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「●MPセーブ=●かいふく」(消費MP半減)は、超有用だが、これすら枠がキツい… |
本編HARDを終えたということで、僅かながらストーリー中に未回収の物は残っているものの、メインどころと言えるのは、「チャドリーの難関クエスト」のみとなった。その中で、主要部分の1つと言えるのが、一連の「ソロ戦闘」ミッションだ。
…さて、「ソロ戦闘」のミッションは、FF7リバースに登場する7人のメインキャラクターを使って、それぞれ1人で5連戦を突破していくというものだ。難易度はHARD限定であり、構成は5連戦、出現する敵は、最初は雑魚敵から始まって、やがてクエストやバトルレポート等で登場した中ボス級の敵が出現するようになる。報酬は、「各キャラクターのスキルブック」で共通であり、クラウド以外は、このミッションのクリアをもって、最強育成が完了するということになる(クラウドは、更にセフィロスとの共闘ミッションのクリアが必要)。
さて。これらのミッションの難しさは、各キャラクターの操作性…ではなく、マテリア穴の圧倒的な不足と、事故死である。
――まず、マテリアについて、装備できるのは、「武器:6個」+「防具:8個」で、計14個だ。が、ここに、実際の戦闘で必要なものを詰め込んでいくと、もう全く枠が足りないのである。具体的に、私が一連のソロ戦闘ミッションで、主に取捨選択していったものを挙げていこう。
とまあ、こんな感じで。とにかく装備枠の余裕が無いのだ。@の必須系だけで7つが埋まり、Bのできれば系列も8つがあるので、7+8=15、この時点で14個の枠が足りていない。そこに、Aの敵に合わせた属性魔法と「●ぞくせい」なんか装備していくと、もう駄目である。
…やれ、基本的に、これらソロ戦闘のミッションでは、ほとんどのキャラにおいて、属性魔法が切り札となるのだが、ストーリー攻略で大活躍してきた「●はんいか」や「●クイックキャスト」「●まほうきょうか」は「C:装備する余裕がない」の扱いである。そしてBでも、「●せんせいこうげき」や「●ATBブースト」すら、外す検討に入る。ケアル系魔法の使用回数を2倍に上げられる「●MPセーブ」ですら、利用が苦しいレベルである。
――ちなみに、通常の3人攻略だと、例えば「●どく」「●じかん」「●ふうじる」なんてものは1人が装備していれば十分だし、属性魔法も、よほど魔法での力押しに特化するのでない限り1人でOK、「●かいふく」も「●はんいか」とコンボして1名で十分だった。余った枠で、「●どく&せきか=●はんいか」「●せきか=クイックキャスト」「●せきか=●MPきゅうしゅう」などと1つの魔法に多重に追加効果を組み合わせたり、「●ラッキー」や「●マジカル」を装備したりなどと、やりたい放題であった。これで分かっていただけたであろう。チャドリーの1人ミッションでは、編成上、マテリア穴の不足が最大の問題なのだ。
さらに、事故率の高さも難易度を上げている。そもそも、HARDという時点で、小型の敵から大型まで、例外なく高火力であり、少し気を抜くと、即座に戦闘不能者が出てしまう。3人バトルの場合も、戦闘不能者の発生というのは、大きくバトルが後退する要素であった(【日記:2024/5/5】)。だが、1人戦闘では、後退どころか、試合終了となってしまう。
…そもそも、ソロ戦闘だと、操作キャラが常に敵からターゲットされるので、ダメージが集中しやすく、事故率は高くなる。さらに、構成としても、さすがに10連戦ではなく5連戦と自粛しているものの、それでも長いというものであり、失敗した場合、かなりやる気が削がれてしまう。
――とまあ、そんなわけで。このソロ戦闘×7は、FF7リバースの完全攻略において、かなり特徴的で高難易度なクエストとなる。では、攻略本であるアルティマニア(税込2970円)での扱いはどうかというと、他のミッションと同じく、出現する敵が1行ずつ合計5行にまとめられているだけ、以上である。マジのガチでこれなのだ。攻略アドバイスところか、事前準備が重要となる「属性」や「ST異常」関連についても、何も記されていない。やる気あります?
一番の理想は「ファイガ」だが、ゲージが厳しいので、「ファイラ」で十分 |
では、普通なら、上から攻略したり、または得意なキャラ/苦手なキャラから進めていくというところだが、私はあえて、下から攻めてみることにした。つまり、最初はケット・シーからである。
●7 ケット・シー vs
噂の異端児
○基本の戦い方
「●せんせいこうげき」などでゲージを確保し、まず「モーグリコール」でデブモーグリを呼び出すのは同じ。
ただし、中〜大型モンスターが多く、被ダメージが怖いため、合体しての□ボタン長押し攻撃ではなく、分離して戦うことが多い。ヒート中は、属性魔法か□ボタン長押し攻撃で、そしてバースト後は「モーグリぱんち」で攻めていく。
○ステージ1:グランガラン×3 弱点なし コグランガラン→マゴグランガランと分裂する
適当に「ファイラ」や「モーグリぱんち」で攻撃していれば終わる。
○ステージ2:ギ族の亡霊・槍
+ ギ族の亡霊・弓 炎弱点
雑魚敵と思いきや、火力が高く、一撃でモーグリ人形を破壊したりする。グダると普通に負けるので、「ファイラ」でヒートしてバースト、そこから□ボタンの長押し攻撃や「モーグリぱんち」で締めていった。
○ステージ3:アランクラン[難] 非ヒート&バースト時にバリア(解除可能) 氷弱点 氷攻撃を受けてヒートしている最中は炎弱点 ストップ3回/睡眠3回/毒1回有効 初回バースト後に召喚チャンス
コスモエリアの天体観測ミッションで登場した巨大サソリである。高火力で耐久力も高く、ここからは難関だ。敵の攻撃を正面から受けているとすぐに戦闘不能となってしまうので、まずはしっかり、ガードしたり避けたりという動きを心がける。
敵は、まず氷攻撃でヒートすると、次は炎属性に弱点となるという性質があるので、「●ほのお&れいき」をフル活用し、「ブリザラ→ファイラ」と攻めていく。1バーストで倒すのは難しいので、毒を掛けておき、バースト終了後の召喚獣(ギルガメッシュを使用)との共闘も使っていく。
笑えばいいと思うよ |
○ステージ4:デュボアタスク 氷弱点 ストップ3回有効/毒・睡眠無効 初回バースト後に召喚チャンス?
ニブルエリアのバトルレポートで登場する敵である。攻撃は見切りやすく、一撃でこちらを沈めるような高火力の攻撃も無いが、とにかく固い。HPは85361(多分)と、このミッションで最多(のはず)なので、倒すのに時間が掛かる。最終ステージが事故率の高い相手なので、これは辛い…。
ちなみに、ライブラ情報通り、「ストーンミスト」時に登場する「あご」へブリザガを打ち込むと、技の発動を妨害しつつヒートできるが、それだけで速攻でバーストできるほどでもなく、あまり重要ではないように思われた。やはり、地道に戦っていくしか無いのだ。
ちなみに、「初回バースト後に召喚チャンス」に「?」が付いているのは、出ないときもあるからである。少しだけ調べてみたが、「モーグリ召喚術」で召喚獣が出現している際に敵をバーストしても、ゲージは出現しない(次のバーストで出現するようになる)。また、ゲージが出現している最中に召喚獣を呼ぶと、一時的にゲージが消滅する(召喚獣が帰ると、再び表示される)。ただ、それだけで片付く話ではなく、他にも条件があるようだ。やれ、こういう細かいところをしっかり書くのが、攻略本の仕事だと思うんだけど…。
○ステージ5:マインドフレア[難] ストップ2回/毒2回/睡眠2回有効 「サイキックボルト」が雷属性 初回バースト後に召喚チャンス?
ジュノンエリアのシークレットミッションで登場する敵である。これまで、何度も戦っているが、1対1での対戦は、今回が初めてだ(多分)。敵は、「連携アビリティを当てると1発でヒートする」という弱点を持つが、ソロ戦闘という仕様上、残念ながら達成不可能なため、引き続き地道な戦いになる。
敵の攻撃は、とにかく高火力であり、回避やガードに失敗すると、致命的な結果になりかねない。「ホラースフィア」という、全くのノーマークだった攻撃で、5000×2のダメージを受けて即死したときは、目を疑ったものだった。ちなみに、予告線を出したあと、多数の雷撃を落とす「サイキックボルト」が、見た目通り雷属性なので、「●ぞくせい=●いかずち&かぜ」を防具に付けて吸収していったが、全5戦で属性攻撃が来るのはここだけであるうえ、モーグリ人形は雷属性を吸収できず破壊されるため、あまり有用とは感じられなかった。
というわけで。長期戦に備えて、「リジェネ(※消費MPに対する累積の回復量に優れる)」や「バイオ」などを使いつつ、ガードと回避を繰り返しながら、消耗戦を生き延びていく。そして、バーストができたら、「ストップ」で止めたあと、「モーグリぱんち」でダメージ倍率を伸ばし、最後にリミット技を使用することで、撃破ができた。残りMPは5であり、ギリギリの戦いとなった。ふう、何度も戦った相手ということで、油断をしていたが、さすがにエリアボスということで、決して弱い相手ではないのだ…。
(2024年6月30日)
この漫画、唐突にドタバタギャグからキン肉マンになったの、マジで何なんだ |
最近、スパゲッティを色々と試している。なお、スパゲッティは、現在では「パスタ」と呼ぶことが多く、私はナウいほうがスパゲッティ(?)でナウくないほうがパスタなのかと思っていたが、主にパスタは「小麦粉を練った食品」、そしてスパゲッティはその中の麺類を指すようだ。つまり、スパゲッティ
⊂ パスタということである。もっとも、一般会話としては、両者はイコールと考えて良いだろう。
…やれ、私がパスタに興味を持った理由は、最近、近所のスーパーで、1kg200円という、目玉の飛び出るようなセールを行っていたからである。もっとも、その日は普通に仕事であり、その終了後に向かったところ、残念ながら売り切れとなっていた。しかし、自分の中でのパスタ熱は収まらず、他の店で似たような価格で買えないか探してみたところ、イオンのお客さま感謝デーならば、恒常的に、似たような価格で購入できることが分かった。かくして、お試し程度に、1袋だけ購入をしてみた次第であった。
――そして。家に帰り、そのパスタを適当に茹で、味付けして食べてみると…これが、なかなかイケる。パスタは、ラーメン/うどん/そば/そうめんと言った、東洋の麺たちとは異なる思想で設計されており、風味はもちろん、栄養バランスの面でも好ましいだろう。また、常温での長期保存が可能なうえ、普通の人の1食ぶんが最安で20円程度と、取り回しも良い。さすが、イタリアを中心に、世界各国で親しまれているというだけのことはある。
さて。私の食べ方としては、まず、専用のパスタソースを使わない。パウチに入った「ミートソース」「ナポリタン」「明太子」といった専用ソースは、確かに、とても美味しいうえに、すぐ使えて便利である。しかしながら、1食ぶんで50〜100円以上と、麺自体の価格を大幅に超えており、かなりアンバランスに感じてしまう。また、現在の私は、値上げ前に購入し、自家製ポテナゲ大(【日記:2024/2/15】)に使えるかなと思っていたトマトケチャップを、大量に余らせている状態だ。そのため、なんとかして、市販ソースを使わず、ケチャップベースで味付けして、パスタを食べてみようと思った。
…そういうわけで。色々と試してみると、「トマトケチャップ」に加え、「顆粒だし」と「タバスコ」で、良い感じの味付けができることが分かった。やれ、ネットで調べると、オリーブオイルやバターといった、インフレバトルに両足を突っ込んでいる方々を使うことが多いようだが、それらを使わず、自分なりの手法で食べられる味に出来たことは、とても良かったと思う。なお、トマトケチャップを主軸として使うのは、「ナポリタン」という、日本由来のスタイルらしく、本家のイタリアでは、「トマトソース」というものを使うようだ。ケチャップと何が違うのか分からん…。
――ちなみに、それはそうと、ナポリタンは、ただトマトケチャップを上から掛けるだけではなく、茹でた後に、フライパンでケチャップ炒めをするという、更なるひと手間を加えるようだ。どうせ、トッピングを熱するのに、私は最初からフライパンを使っていたので、このナポリタン方式によって、極端に面倒になるということはない。うむ、さっそく明日にでも試してみよう。
オーブンを持ってねぇ〜〜 |
そういうわけで。パスタの基本部分は完成したということで、さらに私は、トッピングについても、色々と試してみることにした。
…具体的に、試してみたのは、「きのこ」「なす」「冷凍海鮮」「ウインナー」「チーズ」である。が、これらは全て満点であり、シンクロ率は400%だった。とりわけ、冷凍海鮮は、元々はカレーのために買ったのだが、あちらでは風味も見た目も埋もれてしまっていたことに対し、パスタでの存在感は抜群だった。余り食材と化していた冷凍海鮮が、意外なところで活路を見つけられた瞬間である。
――とはいえ、これらを全て使うと、さすがに調理時間が掛かってしまう。そのため、素材の数を少なくするか、または大量調理をして、次の日の食事やお弁当扱いとして用いる、というパターンも考えられるだろう。私にとって、パスタ研究は、始まったばかりなのである。
そういうわけで。私にとってパスタは、安価で保存も容易なうえ、東洋麺とは違った世界観の食品として、これから大いに活躍してくれそうだ。
…ところで。「パスタ」という食品の調理については、様々なルールが知られているが、私はそれらを全く守っていない。例えば、パスタを茹でるのには、大量の水が要求され、100gあたり1リットル(日本の袋麺の約2倍)が必要だという。また、ただのお湯で茹でるのではなく、少量の食塩を加え、0.5%〜1.0%といった「生理食塩水?」という感じの水を使うらしい。茹で具合についても、「アルデンテ」などと称して、中心が少しだけ固く残っている状態が好ましいとされるそうだ。だが、私は、普通にラーメンと変わらないくらいの目分量で茹でるし、食塩は持っていないので無視、パッケージに記された時間さえ守ればそれでOKという感じだ。そして、鍋に入らないという理由で、麺を2つに折るし、フォークを使わず箸で食べる。
――が、個人的には、それで良いと思うのだ。何故なら、パスタはオサレなイタリアンではなく、私にとって、庶民の食事である。手軽さが最重要なポイントであるし、余った食材や調味料を有効活用するため、どんどん自分流のアレンジを加えていくべきだと思う。やれ、こういうとき、日本人は、良くも悪くも、ルールに厳格すぎるのだ…。イタリア料理を作る時くらい、自由なイタリア人を見習おう!
(2024年6月30日)
USA! USA!!
USA!!! |
6月の投資記事である。
…と言っても、当サイトが毎日更新を続けるにあたって、【「投資」タグ】 =
お金の話は、主要な話題の一つとなってきた。よって、1ヶ月ぶりという感じは無いため、本日は、どれくらい利益が出たかという儲け話として書いてみたいと思う。1ヶ月に1回くらい、自慢させてくれ。
――では、開幕は、お馴染みの「貯金箱」、NISA枠からである!
とまあこんな感じだ。5月の+18万円に続き、今月は+21万円となった。月給か?
…そして、中身を見てみると、どのファンドも、相変わらず、インフレバトル漫画のように景気良く伸びたが、最も成長率が良かったのは、”最強神”「楽天
SOX インデックス・ファンド」…ではなく、「楽天
NASDAQ-100 インデックス・ファンド」であった。これには理由があって、半導体株は、先週から今週に掛けて、合計7%という大きめの下落をしてしまい、そのダメージが、この28日夜までには回復しきらなかったのだ。だが、この記事を書いている時点でも、SOX指数は+1.5%と筋肉バカな上昇をしており、現時刻での損失分など、すぐに取り返してくれるだろう。
――その他、個別記事で扱った「ウェルスナビ」(【日記:2024/6/5】【2024/6/26】)についても、今月からNISA枠に参戦している。やはり、各種の全世界株の劣化版という感は否めないものの、+3.50%という、悪くない利益を出してくれている。それにすら負けている日本株(笑)さん…。
USA USA U-SA
U-SAMI-N. |
続いては、“貯金箱”とは異なる運用スタイルの商品たちだ。その利用法は様々だが、総じてプラスであり、「万単位での利益」だとか、「+10%」だとか、とにかくまあ、金銭感覚がぶち壊される数値が並んでいる。これらを前にして、私は未だに、98円のレタスをちぎって食べている。仙人かな?
そして、この中では、真ん中に書いた「楽天以外の証券会社の特定口座」について、来月から運用を改めていきたい。現在は、キャンペーンを目的とした少額のみの投資であり、資産を追加することは無く、“いつ売却しても良い”という枠になっていた。だが、この先は、クレジットカードを使って、これらの枠に積極投資をしていこうと思う。
…やれ、クレカ積立は、株の購入時期から数えて、料金の引き落としが1ヶ月後であるため、1ヶ月間、利息ゼロでお金を借りられているのと同じである。私にとっては、飛び上がるほど嬉しいサービスである。しかも、買える商品が株ということで、その値上がり益も、当然のごとく期待できる。
――ただし、当然の結末として、月末のクレジットカード引き落としが地獄となる。ただでさえ、月の終わりは注文にてんてこ舞いのウエイターみたいになっているというのに、そこへ更に、「複数のクレジットカードの『@引き落とし額』と『A引き落とし日』を把握して、必要な資金を、株の売却によって調達する(株は売却直後に資金を引き出せないため、その日程についてもあらかじめ計画しておく)」という、ちょっと尋常ではない作業が要求されてくる。こんなものは、およそ普通の人にオススメできるものではない。私が限界投資オタクだからこそ、やれることなのだ…。
THANK YOU
USAGI |
そういうわけで。今月の投資生活も、米ボーナス相場の恩恵を得て、常識外れの利益を得ることができた。
…やれ。私も、もちろん頭では、「こんな景気の良い状態が続くわけが無い」と理解している。だが、これがずっと続いて欲しいと思っている私も居る。こんな、異次元の経済成長が続くのであれば、私の資産は、1年かそこらで4桁万円に達し、そしてその先にさえ届くことであろう。
――しかしながら、来月からは、これまでの各種作業に加えて、月給を超えて各種のクレカ積み立てを活用していくなど、桁外れに複雑で、難度の高い投資活動を行っていくことになる。これらは、好きでやっていることとはいえ、リアル世界での業務と、日記の毎日更新とも組み合わさると、目の回るような忙しさだ…。それでもまあ、これは遊びなのだから、難しいほうが楽しいに決まっている!
(2024年6月30日)
下痢下痢下痢出す
出ねぇよりマシだ |
●14章:忘らるる都 そのA-6 セフィロス
[フェーズ6] vs クラウド/エアリス
ラスボス後半戦の最後は、人間形態に戻ったセフィロスと、クラウド+エアリスで戦闘が始まる。ちなみに、この個体は、モンスター図鑑上では「セフィロス:ラストバトル」という名称で区別されている(ゲーム中では単に「セフィロス」)。
さて、このメンバー編成については、バトル的には、ラスボス戦で欠席だったエアリスを使わせるための配慮と言えるが、ストーリー面では非常に複雑だ。攻略本にも、「彼女がどこからどのようにやってきたのかも気になるところ。」とわざわざ触れられていることから、特殊な扱いであることは間違いない。エアリスも、セフィロスのように、並行世界を飛び越える能力を手に入れた…などのトンデモ設定が予想されるので、今から第3弾が楽しみである。
さて。ここでのセフィロス戦の特徴は、フィーラーの力を用いた「フィーラーストリーム」「フィーラートルネード」という大技を使ってくるが、それぞれの動作中に出現する「片翼」「正宗」を魔法攻撃で破壊することにより(物理攻撃は無効)、大技が中断され、ヒート状態になる…というものである。
そして、部位については、「サンダラ改」などの1ゲージ技で、簡単に破壊可能な耐久力となっている。よって、キーとなるのはエアリスだ。彼女は、ジェノバ Lifeからのすご〜くなが〜い連戦において、ここが初参戦であるため、必ずMPを余らせている。敵味方全員がヘトヘトとなっている消耗戦に、スタミナ全開の交代選手が登場したような感じであって、非常にありがたい。是非、活躍をさせてあげよう。
そういうわけで。戦い方としては、エアリスが常に1ゲージを残しておき、敵が大技を宣言したと同時に、クイックキャストからの「サンダラ改」で部位を破壊する。その後はクラウドの番であり、無防備な相手に「バーストスラッシュ」を当てれば、大幅にバーストゲージを稼ぐことが可能である。敵は体力が高く、弱点属性や有効ST異常を持たないうえ、こちらは2人であるため、さすがに1バーストで倒すということは難しい。それでも、クラウドのリミット技や、エアリスの「サンダガ改」を当てることで、効率良く削っていくことが可能である。前半戦は、こんな感じで良いだろう。
〜〜〜〜 大 〜〜〜〜 |
ラストである。HPが20%を切ったセフィロスは、フィールドの真ん中に移動したあと、「終焉へのカウントダウン」を宣言し、さらに「終焉の刻限」という技を発動させる。モーション中、相手は常時ヒート状態となるが、代わりに、高威力のダメージ判定を発生させ続けるうえ、時間とともにバーストゲージを減少させる能力を持つ。さらに、手間取っていると、「八刀一閃
→ 真・八刀一閃」の連続攻撃が発動し、必ずゲームオーバーとなってしまう。
そう言えば、第1弾でも、ラストが似たような一発全滅技だった。もっとも、タイムにはなかなか余裕があり、これで負けることはあまりないため、ラスボス最終段階の演出、ということなのだろう。ギガグラビトンを許すな…。
しかしながら、これら一連の流れで衝撃的なのは、技の内容ではなく、使用中のセフィロスのポーズである。フィールドの真ん中に「大」の時で空中浮遊し、ヘブン状態で天を仰ぎながら、両手から
その他、このような衝撃的な動作は、現実世界にも影響を与えてくる。私がもし、昭和末期生まれではなく平成末期生まれだったら、「セフィロスごっこ」と称しながら、間違いなくこのポーズを真似している。剣技だとか、魔物への変身だとか、惑星の破壊だとかは、小さな子供には難しいが、“セフィロスごっこ”は、大の字でぐるぐる回るだけだ。どうせなら、そこにゲーム性を持たせてみるのも面白い。クラウドチームとセフィロスに分かれ、クラウドチームは相手に邪魔されず一定回数タッチをすれば勝ち、セフィロスは一定時間耐えきれば勝ち、という感じだ。時空を超えて現実世界にまで降臨し、子供の心まで取り込んでいくとは、さすがは英雄…。
というわけで。この段階は、ダメージを喰らいながらも「バーストスラッシュ」でバーストさせ、ゴリ押し気味に撃破した。
ただ、攻略本を読むと、「リミット技とエアリスの魔法で倒す」と書かれている。私は勝手に、バーストゲージに特殊仕様が用意されているため、バーストしないと勝てないのかと思っていたが、別にそういうわけではないようだ。「バーストスラッシュ」での刺突は、敵の手からビームに当たりやすいため、確かに、そのままHPを削って倒したほうが良いのだろう。
リメイク第3弾へ続く… |
そういうわけで。HARDモードのシナリオ攻略は、これにて終了である。
…さて、現段階でのプレイ時間は、142時間だ。1周目のクリアが87時間であったため(【日記:2024/4/29】)、そこから更に、2ヶ月で55時間を積み立てたことになる。フルタイムの仕事とサイトの毎日更新をこなしながら、これだけゲームもやり込んだというのは、なかなか頑張った結果だと思う。
――ちなみに、HARDのバトル攻略については、「●ぞくせい」を攻撃ではなく防御に使うことや、エアリスのガ系魔法を切り札にすること、「ストップ」の有効活用、クエイガによる雑魚敵の★瞬殺★などのテクニックによって、割と楽に攻略を進めていけた。もちろん、それら一本槍だけで勝てるというわけではなく、苦戦をする場面も多かった。それも今では、良い思い出である。某社長を除いてな!!
そして! 私は、「FF7リバース」は、久しぶりにドップリとハマったFF新作になったため、トロフィーコンプリートという段階まで遊び尽くしたいと思っている(【日記:2024/5/16】)。そのために、厄介なミニゲームたちも、この2周目の段階で、網羅をしてきたのだ。
――というわけで。“HARD全章クリアー”という段階で、トロコンとほぼ同値といえる「ジョニーコレクション」を確認してみると…結果は、84 / 88というものであった。ストーリー中の分岐で得られる物を除くと、いよいよ残すは、チャドリーの難関ミッションだけである。2月29日の発売日から続いてきた、FF7リバースミニ日誌(←!?)も、いよいよ大詰めだ!
(2024年6月30日)
ウェルスナビはジャスコナビだった…? |
少し前に、「買う価値が無い」と断じた、投資信託信託サービスの「ウェルスナビ」(【日記:2024/6/5】)だが、ピンポイントな用途で、利用用途が存在することが見つかった。それは、イオンカードでの積立購入ができることである。
…まず、流通最大手の「イオン(旧:ジャスコ)」には、「イオン銀行」というサービスが存在する。ただのスーパーのおまけ銀行と侮るなかれ、最高位であるプラチナ条件を満たせば、年率0.15%という、高めの利子が付く。また、イオンは日本のどこにでも存在し、私は、食料や生活雑貨を買うために、定期的に訪問している。そこで買い物をする際に、現金も補給するという流れは、全くもって無駄がない。「イオン銀行」は、私のような金銭管理ガチ勢が、メインバンクの一つとして使えるくらいの、魅力を持った存在なのだ。「イオンカード」とセットで、今後も長く付き合っていくことになるだろう。
――しかしながら。意外なところとして、イオングループは、「イオン証券」という会社を持っていない。私にとって、現金/預金に続く第3勢力となっている「投資」(※割合は、現金1%、預金3%、投資96%くらい)を、イオンカードでは行えないのだ。実際、イオン銀行では、投資の第1歩であるNISA・iDeCo口座も開設できるが、NISAのほうはマネックス証券、iDeCoのほうはみずほ銀行と、それぞれ他社と提携をしてのサービスとなっている。それぞれ、イオンカードでの積立は行えず、WAONポイントの還元といったサービスも得られない。せっかく、流通大手の強みを生かした金融サービスを提供しているのに、それで株を買えないというのは、私にとっては、飛車角桂香落ちという感じである。
しかしながら。そのイオンカードで、唯一、積立投資を行える銘柄が存在した。それが、「買う価値なし」と批判していた「ウェルスナビ」だったのである。ちなみに、ウェルスナビ側から見ても、クレカ積立を行えるのはイオンカードのみであり、謎の最強タッグを組んでいる。
…さて。「ウェルスナビ」という商品は、一言で表現すると、「eMAXIS
Slim 全世界株式」の0.8倍しか価格が上昇しない、純然たる劣化品である。やれ、全てプロに運用を任せられるし、それに、テレビCM等もやっているから安心…❤
と言いたいところだが、その安心感のために、本来ならば株の値上がりによって得られるはずの利益から、2割の手数料を没収されるのだ。
――とはいえ。「eMAXIS Slim 全世界株式」は、投資界隈の五条悟と呼ばれるくらいの、最強の商品である(※当サイトが勝手に呼んでるだけ)。よって、その0.8倍の上昇率であっても、四条悟であり、十分すぎるくらいの性能を持っていることは間違いない。そのため、「ウェルスナビ」についても、資産形成の入門として考えれば、必ずしも不適ではないと評価すべきであろう。ただし、5年〜数十年といった、中長期での資産形成を考えると、この20%のパフォーマンスの違いは、想像以上の差を生んでくる。やはり、あなたの人生を考えて、早めに、本家の証券会社に口座を開いたほうが良いだろう…。
そんな「ウェルスナビ」なのだが、イオンカードにて積立ができるということで、ピンポイントながらも、独自のメリットが生まれてくれた。
…さて、イオンカードでウェルスナビに積立投資をすることの利点は、まずは0.5%のポイント還元を得られることだ。上限である5万円/月の積立投資(10万円/月ではない)を行うことで、250WAONポイントを得ることができる。WAONポイントは、似たような名称のポイントが多すぎてわけわかめ(死語)になっているが、とりあえず、1WAONPOINT
= 1円として、イオン店舗での商品購入に使用可能である。普段から、イオンで買い物をする習慣がある私にとっては、完全に無駄なく、現金と等価として消費可能なポイントだ。また、「ウェルスナビ」自体も、“最強”に対して、少し引けを取るというだけであって、決して、買うことで損をするような商品ではないのである。
――そして、見落とされがちだが、クレジットカード積立投資において、その使用料が引き落とされるのは来月である。つまり、利息0円で株の購入代を前借りできているのと同じになっているのだ。ポイント還元も含めて、私にとっては、神のようなサービスである。もっとも、既に私の月間投資額は、私の月給を完全に超えている。そのため、月末には、あっちで売ったりこっちで売ったりしながら、各カードの引き落としに対応していく…という、てんてこ舞いな状況となってしまう。でもまあ、そういうところまでを含めての「攻略」だと考えているので、私にとっては問題ないというものだ。
余談である。私にとって、人生で初めて作ったクレジットカードは、「イオンカード」であった。やはり、身近な店で、そして実店舗が存在するという安心感は大きい。そんな、誰もが作れるクレカで、環境最前線に居つづける投資商品の8割の性能を持つ商品が買えるのであれば、それはそれで、十分といえるのではないだろうか。もっと早く、「投資」というものを知っておきたかった…。
そういうわけで。「ウェルスナビ」について、私は「WealthNavi
for AEON CARD」という日本語でおkなサービスで、さっそく口座開設を申し込んだ。口座が開かれ次第、上限である5万円/月を、イオンカードから積み立てていくつもりである。
――もちろん、資産運用のキモと言われる長期投資は、「楽天証券のNISA口座」と心を決めているため、ウェルスナビも含めて、その他の物はサブとしての運用になる。よって、あれやこれやと、更に忙しくなってくるだろうが、これはそういう縛りプレイなのだ。もっと、前掛かり的に攻めていって、どんどん金融資産を増やしていこう!
アー今年も夏が来た(来たね来たよ来たゼ来たわ来たの) |
おまけである。本日、楽天証券にて、新たなキャンペーンが開催された(【楽天証券の紹介ページ】)。対象の投資信託に対して、月1万円の積立、または5万円のスポット購入をすることで、総額500万円がプレゼントされるという施策であり、主催は「三菱UFJアセットマネジメント」だ。「は?
誰おまえ?」というところだろうが、神:「eMAXIS
Slim 全世界株式」を生み出した、投資界隈の名家である。
…さて、適用条件は、なんか色々と書かれているが、要するに、「対象商品」欄に書かれている投資信託を、9月末までに、5万円ぶん、スポット購入すれば良い。なお、その銘柄を、9月末までに売却してしまうと、キャンペーン適用の対象外となってしまうというのは、要注意だ。
――では、キャンペーン対象商品の中で、何を買うべきか。実際に見てみると分かるが、三菱UFJの商品の中でも、ド定番と言える「eMAXIS
Slim 全世界株式」と「eMAXIS Slim
米国株式」は、巧妙に対象から外されている。まあ正直、私もアイツらは、禁止カードにすべきと思っている…。こういうキャンペーンは、投資の裾野を広めるため、証券会社がわざわざ身銭を切って開催してくれている。だから、いつもの奴らが除外されるのは、仕方ないことだ。
しかしながら、似たような性質を持つ商品として、「eMAXIS
Slim 先進国株式」や「eMAXIS NASDAQ100」については、キャンペーン対象商品の中に残され続けている。これらは、全世界株式や米国株式と、ほぼ同じ値動きをする商品であり、とりあえず買って保有しているだけでも、大きく損をすることは無い。それぞれ、手数料も安いため、長期投資にも向いている。せっかくだから、私は、これらの商品をNISA枠に入れて、長期運用をしてみようかなと思っている。完全に、証券会社のキャンペーンに乗せられている…。
ちなみに。今回のキャンペーンは、抽選&山分けということで、参加人数が増えれば増えるほど、損をするという形式である。
…では何故、私が今回、このように、私個人にとってはデメリットしかない“キャンペーン情報を広める”という行動を取ったのかというと、それはもちろん、1日ぶんの日記のネタになるから皆さまに投資の面白さを知ってほしいからである。“株は、貯金のある人や暇人がやるもの”という考えは、今でも深く根付いているようだ。そして、「投資をしています!」という人でも、その内容を訊いてみると、要は全世界株か米国株に積立して放置をしているだけという人が大半のようだ。もちろん、それは間違いでないどころか、むしろ“一切の無駄な行動を取らない”という意味では、最適解だったりする。
――ただまあ、私は、これだけ「投資」という名のソシャゲにハマってしまっており、その魅力を、できるだけ多くの人に伝えていきたいという気持ちがある。投資は、全世界株や米国株に積み立てて放置をするだけではないのだ。恐らく、前述のキャンペーンで、定番とされる投資信託が除かれたのも、運営会社の、「できるだけ多くの商品を知ってほしい」という願いからであろう。それに、投資という分野自体は、他のギャンブルと異なり、参加人数が増えれば増えるほど得をするという性質がある。投資というのは、やっぱり面白いものなのだ!
(2024年6月30日)
給料の全額を神羅銀行(仮)に貯金してそう |
本日のニュースを見ていて驚いた。日本で行われている「ふるさと納税」について、来年10月(※今年ではない)から、各種ポイントサイトでのポイント付与が中止になるという。映像では、ポイントサイトの具体例として、「さとふる」と「楽天ふるさと納税」が登場していた。
…やれ、同制度は、去年10月にも弱体化が行われたため、私は9月に駆け込みで購入をすることになった(【日記:2023/10/1】)。それに引き続き、来年には、再びの劣化が訪れることになった。いつもなら、こういうものは「改悪」と形容してぶっ叩くところだが、今回ばかりは、妥当だと思うのである。
まず、「ふるさと納税」というシステムについて、復習をしておこう。このシステムは、日本に存在する任意の自治体に、“納税”という名の寄付をすることで、返礼品を得られるとともに、翌年の住民税&所得税の支払いが免除されるという制度だ。
…ぜんぜん分かりやすくないので、私の具体例を交えて説明していこう。私は、昨年9月に、39000円ぶん、ふるさと納税の商品を購入した。返礼品として得られたのは、ラーメン45食と米40kgであり、「ラーメン:1食100円」「米:10kg3000円」と安価な市販品に換算しても、合計16500円に相当する。そして、最初に払った額の39000円のうち、2000円は手数料として取られるが、残りの37000円ぶんの税金を、今年6月の給料から順番に、納めなくて良くなっている(はず)。合算すると、2000円で、16500円ぶんのラーメンと米を買ったのと同じであり、完全にやったもん勝ちの施策となっている。
――また、「ふるさと納税」を運用する側としても、地方自治体は、魅力的な返礼品によって全国から税収を集めつつ、かつ、その返礼品を地元の品で固めれば、地域の産業まで応援できるというメリットが存在する。都市部への一極集中は、少子化を皮切りにデメリットが特大なため、“税を都市から地方へ”という方針自体は、大きく間違ってはいないだろう。
ところがどっこい、この「ふるさと納税」は、少し大局的に考えてみると、不健全にも程があるという制度になっているのである。
…まず、最初に我々が「10万円の納税」をしたとしよう。何もせずそのまま納めれば、市町村やら県やら国やらが、10万円を使用可能である。しかし、ふるさと納税では、まずは血税の10万円が、返礼品の購入に費やされる。これを3割とすると、10万円の元資が7万円に減ってしまう。さらに、本日、槍玉に上げられた「ポイントサイト」では、ポイント付与率が2桁%で、10の位が「1」ではないみたいなメチャクチャな還元が行われており、仮に20%とすると、2万円ぶんのポイントが、これまた税収から奪われてしまう。
――つまり、最初は10万円あった税金が、「返礼品」「ポイントサイト」というフィルターを通すことで、5万円に減ってしまったのである。もちろん、減ったほうの5万円は、謎空間に吸い込まれたわけではなく、「ふるさと納税」を使用した人が受け取っているため、一種の「減税策」と言える。また、「返礼品で地域の産業を応援する」「税収を都市部から地方に回す」という目的自体は果たせているため、これはこれで問題ないのかもしれない。ただ、こういった過剰な競争の末に、結局は税金が足りなくなって増税をするというのなら、それはもう本末転倒と言わざるを得ないのだ。
さらに、ふるさと納税は、「減税」という国民側に利点があるサービスとしても、ちぐはぐな点が多い。
…まず、ふるさと納税は、率直に言って、めんどくさい。普通に売っている商品を買うとか、市役所に申請するだけといったサービスとは異なり、複雑な点がいくつも存在する。また、減税額を超えて「ふるさと納税」を行おうとした場合、「納税が行えない」ではなく「上限を超えた分が無駄になる」というシステムであるくせに、上限額の正確な把握が困難だ。私は、去年からiDeCoを始めており、その他、今年は岸くんが定額減税なんて制度をやっているため、もはや「ふるさと納税」に何円まで投じられるかは、全く分からない。私ほどの金銭ヲタクすら困ってしまうくらいなのだから、未経験者にとっては、雲の上のような話であろう。しかも、ポイントサイトでの還元率まで含めて、最高効率を目指そうとすると、話は更にグッチャグチャで、意味不明の物質と化してしまう。こんな特級呪物を、「攻略」などと言って、むしろ楽しんでいるのは、私くらいの暇人だけだ…。
――また、「納税額=控除額の上限」は、基本的に年収によって決まる。例えば、年収300万円の独身世帯は約28000円だが、年収600万円で77000円、年収1000万円で180000円などと拡大されていく。ふるさと納税では、基本の手数料が2000円掛かるため、年収が高ければ高いほど、“2000円で買える商品が増える”ということになる。つまりこれは、儲かっている奴が更に得をする制度なのだ。また、税控除は即座ではなく、翌年の6月から行われる。その仕様上、貯金なしの自転車操業をしている人や、安定職を持たない人にとっては、使いづらいサービスとなってしまっている。
いやいや、見るやろ… |
以上の理由により、ふるさと納税は、「@安定した仕事に就き」「A高い給料を得ている」「B暇人」が、最も大きなメリットを得られるのだ。いびつすぎる…。国がお金の面で救済しなければならないのは、どちらかというと、これらの逆の立場の人ではないだろうか。
――しかも、同じように高給取りの暇人が得をできるNISAには、「預金口座で腐っているお金を、市場へ投じる」という前向きな意味があった。それに対して、「ふるさと納税」は、最終的な税収が目減りするので、もう凄まじく後ろ向きな政策なのだ。
そのような観点からすると、今回の「ふるさと納税商品による、ポイント付与の禁止」というナーフも、そこまでメチャクチャな処置とは思えない。もちろん、短期的には還元率が減って損をすることになるだろう。だが、ふるさと納税は、結局のところ、我々が生きる国や県や市町村を舞台としたキャンペーンなので、それが出血大サービスという状況だと、最終的には、私たち自身にとっての負担になってしまう。
――やれ、前に書いた「囚人のジレンマ」が示しているように、閉鎖空間で、“自分だけが得をする行動”を全員が繰り返すと、回り回って、皆が損をしてしまうという結果になる(【日記:2024/5/15】)。現状のふるさと納税も、まさにそれである。だが、我々は囚人ではないのだから、しっかり協力をしていくべきだ。日本国が、そして「ふるさと納税」が、それぞれサ終をしてしまわないように、健全な運営を行っていくことが重要なのだ。
ということなのだが。本日、驚いたのが、今回の「ふるさと納税へのポイント付与を禁止する」という変更について、ナンタラ大臣みたいな聖府のおエラいさんが、「ふるさと納税は、返礼品目当てではなく、寄付金の使い道や目的に着目して行うことに意義があると考えている」と発言したらしいということである。ば〜〜〜〜〜っかじゃねえの????
…やれ、例えば私は、全財産の9割近くをアメリカ株に投資しているが、これは別に、アメリカ人兄貴を応援したいからというわけでは無い(※「応援したくない」というわけでもない)。アメリカ株に資金を投じているのは、純粋に、それが私自身にとって、最も金銭的メリットがあると考えているからだ。「ふるさと納税」もそれと同じである。もちろん、おまけ程度に利用用途を選べるのなら、「子育て支援」とか「若者への教育」みたいな項目を選ぶが、そうでなく、少なくないお金が懸かっている分野では、絶対にお遊びはしない。もし、「ふるさと納税」が、金銭的なメリット無しで、本当に「ふるさと」へ税金を払えるだけという制度であれば…そんな面倒なこと、やるわけないというものだ。
――そういうわけで。聖府のおエラいさんの頭の中には草が生え散らかしているということも分かったが、とりあえず、「ふるさと納税」の弱体化は、来年の10月からである。つまり、2024年と、2025年の9月まで(=2026年の適用分)は、それぞれ現行の制度で納税が行える。私は、9月が誕生日であり、楽天サービスではその月にポイント還元を受けられるため、元から9月にふるさと納税への投資を行おうと思っていた。よって、ここ2ヶ年は、制度変更による影響を受けることは無さそうだ。まずは、2年間で山ほどの米を貰っておき、その後のことは、またそれから考えましょうかね…。
(2024年6月30日)
円じゃなくてドルで刷れば、円安で利益を得られないかな? |
意外なピンチに陥ってしまった。私は、「現金3万円」を用意できないことが分かったのである。
…と言っても。私は投資オタクにして貯金オタクでもあり、手持ち資産には十分に余裕がある。その大半を投じている株についても、土日を挟んでハイテク株がダダ下がりしており、少し苦しい状態だが、ここまでの圧倒的な含み益が消えるほどではなく、恐れるには値しない。つまり、今回の問題は、「現金3万円を用意できない」ではなく、「現金30000円を用意できない」ということなのだ。
――やれ、去年秋に株式投資を始めるにあたり(【日記:2023/9/3】など)、様々な楽天系列のサービスを取り入れた結果、私の生活から、ルーチンで現金を消費する習慣が消滅してしまった。その後も、PayPayの攻略開始(【日記:2024/3/14】)などで、キャッシュレスの流れはどんどんと加速していった。店舗での支払いは、各種の電子マネーを使い、そのポイントは、いわゆる「ポイ活」で得たり、クレジットカードからチャージしたりする。そして、クレジットカードの引き落としは、ネット銀行から行われる。もう、どこにも、物理的な現金が関与する場所が無くなってしまったのだ。
やれ、一応、私は、社会人のマナーというか、最低限の生活防護として、必ず1万円札を財布に忍ばせるようにはしているものの、体外的な予定が無い時期は、ひたすらカビが生えるばかりとなってしまっている。財布に入れていたところで、株式投資のような猛烈なリターンも無ければ、ネット銀行の0.1%程度の利子すら付いてこない。私が持っているお金の中で、最も無駄な形態であろう。
…いっぽうで、いわゆる“割り勘”などでは、今でも現金が主流と言えなくもない。ただまあ、私が今年頭に、職場でのとある企画のために割り勘を行った際は、5人中3人が、PayPayを使って、私にお金を渡してきた。しかも、若い層というわけではなく、全員が私より年上の、(恐らく)40代以上の男性である。電子マネーならば、小銭や釣り銭といった面倒な部分が必要ないし、私の職場は不定休のため、その人が休んでいても送金を行える。
――そして、受け取る側としても、「PayPayマネーライト」という厄介な輩(直接の商品購入にしか使えない)は存在するものの、主流の「PayPayマネー」ならば、そのままネット銀行の口座に入れて、自由自在に運用可能となる。これが現金なら、リアル銀行に行きATMを操作して口座に振り込むというクッッッッッッソ面倒くさい手順を踏まなければ、電子形式に変換できない。私にとっては、もはや汎用性すら、「電子マネー
>>> 現金」なのである。
500社を設立…S&P500かな? |
とまあ、そんな感じなのだが。今回は、いきなり現金3万円を用意する必要が出てきてしまい、私は途方に暮れてしまったのだ。
…さて、その利用先は、「近所のスーパーの電子マネーキャンペーン」である。今や、徒歩圏内のスーパーですら、専用の電子マネーを用意している時代であり、通常、1万円のチャージに対して100ポイントのおまけが付くのだが、この28日,29日だけは、「3万円に対し400ポイント」の還元が行われる。私は、このキャンペーンが行われるのを、半年は待っていた。ひたすら耐え続けて、良かった!
――だがしかし、そのチャージ元となりうるのが、日本銀行券こと、現金だけなのである。私の財布を漁ってみたが、万札が2枚に千円札が数枚と、足りない。そこに、職場で持ち歩くための小銭入れに入った少量のお金を加えたところで、残念ながら現金3万円には届かないのだ。
ならばと、リアルATMから、リアル現金を取り出せば良いと思うかもしれない。しかしながら、私は、職場と家の距離が近すぎであり、どれくらい近いかというと、玄関を開けた瞬間にもう職場が見えているため、「通勤の中の自然な流れでお金を引き落とす」ということができない。ならばと、買い物に遠出をしようにも、やはり私には、セール時にまとめ買いをするというルーチンができており、この28-29日までには、買い物に行く予定が無い。ならばと、コンビニATMで引き落とそうにも、多くの場合、無視できない手数料を要求され、ポイント還元というメリットが帳消しにされてしまう…。
そういうわけで。私は、今週末までに、どうやって「現金の」3万円を用意しようか、ちょっと悩んでしまっているのだ。
…やれ、もちろん、買い物ルーチンを崩して、自転車で15分のイオンまで行き、イオン銀行を使うという手もある。私が、ふだん現金を調達するのに使っている場所であり、直営ATMということで、手数料無料が嬉しいが、ただまあ、遠い。それに、次のお客さま感謝デーまで、特に買い物に行く必要がない。“お客さま感謝デーにて全商品が5%OFF”、つまり、逆から考えると、感謝されていない日は全商品5.26%値上げということであり、ちょっとそこで買い物に行くというのは、私は敬遠してしまうというものだ。だが、ネット銀行には、コンビニATMでの手数料無料みたいなサービスもあるので、何とかそれを適用して週末までに手持ちを用意できないか、いろいろと試してみたい。
――というわけで。私の生活でも、一応は、「現金」が必要ということが分かった。ただまあ、今回は、本当に例外中の例外であり、やはり、お金というものは、財布の肥やしではなく、電子版で取り回していきたいものだ。現金は、私にとって、「非常用」とか「防災用」とか、もうそんな感じかな…。
(2024年6月30日)
FF7リメイクシリーズも数年に一度しか世に出てこないので、セミ=セフィロス |
●14章:忘らるる都 そのA-2 リバース=セフィロス/第1段階
[フェーズ2] vs クラウド
引き続き、ラスボス戦を進めていこう。前戦闘から、ザックスが離脱し、クラウド1人で、ラスボスである「リバース=セフィロス」と戦うことになる。
さて、私はここで「リバース=セフィロス」を出してきたことは、非常に評価できると思うのだ。まず、本作の名前は「FF7リバース」であるため、それとマッチしている。また、原作のリバース=セフィロスは、ラスボス連戦の第2戦として登場し、最終戦の「セーファ・セフィロス」への繋ぎを演じてくれていた。この流れが、“3分作である7リメイクシリーズ”における今作の位置付けと一致している。さらに、私は、「どうせ第1作と同じように、セフィロス人間形態が出てくるんだろ?」と予想していたが、まさかリバース=セフィロスに変身するとは思っていなかったため、意表を突かれたという点もある。
そして。戦闘面での「リバース=セフィロス」の扱いとしても、原作では何をしたいのかよく分からないボスであったが、リメイク版では、全4段階に変形しながら、様々なバトル上での見せ場を作ってくれるという感じであり、FF本編作品にも相当する独立ゲームのラスボスとして、遜色ないどころか、大変すぐれた出来になっている。
その他、ストーリー上の位置付けとしても、セフィロスの行動と目的が明らかになり、「並行世界を貫いて複数時空に出現し、不要な世界線を消滅させることで、世界の永遠を守る」という、言葉の意味は分からんがとにかく凄い自信になっている。ということは、リメイク第3弾でのセフィロスは、エアリス個人ではなく、「エアリスが存在する世界」自体を消しに来るということか…?
そういうわけで、リバース=セフィロス vs
クラウドの戦いが始まるのだが、ある理由により、HARDモードでは猛烈なインチキ試合となっている。
まず、最初の下層ではセミの尻のような場所に存在する「下部」というパーツを破壊すれば良い。ソロバトルということで、アクションゲームのような分かりやすい攻撃が多いのだが、遠距離からは攻撃できないうえに、「フィーラートルネード」という大技を使い、長く接近していても「タービュランス」という技で吹き飛ばしてくる。この後の上層での戦いはかなりセコいので、ここは瞬殺を決めていきたい。
というわけで、私の戦闘方法としては、開始時に必ずATBゲージが満タンになるということを使い、「●てきのわざ」から「プラズマ放電」と「ソニックブラスト」を使い、放電状態(180秒)と、ブレイブ&フェイス状態(30秒)を得る。その後、素早く接近をして、コアに「ブレイバー」を2発当てれば、それで勝利である。理想は、「タービュランス」で吹き飛ばされる前の撃破だ。敵の攻撃は、なかなかの威力であるが、「足元に予告を出したあと、その範囲を攻撃する」という、アクションゲーム的な攻撃ばかりである。そして、どうせこのあとHPは1になるため、多少の被ダメージは問題ない。
その後は、ムービー中で、リバース=セフィロスの体をよじ登って、上層へと移動をしていく。この感じは、あの「モンスターハンターワールド」のオープニング(ゾラ・マグダラオスの体を登る)を彷彿とさせる。初プレイ当時は、やたらとゲーム的でシャカシャカした登り方に、「やはり3DSから急にPS4は無理があったのでは…」と不安になったものだったが、あそこから、あれほどの名作に成長してくれるとは…さすがなものである。
そうです。あのコが僕の畏敬する天使様なのです。 |
そういうわけで。上層に移動し、第1段階の後半の戦いがスタートする。なお、ここでは、途中でムービーシーンが入るのだが、フェーズの入れ替えとは見なされず、リスタートすると下層のほうからやり直しになる。前段であるジェノバ
Life戦も入れて、「パーティの組み換えが行われた際に、リトライポイントが更新される」が、一応は共通した定義となっているようだ(ただし、ジェノバ
Life:第3段階の、落ちていく途中でのパーティチェンジは除く)。
そして、上層でのリバース=セフィロスは、HARDでの特殊仕様として、開幕で「心無い天使」を使ってくる。効果はお馴染み、全員のHPを「1」にするというものであり、ガード不能で、恐らく回避も不可能だ。そして、これでクラウドのHPを1にしたあと、敵は休憩時間を与えるということはなく、すぐに攻撃を開始してくる。無論、当たると死ぬ。そして、リトライポイントは下層なので、またセミの尻を殴るところからやり直しになるのだ。
それだけならまだしも。本バトルは、ゲーム中では「ラスボス後半戦の第2フェーズ」という扱いであり、下層からのやり直しは、「第2フェーズからの再開」と位置付けられている。つまり、途中復活であって、開始時のムービーがスキップできない。ついでに言うと、下層から上層に移行する際のゾラ・マグダラオスも、毎回やらなければならない。それでいて、上層の開始直後に倒されてしまうと、かなりやる気がなくなるというものだ。
やれ、本作のムービーシーンは、非常にカッチョいい出来であり、ゲームの大きな魅力となっていることは、今さら言うまでもない。ただ、短期間に何度も見せられると、さすがにダレる。スキップできるようにするか、または段階移行演出の終わりのほうから再開する、などという配慮をしてほしかった…。
さて。この「心無い天使」については、ガードも回避も不能ということで、喰らってしまってHPが「1」になるしかない。そして、すぐに次の攻撃が入力されるため、それを回避するか、またはダメージ発生より前に回復を行わなければならない。
というわけで。私は、思いっきり離れて「ケアルガ」を使い、何とかギリギリで回復を間に合わせていった。しかし、「残心」(刀を振って、衝撃波×2発で攻撃)はともかく、「飛燕」(手から弾丸を3発発射)はかなり避けやすいため、回避してから回復という手でも良かったかもしれない。その他、「リレイズ」を使っておいたり、ちょっと勿体ないが、「●クイックキャスト」と「●かいふく」を組み合わせるという手もあるだろう。なお、「ジャンプ」という手も考えたが、地味に2ゲージ技であるため、どうしてもノーダメージを狙いたいという場合を除き、実用性は低そうだ…。
というわけで。「心無い天使」さえ乗り切れば、あとのリバース=セフィロスの攻撃は、大したことはない。
やれ、敵の攻撃は、3Dアクションゲームでありがちな、分かりやすい攻撃ばかりだ。例えば、「業火」なんてのは、接近している相手を弾き飛ばす謎の煙であり、ゴッドイーターでよく見たやつだ。しかも、どの攻撃もダメージは小さいため、余裕を持って回復ができる。
ただし、「心無い天使」は、開幕だけでなく、以降も定期的に使ってくるため、それによる即死だけは注意が必要である。逆に言えば、それ以外は、さほど複雑ではないアクションゲームだ。ここでのセフィロスは、心無い天使の一発屋なのである。
NORMALでは最大HPの約半分だったが、HARDでは3/4ほどを削られる |
●14章:忘らるる都 そのA-3 リバース=セフィロス/第2段階
[フェーズ3] vs レッドXIII/バレット/ケット・シー
続いては、バレットたちに操作が戻り、世界線を貫いて登場したリバース=セフィロスと戦闘である。この戦闘は、リバース=セフィロス/第2段階となっているが、実際に戦う相手は、「フィーラー=バハムート改」である。セフィロスは、バハムート改が倒れた際にHPを回復する役目を担うが、その際には両翼がターゲット可能となり、それを左右とも倒すと、この第2段階を突破した扱いになる。
ちなみに、メンバーは、好感度によって決まるが、ケット・シーは確定である。よって、私がやってしまったのだが、「フィーラー=バハムート改」にみやぶるをするのを忘れていたという場合、ケット・シーに「●みやぶる」を付けておけば良い。
さて。フィーラー=バハムート改は、素早い連続攻撃でこちらを転倒させてくるが、威力自体は大したことが無いため、余裕で回復が間に合う…のだが、ただ一つの例外があり、その例外が非常に厄介だ。というのも、フィーラー=バハムート改は、開幕に早いペースで、必殺技の「ギガフレア」を放ってくるのだ。そのHARDでのダメージは、5000〜6000というところであり、パーティが半壊する火力を持つ。
その他の厄介な特性として、演出付きの必殺技なので、通常手段での回避やガードができない。また、溜め時間も短いため、それまでの戦闘で受けたダメージを回復できないまま喰らうことになる。さらに、ギガフレア後も、敵はすぐに攻撃を再開するので、「アレイズ」などで回復させていては遅い。連戦ということで、パーティ編成も不自由なため、万全の態勢で受けるというのは難しい。最後に、ギガフレアで失敗してリスタートしても、このフェーズ3から再開できるというのは良いのだが、例によって形態変化時のカッチョいいムービーが飛ばせない。約1分の映像を繰り返し見せられるのはキツいぜ!
そのため、対策としては、開幕は積極的な攻撃を仕掛けず、ひたすらギガフレアを耐えることに特化する。今回は、範囲化ケアルガを持つバレットが参戦してくれたため、全員健在でギガフレアを堪えられれば、立て直しは何とかなる。というわけで、バレットは「ド根性」(ダメージ30%OFF)などに加え、味方全員に、「範囲化リジェネ」を掛けていく。回復量はあまり多くないが、行動入力以外でHP回復が行えるため、HP維持しやすくなる点がメリットだ。
さらに、ケット・シーには「●バリア」を装備させていたため、残念ながら範囲化こそ無かったものの、ATBゲージが許す限りの「ウォール」で防御を固めていく。これで、△ボタン技が、プロテス+シェルが掛かる「おまもりチアー」なら完璧だったのだが、残念ながら今回はブレイブ+フェイスの「がんばれチアー」であった。なお、被ダメ&与ダメ1.3倍の「ばーさくチアー」は完全なる自爆技である(敵をギガフレア前に瞬殺するという手もある…のか?)。
そういうわけで。それらの対策でギガフレアを耐えたうえでHP回復を終えれば、あとは特に怖くない。次のメガフレアまではかなりの時間があるし、敵は攻撃回数が多い分、1発の威力は控えめだからだ。またこういうパターンか…。そういうわけで、メガフレア後のタイミングで、1周目で逃していた「みやぶる」も行い、その後は普通に「バハムート改を撃破」→「セフィロスの翼にダメージを与える」を繰り返して、第2段階を突破していった。
君ホントにクール系イケメンだっけ? |
●14章:忘らるる都 そのA-4 リバース=セフィロス/第3段階
[フェーズ4] vs ザックス
さらに場面転換が行われ、今度はザックス生存の世界線で、エアリスとクラウドが運命的な出会いをした教会の壁をぶち壊して、セフィロス様が登場である。この際のザックスの【もう
ぜんぜんわかんねえ!】は、まさにその通りという発言であり、今後、7リメイクシリーズで★意味不明★なシナリオが展開されるたびに、ここのスクリーンショットが貼られることになるだろう。
さて、ここは、今回のラスボス後半戦において、最も簡単なパートである。ザックスの操作に慣れていない人に配慮したというところだろうが、基本的にはクラウドに似ていて使いやすいうえに、武器アビリティや魔法マテリアなども高水準である。さすが、元祖なんでも屋である。一方で、セフィロスの攻撃は、幾つか新技こそ追加されているものの、どれも低火力なうえに回避が行いやすく、しかも、今回は「心無い天使」を使ってこない。
というわけで。私は、今回のHARDのラスボス後半戦で唯一、このパートではリスタートなしで突破ができた。多分だけど、セフィロスさんは、ザックス生存の世界線には、あまり興味が無いのかもしれない…。
京 都 |
●14章:忘らるる都 そのA-5 リバース=セフィロス/第4段階
[フェーズ5] vs バレット/ティファ/ユフィ
「リバース=セフィロス戦」としてのラストだ。このバトルでは、まず部位を両翼
→
コアの順番で破壊する必要がある。しかし、両の翼は、炎・氷、雷・風のいずれかの属性を持ち、物理攻撃を完全に無効化して、かつ魔法攻撃も、使用属性と反対の属性(「炎⇔氷」「雷⇔風」)以外は大幅軽減をしてしまう(1/10?)。ここまで来て、詰みかねないほどの、尋常ではない硬さだ。もし、編成を組み直したいと思ったところで、そのためには、フェーズ5まで進めてきたバトルを、最初からやり直さなければならない…。
しかしながら、今回は、この戦闘に最適なキャラが参戦してくれた。それはもちろん、ユフィである。ユフィは、△ボタンで手裏剣投げをしたのちに、□ボタン攻撃の忍術で、手軽な遠隔魔法攻撃が行える。しかも、この忍術は、「忍術変化」によって、使用属性を変更できる。さらに、武器アビリティの「邪鬼退散」は、遠隔魔法攻撃で使いやすいうえに、忍術変化の属性まで乗ってくれる。まさに、このバトルのために生まれてきたようなキャラである。
ちなみに、この第4段階でのメンバー選定基準だが、クラウド不在かつケット・シー&エアリスは参戦しないため、残り4名の中から3名が選ばれる。よって、外されるのは1名であるが、その特徴は、「好感度が1位であること」だ(エアリスはランキングから除外)。つまり、ユフィと親しくしていればいるほど、この絶好の場面でユフィが参加してくれないということになるのである。なんだよお……。
こんな状況からでも勝てました… |
さて。この段階でも、ギミックさえ理解してしまえば、敵火力はびっくりするくらいに低いので、ユフィを主力とし、まずは両の翼を1つずつ破壊し、次にコアをぶち壊して、いよいよセフィロス本体を引きずりだす。
ところがどっこい、ここでセフィロスは、再び「心無い天使」を発動しやがった。しかも、「範囲化ケアルガ」を発動しようとして、間違えて「範囲化ケアル」を使うという致命的なミスを犯し、あっという間にパーティが壊滅して、ティファ1人となってしまった。ティファには「●そせい」を付けていなかったため、パーティメンバーの復活は行えず、これでゲームセットのように思われた。
だが、それでも、ティファは「ケアルガ」を3回使えるだけのMPを残していたため、何とか頑張って1人で戦ってみる。必殺技の「八刀一閃」は、お馴染みのデストルドー方式のようであり、ティファ1人では妨害が難しいため、そこだけは回復を行っていく。だが、それ以外の技については、クラウドやザックスが1人で戦ったときと同じであり、回避が行いやすい。それでも、MPという事実上のタイムリミットがあるため、なかなか苦しい戦いとなったのだが、何とか相手をバーストできたため、「正拳突き」を徹底的に叩きこんでいく。それにより、ギリギリで、リバース=セフィロスを倒すことができた…。
というわけで。えげつないチカラ技であるが、何とか約束通り、「リバース=セフィロス」が相手となる“ラスボス戦のフェーズ2345”を、1日の日記でまとめることができた。長すぎる、キツすぎる。もうこれ、ちょっとしたプレイ日誌だろ…。
そんなこんなで、次はいよいよ、ラスボス最終戦である。これまた、色々と書くべきことの多い戦いなのだが、さすがに今回ほどはキツくならないだろう。そして、ストーリーのHARD攻略を終えれば、本作に残されているのは、チャドリーの難関クエストだけだ。やれ、7リバースも最高に面白いけど、さすがにそろそろ、次のゲームを遊びたい〜!!
(2024年6月30日)
最後だけ異質なので、ジェノバ
Lifeも入れて、3連戦かな? |
皆さまに訊いてみよう。「FF7リバースのラスボスは、何連戦だろうか?」
これに、明確な回答を出せる人は居ない…というか、恐らく、人によって考え方が異なるはずだ。まず、前段である「ジェノバ
Life」については、とりあえず、連戦の第1戦に相当するということで良いだろう。
…だが、そこから先となると、統一見解を得ることは難しい。モンスター図鑑としては、3体の敵本体が登場するので、この考え方で、「4連戦」とするのも良いだろう。または、私としては、最終戦となるフェーズ6のみは明らかに特別であるため、ここだけを別戦闘として、「3連戦」と捉えていた。はたまた、ラスボス戦では、パーティメンバーが入れ替わるたびにリトライポイントが発生するので、それを6コ戦闘と解釈し、ジェノバ
Lifeを「1」と数えて「7連戦」、はたまたジェノバ Lifeの4コ段階を全て加え、「10連戦」と定義することも可能だ。
――ちなみに。ゲーム内での扱いとしては、「2連戦」である。まず、ジェノバ
Life戦を「1戦目」として捉え、その後に発生する戦闘が「2戦目」、以上だ。この事実は、□ボタンでメニューを開ける唯一のタイミングがジェノバ
Life撃破後だけであること、そして、「現在のバトル前からやり直す」を選ぶと、ジェノバ
Life戦の最中は、ジェノバ Lifeの第1段階から、そしてそれ以降は、必ず上の画像でのフェーズ1から始まるということで、確認できる。
ちなみに。今後の縛りプレイ等も考え、この“14章でのリスタートのルール”について、しっかりと調べてみた。楽しく使ってね。仲良く使ってね。
とまあ、こんな感じである。
――そして、この日記での扱いとしては、「リバース=セフィロス」戦の6個フェーズを、3日ぶんに分けて書いていきたいと思う。本日は、既にここまでで、まあまあの文量になっているので、フェーズ1のみで終わりとする。その後、フェーズ2345を1日でまとめ、最後のフェーズ6を、再び1日ぶんとする。これは、ラスボスの見た目が大きく変化する段階での分け方であり、まあまあ自然であると思っている。しかし、2日目が明らかにキツいため、ひょっとすると、更にそこを分作するかもしれない…。
やれ、私は、FF7リバースが発売した2月29日から、序盤の3月に少しだけ休んでしまったこと(3月8日と17日名義が存在しない)を除いて、多少のチカラ技も取り入れつつ、ここまで毎日更新を続けてきた。
…しかし、最近では、本業のほうが苦しい。何か人間関係的なトラブルが有ったかと言うと、まあ全く無いわけでもないのだが…それよりも、純粋な作業量が増加してきたということのほうが大きい。今は、まだ業務時間内に終わらせられているが、やがて超勤も必要となってくるだろう。前職と異なり、しっかり残業代を申請できるのはありがたいが、エネルギ―吸収アリ―ナである日記の毎日更新と両立するのは、なかなか苦しくなってくるはずだ。
――それでも。「本日の更新はお休みです」みたいな短い記事を含まない完全毎日更新を、私は、もう3ヶ月以上も続けている。普通にフルタイムの仕事をしながらこれというのは、かなり頑張っていると思うのだ。そういうわけで、そんな特別な時期を続けるために、もう少し努力してみようと思っている。
「怒りに震える演技も必要ない」が「怒るふりもやめろ」に変わってしまったのは残念… |
●14章:忘らるる都 そのA-1 セフィロス
vs クラウド/ザックス
つまらない話を聞かせてしまった。FF7リバースの攻略に戻っていこう。第2戦の開幕は、クラウドと、異世界から現れたザックスが共闘し、人間形態の「セフィロス」と戦うことになる。
さて、ここでは、後半戦の第1フェーズということもあってか、さほど難易度は高くない。敵は素早い剣技で攻撃してくるものの、どこぞの塩社長のように、一方的にこちらの行動を潰してくる感じではない。また、火力はHARD相当ということで、攻撃を受け続けると危険なものの、一撃必殺技の類は存在せず、連続攻撃を終えたあとはしっかり隙を見せてくれるので、その間に回復することが可能である。
さらに、ゲスト枠での参戦となるザックスについても、一通りの武器アビリティ/連携アクション/連携アビリティ/リミット技を習得しており、魔法についても、最高レベルの「●ほのお」「●れいき」「●かぜ」「●かいふく=●はんいか(範囲化も最高レベル)」「●そせい」「●じかん」「●バリア(バリア/マバリア/ウォール)」「●こうげきバフ(ブレイブ/フェイス)」「●ぼうぎょバフ(プロテス/シェル)」に相当する、豪華なラインナップを使用可能である。よって、ザックスが足を引っ張るという感じは全く無い。操作感自体も無論クラウドに似ているので、安心して戦っていける。
というわけで。このセフィロス戦については、ブレイブモードのカウンター待ちをしていれば、それで勝てるという、まあ“ラスボス第1戦”としては妥当な内容になっている。ノーダメージといった高度なプレイを狙うのでなければ、ターゲットされていないほうの味方が「ケアルガ」を使えば、容易に状況を立て直せる。そして、無理にヒートさせずとも、適当に攻撃しているだけで、十分に相手をバーストできるのだ。
実戦では、相手をバーストさせたところ、ちょうどクラウドのリミットゲージが満タンとなったため、「真ブレイブ解放」によるハイバーサク(与ダメ&被ダメ×1.5倍)を含めて、Lv1リミット技の「凶斬り」を使ったところ、一気に相手HPをゼロにできてしまった。まあ、全6フェーズある連戦の最初だし、これくらいの難易度が妥当であろう。この慈悲心あふれるセフィロスが、いきなり第2段階で豹変する…。
(2024年6月30日)
「破晄撃」や「闘気スフィア」といった魔法攻撃が、障壁除去に役立つ |
●14章:忘らるる都 その@-1 ジェノバ
Life/第1段階 vs クラウド/レッドXIII/ティファ
最終章だ。第14章:「忘らるる都」は、プレイした皆さまにはお分かりの通り、探索要素は無く、「ラスボス戦の舞台」と言える章になっている。
そして、その最初に登場するボスは、もちろん、「ジェノバ
Life」だ。原作でも同じく、忘らるる都で登場し、「エアリスのテーマ」が流れ続けながらの戦闘は、今なお語り草となっている。一方で、戦闘としては、「青い光」「ブルーフレーム」「アクアブレス」と、水属性攻撃しか使わず、「水の指輪」さえ装備していれば、一切の負ける要素は無いという、実に情けないボスであった。
だが、7リバースでは、さすがにラスボス戦の一部として捉えられるくらいの戦闘であるためか、大幅に内容が拡充されている。とりわけ、第1段階において、「エアリスのテーマ」が流れ続けるというのは、非常に評価できる点である。絶対に外せない演出を、しっかり入れてきてくれたのだ。
ところで、この、ジェノバ Life戦では、パーティが入れ替わる仕掛けがあり、流れの中で、エアリス以外の6人全員が参戦してくれる。その仕組みは、完全ランダムと見せかけて、実は「好感度」によって決まっているらしい。私の場合、第1段階では、クラウド/レッドXIII/ティファという組み合わせになった。あまり使っていないキャラたちが出てきたな…。
さて、第1段階の特徴は、「エアリスのテーマが流れ続ける。『障壁』という名のバリアを展開し、本体は無敵となる。障壁は、物理攻撃を無効にし、一定時間が経つと、本体は障壁を消滅させつつ『アクアブレス』を使う。代わりに、障壁を破壊すると、本体はヒート状態になる」というものだ。魔法攻撃と言えばエアリスなのだが、彼女はちょっとアレな状況なので、それ以外のキャラたちで攻めるしかない。とはいえ、ジェノバLifeにも、この後のラスボスにも、特定の弱点属性は存在しないため、強力な魔法攻撃というのは、なかなか用意がしづらい…。
そこで活躍するのが、各キャラの武器アビリティの魔法攻撃技である。
具体的に、私の編成だと、クラウドの「破晄撃」も役立ったが、意外にも大活躍してくれたのが、ティファの「闘気スフィア」だった。眼の前に光の玉を置き、小型の敵を拘束しつつ魔法ダメージを与える…という趣旨の技であるが、全弾ヒットの火力が「550」と高く(参考/ファイアなど:250 破晄撃の魔法部分:360 ブレイバー[物理]:450)、動かない障壁を破壊するには、何気に最良の技なのだ。
そういうわけで。実戦においては、最初の障壁では、モタついて「アクアブレス」を使われたうえに、レッドXIIIが「異物排除」で除外されてしまった。だが、第2の障壁では、ティファが「闘気スフィア」を使ったことで、あっという間に障壁を破壊して本体をヒートできた。そこから、連携アビリティで攻めていったところ、バーストするまでもなく、相手を第2段階へと移行させることができた。
「ジェノバ・マグス」の後に、魔法攻撃を連発する特性を推したほうが良かったのでは… |
●14章:忘らるる都 その@-2 ジェノバ
Life/第2段階 vs クラウド/レッドXIII/ティファ
続いての第2段階では、BGMが原作の「J-E-N-O-V-A」をイメージしたものに切り替わり、第1段階でメンバーが追加で除外されていた場合には、復活をする。意外なところであるが、第1段階の最初で登場する3人と、第2段階に挑む3人は、まったく同じである。
さて、エアリスのテーマも終わり、いよいよバトルも本番…!
と思いきや、ここはコメントに困るくらい弱い。というのも、敵はどうやら、「プリズム圧縮開始」を宣言したあと、一定時間後に、「空間崩壊」という大技を使うらしいが、これを使われる前に倒せてしまったからだ。敵は、ダメージ条件でヒートをするため、適当に攻めているだけでOKなのである。
やれ、HARDの時に偶然うまくいっただけだろ…?
と思って、初周NORMALの動画を振り返ってみたが、やっぱり似たように、適当に殴っているだけでヒート→バーストできてしまっている。この段階だけは、マジで何がしたかったのか分からん…。
すげぇ、あのジェノバ、落ちながら戦っている… |
●14章:忘らるる都 その@-3 ジェノバ
Life/第3段階 vs ティファ/ケット・シー →
バレット/レッドXIII → クラウド/ユフィ
第3段階では、2人ずつ・3つのパーティに分かれて、落ちながら戦う。各種演出のハマり具合が凄まじく、ランダムパーティでここまで作り込めるのか!
…と驚いたが、ここだけは完全に編成が固定ということのようだ。
さて、ここでは、メンバーが2名になるうえに、パーティの入れ替わりが激しいため、安定した態勢で戦いづらい。そのうえ、足場が狭く、敵の攻撃まで避けづらいという状況のため、バトルはかなりの乱戦となってしまう。にも関わらず、大技の「ジェノバレーザー」では、3000という大きめのダメージを受けるため、戦闘不能者が出てしまうと、立て直しはかなり厳しくなるだろう。
そこで活躍するのが、各キャラのリミット技だ。今回のリミット技は、リメイク第1弾と比べ、「使用中は無敵になる」という、必殺技に相応しい大幅強化を受けた。そして、本バトルにおいては、アレな世界観に迷い込んでしまったクラウドさんを除き、全員が激情を感じており、最初からリミットゲージが満タンになっている。そういうわけで、それを乱発して、できるだけ早く、それぞれのパートを飛ばしてしまったほうが良いだろう。
ちなみに。「この段階での背景演出」や、「3パーティに別れるという構成」は、オリジナル版FF7の、ラスダン最深部である「星の体内」、および「ラスボス第2戦」をモチーフにしていると思われる。
まず、原作では、後戻り不能のラスダン最深部に入ると、緑色のライフストリームが下から上に流れるようなマップへと入り、BGMは移動時も戦闘中も「J-E-N-O-V-A」で固定となって、雑魚敵も桁外れの強敵しか登場しなくなる。明らかに、これまでとは異なる場所に突入しているということを思い知らされるという意味で、隠れた良演出と言えよう。
また、原作の“ラスボス第2戦”となる「リバース・セフィロス」戦では、パーティの育成状況やゲームの進め方に依るものの、最大で3個パーティに分かれての戦闘となっていた。FF7リバースは、分作
第2作のクライマックスとして、これらの演出を採用したのであろう。第3弾どうすんの?(期待)
サンズ兄貴かな? |
●14章:忘らるる都 その@-4 ジェノバ
Life/第4段階 vs クラウド/ユフィ/ケット・シー
というわけで。3個パーティに分かれての第3段階を突破すると、「待って...これは好きです...」という感じのムービーが挿入された後、いよいよラストとなる第4段階へ突入する。メンバーは再編されるが、クラウドとケット・シーは固定で、かつ、第1&2戦に選ばれなかったキャラから1名が選出される。
そして、私の場合、クラウド/ユフィ/ケット・シーという、くしくも、ケット・シー加入後に、ずっとスタメンとして使用していたパーティが選ばれてくれた。どうせなら、私は新キャラを使いたいという思いが強かったため、この3人でゲーム攻略に挑んでいたのだ。うん、リメイク第3弾での、シドとヴィンセントにも期待してるよ!
さて、ジェノバ Lifeの第4段階では、クラウドが参戦するうえにパーティが3人になるということで、再び安定性を取り戻すが、敵も必死ということで、なかなか強くなる。特に、赤いレーザーの攻撃回数は異常であり、ちょっと危険な雰囲気を醸し出していたので、ここで虎の子の「ストップ」を使うことにした。ジェノバ
Lifeには、ストップが1回だけ有効であり、これをどこで使うかは、超重要と言えるのだ。
そうして、敵を停止させたうえで、ダメージを与えると、すぐに相手をヒートさせることができた。ヒートすると、相手のストップ状態が解除されるため、ちょっと使いどころを誤ったかな?
という感じはしたものの、気にせずバーストゲージを増やしていく。何故か、「ピキン!!」という、相手をヒートさせた時の効果音が連発したが、気にせず攻めていき、相手をバーストした。なお、ユフィにもケット・シーにも、「バーストスラッシュ」「フュエルバースト」「バックフリップ」のような、効率良くバーストゲージを伸ばせる技が存在しないため、実はこのメンバーはバランスが悪かったのかも…。
そういうわけで、敵をバーストできたら、あとは「モーグリぱんち」でダメージ倍率を増やしつつの、クラウドのリミット技:「凶斬り」にて、敵HPをゼロにすることができた。ATBゲージもバースト時間も残っており、むしろダメージ余りとなった試合であった。
とまあ、こんな感じで。今作の「ジェノバ
Life」戦は、物凄いスケールの戦いへと昇華されている。並のゲームならば、これら4コ段階を、「形態」などと称して、堂々とラスボス戦の扱いができるくらいだ。
が、FF7リバースでは、このジェノバ Lifeですら、ラスボス戦の第1段階に過ぎない。改めて思うが、ちょっと我々の常識を超越した作り込みを持つゲームである。「ファイナルファンタジー」ブランドで、またこんな作品を遊ばせてくれて…本当にありがとう!!
(2024年6月30日)
すごく勝手だけど、今は寒い時期が恋しい〜!! |
私は、現在の居住環境には、基本的に満足しているが、いくつか不満もあって、例えば、「ペット可のアパートではないこと」「備え付けのシャワー設備の温度計がおかしく、夏場はヤケドするような温度にしないとガス電源がONにならないこと」などが挙げられる。そして、ここ最近で、特に後悔する機会が多いのが、「いい冷蔵庫を買わなかったこと」である。
まず、私が買った冷蔵庫は、2022年4月の就職前に。2万円弱にて新品購入をした、日本の格安メーカーの物のである。容量は87リットルで、これがどれくらいかと言うと、冷蔵室&冷凍室という2ドア型であり、高さは1m弱というところだ。まあ、一人暮らしとしては標準的なサイズであろう。
…やれ、就職当初の私は、「週2回程度の買い物(【日記:2022/4/20】)」「自炊はほんの僅かだけ(【日記:2022/4/1】)」という方針であった。だから、そういう、やや小さめと言える冷蔵庫を、新居に持ち込んでいくことにしたのだ。
しかしながら、それらの方針は、今では完全に撤回され、「スーパーの特売日を狙って大量買いをする」「自身の職場でのお弁当も含めた料理の作り置きを多く行う」となった。そういうわけで、冷蔵室の容量は、全く足りていない。ちょっと野菜を買ったり、新しい調味料を開けるだけで、すぐさま中身がパンパンになってしまう。本当は、米を3合まとめて炊きたかったり、鍋ごと大量の料理を保管したかったり、キャベツや大根など長持ちする野菜を大人買いしたかったり、飲料を予備まで含めて冷やしておきたいのに、「冷蔵庫の容量」という部分がネックとなって、それらの行動を諦めざるを得ないのだ。
――もちろん、冷凍庫も同じであり、容量問題により、気になった食材を業○スーパーで買えないというのは、日常茶飯事だ。また、冷凍品は賞味期限が長いため、油断すると不用品が延々と内容量を圧迫し続ける。それを恐れて、食べたいと思ったものではなく、「冷凍室を空けるため」という基準で、作る料理を決めたりする。それはつまり、冷蔵庫が小さいせいで、本来なら食べたくないものを飲食しているということである…。
7リバースには、寒冷地は無かったですね。リメイク第3弾に期待! |
また。最近では、「製氷機が無いこと」にも、面倒くささを感じ始めている。
…さて、皆さまご存じの通り、ここ最近では、最高気温が30℃を超えるような日も現れ始め、早くも夏が不安になってきた。そういうわけで、私も最近では、水筒@に「氷+お茶」を入れ、ホットコーヒー枠だった水筒Aにも「氷+アイスコーヒー」を投入し、さらに、B朝食の飲み物も、熱湯を注いだカフェオレから、「氷で冷やした、お茶またはアイスコーヒーまたは水」に変えた。つまり、仕事の日の朝は、起きてすぐに、3個の容器に氷を用意するのだ。だが、これが非常に手間の掛かる行動となっているのである。
――そして、私の冷蔵庫には、製氷機的な機能が無いため、100円ショップで買えるような「製氷皿」を使って、氷を作成している。細かく仕切られたプラスチック容器に水を入れ、凍ったあとに、容器をねじって氷を取り出すタイプだ。しかし、そう簡単にポンポンと飛び出ては来ないくせに、あまり力を入れすぎると容器が割れるため、加減をしつつ、場合によっては指でほじくり出すような作業が必要となる。
やれ、私は、今でも、毎朝カップ麺のルーチンを続けている(【日記:2024/5/19】)のだが、実際のところ、お湯を注いで3分が経っても、まだ氷を砕いていることがあるくらいだ。製氷皿から大量の氷を取り出す行為は、朝の忙しい時間を、かなり圧迫してしまうのである。
しかも、製氷皿では、完全な氷が出来るまでの時間が、10時間程度と微妙に長く、使い勝手の悪さが目立つ。明るいうちにカラにするとその夜には使えなかったり、寝る前に水を注いでも次の朝には復活しなかったりと、そういう実生活面での都合の悪さがてんこ盛りだ。途中で水を注いでしまうと、中途半端な氷具合の物が混在してしまうし、冷凍室の容量の問題も相まって、大量ストックも難しい。
――だが、これらの問題は、製氷機つきの冷蔵庫を買えば、全て解決可能である。まず、通常、製氷機つき冷蔵庫は、中〜大型であるため、容量問題は解決されている。よって、大量の氷をストック可能であり、使いたい時に氷が無いという問題は発生しない。また、1個1個が使いやすいサイズになった状況で氷を出力してくれるため、製氷皿をねじねじする行為に比べて、大幅な時間短縮ができる。そして、完璧に凍らせてくれるため、中途半端な具合の氷を取り出してしまう心配もない。製氷皿は、所詮は簡易的な氷作成機にすぎず、本職の製氷機には、及ぶべくもないのだ。
何気に、FF5で死闘を繰り広げる前に、【FF1でも戦っていた】相手 |
さて。皆さまご存じの通り、今の私の生活は、極端に節約寄りとなっていて、金銭感覚が異様にシビアである。身の回りの愛用品でも、壊れたら、次は安価な製品に取り替えたいと思っている物も多く、例えば腕時計(約2万円)や、ノートパソコン(約35万円)なんかは、間違いなく槍玉に上がるだろう。
…だが、今回の日記で紹介した「冷蔵庫」については、数少ない例外であり、1人暮らし用の小型製品ではなく、もっと大きくて良い物を買いたいと思っている。具体的には、製氷機つきで、かつ「野菜室」を用意できるようなタイプが良い。あと、めんどくさがりだから、霜取り不要だと嬉しいな。
――やれ。今の私が、自分の生活に取り入れたいと思っているものは、「かわいい猫ちゃん」とか「明るくて元気なお嫁さん」だとか、そんなラインナップも存在する。だが、その中でも、「いい冷蔵庫」は、純粋にお金だけで解決可能である。もちろん、今の冷蔵庫も、まあまあ気に入っているので、すぐさま買い替えるほどでもない。でもまあ、それが天寿を全うしてくれたら、次は少しだけ背伸びをして、いい冷蔵庫を買おうっと。
(2024年6月30日)
スイッチ次世代機で普通にゼロドーンの移植とかやってそう |
昨日、18日(火)の23時00分からは、任天堂の新作発表会であるニンテンドーダイレクトが行われていた。似たようなゲーム発表会が「○○ダイレクト」と呼ばれてしまうくらいに、知名度と人気を持つ放送である。今回は、日本向けの時間ということで、小型〜中型作品が中心だったものの、様々な特色あるタイトルが公開された。ゲーム好きならば、文字情報くらいは追ってみても、損はしないというものだろう。
――そんな中で、私が気になったのは、「ドラクエ3:HD-2D版の発売日発表」&「1・2のHD-2D化決定」、「メトロイド
ゼロミッション」のスイッチオンライン配信開始、謎の猫ゲー:「Stray」のスイッチ版登場、「逆転検事1&2
御剣セレクション」の正式発表、などがある。しかしながら、最も驚きを感じたのは、開幕のほうの、「レゴ
ホライゾン」のトレイラームービーだ。ニンダイに、PSスタジオのロゴが登場してしまった…。
さて。「ホライゾン(Horizon)」は、2017年にPS4で初登場した、オープンワールドアクションRPGである。圧倒的に作り込まれた機械獣に、PS4レベルを超越するグラフィックとボリューム、そして引き込まれるストーリーなどから、瞬く間にPSハードの“顔”といえるタイトルになった。現在では、続編と言える「ホライゾン
禁じられた西部(Horizon: Forbidden West)」が2022年に発売済みである。謎にキャラがおばさんとおっさんしか居ないことを除けば、多くの人にお勧めできる、定番のハンティングアクションだ。
…そして、このホライゾンシリーズは、既にPCでも配信が為されている。第1作は2020年8月に、第2作は2024年3月に、それぞれ登場をした。PSハードでの初出から数えると、2〜3年というところであり、まあ、妥当と言える時期ではないだろうか。
――しかしながら、プレイステーションと同じCSハードである、Xbox、およびニンテンドースイッチでは、現時点で「ホライゾン」シリーズは、1作も発売していない。Xboxは、海外では未だにライバルと考えられている…か、または逆に、出す価値が全く無いと思われているのかもしれない。スイッチは、どう考えても3D処理性能とメディア容量が足りず、特に携帯機モードだと2fpsとかになりかねないので、仕方がないであろう…。
ところが。今回の「レゴ ホライゾン」というスピンオフにより、正式に「ホライゾン」がニンテンドースイッチに登場することになった。もっとも、このような作品が存在するということ自体は、「Summer
Game Fest 2024」という1週間ほど前のイベントで、既に明かされており、「スイッチでも発売される」という点についても、既出の情報であった。
…だから、私が驚いたのは、「ニンテンドーダイレクトという場に、PSスタジオのロゴが出てきた」という、絵面のインパクトである。プレイステーションのロゴと、スイッチのロゴが、公式放送で並んでいるというのは、なんというか、時代の流れを感じるものだ…。
――ちなみに、【こういうスタッフインタビュー】もあって、その中に、「任天堂が開発をサポートしてくれた」「子供たちの世代に、ホライゾンを遊んでほしい」という発言が載せられている。やれ、PSスタジオというと、プレステ信者の最筆頭みたいに捉えられることもあるが、別にそういう縛りはなく、普通に、自分の作ったゲームを多くの人に親しんでほしいと考えているようだ。なんか昔、【すごく似たような文章】を書いたことがある気がする…。
それはそうと。今回の「レゴ
ホライゾン」で分かったのは、レゴ化をすれば、何でもスイッチに出せるということである。
…さて。私の知っている中だと、似たようなテーマを持つ「デジボク地球防衛軍」は、奇抜な見た目を乗り越えて、既にシリーズ化を成功させている。ボクセル化によって、性能の壁を乗り越えられるというのは、分かりやすい。だが、今回の「レゴ
ホライゾン」は、レゴ化によって、版権の壁すら乗り越えられるということを教えてくれた。レゴブロックを使えば、どんな作品でも発売できてしまうのだ。よし分かった、ならば、こういう「レゴ」作品を、ニンテンドースイッチに出してみるのはどうかな…!?
(2024年6月30日)
みんな高い物を買いすぎ〜… |
本日の社内報を見て、驚いた。なんと、我々の給料が、今月の支給分から、ひと月に6500円だけ上がるのである。
…やれ、私がいま働いている業界は、ちょっと特殊で、国が商品の価格を決めている。だが、その聖府が、この6月から値上げを行った。理由は、従業員の待遇を改善するため、つまり昇給をさせるためだ。私は、このニュースが発表された時点から、賃上げを今か今かと楽しみにしていたのだが、4月の時点では、「高給取りで有名な上級職員の、しかも号俸の上限を限界突破させる(=超上層部だけが昇給の恩恵を得られる)」という、マジもんの悪党しか思いつかないような処置が発表されただけであった。
――そういうわけで、私は怒りで腕を振りかぶったのだが、しかし、“実際に客への値上げが行われる6月から、給料が上昇する”という可能性も、僅かばかり存在すると思っていた。そのため、コブシを振り下ろすのは、少しだけ我慢をしていた。そして、その微粒子レベルの可能性が的中し、6月から給料が上昇するに至ったのである。
ところで。私はというと、某クソウイルス対策の補助金がカットされた就職2年目(2023年)から、ずっと月収の手取り額が、就職1年目での記録を上回れていなかった。補助金の削除により、給料支給額で、概ね1万円強が減少し、しかも2年目の6月からは、住民税も乗ってくるようになったからである(まあ、これは、使っているから仕方が無いのだが…)。世間では、“給料が上がっている”とされる人々ですら、止まらない物価上昇の勢いに負け、実質賃金は下がり続けているという。ならば、実際の支給額すら下がっている私は、何なんだ。国が値段を決めているのは、人々にとって必要不可欠な業務だからだ。ならば、そこで働く人に対しても、国がしっかり支えるべきではないのか。
…しかしながら、この6月は、久々に手取り額の記録を更新することが、ほぼ確実である。就職3年目としての基本給の上昇に加えて、上記の6500円支給に、お弁当の採用による社食利用費の消滅(【日記:2024/4/2】)、ふるさと納税&iDeCoの減税が6月から乗ってくれる(はず)、そして岸くんが“定額減税”なる聖策を6月から適用するとされている。それぞれ、支給額が増えて、控除額が減少する。もうすぐ発表される電子版の給与明細が、今から楽しみだ。
――ちなみに。基本給を上げるのではなく、「ひと月あたり6500円」と定額を支給する方式については、私は良い評価をしている。何故なら、元々の給料が安ければ安いほど、割合としての昇給量が大きくなるからだ。むしろ、若者に対して支給額を増やすという、逆勾配を付けても良いのではないかと思うくらいだ。やはり、これからの国を作っていく若い人たちに、豊かな人生を過ごしてもらわなければならない…。
日本株に投資していたころは…いやまあ、1割減で留まったのはマシだったのかな |
ちなみに。6月は、ボーナスの時期でもある。私の、ボーナス+昇給額の使い道は、もちろん株である。言うまでも無かったな!!
…さて、私の、この4月からの投資計画は、月15万0000円をNISA枠に積み立て、かつ、iDeCoに上限の2万3000円を入れる…つまり、月17万3000円を株式投資するという、メチャクチャな状況となっている。私の現在の手取りは、所詮は20万円を少し超える程度であり、投資額に加えて、家賃・電気・ガス・水道・通信・dアニメストアなどといった固定費で、給料の全額が消える。つまり、食費などに当てるお金が存在せず、どう考えてもアウトなのだが、何故だが私は普通に生きている。どういう…ことだ…?
――まあ、理由は分かっていて、それは、各種の“ポイ活”によるポイント利用と、特定口座(※利益に対して2割が天引きされる)で運用している「国内株式」(※米国株式)の売却益が存在するからだ。楽天ポイントは、初加入から1年弱が経ち、初回ボーナス等は使い尽くしてしまったが、今なお、ひと月で約3000ポイントを提供してくれている。また、特定口座の米国株式は、NISA枠で運用している「投資信託」でなく、短期の売買に向いた「ETF」を使用している。こちらについては、各種銀行やクレジットカードなどが提供してくれる「60日間
利息無料」などのサービスで、一時的にブーストすることで、更に利益を増やすことが可能である。まだまだ、利用可能なローン会社は残っているので、そういうものは、積極的に使っていきたい。
というわけで。昇給+ボーナスで、私の給料は増えるのだが、これからも変わらず、極限の貧乏生活を続けることで、投資額を増やしていこうと思う。
…やれ、ここ最近にも、親と外食をした際に、「そんなにお金を増やしたところで、何の楽しみも無いじゃん?」と指摘された。その通りである。今の私が、ひたすら節約して資産を増やしているのは、裏ボス不在のゲームで、ひたすらLv99を目指しているようなものであり、もっと暴飲暴食をするとか、どこかに旅行に出かけるとか、ゲームが趣味なら高性能PCを買ったりするとかで、限られた時間を、楽しく過ごしたほうが良いのだ。
――しかしながら。私は、限界投資オタクを宣言しているだけのことはあり、投資自体を趣味にしている。つまり、Lv99への最強育成、それ自体を楽しみにしているのだ。実際、結果も出せているし、ルールさえ分かれば、これほど面白いソーシャルゲームも無い…。私たちの戦いはここからだ!
(2024年6月30日)
敵耐性では、「ストップが何回効くか」を最初に確認します |
第13章:「古代種の神殿」を、レッドドラゴン撃破後から進めていく。流れとしては、パーティが、クラウド/バレット/ティファと、エアリス/レッドXIII/ユフィの2手に分断され、まずはクラウド側を操作してゲームを進めていくところだ。
…まず、レッドドラゴンで、派手に魔法を使って、MPを削ってしまったため、雑魚の集団に、「●MPきゅうしゅう」とコンボした「クエイガ」を放って、MPを回復していく。クラウドは、「スラップス」という小型の虫モンスターとの戦いでMP37→111、ティファはその後の兵士戦でMP43→93と、それぞれ満タンまで回復ができた。クエイガの消費MP:25をカバーするどころか、余裕で黒字が出ている。ハードでMPが回復できないとは何だったのか?
その後、エアリスへの交代なども挟みつつ、クラウド側で、塔の仕掛けを動作させる際に、「アイアンクラッド」という、鉄巨人タイプの敵と戦闘になる。バトルの性質上、必ずバーストをして撃破しなければならない。攻略本によると、バーストせずに倒しても、もういちど戦闘になるだけということだ。
さて、こいつは、雷属性を基本の弱点として持っているが、いつもの「●クイックキャスト」や「●まほうきょうか」を組み合わせたガ系魔法で瞬殺できるほど、軽い敵ではない。単純にHPが高いということもあるし、バースト耐性についても、敵は時間経過で「刀剣強化」を宣言し、自らを長いヒート状態とするが、それでもバーストまでは程遠いというくらいだ。
また、攻撃能力に関しては、「ギガンティスソード」「タナトスブレイド」というガード不能の技で、9999の固定ダメージを受け、必ず戦闘不能となってしまうのだが、動きの遅いバレットでは、回避が難しい。さらに、物理一辺倒というわけではなく、「ファイガ」「グラビガ」を使うなど、古代種の作った腎臓兵器(一発変換)らしく、芸達者な相手となっている。なお、グラビガは、「範囲内の対象に『現在HPの75%』のダメージを与える」という効果だが、HARD補正の「ダメージ1.8倍」が適用され、必ずHPが1になるという鬼畜攻撃と化している(※ガード不能)。
そういうわけで、こいつについては、専用の対策を練っていく。まず、今作では、「●ぞくせい」マテリアは、3個用意できる(リメイク第1弾では2個だった)。これを、ファイガ対策の炎吸収に使うか、はたまた弱点を突く雷攻撃に使うかは迷ったが、今回はバーストが重要となるバトルなので、攻撃側に使用をしていった。基本的には、防御に使ったほうがクリティカルな影響となることが多いものの、やはり厳密には、バトルごとに考えていく必要がある。
さらに。敵には、「ストップ」が2回まで有効である。この切り札を、どこで使うかというと、もちろん「刀剣強化」を宣言した時だ。刀剣強化では、敵の防御が手薄になることを“ヒート状態”で表現している代わりに、攻撃も激化する。ただ、ストップで止めてしまえば、攻撃強化のメリットを帳消しにできる。FF7リメイクシリーズでは、ヒートやバースト中にストップを掛けると、その状態のまま停止するため、最重要のST攻撃と言えるのだ。ただ、アイアンクラッド側の硬さも相当であり、2回のストップを介しても、まだバーストできなかったが、ゲージを増やせただけでも十分だ。
そうして。相手のバーストゲージを満タンにすると、敵がよろめいて、仕掛けが動作するムービーが入り、その後、思い出したかのように相手がバーストする。敵のHPは6割ほど残っていたが、バースト時間を延長する連携アビリティや、「正拳突き」のよるダメージ倍率の増加なども組み合わせて、ギリギリで相手を撃破できた。ふう、油断していたけど、強かった…。
あら^〜 |
●13章:古代種の神殿
そのA レノ&ルード vs クラウド/バレット/ティファ
そのまま、少しマップを進むと、まずは雑魚敵に囲まれているタークスたちに助太刀したあと、「レノ&ルード」との戦闘になる。レノは、前作の発売直後に声優さんが亡くなられた都合、今作では、ここが唯一の戦闘シーンとなる。
さて。こいつらについては、特にレノの火力が調整ミスを疑ってしまうくらいに低く、全く強くない。ただ、レノには、こちらの攻撃を回避する能力があるので、まずはルードから狙っていく。何も考えず、いつもの範囲化クエイガで挑んでいったが、レノの飛ばした電磁機雷も巻き込めるため、相性は良いようだ。第2段階に移行しても、クエイガでバーストしたり、連携アビリティでひるませたりしているうちに、勝手に勝ててしまった。本当にボスかこれ?
●13章:古代種の神殿
そのB ツォン&イリーナ vs エアリス/レッドXIII/ユフィ
レノ&ルードを倒すと、操作がエアリス側に入れ替わる。大きな1マップを進んだあと、ボスの「ツォン&イリーナ」戦がスタートする。
しかし、残念ながら、こちらもまるで強くない。今回は、敵の火力はHARD相当なのだが、こちらには、最強の古代種であるエアリスが存在し、「聖なる魔法陣」と「閃光の魔法陣」による、圧倒的な火力を発揮できる。
この中では、聖なる魔法陣の連続魔はもちろんだが、「閃光の魔法陣」も強力だ。エアリスの「たたかう」を強化する効果がメインなものの、「魔法陣の上では、魔法詠唱中に無敵になる」というおまけのほうも役立ち、魔法コマンドを決定した瞬間に、100%安全にそれが発動可能となる。この魅力は、高難易度であればあるほど大きいというものであり、即座に倒せる相手以外では、基本的に「聖なる魔法陣+閃光の魔法陣」を、セット扱いで発動していった。
そんなわけで。特にボス専用の編成を組まずに挑んでいったが、閃光の魔法陣でATBゲージを稼ぎつつ、聖なる魔法陣での「クエイガ」2連発を行うことで、あっさり相手を倒せてしまった。クエイガは、バースト性能が高いうえ、ダメージも大きめであり、「●ATBバースト」と組み合わせれば、バースト中に更なるクエイガで追撃も容易だ。こんなに性能の高い魔法を、通常攻撃扱いで使えて良いのか…?
というわけで。ここのタークスたちとの戦闘は、全く苦戦をしなかった。
一方で、エアリス側の道中では、「ヘクトアイズ」という、FFシリーズでちょくちょく登場するモンスターと戦うことになるが、こちらは、開幕からリフレク状態になっており、そのまま魔法を使うとこちらが★瞬殺★されてしまう。そのため、敵が「リフレク解除」を宣言するまで待ってから(いま気付いたが、「デバリア」を使っても良かったはず)、「クエイガ」を放つ必要がある。
その他、敵は石化攻撃を使ってくるので、開幕の展開を意識した「チョコボ王のマント」ではなく、「リボン」をエアリスに装備させていった。とまあ、こんな感じで、専用の対策が求められるという時点で、このパートでは、ボスよりも、中ボス的な雑魚のほうが強かったのである。
もう全部エアリスに任せとけばいいんじゃないですか |
●13章:古代種の神殿
そのC デモンズゲイト vs クラウド/バレット/ティファ/エアリス/レッドXIII/ユフィ(3人を選択)
タークスたちの撃破後は、「試練」と称して、各キャラクターのトラウマをほじくり返すシーンが展開される。まあ、ゲームだから、人物像の掘り下げに役立っているものの、現実ならば、自分の嫌な思い出が公衆の面前で流されるとあって、悪趣味としか感じないであろう。しかし、その後に、古代種も、自分たちの黒歴史を勝手に話してくる。アレだ、「話せば楽になる」という思想を一方的に押し付けてくるタイプの方々なのかもしれない…。
さらに、地下神殿エリアでは、「セトラガード」を入手していく。FF7リバースにおける最強防具であり、1周目で取り逃していたとあって、どれだけ巧妙に隠されているんだと思っていたが、ごく普通に置いてあった。今は良い時代なので、1周目の動画を振り返ってみると、宝箱が画面に写っていたにも関わらず、フラフラと走り回った後に、そのまま該当エリアを後にしていた。寝てないか?
さて。その先へ進むと、13章最後のボスである「デモンズゲイト」が登場する。原作では、壁の中から登場しているという以外に、これと言ったギミックは無かったが、リメイク版では、壁が迫ってくるにつれ、攻撃が強化されるほか、謎にHPが半分になると2体目を登場させるという能力を得た。
…ただまあ、こいつについても、エアリスが「閃光の魔法陣+聖なる魔法陣」で「クエイガ」を放ち、他キャラが「ヘイスト」などでそれをサポートする、という基本戦術で、勝つことができた。バトルの中でも、とりわけ、2体目が登場した後半戦は、もう何が何だか分からなくなり、主力のエアリスが石化によって途中退場をしてしまったりもした。ただ、それでも、諦めずに戦っていったところ、何とか相手をバーストでき、ティファの「正拳突き×2
→ リミット技」のコンボで、2体目を仕留めることができた。
なお、1体目については、HPが僅かだけ残って、“これ以上減らないというマーク”が付いてしまったため、そのまま放置していたのだが、どうやら、ファイナルアタックの「ファイナルゲイト」(この技自体は、ただ壁を進ませるだけ?)を使ったあとに、撃破できる状態になるようだ。つまり、まずは1体目を仕留めてから、2体目の相手をする戦法が可能だった。そんな法則すら理解せずに、勝ててしまったのだ。あなた本当に、HARD終盤のボス?
そういうわけで。この場面も、どちらかと言うと、ボスの1つ前に出現した、「ドァブゥル+モスアダマンタイマイ」のパーティのほうが強敵であった。
やれ、モスアダマンタイマイは、中ボス級の強さを持つ雑魚敵であり、防御魔法を貼りながら、元気に走り回って隕石を落としてくる。放っておくと、隕石の間隔がどんどん短くなって手に負えないため、「ファイラ」などでヒートし、手早くバーストして、防御魔法の解除と、隕石発動間隔の初期化を目指さなければならない。1体でも強いのに、ドァブゥルとのセットで登場するというのが、更に厄介であった。やれ、13最初に登場したレッドドラゴンは、ちゃんとしたボスとしての強さと個性があった(【日記:2024/6/15】)のに、他の面々は何なんだ…。
(2024年6月30日)
こいつはさすがに知ってるぞ。「ポータブル3rd」の、表のラスボスだよね |
2月29日から続いている、FF7リバース日誌を元とした毎日更新も、なかなか板に付いてきた。そして、今後とも毎日更新を続ける場合、“ゲームのミニ日誌”という形式は、とても有用であると思った。そういうわけで、本日は、今後にプレイしようかなあと考えているタイトルたちを、紹介してみよう!
●モンスターハンターライズ:サンブレイク(スイッチ版)
2021年3月に、「モンスターハンターライズ」という作品が、ニンテンドースイッチで初登場した。「サンブレイク」は、その大型追加パックであり、2022年6月30日に配信開始となった。過去で言う「G級」、そしてワールドの「アイスボーン」に相当する作品だ。
なお、「ライズ」については、私は既に、ヴァルファルクやヌシ3体討伐といった、最高難易度までの攻略を、一通り終えている(【日記:2021/9/1】)。しかし、サンブレイクについては、興味は有ったものの、今の今まで手を出していなかった。理由については、ライズが、まあ携帯機向けの作品かな…というくらいの、そこそこの評価に落ち着いていたこと、そして、2022年は、私が再就職をしてしまった年であり、その6月というと、まだまだ体力的/精神的/金銭的に、不安定な時期であった。
そういうわけで、私は、モンハンシリーズをどっしり構えて楽しもうという気持ちになれず、タイミングを逃してしまっていたのだ。
しかしながら。PS5などに対応する、据え置きシリーズの続編:「ワイルズ」の発売が、正式に来年である2025年と決まった(【日記:2024/6/1】など)。これが、1月か12月かで、丸1年は異なってくるのだが、私は早めの時期なのではないかと予想している。
さらに言うと、現在のモンハンシリーズは、「@『ワールド』のような据え置き作」と、「A『ライズ』のような携帯機作」の二刀流にて展開が為されており、そのどちらもが商業的な成功を収めているらしい。つまり、3DS独占での展開となった『4』シリーズのような例のアレが繰り返されることも、もはや無いだろう。以上により、心情的な意味で、携帯機作を敬遠する理由も無くなった。「サンブレイク」をやるなら今なのだ。
さて。「ライズ」は、当初はニンテンドースイッチでの初登場となったが、現在ではPCを皮切りに、PS4/5でもプレイ可能となっている。というわけで、どのハードでプレイするかというのは重要であるが、今回はスイッチ版で決定をしている。何故なら、ライズをプレイしたセーブデーターが存在するからだ。さすがに、あの80時間を最初からやり直すというのは、辛いものである。
それに私は、やはり「ライズ&サンブレイク」は、携帯機向けの作品だと思っているので、携帯機としての特性を持つスイッチでのプレイが、最適だと考えている。初出のハードということもある…。日記の形式としては、新モンスター1体ごとに、スクショ1枚と、2コ段落程度の文章を書いていくくらいにすれば、丁度よい毎日更新の糧となってくれるかな…?
え、完全ノーマークだったけど、この左上の女の子かわいくない!!!??? |
●大逆転裁判1&2 -成歩堂龍ノ介の冒險と覺悟-(スイッチ版?)
「逆転裁判」は、お馴染み、カプコンから発売されている、“法廷バトル”こと、推理ノベル系のゲームであり、初代の登場は2001年のゲームボーイアドバンスと、今では立派な古参シリーズである。
基本的には、“アドベンチャーゲーム”…もとい、文字を読んでいくだけのゲームであるものの、「証拠品を突き付けて、矛盾を指摘する」というゲームシステムと、衝撃的なキャラクター性、そして裁判をモチーフとして、有罪/無罪という分かりやすい勝敗が付くことから、同ジャンルの皮切り的存在として語られるくらいの画期的作品となり、「ダンガンロンパ」など、多数のフォロワーを生んだ。一時期は、伝説の問題作:「逆転裁判4」によって、シリーズが低迷するハメになったものの、最近では、様々なスピンオフによって、往時のクオリティを取り戻せたと言える。
さて、そんな中で、「大逆転裁判」は、3DSで2015年に初登場し、明治時代の大日本帝国と英国・
むしろ、批判意見は、「大逆転裁判(1)」が、明らかに続編を前提とした構成になっていたということに集中しているらしい。まあ、FF13-2という伝説の例のアレを知っている身として、気持ちは分かるというものだ…。なお、続編である「大逆転裁判2」は、2年1ヶ月に発売され、そちらのほうは、1作目の顛末を含めても、好評ということらしい。
さて。私と「逆転裁判」の付き合いとしては、本家シリーズは、『1』〜『6』と、全てプレイ経験があり、スピンオフである『逆転検事』についても、『1』『2』を遊んでいった。「大逆転裁判」についても、興味は持っていたものの、例によってタイミングが合わなかったということと、第1作の時点での評判の悪さを耳にしていたこと、そして、初登場した3DSが、あまり積極的にゲームを遊びたいと言えるようなハードでは無かったため、今の今まで未プレイであった。
ただ、現在では、現行ハードで、『1』『2』がセットになったということで、上記の問題が、全て解決されている。逆転裁判は、大好きなシリーズであり、そのシリーズ作は、全て遊んでいきたい。そして、セールならば、税込2000円という低価格で購入が可能なようだ。この価格なら、まず間違いなく、満足ができることだろう。
そして、プレイするハードについては…私は、できるだけゲームをプレイステーションにまとめていきたいと思っているものの、「大逆転裁判」は、原作が3DSであるということ、推理ノベルという作品内容、そして謎にスイッチではセールしているがPSstoreではそうではないという特性により、こちらもスイッチ版で遊んでいくことになると思う。余裕が出来しだい、遊んでいきたい作品だな…!
単なる尻ゲーなのか、それとも…? |
●ステラーブレイド(PS5)
さて。ここまで、カプコンの人気シリーズ作品を挙げてきた。ただ、私はプレイステーションファンであり、PS5の保有者なので、どうせならPS5に対応した最新ゲームも遊んでみたい。そんな中で、興味を持ったのが、韓国から来た尻:「ステラーブレイド」である。
やれ、韓国ゲームというと、最近では、幾つかのソシャゲ作品で、日本でも名前を知られるようになってきたものの、我々の世代がいう“ゲーム作品”…つまり、据え置き向けの大作だと、ずっと不在の状況が続いてきた。そんな中、唐突に、PS5クラスの大作が現れたのだ。
ちなみに、韓国と言うと、最近では我が国との文化交流も盛んであり、若い層を中心に、ドラマや音楽などといった分野で、人気を集めているという。そんな中で、私は、特に韓国文化には触れておらず、時代に取り残されたような気持ちを感じていた。だから、「ステラーブレイド」は、「韓国の大作ゲーム」という意味でも、興味を持っているものだ。
というわけで、体験版は既にDL済みであり、FF7リバースとの折り合いをみて、まずは体験版から遊んでいきたいというものだ。
しかしながら、時期的な問題で言うと、恐らくだが、9月6日に発売予定の「アストロボット」と被ってしまう。こちらも、マッサージ機のような気持ち良さを誇るジャンピングアクションであり、念願の、シリーズ初のパッケージ作品となる。また、その他にも、PSスタジオのゲームで、既に発売から時間が経っており、セールやPSplusエクストラなどで、安価にプレイできるPS5作品として、「Returnal」「ホライゾン:禁じられた西部」「ラチェット&クランク:パラレル・トラブル」なんかも存在する。
というわけで。「ステラーブレイド」は、私にとって、競合の多い作品となっている。でもまあ、せっかくPS5を持っているのだから、レトロな雰囲気の漂うゲームや、有名シリーズのリマスターだけでなく、PSスタジオの最新ゲームを遊んでみたいというものなのだ。ちなみに、念の為だが、尻に惹かれたわけではないということを記しておこう。私は、多分だけど、かわいい感じのスレンダーな女の子が好きみたいだし…。
(2024年6月30日)
いらね〜 |
ルーファウスを倒したということで、次は13章:「古代種の神殿」の攻略を進めていく。ここは、最終章が“ラスボス戦の舞台”であることに対する、マップとしてのラストダンジョンという感じだ。ゲームとしては、よくある構成だと思うが、FF本編シリーズだと、FF12の「大灯台」が唯一だろうか?
…さて、雑魚戦については、例によって、「クエイガ」での瞬殺を狙っていく。ただし、雑魚敵の「ソルジャー2nd」がリフレクを使ってくることがあるため、それだけは気を付けなければならない。ちなみに、技名は「守護の魔法陣:リフレク」である。どうも、物理主体で攻めると、ここの使用魔法は「シールド」となり、物理攻撃を無効にする態勢となるらしい。その他、剣からビームを出したり、「アトミックグラビティ」なる強力な範囲攻撃を使ってきたりと、雑魚ながら侮れない強さを誇る。リメイク第3弾で間違いなく登場するであろう、「ソルジャー1st」にも期待が持てる内容だ。
――ちなみに、今作では敵専用魔法のリフレクだが、その効果は、反射可能な魔法は相手側へと反射し、そうでない魔法攻撃もダメージを無効化するという、超凶悪仕様になっている。エアリスの技として採用されていたら、間違いなく、リミット技の扱いになっていただろう。今後も、ヘクトアイズ等、リフレク状態を発生させる強敵が出現するので、ダイヤモンドドッグにペンシルロケット20を放たないよう、気を付けなければならない。
そうして雑魚を蹴散らしながら、ダンジョンをサクサク進んでいく。
…ちなみに、13章では、ラスダンということで、高性能な装備品が数多く手に入る。その中で、トップレアと言えるのは、マテリア穴が8つある防具:「セトラのアミュレット」と「セトラガード」であろう。後者のほうが防御力数値が高く、単純な上位互換と言えるが、私は1周目プレイで取り逃していたため、このHARDの際に、絶対に回収をしたいと思っていた。逆に、マテリア穴のない「セトラバングル」「セトラの腕輪」については…まあ、マテリア装備なしクリアーなんかでは活躍してくれるのかもしれないが…。
――ちなみに、武器についても、停職中のケット・シー以外の、6名分の新武器が手に入る。原作では、「釘バット」「軍手」「モップ」などと、おちゃめなネタ武器が置かれていたが、さすがに今作では真顔に戻ったのか、普通に“最強”と言えるような武器が置かれている。これらも取り逃がすと被害が大きい…のだが、幸い、武器については、エンディング後にショップで通常販売されるようになるので、安心である。
その他、“中ボス戦へと進む通路の、一つ前のエリア”では、順路の重力操作装置のほかに、寄り道枠の装置が存在し、それを操作して先に進むと、「●けいけんちアップ」というマテリアを入手可能だ。その効果は、誰か1人が装備しているだけで、全員が獲得する経験値が2倍になるという、もし他シリーズで登場をしていたら、バランスブレイカーになるであろう性能を誇る。
…のだが、このゲームは、チャプターセレクト時は全戦闘で数倍の経験値が手に入るようになり、あっという間に全員のレベルが最大値である「70」に達してしまう。もちろん、本プレイにおいても、遥か昔にカンストしているので、この段階で手に入っても、何の役にも立ってくれない。まあ、初周プレイで手に入れれば、この時点でのレベルは50弱ということで、活躍してくれただろう。それを見越して、見つけづらい場所に配置されているのかも…?
レッドドラゴンを写しつつ、ティファとエアリスのファンにも配慮したスクショ |
●13章:古代種の神殿
その@ レッドドラゴン vs クラウド/バレット/ティファ/エアリス/レッドXIII/ユフィ(3人を選択)
ということで、「●けいけんちアップ」の入手後に、順路へと戻り、13章の最初のボスである「レッドドラゴン」と戦っていく。
…さて、こいつについては、第2段階において、「フィールド全体に溶岩を流して大ダメージを与える『クリムゾンブレスLv3』という技を使うが、部位破壊をすることで、その威力を、Lv2
→ Lv1と下げられる」という仕様が存在する。ところがどっこい、HARDでは、部位破壊をしても、常にLv3のクリムゾンブレスが吐かれるという悔しさ全開の仕様が存在する。
――なお、個人的には、この仕様に特段の違和感は無いのだが、発売当初はバグだと思われていたらしく、「レッドドラゴン
クリムゾンブレス」などのワードでTwitter検索をしてみると、かなり言葉の強い批判意見も散見される。まあ、確かにバグっぽい動作ではあるものの、そこまで言わなくても良いだろうという感じだ。スクエニは、ネット上では、どうやら叩いても良い相手と認識されているようだが…なるほど、大人たちがこんなことをやっていては、イジメがなくなるなんてことは、絶対に有り得ないというわけだ。
さて。レッドドラゴンは、氷属性を基本の弱点として持っているため、エアリスのクエイガセットを氷属性に付け替えたうえで、「●はんいか」を「●まほうきょうか」に変更し、さらに、「源氏の小手」でダメージ限界突破能力を得たうえで、「ブリザガ」を放てば、いつものように、景気の良いダメージが飛び出て、あっという間に相手のHPを削っていける。
…しかしながら、第2段階で飛んでくる「クリムゾンブレスLv3」は、極めて厄介である。ダメージは、だいたい1500×5回というところだ。Lv70前提としても、クラウドのHPを「●HPアップ」で30%アップさせて(※リメイク第2弾では+30%が上限。第1弾では+100%まで可能だった)、それで7428であり、つまり死ぬ。クラウドよりHPが高いバレットやレッドXIIIでもギリギリであり、体力の低い3人娘は、容赦なく炎上させられる(ケット・シー:謹慎中)。
――では、細かい性能についても、述べていこう。クリムゾンブレスを含めて、敵の技は、いかにも炎属性のように見えるが、全て無属性の魔法攻撃であるため、属性吸収を使うことはできない。また、溶岩は、レッドドラゴンが登った高台から見て、手前から広がる場合と、奥から広がる場合がある。そのため、最初から安全地帯に移動をしておくことはできず、真ん中あたりに集合したあと、一気に端っこまで走る…という方式になる。なお、NORMALだと、だいたいHP6000に対して、650×5回というところであり、こちらでも、最大HPの半分を削られるという、脅威の内容であった。
ここに病院を建てよう(癒しの煙筒を置きました!) |
ならばと、私は、まずは第2段階において、クリムゾンブレスを使う前に瞬殺ができないかどうか試してみた。敵は、第2段階に移行してすぐクリムゾンブレスを放つのではなく、1分ほどバサバサと飛行しながら通常の攻撃を行ったあとに、安全地帯へ移動して、「クリムゾンブレスLv1〜3」を使用する(この時間で部位破壊をしろ、というゲーム性だろう)。ならば、その間に敵のHPをゼロにしてしまえば良い。
…しかしながら、この方法は、上手く行かなかった。敵は飛行しており、なかなかこちらの攻撃を当てることは難しい。そして、敵も休んでいるわけではなく、激しく移動しながら攻撃するため、一方的に攻めるのは難しい。さらに、重要なところとして、第2段階への移行時のムービーでは、重力操作によって、天井と地面が入れ替わるのであるが、これは単なる映像の演出ではなく、実際に天地が入れ替わっている。どういうことかと言うと、エアリスの魔法陣が消えるのだ。魔法使用時の基本である「聖なる魔法陣」も、ATBゲージを稼ぎやすくなる「閃光の魔法陣」も貼り直しとなるため、再び攻めの姿勢を作り出すのに、無視できない手間が要求される。そうまでして、何とか「ブリザガ」を打ち込んだところで、敵はバーストしているわけでもないため、一撃で倒すなんて、夢のまた夢という感じだ。
――そうして、ダラダラと時間が過ぎていくと、やがて敵が安全地帯へと移動し、「クリムゾンブレスLv3」を使われてしまう。この戦法では、前掛かり的に攻めていたため、防御の態勢など整えられるはずもなく、もちろん一発全滅だ。正確には、エアリスがリミット技の「癒しの風」のモーションで無敵状態になったり(エアリスのリミット技は自分対象なので、レッドドラゴンが悔しさムーヴをしている際にも使用可能)、はたまた運良く範囲化ケアルガのタイミングが合って1人だけは生き残れたりすることもあるのだが、そこからの立て直しは至難の業である。敵は、HARDモードのボスということで、その他の攻撃も普通に強いため、ダラダラ戦っていては、あっという間にMP枯渇=時間切れとなってしまうのだ。
ただし。「クリムゾンフレア」が終わると、敵はどうやら、賢者モード長いヒート状態に入るようだ。よって、そこで相手をバーストできれば、勝ったも同然と言えるだろう。そういうわけで、私は、「クリムゾンフレアLv3」を耐える方針に変更してみた。
…まず、クリムゾンフレアは、無属性ではあるものの、固定ダメージや耐性貫通と言った能力は無く、普通に軽減可能な攻撃である。よって、ティファが範囲化ウォールを使い、全員を物理+魔法半減の状態にする(実際には、魔法扱いなので、マバリアだけで良い)。これだけで、「最大HPの約100%のダメージを受ける攻撃」が「約50%のダメージを受ける攻撃」に軽減され、屁でもなくなってしまう。お
わ り
だが、これで満足する私ではない。何度も全滅させられた憂さ晴らしということで、徹底的にやってみることにした。
まず、エアリスについては、第1段階でのバーストなどにより、リミットゲージが満タンになっているため、リミット技の「癒しの風」を使用する。これは、全員のHPを中回復するという単純な効果であるが、クリムゾンブレス対策としては、「回復技」という時点で重要である。ちょうとHPが満タンからゼロになるくらいのダメージを段階的に受けるということは、つまり、1回でも回復が割り込めれば、死なずに済むのだ。また、「自分対象」という面も大きく、レッドドラゴンが悔しい高台に移動をし、ターゲット決定不可となっている状態でも、癒しの風は発動可能である。最後に、「リミット技」であるため、モーション中はエアリスが無敵になり、さらにパーティの生存力が上がる。
…さらに、残ったクラウドについては、いつも通り、タイミングを合わせて、範囲化ケアルガを使ってみる。範囲化ケアルガは、約5000と大きなHPを回復できるため、途中の生き残りはもちろん、生存後の立て直しにも向いている。
――というわけで、これらの対策を組み合わせていったところ、難関だった「クリムゾンフレアLv3」を余裕で耐えるどころか、終了後はHP満タン状態になっていた。明らかに回復効果の使いすぎである。ただまあ、敵の大技に耐えるというゲーム性を追究するのなら、これくらいしっかりやったほうが良い。やり込みプレイはプロレスなのだから、敵の技をしっかり受けきって、そのうえで、徹底的に叩き潰すべきなのだ(※これは通常プレイです)。
そういうわけで。手はず通り、クリムゾンフレアを放ったあとは、敵は長いヒート状態に入るため、あとは適当に「ブリザガ」と「バーストスラッシュ」でバーストし、適当な攻撃を当ててフィニッシュである。ふう、なかなか強かった…。
この特殊演出付きバースト、鬼のようにカッコいいな |
ところで。この、一発全滅級の全体攻撃:「クリムゾンフレア」に対して、全員が防御や回復を行動して耐え凌ぐ…というのは、あの「モンスターハンターワールド:アイスボーン」のアップデートで登場した、アルバトリオンの必殺技:「エスカトンジャッジメント」にそっくりと感じた。
…さて、アルバトリオンは、「トライ(3、Wii)」で初登場したモンスターであり、「ポータブル3rd」にも登場していたはずだが、私は全く記憶に無い。当初から、様々な属性攻撃を使ってくることを特徴としており、アイスボーンでは、第4弾大型アップデートの目玉として登場した(2020年7月)。ワールド&アイスボーンにおいて、一貫して立場が微妙だった属性武器に主眼を当てたバトルであり、弱点属性(5属性の中から、戦闘中にも変化する)で大ダメージを与えることによって、“そのままだと即死クラスのエスカトンジャッジメント”を弱体化できるというバトルだ。
そして、オンラインコンテンツとして追加されたということで、戦い方の変遷も面白かった。
…まず、アップデート初日は、「どうせゴリ押しできるだろう…」と、いつもの爆発武器(※無属性で汎用性がある)で挑んで、あえなく爆死した。その次は、「敵がどの形態でも効く龍属性を使おう!」と挑んでいったが、これはカプコンの巧妙な罠であり、実際の龍属性は、どの属性でも満遍なく効かないというえげつない代物であった(【日記:2020/7/11】)。最終的に、クエスト名が「明けの死星」の時は炎が、「宵の恒星」のときは氷が、それぞれ開幕の弱点になっているという法則を使って、「全員が炎または氷の属性武器を担いでいく」という認識がプレイヤー間に広まっていくことで、少しずつ勝ち目が見えてくるようになった。こういう環境変化がリアルタイムで楽しめるのは、オンラインゲームの大きな魅力である。
――なお、それぞれに適したマイセット=お気に入り装備については、名前を自由に変更できる機能を使って、当初は「アルバ炎弱点」などと書いていたが、どちらが何弱点だかこんがらがってくるので、最終的に「明けの死星」などと、そのものの名前を付けていくことになった。
また、エスカトンジャッジメント対策としては、全4段階があるうち、最強状態だとほぼ確実に全員が死亡(クエスト失敗)し、逆に最弱だとまず間違いなく全員が生き残れる。しかしながら、その中間の段階だと、割と死んだり死ななかったりする。そのため、全員が吹雪の中のペンギンのように密集して、範囲系の回復アイテムを乱射するという作戦が生まれた。もちろん、武器種やその他の能力で防御能力を上げられる者がいれば、そういうものも使っていく。
――ちなみに、そういったサポート品の中には、あまり実用性が高くない物も多いのだが…それでも、モンスターハンターはオンラインゲームのため、まずは仲間同士で協力をするという姿勢が重要なのである。決して効率が良いとは言えなくとも、皆で力を合わせて、一発全滅技という難局を乗り切っていく。そういうところが、面白いのだ。つまり、何が言いたいのかというと、レッドドラゴンはミラボレアスかと思っていた(【日記:2024/4/23】)が、本当はアルバトリオンだった…?
(2024年6月30日)
ホーリーホクッ |
インドは、これから大きな経済発展が見込まれる国である。では、その経済成長の恩恵を受ける「インド株(Nifty50)」は、投資対象として、魅力ある商品と言えるだろうか。結論から言うと、私は買っていない。
…まず、インド市場の魅力について述べてみよう。人口14億、既に中国を追い抜き、世界1位となっている。また、若者が多いのも特徴であり、昭和の日本も受けた「人口ボーナス」を、これから享受できると考えられる。そして、インドの人々は、古くは、数字の「0」を生み出したと言われていることを皮切りに、最先端技術に明るいとして知られており、例えばGoogleの現CEOは、インド系アメリカ人だったりする。
――その他、エンドロールで唐突に踊りだすということでお馴染みのインド映画だったり、三大宗教に匹敵する勢力を持つ、ヒンドゥー教の聖地が存在したりすることなど、インドには、他の国家には無い、様々な独自性が存在する。単純な経済市場というだけではなく、文化や思想においても、世界トップを張れるポテンシャルを秘めていると言えるのだ。ちなみに、当サイトの表示に使っているプログラム名の「Trishula」「Mahatmya」「Shambhala」も、全てインド神話をモチーフとしている(どうでもいい)。
では、何故そんなインド株を、私が買わないかというと…短期/中期/長期の評価基準を総合し、アメリカ株に勝てないと判断したからである。
…やれ、「インドの経済がこれから伸びる」なんてことは、ニュースを見れば誰でも知っていることであり、私もそれ自体は否定しない。だが、世界各国の株を自由に取引できるネット証券においては、つまるところ、「鉄板である全世界株やアメリカ株に勝てるか」ということが重要だ。もっと具体的に言うと、投資信託なら「eMAXIS
Slim 全世界株式」や「楽天 S&P500
インデックス・ファンド」、ETFなら「NF
S&P500 ヘッジ無 [2633]」といったド定番商品に比べて、何らかの利点を持っているかという観点で比較検討をしなければならない。なお、世の中に存在する金融商品の99.9%は、これらと比べて劣るため、株を買う際には、ゴミ袋からまだ生活に使えるものを引きずり出すような作業となる。
――では、インド株はどうなのかと言うと、区切る期間によっては、値上がり率が、米国株式であるS&P500を超えていることもある。こういう条件を付けたということは、つまり、超えない場合もあるのだ。実際、「2024年」「過去1年」「過去5年」という3つの評価基準を持ち出して、ETFである「NF
インド株 [1678]」と「IS S&P500
米国株 [1655]」を比較してみると(※2633は、最近できたETFなので、ここでは利用しない)、全ての比較対象で、米国株であるS&P500のほうが上回っている。
さらに言うと、私は、インドから、世界を大きく変えるようなムーブメントが発生するとは、どうにも思えないのだ。
…例えば、インド企業から、「ウィンドウズ」や「Google検索」「iPhone」のように、我々の生活に“必需品”と言えるレベルで定着するサービスが、これから30年くらいで何個も現れてくれるかというと、正直言って、出てこないと思う。それどころか、経済規模としては、その前段階に位置するであろう、「マリオ」「ポケモン」や「プレイステーション」ですら、インド版のそれが登場するかどうか、怪しいものだ。
――やれ、私が幼い頃には、今のインドと似たような成長株として、「中国」の名が、よく挙がっていた。確かに、その株価指標の一つとされる「上海総合」を見てみると、90年代には、10年で20倍に伸びるなど、景気良く成長をしていたようだ。だが、2007年に、バブル的な高値を記録した後は、ずっと揉み合いの状態が続いており、もう20年近く、最高値の更新を迎えられていない。そうこうしているうちに、中国の人口ボーナスは終わってしまい、高齢化の時代が訪れてしまった。中国は日本だった…??
※ギャグではなく真面目なシーンです |
そういうわけで、今は明るい話題が多いインドだが、中国のように、突如として沼に足を取られ、そのまま停滞する危険性は、否定できない。そんな中で、変わらず世界経済の中心であり続けているのは、やはりアメリカ株である。もう、ここ100年以上、米国株式は、順調に伸び続けているのだ。
…やれ、この先、「AI」「半導体」「電気自動車」「ロボット」「蓄電池」といった、お馴染みのハイテク製品に加え、「バイオテクノロジー」「代替食品」「再生医療」といった生物化学、「レアメタル」「石油」といった素材、そして「宇宙」「ナノテクノロジー」といった未知なる分野、その他にも「大学教育」「物流革命」「防衛装備」など、気になる経済ワードは幾つも存在する。
――だが、そういった世界の革新が、アメリカを中心とした現在の先進国からではなく、インドから生まれ続けるという状況は、どうにも想像しづらい。この日本ですら、例えば「ゼルダ」や「ファイナルファンタジー」「遊戯王カード」など、娯楽文化において、今なお独自の影響力を持ち続けている。先進国と新興国には、それくらい、圧倒的な違いが存在するのだ。
ここで、イメージを膨らませるため、別の基準で考えてみよう。近代社会において、経済力と軍事力は、ほぼイコールになる。アメリカ合衆国と、単純な全面戦争を行ったとして、勝てる国があるだろうか。恐らく、存在しないだろう。それは「アメリカ合衆国vsその他の全ての国」などと極端な状況を考えてみても同じであろうし、何なら、現在ではなく、過去や未来の特定時点を想定してみても、同一の結論に達すると思われる。“生まれたてのアメリカ合衆国を、その他の全ての国で袋叩きにする”…逆に言うと、それくらいでしか勝てないということであるな。
…つまるところ、アメリカは、それだけ総合力に優れた国家であり、それがこの先10年とかで見る影もなく没落してしまうような姿は、そう簡単には想像できない。つまり、私は、総合評価で、インド株はアメリカ株に勝つことはないと考えているので、特別にインド株を買うことはしないのだ。
――やれ。もちろん、インドはこれから大きな成長をしていく国家であるため、その株式市場に投資をすることで、極端に損をすることは無いだろう。だが、世界経済には、インフレバトル漫画の主人公みたいなバカタレが存在する。だから、どうしても、それとの比較による評価になってしまうのだ。
ちなみに。投資界の五条悟:「eMAXIS
Slim 全世界株式」には、世界各国の株が含まれているが、その具体的な内訳(2023年9月)としては、62.3%がアメリカ株となっている。ちなみに、意外なところとして、単一国家としての2位は日本であり5.5%、その他、イギリスやカナダなど、現在の「先進国」とされる国々で、全体の89.3%を占めている。
…そして、残りの10.7%を、「新興国」枠で奪い合っており、中国3.2%、インド1.7%、などとなっている。ちなみに、韓国(人口5163万人)と台湾(人口2357万人)を比べると、3位の台湾1.6%に対して韓国は4位で「その他」扱いだ。五条先生の、厳しすぎる通信簿である。
――しかし。私は、この評価は、至極妥当だと思う。つまり、現状のインドは、投資対象として、アメリカの1/40の魅力しか存在しないのだ。やれ、これから数十年で、インドが一気に40倍の経済成長をするというのは、さすがに、考えづらいであろう。そして、もしそんな事態が起こったとしても、「eMAXIS
Slim 全世界株式」を買っていれば、入れ替え戦によって、自動的に投資する国家が入れ替わってくれる。やはり、独自にインド株を買う必要は無いという結論になってしまうのだ。購入するとしても、いま現在の評価では、お楽しみ枠として、ポートフォリオの一部に含めるというくらいかな…。
(2024年6月30日)
意外にも、乾燥と冷凍がイケるのがキノコ |
キノコは、意外にも、生鮮食品としての利用のほか、冷凍物や乾燥物も販売されている。その有用性を試してみたところ、「生きのこ」「冷凍きのこ」「乾燥きのこ」で、それぞれの欠点を補うような特性を持っており、これらの組み合わせで、キノコ生活を満喫できるよう思えた。
…まず、これまでの日記でも触れてきたが、価格としてのキノコの旬は、今この季節である。理由は、キノコは工場的な場所で栽培を行っており、年中出荷ができるため、需要の落ちるこの時期は安く購入できる…ということだ。
――そして。私は、そんな安いキノコを使って、いろいろ料理を試してみたところ、その中の1つである「きのこ炊き込みごはん」(【日記:2024/6/4】)が、自分にとっての料理環境を変えるほどの、画期的な一品となった。かくして、私の料理生活に、キノコが生えるに至ったのである。
だが、これらの前提は、あくまで「キノコが安い」という、この季節の特性を前提としている。世間一般の人々が思うところの「キノコの旬」が来てしまえば、キノコの末端価格は、今の約2倍にまで上昇してしまう。そうなると、私にとっては、高値の茸(※「高嶺の花」的な表現)と化してしまう。
…しかしながら。キノコは、意外にも、冷凍や乾燥によって、長期保存が可能である。それはつまり、季節による価格変動を抑えられるということだ。それを上手く使えば、年中、安定した価格で、キノコ料理を制作できるかもしれない。その謎を探るべく、私は、業務ス○パーの奥地へと向かった…。
いくら好きでも、ちゃんと熱してから食べろ!!
死ぬぞ!?!? |
そういうわけで。本日は、「生きのこ」「冷凍きのこ」「乾燥きのこ」を、比較検討してみたいと思う。評価点は、「風味や食感」「値段」「保存方法」の3つだ。主観的とならざるを得ない「風味や食感」の評価は、実際の料理で使用してみて、その違いを自分の口で確かめる…という方式にしてみる。
――そして。その検証のために使った料理は、お馴染みの“殺戮兵器”「きのこ炊き込みごはん」に加え、現在、レギュラーメニューに定着させられないか検討している「きのこカレー」を使ってみた。しかし、肝心の、“それらの料理による、キノコの特性”には、あまり変わりがなかったと言える。そういうわけで、本日は、3種のキノコの販売形式について、比較検討をしていこう!
とまあ、こんな感じだ。どのキノコにも、メリットとデメリットがあり、一概には決められない。まるで、良作ゲームの最強決定戦のようである。
まず、「風味」については、もちろん、生きのこが最強である。あのコリコリ感は、冷凍や乾燥品では、決して出せないのであろう。もちろん、冷凍や乾燥品の水戻しであっても、“キノコならではの味と香り”を楽しめるのだが、やはり、生鮮品には勝てないというものである。ちなみに、食べられるキノコの中でも、冷凍に適した品種は少なく、そして、乾燥に適した品種は更に少ない(しいたけのみ?)。そういうわけで、生きのこについては、多くの品種を楽しめるというのもメリットと言えるはずだ。
…次に、「値段」については、もちろん「裏の旬」となっている、この季節の生きのこが最安なのであるが、冷凍きのこも、恐らく安い時期に買って冷凍をしているのか、同等と言える価格設定である。それに次ぐのが乾燥きのこで、最後が、「旬」とされる秋〜冬の生きのこである。旬(笑)の生きのこがこの先生きのこるには…?
――最後に、「保管」については、これまで述べたのとは逆順であり、常温保存ができる乾燥きのこの圧勝である(賞味期限の表記は1年強)。次に、表記が1年弱と、期限をほぼ無視して良い冷凍きのこが続く。生きのこは、保管については最弱であり、競合相手の多い冷蔵庫の中に入れて、だいたい1週間程度で使い切らなければならない。さすがに、菌類ということで、悪くなった物を食べるのは勇気が要る…。
嘘。「食べられるけど、高くて買えないモノ」を含めて、3種類。 |
そういうわけで。キノコについては、「生」「冷凍」「乾燥」について、それぞれのメリットとデメリットが存在する。よって、これらを適切に使い分けることで、1年中、キノコ生活を楽しむことができそうだ。
…具体的に、私に関して述べると、まずは、キノコの“裏の旬”である今の時期は、定期的に生きのこを補給しつつ、それを消費するルーチンを組んでいきたい。その後、季節が変わって、キノコの値段が上昇してきたら、冷凍品や乾燥品へと主軸を切り替えていく。この2つは、価格と保管についての性能が、ちょうど逆になっており、一概にどちらが優れていると言えるものではない。そのため、両者を活かしていくことが重要なのだ。
――そして、重要なこととして、キノコの魅力を最大限に活かせる料理についても、追究していかなければならない。今のところ、「きのこ炊き込みごはん」に加えて、「きのこカレー」が、レギュラー定着をできそうなくらいに成功した一品になった。このレベルの料理を、これからも考案できれば、更に私の人生は楽しくなってくれるはずである。やっぱり、ただ生きるための食事ではなく、もっと食べる自体ことを楽しまなくては…!!
(2024年6月30日)
なんでここだけこんなにガチめな調整をされてるんだ(※EASYの画像) |
●12章:ゴールドソーサー
そのB ルーファウス vs クラウド
いよいよ、FF7リバース史上、最悪の戦いが来てしまった。ストーリーに大きく関わる相手がサプライズ的に登場するということで、これまで、このサイト上では伏せてきたが、戦う相手は、「ルーファウス」である。神羅カンパニーの社長、その人だ。
さて、このバトルには、問題点が非常に多い。まずは、鬱憤を晴らさせてもらうということで、それを羅列してみよう。
●ルーファウスは、7リメイク第1弾でも戦った相手である!
読んで字のごとく、ルーファウスとは、既にリメイク第1弾で戦闘をしており、その際も、「使い魔のダークネイションと同時に登場する」「素早い動作とカウンターで、容易には攻めさせてくれない」「隙を付いてブレイバーを当てると即座にバーストする」などの特徴が共通していた。
その二番煎じを、わざわざ出してくるという時点で、あまり印象は良くない。
●前作に存在した弱点が、ことごとく潰されている!
ルーファウスには、第1弾の時点で、そう簡単には倒せない相手だったものの、当時は「スリプル/ストップが1回ずつ有効で、毒も2回効く」「ブレイバー、インフィニットエンド、リミット技をノーガードで受けるとバーストする」「HPが低く、さらにバースト中は防御力が激減するため、1チャンスで倒すことも可能」などと、明確な弱点を持ち、メリハリの効いた相手となっていた。
しかし、今回のルーファウスは、「スリプル/ストップ/毒を無効化(効くのは、デプロテ/デシェル/デブレイ/デフェイのみ)」「リミット技(今作からモーション中に無敵となった)ではバーストしなくなる」「HP50%で形態変化をするため、必ず2バースト以上が必要」と、前作で有効だった戦法が、徹底的に潰されている。カッチカチで、全く可愛げがないのだ。
●連戦の後半部での戦いであり、リスタートするたびに編成が戻される!
7リバースのルーファウス戦は、12章:バトルスクエアで行われる4+2連戦の、最後に位置付けられている。そして、リスタートをしても、最終戦を単独でやり直すことができ、その際に□ボタンを長押しすれば、装備編成も行える…というのは、評価できる点である。
しかしながら、リスタートのたびに、装備が「第1戦を終えた時点での状態」に戻ってしまうのは、全くよろしくない。このゲームには、プリセットなどといった編成を楽にできる機能は無い。また、リメイク第2弾では、要素が大幅に増えたこともあって、装備変更に手間が掛かる。いっぽう、このルーファウス戦は、トライアンドエラーが、かつてないほど重要となるバトルだ。毎回、編成が初期に戻されるというのは、ゲームで重要な、試行錯誤の面白さを奪ってしまっている。今からでも遅くないから、アップデートで「敗北時の編成を読み直す」に変更すべきである。
ちなみに、7リメイク第1弾では、ルーファウス戦については、単独戦闘であったため、このような問題は存在しなかった。ただし、ラスボス連戦などでは、まったく同じ問題が発生していた。やれ、この手の問題は、FF12のトライアルだとか、FFタクティクスだとか、なぜかイヴァリースで頻発していたが、それが本家シリーズにも持ち込まれてしまったのだ。編成の試行錯誤は、めんどくささではなく、楽しさを感じさせてほしいものである。
●ダークネイションが、第2段階で登場する!
第1弾での登場時は、使い魔の「ダークネイション」について、ルーファウス戦の第1段階/第2段階で登場していた。ルーファウスと息の合ったコンボ攻撃を仕掛けてくるが、それを断たれるとヒートして隙を見せる…という点は、今作も同じである。
しかしながら、リメイク第2弾でのダークネイションは、バトルの第2段階で登場する。第2弾のルーファウスは、既に第1段階でメチャクチャに強いため、ダークネイションとセットで登場した場面については、なかなか練習ができない。
なお、第1弾で登場した際には、「ラピッドチェイン」をダークネイションに対して使えば、ダ→ル→ダと攻撃して、連携を切りつつダークネイションに近接できるため、それが鉄板の攻略法となっていた。しかし、FF7リバースでの「ラピッドチェイン」は、引き続き有効ではあるものの、そこまで決定的とはならないようだ。正直、ルーファウス単独でも異様な強さであるため、ダークネイションについては、よく分からない…。
難易度で調整されているが、何にせよ猶予が長く、バーストを決めやすい(画像はNORMAL) |
ところで。印象だけで語るのは良くないということで、せっかくだから、リメイク第1弾のルーファウスとも戦ってみようと思った。過去の記録を漁ってみたところ、どうやら私は、「7リメイク第1弾の、低レベルクリアーの頃のセーブデーター」を残していたようだ。難易度について、HARDは選べない状況(1周目のプレイ)であったため、検証しやすいためにEASYとする。ちなみに、機種としては、現在の住居に有るノーマルPS4を使用する。さすがに、PS5から戻ってくると、グラフィックが荒いうえに動作が重たく、前世代機という感があるな…。
――さらに、フェアではないため、7リバースのほうも、PLAY
LOGのデートイベント回収がてらに、12章を最初からやり直す。今回は、レッドXIIIのデートを回収してみた。んー…、肉球が回収されたのは良かった(【日記:2024/3/23】)が、私はレッドXIIIはカッコ付けてた頃のほうが好きかな…。そんな感じのあと、4+2連戦を最後まで進め、EASYのルーファウスと戦い、FF7リメイクとリバースで、比較をしてみたのだ。その結果は、以下の通りである。
●「リロード」時の隙は、前作のほうが大きい
ルーファウスは、弾丸を使い切ると、「リロード」と宣言して、残弾を補給する。この特性は、両作で共通だ。
しかし、厳密な計測はしていないものの、7リメイク第1弾のほうが、リロード時の隙が、ほんの僅かだけ長いようだ。だが、その違いは、ゲーム性に果てしなく大きな影響を与える。まず、敵の銃撃を回避したあとに、こちらが接近して攻撃をする際の猶予が長くなる。反射神経などもあって、「リロード」の宣言と同時には攻撃できないため、コンマ数秒程度の僅かな違いであっても、大幅に攻撃を当てやすくなるのだ。
また、ルーファウスは、クラウドが転倒すると、高確率で「リロード」を使うのだが、7リメイク第1弾では、起き上がった際に、こちらからの打撃を加えられる場合がある(距離が遠かったりリロードが早かったりで、反撃されることもある。EASYよりNORMALのほうがタイミングが厳しい。第2弾では必ず反撃される)。個人的には、このようなターン制RPGのような要素があっても良いと思う。一方的にやられるのは不愉快というのは、7リバースをやっていればよく分かるだろう。
●ひるんだ際の隙も、前作が大きい
ルーファウスは、クラウドの打撃を受けるとよろめくが、やがて状況を立て直し、攻撃を再開する。この隙も、第2弾では短く設定されており、酷い時はヒート表記になっているにも関わらず、たった2回しかこちらの攻撃を喰らってくれない。なお、この手のヒートを有効活用するために、「打撃でヒートさせて、その後にバーストスラッシュを入力」ではなく、「最初からバーストスラッシュでヒートさせる」という方法が、タイムアタックやノーダメージ界隈では知られているようだ。うむ、こんど試してみよう。
いっぽうで、第1弾のルーファウスでは、EASYでだいたい5回くらいは食らってくれるようだ。“5回”というのは、クラウドの□ボタン攻撃のコンボ×1セットであり、しっかり最後まで受けてくれるのだ。なお、NORMALだと3回になるので、難易度ごとの特殊仕様が用意されている可能性がある。
●前作では、ストップ/睡眠が1回ずつ、毒が2回効く
これも上で書いた通り、ルーファウス本体には、上記のステータスが有効だった。特に、「眠らせて『ブレイバー』を当てる」という戦法では、確実に相手をバーストできるため、これを切り札として据えていくのが良いだろう。一方で、睡眠/ストップ、ともに有効回数は1回なので、闇雲に唱えて無駄遣いしてしまっては取り返しが付かず、“どこで使うか”というゲーム性が生まれている。また、あえて敵を真正面から相手をするために、これらのST異常を封じるのも面白いだろう。そういう試行錯誤の可能性が、第2弾では、奪われているのだ。
ちなみに、ダークネイションについても、第1弾では「毒/睡眠/ストップが3回ずつ」と、かなり色々なものが刺さっていたが、第2弾では「毒/睡眠が1回ずつ」と、耐性が強化されている。うん、なんでも固くすれば良いってもんじゃないと思うよ…。
●前作では、最大HPが低い
HARDを前提とし、ルーファウスのHPは、第1弾が21222、第2弾が54631となっている。両作での敵体力のスケールとしては、第2弾で少し上がっているかな?
という程度(HARDのボスが、だいたいHP10万弱→10万強)で、体感としてはそこまで変わらない。ダークネイションとの合わせ技ではなく、ルーファウス自体に2コ段階が用意されていることから、ざっくりリバースでは2倍と考えて良いだろう。
しかし、これにより、両作で、バースト1回で倒せるか否かという、決定的な違いが生まれている。なんなら、第1弾の時は、まぐれでもバーストができれば、そのまま撃破ができてしまった。もちろん、ノーダメージなど高度な戦い方を求める場合は、その限りではない。しかし、第2弾では、2バーストが必要となったため、そのようなまぐれでは倒せなくなってしまったのである。
というか、そもそも、特に火力特化をしていない私だと、1バーストでリバース=ルーファウスのHPを50%すら削れなかったので、3回以上のバーストが必要になる。固すぎる…。バースト時に、防御力数値が下がり、さらに物理&魔法耐性が半減するという性質も無くなったようだ。やれ、7リバースのスタッフは、原作の良さが分かっていらっしゃるようだが、前作についてはそうでもないのか…?
●前作では、EASYのための特殊使用が用意されている
他ボスはどうか知らないが、7リメイク第1弾のルーファウスは、EASYにおいて、共通部分以外で、更に楽になるよう、プログラムが調整されている。例えば、「ダブルショット」の誘導性能が下がり、移動をしつづければ楽に回避できるうえ、命中によって転倒をしなくなる(行動を入力していない時間のキープ値は、難易度で変わらないはず。他のボスをちょっとだけ試したが、非行動時に転倒させられる攻撃は変わらなかった)。よって、EASYの際は、ダブルショットに突っ込んでいって「ブレイバー」という、馬鹿みたいな作戦が成立する。さらに、上でも触れたが、“リロード時に攻撃できる回数”が、NORMAL:3発→EASY:5発と増えている、そもそもリロード時の隙が大きくなる…などである。HARDは試していないが、恐らく、NORMALよりも厳しめの調整となっているのだろう。
対する7リバースでは、HARDからEASYに変えても、特にパターンが楽になった感じはない。つまり、第2弾のルーファウスは、難易度ごとの調整を放り投げて、全て最強状態で固定をしてしまっているのかもしれない。いやあ、普通のRPG的なボスなら、火力さえ下がっていれば、問題ないよ。でも、転倒とかカウンターとか、アクションゲーム的な特性が重要になるバトルで、細かい調整を怠っちゃ駄目でしょ。
武器アビリティ版の「●クイックキャスト」が欲しい… |
というわけで。いろいろと調べてみて分かったが、リメイク第2弾のルーファウスは、RPGをやっていたのに、強制的にアクションゲームの最高難易度を遊ばされるといった感じで、ゲーム全体でも飛び抜けた難関である。しかも、強いというだけでなく、システム面&難易度面で、厄介な調整が多い。
…やれ、体感でもそうだと思っていたが、いろいろとデーターをまとめ、ハッキリ分かったのだ。このバトルは、意地悪である。だから、これに苦戦したり、イライラしたりという人が居ても、決して恥じる必要は無い。悪いのは、100%、こんなものを出してきた制作者である。
――そう言えば、私は、FF7リバースのミニゲームで、最も…というか、唯一、不出来だと思っているのが、「3Dバトラー」である。あれも、対戦格闘に見せかけた後出しジャンケンゲーであり、コンピューターだけが一方的に楽しんでいるような内容だった(【日記:2024/5/18】)。このルーファウス戦も、ちょうどそれと同じである。ゲームなんだからさあ…もっとプレイヤーを楽しませよう?
そんな感じであり、私は前々から、12章をプレイするのに、気が進まなかった。しかしながら、このルーファウスを倒さねば、HARDモードの全章をクリアできず、最強育成もトロフィーコンプリートも実現不可能だ。そのため、何とかしなければならないのである。
…さて、このバトルで特に問題となるのは、第2段階で、ダークネイションが登場したあとだ。そもそも強いのだが、それ以上に問題なのが、「連戦の後半部なので、練習不足で戦わなければならない」という点である。よって、このパートを必殺技の連発でゴリ押しするということを考えた。
――具体的には、アクセサリ「闘争の勲章・改」を装備し、バトル開始時からリミットレベルを3に上げておく。その後、第2段階までにゲージを溜めて(闘争の勲章自体に、リミットゲージを増やす効果は無い)、Lv3リミット技:「画龍点睛」を放てば、ダークネイションを一撃で倒し、ルーファウスの旦那についても、残りHPの半分以上を削ることができる。そこに更に、ギルガメッシュの召喚必殺技で9999ダメージを重ねれば、敵を一撃で倒せると考えたのだ。
そんなわけで。第2段階については、何とかなりそうな雰囲気になったが、もちろんこの戦法だと、第1段階は、真正面から戦わなければならない。
…そのための対策として、まずは、メインメニューの「OPTIONS
→ サウンド&振動設定」から、「ボイスの音量」をゼロにする。何故かと言うと、ルーファウス戦では、バトル開始と同時に、名前を覚えてないアホ面が、バカみたいな声で歌い始めて、激しくイライラさせられるからである。こっちは真面目にやっているんだ、茶化すな!!
なお、リスタート時のメニューでは、この項目は変更できないため、タークス戦の前に設定しておく必要がある。
――その後は、基本的には、「敵がブーストで近接してきた瞬間に回転回避」を行いつつ、ATBゲージを溜めていき、チャンスを伺っていく。と言っても、バーストゲージを少しずつ増やしていったところで、一瞬で崩されることの多いバトルなので、主に狙うのは、「ブレイバー」による一発バーストだ。チャンスは、「@『ダブルショット』の最終弾を避けた後に、距離が近かった場合」と「A『ガンスラスト』をミスした際に、敵が近くに居た場合」だ。@は、メタルギアソリッドのEXTREME並みに各種判定がキツいものの、「ダブルショット」の使用頻度が高いため、狙える機会は多い。Aは、敵の突進方向からまっすぐ離れるようにクラウドが回避してしまうことが多く、その場合はバックステップでブレイバーが避けられてしまうことが多いのだが、逆に、相手の脇に入り込めたような場合には、バーストを狙ううえでの大チャンスとなるのだ。
リミット技に、「発動中は無敵」という特性が追加されたことで、本当に使いやすくなった! |
そんなわけで、バーストができたら、1チャンスで第2段階に移行する…のは、かなり火力を上げないとキツそうなので、無理せず、そこそこに削り、2回のバーストでの形態変化を狙っていく。
…なお、お気づきの方も多いと思うが、今作では、前作で不満の多かった「ボスの形態変化に引っ掛かり、せっかくのバーストや、大ダメージ技が無駄になってしまう」という点について、「形態変化ラインを超えても、特定のラインまではHPを削れ、さらに、バースト中はバトルが続く」という仕様になり、幾分か問題が解決されている。例えば、ルーファウスについては、HP50%が第2段階への移行ラインだが、そこから更に、HP25%くらいまでは削れるようだ。というわけで、2バーストで第1段階を超えるというのも、必ずしも後ろ向きな戦法ではないのだ。
――ところで。このバトルでは、小型/中型/大型、全ての召喚獣を呼ぶことができる。条件は、「敵を初めてバーストしてから20秒後」だ。さすがのルーファウスも、召喚獣の攻撃に対しては回避やカウンターを行えないため、とても有効…なのだが、戦闘全体の流れとして、召喚時間が終わる際の必殺技を、第2段階のルーファウス&ダークネイションに食らわせたいので、ここは我慢である。そういうわけで、第1段階で、もういちど同じことをして相手をバーストし、今度はできる限りの大ダメージを与え、少ない敵HPで第2段階を迎えられるようにする。
さて。第2段階に入り、ダークネイションが登場したら、まずは召喚獣のギルガメッシュを呼ぶ。そのまま、ルーファウスの攻撃を防御したり喰らったりしながら、積極的な攻撃は仕掛けずに逃げ回り、リミットゲージを溜めていく。
…そうすると、際どいところだったが、クラウドのリミットゲージが満タンになったため、まずはLv3リミット技の「画龍点睛」を放つ。さすが、今作における究極リミットということで、広い攻撃範囲と高い威力により、非バースト時に使ったにも関わらず、一気に塩社長のHPを3割(約17000)ほど削れ、ダークネイションについても、攻撃範囲に巻き込んで一発撃破ができたようだ。そしてその後、狙い通り、ギルガメッシュの定時が訪れ、召喚技である「究極幻想」が発動し、9999ダメージを与え、無事にルーファウス本体も仕留めることができた。ふう…やっと勝てた…。
今回の芭蕉扇は、ST異常ではなく、属性攻撃という扱いらしい |
とまあ、こんな感じで、塩分濃度の濃いルーファウス戦であり、第1弾で使えた対策が徹底的に潰されているのだが、ネットを調べてみると、飛び抜けた難関ということで、これでも様々な攻略法が考案されているようだ。以下に、軽く紹介してみよう。
・「●てきのわざ」の「プラズマ放電」を使う(攻略本にも載っているが、あまりピンと来なかった)。
・「●ぞくせい=●ほのお&れいき」を防具にセットし、敵の「ボムコイン」(近距離前方への爆発する弾幕)を吸収してブレイバーする。
・「●HP・MPいれかえ」でHPを激減させ、ジャストガードで一気にリミットゲージを満タンにする(「被ダメージの最大HPへの割合」によってリミットゲージの上昇値が決まり、かつ、各種ガードをしても「ガードをしなかった場合のダメージ」で上昇値が評価されるため)。その後、リミット技を使って、ノーダメージ勝利を目指す。
・「●MPセーブ」で「ケアルガ」の消費MPを下げるか、または、回復手段として「チャクラ」を用意する。これらで継戦能力を向上させる。
・敵が隙を見せたときに、「打撃でヒートしてから『バーストスラッシュ』」ではなく、直接「バーストスラッシュ」を使い、その先端でヒートさせる。
ちなみに、この記事を書くために、私は色々と検証を行い、両作のルーファウスと、何度も戦闘を繰り返した。そのうえで、記事を書き終えた私の心は…不思議と晴れ晴れしている。やれ、ストーリー攻略中は、「絶対に勝たなければならない」と焦っていたものの、その目的を達成した今となっては、もう何も恐れる物は無い。そして、各種の検証を行っていくうちに、無慈悲に思える設定とは裏腹に、意外と隙だらけで、遊びがいのある相手だということも分かった。もし、次に戦う機会があれば、もっと上手に倒してみたいものだ。
――というわけで。カジュアルなARPGである7リメイクシリーズに、モンハン本家でですら出てこないようなガチのアクションを、なぜ採用したかは分からないが、これはこれで…という内容になっている。でもまあ、うん、睡眠とストップは、1回ずつくらい効いたほうが良いと思う…。
(2024年6月30日)
そうか、お馬さんとかは、他の人が当たると自分の取り分が減るのか |
12章のゴールドソーサーでは、ホテルに泊まったあと、好感度が最も高い1名とのデートイベントが起こる。初回プレイでは、あえなくバレットとの熱い夜を過ごすことになった(【日記:2024/4/20】)が、チャプターセレクトでは、「EXTRA
OPTION」という項目から、デート相手を自由に選択できる。
そして、私が選んだのは、もちろん「その他」だ。なにやら不穏な名称だが、これを選ぶと、ケット・シーに加えて、今作ではゲストキャラのシド&ヴィンセントが、謎にクラウドの元を訪れ、その4人で観覧車に乗ることになる。
やれ、オリジナル版では、3人娘に混ざったバレットがネタ扱いとなっていた。しかしながら、リメイク版では、恐らくは男キャラのファンにも配慮をしたのであろう、バレット&レッドXIIIには、ごくごく真面目なデートイベントが用意された。かくして、我らがケット・シーに、名誉あるネタ枠が付与されたのである。実際のプレイで見るもよし、今風に、動画サイトで見るのもよし、だ。
ちなみに。初めて分かったのだが、このデートイベントでは、原作の同場面で流れていた「花火に消された記憶」(【YouTube】)のアレンジ版が使用されているが、ケット・シーとのデートの後半部では、脱力するBGMが追加されている。これは果たして何なのかと思ったが、どうやら、「悪夢の始まり」(【YouTube】)という、“ヴィンセントのテーマ”的な楽曲の、気が抜けたアレンジとなっているようだ。やはり、このハズレ枠が、一番おいしいのでは…?
アプスにスリプルを掛けるとコルネオも眠り、ストップではコルネオも止まる。合体してる… |
●12章:ゴールドソーサー
その@ アプス vs クラウド(固定) / デートをした1名(固定) + 任意の1名
観覧車デートと前後して、演劇の「LOVELESS」も、サクサクとスキップして終えると、いよいよバトルパートである。メンバーは、クラウドと、デートした1名(「その他」ではケット・シー)が固定となり、まずは前半部の4連戦が行われる。チャプターセレクトでも、この2名は確定だ。そして、バトルパートの後半部では、第1戦がクラウド/ティファ/エアリス、そして悪夢の第2戦がクラウド単独と、それぞれメンバーが決まってくる。
よって、MP回復不能のHARDモードで効率的に攻略するには、まずはデート相手から計画的に選ばなければならない。やれ、恋愛感情ではなく、打算で付き合う相手を決める。大人になるとよくあることらしい。まあ、どちらとしても対象外の私には、関係ないかな…。
ちなみに。この12章ゴールドソーサーでのバトルイベントについては、私からの評価は低い。最大の理由は、もちろん最後に待ち構えているクソモンスなのだが、それだけでなく、流れている音楽が好きになれないのだ(【日記:2024/4/21】)。特に、前半部の4連戦なんかは、3戦目で流れているトンベリたちのBGMが、メロディアスで少し良いかな?
と思うくらいで、あとは雑音にしか聞こえない。こっちは真面目にやってるんだ、静かにしてくれないか!
というわけで、まず、前半部の4戦については、以下のような戦い方で、サクッと突破していった。
●第1戦/コルネオの部下軍団:
クラウドに、いつものクエイガセットを付け、範囲化クエイガの連打で終わる。
●第2戦/コルテンダー:
隠れてしまって、範囲化クエイガが上手く当たらないため、普通に戦う。
●第3戦/トンベリーズ:
クエイガ連打で相手をバーストさせ、適当に殴って終わり。
●第4戦/アプス:
序盤はいつも通りに戦う。後半は睡眠/ストップと、連携アビリティによるひるみを活かして、できるだけ相手を拘束しながら倒す。
受付嬢かな? |
●12章:ゴールドソーサー
そのA ルード&イリーナ vs クラウド /
ティファ / エアリス
いったん休憩を挟んで、タークス2名と、クラウドたちで戦闘である。
さて、こいつらは、等身大の人間とは思えないくらいに火力が高い。開幕から、よく分からないうちにHPを半分も削られることを皮切りに、とにかく大暴れをする相手である。もっとも、HARDモードのボス戦なのだから、これくらいは当然と言えなくもない。
それでも、モードチェンジ後の一発全滅技である「タークスランブル」は許さないよ…。やれ、最大レベルのキャラが、「●HPアップ」でHPを30%上昇(最大量)させ、かつHP全快から★瞬殺★というのは、さすがにおかしいので、「デストルドー」がごとく、特別な防ぎ方が存在するのかもしれないが…。
ただし。敵は、人間キャラということで、比較的バースト耐性が低い。そういうわけで、本家本元のエアリスが、いつもの連続魔クエイガを使えば、あっという間に敵をバーストに持っていけ、ゴリゴリとHPを削っていける。
また、第2段階に入った直後の、令和のデストルドー:「タークスランブル」については、範囲化ストップでルードとイリーナを止めれば、妨害できる。その場合、一時的ではなく、その後の発動も防げるようだ。というか、こうしないと防げない。これが、スタッフの意図した防御法ってことで良いのか…?
そうして、止まっている相手に、エアリスが「閃光の魔法陣」で強化した打撃(魔法)でATBゲージを溜め、「ATBブースト」も交えながら、範囲化クエイガを打ち込んでいく。
なお、実戦では、イリーナから狙っていったため、ルードのほうを1バーストでは倒せなかった。だが、その後も、連携アビリティによる拘束などを用いて、3vs1で有利に戦っていったが、残りHPが僅かになったところで、「フェニックスの尾」なる、敵としては有るまじき凶悪行動により、イリーナが復活させられてしまった。が、さすがにHPは残り僅かな状態であったため、範囲化クエイガに巻き込み、そのまま撃破をしていった。
というわけで! 12章のここまでの戦いは、比較的、悪くない感じで進んでくれた。
ただまあ、もちろん、最終戦は例のアレである。ここまでの戦闘全てを足しても、まるで釣り合わない超絶難易度であり、たぶん文書としても、イベント+5コ戦闘の今回より、遥かに長くなってしまうことだろう。そういうわけで、後編へ続く…。
(2024年6月30日)
新しい料理か何かかな?
と思ったら… |
日曜日、「PayPayポイント運用」で、衝撃的な発表が為された。ポイントを投じられる新コースとして、「テクノロジー
チャレンジコース」「テクノロジー逆チャレンジコース」というものが追加されたのだ。投資界隈で今も語り継がれる伝説の黒歴史、「レバナス」が爆誕してしまった…。
では、まず、基本事項から紹介をしていこう。「PayPayポイント運用」は、キャッスレス決済で有名なPayPayで得られる「PayPayポイント」を用いた、簡易的な株式投資のサービスである。個別株ではなく、アメリカ市場全体に投資をするというド王道な形式であるため、中長期の保有によって、安定してポイントを増やしていける。
…実際、株オタとなっている私目線から見ても、99ポイントずつ投入することで1%の購入時手数料を踏み倒せること、売却時手数料や税金が掛からないこと、「これ、本当にアメリカ株に依存しているの?」というくらいにパフォーマンスが良いこと、そしてETF扱いなので必要時に即座に引き出せることなど、メリットが大きい。似たようなサービスである「楽天ポイント運用」(※既に崩した)と比べても、明確に優れていると言える。ここに6桁ポイントを注ぎ込み、やがては業◯スーパーの支払いを全て肩代わりしてもらおうかなあ…と思っているくらいだ。
――ちなみに、PayPayポイント運用には、これまで、5つのコースがあった。「金(ゴールド)コース」は、アメリカの金価格に連動して価格が変動する。「テクノロジーコース」は、主にアメリカのハイテク企業に投資を行うものであり、「NASDAQ-100」や「インベスコQQQ」とも呼ばれる。「スタンダードコース」は、米大企業:500社に投資する内容で、「S&P500」という指数に連動をしている。最後に、「チャレンジコース」「逆チャレンジコース」は、S&P500を参照するが、それぞれ3倍のレバレッジ(ブル)、およびインバース(ベア)が掛かっている。そして、そんな中に、NASDAQ-100に基づきながらも、+3倍、-3倍の値動きをする、「テクノロジー」版の、「チャレンジ&逆チャレンジ」が追加されたのだ。
次に、本日のメインとなる「レバレッジ(レバ)」という用語について説明をしていこう。レバレッジとは、英語で「
…さて、これだけを書くと、非常にレバレッジ型の商品は魅力的に思える。何故なら、世界全体の株価は、上がったり下がったりを繰り返しながら、中長期的には必ず成長をしていく。ならば、日々の変動幅が2倍になるのは、時間を加速しているようなものであり、純粋に儲けを増やせるからだ。
――しかし、実際には、レバレッジ型の商品には、落とし穴が存在する。それは、「上下が対等ではなく、下げ相場に弱い」ということだ。例えば、100円だった株が、80円に下がったあと(-20%)、また100円に戻ったとする(+25%)。レバレッジでない通常の株取引ならば、当然、損益は±0円だ。しかしながら、レバレッジを効かせていると、まず100円から60円になり(-40%)、次に60円から90円に変化する(+50%)。株価が戻ったのに、値段が戻らない。逆のパターンとして、100円→125円(+25%)→100円(-20%)と変化した場合も、2倍レバレッジだと、100円→150円(+50%)→90円(-40%)、3倍レバレッジだと、100円→175円(+75%)→70円(-60%)と、元より値段が下がってしまう。何が何だか分からないが、これが現実なのだ。
というわけで。レバレッジ型の商品は、長期保有をするとどんどん不利になるため、基本的には、上げ相場の時に買って、すぐに売ることで、利益を確定させるという方式に使われる。だが、そんなものが分かっていれば苦労はしないということで、取り扱いが難しく、上級者向けの商品となっている。ちなみに、それに加えて、逆の値動きをするインバース型については、予言者専用であり、常人に取り扱える物質ではない。ちなみにこちらは、「まず株を売ってマイナス1株などとし、そのあと買って0株に戻す」という方式を用いている。
「100万ギル(さあ断れ)」→「なんとかなるかもな」→【ええ゛っ?】の流れは良かった |
さて。では何故、冒頭で書いた、「レバナス」=「レバレッジを掛けたNASDAQ-100商品」が、投資界隈の黒歴史とされているのかと言うと…どうも、私が投資を始める少し前、2021年から2022年くらいの期間に、“投資系インフルエンサー”を称するビョーキのような奴らが、儲かる手段として、やたらと「レバナス」を推していたらしいのだ。
…しかしながら、2022年は、それまで絶好調だった/そしてその先に絶好調となる米ハイテク株が、大きく足踏みをした1年となった。例えば、少し前に書いた「ウェルスナビ」の記事でも、全世界株は、2022年だけマイナス成長となっている(【該当部分】)。ハイテクに特化したNASDAQ-100の変動は更に大きく、一時は、年明け時の-30%程度になっていた。レバナスは、この際に壊滅的な被害を受け、評価額が半分以下になってしまったという。
――具体的に考えてみよう。私の貯金は、投資や一時的な借金で増えた分を除くと、300万円程度である。それが、僅かな期間で150万円に減ってしまったとなっては、穏やかではいられまい。過去を振り返ってみると、3月に、投資資金のうちの一部が、たかだが1割弱…2桁万円にギリ達するくらいの下落を経験しただけで、頭の中が真っ白になってしまったものだった(【日記:2024/3/15】)。全財産が-50%なんて事態になったら、たぶん、少なくとも、投資界隈の人間としては、もう生きてはいないだろう。そんな世界に、「レバ」も「ナス」も知らないような人が放り込まれた。「レバナス
死亡」などのワードで検索すれば、この手の話が、死屍累々と積み立てされている。かくして、このような悲劇を生み出した「レバナス」は、投資界隈の黒歴史として、その後に投資を始めた私の世代にまで語り継がれているのである…。
ただし。レバナスについても、必ずしも買ってはいけない商品というわけではない。まず、前述の通り、上昇局面を見切って短期運用をできるなら、桁外れの大きなリターンを得ることができる。一攫千金的な夢があることは確かだ。
…また、レバナスに、更に“積立投資”を合わせた、「ツミレバ」なる用語も存在する。当初の私は、“長期保有に向かないレバナスを、長期で積立させる”という意味で、特級呪物以外の何物でもないと思っていたのだが、実はこれは合理的であり、下落相場で値段が大きく下がることで、より多くの口数を買いやすくなる。実際、2022年の下げを経験しても、ロンズデーライトの精神で積立を続けていれば、現在では再び大幅なプラスに転じているという。
――もっとも、2022年を除いて、ここ数年は2桁成長というボーナス相場が続いており、レバナスの肯定的な実績は、それを前提にしているということもある。私は、将来に渡って、ここ数年のような状況が続くと考えるのは、楽観的すぎると思っている。だから、基本に立ち返り、レバレッジ型の商品は、長期保有に向かないとして、1つも購入していない。上昇時の勢いは凄いが、下落時はそれ以上で、“必ず勝てるギャンブル”という、株式投資の一番良いところを失ってしまうからだ。
さて。そんな、曰く付きの「レバナス」=「テクノロジー
チャレンジコース」が、この日曜から、PayPayポイント運用に追加されてしまった。やれ、PayPayは、ここまで私に多くのポイントを付与してくれたが、あまりにも配りすぎたと判断したのか、ここらで削りに来たのかもしれない。
…いや、逆かな。むしろ、PayPayは、「ポイント運用」という、お試しのようなサービスで、レバレッジ型のリスクを教えてくれようとしているのかもしれない。ここ最近のように、米ハイテク企業の右肩が続いているうちは良いが、今の日本株のように打ち合いの状態が続いてしまうと、あっという間にレバレッジ型は資産価値を失っていってしまう。だが、“ポイント”については、多くの人はおまけ程度であると考えているだろう。そういう枠を使って、あえてレバナスという悪魔の沼へ引き込み、世の中、そんなに美味しい話は無い…ということを教えるのは、長い目で見れば、資産形成にプラスとなってくれるはずだ。うん、作者の人、そこまで考えてないと思うよ。
――そういうわけで。PayPayポイント運用に新規追加された、「テクノロジー
チャレンジコース」は、間違いなく、あの黒歴史:「レバナス」そのものである。だが、レバナスは、ただの砂上の楼閣というわけではなく、そこに間違いなく、夢も存在した。ポイント運用という、お試し感覚のサービスで、それを蘇らせるのは、ある意味で正解かもしれない。私は買いませんが、頑張れる人は頑張ってみてください…。
(2024年6月30日)
そりゃあ、コンピューターが後出しジャンケンをしたら、強いに決まっている |
●11章:ニブルヘイム
そのC ローチェ vs クラウド
先日の11章攻略では、1つだけ、取り扱っていないボス戦があった。もちろん忘れたのではないし、長さの面で省略したというわけでもない。そのボスとは、「ローチェ(2回目)」戦である(※リメイク第1弾を入れれば、3回目)。こいつは、他の11章のボスに比べて、非常に強いのだ。
しかも、強い理由が、高火力や広範囲攻撃ではなく、「こちらの行動を潰してくる」という点であり、他のボスとは一線を画した強敵となっている。そのため、「弱い」という題名の記事とは、分けて書くのが適切であると判断した。
さて。こいつには、ストップが2回まで有効である。そういうわけで、序盤の態勢を整えるために、まずは「ストップ」で…とコマンド入力をしたところ、いきなり相手が突進攻撃をしてきて、行動を中断されてしまった。今作では、「魔法詠唱中に行動をキャンセルされた場合、MPはそのままだが、ATBゲージは消費する」という仕様になっている。MPまで減っていた第1弾に比べると若干マシになっているものの、ゲージを無駄に消費したうえでダメージまで受け、大幅に不利になってしまう。もう一度、今度は距離を取って詠唱をしてみたが、やはり突進攻撃で打ち上げられて失敗してしまった。ローチェは、攻撃を潰してくるタイプの敵なのである。なお、その妨害については筋金入りであり、攻撃で転倒させられ、起き上がった直後に魔法を使っても、即座に突進攻撃で転倒させられてしまう。君さあ、ファイナルファンタジーはターン制のRPGだって知ってる…?
ならばと、次は、剣士タイプの敵対策としてお馴染み、“近距離でのカウンター待ち”を行ってみた。だが、地面を這う炎攻撃によって転倒をさせられ、そこから連続攻撃を食らってしまった。地を這う炎(仮)は、技名が表示されないうえに、予備動作が小さく、さらに射程まで長いため、極めて厄介である。一応、アサルトモードでのガードは可能なようだが、カウンター待ちのブレイブモードだとガード不能になってしまう。
最後に、それらを縫って、何とかストップを決めたところで、敵には明確な弱点が無い。クラウド1人のため、様々なコマンドを入力するにはATBゲージ数が足りないし、弱点属性や特に有効なST異常も無いため、ワンチャンスで一気にバーストさせてトドメということもできない。その他、敵には3000ダメージに達するような必殺技も存在するため、気を抜くと、あっという間に戦闘不能にされてしまう。
ジャストガードかぁ…。アクションゲームはそんなに得意じゃないんだよね |
そういうわけで。11章の「ローチェ(2回目)」は、ガリアンビースト等に比べて、私は全く警戒していなかった。しかし、かなり強いので、しっかり対策を練って戦っていくことにした。
まず、地を這う炎については、「●ぞくせい=●ほのお」を防具に付ければ吸収可能であり、その場合は転倒もさせられない。これにより、「技名が表示されない」「出が早いうえに回避しづらい」「ガード不能(ブレイブモード時)」という凶悪技を封じられ、大幅にバトル難易度を下げられる。
次に、こちらからの攻めについては、定石通り、ガードからのカウンターを利用していく。そのまま攻撃しようとしても、魔法は突進攻撃で中断させられ、物理は回避かガードをされてしまうからだ。炎属性を防御したことにより、技名なしの攻撃は必ず剣撃となったため、敵の攻撃動作を確認したら、△ボタンでブレイブモードへ変更し、そこからカウンターを決めていくのだ。
なお、「ブレイブモード中にR1ボタンを押してガードする」という以外に、モード変更時にもガード判定が発生し、敵の攻撃を受ければ即座にカウンター発動が可能…というのは前作と同じだが、どうやらジャストガードの対象にもなるらしく、これによってノーダメージで攻撃をやり過ごし、かつカウンターを決めれば、バトルが非常にスムーズに進んで、良い感じである。
そして、カウンターを決めた後は、そのまま□ボタン連打で攻撃を仕掛けていけば良い。敵のひるみ方には、いくつかのパターンがあるようだが、相手はこちらの物理攻撃に対して直接反撃を行うことは無い(ある?)ため、「打撃が回避される」か「敵が攻撃動作を再開する」という動きを確認するまで、普通にボタン連打を続ければ良い。この手順を何度か繰り返すと、相手をバーストできるため、そこからは一転攻勢を仕掛け、第1段階を突破していった。
さて。第2段階については、なんか強くなる気配が凄いのだが、冷静さを失っているためか、こちらの魔法に対しての突進攻撃を行わないうえ、常時ヒート状態となり、非常に防御が脆弱となる。遊戯王アニメで言うと、特殊なコンボデッキを使っていたキャラが、いきなり攻撃力4000のモンスターを自慢してきたみたいな感じだ。こういう自分を曲げた奴は負ける運命にある…。
というわけで。もう魔法を自由に使えるということで、まずは相手を「ストップ」で止める。さらに、相手は常時ヒートということで、「ATBブースト」も交えた「バーストスラッシュ」×2で、即座にバーストできた。あとは、インフィニットエンド
→ リミット技の連続攻撃で終了である。ふう…。
というわけで。後から振り返ってみると、なかなか熱いバトルのようにも思えるが、実際に戦っている最中は、あまり気分が良いものではなかった。最大の理由は、魔法に対する反撃である。どれだけ距離が離れていても、一瞬で距離を詰め、中断させてくる。しかも、敵が攻撃した後の隙(と私が感じている時間)や、転倒から起き上がった直後にも、この反撃を行ってくる。相手側の圧倒的有利であり、“後出しジャンケン”感が凄い。そりゃあ、コンピューターにそういうことをやらせたら、強いに決まっている。こちらの行動が、片っ端から潰されるのは、楽しいと言えるものではないのだ。
さて。次は12章である。寄り道要素を回収するために幾度となくお世話になり、本作の目玉イベントの一つと言える「ゴールドソーサーでの、デートと演劇」も存在する。というわけで、楽しげな章であるが、バトル要素については、私は全く好きではない。とりわけ、最後に戦う“彼”については、後出しジャンケンの擬人化と言える存在であり、初周NORMAL時は、本編で最も苦戦した相手となった。HARDでも、今から嫌な予感がするよ…。
(2024年6月30日)
HPが低すぎて、弱い |
●11章:ニブルヘイム
その@ ヴァリアントレイリー vs クラウド/ティファ/ユフィ
11章は、最後のオープンワールド風マップであるニブル地方を攻略する。なお、ここは、14コ章で最多となる「5冊」のスキルブックが割り振られており、長期戦となる。まずは、いつもながら、村に最も近い地点にファストトラベルをし、そのまま、バトルゲームとして一気にダンジョンを攻略していく。
さて、第1パートは、クラウド/ティファ/ユフィで、ニブル山を登っていく。いつもながら、雑魚は開幕クエイガで一掃だ。今回はクラウドを使っており、支援マテリアの「●MPきゅうしゅう(与ダメージの0.3%だけMPを回復)」に加えて、武器アビリティ:「バーストヒール(敵1体をバーストするたびに、HPが最大値の15%、MPが10%回復する)」も存在する。さらに、クラウドは、敵を仕留め損ねた際のATB稼ぎも、エアリスに比べて、遥かに行いやすい。もう全部クラウドで良いんじゃないかと言いたいところだが、エアリスには「聖なる魔法陣」が存在するため、やはり魔法砲台としてはエアリスが最強である…。
そういうわけで。クラウドパートのボスは、「ヴァリアントレイリー」という敵である。言われるまで全く気付かなかったが、前作のユフィDLCで登場した「ヘレティックレイリー」という敵の別バージョンであるようだ。
さて。こいつの特徴は、弱いことである。一応、クラウドチーム側のボスであり、ステータス異常を発生させる毒霧や、分身を作る特性を持っていたりもするが、HPが低すぎて、一瞬で終わってしまう。具体的に、ヴァリアントレイリーのHARDでのHPは44388であるが、ここしばらくで戦った、「トードエボルブ」「サンプル:H1024」「クリムゾン・メア改」「ギ・ナタタク」、そしてこれから戦う、「ロストナンバー」「ガリアンビースト」といったボスたちのHPは、全て10万を超えている。なお、クラウド1人で戦う「ローチェ(2回目)」がHP47802ということで、ヴァリアントレイリーの体力は、1vs1のボスと同じくらいしか存在しないのだ。これでは、弱いことが特徴と言われても仕方あるまい。ライブラ情報でも、ボスではなく、雑魚の中に入っている。
ということで、ヴァリアントレイリーについては、特にこれといった印象は無く、瞬殺ができた。なお、初周NORMALの際は、“ティファの火力が上がったことが楽に勝てた理由”と書いていた(【日記:2024/4/12】)。もちろんそれもあるが、一番の理由は、こいつが弱すぎることなんだよな…。
敵火力が低いうえに味方も強いので、弱い |
●11章:ニブルヘイム
そのA ロストナンバー vs ケットシー/バレット/エアリス
続いては、ケット・シー側に移り、ゲーム作品で恒例の、地下研究所を探索していく。ケット・シーとデブモーグリの特殊アクションについては、初周の時は新鮮で楽しめたが、バトルゲームと割り切った2周目だと、少しめんどくさい…。
さて、研究所道中では、中ボス的な存在として、ケット・シー1人で、「ジャッジ×2」「イン&ヤン」と戦うことになる。「ジャッジ×2」については、完全な雑魚敵ではあるものの、物理または魔法攻撃を受け続けると、そのタイプに対して完全耐性を持ち、その処理に手間取っていると、両タイプを無効化したのちに、「????」という技で即死をさせてくる。これは、まさに「????」という感じなのだが、その効果は、「減っているHPぶんのダメージを与える」という、FF5の「????」と同じ効果のようだ。ちなみに、オリジナル版でも、似たような特性を持つ敵として登場していたらしい。
そして、直後に戦う「イン&ヤン」は、スキルブック付与対象となる、ちょっとしたボス敵である。バトルシミュレーター等でやたらと登場し、インとヤンが入れ替わるときにびょーんとカメラ演出が入ってくれることで印象に残る敵だ。戦闘については、雑魚戦のクエイガ編成から、専用のものに切り替えようかな…と思っていたくらいの時に、敵が自爆攻撃みたいなのを使い、ケット・シーが「ラストリーヴ」で生き残ったところで、1発打撃を加えたら終わってしまったので、結局のところ、よく分からなかった。ちなみに、オリジナル版でも、1個の3Dモデルに対し、「イン」「ヤン」という2体の敵が乗る…という感じで、似たような雑魚敵として登場していたようだ。相変わらず、すげぇな、この再現具合…。
その後は、ジョニーコレクション=トロフィー条件の一つである箱投げイベントを高得点でクリアしたりもしながら、ボスの「ロストナンバー」戦である。例によって、オリジナル版の時点でも、神羅屋敷で戦えたボスだ。
さて、その特徴は、物理攻撃を受け続けると「物理に対して耐性を持ち、自分は物理攻撃を使う」という紫色の形態に、そして魔法攻撃を受け続けると「魔法に対して耐性を持ち、自分は魔法攻撃を使う」という赤色の形態に、それぞれ変化するということである。例によって、原作でも、そのような特性を持っていたボスだったようだ。オリジナルの時点で、ギミックたっぷりで凄いし、それを最新のアクションRPGにアレンジしたリメイク版も凄い!
そして。こいつについては、火力が低いうえに動きが鈍重で、全く強くない。しかも、敵はあまり強力な範囲攻撃技を持たないため、ターゲットされていない味方は、比較的、自由に行動ができる。
というわけで、主力は、いつも通りエアリスで、「クエイガ」を「●まほうきょうか」(「●はんいか」を外した枠で付ける)や、アクセサリ「怒りの指輪」で徹底的に強化し、更に「聖なる魔法陣」で2連打にして放っていく。そして、敵が魔法攻撃に耐性を持った際は、ケット・シーとバレットに切り替えて攻めていけば、すぐに耐性を物理側へと戻せる。そうしていると、ターゲットもいい感じにエアリスから外れてくれるので、「閃光の魔法陣」で強化した「たたかう」で、いっきにゲージを貯め、「クエイガ」を使う。この繰り返しで、特に引っかかりを感じないまま、敵HPをゼロにできてしまった。
なお、ラストは、バレット&ケット・シーが連携アビリティを使って敵をひるませ、その間にエアリスがゲージを稼いで「クエイガ」でトドメ…という方式であった。連携アビリティは、敵をとてもひるませやすいという性質があるため、我ながら、その特性を上手く活かせたのではないかなと思う。
高威力&広範囲の素早い連続攻撃をしてくるが、炎に弱い |
●11章:ニブルヘイム
そのB ガリアンビースト vs ケットシー(固定) + クラウド/バレット/ティファ/エアリス/レッドXIII/ユフィ(2名を選択)
ケット・シーたちとクラウドたちが合流し、大ボスである「ガリアンビースト」と戦う。原作では、ヴィンセントがリミット技で変身する4体のモンスターのうちの1体であったが、今作では、それがボスとして登場する。なお、原作では、2足歩行のちょっとキモいベヒーモスという感じの敵だったが、あまりにベヒーモスすぎたためか、リメイク版では、王道タイプの獣人にアレンジされている。
そして、戦闘メンバーについては、初周ではクラウドに加えてケット・シーで、2名が固定となっていたが、チャプターセレクトでは、ケット・シーのみが指定されているようだ。というわけで、今回も火力特化のエアリスと、あとは、“なんでも屋”枠で、クラウドを投入していった。
さて。こいつは、本日紹介してきたここまでのボスと違って、強い。攻撃範囲が広いうえに素早く、「ウォール」で半減してすらHPの大半を削られるような、とんでもない火力を持つ。ST異常についても、ほとんどの敵に有効な「デプロテ・デシェル・デブレイ・デフェイ」のセットを除くと、毒が2回まで効くというだけだ。ストップや睡眠で、強引に隙を作り出すことはできない。初周NORMALでプレイした際には、HARDだと難関になるのではないかと記していた(【日記:2024/4/13】)が、そのイメージ通りの強敵ではある。
しかしながら、今回プレイでは、こいつですら楽勝で倒せてしまった。理由は、エアリスに「源氏の小手」を装備させ、ダメージ限界突破を得たことによる、超絶火力である。敵は、デフォルトで炎を弱点としているので、使うのは「ファイガ」だ。今回は、強敵であることが予測できたので、合計3つある「●はんいか」をフル活用し、ケアルガの他にも、「ヘイスト」「ウォール」を全体掛けして味方サポートし、更に、単体「フェイス」でエアリスの魔法火力を向上させていく。その後、隙を見てエアリスのATBゲージを溜めていき、満タンになったら、聖なる魔法陣の上で「ファイガ」を放つ。すると、ケット・シーの支援技が「ばーさくちあー」だったことも合わせて、なんと34017+14658という、9999でダメージを止めていたのが信じられないくらいの、超絶ダメージが飛び出て、一気に第1段階を終わらせられた。
続いての第2段階では、もう意味不明と言っても良いような激しい連続攻撃を仕掛けてくるが、敵が離れたところでコンボ攻撃を入れていたところで、エアリスが閃光の魔法陣によってゲージを稼ぎ、2発目の「ファイガ」で25262+12216ダメージを与えていく(バーサクが切れたので、若干ダメージが下がっている)。すると敵がヒートしたので、そのままバーストし、閃光の魔法陣版の「たたかう」でゲージを稼ぐ
→ ATBブースト → 3発目の「ファイガ」で、敵を倒せてしまった。なお、バースト中のファイガ1発目は、コマ送りしないと見れなかったが、52075ものダメージを出していたようだ…。
というわけで。ガリアンビーストは、たぶん、普通に戦うと、かなり強い相手だと思う。ただ、今回は、「源氏の小手」でエアリスのファイガを限界突破させるという作戦がそもそも良く、しかも、それが実際の戦闘の流れとして、うますぎるくらい上手にハマってくれた。まあ、今回は偶然に過ぎなかったものの、こういう戦いを再現性があるようにしていきたいと思う。
(2024年6月30日)
今日ばっかりはネタバレ注意です |
FF7リバースの最終章では、原作でも山場の一つとなった「忘らるる都」でのイベントシーンが展開される。今回は、例のアレが、物理的に可能なのかどうかを、検証していくことにしたい。
…なお、最終章のネタを取り扱うということで、当然ながら超絶ネタバレ注意である。既に、2月末の発売から3ヶ月以上が経っているとはいえ、FF7リバースは、全てのRPG作品の中でも特にボリュームのあるゲームなので、まだクリアしていないという方は、ご注意いただきたい。
――それでは、少し下にスクロールしてから、記事本編へと進んでみよう…。
実は、【発売1週間後CM】の時点で、このシーンが流されていたりします… |
では。今回、話題にしたいのは、もちろん、FF7リバースの最終章で、クラウドがセフィロスを弾き返すシーンである。FF7リバースでは、作品の性質上、「エアリスが助かるか否か」が、発売前から最大と言っても良い関心事とされていた。だが、既にプレイした人は分かると思うが、ここは、単純に「助かった」「助からなかった」では表現できない、一筋縄ではいかない場面となっている。
…しかし、そういうことは、今回の日記では置いておくとして、まずは、該当シーンで物理的に起こったことを、まとめてみることにしよう。
とまあ、こんな感じだ。
…やれ、色々と突っ込みどころがあるが、秒速2 m/sはさすがに遅い。ビルの2階から飛び降りて、落下するまでに2秒近く掛かる。「卓球用のピンポン玉」を落としたときの終端速度が4m/s程度なので、その半分という、尋常ではない遅さだ。途中で加減速をしないのかという話だが、問題のシーンで、セフィロスを目視してから、エアリスの目と鼻の先に近接するまで、10秒くらい掛かっているので、どちらにせよこれくらいの遅さになってしまう。エアリスは空が嫌いのようだが、普通に空を見ていればセフィロスの襲撃を避けられた。人災である。
――ちなみに、オリジナル版のムービーだと、セフィロスが見えるようになってから落下するまでに、6秒程度が掛かっている。だが、スピード感という話だと、もう少し近くからセフィロスが出現しており、どっこいどっこいという感じだ。セフィロスは、あえてゆっくり落ちてきているのである。
ところで。上記の現象を物理的に考えてみると、非常におかしい点がある。それは、「真上からセフィロスが降ってきて、それをクラウドが斜め下から受け止めたのに、両者の鍔迫り合いになってしまう」という点だ。
…やれ、高校物理のやり込み歴を持つ理科系の兄貴姉貴たちはご承知の通り、真上から降ってくるセフィロスには、クラウドの斜め下からの力のうち、水平成分を受け止める力が存在しない。バスターソードが正宗に刺さって、変形しているような描写も全くない。よって、ここでの正しい物理的描写は、「@クラウドの下から上への力が大きかった場合、鍔迫り合いをスキップして、いきなりセフィロスが斜め上に吹き飛ばされる」「Aクラウドの力が小さかった場合も、水平に押され、エアリスとは異なる場所に落下する」となるはずだ。どちらの場合も、間違いなく、エアリスは助けられる。やったぜ!
――しかしながら、実際には、約13秒の鍔迫り合いのあとに、打ち負けたセフィロスが、斜め上へと吹き飛ばされている。これは、純粋な物理的には、全くおかしいとしか言いようがない。だが、FF7は、魔法が存在する世界観だ。つまり、セフィロスは、クラウドの妨害に抵抗し、斜め下の力を追加したのだ。しかしながら、最終的に勝てないと悟り、それを取りやめた結果、斜め上に吹き飛ばされたのだろう。これにて、全て納得できる結果となった。
詠唱が長すぎるので、「●ホーリー」=「●クイックキャスト」と組み合わせよう! |
だが、問題はここからだ。まず、セフィロスは、「3秒後に、5m先に落下」している。何ということのない着地であるが、これはちょっと難しいのだ。
…例えば、我々の身近な単位で言うと、6帖の部屋のカドからカドが4.5mなのであるが、そこから物を投げたとして、「3秒後」に着地させるのは、非常に難易度が高い。適当にまっすぐ投げると、1秒もせずに地面へぶつかってしまう。ふんわり滞空させるため、斜めに投げる必要があるのだ。
――では、計算していこう。「3秒後、5m先」という条件を満たすためには、まず1.5秒間の上昇をしなければならない。重力加速度を9.8
m/s2とすると、鉛直方向の初速度Vyは、14.7
m/sである。次に、3秒の滞空時間で5m水平方向に進むので、Vx=1.67
m/sだ。これを合成すると、打ち上げ角度は、83.5°である。ほぼ真上という角度に、情けなくセフィロスさんは打ち上げられていくのだ。
次に、クラウドさんに要求される力である。セフィロスの体重はトップシークレッツとなっているが、身長190cm程度の軍人ということで、BMI22の約80kgということにしておこう。80kgを83.5°で、初速14.8
m/sで打ち上げる。使用するのはバスターソード、つまり重さ60kgのバットだ。
…ちなみに、野球で使うバットの重さは、だいたい900gくらいが多いらしい。その60倍以上の重さの物質を、上から下に振り下ろすならともかく、下から上に持ち上げなければならない。地獄である。さらに、今回は野球ボールのような軽い物体ではなく、セフィロスという重い対象を相手にするため、バスターソードに必要な速度はもう少し早くなり、16.93
m/sとなる。これを、“時速”の単位に直すと、だいたい61
km/hだ。
――つまるところ。一般道の制限速度くらいの速さで、ポリタンクが3つ縛り付けられたバットを、ほぼ真上に振ることができれば、エアリスを助けられるのだ。そりゃ、クラウドさんも、「ぐうぅぅいえええあああ!!!」みたいな声を出したくなる。この案件に掛ける、クラウドさんの強烈な思いの強さが、改めて分かるというものだ。ちなみに、セフィロスは、上から落ちてきたので、クラウドの愛情パワーよって防がれてしまったが、下から落ちてくる(?)と、防ぐ際にクラウドの体が浮き上がってしまって、理論上も無理になる。セフィロスは、下から攻めれば勝てていたのだ。
ここですら水着が反映されるの草 |
ちなみに。上の文章では、終始、初期武器のバスターソードを使って考察をしている。
――しかしながら、エアリスを助けるという目的において、最も優れた装備は、釘バットである。軽くて振りやすいうえに、尖った釘がパリィングダガーのようになって、セフィロスの正宗を引っ掛けてくれるであろう。重量が足りないので、敵全体を吹き飛ばすには全く向いていないが、正宗攻撃さえ防げば、こっちのものである。何故なら、セフィロスにまともな格闘技は存在しないため、あとは男と男の殴り合いに持ち込めば、100%勝てるからだ。むしろ、このシーンの世界観を考えて、釘バットがボツ武器にされてしまった…?
ついでに、ここまで来たら、もうクラウドとセフィロスで野球対決をした場合についても考えてみたい。重さ60kgのバスターソードを61
km/hでスイングできるクラウドが、900gの通常バットを使えば、60倍以上の速度で振れるかと言うと…残念ながら、そういう正比例の関係には無いらしい。
…ただし。セフィロス投手は、2 m/s
= 7.2
km/hというゴミ速度でしかボールを投げられないので、どうとでも料理ができる。というか、ピッチャーからキャッチャーまでの距離は18.44mであり、セフィロスが投げてからキャッチするまでに9秒が掛かる。塁の間の距離は、27.4mなので、9秒あれば、余裕で走り抜ける。つまり、セフィロス野球チームに勝つためには、バットすら必要なく、ピッチャーが投げたら、全員が次の塁に向かって走れば良いのである。よし、FF7世界での決着は、リメイク第3弾に持ち越しとなったが、野球対決だったら、クラウドたちの圧勝だ!
(2024年6月30日)
飛空戦車グライフ「
ど う せ ク エ イ ガ で 沈 む 」 |
●10章:コスモキャニオン ギ・ナタタク
vs レッドXIII/バレット
10章は、レッドXIIIの故郷、コスモキャニオンを攻略していく。ボスは、「ギ・ナタタク」の1体だけだ。
さて、ここでは、レッドXIIIとバレットという、異色のコンビで、ダンジョン:「ギ族の洞窟」を攻略していくことになる。なお、この組み合わせになった理由は謎である。物語上において、レッドXIIIとバレットが、お互いの境遇を重ね、何らかの影響を与え合う…ということはない。また、バトル面においても、相性が良いのは確かだが、そもそもクラウドとバレットは、“なんでも屋”であり、誰と組み合わせても相性が良い。
まあ、レッドXIII&クラウドだと普通すぎるので、あえてバレットを採用していった…というところだろうか。しかしながら、3章のミスリルマインでも、後半パートでレッドXIIIとバレットのチームが登場していた(【日記:2024/5/2】)ため、隠れた名コンビという扱いなのかもしれない…。
そして。道中の雑魚戦では、レッドXIIIに、「●クイックキャスト」「●MPきゅうしゅう」「●はんいか」と「●せきか」の魔法マテリアを組み合わせ、さらに「●せんせいこうげき」「●ATBバースト」「●ATBブースト」「チョコボ王のマント」などを装備した、いつものクエイガセットを装備させ、バトルが始まったら、開幕クエイガを放っていく。さすが、今作のアルテマと呼ばれることもあり(※私が言っているだけ。【日記:2024/5/11】)、ほとんどの雑魚パーティを瞬殺でき、消費MPすら即座に返ってくる。もう、これが無いと、HARD攻略なんてやってられないわ…。
その後、最深部にて、ボスの「ギ・ナタタク」戦である。ここでも、クエイガが大活躍をした。
まず、ギ・ナタタクには、弱点属性が無い。そのため、属性系のガ系魔法の0.75倍とやや低火力ながらも、他の性能は高い「クエイガ」で攻めていくのは、悪くない手となる。ちなみに、クエイク系魔法を担当する「●せきか」は、3つしか手に入らない個数限定品であり、そのうち1つは、「●どく&せきか」というセット商品になっている。ギ・ナタタクには、毒が有効であるため、毒マテリアの部分も無駄なく活用が可能だ。
さて、ギ・ナタタク戦の特徴として、敵は「ソウルファイア」という使い魔を、定期的に出現させる。特に、バトルが第2段階に入った瞬間には、一気に15体という大量のソウルファイアを出現させる。が、このソウルファイアも、範囲化クエイガで一掃できる。クエイク系魔法は、属性ガ系魔法に対して、やや火力で劣るものの、攻撃範囲で勝るという性質のため、このような雑魚の掃除には、最適と言えるのだ。
その後は、ギ・ナタタク本体をバーストして、レッドXIIIが「クエイガ」、バレットがリミット技の「カタストロフィ」、そしてちょうど召喚時間が終了したギルガメッシュの「究極幻想」で、一気に相手を撃破…できると思ったが、「死の宣告」が発動する第3段階に阻まれてしまった。制限時間は、60秒と、NORMAL時の90秒より短くなっているようだ。それでも、連携アビリティなどを使って押していき、最後は「クエイガ」でフィニッシュできた。まじで、クエイガの性能の高さ、癖の無さは凄いな…。第3作で出ると思われる「アルテマ」は、ぶっ壊れとせずに、クエイガより高性能にできるのか?
古代種の三大奥義、メテオ・ホーリー・クエイガ |
さて。ボスの「ギ・ナタタク」を倒しても、もう少しだけ、10章のシナリオは続いていく。これらの戦闘では、スキルブックは手に入らないものの、トロフィーには「HARDモードで全ての章をクリアする」という条件が存在するため、しっかり最後まで攻略をしていかなければならない。
そんな、ラストの「ギ族の里」パートでは、「ギ族の亡霊」タイプの敵たちと、合計3回の戦闘を行うことになる。これが地味に難関であり、攻撃を跳ね返したり、戦闘不能の対象を復活させたりといった侮れない性質を持ち、初週NORMALでは苦戦をした覚えがある。しかし、そういった強雑魚ですら、「クエイガ」で瞬殺可能である。今回は、エアリスが参戦できるため、本家本元の火力を発揮し、速攻で亡霊たちを殲滅していった。はいはい地砕きならぬ、はいはいクエイガクエイガ!
(2024年6月30日)
金融ポンコツ女子高生で草 |
本日、私の楽天証券NISA枠に、「ウェルスナビ×R
[リスク許容度5]」という仲間が、1万0000円ぶん加わった。ウェルスナビ(Wealth Navi)は、自動で資産運用をしてくれるサービスであり、預かり資金は1兆2000億円を突破しているという。しかし、開幕から言っておくが、「eMAXIS
Slim 全世界株式」を買って放置しておくほうが良いので、この「ウェルスナビ」を買う必要は、全く無い。同系統のサービスも、全て同じだ。
…やれ、このウェルスナビでは、皆さまのお金を預けると、“ロボアドバイザー”なる機械または人物(?)が、その資産を、世界中の株式や債券などに投資して、自動的に利益を出してくれるという。「リスク許容度」という名称で、コースが5つ存在し、元本割れ(損失)を最も恐れる「許容度1」では
――しかし、値下がりが怖いのならば、その分を現金(日本円)で持っていれば良いだけなので、値動きの遅い債券を保有することは、私はあまりメリットある行動とは考えていない。もっと直球に言うと、債券は不要な混ぜ物、ゴミである。あんなものは、お金を自由に作ったり消したりできる日本銀行がお遊びで発行するものであって、庶民が加入すべき領域ではないのだ。一応、“買うこと自体に減税メリットがあるiDeCo枠で使う”という利用法も、あるにはあるが、本当にそれくらいしか思い付かん…。
そして、決定的な理由として、この「ウェルスナビ」は、リスク許容度5であっても、「eMAXIS
Slim 全世界株式」よりも値上がりが遅い。実際に、両者の数字を、いくつかの期間で、比べてみることにしよう。
とまあ、こんな感じだ。正直、私は、上のデーターを見て、意外な結果だと思った。良かったなウェルちゃん、全敗じゃなくて!
…やれ、データーを見ると一目瞭然であり、「ウェルスナビ
[許容度5]」は、「eMAXIS Slim
全世界株式」に比べ、だいたい2割くらい上昇率が悪い。例えば、100万円が110万円になるのであれば、2万円がウェルスナビに取られ、100万→200万なら、20万円が回収されることになるのだ。
――さて、この差は、長期投資になると、果てしなく大きい。一括投資か積立投資か、はたまたどこを投資のゴールとするかにも依るだろうが、例えば、人生において、年60万円/30年で、累積1800万円を投資することを考えるとする。「eMAXIS
Slim 全世界株式」の年間上昇率を5%、「ウェルスナビ
[許容度5]」の上昇率を4%としよう。すると、最終結果は、前者が4186万円、後者が3500万円になる。686万円もリターンが異なってくるのだ。
やれ。もちろん、世間では「投資は難しい」「貯金が有る人や、賢い人、恋愛とか結婚に縁がない人がするもので、自分には関係ない」などという意見が多い。そういう人から見れば、「利子:2円」で有名なゆ◯ちょ銀行で資金を腐らせていくよりも、「ロボアドバイザー」なる謎の人(?)が運用して、預けているだけでお金を増やしてくれるほうが、遥かに嬉しいというものだ。ウェルスナビは、そういう安心感を、有料で販売しているのだ。
――しっかし、まあ。資産が1兆2000億円ということは、つまり、待っているだけで、毎年120億円が入ってくる。どうせ中身は、「eMAXIS
Slim 全世界株式」を買っているだけなのだから、これこそ本当の錬金術である。もし私が、「やり込みinFF証券」なんて作って、皆から出資を求めたところで、誰からもお金は集まらないだろう。そうしてみると、この内容で1兆円以上のお金を集められた「ウェルスナビ」は、本当に大したものである。
楽天証券の積立投資は手動操作だった…?? |
というわけで。ウェルスナビは、「eMAXIS
Slim 全世界株式」の純然たる劣化版であり、よほど“おまかせ投資”という部分に魅力を感じる場合を除いて、購入する必要は無い。もちろん、絶対に使ってはいけないとか、即座に売り払ったほうが良いというほど、極端に悪い商品ではない。だが、中長期の資産運用を見据えるのならば、早めに手数料の低い投資信託へと乗り換えたほうが良いだろう。なお、似たような、投資信託信託サービスとして、「トラノコ」なども存在するが、全て同じであり、初期設定の僅かな手間を避けられる代わりに、延々と手数料を取られ続ける。
…もちろん、既に3桁万円などと、多めの資産を入れている場合には、時期を分散して売却&購入をし、リスク回避に務めなければならない。私の言うことに従って、ただ「ウェルスナビ」をやめて「eMAXIS
Slim 全世界株式」を買うのでは、依存先がやり込みinFFに変化しただけである。私は、投資には、技術も知性も貯金すらも要らないと思っているが、やはり、多少のリテラシーは必要である。“投資詐欺”なんて言葉もある…。
ところで。“ウェルスナビが、全世界株の劣化版”ということは、限界投資アホの私にとっては、百も承知である。
…では、私が何故、切り札であるNISA枠を使って、「ウェルスナビ×R
[許容度5]」(※「×R」は、楽天証券コラボ版ということ)を、1万0000円だけ購入したのかというと…それは、キャンペーンに応募をするためである。
――さて、楽天証券では、PC版トップページ左の「キャンペーン」、または「お知らせ:お得な情報」などで、他の楽天サービスのように、ポイントや現金が貰えるキャンペーンが開催されていることがある。適用できれば、金銭的にお得となることはもちろんだが、それ以外にも、投資への見識を広げてくれるという利点もあり、私は積極的にチェックをし、可能なものには参加をしていっている。
だが、この楽天証券のキャンペーンは、どうやら、参加している人が、かなり少ないようだ。
…例えば、この2月・3月には、「『NEXT
FUNDS』のETF取引で、100万ポイント山分け」「『日興アセット』のETF取引で、100万ポイント山分け」というキャンペーンが、立て続けに行われた。ETFの取引なので、買ってすぐ売れば損失はゼロにできるし、最安なら3000円程度から参加できる。そして、スタンダードなインデックス・ファンドなら、普通に中長期での値上がりも期待できる。実際に、私は、「NF 日経225
[1321]」と「上場TOPIX
[1308]」を購入し、どちらも適切な時期に売却することで、しっかり利益を得ることができた。キャンペーン参加条件を満たしつつ、株の値上がりで利益を出し、かつETF(上場投資信託)という新しい金融商品について学ぶことができた。誰も損をしない、最高の結果であった。
――そして、これらキャンペーンで得られた楽天ポイントは…2個キャンペーンとも、「200ポイント」であった。妙にキリの良い数字であるが、それもそのはず、両キャンペーンでは、1人あたり「200ポイント」が上限とされている。つまり、前述のキャンペーンに参加したのは5000人以下であり、定員割れを起こしていたのだ。
やれ、統計にもよるが、今では国民の数割という、少なくない人々が、株式投資を行っているのだという。しかし、その中の大半が、恐らくは「全世界株を買って、放置しているだけ」なのであろう。まあ、それが正解なのだが、これでは、ゲームが好きと宣言した女子に、「どんな作品をやってるの?」と訊いたところ、「ポキモォーン,
マァーリアーゥ!! ゼルダァァァ.....」と答えられた時と、似たような寂しさを感じてしまう。投資オタクの私としては、もっとマイナー分野まで踏み込んで、積極的に投資行為を楽しんでほしい。そのためのキャンペーンだ。
では。話を、私が「ウェルスナビ×R [許容度5]」を購入したという部分に戻そう。楽天証券でのウェルスナビ購入について、現在、1万0000円以上の購入に対し、「抽選で『10万円を10名に、1万円を100名に、1000円を2020名に』プレゼントする」というキャンペーンが行われている(〜8/13約定分まで)。さらに、購入先を「NISA成長投資枠」(240万円のほう)にすることで、当選確率を2倍に上げられるという。
…さて、「ウェルスナビ」について、確かに私は、「『eMAXIS
Slim 全世界株式』の劣化版」と評価をしたものの、買うことで極端に損をする悪辣商品というわけでもなく、世界経済の成長によって、しっかり利益を受け取れる。また、成長投資枠の240万円について、私は年末までに埋められるか微妙であり、余してしまう可能性が高い。最後に、1つ上の段落で述べた通り、「楽天証券」枠のキャンペーンは参加人数が少ないため、ほぼハズれる抽選であっても、比較的、当選しやすいと考えられる。
――というわけで。それらの事情を勘案し、私は「ウェルスナビ×R
[許容度5]」を、1万0000円ぶんだけ、NISA成長投資枠で購入をすることにしたのだ。もし、抽選が当たれば丸儲けであるし、そうでなくとも、全世界株の成長量の8割程度を享受できるため、NISA枠の天井が見えてきて、売却するその日(最低でも5年後以降)までには、それなりの利益を出してくれているだろう。あと、こんな個人サイトをやっている身としては、1回ぶんの日記のネタになってくれた時点で、既に十分なリターンを得られているという見解もあります…。
本当に15年後から来たんなら、エヌビ(+43872.69%)みたいな銘柄を教えてくれ〜!! |
さて。世間では、“株式投資”という言葉が、一般の人々にも知られるようになってきたが、まだまだ身近とは言いづらいところが多い。だが、興味はありますという人を引き寄せるためか、ネット広告では、「AI予想」だとか「専門家による運用」「デモトレード」みたいな、信頼できそうな文字が並んでいる。
…が、そんなものは、私からすれば愚の骨頂だ。まず、AIごときに、株価が予想できるわけがないので、大人しく「eMAXIS
Slim 全世界株式」を買っていれば良い。ましてや、専門家なんて、高い手数料を取っていく割に無駄な行動ばかりするので、やっぱり「eMAXIS
Slim 全世界株式」をNISA枠で積立購入して待っているだけでOKだ。結局のところ、投資界の五条悟:「eMAXIS
Slim 全世界株式」に任せておくのが、最強なのである。デモトレード? 所詮はお遊びに過ぎないし、それに、短期で利益を出しすぎると、誤った方向に進みやすいので、やらないほうがマシな恐れすらある…。
――あと、その他にも、ポイ活や、無料漫画アプリなんかで良く目にする“ネット広告”には、いろいろと突っ込みたいところがある…。「FXが当たったから、同僚に焼き肉を奢った!」なんてのは、投資はギャンブルじゃなくて育成ゲームなのだから、もっと大事に儲けを使えと言いたい。「借金減額!」には、借りた金は返せ、返せないなら借りるなと思う。「ポイントで炭酸水でも買ってこよかな…」いやいや、ポイントは現金と等価なのだから、必要ならば今すぐにお金を出して買うべきだし、不要ならポイントであっても消費するべきではないはずだ。あとはもう、にゃんこ大戦争×るろ剣コラボとか、もう、毎日見ている広告が多すぎる〜!
というわけで。株式投資という行為については、もう正直、答えが出ているのだ。「『eMAXIS
Slim 全世界株式』を、NISA枠を使って、毎月の給料から無理のない範囲で、積立投資をする」、これである。これ以外に、何らかの行動をしたところで、高確率で無駄になってしまう。そして、時間的や金銭的ロス以上に、「自分が何か行動をしたせいで、かえってデメリットを負ってしまった」ということの精神的ダメージは、大きいものだ。若い人たちは、投資なんて適当に放っておいて、その他に、友人関係だとか、恋愛だとか、仕事だとか、趣味だとか、そういうものを楽しんでおけば良いのである。
――ただまあ、私は、投資を趣味にしてしまったやべぇ奴なので、今回のように、色々とキャンペーンにも挑戦しながら、“資産を増やす”という行為自体を、最強育成のように楽しんでいきたい。そのシ骸を拾って、普通の人は、最適解を生み出してくれ。もう出てるけど。
(2024年6月30日)
状況ぴったりのFF7リバースの画像がまた出てきた…(【前回】) |
とんでもない料理を開発してしまった。品目は、「きのこ炊き込みごはん」である。
…まず、ここに至るまでの状況として、「今の季節はキノコが安い」ということがある。詳しくは、少し前の日記で説明した(【日記:2024/5/28】)が、おさらいすると、「キノコは工場で栽培しているため、年中出荷ができる。そして、春から夏の季節に掛けては、需要が減るため、価格が下がる」という理由だ。また、米についても、「ふるさと納税」で注文したぶんが一斉に届いてしまい、未開封だけで35kg / 350食ぶんが余っているという危機的状態だ(【日記:2024/5/19】)。米は、年単位で保存の効く商品とされているものの、それは精米前の物を適切な環境で保存した場合に限ってであり、それ以外ではどんどん劣化が進んでしまう。
――というわけで。そんなキノコと米をまとめて消費できる「きのこ炊き込みごはん」は、私にとって、かなり都合が良さそうな品目であった。ただ、実際に作ってみると、えげつない都合の良さを発揮してしまい、むしろ、他の料理をまるごと駆逐しうる、危険な鬼畜兵器が誕生してしまったのだ。
では、「きのこ炊き込みごはん」の何がそんなに良いのかというと、作るのが楽なくせに、満足度が高すぎるという点だ。
…まず、作り方としては、いつものように米を研いだうえで、だしやしょうゆ等を加えて、煮汁を作る。その後、上から好きなキノコを素手で散らし、あとはスイッチを押して、炊けるまで待つ。以上である。手間としては、普段の炊飯に、“プラスアルファ”という程度で済むのだ。
――が、完成品のジューシーさは、ただの白米とは桁外れである。炊いた米の単品での食べ方として、ふりかけ・卵かけご飯・納豆・キムチ・かつおぶしご飯・日の丸ごはん・シーチキンなどが存在するが、これらを“料理”と呼べるかは微妙なところであり、個人的には、トッピングの範囲内という感じである。それに比べて、「炊き込みごはん」は明確に料理のレベルに達しており、満足感が段違いだ。
というわけで。「きのこ炊き込みごはん」は、調理が簡単で、まな板&包丁や、鍋といった調理器具も使わなくて良く、味としての満足感も高い。強いて言うなら、炊飯器の釜を毎回洗う必要が出てくるくらいだが、私は以前から原則として炊くたびに洗っていたので、新たに追加の手間が生じるということは無い。繰り返すが、凄まじい料理を発掘してしまったのだ。
え、そんな定義だったのか |
では、そんな、やり込みinFF式「キノコ炊き込みごはん」のレシピを、いつもの形式で紹介してみよう。
とまあ、こんな感じである。これで、市販の炊き込みご飯の素に相当する味を出せるし、生のキノコを使っているので、ジューシーさが非常にありがたい。今のように、キノコが安い時期に作れば、炊き込みご飯の素(3合用で150円程度)を、価格面で余裕をもって凌駕できるし、自作なので、「3合」の固定ではなく、量の調節が自由というのも嬉しいものだ。作り置きをしたい場合、または家族等にふるまう場合の大量調理も、容易であろう。
…ちなみに。私の「1.5合」という量は、「@夕飯」と、「Aその次の日のお弁当」を意識している。この際、何故か、@の出来立て品ではなく、Aの翌日お弁当で食べるぶんのほうが、美味しく感じる。まあ、私は朝からカップ麺で出勤し、昼にはかなりお腹を空かせているので、それで美味に思えるのかもしれないし、“一晩おくことで、味が染みる”的な理由かもしれない。
――だが、どちらにせよ言えるのは、炊き込みごはんとお弁当は、相性バツグンということだ。極端な話、おかずが要らないレベルである。例えば私は、先日のお弁当箱の3つの容器を、「@炊き込みごはん」「A味噌汁」「Bサラダ」と使っているが、これを「@炊き込みごはん」「A炊き込みごはん」「B炊き込みごはん」としても、全く問題ない。やっぱり殺戮兵器じゃないか!
そして、電波漫画:「ほったらかし飯」の世界観へ… |
なお、「炊き込みごはん」の具として、もちろんキノコは最適な品の一つなのである。だが、キノコが高くなった場合や、風味の変化を楽しみたい場合などに備えて、他のバリエーションも考えてみることにした。
…そういうわけで、さっそく私は、バリエーションを考えてみたのだが、とりあえず、料理の基本:玉ねぎの投入は、ベチョベチョして、あまり相性が良くなさそうであった。次に、ニンジンを刻んで入れてみようと思ったが、もともと傷んでいた物を買ってしまったのか、真っ白にカビており、さすがに使用する気になれなかった。玉ねぎも、1個は駄目になっていたし、この時期は、冬みたいな感覚で常温保存はできないんだな…。
――また、完成品を食べて、すぐに「バターを乗せると、更に美味しくなりそう!」と思ったが、お客さま感謝デーにてバターの値段を見てみたところ、1パック/200gで400円とかの危険な価格になっており、「ゲボガァ〜!!」と、必殺技を喰らったキン肉マンの超人みたいな気持ちになってしまった。いやもう、これは…代替食品として「マーガリン」という枠を作った、中世ヨーロッパ人兄貴の気持ちが分かるってもんだわ…。
が、ここでめげる私ではない。ニンジンについては、また買って挑戦をしてみたいと思うし、キノコについても、生鮮食品としてのそれを使うから価格変動が大きくなるわけであって、業務ス◯パーで売っている乾燥品&冷凍品で、供給を安定させられないか、試してみたい。
…また、その他の「炊き込みごはん」具材として、ネットを調べてみると、どうも鶏肉を使っている場合が多いようだ。サンプルレシピでは、米2合に対して150gなどと、私の感覚からすると、入れ過ぎである(参考:私の親子丼3食分が鶏肉150g程度)。ただ、肉が、少量で料理の風味を大幅に変えることは事実のため、ごく少量を刻んで入れる…といった使用法が良いかもしれない。調理の手間を考えると、これまた業務スーパ◯の、冷凍ひき肉なんかが良いのだろうか。冷凍スペースが足りねえ…。その他、何故かキノコの永遠のライバルとされることの多いタケノコなんかも、炊き込みご飯の具として、面白そうだ。
――そんな感じで。「炊き込みごはん」は、私の生活に、料理の1ジャンルとして定着してくれそうだ。だが、性能が高すぎて、他料理を駆逐しすぎないように、気を付けなければならない。味噌汁&サラダは、組み合わせとして良さそうだ。例によって、肉が無いのだが、いつものことだし気にしない!
(2024年6月30日)
確かに面倒くさいので、睡眠とストップでゴリ押しするぜ |
●9章:ゴンガガ その@ サンプル:H1024
vs クラウド/バレット/レッドXIII/ケット・シー(3名を選択)
ダインとトードエボルブを倒した後は、バギーに乗って、コレルエリアの後半からスタートする。そこから、ゴンガガ村まではかなり遠いが、「@コレルで自由行動が可能になったら、ゴンガガへのエリア切り替えライン手前までファストトラベルする」→「A川をバギーでわたった後に、ゴンガガ村までファストトラベルする」で終わりである。むしろ、冒頭の、キャラが話しながらバギーで移動をするパートが、飛ばせずに面倒だ。12章は、このせいで、世界中を自由に回れるパートとしては問題があった(【日記:2024/5/10】)のだが、他の章にも、そういうのが存在するのか…。
その後、村でのイベントを終えると、まずは、男性陣でゴンガガ魔晄炉へと向かっていく。ちなみに、このパートでもファストトラベルが使用不能なので、徒歩で魔晄炉へ向かうしかない。当然と言えば当然の処置だが、“ワールドマップを徒歩で移動”というのは、なかなか久しぶりの感覚である。
さて。魔晄炉内を適当に進んでいくと、ボスの「サンプル:H1024」戦がスタートする。リメイク版の新モンスターであるが、第1弾の範囲では「サンプル:H0512」というボスも登場していた(こちらは原作にも登場)。数字の意味はもちろん、2の累乗である。
ところで、こいつのバトルとしてのテーマは、「魔晄吸収」といった技を使い、自身に強化ステータスを付与していくことである。と言っても、「強化ST付与→デスペルで解除」を繰り返すという逆カタストロフィー様になるわけではなく、ヒートやバーストによってステータスを解除できるため、いつもながらに、攻めの姿勢が重要となるバトルだ。特に、氷属性を基本の弱点として持っているのは大きい。今作でも、動き回る相手には当てづらいものの、代わりにバーストゲージの上昇値が高いという性質も同じなため、ブリザラ辺りを連発していれば、すぐに相手をヒート&バーストに持っていける。
そして。後半戦では、ダインで上手く行かなかった「スリプル&ストップによるゴリ押し」(【日記:2024/5/27】)を狙っていく。あの時は、バレット1人で全てを行おうとしたため失敗してしまったが、今のバレットには仲間が居る。謎にポエミィな表現だが、実際、仲間キャラクターの存在により、ATBゲージもMPも、息切れをしづらくなるのだ。そういうわけで、有効な「スリプル×2回」と「ストップ×2回」をフル活用し、今回は無事に、ゴリ押しでの勝利に成功した。ダイン戦の時には失敗してしまったが、スリプルとストップは、やはり超有用な行動封印手段なのだ!
ロボットは前座で、最後は女と女の殴り合いで決着を付けたいんだよ(適当) |
●9章:ゴンガガ そのA クリムゾン・メア改
vs ティファ/エアリス/ユフィ
ゴンガガのストーリーパートの後半戦は、3人娘を操作することになる。前半戦と同じく、ファストトラベルが禁止されているが、今度はチョコボを使って、あっという間に魔晄炉へと到着だ。そして、少し進むと、ボスの「クリムゾン・メア改」戦がスタートする。
ちなみに、いきなり「改」が登場しているように思えるが、これは、「紫電改」のように、改良版だけが有名になってしまった…わけではなく、リメイク第1弾のユフィDLCにて、オリジナル版と言える「クリムゾン・メア」が登場していたからだ。うん、私も、リメイク第2弾がひと段落ついたら、いちど流しで遊んだだけのユフィDLCを、もう一度、しっかりプレイしてみたいと思います…。
さて、この戦闘のテーマは、女の敵は女ということ…ではなく、兵装を持ち換えることによる、敵耐性の変化である。特に、序盤は、機械系の敵ということで、雷を弱点としており、エアリスの「サンダガ改」で景気良く削っていける。だが、バトルが後半に進み、「ガントレット」という、まつぼっくりにしか見えない武器を持つと、雷が弱点でなくなるうえ、魔法攻撃への耐性を持ち始める。具体的に、どれだけダメージが異なってくるかというと、「聖なる魔法陣」の2連続サンダガで、バトル冒頭では9999→6000と削れていたのが、500→250にまで減少する。実に、1/24という、尋常ではない減少率だ。
そのため、ここでは、魔法ではなく物理攻撃を主体とし、いち早く「ガントレット」×2を破壊しなければならない。だが、エアリスにはまともな物理攻撃手段が無い。また、ティファについても、単純火力こそ優秀だが、短射程であり、動き回る相手には当てづらい。というわけで、キーとなるのはユフィである。ストーリー演出としては、ユフィDLCのリベンジ戦ということもあるが、バトル性能としても相性が良く、「風林火山」は、誘導性能が高くて当てやすいうえに、火力も上々だ。1回だけ有効なストップも、この“ガントレットの破壊”に向けるべきであろう。
しかしながら、私は、これらの特性を全く理解しておらず、なかなか両手のガントレットを破壊できないという、グダグダ極まる戦いになってしまった。
…のだが、何故か全く、危機感を覚えることは無い。それもそのはず、敵の攻撃力が、異様に低いのである。味方のHP:6000程度に対し、主力である「インパクトフック」の1発のダメージは、400にも達さない程度であり、ノーガードで連続受けしたとしても、余裕で「ケアルガ」が間に合ってくれる。必殺技の「インパクトメア」は、さすがに全体3000と痛いが、それも所詮は最大HPの半分程度、5000〜6000あたりを平気で叩き出す他ボスの必殺技と比べて、全く殺意が足りない。ちなみに、ノーマルモードでの動画を見返してみると、当時の最大HP:3500程度に対し、「インパクトフック」が120ほど、「インパクトメア」が1000ほどであった。最大HPが2倍弱に上がっていることを考慮すると、相対的な火力上昇は、たかだが1.5倍程度である。
やれ、似たような考察は、過去にもやったことがあり、第2章のボスであるミドガルズオルムについては、NORMALとHARDの相対的な火力差は3.3倍であった(【日記:2024/5/1】)。上昇値がその半分ということで、やはり、何らかの設定ミスなのかもしれない…。
そういうわけで。スカーレットは、3人娘を倒すつもりのないやさオバ(やさしいおばさん)と化している。実際、グダりながらも、特に危機感なく、ガントレットを破壊できた。そうすると、魔法耐性が消え、再び雷属性が弱点となるので、エアリスで「サンダガ改」を打ち込み、無事に勝利ができた。
やれ、一見すると、若い女子にキツい態度を取っているかのように見えるが、その実は、手の掛かった自作ロボットを自慢したいだけ…つまり、スカーレットは、ツンデレおばさんだったのである。これも、何かの規制逃れの隠語かな?
(2024年6月30日)
JCBって、あぁ〜アレだ!
旅行代理店!!(※JTB) |
私が初めてクレジットカードを作ったのは、今から10年ほど前、2台目のスマートフォン型携帯電話を買う際に、通信契約も格安SIMに変更しようとした時である。その料金支払いは、クレカしか対応をしていなかった。しかしながら、大手キャリアの、「通信量&本体代を合わせて、月額7000円」「2年縛りに対して、2年1ヶ月の違約金を支払わせる」という悪辣な手法が、当時の金銭感覚でも耐えられず、私は格安SIMに変えるしかないと確信した。
…やれ、その頃の私は、まだ現金しか支払い手段を持っておらず、“初めてのキャッシュレス決済”には、不安なことが多かった。それでも、意を決して、実店舗でクレジットカードを作り、そして、格安SIMの携帯電話を手に入れたのである。
――なお、その際に作った「イオンカード」、そして通信会社の「IIJmio」とは、今なお付き合いが続いている。あれから10年が経ち、私は、転職や、幾度とない引っ越しを経験した。さらに、去年秋に株式投資を始めた際には、身の回りの金銭管理を一斉に見直すに至った。それでも、イオンカードもIIJmioも、今なお最前線で活躍してくれている。本当に僥倖で、有り難いものだ。
では、そんな私とクレジットカードの馴れ初めを語ったところで、本日の日記は、「PayPayカードをJCBにしておいて良かった!」という題名である。
…さて、ここ数ヶ月で話題となっているが、日本のオンラインサービスで、VISA・MasterCardブランドのクレジットカードが、使用不能となる例が出てきている。現在のところ、「ちょっと変わった成人向けコンテンツの販売」が主要な規制対象となっているようだが、皆さまの身近なところとして、ニコニコ動画のプレミアム会費の支払いに、VISAとMasterCardブランドのクレカが使えないという事態も発生しており、影響が広がってきている。
――やれ、そんなことになっている理由を調べてみると、どうも、カナダだかアメリカだかで、性犯罪者が児童ポルノに関連するコンテンツを持っていたことが問題視され、その料金決済に加担していたクレジットカード会社が何故か訴えられ、それが日本に飛び火して、該当コンテンツの規制、またはクレジットカード取引終了という事態に至ったようだ。
やれ、分からないことだらけである。地球の反対ほど離れた国の裁判で有罪が出たところで、日本には関係が無いだろう。それに、犯罪者がクレジットカードを使っていたとして、カード会社まで共犯扱いされるというのは、メチャクチャだ。逆転裁判6に、「弁護罪」という罪があり、「被告が有罪になると、その擁護をした弁護士まで有罪となる」というルールが存在するのだが、現実のほうがよっぽど意味不明だったわ…。
しかしながら。少し話を巻き戻すと、クレジットカードには、「ブランド」というものがある。私も詳しくは知らないのだが、支払い代行を行ってくれる会社のことであろう。主に、VISA・Mastercard・JCBの3つが存在し、消費者は、クレジットカードを作成する際に、これら3つのブランドから、自由に選ぶことができる。VISAとMastercardは、アメリカ企業であるが、JCBは日本由来の会社だ。
…さて、これら3つについて、“消費者が払う、基本の手数料”は、全て無料である(※例えば、「楽天カード」「イオンカード」「PayPayカード」は、どのブランドを選ぼうとも、入会費/年会費/1回払い時の手数料が、「無料」で共通)。しかも、VISA/Mastercard/JCBを比べると、強いて言うなら、JCBだけ、使える店舗がやや少ないという程度であり、正直、私にとっては、何を選んでも変わらないと思っていた。そのため、適当にバラすことを考えつつも、これまで、取り立てて意識をするようなことは無かった。
――が。このような“表現規制”まがいの事態が発生すると、“アメリカ以外の軸を持つ”のが、いかに重要であるかということが分かるのだ。今回の事態が引き起こしている騒動については、【ニコニコ大百科のこちらのページ】に、分かりやすくリストアップされている。表現の変更や、V社・M社のクレカ取引の終了、はたまた「ひよこババア」なる令和の呪言まで並んでいるが、「JCBの取引停止」という情報は一つも無い。もちろん、JCBも、国際的なビジネスを行っている会社であるため、未来永劫に安全とは言い切れないものの、今のところは、日本由来の会社という部分のメリットが目立っているようだ。
そして私は、既にJCBブランドのPayPayカードを持っている。PayPayカードは、基本のポイント還元率が「1.0%」と、楽天カードと同じであり、得られたポイントについても、「PayPayポイント運用」で、無駄なく投資生活に役立てられる。よって、VとMが取引停止にしたサービスについても、JCBのPayPayカードで買えば、全く問題ないのである。
ちなみに。米帝が規制しようとしている内容は、前述した通り、「ちょっと特殊なアダルトコンテンツ」が主体のようだ。しかし、取引終了対象に、「ニコニコ動画」まで入っているのは、「最近だらしねぇな?
あぁん!? 最近だらしねぇ!!」や「ウホッ、いい男…」などの例のアレが問題視された…のかもしれないが、驚くべきことに、「汚い仔猫を見つけたので虐待することにした(1匹目)」という動画(削除済み)が槍玉に上がったのだという。
…さて、題名だけを見ると、暴力的で、目を背けたくなるような動画に思えてしまうかもしれないが、これは実際には、「虐待」という名称で、拾った仔猫を手厚く保護するという内容であり、猟奇的な要素は全く存在しない。また、温かいお湯で体を洗ってあげるシーンには、コメント機能で「なんて酷い水責めなんだ…」などと書き込まれており、投稿者と視聴者が、共に楽しめるコンテンツとなっていた。それが、「虐待」という文字だけで、規制対象となってしまったようだ。米畜生は、どうやら日本語が読めない模様である。
さて。ここで、私自身を振り返ってみると、さいきん新たに好きになったものとして、「姫様、“拷問”の時間です」という作品がある。これは、囚われの姫が、「拷問」という名のおもてなしを受け続けるギャグ漫画…なのだが、上記の「汚い仔猫を虐待」の例に当てはめると、100%アウトである。原作を配信している「ジャンプ+」、およびアニメ版の「dアニメストア」でも、作品が削除されたり、またはVやMでの決済を行えなくなるかもしれない。
――そして更に、そう言えば、私の好きな「ファイナルファンタジー7」は、主人公が原子力発電所(のようなもの)を爆破するシーンから始まる。これも、暴力的・反社会的シーンと捉えられてしまえば、配信停止や決済終了の対象に成りかねない。もっと言うなら、私のサイトも、“縛りプレイ”なんて特殊性癖(?)を、日々披露している。これまた、汚染米やその関連団体から睨まれれば、★瞬殺★となってしまうだろう。ね、…こういうの、やめよ?
知ってる知ってる、JCBって、意識不明の患者さんの重篤度を数字で表すやつでしょ?(※JCS) |
では、ここからは、ガラッと話題を変えて、別の視点から、「JCBのカードを持っていて、良かった!」と思った点を紹介してみよう。
…さて、現在の私は、ご存じの通り、マッスル投資オタクと化しており、日々、莫大な額を動かすマネーゲームを、遊びとして楽しんでいる。その主力として使っているのは「楽天証券」であるが、その買付手段の一つとしている「楽天キャッシュ」について、この6月4日から少しだけ仕様変更が為され、「楽天カードからのチャージ時」ではなく、「キャッシュ額の利用時」に、ポイント付与タイミングが変更される。
――やれ、その付与率は、「200円につき1ポイント(0.5%)」で変わらないため、「そこに何の違いもありゃしねえだろうが」というところである。違うのだ。私も使ったことは無いのだが、楽天キャッシュには、「楽天カードから直接チャージをする」以外の道筋が存在し、新仕様では、それを用いた場合にも、0.5%のポイント還元が為される。具体的には、「@『PayPayカード』から『FamiPay』にチャージ(1.0% PayPayポイント)」→「Aファミリーマート店舗で楽天ギフトカードを購入(0.5%
ファミペイボーナス)」→「B楽天ギフトカードで楽天キャッシュにチャージし、投資信託を購入(0.5%
楽天ポイント)」のルートを辿ることで、50000円の投資額(※「投資信託の購入」の楽天キャッシュ利用量は、5万円/月が上限)に対し、合計2.0%、1000円ぶんのポイント還元を得られるのだ。これまでも、@Aを使っていれば、1.5%の還元を得られたが、そういう人は、Bが増えたことで、還元率が1.5%→2.0%に増える。また、私は、Bの従来仕様である“楽天カードからのチャージ時”のみを利用していたため、0.5%→2.0%と、大幅アップになるのだ。
ちなみに、得られた各種ポイントについて、PayPayポイントはポイント運用へ、ファミペイボーナスは次回の楽天ギフト購入へ、そして楽天ポイントは国内株式(※米国株式)を買うのに使えば良い。全て無駄なく、私の投資生活の中で利用可能なのだ。
では。これらのどこに、JCBが関係あるのかと言うと、実は、「FamiPay」にチャージ可能なのが、JCBブランドのクレカだけなのだ。これは、前半パートで紹介した表現規制とは、全くの無関係であり、理由は不明である。恐らく、JCBの担当者から直接脳内に要求されたとか、そんな感じだろう。
…ちなみに。私が3月中旬に、PayPayの攻略を始めた際(【日記:2024/3/14】)には、このような利用法は全く考えていなかった…というか、そもそも情報が公開されていなかった。そのため、私がPayPayカードの国際ブランドとしてJCBを選んでいたのは、完全に偶然である。ただ、「作るクレジットカードのブランドは、できるだけ分散させよう」とは考えていた。そして、主力@の楽天カードと主力Aのイオンカードセレクトが両方ともV畜生、そして主力Bの楽天デビッドカードがM糞であったため、PayPayカードがJCBとなることは、必然だったのかもしれない。
――何はともあれ、私は、堂々とFamiPay経由ルートで投資し、そして50000円の投資額に対し、合計1000円相当のポイントを得られるのだ。純粋な還元額が増えるのも嬉しいが、PayPayポイントが安定供給されるというのも嬉しい。これまで、Yahoo!から貰える少額、そして「TikTok
Lite」頼みだったPayPayポイントにも、「お金を使って、その対価として報酬を得る」という、正規の方式が追加されてくれたのである。
そういうわけで。本日は、全く違う2つの観点から、「JCB」ブランドのクレジットカードを持っているメリットを挙げてみた。
…やれ、私は、VとM、そしてJCBについて、これまでは、全く変わらないどころか、むしろガラパゴスなJCBは劣っているとさえ思っていた。だが、何個も存在するものには、やはり、そうなっている理由があるのだ。これからも、アメリカだけに依りすぎることなく、もちろん日本のみへの依存もせず、様々なものに分散をしていこうと思った次第である。
(2024年6月30日)
所詮はミニイベントと侮っていたが… |
5月の投資記事と重なって、1日遅れとなってしまったが、先日朝7時に放送された「State of
Play」についての記事を書いてみよう。このイベントは、PSハードの新作発表会であり、概ね3〜6ヶ月に1回という間隔で開催され、30〜40分の長さで放送がされている。
…ところが。「State of Play」は、どうやら小粒な告知という設定のようであり、ビックタイトルの発表などは、他イベントに譲ることが多い。具体例を挙げてみると、「ファイナルファンタジー16」の初登場は、「PS
Showcase」という、やや規模が大きめとなる発表会だった (2020年9月17日。【当時の日記/FF16】)。同様に、“7リメイク第2弾”の題名が「FF7リバース」であると正式発表されたのは、スクエニ独自のイベントであった(2022年6月17日。【当時の日記/FF7R2】)。そして、今回トレイラーが追加された「モンスターハンター:ワイルズ」も、その初登場は、昨年末の「The
Game Awards 2023」というイベントにおいて、であった(2023年12月8日)。
――ただし。「State of Play」枠でも、「バイオハザード
RE:4」の初公開(2022年6月3日)など、誰もが名前を知っているようなビッグタイトルが出てくることもあるため、必ずしもサプライズが無いというわけではない。最近の傾向として、PS以外でも発売されるマルチプラットフォーム作品が発表されることも増えているため、PSファン以外でも、お時間が合えば、軽く流しておいて損は無い…くらいの内容にはなっていると言えよう。
ちなみに、私については、State of Playが告知されるたびに、「今回のイベントでFF13のリマスターが発表される!」と宣言し、その後に発表されず、ズコー!というのが、Twitter(現:X)における鉄板ネタになっている。まあ、そんなお約束を繰り返すのも乙なものであるが…でもまあ、そろそろ本当に、FF13シリーズのリマスタープラス的な作品は、現行機に出してほしい…。
このロゴが『6』に見えるとか、そういうアレなのでしょうか |
というわけで。この5月31日の「State of
Play」において、個人的に気になったタイトルを挙げてみよう。
…まずは、お馴染み、「モンスターハンター:ワイルズ」である(【日本語トレイラー】)。“モンスターハンター”シリーズは、もはや説明不要であろう。老若男女に大人気の、環境トップ共闘アクションである。現在では、「ワールド&アイスボーン」(PS4等)のような据え置き作と、「ライズ&サンブレイク」(ニンテンドースイッチ等)のような携帯機作の、二刀流で展開が行われており、その両方が、多くの人に受け入れられているようだ。
――そして、「ワイルズ」は、据え置き側の最新作であり、PS5世代のハードにて、2025年に発売されるという。初公開の2023年12月から見ると、カプコンとしては珍しい、1年以内に発売されないタイトルのプロモーションであったが、それだけ、モンハンシリーズが、業界すら左右するほどの、超大型タイトルに成長したということであろう。
やれ、こういうことを考えると、私は、「ファイナルファンタジー」が環境トップタイトルだった25年ほど前を思い返して、少し複雑な気持ちになる。まあでも、実際、「ワールド&アイスボーン」は、私が初めてオンライン協力プレイを本格的に楽しんだタイトルで、合計で約1000時間も遊ばせていただいた(【日記:2020/10/22】)。今のモンハンは、あの伝説のPSP時代すら、遥かに凌駕している。面白いんだから、仕方ないよね!
そして。今回の「ワイルズ」新映像で驚いたのは、そのグラフィックの凄さである。
…やれ、据え置き版の前作である「ワールド&アイスボーン」は、2018年1月という、PS4時代の後期で発売されたタイトルに関わらず、映像美としては、あまり優れた作品ではなかった。理由として、PS3世代にて、カプコンが据え置きモンハンを出しておらず(当初、「モンハン3」がPS3に出ることが発表されていたが、例のアレでWiiへと完全移行し、更に本編ナンバリングが3DSで展開されるという、トチ狂った例のアレになっていた)、PS4の「ワールド」が久々の据え置き作品となったことなどが考えられる。それでも、度重なるアップデートや、追加パック版の「アイスボーン」などにより、少しずつグラフィックが向上していき、スタッフが製作に手慣れていくのは、目に見えて分かった。
――そういう流れもあって、ワイルズでは、堂々とPS5世代のグラフィックになった。キャラクターの造形は、「バイオハザード」シリーズのような、本格的なものとなっている。また、初報トレイラー(【YouTube/2023年12月8日】)では、“明らかに製作初期”という感じで、引いたカメラ視点が多かったが、今回は、迫力のあるダイナミックな構図が大幅に増え、実際の戦闘シーンも多く含まれている。
やれ、これらのグラフィック向上については、ハード性能やスタッフの技量が上がったということの他、「ワールド」により、文字通り、モンハンが世界で受け入れられるタイトルとなって、これまでとは段違いの気合が掛けられているという点もあるだろう。やれ、グラフィックというのは、そのゲームが何を表現したいかが、最も明確に現れている。それが前作よりもパワーアップしているという時点で、「ワイルズ」には、大きく期待ができるというものだ。これが、次世代機でなくPS5で遊べるなんて、凄い時代になったものである。
なお、余談として、シリーズのマスコットである猫キャラ:「アイルー」が、今回のトレイラーにて、初めて日本語を喋っている。これまでも、文字としては、「旦那さん、僕もう駄目ニャ…(死ぬとは言っていない)」などと、人間の言葉を話していたが、音声では、実在猫の声を合成したようなボイスに留まっていた。それが、ついに、20年以上の時が経って、日本語を語りだしたのである。キッッッッッッッッショ!!!!!!!
なんで喋るんだよ!!
――やれ。果たして、このアイルーの声の違和感は、発売後も残るのか、それとも自然に定着するのか。モンハンワイルズに、「アクション部分の出来上がり」という以外で、妙に気になる点が発生してしまった。まさか、カプコンの奴、そこまで考えて…??
たまにはこういうゲームも遊ぶのも良いものです |
その他。モンハンワイルズ以外で、地味に私の興味を惹いたのが、「アストロボット」の新作アクションである。
…やれ、「アストロボット」、もといアストロ君は、PSスタジオの“顔”として、VRゲームや、本体付属デモなど、試験的な作品を担当することが多かった。それが今回は、初めて、正真正銘、非VRのパッケージ版フルゲームとして登場するのである。発売日は、この9月6日と既に発表されている。恐らくだが、値段についても、少し引いた価格になってくれるのではないだろうか。
さて、なぜ、私がここまで、「アストロボット」に注目しているかというと、それはもちろん、PS5本体に付属している「アストロ
プレイルーム」が最高だったからである(【日記:2022/7/10】)
…やれ、それはあくまで、“プレイステーションの歴史を振り返りつつ、PS5の新機能を紹介するデモゲーム”という扱いであるものの、単純なジャンピングアクションとしても優れている。また、PS5のコントローラーは、振動機能が大変に優秀であり、それがフル活用されているタイトルは、遊んでいるだけで気持ち良い。アストロ
プレイルームは、そんな文字通りの手触りの良さを持つ作品であり、私のPS5のゲーム生活において、最初の良作となった。
――だからこそ、「アストロボット」の非VRフルゲームの登場は、私にとって、願ったり叶ったりという感じなのだ。あの、懐かしくも新しい感覚が、5時間で終わってしまうミニ作品ではなく、本編として楽しめる。今後の情報次第だが、これは期待の大きいゲームなのだ。
というわけで。今回の「State of Play」は、ド定番メインディッシュの「モンハンワイルズ」に加えて、「アストロボット」という豪華なデザートも加わり、かなり満足度の高い内容であった。もちろん、いま抱えている「FF7リバース」や「FF5アドバンス」も、それぞれに創作しがいのあるタイトルだ。そこへ、この日記の毎日更新も加わってくる。つまり、アレだ。やることが…やることが多い…!!(嬉)
(2024年6月30日)
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