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管理人の日記ログ
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この自動調合が神すぎる |
サンブレイクの攻略が最終段階へと進み、ついに私も「秘薬マン」へのデビューを果たしてしまったのだ。
…まず、モンハンシリーズにおける「秘薬」とは、HPを全回復するアイテムである。回復の基本である「回復薬グレート」は、登場シリーズや使用スキルにも依るが、概ね最大値の1/3〜1/2という程度の回復量だ。それに比べて、秘薬は、一発で全回復ができる。グリーンハーブと救急スプレーの差だ(カプ内失)。なお、昔のシリーズでは、「HPの最大値を上限まで伸ばす」という効果が存在したこともあったが、その行為が儀式(主に、アクションゲームで、戦闘前に、必ず同じルーチン作業を行うこと)と捉えられていたこともあってか、ライズ&サンブレイクでは、体力上昇効果は撤廃された。
――さらに、ワールド&アイスボーンからは、「回復薬グレート」などの回復薬は、ゴクゴクと飲み続けるモーションになり、使用中も移動ができるものの、HP回復は徐々に行われる形式となった。そのため、使い切る前に回転回避をしたり攻撃を喰らったりしてしまうと、残っていた量は無駄となってしまう。一方で、秘薬は、カチっという音と共に、瞬時にHP回復が終了する。回復量だけでなく、回復時間まで、優れているのである。
では、そんな強力な「秘薬」に、デメリットが無いのかというと、旧作では、クエストに持ち込める量や、調合の成功率(かつては調合に「失敗率」が設定されており、一定確率で萌えないゴミとなってしまう。調合成功率を上げる調合書は、アイテム欄を圧迫する)によって、一応のバランス調整が行われていた。
…だが、ワールド&アイスボーンからは、クエスト中であっても、ベースキャンプでアイテムを際限なく補充できるようになった。また、調合についても、全ての調合が100%の確率で成功するようになり、燃えないゴミは、正真正銘のゴミとなった。それどころか、秘薬が0個の状態で、右スティックのショートカットから秘薬を使おうとすると、自動的に調合素材から調合して秘薬を使ってくれるという至れり尽くせりだ。
――さらに。素材面についても、秘薬の調合素材は、「マンドラゴラ」が固定で、あとは「栄養剤グレート」だったり「増強剤」だったりする。どれも、調合を繰り返した先に、やっと完成するアイテムだ。しかしながら、最近のシリーズでは、農場的な機能によって、これらの素材を量産できる。クリア後のやり込みが極まってくると、これらのアイテムが何百個と余っていることもあるため、湯水のように使ってしまっても問題は無いのだ。
ちなみに。秘薬の更なる上位アイテムとして、「いにしえの秘薬」が存在する。こちらは、HPに加えて、スタミナまで「全回復&上限が最大になる」の効果を得られるという、回復アイテムの究極系である。
――しかしながら、“スタミナの現在値を回復する”という効果は、HPに比べると極めて重要性が低いうえ、最大値を伸ばしたい場合にも、「こんがり肉」や「携帯食料」といった安価なアイテムが存在する。よって、現代の秘薬とは異なり、「いにしえの秘薬」が常用されることは、あまり無い。やれ、キャンプでアイテムを補充できなかった時代には、「秘薬」と「いにしえの秘薬」、そしてそれらの調合素材をフルに持ち込んだうえで、超難関クエストに挑んでいく…ということもあったのだが。
調合素材が普通に分かってるのは草ですわよ |
かくして。「ワールド&アイスボーン」と「ライズ&サンブレイク」では、クエスト中にキャンプでアイテムを補充できるようになったことを主な理由として、「秘薬」をメインの回復手段として捉える方式が流行した。上記の通り、基本的にデメリットは存在しないため、一定以上の難関クエストに挑むのなら、むしろ「秘薬」を使うほうが当然とも考えられる。
…ところで。私が、ワールド&アイスボーンで、オンラインプレイをしていた時は、「秘薬」を使って回復を行うプレイヤーのことを、「秘薬マン」と呼んでいた。オンラインプレイでは、他キャラのHPゲージを見ることができる。そして、ダメージを受けたあと、ゲージがじわじわ回復していくのが回復薬を使っている人であり、ゲージが一瞬で満タンとなるのが秘薬マンである。なお、命名については、先に、オンラインプレイで他プレイヤーとの意思疎通手段として、スタンプ(絵文字のようなもの)を押しまくる人を「スタンプマン」と呼んでおり、そこからの派生となる。
――ちなみに、オンラインプレイにおいて、秘薬の実質的なデメリットと言えるのは、スキル:「広域化」とコンボしても、HP全快効果が味方には飛んでいかないことである。ライズ&サンブレイクは知らないが、少なくとも、ワールド&アイスボーンでは、「広域化」を割と簡単に最高レベルまで付けられるので、キャンプでの補充を前提とし、回復役が回復薬をガブ飲みするプレイスタイルが存在した。「早食い」と兼用すると、回復速度が上がって、更に効果的である。世間では、広域=地雷と認識されることがあるらしいが、私には、その理由が全く分からないものである(回復行動で火力を下げていると思われる?
または、自分のHP回復を横取りされるのが不愉快だから?)。僅かなスキル消費で、クエスト失敗の確率を大幅に下げられる采配だと思うのだが…。
ところで。サンブレイクでは、ストーリー中ではメル・ゼナが、そしてクリア後の傀異クエストでは大半のモンスターが、「劫血やられ」というST異常攻撃を使ってくる。これを受けている最中は、HP回復薬の効果が下がってしまう。秘薬も対象であり、全快どころか、半分程度しか体力が回復しなくなってしまう。ただ、「瞬時に」「回復薬グレートよりも多くのHPを」回復できるというメリットは変わらないため、引き続き秘薬マンは有効だ。
――また、「傀異克服バルファルク」など、最大級の強敵と言える“傀異克服”古龍たちは、一転して、劫血やられを使わない。よって、秘薬のHP全快効果を、存分に活かすことができる。つまり、劫血やられが有っても無くても、秘薬は最高の回復薬となるのである。むしろ、特別討究クエストが大詰めになる段階まで、よくもまあ、回復薬グレートだけで耐えてきたものだ…。
(2024年11月21日)
漬物の可能性に挑戦してみる |
私がレギュラー購入する漬物と言えば、これまではキムチであったのだが、新たなバリエーションとして、「高菜」に挑戦をしてみた。
…まず、私の中でのキムチの利用法としては、紆余曲折を経たあとに、「酒のつまみ」というものに落ち着いた(【日記:2024/11/6】)。安価で、“本場のキムチ”としては美味しくない一品であったとしても、つまみとしての使用であれば、そこまで支障は無い。程良い塩っ気と辛さが、飲酒時の気分を変えてくれるうえに、冷蔵庫から出して皿に盛るだけで、簡単に食べられる。キムチは、酒のつまみとしても、大変に優れた一品なのだ。
――だが、私は、「それならば、他の漬物はどうなの?」と思ってしまった。私の近所だと、安いキムチは、「量[g]
÷ 値段[円] = 3」という程度で購入可能である。だが、純粋に重さと値段の比で考えれば、もっと安く買える漬物も存在する。それに、酒のつまみとは嗜好品なのだから、1つの品にこだわらず、いろいろな種類が有って良い。そういうわけで、今回は、「高菜」に挑んでみたのである。
さて。「高菜」という漬物について、私は料理の名前かと思っていた。だが、実際には「高菜」という植物が存在するようであり、それを塩漬けした漬物が、我々の知っている“高菜”ということのようだ。なお、他ジャンルでの採用例として、呪術廻戦の棘くんが使っている言葉の一つである(※彼は、喋った言葉が攻撃技になってしまう呪術師のため、戦闘時以外は、おにぎりの具でしか喋らない。つまり、ふざけているわけではない)。
…では、まず、酒のつまみとしての「高菜」の性能だが、悪くはない。塩っ気があってシャキシャキしているため、飲酒時の気分を変えるのに適している。安価で大量調達が可能であり、開封後であっても、専用容器に入れれば、それなりに長持ちしてくれるようだ。
――ただ。私が業務スーパーで購入した高菜の800gパックは、どちらかというと、甘めの方向性のようだ。普段の料理なら、それでも良いのかもしれないが、酒のつまみというのなら、塩辛いほうが良い。もちろん、「高菜漬け」にも様々なラインナップが存在し、辛め調整の一品も存在する。ただ、あくまで今回は、ごちそうや珍味ではなく、大量消費が前提のため、安価に調達ができるという性能が重要だ。以上の理由により、「酒のつまみ」としての高菜は、私の中では、まあ合格点に入るかな…くらいの評価に終わった。
「かつおぶしパスタ」も試してみるか… |
続いて。私が、漬物の適用先として、もう一つ、可能性を探っているのが、パスタの味付けである。ご存じ、漬物は、コメの相棒であり、「白米と共に食べれば美味しい」ということは、誰だって分かる。だが、ご存じ現在は、コメの価格が一気に1.5倍へと跳ね上がり、コメ以外の主食を模索しなければならない状況だ。そして、パスタが、“ハレの日”の料理ではなく、ありふれた“ケ”の主食へ近づくためには、コメのように、漬物ひとつで美味しく食べられる…といった工夫が求められるように思えた。
…そういうわけで。本日は塩茹でをしたパスタに、高菜だけを乗せて、お弁当として持っていったのだが、なかなか悪くないという感じであった。特に、高菜が乗っていた部分の、色と味が付いたところが絶品である。やれ、梅干しで紅く染まるご飯を食べる時に、特別な喜びを感じる人は多いだろう。それと同じで、色が変わるというのは、食べる時の気分に、大きな変化を与えてくれるのだ。
――いっぽうで、問題としては…これは高菜というより、パスタのほうの欠点なのだが、やはり、お弁当に麺類は、パサパサして食べづらい。たまに使うバリエーションならばともかく、仕事で疲れている中、毎日これを食べるというのは、なかなか苦しい思いがある。やはり、私は、気持ちとしては、コメを使いたいのだ。ただまあ、値段面もあるし、それに、生活必需品を1.5倍に値上げし、堂々と居直っているような連中に、安易に迎合したくないという思いもある。どちらかというと、後者の理由のほうが強い。
というわけで。漬物への挑戦の第1弾として選んだ「高菜」は、まあ、特別良いわけでもないが悪くもないという感じで、バリエーションの一つとしては、採用可能という感じであった。このまま、購入した分を消費しつつ、次は、また別の漬物を試してみたい。
――やれ、漬物という食品には、様々な物が存在し、例えば、王道の「たくあん」や、キュウリをベースとした物、ラーメンの味付けとして人気の「メンマ」だって漬物だし、その他にも「紅しょうが」なんて変化球も存在する。野菜の数だけ漬物が存在すると言っても良い。そんな中で、「酒のつまみ」「パスタの味付け」という私の用途で、キムチに変わって環境トップを獲得するのは、果たしてどの漬物なのか。なんか、謎に楽しさが増えてきたな…!
(2024年11月21日)
とにかくギャグが寒く、主人公に共感もできない |
名前を知っていた「ぼっち・ざ・ろっく!」というアニメを見始めたのだが、「3話切り」=3話まで見たが、以降の視聴をやめるということを決定した。滑ったギャグを延々と見せつけられるような、非常に苦痛な作品であった。
…まず、アニメ「ぼっち・ざ・ろっく!」は、2022年の秋に放送された。主人公の「後藤ひとり(ぼっちちゃん)」が、陰キャな自分を変えたいと思って、バンド結成を目指す…という筋書きだ。バンド名は、「結束バンド」という、ちょっと変わった名称である。TVアニメ版の再編集という形式ながらも、劇場版化も果たしているそうだ。2022年の“覇権アニメ”と呼ばれるくらい、知名度と人気のある作品、ということであった。
――やれ、当時の私は、遊戯王シリーズばかりを見ており、それ以外のアニメにはこれといった興味を持っていなかった。そんな私が、名前を聞いたことがあったくらいだから、さぞ面白いのだろう。そして、現在の私は、「dアニメストア」を使って、“名前を知っている作品には、積極的に挑戦してみる”という方針を採用している。それでここまで、多くの作品に親しんで来れたため、今回の「ぼっち・ざ・ろっく!」も、良い思い出にできると思っていたのだが…それが、残念な結果に終わってしまったということである。
では、「ぼっち・ざ・ろっく!」の何が駄目かというと、まず、主人公の陰キャ描写がおかしい。“ぼっちちゃん”と呼ばれるだけのことがあって、主人公は友達がおらず、外向的な趣味も持たない。ただ、その描写が極端であり、家の自分に居るにも関わらず倉庫に隠れてギターを弾いていたり、いざバンドの演奏となると段ボールを被り始めたり、ライブハウスでのバイトをサボるために氷の浮いた水風呂に浸かったりする。自分の部屋があるのなら普通にギターを演奏すれば良いし、生活を監視されているわけではないのだから、「風邪をひきました」と仮病の連絡をするか、正直に謝ってバイトを引退すれば良い。どれも、ギャグとして誇張しているのだろうが、率直に言って、滑っている。分かる分かる、陰キャだったら、こんな経験〜あるわけねえだろ!!
…だが、そんな“ぼっちちゃん”が、何の取り柄も無い高校生なのかと言うと、そういうわけではなく、作劇の都合上、音楽演奏だけは得意である。だが、その描写もおかしく、どうもYouTubeでチャンネル登録者数が30000人ということらしい。やれ、このチャンネル登録者数というのは、完全な一般人ならば100行けば十分に凄く、1000で達人、万単位なんて空の上である。中学から楽器演奏を始めて3年の高校生が、30000人のチャンネル登録者数というのは、それだけで胸を張って生きていけるレベルなのだ。こんなもの、「陰キャ」でも何でも無い。この登録者数もギャグなんですかね?
――そして、ここまで既に述べてきているが、本作のギャグは滑っている。例えば、何回もあるシーンとして、「主人公が、妄想の世界へトリップする」というものが存在する。だが、内容は、「コンビニバイトの接客で挙動不審となった結果、裁判にかけられ、死刑を宣告される」という程度で、現実的に有り得ないうえ、ギャグとしても笑えない。こんなものが、10秒も20秒も掛けて、しかも、1コ話の間で何回も挿入される。本作のお笑いシーンは、徹頭徹尾このレベルであり、つまらないを通り越して、苦痛に感じるようになってくる。さすがの私も、ここまで社会不適合者ではない…。異様なまでのYouTubeチャンネル登録者数も合わせて、全く主人公への共感ができなかった。
さて。その他の点としても、「作画」は、美少女アニメが作画崩壊をしたような絵であり、特に評価すべきとは思えなかった。そして、音楽アニメのキモとなる「楽曲」というところについては、もはやそれを判断できる次元にすら達さなかった。なにせ、3話までという時点ですら、我慢して見るというレベルだったのだ。こんなものが覇権と言われるくらいに、2022年のアニメは駄作しか無かったのか?
笑う以前に、「どこからこんなに氷を持ってきたの?」などと突っ込んでしまった時点で… |
というわけで。「ぼっち・ざ・ろっく!」は、私にとって、「全く共感できない主人公が、滑ったギャグを延々と披露する」という、まさに苦痛きわまりないアニメであった。第1話だけならともかく、さすがに3話まで見て駄目なら、もう逆転は無理だろう。
――やれ、私が、“陰キャによるバンドアニメ”と聞いて、期待していたのは、「人付き合いの苦手な主人公が、勇気を持って一歩踏み出し、個性的な仲間と共に成長していく」といった、王道と言える作品である。いや多分、人によっては、「ぼっち・ざ・ろっく!」は、そういうアニメとして見えているのだろう。だが、私には、現実感の無い、人の形をした記号が、終始タダ滑りの悪ふざけをしているとしか捉えられなかった。
とはいえ。まあ、ある意味で救いと言えるのは、本作「ぼっち・ざ・ろっく!」が、「つまらない」という強烈な印象を残せたことである。
…やれ、私も、dアニメストアで視聴を開始した全ての作品を、最終話まで見ているというわけではない。ただ、途中でやめる場合にも、「最初の数話を見て、その後、特に理由も無く、次を再生しない」というパターンがほとんどだった。よって、明確な意図を持って「視聴を中止する」と判断したのは、「ぼっち・ざ・ろっく!」が初めてだ。そういう強い印象を私の中に残せたことは、真の虚無アニメと比べれば、いくらか優れているかもしれない。まあ、「16よりも、つれぇわ15のほうがマシ」みたいな話であり、全く前向きな擁護とは言えないのだが…。
――そういうわけで。私は、現代のアニメは、以前までと比べ、桁外れに進化した娯楽になったと思っていた。だが、「ぼっち・ざ・ろっく!」は、悪い意味で、平成の深夜アニメを思い起こさせるような内容であった。まあ、こういうこともあるよね。口直しというわけではないが、次に選んだアニメは、3話を超えて、どんどん続きを見たいと思えるような、いつもの楽しいアニメ視聴となっている。また近いうちに、その感想は書きたいと思います。
(2024年11月21日)
汚物は消毒だ〜!! |
「地球防衛軍4.1」は、初周HARDの本編を終え、そのままDLC攻略へと入っていったところである。『4.1』のDLCミッションは、本編と同じく、『4』の内容を再構成したものと言えるが、『4.1』だけの新モンスター・新ミッションも登場する。いっぽうで、『5』以降とは異なり、「バスターショット」や「ブレイザー」など、DLC限定の超強力なオリジナル武器は登場しない(INFERNO以外では、上位難易度でしか登場しない武器が選出されることもある)。
…さて、まずは、神ミッション:「巨人の行進」がそのままの内容であることを確認しつつ(【『4』プレイ日誌の該当ミッション】)、少し進めていくと、新モンスターである緑蟻が登場した。その後の『5』『6』にも登場していたため、私はそちらで戦闘を経験済みだったが、初登場となるのは『4.1』のDLCだ。
――さて、こいつらの特徴は、速くて数が多いことである。他の巨大生物の2倍3倍という果てしない数で登場するうえに、動きが異様に速く、いわゆる「引き撃ち」、つまり逃げながら戦う戦法などは、全くの無意味である。さらに、火力は通常の蟻と全く変わらないうえ、体力が低い=弱いという判定のためか、アイテムを落とす数がとても少なく、回復しながら戦うことも難しい。バリエーションとして、濃い緑色の酸蟻と、明るい緑の噛み蟻の、合計2種類が存在するが、無対策だと、どちらに包囲されても、手も足も出ずに終了と思って良い。
というわけで。緑蟻は、『4』で鬼畜だった金蟻や鎧蜘蛛すら過去の存在とするくらいの超強敵なのだが、弱点として、紙耐久という点がある。そのため、何らかの攻撃がカスれば、ほぼ一撃である。ただし、あっという間に包囲をされるため、爆発物の使用は、自爆するため不適当だ(自爆による転倒には無敵時間が無いため、「自爆前提で低火力の爆破武器を使う」というのも駄目)。また、貫通武器であっても、通常の巨大生物に対して有効だった「スラッグショット」は、弾が一瞬で飛んで消え、1発ずつしか打てないため、やはり緑蟻への対策としてはイマイチである。
…そのため、『5』『6』の時もそうだったが、レンジャーにおける対策として最有力なのが、火炎放射器である。火炎放射器は、「短射程で威力も微妙だが、ゆっくり進んで相手を貫通し、かつ、壁に当たってもバイオハザードばしりをする」という程度の性能だ。シリーズ第1作から登場する、由緒正しき貫通武器であるものの、「短射程で威力も微妙」という部分の微妙感が筆舌に尽くしがたいため、基本的にはネタ武器であり、たまに稼ぎプレイで使われるというくらいであった。
――ところがどっこい、緑蟻対策としては、火炎放射器は完璧である。緑蟻は、体力が低いうえに瞬間的に近付いてくるため、「短射程で威力が微妙」という部分が、全くデメリットになってこない。そして、「ゆっくり進んで相手を貫通し」の部分が、長く弾幕を張れる能力となるため、火炎放射器を撃ちながら銃口を振り回しているだけで、あっという間に敵の数が減っていく。射撃方法としては、下がりながら左右にブンブン振るのも良し、設定で旋回速度を挙げて360度ぐるりと回り続けるのも良し、味方に群がる敵を横から薙ぎ払うのも良し、という感じで、どう戦っても、絶好のカモとなる。
さて。緑蟻の強さは、難易度による環境の違いなどもあるのだろうが、基本的には、HARD時点だと、もう火炎放射器がなければ絶対に無理と言えるような相手だ。緑蟻だけが登場するようなミッションなら話は早いが、大体そういう都合の良いことはなく、ほとんどの場合は、長いミッションの中盤以降で不意打ちをしてくる。あろうことか、初登場ミッションである「DLC1-M2」ですら、この枠に当てはまっている。
――そういうわけで。DLC攻略の効率も兼ねて、私は最初から攻略情報を当てにしていくことにした。なにせ、10分以上が軽く掛かるようなミッションで、途中から緑蟻に囲まれて★瞬殺★されると、激しくやる気が無くなるものだ。今回の地球防衛軍4.1は、最新ゲームではなく、あくまで旧作ということで、ある程度は効率を重視していきたい。では、これから毎日、緑蟻を焼いていきますね…。
(2024年11月21日)
【こちらの動画様】より引用させていただきました。約1分攻撃不能とか、やべぇな… |
最高難易度の「特別討究クエスト」は、2/3ほどが終わったというところである。残っているのは、強力なモンスターばかり…というわけではなく、強い奴と弱い奴という感じで、両極端な方々が未撃破になっている。ランク4, 6には、新規クエストを稼ぎやすいヤツガタキ(誤字)とその亜種が居るため、その辺りを集中攻略した結果、高難易度と低難易度ばかりが残るハメになったのだ。
――まあ、低いランクのほうは、ひたすら埋めれば良いというだけで、問題はもちろん高ランクである。特に、ランク9の「傀異克服バルファルク」が、際立ってヤバい。同じくランク9に位置する「傀異克服シャガルマガラ」も非常に大変だった(クリア済み)が、バルファルクの強さは、ちょっと規格外である。これは、ダウン可能回数が4〜5回など、有利な条件が組み合わさったクエストを厳選していかなければならないな…。
それはそうと、本日の話題は「リオレウス」である。王道な見た目のドラゴンであり、空を飛んで火を吐くという分かりやすい能力から、記念すべき初代モンスターハンターで初登場した後、シリーズの顔と言える人気モンスターになっている…ということはなく、むしろシリーズの悪い部分を象徴する不人気モンスターであった。
…というのも、シリーズをプレイ済みの方はご存じの通り、リオレウスは、戦闘中によく空を飛ぶが、武器種を「剣士」と「ガンナー」の2つに分けた場合、剣士だと、相手が空を飛んだ時に、攻撃手段が無くなってしまう。特に、私が好んで使っていた「片手剣」は、短射程であり、PSP時代のシリーズ作では、普通に立っている相手ですら、狙えない部位があるくらいであった。そのため、リオレウスが少し飛び上がっただけで、全く手も足も出なくなっていた。原種ですらこんな感じなのに、リオレウス亜種という青色(蒼色)のモンスターは、飛行頻度が高くなるという反社会的な調整が為されていたらしい。
――そして。そんなリオレウスの伝説的行動と言えるのが、「ワールドツアー」と呼ばれる技である。内容は、高く飛び立ってハンターの視界外に出たあと、上空から速度を付けて爪で強襲する…という、言葉にしてみれば“空の王者”らしい攻撃であるが、実際のゲーム内容としては、敵が30秒ほどマップ外をぐるぐる回るのを眺めているだけであり、肝心の攻撃部分は大ジャンプ回避で簡単に避けられるということで、ただ時間を潰されるだけとなる。PS2やPSPといった時代のモンハンは、戦闘マップの外側がハリボテのように簡略化されており、それを見ると、いきなり現実に引き戻される。さらに、時間制限も大きい中、その後の復帰までを含めると1分ほどが削られることから、リオレウスをリオレウス(笑)たらしめている最大の理由であった。敵が飛び去って、「グワワワワ…」という特徴的な効果音とともに旋回が始まると、「またか…」という冷めた気持ちで、武器でも研ぎながら待つしか無かったのだ。
ちなみに、そんなリオレウスが、弱いのかというと、むしろ強い。ただし、戦っていて楽しくないタイプの強さである。
…まず、私が初めてモンハンシリーズをプレイした、『モンスターハンターポータブル』(PSP/2006年)では、リオレウスが、★3
→ ★4に上がるための緊急クエストにて立ち塞がり、既にイヤンクックで苦戦していた私にとって、更なる難関となった。当時は、フィールドが細かいエリアに区切られており、敵の攻撃で吹っ飛ばされてエリア切り替えラインを越え、約10秒という長いロードが挟まれたりもしたが、それも今では良い思い出…ではないな、別に。
――やれ、当時のリオレウスの最強技は、火球でも、空からの強襲でもなく、突進である。リオレウスの突進は、ノーモーション突進と呼ばれる部類のものであり、ハンター側に軸合わせをしたあと、助走も付けずに最高速度で発進する。開始直後から最大のダメージ判定があるため、足を狙って攻撃していると、まず間違いなく被弾する。それで、怒り状態だと普通に体力の半分くらい、MHP2Gの「モンスターハンター」(村最終クエスト)のような飛び抜けた難関だと、2/3くらいを一気に削られることすら有り得るため、理不尽なこと極まりない。また、発生直後だけでなく、終わり際も厄介であり、壁に接触すると、カプコン作品ということで、壁に沿ってバイオハザードばしりをし、そこに接触しても最高速度時と同じダメージを喰らう。シリーズ初期作は、コナミの特許の影響?
で、壁際のカメラワークが劣悪なこともあって、リオレウスの突進は、非常に害悪度の高い行動として恐れられていたのだ。
なんかまた、新しいゲームが始まった! |
さて。そんなリオレウスであるが、シリーズが進むにつれ、多くの改善が見られた。まず、『ポータブル3rd』から(Wiiの『3』から?)は、ゲーム全体として、グラフィックに即したダメージ判定に作り変えられた結果、ガノトトスの亜空間タックルに代表されるような理不尽な攻撃は、ほぼ無くなった。リオレウスもこの影響を受け、全体的に戦いやすくなっていたと記憶している。
…それから長い時間が経ち、私がモンハンシリーズに再び触れるようになった『ワールド&アイスボーン』では、マップがシームレスとなったこともあり、「ワールドツアー」は完全に姿を消した。『ワールド』なのに。また、グラフィック強化の一環で、モーションにも説得力が持たされるようになり、「停止状態からいきなり最高速度でスタートし、その瞬間からダメージ判定が発生する」という“ノーモーション突進”、そして、「壁にぶつかると滑って斜めに移動し、そこに当たっても最大ダメージを受ける」という“バイオハザードばしり”といった怪奇現象は、全て姿を消した。さらに、ハンター側にも、スリンガーやクラッチクローといった、武器種を問わずに空中攻撃ができる方法が用意され、ダメージ効率はともかくとし、少なくとも「敵が空を飛んでいる間は何もできない」ということはなくなった。
――そして。現在プレイ中の『サンブレイク』では、ワールド系統と同じく、“見た目に即した当たり判定
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ワールドツアー廃止”という仕様が続投していることはもちろんとして、ハンター側の能力が向上しすぎており、もはや原種リオレウス程度の飛行能力では、全くハンター側に足かせを付けられなくなった。そして、その他の点としても、“頭を最大弱点としつつも、脚や尻尾にもダメージが通る”といった快適な肉質に、「まず火炎放射を足元に吐き、それを上側にしゃくって攻撃する」という、「こんな攻撃する生物おらんやろ…」という新技も、アクションゲームとしては、メリハリが有って楽しいものだ。かくして、リオレウスは、かつてのクソとかヘタレなどという蔑称を、無事に返上できたと言える。
ただ。今回のように、リオレウスが良モンスターと言えるようになったのは、むしろ上にもっとやべえ奴らが現れたからとも言える。
…やれ、前述の通り、『サンブレイク』のハンターは、能力が向上しすぎており、もはや『ゴッドイーター』のようなハイスピードハンティングの領域に片足を突っ込んでいる。だが、それでも高難易度を実現するために、強敵と呼ばれるモンスターたちは、ハンター以上にやりたい放題となっている。特に厄介なのが、「原初を刻むメル・ゼナ」(【日記:2024/9/1】【2024/9/21】)に代表される、何十秒とコンボを続けるパターンだ。原初メル・ゼナが最も印象的だが、傀異克服古龍のような超強敵は、そのほとんどが、長いなが〜い連続攻撃を持っている。また、「起き攻め」(=ハンターがダウンから起き上がり、ダメージ判定が復活する瞬間に、更なる攻撃を重ねること)については、無理に翔蟲を使い切ったハンターへのペナルティということなのか、多くが残されており、これで死ぬことも多い。また、防御面についても、攻撃を当てやすい武器がカチカチだと、ダメージ数値が表示される仕様もあって、ストレスを感じやすい。
――そして。リオレウスの上位種である「リオレウス希少種」や「ヌシ・リオレウス」も、そのような“やりたい放題のモンスター”に当てはまっている(「リオレウス亜種」は、サンブレイクには登場しない)。かくして、そのような理不尽要素の少ない「リオレウス(原種)」が、余計に良モンスターに感じてしまうというカラクリなのだ。さて、「ワイルズ」では、どうなることやら…。
(2024年11月21日)
この物量処理はPS3じゃ無理 |
前に予告していた通り(【日記:2024/10/17】)、アストロボットの次の据え置きゲームとして、「地球防衛軍4.1」をスタートした。まあ、どこまで進めたかというと、更新時期の関係上、実は既に、HARDの初周クリアーを終わらせてしまったりしているのだが…。
さて、いつもながら、地球防衛軍シリーズについて、軽く紹介をしておこう。宇宙から訪れた巨大な蟻やUFOを相手に、左スティックでキャラを・右スティックで銃口を動かして戦っていくアクションシューティングであり、ジャンルとしては“TPS”に属する。その魅力は、基本ルールが単純なゆえの中毒性の高さであり、バカゲー感あふれる作風も相まって、「あと1ミッション!」と、ついつい遊んでしまう面白さがある。また、地球防衛軍は高難易度ゲーとしても知られており、EASYやNORMALでは爽快感が味わえる反面、HARD, HARDEST, INFERNOという上位難易度では、作戦や事前のキャラ育成が重要になってくる。その他、オンラインプレイも賑わっており、定番の共闘アクションとしても定着していると言えるだろう。
…さて、現在では、PSハードを中心に『地球防衛軍6』までが発売されているほか、ニンテンドースイッチにも、『2』『3』『4』の追加要素を含んだバージョンが移植されている。最新作の『6』は、ストーリー要素が唐突に超強化され、私は、フルタイムで働きながらにも関わらず、1ヶ月で170時間・1年で500時間をプレイしたという、伝説的なタイトルとなった(【日記:2022/9/25】【2023/7/22】など)。
――そして、今回の『地球防衛軍4.1』は、PS3とXbox360で2013年に発売された『地球防衛軍4』のアップグレード版として、2015年にPS4で初登場をした。このような作品が出た理由だが、『4』のPS3版が、パフォーマンスにかなりの問題があったタイトルであることを踏まえて、続編の発売前に新ハードに慣れておきたかったことと、そして、PS3版の『4』を遊んでしまった人へのリベンジという意味合いがあったと思われる。
さて、私は、過去に『地球防衛軍4』を、実はプレイ日誌を連載するくらいまで楽しんでいたのだが(【地球防衛軍4 /
INFERNOプレイ日誌】)、それが終わって10年間、『4』シリーズをプレイしたことは無かった。『4.1』についても、ダウンロード版を購入したにも関わらず、未プレイだったのである。そういうわけで、久々の地球防衛軍として、積みゲーとなっていた『4.1』を崩してみようと思ったのだ。
地下ミッションでも、自爆の危険性がある爆発物でなく、スラッグショットの使用が多かった |
というわけで。私は、未プレイであった『4.1』を、1周目のクリアまで遊んでみた。すると、物量が大幅に増しており、かつ、新ハードの性能を活かして、『4』よりも大幅に快適な環境で、大量地獄を楽しむことができたのである。
…まず、私は、せっかくPS3本体を使用可能な状態にしているということで、その対応ソフトである『地球防衛軍4』(PS3ディスク版/アップデート済)を、比較のために起動してみた。最初のミッションを選択してスタートすると、まずムービーが始まるまでに1分2秒のロードが掛かり、そこから操作が可能になるまでに38秒のロードが追加で要求されている。ちなみに、肝心のムービー自体は約30秒である。また、画質はボケボケで、出力画素数自体が低い(1280×720?)うえ、遠景の簡略化が顕著ということで、現在の4Kディスプレイでプレイするのはかなり辛い。動作もガクガクで、恐らく30fpsも安定していないだろう。10年前とはいえ、よくもまあ、こんな作品を100時間単位で遊べたものだ…。
――いっぽうの、『4.1』である。今回は、ノーマルPS5本体を使用しているということで、PS4ソフトの『地球防衛軍4.1』(※「PS5版」は存在しない)をプレイする環境としては、PS5proに続き、2番目ということになる(PS5 Pro >
ノーマルPS5 > PS4 Pro > ノーマルPS4)。そして、実際に計測したロード時間については、ミッション1のスタート時は、ムービー前のロードが5秒、それが終わってから操作開始となるまでが同じく5秒である。まあ、ほぼ気にならないレベルの短さと言って良いだろう。グラフィック動作についても、恐らくだが画素数1920×1080で、フレームレートも60fpsかそれに準ずるくらいであろうと思われる。やれ、もともと、地球防衛軍は、大作RPGのような美麗グラフィックにこだわったタイトルというわけではないものの、アクションシューティングということで、軽快動作に勝るものはないのである。
さらに。『地球防衛軍4.1』は、単純な移植というわけではなく、性能が上がったことで、物量が大幅に増している。具体的に言うと、敵と味方の量が、2倍程度に増やされている。『5』の時にも同じようなことを書いた(【日記:2020/9/24】【2020/10/25】)が、地球防衛軍は大量地獄を楽しむタイトルであるため、しっかりPS4の性能を活かした作品となっているのだ。
…また、物量以外にも、様々な部分が調整された結果、いわゆる“環境変化”も起きている。例えば、私はレンジャー(陸戦兵)を使っているのだが、「ストリンガー」という狙撃銃のシリーズは、1発ごとに再装填が必要であり、『4』の時点では、人気の「ライサンダー」シリーズの影に隠れていた。だが、『4.1』ではストリンガーシリーズの威力が2倍前後に強化され、かつ、敵の物量が増えたことで、貫通能力を活かしやすくなったため、一転して大人気の武器となった。私のHARD攻略でも、中盤で手に入った「ストリンガーJ2」が幾度となく活躍してくれた。INFERNO攻略でも、頻繁に名前を聞く武器であるため、今後の展開が楽しみである。
――そして、同じく『4.1』の環境で大活躍した武器としては、「スラッグショット」が挙げられる。敵を貫通する短射程の鋼弾によって、多数の敵を一気に撃破できる。ただ、初登場が『ポータブルV2』(Vita/2014年)という非常に微妙な時期であり、その後の『5』ではショットガンの多くに貫通特性が持たされ、続く『6』では「X900-オーキッド」など貫通武器が更に増えた。そのため、「スラッグショット」シリーズに、私は全くと言って良いほど親しみを感じて来なかった。しかしながら、間隙の時期となる『4.1』では、敵の物量が増えたにも関わらず、ロクな貫通武器が用意されていない。よって、貫通特性を持つ「スラッグショット」が、大活躍をするに至ったのだ、具体的には、HARDの序盤が終わるくらいの時期に手に入る「スラッグショットBC」は、威力が900と高く、ドラゴンを含む主力級を一撃必殺し、硬い赤蟻ですら終盤までは1発で倒せる。『4』と比べ、敵の物量が2倍近くに増えているため、この武器の貫通能力が無いと話にならないという感じである。私のHARD攻略において、スラッグショットは、常に持って行く武器の選択肢に挙がっていた。多少では丸め込めない射程の短さを許容し、対空戦にすら使っていったくらいである。
金蟻と鎧蜘蛛は、『4』の頃が最も鬼畜だった… |
というわけで。私は、『地球防衛軍4.1』の初周HARDを、前後作と比較した環境変化も踏まえながら、楽しく遊ぶことができた。
…だが、今回の日記の題名は、「始めました!」であり、もちろん本番は、最高難易度のINFERNOである。HARDとHARDESTは、ただの前置きに過ぎない。やはり、地球防衛軍シリーズをしっかり遊びたいと思うなら、上位難易度への挑戦は、避けては通れないのだ。
ところで。ここから先のプレイ方針としては、2つが存在する。まずは、HARDクリアーが完了したので、そのまま続けて、1つ上の難易度であるHARDESTへと挑戦をしていくことである。HARDをクリアしており、体力は約1000が存在するということで、そのままアクションRPGのように、自然な感じで難関へと挑んでいけるだろう。武器についても、まずはHARD相当のものをヘビロテしつつ、中盤以降で新武器が手に入ってくる…という感じが、シリーズ恒例となっている。
…次に、今回は有料DLCを購入しているということで、HARDのDLCミッションに挑んでいくという手がある。『4.1』では、『4』の全3弾のDLCを再構成した、2つのミッションパックが配信されており、全49の追加クエストが登場する。それらは、基本的に難関であるうえ、『5』『6』と異なり、DLC限定の新武器が登場することはない。一応、HARDでは、DLC2の中盤以降で、本来ならHARDEST以降でしか手に入らないレベル帯の武器が手に入ることもあるようだが、もちろん、そんなミッションは、HARDEST本編と比べても遥かに難易度が高いため、稼ぎ対象としての魅力は無い。そして、DLCの難易度は、恐らくだがINFERNOを基準として調整されていると思われるため、それ以外の難易度で通しプレイをしようとするなら、クリアが極端に困難となるようなことも起こり得る。
――というわけで。HARD本編のクリア後に、「本編HARDESTに挑む」か「HARDのDLCを攻略していく」のどちらを選ぶかは、なかなか重要な選択となる。だが、私は、後者の“DLCミッション”のほうを選んでいくことにした。まあ、せっかく、今回プレイのために有料DLCを新規に買ったのだから、遊ばなければ損というものだ。もし、どうしてもクリアができなかったとして、その時はその時で、また考えれば良い…。よーし、最近は、ゲームのプレイ時間を用意するのも厳しくなってきたけれど、今回の『地球防衛軍4.1』のミニ日誌も、頑張っていくぞ〜!
(2024年11月21日)
カムラ化〜シリア〜 |
「カムラ
…まず、初めて「モンハンライズ」を起動すると、タイトル画面の時点で、上の画像で示したやたらと濃い顔の女性が、架空言語で歌を歌いながら出迎えてくれる。やれ、濃い顔で歌というと、アイスボーンの「これは…歌声…?」という黒歴史を思い起こさざるを得ない。
――まあ、一応、ただ本当に濃いだけだった『ワールド&アイスボーン』の受付嬢とは異なり、『ライズ』のヒノエ&ミノト姉妹は、「竜人族」という、人間とは少し異なる種族のようだが、それにしたって、もう少し、普通に好まれる感じのビジュアルに出来ただろう!
と、そんな感じでタイトル画面を抜けてゲームを開始すると、スイッチとしてはトップクラスのムービー演出を終えたあと、拠点で操作ができるようになっても、まだ歌が続いている。そう、それが「カムラ祓え歌」であり、モンハンシリーズにおいて、初のボーカル付き拠点BGMなのだ。ちなみに、ライズでは、作風として、BGM演出に、非常に多くの声楽要素が取り入れられており、思う存分、「これは…歌声…?」とつぶやくことができる。
さて。話は変わって、『サンブレイク』である。サンブレイクでは、ライズの「和風・忍者・妖怪」などといった独特な世界観は継承されず、まあ、いつものモンハンと言えるような世界観となった。
…そして、ご存じの通り、サンブレイクは、復活モンスターや高難易度クエストといった、分かりやすいやり込み要素が大量に追加された。私は、サンブレイク部分だけでプレイ時間が200時間を超えたが、今なお全要素を遊び尽くせていないくらい、莫大なボリュームを持った作品である。『ライズ』における、「やりごたえが足りない」「難易度が低すぎる」という感想は、追加パックのサンブレイクで、完全に過去の物となったのだ。
――だが、「何か新しいことをやりたい」という思いは、ライズも負けていないどころか、むしろ、モンハンシリーズの中でもトップクラスに優れていたように思うのだ。ボーカル付きのBGMはもちろん、妖怪をテーマとした様々なモンスター、そしてモンスター紹介ムービーの琵琶法師による演出、そして滑ってしまったが「百竜夜行」という新たなゲームスタイルなどなど…。やれ、ニンテンドースイッチにおけるモンハン作品について、先にPS4などでアップデートが完了していた『ワールド&アイスボーン』を参考にし、「ワールドポータブル」みたいな作品にする手も十分に有ったとは思うが、そんな純然たる劣化版とせず、『ライズ』で独自路線を目指したことは、非常に良かった。
そういうわけで。私は、BGM変更機能を使って、『サンブレイク』の拠点BGMについても、ライズと同じく、「カムラ祓え歌」にしている。
――やれ、新曲も、港町っぽい雰囲気で、決して悪くないのだが、だが、拠点BGMでいきなり歌い出した、あの衝撃には、やはり勝てないというものだ。うん、「ワイルズ&追加パック」に続いて、スイッチ次世代機で出るであろう、まったく新しいモンハンにも、単なる据え置き版のコンパチではなく、独自の味を出してくれることを期待しているよ…!
(2024年11月21日)
このような傑作ゲーム、もちろん持ち続けておく手もあったのですが…? |
【タグ:アストロボット】でミニ日誌を連載させていただいた「アストロボット(PS5)」について、いわゆる“フリマアプリ”で、売却を行った。
…やれ、私は、基本的には、ゲーム購入形式としてダウンロード版を使うことが多く、実際にPS4世代くらいからは、大半はDL版を買っていた。また、そもそも「ゲームを中古市場へ売却する」という習慣がほとんどなく、あったとしても「極端な資金不足」か「不出来なゲームを買ったことへの憂さ晴らし」などの、後ろ向きな理由であった。さらに、売却先も、「ゲオなどに代表される実店舗」に限られていた。
――というわけで、今回のように、「PS5で購入した、楽しめたゲームを、ネットのフリマアプリで売却する」というのは、異例中の異例で、初めて尽くしのことである。しかしながら、この手法は、金銭的な負担を大幅に抑えつつ、多数のゲームが遊べるということが分かったのだ。
まあ、中古ゲームというのは、“販売会社に利益が行かない”という点で、グレーな存在ではある。それに、“1対1で取引をするフリマアプリ”ということで、トラブルに巻き込まれて泣き寝入りをしてしまう可能性もある。それでも、今回のやり方は、私は、物凄く可能性を感じるものであったのだ。
では、まず。私が「アストロボット(PS5)」を、普段のDL版ではなく、パッケージ版で買った理由としては、楽天市場の「お買い物マラソン」のためだ。毎月恒例のキャンペーンであり、多数のショップで“買い回り”をする(「販売会社が、楽天『市場』に出店をしている」というイメージらしい)ことで、1店につき+1%、最大で+10%のポイント還元を得られる。これと、「ふるさと納税」を組み合わせることにより、莫大なポイント還元が得られるのだ(楽天市場では、自治体も「ショップ」という扱い)。政府から禁止しろと槍玉に挙げられるくらいの、最強必殺技である。
…さて、ふるさと納税の、ワンストップ特例?
というシステムを使うには、5つの自治体にまでしか寄付ができない。というわけで、残り5つは、適当に欲しかったものや必要そうな商品を買うことにした。その中に、興味を持っていた「アストロボット(PS5)」があった。それは、通販とは言え、あくまで実店舗での購入であり、売っているのはパッケージ版だ。かくして私は、アストロボットをパッケージ版で買うことになったのである。
――さて。この、お買い物マラソンでの「ふるさと納税」を行ったのは、9月のことであり、9月6日発売のアストロボットは、新作同様という状態であった。それでも、ネット通販ということで、定価の税込7980円から、1000円引き程度で購入ができた。そこに、お買い物マラソンによる強烈なポイント還元が加わり、更に1000ポイント程度を得られた。実質、6000円程度でアストロボットを買えたということである。なお、そこからのプレイについては、【タグ:アストロボット】をご覧いただきたい。大満足で遊べた、傑作ジャンピングアクションであった。
そういうわけで。アストロボットをトロコンまで遊んだ後であるが、このゲームは高評価かつパッケージ出荷数が少なめということで、中古市場において、高めの値段で取引をされているということを知った。前述の通り、私には、基本的に“ゲームを売却する習慣”が無かったのだが、ただまあ、もう時代も動いているということで、売ってみるのもありかな、と思ったのだ。
…そして、選んだのは、ゲオなどの実店舗ではなく、ネット上のフリマアプリである。そもそも、フリマアプリは、中間搾取が少なめであるため(アプリごとに販売手数料があり、さらに、商品の送料なども掛かるため、「中間搾取が無い」というわけではない)、出品側としては、ソフトを高く売りやすいのだ。
――それに加えて、決定的となったのが、フリマアプリ各社が行っているキャンペーンである。「楽天ラクマ」「Yahooフリマ」「メルカリ」などのサービスでは、どこも、ユーザー獲得のために、「初出品で1000円相当プレゼント」などのキャンペーンを行っている。これらは、売却額に上乗せ可能と考えられるため、実質的な売却額を、さらに高めることが可能なのだ。
というわけで。私は、とあるサービスを使って、「アストロボット(PS5)」のパッケージ版を、5000円強で売約した。なんか、ここまで曖昧な表現が目立ちますが、これは個人を無闇に特定されたくないということで、どうかご理解ください…。
さて。個人でのネットオークションやフリマアプリを使う際に、厄介となってくるのが、「料金の支払い」や「商品の発送」と言った、取引の手間である。が、これらについても、今は桁外れに楽になっているようだ。
…私の使ったサービスだと、まず「料金の支払い」については、結び付いている電子マネーによって行われる。よって、「メールで銀行口座を教えて、そこに振り込ませ、ATMで振込を確認する」という、かつてネットオークション時代に山ほど行った行為は、既に平成の遺物となっていたのである。
――次に、「商品の発送」だが、これについても改善が凄まじい。どうも、封筒をコンビニに持ち込み、レジで携帯電話アプリに表示されているバーコードを読み込んでもらうと、それで終了ということらしい。自分や相手の住所を知らせる必要が無いため、手間が減らせるうえに、プライバシーも保たれる。加えて、送料についても、アプリ側で自動的に売却額から差し引かれるため、レジであたふたする心配は無い。思わず、店員さんに「今は色んなものがあるんですねえ」と話しかけてしまうくらいの、驚愕システムであった。
まあ、一応、私について言うと、職場と家が近すぎて、間にコンビニが無いため、少し遠出をする手間が生じてしまった。また、初回ということで、色々とサービスを比較検討し、やり方を調べ、そして100円ショップで発送器材を購入するなど、手間と費用が生じた。しかし、たかがそれだけである。
かくして。私は、「アストロボット(PS5)」の、購入額:実質6000円程度に対し、「5000円強の売却額
+ 約1000円のキャンペーン還元 -
少額の販売手数料 - 少額の送料」を合算し、約6000円相当で売却ができた。つまり、差し引きゼロ、タダでアストロボットを遊べたということになる。あれほど傑作、しかも新作ゲームを、ここまで金銭的な負担を少なくして遊べたのだ。いったい全体、どういうことなのだ…。
ソーレソレソレ P S V I T A |
そういうわけで。今回は、“パッケージで購入したゲームの売却に、キャンペーンを適用したうえでの、ネット上のフリマアプリを用いる”という方式で、大幅に金銭的負担を抑えつつ、新作ゲームを遊ぶことができた。
…さて、前述の通り、「中古のゲームソフト」という存在自体に、議論があることは承知している。それに、ネット上の取引ということで、「トラブルに巻き込まれる危険性」も大きい。ただ、それらと並ぶ問題点だと思っていた「取引の手間」については、平成の時代と比べ、大幅に軽減されているということが分かった。代金は、結びついた電子マネーでやり取りされる。また、発送は、封筒に入れて、携帯電話アプリのバーコードをコンビニで読み込んでもらうだけであり、ヘタクソな字を人さまに晒してしまう危険性もない。
――やれ、ここまで来ると、むしろ、“フリマアプリでの売却”は、ゲオなどの実中古店よりも楽なくらいだ。コンビニ店舗は、“田舎”寄りの私の町であっても数多く存在するし、古物商ナンタラカンタラで店頭にて個人情報を書く必要も無く、査定額が予想より低かった時の居心地の悪さを感じる必要も無い。フリマアプリの使用に、最初は色々と困惑したが、それは生みの苦しみであり、乗り越えてしまえば、どうということは無いのである。
ところで。今回の私は、「売却」を行ったのだが、フリマアプリ各社では、「購入」についても、キャンペーンを行っている。これを用いて、遊びたいと思うゲームを買い、その後に再びフリマアプリで売却をする…という方式でも、かなり安価でゲームを遊べることだろう。
…では、そのためのゲームとして、どのような作品が向いているのか。まず、今回の「アストロボット(PS5)」のように、新しく発売されたゲームをネット売買するという手もあるが、新作は値段が急激に下がることがあり、売却前提の購入は、あまり向いているとは言えないだろう。
――また、このあと購入予定の「モンスターハンターワイルズ」についても、後に発売されるであろう追加パックも含め、年単位で遊び続ける予定だ。よって、全てのオンラインコンテンツが完了する頃には、オリジナル版のパッケージ価値は、大幅に落ちてしまっているだろう。ひょっとしたら、途中でハードがPS6(仮)に変わってしまい、そこではディスクドライブが標準装備で無くなってしまう…なんてことも有り得るかもしれない。そして、もう、ここ20年くらいは経験していないが、物理ディスクは、傷が付くことにより、読み込めなくなってしまう危険性もある。以上の理由により、長く遊ぶことが前提のゲームも、パッケージ購入は、あまり向いていない。
そういうわけで。狙い目は、「発売から時間が経った」「短期的なプレイを行うタイトル」である。さらに、機種としては、任天堂ハードのほうが、パッケージ版の中古価格が下がりにくい傾向があるため、そこにて、「フリマアプリで購入し、クリア後に売る」という方式を使うことで、安価な消費額で遊ぶことが可能となるだろう。DL版セールの渋さが、こんなところで生きてくるとは…。
――では、私が思い付く、具体的なタイトル名を挙げてみよう。例えば、3DS版の「ドラゴンクエスト8」は、PS2の原作に比べ、グラフィックの劣化などはあるものの、新たな仲間キャラや裏ボスなどの追加要素が存在し、さらに、現在までに追加要素ありのバージョンが他機種に移植されていないため、今でも中古市場では、定価とほぼ同じ価格で取引がされている。
また、任天堂タイトルだと、3DSの「メトロイド:サムスリターンズ」という作品は、初代ゲームボーイで登場した『メトロイド2』のリメイクとなっているのだが、ファンが手放さないためか、こちらについても、中古市場で見かけても定価同様の価格となっている。DL版のセールも渋いまま、3DSのオンラインサービスが終了してしまった。機会があれば遊びたいと思ってはいるが、値段の高さから、なかなか手の出せないタイトルとなっていたのである
その他、スイッチソフトだが、「メトロイド:ドレッド」というシリーズ新作も、中古市場では3000〜4000円という程度で取引されているらしく、発売から時間が経っているため、1ヶ月や2ヶ月で急激に値段が下がる心配は無いだろう。
…やれ、こういったタイトルで、「フリマアプリで買って、クリア後に売却する」という手段を用いることで、購入額とほぼ同額での売却が期待でき、ただでさえ少額でのプレイが可能となる。そこに、各種のキャンペーンやクーポンを噛ませることで、むしろ黒字になるという期待すらできるだろう。
やれ、ここまで来ると、さすがに、普通の「新品ゲームをDLまたはパッケージで買う」という方式からは、かなり離れてしまっている。それに、各種のフリマアプリにおけるキャンペーンやクーポンだって、フリマアプリの運営会社がユーザー定着のために身を切っているのであって、それにタダ乗りをするような利用方式は、あまり好ましくないかもしれず、そのしわ寄せは、通常の利用者へと向かうことになる。
――でもまあ、今は、皆さまご存じの通り、物価が青天井で上がるのに、給料は絶対に上がらない時代である。そんな世の中でも、明るく楽しく生きていくために、「ゲームの遊び方」、そして「中古」というものへの捉え方を、従来とは変えるべきだと、私は思うのだ…。
(2024年11月21日)
お馬さんは外したら0円になるんですよそれが… |
いま、私が困っていることに、「どうやってPayPay『残高』を10万円使えば良いか」ということがある。期限は12月25日、クリスマスまでである。
…まず、何故こんなことになったのかと、三菱UFJ銀行が行っているキャンペーンが理由である。私は、この10月に、投資信託の積立購入を目的として、三菱UFJ銀行へ口座を開いた(【日記:2024/10/26】)。やれ、最近は、銀行でも、顧客の奪い合いのために、様々な新規入会キャンペーンが行われている。そして、三菱UFJでは、その中の一つとして、「三菱UFJ銀行の口座から、PayPay残高にチャージをして、PayPayで支払いをすると、20%還元」というキャンペーンが存在する(【紹介ページ】)。上限は2万ポイントということで、つまり10万円までキャンペーンの対象となる。20%という還元は非常に大きいため、これは是非とも獲得をしていきたいと思ったのだ。
さて。いつもの私で、PayPay残高と言えば、それはもう、PayPay証券で株を購入すれば終わりであり、10万円どころか、100万円ですら余裕で消費可能である。ただ、悲しいことに、今回の三菱UFJのキャンペーンでは、対象外となる使い道として、「PayPay資産運用(PayPay証券)」が挙げられている。残念ながら、現在の私が、最も多くのお金を消費している先が、一番に封印されてしまったのである。
――続いて。PayPayはAmazonでの支払いに使用可能なため、私は、いつものように、Amazonギフト券(Amazon専用の電子マネーへチャージできるカード。贈答品というだけでなく、自分自身が利用することも可能)に代えれば良いと思っていた。だが、試してみたところ、PayPay支払いは、アマゾンギフト券の購入には使えないということらしい。かくして私に、「クリスマスまでに10万円を使う」という超難関ミッションが発生してしまったのである。
さて。PayPay残高の使い道としては、もちろん、普通に欲しい物を買うというのが一番だろう。物欲の少ない私であるが、さすがに何も欲しくないというわけではない。が、いくつか考えてみたのだが、どれも決定的な理由に欠けるという感じであった。以下に羅列してみよう。
@ゲーム関連
「PS5
Pro」:モンハンワイルズなど、ノーマルPS5の性能ではキツくなってきたタイトルもあり、高性能機に魅力自体は感じている。価格は12万円ということで、一発で今回のキャンペーンをクリアできるのも嬉しい。ただやはり、PS6(仮)までの繋ぎにしかならないゲーム機に、12万円というのは厳しすぎる。あくまで20%還元が得られるというだけで、10万円が無料で使えるのではないのだ。
「PSポータル」:PS5のリモートプレイ専用コントローラーである。何度も期待してきた「リモプ専用機」であり、ベッドで横になりながらPS5クラスのゲームを遊べるのは嬉しい。だが、値段にかなりの迫力があり、1回の値上げを経て、現在は3万5000円となっている。PS5本体を税込み5万5000円で買った身としては、ちょっとさすがにこの値段ではな〜…という感じだ。
「初期型PS3(ネットオークション等で)」:PS2のゲーム配信のため、いつか買いたいとは思っている。しかし、PS4&5のゲームが山積みとなっている中で、今すぐレトロ方向に手を出したいとも思えない。
「有機EL版ニンテンドースイッチ」:私が使っているスイッチライトは、いかなる手段でのテレビ出力機能も持たない。よって、HDMIで録画をしようと思うなら、通常タイプを買う必要がある。ただまあ、実際、モンハンサンブレイクでの日記更新はできているので、やろうと思えば、スイッチライトの機能だけでも、サイト更新は可能ということだ。既に、スイッチライトが手に馴染んでおり、さらにスイッチ次世代機も予告されている中で、3万8000円という迫力のあるお金を出すのは、なかなかもって気が引ける…。
Aゲーム以外
「大きな冷蔵庫」:現在は、90リットルほどの中型冷蔵庫を使っているのだが、料理ガチ勢への道を歩むに連れ、冷蔵庫のサイズによって行動が制限されることが多くなった。というわけで、“いま使っている物が壊れたら、もう少し大きな一品を買う”ということには決めている。が、現在の使用品が壊れてもいないのに買い替えるというのは、勿体ないという気がするのだ。下取りに出してまで新調する、というほどの緊急性があるわけでもない…。
「2つ口のコンロ」:同じく、料理をしていくうちに、1つ口のコンロでは制約が大きくなってきた。ただ、冷蔵庫と同じ理由で、「壊れてもいないのに買い替える」というのが、あまり好きではない。
「携帯電話やイヤホン、パソコンやその周辺機器など、電子機器の物」:特に不足と感じているものが無い。携帯電話なんて、壊れたときの予備まで持っている始末である。「20%還元があるのだから、いつもより高いイヤホンを買っちゃおう!」などという気にもならない…。
「靴・服・カバン・時計など、身に付ける物」:特に不足を感じておらず、高価な物を買いたいとも思わない。私には、イオンで3000円くらいで売っているものと、いわゆるブランド品で、全く違いが分からない…。
Bその他の用途
「日用品に使う」:まず、PayPayはイオンで使えない(使える場合もあるらしい…)。そのため、普段の買い物で10万円への道を進むことに、たいへん制約の多くなっている。そもそも、もう食料品および雑貨は、ベッドの下のスペースまでパンッパンになっており、これ以上の買いだめをすると、生活空間が無くなってしまう。毎回思うが、潜水艦の中にでも住んでるのか?
「ふるさと納税」:もう9月にやってしまった。
「WINTICKET(競輪)などに課金」:1回以上当てなければ現金として引き出せない。これらの公営ギャンブルについて、競技自体を楽しめたり、または予想ができたりという技量も持っていない。ポイント還元でお金を増やすことが目的なのに、減らしてしまう危険性を出すのは、論外であろう…。
C他者を巻き込む方式
「猫」:実は一番欲しいのだが、今の住居がペット禁止なので、まずは家を買うところからである。10万円じゃ無理だ…。
「彼氏彼女や、家族へのクリスマスプレゼント」:
「宴会の幹事をして、全体の支払いをPayPayで行い、その後に参加者から集金をして回収」:実は、大量のお金を使う方法として最有力だったのだが、上司に相談してみたところ、予定が年明けになってしまい、12月25日のキャンペーン期限を過ぎているため、ただ幹事をやらされるだけの結果となってしまった。別の宴会を追加しようにも、部署枠において、12月だけで既に2回の開催が予告されている。“職場の人と円滑な関係を作りたい”という目的もあるため、これ以上、無理に宴会を増やすのも得策ではないだろう…。
とまあ、こんな感じである。
…やれ、お金を使うのって、意外と難しいんだなという気持ちだ。私は、きっと物欲が少なく、多額を要求する趣味を持たず、付き合いのある友人・恋人・家族なども存在せず、家や車など莫大な維持管理費が必要となる物も保有していない。だから、いきなり分不相応な物を買えと言われても、特に何も思いつかないのだ。最初に株が対象外となってしまった時点で、私にとってはどうあがいても茨の道であった…。
というわけで。色々と考えた結果、最もまともに思えたのが、PSNのウォレットにチャージをする方法である。現在、その限度額は5万5000円までとなっているそうだが、「ビットキャッシュ」というサービスを兼用すれば、一時的にお金を逃しておくことが可能なようだ。
――まあ、私はゲームを一番の趣味としているものの、“いま現在の環境で、PSNでのオンライン購入に年間どれくらい使うか”と言うと、まあ、2万円前後というところであろう。ただ、PS5は絶好調ということらしいから、少なくとも、あと2世代くらいは、PSハードの歴史は続くと思われる。よって、PSNのウォレットにおいておけば、そのうち消費ができるはずである。コンビニなどで行われている「1万円分のカード購入で、1000円キャッシュバック!」などのキャンペーンも気になるものの、さすがに20%の還元ならば大丈夫だろう。お金を使うのって、難しいな…!
(2024年11月21日)
時間ください… |
謎のキャンペーンが始まった。現在の生活必需品:「dアニメストア」が、加入者に対し、以前の生活必需品:「PSplus」の1ヶ月無料券を配ってきたのである。しかも、最上位プランの「プレミアム」を、だ(11月26日まで取得可能)。
…やれ、3つあるPSplusのプランのうち、「プレミアム」は最上位に位置する。その値段としては、割高な単月購入なら何と1550円であり、セールを前提とした「12ヶ月利用権を30%OFFで購入」を12で割ったとしても810円程度となる。それを無料で配ってもらえるというのは、非常に嬉しい。しかも、取得と同時に消費されるパターンではなく、獲得をしておけば、期限が2026年9月30日までと長いため、好きなタイミングでの使用が可能である。というわけで、私も早速、ありがたくいただいておいたのである。
――ちなみに。PSplus1ヶ月無料券が付与される対象は、継続利用者だけでなく、今回からの新規加入者も含まれる。さらに、dアニメストアは、常時、加入所月が無料となるキャンペーンを行っている(1ヶ月間のいつ加入しても、その月の末日まで)。そういうわけで、dアニメストアに初加入となる人は、もうとんでもない丸儲けとなるので、これを期に、新規加入をしてみるのも面白いだろう…というか、それが目的のキャンペーンであると思われる。その他、詳しい説明は、【PS側の紹介ページ】、および【dアニメストア側の紹介ページ】をご覧いただきたい。
ところで。今回初めて知ったのだが、「1ヶ月」とは、本当に厳密に1ヶ月であり、例えば、11月13日の20:00に使用を始めると、ちょうど1ヶ月後の、12月13日の19:59まで使用が可能ということだ。よって、31日まである月で使用するのが得なのだが、まあそれはさすがに細かすぎるか…。
――さらに。今回は、同時に「抽選で200名に、dポイントを5000ポイントプレゼント」というキャンペーンにも、応募ができる。dポイントは、町で1ポイント=1円として使用可能である。また、「日興フロッギー証券」という会社を使えば、期間限定ポイントであっても投資に使用可能…つまり、売却によって現金化が可能なようだ。5000円というと、さすがになかなか大きいので、応募しておいて、もし当たったら、無理やり用途を考えていくという方法でも良いだろう。もっとも、【こういうキャンペーンが、そう都合よく当たるわけがない】けどね…。
伝説のシーンに一歩ずつ近付いている |
さて。以前までの私は、プレイステーションのファンということもあって、特に使用しない場合にも、PSplusの継続加入を行っていた。ただまあ、さすがに金銭感覚がやべぇことになっている現在では、「時期を絞って加入する」という方針に変更している。例えば、来年の「モンスターハンターワイルズ」の発売時には、オンラインに参戦するために、適切な時期と期間を見繕って、PSplusへと加入をする予定だ。やはり、「ワールド&アイスボーン」で伝説を作ったモンハンシリーズの最新作ということで、全力で遊んでいきたいのだ。オンラインには、オンラインでしか味わえない楽しさがある。その他、次はPS6世代かもしれないが、「地球防衛軍」の新作が出たような時にも、協力プレイへ挑んでいきたい。
…いっぽうで、「dアニメストア」については、現在の私が、唯一、継続加入をしているサブスクである。日本のアニメ作品に特化した映像サービスであり、月額550円という比較的安価で、放送中の最新作を含め、メジャーどころのアニメの大半を視聴可能である。もちろん、私にとって、娯楽の王様はテレビゲームなのだが、食いながら遊ぶのは、サンドウィッチ伯爵ではないので、無理である。というわけで、食事時のお供がdアニメストアであり、この関係は、今後も長く続くであろう。最近でも、「るろうに剣心」の令和版アニメを、最新話まで観たところである。
――というわけで。そんな「PSplus」と「dアニメストア」という、私にとって重要な2つのサブスクが、コラボをしたのだ。なぜ、この2つが手を組んだのかは、本当に謎であるが、前作主人公と現在の主人公が、最強タッグを組んだようなものであり、なかなか特別な気分が味わえる。
さて。では、この「PSplusプレミアム 1ヶ月無料券」を、私は何に使うべきだろうか。真っ先に思いつくのが、もともとPlusへ加入するつもりだった「モンスターハンターワイルズ」のオンラインに使用をするという手である。ただ、オンラインプレイは、最安プランの「PSplusエッセンシャル」で可能なため、そこにプレミアム権を使ってしまうというのは、いささか勿体ないという感がある。
…次に、最上位プランである「プレミアム」の独自コンテンツを活かすという点だ。しかし、この「プレミアム」、いったいどこが最上級なのかという感じの、ガチめな産廃である。一番の魅力は、「クラシックスカタログ」という、PS1,2やPSPのレトロゲームが遊べることだろうが、実は普通に1100円で買える。なにげに、「ロックマン
クラシックスコレクション」や「逆転裁判123
成歩堂セレクション」「風のクロノア 1&2アンコール」などといった、“現世代機に対応したリマスター版”も、実はプレミアム限定のクラシックスカタログに入っていたりする。いずれにせよ、これらのラインナップのうち、複数作品へと同時に興味をいだけなければ、プレミアムの魅力を活かすというのは難しいだろう。やれ、“GBA&PSPでの、追加要素満載のFFシリーズ過去作”が収録されている、とかならまだしも、そこまで特別じゃないタイトルではなあ…。
――というわけで。私にとって、dアニメストアから貰った1ヶ月無料券の最良の使い道は、「エクストラ」に存在する、PS5クラスのゲームを遊ぶことであろうと思われる。PSplusエクストラの「ゲームカタログ」というサービスでは、準新作クラスのタイトルが、レンタル形式でプレイ可能となる。どうも、常設という作品は少なく、だいたい1〜2年程度で配信終了となってしまうようだが、逆に言うと、追加直後のタイトルが、いきなり終わることもない。そういうわけで、興味のあったタイトルが追加されたときに、この虎の子の1ヶ月無料券を使うことにしたい。これぞまさに、「無料で遊べちまうんだ!」
(2024年11月21日)
イ ン タ
ー ネ ッ ト 老 人 会 |
辛い調味料としてメジャーな「わさび」であるが、ついに、私の食生活から、絶滅をするに至ったのである。
…まず、わさびの主要な使用先は、「刺身」であった。私は、刺身が大好物であり、それこそ、子供の頃の誕生日にも、ケーキではなく寿司を要求するようなオッサンであった。そして、2022年からの再就職においても、少しの間は、ごちそうとして刺身を買っていたこともあった。
――ところがどっこい、現在では、刺身を食べる文化は、跡形もなく消滅した。理由として、いつもの“金銭面”という問題は、もちろんあるのだが、それ以上に、買い物に行く回数が激減したというのが大きい。私は、イオンのお客さま感謝デーなどでまとめ買いをし、その他の日は、ほとんどお金を使わない。玄関を開けたら職場が見えているレベルの職チカガチ勢で、間にコンビニすら存在しないということもある…。そして、刺身は生魚であり、その消費期限は、基本的に買った当日、どう頑張っても翌日までが限度というものだ。刺身は、私の「まとめ買いの習慣」に、まったく合わなかったのである。
かくして。主要な消費先を失ったわさびは、ひたすら余り続けるに至った。冷蔵庫の中に存在する物だけでなく、未開封で、常温で棚に並べてあった物すら、賞味期限が近付いてくる始末だ。かくして、私は、サラダに強引にトッピングするなりして使い切り、そして今後は購入しないことに決めたのである。
…ちなみに、現環境においても、そうめんの“つけつゆ”に対して、わさびを溶くという使用法が残っている。わさびの辛さが、そうめんにツーンとした刺激を与えてくれる、ベストチョイスである。が、逆に言うと、私の中でのわさびは、これしか使用法が存在しない。わさび=そうめんの専用調味料なのである。そのそうめんも、積み上がるほど大量買をして、ふた夏をまたいできた分を、ようやく消費しきれそうという感じだ。やれ、わさびといい、そうめんといい、なぜここまで大量買いをしてしまったのだろうか…。
――そういうわけで。七味と並び、定番と言える辛味調味料の「わさび」であるが、刺身を全く買わなくなったことにより、残念ながら姿を消した。言われてみると、わさびは、刺身や寿司以外に主要な消費先が無く、汎用性に欠ける調味料であるような気がする。今後は、大量買いをせず、そうめんのシーズンに少しだけ購入する…という感じで、マイナー調味料となっていくであろう。
ちなみに。わさびの対抗馬とされることもある「からし(黄色の練りからし)」についても、主な使用先であった「納豆ごはん」が、米の値上げによって完膚無きまでに粉砕されたため、存在感がピンチである。
…ただし、こちらは、焼きそばのトッピングに使えるというのが大きい。安価なカップ焼きそばも、からしとマヨネーズを山盛り投入することで、あのもちづきさんが大喜びしそうな殺害料理に変身させられる。そういうわけで、からしについては、消費量が減りつつも、この先生きのこることができそうだ。
――やれ、調味料というものは、業務スーパーに行くと、嬉しくなってつい買っちゃうんだけど、余らせると冷蔵庫を圧迫しやすいうえ、意外と値段が高かったり、何個も何個もふりかけていると、その手間も馬鹿にならない。七味唐辛子を中心に据えて、もう少し厳選をしていくことにしよう…。
(2024年11月21日)
まだまだ増やせるでしょ |
先日のソニーの決算で、「アストロボット(PS5)」の、発売2ヶ月での売上本数が、150万本であると発表された。
――さて、この本数についてだが、私は、ちょっと少ないかな…と思ってしまった。今や、ゲームは世界規模のビジネスであり、ソニータイトルというと、1000万本を超えるような大ヒットをすることも珍しくない。100万本なんて、超えて当然のラインなのだ。現在は、DL版のセールなどで、長くソフトが売れる時代であるものの、アストロボットのゲームとしての出来を考えると、150万本の、2〜3倍くらいは行っていてほしかった。
しかしながら。ソニーの解釈としては、「アストロボット」は成功ということらしい。その理由は、【こちらの資料】の9ページ目に書かれている。以下、「アストロボット」に関連する部分を、引用してみよう!
▽ 9月6日に発売した『Astro Bot』は、メタクリティックスコアで94点とゲーマーコミュニティから高い評価を獲得し、発売後9週間での販売本数が150万本を超えるヒットとなっています。
▽『Astro Bot』を購入したユーザーの37%は、過去2年間に、当社ファーストパーティー作品の購入履歴のないユーザーとなっています。
▽
若年層やファミリー層の購買比率も他のタイトルに比べ大変高くなっており、新規ユーザーの獲得とタイトルポートフォリオの拡充を通じて、より広いユーザー層への訴求に大きく貢献しています。
というわけで。成功と言える理由は、「新しいユーザー層に興味を持ってもらえたこと」であるとされている。
…やれ、ライバルとされる任天堂が、とかく「自社ソフトを売ること」を得意としているため、勘違いされやすいのだが、ソニーは、自社ソフトを無理にヒットさせる必要は無い。そのビジネススタイルは、まず、PSハードを手に取ってもらい、その後、カプコンやスクウェア・エニックスといった、他社の人気ソフトを買ってもらうことで、「ロイヤリティ収入=PSハードでソフトを発売する場合の手数料」によって利益を出すというものである。その他、インターネット時代の現在では、「『原神』などの基本無料タイトルに、プレイステーションから課金してもらう」「PSplusなどのサブスクリプションに、長く入ってもらう」といった商売も存在し、こちらも大きな収益源となっているようだ。
――そういうわけで。ソニーの目的は、「PSハードへの興味を、多くの人に持ってもらうこと」である。その観点で、「過去2年間、ソニータイトルを買わなかった人に、販売できた」「若年層・ファミリー層に訴求できた」という意味で、「アストロボット(PS5)」は、大成功とされているのだ。仮に、ソフト単体が赤字であっても…というか、あの狂気的な作り込みを考えれば、150万本程度では間違いなく赤字であろうが、勝負は“プレイステーション”というビジネス全体である。単一作品の利益ではなく、トータルで勝つことが重要なのだ。
唐突な日本画パロディは草ですよ |
ということなのだが。やはり私個人としては、「アストロボット(PS5)」を、もっと多くの人にプレイしてほしい。それこそ、特別にアクションゲームが苦手だとか、重厚なストーリーが無いと絶対に許せないという人を除けば、大半の人が楽しめるであろう、傑作ジャンピングアクションである。
…とはいえ、この作品は、ソニータイトルということで、少し時間が経てば、DL版セールの常連となるだろう。また、PSplusのフリープレイや、エクストラ以降での「ゲームカタログ」といったサブスクサービスでも、積極的に登場してくれるはずだ。
――というわけで。それらの機会に、是非とも皆さまには、「アストロボット」をプレイしてみてほしいものだ。ただでさえ出来の良いアクションだが、PS5のコントローラー機能をフル活用しているということで、実際に遊んでもらってこそ、その手触りの良さが分かる。せっかく、高価なPS5を買ったのに、モンハンやFF7リバースなど、ごく僅かな定番タイトルしかプレイしないなんて、勿体ない!
(2024年11月21日)
どこかの誰かと違って良いドット絵だなあ |
「ドラゴンクエスト3」のHD-2Dリメイクは、来週14日(木)に発売予定である。その宣伝映像として、ドラクエシリーズで初めて、「ファイナルトレイラー」という用語が使われたのだ(【YouTube /
ドラクエ3】)。
…まず、『ドラクエ3』は、シリーズの中でも、“最高傑作”と推す声が高いくらい、人気のある作品だ。私は未プレイなので、人づてでしか知らないのだが、その後のシリーズ作でも登場する「転職」システムが初登場したほか、ストーリーとしても、伝説的勇者と言える「ロト」の始まりの物語ということで、重要な役割を果たしている。初出は、ファミコンで1988年2月ということで、既に36年前の作品だ。その後、1996年にスーパーファミコンでフルリメイクが為された。だがその後は、ゲームボーイカラーへの対応や、WiiへのFC&SFC版のベタ移植、携帯電話/PS4/3DS/スイッチで登場したグラフィックが微妙なバージョンなど、中途半端な対応が続いてきた。そういうわけで、今回のHD-2D版は、ファン待望の、完全リメイク作となる。
――いっぽうの、「ファイナルトレイラー」と言えば、スクウェア・エニックスが発売直前に公開する、入魂の宣伝ムービーである。その始まりは、不朽の名作:「ファイナルファンタジー13」(※当サイトの判定です)であったはずだ(【YouTube /
FF13】【ニコニコ
/ 韓国語版】)。だいたい、発売1ヶ月前という程度の時期に出され、幾度にもわたった映像プロモーションの、集大成的な内容となる。まあ、スクウェア・エニックスは、“映像制作会社”と揶揄されることもあるが、実際、その手腕は確かである。スクエニ作品を買うかどうか迷ったときは、とりあえず、「ファイナルトレイラー」を見ておけば良いであろう。
では、具体的な作品名を挙げつつ、“ファイナルトレイラー”の内容について、述べてみよう。
…まず、『ドラクエ3』については、シリーズの中でも少ない、完全な未プレイ作品である(その他だと、『2』がクリア未達成で、『7』は序盤のみプレイした、という程度。『9』はオンライン作品…という分類で良いのか?)。よって、HD-2D版の発表当初から、興味のある作品ではあったものの、さすがに税込7678円という迫力のある価格を、ドットベースの表現の作品に出せるかというと、そこまでとも感じていなかった。
――ただ、上記の「ドラクエ3
ファイナルトレイラー」を見て、「おお…」と私は感嘆するに至った。2D表現であるキャラドット絵も、3Dの背景も、しっかり綺麗に出来ている。また、キャラクターボイスの演出が取り入れられるなど、原作よりも大幅にパワーアップしていることが、容易に分かるというものだ。これで、HD-2D版における新規の追加要素も作られているのだから、お得感が満載である。やれ、2021年5月の情報公開から、3年半が経ち、一時期は「本当に開発してるのか?」などと思われたこともあったようだが、ちゃんとファンが納得できるものを作っていたということだ。
その他、「ファイナルトレイラー」ブランドだと、「FF7リバース」(【YouTube /
FF7リバース】)なんかは、発売まで、何度も見返して、期待を高めていた。特に、後半部の、主題歌に移り変わるところが、たいへん素晴らしい(【1:26〜】)。直後に挿入される、なんでもないギ・ナタタクの発言が、ものすごく重要なシーンに感じてしまうくらいだ。ちなみに、主題歌を使ったFF7リバースの宣伝映像としては、発売後に公開された、15秒のテレビCMが存在する(【YouTube /
7リバースTVCM】)。発売後ということで、かなり突っ込んだプロモーションが行われており、特にラストシーンは、「いや、これ見たらやりたくなるでしょ…」という、ある種、卑怯な演出となっている。
――ちなみに。前作と言える「FF7リメイク(第1弾)」にも、「ファイナルトレイラー」は存在する(【YouTube /
7リメイク第1弾】)。が、これについては、私は発売前は一度も視聴していなかった。当時のFFと言うと、最新作がつれぇわであったうえ、7リメイクについても、初公開から5年という凄まじく長い期間が経っており、スクエニに対する期待がストップ安となっていた頃だった。結局、そこを底辺として、スクエニに対する信頼は回復していくことになったのだが、ただ、今から振り返ってみても、7リバースのファイナルトレイラーと比べて、リメイク第1弾のそれは、そこまで惹かれる感じではないかな〜…と思う。その差として、やはり大きいのは、主題歌であると思う。あの、FFシリーズの全盛期を思い起こさせる、7リバースの「No
Promises to Keep」の影響力は、かくも大きいものなのだ。
その他、「ファイナルトレイラー」が印象に残った作品として、「ストレンジャー・オブ・パラダイス:FFオリジン」を挙げたい(【YouTube /
FFオリジン】)。この作品は、FF1の悪役であるガーランドを主人公に据え、彼が闇へと取り込まれていく物語が展開される。ファイナルトレイラーの出来も極上であり、印象的な浮遊城BGMのアレンジ曲から始まり、既存有名洋楽の「My
Way」使った盛り上がりが凄まじい。ちなみに、このトレイラーでは、「魔物となったガーランドを、それでも愛するセーラ姫」という倒錯的な物語が示唆されているが、本編中にそのようなテーマが展開されることはない。これについては、単独記事を書いているので、そちらをどうぞ(【日記:2024/10/11】)。
…逆に、ファイナルトレイラーが印象に残らなかった作品として、「ファイナルファンタジー13-2」が挙げられる(【YouTube /
FF13-2ファイナルトレイラー】)。【6:40〜】の、ヴァニラ・ファング・サッズがキラキラ空間の中に存在するシーンについては、ゲーム中でそのような雰囲気になることはないので、詐称である。というか、FF13-2の宣伝映像は、その前の、2つのTGS2011トレイラーで完成されていた感がある(【YouTube /
FF13-2 TGS2011 PS3】【Xbox360】)。サビに入ると同時に、バトルシーンで一気に盛り上がる構成が素晴らしい。まあ、実際に発売されたFF13-2は、そんなに爽快なバトルが楽しめる作品ではなくなっていたのだが…(【日記:2022/2/26】)。
SFCで『1』はクリア済みです(『2』はデーターが消えすぎて無理だった) |
さて。脱線が長くなったが、ドラゴンクエストに話を戻すと、今回のHD-2D版ドラクエ3では、ドラクエシリーズとしては初めて、「ファイナルトレイラー」の用語が使われたのである。例えば、少し前に発売された「ドラゴンクエスト11」では、「オープニング映像」「プロモーション映像」などという、無味乾燥な題名であった(PS4版、3DS版、およびスイッチ版の『S』、全てで同じ)。
…というわけで。今回のドラクエ3は、スクエニらしく、宣伝映像に力を入れた作品であると言える。もっとも、ストーリー主導のRPGなのだから、物語が魅力的ということは、評価すべきである。また、映像によって多くの人が興味を持ってくれれば、それだけ新規参入者が増え、界隈が活性化するだろう。
――いっぽうで。一時期のスクエニは、映像に対して内容が釣り合っていない、トレイラー詐称だ…などと言われることもあったが、最近は映像に匹敵する…どころか、「FF7リバース」のように、映像での期待値を軽く上回ってくれるような作品も出てきているので、心配は無用であろう。
余談だが、逆に、「ファイナルトレイラー」の語源であろうと思われる、本家「ファイナルファンタジー」シリーズであっても、ファイナルトレイラーが無い作品というのも存在する。例えば、FF13のシリーズ内続編だと、FF13-2にはあるが、ライトニングリターンズには存在しない。当時、FF13-2が滑り散らかしたことから、『ライトニングリターンズ』のプロモーションはかなり控え目となった。結果的には、発売後に、前2作とは異なる独自のアクション性や、力押しのエンディングが評価されることとなったが、「知る人ぞ知る良作」という程度に終わったのは、やはり、宣伝手法の違いもあったのだろう。
――また、ナンバリング最新作と言われているFF16では、トレイラーに「SALVATION」「DOMINANCE」などと、やや難しい英語の副題が付けられている。FF16は、7リメイクシリーズや、10,13などといった作品たちと、作風を変えようと試みられた作品であろうから、それを理由として、“ファイナルトレイラー”という名称が使われなかったのかもしれない。どうでしょう、FF16は、皆さまの心に残る作品となりましたか…?
というわけで。「ファイナルトレイラー」の存在するドラクエ3の2D-HD版は、この11月14日(木)に、PS5・スイッチ等で発売予定である。ちなみに、PS4版は存在しない。公式サイトの書く順番(スイッチが最初)などからして、プレイステーション版は、あまり期待が為されていないのかもしれない。まあ、内容的にも演出的にも、携帯機でプレイするのが相応しい作品だろうからね…。
…ちなみに、今回のリメイクは、ナンバリングの中で『3』からの開始となったが、同じく初期作の『1&2』も、「ロト
トリロジー」として、既に2025年の発売が発表されている。ハードは同一で、恐らく見た目や作品としての方向性も、『3』と同じになるのだろう。やれ、『1』だけだと、現在のゲームとしては非常に小粒なため、やりごたえのある『2』をカップリングするのは、妥当であると思われる。
――ところで。こんなふうに、ドラクエの話をすると、やはり私としては、FFシリーズのほうも思い返してしまう。ご存じ、FFシリーズの初期作リメイクは、「コレジャナイ感」のピクセルリマスター、いわゆる「ピ」である(【タグ:コレジャナイ感】)。もし、このサイトの名称が「やり込み
in ドラクエ」であったら、対岸の火事であるピの惨状を、指さして笑うとともに、自分の作品がそんなことにならないかと戦慄し、そして、HD-2Dの『ドラクエ3』を見て、“ちゃんと歴代リメイクの追加要素を再録し、新規要素も用意され、かつ演出が順当に強化されている”というごく当然の出来事に、ひどく安堵をしていたはずだ。どうして、私の最推しの作品が、あんなみっともないことになってしまったのか。HD-2D版の『FF6』あたりを発表して、安心させてくれないかなあ…。
(2024年11月21日)
昭和や平成の日本には、4つの季節があったらしい… |
この1週間で、寒さが一気に厳しくなった。適正な衣服の重ね着量は、2枚から、瞬く間に3枚へと変わった。そして、朝に布団から出るのが、億劫に感じられるようになった。外出時に、間違えて半袖を着てしまうと、ひどい肌寒さを感じてしまう。冬が来てしまった…。
…さて、今年は、残暑が厳しく、9月は完全に夏であった。その傾向は10月に入ってからも続き、部屋の中ではTシャツ1枚で過ごし、飲み物に氷を入れるような日々が続いた。そういった雰囲気も、下旬になって無くなり、ようやく秋が来てくれた…というところで、11月に入ってこの気温だ。最近はいつもそうだが、季節の移り変わりが早すぎる。
――というわけで。今年、秋と言えたのは、10月のひと月だけであり、1ヶ月間があったかどうかすら怪しい。残念ながら、「秋」は、“梅雨”とかと同じで、四季から脱落したと言える。更に言うと、春も圧迫されている感があり、既に、夏と冬の二強時代になっている。個人的には、物事は、その関係性が変化する時期にこそ、物のあはれがあると思うので、春と秋は有ったほうが良いのだが、これが世界の選択なので、仕方あるまい…。
さて。今週は、職場の仕事が、量・質の両面で非常に厳しく、心身ともに、かなり削られる1週間となった。というか、実はまだ終わっておらず、土日も仕事である。さらに言うなら、月曜も普通に仕事だ。どういう…ことだ…?
――とはいえ、最近では良いこともあって、ゲームが非常に面白い。「アストロボット(PS5)」を大満足で終わらせた私は、既に次のゲームに取り掛かっているが、さっそく熱中してしまっているところだ。この1週間は、日記更新も大変だったため、平日は全くゲームが遊べなかった。だが、自分の健康のためにも、平日の日記更新をそこそこに、ゲームのほうへ取り組んでいくという方針も取り戻したい。そういうわけで、寒くてキツい冬が始まりますが、楽しいゲームを遊んで、それで日記を書いて、何とか耐えていきますね…。
(2024年11月21日)
実物は、遊戯王のレアカードみたいで、クッソかっこいいぞ〜!! |
今年4月ごろから、クレジットカードによる積立投資は、月10万円まで行えるようになった。だが、「セゾンカード(SAISON
CARD)」というクレカは、なんと1枚で25万円まで積立投資が可能という、特殊な仕様を持っているのだ。
…からくりはこうだ。「セゾンカード」では、過去記事で紹介した「大和コネクト証券」(【日記:2024/9/26】)に加え、「セゾンポケット」「セゾン投信」という証券会社でも、積立投資を行うことができる。上限は、「セゾンポケット」が5万円/月、その他2社が10万円/月である。
――さて。利用者側からすると、クレカ積立については、“クレジットカード1枚に付き、月10万円”…つまり、上記3社の合計が10万円/月であるように思える。そして、上の3つの証券会社は、平等ではない。「大和コネクト証券」では、比較的多くの銘柄から投資先を選べる。他方、「セゾンポケット」は2個、「セゾン投信」は3個からしか選べない…というか、事実上、選択肢は「セゾン
資産形成の達人ファンド」しか無い。これは、よくある、「eMAXIS
Slim 全世界株式」に上昇率で勝てない銘柄だ。以上の理由により、私は、セゾンカードで、「大和コネクト証券」にのみ、月10万円の投資を行ってきた。
ところがどっこい。実際には、「クレカ1枚の積立上限が、月10万円」ではなく、「証券会社1社への積立上限が、月10万円」のようだ。つまり、1枚のセゾンカードを、「大和コネクト証券」「セゾンポケット」「セゾン投信」の3社へ登録することにより、月25万円の積立投資が可能となるのだ!
…しかしながら。再就職組の私は、所詮、社会人3年生ということで、25万円という額は、手取り月給を超えている。しかも、証券口座を分けてしまった都合、NISA枠も適用できないうえ、うち15万円は、成長率の悪い「セゾン
資産形成の達人ファンド」しか購入先がない。さらに、「大和コネクト証券」も「セゾンポケット」も「セゾン投信」も、いわゆる「即売り」への対策を用意しており、単純なポイント回収手段としても利用できない。
そんな感じで。「セゾンカード」では、いくらカード1枚で25万円までの投資ができると言っても、色々と、がんじがらめな点が多すぎる。
…さて、3つの会社のうち、「大和コネクト証券」は、「eMAXIS
Slim」シリーズなど、定番商品を購入できる。また、即売り対策についても、2銘柄を交互に切り替える方法で、割と楽に回避ができ、「株のタイムセール」など、面白いキャンペーンも面白い。それに対して、銘柄が極端に限られる「セゾンポケット」「セゾン投信」については、無理をしてまで、投資をする価値が無いように思える。
――が、私がこれら2社でも投資を行っている理由は、もちろん「資金の先置き」にある。資金の先置きとは、私の作った造語なので、知らないのも当然であるが、要するに「クレカ積立を先に行い、その代金引き落としを、株の売却代で賄う」という方式である。クレカで商品を購入してから、その引き落としが行われるのには、だいたい1ヶ月の猶予があるため、株の現金化に掛かる時間を1週間としても、3週間の運用が行える。これは、私にとっては、利息タダでお金を貸してくれるにも等しいのだ。
やれ、このような短期での株取引をしていると、もちろん、株価の下落によって、損をすることも存在する。だが、基本的に、全世界株というのは、下がる勢いよりも上がる勢いのほうが強いため、長く続ければ、トータルでは必ず勝てるはずである。よって、資金の先置き=クレカ積立による株購入は、やればやるほど有利になるのだ。即売りなんかよりも、こちらのほうが、株の本質に近付いており、遥かに魅力的であると、私には思える…。
まさかこんな単発話の悪役が、後継作で準レギュラーとして定着するとは |
そういうわけで。私は、「大和コネクト証券」への月10万円のクレカ積立を継続しつつ、さらに「セゾンポケット」に5万、そして「セゾン投信」に10万円、合計25万円を積み立てて行こうと思っている。それぞれ、期待をしているのは、ポイント付与ではなく、「資金の先置き」による売却益である。そちらが目当てなら、“カード1枚による積立額を、10万円から25万円に増やせること”には、大きなメリットが存在するのだ。
ちなみに。私が、当初「大和コネクト証券」へのクレカ積立に使っていた、年会費無料の「SAISON
CARD Digital」は、利用限度額が20万0000円(私の場合)に設定されており、そのままだと月25万円のクレカ積立は不可能だ。
…では、どうして私が、月25万円の積立ができるかというと、それは、「SAISON
GOLD Premium」というゴールドカードへの
――やれ、私は、セゾンカードDigitalを、大和コネクト証券への積立にしか使っておらず、しかも、それらはすぐに売却してしまい、大きな資産形成には繋げていなかった。クレカ会社と証券会社にとっては、ヤクザそのものといった存在であり、そんな私をゴールドカードに招待したところで、ロクな使い方をしないことは、容易に想像できる。だが、もはや、カードを発行したほうが悪いというものだ。それでは、この金ピカで箔押しが入ったカッコいいカードを使って、堂々と、更に追加のクレカ積立を行わせていただきますね…。
(2024年11月21日)
ええやんこの椅子 |
キムチと言えば、もちろん、韓国を代表する漬物である。私も、10代前半といった子供時代から大好きな食べ物であったが、様々な理由により、どんどん辺境へと追いやられていった。しかしながら、最近になって、「酒のつまみ」という形で、復権を果たしたのである。
…まず、私とキムチの、第1の環境変化は、「キムチがキムチ臭くなくなったこと」である(【日記:2012/12/20】など)。キムチは、発酵食品ということで、辛いだけでなく、酸っぱくて臭い、非常に癖のある味である。決して一般層には受け入れられるものではないが、だからこそ、私のように熱烈な好事家に愛される…という意味で、深夜番組のような食べ物だったのだ。
――しかしながら。キムチが、平成の世で、日本の一般大衆に普及していく中で、キムチのキムチらしさは、失われていった。辛くないのはもちろんだが、酸っぱくも臭くもない。ただの、日本の浅漬に、赤い色が付いただけである。かつては、「韓国直輸入」というブランドで、“本場のキムチ”と、“キムチ風浅漬”が、区別できていた。だが、やがて日本で販売するために、なんと韓国本家が、日本の一般層に媚び始めた。結果、「直輸入」を始めとし、「本場」「辛口」などといったフレーズが、一つの容赦も無く、陳腐化をしてしまったのだ。
そういうわけで。今、店に並んでいるキムチの大半は、私にとっては、かつての戦友が、見る影もなく変わり果てた姿である。僅かな期待を持って買ったところで、悲しい気持ちになるだけだ。やれ、数年前に、仕事で韓国旅行に行った時(?)に、現地の焼肉屋で食べたキムチは、私の求めた100点満点の答えであったため、キムチ自体を嫌いになったというわけではないのだが…。
それでも。今の仕事のために一人暮らしを始めてからは、近所のスーパーで、400gで300円強と割高ではあるものの、酸っぱくて、ちゃんと美味しいキムチを見つけることができた(【日記:2022/11/8】)。が、そこに、第2の環境変化である「節約」が襲来したのである。私はもともと、お金を大量消費する趣味が無く、資金を余らせやすかった。だが、とりわけ、2023年秋から「投資」を始めた後は、お金を貯めること自体が目的と化し、何をするにも「お金」という尺度が出てくるようになった。かくして、高価な純韓国キムチは、真っ先に不買運動の対象となってしまったのである。
…しかしながら、その後もキムチの魅力は忘れられず、最終的には、「重さ[g]
÷ 3 = 値段[円]」 (例:1kgで300円ちょっと、など)という程度の、安価な商品を買うようになった。甘ったるくて美味しいとは言えないが、まあ食べられる程度の味は持っている。特に、コンボ先として有用なのがカレーライスであり、カレー自体が味の濃い食品なので、色と味と食感を変えられるキムチは、抜群の相性であった。
――ところがどっこい、せっかく見つかった大口顧客も、今年夏の米の超幅値上げにより、壊滅的な損害を受けた。それにより、私にとって、米は主食の座から脱落し、カレーライスも、大量消費が可能な料理ではなくなった。かくして、私はもはや、安いキムチですら、買わなくなっていったのである。
ギリギリ“韓国”があった時期の物語だからヨシ! |
しかしながら。そんなキムチが、最近では、「酒のつまみ」として、復権しつつある。まず、私には、日常的な飲酒の習慣が存在する(もちろん、お客さま感謝デーで買ったリットル単位の焼酎を、同じく感謝デーの激安炭酸ジュースで割るという、“酒のような何か”)。その際のつまみとして、少し前までの私は、スナック菓子を多く使っていた。味や食感は好みだが、最近ではとにかく量が少なく、1袋では足りず、2袋開けてしまうようなこともある。
…まあ、私は、太る心配よりも痩せる心配をしたほうが良いということで、そちらの不安は無いのだが、やはり気になるのはお金である。1袋100円、2袋で200円…そういったものも、積み重なると、馬鹿にできない。そして、意外と侮れないのが、運搬の手間である。最近のスナック菓子は、袋だけは小生意気にパンパンなため、自転車で買い物を行っている私にとっては、大きく輸送の労力を要求する。それは、決して無視できない問題なのだ。
――ところが。「酒のつまみ」としてのキムチを考えると、あの塩辛さと、そしてシャキシャキとした食感は、飲酒時の雰囲気を買えるのに、ピッタリである。さらに、キムチは即座に食べられる。飲酒時には、野菜を切るとか、電子レンジで温めるとか、そういった僅かな手間すら億劫になる。よって、“冷蔵庫から出し、適量を皿に盛るだけで、おつまみとして成立するキムチ”は、完璧と言える食品だ。そして、飲酒時ならば、安いキムチの風味の悪さも、そこまで気にはならない。輸送の労力や値段といった問題も、解決できている。
かくして。私の中で、キムチは、「酒のつまみ」枠で、新たな活躍の場を得ることになった。
――しかしながら。ここに更なる殴り込みを掛けてきたのが、日本の漬物である。前述の通り、安いキムチは、「重さ[g]
÷ 3 = 値段[円]」という程度で購入が可能だが、日本の漬物の中には、更に安価で買えるような物も少なくない。というわけで、ここから先の私は、少しキムチから離れて、順番に、日本の漬物を、酒のつまみとして試していくパートに入る。謎の日韓戦が、ここに開幕をしてしまった…!
(2024年11月21日)
このウ◯コ爆弾はマジで何だったんだ |
9月に購入した「アストロボット(PS5)」を、トロコンまで完全クリアーした。ソニーが作った、マリオ本編であった。
…まず、キャラクターとしてのアストロボット(アストロ君)は、PS4世代あたりから、ちょくちょくと、キャラとしては登場してきていた。だが、私が注目したのは、PS5のプリインストールタイトルである「アストロ
プレイルーム」からである(【日記:2022/7/10】)。同作は、PS5の新機能を紹介しつつ、さらに、PSハードの歴史を振り返る…という、フルコンプでも5時間ほどで終わる、小粒なタイトルである。ただ、当時から、PS5のコントローラー機能をフル活用した手触りの良さや、単純なジャンピングアクションとしての質の良さから、私にとって、PS5で最初の良作と言えるタイトルになった。
――そして、今回の「アストロボット(PS5)」は、これまで、試験的タイトルや、またはVR作品などしか無かったアストロ君が、ついに主人公を務める待望のパッケージゲーム本編となる。私も、発表当初から注目をしており(【日記:2024/6/1】)、そして、テレビが壊れていたり金銭感覚が壊れていたりで、発売日買いこそしなかったものの、少し遅れて、9月末には購入をした。それから約1ヶ月で、20時間ほどのプレイとなった。
そんな「アストロボット(PS5)」は、まさに、期待のドンピシャである、王道のジャンピングアクションであった。
…まず、「プレイルーム」の時に感じた、マッサージ機のような気持ち良さは、そのままである。コントローラーの振動機能やスピーカーが巧みに採用されており、アストロ君を動かしているだけで気持ちが良い。疲れた現代人には、ピッタリである。
――また、本作の目玉システムとして、R2ボタンで起動できる「ギミックアーム」が、多く登場する(※正式名称不明。私がそう読んでいるだけ)。単独記事を用意した「タイムストッパー」「スポンジアストロ君」(【日記:2024/10/10】)、「鉄球」(【日記:2024/10/16】)の他にも、「ゾウさんジョウロ」や「チビデカねずみ」など、めくるめくギミックが次から次へと現れる。どれも、操作が気持ち良すぎで、そして使い方もセンスの塊であり、プレイしている側が心配になるくらいである。次はどんなギミックアームが登場するかというのも、ゲームを進めるうえでの、大きな動機づけとなっていた。
その他、本作では、コントローラーとアクションばかりが注目されるが、グラフィックやサウンドも高品質である。各ステージは、使い回しを全く感じさせない豪華な作りとなっており、PS5の性能を活かして、ロード時間・画素数(解像度)・フレームレートなどが、高度に調整されている。また、BGMについては、サイバー感のある明るい雰囲気の中に、「機械音声っぽい人間ボーカル」が多彩に取り入れられており、ゲームの世界観に合致している。
さて。PS5付属の「プレイルーム」は、あくまで本体付属の小型ゲームということで、ボリューム面は少なめであった。
…いっぽう、「アストロボット(PS5)」のほうは、パッケージゲームとして、メインステージだけで26、隠し面が11、その他にも、ボス戦のステージや、雑魚戦がテーマの「ボクセルバトル」「サドンデスバトル」が5個ずつ、そして高難易度の「PSボタンの試練」が計16+1個、その他にもアップデートでの追加要素も存在するなど、フルプライスのパッケージゲームとして、見劣りしない大ボリュームとなっている。
――ちなみに。プレイ時間としては、ラスボス撃破までで10時間弱、そして、そこからコンプリートまでにほぼ同等と言える時間が掛かっている。合計して20時間程度ということで、3桁時間のプレイをするようなやり込みゲーと比べると、かなり少ない。ただ、あくまで本作は面クリア型のアクションゲームということで、20時間を、新要素満載のノンストップで楽しめる。クリア後の隠し要素も、ゲーム内ヒントが絶妙なため、「携帯電話で調べて、要素を回収する作業」という雰囲気は全く無く、新鮮に楽しめた。総合して、1本のゲームとしての満足度は、十分すぎるものだった。
28箇所の刺し傷だぞ!! |
さて。前作と言える「プレイルーム」では、過去のPSハードとその周辺機器が収集要素として登場するとともに、プレイステーションで登場した名作ゲームたちをモチーフとしたオブジェクトが配置され、本体付属のゲームとして、懐かしさを感じさせてくれていた。
…いっぽうの「アストロボット(PS5)」では、名作ゲームのキャラたちが、収集要素である「ボット」として登場する。計300体が存在する「ボット」のうち、半数以上が、このようなPSキャラたちをモチーフとしており、「クラッシュ君」や「サルゲッチュのサル」といったソニーゲームのほか、「スネーク」(メタルギア)や「ジョーカー」(ペルソナ5)、「アイルー」(モンスターハンター)など、他社製ゲームの人物も登場する。そして、単に姿を似せているというだけでなく、説明文やアニメーションも凝っており、原作を知っていれば、どのシーンを模しているかでも楽しめるであろう。やはり、スクエニキャラと地球防衛軍兵士も出るべきだった…。
――さらに。作中では、合計5つ、ソニーの名作ゲームを、そのままモチーフとしたステージが登場する。そのうち、第1エリアに登場する「サルゲッチュ」のステージは、初代プレイステーションにおける懐かしゲームが復活したということで、大きく話題となった。今でもソニーは、あの頃と同じ輝きを持ったゲームを作れる。いや、むしろ、それ以上に豊かな魅力をたずさえる作品を出せるということであろう。
ただ、これらのファンサービスは、あくまでフレイバーであり、“原作を知っていれば楽しめるが、知らなくとも良い”という程度に落ち着いている。
――何故なら、「アストロボット(PS5)」の本質は、あくまで軽快なジャンピングアクションだからだ。よって、上記のようなサービスは、あくまでおまけとして捉えるべきであろう。もちろん、“おまけ”にしては嬉しすぎる!
というのも、また事実である。
プレイステーションにドット時代は無いけど、どこか懐かしさを感じる |
そういうわけで。「アストロボット(PS5)」は、トップクラスの品質を持ったジャンピングアクションであり、多くの人が楽しめる作品であろう。
…さて、このゲームについて、私は、「ソニーが作った『マリオ本編』」という表現をした。マリオ本編というのは、「64」「サンシャイン」「ギャラクシー」「オデッセイ」などの、3Dマリオ本編作品のことである。あちらが、各ハードを代表できるような、高クオリティかつ発想豊かなゲームであることは、今さら言うまでもない。だが、「アストロボット(PS5)」も、あちらと同等か、むしろ、それ以上にアイデアに溢れたゲームとなっている。「ソニーの『マリオ』」という表現は、単なる劣化コピーでもなければ、マリオを不要にしたという意味でもなく、“言わずと知れた名作シリーズに匹敵するものを、いきなり出してきた”ということなのだ。ということで、マリオシリーズが好きな人は、「アストロボット(PS5)」にも、間違いなく親しめるだろう。この才能、今までソニーのどこに隠れていたのやら…。
――ちなみに。マリオ以外だと、私が思い出すのは、「クラッシュ・バンディクー」や「サルゲッチュ」などといった、初代PS時代の名作アクションたちである。カラフルでコミカルなグラフィック表現や、ポップなBGMなど、あれらのゲームに雰囲気はそっくりだ。あの時代を今も懐かしんでいる人たちは、「アストロボット(PS5)」が、あの頃の思い出を蘇らせてくれているので、是非とも遊ぶべきである。
ちなみに。「アストロボット(PS5)」には、体験版は配信されていない。しかしながら、PS5本体に付属している「アストロ
プレイルーム」のほうが、事実上のプロローグ版として機能している。あちらも、PS5の新機能とPSハードの歴史を紹介しつつ、軽快なジャンピングアクションを楽しめるという意味で、私にとって、PS5最初の快作となった。だから、もしPS5を持っていて、「プレイルーム」を遊んでいない方は、無料で遊べちまうため、マストでプレイすべきだ。そして、それを更に楽しみたくなったら、「アストロボット(PS5)」のほうを買えば、クオリティもボリュームも、絶対に満足できるものが揃っている。
――とまあ、こんな感じで。私は、「アストロボット(PS5)」を、発売日から少し遅れて購入したが、本当に買って良かったと思う。子供時代に遊んだ、懐かしいアクションゲームたちと同じく、思い出に残る作品になった。本作は、プレイステーションの新たな可能性を切り開いたと言えるような、エポックメイキングな作品である。今後、アストロ君はPSハードの顔として定着し、シリーズ化も為されるだろう。うん、「アストロボット(PS6)」も待っているし、ひょっとしたら、「アストロボットvsスーパーマリオ」みたいに攻めまくったタイトルも出るかもしれない…(絶対買います)。
(2024年11月21日)
本当はムシしたいのだけれど、倒さないとクリアできないので… |
モンハンライズには、「ヌシ」という強化個体が登場する。だが、追加パックの「サンブレイク」では、“
まず、「ライズ」の舞台は、和風の「カムラの里」という地であり、そこでは「百竜夜行」という厄災が、たびたび里を襲っていた。この百竜夜行を率いているのが、「ヌシ」と呼ばれるモンスターであり、姿形は同名の通常モンスターと同じであるものの、戦闘能力は段違いである。
…さて、その「百竜夜行」は、いつものモンハンとは少し異なり、「タワーディフェンス」的なゲームシステムとなっている。私もあまり詳しくは知らないのだが、“ユニットを配置して自動戦闘をさせ、拠点を守りきれば勝利”という感じのゲームジャンルだ。モンハン世界においては、バリスタや大砲といったお馴染みの防衛設備はもちろん、村の住人が総出で参戦し、ハンターとしての技量を持つ者たちはもちろん、何故か団子屋の娘なども参戦する。そのため、いつもとは違った観点から、モンハン世界を眺めることができるだろう。
ただ、この「百竜夜行」は、バトル面としては、非常に微妙である。まず、モンハンの戦闘に、ジャンルの異なるタワーディフェンスを採用したということ自体が、初見では意味が分からなかった。また、ルールを理解できたところで、やはり私は、ハンティングアクションのためにモンハンをプレイしているので、ゲーム性が全く異なる物をプレイさせられるのは、あまり愉快とは言えない。その一方で、百竜夜行でしか手に入らない専用素材が存在するため、最強育成のためには、そのプレイを避けては通れない。もっとも、難易度もボリュームもそこまでではないため、コンプリートを目指すためでもそこまでやり込む必要が無いというのは、カプコンなりの、一応の配慮を感じた。
――ちなみに。百竜夜行に登場した「ヌシ」たちは、その後のアップデートで、通常クエストにおける強化個体として戦えるようになった。やれ、「ライズ」は、シリーズとしては、極めて難易度の低いゲームであった。そのため、この「ヌシ」については、数少ない手応えのある相手ということで、ライズ当時の私も、高評価を下している(【日記:2021/9/1】)。ただ、該当モンスターは、アオアシラ・リオレウス・リオレイア・ディアブロス・タマミツネ・ジンオウガの6体に限られ、どう考えても必要な「ヌシ・マガイマガト(誤字)」が居ない。サンブレイクと比べると、まじでライズは何を体感させたいのか分からない作品だった…。
ヌシさえ居なければ、完璧な条件だったのですが… |
そんな「ヌシ」であるが、追加パックの「サンブレイク」では、悲惨な末路を辿っている。まず、「百竜夜行」については、なんと、サンブレイクで一切の追加がなされなかった(削除されたわけではないので、ライズと同じクエストは遊べる)。上記の通り、プレイヤー評価としては微妙なところがあったものの、「ライズ」の大きな個性の一つでもあった。モンハンの追加パックで、原作の要素が完全に無視されるのは、恐らく最初で最後であろう…。
――そして。「ヌシ」モンスターについても、マスターランク個体が用意されず、完全に虚無となった。サンブレイクのプレイ時間のほぼ全ては、追加難易度のマスターランクに集中する。そこに出演できないというのは、もはや存在していないのと同じである。やれ、“
しかしながら。そんな“ヌシ”が、クリア後のやり込みコンテンツである「傀異クエスト」にて、ついに殴り込みを掛けてきた!
…のは良いのだが、ヌシたちは、メインの狩猟対象としては登場せず、追加の討伐対象として、2体目以降にのみ選出される。それがどういうことかというと、つまり、邪魔なのだ。基本的に、傀異クエストでは、稼ぎなどでの例外はあるようだが、ターゲット1体のみの討伐が最良と、私は捉えている。よって、「2体目以降が存在する」という時点で、基本的にはハズレクエであり、“そこにのみ登場する「ヌシ」”は、100%のお邪魔ムシなのだ。
――しかも、その「ヌシ」モンスターは、新たなマスターランク素材を落とさないため、新規の武具は製作不可能だ。そのくせに、攻撃力と体力は、傀異クエストのレベル相当に強化されており、新モーションこそ無いものの、そもそもが強化個体ということもあって、異様に強い。場合によっては、特別討究クエストのメインモンスタークラスに匹敵し、意外と足元をすくわれたりもする。よって、本来ならばバトルを避けたいが、条件の良いクエストが、ヌシセットしか存在せず、やむを得ず戦闘を行う…ということも、少なくないものだ。
というような感じで。「サンブレイク」での“ヌシ(笑)”モンスターは、「必ずお邪魔虫としての登場となるうえ、専用素材を落とさず、しかもメチャクチャ強い」という、微妙感極まる存在となっている。
――やれ、ライズのカムラのヌシがサンブレイクでパージされていたところを、傀異クエストの高レベル帯において、何とか拾った点は評価する。だが、その扱いについては、もう少し何とかならなかったのか…。“
(2024年11月21日)
「おしろ
けっさくしゅう?」かな |
4ボタンの試練が終わったので、いよいよ、隠しエリアの中央部に出現した、「ファイナル・アンコール」というステージに進んでいく。他の隠しステージを全てクリアしたあとに挑戦可能となる、正真正銘の最終ステージであり、私は、ここが最難関だと思っていた。
…が、プレゼント箱のようなステージを紐解いてみると、待っていたのは、楽器とプレゼント箱をモチーフにした、陽気で楽しげなマップであった。初代ヨッシーアイランドのスペシャル6と同じく、ボーナス系の最終面である。決して簡単ではないが、かといって特別に難しいわけではない。
――また、ここまでの試練ステージでは、宇宙背景にギミックが並べられている汎用グラフィックだったが、このステージでは再び専用グラフィックに戻り、豪華なグラフィックで、ジャンピングアクションを楽しめる。また、通常ステージのように、5体のボットと、2個のパズルピースが隠されており、1本道の試練ステージとは異なり、懐かしい探索も楽しむことができた。
ついでに、終盤には、コインを集めやすいポイントも存在する。本作では、残機という概念は存在せず、コインは、ゲーム内ガチャ(※無料で回せちまう)と、収集要素へのヒント機能でのみ利用される。通常、1ステージで500くらいは溜まり、ガチャの全収集に必要なのが2万弱、ヒント機能も200コインと安価なため、あまり稼ぎを気にする必要は無い。だが、もし足りないという場合は、上記の画像の場所で、「左右のシルクハットをひっくり返す」→「箱を破壊してコインを回収」→「飛び降りて、すぐ手前から復活」を繰り返すことで、20秒ほどで102コインを入手できる。明らかに、意図的に用意された救済ポイントだ。
ちなみに。ここでのギミックアームは、「猿のシンバル」である。R2ボタンを押すと、シンバルを叩き、敵をひるませると同時に、付近の仕掛けを起動できる。太鼓を叩くたびに、太鼓が打たれる(小泉)
――ところで、このシンバルは、これまで使った覚えが無かったなあ…と思っていたが、それもそのはず、どうも、スタッフロール用ステージと、そして、この「ファイナル・アンコール」でのみ使用可能ということで、隠しに近いギミックアームのようだ。ボツになったものを復活させたのか、それとも、最初からこの最終ステージでのみ採用する予定だったのか。やれ、こんなにも個性的な要素を、たった1回しか使わないなんて…貴族か!?
果てしない
アストロのせかい |
そんな感じで。これでアストロボットも終わりか…と思っていたが、全ボット(アップデートなし状態での300体)と全パズルピースを集めることにより、真の最難関ステージ:「全力で挑め!
最後の試練」が解禁された。予想通り、△◯□×、全てのボタンの試練である。
…さて、このステージは、ギミックアームは存在せず、慣れ親しんだジャンピングアクションのみを使用する。そして、個々の要素として、極端な殺しポイントがあるわけではない。ただし、ステージが長めで、中間ポイントも存在しない。これまでの試練ステージは、クリア時の動画を振り返ってみると、30秒くらいで終わっているものがほとんどだが、この最後の試練については、2分が掛かっている。つまり、4倍の長さである。そんな中に、不安定な足場や、巧妙な敵配置、覚えゲー要素、ランダム要素などが、巧妙に取り入れられている。一切の疑う余地が無い、最難関のステージだ。
――というわけで。私も相応に、苦戦をさせられた。難しかったのは、道中の敵配置もあるが、意外なところとして、最後の
× → △ → □
→ ◯ の鳥型砲台である。プレイステーションのボタンを模しているということで、ここまで来れば実質クリア!
みたいな雰囲気を醸し出しているが、精密操作が要求される、ごく普通の殺戮地帯であり、砲弾に吹き飛ばされて最初からやり直しになったときの衝撃は、計り知れないものだった。
そういうわけで。四苦八苦しながら、これをクリアーすると、最後の最後となる、301体目のボットが手に入った(アップデートのTAステージで、2体ずつ増えているので、私の時は305体だった)。それについては…この先は、君自身の目で確かめてみよう! ちなみに、私の感想は、「は?
誰おまえ??」であった。
――とまあ。これにて、「アストロボット(PS5)」における、全ステージと、全ての収集要素をコンプリートできた。あとは…ここまで来たら、トロフィーコンプリートもやっておこうかなあ。少し調べてみたが、特に難しいものは存在せず、オンラインアップデート分も、別枠として管理が為されているようだ。よーし、あと少しだけ、頑張っていこう。日記としては、次が最終回かな…。
(2024年11月21日)
fps優先にするとガサガサの見た目で、逆に解像度優先にすると動きがガクガクになる |
期待の新人:「モンスターハンターワイルズ」のベータテスト(オンライン体験版)に参加をしてみました。重たいね、このゲーム…。
…まず、ゲーム内容としては、アイルーに留まらず、主人公も唐突に喋りだしたことや、4足歩行タイプのモンスターが3種類連続で登場し続けたことなど、面喰らうところが多かったものの、最後の1体である「レ・ダウ」という敵が、「ああ、モンハンだ…」という感じのモーションであったため、私は非常に安堵した。このゲームならば、100時間単位で遊んでいくことができそうだ。
――そして、武器としては、とりあえず、「ライズ&サンブレイク」に引き続き、太刀を使っていくことにしたい。ワイルズ太刀の操作性は、サンブレイクでの鉄蟲糸技や入れ替え技が無いものの、根本的な部分は同じのようだ。いっぽうで、片手剣については、さらに遡って「ワールド&アイスボーン」との比較になるが、方向転換切り(旋回切り)ではなく、細かいステップで位置調整をしつつ攻撃していくスタイル?
となっているようだ。残念ながら、ちょっと触ったくらいのレベルだと、あまり気持ち良くは戦えなかった。
ただし。私は、事前情報をあまり細かく調べていなかったのだが、今作では、武器を2本持ち込めるようだ。そういうわけで、まずは太刀をメインにしつつ、片手剣もサイドアームにして、ゲームを進めてみたいと思っている。まあ、最終的には、太刀を2本装備するスタイルになるかもしれないが…そんな残念なことをせず、できるだけ、片手剣のほうも練習していきたいと思っている。
というわけで。戦闘面については、いつものモンハンとして、安心して楽しめそうに思えた。
だが、今回気になってしまったのは、グラフィックである。PS5版のモンハンワイルズでは、グラフィック設定として、静止画としての精細さを優先する「解像度優先」と、動画としてのヌルヌルさを重視する「フレームレート優先」の、どちらかが選択可能である(初期設定は「解像度優先」。また、インゲームオプションでは変更できず、タイトル画面からのみ設定可能)。が、ノーマルPS5だと、どちらを選んでも、微妙な品質となってしまうのだ。
…まず、「解像度優先」だと、4Kディスプレイで表示しても、そこまで見劣りしないような精細さになるが、代償として、フレームレートが目に見えてガクガクとなる。だいたい、スイッチライトでの「サンブレイク」と同じくらいか、下手するとそれより劣るというレベルで、最新アクションゲームとしては、かなり厳しい。しかもスイッチライトの携帯機画面と違って、ワイルズは43インチの大画面でプレイをしているため、初見では酔いそうになった。そして、画質がめっちゃ良いかというと、別にそういうわけでもなく、まあPS5の大作ゲームとしては、標準くらいかな…という感じである。
――いっぽうの「フレームレート優先」にすると、動きが滑らかになり、少なくとも、「解像度優先」の時のような、明らかなガクガク感はなくなる。しかし、当然の帰結として、今度は精細さが犠牲になってしまう。例えるなら、PS4のゲームを拡大したみたいな感じであり、モザイク感のある、ザラザラとした見た目となってしまう。そしてこちらも、安定して滑らかというわけではなく、やや引っかかりを覚える程度までしか向上しない。
エボンの教え気持ちよすぎだろ! |
というわけで。モンハンワイルズは、動作が重たく、グラフィックについては、あまり良い評価はできない。
…まあ、PS4世代の「モンスターハンターワールド」も、見た目としてはPS3.5程度であり、ノーマルPS4だとロードが異様に長かったりと、バランス感覚に欠けるゲームではあった。環境No.1の共闘アクションに成長した現在でも、モンハンは、そういうものなのかもしれない…。
――ちなみに。今回の結果を受けて、私も若干ながら、「PS5 Pro」に興味が湧いてきた。Proならば恐らく、「解像度優先」と「フレームレート優先」の両取り以上ができ、納得可能な品質となってくれるはずだ。いや…でもやっぱり、「PS6(仮)」まで、3年程度の繋ぎにしかならないゲーム機に、12万円は、ちょっと今の金銭感覚では無理だな〜…。うん、ワイルズ&追加パック(仮)は、ノーマルPS5のフレームレート優先で、耐えていくことにしよう!
(2024年11月21日)
それにつけても
金の欲しさよ |
さあ、新しい月が始まったということで、まずは、様々な金銭関連のキャンペーンをチェックしていくことにする。この手のキャンペーンに積極的に参加していたおかげで、先月末に、10万のPayPayポイントが当たったという例もある(【日記:2024/10/30】)。皆さまも、給料から全世界株を積み立てるだけでなく、是非、いろいろと投資にチャレンジしてみよう!
(※10月の記事は【日記:2024/10/2】)
▼楽天証券
▽【手数料自由化25周年&ゼロコース1周年記念キャンペーン】(10月31日〜11月14日)
楽天証券は、私としては軟派なイメージなのだが、実は日本初のオンライン証券として発足した、伝統ある会社ということだ。
それはそうと、このキャンペーンの報酬品は、全員に「200ポイントorお買いものパンダグッズ」である。適用条件は、「国内株式を『3銘柄以上』約定すること」である。簡単すぎる。ETFも対象なので、お馴染みの「[2633] NF
S&P500 ヘッジ無」「[1657] IS MSCI先進国株」「[2244]
GX USテック・トップ20」あたりを買えば良い。売却に対する制限も無いので、何ならすぐ売れば良いし、もちろん、そのまま持ち続けても構わない。
▽【インド・中国も!
iシェアーズ ETFで新興国へ投資!】(10月31日〜11月29日)
すぐ上の「IS MSCI先進国株」でも登場した「iシェアーズ」シリーズから、インド・中国など、新興国株のキャンペーンである。報酬は、「200ポイント」であり、こちらも全員対象である。
さて、当初、私は「対象銘柄は?」と思っていたが、これには罠があり、どうも、楽天証券にログインをした状態でのキャンペーンページでは読めず、外側のページだと詳しく書かれているということらしい(上のリンクなら読める)。普通、逆だと思うのだが…。
それはそうと。対象銘柄は、取り扱い容易な「国内ETF」枠だと、「[201A] IS
NIFTY50 インド株(2000円程度)」「[1658]
IS MSCI 新興国株(3000円程度)」「[2622]
IS 米ドル新興債ヘジ(2000円程度)」の3種類である。ちなみに私は、新興国にあまり積極的な期待をしていない(【日記:2024/6/14】)。こちらのキャンペーンも、売却に対する制限は無いので、私は、すぐ売ろうかなあと思っている。
なお、上記のキャンペーンと同時に行えば効率が良さそうだが、「同時期に同一商品を対象としたキャンペーンを開催している場合には、重複して特典を受けることはできません」という猛烈に微妙な表現が書かれているので、私は、上は上で、下は下で、別々に満たすことにした。
スプリングマンマリオの次は、サンシャインマリオか… |
▼楽天証券(つづき)
さて。前述の2つのキャンペーンは、月が変わった時点で公開されていた。だが、夜が明けて、1日の朝になると、一気に4つのキャンペーンが追加されていて、私は非常に驚いた。が、内容はまったく同じであり、対象ファンドが違うだけなので、まとめて紹介をしてみようと思う。
▽【Tracersシリーズ 新ファンド設定記念キャンペーン!】
▽【eMAXIS Slimも対象!日本株ファンドをプラスすると、Wチャンスで現金がもらえる】
▽【楽天投信投資顧問の「次の一手はこれだ!」キャンペーン】
▽【対象の投資信託の購入で現金プレゼント!資産づくり特別キャンペーン】
(期間は全て「11月1日〜12月30日」)
という感じだ。4つもあると、攻略が大変そうに思えるが、条件は全て同様であり、対象ファンドが異なるだけだ。
まず、どのキャンペーンも、内部で更に2つの方式に分かれている。まずは「@積立購入1万0000円で、1000名に総額100万円をプレゼント」である。この「積立」は、対象銘柄の「来年1月の積立額
- 今年10月の積立額」の計算結果が+1万0000円となることが条件だ。10月に積立購入をしなかった銘柄なら、そのまま1万0000円を積み立てれば条件を満たせる。なお、1月における積み立て約定が必要なので、12月中旬くらいのカレンダーにメモをしておき、忘れずに翌月の積立設定をしておこう。
また、「Aスポット購入5万0000円で100万円山分け」については、普通に「11月1日〜12月30日」の期間に、スポット注文を出して、約定をすれば良い。なお、これら4つのキャンペーンについて、@もAも売却の制限はない。先月から開催されている【ほぼ同内容のiFreeのキャンペーン】(【当サイトの紹介記事】)だと、「特典1」「特典2」の下に、売却に対する注意書きがあったが、今回はそれが無いので、間違いない。下で紹介する銘柄は、どれも中長期の保有で光るが、資金不足なら、すぐに売っても良いだろう。
というわけで、肝心の銘柄については、次の通りである。
▽Tracers:人気の高い「S&Pトップ10」か、または金を加えた「S&Pゴールドプラス」の、どちらも面白い。
▽eMAXIS Slimも〜:「日本株」と聞くと身構えてしまう人も多いだろうが、「eMAXIS
Slim 先進国株式(含む日本)」という新登場したファンドも対象なので、それを買えば問題なし。
▽楽天「次の一手は」〜:ド定番の「楽天プラス」が入っている。既に積み立てている銘柄との重複に気を付けつつ、「NASDAQ-100」か「SOX」のインデックス・ファンドを買えば良い。やれ、こういうキャンペーンは、普段あまり選ばれない銘柄にしないと意味がないと思うのだが…。
▽対象の〜資産づくり〜:「米国株式これ1本」が、S&P500とほぼ同じ値動きをするようなので、問題なし。
高校生がカジノに興じる違法ゲーム(そこじゃない) |
▼tsumiki証券
▽【tsumiki証券 新商品登場記念キャンペーン!】(10月29日〜12月16日、1・2・3月の購入分が対象で、4月末まで引き出さない)
「誰?」と言いたい人が大半だろうが、クレカの「エポスカード」を使って積み立て投資ができる証券会社である。クレジットカードによる「資金の先置き」が可能だが、ポイント付与については、4年続けて0.5%相当と、やっと他社と並ぶ程度であり、しかも売却無効の性質もある。そのうえ、購入できる投資信託が5銘柄と大変少なく、定番と言える商品も無い。よって、ここまでは、選ぶ意味の薄い証券会社であった。
しかしながら、今回、tsumiki証券で買える銘柄が、新たに2つ追加された。その中でも、「ブラックロックESG
世界株式ファンド(為替ヘッジなし)」という商品は、五条悟:「eMAXIS
Slim 全世界株式」と互角に渡り合える性能を持っている。太鼓を叩くたびに 相手が打たれる
さて。キャンペーンの内容は、「@新規の口座開設を10月21日〜12月16日に行い」、「A来年1月・2月・3月に、連続でエポスカードによるクレカ積み立てをして」、「Bさらに、2024年12月28日〜翌年4月30日までに、一度でも投資信託の売却を行わない」の3つの条件を満たせば、エポスポイントの還元が得られる。エポスポイントは、そのままtsumiki証券で1ポイント=1円として使えるため、消費に全く問題は無い。
そして、還元率であるが、月10万0000円×3回、つまり合計30万0000円で10000ポイントと、なかなかのものである。キャンペーン内に、売却に対する制限があるものの、前述の「ブラックロック世界株式」は、持っていて損をするような銘柄ではないため、どっしり構えて、4月末まで待てば良い。
まあ、同じく売却禁止のPayPay証券の計60万円(【日記:2024/10/2】)と同時維持は糞キツい、というか無理なのだが、まあその時は、NISA枠を切り崩していけば良いだろう。別に、NISAは神聖でも何でもなく、最終的に売らなければ意味が無いのだ。それに、今年ですら無理だったのだから、来年以降、年360万円の天井に届く可能性は絶対に無いし…。
ちなみに。私は、このキャンペーンのことを全く知らずに、エポスカードとtsumiki証券の口座開設を申し込んでいた(というか、諸々の手続きを終えた後に、キャンペーンが発表された)。ただ、ありがたいことに、「新規の口座開設を10月21日〜12月16日に行い」と、キャンペーン公開からさかのぼって口座開設期間が許容されている。どういうことか分からないが、せっかくのチャンスなのだから、頑張ってみたいと思った。
さらに。証券口座ではなく、クレジットカードのほうについても、私は、マネックスカード・dカードと連続で審査落ちをし、マネックス証券にクレカ積立をする道が絶たれてしまった。もっとも、今の私にクレカを発行したところで、どう考えてもまともな使い方をしないのは、容易に調べが付くだろう。よって、審査で落とされるという結果は、妥当としか言いようが無い。そんな中、エポスカードは、50万円の利用限度でクレカを作ってくれたのだ。「えっ、この状態からでも入れるクレカが!?」という感じだ。
そして。エポスカードは、まず新規加入で、2000ポイントを付与してくれる(常設)。また、お馴染みの“ポイントサイト”についても、私の時は、いつものように「エポスカード
ポイントサイト」で検索をして、モッピーで10500ポイントを獲得できた(予定)。そして、tsumiki証券のキャンペーンでも10000円相当が貰えるのだ。これだけの大歓迎をされて、悪徳商品を買わされるとか、犯罪の片棒を担がされるとかでなく、全世界株という超有用な商品を、資金の先置き=利息タダで買わせてくれるのだ。慈善活動か??
とまあ、こんな感じである。サクッと紹介するつもりが、かなり長くなってしまった。しかし、それくらい魅力的なキャンペーンを、証券各社がやってくれているということである。それらをありがたく頂戴しつつ、今月も限界投資生活、頑張って生きましょう!
(2024年11月21日)
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