで。日記やプレイ日誌、ゲームとそれ以外の趣味の両立などと、私の過ごし方も、なかなか複雑になってきた。だが、
何かを書きたいという思いは、決して変わらない。FF7リバースのミニ日誌で、毎日更新が楽しいという気持ちを取り戻せたし、時間の作り方も分かってきた。よし、5月も、毎日更新を目指して、頑張っていこう!

(2024年5月31日)

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