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管理人の日記ログ
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温泉…智絵里……? |
近所のスーパーで、“特売品”枠だが、ぶなしめじ×2株が100円台中盤で売り出され始めた。キノコの旬がやってきた!
…まず、キノコの旬は、春と夏である。まーた、訳の分からないことを…と思われるかもしれないが、これには明確な理由がある。というのも、実は、キノコという農産物は、工場的な環境で栽培されるため、一年中、同じ量が出荷されている。供給が同じということは、価格を決めるのは、需要のみだ。そして、春と夏は、キノコ料理の人気が下がるため、値段も低下するということだ。
――では、具体的に、どれくらい値段が下がるかというと、最もスタンダードなシメジ1株が、冬だと1株で100円程度だが、夏だと2株セットで100円、つまり2倍は違う。ちなみに、前述の通り、作られている環境は年中同じのため、変わるのは値段だけである。キャベツやレタスのように、高いうえにショボくなってしまうという心配は、キノコには必要ないのだ。
さて。キノコについては、食用とされる品種ですら、生で食べる有毒なことすらあるくらいであり、100%加熱調理が必須だ。「キノコ大好き」などと宣言して、伐採したキノコをそのまま食べている
…ということで。加熱が必須のため、“冬場のキノコ料理”というのは、確かに一石二鳥だ。だが、料理において、熱を全く使わないというのは有り得ず、暖かい時期のキノコというのも、様々な用途で使用可能だ。以上の理由により、私にとって、キノコの旬は、春と夏なのである。
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猫「ありがとう(イケボ)」 |
さて。キノコというのは、万能食材であり、熱する料理であれば、何とでも合う。菌類なので、分類上は植物よりも肉に近いのかもしれないが、劣化の足も遅く、冷蔵庫で1週間ほどもち、冷凍も可能だ。あらかじめバラしておけば、調理の都度に包丁や手袋を使う必要もなく、少量での利用もしやすい。
…というわけで。今日は早速、パスタの付け合せに使用をした。スパゲッティというと、市販のパスタソースを使うのが一般的だと思うが、私は節約のために自作をしており、玉ねぎ・にんじん・青ネギ・冷凍ウインナーなどの余り食材を適当にフライパンで炒めて、ケチャップ・マヨネーズ・タバスコ・顆粒だし等で味付けする。その時の気分で、色々と組み合わせを変えてみるのだが、ケチャップ&マヨネーズが一番スタンダードで飽きが来づらいと感じる。
――そして、季節が冬から夏に変わると、食材としては、大根out・キノコinという感じだ。季節ごとに食材を変えることで、値段が抑えられるのはもちろんであるが、飽きづらくなるという利点も嬉しい。最近の休日は、このパスタ料理をごちそう扱いで食べるのが定番になっており、もはや、かつてのレギュラー食品であったカップ麺ですら、環境外に追いやられている。
さらに。私は、半額で買った小松菜とほうれん草を余らせており、そこに、今日朝に買った半額もやしも追加された。これらを早く消費するために、中華スープを作ってみたのである。
…内容は、レシピというほどのものでもないが、顆粒だしを入れたお湯を沸かし、玉ねぎ・にんじんなどの適当な余り野菜を切って、冷凍肉だんごを1食1個になるよう投入し、これまた適当な時間、煮る。そして最後に、中華スープの素を溶かす。至極簡単、私にとっては、電子レンジで温めるのと大差ない。
――ちなみに。私は、スープ料理について、お弁当分も考え、普段は水2リットルという爆量を作るのだが、今回は、日程的にしばらくお弁当が不要であることと、連休の1日目という点も考えて、1.2リットル(4食分)に加減をしておいた。こういう調整が自由なのも、自炊の良いところだ。
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キッショ!
なんで歩くんだよ |
そういうわけで。キノコに加え、小松菜・ほうれん草が加わったパスタ&中華スープは、味はもちろん、見た目も従来とは様変わりしており、長かった冬が終わったことを教えてくれた。「季節の変化」は、私にとって、旬の野菜の移り変わりなのだ。そして今後も、レタス・ナス・ピーマンなど、どんどん野菜のラインナップが様変わりしていき、味と見た目で、私を楽しませて続けてくれるだろう。
…ちなみに。パスタと中華スープ以外のメニューについては、仕事開始前のギリギリの時間を使って特売日に買った半額バナナ(【日記:2025/1/11】)、そして飲み物枠に粉カフェオレ(【日記:2024/11/23】)を並べていった。我ながら、中々こだわりを感じるというものである。これだけやれば、「料理が趣味」と宣言しても、嘘にはならないだろう。
まあ、手間が掛かると言われればその通りなのだが、私は出不精なので、買い物に行くほうがめんどくさい。それに、安い食材を使うことで、圧倒的に値段を下げることができ、夢の配当金生活に、一歩ずつ近付けている気がする…。
――ということで。個人的には、いま自炊をしていないという人も、例えば「サラダ枠の食べ物は、玉のレタスを買い、自分でちぎって作る」などと、部分的に自作の習慣を取り入れたほうが良いのではと思う。もう、外の世界の食い物は駄目だ。あれはアホが値段を考えてる。
(2025年3月29日)
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『4.1』も終わってないのに、『5』『6』セットで、また遊びたくなってくるじゃないの |
ここ最近では、職場で、社内SEっぽい仕事をやらせてもらっている。前印象は最悪であったが、現在では、良い仕事を貰えたと思っている。
…まず、前印象が最悪だった理由だが、確かに、“私の過去の専攻”は、電子工学ではあった。しかしながら、その大学時代について、私は、「失敗をした嫌な思い出であり、掘り返してほしくない」と考えている。その過去を消したいと思ったからこそ、既に30歳が迫っていた時期に、専門学校で数年潰し、400万円あった貯金をゼロにしてまで、異業種へと転向をしたのだ。その新しい世界で、何とか生きていきたいと思っていたところに、捨てたはずの旧専攻を蘇らされた。古傷をえぐられたような気持ちである。
――しかも、周りの人から見て、私はどうやら「額面上の頭が良く、コンピューターやプログラミングといった分野が得意」だと思われているらしく、“SE部門への転向”は、会社にとっても私にとっても、非常に良いことであると捉えられているようだ。もっとも、前述の通り、私からしてみれば、大学時代の失敗をほじくり返されるようなものであり、悪夢そのものだ。そして、そういう話が出て、別の部署に動かされるというのは、「お前は今の場所では使い物にならない」と無能宣告をされたのと同じである。まあ、周りの人間の態度と、自分の出すパフォーマンスから、薄々と感じてはいたが…ハッキリ行動で表されると、私もやはりショックなのだ。かくして、年明けからの私は、精神状況がグッチャグチャになっていたのである。
しかしまあ、実際にやってみると、社内SEの仕事も悪くないかなと思いはじめてきた。
…まず、“社内SE”というと、何をやっているのか分からず、事前の説明では「サーバー構築やプログラミング」などと聞いていた。確かに、このサイトのことを含めれば、私は“自作プログラミングの運用実績がある”と表現できる。だが、4桁人の従業員がいる事業所のシステム構築なんて、できるわけが無い。そんなのを任されるなんてムリムリ、今から死んでお詫びします…なんて考えていた。
――しかしながら、実際の私に任せられる仕事については、パソコンのメンテナンスや電話対応といった、簡単なものが多い。その理屈は、確かに、「サーバー構築やプログラミング」といった、専門性の高い仕事をしている人もいる。だが、社内エンジニアに任される仕事は、そういった高度なものだけでなく、雑用や、至極簡単なトラブル対応も多い。しかし、業務量に対して、人数が異様に少ないため、“専門知識を持つ人が、雑用に悩殺され、本来の仕事ができない”という問題が、慢性的に発生していた。かくして、私が雑用をこなすことで、忙しい人たちの手を開けることができるのだ。
では、実際に、どのレベルのコンピューター対応が求められるのかというと、まあ、アレだ。まず、「パソコンがつかない」「動作が遅い」「○○の機能が動かない」という電話が来た場合、「①パソコンを再起動する」「②LANケーブルをしっかり刺す」「③電源コードを確認する」のどれかで解決できることがほとんどである。cmdでping無反応を確認し、(ああ、これ、コードが抜けてるやつだ…)と確信し、電話口で「LANケーブルが抜けているのではないでしょうか?」と言ってみても、「とにかく来てください!」などと嘆願されることすらある。まあ、専門家でもない人が、困り果てたうえで、電話を掛けてきているのだ。口頭で正しく異常を説明できるわけがなく、実際に見にきてほしいというのは、気持ちは分かる。ただ単に機械の問題を解決するだけでなく、困っている人を安心させるというのも、これまた重要な仕事であると思う。
…また、どうしても駄目な時は、予備端末と交換するという手が使える。デスクトップPC・ノートPC・スマートフォン端末、どれもセットアップはマニュアル化されており、それなりに複雑で面倒だが、所詮はそれなりであり、さすがにルーチンワークとなって慣れてくる。そして、帰ってきた不良端末は、これまた固定の手順で、どの部位が不良かを確認する。ほとんどの場合、壊れるのはハードディスク(含SSD)のようであり、そこを予備部品に換装した後に初期化を行い、“メンテナンスしましたよ感”を出すために、軽くエアダスターなどで清掃をして、棚へ押し込んでおく。パソよりも、プリンターのほうがよっぽど強いぞ!
――いっぽうで。私には全く理解できないような話…特に、ハードではなくソフトウェア系は高難易度であることが多く、そういった物もそれなりの頻度で飛んでくるのだが、そういう時は、迷わず、上の人たちに投げている。どうやら、部署の人たちは、この道で勤続10年以上といったベテランたちなので、彼らに任せれば何とかなる。というか、その手の話は、「あっ、これ無理だ」と一瞬で分かり、下手に自分でやろうと思うことが、むしろ全くないものだ。
というわけで。社内SEと言っても、実際に勤めている人間からすると、それなりという感じなのだが、一般社員からの信頼は熱い。まあ、彼らは、自身の担当業務に対しては詳しいが、コンピューターについては、道具でしかなく、その内情は、あまり知らないのだろう。しかし、そういった人たちが、安心してコンピューターを使えるようにするのが、社内SEの仕事である。感覚は、同業種というより、「店員と客」の関係に近い。
――かくして。「忘れようと思っていた旧大学の専攻を掘り返された」と、前印象が最悪だった社内SEの仕事は、意外と自分に合っているのではないかなと、思い始めてきたのである。私は、別にそこまでコンピューターに詳しいわけではなく、ベテランたちのような仕事は全くできないが、そんな自分でも、それなりに人の役に立てている感がある。これが異世界転生というやつか…。
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シリーズで唯一、次作に出演できなかったラスボスの、銀の人(※公式名称)さん… |
ところで。社内SEの仕事には、トラブル対応や機器のメンテナンスのほか、事務系のデーター整理も存在する。そういうのは総務課でしょ…と言いたいところだが、仕事の一部が、システム部門にも回ってくるのだ。前述の通り、単純作業で賢い人たちの仕事が圧迫されるのは好ましくないため、可能な雑用は、積極的に私が担当するようにしている。今の自分が役立てることは、難解な仕事を覚えるより、できる雑用の量と仕事を増やすことであると思う。
――そして、そういった作業には、専門のソフトウェアではなく、Excelを使っていることが非常に多い。もっとも、Excelといっても、私の私生活では、四則演算と、せいぜいSUM(総和)に並び替えくらいしか使っていない。だが、極めていくと、なかなかどうして、高度な動かし方もできるようだ。もはや、単なる表計算ではなく、Excelというプログラミング言語なのではないかとすら感じる。
しかしある日、Excelファイルを編集しようとすると、どうも読み取り専用でしか開けなかった。まあ、よくあることとして、“共有ファイルを誰かが使用中だと、それ以外のユーザーは読み取りしかできない”という処理になる。複数の人がバラバラに読み書きを行って、データーが壊れてしまわないようにするための処置だ。振り返ってみると、私が複数人で同一ファイルをいじるような業務に就いたのは、今回が初めてだ。
…が、そのユーザー名を見て、私は驚いた。ファイルを利用しているのは、「かのユーザー」という者であったのだ。かのユーザー…漢字で書くと「彼の」であり、現代語の「あの」と同じだが、少し古風に・文語チックにした感じだ。「かのユーザー」…いったい何者なんだ…。
――と思っていたが、数分後に謎が解けた。「ほかのユーザー」という名称が、バグって1文字消えていただけであった!
(2025年3月29日)
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表現規制…か? |
ゼシカ離脱状態のまま、「ライドンの塔」というダンジョンを攻略することになる。巨大なシーソーの仕掛けが存在し、石像を重りに使うことで、道を開いていくダンジョンだ。
…さて、ここは、何かとスタッフの配慮を感じる構成となっている。まず、動きのあるギミックが存在するものの、基本的には一本道と言えるデザインであり、隅々まで探索すれば、最終的には先へ進むことができる。当時のドラゴンクエストは、“国民的ゲーム”と呼ばれ、今とは比べ物にならないほど多くの人がプレイする作品であり、FFと比べても、ライトユーザー向けとされることが多いタイトルであった。「困ったらインターネットで調べる」という風潮も、今ほどは強くなかった。よって、迷ってやる気を失わないよう、探索要素のあるダンジョンに見せつつも、割と単純な内容になっているのだ。
――また、塔のエンカウント率は、激しく低い。巨大な仕掛けが存在するということで、ぐるりと塔を回ったり、階段を登ったり降ったりすることが多く、移動距離がかなり長くなる。とりわけ、「仕掛けを間違え、やり直す際に、雑魚敵とエンカウントする」というのが、強くストレスに感じるためか、この塔のエンカウント率は、極めて低く設計されている。3DS版はもちろん、PS2版においても、ほとんど雑魚と戦わずに、攻略が可能だ。
ちなみに。2004年発売のDQ8に対し、2006年に発売されたFF12には、「クリスタル・グランデ」というダンジョンがあった。ミニマップ&全体マップを封じられ、似たような繰り返し構造によって、迷路のような感覚を与えられる。“砂漠や古代遺跡といった、現実的な風景”が多かったFF12の中では、珍しく、まさにファンタジーと言える見た目であり、私を含め、多くの中毒者を生み出したダンジョンでもある。
…のだが、そのクリスタル・グランデについても、クリア後レベルの敵が出る上層については、異様なまでに複雑な構造になっていることに対して、ストーリー中の下層については、ほぼ一本道と言える構成になっている。FFについても、当時からガンビットというやべぇゲームシステムを採用していたものの、まだ国民的と言えるタイトルであったため、その物語中のダンジョンについては、迷わないよう、配慮が為されていたのだと思われる。
――ちなみに。ライドンの塔については、その名の通り、「ライドン」という人物によって建築中であり、主人公たちに制覇されたあとは、増築を意気込んでいる。この発言を受けて、3DS版では、上層がクリスタル・グランデ並の魔境になる…なんてことはなかった。でもDQ8-2があったら、恐らく発言が回収されるであろう…。
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洗脳女性キャラというジャンルだと、DQ11にも「呪われしマルティナ」が出てくる |
その後、ライドンの塔で得た情報を元に、序盤のダンジョンである「リーザス像の塔」へ戻り、キーアイテムの「クラン・スピネル」を手に入れる。序盤で役割を終えたダンジョンについて、再び奥まで進まなければならないという珍しい例であるが、なんと、この後、更にもう一度、塔を登る機会が出てくる。いくらなんでも、ストーリー中で、序盤のダンジョンを後から2回も再訪するという例は、長いドラクエの歴史の中でも、これだけであろう。
…そして、リブルアーチに戻ると、問題のシーンが現れる。ここでの物語は、「ハワード」という偉い魔道士と、「チェルス」という使用人が登場し、ハワードがチェルスに傲慢の限りを尽くすのだが、実は、暗黒神の封印に関わる「賢者の末裔」は、ハワードではなく、チェルスであった…という展開になる。その傲慢さを演習する一つとして、ハワードは、チェルスに対し、犬のエサを四つん這いで食べさせるというムービーが挿入される。ゲームとしても胸糞の悪い演出であり、プレイヤー感で、よく語り草にされる。ドラクエシリーズは、一見すると牧歌的な世界観であるが、必ず作品に1つや2つ、こういう“現実的で、目を逸らしたくなるようなシーン”が挿入される。恐らく、スタッフの趣味なのであろう。
――ただ、まあ、さすがにやりすぎと判断されたのか、3DS版では、ただ単に、“大勢の前で叱責され、さらに犬から弾き飛ばされ、動物以下の扱いを受ける”というだけになった。それはそれで嫌なのだが、まあ、胸糞の悪さでいえば、大幅に軽減されたと言える。ちなみに、CERO対策?
の微妙な表現変更として、“FF6の、セリスが仲間に入る場面”などがあるが、そちらと比べて、DQ8の例は、あまり話題になっていない。女キャラのシーンじゃないから?
そして。その後、ボスである「呪われしゼシカ」と戦う。まず、町の中でボスが登場し、しかも仲間メンバーの1人が敵になるというスリリングな展開である。ただ、詰み防止のためか、町は封鎖されず、自由に外へ出ることができる。住民についても、マイペースに石像を彫り続けており、どこか気の抜けた演出となっている。まあ、ドラクエがガチすぎても困るので、これくらいの緊張感で良いのだろう。少し前に犬のエサを人間に食わせていたことは忘れろ。
…ただ、「呪われしゼシカ」については、バトル的には貧弱である。敵の攻撃はぬるく、ドルマゲスと同じ杖に呪われているものの、その能力は足元に及ぶかどうかという感じだ。さらに、雑魚の「シャドー」という敵を、3体ずつ、最大6体まで出現させるが、打撃が1ダメージという信じられない低火力であり、しかも主人公の「ライデイン」によってほぼ一撃なため、むしろ爽快感を与えてくれる。シャドー×3を呼び出す行動は、呪われしゼシカの1回の行動として数えられるうえに、呼び出されたターンにシャドーは行動しないため、
――ちなみに、全体攻撃の「ライデイン」を入力したあとに、さらにシャドーが増加したとしても、そのシャドーにもライデインは命中してくれる。なんとなく私が持っているイメージだと、「全体攻撃の行動決定後に対象が増えても、その敵には攻撃が命中しない」という印象であった。
そんな感じで戦っていき、呪われしゼシカを倒すと、ゼシカが復帰するものの、努力の甲斐も虚しく、チェルスは犠牲になってしまう。
…というわけで、この辺りから、「ああ、賢者の末裔たちは、全員が死ぬんだな」という予想が付いてしまう。DQ8が、「ラスボスの復活を見届ける旅」と表現されるゆえんだ。スタッフ側も、そう思われることは承知の上ということか、だんだん処理が雑になってくる感がある…。
――そして。ストーリー的には、雪原地帯へ進み、そして更に、空を飛ぶ手段を求める旅へと続いていく。しかし、この「ゼシカ復帰後」というパートは、地味に大きな寄り道ポイントであり、「竜骨の迷宮」へ行き、カジノを解禁できるようになっているほか、3DS版だと、このタイミングから、モリーを仲間化できるようになる。というわけで、ストーリーの進行は少しお休みして、次回からは、寄り道パートを収録していくことにしよう!
(2025年3月29日)
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ワールド&アイスボーンの一大コンテンツが、早速やってきた! |
昨日は、23時から、“タマミツネ番組”こと、「モンスターハンターワイルズ」の第1弾大型アップデートについての情報番組が放送された(【YouTube】)。そこで、新たな強化個体として「歴戦王レ・ダウ」、そして、夏の第2弾大型アップデートにて、「ラギアクルス」らしきモンスターの参戦が発表されたのだ。
…まず、番組名にも有るように(※無い)、第1弾アップデートの目玉モンスターは、「タマミツネ」である。3DSの『
――とはいえ。タマミツネが第1弾アップデートで実装されるというのは、発売前の時点で公開されていた(【こちらの記事】)。まあ、これまでの登場は、『X』『
だが、そこに続いて、強化個体である「歴戦王
レ・ダウ」が、さっそく登場することが公開されたのである。
…さて、「歴戦王」は、ワールド&アイスボーンでも登場した要素であり、「歴戦」を大幅に超える能力をもった強化個体である。体力や攻撃力といったパラメーターはもちろん、新たな思考ルーチンや新モーションまで用意されており、やりごたえは非常に高いものだ。加えて、ただ強いだけではなく、撃破によって「γシリーズ」と呼ばれる新たな防具を作ることができ、キャラ育成の幅も広がる。
――そういうわけで、「歴戦王」については、特に『ワールド』において、私は、復活モンスターの追加をも超える、アップデートの目玉と言えるくらいのコンテンツであると捉えていた。その興奮が、最新作で蘇るのだから、嬉しくないわけがない!
ちなみに。『ワイルズ』では、多分シリーズで初めて、「古龍」に分類されるモンスターが、1体も登場しない。というわけで、歴戦を超える歴戦王となるのは、レ・ダウを含む「生態系の頂点」たち、そしてアルシュベルドかなあと思っていたものだ(【日記:2025/3/19…のコメント欄】)。
…さて、その予想は当たったと言えるのだが、ただまあ、ここまで配信が早いのは意外であった。事前情報として、「歴戦の個体を超える、よりチャレンジングなモンスター」などと、中途半端な予告が為されていた(【該当ツイート】)。そのため、私は、「歴戦クエストにレベルが付いて、敵が成長していくシステムになるんじゃ…」などと思っていた。
――ただまあ、「歴戦王 レ・ダウ」が配信開始される4月30日(第1弾アプデの4月4日からではない)というのは、発売2ヶ月であって、今からでも1ヶ月後である。決して早すぎるわけではなく、むしろ適正というところではないだろうか。
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そして、このモンスターは一体....!?!? |
さらに。タマミツネ番組では、夏に行われるという「第2弾大型アップデート」についても、僅かながら予告が為された。そこでは、謎のモンスターの胴体と爪だけが映されたが、どうも、「ラギアクルス」という、『
…さて。このモンスターについては、私も噂だけは聞いている。これまで、何度か復活が考えられてきたらしいが、動きが独特すぎて、参戦が断念されてきたという。登場させられない理由は、ハードの処理能力や容量が足りないのではなく、「動きの使い回しが効かず、費用対効果に見合わない」ということらしい。ラギアクルスは、“海竜”という感じの長い胴体を持つため、高性能ハードでリアリティのある動きにするには、大変な手間が掛かり、しかも他モンスターに流用ができない。ラスボスでもない、たった1体の復活モンスターのために、そこまで労力は割けないということであろう。
――さらに、『3』での新要素であった「水中戦」は、どうやら評判が悪かったらしく、『3G』以外の続編では、全く取り入れられていない。移植版と言える『ポータブル3rd』(PSP/2010年)では、水中戦は影も形も存在せず、新たなメインモンスターであるジンオウガに追い出されて、ラギアクルスも未参戦に終わった。その後、『X』『XX』でラギアクルス自体は再登場していたらしいが、その際は、陸上戦に限定されたモンスターになっていたという。何かと厄介なモンスターを作ってくれたものだよ…。何はともあれ、私はこれまで、全く戦ったことのないモンスターであったため、夏のアップデートが初邂逅ということになる。人気や話題性の高いモンスターということなので、どんな相手になるか、楽しみだ。
そういうわけで。「モンスターハンターワイルズ」も、もうすぐ発売1ヶ月だ。私は今なお、トロコンを目指して楽しく遊ばせていただいているが、既に一通り遊び尽くしてしまった人も居るかもしれない。だが、このアップデート情報で、ひと安心というものであろう。
…やれ、据え置き版の前作と言える『ワールド』についても、初期はコンテンツ不足が嘆かれていたが、そこから多数のアップデートが為されて、長く遊べる定番オンラインアクションとなってくれた。『ライズ』も、「モンスター数や、高難易度要素といった、分かりやすいやり込み要素の不足」という初期の評価が、『サンブレイク』で、「モンスター数や高難易度要素といった、分かりやすいやり込み要素が豊富」という正反対の評価になった。
――というわけで。今のモンスターハンターは、アップデートの流れも含めて楽しんでいくべきだと思う。もちろん、最初から完成品を求めるという気持ちも分かる。ただ、私は、『サンブレイク』を後からプレイして、文字通り後悔したため、今度こそは、ずっと付き合い続けようと決めたのだ。まだまだ、モンハンワイルズの進化は始まったばかりである。我
等 狩 友 永 久 超 絶 不 滅
(2025年3月29日)
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アル「これ以上、製作すると ボクはアルシュベルドになってしまう」 |
下位&上位のメインルートを全て終えたということで、私は「モンスターハンターワイルズ」についても、トロコンを目指してみることにした。
…さて、最近遊んだゲームでは、「アストロボット」と「ステラーブレイド」について、トロフィーコンプリートをしてきた。まず、アストロボットは、全ステージのクリアと、収集要素である「ボット」の全収集のほかは、+αという感じであり、そこまで難易度は高くなかった。
――そして、ステラーブレイドについては、高難易度の剣撃アクションであるが、トロフィー条件に難易度が条件となるものはなく、タイムアタックやノーダメージといった上級プレイも要求されなかった。よって、釣り・キャンプ・缶といった、一部の収集要素が大変だったくらいで、こちらもゲーム規模と比べると楽であった。リリーが勝手に告ってきてバッドENDが見れなくなる…というのが、トロコンにおける最大の懸案事項であったくらいだ。
何はともあれ、両作とも、トロフィーを目指したことで、ゲームの要素を自然と網羅でき、良い思い出とすることができたように思う。だからこそ、それに続いて、モンハンワイルズにおいても、トロコンに挑戦してみることにしたのだ。
いっぽうのモンハンシリーズのトロフィーは、前述のゲームたちと比べて、厄介な部類に入る。初めてトロフィーが導入されたのは、PS4世代の『ワールド』だが、それより以前から、「勲章」というゲーム内の称号が存在しており、PSハードのトロフィーは、その「勲章」と100%連動する形で用意されているようだ。そして、勲章については、ストーリー攻略で必ず集められるものから、裏ボスを倒してもまだ手に入らないようなものまで、様々である。
…ちなみに。シリーズ恒例の“厄介な勲章”は、モンスターの最大金冠・最小金冠である。モンハンシリーズでは、モンスターの体躯がランダムに変動するが、そのうち一定以上の大きさ・小ささを誇るものには、討伐後に、銀の冠・金の冠が付与される。そのうち金の冠を、対象外となるモンスターを除いて網羅すると、最大・最小、それぞれに対応する勲章が付与されるということだ。最大金冠・最小金冠は、見た目からもある程度は判別が付くが、最終的には、倒してみなければ分からない。また、各作品ごとに、対象となるモンスターは20~30体程度であり、それらの最大・最小を全網羅しなければならない。
――ということで。ほとんどの作品において、この最大金冠・最小金冠が、勲章コンプリートの最後の壁として立ちふさがる。例えば、裏ボスを倒すまでしっかりやり込んだ『ワールド&アイスボーン』と『ライズ&サンブレイク』だが、勲章収集は意識しておらず、最大・最小金冠は全く揃っていない。最大確定・最小確定といった救済クエストを含めても、意図的なリセマラをしなければ、最大・最小はまるで集まらないことが分かる。また、私が歴代で唯一、勲章を網羅したモンハン作品の『2ndG』でも、非常に苦しいプレイが強いられ、「開幕、モンスターがn歩あるいて、〇〇と重なれば最大確定」などという霞のような情報に期待しつつ、必死にトライ&エラーを繰り返していった記憶がある。当時はロードも長く、寝落ちしながらの挑戦であった…。
ということなのだが。ワイルズの最大・最小は、歴代シリーズよりも、かなり緩和が為されているようだ。
…まず、歴代シリーズでの厄介な性質が、「実際のサイズは、倒してみなければ分からない」ということであった。ところがワイルズでは、双眼鏡で覗き込むだけで大きさが分かり、銀冠・金冠が付く場合は、それも示される。よって、わざわざ倒す必要がなくなり、大幅に難易度が緩和された。ちなみに、「最大金冠のモンスターを双眼鏡で発見する」という行為自体も、勲章(トロフィー)の1つとして用意されており、隠す気は全く無いようだ。
――また、今作では、フィールド上で発見したモンスターについて、「クエスト化する」という機能で、保存が可能できる。これをすると、モンスターサイズも記録されるようだ。よって、3回までの回数制限が付くものの、「最大&最小サイズのモンスターを見つけたが、クエスト失敗になってしまった」という最悪の自体を避けることができる。
さらに、その調査クエストをオンラインで共有した場合、参加したプレイヤー全てに、最大・最小金冠が付与される。やれ、こういうオンラインゲームでは、「自分のクエストを自慢したい」「人の役に立ちたい」といった人間的感情が、必ず入ってくる。私は、まだオンラインに参加していないので、オンライン環境というものは知らないのだが、最大・最小の救済を目的とした募集はもちろん、ただ漫然とオンラインクエストをプレイしているだけでも、割とどんどん、最大・最小金冠が入ってくるものであろうと思われる。
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生焼け肉はマジで病院送りになるから注意しろ、特にこれからの季節 |
さて。その他のトロフィーについても、現段階でキツそうと思われるものを、ラインナップしてみた。
●生態系の頂点:生態系の頂点に立つ大型モンスターを50体狩猟した証
生態系の頂点こと、「レ・ダウ」「ウズ・トゥナ」「ヌ・エグドラ」「ジン・ダハド」を、合計50体倒すのが条件だと思われる。どれも、バトル面においては、歴代シリーズの「古龍」に近い位置付けであり、最終的な稼ぎ対象の1つであるため、長くやり込むとなると、自然に50体は超えるであろう。だが、そこまでやる気を維持できるかどうか…。一応、このトロフィーだけを目的とするならば、下位の弱い個体をひたすら周回するのが良いだろうが、長時間プレイするゲームということで、無理な集中プレイを行わず、自然に条件を満たしたいところである。
●生け捕りのプロ:モンスターを50体捕獲した証
モンスター50体の捕獲が条件である。捕獲は、💀瀕死マーク💀が付いたモンスターを一撃必殺できるため、とりわけ瀕死表示が基本機能となった『ワールド』からは、敵撃破の常套手段となった。『ワイルズ』では、体感だが、瀕死マークが付いてからHP0まで、なかなか時間が掛かるので、狩猟時間の短縮、または敵撃破の安全な手段ということで、捕獲の重要性は更に高まっている。
ただ、『ワイルズ』では、まだプレイ時間が短いということもあるのだろうが、落とし穴&シビレ罠、そして捕獲用麻酔玉の素材が集まらず、ストーリー攻略中は、なかなか捕獲でバトルを終えることができなかった。というわけで、この「生け捕りのプロ」についても、意識的に捕獲機会を用意していかなければ、最後まで残ってしまう可能性がある。というわけで、下位モンスターのクエスト埋めにおいては、「素材」も「時間短縮」も不要なのであるが、それでも捕獲を選択し、50体という条件を目指すことにしている。
●仲間と共に、いつまでも:マルチプレイでクエストを100回クリアした証
●キミとならどこまでも:オトモを出撃させてクエストを100回クリアした証
細かい抜け穴はあるが、事実上「オンラインでクエストを100回クリアする」「オフラインでクエストを100回クリアする」ということである。オンラインのほうは、PSplusに加入し、その後、気長に遊んでいけば、自然と獲得できるだろう。
一方で、オフライン側は、「オトモの出撃」(=オトモが出現したままのクエストクリア?)が必要となるため、救難信号でNPCキャラを呼んでしまうと、条件を満たせないと思われる。私は、残念ながら、下位&上位のシナリオ攻略のほぼ全てを、このNPC救難信号で行ってしまったため、オトモ100回については、クリア後の段階にして、真正面から挑まなければならない。とりあえず、クエスト埋めのうち、難易度が高くないものは、救難信号を使わずに挑んでいこうと思う。最終的に周回が必要になったとしても、自然なプレイの中で回数を削るのが重要と考える。
●大物釣りに魅せられて:大物を30匹釣り上げた証
モンハンシリーズには、「釣り」の要素が存在し、今回はそれもトロフィーの対象となっている。
さて、私はここまで、ワイルズの「釣り」を1回もしたことが無いので分からないが、どうも「大物」というのは、1体釣り上げるだけで十分に大変ということらしい。それを30回も繰り返さなければならないということで、異様に手間が掛かるであろうと推測される。
やれ、過去作の『ワールド&アイスボーン』でも、『ライズ&サンブレイク』でも、釣りは全くと言って良いほど行わなかったし、それ以前のシリーズでも、釣った記憶があるのはガノトトスくらいである。一応、ワールドでは、砥石に加えて、砥石使用高速化(研ぎモーションの回数が減る)を内蔵した「キレアジ」&「ドスキレアジ」が釣れるため、戦闘面に全く繋がらないということは無かったのだが…。
ちなみに。以前にトロコンした『ステラーブレイド』においても、釣りはトロフィーの対象となっており、あちらは全25種類中20種類で良かったが、それでも面倒と言えるレベルであった(【日記:2025/2/15】)。やれ、現実世界の釣りでさえ、待っているだけの時間が長く、好き嫌いが分かれる。そこから、「散歩・旅行・散策といったフィールドワーク的な楽しさ」「道具を集めるコレクション要素」「釣った魚を食べる行為」などをまるごと奪ってしまうのだから、根本的にゲームの題材として「釣り」は不向きなのであろう。実際、ゲームに登場する「釣り」で、面白かった試しが無い…。
そんなわけで。この釣りトロフィーについては、漫然とやっていても取得確率は0なので、どこかのタイミングで、集中して行うことになるだろう。
とまあ、こんな感じである。
…ちなみに、逆に、一瞬で取れるトロフィーもある。例えば、「●オンリーワンの相棒」については、セクレト(乗り物になってくれる動物)のカスタマイズが条件だが、私は可能になった瞬間に「赤チョコボLv99」と名付けたところ(※黄チョコボです)、一瞬でトロフィーが獲得できてしまい、驚いた記憶がある。ちなみに、取得率は、本日の段階で70.1%ということで、こういうカスタマイズを一切やらない人というのも多いのだろう。
その他、意外なところで「●上手に焼けました!」というトロフィーもある。その名の通り、肉焼き機でこんがり肉を作ると獲得できるトロフィーだ。
…やれ、初代モンハンのキャッチフレーズが、「肉、喰ってるか?(モンスターの)」というものだったことからも分かるように、「肉を焼く行為」が、モンスターハンターというゲームの代名詞とされたこともあった。ただ、ご存じの通り、最近の作品では調理の専業化と大規模化が進み、ノーマルな個人用肉焼き機は、全くと言って良いほど呼び声が掛からなくなった。
――というわけで、私も下位&上位をクリアするまで、1個も肉を焼いて来なかった。いざ、トロフィーのためと使ってみると、今回は、いつもと全く違うシステムであり、生焼け肉や焦げ肉を量産してしまったが、それでも何とか、こんがり肉の獲得に成功した。ちなみに、肉が焼けたあとは、続けて肉を切るミニゲームに派生する。何かとスタッフのこだわりを感じるが、やはりというか、調査団の支給してくれる携帯食料があれば十分なので、肉を焼くのはこれが最初で最後となるだろう…。
(2025年3月29日)
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DQ8 → FF10説 |
ドルマゲスを撃破し、一件落着…と思いきや、馬姫さまの呪いは解けず、しかもゼシカが行方不明になってしまう。そういうわけで、誰もが予想できたと思うが、ここから物語は後半パートに入り、新たな黒幕が現れることになる。
…そして、ここでは、「リブルアーチ」という町へ向かう。国境どころか、大陸と大陸を結ぶ海の上に橋が掛けられ、そこに町が出来ている。しかも、両端の高さが異なっているという尋常ではないデザインだ。そのため、町の至るところに階段が配置されており、そこを登りながら進んでいくことになる。バリアフリーに真っ向から反するバリア有りまくり構造であり、DQ8世界で、恐らく最も現実離れした建造物であろう。
さて。この町の名物は、何と言っても、尋常ではない宝箱の数である。町の面積は、決して広いとは言えない。だが、まるで賃貸アパートかのように、所狭しと居住スペースが用意されている。「盗賊の鼻」で分かる宝物の数は39個、この数はDQ8で最大だ。サザンビークですら33個だったのに!
――というわけで。私も頑張って探索をしたが、例によって、無常にも探索終了後に宝が残ってしまった。その数、8個である。「最後の鍵」で開けられるであろう扉の先の宝箱×3を入れても、5個も取り逃がしてしまったということになる(「スキルの種」の購入は無関係のようだ)。もはや、部屋単位で見逃しているとしか思えないが、今さらどこだか分からず、完全に後の祭りである。
それはそうと、「橋の上に町を作る」という構造には、果たしてどのようなメリットがあるのだろうか。
…というのも、実は、同じ話題が過去に出てきており、それは、言わずと知れた名作の「ファイナルファンタジー10」である。ストーリー中盤、幻光河をシパーフに乗って渡る際に、河の中に水没都市した都市があり、その理由について、ワッカとルールーの口から「街の重さで橋が崩れて沈んでしまった」という教えが語られる。ワッカは、古代人がわざわざ河の上に街を築いた理由について、「技術を試すのが気持ち良すぎたから」という持論を語っている。まあでも、ソースはエボン教だからね。そもそもベベルも水上に作られている。
――ところで。水没都市も、そしてリブルアーチもそうだが、だいたい橋というのは、交通の要衝に作られるため、そういう意味では、橋に都市の機能を持たせるというのは、合理的に思える。ただまあ、攻撃の対象にされやすいというのも事実であり、例えば、その理由で戦乱に巻き込まれているのが、FF12のラバナスタだ。というわけで、FF10の水没都市も、案外、1000年前の戦争に巻き込まれて落とされたのかもしれない。DQ8のリブルアーチも、先にあるのがショボい雪国だから放置されているだけであって、都市と都市を結ぶような場所だったら、真っ先に魔王軍から攻撃されているであろう…。
(2025年3月29日)
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今こそ、力を解き放つのだ。我が護竜、鎖刃のアルシュベルドよ。 |
数々の強敵を倒し、HRを上げていくと、最後に「アルシュベルド」が立ち塞がる。ご存じ、モンハンワイルズの下位は、FFやドラクエ並みの物語演出を持っていた。それには及ばないものの、上位についてもそれなりのシナリオが存在した。その最後に登場するのが、メインモンスターのアルシュベルドだ。
…さて、物語的な位置付けであるが、まず、同モンスターが下位で登場した際は、「護竜アルシュベルド」という名称であった。この「護竜」というのは、「火竜」「黒龍」「迅竜」などのような二つ名ではなく、“人間によって改造された特殊なモンスター”の分類を示していた。だが、アルシュベルドには原種となるモンスターがおらず(絶滅したらしい…)、二つ名についても“護竜”なのだと思っていた。
――が、この上位で登場した際は、二つ名なしの、ただの「アルシュベルド」になっていた(ちなみに、本当の二つ名は「鎖刃竜」)。物語演出としても、人間によって生産され、生命というよりも、機械に近かった護竜モンスターたちが、ごく一般的な生き物に戻っていく…という流れであった。アルシュベルトから、「護竜」という称号が消えたのも、そういうことなのであろう。つまり、ゲームタイトルの「ワイルズ」とは、“人造モンスターたちが野生に返っていく”という意味が込められていると思われる。この
さて。そんなアルシュベルドであるが、戦闘マップは、野生に戻ったということで、荒野マップの「隔ての砂原」である。敵は、いわゆるモンハン的な動作をせず、動きが多彩で読みづらいが、火力はそこまででもないため、しっかり回復しつつ戦っていけば問題はない。
…ちなみに、天候については、「異常気象」=砂嵐である。モンハンワイルズでは、「悪天候=自然エネルギーが解放されている」という解釈らしく、砂嵐・豪雨・吹雪・火山噴火など、自然現象が猛威をふるった際に、モンスターたちも凶暴となる。それは良いのだが、しかしゲーム的に言うと、火山以外は視界が遮られ、あまり見栄えが良くない。とりわけ、砂嵐と豪雨については、画面全体が暗くモヤの掛かったような見た目となってしまう。せっかくPS5世代のハードを使っているのに、“PS4世代の『ワールド』とあまり変わらない”、または、“むしろ汚く見える”という印象があったら、恐らく、この「異常気象」のせいである。
――さて。アルシュベルドについても、最初は砂嵐の中で戦っていたのだが、ある程度バトルが進むと、演出なのか偶然なのか、カラッと天候が回復した。ここで、唐突に、パッケージイラストが回収された。モンハンワイルズのパッケージは、「枯れ草が生えた荒野をバックに、アルシュベルトとハンターが戦う絵」なのであるが、天気が晴れたことにより、その光景が再現されたのだ。パッケージイラストが作中に出てくるゲームは名作である。カプコンの人、そこまで考えていないと思うよ…かどうかは不明だが、とにかく、最後の最後で、印象に残る演出が出てきてくれた。
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ちなみに、PS5版パッケージは縦長なので、オリヴィアが少し内側に寄っていたりする |
というわけで。上位のアルシュベルドを倒すと、スタッフロールのようなものは無かったものの、物語演出に一区切りが付いたようだ。
…そして、ゲームシステム的には、まず、「歴戦」素材を前提とする上級武器たちが、一気に解禁された。解禁と言っても、いきなり作れるわけではなく、「これとこれで作れますよ」というレシピが公開されただけだ。また、HRの上限も解放され、ストーリー上の目標も示されなくなった。初期バージョンは、さすがにこれで終わりであろう。以降はアップデートによって、チビチビとモンスター・クエスト・育成要素が追加されていくと思われる。
――そして、本格的なストーリーの追加は、2026年以降に発売されると思われる、『アイスボーン』や『サンブレイク』のような追加パックであろう。その内容であるが、ひょっとしたら、野生化したアルシュベルトたち護竜モンスターが、一悶着を引き起こし、ハンターたちが「この
ということで。下位・上位を通して、これにてモンハンワイルズの“ストーリー”と呼ばれる要素は、完結したと思われる。
…さて、ここから先はどうしようか。まだ遊び尽くしたという感じは全く無いので、とりあえずは、強力な装備の作成を目指して、モンスターの討伐を続けていきたい。また、せっかくハマったゲームだからということで、今回はトロコンも目指してみたいと思う。その関連で、有料ではあるものの、適切な時期にオンラインへの参加もしていきたいと思っている。俺達の
(2025年3月29日)
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お酒は20歳まで |
以前までの私には、日常的な飲酒の習慣があったのだが、ここしばらくで、すっかり無くなってしまった。
…まず、飲酒の習慣と言っても、いわゆる「缶チューハイ」を購入するというレベルですらない。イオンで購入可能な、4リットル・25度・1600円などといった極限焼酎を、手製の水出しお茶や、同じくイオンで買える1リットルで100円といった、安い炭酸水で割って飲む。1本ではなく、1日の酒代が200円前後という、なかなかレベルの高い(低い?)お酒の飲み方をしていたのである。そして、それが日常化しており、家には常に、未開封の4リットル焼酎が1本以上ストックされているという、ある種の中毒者のような光景が広がっていた。
――しかしながら。少し前に、私は「もう酒は買わなくていいな」と判断した。そして、ストックされていた4リットル焼酎を最後まで飲み尽くし、次を買うことはしなかった。それから少しした現在も、特に購入意欲は湧いてこない。薬物にありがちなフラッシュバックなんてものも、もちろん無い。かくして、再就職直後から始まった飲酒の習慣(【日記:2022/6/14】)は、3年弱で終わりを告げたのである。
さて。なぜ私が、飲酒の習慣を卒業するに至ったのか。それはもちろん、お金を節約したいから…という理由もあるのだが、そもそものところ、「酒を飲む」という行為自体に、無駄が大きいと気付いたからである。
…まず、私の一番の趣味は、今ご覧になっている通り、ホームページの更新である。現在、毎日更新を継続中ということで、サイトの性質上、莫大な量の文章を書く必要がある。だが、酒を飲むと、文章作成の効率が上がるどころか、むしろ下がるということが分かっていた。やれ、酒を飲むと、最初は楽しくなって、作業の効率が向上する。だが、その後に酒が進むと、自分の過去の文章を読んでみたり、ゲームの考察Wikiをひたすら眺めてみたり、作業用BGMをあれこれ掛けてみたり、しょうもない質問をAIに投げ掛けてみたりと、あっちこっち気が散って、作業が全く進まなくなってしまうのだ。
――やれ、もちろん、時間が無限にあれば、そういった寄り道をダラダラ楽しむ創作方針も良い…というか、むしろ楽しいものである。だが、このサイトは毎日更新であり、1日1回、意地でも文章を完成させなければならない。しかも私は、フルタイムで普通に働いてしまっている人間であり、午前1時2時と起きていては、次の日の業務に支障が出る。一方の、日記制作の作業量はというと、いつも減らそうと思っているのだが、右肩上がりで増えるばかりだ…。
かくして、酒を飲んでダラダラ遊んでいる余裕などはなく、本腰を入れ、一本槍で、できるだけ素早く日記を完成させる必要が出てきたのだ。アルコールなど邪魔だ!
最近では、もはや“作業用BGM”ですら、「集中力が散る」&「選ぶための時間が無駄」という理由で、流さなくなった。日記の更新って、勉強か何かだったっけ?
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酒を飲めば大人になれると思っていた |
そして、その飲酒の習慣が無くなったことで、それに続いて、安価な1.5リットル入り炭酸ジュースを買う習慣も、まとめて無くなってしまった。
…やれ、イオンでは、「コーラ」「サイダー」「ジンジャー」の3種類の1.5リットル入りカロリーOFF炭酸水が、それぞれ100円程度で販売している。同系統のジュース飲料と比べると、とても安価なうえに、カロリーゼロなので、水と同じ感覚で大量に飲める。口当たりも良く、常時備蓄品となっていた。
――のだが、こちらについても、「4リットル焼酎を割る」という主要な利用先が無くなってしまったため、需要が激減した。そしてついには、ストックが切れても次を買わなくなってしまった。かくして、酒と同時に、「炭酸ジュースを飲む」という習慣も、消えてしまったのである。
さて。このように、炭酸ジュースを買わなくなった理由だが、こちらについては、「冬」という季節との相性の悪さが大きい。
…やれ、冬季における私の部屋は、電気ストーブの導入によってかなり改善されたものの、基本的には、部屋の中でジャンパーを着て耐えるような、極限感のある空間だ。よって、冷たい炭酸ジュースは、幾何学的効率100%で体を冷やしてしまい、極めて効率の悪い飲み物となってしまう。
――やれ、世間の若者の間では、「アイスタベルチャレンジ」と言って、冬場に暖房の効いた部屋で、あえて冷たいアイスを食べる…といった流行があるらしい。生命の摂理に反する行為が、背徳的な美味しさを生み出すのだろう。だが、私はそんな貴族のようなことはできない。少なくとも、毎日のルーチンとして、ジュースを飲む必要は無いな、と判断していった。
その他にも、炭酸ジュースを水のように使うのには、実は問題点が多い。まずは、重く、かさばる。私は自家用車を保有しておらず、買い物に行く際は、専ら自転車を使用している。近所のイオンまで20分少々であるが、炭酸ジュースを大量購入すると、重さと体積の両面で、運搬力を激しく圧迫する。それにより、買い物に行く回数が増えれば、無駄遣いをしやすくなるし、時間の有効活用という面でも好ましくない。
…また、金銭面の問題もある。「1.5リットルで100円」というのは、高くないどころか、むしろ嗜好品飲料としては、最安クラスに入るだろう。そして、カロリーOFFなので、健康面の負担も軽いというのは嬉しい…のだが、負担が軽いだけに、水そのものという感覚で飲みすぎてしまう。ふだん私が使っているコップは、500mlくらい入る物であり、もはやジョッキだ。これで2杯3杯と飲むと、あっという間にペットボトルを空にしてしまう。意外と、そういうお金も、馬鹿にならないなと考えるようになったのだ。
――最後に、開封後の炭酸ジュースは、冷蔵庫を要求する。私は、「自炊派閥」「大量に作り置きする」「買い物に行く回数が少ない」などの理由から、常に冷蔵庫はパンパンであり、その空きスペースが懸案事項である。しかしながら、開封後の炭酸ジュースは、衛生面の問題と炭酸の溶け具合を考慮し、原則として冷蔵庫に入れなければならない。よって、冷蔵庫の圧迫材料となるのだ。最近では、マヨネーズ・トマトケチャップ・ソースといった新たな調味料たちも出現し、ますます空間の奪い合いは激しくなってきた。そんな中、1.5リットルペットボトルは、肩身の狭い存在であった。
かくして、焼酎を割るための飲料としても、純粋な飲み物としても、炭酸ジュースは行き場を失い、そして私の生活から消えてしまったのだ。
…ちなみに、4リットル焼酎と、1.5リットル炭酸ジュース、ほぼ同時に生活から消滅をしたことで、私の毎日において、ルーチンでペットボトルのゴミを出す習慣が消えてしまった。さらに、牛乳はもちろん、その代用品として採用した豆乳ですら、最近では全く買わなくなっており、紙パックのゴミも出てきていない。これはなかなか珍しいのではないだろうか。紙パックもペットボトルも無く、もちろんビンや缶も買っていない。なに飲んでるんだ?
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ブルーアイズマウンテン:3000円 うちのカフェオレ:15円 |
では、最近の私が何を飲んでいるのかというと、もっぱら「粉カフェオレ」「コーヒー」「お茶」と言った飲料たちである。
…さて、「粉カフェオレ」は、ご存じ、スティックタイプのプラ容器に入っており、粉にお湯を注ぐだけで、ココアやカフェオレといった飲料が出来上がる。この冬の入口あたりに有用性に気付き(【日記:2024/11/23】)、それからずっと、愛飲をしているものだ。「コーヒー」は、こだわる人は徹底的にこだわるだろうが、私はカフェインが取れれば良いヤクザであるため、極めて安い粉に、これまた低価格なコーヒーミルクだけを注いで飲んでいる。最後に、「お茶」については、極超安価な水出しお茶を利用しており、2リットルの制作費は4円、それでいて水道水そのままより大幅に風味が改善されるため、まさに水感覚で飲むことができる。驚異的なコストパフォーマンスの良さは、今や“節約の基本”という感じである。
――やれ、これらの共通点としては、「全て液体ではなく、粉末の成分で購入をしてくる」という点がある。それにより、常温保存が可能で、かつ運搬が容易というメリットが出てくる。だが、それ以上に大きいと思えるのが、暖かくするのと相性が良いということだ。粉カフェオレとコーヒーはもちろん、お茶については、ホットでもアイスでもイケる嬉しい飲料だ。
さて、私の具体的な利用方法として、特に、粉カフェオレについては、酒に代わって、作業の友となっている。これを平日の夜に4杯程度、休日となるとその2倍くらいは消費することもある。値段的には、1杯15円程度と、安価だ。カロリーゼロではなく、多少の砂糖が入っているが、むしろ最近の夜は激しく空腹感を覚えるので、糖分が入っているのはありがたい。かくして、かつての酒のポジションは、粉カフェオレが置き換えるに至ったのである。
ところで。季節も少しずつ変わってきて、最近では暖かい日も増えてきた。そして、さらに季節が進み、春が終われば夏である。夏になると、食べ物もそうだが、飲み物の環境は一変する。
…とりわけ、上記の飲料の中で、「コーヒー」と「お茶」については、冷やしてもいけるが、「粉カフェオレ」については致命的であり、冷水だとダマになってしまって、上手く溶けない。かと言って、暖かいまま飲んでしまうと、ただでさえ暑いところを、火に油を注いでしまう。そもそも、お湯で溶くことを前提とした飲料たちであり、冷たくすると、純粋に美味しくないのだ。
というわけで。そのような夏季の環境の中で、ひょっとすると、「1.5リットルのカロリーOFF炭酸ジュース」については、復活するかもしれない。やはり、お茶だけを連飲(「連食」的な表現)するというのは、少しばかり口が寂しいというものだ。それに、「体が冷えてしまう」という冬季においてのデメリットが、「体を冷やせる」と正反対のメリットに変わるのだから、当然と言えば当然だ。
…ただまあ、それでも、お酒については、もう日常ルーチンの飲料として復活することは無いと思う。なにせ作業の邪魔になる…。私は、体質的・宗教的・その他の理由で、絶対に酒を避けているというわけではなく、風味や酔う事自体も嫌いではない。だから、「何か特別な時に飲酒する」ということは否定しない。とりわけ、飲食店で供されるお酒というのは異様なまでに高価であるが、それによって他者と仲良くなり、毎日の生活が円滑になったり、一人で不可能なことが行えるようになるのなら、安い物である。
――しかしながら、それは全て“ハレの日”=特別な行事でのことであり、一人の時に、毎日毎日お祭り気分で、酒を飲む必要は無いと感じる。「暴飲暴食で、お金も時間も浪費する」というのも、それはそれで楽しい生き方かもしれない。でも、もう、そういう時代じゃないでしょ。
(2025年3月29日)
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このボロキレのマントっぽい羽根が印象的 |
4種の「生態系の頂点」たちを倒すと、次は「ゴア・マガラ」が登場する。
…さて、ゴア・マガラは、3DSの『4』で初登場した、同作のメインモンスターである。目のないヌルっとした見た目に、ボロキレを羽織ったかのような羽根を付けている。また、特殊な怒り状態になると、頭から紫色の角が生え、まさに悪魔のような見た目になる。何かとカッコいい系が多いメインモンスターの中では、明らかに異質な存在と言える。モチーフは、“病魔”と言ったところであろう。
――そして、特殊な戦闘能力として、「狂竜ウイルス」と呼ばれる物資を巻き散らし、モンスターたちを凶暴化させる。その効果により、ハンターたちにも「狂竜症」というST異常を発生させ、ゲージの赤部分を消滅させるうえに、ウイルス攻撃の被ダメージを増加させる。ただし、狂竜症については、発症前に敵に大ダメージを与えることで、ウイルスを克服し、デメリット効果を受けないどころか、一定時間、会心率が向上するというメリット効果を得られたりもする。ただ一方的にプレイヤーだけが不利にならないよう配慮した結果であろう。「ウイルスも自然であり、それと共生した結果」とか、そういうことを言いたいのではないと思われる。
ちなみに。私は、『4』を含む3DS作品をプレイしていないのだが、『サンブレイク』にてゴア・マガラは復活していたため、その存在は知っている。同作での狂竜ウイルスは、ゴア・マガラと、そのバリエーションモンスター(シャガルマガラ、混沌に呻くゴア・マガラ)の専用技となっていた。その中でも、シャガルマガラは、最強とされるEX9のランクに属しており、稼ぎ対象として非常に有用だったため、その使用技についても、印象に残っているというものだ。
そして。『ワイルズ』でのゴア・マガラは、『サンブレイク』とは異なり、他モンスターに狂竜ウイルスを感染させる能力も引っさげて、復活をした。
…なお、狂竜ウイルスに感染した個体、通称「狂竜化モンスター」は、『4』では、主にクリア後のやり込み要素であり、全体的な能力が強化されていたようだが、『ワイルズ』では、「歴戦の個体」と共存しているためか、狂竜化のほうは、「攻撃力は高いが、代わりに耐久力が低い」という方向性に調整されているようだ。本体のお供として登場するに優れた性質であり、実際、ゴア・マガラの初登場クエストも、狂竜化ドドブランゴ(+ムービー中での狂竜化イヤンクック)との同時討伐となっている。ゴア・マガラが次々と狂竜化モンスターを派遣してくるやり込み系クエスト…(糞)。
そんなゴア・マガラは、クリア後に初登場する大物ということもあって、ワイルズで最高級の強敵と位置付けられているようだ。
…やれ、ワイルズの歴戦モンスターは、討伐後に「歴戦狩猟の証」というアイテムを入手できる。その数字によって、ワールド&アイスボーンの「危険度」と同じく、ランク分けのようなものが存在する。最高位のランク3は、4体の「生態系の頂点」、アルシュベルド、そして、ゴア・マガラの、計6体だ。やれ、他のランク3が全て新モンスターの中、ゴア・マガラだけが復活枠であり、扱いは非常に良いと言える。ということで。今後のアップデートでも、更なる狂竜化モンスターの追加や、上位種と言える「シャガルマガラ」の参戦などが期待できるだろう。
――ちなみに、実際のゴア・マガラの戦力としても、翼を地面に刺してから突き上げる攻撃が追加されたり、ふわっと振り向く特徴的なモーションの攻撃範囲が増加するなど、全体的に強化されており、マルチプレイでの失敗率はかなり高いということらしい。
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「人から人へは感染しない」と考えると、ウイルスというより、花粉? |
ところで。『ワイルズ』では、狂竜ウイルスは、ただの状態異常やシステム用語というだけでなく、ストーリー演出とも絡んでいる。
…そして、ワイルズは、『4』との関連性を多く持っている作品ということらしく、その流れの中で、ゴア・マガラと狂竜症についても、作中世界で既知のものとなっているようだ。そして、どうやら、狂竜ウイルスについては、飛沫感染ということが分かっているらしく、ムービー中でゴア・マガラがウイルスけむりを撒き散らした際に、登場人物の一人が「吸うな!」と発言している。そこまで分かっているにもかかわらず、マスクすら支給しない調査団である。まあ、あの世界のハンターたちが、ウイルスごときで死ぬわけが無いので、気持ちは分かるというものだ。
――ところで。狂竜ウイルスの母体はゴア・マガラであり、そこからモンスターやハンターへと感染はするが、どうやらハンター同士では伝染しないようだ。「人から人への感染は確認されていない」という例のアレのようだ。もし、人から人へと感染するようになったら…うん、バイオハザードでやれ!
(2025年3月29日)
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新生ドルマゲスが現れ、3体に分裂し、遊星に襲いかかってきた |
各種のおつかいを終え、いよいよドルマゲス戦である。ご存じ、これまでの物語で、ずっと敵として暗躍してきた存在であり、その相手と、ようやく決着を付けられる。バトル面においても、その前印象を軽く凌駕する圧倒的強さを誇り、多くのプレイヤーを教会送りにしてきた実績がある。
…また、演出面においても、まさに物語前半部の山場と言える場面であり、特に、人間の姿を保っている第1形態から、第2形態が登場し、化け物そのものと言える姿に変わって、大ボスBGMが流れ始めるあたりは、まさに“物語とバトルが融合したRPG作品”ならではの演出と言える。ちなみに、その大ボスBGMの名前は「ドルマゲス」、そのものずばりという名称だ。
――ところで、バトル前には、回復の泉があり、そこでHPとMPを全回復できる。まあ、このダンジョンにはメタル系が出現せず、レベル上げポイントとして使うのには微妙である。よって、純粋に、ドルマゲスと全力で戦ってくれということであろう。このような処置も、このダンジョンが初めて…ではなく、実は地味に、剣士像の洞窟にも回復ポイントが存在していた。まあ、確かに、トラップボックスは厄介なボスではあったが…。
さて。皆さまご存じの通り、このドルマゲス戦で鍵となるのは、ククールの「ベホマラー」である。DQ8で初の、自由に使える全体回復呪文だ。
…やれ、ドラゴンクエストには、FFのような「魔法の全体化」という概念は存在せず、これまでは「ベホマ」などを使い、1コマンドで1人を回復するしかなかった。それが、1コマンドで4人を一気に回復できるのだから、まさに革命的な呪文である。確かに、このドルマゲス戦は、前後のボス戦と比べて、飛び抜けた難関だ。だが、それでもし勝てなかったとしても、少し稼いでベホマラーを使えるようにすると、一気に難易度が下がる。文字通りのレベルデザインが非常に見事であり、さすが、当時の国民的ゲームというものだ。
――なのだが、今回の私のプレイでは、そのベホマラーを使わずに挑むことにした。理由は、レベル上げが簡単すぎるからである。3DS版では、トロデーン城でのメタル狩りが、正真正銘のバランスブレイカーと成り果てた(【日記:2025/2/16】)。そこを使えば、ククールがベホマラーを取得するLv30まで上げることなど、朝飯前である。だが、そうなると逆に、苦労の報酬であったベホマラーのほうの価値も落ちてしまった感がある。やれ、これが労働なら、楽になるのは100%良いことだ。でもゲームだからね?
適度なストレスをプレイヤーに与えるのも、また必要であると思う。
というわけで。「闇の遺跡」の攻略もそこそこに、いざ、ベホマラーなしでドルマゲスへと挑んでみる。まず、ドルマゲス第1形態は、人間のままの姿であるが、初ターンで3体に分裂する。これ以外にも、海の上をそのまま歩いたり、生身で空を飛んだりと、もはや人ならざる超常の力を身に着けており、人間の姿をしているのが逆に不気味というものだ。ちなみに、FF5の様子が変なおじさんも、“流砂の砂漠を生身で飛んで超えた”ということが、作中で語られていたりする。
…さて、ここでまず使うのは、お馴染みのチーム呼びだ。敵3体は、中央の本体がHP1880、分身2体はともにHP570だ。この手の敵としては珍しく、分身を復活させる能力は無い。バトルは、分身を含めて全滅させなければ勝利とならないので、まずは左右から消す必要がある。そういう時に最適なのがチーム呼びであり、主人公側に全く損害の無いまま、敵の戦力を大幅に削ってくれるのだ。実戦では、モンスターたちはランダム対象で行動してしまうため、分身撃破とは行かなかったものの、着実にHPを減らしてくれ、その後の人間キャラに戻ったところで、すぐに左右の分身を撃破できた。
――その後は、地道に回復しながら、中央の本体にダメージを蓄積させていく。さすがに、3体存在することを前提として火力が調整されているためか、敵が1体になれば明らかに楽だ。痛恨など、いきなり状況を崩される技も無い。ただ、それでもHPは高いので、油断せず、しっかり撃破していった。
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「あっ、悪いやつだ」って感じのデザイン |
そうして。分裂したドルマゲスを全て倒すと、イベントシーンを挟み、いかにもという感じのドルマゲス(第2形態)が出現する。内臓っぽい異空間、そして専用BGMの「ドルマゲス(楽曲名)」と合わせ、100点満点と言える大ボス戦だ。
…さて、この敵は多数の技を使ってくるが、特に印象的なのが、「フェザースコール」と「超高速連打」だ。まず、「フェザースコール」は、全体が約70のダメージを受ける。完全2連続行動のうちの1回として使ってくるので、着実に全員のHPが削られる難技となっている。ちなみに、私は、DQ8をプレイする際、主人公名を、ナンバリングが同じFF8から取って、「スコール」と付けている。そのため、この技の「スコールのように
羽根の雨が ふりそそぐ!」というテキストに驚く…というのが、毎度のプレイでの恒例行事となっている。
――また、「超高速連打」については、フェザースコールとは逆の、単体に特化した攻撃であり、主人公メンバーの1人を対象として、合計5発もの連撃を加える。まあ、さすがにストーリー中のボスということで、合計火力は1.65倍と、そこまででもない。ただ、この時点だと、便利な蘇生魔法である「ザオリク」は基本的に存在しないため、1人が戦闘不能となると、そこから崩されてしまう恐れもある。もちろんこちらも、完全2回行動の1回として使ってくるため、HPの低いゼシカやククールは、特に1ターンで即死する危険性すら存在するのだ。
そういうわけで。やはり、回復としては、ククールの「ベホマラー」が欲しいところである。それ無しで勝ちに行くのなら、呪文版と同じ効果を持つ「ベホマラチーズ」や、「世界樹の雫」「世界樹の葉」といった貴重な回復アイテムたちを、それぞれ惜しみなく使っていくべきだろう。しかし、今回の私は、通常プレイと高をくくっており、そういう特別な対策を、全く用意してこなかった。
…ということで。実際のバトルでは、回復に手を焼かれ、なかなか攻めていくことができない。特に、回復呪文を使える主人公とククールは、毎ターン「ベホマ」に張り付きとなる。よって、他の行動ができるのはヤンガスとゼシカなのだが、今回はゼシカの剣スキルを育てているため、最強特技と名高かった「双竜打ち」は使用できない(そもそも3DS版では弱体化しているようだが…)。よって、ゼシカがバイキルトを掛けたあとは、ひたすらヤンガス1人で攻撃していくような形となった。しかも、ヤンガスも斧以外のスキルを使っているため、打撃+防御力DOWNの「かぶとわり」も覚えていない。
――とまあ、そんな様子であったため、実戦では、ゼシカが手空き気味となってしまった。ゼシカは回復呪文を使えず、特別な準備をしていなかったため、消耗品のアイテムを使っての味方サポートもできない。防御力を下げるルカニについても、ドルマゲス第1形態に無効だったため、第2形態にも効かないと思い込んでいた(実際には効くので、ゼシカの行動として有用)。結果、防御を入力し、チームのHP減少ペースを下げるしかないことも多かったのである。トラップボックス戦でもそうだったが、ドラクエは戦闘不能がとても重いので、普通に防御を使ったりするのが、FFとは違うところだな。
そういう感じで戦っていくと、途中、最大のピンチとして、全体攻撃からの超高速連打により、よりによってククールが戦闘不能となってしまった。この時点での蘇生技は、「ザオラル」しか存在せず、「成功率が1/2、かつ、HPも最大値の1/2しか回復しない」と、性能が低い。これが失敗したり、または、蘇生してもすぐ倒されたりすると、もうピンチなんてものではなく、立て直し失敗=全滅である。
…ただ、今回は、運良く、主人公のザオラルが一発で成功し、そして、その後のターンでも倒れずに「ベホマ」でのHP回復に成功し、無事に主人公&ククールで、2人で回復させる体制を立て直せた。我ながら、かなり運が良かったと思う。そしてその後、再び地道にヤンガスで削っていって、何とかドルマゲスに勝利ができた。初回での勝利であり、第1形態・第2形態に連続で勝てたということになる。
――いやあ、これまでのプレイでは、ドルマゲスに対し、常にベホマラーを覚えてから挑んでいた。今回、初めて無しで戦ったのだが、さすがに難関と言われるだけのことはあると思った。“レアな消耗品を適切なタイミングで使用する”などといった専用対策も取っておらず、要は運が良かったから勝てたのだが、それだけに、勝てるかどうかわからない、白熱した戦いになった。やり込みプレイだと、逆に、なかなか味わえない感覚である…。
というわけで。物語前半部の山場であるドルマゲス戦を突破したが、“前半部”と書いているだけあって、まだまだ物語は続いていく。
――ちなみに、この日記での連載期間としては、ここまでで約2ヶ月である。旧作に対して、さすがに時間を使いすぎな感があるが、据え置き機側のゲームと、その他の一般記事も含めた毎日更新を維持しようとなると、これくらいが限界である…。そんなギリギリの状況で、残り半分も楽しんでいこう!
(2025年3月29日)
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暖かくなったのも束の間、また冬が戻ってきました… |
上位攻略を更に進めていくと、各地の「生態系の頂点」と呼ばれるモンスターたちとの再戦が行われた。今回の「四天王」的な存在なのだろう。
…さて、“生態系の頂点”という言葉を聞くと、モンハンワールドのレイギエナさんを思い出し、何とも言えない気持ちになる。しかしながら、ワイルズでは、専用BGMを持ち、個性的で、かつ、ちゃんと強敵と言えるモンスターたちが登場してくれるのだ。
――そのラインナップは、以下の通りである!
というわけで。生息地はもちろん、属性も綺麗に別れている。また、骨格と呼ばれる概念においても特徴的であり、スタンダードなモンハン型飛竜の「レ・ダウ」から、タコさんウインナーになっている「ヌ・エグドラ」など、バリエーション豊かだ。加えて、どのモンスターとも、下位の時点で戦ったが、しっかりとした決着が付いていない敵も多かったため、上位での再戦は念願の機会となる。その他、変なところに「・」が入っており、これまでに無い語感を持ったモンスターたちという点でも、共通していたりする。
――やれ、今作のメインモンスターは、ご存じの通り、アルシュベルドである。しかしながら、それ無しで、『モンハンクロス』っぽく、この4体をメインモンスター扱いにしても良いという感じであった。それくらい、作中で、しっかり存在感を出している敵たちなのだ。
さて。その中で、トップバッターを切った「ジン・ダハド」については、下位で戦った際に、エクリプス冷気こと、「長い準備時間を取り、フィールド全体を攻撃する即死技」を使ってきたことで印象に残った(【日記:2025/3/9】)。ちなみに、一応、即死ではなく大ダメージという扱いであり、モドリ玉も封じられないらしい。とはいえ、クリア後やアップデートではなく、ストーリー攻略中にこのような技が使われるというのは、衝撃的であった。
――そういうわけで。上位での再戦において、私は、即死攻撃回避失敗へのリベンジに燃えていた。しかし、残念ながら、今回は回避方法が分かっていたにもかかわらず、隠れられる障害物が見つからず、またしても冷凍キャンプ送りにされてしまった。それでも、2回目は、仲間キャラとして参戦してくれたNPCたちの集合地点を発見し、そこに身を寄せることで、辛くも即死攻撃を回避することができた。まあ、1死してしまったとはいえ、しっかり即死技の回避も経験でき、大満足の勝利であった。
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※今回は雷属性は使ってきません |
その後、HRを上げていくことで、更に3体の「生態系の頂点」たちを倒すことになった。
…さて、その中で、ヌ・エグドラについては、初登場時の仮名称である“黒い炎”として、本編時に記事を書いている(【日記:2025/3/7】)。そして、レ・ダウについても、かなり昔となるが、オープンベータテスト(オンライン体験版)の配信時に、少しだけ扱った(【日記:2024/11/2】)。
そういうわけで。今回は新たに、水属性を担当する「ウズ・トゥナ」について書いてみよう。ずんぐりとした、水棲のトカゲのような見た目だが、大きな特徴として、羽衣のようなふわふわしたヴェールをまとっている。このヴェールは、本体へのダメージを軽減するとともに、水属性の攻撃を激化させる。ただ、ある程度の攻撃を当てると、衣は破壊され、ただのトカゲのような情けない外見となってしまう。なお、ヴェールは再生されるため、本体のみを狙って早期決着を目指すか、それともシールドを破壊して安全に戦うか…という戦闘が展開される。
…さて、このウズ・トゥナ戦で印象に残ったことは、2つある。まず、良い意味で印象的だったのが、波を使った攻撃だ。“ゲームに登場する水属性のモンスター”ということで、ウズ・トゥナも、水流を発生させて攻撃してくるのだが、今作では、PS5世代のハードの性能を活かして、説得力のある見た目になっている。足を取られる厄介な技だが、グラフィックが向上すると、その受け取り方も変わってくるというものだ。
――逆に、悪い意味で印象に残ったのが、水ワールドツアーだ。ウズ・トゥナとの戦いでは、マップ端の17番エリア:水没遺跡がメインとなるのだが、その北側は特に深くなっていて、ハンターは進入できない。だが、ウズ・トゥナは、時折そこに逃げ込んで、バッシャンバッシャンと跳ね回りながら、水流を使って一方的な攻撃をしてくる。あのリオレウスの黒歴史、“ワールドツアー”の、水中版と言える行動だ。前述の波が印象に残ったのも、このイルカショー攻撃のおかげかもしれない…。まあ、一応、そこまで頻度は高くないというのが救いか。
とまあ、そんな感じで。上位難易度における、4体の「生態系の頂点たち」を討伐した。ジン・ダハドと、ウズ・トゥナについては、ストーリー中では“撃退”止まりであったため、今回は、しっかり決着を付けられ、満足の行く結果である。
…そして、次は、あの『4』からの復活モンスターが登場するようだ。私は、3DS作品は遊んでいないが、『サンブレイク』では奴と激しく戦ったので、ワイルズの環境でどうパワーアップするか、気になるところである。ストーリーが終わっても、まだまだモンハンは続いていく!
(2025年3月29日)
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ありがとう自民党 |
(関連記事:【2024/9/4】)
今朝のニュースを聞いて、私は耳を疑った。政府から放出される備蓄米について、JA=農業協同組合は、「備蓄米である」という表記をしない方針らしいが、その理由が、「物珍しさで買われて、流通が混乱するから」と考えているらしい。どこまで国民を舐めるつもりだ。死ねよ。
…まず、皆さまご存じの通り、今のコメの価格は狂っている。コメの値段は、ずっと「5kgで2000円」というのが一つの目安となっていた。それが、去年8月の地震注意報での品薄を契機に、一気に値上げが始まり、すぐ「5kg3000円」を超えた。その後も、値段は下がらないどころか上がり続け、3月に入って、ついに「5kgで4000円」に到達したということらしい。主食とされる穀物が、半年ちょっとで、2倍に値上がりしたのだ。
――それに対し、政府は今さらになって、備蓄米の放出を決めた。これに対し、もちろん気になるのは、“コメの値段が下がるかどうか”ということである。私は、当初から「どうせ大した影響は無いだろう…」と冷ややかな目で見ていたが、今日の発言を聞いて、確信に変わった。こんな愚かな連中に任せていては、「コメの値段が下がる」という、国民の利益になることなんて、起こるわけがない。
さて。では、何故、「備蓄米をそれと表記しない理由は、『物珍しさで買われて、流通が混乱するから』」という発言に、私は失望したのか…などと、わざわざシステマティックな説明は不要だろう。あいつらの脳内では、国民は「おっ、備蓄米だ!
珍しい、買ってやろう!!」という思考パターンをしているらしい。ナメているのか。ただでさえ金が無い時代に、貴重な主食を、遊びで買うわけがないだろうが!!
…というわけで。「流通が混乱する」という理由は100%嘘であり、本当の目的は、コメの値段を下げないためであろう。やれ、“備蓄米”と言っても、15万トンのうち、2024年産が2/3、2023年産が1/3である。コメ業界では、12月31日を超えると、「新米」という表記はできないそうだ。つまり、2024年産に相当する分は、最新のコメであり、“新米”と何も変わらないことになる。政府の備蓄は、「①専用の冷蔵庫を使い」「②玄米の状態で保管している」ため、品質も一定水準が確保されている。2025年の頭に提供するコメとして、これ以上は出しようが無いという一品なのだ。
――ただまあ、これらは、私も調べて初めて知ったことである。世間では、「備蓄米」=「古米」というイメージが強く、一般的には、積極的に買いたいと思えるようなものではないだろう。つまり、「備蓄米」は、値段が下がると思われる。だが、それで良いのだ。金に糸目を付けない人は、高級なブランド米を買えば良いし、逆に、お金を節約したい人は、事実上の“政府支給”である備蓄米を購入すれば良い。そもそも、去年8月と違って、「コメ自体が店頭に並んでいない」ということが問題ではないのだから、消費者が低い値段でコメを買えなければ、備蓄米を放出した意味は全く無いのである。
が、実際の備蓄米は、それとは分からない形で、一般のコメに混じって、ひっそり放出されることになる。「絶対にコメの値段を下げたくない」という意思を強く感じるものだ。販売しているか分からないのだから、消費者の行動なんて、変えようが無いだろう。
…やれ、ひょっとしたら、この先、ほんの僅かだけ、値段が下がるようなことがあるかもしれない。が、それも一瞬のことであり、その後は恐らく、また値上がり傾向が続いて、「5kg5000円」、つまり1kg1000円の大台も、気持ち良く超えていくことだろう。
――だが、その先はどうなるだろうか。さすがに5kg10000円までは行かず、バカバカしくなった国民たちの脱落ペースが加速する辺りで、値上げは止まるだろう。だが、少し値段が下がると買う人間が出てきて、最終的に、それがトントンとなる辺りの価格で落ち着くはずだ。まあ、10kg3000円の時代は、絶対に戻ってこないということだろう。運営が、ユーザー有利のアップデートをするわけがないのである。
では、どうすれば良かったのかというと、備蓄米の放出は、もっと早期に、牽制として行うべきだった。去年8月の地震注意報の際は、実際に買い占めのような行動が起こり、コメが店頭から消えていた。その時期ならば、“販売価格を下げずに、量だけを増やす”という政策にも、意味があったはずだ。
…また、そこまで素早い行動ができなかったとしても、「備蓄米の放出を検討している」と宣言するだけで、パニックまたは投機的な買い占めに対し、一定の牽制効果を示せたはずだ。だが、実際には、バカ大臣が、逆に「備蓄米を放出しない」と宣言してしまった。結果、今日まで続く高騰のスタートを、華々しく後押ししてしまったのである。さすが自民党、国民のためになることは絶対にしない。
――その他。コメの高騰対策として、例えば「輸入米に掛ける1kg341円の関税を撤廃する」「海外米を緊急的に輸入する」「コメなどに掛ける消費税を減らす」などといった案も提唱されている。だが、「備蓄米の放出」という有力なカードを、半年もてあまして腐らせたクソ自民だ。前述の策たちも、時期も規模もしょうもない、典型的な“戦力の逐次投入”を行い、ほとんどコメ価格に影響を与えられずに終わりとなるだろう。自民党に、今の社会の問題を解決する能力は無い。その象徴が、「主食の値段が、半年で2倍に上がる」だ。くたばれ、バカが。
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ハンカチ・お菓子で10万円なんて言ってるセンセイ方にとっては、「多少」なんでしょうね |
というわけで。「コメの価格が半年で2倍に上がる」という自体に対し、我々はどうするべきか。
――まずは、元凶である自民党議員どもを選挙で落とす、これは当然であり、もはや一般教養とも言える。コメに関する政策の他にも、いわゆる「103万円の壁」のニュースを、事細かに見ていた賢明な皆さま方は、よく分かってくれただろう。自民党は、国民の利益になることだけは、絶対にやらない。こいつらに任せていては、国がもたないことは明白であり、「選挙」というイベントのたびに、1人でも多く落選させる必要がある。いったん無職になって、給料の40%を没収される側に回ってみろよ、クソが。
また、今回、私が新たに提唱したいのが、舐め腐ったコメ業界に対して、「買わない」という意思表示をするということだ。
…やれ、自民党やJAといった運営側が畜生なのは前提であり、それにぬくぬく甘やかされた農家も同罪である。だが、最終的には、国民がコメを買ってしまうから、高値が付いてしまうのだ。「頑張っている人々の商品を、買って応援する」のと同じく、ナメた連中に対しては、「買わない」という選択をしなければならない。いきなり全部というのは難しいだろうが、「消費量を減らす」や「少しずつ変化させて卒業を目指す」という工夫もアリだ。
――具体的に、そう言っている私は、もうコメは全く買っていない。自炊100%であり、主食は麦飯とパスタだ。麦飯は業務スーパーで、パスタはイオンで、それぞれ安価な品を買うことにより、1kg200~250円程度で調達可能だ。実に、コメの1/3~1/4である。と言っても、コメも、2・3年前までなら、安価なブレンド米を狙うことで、10kg3000円などで買えた。これくらいが「適正価格」なのである。そして、麦もパスタも、常温保管が可能で、賞味期限も1年以上と、取り回しも優れている。これらを私は、数十kg単位で備蓄しているものだ。コメの件でもよく分かった通り、政府なんて当てにしていては全く駄目であり、自分で溜めておいたほうがよっぽど役に立つのだ。コメと比べて風味や食感が違う?
もう慣れた。
もっとも、これだけ執着していることから分かるように、私はコメ自体は好きである。
…ただ、勘違いしないでほしいのが、コメという作物が必要なだけであって、「日本のコメ」が欲しいわけではない。むしろ逆に、「日本のコメ農家」が存在するため、愚かな関税政策によって、国民が“安くて質の良い海外米”を買う権利を妨害されている。だから、コメ農家の皆さん、どうぞ絶滅してくれないかな。えっ、「災害や戦争などの時に、食べる物がなくなる」だって?
じゃあ、逆に聞くけど、こんな平時に国民の主食を守れてない奴らが、非常時にそれを守れるとでも思ってんの?
――やれ、随分と攻撃的だと思われるかもしれないが、例えば、医療や鉄道などといった、生活インフラにも等しい必需品が、「半年で2倍に値上げしまーすw」などと舐め腐った行動をしたら、「お前ら全員殺してやる」くらいの激しい怒りが向かうであろう。まさにそれを、コメ業界は現実世界でやってのけたのだ。関わる全員が批判されて当然である。もはや私は、「国産」という言葉を聞くだけで、虫唾が走るというものだ。
というわけで。「備蓄米の放出により、コメの価格が下がる」という効果は、全く期待できない。自民党とその手先どもが、国民の利益になることをするわけがない。この状況に対し、私は、「選挙で自民党議員を落とす」はもちろん、「コメを買わない」という根本的な意思表示が必要であると考える。
――まあ、前述の通り、私は、コメという作物自体が嫌いなわけではない。だから、愚かな関税政策が撤廃され、安くて質の良い海外米が以前のような適正価格で買えるようになれば、またコメを主食として食べる習慣が復活するだろう。んっ、「国産米」? ハッハッハ! 死ねよ。
(2025年3月29日)
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なんかS&P500みたいな名前の新キャラが出ていた気がする… |
現在の株式投資の王道と言えるのは、「投資信託」と呼ばれる商品だ。その心は、多くの会社の株が詰め合わせとなったセット商品である。とりわけ、全世界株・全米株といった指標に連動するインデックス・ファンドについては、それだけを買っていれば良いとすら言われる、ド定番の一品だ。私も、自分の貯金の一番コアなところは、全世界株と全米株に当てており、中長期の保有を前提とし、基本的に売却をしていない。
…そのいっぽうで、「個別株」を買うという投資方法もある。個別株とは、「ソニー」「任天堂」など、我々が名前を知っている企業の株のことであり、それを購入することで、資産形成をするのだ。通常、個別株は、インデックス・ファンドと比べて、値動きが大きく、かつ、下がったまま上がらなかったり、最悪の場合は倒産して紙くずになってしまったりもするため、難易度は高いと言える。
――では、“個別株は買わないほうが良いのか”と言われると、そういうわけでもない。情報を集めて大きく値動きをしそうな時に売買するという、いわゆる“株取引”を行うことができる。また、必ずしも短期で売買する必要は無いため、長期保有で輝きそうな銘柄を選ぶ手もある。その他、特定の会社・業種を応援するつもりで買うなどといった方式も可能だ。個別株には、ただ資金を入れて待っているだけではない、「投資」ならではの、独自の楽しみ方が存在するのだ。やれ、“投資に楽しさなんていらない”という人も多いだろう。そうだな、でも私には要るんだよ。
とりわけ、個別株は、「配当金」と「株主優待」が貰えるという、独自の魅力が存在する。
…まず、「配当金」は、株式ごとの支給金であり、通常1~5%程度であるが、投資額が数百万・数千万と大きくなれば、安定収入となりうる。また、「株主優待」は、お金以外の贈答品であり、現物支給からQUOカード・割引券といった金券まで、様々な種類が存在する。これを現金価格に上乗せして考えるほか、様々な銘柄を保有して、季節のプレゼント感覚で楽しむという方式もあるだろう。
――ちなみに、株主優待は、日本独自のシステムである。海外は、優待品に変えるくらいなら金よこせという、合理的だが、ちょっと寂しい考えのようだ。まあ、私たちは、せっかく日本に住んでいるということだから、この株主優待システムは、ぜひ使わせていただこう。
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既にイオンのオーラを感じる |
さて。これまで私は、優待目当ての銘柄として、よく「イオン」や「マクドナルド」の名前を挙げてきた。
…まず、「[8267] イオン」は、100株の保有:38万7300円(本日終値。以下、株価は全て「17日終値」)で、「オーナーズカード」という特典が貰える。これは、イオンの全ての買い物が3%OFFになる(正確には、3%OFFに相当する額が、後日に返金される)というスグレモノだ。イオンは、普段遣いに優れたスーパーマーケットであり、それが全商品3%OFFで買えるというのは、無視できないメリットと言えるだろう。
――ちなみに、配当金については、2024年度実績で40円と、1%程度である。これをどう考えるかであるが、例えばイオン店舗にて、年間、100株の購入代と同じ「38万7300円」の買い物をする場合、合計した利回りは年間4%ということになる。イオンは、優待狙いの定番であり、私も家庭を持ったら、イオン株を買おうと思っている。うん、それはつまり、買えないということだよ…。
また、“マクドナルド”こと、「[2702]
日本マクドナルドホールディングス」は、100株保有:57万1000円に対し、無料で使える優待食事券を、6枚×年2回、送付してくれる。食事券は、バーガー・サイドメニュー(ポテトやナゲット等)・ドリンク類が1セットになっている。この際、肉を2倍にする倍マックなども、追加料金なしで適用可能であるため、普段は選ばないトマトなどの追加トッピングを大量に楽しむチャンスだ。いいじゃないか!
ただ だし。
…さて、この優待券を1枚1000円と考えると、年間1万2000円相当のプレゼントとなる。これに配当金の1株42円を加えると、だいたい3%程度の還元となる。まあ、還元率はそこまででもなく、2024年からは、「継続1年以上の保有が必要」という弱体化が為された。それでも、「身近にあるファーストフード店に投資できる」という分かりやすさは、引き続きの魅力と言える。
――やれ、最近では、マクドナルドに限った話ではないものの、何かと外食業界というのは値上げが多く、利用者としては苦しい思いがある。だが、その株を買って、経営者側の立場になってみると、また視点も変わってくるだろう。“投資をすることによって、社会の見方が変化する”…それもまた、投資の大きなメリットである。私は、投資ほど面白いソシャゲは、他に存在しないと思っている。
その他、株主優待には、「基本的に、100株から貰えることが多い」「150株や200株などと増やしても、正比例して優待品が増えることは少ない」という特徴がある。よって、1つの銘柄を200株・300株と買っていくよりも、複数の銘柄を100株ずつ買ったほうが良いという特徴がある。
…なのだが、ごく少数、1株から優待が貰えるという銘柄も存在し、この場合、数百~千円台前半というお小遣い感覚で、優待狙いが可能だ。これについては、以前に単独記事を書いた通り(【日記:2025/3/1】)、私は、ジョーシンこと「[8173]
上新電機」と、「[8698]
マネックスグループ」を持っている。
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「高い通信料で、変なCMを作っているだけの会社」と侮っていたが… |
さて。私は、今回、優待狙いで株を購入した。だが、これまで何度も話題に挙げていた「イオン」や「マクドナルド」のかというと、そうではない。「ジョーシン」「マネックス」以外に、有力な1株優待銘柄を見つけたわけでもない。私が買ったのは、「ソフトバンク」を、100株である。
…さて、ソフトバンクというと、ご存じ、3大キャリアの一つとして、通信事業を展開しており、日本で最も早く、「iPhone」を販売し始めた。その他、名の知れたものとして、「ソフトバンクホークス」という野球チームを持っており、優勝争いにも頻繁に顔を出しているそうだ。その他、「Yahoo!」「LINE」「PayPay」などといった、身近なオンラインサービスの運営とも結びつきが強い。
――ただまあ。私は、もう10年以上、ずっと格安SIMのIIJmioを使っており、そのサービスに満足している。そもそも、格安SIMを使い始めた理由が、「初のスマートフォン型携帯電話として、ソフトバンクのiPhone5を買ったが、その料金と耐久性に満足できなかった」というものである。よって、皮肉以外の意味では、通信事業主のソフトバンクに感謝はしていない。さらに、私はスポーツ観戦を趣味としていないため、投資によって野球チームを応援したいというわけでもない。Yahoo!やPayPayといったサービスは、よく利用しており、好きだが、それを理由として買ったこともない。
では何故、私が「[9434] ソフトバンク」を100株買ったかというと、100株を買った場合の安さと、新設されたPayPayの優待が理由である。
…まず、ソフトバンクの株価は、212.9円である。稀に勘違いされるが、「株価」という数値は購入単位を示すだけであり、この値が高い企業が優れているというわけではない。昨年、1株を1/10の価格に分割をしたということらしく、100株買っても2万1290円と、社会人なら手頃な価格である。前述の優待銘柄だと、イオンは約40万円、マクドナルドなら約60万円が必要だった。その1/10以下で、優待条件を満たせるというのは、かなり嬉しいものなのだ。
――また、ソフトバンクは、この3月から新しく優待品を新設した。それが「PayPayマネーライト:1000円分の配布」である。PayPayマネーライトは、お馴染み「PayPay」アプリで現金と等価として使えるが、原則として「PayPayでの代金支払い」のみが用途となる(出金したり、株の購入に使ったりはできない)。ただまあ、使用期限は無制限であり、通常のPayPay残高と合わせて支払いに使えるため、PayPayユーザーなら、1円たりとも余さずに使えるだろう。
というわけで。「PayPayマネーライトの配布」だけで、優待利回りは約5%となる。さらに、ソフトバンクは、配当金にも力を入れており、例えば前年度実績は1株あたり8.6円と、4%強に相当し、配当金だけでも高配当と言える企業であった。合わせて、2万円ちょっとの100株保有で、配当金860円+PayPayマネーライト1000円の1860円、年間利回り約9%となり、非常にお得な銘柄と言える。
…もっとも、注意しなければならない点も存在する。まず、配当金が8.6円というのは、この2024年度までの実績に過ぎない。2025年度から、優待品としてPayPayマネーライトが追加されるということで、配当金のほうは下がってしまう可能性がある。また、PayPayマネーライトの受け取り条件は、1年以上の長期保有(厳密には、「3月末・9月末・翌3月末」、または「9月末・翌3月末・翌9月末」の3回連続で、100株を保有している状態にすること)だ。よって、今から買っても、最初に貰えるのは2026年ということになり、1年後だ。株の世界で1年というのは、思ったより遥かに状況が動くので、2026年にどうなっているかは、何とも言えない状況だ。
――ただまあ、それらのリスクについても、2万円ちょっとという安さでカバーできると考える。やれ、ここ最近、とある会社が、高利回りのQUOカードをエサにして株を購入させ、その後に優待の廃止を宣言し、なんと一度も優待品を配布せずに逃走するという、「これ何かの犯罪にならないんですか?」という行為をやらかした。まあ、ソフトバンクほど名の知れた企業が、そんな公式投資詐欺みたいなことをするとは思えないが、何はともあれ、もし、多少では丸め込めない損をしたとしても、1桁万円前半であれば、そこまで深刻な被害を負うことはないと言えるだろう。
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アルベ…ド? |
ちなみに。同じく、電子マネーを優待品として配布する企業として、NTTこと、「[9432]
日本電信電話」も存在する。こちらについては、dポイントが1500pt、または3000pt貰えるという、これまた人気の銘柄だが、ちょっと性質が異なっている。
…では、その内容を言うと、100株の継続保有2年目に1500pt、そして5年目で3000ptが、それぞれ1回だけプレゼントされるという仕様だ。毎年貰えるわけでもなく、6年目以降の長期保有にもメリットはない。“5年目の優待を貰ったら、それで一旦売却して、適当な時期に買い戻す”という手段で、再び1年目から数え直しにできそうな気もするが、それも可能かどうかも、ちょっと分からない。
――ただまあ、4500pt÷5年と考えれば、「1年あたり平均配布額」は900ptと、悪くない。NTTの株価は、本日終値で148円であり、100株で1万4800円だ。よって、優待利回りは6%と考えられる。加えて、NTTは配当金にも力を入れており、概ね3.5%程度の還元を行っている。しめて、合計利回りは9.5%、これまた非常にお得な銘柄だ。やれ、この記事を書くまで、「1回だけの配布か~じゃあいらねっ!」と思っていたが、自分で記事を書いておいて、がぜん欲しくなってしまった。ふだん全く買い物をしない私も、どんどん財布の紐が緩んでしまう。これが株の沼だよ…。
(2025年3月29日)
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ついに作中世界でも公認の用語となった |
モンハンワイルズの“クリア後”…もとい、「上位」攻略を進めていくと、あの懐かしい「歴戦」という強化形態が登場しだした。
…さて、「歴戦」は、据え置き版の前作と言える『ワールド』で登場した強化個体であり、攻撃力がUPする反面、体力を始めとしたその他の能力は、ほとんど据え置きである。また、あくまで強化形態ということで、「歴戦」専用のモンスター素材は存在せず、代わりに、「龍脈石」という“カスタム強化”(クリア後の最強育成で使用する強化方式)に使うアイテム、そして、レア度の高い装飾品が手に入りやすいというのが魅力であった。
――やれ、とりわけ『ワールド』でその傾向が強かったのだが、「攻撃珠」など、ごく一部の装飾品は、実在を疑われるレベルで入手率が低く、その収集は、当時の大きな沼要素であった。まあ、プレイ意欲を維持するため、簡単に最強装備を揃えさせたくないというのは分かるが…。お守り・護石・防具の傀異強化といった感じで、どの作品にも、こういう桁を1つ2つ間違えた運ゲー要素が存在するものだ。
また、「歴戦」は、クエスト形態としても特殊であり、「歴戦の個体が出現する」という固定ミッションは少なく、「調査クエスト」という回数限定&追加条件ランダムのクエストを使って、歴戦モンスターたちに挑んでいくことが多かった。
…さて、調査クエストには、追加の報酬枠が2~5個存在し、一般モンスターだとそこがモンスター素材となるが、歴戦だと装飾品になる。もちろん、需要が大きいのは、報酬の大きい5枠だ。かくして、ワールド&アイスボーンのオンラインプレイでは、「歴戦5枠張れやカス」などという愛の有る(無い?)暴言が飛び交うことになったのである。最大の地雷は、ワールド時代の2人限定クエストであり、敵体力がオンライン補正=4人分に上がるくせに、2人でしか戦闘できないため、とても苦しい。だが、それだけに、募集板に貼られていたときは、「自分が何とかしてやらなくては」と、変な気持ちで入っていくこともあった。オンラインゲームあるあるである。ちなみに、アイスボーンでは、「オンラインの2人用体力」が追加され、2人限定クエストも、そこまで地雷では無くなってしまった。
――余談だが、「歴戦」は、その言葉通り、数々の戦いを勝ち抜いて生き残ってきた、強靭な個体ということのようである。元々は、ゲームシステム上の用語だった、『ワイルズ』において、主人公が「歴戦の猛者ってところか。」と発言しており、作中世界でも認知される言葉となったようだ。
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アン・イシュワルダさんは、ゼノっちにはなれなかったのだ… |
ところで。ワールド&アイスボーンでは、「歴戦王」という強化個体が存在したが、これは「歴戦」とは全く別である。
…まず、「歴戦王」は、歴戦個体と比べ、体力が大幅に上がっている(火力も上がっている)。また、初期状態のゲームには登場せず、アップデートで順次追加された、それぞれの歴戦王の専用クエストでのみ出現する。また、共通して専用素材を持ち、新しい防具セットを作ることが可能だ。そして、「歴戦王」コンテンツの作風も、時期によって違いがあるのだが、『ワールド』の中期以降に登場した「歴戦王」からは、新モーションや思考パターンの変化など、火力と体力だけでない、特別な強化が為されており、大ボスと呼ぶに相応しい存在となっている。
――やれ、私は、PS4世代の『ワールド』について、発売から少し遅れてプレイを始めたため、最初に戦った歴戦王が、本編ラスボスと言えるゼノ・ジーヴァであった。その時の印象は、今でも覚えている。シナリオ時は、体力以外に印象に残らなかった敵が、多段型の爆発(通称:ドーナツ爆発)を使うようになるなど、目に見えて攻撃範囲が広がった。また、地形ダメージが爆熱になったことで、新たに「耐熱の装衣」が活躍し始めた。そして、ただでさえ強いのに、制限時間が50分→30分と短くなったことで、高火力まで必要になった。この時間制限が非常に絶妙であり、そう簡単にはクリアできない難関クエストとしての地位を不動にしていた。謎に、ベヒーモスやエンシェント・レーシェンといった異次元からの刺客が壊れていただけである。
とまあ、「歴戦王ゼノ・ジーヴァ」、そしてそのかなり後になって登場した「歴戦王ネルギガンテ」は、順当にして王道の強化個体となっていた。ただ、そこまでの歴戦王というのは、実はあまり評判が良くなかったらしい。
…それもそのはず、第1弾として登場したのが、まさかの既存モンスターのキリンであり、即死と隣合わせの戦いが長くなっただけであった。その後の敵の中でも、特に、クシャルダオラについては、“通常種の時点で、新大陸進出にて、まさかのクソ度を増強させた敵”となっていたにもかかわらず、その強化形態である「歴戦王クシャルダオラ」は、不評な部分をわざわざヤケクソ気味にパワーアップさせたような悪趣味すぎる敵であった。ラストの「竜巻の中で寝る」は、今後とも長らく語り継がれるだろう。
――まあ、モンスターハンターには、例のアレによって“PS3時代”が存在しなかったため、『ワールド』については、色々と試行錯誤をしながら作っていたのであろう。そのような不評の時期を乗り越えたからこそ、最終的には、長く楽しめる定番オンラインアクションとして、文字通り、世界中に定着できたのだ。
ちなみに。追加パックである『アイスボーン』でも、歴戦王は登場した…のだが、こちらは、某クソウイルスの騒ぎに巻き込まれ、詳細は明かされていないものの、影響を受けることになった。
…まず、アイスボーンでは、3体の古龍(=「歴戦王」による強化対象)が新登場し、「歴戦王ネロミェール」は、順当な強化形態となっていた。だが、ちょうどその辺りで不要不急の外出が禁止となり、歴戦王ネロミェールも、故郷に帰れなくなって、ずっとハンターたちと戯れてくれた(歴戦王たちは、「イベントクエスト」枠であり、再登場はするものの、通常、期間限定枠であった)。ハンターたちを家に縛り付けて前向きに外出を阻止する、いいヤツである。その後、かなりの時間が経ち、ミラボレアスが登場する最終アップデートののちに、「歴戦王イヴェルカーナ」が登場し、こちらは“ネルギガンテ枠に相当する、パッケージモンスターの強化個体”として、専用のアレンジBGMと、作品最後に相応しい強さを持っていた。ミラボが壊れていたので、やや地味になってしまったが…。
――のだが、もう1体の古龍であった「アン・イシュワルダ」については、ついに歴戦王が登場しなかった。ご存じ、アイスボーンのラスボスと言える相手であり、ゼノ・ジーヴァと同じく、本編時点では、強さ・演出ともに、そこまで印象に残るものではなかった。それだけに、ゼノ・ジーヴァのように、歴戦王での一新について期待をしていたのだが…ひょっとすると、例のウイルス騒ぎによって、予定が無くなってしまったのかもしれない。あれだ、皆が不要不急の外出をしなくなってしまった結果、歴戦と呼べるだけの経験を積めなくなってしまったのだろう…多分。
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この青い光が出たときの「あっ!
歴戦だ!」感は凄かった |
ちなみに。『ワイルズ』での歴戦については、名前を引き継いでいるだけあって、『ワールド&アイスボーン』と似たような形式となっている。
…やれ、詳しいところは、まだ分からないのだが、どうも、固定クエストではなく、やはり、条件が変動し、受注回数に制限のある「調査クエスト」を中心に、戦闘を行っていくようだ。装飾品が手に入りやすいのは同じだが、今回のカスタム強化的な要素の「アーティア武器」が存在するほか、「歴戦狩猟の証」というチケットを入手でき、既存装備の進化系も作っていけるらしい。
――というわけで。『ワイルズ』の歴戦については、下位・上位に続く、3番目の難易度…とまでは行かないが、2.5番目のランクとして、今後の攻略の鍵となってくるだろう。もちろん、「歴戦王」にも期待である。きっと今作が、『ワールド』に続く、新たな時代を作ってくれるだろう!
(2025年3月29日)
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馬姫さま、再来 |
さて。サザンビーク王位争奪戦を終えると、ようやく、目当てであった「魔法の鏡」が手に入る。しかしながら、魔力は既に奪われており、そのままでは、ドルマゲスの封印を消し去る能力は無い。その謎を求めて、主人公たちは、西の森に住んでいるという魔法使いに話を聞きに行くことになった。
…のだが、ここに地味な罠があった。というのも、サザンビークの城からマップに出て、西に向かおうとすると、道が別れており、南に意味ありげな池(「サザン湖」というヤベぇネーミングセンス)が存在する。RPGのお約束として、こういう場所には、ミニイベントなりお宝なりと、必ず何かしらの要素が用意されている。しかしながら、DQ8のこの池は、ゲーム的には何の意味も無く、本当に水が溜まっているだけだ。
――そして。がっかりして、そこからシナリオに戻ろうと、池をぐるりと回って西へ向かうと…更なる罠に掛かり、目的地には決して辿り着けない。その西の果ては、地図では南北が繋がっているように見えるのだが、高台に通せんぼされており、無意味な袋小路となっている。南は砂漠地方へ繋がっているが、西は単純な行き止まりだ。親切設計のドラゴンクエストには珍しく、本当に何も無いのだ。
やれ、私は、初回プレイでも2周目プレイでも、この池と袋小路について、何の記憶も無かった。だからこそ今回、引っ掛かってしまったということである。3DS版のシンボルエンカウントで戦闘を調整できる機能が、完全に裏目に出てしまった…。
ちなみに。正しいルートとしては、サザンビークを出てから、そのまま道なりに西へと向かえば良い。すると、池より更に先に分かれ道があり、そこで西を選ぶことによって、目的地へと辿り着ける。つまり、何も考えず、アドバイス通りに、西へ進むだけで良かったのだ。変にひねって「あの池に何かありそう!」と思ったところ、ハマってしまったということである。
――余談だが、その森では、「馬姫さまが一時的に人間へ戻るイベント」が展開される。しかしながら、ご存じの通り、このミーティア(馬姫さまの人間形態)は、あまりかわいくないことで有名だ。これまでの回想シーンなどでは、ずっと顔だけは隠されていたため、期待が盛り上がったところでの、ご覧の有り様である。しかも、真エンディングでは、このお姫さまと結婚させられる。最新作の『11』といい、特定ヒロインを選んで角を立たせたくないのは分かるが、なぜドラクエ制作陣は、主人公の結婚相手に、誰も得をしない相手を選んでしまうのか…。
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ヒエッ |
というわけで。迷いの森でのイベントを終えると、あとは、魔法の鏡を、「海竜」というモンスターとの戦いに持っていき、そして敵の光属性技を受ければ良いということが分かる。イベントシーンや、ボス戦における特殊な勝利パターンとかではなく、何度でも出現する雑魚との戦いで特定の行動を取るという、非常に珍しいパターンだ。
…とはいえ、海竜は、ここに来るまでの順路とされる、「海辺の教会」へのルートで、繰り返し出会える。また、ドラクエらしからぬ直球なネーミングも相まって、何かと印象に残る相手だった(【日記:2025/3/3】)。シナリオ上の必須戦闘を、そういうふうに位置付けているのは、池や森と違って、ドラクエらしい、親切設計と言えるだろう。
ちなみに。実際に海竜が使ってくる技は、「ジゴフラッシュ」という名称だ。ドラクエシリーズでは、「ジゴスパーク」という大技が知られているが、それとは比べ物にならないくらいの低威力であり、それこそ低レベルクリアーにおいても問題にならないようだ。なんなら、倒さずとも、逃走や全滅で戦闘を終わらせても良く、入手経験値すら0にできる。
…なお、「魔法の鏡」については、持っているだけでは駄目であり、アイテム使用をし、掲げておく必要がある。やれ、DQ8では、ラスボス戦において、同じく「戦闘中に特定のイベントアイテムを使う」という展開が用意されているが、そちらが「ラスボスの猛攻に耐えながら」「4人全員でアイテムを使用するターンを」「合計7回用意しなければならない(間のターンが開くことは問題ない。全滅したら数え直し。いちど完遂すれば、その後のリトライでは、ラスボス本体から戦える)」というド畜生な仕様により、低レベルクリアーの最大の難関(※ラスボス本体を凌ぐ)となっているそうだ。しかし、魔法の鏡については、“戦闘中のイベントアイテムの使用”という点が共通しているだけであり、全く難関でないということである。
――ただし。海竜のジゴフラッシュについては、目がくらむほどの光という設定を尊重して、幻惑(マヌーサ)の追加効果がついており、物理攻撃の命中率が3/8にダウンしてしまう。もっとも、海竜は、敵としての戦闘能力は貧弱であり、問題ないのだが、地味に裏ボスが使ってきたりする。その際は、ただダメージだけのジゴスパークよりも厄介な技として位置付けられているのだとか。
そんなこんなで。「①闇の遺跡に行って、ドルマゲスの領域展開に追い返される」「②サザンビークでチャゴスを仲間にしてしまう」「③王家の山でアルゴンハートを入手する」「④不思議の泉で魔法使いの話を聞き、ミーティアを解禁してしまう」「⑤海竜に鏡を使う」という手順を経て、ようやく、「闇の遺跡」の内部に入れるようになる。このミニ日誌も、意図的に適量で切っているとはいえ、3日分を使ってしまった。マジで長いおつかいだった…。
――さて。闇の遺跡は、ボスの「ドルマゲス」戦×2回が難関として有名であるが、単純にダンジョンとしても複雑である。地味に、DQ8で初めての、専用BGMを持ったダンジョンであり、まさに山場と呼ぶに相応しい。よし、次も、プレイと執筆、頑張るぞ!
(2025年3月29日)
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私が「
…まず、PayPayは、携帯電話で使用可能な、“キャッシュレス決済”(現金を使わない支払い方式)のサービスである。その中でも、PayPayはトップシェアを誇り、そろそろ一般社会においても、「YouTube」や、かつての「Twitter」のように、「ペイペイ」という用語を、説明なしで使えるくらいだ。
――なのだが、私については、キャッシュレス決済については、既に事足りていた。2023年秋から株式投資を始める際に、自分の中での金銭関係を一新し、ほぼ全ての支払いを、現金以外で行うようになった。私が、ふだん使っている3つのスーパーは、方式は異なるものの、全て、クレジットカード・プリペイドカード・QR決済といったキャッシュレスで支払いを行える。さらに、私は、「ルーチン外の行動」をほとんど行わず、初見の店に行くことがとても少ない。いわゆる“割り勘”についても、友達いない&外食しないというダブルパンチで、ほぼ行わない。
以上の理由により、私は、現金の「リアル世界では、どんな状況でも使える」という利益を享受しづらい。それどころか、むしろ、「ATMで振り込まないとネット上で利用可能な形にならないうえ、ポイント付与も為されない、利便性の低い形」とさえ思っている。私が、PayPayを始めるよりも前に、キャッシュレス決済を主とするようになるのは、必然だったのだ。
というわけで。私は、「キャッシュレス決済を行いたい」という理由で、PayPayを始めたわけではないし、実際、そこから1年が経った今となっても、主力はクレカ・WAON・楽天キャッシュなどであり、普段の生活ルーチンにおいて、PayPayでの支払いを行うことはない。
…では何故、私がPayPayを使っているかというと、それは、もっぱらキャンペーン目当てである。この手のキャッシュレス決済というのは、顧客の奪い合いが激しいようであり、その施策として、様々にお得な特典を、我々へと提供してくれる。これは、要するに、自らのサービスに誘い込むための釣りエサなのだが、それを逆手に取って、エサだけを食い逃げするようなこともできる。また、そこまで穿った考え方をせずとも、“サービス提供者と消費者が、両方とも得をするような使い方”というのも存在するだろう。
――何はともあれ。私がPayPayに求めていたのは、「キャッシュレス決済」ではなく、「お得」のほうであった。だからこそ、上記の“PayPayを使い始めた”という記事では、PayPayについて、「攻略開始」という表現を用いていたのだ。
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確かにS&P500とNASDAQが10000ポイントずつダメージを受けましたね… |
では、具体的に、どのようなキャンペーンがあるのか。
…まず、PayPayを使い始めたきっかけ自体、「LYPプレミアム」という、Yahoo!やPayPay関連で、合計10000円相当がプレゼントされるというキャンペーンを知ったからであった。なお、現在も、新規加入キャンペーン自体は行っているが、贈答額は合計5000円相当と、弱体化されているようだ。
――そしてその後も、クレジットカードや銀行口座など、金融関係のサービスについて、新規登録プレゼントが多く存在した。私は、まずそれらによって、「PayPayポイント」(1pt=1円として使用可能なポイント)を回収していった。
そして、それらが終わった後も、常設キャンペーンにて、比較的多くのPayPayポイントを得られている。まずは、私の好きな積立投資だ。「PayPay証券」では、クレカ積立額について、0.7%のポイント付与が行われる。上限は10万0000円なので、これだけで、月700ptである。
…また、私は、クレカの「PayPayカード」を、特に意識していなかったが、JCBブランドで作っていたため、楽天証券積立への、通称“ファミペイルート”の起点として、PayPayカードを使用可能だ。そこに5万0000円をつぎ込めば、PayPayポイント部分の還元率は1.0%なので、月500ptが手に入る。投資関連だけで、月1200ptと、悪くない量が溜まっていくのだ。
――さらに、最強ポイ活の「TikTok
Lite」では、ここ数ヶ月の実績値で、月あたり1000円以上と、他のポイ活とは桁外れの量のポイントを手に入れている(12月:1100円 1月:2400円 2月:1200円 3月:今日までで700円)。一時期、PayPayへの変換レートが0.9倍に下がっていたが(【日記:2025/2/3】)、最近では、再び100%で交換できるようになったため、このルートでもPayPayポイントを調達している。ちなみに、毎度のことですが、紹介サービスが1人5000円(与紹介者・被紹介者の2人とも)とデカいため、もしご協力いただける方がいましたら、【こちらのリンク】からよろしくお願いします…。
ちなみに。それらのポイントを何に使っているかというと、もちろん投資…つまるところ、PayPayポイント運用だ。似たようなポイント投資のサービスは、各社に存在する(「楽天ポイント運用」「dポイント投資」「永久不滅ポイント運用」など)が、PayPayポイント運用は「1pt単位から投入できる」「リアルタイムで額が変動する」「99ptずつ投入することで、手数料を踏み倒せる」という性質を持ち、投資オタク的には最も面白い。
――やれ、現在の株式市場は、あの、史上最大の「自分のことを有能だと思っている無能」のせいで、指数にもよるが、概ね最高値から-15%という、かなり手痛い下落となっている。そのせいで、私のPayPayポイント運用についても、約20万ptの源資に対し、1万ptの赤字(ポイント減)となってしまっている。が、こんなの、投資にはよくあることだ。いつも言っていることだが、自分が正しいことをやっていると確信できるのならば、絶対に諦めてはならない。あの去年夏の日銀ショック以来、再び、投資家たちの勇気が試されているのだ。
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どう考えてもローブマッチョになれない方が大勢いるユニット |
というわけで。PayPayは、私にとっては、キャッシュレス決済というよりも、投資関連のお得なサービスという感じで、定着するに至った。
…さて、上にも書いてしまったが、ここ1年でのポイント獲得量は、約20万ptと、莫大である。ただし、これについては、PayPay証券のキャンペーンによる10万pt(【日記:2024/10/30】)、UFJ銀行10万円修行による2万pt(【日記:2024/11/13】)、そして上記のTikTok Liteの紹介×複数など、1発が大きい物が有ったからである。よって、2周年の頃には40万pt…とは、さすがに行かないだろう。それでも、常設キャンペーンを組み合わせれば、年間2~3万ptくらいは得られるため、それを使って、コツコツと積み上げていきたいものだ。
――ちなみに、最近こだわっているのは、「
ちなみに。投資・金融関連以外だと、全く予想していなかったところで、Yahoo!フリマを使用している。
…さて、Yahoo!フリマは、「メルカリ」などと同じ、“フリマアプリ”という種別のサービスだ。悪い噂ばかりが流れているものの、「これで中古ゲームを購入し、プレイを終えたら、再び同じ場所で売却する」という手段(【日記:2024/11/14】)で、準新作~旧作のタイトルたちを、少額の手数料のみで遊べるようになる(新作は、時間経過で値段が下がりやすいため、あまり狙い目ではない)。実際、「アストロボット」「ステラーブレイド」「スーパーマリオブラザーズ
ワンダー」といった、当サイトのゲーム日記で扱った作品たちも、いろいろ工夫して、1000円前後という、内容を考えれば破格も破格の大破格で遊ぶことができた。まあ、「中古ゲーム」というもの自体に議論があるのは知っているが、なにせお金が無い時代であるし、それに、法を犯しているわけでもない…。
――ところで。何故これをPayPayの記事で書いたのかと言うと、PayPayとYahooは繋がっており、Yahooフリマの新規登録キャンペーン等で、多くのPayPayポイントを得られた。さらに、フリマ(とヤフオク)の支払いにPayPayが使えることで、前述の「10万円修行」にて善行を積み上げられた。それらによって、私がYahooフリマに親しむようになったからだ。まあ、ここについては、しっかり相手のエサに食いついてしまったということだな。
そういうわけで。2年目を迎えたPayPayとの付き合いであるが、第2のNISA枠となっている「PayPayポイント運用」以外にも、「Yahoo!フリマ」などを上手に使って、お得で楽しい生活ができている。この関係を、今後とも続けたいものだ。いやあ、節約をすると、苦しいけど、気持ちいい!
(2025年3月29日)
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ずいぶん凛々しい尊顔になられました |
モンハンワイルズは、約10時間のストーリー部分を経て、「上位」のパートに進んだ。先日の日記にも書いたが、一応のスタッフロールこそ流れたものの、これで終わりということは全くなく、「一つの区切り」という趣すら存在しない。
…が、ゲーム感覚については、ここで様変わりをする。まず、「下位」=スタッフロールまでのワイルズは、モンハンシリーズとしては異例の、ストーリー主導の作品となっていた。その演出は、まるでファイナルファンタジーやドラゴンクエストのような、スクウェア・エニックスのRPGを彷彿とさせるようなものであった。
――やれ、モンハンワールドの時、海外でジャンルが「RPG」と呼ばれていることに対し、私は、「まあ、『ロール=武器種という役割を果たす』の意味では、確かにRPGと言えるか…?」などと、懐疑的な考えであった(【日記:2018/12/7】)。だが、ワイルズについては、日本基準でもアクションRPGと評価して差し支えないであろう。それくらい、モンハンとしては異質な作りであったように思う。
しかし、上位になると、ストーリー演出は極めて簡素となり、一言で表すと、いつものモンハンになる。というか、むしろゲーム感覚が変わりすぎであり、最初のイャンクック(お馴染みの復活モンスターだが、上位で初登場)こそクエストで示されるものの、その後は、HRの上昇以外、何の目標も示されなくなるため、いきなり広い世界に放り出されたような気分になる。
…やれ、私は、最初こそ不安になって、フリーマップに出たあと新登場モンスターを発見して「クエスト化する」(新機能)なんて作業をしていたが、その後に少し世界を回ると、サブクエが非常に豊富であり、特に「討伐クエストのクリアーを依頼されるサブクエ」が多い。そして、それを埋めていくと、HRが上がって、自然と“クリア後”の物語が進んでいく…という構成になることに気が付いた。
――その他、このタイミングで下位も含めたクエスト埋めを始めたり、マルチプレイに参戦したり、既に配信が始まっているイベントクエスト(オンラインで配信されるクエストで、ソロ/マルチの両方で挑戦できる)に挑戦してみたりも良いだろう。新モンスターに加えて、上位素材&上位武器に、「歴戦」や「狂竜化」といった要素も続々と登場し、まだまだ心休まる暇は無いのだ。
というわけで。ストーリー主導だった下位パートとは異なり、上位からは、打って変わって、いつものモンハンというプレイ感覚になる。
…やれ、私は、物語演出の多い前半部分も楽しかったと思うが、もちろん、中毒性のあるやり込みゲーとしてのモンスターハンターも好きである。今作の作りは、1粒で2度おいしいという感じで、ありがたいものだ。迷ったら、食ってみろ!
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まず毒太刀を作ろうと思ってレイアを狩っていたら、レウスも乱入してきた |
そんな感じで。私は、上位のリオレウスと相対するに至った。そこで、今作のリオレウスが、初の専用BGMを引っ提げてきたことに気付いたのだ。
…やれ、リオレウスといえば、ご存じ、2002年の初代「モンスターハンター」から登場する、シリーズの顔である。しかし、その王道タイプの見た目に反して、バトル面では、好評どころかむしろ糞モンスターと評されることが多く、亜種・希少種などのバリエーションも含めて、「空の王者()」とか「クソレウス」「ワールドツアー」などと呼ばれていた。最近のシリーズになって、ようやく過去の評価を跳ね返し、“戦っていて楽しいモンスター”と認識されるようになってきたくらいである(【日記:2024/11/17】)。
――そんなリオレウスが、今作で初めて、専用BGMを獲得した。リオレウスは、第1作から登場しているが、テーマ曲とされることの多い「咆哮/リオレウス」という名のBGM(【リオレウスのテーマ?/YouTube】)は、初代では、「森・丘」の汎用BGMであり、例えばドスランポスやイャンクックと言った敵でも、森丘であれば、同じBGMだった。その後も、森丘楽曲のフレーズが、“リオレウスのテーマ”的な感じで、初登場ムービーのBGMなどに織り込まれたり(【例:ワールド/YouTube】)、各種のコラボやリアイベなどで流されることもある。しかしながら、肝心のゲーム内でのリオレウス自体は、専用曲を持たず、ずっとマップごとの汎用BGMが戦闘曲として使われていた。そのリオレウスが、『ワイルズ』にて、初めて専用BGMを獲得したのである。
しかも、これは非常に意外なことなのだが、なんと、今回のリオレウスは、ミラボレアスのBGMを乗っ取ってしまったのである。
…さて、ミラボレアス(原種=「黒龍」)についても、実はシリーズ第1作からの参戦であり、こちらについては、最初から「舞い降りる伝説」という専用BGM持ちだった(【初期ミラボレアスBGM/YouTube】)。ただし、その内容は、“森丘BGMをコーラス入りとしてアレンジした”というものであり、他のゲームで言うと、「通常戦闘曲のアレンジが、裏ボス戦で用いられる」という演出なのであろう…と思っていたが、どうも【モンハン辞典の記事】によると、開発初期に「リオレウスの上位版」と聞いて、アレンジ楽曲として作ったが、その実は全く違うモンスターであったというオチらしい。
――さて。その後、森丘が登場しなくなっても、これらのBGMの関係は続いた。よって、初期作を知らない人から、「なんでリオレウスのBGMがミラボレアスに用いられているの?」(またはその逆)などと、非常にごもっともな指摘を受けたりもする。
そして。その後であるが、『アイスボーン』にて、ミラボレアスは最終アップデートで登場する裏ボスという大抜擢をされた。戦闘能力についても、激しく向上し、単純に強いのはもちろんだが、行動パターンやギミック、その他にも演出など、全てが大ボス・裏ボスにふさわしいものとなっている。まさに、『ワールド&アイスボーン』を締めくくるにふさわしい敵となっていた。かつての、「硬くて腹ズリズリ攻撃が恐ろしいだけ。どうやってシュレイド城を滅ぼしたのか不明」という辛辣な評価から、「そりゃ王国も滅亡するわ」という感想に変わったのだ。
――さて。『アイスボーン』でのミラボレアス戦BGMについては、3つが用意されており、そのうち、第1段階で用いられる「舞い降りる伝説/ミラボレアス
: World version」(【アイスボーン:ミラボレアスBGM①/YouTube】)という曲は、“旧シリーズのミラボレアス曲のアレンジ”…つまり、森丘BGM=リオレウス戦を元とする楽曲だ。お馴染みのフレーズが用いられており、シリーズ経験者は懐かしくなるというものだが、更に嬉しい仕掛けとして、シリーズ最初の拠点であるココット村BGMの一節が取り入れられている(【ココット村BGM/YouTube】)。『アイスボーン』が、『ワールド』の追加パックというだけでなく、歴代シリーズを通しての、一つの到達点となった瞬間と言える。
というわけで。話を、『ワイルズ』のリオレウスに戻そう。前述の通り、リオレウスは、今作で初めて専用BGMを獲得した。それは、いつもの森丘BGMのアレンジ…と思って油断していたところ、なんと、ココット村のフレーズが流れ出した(【ワイルズ:リオレウスBGM/YouTube】)。つまり、アレンジ元は、森丘BGMではなく、アイスボーンのミラボレアス戦だ。ワイルズのリオレウスは、ミラボレアスのBGMを乗っ取ってしまったのだ。
――やれ、これは、シリーズ初期作での、「ミラボレアスが、リオレウスのBGMを奪っていった」という関係とは、正反対である。まさか、環境トップのモンハンスタッフが、リオレウス&ミラボレアスBGMの作りについて間違える…なんてことはないだろう(無いよね?)。よって、これは意図的な構成だ。つまるところ、リオレウスとミラボレアスの関係性すら逆転しうるという、ワイルズ世界における厳しい生態系を表現しているのかもしれない。うん。カプコンの人、そこまで考えてないと思うよ。
(2025年3月29日)
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ぜんぶ倒せて、はぐれメタル1体と同じ経験値ではなあ |
チャゴスが仲間になってしまった後は、「王家の山」へと向かっていく。
…さて、この山道の麓の森は、PS2時代に有名なレベル上げ場だった。敵として、なかなかの高確率で、メタルスライムの群れが登場する。その数、最大で8体ということらしく、これだけ居れば、さすがに1体くらいは倒せるため、効率よくレベル上げが可能だ。DQ8では、この後に出現する大ボスの「ドルマゲス」に勝てなかった場合、ここでククールのレベルを30まで上げると、初の全体回復呪文である「ベホマラー」を使えるようになり、難易度が激減することが知られている。「DQ8のレベルデザインが優れている例」として、当サイトでも、過去に単独記事で触れている(【日記:2022/1/16】)。
――しかしながら、ここが道場として優れていたのは、PS2版までの話であり、やはりというか、3DS版では、はぐれメタルinトロデーン城(【日記:2025/2/16】)を超えることは無い。王家の山では、3DS版のシンボルエンカウント制により、もはやあちこちにメタルスライムが走り回っている状況だ。しかしながら、メタルスライムの経験値は所詮1350と、はぐれメタルの1/8である。しかも、メタル狩りにおいては、基本的に単体狙いを行うため、多数が出現しても、全体攻撃で一気に撃破する手段は無い。「メタルウイング」?
もう許してやれ。
それでも、PS2版の頃は、トロデーン城のはぐれメタルと、王家の山でのメタルスライムを比べ、後者のほうが出現率が遥かに高いため、バランスが取れていた。トロデーン城のはぐれメタルは、出会うだけでも珍しいレベルであり、すぐ逃げられた際の精神的ダメージが大きいという理由もある。
…しかしながら、3DS版においては、カメラ回転によるリポップを使うことで、はぐれメタルと即マッチングするようになった。また、はぐれメタル1体では、戦闘中のコマンド入力が非常にシンプルであり、コマンド処理を眺める時間も短いが、メタルスライム大量だと、時間も手間も掛かってしまう。よって、作業を単純化できるという意味でも、はぐれ城(略)のほうが優れているのだ。
――いやもう、3DS版のトロデーン城は、完全にトロデーン道場、略してトロデーン場となってしまっている。さすがにLv99となるとキツいだろうが、普通に、本編クリアが可能となるLv40くらいまでならば、難なく上げることができるはずだ。主人公Lv40に必要な経験値は533287、はぐれメタルを、たった53体狩れば良いだけなのだから。
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有能 |
さて。本編である「王家の山」内部は、ワールドマップとは別の地域であり、ダンジョン扱いとなっている。内部では、様々な仕掛けを使いながら、まずは雑魚である「アルゴリザード」を倒していく。ただまあ、謎解きのような難解さは無く、珍しくこの点だけはチャゴスが適切な指示を与えてくれる。トカゲが嫌いだから、徹底的に対策していくということなのだろう。
…そして、最後には、ボスの「アルゴングレート」という敵を倒せば終わりである。ちなみに、このアルゴングレートは、雑魚に毛が生えた程度の強さだ。世界観的にも、あまりに強敵すぎると、もうサザンビーク王家の人がドルマゲス倒せという感じになってしまうので、仕方があるまい。
ちなみに。その後の顛末としては、主人公たちの力を借りたものの、チャゴスは無事に、儀式の目的であった「アルゴンハート」を手に入れられた。しかしながら、チャゴスは見栄を張るために、盗賊から偽物を購入してしまった。王は、「あくまで他人の力を借りたものの、優秀な人材を集めるのも王としての能力」という感じで流そうと思っていたようだが、さすがに偽物で誤魔化そうとしたことは許せなかったようだ。
――というわけで、そのネタばらしは、エンディングに期待である。ちなみに、今回、私が注目しているのは、3DS版で追加されたというゼシカENDを選ぶと、ミーティア(人間形態)とチャゴスが破談となるストーリー上の必然性が無くなってしまうのだが、その辺りをどう処理するかということである。まあ、展開を大きく変えるのはストーリー分岐のレベルであり、難しいだろう。そういうわけで、細かい調整を楽しみにしていこう!
(2025年3月29日)
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地球防衛軍で見た |
雪山の頂上にある「交わりの峰
スージャ」は、不思議と緑が生い茂り、穏やかな人たちが住む、清浄な空間であった。いよいよもって、RPGの終盤感が凄まじい。それは良いのだが、まだ3章であり、ようやく中盤に入ったかと思ったところであった。モンハン、お前…終わるのか…?
――その後は、「竜都の跡形」というマップへ進んでいく。荒れ果てた人工道路を、木の根が覆い尽くしたような地形であり、中央の妖しく光る物体を見ながら、グルグルと下層に降りていく構造のようだ。やっべえ、これがラスダンな気がしてきた!
それはそうと。ここでの登場モンスターは、まずは「オドガロン亜種」である。事前情報に無かった、本編サプライズの復活モンスターだ。
…さて、「オドガロン」は、『ワールド』で新登場したモンスターであり、皮膚が焼けただれたかのような醜悪な見た目が特徴である。亜種は、追加パックの『アイスボーン』で登場し、龍属性を使用するようになった。そのオドガロンが、『ワイルズ』にも登場だ。
――なお、正式名称は護竜オドガロン亜種である。「オドガロン」も、ただの「オドガロン亜種」も出ず、「護竜」だけの登場ということだが、まあ設定を考えれば、特別に不思議でもない。守人のご先祖様がアイスボーンをプレイしていたのだろう。
そして。そのオドガロン亜種を退けると、今度は、「シーウー」というタコ型宇宙人のような敵が現れる。こちらも、事前情報で公開されていなかった、完全新規のモンスターである。
…さて、この敵との戦いで、最も驚いたのが、モンハンとしては非常に珍しい、完全連戦ということである。オドガロン亜種を撃破すると、その後のムービーで、主人公はシーウーの触手に足を掴まれ、巣へと引きずり込まれる。リアル世界で考えると、生きるか死ぬかの、非常に切迫した場面であるが、このゲームはモンハンなので、こういう時も、当然のごとく、一度キャンプに帰還するのかと思っていた。“最初から連戦クエストであると示されている場合”を除き、何事も無かったかのように拠点に戻って、状況を立て直す。『ゴッドイーター』などと同じく、この手のゲームのお約束と思っていた。それが2連続クエストになったのだから、もう驚くに決まっている。
――さて、戦闘面では、敵はタコ型宇宙人ということで、動きが地球の生命体とは異なっており、全く読めず厄介だ。だが、最も印象に残ったのは、拘束攻撃だ。触手でプレイヤーを掴み、体の下部に隠されていた口に放り込んで、食べる。バリバリバリと噛み砕かれ、最大HPの半分ほどを削られた後に、吐き出される。ダメージもさることながら、大量の牙が生えた青色の口は、バイオハザードに登場する化け物のようであり、どう見ても即死攻撃だ。まあ、猫ですら「旦那さん、僕もう駄目ニャ…」とか言いつつ一瞬で復帰してくる世界観なので、許されるということだろう。
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久々のビターン使い |
その後は、満を持して、メインモンスターである「アルシュベルド」が登場する。
…さて、こいつは、モンハンでは王道と言える、4足歩行タイプの竜だが、両手の外側から背後に向けて、鎖のような構造物が生えており、これで叩きつけたり、薙ぎ払ったりして戦闘を行う。ゲーム的にはともかく、現実で考えると、非常に生きづらそうな体型だ。アルシュベルドの原種は絶滅しており、人工的に作られた“護竜”アルシュベルドのみが、現在では生きているということだが、そりゃ絶滅するよという感じだ。
――ちなみに。敵は、肉弾戦タイプと思いきや、赤く光ったのちに、地面を爆発させるという魔法攻撃も持つ。特に、明らかな必殺技である、“4本の鎖を顔の近くに集めてから使用する、前方への範囲爆発”は、もはやビームのような内容である。アルシュビームと命名した(※流行らない)。
さて。アルシュベルドを倒すと、何だがストーリーがいきなりクライマックスを迎え、そして、ラスボス戦が始まった。このラスボスの、名称・設定・姿などについては、まだ発売から早いので伏せるとして、それを倒すと、なんと、恐ろしいことにスタッフロールが始まってしまった!
ムービーは全て飛ばさず、特別な早解きをしたわけでもないが、プレイ時間は、10時間ほどである。
…やれ、モンスターハンターは、ポケモンシリーズなどと同じく、「ストーリーはチュートリアル」と呼ばれることもある。その心は、“クリア後の育成こそが本番”ということだが、私はあまり積極的に使うべき表現とは思わない。物語部分がつまらなければ、クリア後の最強育成なんかに挑むわけがない。「ストーリーはチュートリアル」などと言うと、駄目なメインシナリオを無理やり擁護しているようであるからだ。
――ただまあ、今作は、ちょっと変わった作りのようで、スタッフロールは、ただ単に物語部分が終わっただけということのようだ。例えるなら、MHP3で、村クエストのジンオウガを倒すと、スタッフロールが流れてしまったという、アレに近い。あれは間違いなくスタッフロールだが、「エンディング」と思った人は、そうそう居ないであろう。よって、ワイルズのシナリオについては、「ストーリーはチュートリアル」というよりも、「妙なところでスタッフロールが流れてしまう」と表現すべきだろう。というか、まだまだ新システムやモンスターは出揃っていないため、「チュートリアル」は続いているし…。
そんな感じで。スタッフロールを終えたが、これでゲームは一段落…という雰囲気は存在せず、物語はそのまま第4章に続く。ここからの★4クエストが、上位という扱いのようだ。これまでの作品では、下位クエストだけ★1~5と広く、上位やマスターランク(G級)は3つというのが定番になっていたが、下位は幅が広いくせに最も地味な難易度であったため、そこを他ランクと同じ幅にするという調整は、妥当であろう。
――さて。上位クエストでは、さっそく新モンスターたちがどんどん登場し始めた。ただシナリオ演出が終わっただけであり、まだまだワイルズのゲームプレイは、クリア後という雰囲気にすら入っていない。俺たちの一狩りはここからだ!
我 等 狩 友 永 久 超 絶 不 滅
(2025年3月29日)
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マジのガチで1人も分からん…だと…? |
「BLEACH(ブリーチ)」といえば、オサレ感全開のジャンプ漫画である。そのアニメ版について、私は、分割クール制で放送中の新シリーズではなく、初代と言える“平成シリーズ”の第1話から視聴を始めた。ちなみに、平成シリーズだけで366話もある。
…さて、ここ最近の私のアニメ視聴であるが、まず年明けからは、「遊戯王セブンス」の全92話を、久々の遊戯王として、楽しく視聴ができた(【日記:2025/1/14】)。しかしながら、その後の自称遊戯王については、キツすぎて、やはり視聴は諦めざるを得なかった(【日記:2025/2/23】)。
――というわけで。私は、何を見ようか、再び路頭に迷ってしまったのだが、どうせなら、親しみ深いジャンプ作品が良いと思っていた。そして、去年の10~12月に、「千年血戦篇」と題し、BLEACHの新シリーズを放送していたことを思い出したのだ。
だが、BLEACHについては、初代アニメの「続き」である。この点、原作1巻からのフルリメイクである「るろうに剣心」や、連載再開後の新シリーズをアニメ化した「キン肉マン」とは異なり、いきなり見ても全く話が繋がらない。だから私は、良い機会だと、平成シリーズの第1話から、全視聴に挑戦することにしたのだ。やれ、平成シリーズと新シリーズで合計400話と莫大であるが、まあ、遊戯王シリーズをいくつも見ている私にとっては、決して長すぎではなく、むしろ、多くの話数を楽しめるという点で、メリットと言えるのだ。
さて。「BLEACH」の原作漫画については、2016年に、全74巻で完結済みである。だが私は、BLEACHについて、ほとんどまともに読んでおらず、最初の数巻だけ…つまり、原作の本当にごく初期を見た記憶があるのみだ。
…なので、
――さて。私は、遊戯王シリーズを皮切りに、漫画・アニメにおいては、特別に意識していないものの、ジャンプ関連の作品にハマることが多い。また、12コ話といった短期アニメよりも、長期放送のアニメを好み、かつ、アニメオリジナルシナリオについても、特に抵抗は無い。というわけで、BLEACHについては、まさにうってつけの作品と言える。全400話という莫大な話数を見終えるには、恐らく、ここから季節が一巡するくらいまでの時間が掛かるであろう。だが、それだけじっくりと楽しめるということであり、純粋に嬉しいというものだ。噂だけは聞いていたオサレ感全開の死神バトルは、実際、果たしてどのような展開なのか。非常に楽しみである。
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話数表示が毎回異なるところとか、次回予告とか、小ネタもいちいち面白いのだ |
そんな気持ちで、BLEACHの初代アニメを、まずは15話ほどまで見てみたが、この時点で、既にオサレの片鱗が出まくっている。
…まず、“平成シリーズ”こと、BLEACHの初代TVアニメの放送開始は、2004年である。古すぎというほどでもないが、既に20年も昔であり、元号で言うと平成16年だ。なので、4:3の非ワイド映像であり、アナログ放送だったので、静止画画質としても、あまり美しくはない。また、令和ではなく、昭和・平成のジャンプアニメということで、毎週毎週のレギュラー放送を行っていた。それを絶やさないことが第一であったため、各話ごとの純粋な作画クオリティとしても、そこまで見応えがあるものではない。
――なのだが、まずOPからして、ORANGE RANGE(オレンジレンジ)の良い意味でチャラい主題歌の中、主要スタッフ名が、字幕ではなく、作中世界の一部として描かれるという演出が為される。また、原色を多用し、ポップな印象に仕上げている。これらは、今でこそ有り触れた演出だが、まさか20年前の作品で、しかも、あまり攻められないと思われるジャンプアニメで、このような斬新な作りが為されていたとは、非常に驚きである。
また、セリフ回しのカッチョ良さは原作譲りだが、アニメオリジナル要素のオサレ要素として、BGMがある。メロディアスな曲というよりは、どちらかというと、むき出しのギラギラした金属のような、無機質で緊迫感を煽る楽曲が印象に残る。だが、主人公の勝利が確定した場面では、一転して明るい曲が流れる。とりわけ、全ての始まりである第1話では、決着シーンで、洋楽風のBGMが歌い出すのだ。
――やれ、バトルシーンで洋楽が流れるジャンプアニメというと、最近では「呪術廻戦」が印象に残った(【日記:2023/11/4】)。だが、BLEACHはそれを、世代が1つ変わるくらいの昔にやってのけていたのだ。なるほど、呪術廻戦の作者が、「影響を受けた作品はBLEACH」と語っているのを聞いて、「いや、HUNTER×HUNTERだろ…」と思っていたが、アニメのオサレ感まで広げて考えると、なるほどと納得するものである。
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新シリーズの超クオリティも、すごく楽しみ! |
というわけで。アニメ化の出来については、2004年とは思えないくらいのオサレセンスが全開であり、厨二病が弾けている。こういった作風は、まさに私にとって、もってこいというものだ。
…さらに、原作未読の私にとっては、物語の展開も普通に楽しみだ。現在、15コ話ほどを見終えたところで、恐らくは主要人物となるであろう、友人キャラクターたちの顔見世的な展開が終わった。そして、
――やれ、恐らく、原作については、序盤はちょっと背伸びした王道漫画であり、作品が進むにつれて、“オサレ”と称される独自のスタイルを確立していったと思われる。だが、漫画から3年遅れて放送が始まったアニメについては、その作風を反映してか、プロローグの時点で十分に厨二病だ。ならば、ここから更に突き抜けてしまうと、どうなるのか。まさか、厨二を卒業して厨三になるなんてことは無いだろう。永遠の14歳、終わりなき厨二。それがいい!
(2025年3月29日)
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テキーラの原料となる、謎の白い液体の正体とは? |
モンハンワイルズは、アズズの里での物語が終わり、予想通り、次の「第3章」へと進んだ。
…さて、ここではまず、白い入れ墨のような模様の入った、特殊なモンスターたちと戦闘になる。色だけでなく、戦闘面でも、煙のようなエネルギーを使う、新しい的になっている。どうも、新モンスターではなく、既存の敵たちが変化した姿ということだ。特殊なシリーズモンスターのようだが、「歴戦」や「傀異化」といった、これまで知られているカテゴライズとは異なる。また、素材についても、未解明ということで、現時点では利用不能である。
そしてその後は、ナタの故郷である「
…のだが、今回は、それらに世界観的な設定が為されている。まず、“白い光”は「竜乳」と呼ばれるエネルギー源である。読みは普通に「
――また、最初に戦った“白い入れ墨のような模様の入った、特殊なモンスター”は、「護竜」と呼ばれるモンスターであり、なんと守人の里の人たちによって、改造された生命体だという。こっちは「
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エクリプス冷気 |
その後、物語を進めると、“白い光に照らされた、空中に浮かぶ足場の上”を、セクレトでジャンプしていく…という、「あれ、私はFFシリーズをやってたんだっけ?」というシーンが展開された後に、「ジン・ダハド」という完全新規モンスターと戦闘になる。
…さて、こいつは、アグナコトル(ポータブル3rdなど)のような体型の、巨大なトカゲ型モンスターである。もうゲームも中盤ということで、火力はなかなかであり、しっかり回避と回復を行わなければ危ない。新システムの「体力ゲージが赤く脈動したときは、『この攻撃が当たると死亡』というサイン」という要素も、頻繁に登場し、バトルの緊張感を高めてくれる。
――が、このジン・ダハドで強く印象に残ったのが、終盤で使われるエクリプスメテオだ。NPCから警告が入り、敵が特殊な態勢を取ったため、フィールド系の大技を使うと分かった。が、軽く走り回ってみたが、特に隠れられそうな場所は無い。私は、「まあ、さすがにシナリオ中で、あんな凶悪な即死技を使ってくることは無いだろう…」と思い、HP回復で凌げると思ったが、その後に氷の大爆発が入って、即死してしまった。これまでのように倒れて死ぬのではなく、冷気系の攻撃ということで、空間を抱きしめるような、変なポーズで乙ってしまったのである。
ちなみに、“その大技の回避方法”だが、キャンプ送りになったあとに、ヘルプメッセージが表示される。気付くか! という内容であり、多くの人が、ここで初乙を経験したのではないだろうか。私は、ウズ・トゥナにボコられていたので、2死目だったが…。
ところで。この攻撃を、私が「エクリプスメテオ」と呼んだのは、同じような範囲攻撃が、モンハンワールドのアップデート要素で登場していたからだ。使い手は、同作のFF14コラボで登場した、シリーズでお馴染みの「ベヒーモス」だ。
…さて、エクリプスメテオは、「フィールド全体に効果を及ぼす即死攻撃」「通常の防御や回避手段が全て無効」「モドリ玉も使用不能」「避けるためには、特殊な方法が必要」といった性質を持つ。ベヒーモスの際は、戦闘中に使われる「コメット」によって発生した隕石の影に隠れるか、または、タイミング良く「FF14ジャンプ」を使って飛び越える(ジャンプ自体に無敵時間があるわけでなく、ベヒーモス戦の特殊仕様)という方法が必要になる。
――というわけで。『ワールド』の時点においては、ベヒーモスの特異性を強く表す演出となり、同作最強であったベヒーモス&極ベヒーモスの強敵感を大きく強める結果となっていた。だがその後、“オンラインプレイにおいて、ゲーム進行にメリハリを与えられる要素”と認識されたのか、続編の『アイスボーン』において、「ムフェト・ジーヴァ」「アルバトリオン」「ミラボレアス」など、同系統の即死技の使用者が急増した。よほど好評だったのか、FF7リバースに逆輸入をされていたりもする(【日記:2024/3/24】【2024/6/15】)。いいぞ、神ゲー同士、もっと軽率にコラボしろ…。
そんな感じなのだが、「エクリプスメテオ」の使い手は、ベヒーモスを筆頭に、どれもクリア後を前提としたような、アップデートでの追加モンスターであった。それが、『ワイルズ』では、大ボスでも何でもない中盤の敵が使ってきたのだから、驚くに決まっている。まあ、3死までゲームオーバーにならない仕様だから許されていたのだろうが、初日オンラインなどに参戦していたら、阿鼻叫喚となっていたことだろう…。
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神都ブルオミシェイス(FF12)のムービーかな? |
そんな感じで。ジン・ダハドの猛攻を退けて、雪山を登り終えると、今度は一転して、緑の光景が広がっている。まあ、“雪山の山頂”としては、明らかに普通の光景ではないのだが、ゲームと現実を混同してはいけない。今作はドラクエワイルズだと思っていたのだが、FFワイルズだったのかもしれない…。
――というわけで。シナリオが中盤に入り、物語の謎も、いくつか解明されてきた。やはり今作は、ストーリーに力が入っているようだ。やれ、これまでのシリーズとは作風が異なるということで、あまり好意的には受け取られていないようだが、私はせっかくだからということで、楽しんでいきたいと思っている。来週も、6日勤務の1日休みと日程が厳しく、株の様子も変なままだが、何とか耐えていく!!
(2025年3月29日)
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「わがまま」の一言で済ませているのは、大分と優しい |
本日のDQ8攻略は、サザンビーク関連について進めていこう。プレイ済みの人はご存じの通り、DQ8で最大のおつかいイベントが開催される。
…さて、前回までのあらすじとしては、ドルマゲスは北の島にある「闇の遺跡」に身を潜めているが、その遺跡には呪いが掛かっていて入れない。そのため、“魔法の鏡”が必要であることが分かった。“魔法の鏡”は、サザンビーク王城に存在するため、主人公たちはそちらに向かうことになる。
――が、すぐさま、“魔法の鏡”の完成形である「太陽の鏡」が手に入るということはなく、まず、その代わりのおつかいとして、「アルゴンハート」というアイテムを手に入れることになる。そして、ゲーム的には、「アルゴンハート」と「魔法の鏡」を交換ということになるのだが、「魔法の鏡」はそのままでは使用不能であり、「①サザンビークの西側にある森に住んでいる老人に話を聞き」「②大陸の北にある海道に出現する『海竜』というモンスターの『ジゴフラッシュ』を受ける」という手順を経て、ようやく「魔法の鏡」が力を取り戻して「太陽の鏡」となり、闇の遺跡に入れるようになる。
やれ、このパートが、異様なまでに強い“おつかい感”を覚えてしまう理由だが、ハッキリと最終目的が示されているにもかかわらず、その過程で幾度と無く目標の追加が為されるからであろう。ちなみに、最初から方法を知っていて、例えば鏡入手直後に「海竜」に会いに行こうとしても、成功しない(この段階では出現しない処理が為されている)。
というわけで。サザンビーク王城では、「チャゴス」という王子と共に、旅に出ることになる。どうも、サザンビークでは、王位を継承するために、「アルゴリザード」という敵から、「アルゴンハート」という宝石を奪ってくることが、伝統の儀式とされているらしい。え!?
王位継承者って、プロレスで決めるんじゃなかったのか!?!?
…のだが、このチャゴスは、こちらがドン引きするほどの、典型的なクズキャラとして描写されている。現王の実子であり、王位継承権を持つ正当な王子なのだが、王家ということで尊大なくせに、卑怯にして小物である。それだけならまだしも、見た目はチビでデブ、バトルとしても“5人目としてのメンバーとして参加する”という豪華な仕様が用意されたうえで、一切の良いところが無く2ターン目で逃走と、ダメダメさが演出されている。さらに、(馬だと思っていたとはいえ、)後の結婚相手とされていた馬姫さまへの虐待シーンまで入るのだから、救いようがない。
――ちなみに、その後の展開であるが、このアルゴンハート入手イベント自体も、(主人公たちに手伝ったもらったものの、)正しいルートで終わらせていたのに、わざわざそれを不意にする終わらせ方を選んでしまう。そしてついに、エンディングにてそれを叱責され、結婚相手となっていたミーティア姫(※馬姫さまの人間形態)を主人公に奪われてしまうという悲惨な末路を遂げる。ここまでしたにも関わらず、チャゴスを擁護するような声は全く聞こえてこない。
やれ。私も、ドラクエシリーズ作を色々とプレイしたが、全作品に王城・王族が登場するということで、「クズな王族・側近」などというのは、定番の演出だった。ただ、「ストーリー途中で改心し、尊敬できる人物になる」というパターンや、逆に「魔族にそそのかされ、そして最後は魔物に取り込まれて消えていく」というファンタジーらしい終わり方になっていた気がする。「クソ王子が、クズとして演出されたあげく、結婚相手を奪われる」というのは、嫌な意味で現実的である。犬のエサ演出(3DS版で削除)といい、ドラクエには謎に、リアルで胸糞が悪くなるようなイベントが用意されている…。
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島流し先? |
ちなみに。DQ8本編においては、チャゴスは完全なるクズで終わってしまった。しかしながら、さすがにこれはあんまりということで、もしDQ8-2的な作品があれば、チャゴスについては、まず間違いなく、更なる掘り下げが行われ、痩せるなど、名誉挽回シーンが追加されるだろう。
…しかしながら、ドラクエシリーズにおいては、1-2-3と4-5-6のように、“緩やかに時代が繋がっている作品郡”は存在するが、残念ながらエンディング後のそのままの続きを描く作品というのは、今の今まで出ていない(はず)。というか、基本のシステムがシンプルなだけに、物語面においては、『5』のようにゲーム内で時間が大きく進んだり、『6』『7』『11』の世界地図のように、シナリオ進行に特殊な仕掛けが用いられているパターンが多い(むしろ、初期作を除くと、『8』のようなシンプルな作品のほうが少ない)。そういうわけで、“ドラゴンクエスト11-2”みたいな作品が、わざわざ必要ないのかもしれない。更に時間を巻き戻して、ホメロスが仲間になるシナリオとかやってみる?
――ならばと、チビ・デブ・クズという特性を更に活かして、敵側として登場させてみるのはどうだろうか。あれだ、重装備チャゴスにして、ラスボス第1形態のお供として登場させてみるのである。ちなみに、内部的には、チャゴスのHPは20000と設定されているらしい(【YouTube:①】【YouTube:②】)。さすが、脂肪という重装備をしているだけのことはあるな…。
(2025年3月29日)
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カプコンがクソゲーを作ったときに貼っていいよ(ワイルズは良ゲー) |
アズズの村での物語が進んでいく。敵は、「ネルスキュラ」という蜘蛛に、「ヒラバミ」という空中を泳ぐ魚型モンスターである。どちらも、私にとっては初見のモンスターだったが、ネルスキュラのほうは、なんか名前を聞いたことがあるなと思っていた通り、『4』からの復活であるようだ。
…さて、ここでは、火山の村の下層へ進むと、何故か寒冷地で、かつ、視界が開けているという怪奇現象に遭遇する。ちなみに、目的は、ナタの故郷で辿り着くためで、「洞窟を通ってきた」という記憶を辿るためだ。地下道が寒いのは、分からないでもないが、洞窟を通っていたのに土地が開けてしまうのはよく分からない。アズズの村が火山の山頂に有って、そこから降りたから寒くなった…とでも考えるしかない。ところでいつ山を登ったの?
――そして。バトル面では、太刀の新システムである「赤刃斬り」が面白い。太刀は、Rボタン系統の「気刃斬り」を当てると、強化の段階が上がっていくことが知られているが、今作では、それが最大に達すると、ゲージが真っ赤になって、時間経過で解除されるまで、強力な技を使い放題になる。現在の太刀には、格闘ゲームと見紛うような大量のコンボが存在するのだが、赤ゲージで△ボタンを連打すると、それだけで簡単に強力な技が飛び出てくれるので、まずはこれを主力としていきたい。そして、赤ゲージ時間が終了する瞬間に、R2+△(私の場合はR1+△)で、最後っ屁として、大技を当てていく。多分こんな感じが、まあ強いのではないだろうか…。
その後は、アズズの里に戻って、火走り祭を開催すると、「アジャラカン」というゴリラに続き、PVでも大きく登場していた「黒い炎」というどう見てもタコなモンスターと戦う。こいつらとの戦闘開始も、モンハンとは思えないくらいに、凝った作りとなっている。
…まず、アジャラカンについては、今作では「自然エネルギーの解放」がテーマとなっており、冷えていた火山地帯が一気にアチアチに燃え上がって、気分を盛り上げてくれる。その煽りを受けて、まだまだゲーム的には序盤だと思うのだが、アジャラカンも、歴代シリーズにおけるラージャン並の派手な攻撃を仕掛けてくる。そして、当初は、仲間ハンターと共に2vs2が行われるが、少し戦うと1体が離脱し、その後に通常のクエストがスタートする。そして、ダメージを与えるごとに敵は上層へ移動していき、最後は、焼け落ちた家…のような場所で敵がうんていをしながら戦ってくるというバイオゥ、ハザーーゥゥ…なシーンが展開される。そうだった、これはカプコンのゲームだった。
――その後、里に戻ると、炎の状況は悪化しており、タコ型モンスターの『黒い炎』が出現する。これのどこが祭りだよ、どう考えても邪神復活の儀式だろう…。それはそうと、『黒い炎』は、発売前のトレイラーでも大物感のある登場をしていたため、こんな序盤で登場するのかと驚いたものである。バトル面での強さも、これまでとはひと味ちがった感じになっており、ちゃんと攻撃を避けて回復しないと体力が危ない。それはそうと、足がたくさんあるので、傷口破壊に非常に向いたデザインである。こういう変わった体型のモンスターは、他作品への再登場が難しい傾向があるので、ワイルズ&追加パックの今のうちに、思う存分3枚おろしにしておこう!
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「はい」を選ぶまで話が進まない、的な時に貼っていいよ(この勘違いイケメンは私の主人公) |
そういうわけで。第2章の「アズズの里」については、これで終わりである。いや、終了とは言われなかったが、明らかに山場を1つ超えた感じであり、次からは、また新しいステップへと進んでいくと思われる。
…それはそうと、クリア後には、「黒い炎」の正式名称が明かされた。これについては、作中で一時的に秘密になっていたということで、当サイトでも伏せておくことにしよう。また、その素材についても、当初は「???」と名前が未解明になっていた。これまで、ラスボス級のモンスターにしか使われてこなかった演出ということで、戦いの中での緊張感を高めてくれた。恐らく、『白の孤影』についても、同じような処置が取られるのであろう。まあ、あいつは、アルシュベルドって名前を、みんな知ってるけどな。
――というわけで。恐らくこれで、本編シナリオの序盤が終了というところまで、ゲームを進められたと思われる。やれ、モンハンワイルズの発売から1週間が経ち、既にクリア報告どころか、HRが100まで達したという声すら耳にするが、まだまだ私にその領域は遠そうだ。とにかく今は、ゲーム的にも体力的にも、休みの日が欲しいというものである。くそっ、3月の土曜に3回も仕事を入れたのは失敗だった!
(2025年3月29日)
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今、PSNカードを買うならば、楽天+ハピタスのコンボを使うのがおすすめである。
…まず、PSNカードとは、“PSストアでのDL購入に使うお金”をチャージできるカードだ。コンビニ等で物理カードを買うこともできるが、クレジットカードで直接チャージや都度課金もできる。よって、私が、“オンラインでお金を使いたい”という理由のためだけに、このPSNカードを買うことは無い。そこで、わざわざ固定額のPSNカードを買う理由は、専ら、ポイント還元のためである。
――ちなみに。私のゲーム購入態勢については、現在、パッケージ版に先祖返りをしている。理由は、「フリマアプリによる中古売買を行うことにより、極めて少額でゲームをプレイできるから」というものだ(【日記:2024/11/14】)。ただまあ、“DL版が1000円台で売っているようなソフト”は、パッケージを売却しても二束三文であるため、DL版で買おうと思っている。また、モンハンワイルズでは、PSplusに加入して、オンラインプレイを行うつもりだ(加入代もウォレットから払える)。私は、今後とも長らく、プレイステーションでのゲームを楽しんでいくつもりだ。よって、パッケージ版を主力としつつも、ある程度は、ウォレットにお金を持っておいても、無駄にはならないのである。
そして。これは、プレイステーションでDL版ソフトを買う時の常套手段として知られているのだが、ここ最近では、コンビニで10%還元のキャンペーンを使うのが基本となっていた。内容は、だいたい「指定コンビニで10000円券を購入すると、1000円券のおまけがついてくる」という内容であり、不定期だが、繰り返し開催されている。店舗も、セブンイレブン・ファミリーマート・ローソンなど、有名どころが揃っている。
…さて、これらのキャンペーンを使うと、例えば、10000円で11000ポイントが買えるということになる。逆から考えると、1ポイントあたりの価格は0.91円、つまり、DL版ソフトを、常に9%OFFの割引が掛かっているのと同じにできる。やれ、かつては、ウォレットの上限が2万円となっていたことがあり、大量購入は利便性が悪かったが、最近では5万5000円まで入るようになり、よほどゲームを買いまくる人を除き、制限を心配する必要が無くなった。
――ちなみに。この「コンビニでPSNカードを購入する」というキャンペーンの過去最高還元率は、なんと20%である(【日記:2021/12/22】)。この場合、1ポイントを0.83円で買えているのと同じになり、全商品17%OFFと、かなり強烈だ。ただまあ、最近では、ほぼ10%で固定となっており、これより高い還元率を見たことがない。無理に高還元率を待ち、遊びたい時にゲームが遊べなくなってしまえば本末転倒である。今回の話題だけに言えることではないが、遊びたい時が遊び時であるため、DL版を定期的に利用する前提なら、適当な時に買い足しておくと良いと思われる。私もそうしました。
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上の画像との落差が凄い |
ということで。PSNカードを買う際に、“コンビニの10%還元のキャンペーン”を使うのも良いのだが、現在は、それよりも良い方法が編み出されている。それが、題名にも記した、「楽天ブックス+ハピタス」のコンボを使う方式だ。
…まず、「楽天ブックス」では、不定期で、PSNカードの10000円券と15000円券について、ポイント10倍付与のキャンペーンが行われている(【例えば、現在の10000円券の商品ページ】)。10倍と言うと、とんでもなく感じるが、要するに「購入額の10%」だ。加えて、その支払いを楽天カードで支払いを行うと、+1%のおまけが付くので、合計11%還元となり、コンビニよりも還元率が良くなる。ちなみに、金券という扱いらしく、他のポイント還元率上昇サービスを同時に乗せることは不可能ということだそうだ。
――さらに。「ハピタス」という外部サービスを通すと、約0.9%の還元が追加で得られる(1.0%なのだが、「消費税分を計算に入れない」という独自の換算式による)。ハピタスのポイント交換先は、現金・dポイント・WAONポイントなどが、手数料ゼロかつ1:1のレートで変換可能だ。まあ、必要最低ポイントが、基本500ptと少しだけ遠いのが気になるが、それ以外は、やったもん勝ちのサービスと言って良いであろう。
では、具体的な還元率について、考えていこう。例えば、「PSNカードの10000円券」を買うとする。まずは楽天ブックスにて1100ポイント(楽天カード使用時)、そしてハピタスにて91ポイントの還元が得られる。合計し、10000円で11191ポイント分が得られたということで、還元率は11.91%だ。ちなみに、1100楽天ポイントは通常ポイントということらしく、利便性も高い。
…というわけで。コンビニ等の10%還元の場合と比べて、1.9%しか変わらないが、こういった細かいものを積み上げていくのは、私は嫌いではない。また、コンビニのキャンペーンだと、10%の還元分は強制的にPSNウォレットに入るため、形式としてはPSNの11000ポイントまとめ買いになっていた。しかしながら、楽天ブックス+ハピタスの場合は、余剰分が「楽天通常ポイント」と「ハピタスポイント」に代わり、これらは現金に戻すことが可能だ。
そして、最後に述べたいメリットとして、これらの手続きは、全てネット上で完結する。コンビニのキャンペーンだと、どうしても「コンビニの実店舗に行き、そこでキャンペーン手順を確認しつつ、PSNカードを買う」という手間が掛かっていた。帰り道にコンビニがある人は良いのだが、私の場合は職場と家が近すぎて、コンビニに行くのは遠回りになる。一方で、楽天ブックス+ハピタスの場合は、インターネット上だけで行えるため、実店舗であたふたする必要は無い。PSNに課金するための10000円ぶんの12桁のコードも、すぐ画面上に表示される。コンビニよりも、家の中だけで完結させられるほうが、便利に決まっている。
ちなみに、今回の“楽天ブックスでのPSNカードのキャンペーン”は、3月11日の01:59まで(23:59ではない)の期間限定である。前回は12月・前々回は9月ということで、3ヶ月ごとに開催されるのかもしれない。定期的に補給をするのにはもってこいである。
そういうわけで。PSNのウォレットを切らしていた私も、モンハンワイルズのオンラインを遊ぶためや、DL版の激安ソフトの購入という目的を見越して、「楽天ブックス+ハピタス」のルートを使い、10000円分だけ補充しておいた。
…ちなみに、今回のポイント還元を得るために必要なものは、まずは「楽天カード」である。まあ、私も楽天系統のサービスを散々オススメしており、既に保有している人も多いと思うが、そうでなければ、この機会に作っておこう。制作ルートがいろいろあって、どれが最高還元なのか、正直、私にも分からないのだが、お馴染みの手段は「楽天カード ポイントサイト」で検索し、最も高い還元額が得られる物を使用する方式だ。または、もしよろしければ、【こちらの紹介リンク】を使っていただけると、私にも還元があって、凄く喜びます…。
――また、「ハピタス」についても、現在、新規登録キャンペーンを行っており、紹介サービスも存在するようだ。何やらよく分からないのだが、【こういう紹介リンク】を作れるようなので、こちらを使っていただけると、私が喜びます。ではでは、お互い、ポイ活がんばって生きましょう…。
(2025年3月29日)
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アメリカはUSAからKUSAに改名しよう! |
世界の株価は酷い状況だ。これまで、地球の経済成長を牽引してきた米国株が下落しつづけ、「暴落」という形容詞も、おぼろげながら見えてきた。具体的に言うと、ここ2週間で、株価は一気に半年ほど前の水準にまで戻ってしまった。つまり、半年以内に買った株は、全て赤字になっているということだ。私は、メインとしている長期投資の他、超短期~短期での売り買いも行っているので、このような下落は、かなりキツいのだ。
――やれ、その下落の理由も、わざわざ説明するまでもなく、皆さまハッキリ分かっているだろう。しかし、恐ろしいことに、まだ丸々4年が残っている。とんでもないことをしてくれた。あの、去年夏の“日銀ショック”ですら、最終的には数ヶ月で回復したが、今回ばっかりは、元凶が取り除かれるまで、当分は耐えの季節が続きそうである。まあ、これで皆さまも、「関税」という政策が、「『安くて質の良い海外製品を購入する』という選択肢を国民から奪う」という意味で、いかに有害であるか、よく分かってくれたはずだ。
それはともかく。投資計画としては、こういう時こそ、自分が正しいと思った方式を曲げてはならない。その一つが、私にとっては、証券会社が開催するキャンペーンへの応募である。
…やれ、去年10月の、PayPay証券からの10万ポイント(【日記:2024/10/30】)に引き続き、今年に入ってからも、マネックス証券にて1万円が当たった(【日記:2025/3/1】)。こういうプレゼント企画で、万を超えるお金が当選するなんてことは、そうそう無いものだが、それを私は、投資を始めてから、2回も経験しているのだ。買っても当たるとは限らないが、買わなければ絶対に当たらない。目指せ、“二度あることは三度ある”!
▼[継続]
楽天証券/【対象ファンドのどれを買っても必ず0.5%還元!】(~3月31日)
前回、2月の記事に載せたもの(【日記:2025/2/11】)である。つまり、自分用のメモだ。
正直、完全に株価の下落傾向が定着してしまった今、3月末までに価格が戻ることはおろか、下げ止まりをしてくれるかも怪しい。そういうわけで、あまり売り買いをしたくない時期(特に売り)なのだが、20万円の資本投入に対して+1000円の還元は、少しばかり場を暖めてくれるであろう。普段、私は、値動き幅の大きい銘柄を選んでいるが、こういう時期なら、あえて債券比率が高いような投資信託にするのもアリなのかな…。
▼楽天証券/【「楽天・高配当株式」シリーズ 新ファンド設定記念キャンペーン】(~4月30日)
世の中の投資戦略には、「株が値上がりしたときに売却をする」(キャピタルゲイン)という方式の他に、「配当金や株主優待を目当てとする」(インカムゲイン)といった方針がある。例えば、高配当で有名な個別株として、日本企業なら「日本たばこ産業」や「日本製鉄」などが知られている。だいたい、配当金が5%程度で、高配当と言われるらしい。例として、6000万円の資産があれば、それを5%の高配当株に投じることで、年間300万円を得られるということになる。まあ、人生は有限なので、そこまでお金を貯めて、かつ、使わないというのは、かなり難しい。とはいえ、サイドアームの一つとして、覚えておいて損はない。
そして。「高配当」と名の付いた投資信託は、そのように、配当金の高い会社の株を詰め合わせたセット商品である。運営方針としても、実際に、投資信託の保有者に対し、配当金を支給する(投資信託の配当金は「分配金」という名称)。そんなの当然だろうというところだが、例えば、いま最も冷たい「eMAXIS
Slim 米国株式」の分配金は、ずっと0円であり、運営会社が受け取った配当は、全額が自動的に株式へと再投資されているようだ。
ちなみに。配当金にこだわると、値上がり益を完全に捨てるというわけではない。例えば、国内株、かつ投資信託ではなくETFの例で恐縮だが、高配当銘柄の「[1489] NF・日経高配当50
ETF」、そして高配当ではない「[1321] NF・日経225
ETF」を比べてみると、前者のほうが伸びが良い時期も多い。そういうわけで、「高配当銘柄=株価の伸びは悪い」というのは誤りであり、少なくとも、投資計画の一つに入れておき、季節ごとの配当や、値動きの違いを楽しむという方式も、普通にアリだ。高配当銘柄は、定番の投資信託とは少し異なるものの、また違った魅力を持っていると言えるのである。
さて。そんな高配当投資信託についてのキャンペーンは、「3つのキャンペーン対象ファンドを、合計5万0000円以上購入する」という条件で、参加が可能だ。
その報酬は、抽選形式で、「1位:10万円×10名」「2位:5000円×200名様」「3位:1000円×500名様」「外れても:50万円を山分け(上限:1000円)」ということである。なぜか10万円の当選者だけ「様」が付いていない。抽選ということであるが、前述のPayPay証券もマネックス証券でも、抽選で万を超える額が当たってくれた。証券会社のキャンペーンは、参加者が少なく、なかなかの確率で当選してくれるのだ。外れた場合の山分けについても、恐らく、上限の1000円に達するのではないだろうか。
ちなみに。対象ファンドは3つだが、「3つ全てを2万0000円以上買うと、1~3位の当選率が10倍!」というヤケクソ気味の強化方法が用意されているため、基本的には、3つの銘柄を2万円ずつ買って、合計6万円で条件を満たすことになるだろう。対象銘柄は、以下の通りだ。
・【楽天・高配当株式・米国ファンド(四半期決算型)】
・【楽天・高配当株式・日本ファンド(四半期決算型)】
・【楽天・高配当株式・米国VYMファンド(四半期決算型)】
ちなみに。これらの銘柄は、どれも運用期間が短く、定番銘柄との比較は行えない。そもそも、年明けくらいからは、基本の株式市場が狂っているということもある…。ただまあ、僅かな運用実績や、元となるETFなどを参照してみたところ、そこまでめちゃくちゃな銘柄ということは無さそうで、少なくとも、投資計画の1つとして持ってみるというのは、悪くない選択肢であるように思う。よし、市場の状況がキツいけど、頑張って6万円を用意するぞ!
なお、このキャンペーンには、売却についての制限があり、「キャンペーン期間中の『購入額
- 売却額』」が判定基準となる。というわけで、短期で売りたい場合は、4月の下旬になってから買うと良いだろう。正直、今は早めに買うのが良いとは言い切れない時期であり、ちょっと怖いのだが、仕方ない。それが株というものだ。私は投資生活を続けるよ!(「私も続けるよ!」と返してあげてください)
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何か売却額が小さいなと思ったら、少しずつ手数料で削られていた… |
▼SBI証券/【おまかせスマート運用リリース記念ダブルキャンペーン】(~3月31日)
SBI証券は、かつては楽天証券と環境トップを争う2強という扱いだったらしく、今でもその流れのままSBIをオススメしている文献が存在する。しかしながら、私の解釈としては、完全に楽天の1強である。あのクレカ積立の歴史的改悪(【日記:2024/9/2】)以来、少なくとも、新規ユーザーにSBI証券を勧める理由は、全く無くなった。
と、そんなところなのだが、今回は、そのSBI証券のキャンペーンである。どうも、「三井住友DSアセットマネジメント」という会社が発売している、5つの「三井住友DS・バランスファンド」の1万0000円を超える購入によって、キャンペーン応募が完了するようだ。
さて。対象は、5つの銘柄であり、どれも2月末に運用を開始したということらしく、期間がごくごく僅かであり、正確な比較は不可能である。ただまあ、基本的には、MSCIコクサイやTOPIXなど、よく知られた指標をベースとしているらしく、全世界株と似たような値動きをするのだろうから、特に大きく心配をする必要は無いだろう。
そして、報酬は、抽選形式で「1位:10万円×20名」「2位:1万円×100名」「外れても:200万円を山分け(上限:2000円)」ということだ。まあ、例によって、証券会社のキャンペーンは参加人数が少ないので、高額当選も十分狙えるし、山分けも無視できない金額となってくれるだろう。売却に関する制限もないので、1万円のおまけとしては嬉しすぎる。3月末までと短いが、楽しく挑戦をしてみることにしよう。ちなみに、高額購入での応募口数アップも用意されているが、100万円以上で2倍、500万円以上で3倍、1000万円以上で5倍と、まあ厳しいため、条件を満たせる人はとても少ないであろう。
ところで。題名に“ダブルキャンペーン”と書かれているが、この、「SBI証券での投資信託の購入」は2つ目であり、1つ目は、「Twitter(現:X)で、SBI証券のアカウントをフォローし、対象ツイート(ポスト)をリツイート(リポスト)する」という条件が必要になる。証券会社のキャンペーンとは異なり、こういうTwitterのプレゼントというのは、まあ当たらないので、私はこちらに応募する気は無い。あくまで、投資を通した懸賞のみを狙っていく。
▼大和コネクト証券/株のタイムセール
・【Ponta編:3/12 &
3/26】
・【MoneyCanvas編:3/24
& 4/9】
お馴染み、株を割安で買えるキャンペーンが、2つ同時に告知された。Ponta編は、大和コネクト証券アプリのメインポイントをPontaに変えるだけ、MoneyCanvas編はエントリーをするだけであり、容易に参加できる。
ただし。私は、楽天に甘やかされて育った人間であるため、勘違いをしていたが、大和コネクト証券は、個別株の取引手数料が無料ではない。売り買いの往復で、国内株は約1%、米国株は約2%の手数料が掛かる。よって、1%OFFの銘柄は罠であり、仮に値動きが無かったとしても、得をするどころか、手数料分だけ資金が減ってしまう恐れがある。そういうわけで、値引き「額」だけでなく、パーセンテージにも注目して、このキャンペーンに参加していきたい。あくまで1%OFFが罠というだけであり、日本株なら2%・米国株なら3%OFF以上となる商品を買えば、ちゃんと得をできるはずだ。
(2025年3月29日)
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この「新しい町に行くと、何か問題が起きている」感が、極限にドラクエっぽい |
モンハンワイルズは、次の町へと進んだが、何と言うか、すごくドラクエ感があるストーリー進行となっている。
…まず、これまでのモンハンは、基本的に、「モンスターの出現の流れに、ストーリーのおまけを付けた」という感じであった。物語主導のように見せることもあるが、まあクエスト受注・同一拠点からの繰り返し出撃という形式を維持しており、説明が伏せられていても、「ああ、ここで新モンスターが出るんだな」と、ハッキリ分かるというものであった。
――それが、一転してワイルズでは、ようやく「メインシナリオの流れがあって、その中でモンスターが出現する」という形式であると、私の頭が理解するようになった。拠点は一つではなく、いろいろな場所に旅をしていく。また、各地には原住民が住んでおり、その人々との交流によって、物語が進んでいき、その中で無理なく、モンスターとの戦いが用意される。初めて、モンスターではなく、物語が主導している立場となったのだ。
ところで。今作の、「新しい村へ行って、そこで起こる事件を解決し、また次の村へと進んでいく」という形式は、「スクエニが作ったモンハン」という例の表現に、非常に当てはまるところがある。そう、すごくドラクエっぽいのだ。「禁足地」と呼ばれる舞台は、文明レベルとして、FF的というよりは、ドラクエのほうに近い。また、基本的に、人間同士の争いはあまり起こらないという作風も、ドラクエと重なるところがある。
――まあ、このゲームはモンハンなので、どの町でも、見た目が違うだけで、拠点としての機能は同じだ。武器屋に行けば、いつもの加工屋が待っており、素材を使って、全ての武器や防具を制作できる。だが、これがもし、「その町ごとの武器を販売する」であったら、一気にドラクエらしさが爆上がりするところであった。やれ、我々は「スクエニが作った」と言われると、どうしてもFFのほうを思いついてしまうが、そんなことは無かった。モンハンワイルズは、ドラクエワイルズだったのだ。まさか、今回はドラクエコラボが来るのか…?
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傷口を破壊すると傷口が消える(アタリハンテイ医学) |
そんな感じで。本日は物語を2パート進め、「ププロポル」「レ・ダウ」という、2体の完全新規モンスターと戦った。
…さて、ストーリーの内容については、まあ、少しだけ冷ややかな目で見ているのだが、その進行の形式には、大いに興味がある。また、育成ゲームとしては、毒属性の太刀が初めて作れるようになった。あの『サンブレイク』では、ずっと愛用していたこともあって、今回も真っ先に作り、相棒としていく予定である。サンブレイクと同じなら、効きにくい敵は居ても、全く効果が無いという相手はおらず、どの敵相手でも戦えるはずだ。
――その他、バトルシステムについても、一新された「食事」や、新たに登場した「傷口破壊」などについて、利用をしていくようになった。うむ、「傷口」については、どうやら「同じ場所を攻撃し続けると傷が開き、その部位の防御力が下がる。さらにダメージを蓄積させると、固定ダメージを与えて、傷口が消える」という内容のようだ。我々の世界の常識だと、傷口を攻撃し続けると、もっと大きな傷口になるはずだが、モンハン世界だと爆発し、その後に治るものらしい。うむ。現実世界の子供たちが真似をしないか心配だ。
そういうわけで。本日は、“白の孤影”アルシュベルドが、各地の看板モンスターたちに、エネルギー吸収アリーナを仕掛けているところまでである。うん、3月は日程がヤバいのだけれど、こんな感じで、何とか少しずつ進めていきたい…!
(2025年3月29日)
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天空のネーミングセンス |
DQ8にて、船を手に入れた後の物語上の順路は、「海辺の教会」とされている。確かに、船を手に入れたあと、そのまま直進すると、意味ありげな水路が開いており、「海竜」という何かありそうなモンスターが繰り返し登場することが印象付けられたのち、教会付近へと上陸が可能になる。そこから南下して、「ベルガラック」というカジノで有名な町にて情報収集をすると、次の行先が分かるという仕組みだ。
…やれ、海辺の教会はルーラの移動先としても登録され、セーブと無料回復が行えるうえに、そこでベルガラックについての情報も入手できる。当時の国民的ゲームらしく、船入手で自由度が急上昇したとはいえ、プレイヤーが露頭に迷ってしまわないよう、様々な点で調整が行き届いている。
――しかしながら、そのような配慮を無視して、初回プレイでの私は、サザンビーク近くの川から上陸をしていった覚えがある。サザンビークは、ベルガラックの次にイベントが起こる場所であり、この時点で訪れても、物語の進行には寄与しない。ただ、今回は、懐かしの初回プレイを踏襲していくということで、サザンビーク側からゲームを進めていく。そうそう、「スライムベホマズン」という、回復使いっぽい名称なのに、火力も高水準なモンスターが登場したりしたんだよな~。
そして。一通りサザンビーク側を探索した後は、そちらから陸路でベルガラックに行くこともできるのだが、ここはあえてゲーム側の順路に乗ってみようということで、まず海辺の教会へ行き、そこから南下をして、ベルガラックの門を叩いてみる。
…さて、ベルガラックは、カジノにて、PS2版における最強特技:双竜打ちを擁する鞭の最強品「グリンガムの鞭」や、超高性能な「はぐれメタルよろい」といった激レア装備が手に入るが、初回訪問の時点では閉鎖されており、カジノで遊ぶことも、商品を交換することもできない。そして、町を探索していくと、次の目的地は、北にある「闇の神殿」という場所であることが分かる。世界地図にも分かりやすく島が書かれているため、そちらへ向かえば良い。
という感じであり、物語を進めるためには、海辺の教会にルーラして、そこから海を北上していけば良いのだが、ここで逆にベルガラックから南下して、「キラーパンサー」の入手イベントを済ませておく。キラーパンサーは、陸で使える高速移動手段であり、約2倍の速度で移動が可能だ。ただし、ゲーム中でも示されているが、乗ることによって新たに行けるようになる場所は無い。また、雑魚敵との戦闘が発生しなくなるということもない。ただし、PS2版においては、歩行と比べて、エンカウントが発生する時間が同じくらい=移動距離に対する敵出現率は半分くらいになっている。
…さて、そんなキラーパンサーは、3DS版において、二重の意味での弱体化を強いられている。まず、第1に、シンボルエンカウントになった結果、徒歩でも雑魚を回避しやすくなり、移動のストレスが減った。第2に、画面が狭くなったため、高速移動の気持ち良さが減ってしまった。それどころか、シンボルエンカウントということで、敵に当たりやすくなり、むしろストレスが増えているかもしれない。
――その代わりと言っては何だが、3DS版では、下画面にタッチパネルでショートカットボタンが存在し、そこから「バウムレンのすず」を選ぶことで、簡単にキラーパンサーを呼び出せるようになっている。空を飛べるようになる「神鳥のたましい」といい、この手のアイテムは頻繁に使用するため、それを通常アイテム欄から分けて選べるというのは、良い判断である。意外と、DQ12では、右スティックメニュー的な場所に置かれているかもしれない…。
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う~ん、原作デザインのほうが頭おかしいな |
さて。このキラーパンサーは、ベルガラックから更に南に向かった先の「ラパンハウス」という施設でイベントを起こせる。ベルガラックのイベントで、“次の目的地は北”と示されているので、それを聞いて北へ船出をしてしまうと、キラーパンサーの入手自体を見落としてしまいがちである。
…実際、私の初回プレイでも、未入手で終わってしまった記憶があるが、それは恐らく、「サザンビークを先に訪問し」、かつ、「ベルガラックで話を聞いたあと、すぐに北へ向かった」の2つの条件が揃ってしまったことが理由であろう。まあ、無いなら無いで何とかなる移動手段だが、しかし、せっかくスタッフから用意された要素なのだから、使っていくべきだろう。ファイナルファンタジーで、チョコボがあるなら、乗ったほうが良いのだ。
そして、このイベントの概要はというと、ラパンハウスの「ラパン」という人物から、要するに、キラーパンサーの「バウムレン」を成仏させてやってほしいという頼み事をされる、というものである。直接的に死んでしまったとは言われないが、テキストから明らかに匂わされており、ゲームデザインとしても、それに気づくことが前提であろう。そして、イベントの内容は、「深き眠りのこな」というアイテムを、朝しか現れない不思議な木まで持っていく、というものだ。橋が壊れていて、回り道が必要なものの、戦闘や難解な謎解きは無く、ただ単に行くだけである。
…ということなのだが。「朝にしか木が現れない」という条件が厄介だ。DQ8では、昼に宿屋に泊まろうとすると、「次の朝まで休む」か「夜まで休む」を選択することができる(夜は「次の朝まで休む」だけ)を選ぶことができるが、フィールドにおいて、直接に時間を操作したり、時間の流れを加速させる方法はない。そういうわけで。このキラーパンサーイベントをスムーズに進めるためには、「①ベルガラックの宿屋で時間を夜にする」「②ラパンハウスで話を聞く」「③例の樹の場所まで移動し、朝まで待つ」の順番が良いと思われる。
――しかし、皆さまの予想通り、私はベルガラックで普通に昼からスタートしてしまい、木のふもとにて、昼→夕→夜→朝と待つことになってしまった。ちなみに、2011年のプレイでも同じ目に遭っていた(【プレイ日誌:第4話】)。やっぱり同じ人が同じゲームをやっても駄目だな…。
そういうわけで。西の大陸で当初できる用事を済ませたということで、次は闇の遺跡へと向かっていく。と言っても、そのままでは遺跡内部は探索できず、主人公たちは「太陽のカガミ」というアイテムを求めて、今度はサザンビーク地方でのおつかいを行っていくことになる。
…さて、サザンビークは、このゲームで最大と言える拠点であり、この中盤でのシナリオのほか、エンディングにも関わってきて、物語を大きく盛り上げてくれる。それでは次回は、この王城で繰り広げられる、DQ8最大のおつかいについて、攻略をしていこう!
(2025年3月29日)
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どう見ても黄チョコボです。ありがとうございました。 |
新作「モンスターハンターワイルズ」では、ストーリー演出に、かつて無いほどの力が入っている。
…さて、“モンスターハンター”というと、典型的な「ストーリーはおまけ」というゲームである。初代からオンラインゲームの要素を持ち、キャラクターメイクのシステムを取るということで、主人公(プレイヤーキャラ)には、これといった個性が付けられていない。また、ゲーム進行は、「①拠点にてクエストを受注し」、「②狩りのフィールドに出てモンスターを倒したりアイテムを集めたりしたあと」、「③また拠点に戻る」というシンプルな流れである。拠点は100%安全である。どれだけ緊迫した流れであっても、必ずクエストは1個ずつ攻略し、寄り道的なゲームプレイも常に行える。登場モンスターとは、素材集めというゲーム性の都合上、いつでも自由に戦える。そのため、世界に危機を及ぼすようなラスボス級であっても、普通に何度も登場する。それらのゲーム的な都合に加えて、シリーズを通し、人間vsモンスターがテーマであり、「人間同士の争い」や、「戦うことへの葛藤」「裏切り」「敵との共闘」「恋愛要素」などといったシナリオを盛り上げてくれる要素は、ほとんど登場しない。
――というわけで。根本的に、モンスターハンターでは、ストーリーを作るのが難しいのだ。作風からしても、メインシナリオで大きく盛り上げるよりは、クエストの紹介文や、モンスターの生態系などで、ユーザーたちに自由に想像して楽しんでもらったほうが良いのだろう。
しかしながら。そういった風潮を変えたかったためか、PS4等で登場した「ワールド&アイスボーン」、そしてスイッチ等での「ライズ&サンブレイク」では、それぞれストーリーに力を入れたようだ。しかしながら、それは不発であったと思われる。
…まず、『ワールド&アイスボーン』は、受付嬢がネタ化しているが、ネタ扱いされているだけマシであり、その他のキャラと言うと、大団長のゴリラっぷりくらいしか印象に残っていない。意味深な竜人族の人とかマジで何だったんだ。メインシナリオより、ウィッチャーコラボ(ワールド)や、ミラボレアス初戦時の陽気な推薦組(アイスボーン)など、小ネタ的な演出のほうが、むしろ印象に残っているくらいだ。
――また、『ライズ&サンブレイク』では、ライズは和風の世界観へと一新され、そしてサンブレイクでは「盟勇」(NPC戦闘員)として味方キャラを狩りに連れていけるようになった。これらにより、今までよりはストーリーが身近に感じるようになった。ただまあ、「ムービー単独で見応えがある」とか、「物語展開にあっと言わされる」「何度も見返したいシーンがある」などと、そういう類のものは無かった。まあ、その手の演出は、スクエニ作品など、ストーリー主導型のゲームに任せ、無理してモンハンでやる必要が無いようにも思う。とはいえ、「ゴッドイーター」など、狩りゲー(死語?)と漫画チックな物語演出を両立している作品もあるため、「次のモンハンのストーリーは、どうなるか」というのは、それなりに話題性のある題材となっている。
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「穴に落とされて戦闘スタート」など、凝った流れが多い |
という状況の中、新作の『ワイルズ』では、再び、正攻法でのストーリー強化が試みられている。
…まず、今回は、プレイヤーが喋る。前述の通り、モンハンはドラクエタイプの主人公制を取っており、過去作では、基本的にプレイヤーは喋らず、掛け声のほかは、簡単なセリフを話すのみであった。それが、今回は、ちゃんとした日本語を喋る。私は、別に拒否感とかは無いのだが、人によっては、「キッショ!
なんで喋るんだよ」という感じだろう。
――また、その他のキャラについて、アイルーも喋る。アイルーは、“猫のような見た目をした、シリーズを通してのマスコット”であり、『2ndG』(PSP/2008)からは、狩りに同行するキャラとしても出番が増えた。これまでも、文字としては、しっかりとした日本語を話していたが、音声面では、ネコの鳴き声を加工したような感じのものであった。それが『ワイルズ』では、男児をイメージしたかのようなボイスで、普通に日本語を喋る。これまた、「キッショ!
なんで喋るんだよ」という感じであるが、そのぶんだけ、ムービーにおける活躍も増えており、ストーリー強化の一環であると言える。
そして、実際のプレイとしても、現在はゲームを5時間ほどプレイしたところであり、まだまだ序盤であろうか、明らかに、プレイアブルなイベントシーンが目立つ。オープンベータにも入っていたが、オープニングからして、“バーラハーラ(砂地を泳ぐヘビのようなモンスター)と、移動しながら戦う”というダイナミックなシーンで始まる。よほど気に入っているのか、似たようなシーンがもう一度あった。
…また、その後も、「セクレト(チョコボのような乗り物)で、移動しながら会話したり、あたりを調査したりする」というシーンがある。なるほど、セクレトという乗り物を用意したのは、このようなストーリー演出を行いたかったからという理由もあるのだろう。その他、モンスターを発見するまでの流れや、討伐後の行動についても凝っており、これまでのように、「100%安全な拠点から出撃を繰り返すだけ」というのとは、一味違う感がある。
――さらに、純粋なイベントシーンの量としても、これまでのモンハンより遥かに多い。舞台は、「禁足地」と呼ばれる新たな世界であり、原住民と協力しながら、「白の孤影」と呼ばれるモンスターを追い求めていく。その原住民の一人である「ナタ」という黒人の少年が、今作の主要人物と言えそうだ。
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なぜこいつだけ異様に甘やかされるのか? |
さて。それらの事態を揶揄したのが、本日の題名である「スクエニの作ったモンハン」という言葉のようだ。
…まず、ストーリー演出自体の長さもそうだが、「移動しながら会話する」というシーンは、スキップできないことが多く、周回プレイでは非難のやり玉にあがる。今作は、PS5世代のハードを対象としており、ロード時間を稼ぐためという意味でも無いだろう。ゲームプレイとシナリオ演出が融合したかのようなアクションシーンも、最初は楽しいが、純粋に狩猟を楽しみたい人にとっては、邪魔になりかねない。
――また、主要キャラのナタは、どうやら“足手まとい系ヒロイン”的な役回りらしく、「皆の役に立とうと思って、余計な行動をし、かえって事態を悪化させる。そして、その尻拭いを、プレイヤーが行わされる」という形で、ストーリーが進んでいく。見た目的にも、美少女や美少年というわけでもなく、アクション面でも、ハンターとして共闘してくれるわけでもない。そして、私が、悪い意味で印象に残ったのが、アルシュベルドを初めて見つけた際のセリフだ。「いた…」「あれは夢だったって、思いたかった。」「でも…」「夢なんかじゃ、なかった!」と、4つもセリフを使って、非常に回りくどい発言を行う。いや、そこは、「あれが村を襲った魔物、『白の孤影』だ!」と、素早く報告すべきだろう。そんな緊迫した状況なのに、ナタのセリフを待ってあげる調査団の面々にも、違和感がある。とまあ、そんな感じで、ナタについては、作品内部での扱いとは異なり、好感が持てるとか、守ってやりたいとか、成長を支えていきたいとか、そういう印象は持てないものだ。
とまあ、そんな『ワイルズ』の問題点を指摘するのが、「スクエニのモンハン」という表現だそうだ。ちなみに、褒め言葉としては使われていない。例えば、スラッとしたデザインのイケメン男女が登場しているとか、ムービーにカッチョいい構図が取り入れられている(※実際、ワイルズのムービーには、従来よりもステキな構図は多い)とか、そういう肯定的な意味ではないのだ。
…とはいえ。私としては、これまでと違うことを行うのは、良いのではないだろうかと思う。確かに、飛ばせないイベントシーンは、人によっては初回プレイですらウンザリするかもしれない。ただ、モンハン作品のストーリー部分は、プレイ時間の1割にも満たない。だから、それくらいは、ゆっくり焦らず遊んでみようと思っている。それに、世界観への理解が深まれば、また楽しさの質も変わってくるというものだ。どうせ最終的には、クエスト受注→モンスター撃破の繰り返しとなる。だから、そこまでの過程は、大切にしたいというものだ。
――さて。個人的には、似たように“ストーリーはおまけ”と言われていた「地球防衛軍」シリーズが、最新作の『6』で唐突に大作RPG並の物語をぶつけてきて、ビックリしたが、満足度が大きく上がったことを覚えている。さて、モンスターハンターはどうなのか。まずは、『ワイルズ』のシナリオだな。
(2025年3月29日)
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ジョッww
ジョッww ジョッw
ジョーシーンwwww |
日本の個別株には、「株主優待」というシステムが存在する。通常、単元株=100株以上の購入により、株式の配当金とは別に、特別な食品セットの送付や、クオカード、割引券の入手…などといった特典を得られるという内容だ。
…さて、この株主優待については、基本的に、単元株=100株の保有が必要になるという条件がネックだ。必要な資金は、安くて7~8万、通常は30万円程度の原資金が必要となる。それで、1年に1回や2回、多くて数千円程度の商品を得られたところで、だから何なのだという感がある。個別株ということで、値段が下がってしまえば、それきり戻らないと危険性も高い。私は、優待狙いで買うよりも、もともと配当金が高い銘柄に投資をするか、または、S&P500などといった定番の商品を購入して、その売却益を得たほうが良いと考えている。
――しかしながら、世の中には、数は非常に少ないものの、たった1株の保有で株主優待を受け取れるという会社が存在する。それならば、原資金は、上記の1/100、つまり数百~数千円で良いということになる。その中でも、特にメリットの大きい銘柄を、本日は2つ、紹介してみることにしよう。
まず、1つ目の銘柄は、「[8173] 上新電機」だ。ご存じ、電機小売店の「ジョーシン」を運営している会社である。ちなみに、私は、仕事の都合で、新潟県上越市に住んでいる時に、初めて「ジョーシン」を訪れたため、なんとなく名前のイメージが似ていることもあって、新潟のローカル店舗かと思っていた。だが、別にそんなことはなく、大阪発祥の全国チェーンであり、私の故郷である三重県にも存在するし、いま住んでいる場所にもある。
…さて、上新電機の株主優待は、「1株保有で、年1回、総計5000円の割引券が貰える」という内容である(オンラインストアでも使える)。ジョーシンの株価は、2月28日の
――しかしながら、もちろんそこまで上手い話があるわけではなく、この計5000円の割引券は、200円券×25枚となっており、2000円の会計ごとに、1枚が使えるというルールになっている。つまり、1割引のクーポン券である。しかも、概ね12月頭に到着し、次の3月31日まで使用可能ということで、期限は4ヶ月と短い。その期間に、消耗品ではない電化製品を必ず5万円買うかと言われれば、そうではない人が多いだろうから、余すことなく有効活用するのは難しいと言える。
しかしながら。このジョーシンの株主優待券は、フリマアプリで売却可能である。価格はいろいろのようだが、概ね1000円程度で売れるようだ。手数料+送料を払ったとして、800円くらいは残るため、それを前提とすれば、優待利回りは約40%である。ちなみに、配当金もなかなか高く、前年は90円・今年は100円と言われているらしい。それを考えれば、合計利回りは約45%、1株買いの中でも、ぶっちぎりの最強銘柄と断言して良いだろう。
…ちなみに。ここでは、「優待券を売却する」というパターンを紹介したが、もちろん、それ以外の使い方も存在する。まずは、普通に、自分の買い物で使うという方法だ。ジョーシンは、家電製品だけでなく、ゲーム機本体&ソフトウェア、そしてその他の玩具も取り扱っている。例えば、いま現在、PS5本体は、「新生活セール」と銘打って、定価7万9980円に対し、7万2980円(ディスクドライブあり版)で購入可能だ。その他、モンハンワイルズ同梱版についても、少し前から7万9980円で発売中である。DL版ソフトと同じく、物理媒体の商品についても、ブラックフライデー以来、いろいろな形でセールをし始めたようだ。何はともあれ、こういった高額商品で、自分の株主優待券を使えれば、5000円割引券をそのまま5000円に変換できる。優待利回り200%を超える、まさに錬金術となる。
――また、そこから更に派生して、株を一切やらない人の場合でも、ジョーシンで大きな買い物をする際に、フリマアプリで優待券を購入するというやり方が考えられる。約1000円で購入して、例えば新生活のために冷蔵庫やテレビを買う場合、それに5000円の割引券を当てられれば、約4000円の得となる。私は、このようなパターンとして、イオンの株主優待券を使用しているが、1000円分が800円で買えるという程度であり、全体から見ると2%程度の割引にしかならない(もちろん、食品や生活雑貨など、生活必需品が全商品2%OFFというのは侮れないのだが)。だが、ジョーシンの優待券であれば、それよりも遥かに大きな割引率を得られる。例えば、去年11月に発売し、未だに一切のセールをしていないPS5proも、事実上、約8000円引きで購入可能となるのだ。
ちなみに。ジョーシンが、このように、たった1株で5000円という爆裂サービス優待券を配布している理由だが、もちろん投資家からの資金を集めたいという事情もあるだろうが、その他にも、1割引であったとしても、商品を買ってもらえれば嬉しいのだろう。
…やれ、向こうが勝手に配ってきているのだから、それを利用しない手は無い。そういうわけで、株を買う人も買わない人も、また自分で使う人もフリマアプリで売り買いする人も、どんどんこのジョーシンの優待システムを使っていこうではないか。
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「真似」は関係なく、マネー+アネックス…でもなく、MONEYのYを1文字進めたらしい |
さて。もう一つの銘柄は、「[8698]
マネックスグループ」である。お馴染み「マネックス証券」の運営会社だ。
…やれ、同証券は、クレカとして、「dカード」、および「マネックスカード」で積立投資が可能であるが、どちらも審査がやや厳しめであり、私は落とされた(※私については落とすほうが普通)。また、クレカ積立のポイント還元率は「1.1%」と記されているが、10万円の積み立て投資を前提とした場合、計730ポイントとなり、そこまで高いわけではない。最強の「楽天証券」、基本の還元率が0.7%かつキャッシュレス決済が有名な「PayPay証券」、キャンペーン豊富でセゾンカードが3つの証券会社で使える「大和コネクト証券」と比べ、私には、特に優先する理由があるようには思えない。
が、そんなマネックス証券の宣伝施策の一つということか、株主優待として、マネックス証券の口座で「マネックスグループ」の株を持っていた場合、1株であっても、50マネックスポイントが付与されるようになった。ちなみに、年2回である。マネックスグループの株価は752円(2月28日の終値)で、後述するが、マネックスポイントは、余すことなく1ポイント=1円として容易に変換できる。純粋な配当金は、上下が激しいが、仮に20円としよう。合計で、752円に対し利回り120円、合計16%と、かなりの高利回りになってくれる。
――なお、かつては、100株以上の保有が必要、かつ、マネックス証券での取引を前提とした、複雑な体系となっていたようだ。しかしながら、この2025年3月31日を権利確定日とする優待から、保有株数のみが判定基準、かつ、1株からでも優待が貰えるという制度に変更をされたようだ(【公式のリリース】)。古い情報のまま載っているサイトもある(【マネックス証券の公式ページ】等)ので、注意をしておこう。ちなみに、マネックス証券の国内株の取引手数料は無料ではなく、1株保有の場合、売却時に52円の手数料が掛かる。しかし、こんなものは、優待を1年受け取れば即座に跳ね返せるため、問題は無いと言える。
さて。マネックスポイントの使い方だが、まずは基本として、投資信託の購入代金に利用ができる。さらに、他社ポイントへの変換ができ、dポイント・Pontaポイント・Amazonギフト券の3つは、1ポイント単位かつ手数料なしで交換可能だ。よって、使い道に困るようなことは無いであろう。
ちなみに。これらのことを知って、私は早速、マネックス証券で、「[8698]
マネックスグループ」を、1株だけ購入しようと思った。その際に、正体不明の1万0000円が、証券口座に存在することに気付いた。購入時に、連携しているイオン銀行から自動的に入金されたのかと思ったが、そちらの預金は無傷であり、違うようだ。
…ということで、記憶を紐解いていくと、どうやら、去年から行われていた3件の投資信託購入キャンペーン(【日記:2024/12/3】)のうち、どれか一つで、2位の1万円が当たっていたようだ。昨年10月の、PayPay証券における10万ポイント(【日記:2024/10/30】)に続いての、高額当選である。
――やれ、この手のキャンペーンは、私は楽しみでやっているつもりだが、めんどくさいかと言われれば、ハッキリ言って面倒だ。また、どれを買ってどれを売り、いついつまでに積み立てをして解除する…などという行為により、ただでさえ複雑な金銭管理が、更に混迷を極めてしまう。そのうえ、長期投資の基本原則からは大きく外れており、人々からは冷ややかな目で見られ、恐らくだが、証券会社からも、邪魔な存在と思われているだろう。だが、証券会社のキャンペーンというのは、概して参加人数が少なく、こうやって、高額当選という実績を残しているのも事実である。それに、様々な商品を買えるというのは、やはり楽しい面も存在する。よって私は、今後とも、この手のキャンペーンに、積極的に参加をしていきたい。
というわけで。本日は、1株購入の優待を利用する方法として、「[8173]
上新電機」と「[8698]
マネックスグループ」を紹介させていただいた。
…まあ、ド定番である、「全世界株や米国株に、長期・分散・積立投資をする」という方式だけでも、十分な資産形成ができる。ただまあ、新NISAも始まって1年以上が経ち、そろそろ皆さま、飽きてきてはいないだろうか?
私は、限界投資オタクとして、いろいろな楽しみ方を紹介していくので、それを参考に、やったりやらなかったりしてみてほしい。投資は、苦しいけど…楽しい!!
(2025年3月29日)
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